JPH0887888A - 半導体記憶装置 - Google Patents
半導体記憶装置Info
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- JPH0887888A JPH0887888A JP6220674A JP22067494A JPH0887888A JP H0887888 A JPH0887888 A JP H0887888A JP 6220674 A JP6220674 A JP 6220674A JP 22067494 A JP22067494 A JP 22067494A JP H0887888 A JPH0887888 A JP H0887888A
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 12
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims abstract description 130
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 101000860173 Myxococcus xanthus C-factor Proteins 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
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- Static Random-Access Memory (AREA)
- Pulse Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】半導体記憶装置の無駄な電力消費を省いて低消
費電力化を図る。 【構成】選択回路2はメモリセルアレイ1の所定のメモ
リセルを選択する。読出回路3は選択されたメモリセル
のデータを読み出し、書込回路4は選択された所定のメ
モリセルにデータを書き込む。第1の制御回路5は、ク
ロック信号の同一サイクルにおいて読出回路3を制御す
ることにより選択されたメモリセルからデータを読み出
させた後、書込回路4を制御することにより選択された
メモリセルに次に読み出すべきデータを書き込ませる。
比較回路6は選択されたメモリセルの読み出しデータと
書き込みデータとを比較する。第2の制御回路7は、比
較回路6の比較結果に基づいて、読み出しデータと書き
込みデータとが一致するときには第1の制御回路5によ
る書込回路4の制御を無効化することにより選択された
メモリセルへの書き込みデータの書き込みを行わせない
ようにする。
費電力化を図る。 【構成】選択回路2はメモリセルアレイ1の所定のメモ
リセルを選択する。読出回路3は選択されたメモリセル
のデータを読み出し、書込回路4は選択された所定のメ
モリセルにデータを書き込む。第1の制御回路5は、ク
ロック信号の同一サイクルにおいて読出回路3を制御す
ることにより選択されたメモリセルからデータを読み出
させた後、書込回路4を制御することにより選択された
メモリセルに次に読み出すべきデータを書き込ませる。
比較回路6は選択されたメモリセルの読み出しデータと
書き込みデータとを比較する。第2の制御回路7は、比
較回路6の比較結果に基づいて、読み出しデータと書き
込みデータとが一致するときには第1の制御回路5によ
る書込回路4の制御を無効化することにより選択された
メモリセルへの書き込みデータの書き込みを行わせない
ようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に係り、
詳しくは入力したデータが所定の遅延時間だけ遅れて出
力される画像データ用のデジタルディレイラインメモリ
に関する。
詳しくは入力したデータが所定の遅延時間だけ遅れて出
力される画像データ用のデジタルディレイラインメモリ
に関する。
【0002】近年、半導体記憶装置の低消費電力化が要
求されており、デジタルディレイラインメモリにおいて
も低消費電力化が要求されている。
求されており、デジタルディレイラインメモリにおいて
も低消費電力化が要求されている。
【0003】
【従来の技術】図6は従来のデジタルディレイラインメ
モリ10を示す。デジタルディレイラインメモリ10
は、メモリセルアレイ11、NMOSトランジスタより
なるコラムスイッチ12、ライトアンプ13、センスア
ンプ14、選択回路15及び制御回路16を備える。こ
のメモリ10では、クロック信号の1サイクル中におい
て選択されたメモリセルからデータが読み出された後、
その選択されたメモリセルにデータが書き込まれる。
モリ10を示す。デジタルディレイラインメモリ10
は、メモリセルアレイ11、NMOSトランジスタより
なるコラムスイッチ12、ライトアンプ13、センスア
ンプ14、選択回路15及び制御回路16を備える。こ
のメモリ10では、クロック信号の1サイクル中におい
て選択されたメモリセルからデータが読み出された後、
その選択されたメモリセルにデータが書き込まれる。
【0004】メモリセルアレイ11はメモリセルを選択
するための選択回路15に接続されるとともに、制御回
路16に接続されている。選択回路15は制御回路16
に接続されている。メモリセルアレイ11にはコラムス
イッチ12を介してライトアンプ13及びセンスアンプ
14が並列に接続されている。ライトアンプ13及びセ
ンスアンプ14は制御回路16に接続されている。
するための選択回路15に接続されるとともに、制御回
路16に接続されている。選択回路15は制御回路16
に接続されている。メモリセルアレイ11にはコラムス
イッチ12を介してライトアンプ13及びセンスアンプ
14が並列に接続されている。ライトアンプ13及びセ
ンスアンプ14は制御回路16に接続されている。
【0005】メモリセルアレイ11には左右方向に延び
る複数のワード線WLが設けられるとともに、上下方向
に延びるビット線対が複数対設けられている。なお、図
6では2本のワード線WL1,WLnと一対のビット線
BL,XBLのみを図示している。
る複数のワード線WLが設けられるとともに、上下方向
に延びるビット線対が複数対設けられている。なお、図
6では2本のワード線WL1,WLnと一対のビット線
BL,XBLのみを図示している。
【0006】メモリセルアレイ11はビット線対BL,
XBLをプリチャージするためのプリチャージ回路17
を備える。プリチャージ回路17は5つのNMOSトラ
ンジスタ18〜22を備える。トランジスタ18,19
の各ドレインは電源VCCに接続され、各ソースはビット
線BL,XBLに接続されている。トランジスタ18,
19の各ゲートは電源VCCに接続され、トランジスタ1
8,19は常時オンしてビット線対BL,XBLを電源
VCCによって所定の電位までプリチャージする。トラン
ジスタ22のソース・ドレインはビット線BL,XBL
にそれぞれ接続され、ゲートには制御回路16からのプ
リチャージ信号PRが入力されている。トランジスタ2
0,21の各ドレインは電源VCCに接続され、各ソース
は各ビット線BL,XBLに接続され、各ゲートにはプ
リチャージ信号PRが入力されている。従って、プリチ
ャージ信号PRがHレベルのとき、トランジスタ20,
21,22がオンし、ビット線対BL,XBLは電源V
CCによって等しい電位にプリチャージされる。
XBLをプリチャージするためのプリチャージ回路17
を備える。プリチャージ回路17は5つのNMOSトラ
ンジスタ18〜22を備える。トランジスタ18,19
の各ドレインは電源VCCに接続され、各ソースはビット
線BL,XBLに接続されている。トランジスタ18,
19の各ゲートは電源VCCに接続され、トランジスタ1
8,19は常時オンしてビット線対BL,XBLを電源
VCCによって所定の電位までプリチャージする。トラン
ジスタ22のソース・ドレインはビット線BL,XBL
にそれぞれ接続され、ゲートには制御回路16からのプ
リチャージ信号PRが入力されている。トランジスタ2
0,21の各ドレインは電源VCCに接続され、各ソース
は各ビット線BL,XBLに接続され、各ゲートにはプ
リチャージ信号PRが入力されている。従って、プリチ
