JPH0888599A - カバレッジ範囲増大とマクロ・ダイバーシティの実現法とその無線通信システムの無線サブシステム - Google Patents
カバレッジ範囲増大とマクロ・ダイバーシティの実現法とその無線通信システムの無線サブシステムInfo
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- JPH0888599A JPH0888599A JP7258216A JP25821695A JPH0888599A JP H0888599 A JPH0888599 A JP H0888599A JP 7258216 A JP7258216 A JP 7258216A JP 25821695 A JP25821695 A JP 25821695A JP H0888599 A JPH0888599 A JP H0888599A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/08—Access point devices
- H04W88/085—Access point devices with remote components
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
- H04B7/04—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
- H04B7/06—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
- H04B7/0602—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using antenna switching
- H04B7/0608—Antenna selection according to transmission parameters
- H04B7/061—Antenna selection according to transmission parameters using feedback from receiving side
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 N個のアンテナに結合した基地局を持つ無線
通信システムで1個の基地局からのカバレッジ範囲増大
とマクロダイバーシティを実現する方法を提供する。 【解決手段】 N個の制御メッセージをそれぞれその1
個のアンテナを介しこの基地局から送信し、移動体にア
ドレス指定したデータメッセージをアクティブ呼出の間
この移動体に先に割当てた特定の1個のアンテナを介し
送信するステップを有する。さらにこの移動体がその制
御メッセージとデータメッセージを受信しその制御メッ
セージを解析し最良アンテナを識別し、次にこの移動体
がフレームの前記特定のアンテナに対応するアップリン
ク制御スロットで最良アンテナを識別する新規アンテナ
要求をその基地局へ送信し、この基地局はこの最良アン
テナを利用してその移動体にアドレス指定した後続する
データメッセージを送信するステップを有する。
通信システムで1個の基地局からのカバレッジ範囲増大
とマクロダイバーシティを実現する方法を提供する。 【解決手段】 N個の制御メッセージをそれぞれその1
個のアンテナを介しこの基地局から送信し、移動体にア
ドレス指定したデータメッセージをアクティブ呼出の間
この移動体に先に割当てた特定の1個のアンテナを介し
送信するステップを有する。さらにこの移動体がその制
御メッセージとデータメッセージを受信しその制御メッ
セージを解析し最良アンテナを識別し、次にこの移動体
がフレームの前記特定のアンテナに対応するアップリン
ク制御スロットで最良アンテナを識別する新規アンテナ
要求をその基地局へ送信し、この基地局はこの最良アン
テナを利用してその移動体にアドレス指定した後続する
データメッセージを送信するステップを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に係り、特に無線通信システムにおける分布して設けた
切替え可能なアンテナの利用に関する。
に係り、特に無線通信システムにおける分布して設けた
切替え可能なアンテナの利用に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に無線通信システム(例えば、セル
方式電話システム)は比較的大きい地理的区域をカバー
するシステムである。この一般の無線通信システムでは
移動体ユニット(単に移動体と呼ぶ)は通常建物の外部
にあってタワー上の設けられた基地局と通信するがこれ
はそのカバレッジ範囲全体にわたって分布している。し
たがってここではこの一般の無線通信システムを“アウ
トドア”無線通信システムと呼ぶ。建物の内部の無線通
信システム(“インドア”無線通信システムと呼ぶ)の
確立が望まれている。このインドア無線通信システムで
はこの建物内部全体にわたって存在する移動体を好まし
くはサポートしそしてこの建物内に設けられ基地局と通
信する。しかしながらこのインドア無線通信システムに
は直面する多数の技術課題がある。
方式電話システム)は比較的大きい地理的区域をカバー
するシステムである。この一般の無線通信システムでは
移動体ユニット(単に移動体と呼ぶ)は通常建物の外部
にあってタワー上の設けられた基地局と通信するがこれ
はそのカバレッジ範囲全体にわたって分布している。し
たがってここではこの一般の無線通信システムを“アウ
トドア”無線通信システムと呼ぶ。建物の内部の無線通
信システム(“インドア”無線通信システムと呼ぶ)の
確立が望まれている。このインドア無線通信システムで
はこの建物内部全体にわたって存在する移動体を好まし
くはサポートしそしてこの建物内に設けられ基地局と通
信する。しかしながらこのインドア無線通信システムに
は直面する多数の技術課題がある。
【0003】ここでは、例えば、移動体の分布可能エリ
アは、公的に認可された送信電力レベルの電波を放射す
る単一アンテナを持つ基地局で得られるカバレッジ範囲
に比しこれよりもっと大きいエリアである。このカバレ
ッジ範囲を改善するため多数の複雑な基地局を利用する
と高価になってしまう。さらに、インドアRF(無線周
波)の伝搬路の特徴としてマルチパス・フェージングの
影響があってそのためこの所望信号の多数のコピーがこ
の伝搬路にある物体の反射や散乱によって生成する。こ
れらマルチパス信号は次のように互いに振幅と位相が変
動する。すなわち受信機ではこれらすべての信号のベク
トル・サムによって得られるRFキャリアの包絡線が位
置、時間および周波数の関数で振幅と位相の急速な変動
を受ける。
アは、公的に認可された送信電力レベルの電波を放射す
る単一アンテナを持つ基地局で得られるカバレッジ範囲
に比しこれよりもっと大きいエリアである。このカバレ
ッジ範囲を改善するため多数の複雑な基地局を利用する
と高価になってしまう。さらに、インドアRF(無線周
波)の伝搬路の特徴としてマルチパス・フェージングの
影響があってそのためこの所望信号の多数のコピーがこ
の伝搬路にある物体の反射や散乱によって生成する。こ
れらマルチパス信号は次のように互いに振幅と位相が変
動する。すなわち受信機ではこれらすべての信号のベク
トル・サムによって得られるRFキャリアの包絡線が位
置、時間および周波数の関数で振幅と位相の急速な変動
を受ける。
【0004】さらに、パルスつまりディジタル信号(無
線通信システムに通常使用する)は、互いに厳密な位相
と振幅の関係を持つ多数の周波数コンポーネントからで
きているが、これが時間と周波数の分散に起因しひずみ
になり易い(伝搬時間と伝搬路の減衰が周波数で変動す
る)。さらに、伝搬路の減衰は電力規則の広い範囲で距
離と方向の両者で変動するというのはその散乱と吸収の
性質が複雑であるためである。パルス・エネルギーの到
着は時間的にスプレッドするがこれは固定散乱体と移動
散乱体の両者から反射したそのパルスの多数の“コピ
ー”の受信に起因するためである。このパルスの個々の
レプリカがその受信機に伝搬路の距離が種々異なるため
種々異なる時間に到着する。このディジタル信号の時間
的遅延スプレッドによってシンボル間妨害(ISI)が
生じ、そのため所望の誤り率性能レベルに対し信号伝送
速度を限定する。
線通信システムに通常使用する)は、互いに厳密な位相
と振幅の関係を持つ多数の周波数コンポーネントからで
きているが、これが時間と周波数の分散に起因しひずみ
になり易い(伝搬時間と伝搬路の減衰が周波数で変動す
る)。さらに、伝搬路の減衰は電力規則の広い範囲で距
離と方向の両者で変動するというのはその散乱と吸収の
性質が複雑であるためである。パルス・エネルギーの到
着は時間的にスプレッドするがこれは固定散乱体と移動
散乱体の両者から反射したそのパルスの多数の“コピ
ー”の受信に起因するためである。このパルスの個々の
レプリカがその受信機に伝搬路の距離が種々異なるため
種々異なる時間に到着する。このディジタル信号の時間
的遅延スプレッドによってシンボル間妨害(ISI)が
生じ、そのため所望の誤り率性能レベルに対し信号伝送
速度を限定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】無線通信システム例え
ば、インドア無線通信システムにおいて前記フェージン
グに起因する技術的課題に効果的にかつ効率良く対処し
フェージングの影響を克服する有用なシステムが望まれ
ている。
ば、インドア無線通信システムにおいて前記フェージン
グに起因する技術的課題に効果的にかつ効率良く対処し
フェージングの影響を克服する有用なシステムが望まれ
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以下に説明する
無線通信システムで1個の基地局からカバレッジ範囲増
大を実現するシステムと方法を提供し前記フェージング
に起因する技術的課題を解決してその影響を低減しこの
技術分野の進歩を遂げる。すなわち、本発明の無線通信
システムではN個のアンテナに結合した基地局を持ち、
多数の高価な基地局を持たないものである。そのためマ
クロ・ダイバーシティを直接的に実現できつまり通信時
の信号ブロッキングを最小にできというのはその移動体
への伝搬特性が現使用のものよりさらに良好なアンテナ
を選択できるからである。移動体にはアクティブ呼出の
続行時間の間フレーム内のスロットと周波数チャネルが
通常割当てられる。
無線通信システムで1個の基地局からカバレッジ範囲増
大を実現するシステムと方法を提供し前記フェージング
に起因する技術的課題を解決してその影響を低減しこの
技術分野の進歩を遂げる。すなわち、本発明の無線通信
システムではN個のアンテナに結合した基地局を持ち、
多数の高価な基地局を持たないものである。そのためマ
クロ・ダイバーシティを直接的に実現できつまり通信時
の信号ブロッキングを最小にできというのはその移動体
への伝搬特性が現使用のものよりさらに良好なアンテナ
を選択できるからである。移動体にはアクティブ呼出の
続行時間の間フレーム内のスロットと周波数チャネルが
通常割当てられる。
【0007】この呼出が終了すると、そのチャネルとス
ロットの割当てはこの移動体から解除され他のアクティ
ブ呼出用システムまたはシステム機能に戻る。この移動
体はこのシステムの所望カバレッジ・エリア内の、ただ
し単一の基地局/アンテナの場合に及ぶカバレッジ・エ
リアの範囲外の、いずこかに存在することができる。通
常のシステムで行われるようにさらに基地局/アンテナ
のノードを追加することはしないで、本発明では次のよ
うに最適アンテナでその移動体に到達できるよう単一基
地局にさらにアンテナを追加する、つまり、本発明では
いずれのアクティブ通信チャネル/スロットでもそのア
クティブ呼出に含まれる移動体には最適位置に設けたア
ンテナを介して到達できるようアンテナを追加する。
ロットの割当てはこの移動体から解除され他のアクティ
ブ呼出用システムまたはシステム機能に戻る。この移動
体はこのシステムの所望カバレッジ・エリア内の、ただ
し単一の基地局/アンテナの場合に及ぶカバレッジ・エ
リアの範囲外の、いずこかに存在することができる。通
常のシステムで行われるようにさらに基地局/アンテナ
のノードを追加することはしないで、本発明では次のよ
うに最適アンテナでその移動体に到達できるよう単一基
地局にさらにアンテナを追加する、つまり、本発明では
いずれのアクティブ通信チャネル/スロットでもそのア
クティブ呼出に含まれる移動体には最適位置に設けたア
ンテナを介して到達できるようアンテナを追加する。
【0008】この移動体がそのシステム・エリアを移動
するにしたがってこの移動体は利用可能なすべてのアン
テナ(電波放射体)の送信を聴取しその基地局に利用可
能な放射体の中の“最良”の選択を連続的に通知するこ
とができる。そしてこの“最良”(注目する現移動体e
の予測で)の可能なリンク上での通信によってこの基地
局はその移動体を追従する。そこで単一基地局/アンテ
ナの組合わせよりもカバレッジ範囲は増大しその一方で
有効なマクロ・ダイバーシティが実現される、すなわち
本発明では注目する現移動体eの現位置で最良のアンテ
ナを選択することによって通信のための最良の伝搬リン
クを常に選択し利用する。次に本発明の動作を第1の実
施例のステップで以下に示す。この基地局からn個の制
御メッセージをその各アンテナを介して送信する制御メ
ッセージ送信ステップがある。
するにしたがってこの移動体は利用可能なすべてのアン
テナ(電波放射体)の送信を聴取しその基地局に利用可
能な放射体の中の“最良”の選択を連続的に通知するこ
とができる。そしてこの“最良”(注目する現移動体e
の予測で)の可能なリンク上での通信によってこの基地
局はその移動体を追従する。そこで単一基地局/アンテ
ナの組合わせよりもカバレッジ範囲は増大しその一方で
有効なマクロ・ダイバーシティが実現される、すなわち
本発明では注目する現移動体eの現位置で最良のアンテ
ナを選択することによって通信のための最良の伝搬リン
クを常に選択し利用する。次に本発明の動作を第1の実
施例のステップで以下に示す。この基地局からn個の制
御メッセージをその各アンテナを介して送信する制御メ
ッセージ送信ステップがある。
【0009】さらに移動体ユニットにアドレス指定した
データ・メッセージをその特定の呼出の間この移動体ユ
ニットに先に割当てたそのアンテナの中の特定の1個の
アンテナを介して送信するデータ・メッセージ送信ステ
ップがある。この移動体ユニットがその制御メッセージ
とデータ・メッセージを受信する受信ステップとその制
御メッセージを解析し最良アンテナを識別する解析ステ
ップがある。次にこの移動体ユニットはフレームの中の
アップリンク制御スロットでその最良アンテナを識別す
る新規アンテナ要求をその基地局へ送信する新規アンテ
ナ要求送信ステップがある。このアップリンク制御スロ
ットは前記アンテナの中のその特定の1個のアンテナに
対応する。この基地局はそのアンテナに変更しこれを、
その移動体の観点から決定したものであるが、その現
“最良”アンテナとして利用し続けその移動体ユニット
にアドレス指定した後続するデータ・メッセージを送信
する最良アンテナ利用ステップがある。
データ・メッセージをその特定の呼出の間この移動体ユ
ニットに先に割当てたそのアンテナの中の特定の1個の
アンテナを介して送信するデータ・メッセージ送信ステ
ップがある。この移動体ユニットがその制御メッセージ
とデータ・メッセージを受信する受信ステップとその制
御メッセージを解析し最良アンテナを識別する解析ステ
ップがある。次にこの移動体ユニットはフレームの中の
アップリンク制御スロットでその最良アンテナを識別す
る新規アンテナ要求をその基地局へ送信する新規アンテ
ナ要求送信ステップがある。このアップリンク制御スロ
ットは前記アンテナの中のその特定の1個のアンテナに
対応する。この基地局はそのアンテナに変更しこれを、
その移動体の観点から決定したものであるが、その現
“最良”アンテナとして利用し続けその移動体ユニット
にアドレス指定した後続するデータ・メッセージを送信
する最良アンテナ利用ステップがある。
【0010】次に本発明を第2の実施例で示す。この基
地局はフレームの中のダウンリンク制御/データ・スロ
ットのn個のアンテナ制御メッセージ・ビット・フィー
ルドでn個のアンテナ制御メッセージを送信する制御メ
ッセージ送信ステップがある。このダウンリンク制御/
データ・スロットはアクティブ呼出の際の移動体ユニッ
トに対応する。この各アンテナ制御メッセージはそのア
ンテナの中の1個のアンテナを介して送信される。また
この基地局はこのダウンリンク制御/データ・スロット
の別のビット・フィールドでその移動体ユニットにアド
レス指定したデータ・メッセージと他のシステム制御情
報を送信するが、ただしこのシステム制御/データ・メ
ッセージはその移動体ユニットに先に割当てたアンテナ
の中の特定の1個のアンテナを介しその特定の呼出の間
送信するシステム制御/データ・メッセージ送信ステッ
プがある。
地局はフレームの中のダウンリンク制御/データ・スロ
ットのn個のアンテナ制御メッセージ・ビット・フィー
ルドでn個のアンテナ制御メッセージを送信する制御メ
ッセージ送信ステップがある。このダウンリンク制御/
データ・スロットはアクティブ呼出の際の移動体ユニッ
トに対応する。この各アンテナ制御メッセージはそのア
ンテナの中の1個のアンテナを介して送信される。また
この基地局はこのダウンリンク制御/データ・スロット
の別のビット・フィールドでその移動体ユニットにアド
レス指定したデータ・メッセージと他のシステム制御情
報を送信するが、ただしこのシステム制御/データ・メ
ッセージはその移動体ユニットに先に割当てたアンテナ
の中の特定の1個のアンテナを介しその特定の呼出の間
送信するシステム制御/データ・メッセージ送信ステッ
プがある。
【0011】この移動体ユニットがそのアンテナ制御メ
ッセージならびにシステム制御メッセージおよびデータ
・メッセージを受信する受信ステップがあり、さらにこ
の制御メッセージの中のアンテナ制御メッセージ部分を
解析しこのアンテナの中から“最良”アンテナを識別す
る解析ステップがある。この移動体ユニットはこのフレ
ームの中のアップリンク制御/データ・スロットの制御
ビット・フレームでその最良アンテナを識別する新規ア
ンテナ要求をその基地局へ送信する新規アンテナ要求ス
テップがある。このアップリンク制御/データ・スロッ
トはアクティブ呼出の際のその移動体ユニットに対応す
る。このアップリンク制御/データ・スロットのn個の
アンテナ制御ビット・フィールドの各々は常にこのn個
のアンテナの中の特定の1個のアンテナに対応する。
ッセージならびにシステム制御メッセージおよびデータ
・メッセージを受信する受信ステップがあり、さらにこ
の制御メッセージの中のアンテナ制御メッセージ部分を
解析しこのアンテナの中から“最良”アンテナを識別す
る解析ステップがある。この移動体ユニットはこのフレ
ームの中のアップリンク制御/データ・スロットの制御
ビット・フレームでその最良アンテナを識別する新規ア
ンテナ要求をその基地局へ送信する新規アンテナ要求ス
テップがある。このアップリンク制御/データ・スロッ
トはアクティブ呼出の際のその移動体ユニットに対応す
る。このアップリンク制御/データ・スロットのn個の
アンテナ制御ビット・フィールドの各々は常にこのn個
のアンテナの中の特定の1個のアンテナに対応する。
