JPH08504969A - 単一絵素によるフルカラー表示が可能な反射光又は透過光を用いる回折表示装置 - Google Patents
単一絵素によるフルカラー表示が可能な反射光又は透過光を用いる回折表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
グラフィック等の表示のために適した回折表示装置を提供する発明である。表示装置は電源に接続され電流を与えられることにより選択的に動かされるフィルムの如き要素(138)に例えばエンボス加工により形成されることによって担持された回折模様(132)により構成される。前記要素(138)が動くとその回折模様(132)からの回折光線による表示が生ずる。前記要素を構成するフィルムとしては公知の電気作動式、圧電式、電歪式、電動式、静電式フィルム、磁気作動式フィルムが用いられてよい。いずれの場合にもフィルムは回折模様(132)を担持し、励起されることにより動いて回折された光を生成する。
Description
【発明の詳細な説明】
単一絵素によるフルカラー表示が可能な反射光
又は透過光を用いる回折表示装置
発明の背景
本発明は表示装置に係り、特に新規な回折技術により各絵素がフルレンジの回
折波長(即ちフルレンジのカラー)を表示する反射式又は透過式の回折表示装置
に係る。
本技術は例えばバイモルフ或いはこれと同等の要素を用いるグラフィック表示
に十分適用可能である。バイモルフは2枚の圧電フィルムを互いに貼り合わせ、
それに適当な極性の電界をかける電極を取付け、これによって電歪を起こさせる
ようにしたものである。この場合電歪はフィルムの表面に沿う方向の伸縮であっ
たり或いは二つのフィルムが伸縮を逆にすることによる平面状態からの撓みであ
るようにすることができる。
米国特許第4331972号には一対の透明材よりなる要素であって、各々が
光の周期性に対応する回折格子を有し、それらが互いに平行に向き合わされてい
る如き一対の要素を有する光弁が提案されている。この米国特許に於てはかかる
光弁はバイグレートと称されている。このバイグレートを通る光の伝送は格子線
に垂直な方向に於ける一対の格子の相対的位置に依存する。格子の一つはポリビ
ニリデンフロライドのバイモルフフィルムにエンボス加工により形成され、それ
に電圧をかけることにより移動されてよい。こうしてフィルムにかける電気信号
に応答して一方を
他方に対して移動させることにより零回折即ち光伝送状態を非伝送と完全伝送と
の間で任意の伝送状態に制御することができる。カラー表示、例えばシアン、マ
ゼンタ、イエローの表示を行うべく三つの異なる色の制御を達成するためには重
合された三つの異るバイグレート光弁が用いられる。
米国特許第5067829号には電圧をかけることにより曲がる光透過性の弾
性材に光線を通すことにより光線の方向を制御することが提案されている。この
場合該光透過性弾性材はそれが曲がること即ち変形することによりその表面に対
する光線の入射角を変化させるものである。
米国特許第5052777号には光の連結をオンオフするシャッタとしてバイ
モルフを用いることが記載されている。かかるバイモルフシャッタを用いること
により光ファイバを経て伝送される如き光線が観察者に到達するか否かを制御す
ることができ、これによってグラフィック表示を生成する。
米国特許第4274101号には圧電式バイモルフによる焦点距離振動装置を
用いるレーザレコーダが開示されている。
米国特許第5126836号には白色光源が発する光線がそれを三原色に分解
する複数の二色鏡に照射され、ここで反射された各原色光線は圧電結晶の如きも
のであってよい三つの変形可能な反射面へ導かれ、その非反射性表面に
設けられたスリットを経て各光線が再び反射され、これによって各光線の強さが
修正されるようになったテレビ表示装置が提案されている。
米国特許第4415228号には米国特許4234245号と同様にバイモル
フ光弁が提案されている。
その他にStein,et al.,“A Display Based on
Switchable Zero Order D1ffraction G
rating Light Valves”,Advances in Dis
play Technology V,SPI vol.526, 105−1
12(1985)には、部分的に照準された光源により裏から光を当てられたア
ドレス可能な線のマトリックスを有する光弁を用いた平板表示装置が提案されて
いる。この表示装置の基本絵素は二つの整合された伝送位相格子による零位回折
に基づく光スイッチである。その光伝送は格子の半分だけ一方の格子を他方の格
子に対し機械的にずらせることにより変調される。この目的のためにバイモルフ
が用いられている。
最後に、Gale, et al.,“Diffractive Diffu
sers for Display Applications”,Curre
nt Developments in Optical Engineeri
ng and Diffraction Phenomena,SPIE vo
l.679, 165−168
(1986)にはディフューザがレーザビームライティング技術により構成され
た表示装置のための回折光学ディフューザが提案されている。
以上の先行技術はグラフィック表示を与えるべく或る程度まで機能するもので
あるが、この種の表示を経済的に又実用的にするにはより一層の発展が望まれ、
特に大量生産に適し又複雑なグラフィック表示を提供すべく完全にアドレス可能
にする発展が望まれる。
発明の概要
本発明はグラフィック表示等を行うのに適した回折式表示装置を提供すること
である。広義に言えば、本発明による新規な表示装置はフィルム或いはフィルム
要素(例えばエンボス加工されたフィルム)により担持された回折模様が該フィ
ルムに接続されたエネルギ源よりのエネルギによって動かされることにより作動
するものである。電気作動式のフィルムは、例えば圧電フィルム、電歪フィルム
、電動式フィルム、静電式フィルムの如くこの技術分野に於ては公知である。又
この技術分野に於ては電磁作動式フィルムも公知である。これらのフィルムは何
れも回折模様を担持することができ又動かされることによって回折光線を生ずる
ことができる。
一つの好ましいフィルムはそれを運動させるためのエネルギ源に接続された電
歪フィルムである、エンボス加工されたフィルムの運動はエンボス模様により回
折された光を
用いて表示を生成する。複数層の電歪フィルムが一つのバイモルフ要素に形成さ
れ、このバイモルフ要素が本発明による新規な表示装置を形成するための回折模
様を担持するのが好ましい。電歪フィルムは単独にて用いられてもよい。電歪フ
ィルムは弾性材であるのが好ましく、電源装置等により運動させられた後には最
初の位置に戻るようになっているのが好ましい。
圧電回折表示装置の一つの実施例は透過回折式表示装置である。この表示装置
は外面と内面とを有する外側の透明な構成部材を含んでおり、この部材はその内
面への反射エネルギの入射を制限する。個々のレンズ要素は外面と内面とを有し
、前記の剛固な透明部材に近接して配置されている。外面と内面とを有する剛固
な不透明スペーサが設けられており、該スペーサは前記の個々のレンズ要素と整
合した開口を有し、前記レンズ要素の内面に近接して配置されている。個々の透
明のバイモルフ要素が前記の剛固な不透明スペーサの開口に整合して設けられて
おり、これらの個々のバイモルフ要素は内面と前記スペーサの開口に近接して配
置されたエネルギ回折型の外面とを有しており、このエネルギ回折面は該バイモ
ルフ要素が弛緩状態にあるときそれを通過するエネルギを回折する回折格子を有
している。個々のバイモルフ要素は選択的に励起状態とされるべく電源に接続さ
れており、該バイモルフ要素はそれが弛緩状態にあるときその位置より物理的に
偏倚している。バイモル
フ要素は励起されるとそれを通過するエネルギを異なる態様に回折する。かくし
て回折格子を通過するエネルギは回折され、前記開口及び前記レンズ要素を通っ
て導かれ、回折されたエネルギは前記剛固な透明部材の外面上に収斂される。
他の一つの圧電フィルムの実施例は反射式の回折表示装置である。この表示装
置は外面と内面とを有する剛固な透明の外側部材を含んでいる。この外側部材は
その外面に照射されたエネルギを通過させるがその外面に照射される反射光を制
限し、例えばそのド側は被覆されている。個々のレンズ要素は見かけの外面と内
面とを有し、前記の剛固な透明の外側部材に近接して配置されている。このレン
ズ要素は前記外側透明剛性部材を通過しその見かけの外面より入射するエネルギ
を前記の外側の透明な構成部材上へ収斂させ、このエネルギは次いで反射されて
レンズを通過する。外面と内面とを有する剛固な不透明スペーサが設けられてお
り、該スペーサは前記の個々のレンズと整合する開口を有し、前記レンズ要素の
見かけの内面に近接して配置されている。前記剛固な透明スペーサの開口に整合