ャージ信号PRがHレベルのとき、トランジスタ20,
21,22がオンし、ビット線対BL,XBLは電源V
CCによって等しい電位にプリチャージされる。
【0007】各ワード線WL1〜WLn及び各ビット線
対BL,XBL間には多数のメモリセル23が接続され
ている。メモリセル23は2つのPMOSトランジスタ
24,26と、4つのNMOSトランジスタ25,2
7,28,29とを備える。トランジスタ24,25は
電源VCC及びグランドGND間に直列に接続され、トラ
ンジスタ26,27は電源VCC及びグランドGND間に
直列に接続されている。トランジスタ24,25のゲー
トはトランジスタ27のドレインに接続され、トランジ
スタ26,27のゲートはトランジスタ25のドレイン
に接続されている。トランジスタ25のドレインはトラ
ンジスタ28を介してビット線BLに接続され、トラン
ジスタ27のドレインはトランジスタ29を介してビッ
ト線XBLに接続されている。
対BL,XBL間には多数のメモリセル23が接続され
ている。メモリセル23は2つのPMOSトランジスタ
24,26と、4つのNMOSトランジスタ25,2
7,28,29とを備える。トランジスタ24,25は
電源VCC及びグランドGND間に直列に接続され、トラ
ンジスタ26,27は電源VCC及びグランドGND間に
直列に接続されている。トランジスタ24,25のゲー
トはトランジスタ27のドレインに接続され、トランジ
スタ26,27のゲートはトランジスタ25のドレイン
に接続されている。トランジスタ25のドレインはトラ
ンジスタ28を介してビット線BLに接続され、トラン
ジスタ27のドレインはトランジスタ29を介してビッ
ト線XBLに接続されている。
【0008】制御回路16は図7に示すクロック信号C
Kを入力するとともに、図示しない制御装置から書き込
み許可信号WEを入力している。制御回路16はクロッ
ク信号CKを選択回路15に出力する。また、制御回路
16は書き込み許可信号WEがLレベルであると、クロ
ック信号CKの1サイクルにおいて、クロック信号CK
のHレベルの期間にHレベルの活性化信号φ0を出力
し、クロック信号CKのLレベルの期間にHレベルの書
き込み信号WC0を出力する。さらに、制御回路16は
書き込み許可信号WEがLレベルであると、図7に示す
ように、クロック信号CKのHレベルのパルスに基づい
て一定期間Hレベルとなるプリチャージ信号PRを出力
する。
Kを入力するとともに、図示しない制御装置から書き込
み許可信号WEを入力している。制御回路16はクロッ
ク信号CKを選択回路15に出力する。また、制御回路
16は書き込み許可信号WEがLレベルであると、クロ
ック信号CKの1サイクルにおいて、クロック信号CK
のHレベルの期間にHレベルの活性化信号φ0を出力
し、クロック信号CKのLレベルの期間にHレベルの書
き込み信号WC0を出力する。さらに、制御回路16は
書き込み許可信号WEがLレベルであると、図7に示す
ように、クロック信号CKのHレベルのパルスに基づい
て一定期間Hレベルとなるプリチャージ信号PRを出力
する。
【0009】選択回路15は制御回路16から出力され
るクロック信号CKに基づいてメモリセルアレイ11の
ワード線WL1〜WLnを順次選択することによりメモ
リセル23を順次選択する。
るクロック信号CKに基づいてメモリセルアレイ11の
ワード線WL1〜WLnを順次選択することによりメモ
リセル23を順次選択する。
【0010】ライトアンプ13及びセンスアンプ14は
コラムスイッチ12を介してビット線BL,XBLに対
して並列に接続されている。コラムスイッチ12のゲー
トは電源VCCに接続されており、それによりコラムスイ
ッチ12は常時オンしてビット線BL,XBLをライト
アンプ13及びセンスアンプ14に接続する。
コラムスイッチ12を介してビット線BL,XBLに対
して並列に接続されている。コラムスイッチ12のゲー
トは電源VCCに接続されており、それによりコラムスイ
ッチ12は常時オンしてビット線BL,XBLをライト
アンプ13及びセンスアンプ14に接続する。
【0011】ライトアンプ13は4つのNMOSトラン
ジスタ30〜33、インバータ34及び2つのAND回
路35,36を備える。トランジスタ30,31は電源
VCC及びグランドGND間に直列に接続され、トランジ
スタ30,31間のノードがビット線BLに接続されて
いる。トランジスタ32,33は電源VCC及びグランド
GND間に直列に接続され、トランジスタ32,33間
のノードがビット線XBLに接続されている。トランジ
スタ30,33のゲートにはAND回路35の出力信号
S1が印加され、トランジスタ31,32のゲートには
AND回路36の出力信号S2が印加されている。トラ
ンジスタ25のドレインはトランジスタ28を介してビ
ット線BLに接続され、トランジスタ27のドレインは
トランジスタ29を介してビット線XBLに接続されて
いる。
ジスタ30〜33、インバータ34及び2つのAND回
路35,36を備える。トランジスタ30,31は電源
VCC及びグランドGND間に直列に接続され、トランジ
スタ30,31間のノードがビット線BLに接続されて
いる。トランジスタ32,33は電源VCC及びグランド
GND間に直列に接続され、トランジスタ32,33間
のノードがビット線XBLに接続されている。トランジ
スタ30,33のゲートにはAND回路35の出力信号
S1が印加され、トランジスタ31,32のゲートには
AND回路36の出力信号S2が印加されている。トラ
ンジスタ25のドレインはトランジスタ28を介してビ
ット線BLに接続され、トランジスタ27のドレインは
トランジスタ29を介してビット線XBLに接続されて
いる。
【0012】AND回路35の一方の入力端子には制御
回路16の書き込み信号WC0が入力され、他方の入力
端子にはインバータ34を介して書き込みデータWDを
反転したデータが入力されている。AND回路36の一
方の入力端子には制御回路16の書き込み信号WC0が
入力され、他方の入力端子には書き込みデータWDが入
力されている。
回路16の書き込み信号WC0が入力され、他方の入力
端子にはインバータ34を介して書き込みデータWDを
反転したデータが入力されている。AND回路36の一
方の入力端子には制御回路16の書き込み信号WC0が
入力され、他方の入力端子には書き込みデータWDが入
力されている。
【0013】従って、書き込み信号WC0がLレベルで
あると、AND回路35,36の出力信号S1,S2は
共にLレベルとなり、すべてのトランジスタ30〜33
がオフしてビット線BL,XBLのレベルは元の状態に
保持され、ライトアンプ13はメモリセル23へのデー
タの書き込みを行わない。
あると、AND回路35,36の出力信号S1,S2は
共にLレベルとなり、すべてのトランジスタ30〜33
がオフしてビット線BL,XBLのレベルは元の状態に
保持され、ライトアンプ13はメモリセル23へのデー
タの書き込みを行わない。
【0014】逆に、書き込み信号WC0がHレベルであ
ると、書き込みデータWDのレベルによって出力信号S
1,S2のいずれか一方がHレベルとなり、ライトアン
プ13は選択されたメモリセル23に対してデータの書
き込みを行う。すなわち、書き込みデータWDがHレベ
ルであると、出力信号S2のみがHレベルとなってトラ
ンジスタ30,33がオンする。ビット線BLはトラン
ジスタ30によって電源VCCに接続されることによりチ
ャージされてHレベルとなり、ビット線XBLはトラン
ジスタ33によってグランドGNDに接続されることに
よりディスチャージされてLレベルとなる。その結果、
選択されたメモリセル23にHレベルのデータWDが書
き込まれる。また、書き込みデータWDがLレベルであ
ると、出力信号S1のみがHレベルとなってトランジス
タ31,32がオンする。ビット線BLはグランドGN
Dに接続されることによりディスチャージされてLレベ
ルとなり、ビット線XBLは電源VCCに接続されること
によりチャージされてHレベルとなる。その結果、選択
されたメモリセル23にLレベルのデータWDが書き込
まれる。
ると、書き込みデータWDのレベルによって出力信号S