【0012】この新規アンテナ要求に応答しこの“最
良”アンテナをこの基地局は利用しその移動体ユニット
にアドレス指定した1個以上の後続する制御/データ・
メッセージを送信する最良アンテナ利用ステップがあ
る。本発明ではマルチパスひずみを克服するのに十分な
別の処理プロセス(例えば、ミクロとマクロのダイバー
シティを利用)を提供し高品質の音声が得られる。本発
明が示すコスト効果は大きく(すなわち、手頃なコスト
で実現可能であり)というのはそのコストの大きくかか
るコンポーネントや回路は、このシステムの無線部分、
例えば、シンセサイザ、フィルタ、変復調の装置などに
対応するものであってこれらを本発明ではカバレッジ範
囲を増大しながら最小にするためである。
良”アンテナをこの基地局は利用しその移動体ユニット
にアドレス指定した1個以上の後続する制御/データ・
メッセージを送信する最良アンテナ利用ステップがあ
る。本発明ではマルチパスひずみを克服するのに十分な
別の処理プロセス(例えば、ミクロとマクロのダイバー
シティを利用)を提供し高品質の音声が得られる。本発
明が示すコスト効果は大きく(すなわち、手頃なコスト
で実現可能であり)というのはそのコストの大きくかか
るコンポーネントや回路は、このシステムの無線部分、
例えば、シンセサイザ、フィルタ、変復調の装置などに
対応するものであってこれらを本発明ではカバレッジ範
囲を増大しながら最小にするためである。
【0013】本発明ではチャネル当たりの帯域幅を最小
にし有効なスペクトル利用を保証しまたオーバロールの
周波数スペクトル占有を最小にする。所定のエリアで予
想される個々のシステムの密度に基づきチャネル数を推
定することができる。本発明では、そのRF電力レベル
は高性能を保証するためまた同一チャネル干渉隣接チャ
ネル妨害を最小にするため調節することができる。本発
明では(電力の増加ではなく)基地局当たりアンテナを
多数加えることによってカバレッジ問題を解決した。さ
らに多数のアンテナを利用してフェージング問題を克服
した。本発明ではその利用可能なスペクトルを検査しそ
の次に利用可能な“動いていない静かな”チャネルを識
別することによってチャネル/周波数の選択が達成され
る。
にし有効なスペクトル利用を保証しまたオーバロールの
周波数スペクトル占有を最小にする。所定のエリアで予
想される個々のシステムの密度に基づきチャネル数を推
定することができる。本発明では、そのRF電力レベル
は高性能を保証するためまた同一チャネル干渉隣接チャ
ネル妨害を最小にするため調節することができる。本発
明では(電力の増加ではなく)基地局当たりアンテナを
多数加えることによってカバレッジ問題を解決した。さ
らに多数のアンテナを利用してフェージング問題を克服
した。本発明ではその利用可能なスペクトルを検査しそ
の次に利用可能な“動いていない静かな”チャネルを識
別することによってチャネル/周波数の選択が達成され
る。
【0014】本発明の一実施例では、せいぜい1個のア
クティブ移動体ユニットを各ダウンリンク・スロットと
各アップリンク・スロットに割当てる。また本発明の別
の実施例では、複数のアクティブ移動体ユニットを多数
の周波数上で各ダウンリンク・スロットと各アップリン
ク・スロットに割当てる。この別の実施例では、特有の
周波数を同一ダウンリンク・スロットと同一アップリン
ク・スロットに割当てた各アクティブ移動体ユニットに
割当て本発明を実施する。
クティブ移動体ユニットを各ダウンリンク・スロットと
各アップリンク・スロットに割当てる。また本発明の別
の実施例では、複数のアクティブ移動体ユニットを多数
の周波数上で各ダウンリンク・スロットと各アップリン
ク・スロットに割当てる。この別の実施例では、特有の
周波数を同一ダウンリンク・スロットと同一アップリン
ク・スロットに割当てた各アクティブ移動体ユニットに
割当て本発明を実施する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の形態を各項目に分け以下
に説明する。 1.本発明の概要 本発明は、無線通信システムにおいて、切替えアンテナ
を利用してカバレッジ範囲を増大し、その一方で複雑で
高価な基地局の使用を最小にするシステムと方法に関す
る。またその結果、マクロ・ダイバーシティを直接的に
実現することができる。また本発明はこのRF分配シス
テムと方法を利用する無線通信システムに関する。本発
明の無線通信システムは、“インドア”無線システム、
すなわち、そのカバレッジ範囲をその建物および/また
はそれに設ける他の構造体に通常限定するインドア無線
システムの利用に適しているが、“アウトドア”などの
他のの種類の無線システムとしても同様に利用すること
が可能である。
に説明する。 1.本発明の概要 本発明は、無線通信システムにおいて、切替えアンテナ
を利用してカバレッジ範囲を増大し、その一方で複雑で
高価な基地局の使用を最小にするシステムと方法に関す
る。またその結果、マクロ・ダイバーシティを直接的に
実現することができる。また本発明はこのRF分配シス
テムと方法を利用する無線通信システムに関する。本発
明の無線通信システムは、“インドア”無線システム、
すなわち、そのカバレッジ範囲をその建物および/また
はそれに設ける他の構造体に通常限定するインドア無線
システムの利用に適しているが、“アウトドア”などの
他のの種類の無線システムとしても同様に利用すること
が可能である。
【0016】本発明は、1個以上の基地局と無線信号を
用いて通信する移動体端末(例えば、移動電話、ただし
“移動体端末”、“移動体ユニット”および“移動体”
を交換して使用可能の用語として用いる)をサポートす
る。これらの基地局は複数のアンテナにそれぞれ好まし
くは結合するというのは各基地局に結合した1個のアン
テナでは建物内部、特に多数階の建物内部のすべての場
所をカバレッジ範囲とするのには不十分であるからであ
る。この基地局は、好ましくは設定変更が容易でないよ
うに設けられており、より合せ対ケーブルを介して構内
交換機(PBX)またはキー・システムに戻りさらにそ
の電話網と接続する。次に本発明に適用可能であるアク
セス技術について説明する。
用いて通信する移動体端末(例えば、移動電話、ただし
“移動体端末”、“移動体ユニット”および“移動体”
を交換して使用可能の用語として用いる)をサポートす
る。これらの基地局は複数のアンテナにそれぞれ好まし
くは結合するというのは各基地局に結合した1個のアン
テナでは建物内部、特に多数階の建物内部のすべての場
所をカバレッジ範囲とするのには不十分であるからであ
る。この基地局は、好ましくは設定変更が容易でないよ
うに設けられており、より合せ対ケーブルを介して構内
交換機(PBX)またはキー・システムに戻りさらにそ
の電話網と接続する。次に本発明に適用可能であるアク
セス技術について説明する。
【0017】ここでは時分割多元/時分割二重(TDM
A/TDD)の接続方式を参照し本発明を説明する。し
かし、この技術分野の当業者には明らかなように、例え
ば、周波数分割多元接続(FDMA)、符号分割多元接
続(CDMA)、および周波数分割二重(FDD)のよ
うな他の接続方式でも本発明は適用可能である。本発明
には前述の伝搬の影響を克服する多数の特徴がある。こ
れらの特徴によって本発明は前述の伝搬問題を解決しそ
の一方で所望の音声品質とトラッフィク要求条件を満足
させる。特に、本発明はアンテナ・ダイバーシティを利
用し前述の多くの伝搬の影響を克服する。本発明では、
複数のアンテナ(その基地局に結合)をその建物全体じ
ゅうにくまなく分布させエリア・カバレッジを達成す
る。
A/TDD)の接続方式を参照し本発明を説明する。し
かし、この技術分野の当業者には明らかなように、例え
ば、周波数分割多元接続(FDMA)、符号分割多元接
続(CDMA)、および周波数分割二重(FDD)のよ
うな他の接続方式でも本発明は適用可能である。本発明
には前述の伝搬の影響を克服する多数の特徴がある。こ
れらの特徴によって本発明は前述の伝搬問題を解決しそ
の一方で所望の音声品質とトラッフィク要求条件を満足
させる。特に、本発明はアンテナ・ダイバーシティを利
用し前述の多くの伝搬の影響を克服する。本発明では、
複数のアンテナ(その基地局に結合)をその建物全体じ
ゅうにくまなく分布させエリア・カバレッジを達成す
る。
【0018】ここでまたこのアンテナ分布によって少く
とも1つのマルチパス環境の影響であるブロッキング
(またシャドーウィングとも呼ぶ)を克服するつまりマ
クロ・ダイバーシティと呼ぶ技術の適用によって克服す
る。さらに本発明には前述の伝搬の影響を克服する他の
特徴がある。具体的に本発明ではその基地局に結合した
アンテナは指向性があってマルチパスひずみの減少を助
ける。さらに各移動体ユニットには双対アンテナ(双対
で、選択可能または複合可能な偏波のアンテナ)があっ
て(ミクロ・ダイバーシティと呼ぶ)波長の一部分で生
じるフェージングの影響を防止する。TDDシステムに
おけるミクロ・ダイバーシティの選択は所定のフレーム
内の決定同様に高速とすることができるが、マクロ・ダ
イバーシティの選択には少くとも1個のフレーム遅延が
必要である。好都合なことにインドア・システムではそ
のチャネル上の周波数選択のマルチパス・フェージング
は殆どの表示フレーム長に対し比較的低速である。
とも1つのマルチパス環境の影響であるブロッキング
(またシャドーウィングとも呼ぶ)を克服するつまりマ
クロ・ダイバーシティと呼ぶ技術の適用によって克服す
る。さらに本発明には前述の伝搬の影響を克服する他の
特徴がある。具体的に本発明ではその基地局に結合した
アンテナは指向性があってマルチパスひずみの減少を助
ける。さらに各移動体ユニットには双対アンテナ(双対
で、選択可能または複合可能な偏波のアンテナ)があっ
て(ミクロ・ダイバーシティと呼ぶ)波長の一部分で生
じるフェージングの影響を防止する。TDDシステムに
おけるミクロ・ダイバーシティの選択は所定のフレーム
内の決定同様に高速とすることができるが、マクロ・ダ
イバーシティの選択には少くとも1個のフレーム遅延が
必要である。好都合なことにインドア・システムではそ
のチャネル上の周波数選択のマルチパス・フェージング
は殆どの表示フレーム長に対し比較的低速である。
【0019】2.本発明の構成 図1は、本発明の好ましい実施例の無線通信システム1
02を示すブロック図である。この無線通信システム1
02は1個以上のセル114を含む地理的エリアをカバ
ーするただしそれぞれこの各セル114には1個以上の
サブセル116がある(このセル114とサブセル11
6の大きさや形状は図1で分かり易いように誇張してあ
るが、実際上は、各セル114はそこに含まれるサブセ
ル116の大きさと形状にそれぞれ合致するものであ
る)。セルは、所定のシステム性能レベルがすでに確立
したある基地局に対する電波カバレッジ・エリアを指
す。サブセルは、所定のシステム性能を得た1個のアン
テナ放射体に対するカバレッジ・エリアを指す。
02を示すブロック図である。この無線通信システム1
02は1個以上のセル114を含む地理的エリアをカバ
ーするただしそれぞれこの各セル114には1個以上の
サブセル116がある(このセル114とサブセル11
6の大きさや形状は図1で分かり易いように誇張してあ
るが、実際上は、各セル114はそこに含まれるサブセ
ル116の大きさと形状にそれぞれ合致するものであ
る)。セルは、所定のシステム性能レベルがすでに確立
したある基地局に対する電波カバレッジ・エリアを指
す。サブセルは、所定のシステム性能を得た1個のアン
テナ放射体に対するカバレッジ・エリアを指す。
【0020】この無線通信システム102は、移動体ユ
ニット144のような移動体ユニットに無線通信サービ
スを提供するがこの移動体ユニット144は1個以上の
セル114内にまたはそれに接近して存在する。好まし
くは、各移動体ユニット144は(図示していないが)
2本のアンテナを持つ送/受信機ユニットを表す。これ
はミクロ・ダイバーシティと呼ばれる。各移動体ユニッ
ト144における双対アンテナが波長の一部分上で生ず
るフェージングの影響を防止する。各移動体ユニット1
44はそのチャネル品質に関する先の短期情報に基づき
そのローカル・アンテナ間の切替え時期を決定する。ま
たこの送/受信機ユニットは、マルチパスひずみの克服
をさらに助けるため適応等化回路を含むことができる。
ニット144のような移動体ユニットに無線通信サービ
スを提供するがこの移動体ユニット144は1個以上の
セル114内にまたはそれに接近して存在する。好まし
くは、各移動体ユニット144は(図示していないが)
2本のアンテナを持つ送/受信機ユニットを表す。これ
はミクロ・ダイバーシティと呼ばれる。各移動体ユニッ
ト144における双対アンテナが波長の一部分上で生ず
るフェージングの影響を防止する。各移動体ユニット1
44はそのチャネル品質に関する先の短期情報に基づき
そのローカル・アンテナ間の切替え時期を決定する。ま
たこの送/受信機ユニットは、マルチパスひずみの克服
をさらに助けるため適応等化回路を含むことができる。
【0021】例えば、この双対アンテナ出力の加重和を
形成することができるがこれは周期的に行いまたこれを
その送受信機に利用可能とすることができる。この移動
体ユニット144の特徴を以下にさらに説明する。この
無線通信システム102は、建物のような構造体内に設
定することができ、または構造体の結合体に設定するこ
とができる。例えば、各セル114を建物のフロアに対
応することも可能である。または、図9のセル114、
126、のような多数のセルを同一フロアの様々のエリ
アに対応することも可能である。ただしここで注記する
ことは、本発明の無線通信システム102は構造体の外
部用にも同様に適用でき、さらに1個以上の構造体の内
部と外部の両者の利用にも適用することができる。
形成することができるがこれは周期的に行いまたこれを
その送受信機に利用可能とすることができる。この移動
体ユニット144の特徴を以下にさらに説明する。この
無線通信システム102は、建物のような構造体内に設
定することができ、または構造体の結合体に設定するこ
とができる。例えば、各セル114を建物のフロアに対
応することも可能である。または、図9のセル114、
126、のような多数のセルを同一フロアの様々のエリ
アに対応することも可能である。ただしここで注記する
ことは、本発明の無線通信システム102は構造体の外
部用にも同様に適用でき、さらに1個以上の構造体の内
部と外部の両者の利用にも適用することができる。
【0022】この無線通信システム102には1個以上
の無線固定基地(WFB)局110、以下単に“基地
局”と呼ぶ、がある。各基地局110はそれぞれRF切
替器112に結合する。各切替器112はRF(無線周
波)多数位置切替器であってその位置間に20dBより
良好なRF分離を持つ周知のものを挙げることができ
る。さらに、この切替器はTDMA/TDDシステムに
おいてそのスロット内部またはフレーム内部の速度と見
合った切替え速度を持つ必要がある。各切替器112は
1個以上のセル・アンテナ・ユニット(CAU)118
にそれぞれ結合する。各切替器112にそれぞれ結合し
たセル・アンテナ・ユニット118数は切替器に応じて
変るが図9に示すようにすべての切替器112、124
に対し同数の場合も可能である。
の無線固定基地(WFB)局110、以下単に“基地
局”と呼ぶ、がある。各基地局110はそれぞれRF切
替器112に結合する。各切替器112はRF(無線周
波)多数位置切替器であってその位置間に20dBより
良好なRF分離を持つ周知のものを挙げることができ
る。さらに、この切替器はTDMA/TDDシステムに
おいてそのスロット内部またはフレーム内部の速度と見
合った切替え速度を持つ必要がある。各切替器112は
1個以上のセル・アンテナ・ユニット(CAU)118
にそれぞれ結合する。各切替器112にそれぞれ結合し
たセル・アンテナ・ユニット118数は切替器に応じて
変るが図9に示すようにすべての切替器112、124
に対し同数の場合も可能である。
【0023】図1に示す実施例では、その切替器112
は4個のセル・アンテナ・ユニット118に結合する。
基地局当たりの4個のCAUe(注目する現移動体eつ
いて)はシステム性能とコストの観点から最適と考えら
れる。このセル・アンテナ・ユニット118は、二重の
目的の役目、つまり、マルチパス・フェージングを回避
および/またはこれを克服するための空間ダイバーシテ
ィと1個の基地局からの地点カバレッジ範囲の増大の二
重の目的の役目をする。この種類のダイバーシティをマ
クロ・ダイバーシティと呼び、このセル・アンテナ・ユ
ニット118間の(波長に比し)相対的間隔が広いこと
を表す。ここで地点カバレッジに関してこのセルアンテ
ナ・ユニット118は注目する範囲全体にわたって配置
されるがその目的はリモート端末位置におけるマルチパ
ス・フェージングを克服し完全な電波カバレッジを保証
するためである。
は4個のセル・アンテナ・ユニット118に結合する。
基地局当たりの4個のCAUe(注目する現移動体eつ
いて)はシステム性能とコストの観点から最適と考えら
れる。このセル・アンテナ・ユニット118は、二重の
目的の役目、つまり、マルチパス・フェージングを回避
および/またはこれを克服するための空間ダイバーシテ
ィと1個の基地局からの地点カバレッジ範囲の増大の二
重の目的の役目をする。この種類のダイバーシティをマ
クロ・ダイバーシティと呼び、このセル・アンテナ・ユ
ニット118間の(波長に比し)相対的間隔が広いこと
を表す。ここで地点カバレッジに関してこのセルアンテ
ナ・ユニット118は注目する範囲全体にわたって配置
されるがその目的はリモート端末位置におけるマルチパ
ス・フェージングを克服し完全な電波カバレッジを保証
するためである。
【0024】具体的には、このセル114の中の各サブ
セル116に1個のセル・アンテナ・ユニット118を
配置する。複数のセル・アンテナ・ユニット118を持
つことで基地局110を少くすることが可能(ただし、
さもなければ、各サブセル116に対し1個の基地局な
らびにその付随するインタフェース(例えば、108)
およびコントローラ(例えば、140)が必要となる)
となり、基地局を少くできることでシステム設備や利用
を単純化できシステム・コストを最小にできる。このセ
ル・アンテナ・ユニット118はそれぞれその基地局1
10に、好ましくは同軸ケーブルを介して、結合する
が、ただしこのケーブルは長さがそれぞれ約200フィ
ート以下である。
セル116に1個のセル・アンテナ・ユニット118を
配置する。複数のセル・アンテナ・ユニット118を持
つことで基地局110を少くすることが可能(ただし、
さもなければ、各サブセル116に対し1個の基地局な
らびにその付随するインタフェース(例えば、108)
およびコントローラ(例えば、140)が必要となる)
となり、基地局を少くできることでシステム設備や利用
を単純化できシステム・コストを最小にできる。このセ
ル・アンテナ・ユニット118はそれぞれその基地局1
10に、好ましくは同軸ケーブルを介して、結合する
が、ただしこのケーブルは長さがそれぞれ約200フィ
ート以下である。
【0025】各セル・アンテナ・ユニット118には好
ましくはアンテナとデュプレクサがある。ケーブル・ロ
スを克服するためにデュプレクサを、TDD動作に対
し、利用するが、好ましくはこれにはペアのRF(無線
周波)切替器があり、さらにはその種々の移動体144
