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JPH0850029A - アナログ計測器及びその置き針表示装置並びにアナログ計測器の表示方法 - Google Patents

アナログ計測器及びその置き針表示装置並びにアナログ計測器の表示方法

Info

Publication number
JPH0850029A
JPH0850029A JP7137214A JP13721495A JPH0850029A JP H0850029 A JPH0850029 A JP H0850029A JP 7137214 A JP7137214 A JP 7137214A JP 13721495 A JP13721495 A JP 13721495A JP H0850029 A JPH0850029 A JP H0850029A
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JP
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time
Prior art date
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Application number
JP7137214A
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JP3536428B2 (ja
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Masaru Kubota
勝 窪田
Keiichiro Oguchi
慶一郎 小口
Takashi Kawaguchi
孝 川口
Hidenori Nakamura
英典 中村
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP13721495A priority Critical patent/JP3536428B2/ja
Priority to EP95303823A priority patent/EP0685711B1/en
Priority to DE69522496T priority patent/DE69522496T2/de
Priority to US08/464,027 priority patent/US5724317A/en
Publication of JPH0850029A publication Critical patent/JPH0850029A/ja
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Publication of JP3536428B2 publication Critical patent/JP3536428B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G21/00Input or output devices integrated in time-pieces
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D13/00Component parts of indicators for measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D13/22Pointers, e.g. settable pointer
    • G01D13/24Pointers, e.g. settable pointer for indicating a maximum or minimum
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/146Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor incorporating two or more stepping motors or rotors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63CLAUNCHING, HAULING-OUT, OR DRY-DOCKING OF VESSELS; LIFE-SAVING IN WATER; EQUIPMENT FOR DWELLING OR WORKING UNDER WATER; MEANS FOR SALVAGING OR SEARCHING FOR UNDERWATER OBJECTS
    • B63C11/00Equipment for dwelling or working underwater; Means for searching for underwater objects
    • B63C11/02Divers' equipment

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの駆動源で計測値表示針及び最大又は最
小値表示針を作動させて、製品コストを押えることので
きるアナログ計測器及びその置き針表示装置並びにアナ
ログ計測器の表示方法を提供する。 【構成】 現在の計測水深値を表示する水深針28と、
最大最小計測水深位置に置かれて最大最小計測水深値を
示す最大水深表示針30とを備え、水深針28は、駆動
源に接続されて回転可能とされ、最大水深表示針30
は、水深針28の回転に伴って回転可能とされ、かつ、
計測途中で記録した最大計測水深位置に位置決め可能と
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ計測器及びそ
の置き針表示装置並びにアナログ計測器の表示方法に関
し、例えば、水深計、気圧計、高度計、温度計などにお
いて最大又は最小値と現在の計測値を表示するアナログ
計測器及びその置き針表示装置並びにアナログ計測器の
表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アナログ計測器、例えば、ダイバ
ーズ用の水深計などにおいて、水深を計測表示する場
合、現在の水深値を表示する計測値表示針と、計測途中
で記録した最大水深値を表示する最大値表示針とを有す
るものが知られている。
【0003】このような、水深計においては、現在の水
深値を表示する計測値表示針を作動させるモータと、最
大水深値を表示する最大値表示針を作動させるモータと
を用い、それぞれのモータで計測値表示針及び最大値表
示針を回転させると共に、最大値表示針は計測途中にお
いて記録した最大水深値の位置で位置決めされるように
なっている。
【0004】また、計測値の最大値あるいは最小値と計
測値の平均値と、計測値の演算結果を記憶及び呼び出し
表示する従来のアナログ計測器は、同一目盛上に最大値
あるいは最小値と演算結果を表示する場合でも、それぞ
れの表示針の駆動を別々の独立した駆動源を使用して実
行していた。また、従来は、計測が一度も行われていな
い状態では呼出表示ができないか、呼出表示される表示
値が0又は最小値であった。
【0005】さらに、従来の複数の計測値又は計測値か
ら演算される複数のデータを呼び出し表示可能なアナロ
グ計測器においては、データの呼び出し時に確認音等の
鳴鐘がないか、あるいはあっても一定の確認音を鳴鐘さ
せていた。
【0006】また、一定周期で計測を行う従来のアナロ
グ計測器においては、計測の周期内で表示針の駆動が終
了しなかった場合でも、表示針の駆動と計測を時間的に
重ねて実行するか、あるいは表示針の駆動を一旦停止し
て計測を実行していた。また、従来は、計測を強制的に
中断するための操作として、スイッチの同時押し等の入
力を採用していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の水深計など
のアナログ計測器にあっては、計測値表示針及び最大値
表示針をそれぞれ別々のモータにて作動させるため、使
用するモータの個数が増加して、製品コストが高くつい
てしまうという問題があった。
【0008】これに対し、1つのモータで計測値表示針
及び最大値表示針の双方を作動させ、最大値表示位置で
最大値表示針をおいてくることにより、モータの数を減
らして、製品コストを下げることが考えられる。
【0009】しかし、この場合には、最大値表示針が振
動、衝撃等により表示位置からずれるのを防止するため
に、最大値表示針に位置ずれ防止のための大きな位置決
め用負荷を加える必要があり、この最大値表示針に負荷
を加えると、計測値表示針も負荷の加わった状態で作動
させなくてはならず、それだけ消費電力が大きくなって
しまうという問題があった。
【0010】本発明は、前記従来の問題に着目してなさ
れたもので、その主たる目的は、1つの駆動源で計測値
表示針及び最大又は最小値表示針を作動させて、製品コ
ストを抑えることのできるアナログ計測器及びその置き
針表示装置を提供することにある。また、最大又は最小
値表示針に多大な負荷を加えることなく、振動、衝撃等
による位置ずれを防止することのできるアナログ計測器
及びその置き針表示装置を提供することにある。
【0011】さらに、従来のアナログ計測器には、計測
値の最大値あるいは最小値と計測値の平均値と、計測値
の演算結果を記憶及び呼び出し表示するアナログ計測器
は、同一目盛上に最大値あるいは最小値と演算結果を表
示する場合でも、それぞれのの表示針の駆動を別々の独
立した駆動源を使用して実行していたため、多数の駆動
源を必要とするという問題点があった。そこで本発明で
は、最大値あるいは最小値の呼び出し表示を計測値表示
針と連動して表示値の増加方向のみに運針可能な最大値
