JPH08507894A - 自動車の電動窓操作のための論理的制御装置を有する制御モジュール - Google Patents
自動車の電動窓操作のための論理的制御装置を有する制御モジュールInfo
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Abstract
(57)【要約】
自動車のサーボ駆動の窓を操作するための制御モジュール(1)は、それぞれの側窓のための多数の個々の制御装置(2a〜2d)と、後側窓のための後部座席の制御装置をロックするための他の制御装置(3、4、5)と、ジャミング保護装置の解除装置と、屋根ハッチのサーボ装置とからなっている。前記制御モジュール(1)は、好ましくは、運転手が容易に近接できるように、自動車の前部座席の間の中央コンソール(16)に位置されるようになっている。それぞれの側窓のための各々の個々の制御装置(2a〜2d)はそれぞれの窓の方を指示する非対称形状を有しているばかりではなく、第1および第2の操作面(それぞれ12、13)を有するように設計されており、制御モジュール(1)の水平ベースプレート(6)に向かって制御装置を下方へ押し下げたり、そこから上方へ引っ張り上げて、制御装置(2a〜2d)を窓の動きに関して論理的に作動させることができる。このことによって、運転手は、視線を道路から離すことなしに、正しい制御装置を容易に同定でき、正しい方向に操作することができるようになる。
Description
【発明の詳細な説明】
自動車の電動窓操作のための論理的制御装置を有する制御モジュール
本発明は請求の範囲第1項あるいは第8項の前置部分で詳細に記述したものに
関連する制御モジュールに関する。
技術の状態
自動車においては、各種の機器を制御するための制御装置に対して論理的な配
置と制御機能とを与え、運転手が視線を道路から離すことなく制御装置を見つけ
、所望の制御機能を得ることができるような努力がなされている。運転手が正し
い制御装置と制御装置の正しい操作方向とを同定するために制御装置を見る必要
がないので、それによって交通安全が達成される。間違った制御装置を操作して
、それによって、運転手が操作しようとしている以外のある機器あるいは窓を作
動させてしまうと、いらいらして交通安全に影響することがある。
この目的のための、US4454390によって以前から実際に知られている
方法は、座席調節の制御装置を、それらが形状調節された座席に似せ、しかも各
種の制御セグメントが座席の調節に応じた制御装置の動作方向を有するように設
計することである。こうすることによって、例えば、座席の高さに応じた制御セ
グメントを指によって同定し、これに応じた座席の高さを達成するためにそれを
押し下げることができるようになっている。
座席調節に関する他の方法はUS4473724によって知られており、これ
はまた窓のための制御モジュールも示している。前記窓のための制御モジュール
は、自動車内に配置されたクラスターあるいは凹所が、自動車の縦方向に配置さ
れるとともにその側部と対応する2つの対向的な垂直面を有するように設計され
ており、この場合、前記制御装置は自動車内の側窓の位置に一致した表面上に位
置している。しかしながら、この配置は制御モジュールを設けるのに比較的大き
な空間を必要とする。
他の問題は、使用可能な空間が制限されていて、運転手の周囲の自由表面の全
てが各種の制御モジュールでごった返しになってはならないので、制御装置と制
御モジュールとをできるだけ近接して配置しなければならないという点にある。
中央コンソールは、例えば、点火スイッチ、ハンドブレーキ、貯蔵ボックスの表
面、ポケットのような他の機器も同様にして収納している。
スウェーデンでMAZDA626の名で販売されている自動車のモデルは、そ
の中央コンソール上において側窓制御モジュールを有しており、前記モジュール
は自動車の縦方向に延在した軸線上に配置されたトグルスイッチを利用しており
、この場合の制御論理方法は左側窓と右側窓とでそれぞれ逆転している。窓の制
御装置は、中央コンソール上の水平面における想像上の長方形部分の隅部におい
て比較的近接してグループ状に配置されており、自動車の中心線の左側に位置し
た制御装置が左側窓を制御し、自動車の中心線の右側に位置した制御装置が右側