してバイモルフ要素が設けられている。このバイモルフ要素は前記スペーサの開
口に近接した外側のエネルギ反射面を有し、該エネルギ反射面は該バイモルフ要
素が弛緩状態にあるときその外面に照射された選択的に回折されたエネルギの反
射を許す回折格子を有している。このバイモルフ要素は選択
的に励起された状態を生ずべく電源に接続されており、該バイモルフ要素は弛緩
状態にあるときその位置より物理的に偏倚している。該バイモルフ要素はそれが
励起された状態にあるときその外面へ照射された異なる回折エネルギを反射させ
る。かくして前記の外側の剛固な透明部材上へ照射されたエネルギはそれを通過
し、前記開口を経て導かれて前記回折格子上へ照射される。選択されたエネルギ
は次いで前記回折格子より反射され、前記開口を通り、前記レンズ要素を通って
該レンズ要素により前記の外側透明剛性部材の外面上へ収斂される。
あるいは又、ホログラフ回折要素(HDE)か拡散面上へその前方の近い距離
にスペクトル的に純粋な収斂された実像を反射により又は透過により形成するよ
うな独特の幾何学形状に作られる。このホログラムの構造のための独特の幾何学
は自己収斂型の絵素を与える。かくして参照ビームが共役方向(反対側より光源
へ向かう方向)にHDEに照射されると、スリット(例えば不透明スペーサの開
口)の実像がHDEより距離d1のところに再構築される。HDEは回折模様と
運動力(例えば回折模様を有するバイモルフ)を含んでおり、剛固な透明部材よ
り距離d1のところに置かれる。再構築されたビームがHDEに照射されると、
照射角に応じてスリットのカラー像が剛固な透明部材上に観察者から見えるよう
な拡散ドットとして照射される。HDEが曲げられると、照射角が変化し、投射
される色が
変化する。HDEのマトリックスにより個々のカラー絵素の表示が行われる。
選択されるエネルギ或いはエネルギの波長は赤外線より紫外線に至るスペクト
ル領域内の任意であってよく、特に可視スペクトル領域では各パターン要素とし
て例えば圧電要素と開口とレンズ要素とを組合せることにより単一の絵素にてフ
ルカラー表示を行うことができる。更にかかる要素は各々別個にアドレス可能で
あり、従ってそのような要素のマトリックスにより静的或いは動的グラフィック
表示を生成することができる。回折格子はホログラフ式にすることができ、レン
ズ要素も同様である。本発明の表示装置を構成する好ましい方法も開示されてい
る。それは種々の大きさのディスプレイを構成すべく相互に接続される表示モジ
ュールを製造することを含んでいる。
他の一つの実施例は面からの撓みを与える磁気的モーメントアクチュエータを
用いる。更に他の一つの実施例は面からの偏倚を与えるために磁界中に直角に置
かれる導電体に作用する力を用いる。
本発明の一つの利点は前記要素が弛緩位置と励起位置との間で物理的に偏倚す
ることを除き何らの運動部分を有しない回折表示装置が得られることである。ま
た他の一つの利点は回折表示装置の構造が簡単であり、それにも拘らず華麗な色
を与えることである。本発明の更に他の一つの利点はグラフィック表示のための
単一でフルカラーの絵素を
提供することである。更に他の一つの利点は種々の寸法の表示装置を与えるべく
回折表示装置がモジュール的に製造されることである。更に他の一つの利点は動
的グラフィック表示を与えるようかかる要素のマトリックスに於ける各要素が個
別にアドレスできることである。更に他の一つの利点は反射モード或いは透過モ
ードにて表示を生成することができることである。更に他の一つの利点は視角が
広い表示装置を与えることである。本発明のその他の利点は以下の実施例につい
ての詳細な説明より明らかであろう。
図面の簡単な説明
以下に本発明の概念及び利点がよりよく理解されるよう添付の図を参照して本
発明を説明する。添付の図に於て、
図1は一つのバイモルフ要素を三つの異なる色を生成すべく三つの異なる位置
にある状態にて示す側面図、
図2A〜2Cは一つの固定された反射率を有する物理的構造が如何にして反射
率に見かけの変化を生ずるかを示す図、
図3A〜3Dは透過モードにて作動する回折バイモルフ要素の作動を解図的に
示す図、
図4A〜4Dは透過モードにて作動する回折絵素の作動を解図的に示す図、
図5A及び5Bは電源に並列或いは直列に接続されたバイモルフ要素を解図的
に示す図、
図6は昼間或いは夜間の向れかの作動モードにて作動す
る回折光学要素(DOE)を解図的に示す図、
図7は反射モードにて作動する本発明による表示装置の部分的断面図、
図8は本発明による反射式表示装置を上からみた平面図、
図9は反射式或いは透過式作動モードのための本発明による表示装置のバイモ
ルフ要素の一つを示す側面図、
図10は反射式或いは透過式作動モードのためのバイモルフ要素の層を上方か
ら見た部分平面図、
図11は反射式或いは透過式作動モードのための圧電フィルム要素の実施例の
側面図、
図12は反射式或いは透過式作動モードのための他の一つのバイモルフ要素の
実施例を示す側面図、
図13はHDEの構造を解図的に示す図、
図14は色を表示すべく使用されている図13のHDEの側面図、
図15は個別のカラー絵素を見るよう開口を通って投射される一対のHDEの
側面図、
図16は電歪式或いは磁歪式プランジャ134により動かされる端部を有する
エンボス加工された要素の側面図、
図17は磁極が弛緩した回折格子の面に平行である永久磁石を用い磁気モーメ
ントの原理により作動するHDE組立体の側面図、
図18は磁極が弛緩した回折格子の面に垂直である永久磁石を用いて磁気モー
メントの原理により作動するHDE
組立体の側面図、
図19は磁極が弛緩した回折格子の面に垂直である永久磁石を用いF=B×L
×iなる磁力運動原理に基づいて作動するHDE組立体の側面図、
図20は音声発生手段を付加された図19のHDEを示す図、
図21は図20の線21A−21Aによる断面図、
図22は図17〜19に示されたHDE組立体に共通のコイルの平面図である
。
発明の詳細な説明
以下の記述の殆どはその運動によってエネルギを回折させるのに用いられる圧
電要素或いはバイモルフ要素についてのものであるが、この記述は本発明を説明
するためのものであり、電歪的、電動的、静電的、磁歪的要素も同様に回折格子
を担持することができ又入射エネルギを回折させて表示を生成することができる
ことから、本発明を限定するものではない。
本発明による新規な回折表示装置の反射作動モードについて言えば、反射的圧
電材料の上に回折格子或いは虹型ホログラフ回折格子をエンボス加工することに
より広帯域の光源が或る角度にて入射されると特殊な色の回折が生ずる。この圧
電材料に電圧がかけられると、該材料は運動を起し、そのため回折格子への入射
光の角度が変化する。これによって或る角度にて回折された光線はその波長を変
える。或
る広帯域の可視光線源に対して(但し本発明は紫外線及び赤外線に対しても同様
に適用可能である)、一つの絵素がエンボス加工された圧電材料に加えられる電
圧に応じて赤、緑、青の各色を反射することができる。このような機能を行わせ
るために絵素はホログラフ回折格子がエンボス加工されているバイモルフ材とし
て定義される。色の均一性と広い可視領域を達成するためにこの格子は研摩され
たガラス、写真フィルム等のホログラムとされる。回折される色は以下の格子方
程式により定まる。
λ=d(sin i+sinδ)
ここで
λ=回折された光の波長(ミクロン)
d=1サイイクルの格子間隔(ミクロン)
i=面に立てた垂線に対する入射角(゜)
δ=面に立てた垂直線に対する回折角(゜)
δ及びdが固定されていると、波長は1の変化に応じて変化する。図1にはバ
イモルフ10上の格子の三つの位置が解図的に示されている。入射光18が回折
格子を有するバイモルフ10に入射すると、バイモルフが位置12、14、16
に位置することに応じて、それより反射される回折光20はそれぞれ赤、緑、青
となる。回折光20を得るためには光線18が入射するバイモルフ10の表面は
反射性であり、且つ回折格子を有していなければならない。バイモルフ10の位
置を変えることにより反射された回折エ
ネルギ(即ち色)が制御される。
本発明による新規な回折表示装置の透過作動モードについて言えば、ポリビニ
リデンクロライド(PVDF或いはPVF2)の如き光学的に透明な材料が使用
可能である。ホログラフ式その他の回折模様がそのような材料に直接エンボス加
工されてよい。透過光は格子厚さの変化(バイモルフの曲げや引伸ばしの変化に
よる間隔の変化)に応じて該透明材を横切る屈折率の変化に応じて回折する。こ
の屈折率の変化が図2に示されている。もし格子構造の寸法的変化が光の波長よ
りも小さいときは、図2Cに示されている如く該材料を横切る屈折率は全波長領
域に亙って平均の屈折率となる。従って或る定まった屈折率(23に於ける如く
η=1.2)を有する材料の表面に或る有効変調屈折率(21に於けるη=1.