への送信用に電力増幅器があり、さらにはその種々の移
動体144からの受信用に低ノイズ増幅器がある。この
同軸ケーブル上でこれら増幅器用のDC電力や送受信選
択用制御信号が送られる。このアンテナ118からの最
大送信機電力は、ピーク電力で100mWに好ましくは
限定される。送信機電力は隣接チャネル妨害を最小にし
システム・カバレッジの必要に適応するよう制御され
る。この切替器112はそのそれぞれの基地局110を
そのそれぞれのセル・アンテナ・ユニット118に選択
的に結合する。
ましくはアンテナとデュプレクサがある。ケーブル・ロ
スを克服するためにデュプレクサを、TDD動作に対
し、利用するが、好ましくはこれにはペアのRF(無線
周波)切替器があり、さらにはその種々の移動体144
への送信用に電力増幅器があり、さらにはその種々の移
動体144からの受信用に低ノイズ増幅器がある。この
同軸ケーブル上でこれら増幅器用のDC電力や送受信選
択用制御信号が送られる。このアンテナ118からの最
大送信機電力は、ピーク電力で100mWに好ましくは
限定される。送信機電力は隣接チャネル妨害を最小にし
システム・カバレッジの必要に適応するよう制御され
る。この切替器112はそのそれぞれの基地局110を
そのそれぞれのセル・アンテナ・ユニット118に選択
的に結合する。
【0026】どの瞬間も、各基地局110はその切替器
112を介してある1個のセル・アンテナ・ユニット1
18に結合する。例えば、ある瞬間、基地局110は1
個のセル・アンテナ・ユニット118Aに切替器112
を介して結合する。各基地局110は、時分割多元接続
(TDMA)方式および/または時分割二重(TDD)
の接続方式の無線システムの基地局である。TDMA/
TDDシステムでは連続タイム・スロットを利用し情報
を交互に送受信する。一般的にはこれら送受信タイムス
ロットはグループにまとめられフレームとして規定され
る。各基地局110には、トランシーバ(トランスミッ
タ/レシーバ複合体)があってこれがそのそれぞれの切
替器112に結合する。
112を介してある1個のセル・アンテナ・ユニット1
18に結合する。例えば、ある瞬間、基地局110は1
個のセル・アンテナ・ユニット118Aに切替器112
を介して結合する。各基地局110は、時分割多元接続
(TDMA)方式および/または時分割二重(TDD)
の接続方式の無線システムの基地局である。TDMA/
TDDシステムでは連続タイム・スロットを利用し情報
を交互に送受信する。一般的にはこれら送受信タイムス
ロットはグループにまとめられフレームとして規定され
る。各基地局110には、トランシーバ(トランスミッ
タ/レシーバ複合体)があってこれがそのそれぞれの切
替器112に結合する。
【0027】各基地局110は周知の無線通信技術を用
いて情報を移動体ユニット144とセル・アンテナ・ユ
ニット118を介して交換する。この基地局の送信機と
受信機は、その切替器およびその選択したセル・アンテ
ナとこのフレームのダウンリンク部分とアップリンク部
分と同期が取られ交互に結合する。ダウンリンクはその
基地局から移動体への下りの送信を指し、アップリンク
はこの移動体からその基地局への上りの送信を指す。こ
こでM−ary FSKや M−ary PSKのよう
なディジタル変調法が好まれる。またここですべての配
置基地局は最低システム内妨害に対しそれらの送受信サ
イクルに関し同期が取られる。
いて情報を移動体ユニット144とセル・アンテナ・ユ
ニット118を介して交換する。この基地局の送信機と
受信機は、その切替器およびその選択したセル・アンテ
ナとこのフレームのダウンリンク部分とアップリンク部
分と同期が取られ交互に結合する。ダウンリンクはその
基地局から移動体への下りの送信を指し、アップリンク
はこの移動体からその基地局への上りの送信を指す。こ
こでM−ary FSKや M−ary PSKのよう
なディジタル変調法が好まれる。またここですべての配
置基地局は最低システム内妨害に対しそれらの送受信サ
イクルに関し同期が取られる。
【0028】3. 本発明の一般動作 本発明では、移動体ユニット144は(例えば、基地局
110のような)基地局とこの基地局110に結合した
アンテナの中の(例えば、アンテナ118Aのような)
1個のアンテナを介し通信する。このアンテナ118A
を用いてその移動体ユニット144と通信するのに先だ
ってこの基地局110は適当なコマンドをその切替器1
12に送ってその切替器112にこのアンテナ118A
と(この基地局110を)結合するよう命令する。この
移動体ユニット144はそのすべてのアンテナ118A
ないし118Dからの送信を聴取している。もしこの移
動体ユニット144が(現在使用中ではない)アンテナ
118Bないし118Dの中のある1個のアンテナが現
在使用中のアンテナより“より良好”である(説明上仮
にアンテナ118Cをこの“より良好な”アンテナとす
る)と決定すると、この移動体ユニット144はその基
地局110へこの“より良好な”アンテナ118Cを識
別するメッセージを送信する。
110のような)基地局とこの基地局110に結合した
アンテナの中の(例えば、アンテナ118Aのような)
1個のアンテナを介し通信する。このアンテナ118A
を用いてその移動体ユニット144と通信するのに先だ
ってこの基地局110は適当なコマンドをその切替器1
12に送ってその切替器112にこのアンテナ118A
と(この基地局110を)結合するよう命令する。この
移動体ユニット144はそのすべてのアンテナ118A
ないし118Dからの送信を聴取している。もしこの移
動体ユニット144が(現在使用中ではない)アンテナ
118Bないし118Dの中のある1個のアンテナが現
在使用中のアンテナより“より良好”である(説明上仮
にアンテナ118Cをこの“より良好な”アンテナとす
る)と決定すると、この移動体ユニット144はその基
地局110へこの“より良好な”アンテナ118Cを識
別するメッセージを送信する。
【0029】次にこの基地局110はこの“より良好
な”アンテナ118Cを用いてこの移動体ユニット14
4と通信する。本発明のこの動作は、この各基地局11
0に含まれる基地局コントローラ140によって、ただ
し各移動体ユニット144に含まれる移動体ユニット・
コントローラ146との組合わせで、好ましくは遂行さ
れる。以下に、マクロ・ダイバーシティに関する本発明
の動作とともにこれらのコントローラ140、146に
ついて詳しく説明する。前述のように各移動体ユニット
114はそのアンテナ118からの送信を聴取し“最
良”アンテナを決定する。この最良アンテナ決定法につ
いては以下に説明する。
な”アンテナ118Cを用いてこの移動体ユニット14
4と通信する。本発明のこの動作は、この各基地局11
0に含まれる基地局コントローラ140によって、ただ
し各移動体ユニット144に含まれる移動体ユニット・
コントローラ146との組合わせで、好ましくは遂行さ
れる。以下に、マクロ・ダイバーシティに関する本発明
の動作とともにこれらのコントローラ140、146に
ついて詳しく説明する。前述のように各移動体ユニット
114はそのアンテナ118からの送信を聴取し“最
良”アンテナを決定する。この最良アンテナ決定法につ
いては以下に説明する。
【0030】“最良”アンテナの決定は、実施の形態に
従うインプルメンテーション従属型の多数の要素に基づ
き行う。例えば、この“最良”アンテナの決定は受信信
号強度表示(RSSI)に基づき行うことができる。ま
たは、この“最良”アンテナの決定はビット誤り率(B
ER)(例えば、疑似エラー・カウントと呼ぶそのアイ
・パターン挿入からの瞬時誤り率を求める)に基づき行
うことができる。もしくは、この“最良”アンテナの決
定は前記例のなんらかの組合わせでもって行うこともで
きる。例えば、両方の要素に基づく決定を行うことによ
って不良アンテナを選択するチャンスを減少することが
できる。RSSIとBERを求める方法はこの技術分野
の当業者には周知の方法である。
従うインプルメンテーション従属型の多数の要素に基づ
き行う。例えば、この“最良”アンテナの決定は受信信
号強度表示(RSSI)に基づき行うことができる。ま
たは、この“最良”アンテナの決定はビット誤り率(B
ER)(例えば、疑似エラー・カウントと呼ぶそのアイ
・パターン挿入からの瞬時誤り率を求める)に基づき行
うことができる。もしくは、この“最良”アンテナの決
定は前記例のなんらかの組合わせでもって行うこともで
きる。例えば、両方の要素に基づく決定を行うことによ
って不良アンテナを選択するチャンスを減少することが
できる。RSSIとBERを求める方法はこの技術分野
の当業者には周知の方法である。
【0031】“最良”アンテナの決定は、その移動体ユ
ニット144で全面的に実施することも可能であり、ま
たはこの基地局110とその移動体ユニット144の両
者で実施することも可能である。前述のように、この移
動体ユニット144はその基地局110へそのそれぞれ
の“最良”アンテナの選択を通信する。この基地局11
0はインタフェース・モジュール108を介して構内交
換機(PBX)104に結合する。このインタフェース
・モジュール108はその基地局110からの無線信号
を標準的通信インタフェース、例えば、チップリング、
または認可されたいずれかのインタフェース、に変換す
る。このインタフェース・モジュール108の構造と動
作はこの技術分野の当業者には明らかである。
ニット144で全面的に実施することも可能であり、ま
たはこの基地局110とその移動体ユニット144の両
者で実施することも可能である。前述のように、この移
動体ユニット144はその基地局110へそのそれぞれ
の“最良”アンテナの選択を通信する。この基地局11
0はインタフェース・モジュール108を介して構内交
換機(PBX)104に結合する。このインタフェース
・モジュール108はその基地局110からの無線信号
を標準的通信インタフェース、例えば、チップリング、
または認可されたいずれかのインタフェース、に変換す
る。このインタフェース・モジュール108の構造と動
作はこの技術分野の当業者には明らかである。
【0032】このインタフェース・モジュール108
は、そのPBXeまたはその基地局110と一体化する
ことも可能であり、もしくは両者から別個とすことも可
能である。このインタフェース・モジュール108、基
地局110、切替器112およびアンテナ118が無線
サブシステム101を構成する。同様に、図9におい
て、そのインタフェース・モジュール120、基地局1
22、切替器124およびアンテナ130が別の無線サ
ブシステム103を構成する。この基地局110と移動
体ユニット144の動作は、ここに説明するように、各
基地局110に含まれる基地局コントローラ140と各
移動体ユニット144に含まれる移動体ユニット・コン
トローラ146を用いて好ましくは遂行される。
は、そのPBXeまたはその基地局110と一体化する
ことも可能であり、もしくは両者から別個とすことも可
能である。このインタフェース・モジュール108、基
地局110、切替器112およびアンテナ118が無線
サブシステム101を構成する。同様に、図9におい
て、そのインタフェース・モジュール120、基地局1
22、切替器124およびアンテナ130が別の無線サ
ブシステム103を構成する。この基地局110と移動
体ユニット144の動作は、ここに説明するように、各
基地局110に含まれる基地局コントローラ140と各
移動体ユニット144に含まれる移動体ユニット・コン
トローラ146を用いて好ましくは遂行される。
【0033】これらのコントローラ140、144は、
ハードウェア具体化のステート・マシンとすることも可
能であり、またはソフトウェアによって動作するプロセ
ッサとすることも可能であり、もしくは前記のなんらか
の組合わせとすることも可能である。このPBX104
はその無線サブシステム101を電話網106(これに
はローカルおよび/または遠距離ネットワークを含むこ
とができる)に結合する。このようにして、移動体ユニ
ット144はこの電話網106を介してこのセル114
の外部に所在する固定体ユニットおよび/または移動体
ユニットと通信することができる。このPBX104と
電話網106の構造と動作はこの技術分野の当業者には
明白である。
ハードウェア具体化のステート・マシンとすることも可
能であり、またはソフトウェアによって動作するプロセ
ッサとすることも可能であり、もしくは前記のなんらか
の組合わせとすることも可能である。このPBX104
はその無線サブシステム101を電話網106(これに
はローカルおよび/または遠距離ネットワークを含むこ
とができる)に結合する。このようにして、移動体ユニ
ット144はこの電話網106を介してこのセル114
の外部に所在する固定体ユニットおよび/または移動体
ユニットと通信することができる。このPBX104と
電話網106の構造と動作はこの技術分野の当業者には
明白である。
【0034】4. 本発明の第1の実施例 4.1 第1の実施例の説明 本発明の第1の実施例は図1と以上説明した構成を用い
る。またこれはミクロとマクロのダイバーシティを実現
しマルチパス・フェージングの影響を克服する。本発明
の第1の実施例では、そのフレームにおいて制御情報用
とデータ情報用に別々のスロットを提供する。各制御ス
ロットは特定のアンテナに専用とする。本発明の第1の
実施例は単一基地局の利用の場合に良く適用される。
る。またこれはミクロとマクロのダイバーシティを実現
しマルチパス・フェージングの影響を克服する。本発明
の第1の実施例では、そのフレームにおいて制御情報用
とデータ情報用に別々のスロットを提供する。各制御ス
ロットは特定のアンテナに専用とする。本発明の第1の
実施例は単一基地局の利用の場合に良く適用される。
【0035】4.2 フレームの構造(図2) 本発明の第1の実施例では、図2に示すようなTDMA
(時分割多元接続方式)フレームを用いてこの基地局1
10と移動体ユニット144間にデータ信号と制御信号
を転送する。この第1の実施例は1セル当たりのベース
の利用の場合に適用される。簡単のために、本発明の第
1の実施例の動作をこの無線サブシステム101を参照
し説明する。ところで説明しようとする手順はいずれの
実施の形態の場合でも基地局と移動体間の制御情報とデ
ータ情報の転送法として広く一般的にも有用なものであ
る。このフレーム202にはダウンリンク部分204と
アップリンク部分206がある。
(時分割多元接続方式)フレームを用いてこの基地局1
10と移動体ユニット144間にデータ信号と制御信号
を転送する。この第1の実施例は1セル当たりのベース
の利用の場合に適用される。簡単のために、本発明の第
1の実施例の動作をこの無線サブシステム101を参照
し説明する。ところで説明しようとする手順はいずれの
実施の形態の場合でも基地局と移動体間の制御情報とデ
ータ情報の転送法として広く一般的にも有用なものであ
る。このフレーム202にはダウンリンク部分204と
アップリンク部分206がある。
【0036】このダウンリンク部分204にはこの基地
局110からその移動体ユニット144へ送信するデー
タ信号と制御信号がある。このアップリンク部分206
にはこの移動体ユニット144からその基地局110へ
送信するデータ信号と制御信号がある。このダウンリン
ク部分204にはk個のダウンリンク制御スロット20
8とn個のダウンリンク・データ・スロット210があ
る。このアップリンク部分206にはk個のアップリン
ク制御スロット212とn個のアップリンク・データ・
スロット214がある。kはこの切替器112に結合し
たアンテナ118の数に等しい。したがって、図1に示
す実施例ではkは4である。図2に示すフレーム202
例ではnは5であり、ただしnの値はインプルメンテー
ション従属型の値である。
局110からその移動体ユニット144へ送信するデー
タ信号と制御信号がある。このアップリンク部分206
にはこの移動体ユニット144からその基地局110へ
送信するデータ信号と制御信号がある。このダウンリン
ク部分204にはk個のダウンリンク制御スロット20
8とn個のダウンリンク・データ・スロット210があ
る。このアップリンク部分206にはk個のアップリン
ク制御スロット212とn個のアップリンク・データ・
スロット214がある。kはこの切替器112に結合し
たアンテナ118の数に等しい。したがって、図1に示
す実施例ではkは4である。図2に示すフレーム202
例ではnは5であり、ただしnの値はインプルメンテー
ション従属型の値である。
【0037】ここで注記することは、制御信号はシステ
ム制御に影響を及ぼす信号を指し、一方データ信号はユ
ーザ・データを含む信号を指す。ここで理解する必要が
あることは、このデータ・スロット210、214は、
例えば、音声情報、ビデオ情報、ファクシミリ情報など
いずれの種類の情報でも伝えることができるものであ
る。ここで“データ・メッセージ”や“データ”など同
様の語句は今述べた例のようにあらゆる種類のユーザ情
報を指すものとする。各ダウンリンク制御スロット20
8はこの切替器112に結合したアンテナ118の中の
1個のアンテナに対応する。同様に、各アップリンク制
御スロット212はこの切替器112に結合したアンテ
ナ118の中の1個のアンテナに対応する。
ム制御に影響を及ぼす信号を指し、一方データ信号はユ
ーザ・データを含む信号を指す。ここで理解する必要が
あることは、このデータ・スロット210、214は、
例えば、音声情報、ビデオ情報、ファクシミリ情報など
いずれの種類の情報でも伝えることができるものであ
る。ここで“データ・メッセージ”や“データ”など同
様の語句は今述べた例のようにあらゆる種類のユーザ情
報を指すものとする。各ダウンリンク制御スロット20
8はこの切替器112に結合したアンテナ118の中の
1個のアンテナに対応する。同様に、各アップリンク制
御スロット212はこの切替器112に結合したアンテ
ナ118の中の1個のアンテナに対応する。
【0038】特定のアンテナに対応するダウンリンク制
御スロット208とアップリンク制御スロット212は
そのフレーム202において同一相対位置を占有する。
例えば、ダウンリンク制御スロット208Cがアンテナ
118Bに対応する場合、アップリンク制御スロット2
12Cもまたアンテナ118Bに対応する。一般にはデ
ータ・スロットは移動体に対応したりまたは移動体に事
前に割当てることはない。これらのスロットは、呼出を
設定する場合にのみ割当てし、呼出を解除する場合に割
当てを解除する。
御スロット208とアップリンク制御スロット212は
そのフレーム202において同一相対位置を占有する。
例えば、ダウンリンク制御スロット208Cがアンテナ
118Bに対応する場合、アップリンク制御スロット2
12Cもまたアンテナ118Bに対応する。一般にはデ
ータ・スロットは移動体に対応したりまたは移動体に事
前に割当てることはない。これらのスロットは、呼出を
設定する場合にのみ割当てし、呼出を解除する場合に割
当てを解除する。
【0039】4.3 第1の実施例のアンテナ選択制御
の動作 ここでアクティブ移動体ユニットとは、この基地局11
0と設定した電話呼出に現在参加している移動体ユニッ
トと定義する。ここでアクティブ移動体ユニットと対応
することができるダウンリンク・データ・スロット21
0を取上げ考える。またいずれのアップリンク・データ
・スロット214をいずれのアクティブ移動体ユニット
に対応することも可能である。特定のアクティブ移動体