1,S2のいずれか一方がHレベルとなり、ライトアン
プ13は選択されたメモリセル23に対してデータの書
き込みを行う。すなわち、書き込みデータWDがHレベ
ルであると、出力信号S2のみがHレベルとなってトラ
ンジスタ30,33がオンする。ビット線BLはトラン
ジスタ30によって電源VCCに接続されることによりチ
ャージされてHレベルとなり、ビット線XBLはトラン
ジスタ33によってグランドGNDに接続されることに
よりディスチャージされてLレベルとなる。その結果、
選択されたメモリセル23にHレベルのデータWDが書
き込まれる。また、書き込みデータWDがLレベルであ
ると、出力信号S1のみがHレベルとなってトランジス
タ31,32がオンする。ビット線BLはグランドGN
Dに接続されることによりディスチャージされてLレベ
ルとなり、ビット線XBLは電源VCCに接続されること
によりチャージされてHレベルとなる。その結果、選択
されたメモリセル23にLレベルのデータWDが書き込
まれる。
【0015】センスアンプ14はビット線対BL,XB
Lに接続され、制御回路16から活性化信号φ0が入力
されている。センスアンプ14はHレベルの活性化信号
φ0に基づいて選択されたメモリセル23からのデータ
を増幅し、その増幅したデータを読み出しデータRDと
して出力する。
Lに接続され、制御回路16から活性化信号φ0が入力
されている。センスアンプ14はHレベルの活性化信号
φ0に基づいて選択されたメモリセル23からのデータ
を増幅し、その増幅したデータを読み出しデータRDと
して出力する。
【0016】次に、上記のように構成されたデジタルデ
ィレイラインメモリ10の作用を図7に従って説明す
る。書き込み許可信号WEがLレベルの状態で、1つ目
のクロック信号CKが入力されると、そのHレベルのパ
ルスに基づいてHレベルのプリチャージ信号PRが出力
され、ビット線対BL,XBLはプリチャージ回路17
によって電源VCCに基づいて等しい電位にプリチャージ
される。1つ目のクロック信号CKに基づいて選択回路
15によって、例えばワード線WL1が選択される。ま
た、クロック信号CKのほぼHレベルの期間において、
活性化信号φ0はHレベルとなり、書き込み信号WC0
はLレベルとなる。その結果、ワード線WL1に接続さ
れたメモリセル23が選択され、その選択されたメモリ
セル23のデータがビット線対BL,XBLに出力され
る。Hレベルの活性化信号φ0に基づいてセンスアンプ
14が活性化され、センスアンプ14によってビット線
対BL,XBLのデータが増幅され、読み出しデータR
Dとして出力される。
ィレイラインメモリ10の作用を図7に従って説明す
る。書き込み許可信号WEがLレベルの状態で、1つ目
のクロック信号CKが入力されると、そのHレベルのパ
ルスに基づいてHレベルのプリチャージ信号PRが出力
され、ビット線対BL,XBLはプリチャージ回路17
によって電源VCCに基づいて等しい電位にプリチャージ
される。1つ目のクロック信号CKに基づいて選択回路
15によって、例えばワード線WL1が選択される。ま
た、クロック信号CKのほぼHレベルの期間において、
活性化信号φ0はHレベルとなり、書き込み信号WC0
はLレベルとなる。その結果、ワード線WL1に接続さ
れたメモリセル23が選択され、その選択されたメモリ
セル23のデータがビット線対BL,XBLに出力され
る。Hレベルの活性化信号φ0に基づいてセンスアンプ
14が活性化され、センスアンプ14によってビット線
対BL,XBLのデータが増幅され、読み出しデータR
Dとして出力される。
【0017】また、クロック信号CKのほぼLレベルの
期間において、活性化信号φ0はLレベルとなり、書き
込み信号WC0はHレベルとなる。このとき、書き込み
データWDがHレベルであると、出力信号S2のみがH
レベルとなってNMOSトランジスタ30,33がオン
する。ビット線BLはトランジスタ30によって電源V
CCに接続されることによりチャージされてHレベルとな
り、ビット線XBLはトランジスタ33によってグラン
ドGNDに接続されることによりディスチャージされて
Lレベルとなる。その結果、クロック信号CKの1サイ
クルにおいて、選択されたメモリセル23からデータが
読み出された後、そのメモリセル23にHレベルのデー
タWDが書き込まれる。また、書き込みデータWDがL
レベルであると、出力信号S1のみがHレベルとなって
NMOSトランジスタ31,32がオンする。ビット線
BLはトランジスタ31によってグランドGNDに接続
されることによりディスチャージされてLレベルとな
り、ビット線XBLはトランジスタ32によって電源V
CCに接続されることによりチャージされてHレベルとな
る。その結果、選択されたメモリセル23にはLレベル
のデータWDが書き込まれる。
期間において、活性化信号φ0はLレベルとなり、書き
込み信号WC0はHレベルとなる。このとき、書き込み
データWDがHレベルであると、出力信号S2のみがH
レベルとなってNMOSトランジスタ30,33がオン
する。ビット線BLはトランジスタ30によって電源V
CCに接続されることによりチャージされてHレベルとな
り、ビット線XBLはトランジスタ33によってグラン
ドGNDに接続されることによりディスチャージされて
Lレベルとなる。その結果、クロック信号CKの1サイ
クルにおいて、選択されたメモリセル23からデータが
読み出された後、そのメモリセル23にHレベルのデー
タWDが書き込まれる。また、書き込みデータWDがL
レベルであると、出力信号S1のみがHレベルとなって
NMOSトランジスタ31,32がオンする。ビット線
BLはトランジスタ31によってグランドGNDに接続
されることによりディスチャージされてLレベルとな
り、ビット線XBLはトランジスタ32によって電源V
CCに接続されることによりチャージされてHレベルとな
る。その結果、選択されたメモリセル23にはLレベル
のデータWDが書き込まれる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記デジタ
ルディレイラインメモリ10では、選択されたメモリセ
ルからの読み出しデータと、そのメモリセルに書き込む
べきデータとには無関係に、制御回路16からHレベル
の書き込み信号WC0が出力される。その書き込み信号
WC0に基づいてライトアンプ13によってメモリセル
へのデータの書き込みが行われる。データの書き込み時
において、グランドGNDに接続されたトランジスタ3
1,33のいずれか一方がオンし、それに対応するビッ
ト線BL,XBLがグランドGNDに接続されてディス
チャージされる。このように、デジタルディレイライン
メモリ10では選択されたメモリセルからの読み出しデ
ータとそのメモリセルへの書き込みデータとが一致して
いる場合にもライトアンプ13による書き込みを行って
いるため、無駄な電力を消費していた。
ルディレイラインメモリ10では、選択されたメモリセ
ルからの読み出しデータと、そのメモリセルに書き込む
べきデータとには無関係に、制御回路16からHレベル
の書き込み信号WC0が出力される。その書き込み信号
WC0に基づいてライトアンプ13によってメモリセル
へのデータの書き込みが行われる。データの書き込み時
において、グランドGNDに接続されたトランジスタ3
1,33のいずれか一方がオンし、それに対応するビッ
ト線BL,XBLがグランドGNDに接続されてディス
チャージされる。このように、デジタルディレイライン
メモリ10では選択されたメモリセルからの読み出しデ
ータとそのメモリセルへの書き込みデータとが一致して
いる場合にもライトアンプ13による書き込みを行って
いるため、無駄な電力を消費していた。
【0019】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、無駄な電力消費を省い
て低消費電力化を図ることができる半導体記憶装置を提
供することにある。
れたものであって、その目的は、無駄な電力消費を省い
て低消費電力化を図ることができる半導体記憶装置を提
供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。メモリセルアレイ1は多数のメモリセルを備