4)が生ずる。材料の定まった屈折率が大きい程有効変調深さは大きくできる。
この理由から非常に屈折率の高い透明材の薄い層をPVDFフィルムの頂部に置
き、この層にエンボス加工を行って変調深さを増大し、それによって回折効率を
高めるのが好ましい。この格子は写真用エマルジョンを用いてエンボス加工的に
或いはホログラフ式にフィルムに形成されてよい。
ホログラフ式に作られた透過格子に於けるかかる変調機構はホログラフ式に作
られた回折模様が負荷される電界の強さに比例して暗い領域と明るい鎮域とを作
り出す。この暗い領域と明るい領域とは回折効率を著しく増大させて
「フェイズグレーティング」(phase grating)と称されているも
のを作り出す「ブリーチング」(bleaching)と称されているプロセス
によりかけられた電界の強さに比例した材料の屈折率の変化に変換される。
動きを生じさせるためには電界は導電性のバイモルフ要素を横切ってかけられ
なければならない。この導電性はバイモルフの両側にそれぞれ薄い透明の導電性
のフィルムの層を設けることにより達成される。(このために容易に得られる材
料はTiO2或いはインジウムとすずの酸化物である。
或る定まった広い帯域の光源よりこの格子への照射が行われると、光の或る色
が上述の格子式に応じて或る角度にて回折される。その結果照射を受けたバイモ
ルフは図3及び図4に示されている如くかけられた電圧に比例した発光スペクト
ルによる色を呈する。図3A−3Dに於て光源25はそれぞれ電源27a〜27
dに接続されたバイモルフ29へ光を照射する。図3Aに於てバイモルフ29に
何らのバイアス電圧がかけられていないときには、バイモルフ29は適当な広帯
域の光源である光源25より照射された光エネルギを緑の光が通過するように回
折する。図3Bに於ては電源装置27bが或る与えられた電圧を発生するとき、
バイモルフ29は位置31へ曲がり、光源からの光エネルギは赤色光を生ずるよ
う透過回折される。図3Cに於
ては電源装置27cが或る与えられた電圧を生ずるときバイモルフ29は位置3
3へ曲がり、光源からの光エネルギは青色光を生ずるよう透過回折される。図3
Dに於ては電源装置27dが或る与えられた電圧を生ずるとき、バイモルフ29
は位置35或いは37へ曲がり、光源からの光エネルギは可視スペクトルを視野
外へ透過回折し、可視光の通過を阻止する。図4A〜Dには図3A〜3Dに示さ
れている構成に加えてバイモルフ29の出口側に方向性のある拡散表面39aと
ホログラフ光要素(ホログラフレンズ)39bが配置され、バイモルフ29によ
り回折された光エネルギの有効な明るさを増大させる構造を含む同様の回折透過
バイモルフ装置が示されている。
ここでバイモルフ要素の詳細について見ると、PVDF或いは他の圧電フレー
ムの単一層がそれに電界がかけられるとき少量変形するようになっている。この
変形は二つの圧電フィルムが接着剤等により貼り合されたバイモルフ構造を用い
ることにより非常に高い増幅率にて増幅され得る。励起電圧がかけられると、一
方の層は伸び、他方の層は縮むので、その結果バイモルフは単一の構造体として
曲がる。かかるバイモルフの運動増幅率は概略その厚さに対するその長さの比に
等しい。従って例えば5ミクロン厚さのPVDFバイモルフを用いることによっ
て数千倍の増幅率を容易に得ることができる。かくして簡単なバイモルフ構造に
より低摩擦損失にて大きな曲げ運動を生ずることができる。
実験と解析によれば、横方向の偏倚はかけられる電界と荷重とに線型的に関連
することが見出されている。この偏倚と発生される力とバイモルフの電圧出力と
を支配する方程式は以下の通りである。
ここで
V = 負荷電圧(ボルト)
F = 発生力(ニュートン)
Δx= 偏倚(メートル)
L, t,w=各々フィルムの長さ,厚さ,幅(メートル)
Y =フィルムのヤング率
(PVDFの場合2×109N/m2)
d31,g31=各々圧電歪及び圧電応力
バイモルフは等軸的に方向づけられたPVDF等のフィルムの表面に二つの異
る層構造即ち並列と直列に導電性材料(例えばアルミニウムインク)にて金属被
覆を施したもの(但し反射モードの場合)より構成される。図5A及び5Bはそ
れぞれ並列接続層及び直列接続層を示しており、これは電圧源Viに対する電気
接続の違いである。バイモルフ要素41はそれに貼り合され或いは固定された導
電性の層43及び45を有している。図5Aに示されている並列重合に於ては、
バイモルフ41の二つのフィルムは同じ方向に張られており、これによってより
高い力を生ずるが先端に於ける偏倚Δxは小さい。図5Bに示されている直列重
合に於ては、バイモルフ41の二つのフィルムは互いに反対方向に張られており
、これによって生ずる力は低いが自由端部に於ける偏倚Δxは増大する。バイモ
ルフに関するより詳細な情報は以下の資料より得られるであろう。
Toda, et al.,“Large Area Display El
ement Using PFV2 Bimorph With Double
−Support Structure”,Ferroelectrics,
1980,Vol.23,pp115−120;Toda,et al.,“L
arge Area Elect ronically Controllab
le Light Shutter Array Using PFV2 Bi
morph Vanes”,ibid at pp121−124; Linv
ill,“PFV2 Models,Measurements and De
vices”,id at Vol.28,pp.291−296;Negra
n,et al.,“A C1ue to the Origin of Py
roelectricity in PFV2 From the Low T
emperature Behavior”,ibid at p299;Wi
llis,et al.,“The Structure of Electr
ic−Field−Induced Layer Defects in Su
rface−Stabilized Ferroelectric Liqui
d Crystal Disp1ay Ce11s”,SID 90 Dige
st,ppl14−116;Kistner,et al.,“Evaluat
ion of a Small Wearable Disp1ay”,ibi
d at pp136−139; 及びReinke,“High Densi
ty Display/Drive Interconnections Us
ing Anisotropic CAI
S:(Conductive Adhesive Inerconnect S
ystem)”,SPIE Vol.1080,Liquid Crystal
Chemistry,Physsics,and Applications
(1980)。
ホログラム或いは回折格子は一つのマトリックス或いは数列のバイモルフに於
ける共通の下地の一方の側に接着された金属層等にエンボス加工により形成され
る。かかる金属層はバイモルフが反射式のものであるか透過式のものであるかに
応じて例えば高い反射率を有するアルミニウムの如き反射式のもの或いは例えば
TiO2、インジウムすず酸化物等の如く透過性であってよい。或いは又ホログ
ラム或いは回折格子はバイモルフに透明の接着剤にて貼り付けられた例えばMy
lar(登録商標)ポリエステルの如き透明のフィルムにエンボス加工されても
よい。
ホログラフィックレンズは従来の光学系にて使用されている反射でなく回折に
よって光の波長を修正することにより作動する特性を有する特定の型のホログラ
フ光学要素(HOE)或いは回折光学要素(DOE)である。換言すれば、従来
の光学系に於て光線が反射率の連続的に変化する顕微鏡的変化により曲げられて
いたのに対し、顕微鏡的空間にて変化する明暗領域にて波面を回折することによ
り或いは反射率を空間的に変えることにより波面が逸らされ或いは引伸ばされる
。
回折光学系はより軽く、より小さく、より安価に製造できるという利点を有し
ており、従来の光学系によっては不可能である要領にて波面を修正することがで
きる。しかし回折光学系は造影の用途に対しては従来の工学系に比してより激し