ユニットに対応するダウンリンク・デーラ・スロット2
10とアップリンク・データ・スロット214は、それ
らそれぞれ半分のフレーム部分204、206で同一相
対的位置を占有する。例えば、ダウンリンク・データ・
スロット210Bがあるアクティブ移動体ユニットに対
応するとすると、アップリンク・データ・スロット21
4Bはまたこのアクティブ移動体ユニットに対応する。
の動作 ここでアクティブ移動体ユニットとは、この基地局11
0と設定した電話呼出に現在参加している移動体ユニッ
トと定義する。ここでアクティブ移動体ユニットと対応
することができるダウンリンク・データ・スロット21
0を取上げ考える。またいずれのアップリンク・データ
・スロット214をいずれのアクティブ移動体ユニット
に対応することも可能である。特定のアクティブ移動体
ユニットに対応するダウンリンク・デーラ・スロット2
10とアップリンク・データ・スロット214は、それ
らそれぞれ半分のフレーム部分204、206で同一相
対的位置を占有する。例えば、ダウンリンク・データ・
スロット210Bがあるアクティブ移動体ユニットに対
応するとすると、アップリンク・データ・スロット21
4Bはまたこのアクティブ移動体ユニットに対応する。
【0040】同時に生ずる同時電話呼出の最大数はダウ
ンリンク・データ・スロット210数の関数(同様にア
ップリンク・データ・スロット214数の関数)であ
る。つまり、同時電話呼出の最大数はnに等しい。以上
説明したように、ダウンリンク・データ・スロット21
0とアップリンク・データ・スロット214は各アクテ
ィブ移動体ユニットと対応する。さらにまた、いずれの
アンテナ118Aないし118Dもいずれのアクティブ
移動体ユニットに対応する(またはそれに割当てる)こ
とも可能である。これら対応付けはあるフレームから次
のフレームで変化することができる。しかし、特定のフ
レームの際には、あるアクティブ移動体ユニットはその
割当てられたアンテナを介してかつその割当てられたダ
ウンリンクとアップリンクのデータ・スロットで(また
割当てられた周波数で)その基地局110とデータを交
換する。
ンリンク・データ・スロット210数の関数(同様にア
ップリンク・データ・スロット214数の関数)であ
る。つまり、同時電話呼出の最大数はnに等しい。以上
説明したように、ダウンリンク・データ・スロット21
0とアップリンク・データ・スロット214は各アクテ
ィブ移動体ユニットと対応する。さらにまた、いずれの
アンテナ118Aないし118Dもいずれのアクティブ
移動体ユニットに対応する(またはそれに割当てる)こ
とも可能である。これら対応付けはあるフレームから次
のフレームで変化することができる。しかし、特定のフ
レームの際には、あるアクティブ移動体ユニットはその
割当てられたアンテナを介してかつその割当てられたダ
ウンリンクとアップリンクのデータ・スロットで(また
割当てられた周波数で)その基地局110とデータを交
換する。
【0041】本発明の第1の実施例の無線通信システム
102の動作を図3のフローチャート221を参照し説
明する。フローチャート221は先に設定した電話呼出
の際に(ただし、電話呼出を設定する手順については図
4で以下に説明する)この基地局110と移動体ユニッ
ト144のようなアクティブ移動体ユニット間にデータ
信号と制御信号を交換するように行う動作ステップを示
す。フローチャート221に示す動作ステップは、
“現”フレーム202と呼ぶ単一フレーム202の交換
の際にこの基地局110とそのアクティブ移動体ユニッ
ト144の行う動作を示す。フローチャート221の示
すステップは各フレームに対し行われる。フローチャー
ト221はステップ220で開始し制御は直ちにステッ
プ222に移る。
102の動作を図3のフローチャート221を参照し説
明する。フローチャート221は先に設定した電話呼出
の際に(ただし、電話呼出を設定する手順については図
4で以下に説明する)この基地局110と移動体ユニッ
ト144のようなアクティブ移動体ユニット間にデータ
信号と制御信号を交換するように行う動作ステップを示
す。フローチャート221に示す動作ステップは、
“現”フレーム202と呼ぶ単一フレーム202の交換
の際にこの基地局110とそのアクティブ移動体ユニッ
ト144の行う動作を示す。フローチャート221の示
すステップは各フレームに対し行われる。フローチャー
ト221はステップ220で開始し制御は直ちにステッ
プ222に移る。
【0042】ステップ222において、この基地局11
0によってこの現フレーム202のダウンリンク制御ス
ロット208でそのアンテナ118Aないし118Dを
介し制御信号の送信を行うことができる。具体的には、
この基地局110はその切替器112にこの基地局11
0をそのアンテナ118Aに結合するよう命令する。次
にこの基地局110はダウンリンク制御スロット208
Aで(説明のためダウンリンク制御スロット208Aは
アンテナ118Aと常に対応すると仮定し)アンテナ1
18Aを介し制御メッセージを送信する。次にこの基地
局110はその切替器112にこの基地局110をその
アンテナ118Bに結合するよう命令する。
0によってこの現フレーム202のダウンリンク制御ス
ロット208でそのアンテナ118Aないし118Dを
介し制御信号の送信を行うことができる。具体的には、
この基地局110はその切替器112にこの基地局11
0をそのアンテナ118Aに結合するよう命令する。次
にこの基地局110はダウンリンク制御スロット208
Aで(説明のためダウンリンク制御スロット208Aは
アンテナ118Aと常に対応すると仮定し)アンテナ1
18Aを介し制御メッセージを送信する。次にこの基地
局110はその切替器112にこの基地局110をその
アンテナ118Bに結合するよう命令する。
【0043】次にこの基地局110はダウンリンク制御
スロット208Bで(説明のためダウンリンク制御スロ
ット208Bはアンテナ118Bと常に対応すると仮定
し)アンテナ118Bを介し制御メッセージを送信す
る。同様に、この基地局110は、それぞれダウンリン
ク制御スロット208Cでアンテナ118Cを介しまた
ダウンリンク制御スロット208Dでアンテナ118D
を介し(説明のためそれぞれダウンリンク制御スロット
208Cはアンテナ118Cと常に対応しまたダウンリ
ンク制御スロット208Dはアンテナ118Dと常に対
応すると仮定し)同一制御メッセージを送信する。この
ように、この基地局110は同一メッセージをその各対
応アンテナ118によって同報通信する。
スロット208Bで(説明のためダウンリンク制御スロ
ット208Bはアンテナ118Bと常に対応すると仮定
し)アンテナ118Bを介し制御メッセージを送信す
る。同様に、この基地局110は、それぞれダウンリン
ク制御スロット208Cでアンテナ118Cを介しまた
ダウンリンク制御スロット208Dでアンテナ118D
を介し(説明のためそれぞれダウンリンク制御スロット
208Cはアンテナ118Cと常に対応しまたダウンリ
ンク制御スロット208Dはアンテナ118Dと常に対
応すると仮定し)同一制御メッセージを送信する。この
ように、この基地局110は同一メッセージをその各対
応アンテナ118によって同報通信する。
【0044】一般に、制御メッセージをそのダウンリン
ク制御スロットで同報通信するが、これはそのそれぞれ
のアンテナを識別する符号化データを含む。例えば、ダ
ウンリンク制御スロット208Dで送信する制御メッセ
ージはアンテナ118Dを識別する符号化データを含
む。またこの制御メッセージは長いメッセージであっ
て、これはさらに、例えば、周波数やスロットの選択に
関する符号化データや電話端末の状態制御情報を含む。
以下に説明するように、移動体ユニット144はこの情
報をハンドシェーキング機構として利用して呼出を設定
しまた先に設定したアクティブ呼出の有効存続期間中変
化する通信状態に合せるよう調整する。例えば、アクテ
イブ移動体ユニットからの新規アンテナ要求に応答して
スロット選択情報を送信することができる(下記ステッ
プ230で説明する)。
ク制御スロットで同報通信するが、これはそのそれぞれ
のアンテナを識別する符号化データを含む。例えば、ダ
ウンリンク制御スロット208Dで送信する制御メッセ
ージはアンテナ118Dを識別する符号化データを含
む。またこの制御メッセージは長いメッセージであっ
て、これはさらに、例えば、周波数やスロットの選択に
関する符号化データや電話端末の状態制御情報を含む。
以下に説明するように、移動体ユニット144はこの情
報をハンドシェーキング機構として利用して呼出を設定
しまた先に設定したアクティブ呼出の有効存続期間中変
化する通信状態に合せるよう調整する。例えば、アクテ
イブ移動体ユニットからの新規アンテナ要求に応答して
スロット選択情報を送信することができる(下記ステッ
プ230で説明する)。
【0045】ステップ224においては、基地局110
によってこの現フレーム202の適当なダウンリンク・
データ・スロット210でその適当なアンテナ118A
ないし118Dを介しデータ・メッセージの送信ができ
る(このデータ・メッセージはこの電話網106からそ
のPBX104とインタフェース・モジュール108を
介し受信されたものである)。例えば、この基地局11
0はその移動体ユニット144にアドレス指定したデー
タ・メッセージを持つと仮定する。さらにまた例えば、
この現フレーム202でこの移動体ユニット144には
アンテナ118Cとダウンリンク・データ・スロット2
10Aが割当てられると仮定する。そこで、ステップ2
24において、こお基地局110はその切替器112に
この基地局110をアンテナ118Cに結合するよう命
令する。
によってこの現フレーム202の適当なダウンリンク・
データ・スロット210でその適当なアンテナ118A
ないし118Dを介しデータ・メッセージの送信ができ
る(このデータ・メッセージはこの電話網106からそ
のPBX104とインタフェース・モジュール108を
介し受信されたものである)。例えば、この基地局11
0はその移動体ユニット144にアドレス指定したデー
タ・メッセージを持つと仮定する。さらにまた例えば、
この現フレーム202でこの移動体ユニット144には
アンテナ118Cとダウンリンク・データ・スロット2
10Aが割当てられると仮定する。そこで、ステップ2
24において、こお基地局110はその切替器112に
この基地局110をアンテナ118Cに結合するよう命
令する。
【0046】そこで、この基地局110はダウンリンク
・データ・スロット210Aでアンテナ118Cを介し
そのデータ・メッセージを送信する。この基地局110
は同様に動作して他のアクティブ移動体ユニットに対し
その適当なアンテナ118Aないし118Dを介しその
適当なダウンリンク・データ・スロット210で他の適
当なデータ・メッセージを送信する。ここで注記するこ
とは(今説明した)ステップ222、224はこの基地
局110によって行われたことである。ステップ22
6、228、230、232は各アクティブ移動体ユニ
ットによって行われる。説明上、これらステップを移動
体ユニット144に関して説明する。ステップ226に
おいて、この移動体ユニット144はこの現フレーム2
02のすべてのダウンリンク制御スロット208を聴取
(つまり、この移動体ユニット144はその制御スロッ
ト208のすべてに含まれる制御メッセージの受信を試
行)する。
・データ・スロット210Aでアンテナ118Cを介し
そのデータ・メッセージを送信する。この基地局110
は同様に動作して他のアクティブ移動体ユニットに対し
その適当なアンテナ118Aないし118Dを介しその
適当なダウンリンク・データ・スロット210で他の適
当なデータ・メッセージを送信する。ここで注記するこ
とは(今説明した)ステップ222、224はこの基地
局110によって行われたことである。ステップ22
6、228、230、232は各アクティブ移動体ユニ
ットによって行われる。説明上、これらステップを移動
体ユニット144に関して説明する。ステップ226に
おいて、この移動体ユニット144はこの現フレーム2
02のすべてのダウンリンク制御スロット208を聴取
(つまり、この移動体ユニット144はその制御スロッ
ト208のすべてに含まれる制御メッセージの受信を試
行)する。
【0047】この移動体ユニット144はこれらの制御
スロットからそのアンテナ118Aないし118Dの中
の“最良”アンテナを決定する。一般にこの“最良”ア
ンテナとは可能最高通話品質でこの移動体ユニット14
4がその基地局110と通信できるアンテナ118Aな
いし118Dを指す。この“最良”アンテナを決定する
手順は前に説明した。さらにステップ226の際にこの
移動体ユニット144は周波数および/またはスロット
の選択情報を、ただし存在する場合に、その現割当てア
ンテナ118に対応するダウンリンク制御スロット20
8から抽出する。例えば、この移動体ユニット144に
この呼出部分の際にアンテナ118Aが割当てられる場
合、この移動体ユニット144は周波数および/または
スロットの選択情報を、ただし存在する場合に、そのダ
ウンリンク制御スロット208Aから抽出する。
スロットからそのアンテナ118Aないし118Dの中
の“最良”アンテナを決定する。一般にこの“最良”ア
ンテナとは可能最高通話品質でこの移動体ユニット14
4がその基地局110と通信できるアンテナ118Aな
いし118Dを指す。この“最良”アンテナを決定する
手順は前に説明した。さらにステップ226の際にこの
移動体ユニット144は周波数および/またはスロット
の選択情報を、ただし存在する場合に、その現割当てア
ンテナ118に対応するダウンリンク制御スロット20
8から抽出する。例えば、この移動体ユニット144に
この呼出部分の際にアンテナ118Aが割当てられる場
合、この移動体ユニット144は周波数および/または
スロットの選択情報を、ただし存在する場合に、そのダ
ウンリンク制御スロット208Aから抽出する。
【0048】この周波数および/またはスロットの選択
情報は、(前記の)ステップ222の際にこの基地局1
10によってそのダウンリンク制御スロット208Aに
挿入されたものである。この周波数および/またはスロ
ットの選択情報はいずれか変更を行う前にはその移動体
ユニットが確認し承認する必要がある。この変更には1
個(またはそれ以上)のフレームを取上げ終了する。こ
こで注記することは、この移動体ユニット144は周知
の方法でこの基地局110から送信するフレームのタイ
ミングと先に同期を取っておりそして同期を保持してい
ることである。ステップ228において、この移動体ユ
ニット144はそれに割当てたダウンリンク・データ・
スロット210でデータを受信する。
情報は、(前記の)ステップ222の際にこの基地局1
10によってそのダウンリンク制御スロット208Aに
挿入されたものである。この周波数および/またはスロ
ットの選択情報はいずれか変更を行う前にはその移動体
ユニットが確認し承認する必要がある。この変更には1
個(またはそれ以上)のフレームを取上げ終了する。こ
こで注記することは、この移動体ユニット144は周知
の方法でこの基地局110から送信するフレームのタイ
ミングと先に同期を取っておりそして同期を保持してい
ることである。ステップ228において、この移動体ユ
ニット144はそれに割当てたダウンリンク・データ・
スロット210でデータを受信する。
【0049】前述のように、この現フレームに対して各
アクテイブ移動体ユニットはダウンリンク・データ・ス
ロット210と対応する。この対応付けはフレームごと
に変る(前記ステップ226参照)。ステップ228に
おいて、この移動体ユニット144はそれに先に割当て
たダウンリンク・データ・スロット210でデータを受
信する。ステップ230において、この移動体ユニット
144は、必要に応じ、その現割当てアンテナに対応す
るアップリンク制御スロット212でその基地局110
へ新規アンテナに対する要求を送信する。これはランダ
ム・プロセスであるが時間的に遅れぬプロセスである。
この移動体ユニットは性能向上の必要な時期を時間とそ
の際の位置の関数で決定する。
アクテイブ移動体ユニットはダウンリンク・データ・ス
ロット210と対応する。この対応付けはフレームごと
に変る(前記ステップ226参照)。ステップ228に
おいて、この移動体ユニット144はそれに先に割当て
たダウンリンク・データ・スロット210でデータを受
信する。ステップ230において、この移動体ユニット
144は、必要に応じ、その現割当てアンテナに対応す
るアップリンク制御スロット212でその基地局110
へ新規アンテナに対する要求を送信する。これはランダ
ム・プロセスであるが時間的に遅れぬプロセスである。
この移動体ユニットは性能向上の必要な時期を時間とそ
の際の位置の関数で決定する。
【0050】例えば、この移動体ユニット144をアン
テナ118Aに現在割当てていると仮定する。またステ
ップ226においてそのためにはアンテナ118Cが最
良のアンテナであると移動体ユニット144が決定した
と仮定する。したがってステップ230においてこの移
動体ユニット144はその基地局110へこの新規最良
アンテナ118Cに対応するアップリンク制御スロット
での新規アンテナ(アンテナ118C)に対する要求を
送信する。この移動体ユニット144はこの〓“最良”
アンテナ(ステップ226で決定)がその現割当てアン
テナと異なる場合にのみこのような要求を送信すること
が好ましい。ここで注記することは、新規アンテナに対
するいずれの要求もこの現フレーム202の際のこの移
動体ユニット144の動作に影響を及ぼさないことであ
る。
テナ118Aに現在割当てていると仮定する。またステ
ップ226においてそのためにはアンテナ118Cが最
良のアンテナであると移動体ユニット144が決定した
と仮定する。したがってステップ230においてこの移
動体ユニット144はその基地局110へこの新規最良
アンテナ118Cに対応するアップリンク制御スロット
での新規アンテナ(アンテナ118C)に対する要求を
送信する。この移動体ユニット144はこの〓“最良”
アンテナ(ステップ226で決定)がその現割当てアン
テナと異なる場合にのみこのような要求を送信すること
が好ましい。ここで注記することは、新規アンテナに対
するいずれの要求もこの現フレーム202の際のこの移
動体ユニット144の動作に影響を及ぼさないことであ
る。
【0051】この新規アンテナに対する要求がその基地
局110へクリアに送信されないことがある。これはそ
の通信環境におけるノイズや他の影響によって起り得
る。この新規アンテナ要求の送信不成功がこのシステム
の動作に悪影響を及ぼすことはない、というのはそのア
クティブ移動体ユニット144はこの要求を(必要に応
じ)その次のフレーム(または後続するフレームで、性
能が改善されるまで)再送するからである。移動体が異
なるアンテナからサービスを求める場合に一般に協議は
しない。求める場合にそれは得られる。ところが、周波
数とタイム・スロットの変更は基地局と移動体間で常に
協議される。今述べたランダム・アクセス処理手順の代
りにポール処理(ポーリング)手順を用いることができ
る。
局110へクリアに送信されないことがある。これはそ
の通信環境におけるノイズや他の影響によって起り得
る。この新規アンテナ要求の送信不成功がこのシステム
の動作に悪影響を及ぼすことはない、というのはそのア