えている。選択回路2はメモリセルアレイ1の所定のメ
モリセルを選択するためのものである。読出回路3は選
択回路2によって選択された所定のメモリセルのデータ
を読み出すためのものである。書込回路4は選択回路2
によって選択された所定のメモリセルにデータを書き込
むためのものである。
図である。メモリセルアレイ1は多数のメモリセルを備
えている。選択回路2はメモリセルアレイ1の所定のメ
モリセルを選択するためのものである。読出回路3は選
択回路2によって選択された所定のメモリセルのデータ
を読み出すためのものである。書込回路4は選択回路2
によって選択された所定のメモリセルにデータを書き込
むためのものである。
【0021】第1の制御回路5は、クロック信号の同一
サイクルにおいて読出回路3を制御することにより選択
回路2によって選択されたメモリセルからデータを読み
出させた後、書込回路4を制御することにより選択され
たメモリセルに次に読み出すべきデータを書き込ませる
ためのものである。
サイクルにおいて読出回路3を制御することにより選択
回路2によって選択されたメモリセルからデータを読み
出させた後、書込回路4を制御することにより選択され
たメモリセルに次に読み出すべきデータを書き込ませる
ためのものである。
【0022】比較回路6は選択回路2によって選択され
たメモリセルの読み出しデータと書き込みデータとが一
致しているかどうかを比較するためのものである。第2
の制御回路7は、比較回路6の比較結果に基づいて、読
み出しデータと書き込みデータとが一致しないときには
第1の制御回路5による書込回路4の制御を許容するこ
とにより選択されたメモリセルへの書き込みデータの書
き込みを行わせる。逆に、第2の制御回路7は、読み出
しデータと書き込みデータとが一致するときには第1の
制御回路5による書込回路4の制御を無効化することに
より選択されたメモリセルへの書き込みデータの書き込
みを行わせないようにするものである。
たメモリセルの読み出しデータと書き込みデータとが一
致しているかどうかを比較するためのものである。第2
の制御回路7は、比較回路6の比較結果に基づいて、読
み出しデータと書き込みデータとが一致しないときには
第1の制御回路5による書込回路4の制御を許容するこ
とにより選択されたメモリセルへの書き込みデータの書
き込みを行わせる。逆に、第2の制御回路7は、読み出
しデータと書き込みデータとが一致するときには第1の
制御回路5による書込回路4の制御を無効化することに
より選択されたメモリセルへの書き込みデータの書き込
みを行わせないようにするものである。
【0023】請求項2の発明では、第2の制御回路は、
書込回路を制御するために第1の制御回路から出力され
る制御信号と比較回路から出力される比較信号とを入力
し、該比較信号に基づいて制御信号の書込回路への出力
を制御するための論理回路である。
書込回路を制御するために第1の制御回路から出力され
る制御信号と比較回路から出力される比較信号とを入力
し、該比較信号に基づいて制御信号の書込回路への出力
を制御するための論理回路である。
【0024】請求項3の発明では、選択回路は、メモリ
セルアレイのメモリセルをアドレス順に選択するもので
ある請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。請求項4
の発明では、選択回路はクロック信号のパルスをカウン
トするカウンタと、カウンタの出力を選択信号にデコー
ドしてメモリセルアレイのメモリセルを順次選択するた
めのデコーダとを備える。
セルアレイのメモリセルをアドレス順に選択するもので
ある請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。請求項4
の発明では、選択回路はクロック信号のパルスをカウン
トするカウンタと、カウンタの出力を選択信号にデコー
ドしてメモリセルアレイのメモリセルを順次選択するた
めのデコーダとを備える。
【0025】
【作用】従って、本発明では、選択回路2によって選択
されたメモリセルからの読み出しデータと、その選択さ
れたメモリセルへの書き込みデータとが比較回路6によ
って比較される。比較回路6の比較結果に基づいて、読
み出しデータと書き込みデータとが一致しないときに
は、第1の制御回路5による書込回路4の制御が第2の
制御回路7によって許容され、選択されたメモリセルへ
の書き込みデータの書き込みが行われる。比較回路6の
比較結果に基づいて、読み出しデータと書き込みデータ
とが一致するときには第1の制御回路5による書込回路
4の制御が第2の制御回路7によって無効化され、選択
されたメモリセルへの書き込みデータの書き込みが行わ
れない。その結果、半導体記憶装置の無駄な電力消費を
省いて低消費電力化が可能となる。
されたメモリセルからの読み出しデータと、その選択さ
れたメモリセルへの書き込みデータとが比較回路6によ
って比較される。比較回路6の比較結果に基づいて、読
み出しデータと書き込みデータとが一致しないときに
は、第1の制御回路5による書込回路4の制御が第2の
制御回路7によって許容され、選択されたメモリセルへ
の書き込みデータの書き込みが行われる。比較回路6の
比較結果に基づいて、読み出しデータと書き込みデータ
とが一致するときには第1の制御回路5による書込回路
4の制御が第2の制御回路7によって無効化され、選択
されたメモリセルへの書き込みデータの書き込みが行わ
れない。その結果、半導体記憶装置の無駄な電力消費を
省いて低消費電力化が可能となる。
【0026】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図2〜
5に従って説明する。尚、説明の便宜上、図6と同様の
構成については同一の符号を付してその説明を一部省略
する。
5に従って説明する。尚、説明の便宜上、図6と同様の
構成については同一の符号を付してその説明を一部省略
する。
【0027】図2は画像データ用のデジタルディレイラ
インメモリ40に具体化した一実施例を示す回路図であ
る。デジタルディレイラインメモリ40は、メモリセル
アレイ11、NMOSトランジスタよりなるコラムスイ
ッチ12、書込回路としてのライトアンプ13、読出回
路としてのセンスアンプ41、選択回路42、第1の制
御回路43、比較回路としてのEOR回路(排他的論理
和回路)44、及び第2の制御回路としてのAND回路
(論理回路)45を備える。このメモリ40では、クロ
ック信号の1サイクル中において選択されたメモリセル
からデータが読み出された後、その選択されたメモリセ
ルにデータが書き込まれる。
インメモリ40に具体化した一実施例を示す回路図であ
る。デジタルディレイラインメモリ40は、メモリセル
アレイ11、NMOSトランジスタよりなるコラムスイ
ッチ12、書込回路としてのライトアンプ13、読出回
路としてのセンスアンプ41、選択回路42、第1の制
御回路43、比較回路としてのEOR回路(排他的論理
和回路)44、及び第2の制御回路としてのAND回路
(論理回路)45を備える。このメモリ40では、クロ
ック信号の1サイクル中において選択されたメモリセル
からデータが読み出された後、その選択されたメモリセ
ルにデータが書き込まれる。
【0028】メモリセルアレイ11はメモリセルを選択
するための選択回路42に接続されるとともに、第1の
制御回路43に接続されている。選択回路42は第1の
制御回路43に接続されている。メモリセルアレイ11
にはコラムスイッチ12を介してライトアンプ13及び
センスアンプ41が並列に接続されている。
するための選択回路42に接続されるとともに、第1の
制御回路43に接続されている。選択回路42は第1の
制御回路43に接続されている。メモリセルアレイ11
にはコラムスイッチ12を介してライトアンプ13及び
センスアンプ41が並列に接続されている。
【0029】メモリセルアレイ11には左右方向に延び
る複数のワード線WLが設けられるとともに、上下方向
に延びるビット線対が複数対設けられている。なお、図
2では2本のワード線WL1,WLnと一対のビット線