窓を制御するようになっている。各々の窓は、自動車の中心線から最も遠く離れ
たところに位置した端部においてそれぞれの制御装置を押し下げることによって
上昇され、自動車の中心線に最も近いところに位置したトグルスイッチの部分を
押し下げることにより下降される。この制御装置は、窓を上昇させるために押し
下げなければならないので、この制御モジュールは窓の閉鎖/上昇に関しては論
理的な制御動作をしない。また、運転手は、所望の制御装置に加えて、制御モジ
ュールの全てあるいはその一部分を気にしない限り、正しい制御装置を同定する
こともできない。
発明の目的
本発明の目的は、自動車におけるサーボ駆動の窓の操作のための制御モジュー
ルを実現可能にすることにあり、運転手は水平面内で一緒になって配置された制
御装置を操作することにより、自動車の両側部における2つの窓、即ち、1つの
前側窓および1つの後側窓を開放することができ、これら全ては窓に適用される
制御動作に関して論理的な制御装置を提供しており、また各々の個々の制御装置
は制御される窓に関する方向を指示する個々の形状を有しており、また一本の指
で容易に同定可能であり、従って、運転手は、視線を道路から離すことなしに、
正しい制御装置と正しい制御方向とをより易しく同定することができるようにな
る。
本発明の他の目的は、各々の個々の制御装置がそれに独自の形状を有している
点にあり、従って、運転手は、他の制御装置あるいは制御モジュール周りを気に
する必要なしに、その指が正しい制御装置にあてがわれているかどうかを、信頼
度高く同定することができるようになっている。
発明の簡単な説明
主要な共通の目的に関して言うと、本発明は、請求の範囲第1項の特徴部分、
あるいは請求の範囲第8項の特徴部分から得られる特徴によってこの目的を達成
する。
本発明に関連した多くの実施例を例示する以下の記載から得られる他の特徴が
本発明を顕著なものにしている。
図面のリスト
以下の記載は次の添付図面を参照している。
第1図は自動車の縦方向に配置された制御モジュールの側面図を示す。
第2図は第1図を上から見た図を示す。
第3図は第1図を左から見た図を示す。
第4a図は制御モジュールの第1の他の実施例の上から見た断面図を示す。
第4b図は第4a図のA−A断面図を示す。
第5a図は制御モジュールの更に他の実施例の上から見た図を示す。
第5b図は第5a図の下から見た図を示す。
第6a図は制御モジュールの第3の他の実施例の上から見た図を示す。
第6b図は第6a図の下から見た図を示す。
実施例の説明
第1図は自動車の前部座席の間における中央コンソール16に取り付けるよう
になった制御モジュール1を示す。
前記制御モジュールは一体物として予め組み立てられ、中央コンソール16に
設けられた凹所の中へしっかりと押し込まれるようになっている。制御モジュー
ルが一旦前記凹所の中へ押し込まれると、モジュールのエッジ10は中央コンソ
ール16の上面と同じ高さのところに位置し、弾力性のあるロック用キャッチ8
が凹所のエッジの下で係合する。
前記制御モジュールは全ての制御装置が位置するベースプレート6と、中央コ
ンソール16に設けられた凹所のなかに収納されたハウジング7とからなり、前
記ハウジングは前記制御装置によって操作される全ての電気的接点を収納してい
る。それぞれのサーボモータに対しては、接続ピン9を介して電気的に接続がな
されている。
制御モジュールは、矢印(F)が自動車の前方を指すようにして、モジュール
のベースプレート6が水平になるようにして取り付けられる。
前記制御モジュールは自動車の縦方向において運転手の肩の直前に位置し、か
つ垂直方向において主に運転席の表面の高さか、あるいはその直下に位置するよ
うに取り付けることが有効である。こうすることによって、運転手は腕を前部座
席の間を下方へ伸ばすことによって、制御モジュールに到達し易くなる。
もし存在すればであるが、制御モジュール上には、自動車のサーボ駆動される
開放可能な窓や、サーボ駆動される屋根のハッチに関して必要な全ての制御装置
が配置されている。
制御装置5は天窓サーボを駆動する。開放のために後方へ滑り、閉鎖のために
前方へ滑る屋根ハッチによって開放される従来型の天窓の場合には、制御装置5