クティブ移動体ユニット144はこの要求を(必要に応
じ)その次のフレーム(または後続するフレームで、性
能が改善されるまで)再送するからである。移動体が異
なるアンテナからサービスを求める場合に一般に協議は
しない。求める場合にそれは得られる。ところが、周波
数とタイム・スロットの変更は基地局と移動体間で常に
協議される。今述べたランダム・アクセス処理手順の代
りにポール処理(ポーリング)手順を用いることができ
る。
【0052】各移動体を周期的に照会しその状態または
サービスに対する要求を求める。例えば、各移動体には
すべての移動体がポール処理されるまで特定の時間その
最良アンテナを介して基地局に応答するよう要求する。
この応答の際に呼出設定要求を行うことができる。移動
体が例えば、12個足らずのような小さいシステムで
は、(10msフレーム継続時間で)応答に対する遅延
時間は120ms以下である。イナクティブ移動体は、
そのポール処理レートが許容可能な発信音遅延を与える
のに十分短い範囲にある限り、連続的にポール処理する
必要はない。ポール処理が保証することは意図するアク
ションをアクションを取る前に確認することである。と
ころでこのランダム処理かポール処理かのいずれの処理
の場合でも、この移動体からの変更要求を求めることが
変更が進行する前に必要である。
サービスに対する要求を求める。例えば、各移動体には
すべての移動体がポール処理されるまで特定の時間その
最良アンテナを介して基地局に応答するよう要求する。
この応答の際に呼出設定要求を行うことができる。移動
体が例えば、12個足らずのような小さいシステムで
は、(10msフレーム継続時間で)応答に対する遅延
時間は120ms以下である。イナクティブ移動体は、
そのポール処理レートが許容可能な発信音遅延を与える
のに十分短い範囲にある限り、連続的にポール処理する
必要はない。ポール処理が保証することは意図するアク
ションをアクションを取る前に確認することである。と
ころでこのランダム処理かポール処理かのいずれの処理
の場合でも、この移動体からの変更要求を求めることが
変更が進行する前に必要である。
【0053】ステップ232において、この移動体ユニ
ット144は現在モニタしているアンテナに割当てたア
ップリンク・データ・スロット214でその基地局11
0へデータを送信する。前述のように、この現フレーム
に対し各移動体ユニットはアップリンク・データ・スロ
ットと対応する。この対応付けは(前記ステップ226
を参照のこと)フレーム毎にさらに呼出毎に変る。ステ
ップ232の際に、この移動体ユニット144はそれに
先に割当てたアップリンク・データ・スロット212で
データを送信する。この基地局110はこのデータをそ
の電話網106へそのインタフェース・モジュール10
8とPBX104を介して周知のように転送する。ステ
ップ232を実施後、フローチャート221の挙動はス
テップ234に示すように完了する。
ット144は現在モニタしているアンテナに割当てたア
ップリンク・データ・スロット214でその基地局11
0へデータを送信する。前述のように、この現フレーム
に対し各移動体ユニットはアップリンク・データ・スロ
ットと対応する。この対応付けは(前記ステップ226
を参照のこと)フレーム毎にさらに呼出毎に変る。ステ
ップ232の際に、この移動体ユニット144はそれに
先に割当てたアップリンク・データ・スロット212で
データを送信する。この基地局110はこのデータをそ
の電話網106へそのインタフェース・モジュール10
8とPBX104を介して周知のように転送する。ステ
ップ232を実施後、フローチャート221の挙動はス
テップ234に示すように完了する。
【0054】4.4 第1の実施例の呼出設定 本発明の第1の実施例による無線通信システム102の
動作をさらに図4のフローチャート240を参照し説明
する。フローチャート240は、移動体ユニット144
のような移動体ユニットと基地局110のような基地局
間に新規電話呼出を設定するよう行う動作ステップを示
す。フローチャート240に示すステップは移動体ユニ
ット144が新規電話呼出の設定を試行する度毎に行
う。フローチャート240はステップ242で開始し制
御は直ちにステップ244に進む。ステップ244にお
いて、新規電話呼出の設定を所望する移動体ユニット1
44のような移動体ユニットは、その現フレーム202
のすべてのダウンリンク制御スロット208を聴取する
(つまり、この移動体ユニット144はそのすべての制
御スロット208に含む制御メッセージの受信を試行す
る)。
動作をさらに図4のフローチャート240を参照し説明
する。フローチャート240は、移動体ユニット144
のような移動体ユニットと基地局110のような基地局
間に新規電話呼出を設定するよう行う動作ステップを示
す。フローチャート240に示すステップは移動体ユニ
ット144が新規電話呼出の設定を試行する度毎に行
う。フローチャート240はステップ242で開始し制
御は直ちにステップ244に進む。ステップ244にお
いて、新規電話呼出の設定を所望する移動体ユニット1
44のような移動体ユニットは、その現フレーム202
のすべてのダウンリンク制御スロット208を聴取する
(つまり、この移動体ユニット144はそのすべての制
御スロット208に含む制御メッセージの受信を試行す
る)。
【0055】この移動体ユニット144はそのアンテナ
118Aないし118Dから“最良”アンテナを決定す
る。この“最良”アンテナを決定する手順は前述の通り
である。ここで注記することは、この移動体ユニット1
44は周知のようにその基地局110から送信したフレ
ームのタイミングと先に同期を取っておりそして同期を
保持していることである。ステップ246において、そ
のランダム・アクセス処理手順またはポール処理アクセ
ス手順によって、この移動体ユニット144はその“最
良”アンテナ118Aに対応するアップリンク制御スロ
ット212Aでその基地局110へ新規電話呼出設定の
要求を送信する。新規電話呼出の設定要求をその基地局
110へクリアに送信されないことがある。
118Aないし118Dから“最良”アンテナを決定す
る。この“最良”アンテナを決定する手順は前述の通り
である。ここで注記することは、この移動体ユニット1
44は周知のようにその基地局110から送信したフレ
ームのタイミングと先に同期を取っておりそして同期を
保持していることである。ステップ246において、そ
のランダム・アクセス処理手順またはポール処理アクセ
ス手順によって、この移動体ユニット144はその“最
良”アンテナ118Aに対応するアップリンク制御スロ
ット212Aでその基地局110へ新規電話呼出設定の
要求を送信する。新規電話呼出の設定要求をその基地局
110へクリアに送信されないことがある。
【0056】これは通信環境におけるノイズまたは他の
影響によって起り得る。さらにまた、これは複数の移動
体ユニットが同一アップリンク制御スロット212の際
に送信を試行しようとする場合のこの複数の移動体間の
衝突によっても起り得る(例えば、2個以上の移動体ユ
ニットが同一制御スロットの際に送信しようとその最良
アンテナに同一判断をした場合を挙げることができ
る)。この新規電話呼出要求の送信不成功がそのシステ
ムの動作に悪影響を及ぼすことはない、というのはこの
移動体ユニット144は(必要に応じ)その次のフレー
ムでこの要求を再送することができるからである。さら
に、これらの衝突を軽減させるために利用できる周知の
衝突アルゴリズムがある。
影響によって起り得る。さらにまた、これは複数の移動
体ユニットが同一アップリンク制御スロット212の際
に送信を試行しようとする場合のこの複数の移動体間の
衝突によっても起り得る(例えば、2個以上の移動体ユ
ニットが同一制御スロットの際に送信しようとその最良
アンテナに同一判断をした場合を挙げることができ
る)。この新規電話呼出要求の送信不成功がそのシステ
ムの動作に悪影響を及ぼすことはない、というのはこの
移動体ユニット144は(必要に応じ)その次のフレー
ムでこの要求を再送することができるからである。さら
に、これらの衝突を軽減させるために利用できる周知の
衝突アルゴリズムがある。
【0057】この移動体ユニット144から新規電話呼
出に対する要求を受信すると、この基地局110はこの
要求を受入するかその正否を決定する。この決定をこの
基地局110は次のように行う。この基地局110では
アクティブ・スロットでデータを送信しているアクティ
ブ移動体数がn(ダウンリンク・データ・スロット数)
未満である場合、この未利用のデータ・スロットのいず
れかにこの移動体ユニットを割当てその呼出を受入す
る。この例の場合、この移動体ユニットは未利用アップ
リンク制御スロットを選択しランダム・タイム(その基
地局によって必要とされる場合の基地局制御とは逆に)
で送信できる。このような送信をここではランダム・ア
クセスと呼ぶ。
出に対する要求を受信すると、この基地局110はこの
要求を受入するかその正否を決定する。この決定をこの
基地局110は次のように行う。この基地局110では
アクティブ・スロットでデータを送信しているアクティ
ブ移動体数がn(ダウンリンク・データ・スロット数)
未満である場合、この未利用のデータ・スロットのいず
れかにこの移動体ユニットを割当てその呼出を受入す
る。この例の場合、この移動体ユニットは未利用アップ
リンク制御スロットを選択しランダム・タイム(その基
地局によって必要とされる場合の基地局制御とは逆に)
で送信できる。このような送信をここではランダム・ア
クセスと呼ぶ。
【0058】ランダム・アクセス送信は、例えば、音声
呼出をセットアップするためにその基地局と通信を開始
するのに利用する。この基地局110がその新規電話呼
出に対する要求を受入すると、この基地局110はこの
次のフレームの“最良”アンテナ(ステップ244でそ
の移動体ユニット144によって決定)に対応するダウ
ンリンク制御スロット208でこの受入を通信する。こ
の受入は次の情報を含む制御メッセージの形であるのが
好ましい。それは、この要求をした移動体ユニット14
4を識別する情報でありまたこの移動体ユニット144
に割当てられた周波数、ダウンリンク・データ・スロッ
ト210、アップリンク・データ・スロット214およ
びアンテナを識別する情報である。
呼出をセットアップするためにその基地局と通信を開始
するのに利用する。この基地局110がその新規電話呼
出に対する要求を受入すると、この基地局110はこの
次のフレームの“最良”アンテナ(ステップ244でそ
の移動体ユニット144によって決定)に対応するダウ
ンリンク制御スロット208でこの受入を通信する。こ
の受入は次の情報を含む制御メッセージの形であるのが
好ましい。それは、この要求をした移動体ユニット14
4を識別する情報でありまたこの移動体ユニット144
に割当てられた周波数、ダウンリンク・データ・スロッ
ト210、アップリンク・データ・スロット214およ
びアンテナを識別する情報である。
【0059】ステップ248において、この移動体ユニ
ット144はその次のフレームの〓“最良”アンテナ
(ステップ244で決定)に対応するダウンリンク制御
スロット208に含まれる制御情報、ただし存在する場
合、を読取る。今述べたように、もしこの基地局110
が新規電話呼出に対する要求を受入した場合、この基地
局110はその受入をこのダウンリンク制御スロット2
08で通信していたであろう。しかしこのダウンリンク
制御スロットが基地局110からその移動体eの要求の
確認を含む(ステップ249)が、ただし呼出受入フラ
ッグを含まない(ステップ250)場合、この移動体ユ
ニット144はその呼出要求は受入されなかった(ステ
ップ250)と決定し、ステップ244に戻る。
ット144はその次のフレームの〓“最良”アンテナ
(ステップ244で決定)に対応するダウンリンク制御
スロット208に含まれる制御情報、ただし存在する場
合、を読取る。今述べたように、もしこの基地局110
が新規電話呼出に対する要求を受入した場合、この基地
局110はその受入をこのダウンリンク制御スロット2
08で通信していたであろう。しかしこのダウンリンク
制御スロットが基地局110からその移動体eの要求の
確認を含む(ステップ249)が、ただし呼出受入フラ
ッグを含まない(ステップ250)場合、この移動体ユ
ニット144はその呼出要求は受入されなかった(ステ
ップ250)と決定し、ステップ244に戻る。
【0060】これに反して、この移動体がその基地局か
らエラーの無い応答を受信していない場合、この移動体
ユニットはその要求はエラー無しで受信されなかったと
してステップ246によって再送する。エンドレス・ル
ープ状態を避けるため、この移動体ユニットはm回の試
行後この要求を中止することができる。この新規呼出要
求が受入(ステップ250において決定)された場合、
ステップ252においてこの移動体ユニット144は下
記例のようなその直ぐ後ろに続くフレームを処理するの
に要する何らかの調整を行う。(ただし、この“直ぐ後
ろに続くフレーム”とはその“次のフレーム”に続くフ
レームを指し、ここで想起することはこの“次のフレー
ム”とは“現フレーム”に続くフレームを指すことであ
る。)
らエラーの無い応答を受信していない場合、この移動体
ユニットはその要求はエラー無しで受信されなかったと
してステップ246によって再送する。エンドレス・ル
ープ状態を避けるため、この移動体ユニットはm回の試
行後この要求を中止することができる。この新規呼出要
求が受入(ステップ250において決定)された場合、
ステップ252においてこの移動体ユニット144は下
記例のようなその直ぐ後ろに続くフレームを処理するの
に要する何らかの調整を行う。(ただし、この“直ぐ後
ろに続くフレーム”とはその“次のフレーム”に続くフ
レームを指し、ここで想起することはこの“次のフレー
ム”とは“現フレーム”に続くフレームを指すことであ
る。)
【0061】前記その直ぐ後ろに続くフレームを処理す
るのに要する(ステップ248参照)調節例としてはこ
の移動体ユニット144に割当てた周波数とデータ・ス
ロットに対する調整を挙げることができる。ステップ2
52の終了後、このフローチャート240の動作はステ
ップ254に示すように完了する。この呼出が設定され
てしまうと、この基地局110とその移動体ユニット1
44の動作は前述の図3に示した通りの動作である。
るのに要する(ステップ248参照)調節例としてはこ
の移動体ユニット144に割当てた周波数とデータ・ス
ロットに対する調整を挙げることができる。ステップ2
52の終了後、このフローチャート240の動作はステ
ップ254に示すように完了する。この呼出が設定され
てしまうと、この基地局110とその移動体ユニット1
44の動作は前述の図3に示した通りの動作である。
【0062】5.本発明の第2の実施例 本発明の第2の実施例では、図5に示すようなTDMA
(時分割多元接続)フレームを用いてこの基地局110
とその移動体ユニット144間でデータと制御の信号を
転送する。本発明の第2の実施例の物理構造は前記図1
と前述のセクション2に示したものと同一で変らない
が、第2の実施例は第1の実施例とは次の点が異なる。
それは、その制御とデータの情報が1個のスロットの特
定のフィールドにここでは結合される点である。1個の
フレームの中のこれら結合機能スロット数はインプリメ
ンテーション従属値であるが、そのシステムにおいて各
アクティブ呼出に対しまたはそのシステムの他のアクテ
ィビティに対し1個のスロットが常に存在する。また本
発明の第2の実施例ではマクロとミクロの両ダイバーシ
ティを利用する。簡単のため、本発明の第2の実施例で
はその無線サブシステム101を参照し本発明の動作を
説明する。
(時分割多元接続)フレームを用いてこの基地局110
とその移動体ユニット144間でデータと制御の信号を
転送する。本発明の第2の実施例の物理構造は前記図1
と前述のセクション2に示したものと同一で変らない
が、第2の実施例は第1の実施例とは次の点が異なる。
それは、その制御とデータの情報が1個のスロットの特
定のフィールドにここでは結合される点である。1個の
フレームの中のこれら結合機能スロット数はインプリメ
ンテーション従属値であるが、そのシステムにおいて各
アクティブ呼出に対しまたはそのシステムの他のアクテ
ィビティに対し1個のスロットが常に存在する。また本
発明の第2の実施例ではマクロとミクロの両ダイバーシ
ティを利用する。簡単のため、本発明の第2の実施例で
はその無線サブシステム101を参照し本発明の動作を
説明する。
【0063】5.1 第2の実施例のフレーム構造 このフレーム302にはダウンリンク部分304とアッ
プリンク部分306がある。このダウンリンク部分30
4にはこの基地局110からその移動体ユニット144
へ送信するデータと制御の信号がある。このアップリン
ク部分306にはこの移動体ユニット144からその基
地局110へ送信するデータと制御の信号がある。この
ダウンリンク部分304にはx個のダウンリンク結合制
御/データスロット308、ただし以下これを単にスロ
ットと呼ぶ、がある。このアップリンク部分306には
x個のアップリンク制御/データ・スロットがある。こ
のx値は図5に示すフレーム302の例では8である
が、このx値はインプルメンテーション従属値である。
プリンク部分306がある。このダウンリンク部分30
4にはこの基地局110からその移動体ユニット144
へ送信するデータと制御の信号がある。このアップリン
ク部分306にはこの移動体ユニット144からその基
地局110へ送信するデータと制御の信号がある。この
ダウンリンク部分304にはx個のダウンリンク結合制
御/データスロット308、ただし以下これを単にスロ
ットと呼ぶ、がある。このアップリンク部分306には
x個のアップリンク制御/データ・スロットがある。こ
のx値は図5に示すフレーム302の例では8である
が、このx値はインプルメンテーション従属値である。
【0064】ダウンリンク・スロット308はアクティ
ブ呼出状態にある各移動体ユニットに対応する。また各
アップリンク・スロット312はアクティブ移動体ユニ
ットに対応する。特定のアクティブ移動体ユニットと対
応するダウンリック・スロット308とアップリンク・
スロット312はそのフレーム302で同一相対的位置
を占有する。例えば、ダウンリンク・スロット308B
があるアクティブ移動体ユニットに対応する場合、アッ
プリンク・スロット312Bもまたこのアクティブ移動
体ユニットに対応する。図8はこのダウンリンク・スロ
ット308とアップリンク・スロット312のフォーマ
ットを示す。各ダウンリンクとアップリンクのスロット
308、312には制御フィールド402と単一のデー
タ・フィールド404がある。
ブ呼出状態にある各移動体ユニットに対応する。また各
アップリンク・スロット312はアクティブ移動体ユニ
ットに対応する。特定のアクティブ移動体ユニットと対
応するダウンリック・スロット308とアップリンク・
スロット312はそのフレーム302で同一相対的位置
を占有する。例えば、ダウンリンク・スロット308B
があるアクティブ移動体ユニットに対応する場合、アッ
プリンク・スロット312Bもまたこのアクティブ移動
体ユニットに対応する。図8はこのダウンリンク・スロ
ット308とアップリンク・スロット312のフォーマ
ットを示す。各ダウンリンクとアップリンクのスロット
308、312には制御フィールド402と単一のデー