BL,XBLのみを図示している。各ワード線WL1〜
WLn及び各ビット線対BL,XBL間には、多数のメ
モリセル23が接続されている。メモリセルアレイ11
はビット線対BL,XBLをプリチャージするためのプ
リチャージ回路17を備える。
る複数のワード線WLが設けられるとともに、上下方向
に延びるビット線対が複数対設けられている。なお、図
2では2本のワード線WL1,WLnと一対のビット線
BL,XBLのみを図示している。各ワード線WL1〜
WLn及び各ビット線対BL,XBL間には、多数のメ
モリセル23が接続されている。メモリセルアレイ11
はビット線対BL,XBLをプリチャージするためのプ
リチャージ回路17を備える。
【0030】制御回路43は、4つのインバータ60,
61,63,64、2入力NAND回路62及び2入力
AND回路65を備える。AND回路65の一方の入力
端子にはクロック信号CKが入力されるとともに、他方
の入力端子にはインバータ61を介してクロック信号C
Kを反転した信号が入力されている。AND回路65及
びインバータ61によってワンショットパルス発生回路
が構成されている。クロック信号CKがLレベルからH
レベルに変化すると、AND回路65は所定の期間Hレ
ベルとなるプリチャージ信号PRをプリチャージ回路1
7に出力して、プリチャージ回路17を制御する。
61,63,64、2入力NAND回路62及び2入力
AND回路65を備える。AND回路65の一方の入力
端子にはクロック信号CKが入力されるとともに、他方
の入力端子にはインバータ61を介してクロック信号C
Kを反転した信号が入力されている。AND回路65及
びインバータ61によってワンショットパルス発生回路
が構成されている。クロック信号CKがLレベルからH
レベルに変化すると、AND回路65は所定の期間Hレ
ベルとなるプリチャージ信号PRをプリチャージ回路1
7に出力して、プリチャージ回路17を制御する。
【0031】NAND回路62の一方の入力端子にはイ
ンバータ60を介して図示しない制御装置からの書き込
み許可信号WEを反転した信号が入力され、他方の入力
端子にはインバータ61を介してクロック信号CKを反
転した信号が入力されている。NAND回路62の出力
端子にはインバータ63が接続され、インバータ63は
ライトアンプ13に書き込みを行わせるための書き込み
信号WC1を出力する。インバータ64はインバータ6
3の出力端子に接続され、インバータ64は書き込み信
号WC1を反転してセンスアンプ41を動作させるため
の活性化信号φ1を出力する。図3,4に示すように、
書き込み許可信号WEがLレベルのとき、クロック信号
CKがHレベルの期間において、書き込み信号WC1は
Lレベルとなり、活性化信号φ1はHレベルとなる。ま
た、書き込み許可信号WEがLレベルのとき、クロック
信号CKがLレベルの期間において、書き込み信号WC
1はHレベルとなり、活性化信号φ1はLレベルとな
る。
ンバータ60を介して図示しない制御装置からの書き込
み許可信号WEを反転した信号が入力され、他方の入力
端子にはインバータ61を介してクロック信号CKを反
転した信号が入力されている。NAND回路62の出力
端子にはインバータ63が接続され、インバータ63は
ライトアンプ13に書き込みを行わせるための書き込み
信号WC1を出力する。インバータ64はインバータ6
3の出力端子に接続され、インバータ64は書き込み信
号WC1を反転してセンスアンプ41を動作させるため
の活性化信号φ1を出力する。図3,4に示すように、
書き込み許可信号WEがLレベルのとき、クロック信号
CKがHレベルの期間において、書き込み信号WC1は
Lレベルとなり、活性化信号φ1はHレベルとなる。ま
た、書き込み許可信号WEがLレベルのとき、クロック
信号CKがLレベルの期間において、書き込み信号WC
1はHレベルとなり、活性化信号φ1はLレベルとな
る。
【0032】選択回路42はカウンタ46とデコーダ4
7とを備え、前記メモリセルアレイ11のメモリセル2
3をアドレス順に順次選択するものである。カウンタ4
6は前記クロック信号CKのパルスをアップカウント
し、そのときのカウント値をデコーダ47に出力する。
カウンタ46のキャリ端子Cはリセット端子RSTに接
続されている。カウンタ46のカウント値が予め定めら
れた値に達してキャリ信号が出力されると、カウンタ4
6はリセットされ、再びクロック信号CKのパルスをア
ップカウントする。デコーダ47はカウンタ46のカウ
ント値を選択信号にデコードして、ワード線WL1〜W
Lnを順次選択することによりメモリセル23をアドレ
ス順(シーケンシャル)に選択する。
7とを備え、前記メモリセルアレイ11のメモリセル2
3をアドレス順に順次選択するものである。カウンタ4
6は前記クロック信号CKのパルスをアップカウント
し、そのときのカウント値をデコーダ47に出力する。
カウンタ46のキャリ端子Cはリセット端子RSTに接
続されている。カウンタ46のカウント値が予め定めら
れた値に達してキャリ信号が出力されると、カウンタ4
6はリセットされ、再びクロック信号CKのパルスをア
ップカウントする。デコーダ47はカウンタ46のカウ
ント値を選択信号にデコードして、ワード線WL1〜W
Lnを順次選択することによりメモリセル23をアドレ
ス順(シーケンシャル)に選択する。
【0033】センスアンプ41は3つのPMOSトラン
ジスタ50,52,55、3つのNMOSトランジスタ
51,53,54、及び2つのインバータ56,57を
備える。トランジスタ51,53のソースは互いに接続
されるとともに、両トランジスタ51,53のソースは
トランジスタ54を介してグランドGNDに接続されて
いる。トランジスタ51,53のドレインはカレントミ
ラー回路を構成するトランジスタ50,52を介して電
源VCCに接続されている。トランジスタ54のゲートに
は前記第1の制御回路43の活性化信号φ1が入力され
ている。各トランジスタ51,53のゲートは前記ビッ
ト線BL,XBLに接続されている。トランジスタ5
1,53はデータの読み出し時において、ビット線対B
L,XBLの電位差が増幅される。トランジスタ53の
ドレインにはインバータ56,57が接続され、インバ
ータ57から増幅されたデータRDが出力される。な
お、トランジスタ53のドレインと電源VCCとの間には
トランジスタ55が接続され、同トランジスタ55のゲ
ートには活性化信号φ1が入力されている。従って、活
性化信号φ1がLレベルの期間において、トランジスタ
55がオンし、読み出しデータRDはHレベルとなる。
ジスタ50,52,55、3つのNMOSトランジスタ
51,53,54、及び2つのインバータ56,57を
備える。トランジスタ51,53のソースは互いに接続
されるとともに、両トランジスタ51,53のソースは
トランジスタ54を介してグランドGNDに接続されて
いる。トランジスタ51,53のドレインはカレントミ
ラー回路を構成するトランジスタ50,52を介して電
源VCCに接続されている。トランジスタ54のゲートに
は前記第1の制御回路43の活性化信号φ1が入力され
ている。各トランジスタ51,53のゲートは前記ビッ
ト線BL,XBLに接続されている。トランジスタ5
1,53はデータの読み出し時において、ビット線対B
L,XBLの電位差が増幅される。トランジスタ53の
ドレインにはインバータ56,57が接続され、インバ
ータ57から増幅されたデータRDが出力される。な
お、トランジスタ53のドレインと電源VCCとの間には
トランジスタ55が接続され、同トランジスタ55のゲ
ートには活性化信号φ1が入力されている。従って、活
性化信号φ1がLレベルの期間において、トランジスタ
55がオンし、読み出しデータRDはHレベルとなる。
【0034】EOR回路44の一方の入力端子には書き
込みデータWDが入力され、他方の入力端子にはセンス
アンプ41から出力された読み出しデータRDが入力さ
れている。EOR回路44はメモリセルの読み出しデー
タRDとメモリセルへの書き込みデータWDとが一致し
ているかどうかを比較し、比較結果を示す信号S3をA
ND回路45に出力する。読み出しデータRDとメモリ
セルへの書き込みデータWDとが一致していると、EO