が後方へ動くと屋根ハッチは後方へ開放運動し、制御装置5が前方へ動くと屋根
ハッチは前方へ閉鎖運動する結果となる。従って、制御装置5の制御的な動きは
屋根ハッチの動きの方向に関して論理的になっている。
前記制御装置5は、好ましくは、他の制御装置とは異なった設計になっており
、この場合には、その形状は第1図に示したものになっている。この形状は屋根
ハッチの方へ向かった上方への明解な方向指示を与える。
制御装置2a、2b、2c及び2dはベースプレートに形成された長方形部分
のそれぞれの隅に位置しており、それらはそれぞれ前左、前右、後右、及び後左
の窓を個別的に制御する。
前記制御装置2a〜2dは支柱ピン11上に取り付けられたトグルスイッチの
形状を有しており、前記ピンは自動車の縦方向に対して、またそれぞれの制御装
置の第1操作面12の中心部分の下における制御モジュールハウジング7に対し
て直交して配置されている。
後側部の窓はまた、後ドアに位置したり、あるいは後側部の窓の直下に位置し
た第2制御装置(図示せず)によっても制御できるようになっていて、後部座席
の乗客にも容易に接近可能になっていることは、普通の従来的なやり方である。
ある種の場合には、例えば、後部座席に子供がいる時にこれらの制御装置の操作
性を切り離すことが望ましいので、前記制御モジュールにはそれらの操作性を制
御するロックアウトボタン3が設けられている。
側部窓のためのサーボモータ、最も普通には電動モータにもジャミング保護装
置が設けられており、これは好ましくは、モータへの電流が大きくなり過ぎた時
に、モータが停止されるように設計されている。電流が増加するということの原
因は、窓を閉めている最中に、窓とドアフレームとの間で何か、例えば、指とが
、腕あるいは頭がひっかかっていることによるものであろう。ある種の場合には
、このジャミング保護装置は、例えば、実際に人間には危険がないが、窓に氷が
張っていたり、あるいは窓の開閉機構が固着したりすることによっても作動する
ことがある。この要求に応えるために、ジャミング保護機構を切り離すための制
御装置4が存在する。前記制御装置4は支柱ピン11上に取り付けられた単一安
定型のトグルスイッチであると有効である。この制御装置は、ジャミング保護装
置が作動した時に、その中立位置から弾力的に操作可能である。従って、ジャミ
ング保護装置は、それぞれの窓制御装置2a〜2dあるいは屋根ハッチ制御装置
5を操作すると同時に制御装置4を操作することによってのみ、切り離すことが
できる。前記制御装置4は、自動車の前方方向(F)において見てその前部ある
いは後部を押すことによって、ジャミング保護装置を切り離すために用いること
ができる。
運転手がどちら側の窓のそれぞれの制御装置2a〜2dが作動するのかを、迅
速に、かつ制御装置を見ることなしに同定することができるようにするために、
各々の制御装置2a〜2dはそれぞれの窓に向かって指示するような個々の非対
称的な形状を有している。第1図から第3図に示した実施例においては、形状の
違いは二重になっている。制御装置2a〜2dが第1操作面12を有していて、
前側の開放可能な窓の制御装置2a、2bの場合には、制御モジュールのベース
プレート6に対して上方かつ前方へ傾斜しており、後側の開放可能は窓の制御装
置2c、2dの場合には、上方かつ後方へ傾斜してるという事実が、各々の制御
装置が前側あるいは後側のいずれを作動させているかを形状で指示している。
各々の制御装置の長方形の輪郭が1つの隅において、極端なかなりの丸み部分
15を有していて、それが問題としている制御装置によって作動される窓の方を
指示しているという事実が、右側あるいは左側の窓に属する制御機能を更に形状
によって指示している。前記丸み部分が0.5ないし3センチメートルの半径を
有し、好ましくは第1操作面12のエッジ輪郭における制御装置の他の隅の半径
の10倍を越える半径を有していることが有効である。
従って運転手は彼の指が正しい制御装置を発見しているかどうかを迅速に感じ
とることができる。
それぞれの側窓の制御装置2a〜2dがそれぞれの側窓の論理的な制御装置と
なるようにするために、前記制御装置には第2操作面13が設けられており、こ
れは少なくとも部分的に制御装置2a〜2dの第1操作面12の部分の下に位置