い色収差を生ずるという欠点を有する。本発明による回折表示装置には造影は必
要とされないのでこの欠点は問題とはならない。
ここに記載された上記のDOEは或る特定の角度或いは選択された一群の角度
を以て照射される平行化された光を集め、それを一つの焦点に集める。そして同
じくここに記載されたバイモルフ要素(以下に記述される図7のバイモルフ50
)と連結されたDOEの焦点は剛固な透明部材22(図7)の表面24(図7)
上にある。図6に解図的に示されている如く、昼時間の参照ビーム47はHOE
/DOE49に照射されると焦点51に集められ、夜時間参照ビーム53はHO
E/DOE49に照射されると同じく焦点51に集められる。より詳細な情報は
以下の文献により得られるであろう。
Hayford,“Holographic Optical E1emen
ts”,Photonics Spectra,pp77−79(April
1982); 及びFan,et a1.,“Color Coding Rep
roduction of Two−Dimensional Objects
with Rainbo
w Holography”,Optical Engineering,Oc
tober 1991,Vol.No.30,No.10,1625−1628
)。
図7〜図12に関連して記述されている反射回折技術を用いるよう容易に作ら
れる表示装置に関してまず図7を参照して説明する。これより以下に残る本発明
の説明の殆どは太陽光或いはそれと同等の光が照射される場合についてであり、
ここで本発明による反射型のグラフィック表示装置は単一の絵素にてフルカラー
を発生する性能を呈する。しかしかかる記述は本発明を説明するためのものであ
り、本発明を限定するものではない。何故ならば、ここに記述される本発明によ
る表示装置によって紫外及び赤外領域のスペクトルに於ける不可視波長エネルギ
を用いること及び本発明を透過型にて実施することもできるからである。特に図
7について見ると、22は外側の剛固な透明部材であり、これにはガラスが最も
適しているが、透明プラスチック或いはセラミックが必要に応じて用いられてよ
い。透明部材22の剛性は表示装置全体を剛固にする上で有効である。光26が
照射される外側の表面24はこれ迄非線型被覆にて覆われていた。かかる非線型
被覆は光26を剛固な透明部材22に通過せしめるが、内側表面28に当る反射
光が部材22内へ侵入し表面24にて反射する場合には、該光は減衰される。絵
素30として示されている如く、絵素情報が生成されるのはこの表面24に於て
である。フッ
化マグネシウム(MgF2)の如き非線型被覆はこの技術分野に於ては周知であ
る。
ガラス22の内面28に隣接してレンズ要素32〜38として示されている個
々のレンズ要素のマトリックスが設けられている。図には四つのレンズ要素のみ
が示されており又詳細な説明はレンズ要素32についてのみ行われるが、これら
のレンズ要素は製造されるべき個々の表示装置に要求される適当な寸法と密度の
個々のレンズ要素のマトリックスを代表するものである。レンズ要素32〜38
は層40に於けるホログラフィックレンズとして作られているのが好ましい。各
レンズ要素はそれが入射光を集めそれをバイモルフ要素上に収斂させ、次いで反
射された光のうちの選択されたものを絵素30を構成する剛固な板部材22の外
側表面24に収斂させなければならないので複合レンズでなければならない。そ
のようなホログラフィックレンズの形成に関する記述は例えばThe SPIE
Holographics International Director
y & Resource Guide,The Society of Ph
oto−Optical Instrumentation Engineer
s,Bellingham,WA(1993)に見出されよう。商業的に得られ
る非ホログラフィックレンズ要素としてはCornig Incorporat
ed(Cornig, New York)にて販売されているSMILE(登
録商標)なる球形ミクロ格子レンズ、及びAdaptiv Optics As
sociates,INC.(Cambridge,Mass.)より販売され
ているMonolithic Lenslet Modulesがある。
ガラス部材22及びレンズ要素組立体40はそれらの縁にて押圧状態となるよ
う保持されてよいが、これらの層の間に空気の澱み空間が残らないことが好まし
い。従って空気の澱み空間を埋めこれらの層を互いに正しい関係に維持すべく部
材22と層40の間には図には示されていないが接着剤の層が設けられるのが好
ましい。この接着剤はこの装置に受入れられて表示装置により反射される波長の
エネルギに対して透明でなければならない。かかる接着剤としては紫外線にて硬
化する接着剤が便利である。かかる接着剤は容易に透明にでき、室温にて速やか
に硬化し、しかも市中にて容易に入手できる。
かかる接着剤を構成する代表的な成分には例えばアクリル酸及びメタクリル酸
の低位アルキルエステル或いはポリマ或いはそのプリポリマの如き反応性のビニ
ールモノマが含まれる。光重合に特に適したビニーロモノマには例えばメチール
メタクリレート、エチールメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート
、ブチルアクリレート、イソブチルメタクリレート、これらに対応するハイドロ
キシアクリレート、例えばハイドロキシエチールアクリレート、ハイドロキシプ
ロピルアクリレート、ハイドロキシエチー
ルヘキシールアクリレート、又グリコールアクリレート、例えばエチレングリコ
ールジメタクリレート、ヘキサメチレングリコールジメタクリレート、アリール
アクリレート、例えはアリールメタクリレート、ジアリールメタクリレート、エ
ポキシアクリレート、例えばグリシジールメタクリレート、アミノプラストアク
リレート、例えばメラミンアクリレートが含まれる。他の成分にはジアジールフ
タレート、ビニールアセテート、ビニールハライド、ビニリゼンハライド、N−
ビニールピロレイドン、アミド、例えばメチルアクリルアミド、アクリルアミド
、ジアセトンアクリルアミド、ブタジエン、スチレン、ビニールトルエン等及び
それらの混合物が含まれる。特に好ましい紫外線硬化成分にはアクリル酸、ハイ
ドロキシエチールアクリレート、2−エチールヘキシールアクリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレート、グリセリルプロポキシトリアクリレート、
ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレンオキサイド、ポビニール
アセテートが含まれる。この技術の分野に於ける当業者には明らかな通り広範囲
の種々の添加物がかかる接着剤の形成に用いられてよい。
紫外線の存在の下で硬化を達成するための接着剤の形成に使用されるモノマー
或いはプレポリマーには紫外線光硬化剤或いは感光剤が混ぜ合されてよい。有用
な紫外線感光剤或いは光硬化剤には米国特許第3827957号に開示されてい
る如きハロゲン化されたポリニュークリアケトン、
アルキルフェノンより選択され有機カルボン酸化合物、ベンゾフェノン、米国特
許第3759807号に開示されている如きトリクロロ融解環状化合物が含まれ
る。また有用な紫外線感光剤には米国特許第3927959号に開示されている
如きカルボン酸フェニールニュークリアスルフォニル塩化物が含まれる。典型的
には少なくとも0.5重量%、好ましくは約1〜5重量%の紫外線感光剤が他の
成分に添加され完全に混合されるか或いは液体成分に分散された状態にて添加さ
れる。
最後にホログラフィックレンズ要素に関しては、かかるレンズ要素は充填効率
を最大にすべく上方から見て正方形であるのが好ましいが、その形状は任意であ
ってよい。
次の構成要素は剛固な不透明スペーサ42である。これは外側表面44と内側
表面46とを有する。スペーサ42は個々のレンズ要素32〜38のマトリック
スと整合した開口のマトリックスを有しており、その上面44は層40に隣接し
ている。スペーサ42も又部材22と同じく表示装置に構造的安定性を与えるべ