タ・フィールド404がある。
【0065】この制御フィールドは図8に示すようにい
くつかのサブフィールドにさらに分割される。例えば、
このサブフィールド402Eには、ガード・ビット、プ
レアンブル・ビット、同期ビット、チェック・ビットの
ような制御情報を含むことができる。最後に、サブフィ
ールド402Fには利用可能な周波数、利用可能なアッ
プリンク・スロット、終端状態、更新制御メッセージお
よびチェック・ビットに関するシステム・メッセージを
含むことができる。このフィールド402Aないし40
2Dはzフィールドと呼ばれる。この数はその切替器1
12に結合するアンテナ118数に等しい(してがって
この例ではzは4である)。各zフィールド402Aな
いし402Dはこの切替器112に結合するアンテナ1
18の中の1個のアンテナに対応する。
くつかのサブフィールドにさらに分割される。例えば、
このサブフィールド402Eには、ガード・ビット、プ
レアンブル・ビット、同期ビット、チェック・ビットの
ような制御情報を含むことができる。最後に、サブフィ
ールド402Fには利用可能な周波数、利用可能なアッ
プリンク・スロット、終端状態、更新制御メッセージお
よびチェック・ビットに関するシステム・メッセージを
含むことができる。このフィールド402Aないし40
2Dはzフィールドと呼ばれる。この数はその切替器1
12に結合するアンテナ118数に等しい(してがって
この例ではzは4である)。各zフィールド402Aな
いし402Dはこの切替器112に結合するアンテナ1
18の中の1個のアンテナに対応する。
【0066】このzフィールドが本発明に係るフィール
ドである。これらの特定位置は、それらが存在しかつそ
れらの固定位置が既知でモニタできる限り重要ではな
い。このzフィールドの大きさは少なくとも2ビットで
ある。長いビット・ストリームを利用しそのビット・パ
ターンを選択してこのシステムの性能とコストの目標を
満足させることができる。一般にこのパターンが長い
程、その検出はさらにローバストになるが、ここに含ま
れる回路/アルゴリズムに対するコストは大きくなる。
この移動体は、各zフィールドのRSSIに基づき、ま
たは各zフィールドのエラー数に基づき、もしくはこの
両者に基づき判断することができる。この制御フィール
ド402の構成についての以上の説明の意味は、このフ
ィールドに知識のあるシステム設計者が配置できる種類
の情報を例示するものである。許容可能な電話呼出の最
大数はダウンリンク・スロット308数の関数で(換言
すると、アップリンク・スロット312の関数で)あ
る。
ドである。これらの特定位置は、それらが存在しかつそ
れらの固定位置が既知でモニタできる限り重要ではな
い。このzフィールドの大きさは少なくとも2ビットで
ある。長いビット・ストリームを利用しそのビット・パ
ターンを選択してこのシステムの性能とコストの目標を
満足させることができる。一般にこのパターンが長い
程、その検出はさらにローバストになるが、ここに含ま
れる回路/アルゴリズムに対するコストは大きくなる。
この移動体は、各zフィールドのRSSIに基づき、ま
たは各zフィールドのエラー数に基づき、もしくはこの
両者に基づき判断することができる。この制御フィール
ド402の構成についての以上の説明の意味は、このフ
ィールドに知識のあるシステム設計者が配置できる種類
の情報を例示するものである。許容可能な電話呼出の最
大数はダウンリンク・スロット308数の関数で(換言
すると、アップリンク・スロット312の関数で)あ
る。
【0067】つまり、許容可能な電話呼出の最大数はx
の関数である。これが本発明の第1と第2の実施例の一
つの違いである。第2の実施例の方がアクティブ電話呼
出に対する容量が大きい、というのはこの第2の実施例
では各スロットは制御とデータの情報の両者を含むのに
対し第1の実施例ではこのスロットの中のいくつかはデ
ータ情報を伝えるだけである。今説明したように、ダウ
ンリンク・スロット308とアップリンク・スロット3
12は各アクティブ移動体ユニットに対応する。さらに
また、アンテナ118Aないし118Dは各アクティブ
移動体ユニットに対応(または割当)する。これらの対
応付けはフレーム毎に変化することができる。しかし、
特定のフレームの際にはアクティブ移動体ユニットは、
その割当てたアンテナを介しその割当てたダウンリンク
とアップリンクのスロット308、312で(さらにま
た割当てた周波数で)その基地局110とデータを交換
する。
の関数である。これが本発明の第1と第2の実施例の一
つの違いである。第2の実施例の方がアクティブ電話呼
出に対する容量が大きい、というのはこの第2の実施例
では各スロットは制御とデータの情報の両者を含むのに
対し第1の実施例ではこのスロットの中のいくつかはデ
ータ情報を伝えるだけである。今説明したように、ダウ
ンリンク・スロット308とアップリンク・スロット3
12は各アクティブ移動体ユニットに対応する。さらに
また、アンテナ118Aないし118Dは各アクティブ
移動体ユニットに対応(または割当)する。これらの対
応付けはフレーム毎に変化することができる。しかし、
特定のフレームの際にはアクティブ移動体ユニットは、
その割当てたアンテナを介しその割当てたダウンリンク
とアップリンクのスロット308、312で(さらにま
た割当てた周波数で)その基地局110とデータを交換
する。
【0068】5.2 第2の実施例の動作の説明 本発明の第2の実施例による無線通信システム102の
動作を図6のフローチャート320を参照し説明する。
フローチャート320は、先に設定した電話呼出の際
(この第2の実施例による電話呼出設定手順は以下の図
7において説明する)にこの基地局110と移動体ユニ
ット144のようなアクティブ移動体ユニット間にデー
タと制御の信号を交換するよう行われる動作ステップを
示す。フローチャート320に示す動作ステップは
“現”フレーム302と呼ぶ単一フレーム302の交換
の際にこの基地局110とアクティブ移動体ユニット1
44の動作を表す。フローチャート320のステップは
各フレームに対し行われる。フローチャート320はス
テップ322で開始し制御はステップ324へ直に移
る。
動作を図6のフローチャート320を参照し説明する。
フローチャート320は、先に設定した電話呼出の際
(この第2の実施例による電話呼出設定手順は以下の図
7において説明する)にこの基地局110と移動体ユニ
ット144のようなアクティブ移動体ユニット間にデー
タと制御の信号を交換するよう行われる動作ステップを
示す。フローチャート320に示す動作ステップは
“現”フレーム302と呼ぶ単一フレーム302の交換
の際にこの基地局110とアクティブ移動体ユニット1
44の動作を表す。フローチャート320のステップは
各フレームに対し行われる。フローチャート320はス
テップ322で開始し制御はステップ324へ直に移
る。
【0069】移動体ユニット144からのアクティブ呼
出はダウンリンク・スロット308Aとアップリンク・
スロット312Aに対応すると仮定する。ステップ32
4において、この基地局110によって次のようにその
アンテナ118Aないし118Dを介しこの現フレーム
302のダウンリンク・スロット308Aの制御フィー
ルド402の送信ができる。説明上このアンテナ118
Aをその現フレーム302の際にこの移動体ユニット1
44に割当ると仮定する。システム関係フィールド40
2Eとシステム・メッセージ402Fを送信するため、
この基地局110はその切替器112にこの基地局11
0をそのアンテナ118Aに結合するよう命令する。
出はダウンリンク・スロット308Aとアップリンク・
スロット312Aに対応すると仮定する。ステップ32
4において、この基地局110によって次のようにその
アンテナ118Aないし118Dを介しこの現フレーム
302のダウンリンク・スロット308Aの制御フィー
ルド402の送信ができる。説明上このアンテナ118
Aをその現フレーム302の際にこの移動体ユニット1
44に割当ると仮定する。システム関係フィールド40
2Eとシステム・メッセージ402Fを送信するため、
この基地局110はその切替器112にこの基地局11
0をそのアンテナ118Aに結合するよう命令する。
【0070】各アンテナに対応するzフィールドを送信
するため、この基地局110はその切替器112にこの
基地局110をzフィールドに割当てたアンテナにその
スロットのzフィールド部分の際に結合するよう命令す
る。例えば、zフィールド402Bをアンテナ118B
に割当てた場合、この基地局110はその切替器112
にこの基地局110をアンテナ118Bにzフィールド
402Bの際に結合するよう命令する。さてステップ3
26において、この基地局110によってその移動体ユ
ニットに対応するアンテナ・ユニット(118A)を介
してこの移動体ユニット144向けのデータ・メッセー
ジの送信ができる。このデータ・メッセージはその電話
網106からこのPBX104とインタフェース・モジ
ュール108を介して受信されたものである。
するため、この基地局110はその切替器112にこの
基地局110をzフィールドに割当てたアンテナにその
スロットのzフィールド部分の際に結合するよう命令す
る。例えば、zフィールド402Bをアンテナ118B
に割当てた場合、この基地局110はその切替器112
にこの基地局110をアンテナ118Bにzフィールド
402Bの際に結合するよう命令する。さてステップ3
26において、この基地局110によってその移動体ユ
ニットに対応するアンテナ・ユニット(118A)を介
してこの移動体ユニット144向けのデータ・メッセー
ジの送信ができる。このデータ・メッセージはその電話
網106からこのPBX104とインタフェース・モジ
ュール108を介して受信されたものである。
【0071】このデータ・メッセージはその現フレーム
302のダウンリンク・スロット308Aのデータ・フ
ィールド404で送信する。ステップ326において、
この基地局110はその切替器112にこの基地局11
0をアンテナ118Aにこの現フレーム302のダウン
リンク・スロット302Aのデータ・フィールド404
の送信の際に結合するよう命令する。ステップ332に
おいて、この移動体ユニット144は制御とデータのフ
ィールドをすべて含むその割当てダウンリンク・スロッ
ト308Aを聴取する。このzフィールドの受信から、
この移動体ユニット144はそのアンテナ118Aない
し118Dの中からその“最良”アンテナを決定する。
この“最良”アンテナの決定手順は前述の通りである。
302のダウンリンク・スロット308Aのデータ・フ
ィールド404で送信する。ステップ326において、
この基地局110はその切替器112にこの基地局11
0をアンテナ118Aにこの現フレーム302のダウン
リンク・スロット302Aのデータ・フィールド404
の送信の際に結合するよう命令する。ステップ332に
おいて、この移動体ユニット144は制御とデータのフ
ィールドをすべて含むその割当てダウンリンク・スロッ
ト308Aを聴取する。このzフィールドの受信から、
この移動体ユニット144はそのアンテナ118Aない
し118Dの中からその“最良”アンテナを決定する。
この“最良”アンテナの決定手順は前述の通りである。
【0072】またステップ330の際に、この移動体ユ
ニットは(前記)ステップ324の際にこの基地局11
0がダウンリンク・スロット308Aのシステム・メッ
セージ・フィールド402Fに挿入したシステム情報を
抽出する。この情報は前述のようにその次のフレーム
(この現フレームに直ぐ後に続くフレームを指す)の際
にこの基地局110と移動体ユニット144の動作に影
響を及ぼすことが起こり得る。ステップ332におい
て、この移動体ユニット144はその現フレーム302
のそのダウンリンク・スロット308Aでそのデータ・
フィールド404からデータを受信する。ここで注記す
ることはステップ330、332はすべてのこのアクテ
ィブ移動体ユニットがそれらそれぞれのダウンリンク・
スロット308で行うステップのことである。
ニットは(前記)ステップ324の際にこの基地局11
0がダウンリンク・スロット308Aのシステム・メッ
セージ・フィールド402Fに挿入したシステム情報を
抽出する。この情報は前述のようにその次のフレーム
(この現フレームに直ぐ後に続くフレームを指す)の際
にこの基地局110と移動体ユニット144の動作に影
響を及ぼすことが起こり得る。ステップ332におい
て、この移動体ユニット144はその現フレーム302
のそのダウンリンク・スロット308Aでそのデータ・
フィールド404からデータを受信する。ここで注記す
ることはステップ330、332はすべてのこのアクテ
ィブ移動体ユニットがそれらそれぞれのダウンリンク・
スロット308で行うステップのことである。
【0073】このステップ330、332の実施後にス
テップ334が行われる。ステップ334においてこの
移動体ユニット144は、必要に応じ、新規アンテナに
対する要求をその基地局110へ送信する。この新規ア
ンテナ要求をその移動体ユニット144に対応するアッ
プリンク・スロット312Aで送信する。さらに具体的
には、この新規アンテナ要求はこの移動体ユニット14
4に割当てたアンテナ118に対応するzフィールド4
02Aないし402D(アップリンク・スロット312
Aの)で送信する。例えば、この移動体ユニット144
には現在アンテナ118Bが割当てられているとする。
さらにステップ330でこの移動体ユニット144はア
ンテナ118Cがその目的には“最良アンテナ”と決定
したとする。
テップ334が行われる。ステップ334においてこの
移動体ユニット144は、必要に応じ、新規アンテナに
対する要求をその基地局110へ送信する。この新規ア
ンテナ要求をその移動体ユニット144に対応するアッ
プリンク・スロット312Aで送信する。さらに具体的
には、この新規アンテナ要求はこの移動体ユニット14
4に割当てたアンテナ118に対応するzフィールド4
02Aないし402D(アップリンク・スロット312
Aの)で送信する。例えば、この移動体ユニット144
には現在アンテナ118Bが割当てられているとする。
さらにステップ330でこの移動体ユニット144はア
ンテナ118Cがその目的には“最良アンテナ”と決定
したとする。
【0074】そこでステップ334において、この移動
体ユニット144は新規アンテナ〓(つまり、アンテナ
118C)に対する要求をその基地局110へこのzフ
ィールド402B(そのアップリンク・スロット312
Aの)で送信するが、これはそのアンテナ118Cに対
応するものである。実際に本発明のこの実施例ではこの
移動体ユニット144はその適当なzフィールド(ステ
ップ330で決定)でその“最良”アンテナ・アセスメ
ントを常に送信している。ここで注記することは新規ア
ンテナに対するいずれの要求もその現フレーム302の
際のこの移動体ユニット144の動作に影響を及ぼさな
いことである。この新規アンテナ要求がその基地局11
0へクリアに送信されないことがある。これはその通信
環境におけるノイズや他の影響によって起り得る。
体ユニット144は新規アンテナ〓(つまり、アンテナ
118C)に対する要求をその基地局110へこのzフ
ィールド402B(そのアップリンク・スロット312
Aの)で送信するが、これはそのアンテナ118Cに対
応するものである。実際に本発明のこの実施例ではこの
移動体ユニット144はその適当なzフィールド(ステ
ップ330で決定)でその“最良”アンテナ・アセスメ
ントを常に送信している。ここで注記することは新規ア
ンテナに対するいずれの要求もその現フレーム302の
際のこの移動体ユニット144の動作に影響を及ぼさな
いことである。この新規アンテナ要求がその基地局11
0へクリアに送信されないことがある。これはその通信
環境におけるノイズや他の影響によって起り得る。
【0075】この新規アンテナ要求の送信不成功はその
システムの動作に悪影響を及ぼすことはない、というの
はこのアクティブ移動体ユニット144は後続するすべ
てのフレームでその最良アンテナのアセスメントを連続
的に送信しているからである。この移動体ユニット14
4からのzフィールドの変更に気付くとこの基地局11
0はその次のダウンリンク・フレームでその移動体用の
アンテナを決定する。この決定を基地局110が行う方
法は前述の通りである。ステップ336において、この
移動体ユニット144はこの現フレームのそのアップリ
ンク・スロット312Aのデータ・フィールド404で
その基地局110へデータを送信する。この基地局11
0はこのデータを周知のようにそのインタフェース・モ
ジュール108とPBXを介してその電話網106へ転
送する。ステップ336を実行後、フローチャート32
0の実施はステップ338に示すように完了する。
システムの動作に悪影響を及ぼすことはない、というの
はこのアクティブ移動体ユニット144は後続するすべ
てのフレームでその最良アンテナのアセスメントを連続
的に送信しているからである。この移動体ユニット14
4からのzフィールドの変更に気付くとこの基地局11
0はその次のダウンリンク・フレームでその移動体用の
アンテナを決定する。この決定を基地局110が行う方
法は前述の通りである。ステップ336において、この
移動体ユニット144はこの現フレームのそのアップリ
ンク・スロット312Aのデータ・フィールド404で
その基地局110へデータを送信する。この基地局11
0はこのデータを周知のようにそのインタフェース・モ
ジュール108とPBXを介してその電話網106へ転
送する。ステップ336を実行後、フローチャート32
0の実施はステップ338に示すように完了する。
【0076】5.3 第2の実施例の呼出設定 本発明の第2の実施例による無線通信システム102の
動作をさらに図7のフローチャート340を参照し説明
する。フローチャート340は、第2の実施例により移
動体ユニット144のような移動体ユニットと基地局1
10のような基地局間に新規電話呼出を設定するよう行
う動作ステップを示す。フローチャート340のステッ
プは移動体ユニット144が新規電話呼出の設定を試行
する度毎に行う。フローチャート340はステップ34
2で開始し直に制御はステップ344に移る。この基地
局110はフレーム毎に少くとも1個のダウンリンク・
スロットでシステム情報を送信する必要がある。
動作をさらに図7のフローチャート340を参照し説明
する。フローチャート340は、第2の実施例により移
動体ユニット144のような移動体ユニットと基地局1
10のような基地局間に新規電話呼出を設定するよう行
う動作ステップを示す。フローチャート340のステッ
プは移動体ユニット144が新規電話呼出の設定を試行
する度毎に行う。フローチャート340はステップ34
2で開始し直に制御はステップ344に移る。この基地
局110はフレーム毎に少くとも1個のダウンリンク・
スロットでシステム情報を送信する必要がある。
【0077】本プロセスの説明を明瞭にするのに役立つ
よう仮定をおくが、ここで必要とするスロットを、例え
ば、スロット308Eとする。ステップ344におい
て、新規電話呼出の設定を所望する移動体ユニット14
4のような移動体ユニットは、この現フレーム302の
(ダウンリンク・スロット308Eのような)ダウンリ
ンク・スロットと同期をとる。この移動体ユニット14
4はその内容からスロット308Eは汎用でこのシステ
ムによって送信される情報スロットであることが認めら