R回路44はLレベルの信号S3を出力する。読み出し
データRDとメモリセルへの書き込みデータWDとが一
致していないと、EOR回路44はHレベルの信号S3
を出力する。
込みデータWDが入力され、他方の入力端子にはセンス
アンプ41から出力された読み出しデータRDが入力さ
れている。EOR回路44はメモリセルの読み出しデー
タRDとメモリセルへの書き込みデータWDとが一致し
ているかどうかを比較し、比較結果を示す信号S3をA
ND回路45に出力する。読み出しデータRDとメモリ
セルへの書き込みデータWDとが一致していると、EO
R回路44はLレベルの信号S3を出力する。読み出し
データRDとメモリセルへの書き込みデータWDとが一
致していないと、EOR回路44はHレベルの信号S3
を出力する。
【0035】AND回路45は前記書き込み信号WC1
と信号S3とを入力し、両信号に基づく書き込み信号W
C2をライトアンプ13に出力する。選択されたメモリ
セルの読み出しデータRDと書き込みデータWDとが一
致せずに出力信号S3がHレベルになると、AND回路
45は書き込み信号WC1を書き込み信号WC2として
出力する。また、選択されたメモリセルの読み出しデー
タRDと書き込みデータWDとが一致して出力信号S3
がLレベルになると、AND回路45は書き込み信号W
C1のレベルにかかわらずLレベルの書き込み信号WC
2を出力する。
と信号S3とを入力し、両信号に基づく書き込み信号W
C2をライトアンプ13に出力する。選択されたメモリ
セルの読み出しデータRDと書き込みデータWDとが一
致せずに出力信号S3がHレベルになると、AND回路
45は書き込み信号WC1を書き込み信号WC2として
出力する。また、選択されたメモリセルの読み出しデー
タRDと書き込みデータWDとが一致して出力信号S3
がLレベルになると、AND回路45は書き込み信号W
C1のレベルにかかわらずLレベルの書き込み信号WC
2を出力する。
【0036】ライトアンプ13は4つのNMOSトラン
ジスタ30〜33、インバータ34及び2つのAND回
路35,36を備える。AND回路35の一方の入力端
子にはAND回路45の書き込み信号WC2が入力さ
れ、他方の入力端子にはインバータ34を介して書き込
みデータWDを反転したデータが入力されている。AN
D回路36の一方の入力端子にはAND回路45の書き
込み信号WC2が入力され、他方の入力端子には書き込
みデータWDが入力されている。
ジスタ30〜33、インバータ34及び2つのAND回
路35,36を備える。AND回路35の一方の入力端
子にはAND回路45の書き込み信号WC2が入力さ
れ、他方の入力端子にはインバータ34を介して書き込
みデータWDを反転したデータが入力されている。AN
D回路36の一方の入力端子にはAND回路45の書き
込み信号WC2が入力され、他方の入力端子には書き込
みデータWDが入力されている。
【0037】従って、書き込み信号WC2がLレベルで
あると、AND回路35,36の出力信号S1,S2は
共にLレベルとなり、すべてのトランジスタ30〜33
がオフしてビット線BL,XBLのレベルは元の状態に
保持され、ライトアンプ13はメモリセル23へのデー
タの書き込みを行わない。すなわち、選択されたメモリ
セルの読み出しデータRDと書き込みデータWDとが一
致すると、AND回路45は書き込み信号WC1のレベ
ルにかかわらずLレベルの書き込み信号WC2を出力す
ることにより第1の制御回路43によるライトアンプ1
3の制御を無効化する。
あると、AND回路35,36の出力信号S1,S2は
共にLレベルとなり、すべてのトランジスタ30〜33
がオフしてビット線BL,XBLのレベルは元の状態に
保持され、ライトアンプ13はメモリセル23へのデー
タの書き込みを行わない。すなわち、選択されたメモリ
セルの読み出しデータRDと書き込みデータWDとが一
致すると、AND回路45は書き込み信号WC1のレベ
ルにかかわらずLレベルの書き込み信号WC2を出力す
ることにより第1の制御回路43によるライトアンプ1
3の制御を無効化する。
【0038】逆に、書き込み信号WC2がHレベルであ
ると、書き込みデータWDのレベルによって出力信号S
1,S2のいずれか一方がHレベルとなり、ライトアン
プ13は選択されたメモリセル23に対してデータの書
き込みを行う。このとき、書き込みデータWDがHレベ
ルであると、出力信号S2のみがHレベルとなってトラ
ンジスタ30,33がオンする。ビット線BLはトラン
ジスタ30によって電源VCCに接続されることによりチ
ャージされてHレベルとなり、ビット線XBLはトラン
ジスタ33によってグランドGNDに接続されることに
よりディスチャージされてLレベルとなる。その結果、
選択されたメモリセル23にHレベルのデータWDが書
き込まれる。また、書き込みデータWDがLレベルであ
ると、出力信号S1のみがHレベルとなってトランジス
タ31,32がオンする。ビット線BLはグランドGN
Dに接続されることによりディスチャージされてLレベ
ルとなり、ビット線XBLは電源VCCに接続されること
によりチャージされてHレベルとなる。その結果、選択
されたメモリセル23にLレベルのデータWDが書き込
まれる。すなわち、選択されたメモリセルの読み出しデ
ータRDと書き込みデータWDとが一致しないと、AN
D回路45は書き込み信号WC1を書き込み信号WC2
として出力することにより第1の制御回路43によるラ
イトアンプ13の制御を許容する。
ると、書き込みデータWDのレベルによって出力信号S
1,S2のいずれか一方がHレベルとなり、ライトアン
プ13は選択されたメモリセル23に対してデータの書
き込みを行う。このとき、書き込みデータWDがHレベ
ルであると、出力信号S2のみがHレベルとなってトラ
ンジスタ30,33がオンする。ビット線BLはトラン
ジスタ30によって電源VCCに接続されることによりチ
ャージされてHレベルとなり、ビット線XBLはトラン
ジスタ33によってグランドGNDに接続されることに
よりディスチャージされてLレベルとなる。その結果、
選択されたメモリセル23にHレベルのデータWDが書
き込まれる。また、書き込みデータWDがLレベルであ
ると、出力信号S1のみがHレベルとなってトランジス
タ31,32がオンする。ビット線BLはグランドGN
Dに接続されることによりディスチャージされてLレベ
ルとなり、ビット線XBLは電源VCCに接続されること
によりチャージされてHレベルとなる。その結果、選択
されたメモリセル23にLレベルのデータWDが書き込
まれる。すなわち、選択されたメモリセルの読み出しデ
ータRDと書き込みデータWDとが一致しないと、AN
D回路45は書き込み信号WC1を書き込み信号WC2
として出力することにより第1の制御回路43によるラ
イトアンプ13の制御を許容する。
【0039】次に、上記のように構成されたデジタルデ
ィレイラインメモリ40の作用を図3,4に従って説明
する。まず、読み出しデータRDと書き込みデータWD
とが一致する場合の作用を図3に従って説明する。書き
込み許可信号WEがLレベルの状態で、1つ目のクロッ
ク信号CKが入力されると、そのHレベルのパルスに基
づいてHレベルのプリチャージ信号PRが出力され、ビ
ット線対BL,XBLはプリチャージ回路17によって
電源VCCに基づいて等しい電位にプリチャージされる。
1つ目のクロック信号CKに基づいて選択回路42によ
って、例えばワード線WL1が選択される。また、クロ
ック信号CKのほぼHレベルの期間において、活性化信
号φ1はHレベルとなり、書き込み信号WC1はLレベ
ルとなる。書き込み信号WC1がLレベルであるため、
書き込み信号WC2はLレベルとなり、ライトアンプ1
3によるデータの書き込みは行われない。
ィレイラインメモリ40の作用を図3,4に従って説明
する。まず、読み出しデータRDと書き込みデータWD
とが一致する場合の作用を図3に従って説明する。書き
込み許可信号WEがLレベルの状態で、1つ目のクロッ
ク信号CKが入力されると、そのHレベルのパルスに基
づいてHレベルのプリチャージ信号PRが出力され、ビ
ット線対BL,XBLはプリチャージ回路17によって