く剛固に作られている。スペーサ42は金属(例えばアルミニウム)、セラミッ
ク、ポリマー材、その他任意の表示装置上に照射されるエネルギの波長に対して
不透明となる材料にて作られてよい。開口、例えば開口48、はスペーサ42に
あけられた孔であってよいが、スペーサ42の不透明領域と同じ組成或いは異る
組成の透明材により形成された部分であってもよい。
図8は本発明による表示装置を見たときに見えるであろう開口の配置を示してい
る。これらの開口(従って絵素)の寸法、密度及び配列は表示装置の製造者によ
って決められてよい。
次に剛固な不透明スペーサの開口と整合した個別のバイモルフ要素のマトリッ
クスについて説明する。図7に於てバイモルフは50〜58として示されている
。特にバイモルフ要素50について見ると、これは開口48と整合しており、従
ってまたレンズ要素32とも整合している。開口48はレンズ32により導かれ
てバイモルフ要素50へ照射される光を制限し、レンズ32により導かれた光が
バイモルフ要素のマトリックスに於ける他のいずれのバイモルフ要素にも照射さ
れないようにしている。
バイモルフ要素50は図9及び図10により詳細に示されている。図9につい
て見ると、バイモルフ50は圧電層60及び62により構成されている。圧電層
60の上面は連続した金属の層64により被覆されており、この金属層はリード
線68により地面66に接続されているのが好ましく、この金属層に回折模様6
5が形成されている。図10について見ると、層76はバイモルフ50、52、
78の外面を全て含む層であり、金属その他の導電性材料にて全体が被覆されて
いる。圧電層62はその外面が個別の金属層70により被覆されており、これら
の金属層はリード線74により電圧源72に接続されている。図10に於て
バイモルフ50、52、78はそれぞれその底面のみ金属化されている。
図10は又連続したバイモルフシート76より直交する三辺がダイカットされ
ることにより残る一辺にてシート76に繋がった長方形のバイモルフ50、52
、78によって如何にバイモルフ要素の配列が形成されるかを示している。かか
る構成により各バイモルフ要素は図9にて仮想線により示されている位置へ偏倚
することができる。但し図10に示されている幾何学的構造は単に説明のための
ものである。他の幾何学的構造も容易に考えられよう。
更に図11についてると、図示の如く圧電フィルム要素100はそれにかけら
れる電圧によって面に沿って伸縮し、それによって回折模様65の有効間隔が変
えられるようになっている。このために図12に示されている如く透明の層64
がエンボス加工により回折格子64を形成されている。
図10に示されているバイモルフ層76とそこに形成された個別のバイモルフ
要素50〜58の下には図7に示されている如くプリント配線ボード(PWB)
即ち配線ボード80が配置されている。この配線ボードはバイモルフの金属化さ
れた層70より延在するリード線74及び84〜88に接続されている。PWB
80は適当に多層化されたプリント配線ボードであってよく、各バイモルフ要素
の各々を個別にアドレスさせるようにしている。
個別のバイモルフ要素或いは層76の金属化は金属貼着技術、液体塗装技術等
により形成されてよい。尚そのような金属化が行われたバイモルフフィルムはA
MP Industries,Inc.,Valley Forge,PAより
販売されているKYNAR(登録商標)圧電フィルム(ポリビニリデンフロライ
ドフィルム)として商業的に入手可能である。
再び図7、図9及び図11について見ると、ガラス板22上に照射された光2
6はレンズ要素32を通過し、これによって光は開口48を通してバイモルフ5
0へ向かう方向へ導かれる。バイモルフ要素50に或る正の電圧がかけられると
、バイモルフ要素50は図9に於て矢印90により示されている如く仮想線にて
示されて位置へ向けて上方へ偏倚する。或いは図11に示されている如くバイモ
ルフ要素100は電圧を負荷されることにより伸びてもよい。或る選択された帯
域の光(例えば赤)はこれによって金属層64により反射されて開口48を通り
レンズ要素32へ向かうであろう。レンズ要素32はここで該赤色光をガラス板
22の上面へ向けて収斂させ、その被覆が面24上に於ける赤色光を減衰させ、
赤色絵素30を生成する。バイモルフ要素50が負の電圧の負荷により下方へ偏
倚すると、青色光が生成され、バイモルフ要素が弛緩状態にあるときには緑色光
が形成されることが理解されよう。但し上記の電圧と色の選択は単に説明のため
のものである。又バイモ
ルフ要素50は光を全く反射せず従ってバイモルフ要素50がシャッタとして作
動する位置へも移動され得ることも理解されよう。各バイモルフ要素を個別にア
ドレスすることにより異なる色の絵素が静的或いは動的グラフィック表示装置を
与える要領にて生成される。
金属層64及び70が透明とされることにより図9及び12の組立体は透過型
の装置として作動することができ、この場合透過性の金属層70上へ或る角度に
て照射された光線はバイモルフ要素50を通過し、回折模様65により回折され
、上記の如く或る所定の色を生成する。
図7〜図12に示された構造に代わる他の一つの実施例によれば、焦点を結ば
せる機能をホログラフ回折要素(HDE)に組込むことにより図6に示すHOE
/DOE49を省略することができる。かかる実施例が図13〜図15に示され
ている。HDEは収斂されたスペクトル的に純粋な実像をそれより僅か手前の位
置にてディフューザ面上に反射し或いは伝送するよう独特の幾何学構造に作られ
ている。図13は「自動的に収斂する」絵素を与えるホログラフ構造のための独
特の幾何学構造を示す。平行化され或いは僅かに先細となる参照ビーム104が
ホログラフィックプレート106上にそれに立てた垂線(仮想線にて示す)に対
し角度θにて照射される。対象ビーム108はレンズ110によりガラス要素1
12上に収斂される。ガラス要素112の背後には板114が配置されており、
この板に
スリット116が設けられており、このスリットを対象ビーム108が通過する
。対象ビーム108はスリット116を通過し、末広状に拡がって一つの絵素上
に照射され、参照ビーム104と干渉し、ホログラフを形成してフィルム106
上に記録される。スリット116の目的は再構築されたビームをスペクトル的に
分離させることである。球面レンズ110の目的は各スペクトルカラーを一点に
集中させることである。フィルム106と板114の間の距離d1は数センチメ
ートル或いはそれ以下であってよく、スリット116は約2〜5cmの幅であっ
てよい。
参照ビームが共役方向(反対側より元の光源へ向かう方向)に展開されたフィ
ルム106上へ照射されると、スリットの実像がフィルム106から距離d1の
ところに再構築される。図14は三つの原色の再構築が通過型の作動(図3A〜
図3D参照)を行うバイモルフ要素50(図9参照)によってフィルム106の
運動に伴って如何に達成されるかを示す。回折模様を有し図9に示されている如
き回折模様を有するバイモルフの如き移動力源を備えた板114がガラス板11
8より距離d1の位置に配置される。再構築ビーム120が板114に照射され
ると、その角度によってスリット116のカラー影像が拡散ドットとしてガラス
板118上に投影され、観察者122より見える。板114が曲がると、照射角
が変化し、投影される色が変化する。図15に於て不透明の開口板124は板1
26及
び128より距離d1のところに置かれ、観察者122は個々の色付けされた絵
素のマトリックスを見ることができる。
本発明の実施に有用な他の形式の要素が図16に示されている。この図に於て
要素130は回折格子132を担持している。プランジャ134が枢軸136の
回りに固定された要素130の自由端部に直角的に当接している。プランジヤ1
34はAVX Corporation(Myrtle Beach,SC)よ
り例えばコードC060210A、C060315A、C06002OA、R0
20305A等として商業的に販売されている電歪材より作られてよい。又Uc
hino,et al.,“Review:Electrostrictive