し、また、ベースプレート6から最も遠く離れたところに位置した第1操作面1
2の一部に位置している。前記第2操作面13が凹所を有していて、前記凹所が
トグルスイッチの端面に位置し、かつその凹所の中へ運転手が指を挿入できるよ
うにすることが有効である。運転手はその指を挿入した後に、トグルスイッチ2
a〜2dを上方へ引っ張り、それらをそれぞれの支柱ピン11の周りで回転させ
ることができる。
第1操作面12を押し下げるために指の力を加えると、それぞれの制御装置2
a〜2dを反対回転させることになる。
制御装置がそれぞれ中立位置、即ちサーボ不作動位置にあるところを示してい
る第1図に示した制御装置を、第1操作面あるいは第2操作面を押すことによっ
て作動させることは、ばねの力に抗して行われ、このばねの力により、一旦作動
が終わると制御装置は第1図に示した元の中立位置に戻される。
第1図から第3図までに示した実施例は近接して配置された制御装置を備えた
制御モジュールからなっており、各々の個々の窓あるいは屋根ハッチに関する各
各の個々の制御装置は、運転手が制御モジュールの全体あるいは部分を気にする
ことなしに、それ自身を同定し易くなっている。同時に、制御装置は側窓や、屋
根ハッチを操作することに関連して、制御装置の操作方向と論理的に一致してい
る。
第1図から第3図における制御装置2a〜2dがトグルスイッチの形をしてい
て、これらが各々のトグルスイッチの中心部においてピン11上に取り付けられ
ているので、前部側窓の制御装置2a、2bの後端あるいは後部側窓の制御装置
2c、2dの前端を押し下げることによって窓を上昇させることができる。この
ことは運転手が制御装置に関してより多くの経験を積んだ時、あるいはジャミン
グ保護装置の切り離し制御装置4の同時作動が必要な場合に利用することができ
る。他の実施例(図示せず)においては、側窓のためのトグルスイッチはベース
プレート6に最も近い第1操作面の部分、即ち、前部窓の制御装置の場合には後
端、また後部窓の制御装置の場合には前端の直下に位置した支柱ピン上に取り付
けてもよい。そのような実施例は、制御装置の部分を押し下げることによって窓
を上昇させることができるという可能性をなくしている。
ベースプレート6から突出した永久的なデバイダー17が、好ましくは、前部
窓の場合には、制御装置2aと2bとの間に、また後部窓の場合には制御装置2
cと2dとの間に位置している。
前記デバイダー17は、例えば自動車の前部座席の上へよじ登ろうとする子供
が中央コンソールの上や、それに取り付けられる制御モジュールの上に足をのせ
た時に生じるような、大き過ぎる力/重量が制御装置2a〜2dにかけられた時
にも、制御装置2a〜2dとそれらのピン11とは力がかからないように設計さ
れている。
第4a図、第4b図は側窓のための制御装置の第1の変形例を概略的に示して
いる。この場合には、制御装置22a〜22dは単純な押しボタンの形をしてお
り、これらは第1操作面23に力を加えることによって押し下げることができる
が、その第1操作面23の下に部分的に位置した第2操作面24に力をかけるこ
とによって、ベースプレート25から引っ張りあげることができる。この実施例
を用いることによって側窓を作動させることは、第1図から第3図に示した実施
例によって作動されることと一致している。第1図における場合には、制御装置
は想像上の長方形部分の隅に位置するように配置され、好ましくは、方向を示す
二重の非対称性を有している。
前記想像上の長方形の隅部を形成しているそれぞれの制御装置22a〜22d
のエッジ輪郭27は、第1図の実施例と同じ極端な丸み部を有している。この制
御装置もまた、水平な平面あるいはベースプレート25に対して個々に傾斜した
形状の第1操作面23を有している。この操作面は、想像上の長方形の内側から
外側へ、上方へ向かって丸いエッジ輪郭27の方へ傾斜している。それぞれのサ
ーボ制御装置の作動は、第4b図に概略的に示されたような従来通りの接点によ
って行われる。
第5a図と第5b図は側窓のための制御装置の第2の変形例を概略的に示して
いる。この場合には、制御装置32a〜32bは平坦な細長いアーム状になって
おり、これらは、前部の開放可能な窓に関する制御装置32a〜32bの場合に
は、制御モジュールベースプレート36に関して、(F)の方向へ上方に傾斜し
、後部の開放可能な窓に関する制御装置32c、32dの場合には、上方、後方
へ傾斜しており、好ましくは、ベースプレート36に対して約45度の角度をな
している。前記制御アーム32a〜32dが、自動車の縦方向に対して直交的に
配置された支柱ピン11上に取り付けられたトグルスイッチの形をしているとい
う事実は、前記制御装置が第1操作面33を方向(O)(開放)へ押し下げた時
に、窓を開放あるいは下降させることができ、また第2操作面34にあてた指に
よって方向(C)(閉鎖)へ上方へ引っ張り上げた時に、窓を閉鎖あるいは上昇
させることができる。右側と左側との方向を同定することは、第1図から第4図
までの実施例に対応した態様で行われ、制御アームによって形成された想像上の
長方形の隅部を形成しているそれぞれの制御装置32a〜32dのエッジ輪郭3
7が同様な極端な丸み部を有している。
第6a図、第6b図は側窓のための制御装置の第3の変形例を概略的に示して
いる。この場合には、制御アームだけが第5a図、第5b図に示した配置と異な
っており、アーム42a〜42dはそれぞれの窓の方を直接指示するように傾斜
している。このことは極端な丸み部をなしで済ませることができることを意味し
ている。他の点においては、第1操作面43と第2操作面44と、支柱ピン45
と、ベースプレート46とは、第5a図、第5b図における部分と同一である。
従って、第4図から第6図までの全ての他の変形例は、一様に、それぞれの制
御装置によって作動される窓の方を指示し、かつそれらを同定する、個々の、好
ましくは二重の、非対称形状を有しており、制御装置をベースプレートの方へ押
し下げるための第1の指あて部分と、制御装置をベースプレートから上方へ引っ
張り上げるための第2の指あて部分とを有している。このことによって、指が各
各の制御装置を同定し易くなり、制御装置によって側窓の論理的な操作が可能と
なる。
本発明は上述した中で説明した実施例に限定されるものではなく、添付した請
求の範囲の中で、多くの異なった修正された実施例にも用いることができる。そ
のような実施例は、例えば、第1図から第3図、第5図、及び第6図に示した実
施例の修正例であってもよく、トグルスイッチが自動車の縦方向に延在した支柱
ピンを有していてもよい。そのような実施例は請求の範囲第1項の文字通りには
一致していないが、請求の範囲第8項の中には含まれる。図面で説明した全ての
実施例と、上述した修正例とは、本発明の目的(“発明の目的”においてより詳
細に説明)の中に入り、請求の範囲第1項、あるいは第8項、あるいはその両方
の中に入る。
本発明は中央コンソールに配置された制御モジュールだけに限定されるもので
なく、ドアの側部に取り付けられたものを採用することもでき、その場合には、
ドアの側部と一体構造的なアームレスト上の水平面に取り付けるのが有利である
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 自動車における少なくとも1つの前部及び1つの後部の開放可能な側窓 に関して、サーボ駆動される窓を作動させるための制御モジュールであって、前 記開放可能な側窓の各々に対して1つずつの多くの個々のアクチューエータが制 御モジュールの実質的に1つでかつ同一のベースプレート、好ましくは自動車の 水平方向に位置したベースプレート上に位置している制御モジュールにおいて、 前記アクチューエータの各々が第1操作面を有していて、前部開放可能窓のため のアクチューエータの場合には上方かつ制御モジュールのベースプレートに関し て前方へ傾斜しており、また後部開放可能窓のためのアクチューエータの前記面 が上方かつ後方へ傾斜しており、しかも前記アクチューエータの各々が前記アク チューエータの前記第1操作面の部分の下で少なくとも部分的に位置した、前記 ベースプレートから最大の距離だけ離れて位置する第2操作面を有しており、前 記第1操作面上の指の圧力がアクチューエータを押し下げると、それぞれの窓を 対応的に下降/開放させ、前記第2操作面に指をあて、アクチューエータを引っ 張り上げると、それぞれの窓を対応的に上昇/閉鎖させることを特徴とするサー ボ駆動窓のための制御モジュール。 2. 請求の範囲第1項に記載の制御モジュールにおいて、2つの開放可能な 側窓で、自動車の両側で1つの後方窓と1つの前方窓とを有する自動車内に配置 され、前記アクチューエータがベースプレート内に位置する長方形の隅部に各々 配置されており、しかも前記アクチューエータによって形成された長方形の前記 隅部が、それぞれのアクチュエータによって作動される窓の方に向かっているサ ーボ駆動窓のための制御モジュール。 3. 請求の範囲第2項に記載の制御モジュールにおいて、各々のアクチュー エータの第1操作面のエッジが、前記アクチューエータによって形成された長方 形の1つの隅部に終わりかつ該長方形の一部を形成するとともに、第1操作面の 他の輪郭エッジとは異なった形を有しており、有利的には0.5から2センチメ ートルまでの半径の極端な丸みの形を有しているサーボ駆動窓のための制御モジ ュール。 4. 請求の範囲第3項に記載の制御モジュールにおいて、前記アクチューエ ータがトグルスイッチからなり、これらが制御モジュールのベースプレートに対 して平行な平面内に位置する支柱ピンの周りで移動するように取り付けられてい るサーボ駆動窓のための制御モジュール。 5. 請求の範囲第4項に記載の制御モジュールにおいて、前記支柱ピンが自 動車の縦方向に対して直交的に配置されているサーボ駆動窓のための制御モジュ ール。 6. 請求の範囲第5項に記載の制御モジュールにおいて、前記支柱ピンが前 記アクチューエータの第1操作面の中央部分の下で、前記アクチューエータを支 持するように配置されているサーボ駆動窓のための制御モジュール。 7. 請求の範囲第1項から第6項のいずれか1項に記載の制御モジュールに おいて、前記制御モジュールが自動車の前部座席の間の中央コンソール上に位置 しており、前記座席の1つが運転座席であり、前記制御モジュールが自動車に取 り付けられた運転座席の表面の高さと同じ高さかあるいは幾分下に位置している サーボ駆動窓のための制御モジュール。 8. 各々の側部に1つの前部及び1つの後部の開放可能な側窓を備えた自動 車のサーボ駆動窓を作動させるための制御モジュールであって、前記開放可能な 側窓の各々に対して1つずつの多くの個々のアクチューエータが制御モジュール の実質的に1つでかつ同一のベースプレート、好ましくは自動車の水平方向に位 置したベースプレート上に位置しており、前記アクチューエータの各々がベース プート内に位置した長方形部の隅部に位置し、前記アクチューエータによって形 成された長方形部の隅部が、それぞれのアクチューエータによって制御される窓 の方を指示している制御モジュールにおいて、各各のアクチューエータが個々の 非対称形状を有し、これらがそれぞれのアクチューエータによって制御される窓 の方を指示し、かつそれを同定し、また前記それぞれのアクチューエータがアク チューエータをベースプレートに向かって押し下げるための第1の指あて部分を 有し、また前記それぞれのアクチューエータがアクチューエータをベースプレー トから上方へ引っ張り上げるための第2の指あて部分を有していることを特徴と するサーボ駆動窓のための制御モジュール。 9. 請求の範囲第8項に記載の制御モジュールにおいて、前記非対称形状が 、部分的に、アクチューエータによって制御される窓の方を指示するそれぞれの アクチューエータ上の前記第1の指あて部分のための傾斜した第1操作面を有し 、また部分的には、前記アクチューエータによって形成された長方形部分の隅部 を形成する第1操作面のエッジ輪郭の部分がアクチューエータの第1操作面の他 のエッジ輪郭に関して異なった形状を有し、有利的には、指先によって容易に同 定可能で、0.5から2センチメートルまでの半径を有した極端な丸み形状を有 しているサーボ駆動窓のための制御モジュール。 10. 請求の範囲第9項に記載の制御モジュールにおいて、前記制御モジュー ルのアクチューエータを2つのアクチューエータからなる2つのグループに分割 する分割線の両側におけるアクチューエータが、形状および論理機能の両方に関 して互いに鏡像関係になっているサーボ駆動窓のための制御モジュール。
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