表示針あるいは減少方向にのみ運針可能な最小値表示針
により行うことによって、表示に必要な駆動手段の数を
減らすことを別の目的とするものである。
【0012】また、計測値又はそれに付随したデータを
記憶及び呼び出し表示する従来のアナログ計測器では、
計測が実行されていないときには呼出表示が実行されな
いか、表示される値が不定か0か計測可能な最小値のい
ずれかであったため、計測を実行するまで呼出表示の機
能が正常に働くか確認できず、また、操作方法を覚えた
り、操作説明のために呼出機能を実行することができな
いという問題点があった。そこで本発明は計測値又は計
測値の演算結果を呼出表示するアナログ計測器におい
て、計測が未実行でも通常の呼出表示を実行可能とする
ことをさらに別の目的とする。
【0013】また、計測値とその最大値あるいは最小値
を表示する従来のアナログ計測器に時間情報も同時に表
示するものはなかったため、計測を開始してからの時間
などの情報を呼び出し表示できないという問題点があっ
た。そこで本発明は、計測値と最大又は最小値を表示す
るアナログ計測器で、時間情報表示針により計測開始か
らの時間情報を表示することをさらに別の目的とするも
のである。
【0014】また、計測値の最大値あるいは最小値と、
計測値の平均値と、計測値の演算結果を記憶及び呼び出
し表示する従来のアナログ計測器に時間情報も同時に記
憶呼び出し表示するものはなかったため、計測を継続し
ていた時間などの情報を呼び出し表示できないという問
題点があった。そこで本発明は、計測値の最大又は最小
値と、計測値の平均値と、計測値の演算結果を表示する
アナログ計測器で、時間情報表示針により計測継続して
いた時間などの時間情報を表示することをさらに別の目
的とするものである。
【0015】また、計測値とその最大値あるいは最小値
を表示する従来のアナログ計測器に時刻情報も同時に表
示するものはなかったため、計測を開始した時刻などの
情報を呼び出し表示できないという問題点があった。そ
こで本発明は、計測値と最大又は最小値とを表示するア
ナログ計測器で、時刻表示針により計測を開始した時刻
などの時刻情報を表示することをさらに別の目的とする
ものである。
【0016】また、計測値の最大値あるいは最小値と計
測値の平均値と、計測値の演算結果を記憶及び呼び出し
表示する従来のアナログ計測器に時刻情報も同時に記憶
呼び出し表示するものはなかったため、計測を開始した
時刻などの情報を呼び出し表示できないという問題点が
あった。そこで本発明は、計測値の最大又は最小値と、
計測値の平均値と、計測値の演算結果とを表示するアナ
ログ計測器で、時刻表示針により時刻情報を表示するこ
とをさらに別の目的とするものである。
【0017】また、計測値表示針と連動して計測値の増
加方向のみに運針可能な最大値表示針あるいは減少方向
にのみ運針可能な最小値表示針を設けようとする場合、
計測値表示針の初期位置を設定する際に、計測値表示針
と最大又は最小値表示針の位置を自動的に一致させる手
段がないと、自動操作で一致させなければならないとい
う問題点があった。そこで本発明は最大値表示針あるい
は最小値表示針の初期位置の設定を容易にすることをさ
らに別の目的とするものである。
【0018】また、複数の計測値又は計測値から演算さ
れる複数のデータを呼び出し表示可能な従来のアナログ
計測器においては、データの呼び出し時に確認音等の鳴
鐘がないか、あるいはあっても一定の確認音の鳴鐘のみ
しかないため、どのデータが呼び出されたのか知るため
には使用者が呼び出しのための入力回数を数えなければ
ならないという問題点があった。そこで本発明は呼び出
されたデータに対応した種類又は回数の確認音を鳴鐘す
ることにより、使用者が呼び出したデータが何であるか
確認できるようにすることをさらに別の目的とするもの
である。
【0019】また、複数の計測値又は計測値から演算さ
れる複数のデータを呼び出し表示可能な従来のアナログ
計測器においては、計測値のすべてのデータの呼び出し
を終了した後の同一の入力手段により表示を通常状態に
戻す機能がなかったため、通常状態に戻るのに特別な操
作を必要とするという問題点があった。そこで本発明は
データの呼び出しと同一の操作を継続するだけで表示を
通常の状態に戻すことをさらに別の目的とするものであ
る。
【0020】また、一定周期で計測を行う従来のアナロ
グ計測器においては、計測の周期内で計測値表示針の駆
動が終了しなかった場合でも、表示針の駆動と計測を時
間的に重ねて実行するか、あるいは表示針の駆動を一旦
停止して計測を実行していたため、表示針を駆動する際
に発生するノイズで計測が不正確になったり、表示針の
駆動と計測を同時に実行することにより電源容量が不足
したり、表示が計測値に追いつくのに時間がかかると言
う問題点があった。そこで本発明は表示針の表示が計測
値と一致するまで計測を禁止することにより、表示針を
駆動する際に発生するノイズで計測が不正確になること
を防ぎ、表示針の駆動と計測を同時に実行することによ
り電源容量が不足することを防ぎ、表示が計測値に追い
つくのにかかる時間を短縮することをさらに別の目的と
するものである。
【0021】また、一定周期で計測を行う従来のアナロ
グ計測器においては、計測を強制的に中断するための操
作として、スイッチの同時押し等の入力を採用していた
ため、誤操作により計測を中断してしまうことがあると
いう問題点があった。そこで本発明は計測の強制的な中
断をリューズに連動したスイッチにより実行することに
より誤操作により計測が中断されることを防ぐことをさ
らに別の目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の発明にかかるアナログ計測器は、計測手段に
より計測される計測値を表示する計測値表示針と、前記
計測値表示針と連動して計測値の増加方向あるいは減少
方向のみに運針可能な最大又は最小値表示針と、前記計
測値表示針を駆動する輪列と、前記輪列を駆動する駆動
源と、前記計測手段による計測結果と前記計測値表示針
の表示位置を一致させて前記駆動源を制御する制御手段
を備えたことを特徴とする。
【0023】第2の発明にかかるアナログ計測器の置き
針表示装置は、現在の計測値を表示する計測値表示針
と、最大又は最小計測位置に置かれて最大又は最小値を
示す最大又は最小値表示針とを備えるアナログ計測器に
おいて、前記計測値表示針は、1つの駆動源に接続され
て回転可能とされ、前記最大又は最小値表示針は、前記
計測値表示針の回転に伴って回転可能とされ、かつ、計
測途中で記録した最大又は最小計測位置に位置決め可能
とされていることを特徴とする。
【0024】第3の発明は、第2の発明において、前記
駆動源に接続されて、前記計測値表示針を回転させる計
測値表示車と、前記最大又は最小値表示針を回転させる
最大又は最小値表示車と、前記計測値表示車の回転に伴
って、計測最大又は最小位置で前記最大又は最小値表示
車を位置決めする規正カムと、前記規正カムと着脱し前
記規正カムの位置決めを行う押え板とを含み、前記計測
値表示車は、前記規正カムを駆動し、位置決めする規正
カム駆動、位置決め手段を備え、前記最大又は最小値表
示車は、前記規正カムと係合して規正カムを所定方向に
スライド可能にするカム係合部と、前記規正カムを前記
所定方向に付勢するカム付勢手段とを備え、前記規正カ
ムは、前記押え板と着脱して最大又は最小値表示車を位
置決めする噛合部を備え、前記押え板は、前記規正カム
の噛合部に対応して形成され、前記規制カムの噛合部と
噛合する噛合部を備えることを特徴とする。
【0025】第4の発明は、第3の発明において、前記
計測値表示車は、前記規正カム駆動、位置決め手段とし
て両端が非接続状態にされた環状の回転用スリットと、
前記回転用スリットの少なくとも一端に形成された規正
カムを位置決め・解除するための溝部とを備え、前記規
正カムは、前記計測値表示車の回転用スリット内に係入
し、前記計測値表示車と一定方向で係合する回転係合ピ
ンと、前記最大又は最小値表示車のカム係合部と一体に
回転可能にされ、かつ、径方向にスライド可能に係合す
る係合部と、前記最大又は最小値表示車のカム付勢手段
と当接して付勢力を受ける当接部とを備え、前記規制カ
ムの噛合部は、前記当接部の外周部に形成されることを
特徴とする。
【0026】第5の発明は、第4の発明において、前記
回転用スリットに形成した前記規正カムを位置決め・解
除するための前記溝部は、前記規正カムの回転係合ピン
を外側に徐々に押し付ける傾斜押圧部を有することを特
徴とする。
【0027】第6の発明は、第3の発明において、前記
最大又は最小値表示車及び前記規正カムの対向面の一方
には、密着防止用の複数の突部が形成されていることを
特徴とする。
【0028】第7の発明は、第3の発明において、前記
押え板の噛合部は、等間隔毎に歯を備え、前記規正カム
の噛合部は、前記押え板の噛合部の任意の2つの歯に対
して外側から噛合する間隔、又は、前記押え板の任意の
2つの歯の内側に噛合する間隔の歯を備えることを特徴
とする。
【0029】第8の発明は、第4の発明において、計測
値表示車の回転用スリットに形成した規正カム位置決め
・解除用の溝部は、前記規正カムと前記押え板との着脱
時の突っ張りを防止する突っ張り防止手段を有すること
を特徴とする。
【0030】第9の発明は、第1の発明において、通常
の表示モードと他の表示モードを選択可能な入力手段
と、前記計測手段により計測した計測値の中で最大又は
最小値を記憶する最大又は最小値記憶手段と、前記計測
手段により計測した計測値に対して特定の演算を行う演
算手段と、前記演算結果を記憶する計算結果記憶手段と
を備え、前記制御手段は、前記入力手段により通常の表
示モードが選択された場合に前記計測手段による計測結