Effect in Perovskites and its Trans
ducer Applications”,J.Matls.Sci.,16(
1981)569−579を参照されたい。或いは又プランジャ134はEdg
e Technologies,Inc.(Ames,IA)より商業的に販売
されているETREMA Terfenol−D)(テルビューム,ディスプロ
シウム及び鉄の合金)の如き磁歪材より作られてよい。更に静電的要素がプラン
ジャ134に用いられてもよい。Younse,“Mirrors on a
Chip”,IEEE Spectrum,November 1993, p
p27−31参照。
回折格子を偏倚させるためのその他の実施例が図17〜図20に示されている
。図17について見ると、フィルム138が回折格子132を担持している。フ
ィルム138の下方に図示の如く正極と負極と対向させた磁石140及び142
が設けられている。これらの磁石は裏板144上に着座している。裏板144は
磁性材であってもなくてもよい(例えば鉄)。要素138は磁化可能なコイル1
46(フィルム上に設けられ或いはフィルム内に埋め込まれたコイルの層)を担
持している。コイルの軸線はフィルムの面に垂直であり、コイルは例えばテープ
による自動接着(TAB)により取付けられ、図には示されていないエネルギ源
(例えば電源)に接続される。要素138は図17に示されている側部立面図(
図の用紙)に垂直に延在する枢動軸線148を有する。ここでフィルム138の
ための枢動点は何れかの端部、重心或いは他の任意の場所にあってよく、フィル
ム138はここに図示されている如く回転するものであることが重要である。コ
イルが励磁されると、磁束線150により示されている如く磁石対が形成され、
要素138はその枢動軸線の周りに回転する。裏板144が磁化されると、永久
磁石140及び142の磁界強さが増大され、コイル146に作用するトルク(
磁気的モーメント)が増大する。かかる技術に関するより詳細な議論は米国特許
第5295031号に見出されよう。只ここで注意されるべきことは、多層の印
刷された配線ボード(PC
B)152がフィルム138の枢動軸線に対する基部を与え又フィルム要素13
8に於けるコイルの電気的接続を容易にすべくフィルム要素138と磁石140
、142の間に挿入されてもよいということである。コイル146に作用するト
ルクは以下の方程式により表される:
コイル上のトルク
ここで
θ=コイル巻線の面と該面に於ける磁束方向の間
の角度
Ampere=コイルの電力(アンペア)
Turns=コイルの巻回数
L=コイルの軸線に沿うコイル巻回の長さ(メートル)
B=コイル巻線に於ける磁束密度(テルサ)
図18について見ると、永久磁石140、142はフィルム138の両端部に
配置されている。コイル146に作用するトルクは矢印154により示されてい
る。PCB152は図示の場合磁性材である。コイル146に作用するトルクは
下記の方程式により表わされる。
コイル上のトルク
Cos θ=1=コイル巻線の面と該面に於ける磁束方向
の間の角度
Ampere=コイルの電力(アンペア)
Turns=コイルの巻回数
L=コイルの軸線に沿うコイル巻回の長さ(メートル)
B=コイル巻線に於ける磁束密度(テルサ)
図19に示された実施例は図18に示されている実施例に類似であるが、只非
磁性材のPCB152に代えて鋼製の裏板144が用いられている。かかる置換
えによって磁束線150a、150bが生成されている。コイル146に作用す
る力Fは電動力の式により以下の通り表される。
F=B×L×i
ここで
F=コイル上の力
B=コイル巻線に於ける磁束密度(テルサ)
L=コイルの軸線に沿うコイル巻回の長さ(メートル)
コイル146上のトルクは枢点には依存しない。コイルの各巻回に対するトル
クは以下の式により表わされる。
τ=F×r×2
ここで
r= コイルの各巻回の枢点からの距離
F= コイル上の力
図20は図19のHDEにマルチチャンネルのステレオ音響増幅装置を付加し
たものである。図20に見られる如く磁束線156a及び156bはHDE13
8の駆動には関与しない。コイル158〜162を挿入することによりこれらの
コイルの領域に於ける磁束線がコイルに於ける電力の方向に対し実質的に直交す
ることが理解されよう。従って力Fは図20に示されている如く磁束及び電流の
何れに対しても直交する。この場合にも力は上述の如くF=B×I×iにて表わ
される。従って1個乃至それ以上のサウンドドライブ用コイルがフィルム164
及び166を駆動すべく各絵素に組込まれてよい。これらのフィルムは透明フィ
ルム(ホログラフィックレンズと同じ層でもよい)、ガラス板、或いは別個のフ
ィルム層であってよい。これらのフィルムは一つのサウンドドライバより次のサ
ウンドドライバに電気的に直列に接続された導電体を含んでいる。コイル158
〜162のそれぞれの周りに於ける漏洩磁束
170〜174に注意されたい。かかる漏洩磁束は図21に示されている如く各
々の隣接するサウンドドライバ組立体と関連している。ここで178は前のコイ
ルからのものであり、176は次のコイルヘ向かうものである。
図22について見ると、ここには図17〜図20に示された実施例に使用され
てよい頂部と底部のコイルの配列が平面図にて示されている。接点パッド180
がフィルム138の底側にてPCB152に接続されており、また導通管を経て
フィルム138の頂部側に設けられた図には示されていない他の一つの接点パッ
ドに接続されている。導電性のトレーサ182がフィルム138の頂部側に設け
られており、また導電性トレーサ184がフィルム138の底部側に設けられて
いて接点パッド180にて終っている。これら二つのトレーサはフィルム138
の頂部側と底部側とを電気的に接続するための連通管186にて終っている。勿
論磁気コイル技術による他の実施例が採用されてもよいことは明らかでああろう
。例えば図には移動式のコイルが示されているが、かかるコイルは固定式とされ
、移動式の磁石がHDEに組込まれてもよい。
以上に於ては本発明を実施例について詳細に説明したが、本発明の範囲内にて
他に種々の実施例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 バット,シャイレッシュ,エス
アメリカ合衆国 48084 ミシガン州、ト
ロイ、カーツ・ブールヴァード 1847 ア
パートメント 211
(72)発明者 カレン,ドナルド,エル
アメリカ合衆国 43235 オハイオ州、コ
ロンバス,チャドウッド・レーン 7184
(72)発明者 ワッソン,ケン,ジー
アメリカ合衆国 94404 カリフォルニア
州、フォスター・シティ、スプラーギュ・
レーン 1110
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.運動のために励起されるようエネルギ源に接続されたエレメントにより担持 された回折模様を有し、前記回折模様の運動によりそれに照射されたエネルギを 回折して回折されたエネルギを生成するよう構成された表示装置。 2.前記要素はバイモルフ要素である請求の範囲第1項の表示装置。 3.前記回折模様は前記バイモルフ要素上にエンボス加工されている請求の範囲 第2項の表示装置。 4.前記のエンボス加工されたバイモルフ要素は前記回折されたエネルギを反射 する請求の範囲第3項の表示装置。 5.前記のエンボス加工されたバイモルフ要素は前記の照射エネルギに対して透 過性であり前記回折エネルギを生成する請求の範囲第3項の表示装置。 6.前記の回折模様は前記バイモルフ要素上に直接エンボス加工されている請求 の範囲第3項の表示装置。 7.前記回折模様は重ね合されて前記バイモルフ要素を形成するフィルム上にエ ンボス加工されている請求の範囲第3項の表示装置。 8.前記バイモルフ要素は該バイモルフ要素を運動させるための電気的或いは磁 気的エネルギ源に接続されている請求の範囲第1項の表示装置。 9.前記バイモルフ要素は前記電気的エネルギ源に並列に接続されている請求の 範囲第2項の表示装置。 10.