れるが、この種のスロットはビーコン・スロットと呼ば
れる。ビーコン・スロットにはこの制御フィールド40
2で前述の説明のような種類の制御情報を含む。ビーコ
ン・スロットはそれに対応する情報フィールドを持つと
は限らないが、そのトラフィック・ロードの必要に応
じ、それを持つ場合がある。
よう仮定をおくが、ここで必要とするスロットを、例え
ば、スロット308Eとする。ステップ344におい
て、新規電話呼出の設定を所望する移動体ユニット14
4のような移動体ユニットは、この現フレーム302の
(ダウンリンク・スロット308Eのような)ダウンリ
ンク・スロットと同期をとる。この移動体ユニット14
4はその内容からスロット308Eは汎用でこのシステ
ムによって送信される情報スロットであることが認めら
れるが、この種のスロットはビーコン・スロットと呼ば
れる。ビーコン・スロットにはこの制御フィールド40
2で前述の説明のような種類の制御情報を含む。ビーコ
ン・スロットはそれに対応する情報フィールドを持つと
は限らないが、そのトラフィック・ロードの必要に応
じ、それを持つ場合がある。
【0078】この意味から本発明のこの実施例では、ア
クティブ・スロットはいずれも本システムに対しビーコ
ン・スロットと考えることができる。例えば、スロット
308Eには下記例のようなシステム情報を含むビーコ
ン・スロットを挙げることができる。現基地局eのその
瞬間の時点の良好な周波数リストのようなシステム情報
を含む場合またこの次のフレームの新規呼出に対し利用
可能なスロットの場合やこの現フレームのアップリンク
の移動体応答に対し利用可能なスロットの場合を挙げる
こともできる。この基地局はフレーム毎のすべてのアッ
プリンク・スロットを連続的にモニタする。サービスを
所望するこの移動体ユニット144はビーコン・スロッ
ト308Eと同期をとりそのシステム情報を読取る。
クティブ・スロットはいずれも本システムに対しビーコ
ン・スロットと考えることができる。例えば、スロット
308Eには下記例のようなシステム情報を含むビーコ
ン・スロットを挙げることができる。現基地局eのその
瞬間の時点の良好な周波数リストのようなシステム情報
を含む場合またこの次のフレームの新規呼出に対し利用
可能なスロットの場合やこの現フレームのアップリンク
の移動体応答に対し利用可能なスロットの場合を挙げる
こともできる。この基地局はフレーム毎のすべてのアッ
プリンク・スロットを連続的にモニタする。サービスを
所望するこの移動体ユニット144はビーコン・スロッ
ト308Eと同期をとりそのシステム情報を読取る。
【0079】ステップ346において、この移動体ユニ
ット144はその識別したダウンリンク・スロット30
8Eのすべての制御フィールド402を聴取する。この
移動体ユニット144は前述の“最良”アンテナ決定手
順にしたがって“最良”アンテナをそのアンテナ118
Aないし118Dの中から決定する。ここで注記するこ
とは、この移動体ユニット144は周知のようにこの基
地局110から送信したフレームのタイミングと先に同
期をとっておりまた同期を保持していることである。ス
テップ348において、この移動体ユニット144はそ
れ自身の良好周波数リストをその基地局リストと比較し
相互に許容可能な周波数を選択する。
ット144はその識別したダウンリンク・スロット30
8Eのすべての制御フィールド402を聴取する。この
移動体ユニット144は前述の“最良”アンテナ決定手
順にしたがって“最良”アンテナをそのアンテナ118
Aないし118Dの中から決定する。ここで注記するこ
とは、この移動体ユニット144は周知のようにこの基
地局110から送信したフレームのタイミングと先に同
期をとっておりまた同期を保持していることである。ス
テップ348において、この移動体ユニット144はそ
れ自身の良好周波数リストをその基地局リストと比較し
相互に許容可能な周波数を選択する。
【0080】ここで遅延の存在が可能であってそれはこ
の選択周波数がその基地局に許容できる逐次利用周波数
リスト上で低い場合に有する遅延である、というのはこ
の基地局はそのリスト全体を通過するのに周波数当たり
数個のフレームを取上げるからである。またその利用可
能なアップリンク・スロットからこの移動体ユニット1
44はそのアップリンク・スロットを選択する。例え
ば、その選択アップリンク・スロット例がスロット31
2Eである場合を挙げることができる。ステップ350
において、この移動体ユニット144は、アップリンク
・スロット312Eのようなアップリンク・スロットを
識別(利用可能なスロットを識別する手順は前述の通
り)し、この識別アップリンク・スロット312Eでそ
の基地局110へ新規電話呼出の設定要求を送信する。
の選択周波数がその基地局に許容できる逐次利用周波数
リスト上で低い場合に有する遅延である、というのはこ
の基地局はそのリスト全体を通過するのに周波数当たり
数個のフレームを取上げるからである。またその利用可
能なアップリンク・スロットからこの移動体ユニット1
44はそのアップリンク・スロットを選択する。例え
ば、その選択アップリンク・スロット例がスロット31
2Eである場合を挙げることができる。ステップ350
において、この移動体ユニット144は、アップリンク
・スロット312Eのようなアップリンク・スロットを
識別(利用可能なスロットを識別する手順は前述の通
り)し、この識別アップリンク・スロット312Eでそ
の基地局110へ新規電話呼出の設定要求を送信する。
【0081】具体的には、この新規電話呼出要求は(そ
のアップリンク・スロット312Eの)制御スロット・
フィールドで送信する。またこの最良アンテナ情報はそ
の選択アップリンク・スロットの適当なzフィールドで
送信する。例えば、ステップ346において、この移動
体ユニット144がその“最良”アンテナはアンテナ1
18Aと決定したとする。そこでステップ350におい
て、この移動体ユニット144はアップリンク・スロッ
ト312Eの制御フィールド402でその基地局110
へ新規電話呼出の設定要求を送信する。この新規電話呼
出の設定要求をその基地局110へクリアに送信できな
いことがある。これはその通信環境のノイズまたは他の
影響によって起り得る。
のアップリンク・スロット312Eの)制御スロット・
フィールドで送信する。またこの最良アンテナ情報はそ
の選択アップリンク・スロットの適当なzフィールドで
送信する。例えば、ステップ346において、この移動
体ユニット144がその“最良”アンテナはアンテナ1
18Aと決定したとする。そこでステップ350におい
て、この移動体ユニット144はアップリンク・スロッ
ト312Eの制御フィールド402でその基地局110
へ新規電話呼出の設定要求を送信する。この新規電話呼
出の設定要求をその基地局110へクリアに送信できな
いことがある。これはその通信環境のノイズまたは他の
影響によって起り得る。
【0082】さらにまた、これは複数の移動体ユニット
が例えば、同一スロット312Eの際に送信を試行しよ
うとしてこの複数の移動体ユニット間の衝突によっても
起り得る。この新規電話呼出要求の送信不成功がこのシ
ステムの動作に悪影響を及ぼすことはない、というのは
この移動体ユニット144は(必要に応じ)その次のフ
レームでこの要求を再送することができるからである。
この移動体ユニット144から新規電話呼出に対する要
求を受信すると、この基地局110はこの要求を受入す
るかその正否を決定する。この基地局110はこの決定
を前述のように行う。この基地局110が新規電話呼出
に対する要求を受入すると、この基地局110はステッ
プ348において選択した(次のフレームの)ダウンリ
ンク・スロット308Eでこの受入を通信するのが好ま
しい。
が例えば、同一スロット312Eの際に送信を試行しよ
うとしてこの複数の移動体ユニット間の衝突によっても
起り得る。この新規電話呼出要求の送信不成功がこのシ
ステムの動作に悪影響を及ぼすことはない、というのは
この移動体ユニット144は(必要に応じ)その次のフ
レームでこの要求を再送することができるからである。
この移動体ユニット144から新規電話呼出に対する要
求を受信すると、この基地局110はこの要求を受入す
るかその正否を決定する。この基地局110はこの決定
を前述のように行う。この基地局110が新規電話呼出
に対する要求を受入すると、この基地局110はステッ
プ348において選択した(次のフレームの)ダウンリ
ンク・スロット308Eでこの受入を通信するのが好ま
しい。
【0083】このような受入は、好ましくはフィールド
402Fの制御メッセージの形を挙げることができるが
ただしこれは少くともこの要求をした移動体ユニット1
44を識別する情報を含むものまた周波数、ダウンリン
ク・スロット308、アップリンク・スロット312お
よびアンテナ118を識別する情報を含むものであって
ここではそのzフィールドにおける制御メッセージを挙
げることができる。ステップ352において、この移動
体ユニット144はステップ348において選択した
(その次のフレームの)ダウンリンク・スロット308
をモニタしてこの新規電話呼出が受入されたかその正否
を決定する。
402Fの制御メッセージの形を挙げることができるが
ただしこれは少くともこの要求をした移動体ユニット1
44を識別する情報を含むものまた周波数、ダウンリン
ク・スロット308、アップリンク・スロット312お
よびアンテナ118を識別する情報を含むものであって
ここではそのzフィールドにおける制御メッセージを挙
げることができる。ステップ352において、この移動
体ユニット144はステップ348において選択した
(その次のフレームの)ダウンリンク・スロット308
をモニタしてこの新規電話呼出が受入されたかその正否
を決定する。
【0084】これに対する制御データが無い場合はその
新規呼出要求を受入しなかったことを示す。この場合制
御はステップ346に戻る。この新規呼出要求が受入さ
れた(ステップ352で決定したように)場合、この移
動体ユニット144はステップ356においてその割当
てたアップリンク・スロット312でデータを送信す
る。フローチャート340の動作はステップ356の終
了後ステップ358で示すように完了する。いったんこ
の呼出が設定されてしまうと、この基地局110とその
移動体ユニット144の動作は前述の図6に示す通りで
ある。
新規呼出要求を受入しなかったことを示す。この場合制
御はステップ346に戻る。この新規呼出要求が受入さ
れた(ステップ352で決定したように)場合、この移
動体ユニット144はステップ356においてその割当
てたアップリンク・スロット312でデータを送信す
る。フローチャート340の動作はステップ356の終
了後ステップ358で示すように完了する。いったんこ
の呼出が設定されてしまうと、この基地局110とその
移動体ユニット144の動作は前述の図6に示す通りで
ある。
【0085】5.4 第2の実施例のビッグイヤ・モー
ド この基地局は移動体ユニットが対話を開始する時やその
スロットについては知らないので、このランダム・アク
セス・モード通信にはこの基地局に対応するアンテナは
その各未割当てアップリンク・スロットに対応する時間
同時に結合することが必要である。このCAU切替器1
12の動作モードはビッグイヤ(BIGEAR)と呼ば
れ、というのはその切替器112を介してこの基地局に
結合するすべてのCAUは同時に聴取しているからで
る。このように、この基地局110はその移動体ユニッ
トeのアップリンク送信をこの移動体ユニットの存在場
所を知る必要がなくとも受信することができる。
ド この基地局は移動体ユニットが対話を開始する時やその
スロットについては知らないので、このランダム・アク
セス・モード通信にはこの基地局に対応するアンテナは
その各未割当てアップリンク・スロットに対応する時間
同時に結合することが必要である。このCAU切替器1
12の動作モードはビッグイヤ(BIGEAR)と呼ば
れ、というのはその切替器112を介してこの基地局に
結合するすべてのCAUは同時に聴取しているからで
る。このように、この基地局110はその移動体ユニッ
トeのアップリンク送信をこの移動体ユニットの存在場
所を知る必要がなくとも受信することができる。
【0086】この初期送信を受信してしまうと、前述の
ようにこの基地局110はその割当てたアンテナを利用
しその移動体へこの送信の応答を返送し、この移動体ユ
ニットとの通信のための選択スロットの割当てを確認す
る。そうでなく表示されるまで、この割当てたアンテナ
をこの基地局110がその割当てスロットの受信と送信
の両者用に利用することもあるがただしこれはそのzフ
ィールドの中の1個のフィールドが前述のように変化し
ない場合に限る。
ようにこの基地局110はその割当てたアンテナを利用
しその移動体へこの送信の応答を返送し、この移動体ユ
ニットとの通信のための選択スロットの割当てを確認す
る。そうでなく表示されるまで、この割当てたアンテナ
をこの基地局110がその割当てスロットの受信と送信
の両者用に利用することもあるがただしこれはそのzフ
ィールドの中の1個のフィールドが前述のように変化し
ない場合に限る。
【0087】6. 第3の実施例−マルチセル・システ
ムにおける利用 本発明の第2の実施例に述べたフレーム構造(ただしア
ンテナ制御無し)は、以前に他の無線通信システムによ
って多数のセルに範囲を広げるよう利用された(例え
ば、ディジタル欧州コードレス通信(DECT)システ
ム)。図9を参照し説明するがこのようなシステムの動
作によってそのユーザ・データ・サービスが提供され、
ただしここではアクティブ移動体ユニットがあるセルか
ら次のセルに移動する、例えば、セル114からセル1
26へアクティブ移動体ユニットが移動する際に中断し
ない連続ベースで提供される例である。このような機能
は切換機能と呼ばれるが、前述の単一セル・システムに
ハードウェアと制御プロトコルの追加によってこれは可
能となる。
ムにおける利用 本発明の第2の実施例に述べたフレーム構造(ただしア
ンテナ制御無し)は、以前に他の無線通信システムによ
って多数のセルに範囲を広げるよう利用された(例え
ば、ディジタル欧州コードレス通信(DECT)システ
ム)。図9を参照し説明するがこのようなシステムの動
作によってそのユーザ・データ・サービスが提供され、
ただしここではアクティブ移動体ユニットがあるセルか
ら次のセルに移動する、例えば、セル114からセル1
26へアクティブ移動体ユニットが移動する際に中断し
ない連続ベースで提供される例である。このような機能
は切換機能と呼ばれるが、前述の単一セル・システムに
ハードウェアと制御プロトコルの追加によってこれは可
能となる。
【0088】このような追加についてはシステム設計者
などこの無線システム技術分野の当業者には周知のこと
である。例えば、PBX104の機能を追加するのは音
声対話中に第1の基地局110から第2の基地局122
への結合変更のために必要なものである。さらに切換用
に要するタスクと通信を得るためいくつかの制御コード
のその制御フィールドへの追加がその固定端部(基地局
110、122、インタフェース/コントローラ10
8、140と120、142、またはPBX104)な
らびに移動体ユニット144とそのコントローラ146
の両者で必要である。切換えプロセスは、共用ハードウ
ェアと制御リソースの利用にとってハイインパクトとな
るので、その利用を僅かとする節約プロセスにしなけれ
ばならないが、これは次のように切換え基準を選択して
行われる。
などこの無線システム技術分野の当業者には周知のこと
である。例えば、PBX104の機能を追加するのは音
声対話中に第1の基地局110から第2の基地局122
への結合変更のために必要なものである。さらに切換用
に要するタスクと通信を得るためいくつかの制御コード
のその制御フィールドへの追加がその固定端部(基地局
110、122、インタフェース/コントローラ10
8、140と120、142、またはPBX104)な
らびに移動体ユニット144とそのコントローラ146
の両者で必要である。切換えプロセスは、共用ハードウ
ェアと制御リソースの利用にとってハイインパクトとな
るので、その利用を僅かとする節約プロセスにしなけれ
ばならないが、これは次のように切換え基準を選択して
行われる。
【0089】それは、一方のセルの一般性能の低下の程
度が他方のセルへの切換えを是認〓(より良好ならば)
する程度の場合のみセル間切換えを取上げるような切換
え基準を選択して行われる。一般にはその結果これは下
記の2点の特徴となり以下さらにこれを説明する。まづ
1)移動体ユニットがアクティブ(呼出状態)である期
間中の切換え数は1分間に1ないし2度程度であるこ
と、および2)この遷移が生ずる遷移時間(切換えを必
要と認識してから切換え終了までの時間)には多数の
(例えば、40ないし50個の)フレームでこれが生ず
ること、である。そこで、切換えを必要とする時期を決
定するため利用する測定基準には次のように信号品質の
短期変動を含まない傾向のものであってそれと本発明が
戦うことができるものである。
度が他方のセルへの切換えを是認〓(より良好ならば)
する程度の場合のみセル間切換えを取上げるような切換
え基準を選択して行われる。一般にはその結果これは下
記の2点の特徴となり以下さらにこれを説明する。まづ
1)移動体ユニットがアクティブ(呼出状態)である期
間中の切換え数は1分間に1ないし2度程度であるこ
と、および2)この遷移が生ずる遷移時間(切換えを必
要と認識してから切換え終了までの時間)には多数の
(例えば、40ないし50個の)フレームでこれが生ず
ること、である。そこで、切換えを必要とする時期を決
定するため利用する測定基準には次のように信号品質の
短期変動を含まない傾向のものであってそれと本発明が
戦うことができるものである。
【0090】例えば、本発明では2個のフレーム上のB
ER変動の尺度を利用して後続するフレームに対し最良
アンテナを決定ししたがってアンテナ切替えをフレーム
毎に起させることができる。他方では、切換え基準は多
数(20ないし30個)のフレームで平均することを行
い切換え間の間隔を数秒ないし数分のオーダで生ずるよ
うに行う。本発明の動作は短期障害の生起と戦いさらに
良好なセル内サービスを提供する役目をする。これに対
し切換えはセル間移動に起因する長期障害と戦う。この
ように本発明の動作はセル間切換えに要する動作を妨害
すことはなく、実際マルチ・セル動作にもまた適用でき
る。
ER変動の尺度を利用して後続するフレームに対し最良
アンテナを決定ししたがってアンテナ切替えをフレーム
毎に起させることができる。他方では、切換え基準は多
数(20ないし30個)のフレームで平均することを行
い切換え間の間隔を数秒ないし数分のオーダで生ずるよ
うに行う。本発明の動作は短期障害の生起と戦いさらに
良好なセル内サービスを提供する役目をする。これに対
し切換えはセル間移動に起因する長期障害と戦う。この
ように本発明の動作はセル間切換えに要する動作を妨害
すことはなく、実際マルチ・セル動作にもまた適用でき
る。
【0091】本発明の第2の実施例で述べた制御機構は
アンテナ制御と他のシステム制御の機能の分離ができる
機構である。具体的には、アクティブ・スロットにおけ
るアンテナ・フィールドの位置と利用は、どの点をとっ
ても、例えば、切換え通信用のようなシステム制御機能
用に用いる他のフィールドの利用を決して妨害するもの
ではない。そこでその物理レベルの見地と制御機構の見