果と前記計測値表示針の表示位置を一致させて前記駆動
源を制御し、前記入力手段により他の表示モードが選択
された場合に、前記計測値表示針の位置を、一旦、前記
最大又は最小値記憶手段に記憶された最大又は最小値と
一致させた後、前記計算結果記憶手段と一致させて前記
駆動源を制御し、前記最大又は最小値記憶手段に記憶さ
れた値と、前記計算結果記憶手段に記憶された値を同時
に表示することを特徴とする。
【0031】第10の発明は、第9の発明において、前
記最大又は最小値記憶手段と前記計算結果記憶手段に特
定の値を記憶させる初期化手段を備えることを特徴とす
る。
【0032】第11の発明は、第9の発明において、前
記演算手段が平均値の計算を行う演算手段であることを
特徴とする。
【0033】第12の発明は、第1の発明において、経
過時間を測定する計時手段と、前記計時手段により計時
された時間情報を表示する時間情報表示針と、前記時間
情報表示針を駆動する第2の輪列と、前記輪列を駆動す
る第2の駆動源とを備え、前記制御手段は、前記計時手
段による計測結果と前記時間情報表示針の表示位置を一
致させて前記第2の駆動源を制御し、前記計測手段によ
る計測値と前記計時手段による時間情報を同時に指針表
示することを特徴とする。
【0034】第13の発明は、第9の発明において、経
過時間を測定する計時手段と、前記計時手段により計時
された時間情報を表示する時間情報表示針と、前記時間
情報表示針を駆動する第2の輪列と、前記第2の輪列を
駆動する第2の駆動源と、前記計時手段により計測した
時間情報を記憶する時間情報記憶手段とを備え、前記制
御手段は前記入力手段により他の表示モードが選択され
た場合に、前記時間情報表示針の位置を前記時間情報記
憶手段に記憶された値と一致させて前記第2の駆動源を
制御し、前記最大又は最小値記憶手段に記憶された最大
又は最小値と、前記計算結果記憶手段に記憶された値
と、前記時間情報記憶手段に記憶された値を同時に表示
することを特徴とする。
【0035】第14の発明は、第13の発明において、
前記時間情報記憶手段に特定の値を記憶させる初期化手
段を備えることを特徴とする。
【0036】第15の発明は、第1の発明において、時
刻を計時する時刻計時手段と、前記時刻計時手段により
計測された時刻を表示する時刻表示針と、前記時刻表示
針を駆動する第3の輪列と、前記輪列を駆動する第3の
駆動源とを備え、前記制御手段は前記時刻表示針に前記
計測手段が動作していない時には時刻計時手段による計
測値を表示させ、前記計測手段動作中には前記計測手段
が動作を開始した時刻を表示させて前記第3の駆動源を
制御することを特徴とする。
【0037】第16の発明は、第9の発明において、時
刻を計時する時刻計時手段と、前記時刻計時手段により
計測された時刻を表示する時刻表示針と、前記時刻表示
針を駆動する第3の輪列と、前記第3の輪列を駆動する
第3の駆動源と、前記計測手段が動作を開始した時刻を
記憶する計測開始時刻記憶手段とを備え、前記制御手段
は、前記入力手段により他の表示モードが選択された場
合に、前記時刻表示針の位置を前記計測開始時刻記憶手
段に記憶された値と一致させて前記第3の駆動源を制御
し、前記最大又は最小値記憶手段に記憶された最大又は
最小値と、前記計算結果記憶手段に記憶された値と、前
記計測開始時刻記憶手段に記憶された値を同時に表示す
ることを特徴とする。
【0038】第17の発明は、第16の発明において、
前記計測開始時刻記憶手段に特定の値を記憶させる初期
化手段を備えることを特徴とする。
【0039】第18の発明は、第1の発明において、前
記計測値表示針及び最大又は最小値表示針の基準位置を
設定する基準位置設定手段を備え、前記制御手段は、前
記基準位置設定手段の動作により前記駆動源を前記計測
値表示針と前記最大又は最小値表示針の表示位置を一致
させて基準位置に運針制御することを特徴とする。
【0040】第19の発明は、第9の発明において、前
記入力手段は、前記他の表示モードにおいて前記最大又
は最小値記憶手段又は前記計算結果記憶手段に記憶され
た各データを選択して指針表示するための複数種類の表
示モードの選択が可能とされ、前記制御手段は、前記入
力手段により前記最大又は最小値記憶手段あるいは計算
結果記憶手段に記憶されたデータの表示モードが選択さ
れた場合に、入力された表示モードに応じて前記各記憶
手段を選択し、選択された前記各記憶手段に記憶された
計測値と前記計測値表示針の表示位置を一致させて前記
駆動源を制御可能とされると共に、前記入力手段により
前記各記憶手段の表示モードが選択された場合に確認音
を鳴鐘させる確認音鳴鐘手段と、前記入力手段により選
択された前記各記憶手段の表示モードに対応した種類の
鳴鐘音を前記確認音鳴鐘手段より生じさせる確認音制御
手段を備えることを特徴とする。
【0041】第20の発明は、第19の発明において、
前記入力手段は、設定された入力の回数に応じて前記各
記憶手段の表示モードを選択可能とされ、前記制御手段
は、前記入力手段からの入力の回数に応じて、選択され
た前記各記憶手段に記憶された計測値と前記計測値表示
針の表示位置を一致させて前記駆動源を制御し、前記入
力手段の設定入力回数を越えて入力された場合に、前記
計測値表示針を計測値位置における表示をさせて制御を
行うことを特徴とする。
【0042】第21の発明は、第1の発明において、前
記計測値表示針の表示位置が計測結果と一致するまでは
計測手段の動作を禁止する動作中判別制御手段を備える
ことを特徴とする。
【0043】第22の発明は、第1の発明において、リ
ューズに連動した入力手段と、前記入力手段からの入力
があった場合は前記計測手段の動作を禁止する入力制御
手段を備えたことを特徴とする。
【0044】第23の発明は、第22の発明において、
前記リューズがねじロック式のリューズであることを特
徴とする。
【0045】第24の発明は、第1の発明において、前
記計測手段は、水深、気圧、温度又は高度を計測するこ
とを特徴とする。
【0046】第25の発明にかかるアナログ計測器の表
示方法は、計測手段により計測値を測定し、前記計測手
段により測定した計測値を、駆動源により輪列を介し計
測値表示針を駆動させて表示し、前記計測手段により測
定した最大又は最小値を最大又は最小値表示針にて表示
するアナログ計測器の表示方法において、前記計測手段
による計測結果と前記計測値表示針の表示位置とを、制
御手段により前記駆動源を制御して一致させ、前記最大
又は最小値表示針を前記計測値表示針と連動させて前記
計測値の増加方向又は減少方向のみに運針させることを
特徴とする。
【0047】第26の発明は、第25の発明において、
前記計測手段により計測した計測値の中で最大又は最小
値を最大又は最小値記憶手段に記憶させ、前記計測手段
により計測した計測値に対して演算手段により特定の演
算を行い、前記演算結果を計算結果記憶手段に記憶さ
せ、通常の表示モードと他の表示モードを有する入力手
段により通常の表示モードが選択された場合に、前記制
御手段により前記計測手段による計測結果と前記計測値
表示針の表示位置を一致させて前記駆動源を制御し、前
記入力手段により他の表示モードが選択された場合に、
前記制御手段により前記測定値表示針の位置が、一旦、
前記最大値あるいは最小値記憶手段に記憶された最大値
あるいは最小値と一致させた後、前記計算結果記憶手段
と一致させて前記駆動源を制御し、前記最大又は最小値
記憶手段に記憶された値と、前記計算結果記憶手段に記
憶された値を同時に表示することを特徴とする。
【0048】第27の発明は、第25の発明において、
計時手段により経過時間を測定し、前記計時手段により
測定した経過時間を第2の駆動源により輪列を介し時間
情報表示針を駆動させて表示する際に、前記計時手段に
よる計測結果と前記時間情報表示針の表示位置とを、制
御手段により第2の駆動源を制御して一致させ、前記計
測手段による計測値と前記計時手段による時間情報を同
時に指針表示することを特徴とする。
【0049】第28の発明は、第25の発明において、
第3の輪列を介し時刻表示針を駆動させる第3の駆動源
を制御手段により制御して、前記時刻表示針により前記
計測手段が動作していない時には時刻計時手段による計
測値を表示させ、前記計測手段動作中には前記計測手段
が動作を開始した時刻を表示させることを特徴とする。
【0050】第29の発明は、第25の発明において、
基準位置設定手段を動作させて前記計測値表示針の基準
位置を測定すると同時に、前記基準位置設定手段の動作
により、前記制御手段が前記計測値表示針及び前記最大
又は最小値表示針を基準位置に運針制御することを特徴
とする。
【0051】第30の発明は、第25の発明において、
駆動源が動作中であるか否かを判別する動作中判別制御
手段により、計測開始入力後に駆動源の動作状態を確認
し、動作中であれば前記計測器表示針の表示位置が計測
結果と一致するまでは前記計測手段の動作を禁止するこ
とを特徴とする。
【0052】第31の発明は、第25の発明において、
リューズに連動した入力手段からの入力があった場合
は、入力制御手段により前記計測手段の動作を禁止する
ことを特徴とする。
【0053】
【作用】前記構成の、第1の発明にあっては、計測値と
その最大値あるいは最小値を表示するアナログ計測器に
おいて、両方の表示針の駆動を単一の駆動源を使用して
実行することができる。そのためアナログ計測器の構成
を簡略化でき、小型化、低コスト化がなし得る。また、
比較的大きな体積を占める駆動源の数が減少することに
より、レイアウト設計の自由度も増加することとなる。
【0054】第2の発明にあっては、駆動源により計測
値表示針を回転させ、この計測値表示針に伴って最大又
は最小値表示針を回転させることにより、1つの駆動源