前記バイモルフ要素は前記電気的エネルギ源に直列に接続されている請求 の範囲第2項の表示装置。 11.前記バイモルフ要素は該バイモルフ要素を運動させるための電気的エネル ギ源に接続されている請求の範囲第3項の表示装置。 12.前記バイモルフ要素は前記電気的エネルギ源に並列に接続されている請求 の範囲第11項の表示装置。 13.前記バイモルフ要素は前記電気的エネルギ源に直列に接続されている請求 の範囲第11項の表示装置。 14.請求の範囲第1項の要素のマトリックス。 15.請求の範囲第3項の前記のエンボス加工されたバイモルフ要素のマトリッ クス。 16.前記バイモルフ要素はポリビニリデンフロライド(PVDF)の複数の層 より形成されている請求の範囲第3項の表示装置。 17.前記要素は枢動軸線と一対の端部とを有し、該端部の各々は電気的に励磁 可能なコイルを担持しており、前記コイルは一対の磁石と磁気的に連結されてお り、前記一対の磁石は前記要素の両端部より隔置されており、前記コイルが励磁 されることにより前記要素はその枢動軸線の周りに回転するよう構成されている 請求の範囲第1項の表示装置。 18.前記磁石は磁気的背板を経て磁気的に連結されている請求の範囲第17項 の表示装置。 19.前記磁石は前記要素の両端の下方に配置されている請求の範囲第17項の 表示装置。 20.前記磁石は前記要素の両端部に近接して配置されている請求の範囲第17 項の表示装置。 21.前記一対の磁石の少なくとも一方の上にサウンドフィルムが配置されてお り、他の一つの電気的に励磁されるコイルが前記サウンドフィルムと前記磁石の 間に或る方向をなして配置されており、前記他方のコイルに於ける電流によって 生じた電動力は前記サウンドフィルムに対して実質的に直角方向であり、前記他 方のコイルが励磁されることにより前記サウンドフィルムが振動して音を発生す るよう構成された請求の範囲第20項の表示装置。 22.透過式回折表示装置にして、 (a)外面と内面とを有し該内面に入射する反射エネルギを制限する外側の剛固 な透明部材と、 (b)見かけの外面と内面とを有し前記の剛固な透明部材に近接して設けられた 個別のレンズ要素と、 (c)外曲と内面とを有し又前記個別のレンズ要素と整合した開口を有し前記レ ンズ要素の内面に近接して配置された剛固な不透明スペーサと、 (d)前記不透明スペーサの開口と整合して設けられ内面と前記スペーサの開口 に近接したエネルギ回折型外面とを有する透明の個別の要素にして、前記エネル ギ回折型外面は前記要素が弛緩状態にあるときにはエネルギを回折して 通過させる回折模様を備えており、前記個別の要素は選択的に励起された状態を 生ずるべく電源に接続されており、該要素はその弛緩状態にある位置より物理的 に偏倚されるようなっており、該要素はそれが励起状態にあるときにはそれを通 過するエネルギを種々に回折させるよう構成されている透明の個別の要素と を含む透過式回折表示装置。 23.前記回折模様は前記要素にエンボス加工されている請求の範囲第22項の 表示装置。 24.前記回折模様は積層されて前記要素を構成する透明層にエンボス加工され ている請求の範囲第22項の表示装置。 25.前記透明構成部材の外面は該透明構成部材の内面に照射されるエネルギを 制限する非線型被覆を施されている請求の範囲第23項の表示装置。 26.前記の個別のレンズ要素は一つ又はそれ以上のホログラフィックレンズ要 素或いは回折レンズ要素である請求の範囲第22項の表示装置。 27.前記要素はバイモルフ要素である請求の範囲第22項の表示装置。 28.前記要素は枢動軸線と一対の端部とを有し、該一対の端部の各々は電気的 に励磁されるコイルを担持しており、該コイルは一対の磁石と磁気的に連結され ており、前記一対の磁石は前記要素の両端より隔置されており、前記コイ ルが励磁されることにより前記要素は前記枢動軸線の周りに回転するよう構成さ れている請求の範囲第22項の表示装置。 29.前記磁石は磁気的背板を経て磁気的に連結されている請求の範囲第28項 の表示装置。 30.前記磁石は前記要素の両端部の下に配置されている請求の範囲第28項の 表示装置。 31.前記磁石は前記要素の両端部にそれに近接して配置されている請求の範囲 第28項の表示装置。 32.前記一対の磁石の少なくとも一方の上方に一つのサウンドフィルムが配置 され、該サウンドフィルムの前記磁石の間に他の一つの電気的に励磁されるコイ ルが或る角度を以て配置されており、前記他の一つのコイルに流れる電流により 生じた電動力は前記サウンドフィルムに実質的に垂直であり、前記他の一つのコ イルが励磁されることにより前記サウンドフィルムが振動して音声を発するよう 構成されている請求の範囲第31項の表示装置。 33.前記バイモルフはポリビニリデンフロライド(PVDF)の複数の層より 形成されている請求の範囲第27項の表示装置。 34.項目(b)〜(d)に記載の構成要素が前記外側回折表面を右するフィル ムと前記開口の収斂され現像されたホログラフ像とを含み、前記フィルムは項目 (a)に記載の部材の内面上に前記像を結ぶに有効な距離だけ前記項目 (a)に記載の部材より隔たっている請求の範囲第22項に記載の表示装置。 35.反射式回折表示装置にして、 (a)外側面と内側面とを有し該外側面に入射するエネルギを通過させるがその 内側面に入射する反射エネルギを制限する剛固な外側の透明部材と、 (b)見かけの外側面と内側面とを有し、前記構成部材の外側面に近接し、前記 構成部材を通過して入射したエネルギを集める個別のレンズ要素と、 (c)外側面と内側面とを有し前記個別のレンズ要素と整合した開口を有し、前 記レンズ要素の外側面に近接して配置された剛固な不透明スペーサと、 (d)前記剛固な不透明スペーサの開口と整合し、前記開口に近接した外側のエ ネルギ反射面を有する要素にして、該反射面は該要素が弛緩状態にあるときその 外面に入射する選択的に回折されたエネルギの反射を許す回折格子を有しており 、該要素は選択的に励起された状態を生成すべく電源に接続されており、該要素 は弛緩状態にてはその位置より物理的に偏倚されており、該要素は励起状態にあ るときその外面に入射した異なる回折エネルギの反射を許すようになっている要 素とを有し、 かくして前記剛固な透明部材の外面に入射したエネルギはそれを通過し更に前 記開口を通って収斂されて前記回折格子上に入射され、これより選択されたエネ ルギが前記回 折格子より前記開口及び前記レンズ要素を通って反射され、該レンズ要素はその 選択されたエネルギを前記剛固な透明部材の外面に収斂させるよう構成された反 射式回折表示装置。 36.前記回折格子は前記要素にエンボス加工されている請求の範囲第35項の 表示装置。 37.前記回折格子は前記要素に貼り合された透明層にエンボス加工されている 請求の範囲第35項の表示装置。 38.前記要素はバイモルフ要素である請求の範囲第35項の表示装置。 39.前記要素は枢動軸線と一対の端部とを台し、該端部の各々は該要素の両端 部より隔置された一対の磁石に磁気的に結合された電気的に励起されるコイルを 担持しており、前記コイルが励起されることにより前記要素はその枢動軸線の周 りに回転するよう構成されている請求の範囲第35項の表示装置。 40.前記磁石は磁気的背板を経て磁気的に連結されている請求の範囲第39項 の表示装置。 41.前記磁石は前記要素の両端部の下に配置されている請求の範囲第39項の 表示装置。 42.前記磁石は前記要素の両端部に近接して配置されている請求の範囲第39 項の表示装置。 43.前記一対の磁石の少なくとも一方の上にはサウンドフィルムが配置されて おり、他の一つの電気的に磁化可能 なコイルが前記サウンドフィルムと前記磁石の間に所定の方向に配置されており 、これによって前記他の一つのコイルに流された電流により生じた電動力が前記 サウンドフィルムに対し実質的に垂直であり、前記他の一つのコイルが励磁され ることにより前記サウンドフィルムが振動して音を発するよう構成されている請 求の範囲第42項の表示装置。 44.前記バイモルフは前記電源に直列に接続されている請求の範囲第35項の 表示装置。 45.前記バイモルフはポリビニリデンフロライド(PVDF)の複数の層より 形成されている請求の範囲第35項の表示装置。 