地の両方の見地から本発明は次のようなシステムでアク
ティブとすることができる。つまり、マルチ・セル動作
用について可能とするようなさらにまた基地局カバレッ
ジ範囲とマクロ・ダイバーシティの両者を増大させるよ
うな、ただしそのマルチ・セル動作に透明な形である
が、このようなシステムで活動状態にさせることができ
る。
アンテナ制御と他のシステム制御の機能の分離ができる
機構である。具体的には、アクティブ・スロットにおけ
るアンテナ・フィールドの位置と利用は、どの点をとっ
ても、例えば、切換え通信用のようなシステム制御機能
用に用いる他のフィールドの利用を決して妨害するもの
ではない。そこでその物理レベルの見地と制御機構の見
地の両方の見地から本発明は次のようなシステムでアク
ティブとすることができる。つまり、マルチ・セル動作
用について可能とするようなさらにまた基地局カバレッ
ジ範囲とマクロ・ダイバーシティの両者を増大させるよ
うな、ただしそのマルチ・セル動作に透明な形である
が、このようなシステムで活動状態にさせることができ
る。
【0092】7. 付記 以上の説明は本発明の二三の実施例に関するもので本発
明はこれらに限定されるものではなく、この技術分野の
当業者であれば、本発明の種々の変形例が考えら得る
が、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される
ものであって繰返すが本発明は前述の請求項に限定され
る以外は前記実施例に限定されるものではない。尚、特
許請求の範囲に記載した参照番号は発明の容易なる理解
のためで、その技術的範囲を限定するよう解釈されるべ
きではない。
明はこれらに限定されるものではなく、この技術分野の
当業者であれば、本発明の種々の変形例が考えら得る
が、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される
ものであって繰返すが本発明は前述の請求項に限定され
る以外は前記実施例に限定されるものではない。尚、特
許請求の範囲に記載した参照番号は発明の容易なる理解
のためで、その技術的範囲を限定するよう解釈されるべ
きではない。
【0093】
【発明の効果】以上述べたごとく本発明によって、例え
ば、インド通信アシステムにおいて基地局カバレッジ範
囲増大とアンテナ切替えマクロ・ダイバーシティの実現
でフェージングの影響が克服され経済的にも非常に優れ
かつ通信品質を向上することができる有用な無線通信シ
ステムを提供することができる。
ば、インド通信アシステムにおいて基地局カバレッジ範
囲増大とアンテナ切替えマクロ・ダイバーシティの実現
でフェージングの影響が克服され経済的にも非常に優れ
かつ通信品質を向上することができる有用な無線通信シ
ステムを提供することができる。
【図1】本発明の好ましい実施例の無線通信システムを
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例のフレーム・フォーマッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作のフローを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施例の動作のフローを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例のフレーム・フォーマッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例の動作のフローを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例の動作のフローを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施例のフレーム・フォーマッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例であってこれは本発明の
前記第1と前記第2の実施例をマルチセル無線システム
に拡張した実施例を示す図である。
前記第1と前記第2の実施例をマルチセル無線システム
に拡張した実施例を示す図である。
101 無線サブシステム 102 無線通信システム 103 無線サブシステム 104 構内交換機(PBX) 106 電話網 108 インタフェース・モジュール 110 無線固定基地(WFB)局(基地局) 112 RF切替器 114 セル 116(AないしD) サブセル 118(AないしD) セル・アンテナ・ユニット(C
AU) 120 インタフェース・モジュール 122 無線固定基地(WFB)局(基地局) 124 RF切替器 126 セル 128(AないしD) サブセル 130(AないしD) セル・アンテナ・ユニット(C
AU) 140 コントローラ(基地局) 142 コントローラ(基地局) 144 移動体ユニット 146 コントローラ(移動体ユニット) 202 フレーム 204 ダウンリンク部分 206 アップリンク部分 208 ダウンリンク制御スロット 210 ダウンリンク・データ・スロット 212 アップリンク制御スロット 214 アップリンク・データ・スロット 221 フローチャート 240 フローチャート 302 フレーム 304 ダウンリンク部分 306 アップリンク部分 308 ダウンリンク(制御/データ)スロット 312 アップリンク(制御/データ)スロット 320 フローチャート 340 フローチャート 402 制御フィールド 402(AないしD) 専用アンテナ制御フィールド
(Zフィールド) 402E システム関係フィールド 402F システム・メッセージ 404 データ・フィールド
AU) 120 インタフェース・モジュール 122 無線固定基地(WFB)局(基地局) 124 RF切替器 126 セル 128(AないしD) サブセル 130(AないしD) セル・アンテナ・ユニット(C
AU) 140 コントローラ(基地局) 142 コントローラ(基地局) 144 移動体ユニット 146 コントローラ(移動体ユニット) 202 フレーム 204 ダウンリンク部分 206 アップリンク部分 208 ダウンリンク制御スロット 210 ダウンリンク・データ・スロット 212 アップリンク制御スロット 214 アップリンク・データ・スロット 221 フローチャート 240 フローチャート 302 フレーム 304 ダウンリンク部分 306 アップリンク部分 308 ダウンリンク(制御/データ)スロット 312 アップリンク(制御/データ)スロット 320 フローチャート 340 フローチャート 402 制御フィールド 402(AないしD) 専用アンテナ制御フィールド
(Zフィールド) 402E システム関係フィールド 402F システム・メッセージ 404 データ・フィールド
フロントページの続き (72)発明者 デヴィッド ジョン ヘルムカンプ アメリカ合衆国,07304 ニュージャージ ー,ジャージー シティー,サミット ア ヴェニュー 110 (72)発明者 レイモンド エー.サッケット アメリカ合衆国,07760 ニュージャージ ー,ラムソン,ベルヴュー アヴェニュー 73
Claims (14)
- 【請求項1】 N個のアンテナ(118、130)に結
合した基地局(110、122)を持つ無線通信システ
ム(102)において1個の基地局からのカバレッジ範
囲増大とマクロ・ダイバーシティを実現させるカバレッ
ジ範囲増大とマクロ・ダイバーシティの実現法におい
て、 (A)前記基地局からN個の制御メッセージをそれぞれ
前記アンテナの中の1個のアンテナを介して送信する制
御メッセージ送信ステップと、 (B)移動体ユニット(144)にアドレス指定したデ
ータ・メッセージをアクティブ呼出続行時間の間前記移
動体ユニットに先に割当てた前記アンテナの中の特定の
1個のアンテナを介して送信するデータ・メッセージ送
信ステップと、 (C)前記移動体ユニットで前記制御メッセージと前記
データ・メッセージを受信する受信ステップと (D)前記アンテナから最良アンテナを識別するため前
記移動体ユニットで前記制御メッセージを解析する解析
ステップと、 (E)フレーム(202)の中の前記アンテナの中の前
記特定の1個のアンテナに対応するアップリンク制御ス
ロット(212)で前記最良アンテナを識別する新規ア
ンテナ要求を前記移動体ユニットから前記基地局へ送信
する新規アンテナ要求送信ステップと、 (F)前記移動体ユニットにアドレス指定した1個以上
の後続するデータ・メッセージを前記基地局から送信す
るよう前記新規アンテナ要求に応答して前記最良アンテ
ナを利用する最良アンテナ利用ステップを有することを
特徴とするカバレッジ範囲増大とマクロ・ダイバーシテ
ィの実現法。 - 【請求項2】 前記(A)制御メッセージ送信ステップ
は、 (A1)前記基地局を前記アンテナの中の1個のアンテ
ナと結合するステップと、 (A2)前記フレームの中の前記アンテナの中の前記1
個のアンテナに対応するダウンリンク制御スロット(2
08)で前記アンテナの中の前記1個のアンテナを介し
て前記基地局から制御メッセージを送信するステップを
有し、 前記(A1)ステップと前記(A2)ステップを各前記
アンテナに対し行うことを特徴とする請求項1に記載の
方法。 - 【請求項3】 前記(B)データ・メッセージ送信ステ
ップは、 前記移動体ユニットに先に割当てたダウンリンク・デー
タ・スロット(210)で前記アンテナの中の前記特定
の1個のアンテナを介して前記データ・メッセージを送
信するステップを有することを特徴とする請求項1に記
載の方法。 - 【請求項4】 さらに、前記最良アンテナが前記移動体
ユニットに先に割当てた前記アンテナの中の前記特定の
1個のアンテナに等しいかその正否を決めるステップ
と、 もし前記最良アンテナが前記移動体ユニットに先に割当
てた前記アンテナの中の前記特定の1個のアンテナに等
しい場合前記ステップ(E)新規アンテナ要求送信ステ
ップの実行をバイパスするステップを有しこれらのステ
ップを前記(D)解析ステップの後に行うことを特徴と
する請求項1に記載の方法。 - 【請求項5】 さらに、(G)新規電話呼出の設定を所
望する第2の移動体ユニットで前記制御メッセージを受
信するステップと、 (H)前記アンテナから前記第2の移動体ユニットに関
し最良アンテナを識別するため前記第2の移動体ユニッ
トで前記制御メッセージを解析するステップと、 (I)前記フレームの中の(前記第2の移動体ユニット
に関し前記最良アンテナに対応する)第2のアップリン
ク制御スロットで前記第2の移動体ユニットに関し前記
最良アンテナを識別する新規電話呼出要求を前記第2の
移動体ユニットから前記基地局へ送信するステップを有
することを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 N個のアンテナに結合した基地局を持つ
無線通信システムにおいて1個の基地局からのカバレッ
ジ範囲増大とマクロ・ダイバーシティを実現させるカバ
レッジ範囲増大とマクロ・ダイバーシティの実現法にお
いて、 (A)フレームの中のアクティブ呼出続行時間の間移動
体ユニットに対応するダウンリンク制御/データ・スロ
ット(308)のN個の制御フィールド(402)でN
個の制御メッセージを前記基地局から送信する、ただし
各前記制御メッセージを前記アンテナンの中の1個のア
ンテナを介して送信する制御メッセージ送信ステップ
と、 (B)前記ダウンリンク制御/データ・スロットのデー
タ・フィールド(404)で前記移動体ユニットにアド
レス指定したデータ・メッセージを前記移動体ユニット
に先に割当てた前記アンテナの中の特定の1個のアンテ
ナを介して送信するデータ・メッセージ送信ステップ
と、 (C)前記移動体ユニットで前記制御メッセージと前記
データ・メッセージを受信する受信ステップと、 (D)前記アンテナから最良アンテナを識別するため前
記移動体ユニットで前記制御メッセージを解析する解析
ステップと、 (E)前記フレームの中のアクティブ呼出続行時間の間
前記移動体ユニットに対応するアップリンク制御/デー
タ・スロット(312)の中の前記アンテナの中の前記
特定の1個のアンテナに対応する制御フィールドで前記
最良アンテナを識別する新規アンテナ要求を前記移動体
ユニットから前記基地局へ送信する新規アンテナ要求送
信ステップと、 (F)前記移動体ユニットにアドレス指定した1個以上
の後続するデータ・メッセージを前記基地局から送信す
るよう前記新規アンテナ要求に応答して前記最良アンテ
ナを利用する最良アンテナ利用ステップを有することを
特徴とするカバレッジ範囲増大とマクロ・ダイバーシテ
ィの実現法。 - 【請求項7】 前記(A)制御メッセージ送信ステップ
は、 (A1)前記基地局を前記アンテナの中の1個のアンテ
ナと結合するステップと、 (A2)前記アンテナの中の前記1個のアンテナに対応
する前記ダウンリンク制御/データ・スロットの前記制
御フィールドの中の1個のフィールドで前記アンテナの
中の前記1個のアンテナを介して前記基地局から制御メ
ッセージを送信するステップを有し、 前記(A1)ステップと前記(A2)ステップを各前記
アンテナに対し行うことを特徴とする請求項6に記載の
方法。 - 【請求項8】 さらに、前記最良アンテナが前記移動体
ユニットに先に割当てた前記アンテナの中の前記特定の
1個のアンテナに等しいかその正否を決めるステップ
と、 もし前記最良アンテナが前記移動体ユニットに先に割当
てた前記アンテナの中の前記特定の1個のアンテナに等
しい場合前記ステップ(E)新規アンテナ要求送信ステ
ップの実行をバイパスするステップを有しこれらのステ
ップを前記(D)解析ステップの後に行うことを特徴と
する請求項6に記載の方法。 - 【請求項9】 さらに、(G)前記フレームの中のビー
コン・スロットと呼ばれるダウンリンク・スロットの制
御フィールドで前記基地局から制御メッセージを送信す
る(ただし、各前記制御メッセージは新規電話呼出用に
利用可能であるスロットと周波数を識別する情報を含み
そして次に各アンテナからの送信情報を含む)ステップ
と、 (H)新規電話呼出の設定を所望する第2の移動体ユニ
ットで前記ビーコン制御メッセージを受信するステップ
と、 (I)前記第2の移動体ユニットに関し最良アンテナを
前記アンテナから識別するため前記第2の移動体ユニッ
トで前記制御メッセージを解析するステップと、 (J)前記利用可能スロットの中から1個のスロットを
選択するステップと、 (K)前記フレームのアップリンク・スロットの制御フ
ィールドで前記第2の移動体ユニットに関し前記最良ア
ンテナと前記選択した利用可能スロットを識別する新規
電話呼出要求を前記第2の移動体ユニットから前記基地
局へ送信するステップを有することを特徴とする請求項
6に記載の方法。 - 【請求項10】 (A)基地局と、 (B)それぞれセル(114、126)の中のサブセル
(116、128)に設けたN個のアンテナと、 (C)前記基地局を前記アンテナに選択的に結合するよ
う前記基地局と前記アンテナに結合した切替器(11
2、124)と、 (D)移動体ユニットを有する無線通信システムの無線
サブシステム(101、103)であって、 前記基地局は、 (A1)N個の制御メッセージをそれぞれ前記アンテナ
の中の1個のアンテナを介して送信する制御メッセージ
送信手段と、 (A2)前記移動体ユニットに先に割当てた前記アンテ
ナの中の特定の1個のアンテナを介して前記移動体ユニ
ットにアドレス指定したデータ・メッセージを送信する
データ・メッセージ送信手段を有し、 前記移動体ユニットは、 (D1)前記制御メッセージと前記データ・メッセージ
を受信する受信手段と、 (D2)最良アンテナを前記アンテナから識別するため
前記制御メッセージを解析する解析手段と、 (D3)前記最良アンテナを識別する新規アンテナ要求
を前記基地局へ送信する新規アンテナ要求送信手段を有
することを特徴とする無線通信システムの無線サブシス
テム。 - 【請求項11】 前記基地局は、さらに、 (A3)前記移動体ユニットにアドレス指定した1個以
上の後続するデータ・メッセージを送信するよう前記新
規アンテナ要求に応答して前記最良アンテナを利用する
最良アンテナ利用手段を有することを特徴とする請求項
10に記載の無線サブシステム。 - 【請求項12】 さらに、新規電話呼出の設定を所望す
る第2の移動体ユニットを有し、 前記第2の移動体ユニットは、 前記制御メッセージを受信する手段と、 前記第2の移動体ユニットに関し最良アンテナを前記ア
ンテナから識別するため前記制御メッセージを解析する
手段と、 前記第2の移動体ユニットに関し前記最良アンテナを識
別する新規電話呼出要求を前記基地局へ送信する手段を
有することを特徴とする請求項10に記載の無線サブシ
ステム。 - 【請求項13】 前記基地局は、さらに、 (A4)ダウンリンク・ビーコン・スロットのN個の制
御フィールドでN個のパイロット制御メッセージを送信
する、ただし各前記ビーコン制御メッセージは新規電話
呼出用に利用可能な(周波数−タイム)スロットを識別
する情報を含む、を送信する手段を有することを特徴と
する請求項10に記載の無線サブシステム。 - 【請求項14】 さらに、新規電話呼出の設定を所望す
る第2の移動体ユニットを有し、 前記第2の移動体ユニットは、 前記ビーコン制御メッセージを受信する手段と、 前記第2の移動体ユニットに関し最良のアンテナを前記
アンテナから識別するため前記ビーコン制御メッセージ
を解析する手段と、 前記利用可能なタイム・スロットで周波数チャネルの1
個を選択する手段と、 アップリンク・スロットの制御スロットで前記第2の移
動体ユニットに関し前記最良アンテナと前記選択した利
用可能スロットを識別する新規電話呼出要求を前記基地
局へ送信する手段を有することを特徴とする請求項13
に記載の無線サブシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/304,319 US5628052A (en) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | Wireless communication system using distributed switched antennas |
US304319 | 1994-09-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0888599A true JPH0888599A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=23176015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7258216A Pending JPH0888599A (ja) | 1994-09-12 | 1995-09-12 | カバレッジ範囲増大とマクロ・ダイバーシティの実現法とその無線通信システムの無線サブシステム |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5628052A (ja) |
EP (1) | EP0702462B1 (ja) |
JP (1) | JPH0888599A (ja) |
CA (1) | CA2154303C (ja) |
DE (1) | DE69528561T2 (ja) |
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