で、計測値表示針及び最大又は最小値表示針を回転させ
ることができ、使用する駆動源の数を最少限に抑え、製
品コストを低く抑えることができる。
【0055】第3の発明にあっては、計測値表示車の回
転に伴って規正カムを回転させ、かつ計測値表示車を単
独で復帰させることができ、しかも規正カムの係合部を
最大又は最小値表示車のカム係合部に係合させることに
より、規正カムの回転に伴って最大又は最小値表示車を
回転させ、かつ計測値表示車の復帰時に最大又は最小値
表示車を回転移動位置で停止させることができる。
【0056】したがって、1つの駆動源で計測値表示車
を回転させることにより、最大又は最小値表示車を回転
させることができ、しかも最大又は最小計測位置で最大
又は最小値表示車を確実に停止させることができる。
【0057】第4の発明にあっては、計測値表示車の回
転用スリット及び規正カム位置決め・解除用の溝部に、
規正カムの回転係合ピンを係合させることにより、規正
カムの係合部を最大又は最小値表示車のカム係合部に対
し、径方向にスライド可能に係合させ、この規正カムを
カム付勢手段により、規正カムを径方向外側に付勢し、
計測値表示車の溝部により規正カムの噛合部を押え板の
噛合部に対し噛合させ、あるいは噛合解除を行うことに
より、計測値表示車に常時回転負荷を加えることなく最
大又は最小値表示車を最大又は最小計測位置に置いてお
くことができる。しかも、カム付勢手段は小さな負荷を
加える程度で十分であるため、駆動源としてモータを用
いる場合には、モータに加わる負荷が小さくて済み、消
費電力を低く抑えることができる。
【0058】さらに、最大又は最小値表示車の位置決め
は、規正カム及び押え板の噛合部同士の噛み合いにより
行われるため、確実な位置決めがなされ、振動等が加わ
った場合であっても、位置ずれは確実に防止される。
【0059】第5の発明にあっては、計測値表示車の回
転スリットに形成した規正カムを位置決め・解除するた
めの溝部に形成した傾斜押圧部が、規正カムの回転係合
ピンを外側に徐々に押し付けることにより、押え板の噛
合部に対する規正カムの噛合部の噛み合い時に、規正カ
ムの回転位置ずれを起こすことなく噛み合い、最大又は
最小計測位置で噛合部同士を確実に噛合させることがで
きる。
【0060】第6の発明にあっては、最大又は最小値表
示車及び規正カムの対向面の一方に密着防止用の複数の
突部を形成することにより、最大又は最小値表示車に対
する規正カムの径方向へのスライドを容易にし、押え板
の噛合部に対する規正カムの噛合部の噛み合いあるいは
解除動作を確実にすることができる。
【0061】第7の発明にあっては、押え板の噛合部を
等間隔毎の歯で形成し、規正カムの噛合部を、押え板の
噛合部の任意の2つの歯に対して外側から噛合し、又は
押え板の任意の2つの歯の内側に噛合する間隔の歯で形
成することにより、1ピッチ毎の噛み合い状態を確保し
つつ、押え板の製造を容易にし、コストを抑えることが
できるとともに、少ない歯数でも一周の分割位置決めが
微細にできる。
【0062】第8の発明にあっては、規正カムと押え板
との着脱時の突っ張り防止手段を計測値表示車に設けた
規正カム位置決め・解除用の溝部形状を用いることによ
り、規正カムのスムーズな噛合が可能となると同時に、
加工工数を削減でき、コストを抑えることができ、加工
精度も高くできる。
【0063】また、第9、及び第11の発明にあって
は、計測値の最大又は最小値と、計測値の平均値と、計
測値の演算結果とを記憶及び呼び出し表示するアナログ
計測器において、両方の表示針の駆動を単一の駆動源を
使用して実行することができる。そのためアナログ計測
器の構成を簡略化でき、小型化、低コスト化が可能とな
る。また、比較的大きな体積を占める駆動源の数が減少
することにより、レイアウト設計の自由度も増加する。
【0064】また、第10、第14、及び第17の発明
においては計測値又はそれに付随したデータを呼出表示
するアナログ計測器において、計測が未実行でも通常の
呼出表示ができる。そのため計測を実行しなくても呼出
表示の機能が正常に働くか確認することができる。ま
た、計測を実行しなくても、操作方法を覚えたり、操作
説明のために呼出機能を実行することができるため操作
方法の習得や説明を容易にすることができる。これらの
ことは、特に計測機能が、水深計測等のように通常状態
では実行しにくい場合には特に有効になる。
【0065】また、第12の発明にあっては、計測値と
その最大又は最小値を表示するアナログ計測器におい
て、計測を開始してからの時間などの時間情報を呼び出
し表示することができ、使用者が時間情報等を容易に把
握することができる。そのため、アナログ計測器の商品
展開の幅を広げることが可能となる。
【0066】また、第13の発明にあっては、計測値の
最大値あるいは最小値と、計測値の平均値と、計測値の
演算結果とを記憶及び呼び出し表示するアナログ計測器
において、時間情報も同時に記憶呼び出し表示すること
ができ、計測値、最大又は最小値及び演算結果に加えて
時間情報も容易に把握することができる。そのため、ア
ナログ計測器の商品展開の幅を広げることが可能とな
る。
【0067】また、第15の発明にあっては、計測値と
その最大値あるいは最小値を表示するアナログ計測器に
おいて、時刻情報も同時に表示でき、使用者が時刻情報
を容易に把握することができる。そのため、アナログ計
測器の商品展開の幅を広げることが可能となる。
【0068】また、第16の発明にあっては、計測値の
最大値あるいは最小値と計測値の平均値と、計測値の演
算結果とを記憶及び呼び出し表示するアナログ計測器に
おいて、計測を開始した時刻などの情報を呼び出し表示
ができ、使用者が計測開始時刻などの情報を容易に確認
できる。そのため、アナログ計測器の商品展開の幅を広
げることが可能となる。
【0069】また、第18の発明にあっては、計測器表
示針と連動して計測値の増加方向又は減少方向のみに運
針可能な最大又は最小値表示針をもつアナログ計測器に
おいて、計測値表示針の初期の基準位置を設定する際
に、自動的に計測値表示針と最大又は最小値表示針の表
示位置を基準位置に一致させることができる。そのた
め、最大又は最小値表示針を基準位置に設定するための
操作が簡略化され、操作性を大幅に向上させることがで
きる。
【0070】また、第19の発明にあっては、複数の計
測値又は計測値から演算される複数のデータを呼び出し
表示可能なアナログ計測器において、呼び出されたデー
タに対応した種類の確認音を鳴鐘することにより、使用
者が呼び出したデータが何であるか容易に確認できる。
そのため、呼び出されたデータを確認するための操作が
簡略化され、操作性を大幅に向上させることができる。
【0071】また、第20の発明にあっては、複数の計
測値又は計測値から演算される複数のデータを設定され
た入力の回数に応じて呼び出し表示可能なアナログ計測
器において、データの呼び出しと同一の操作を継続する
だけで容易に表示を通常の状態に戻すことができる。そ
のため、データの呼出し、表示後に通常の状態に戻す操
作が簡略化され、操作性を大幅に向上させることができ
る。
【0072】また、第21の発明にあっては、計測値表
示針を駆動する際に発生するノイズで計測が不正確にな
ることを防ぎながら、かつ、計測値表示針の駆動と計測
を同時に実行することにより電源容量が不足することを
防ぐことができ、しかも、表示が計測値に追いつくのに
かかる時間を短縮することができる。そのため、アナロ
グ表示の計測器の欠点であった表示の遅れを改善でき、
アナログ計測器の品質を向上させることができる。
【0073】また、第22及び第23の発明にあって
は、誤操作により計測が中断されることを防ぐことがで
きる。
【0074】また、第24の発明にあっては、水深、気
圧、温度又は高度の計測値と、その最大又は最小値を単
一の駆動源で表示することができる。
【0075】また、第25の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第1
の発明と同様の結果を得ることができる。
【0076】また、第26の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることより、第9の
発明と同様の結果を得ることができる。
【0077】また、第27の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第1
2の発明と同様の結果を得ることができる。
【0078】また、第28の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第1
5の発明と同様の結果を得ることができる。
【0079】また、第29の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第1
8の発明と同様の結果を得ることができる。
【0080】また、第30の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第2
1の発明と同様の結果を得ることができる。
【0081】また、第31の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第2
2の発明と同様の結果を得ることができる。
【0082】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について、図面
を参照して説明する。
【0083】図1〜図10は、本発明のアナログ計測器
の置き針表示装置をダイバーズウオッチの水深計に応用
した一実施例を示す図である。
【0084】本実施例のダイバーズウオッチは、図1に
示すように、中心に時針10、分針12を配し、周囲に