電源VCCに基づいて等しい電位にプリチャージされる。
1つ目のクロック信号CKに基づいて選択回路42によ
って、例えばワード線WL1が選択される。また、クロ
ック信号CKのほぼHレベルの期間において、活性化信
号φ1はHレベルとなり、書き込み信号WC1はLレベ
ルとなる。書き込み信号WC1がLレベルであるため、
書き込み信号WC2はLレベルとなり、ライトアンプ1
3によるデータの書き込みは行われない。
【0040】その結果、ワード線WL1に接続されたメ
モリセル23が選択され、その選択されたメモリセル2
3のデータがビット線対BL,XBLに出力される。こ
のとき、ビット線対BL,XBLの電位をそれぞれH,
Lとする。Hレベルの活性化信号φ1に基づいてトラン
ジスタ54がオンしてセンスアンプ41が活性化され、
センスアンプ41によってビット線対BL,XBLのデ
ータが増幅され、センスアンプ41からHレベルの読み
出しデータRDが出力される。
モリセル23が選択され、その選択されたメモリセル2
3のデータがビット線対BL,XBLに出力される。こ
のとき、ビット線対BL,XBLの電位をそれぞれH,
Lとする。Hレベルの活性化信号φ1に基づいてトラン
ジスタ54がオンしてセンスアンプ41が活性化され、
センスアンプ41によってビット線対BL,XBLのデ
ータが増幅され、センスアンプ41からHレベルの読み
出しデータRDが出力される。
【0041】次に、クロック信号CKがLレベルとなる
と、ほぼそのLレベルの期間において、活性化信号φ1
はLレベルとなり、書き込み信号WC1はHレベルとな
る。このとき、書き込みデータWDがHレベルである
と、読み出しデータRDと書き込みデータWDとが一致
するため、出力信号S3はLレベルとなる。そのため、
書き込み信号WC1のレベルにかかわらず、書き込み信
号WC2はLレベルとなり、出力信号S1,S2はLレ
ベルとなり、すべてのトランジスタ30〜33がオフし
てビット線BL,XBLのレベルは元の状態に保持さ
れ、ライトアンプ13によるメモリセル23へのデータ
の書き込みが行われない。
と、ほぼそのLレベルの期間において、活性化信号φ1
はLレベルとなり、書き込み信号WC1はHレベルとな
る。このとき、書き込みデータWDがHレベルである
と、読み出しデータRDと書き込みデータWDとが一致
するため、出力信号S3はLレベルとなる。そのため、
書き込み信号WC1のレベルにかかわらず、書き込み信
号WC2はLレベルとなり、出力信号S1,S2はLレ
ベルとなり、すべてのトランジスタ30〜33がオフし
てビット線BL,XBLのレベルは元の状態に保持さ
れ、ライトアンプ13によるメモリセル23へのデータ
の書き込みが行われない。
【0042】次に、読み出しデータRDと書き込みデー
タWDとが一致しない場合の作用を図4に従って説明す
る。書き込み許可信号WEがLレベルの状態で、1つ目
のクロック信号CKが入力されると、前記と同様にして
Hレベルのプリチャージ信号PRが出力され、ビット線
対BL,XBLは電源VCCに基づいて等しい電位にプリ
チャージされる。1つ目のクロック信号CKに基づいて
選択回路42によって、例えばワード線WL1が選択さ
れる。
タWDとが一致しない場合の作用を図4に従って説明す
る。書き込み許可信号WEがLレベルの状態で、1つ目
のクロック信号CKが入力されると、前記と同様にして
Hレベルのプリチャージ信号PRが出力され、ビット線
対BL,XBLは電源VCCに基づいて等しい電位にプリ
チャージされる。1つ目のクロック信号CKに基づいて
選択回路42によって、例えばワード線WL1が選択さ
れる。
【0043】その結果、ワード線WL1に接続されたメ
モリセル23が選択され、その選択されたメモリセル2
3のデータがビット線対BL,XBLに出力される。こ
のとき、ビット線対BL,XBLの電位をそれぞれL,
Hとする。Hレベルの活性化信号φ1に基づいてトラン
ジスタ54がオンしてセンスアンプ41が活性化され、
センスアンプ41によってビット線対BL,XBLのデ
ータが増幅され、センスアンプ41からLレベルの読み
出しデータRDが出力される。
モリセル23が選択され、その選択されたメモリセル2
3のデータがビット線対BL,XBLに出力される。こ
のとき、ビット線対BL,XBLの電位をそれぞれL,
Hとする。Hレベルの活性化信号φ1に基づいてトラン
ジスタ54がオンしてセンスアンプ41が活性化され、
センスアンプ41によってビット線対BL,XBLのデ
ータが増幅され、センスアンプ41からLレベルの読み
出しデータRDが出力される。
【0044】次に、クロック信号CKがLレベルとなる
と、ほぼそのLレベルの期間において、活性化信号φ1
はLレベルとなり、書き込み信号WC1はHレベルとな
る。このとき、書き込みデータWDがHレベルである
と、読み出しデータRDと書き込みデータWDとが一致
しないため、出力信号S3はHレベルとなる。そのた
め、書き込み信号WC1が書き込み信号WC2として出
力される。書き込みデータWDがHレベルであるため、
出力信号S2のみがHレベルとなってNMOSトランジ
スタ30,33がオンする。ビット線BLはトランジス
タ30によって電源VCCに接続されることによりチャー
ジされてHレベルとなり、ビット線XBLはトランジス
タ33によってグランドGNDに接続されることにより
ディスチャージされてLレベルとなる。その結果、選択
されたメモリセル23にHレベルのデータWDが書き込
まれる。
と、ほぼそのLレベルの期間において、活性化信号φ1
はLレベルとなり、書き込み信号WC1はHレベルとな
る。このとき、書き込みデータWDがHレベルである
と、読み出しデータRDと書き込みデータWDとが一致
しないため、出力信号S3はHレベルとなる。そのた
め、書き込み信号WC1が書き込み信号WC2として出
力される。書き込みデータWDがHレベルであるため、
出力信号S2のみがHレベルとなってNMOSトランジ
スタ30,33がオンする。ビット線BLはトランジス
タ30によって電源VCCに接続されることによりチャー
ジされてHレベルとなり、ビット線XBLはトランジス
タ33によってグランドGNDに接続されることにより
ディスチャージされてLレベルとなる。その結果、選択
されたメモリセル23にHレベルのデータWDが書き込
まれる。
【0045】このように、本実施例では、選択されたメ
モリセル23の読み出しデータRDと書き込みデータW
Dとが一致する場合には、第1の制御回路43の書き込
み信号WC1のレベルにかかわらず、書き込み信号WC
2をLレベルとしてライトアンプ13を動作させないよ
うにしている。そのため、ビット線BL,XBLのディ
スチャージが行われず、読み出しデータRDと書き込み
データWDとが一致する場合には無駄な電力消費を省く
ことができ、デジタルディレイラインメモリ40の低消
費電力化を図ることができる。
モリセル23の読み出しデータRDと書き込みデータW
Dとが一致する場合には、第1の制御回路43の書き込
み信号WC1のレベルにかかわらず、書き込み信号WC
2をLレベルとしてライトアンプ13を動作させないよ
うにしている。そのため、ビット線BL,XBLのディ
スチャージが行われず、読み出しデータRDと書き込み
データWDとが一致する場合には無駄な電力消費を省く
ことができ、デジタルディレイラインメモリ40の低消
費電力化を図ることができる。
【0046】図5は上記のように構成されたデジタルデ
ィレイラインメモリ40を用いたY/C分離くし型フィ
ルタである。このフィルタはA/D変換器71と、デジ
タルディレイラインメモリ40と、加算器72及び減算
器73を備える。A/D変換器71は受信したNTSC
コンポジット信号(アナログ信号)をデジタル信号に変
換する。デジタルディレイラインメモリ40はA/D変
換器71の出力信号を記憶する。加算器72はA/D変
換器71の出力信号とメモリ40から読み出される遅延
した信号とを加算し、輝度信号(Y信号)を出力する。
減算器73はA/D変換器71の出力信号からメモリ4
0から読み出される遅延した信号を減算し、色信号(C
信号)を出力する。
ィレイラインメモリ40を用いたY/C分離くし型フィ