46.項目(b)〜(d)に記載の構成要素が外側の回折面を有する透明フィル ムと前記開口の収斂され現像されたホログラフ像とを含み、該フィルムは項目( a)に記載の部材の内面上に前記像を結ぶよう項目(a)に記載の部材より隔っ ている請求の範囲第35項の表示装置。 47.表示装置用に入射したエネルギより回折されたエネルギを生成する方法に して、 (a)電源に接続され電流を供給されることにより運動する要素により担持され た回折模様を用意し、該要素を運動させることによりそれに入射したエネルギを 回折して前記回折模様により回折されたエネルギを生成することと、 (b)前記回折模様にエネルギを導くことと、 (c)前記電源により前記要素の運動を制御して選択された回折エネルギを生成 することと を含む方法。 48.前記表示装置はバイモルフ要素上にエンボス加工された回折模様を有し、 該バイモルフ要素はそれを運動させる電源に接続されている請求の範囲第47項 の方法。 49.前記のエネルギは可視光線であり、前記バイモルフ要素は選択された色を 生成するよう制御される請求の範囲第48項の方法。 50.前記表示装置は選択された回折エネルギのマトリックスを与えるバイモル フ要素のマトリックスよりなる請求の範囲第48項の方法。 51.前記表示装置は選択された色を与えるバイモルフ要素のマトリックスより なる請求の範囲第49項の方法。 52.前記のエンボス加工された要素は入射されたエネルギを反射する請求の範 囲第48項の方法。 53.前記のエンボス加工された要素は照射されたエネルギを通過させる請求の 範囲第48項の方法。 54.前記要素はその中心に枢動点を有しまた一対の端部を有しており、該端部 の各々は電気的に励磁されるコイルを担持しており、該コイルは前記要素の端部 より隔置された一対の磁石に磁気的に連結されており、前記コイルが励磁される ことにより前記要素はその枢動点の周りに回転する請求の範囲第47項の方法。 55.前記一対の磁石は磁気的背板を経て磁気的に連結されている請求の範囲第 54項の方法。 56.前記磁石は前記要素の端部の下方に配置されている請求の範囲第54項の 方法。 57.前記磁石は前記要素の端部に近接して配置されている請求の範囲第54項 の方法。 58.前記一対の磁石の少なくとも一方の上にサウンドフィルムが配置されてお り、他の一つの電気的に励磁されるコイルが前記サウンドフィルムと前記磁石の 間に或る方向をなして配置されており、前記他の一つのコイルに電流が流される ことにより生じた電動力は前記サウンドフィルムに実質的に垂直であり、前記他 の一つのコイルが励磁されることにより前記サウンドフィルムが振動して音を発 するようになっている請求の範囲第57項に記載の方法。 59.前記表示装置は (a)外面と内面とを有し該内面に照射された反射エネルギを制限する外側の透 明な剛性の部材と、 (b)見かけの外面と内面とを有し前記剛性部材の外面に近接して配置された個 別のレンズ要素と、 (c)外面と内面とを有し、前記個別のレンズ要素と整合した開口を有し、前記 レンズ要素の内曲に近接して配置された剛固な不透明スペーサと、 (d)前記不透明剛性スペーサの開口と整合した個別の透明要素にして、内面と 前記スペーサの開口に近接した外側 のエネルギ回折面とを有し、該回折面は該要素が弛緩状態にあるときそれを通過 するエネルギを回折する回折模様を有しており、該要素は選択的に励起された状 態を生成させるための電源に接続されており、該要素は弛緩状態に於てその位置 より偏倚しており、励起された状態にあるときそれを通るエネルギを異なる態様 に回折する要素とを含んでおり、これによって前記回折模様を通過したエネルギ は回折され、次いで前記開口と前記レンズ要素とを通過し、該レンズにより回折 されたエネルギが前記剛固な透明部材上に収斂される請求の範囲第47項の方法 。 60.項目(b)〜(d)による構成要件が前記の外側回折面を有するフィルム と前記開口の収斂され現像されたホログラフ像とを含み、該フィルムは項目(a )の部材の内面に前記像を結ぶべく項目(a)の部材より隔っている請求の範囲 第47項の方法。 61.前記表示装置は (a)外曲と内面とを有し、該外面に入射されたエネルギを通過させ、該内面に 入射した反射エネルギを制限する外側の透明な剛性部材と、 (b)見かけの外面と内面とを打し前記剛性部材に近接して配置された個別のレ ンズにして、前記の透明剛性部材を通過してその外面より照射されたエネルギを その内部を通って前記剛固な透明部材へ向けて導き反射させるレンズ要素と、 (c)外面と内面とを有し、前記個別のレンズ要素と整合した開口を有し、前記 レンズ要素の内面に近接して配置された剛固な不透明スペーサと、 (d)前記不透明スペーサの開口に整合した要素にして、前記スペーサの開口に 近接した外側のエネルギ反射面を有し、該反射面は該要素が弛緩状態にあるとき その外面に入射した選択された回折エネルギの反射を許す回折格子を有しており 、該要素はそれを選択的に励磁状態とすべく電源に接続されており、該要素は弛 緩状態にてはその位置より物理的に偏倚され、励起された状態にてはその外面に 入射した異なる回折エネルギの反射を許す要素とを含んでおり、 これによって前記剛固な透明部材上にその外面より入射したエネルギは前記開 口を通って導かれて前記回折格子へ入射され、該回折格子により選択されたエネ ルギが反射されて前記開口及び前記レンズ要素を通って導かれ、前記剛固な透明 部材の外面に選択されたエネルギか収斂される請求の範囲第47項の方法。 62.項目(b)〜(d)に記載の構成要件が外側の回折面を有する透明フィル ムと前記開口の収斂し現像されたホログラフ像とを有し、前記フィルムは項目( a)に記載の部材の内面に前記像を結ぶよう項目(a)の部材より隔っている請 求の範囲第47項の方法。 63.運動を起こすべく電源に接続された圧電フィルムにエンボス加工された回 折模様を有し、かかる圧電フィルム の運動によりそれに照射されたエネルギを回折して回折エネルギを発生する表示 装置。 64.前記のエンボス加工された圧電フィルムは回折されたエネルギを反射する 請求の範囲第63項の表示装置。 65.前記のエンボス加工された圧電フィルムは照射されたエネルギを透過して 回折されたエネルギを発生する請求の範囲第63項の表示装置。 66.前記圧電フィルムは前記電源に並列に接続されている請求の範囲第63項 の表示装置。 67.前記圧電フィルムは前記電源に直列に接続されている請求の範囲第63項 の表示装置。 68.請求の範囲第63項のエンボス加工された圧電フィルムのマトリックス。 69.前記圧電フィルムはポリビニリデンフロライド(PVDF)である請求の 範囲第63項の表示装置。 70.重心にある枢点と一対の両端部とを有する要素にして、該一対の両端部の 各々は電気的に励磁されるコイルを担持し、該コイルは一対の磁石と磁気的に連 結されており、該磁石は該要素の両端部より隔置されている如き要素にエンボス 加工された回折模様を有し、前記コイルが励磁されることにより該要素はその枢 点の周りに回転し、該要素に照射されたエネルギを回折して該要素より発する回 折エネルギを発生するよう構成された表示装置。 71.前記一対の磁石は磁性的背板を経て磁気的に連結さ れている請求の範囲第70項の表示装置。 72.前記一対の磁石は磁性的背板を経て連結されている請求の範囲第70項の 表示装置。 73.前記磁石は前記要素の端部の下方に配置されている請求の範囲第70項の 表示装置。 74.前記磁石は前記要素の端部に近接して配置されている請求の範囲第70項 の表示装置。 75.前記磁石対の少なくとも一つの上にサウンドフィルムが配置されており、 他の一つの電気的に励磁されるコイルが前記サウンドフィルムと前記磁石の間に 或る方向をなして配置されており、前記他方のコイルに電流が供給されることに より発生する電気的力は前記サウンドフィルムに対し実質的に垂直であり、前記 他方のコイルが励磁されることにより前記サウンドフィルムが振動して音が発生 される請求の範囲第74項の表示装置。
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