24時針14、小秒針16、アラーム時針18、アラー
ム分針20、日付表示22をそれぞれ配設し、通常の時
計表示を行うようになっている。
【0085】また、中心に時間情報表示針としての潜水
時間表示針24が配設されて、潜水時間が表示されるよ
うになっている。
【0086】さらに、周囲に1/10m針26、中心に
現在の計測値を表示する計測値表示針としての水深針2
8及び最大値表示針としての最大水深表示針30が配設
され、これら1/10m針26、水深針28及び最大水
深表示針30が水深計を構成するようになっている。1
/10m針26は、1mで1回転し、この1/10m針
26の1回転毎に水深計28が1分ずつ回転して、現在
の計測値である水深計測値を表示するようになってい
る。最大水深表示針30は、水深針28とともに回転
し、計測途中で記録した最大計測位置に置かれて位置決
めされ、最大水深値を表示する置き針となっている。
【0087】このように、潜水時間表示針24による潜
水時間、水深針28及び1/10m針26による現在の
水深計測値、最大水深表示針30による最大水深値など
の潜水情報が得られるようになっている。また、アラー
ム時針18及びアラーム分針20は、時刻表示針を構成
し、スタート時に潜水開始時刻を表示するようになって
おり、また浮上速度の警告も行われるようになってい
る。なお、32、34及び35はボタンである。34は
図12のプッシュスイッチB(PSW−B)915に連
動したボタンである。37は水感知スイッチ、39、4
1はねじロック式のリューズであり、何れも公知の働き
をする。
【0088】次に、水深計を構成する水深針28及び最
大水深表示針30を作動させる置き針表示装置につい
て、図2及び図3を中心に説明する。
【0089】この置き針表示装置は、水深針28に接続
した計測値表示車36と、最大水深表示針30に接続し
た最大値表示車38と、計測値表示車36及び最大値表
示車38を連動可能にする規正カム40と、規正カム4
0を位置決めする押え板42とを備えている。
【0090】計測値表示車36は、歯車44、46を介
して、図示せぬ駆動源としてのモータに接続され、この
モータによって正逆回転可能にされ、この計測値表示車
36の回転によって水深針28が正逆回転可能にされて
いる。また、この計測値表示車36は、図7にも示すよ
うに、両端が非接続状態の環状の回転用スリット48
と、回転用スリット48の両端に形成した規正カム40
の位置決め・解除用の溝部50とを備えている。回転用
スリット48は、規正カム40に設けた後述の回転係合
ピン64の直径にほぼ相応し、少し大きな幅で形成され
ている。溝部50は、回転用スリット48の両端に形成
したもので、中心側に向けて凹んだ状態とされるととも
に、その内側の面には、規正カム40の回転係合ピン6
4を外側に徐々に押し付ける所定傾斜角度の傾斜押圧部
52が形成されている。
【0091】最大値表示車38は、計測値表示車36の
下方に配設され、計測値表示車36と同軸上で独立回転
可能にされ、この最大値表示車38の回転により最大水
深表示針30を回転させるようになっている。また、こ
の最大値表示車38は、図8にも示すように、中心部上
面に突出形成した規正カム40と係合するカム係合部5
4と、外周部付近上面に設けられた規正カム40を径方
向外側に付勢するカム付勢手段としての板バネ56とを
備えている。カム係合部54は、両側に平行なスライド
面58が形成された状態となっている。板バネ56は、
一端が支持ブロック60を介して最大値表示車38に取
り付けられ、この支持ブロック60の角度を調整するこ
とにより、規正カム40に対する板バネ56の付勢力を
調整し得るようになっている。また、最大値表示車38
の上面には規正カム40との密着を防止するための複数
(本実施例においては3個)の突部62が形成されてい
る。
【0092】規正カム40は、計測値表示車36と最大
値表示車38との間に配設され、計測値表示車の回転に
伴って最大値表示車38を計測値の大きな方向に回転さ
せ、かつ、計測最大位置で最大値表示車38を位置決め
するもので、図9にも示すように、両端が非接続状態の
環状のプレートからなり、規正カム駆動、位置決め手段
としての回転係合ピン64と、係合部66と、当接部6
8と、噛合部70とを備えている。
【0093】回転係合ピン64は、規正カム40の一端
部上面で、計測値表示車36の回転用スリット48対応
位置に設けられ、計測値表示車36の回転用スリット4
8内に係入し、回転用スリット48の端部に形成した溝
部50と係合することにより、計測値表示車36の計測
値の大きな方向での回転に伴って規正カム40を回転さ
せるようにしている。
【0094】係合部66は、最大値表示車38のカム係
合部54のスライド面58に対し、4点で係合し、規正
カム40を最大値表示車38と一体に回転可能とし、か
つ、スライド面58に沿って径方向にスライド可能にし
ている。
【0095】当接部68は、規正カム40の回転係合ピ
ン64側の一端部内側面に形成され、最大値表示車38
に設けた板バネ56の先端と当接し、この板バネ56に
より規正カム40がカム係合部54のスライド面58に
沿って径方向外側に付勢されるようになっている。
【0096】噛合部70は、当接部68の反対側の外周
部に形成され、押え板42と噛み合うことにより、規正
カム40を任意の回転位置で位置決めし、この規正カム
40の位置決めにより、規正カム40と回転方向で一体
化した最大値表示車38の位置決めを行なうようになっ
ている。本実施例では、この噛合部70には、所定の間
隔で突出する一対の歯72が2枚で形成され、この歯7
2が押え板42に噛み合うようになっている。
【0097】押え板42は、規正カム40の噛合部70
対応位置に環状に配設され、かつ、図10にも示すよう
に、その内周面に規正カム40の噛合部70と噛合する
噛合部74を備えている。この押え板42の噛合部74
には、1ピッチ毎に中抜きされた60枚の歯76が形成
され、規正カム40の噛合部70に形成された一対の歯
72が、押え板42の噛合部74に形成した隣接する2
つの歯76に対して外側から噛合し、かつ、隣接する3
つの歯76に対して外側2つの歯76の内側に噛合する
ようにすることで、1ピッチ毎に中抜きされた歯76に
対して、規正カム40の歯72を1ピッチ毎に係合させ
ることが可能となる。また、このように、押え板42の
歯76を1ピッチ毎に中抜きすることにより、押え板4
2の製造が容易となり、製造コストを低く抑えることが
可能となると同時に、押え板42の歯数が60枚でも、
一周120分割の位置に最大値表示車38を位置決めす
ることが可能である。
【0098】なお、図2において、1は時計の構成部材
を保持する基枠である地板、2は分針を取り付ける二番
車、3は地板1に固定され、二番車2を案内する中心パ
イプ、4は時針のつく筒車、5は潜水時間表示針のつく
潜水時間表示車、6は各車を支持する輪列受けであり、
いずれも公知の働きを行う。
【0099】次に、置き針表示装置の動作状態につい
て、図3〜図6を中心に説明する。
【0100】まず、図3は、スタート状態となってお
り、この状態で規正カム40の回転係合ピン64は計測
値表示車36の回転スリット48端部に形成した溝部5
0内に係合し、規正カム40は板バネ56の付勢力に抗
して、最大値表示車38に対し、噛合部70が、最大値
表示車38のカム係合部54の側面に形成したスライド
面58に沿って、径方向内方にスライドさせられた状態
となっている。したがって、規正カム40の噛合部70
は、押え板42の噛合部74と噛合しておらず、規正カ
ム40及び最大値表示車38は回転可能な状態となって
いる。
【0101】次に、図3の状態から潜水を開始すると、
図2に示した歯車46,44から計測値表示車36に回
転力が伝達され、計測値表示車36が、図3の状態か
ら、例えば時計方向に回転し始める。すると、計測値表
示車36の溝部50内に、規正カム40の回転係合ピン
64が係合し、かつ、規正カム40の噛合部70が押え
板42の噛合部74に対して非噛合状態となっているた
め、計測値表示車36の回転に伴って、規正カム40が
時計方向に回転するとともに、この規正カム40と、カ
ム係合部54及び係合部66により、回転方向で一体化
された最大値表示車38が同時に回転を始め、所定の深
さまで潜水を行なうと例えば図4に示す状態になる。
【0102】次に、図4に示す水深位置から浮上を始め
ると、図2に示す歯車46,44が逆転を始め、計測値
表示車36が反時計方向に回転を始める。すると、計測
値表示車36の反時計方向への回転に伴って、計測値表
示車36の溝部50内に係合していた規正カム40の回
転係合ピン64が、溝部50の傾斜押圧部52と板バネ
56の付勢力によって、径方向外側に押圧される。この
傾斜押圧部52の回転係合ピン64に対する押圧によっ
て、規正カム40の係合部66が最大値表示車38のカ
ム係合部54に形成したスライド面58に沿ってスライ
ドし、規正カム40が最大値表示車38上でスライドし
て、規正カム40の噛合部70が押え板42の噛合部7
4と噛合し、規正カム40がその位置で位置決めされ
る。そして、この規正カム40の位置決めに伴って、規
正カム40と回転方向で一体化した最大値表示車38が
同時に位置決めされることとなる。この規正カム40の
位置決めに際しては、最大値表示車38に設けた板バネ
56により、規正カム40を径方向外側に付勢している
ため、位置決めが容易に行われ、しかも傾斜押圧部52
の傾斜によって位置ずれをおこすことなく正確な位置で
位置決めされることとなる。また、規正カム40は、最
大値表示車38に設けた複数の突部62によって、最大
値表示車38との密着が防止されているため、確実にス
ライドできることとなる。そして、この状態からある程
度の深さまで浮上すると、例えば図5に示すように、規
正カム40の回転係合ピン64が、計測値表示車36の
回転用スリット48内に移動し、この回転用スリット4
8によって規正カム40及び最大値表示車38はそのま
まの状態で、計測値表示車36のみが反時計方向に回転
する状態となる。
【0103】次いで、図5の状態から、現在の回転係合
ピン64のある最大水深位置よりも深く潜水すると、計
測値表示車36は時計方向に回転を始め、計測値表示車
36の溝部50内に規正カム40の回転係合ピン64が
係合して、規正カム40の噛合部70と押え板42の噛
合部74の係合が解除され、その水深位置まで規正カム
40及び最大値表示車38が回転され、その深さ位置よ
り浮上を開始すると、その位置で、前述と同様に、規正
カム40と押え板42の噛合が行われ、規正カム40及
び最大値表示車38がその位置に置かれて、最大計測値
を表示したまま計測値表示車36のみが反時計方向に回
転し始めることとなる。
【0104】そして、図5の状態から完全に浮上する
と、計測値表示車36は、規正カム40及び最大値表示
車38を最大表示位置に残したまま、0値まで反時計方
向に回転して、図6に示す状態となる。
【0105】このように、1つのモータで計測値表示車
36及び最大値表示車38を回転させ、かつ最大値表示
車38を最大値表示位置で位置決めすることができ、モ
ータの使用を最少限にして製品コストを抑えることが可
能となる。
【0106】また、最大値表示車38の位置決めは、こ
の最大値表示車38の回転方向で一体とされた規正カム
40と押え板42とを噛合させることにより確実に行わ
れ、振動、落下等による位置ずれを確実に防止すること
が可能となる。
【0107】図11は他の実施例に係る置き針表示装置
を示す平面説明図である。
【0108】回転係合ピン80の平面形状においてその
一方の側に切り欠き81があり、溝50の内側の面に
は、切り欠き81と当接する突っ張り防止部82があ
る。最大値表示車38の位置決めがなされる際に、規正
カム40が押さえ板42と噛合しようとすると、歯の先
端同士が突っ張り合って、噛合しない場合がある。この
ような場合には、計測値表示車36が逆転をし始める
と、突っ張り防止部82が回転係合ピン80の切り欠き
81に係合して噛合の突っ張りを解除し、改めて、噛合
する様になっている。
【0109】他の構成及び作用は前記実施例と同様につ
き説明を省略する。
【0110】次に、実施例により本発明のアナログ計測
器の計測システム及び表示方法の詳細を示す。図13は
本発明のメモリー付きアナログ計測器の一実施例を示す
ブロック図である。
【0111】センサー101はA/Dコンバータ102
を介して水深値換算手段103に接続されており、水深
値換算手段103はA/Dコンバータ102の出力に応
じた水深計測値を算出し、常に最大の水深計測値を最大
値記憶手段112に記憶し、モータ制御手段121によ
り駆動源としての第1のモータ105を制御し、第1の
輪列106を介して計測値表示針107により水深計測
値を表示し、かつ、最大値表示針108により最大水深
値を表示する。
【0112】演算手段104では、水深値換算手段10
3により算出された水深計測値と計時手段110により
計時された時間を基に平均水深値を計算し、計算結果記
憶手段113に平均水深値を記憶し、モータ制御手段1
21に接続される。
【0113】計時手段110は潜水時間を計時し、常に
計時時間を時間情報記憶手段111に記憶し、モータ制
御手段121により第2の駆動源としての第2のモータ
114を制御し、第2の輪列115を介して時間情報表
示針116により潜水時間を表示する。
【0114】時刻計時手段119は時刻を計時し、水深
計測が開始されると計測開始時刻を計測開始時刻記憶手
段120に記憶し、モータ制御手段121により第3の
駆動源としての第3のモータ122を制御し、第3の輪
列123を介して時刻表示針124により計測開始時刻
を表示する。
【0115】モータ動作中判別制御手段109はモータ
が動作中か否かを判別し、水深計測を行うか否かの判断
をし、A/Dコンバータ102を制御する。
【0116】入力制御手段118は、リューズ117の
状態により水深計測を行うか否かの判断をし、A/Dコ
ンバータ102を制御する。
【0117】図12は図13のメモリー付きアナログ計
測器の一実施例を示すハードウェア構成図である。
【0118】マイクロコンピュータ901はA/D変換
回路903、RAM904、CORE CPU905、
ROM906、1Hz割込みを制御するタイマー91
3、モータパルス等の運針状態を制御するモータ運針制
御回路907、アラーム音を作り出すサウンドジェネレ
ータ908、モータドライバー909及び外部からの信
号を制御する入力制御回路912を内臓しており、全て
バスで接続されている。
【0119】また、マイクロコンピュータ901はセン
サー902、表示指針910、スピーカ911及び入力
手段を構成するプッシュスイッチA(PSW−A)91
4、プッシュスイッチB(PSW−B)915、プッシ
ュスイッチC(PSW−C)916、リューズスイッチ
0段目(RM0)917、リューズスイッチ1段目(R
M1)918、リューズスイッチ2段目(RM2)91
9と接続している。センサー902はA/D変換回路9
03に接続している。表示指針910はモータドライバ
ー909に接続している。スピーカ911はサウンドジ
ェネレータ908に接続している。プッシュスイッチA
(PSW−A)914、プッシュスイッチB(PSW−
B)915、プッシュスイッチC(PSW−C)91
6、リューズスイッチ0段目(RM0)917、リュー
ズスイッチ1段目(RM1)918、リューズスイッチ
2段目(RM2)919は入力制御回路912に接続
し、通常の表示モードと他の表示モードを選択できるよ
うになっている。
【0120】図17のフローチャートを用いて図13の
説明をする。
【0121】1Hzの割込み後、リューズが0段目か否
かを判別し(ステップ501)、0段目でなければ水深
計測を中止し(ステップ502)、プログラムを終了す
る。0段目であれば第1〜第3の各モータが動作中か否
かを判別し(ステップ503)、動作中であれば水深計
測を行わずステップ510へ飛ぶ。動作中でなければ水
深計測を行い(ステップ504)、第3のモータが動作
禁止中か否かを判別する(ステップ505)。禁止中で
あればそのまま次ステップへ進み、禁止中でなければ第
3のモータの動作を禁止し(ステップ506)、次ステ
ップへ進む。ステップ507では今回計測値が前回計測
値よりも大きいか比較し(ステップ507)、大きくな
ければ第1のモータにパルスをセットし(ステップ50
9)、大きければ最大値記憶手段に今回計測値を最大値
として記憶させて(ステップ508)から、第1のモー
タにパルスをセットする(ステップ509)。ステップ
510では水深計測時間を計数し、その計測時間を記憶
し(ステップ511)、モータ2にパルスをセットする
(ステップ512)。ステップ513では計測値と計測
時間を基に平均水深を計算し、その平均水深値を計算結
果記憶手段に記憶し(ステップ514)、プログラムを
終了する。
【0122】図14は本発明のメモリー及びメモリーリ
コール及びメモリーリコール時確認音付きアナログ計測
器の一実施例を示すブロック図である。
【0123】スイッチ201は入力制御手段202を介
して外部入力回数一定値以上検出手段203に接続され
ており、外部入力回数一定値以上検出手段203はスイ
ッチ201からの入力回数を計数し、確認音制御手段2
05を介して確認音鳴鐘手段206でその計数値に応じ
た確認音を鳴鐘しつつ、記憶値選択手段204でその計
数値に応じた記憶値を選択し、最大値記憶手段207と
計算結果記憶手段208と時間情報記憶手段209と計
測開始時刻記憶手段210からそれぞれの記憶値を呼び
出し、モータ制御手段211により第1〜第3の各モー
タを制御する。第1のモータ212は第1の輪列213
を介して計測値表示針214により水深計測値を表示
し、かつ、最大値表示針108により最大水深値を表示
する。第2のモータ216は第2の輪列217を介して
時間情報表示針218により潜水時間を表示する。第3
のモータ219は第3の輪列220を介して時刻表示針
221により計測開始時刻を表示する。
【0124】外部入力回数一定値以上検出手段203で
スイッチ201からの入力回数が設定値を越えたと検出
した場合に、距離計算手段222により、計測値表示針
214と時間情報表示針218それぞれの現在表示位置
から12時位置までの距離と、時刻表示針221の現在
表示位置から現時刻位置までの距離を計算し、モータ制
御手段211により第1〜第3の各モータを算出された
距離分のみ動作させる。
【0125】図14をCPU方式により実現すると図1
2と同様のシステムとなり、ソフト変更のみで本発明の
メモリー及びメモリーリコール及びメモリーリコール時
確認音付きアナログ計測器を実現できる。
【0126】図18のフローチャートを用いて図14の
説明をする。
【0127】Key割込み後、PSW−Bの入力か否か
を判別し(ステップ601)、PSW−Bの入力でなけ
ればプログラムを終了し、PSW−Bの入力であれば入
力回数nを計数(ステップ602)する。潜水情報のメ
モリー数を2本とすると、ステップ603でn=3か否
かを判別し、n=3であれば確認音“ピー”を鳴鐘し
(ステップ615)、計測値表示針を正転方向に12時
位置まで自走させ(ステップ617)、時間情報表示針
を正転方向に12時位置まで自走させ(ステップ61
8)、時刻表示針を正転方向に現在時刻位置まで自走さ
せ(ステップ619)、プログラムを終了する。n=3
でなければn=2か否かを判別し(ステップ604)、
n=2であれば確認音“ピピッ”を鳴鐘し(ステップ6
16)、n=2でなければ確認音“ピッ”を鳴鐘(ステ
ップ605)する。ステップ606でn番目の記憶手段
から最大水深値を呼び出し、第1のモータに正転パルス
をセットし(ステップ607)、第1のモータの自走終
了後(ステップ608)、平均水深値を呼び出し(ステ
ップ609)、第1のモータに逆転パルスをセットし
(ステップ610)、潜水時間を呼び出し(ステップ6
11)、モータ2に正転パルスをセットし(ステップ6
12)、潜水開始時刻を呼び出し(ステップ613)、
モータ3に正転パルスをセットし(ステップ614)、
プログラムを終了する。
【0128】図15は本発明の記憶値初期化付きアナロ
グ計測器の一実施例を示すブロック図である。
【0129】スイッチ301から入力制御手段302を
介して初期化手段303に命令が来ると、最大値記憶手
段304と計算結果記憶手段305と時間情報記憶手段
306と計測開始時刻記憶手段307のそれぞれの記憶
値を消去し、任意のデータを各記憶手段304,30
5,306,307にインストールする。
【0130】図15をCPU方式により実現すると図1
2と同様のシステムとなり、ソフト変更のみで本発明の
記憶値初期化付きアナログ計測器を実現できる。
【0131】図19のフローチャートを用いて図15の
説明をする。
【0132】1Hzの割込み後、PSW−A+Bの入力
(プッシュスイッチAとプッシュスイッチBの同時入
力)か否かを判別し(ステップ701)、PSW−A+
Bの入力でなければプログラムを終了し、PSW−A+
Bの入力であれば最大値記憶手段に任意の値(ダミーデ
ータ)を書き込み(ステップ702)、計算結果記憶手
段に任意の値(ダミーデータ)を書き込み(ステップ7
03)、時間情報記憶手段に任意の値(ダミーデータ)
を書き込み(ステップ704)、計測開始時刻記憶手段
に任意の値(ダミーデータ)を書き込み(ステップ70
5)、プログラムを終了する。
【0133】図16は本発明の最大値表示針及び計測値
表示針の基準位置設定装置付きアナログ計測器の一実施
例を示すブロック図である。
【0134】スイッチ401は入力制御手段402を介
して基準位置設定手段403に接続されており、基準位
置設定手段403からの命令により、モータ制御手段4
04は第1のモータ405を制御し、輪列406を介し
て計測値表示針407と最大値表示針408を運針さ
せ、計測値表示針407と最大値表示針408の基準位
置を設定する。
【0135】図16をCPU方式により実現すると図1
2と同様のシステムとなり、ソフト変更のみで本発明の
最大値表示針及び計測値表示針の基準位置設定装置付き
アナログ計測器を実現できる。
【0136】図20のフローチャートを用いて図16の
説明をする。
【0137】Key割込み後、リューズRMが0段目か
否かを判別し(ステップ801)、0段目であればプロ
グラムを終了する。0段目でなければ最大値表示針が1
2時位置に在るか否かを判別し(ステップ802)、1
2時位置に在ればプログラムを終了する。12時位置に
なければ、計測値表示針を正転方向に12時位置まで自
走させ(ステップ803)、プログラムを終了する。
【0138】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施
が可能である。
【0139】例えば、前記実施例においては、置き針表
示装置を水深計に用いた場合について説明したが、この
場合に限らず、気圧計、温度計、高度計などにも用いる
ことが可能である。
【0140】また、前記実施例においては、現在値表示
と最大値表示を行なう場合について説明したが、この場
合に限らず、例えば現在値表示と最小値表示を行なう場
合にも用いることが可能である。
【0141】さらに、前記実施例においては、駆動源と
してモータを用いる場合について説明したが、この例に
限らず、ゼンマイバネなどを用いた駆動源を用いること
も可能である。
【0142】また、カム付勢手段としては、板ばねに限
らず、つる巻きばねその他の付勢手段を用いることも可
能である。
【0143】さらに、突部62は最大値表示車に設ける
場合に限らず、規正カム側に設けることも可能である。
【0144】また、前記実施例においては、押え板の噛
合部は60枚で1ピッチ毎に中抜きされた歯形の例を示
したが、2ピッチ以上毎に中抜きされた場合でも同様の
効果が得られるものである。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明にあっ
ては、計測値とその最大値あるいは最小値を表示するア
ナログ計測器において、両方の表示針の駆動を単一の駆
動源を使用して実行することができるという効果があ
る。そのためアナログ計測器の構成を簡略化でき、小型
化、低コスト化がなし得るという効果がある。また、比
較的大きな体積を占める駆動源の数が減少することによ
り、レイアウト設計の自由度も増加することとなるとい
う効果がある。
【0146】第2の発明にあっては、駆動源により計測
値表示針を回転させ、この計測値表示針に伴って最大又
は最小値表示針を回転させることにより、1つの駆動源
で、計測値表示針及び最大又は最小値表示針を回転させ
ることができ、使用する駆動源の数を最少限に抑え、製
品コストを低く抑えることができるという効果がある。
【0147】第3の発明にあっては、計測値表示車の回
転に伴って規正カムを回転させ、かつ計測値表示車を単
独で復帰させることができ、しかも規正カムの係合部を
最大又は最小値表示車のカム係合部に係合させることに
より、規正カムの回転に伴って最大又は最小値表示車を
回転させ、かつ計測値表示車の復帰時に最大又は最小値
表示車を回転移動位置で停止させることができるという
効果がある。
【0148】したがって、1つの駆動源で計測値表示車
を回転させることにより、最大又は最小値表示車を回転
させることができ、しかも最大又は最小計測位置で最大
又は最小値表示車を確実に停止させることができるとい
う効果がある。
【0149】第4の発明にあっては、計測値表示車の回
転用スリット及び規正カム位置決め・解除用の溝部に、
規正カムの回転係合ピンを係合させることにより、規正
カムの係合部を最大又は最小値表示車のカム係合部に対
し、径方向にスライド可能に係合させ、この規正カムを
カム付勢手段により、規正カムを径方向外側に付勢し、
計測値表示車の溝部により規正カムの噛合部を押え板の
噛合部に対し噛合させ、あるいは噛合解除を行うことに
より、計測値表示車に常時回転負荷を加えることなく最
大又は最小値表示車を最大又は最小計測位置に置いてお
くことができるという効果がある。しかも、カム付勢手
段は小さな負荷を加える程度で十分であるため、駆動源
としてモータを用いる場合には、モータに加わる負荷が
小さくて済み、消費電力を低く抑えることができるとい
う効果がある。
【0150】さらに、最大又は最小値表示車の位置決め
は、規正カム及び押え板の噛合部同士の噛み合いにより
行われるため、確実な位置決めがなされ、振動等が加わ
った場合であっても、位置ずれは確実に防止されるとい
う効果がある。
【0151】第5の発明にあっては、計測値表示車の回
転スリット両端に形成した規正カム位置決め・解除用の
溝部に形成した傾斜押圧部が、規正カムの回転係合ピン
を外側に徐々に押し付けることにより、押え板の噛合部
に対する規正カムの噛合部の噛み合い時に、規正カムの
回転位置ずれを起こすことなく噛み合い、最大又は最小
計測位置で噛合部同士を確実に噛合させることができる
という効果がある。
【0152】第6の発明にあっては、最大又は最小値表
示車及び規正カムの対向面の一方に密着防止用の複数の
突部を形成することにより、最大又は最小値表示車に対
する規正カムの径方向へのスライドを容易にし、押え板
の噛合部に対する規正カムの噛合部の噛み合いあるいは
解除動作を確実にすることができるという効果がある。
【0153】第7の発明にあっては、押え板の噛合部を
等間隔毎の歯で形成し、規正カムの噛合部を、押え板の
噛合部の任意の2つの歯に対して外側から噛合し、又は
押え板の任意の2つの歯の内側に噛合する間隔の歯で形
成することにより、1ピッチ毎の噛み合い状態を確保し
つつ、押え板の製造を容易にし、コストを抑えることが
できるとともに、少ない歯数でも一周の分割位置決めが
微細にできるという効果がある。
【0154】第8の発明にあっては、規正カムと押え板
との着脱時の突っ張り防止手段を計測値表示車に設けた
規正カム位置決め・解除用の溝部形状を用いることによ
り、規正カムのスムーズな噛合が可能となると同時に、
加工工数を削減でき、コストを抑えることができ、加工
精度も高くできるという効果がある。
【0155】また、第9、11の発明にあっては、計測
値の最大又は最小値と、計測値の平均値と、計測値の演
算結果とを記憶及び呼び出し表示するアナログ計測器に
おいて、両方の表示針の駆動を単一の駆動源を使用して
実行することができるという効果がある。そのためアナ
ログ計測器の構成を簡略化でき、小型化、低コスト化が
可能となるという効果がある。また、比較的大きな体積
を占める駆動源の数が減少することにより、レイアウト
設計の自由度も増加するという効果がある。
【0156】また、第10、14、17の発明において
は計測値又はそれに付随したデータを呼出表示するアナ
ログ計測器において、計測が未実行でも通常の呼出表示
ができるようになった。そのため計測を実行しなくても
呼出表示の機能が正常に働くか確認することができると
いう効果がある。特に、アナログ計測器は、表示機能に
故障が起きやすいため、このことによる効果は大きい。
また、計測を実行しなくても、操作方法を覚えたり、操
作説明のために呼出機能を実行することができるため操
作方法の習得や説明を容易にすることができるという効