ルタである。このフィルタはA/D変換器71と、デジ
タルディレイラインメモリ40と、加算器72及び減算
器73を備える。A/D変換器71は受信したNTSC
コンポジット信号(アナログ信号)をデジタル信号に変
換する。デジタルディレイラインメモリ40はA/D変
換器71の出力信号を記憶する。加算器72はA/D変
換器71の出力信号とメモリ40から読み出される遅延
した信号とを加算し、輝度信号(Y信号)を出力する。
減算器73はA/D変換器71の出力信号からメモリ4
0から読み出される遅延した信号を減算し、色信号(C
信号)を出力する。
【0047】なお、本発明は次のように任意に変更して
具体化することも可能である。 (1)本実施例ではメモリセルアレイ11のメモリセル
をアドレス順にアクセスするデジタルディレイラインメ
モリ40に具体化したが、メモリセルアレイのメモリセ
ルをランダムにアクセスするメモリに具体化してもよ
い。
具体化することも可能である。 (1)本実施例ではメモリセルアレイ11のメモリセル
をアドレス順にアクセスするデジタルディレイラインメ
モリ40に具体化したが、メモリセルアレイのメモリセ
ルをランダムにアクセスするメモリに具体化してもよ
い。
【0048】(2)本実施例では1つのワード線の選択
によって1つのメモリセルが選択されるメモリセルアレ
イ11としたが、1つのワード線の選択によって複数
(例えば、8つ)のメモリセルが選択されるメモリセル
アレイとしてもよい。この場合には、選択される複数の
メモリセルに対応してそれぞれEOR回路を設けるとと
もに、前記AND回路45に代えて、これら複数のEO
R回路の出力信号と第1の制御回路43の書き込み信号
WC1とを入力とする多入力AND回路を設ければよ
い。
によって1つのメモリセルが選択されるメモリセルアレ
イ11としたが、1つのワード線の選択によって複数
(例えば、8つ)のメモリセルが選択されるメモリセル
アレイとしてもよい。この場合には、選択される複数の
メモリセルに対応してそれぞれEOR回路を設けるとと
もに、前記AND回路45に代えて、これら複数のEO
R回路の出力信号と第1の制御回路43の書き込み信号
WC1とを入力とする多入力AND回路を設ければよ
い。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
無駄な電力消費を省いて低消費電力化を図ることができ
る。
無駄な電力消費を省いて低消費電力化を図ることができ
る。
【図1】 本発明の原理説明図である。
【図2】 一実施例のデジタルディレイラインメモリを
示す回路図である。
示す回路図である。
【図3】 一実施例の作用を示すタイムチャートであ
る。
る。
【図4】 一実施例の作用を示すタイムチャートであ
る。
る。
【図5】 Y/C分離くし型フィルタを示すブロック図
である。
である。
【図6】 従来のデジタルディレイラインメモリを示す
回路図である。
回路図である。
【図7】 従来例の作用を示すタイムチャートである。
1,11 メモリセルアレイ 2,42 選択回路 3 読出回路 4 書込回路 5,43 第1の制御回路 6 比較回路 7 第2の制御回路 13 書込回路としてのライトアンプ 41 読出回路としてのセンスアンプ 44 比較回路としてのEOR回路(排他的論理和回
路) 45 第2の制御回路としてのAND回路
路) 45 第2の制御回路としてのAND回路
Claims (4)
- 【請求項1】 多数のメモリセルを備えたメモリセルア
レイと、 前記メモリセルアレイの所定のメモリセルを選択するた
めの選択回路と、 前記選択回路によって選択された所定のメモリセルのデ
ータを読み出すための読出回路と、 前記選択回路によって選択された所定のメモリセルにデ
ータを書き込むための書込回路と、 クロック信号の同一サイクルにおいて前記読出回路を制
御することにより前記選択回路によって選択されたメモ
リセルからデータを読み出させた後、前記書込回路を制
御することにより前記選択されたメモリセルに次に読み
出すべきデータを書き込ませるための第1の制御回路
と、 前記選択回路によって選択されたメモリセルの読み出し
データと書き込みデータとが一致しているかどうかを比
較するための比較回路と、 前記比較回路の比較結果に基づいて、読み出しデータと
書き込みデータとが一致しないときには前記第1の制御
回路による前記書込回路の制御を許容することにより前
記選択されたメモリセルへの前記書き込みデータの書き
込みを行わせ、読み出しデータと書き込みデータとが一
致するときには前記第1の制御回路による前記書込回路
の制御を無効化することにより前記選択されたメモリセ
ルへの前記書き込みデータの書き込みを行わせないよう
にする第2の制御回路とを備える半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記第2の制御回路は、前記書込回路を
制御するために前記第1の制御回路から出力される制御
信号と前記比較回路から出力される比較信号とを入力
し、該比較信号に基づいて前記制御信号の前記書込回路
への出力を制御するための論理回路である請求項1に記
載の半導体記憶装置。 - 【請求項3】 前記選択回路は、前記メモリセルアレイ
のメモリセルをアドレス順に選択するものである請求項
1又は2に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記選択回路は前記クロック信号のパル
スをカウントするカウンタと、 前記カウンタの出力を選択信号にデコードして前記メモ
リセルアレイのメモリセルを順次選択するためのデコー
ダとを備える請求項3に記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6220674A JPH0887888A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6220674A JPH0887888A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0887888A true JPH0887888A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16754692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6220674A Withdrawn JPH0887888A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0887888A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006031767A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JP2007095255A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Hynix Semiconductor Inc | メモリ装置の書き込み回路 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP6220674A patent/JPH0887888A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006031767A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Fujitsu Ltd | 半導体装置 |
JP4528044B2 (ja) * | 2004-07-13 | 2010-08-18 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 半導体装置 |
JP2007095255A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Hynix Semiconductor Inc | メモリ装置の書き込み回路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |