JPH08505205A - 滑動カラーの迅速な接続 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、燃料タンクへの燃料供給管（24）の接続に使用されることが好ましい迅速なコネクタである。コネクタは、燃料タンクに設置されることが好ましいアプセット部分（26）を有する管（24）またはニップルを受入れる第１の端部（15）を有するハウジング（12）を含む。コネクタは、拡張可能なフィンガー（42）を備えた滑動カラー（14）、カラー（14）の周囲に設置された加圧リング（16）、およびハウジング（12）内にカラー（14）およびリング（16）を保持する保持フォーク（18）を含む。アプセットは、小さな力で拡張可能なフィンガー（42）を通して挿入されることができる。管（24）が引出されるように企図されるとき、加圧リング（16）は管（24）を除去するために非常に大きな力を必要とする解放を制限して管（24）に対してフィンガーを加圧する。開示された実施例のコネクタの反対の端部は、ハウジング（12）にホース（28）を接続する迅速なコネクタを含む。このコネクタは、ホース（28）の周囲に設置され、ハウジング（12）に固定するロック手段（90、92）によって加圧されている加圧スリーブ（68）を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 滑動カラーの迅速な接続 発明の背景 発明の分野 本発明は、管部分を接続する迅速なコネクタに関し、特に燃料タンク供給管を 燃料タンクに接続する迅速なコネクタに関する。従来技術の説明 管に接続させる低コストの迅速なコネクタは、自動車産業ならびに非自動車産 業にひろく使用されている。典型的に、それらは、小さい直径および低い取外し の要求を有する流体供給管を接続するために使用されている。 このような迅速なコネクタの１例は、干渉型コネクタとして知られている。こ のタイプのコネクタは、アプセット部分上に機械的干渉を生じるハウジングに設 置された拡張可能なフィンガー、または接続される管上に形成されたビードを有 する。管およびアプセットは、拡張可能なフィンガーを通してコネクタハウジン グに挿入される。フィンガーは、アプセットが通過することを可能にするために 拡張し、その後ハウジング中に管を保持するようにアプセットの後方で収縮させ る。保持あるいは引出し力、すなわちハウジングから管を引出すのに必要な力は 、拡張可能なフィンガーの剛性に依存する。別の方法の干渉型コネクタの保持力 は大部分がフィンガ ーの拡張に対する抵抗力によって決定される。フィンガーが管のアプセットの容 易な挿入を可能にするために容易に拡張する場合、引出し力または保持力は低下 する。高い保持力を得るためには、フィンガーはさらに剛性でなければならず、 アプセットの挿入をさらに難しくする。また、さらに剛性のフィンガーは、除去 が所望されるときに管を除去するために手動で拡張させることがさらに難しい。 非常に高い引出し力および低い挿入力を必要とする多くの応用が存在する。１ つのこのような応用は、車両の燃料タンクへの燃料供給管ネックの接続である。 ５００ポンドを超える引出し力が必要とされる。対応して、約２００ポンドのみ の低い挿入力しか必要とされない。高い引出し力および低い挿入力の必要性のた め、典型的な迅速なコネクタは燃料タンクへの燃料供給管の接続には許容できな い。それらはまた、高い引出し力および低い挿入力を必要とするその他の応用に おいても許容できない。 発明の概要 本発明は、５００ポンドを超える高い引出し力を有し、一方２０ポンドより低 い挿入力を有するコネクタを提供することによって上記問題を解決する。本発明 の迅速なコネクタは、アプセット部分を有する燃料供給管を受入れるロック装置 を備えたハウジングを有する。ロック装置は燃料供給管の挿入時に弱い力で燃料 供給管に可変の力を供給することができるので、低い挿入力、および燃料供給管 がハウジングから引出されようとするときに実質上大きい引出し力が存在する。 ロック装置は、滑動カラーに関連して滑動することができる加圧リングが設置 されている拡張可能なフィンガーを有する滑動カラーを使用する。燃料供給管が ハウジングに挿入されるとき、滑動カラーは加圧リングから離れる方向にハウジ ング内で軸方向に滑動するので、加圧リングは拡張可能なフィンガーの拡張を妨 害しない。この方法において、必要とされる挿入力がフィンガーを拡張させる力 であり、約２０ポンドと低いため、アプセット部分は容易に挿入されることがで きる。加圧リングからの拡張可能なフィンガーの間隔は、加圧リングの軸方向の 移動を制限するハウジング内での停止部材の使用により達成される。 燃料供給管が挿入されると、拡張可能なフィンガーはアプセットの後方の正常 な位置に引戻される。燃料供給管がハウジングから引出されようとする場合、滑 動カラーは加圧リングに関して燃料供給管の軸方向に滑動する。加圧リングは、 それらの拡張を制限し、ハウジング内にアプセットを保持する自由端部に隣接し た拡張可能なフィンガーを結合させる保持フォークまたは他の停止手段と接触す る。加圧リングの材料および寸法に応じて、引出し力は制御されることができる 。好ましい実施例において、加圧リングはアルミニウムあるいはステンレススチ ールであり、拡張は無視できる程度であり、実質上５００ポンドより大きい引出 し力を供給する。ハウジング内での燃料供給管の保持をさらに助けるため、拡張 可能なフィンガーは自由端部に隣接した傾斜した外表面を有し、加圧リングは燃 料供給管が引出されるときアプセットの後方 の燃料供給管に対する拡張可能なフィンガーの内側への移動を大きくする整合し た対向ボアを有している。傾斜の角度および対向ボアは、実質的にはアプセット の引出しを制限するためにアプセットの後方の管に対して内側に拡張可能なフィ ンガーをカム駆動するためのカムとして仮に動作する。 ロック装置は、保持フォークによってハウジング内に保持される。保持フォー クは、ハウジング上にはめられることができるように拡張可能である。フォーク は、ハウジングにおける開口内に受入れられるように構成されているタブを含む 。このタブは、ハウジングにリングおよびカラーの両方を保持するため、ハウジ ング中および加圧リングの後方に延在する。保持フォークは、挿入された管が除 去または遮断されることを可能にする。管が挿入されると、管を除去するために 保持フォークは拡張されハウジングから除去されなければならない。ロック装置 および管は、ハウジングから除去されることができる。 開示された実施例において、コネクタハウジングの反対側の端部はハウジング に可撓性ホースを接続する加圧コネクタを有する。ハウジングは、可撓性ホース に挿入されることができる雄の管状部分を有する。雄の管は、フレアを有する端 部、コーン型の部分において終端するほぼ直線状の部分、および管に対して約９ ０゜でハウジングから外側に延在するフランジを有する。スロットを有する加圧 スリーブは可撓性ホースおよび雄の管上にはめ込まれ、または設置される。加圧 リングは、雄の管の外側表面と結合する内側表面およびスナ ップリングの傾斜した内側表面とカム結合する傾斜した表面を有する外側表面を 有する。スナップリングは、加圧スリーブ上に設置されるように構成されている 。ロック部材は、ハウジングに関してスナップリングを固定するためにフランジ の周囲にはめるための傾斜したリングから外側に延在し、ハウジング上に可撓性 のホースを保持するために傾斜した表面のカム作用により加圧スリーブに加圧力 を用いる。 本発明の迅速なコネクタは、燃料タンクに燃料供給管を接続するために使用さ れることが好ましい。ロック装置の可変力は、迅速な接続への燃料タンク上のア プセットおよび管の簡単な挿入を可能にする。挿入されると、加圧リングは拡張 可能なフィンガーに作用して、それらの拡張を抑制し、管からの引出しを制限す る。迅速な接続が除去される必要がある場合、保持フォークは容易に除去される ことができ、ロック装置および管がハウジングから除去されることを可能にする 。ハウジングの反対側の端部において、雄の管および加圧コネクタは、可撓性ホ ースすなわち管が供給管の接続を完了するためにハウジングに容易に取付けられ ることを可能にする。 本発明のこれらおよびその他の目的および利点は、図面および説明を参照して 明らかにされるであろう。 図面の簡単な説明 図１は、本発明のコネクタの斜視図である。 図２は、ハウジングから燃料供給管が引出されようとするとき滑動カラーと加 圧リングとの間の相互作用を示している本発明のコネクタの部分的断面図である 。 図３は、燃料供給管および可撓性の管に接続されたコネクタを示している本発 明のコネクタの切断図である。 図４は、ハウジングへの燃料供給管の挿入、および拡張可能なフィンガーの対 応している拡張およびハウジングに対する可撓性ホースの組立てを示している斜 視図である。 実施例 図１を参照すると、本発明の迅速な接続装置は全体を10で示されている。好ま しい実施例の迅速な接続装置は、前端部15に滑動カラー14を有しているロック装 置11を受け入れるように構成されているハウジング12を含む。加圧リング16は、 保持フォーク18によってハウジング12内に保持されている滑動カラーおよび加圧 リングの両者を備えたカラー14の周囲に設置されている。ハウジング12の反対側 、すなわち後方側20は、全体を22で示された加圧コネクタを含む。理解できるよ うに、好ましい実施例におけるハウジング12およびその部品は、アプセット部分 26を有する燃料充填管すなわちネック24を１端部で受け、反対の端部で可撓管28 に接続されるように構成されている。 ハウジング12は、例えばナイロン12のようなプラスチック材料で形成されるこ とが好ましい。ハウジング12は、管24およびロック装置11を受け入れるのに十分 な大きさの第１の直径を有する第１の部分30、および減少した直径を有する第２ の部分32を含む。第１の部分30は、滑動カラー14および加圧リング16を含むロッ ク装置11を受ける。カラー14およびリング16は、ハウジング12にスナップ結合す る保持フォーク18に よってハウジング12内に保持される。保持フォーク18は、開口34を通ってハウジ ング12に挿入されるタブ36を有する。開口34に挿入されるとき、タブ36はハウジ ング12内に加圧リング16および滑動カラー14を保持するためにハウジング12の前 端部15と加圧リング16との間に位置される。 保持フォーク18はほぼＵ型であり、内側に曲った自由端部を有するので、ハウ ジング12にフォーク18を押し付けることにより、脚部41は保持フォークがハウジ ング12にはめられ、把持するように開口34内に受けられることを可能にする。フ ォーク18は例えばプラスチックあるいはナイロン６／６のような弾性的な材料で 形成されており、変形することなしに曲げられることができることを認識しなけ ればならない。その弾性のため、フォーク18の脚部41は、滑動カラー14およびリ ング16が取り外されることができるようにハウジング12からフォーク18を移動さ せるために手動で広げられることができる。これは、管24の除去が説明されると きに以下にさらに詳細に説明される。 好ましい実施例において、滑動カラー14は、例えばナイロン６／６からのプラ スチックで形成されている。滑動カラーは14、一般に管状であり、44でカラー14 に溝をつけることによって形成される拡張可能なフィンガー42を有している。溝 をつけることにより、拡張可能なフィンガー42はアプセット26を挿入したとき外 側に広がり、組立てられた管24がハウジング12から後方に引出されるときに加圧 リング16によって内側に加圧されることを可能にする。滑動カラー14の前端部、 すなわちハウジング12の前端部15に隣接した端部は、カラー14が軸方向に滑動で きるように第１の部分の内壁に結合するベアリング46および48を有する。示され た実施例において、２つのベアリング46および48が存在するが、単一のベアリン グあるいは多数のベアリング表面が所望の結果であるハウジング12内のカラー14 の自由な軸方向滑動を得るために使用できることは当業者に理解されるべきであ る。 滑動カラー14の内側直径は、管24およびアプセット26の両方がアプセットがフ ィンガー42の角度を有した内側表面54に接触するまで干渉なしに受入れられるこ とができるような十分な大きさにされる。図２に見られるように、拡張可能なフ ィンガー42は角度を有した内側表面54、フレアを有する外側表面50、およびフィ ンガー42の内部に沿ったノッチ52を有する。角度を有した内表面54は、管24がハ ウジング12に挿入される時にアプセット26によって結合され、拡張可能なフィン ガー42を外側に拡張しアプセット26が通過できるようにする。これは、図４に示 されている。アプセット26が内表面54を通過し、ノッチ52に隣接すると、図２に 見られるようにフィンガー42はアプセット26に結合するノッチ52によって正常な 位置に引戻される。 加圧リング16は、拡張可能なフィンガー42を囲んで設置される。好ましい実施 例において、リング16はアルミニウムあるいはステンレススチール（高い強度） で形成される。加圧リング62の軸方向の移動は、開示された実施例においては図 ２に見られるようなハウジング12の内壁に形成された段部で あるハウジング12の内部に形成された停止部材56によって制限される。反対方向 への移動は、保持フォーク18、特にタブ36によって制限される。図３および４に 見られるように、加圧リング16は角度を有するリング16の内側表面に生じるカウ ンタボア58を有する。この角度を有した表面58は、管24が後方に引張られ、ハウ ジング12から引出されようとされるときに滑動カラー14のフレアを有する端部50 に結合する。結合により、表面58およびフレアを有する端部50は、アップセット 26がノッチ52および同様のハウジング12から外されることを防ぐ管24の方向への カム駆動フィンガー42として動作する。当業者によって認識されるように、管24 を引出す力が大きければ大きいほど、拡張可能なフィンガー42の下方への力は大 きくなり、ハウジング12内に管24を保持するためのアプセット26上の保持力は大 きくなる。加圧リング16は、管24の方向へフィンガー42を加圧し、ハウジング12 中に管24を保持するために拡張を制限する。このロック装置11により、２０ポン ドより小さい挿入力で５００ポンドより大きい引出し力が達成される。 ハウジング12の第２の部分は、可撓性のホースすなわち管28の受入れるように 構成されている。開示された実施例において、全体を22で示された加圧コネクタ はハウジング12に管28を接続するために使用される。第２の部分は、ホース28お よび加圧コネクタ22の受入れに関する開示された実施例に記載されている。第２ の部分32の外部はフランジ60を含み、その傾斜のある部分62は一般に直線部分64 において終端し、そ れはフレアにされた端部66で終端する。 図４を参照すると、ハウジング12の第２の部分32は可撓性のホースまたは管28 に挿入されている。見られるように、ホースは、ホースの端部がフランジ60に隣 接するまで第２の部分32上に押し込まれる。ホースが示されたように位置される と、加圧スリーブ68は図３に見られるようにフランジ60とフレアを有する端部66 との間で管28上に適合される。加圧スリーブ68はナイロン６／６の材料で形成さ れることが好ましく、管28と第２の部分32が加圧されるように受入れるために開 くことができるようなスロット70を有している。スリーブ68は様々な方法で部分 32上に設置されることができ、加圧スリーブ68はホース28上に位置され、ホース 28およびスリーブ68は部分32上で滑動される。第２の方法は、管28が部分32上に 適当に位置された後に管28に加圧スリーブを押し付けることである。 スリーブ68は、部分32の外面形態に適合する内面形態を有する。それは、ホー ス28の球根状の端部78を受入れる溝74を後端部76に含む。部分32上の傾斜した表 面62と結合される傾斜部72は、溝74から内側に延在する。ほぼ真っ直ぐな内壁80 は、部分32のほぼ真っ直ぐな外壁64と結合する。上方または外側にフレアを有す る端部82は、部分32のフレアを有する端部66と結合する。 加圧スリーブ68の外面は、フレアを有する部分82で終わる内側に角度を有する 部分86において終端する比較的平坦な第１の表面84を有する。外表面は、加圧ス リーブ68上に適合し、 フランジ60の後方のフック92によってはめられるロックリング90の対応して傾斜 した内側表面に結合し、カム作用をするように設計されている。ロックリング90 は、ナイロン６／６の材料で形成されることが好ましい。示された実施例におい ては、フランジ60をはめるために弾性的な脚部94の端部に２つのスナップフック 92が設けられている。当業者に認識されるように、ロックリング90は加圧スリー ブ68上に押し付けられるとき、加圧スリーブ68はロックリング90の内側傾斜表面 88によって加圧される。この加圧により、スロット70はハウジング12にしっかり と保持するために管28を囲んで加圧スリーブ68を加圧して近付ける。 迅速なコネクタ10は、燃料タンクに燃料供給管を接続させる迅速で有効で低コ ストの方法を提供する。ハウジングに管24を組立てるため、拡張可能なフィンガ ー42がアプセット26の後にはまるまでハウジング12中に管24を挿入することを必 要とするだけである。使用時に、迅速なコネクタ10は、ハウジング12およびはめ られた保持フォーク18に挿入された滑動カラー14およびリング16と予め組立てら れている。管26がハウジング12に挿入されるとき、滑動カラー14は停止部材56と 結合することにより静止している加圧リング16と共に前端部15から離れる方向に 滑動する。加圧リング16に関する図４に見られるように、静止した拡張可能なフ ィンガー42は妨害なしに自由に拡張され、アプセット26を挿入されやすくする。 フィンガー42上の妨害がないために管24に挿入するのに必要とされる力は、約２ ０ポンドである。十分に挿入されるとき、 フィンガー42はハウジング12に管24を保持するためにアプセット26の後にはまる 。管24の挿入された端部は、好ましい実施例においてはスペーサ98によって分離 されているＯ型のリング96内に密閉して受入れられる。 図２を参照すると、拡張可能なフィンガー42と加圧リング16の引出し作用が示 されている。管24がハウジング12から引出されようとするとき、滑動カラー14は ハウジング12の前端部15の方へ滑動する。カラー14が滑動するとき、拡張可能な フィンガー42はタブ32によって静止して保持されている加圧リング16によって結 合される。これは管24に対して下方にフィンガー42を押し、フィンガー42が拡張 してアプセット26がはずれることを防ぐ。フィンガー42のフレアを有する端部50 は、対向ボアまたは加圧リング16の傾斜した表面によって下方にカム駆動される 。５００ポンドを超える力がハウジング12から管24を引出すために必要とされる ことが認められている。 コネクタ22を接続するため、加圧スリーブ68およびロックリング90はホース28 の端部上で滑動される。それから、ホース28は、フランジ60に接触するまで、ハ ウジング12の部分32上で滑動される。その後、スリーブ68は部分32上に滑動され ることができる。またその代りに、スリーブ68はホース28と同時に部分32上に滑 動され、またホース28が適当に位置された後にホース28上ではめられることもで きる。スリーブ68がフランジ60とフレアを有する端部66との間に適当に位置され ると、ロックリング90はスリーブ68上で滑動され、フランジ 60上に固定されることができる。上述されたように、リング90およびスリーブ68 の傾斜した表面により、スリーブ68をホース28の周囲に対して加圧させる。 コネクタ10から管24およびホース28を取外すのは、接続と同じくらい容易で迅 速である。管24は、ハウジング12からフォーク18を除去することによって取外さ れる。フォーク18が除去されると、滑動カラー14およびリング16はハウジング12 から自由に除去される。所望であれば、管24は、取付けられたカラー14およびリ ング16と共に管24を再び挿入することによって除去後に再び組立てられ、再び管 24を保持するためにフォーク18をはめる。ホース28を除去するため、リング90は フランジ60からはずされ、管28は部分32から取外される。 示されたように迅速な接続が加圧コネクタ22を必要としないことは、当業者に 認識されるべきである。加圧コネクタ22は、ハウジング12への可撓性ホース28の 取付けにおける簡単なバンドクランプによって置換されることができる。またそ の代りに、加圧コネクタ22は、可撓性ホースがフレアを有する管に接続されてい る別のタイプのコネクタに使用されることができる。それ故、単一の迅速な接続 として示された２つのコネクタは、管またはホースの接続に別々に使用されるこ とができる。さらに、本発明は、燃料供給管の接続に好ましいものとして開示さ れているが、その他の適用においても、このタイプのコネクタは大きな引出し力 および非常に低い挿入力を必要とする。 前述の説明は例示の目的のためにのみ行われるものであり、 添付された請求の範囲から定めれる本発明の技術的範囲を限定するものではない 。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．アプセット部分を有している燃料供給管を接続する燃料供給管コネクタにお いて、 対向した端部を有するハウジングと、 前記対向した端部の１つに隣接した前記ハウジング内に滑動可能に設置されて いるロック手段であって、前記燃料供給管に対してほぼ横の方向に可変力を与え る第１および第２の共同する相対的滑動可能な部材を有し、前記力は、前記燃料 供給管が前記ハウジング内に固定されるまで前記ハウジングに容易に挿入される ことができるように前記燃料供給管の挿入時において弱く、前記燃料供給管が前 記ハウジングから離れる方向に引張られるときに前記燃料供給管に対して実質上 大きい力で作用する軸方向に滑動可能なロック手段と、 前記ハウジング内に前記ロック手段を軸方向に滑動可能に保持する保持手段と を具備している燃料供給管。 ２．前記ロック手段の前記第１の部材が前記燃料供給管を受入れるための環状の カラーであり、前記カラーが前記ハウジングおよびカラー中への前記燃料供給管 の挿入時に前記燃料供給管の前記アプセット部分に対して拡張する拡張フィンガ ーを含んでいる請求項１記載の燃料供給管コネクタ。 ３．前記ロック手段の前記第２の部材が前記燃料供給管に供給される力を変化さ せるために前記カラー上に滑動可能に設置された加圧リングである請求項２記載 の燃料供給管コネクタ。 ４．前記ロック手段の前記第１の部材が前記燃料供給管を受入れる環状カラーで あり、前記カラーが前記ハウジングおよびカラー中への前記燃料供給管の挿入時 に前記燃料供給管の前記アプセット部分の周囲に拡張する拡張フィンガーを含み 、前記拡張フィンガーが前記アプセットの完全な挿入時に前記アプセットと前記 １つの反対側の端部との間で前記アプセットに隣接して収縮させ、 前記第２の部材が前記燃料供給管に供給された力を変えるために前記カラー上 に滑動可能に設置された加圧リングである請求項１記載の燃料供給管コネクタ。 ５．前記保持手段が保持タブを有している弾性的なバンドを含み、前記保持タブ が前記反対側の端部と前記加圧リングとの間で前記ハウジング中に延在するよう に前記ハウジングにおける開口内に受入れるように構成されている請求項３記載 の燃料供給管コネクタ。 ６．前記加圧リングは、前記フィンガーが前記燃料供給管を解放するために拡張 することを妨げるために前記フィンガーを囲んでいる請求項３記載の燃料供給管 コネクタ。 ７．前記反対側の端部が、前記コネクタへ第２の管を接続するための第２の接続 手段を含む請求項１記載の燃料供給管コネクタ。 ８．両端部を有し、その端部の１つはそれに隣接したアプセットを有し、燃料供 給管を受けるように構成されているハウジングと、 軸方向の移動のために前記ハウジング内に滑動可能に設置 され、前記アプセットが挿入されるときに外側に拡張する拡張可能なフィンガー を備え、前記アプセットが前記拡張可能なフィンガーを通って挿入された後に内 側に収縮させるように構成されている滑動可能なカラーと、 前記滑動カラーの周囲に滑動可能に設置された加圧リングとを具備し、前記燃 料供給管が前記ハウジングに挿入されるときに前記拡張可能なフィンガーは前記 加圧リングから離れる方向に滑動し、制限なしに拡張可能であり、前記拡張可能 なフィンガーは前記燃料供給管が前記ハウジングから離れる方向に引出されると きに前記加圧リングの方へ滑動し、前記加圧リングによって拡張が制限されてい る燃料供給管を接続する迅速なコネクタ。 ９．さらに前記ハウジングに前記滑動カラーおよび前記加圧リングを保持する保 持手段を含み、この保持手段は保持タブを備えた弾性的なバンドを有し、前記保 持タブが前記反対側の端部と前記加圧リングとの間の前記ハウジング中に延在す るように前記ハウジングにおける開口に受入れるように構成されている請求項８ 記載の迅速な接続。 １０．前記ハウジング内での前記滑動カラーの軸方向の移動を容易にする前記滑 動カラー上のベアリング手段を含んでいる請求項８記載の迅速なコネクタ。 １１．前記滑動カラーが滑動するときに前記加圧リングの移動を停止させるため に前記ハウジング内に停止部材を含んでいる請求項８記載の迅速なコネクタ。 １２．前記燃料供給管が前記ハウジングから離れる方向に引 出されるときに前記保持手段が前記加圧リングに結合し、前記保持手段が前記拡 張可能なフィンガーに関して前記加圧リングの移動を停止し、前記拡張可能なフ ィンガーが前記燃料供給管が前記ハウジングから除去されることを妨げるために 前記滑動可能なフィンガーが前記加圧リングに関して移動するときに前記アプセ ットに対して加圧されている請求項８記載の迅速なコネクタ。 １３．前記反対側の端部が前記コネクタに第２の管を接続する第２の接続手段を 含んでいる請求項８記載の迅速なコネクタ。 １４．前記第２の接続手段がフレアを有する端部と、コーン型部分において終端 する隣接した部分と、および前記コーン型部分に隣接したフランジとを含み、前 記第２の管が前記フレアを有する端部と、凹所を設けた部分とおよびコーン型の 部分を囲んで位置し、前記フランジに接触するように構成されており、加圧スリ ーブが前記第２の管および前記凹所を設けた部分およびコーン型の部分を囲んで 設置されるように構成され、第２の大きな外側直径に拡大する第１の外側直径を 有し、ロックリングが前記加圧スリーブを囲んで設置されるように構成され、前 記第２の管および前記凹所を設けた部分および前記コーン型部分を囲んだ前記加 圧スリーブを加圧し、前記管を前記ハウジングに保持する請求項１３記載の迅速 なコネクタ。 １５．前記反対側の端部が、前記コネクタに管を接続するための第２の接続手段 を具備し、この第２の接続手段は前記ハ ウジングから延在する短いニップルを含み、加圧スリーブが前記短いニップルを 囲んで設置されるように構成され、第２の外側直径に拡大する第１の外側直径を 有しており、ロックリングは前記加圧スリーブを囲んで設置されるように構成さ れ、前記ニップル上に前記第２の管を保持するために前記第２の管を囲む前記加 圧スリーブをロック部材が加圧している請求項８記載の迅速なコネクタ。 １６．対向した端部を有するハウジングを具備し、 このハウジングの一方の端部はフレアを有する端部と、コーン型部分において 終端する隣接した凹所を設けた部分と、およびコーン型部分に隣接したフランジ を有し、前記一方の端部は前記流体供給管への挿入のように構成され、加圧スリ ーブは前記流体供給管を囲んで設置されるように構成され、第２の大きな直径に 拡大する第１の外部直径を有し、ロックリングが前記加圧スリーブを囲んで設置 されるように構成され、前記ハウジングに前記流体供給管を保持するために前記 流体供給管を囲む前記加圧スリーブをロック部材が加圧している流体供給管を相 互接続するコネクタ。 １７．軸方向の移動のために前記反対側の端部の前記ハウジング内に滑動可能に 設置されており、アプセットを有する流体供給管が挿入されるときに外側に拡張 し、前記アプセットがそれを通して挿入された後に内側に収縮させるように構成 された拡張可能なフィンガーを含んでいる滑動カラーを含み、 加圧リングが前記滑動カラーを囲んで滑動可能に設置され、前記拡張可能なフ ィンガーが、制限なしに拡張することがで きるように前記流体供給管が前記ハウジングに挿入されるときに前記加圧リング から離れる方向に滑動し、前記流体供給管が前記ハウジングから離れる方向に引 出されるときに前記拡張可能なフィンガーの拡張を制限して前記加圧リングの方 へ滑動する請求項１６記載のコネクタ。 １８．前記ハウジング中に前記滑動カラーおよび加圧リングを保持し、保持タブ を有する弾性的なバンドを有する保持手段を含み、前記保持タブが前記反対側の 端部と前記加圧リングとの間の前記ハウジングに延在するように前記ハウジング における開口内に受入れられるように構成されている請求項１７記載の迅速なコ ネクタ。 １９．前記滑動カラーが滑動するときに前記加圧リングの移動を停止させるため に前記ハウジング内に停止部材を含んでいる請求項１７記載の迅速なコネクタ。 ２０．前記保持手段は、前記流体供給管が前記ハウジングから離れる方向に引出 されるときに前記加圧リングに結合し、前記拡張可能なフィンガーに対する前記 加圧リングの移動を停止し、前記拡張可能なフィンガーが前記流体供給管が前記 ハウジングから除去されるのを妨げるために前記アプセットに対して前記加圧リ ングによって加圧されている請求項１７記載の迅速なコネクタ。