果がある。これらのことは、特に計測機能が、水深計測
等のように通常状態では実行しにくい場合には特に有効
になる。
【0157】また、第12の発明にあっては、計測値と
その最大又は最小値を表示するアナログ計測器におい
て、計測を開始してからの時間などの時間情報を呼び出
し表示することができ、使用者が時間情報等を容易に把
握することができるという効果がある。そのため、アナ
ログ計測器の商品展開の幅を広げることが可能となる。
また、第13の発明にあっては、計測値の最大値あるい
は最小値と、計測値の平均値と、計測値の演算結果とを
記憶及び呼び出し表示するアナログ計測器において、時
間情報も同時に記憶呼び出し表示することができ、計測
値、最大又は最小値及び演算結果に加えて時間情報も容
易に把握することができるという効果がある。そのた
め、アナログ計測器の商品展開の幅を広げることが可能
となる。
【0158】また、第15の発明にあっては、計測値と
その最大値あるいは最小値を表示するアナログ計測器に
おいて、時刻情報も同時に表示でき、使用者が時刻情報
を容易に把握することができるという効果がある。その
ため、アナログ計測器の商品展開の幅を広げることが可
能となる。
【0159】また、第16の発明にあっては、計測値の
最大値あるいは最小値と計測値の平均値と、計測値の演
算結果とを記憶及び呼び出し表示するアナログ計測器に
おいて、計測を開始した時刻などの情報を呼び出し表示
ができ、使用者が計測開始時刻などの情報を容易に確認
できるという効果がある。そのため、アナログ計測器の
商品展開の幅を広げることが可能となる。
【0160】また、第18の発明にあっては、計測器表
示針と連動して計測値の増加方向又は減少方向のみに運
針可能な最大又は最小値表示針をもつアナログ計測器に
おいて、計測値表示針の初期の基準位置を設定する際
に、自動的に計測値表示針と最大又は最小値表示針の表
示位置を基準位置に一致させることができるという効果
がある。そのため、最大又は最小値表示針を基準位置に
設定するための操作が簡略化され、操作性を大幅に向上
させることができるという効果がある。
【0161】また、第19の発明にあっては、複数の計
測値又は計測値から演算される複数のデータを呼び出し
表示可能なアナログ計測器において、呼び出されたデー
タに対応した種類の確認音を鳴鐘することにより、使用
者が呼び出したデータが何であるか容易に確認できると
いう効果がある。そのため、呼び出されたデータを確認
するための操作が簡略化され、操作性を大幅に向上させ
ることができるという効果がある。
【0162】また、第20の発明にあっては、複数の計
測値又は計測値から演算される複数のデータを設定され
た入力の回数に応じて呼び出し表示可能なアナログ計測
器において、データの呼び出しと同一の操作を継続する
だけで容易に表示を通常の状態に戻すことができるとい
う効果がある。そのため、データの呼出し、表示後に通
常の状態に戻す操作が簡略化され、操作性を大幅に向上
させることができるという効果がある。
【0163】また、第21の発明にあっては、計測値表
示針を駆動する際に発生するノイズで計測が不正確にな
ることを防ぎながら、かつ、計測値表示針の駆動と計測
を同時に実行することにより電源容量が不足することを
防ぐことができ、しかも、表示が計測値に追いつくのに
かかる時間を短縮することができるという効果がある。
そのため、アナログ表示の計測器の欠点であった表示の
遅れを改善でき、アナログ計測器の品質を向上させるこ
とができるという効果がある。
【0164】また、第22及び第23の発明にあって
は、誤操作により計測が中断されることを防ぐことがで
きるという効果がある。
【0165】また、第24の発明にあっては、水深、気
圧、温度又は高度の計測値と、その最大又は最小値を単
一の駆動源で表示することができるという効果がある。
【0166】また、第25の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第1
の発明と同様の結果を得ることができるという効果があ
る。
【0167】また、第26の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることより、第9の
発明と同様の結果を得ることができるという効果があ
る。
【0168】また、第27の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第1
2の発明と同様の結果を得ることができるという効果が
ある。
【0169】また、第28の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第1
5の発明と同様の結果を得ることができるという効果が
ある。
【0170】また、第29の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第1
8の発明と同様の結果を得ることができるという効果が
ある。
【0171】また、第30の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第2
1の発明と同様の結果を得ることができるという効果が
ある。
【0172】また、第31の発明にあっては、このよう
なアナログ計測器の表示方法を用いることにより、第2
2の発明と同様の結果を得ることができるという効果が
ある。
【0173】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る置き針表示装置を用い
たダイバーズウオッチを示す正面図である。
【図2】図1の部分断面図である。
【図3】図2の置き針表示装置のスタート状態における
平面説明図である。
【図4】図3の状態から一定深さまで潜水した状態にお
ける置き針表示装置の平面説明図である。
【図5】図4の状態から途中まで浮上した状態を示す置
き針表示装置の平面説明図である。
【図6】図5の状態から完全に浮上した状態を示す置き
針表示装置の平面説明図である。
【図7】計測値表示車の平面図である。
【図8】最大値表示車の平面図である。
【図9】規正カムの平面図である。
【図10】押え板の平面図である。
【図11】本発明の別の実施例を示す平面説明図であ
る。
【図12】本発明のアナログ計測器の一実施例を示すハ
ードウェア構成図である。
【図13】図12のメモリー付きアナログ計測器のブロ
ック図である。
【図14】本発明の他の実施例を示すメモリー及びメモ
リーリコール及びメモリーリコール時確認音付きアナロ
グ計測器のブロック図である。
【図15】本発明の他の実施例を示す記憶値初期化付き
アナログ計測器のブロック図である。
【図16】本発明の他の実施例を示す最大値表示針及び
計測値表示針の基準位置設定装置付きアナログ計測器の
ブロック図である。
【図17】図13のメモリー付きアナログ計測器のフロ
ーチャートである。
【図18】図14のメモリー及びメモリーリコール及び
メモリーリコール時確認音付きアナログ計測器のフロー
チャートである。
【図19】図15の記憶値初期化付きアナログ計測器の
フローチャートである。
【図20】図16の最大値表示針及び計測値表示針の基
準位置設定装置付きアナログ計測器のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
28 水深計 30 最大水深表示針 36 計測値表示車 38 最大値表示車 40 規正カム 42 押え板 48 回転用スリット 50 溝部 52 傾斜押圧部 54 カム係合部 56 板バネ 58 スライド面 62 突部 64 回転係合ピン 66 係合部 68 当接部 70,74 噛合部 72,76 歯 80 回転係合ピン 82 突っ張り防止部 112,207,304 最大値記憶手段 113,208,305 計算結果記憶手段 111,209,306 時間情報記憶手段 120,210,307 計測開始時刻記憶手段 108,215,408 最大値表示針 104 演算手段 109 モータ動作中判別制御手段 118,202,302,402 入力制御手段 121,211 モータ制御手段 203 外部入力回数一定値以上検出手段 204 記憶値選択手段 205 確認音制御手段 222 距離計算手段 303 初期化手段 403 基準位置設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G04G 1/00 315 G 9109−2F (72)発明者 中村 英典 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測手段により計測される計測値を表示
    する計測値表示針と、 前記計測値表示針と連動して計測値の増加方向あるいは
    減少方向のみに運針可能な最大又は最小値表示針と、 前記計測値表示針を駆動する輪列と、 前記輪列を駆動する駆動源と、 前記計測手段による計測結果と前記計測値表示針の表示
    位置を一致させて前記駆動源を制御する制御手段を備え
    たことを特徴とするアナログ計測器。
  2. 【請求項2】 現在の計測値を表示する計測値表示針
    と、最大又は最小計測位置に置かれて最大又は最小値を
    示す最大又は最小値表示針とを備えるアナログ計測器に
    おいて、 前記計測値表示針は、1つの駆動源に接続されて回転可
    能とされ、 前記最大又は最小値表示針は、前記計測値表示針の回転
    に伴って回転可能とされ、かつ、計測途中で記録した最
    大又は最小計測位置に位置決め可能とされていることを
    特徴とするアナログ計測器の置き針表示装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動源に接続されて、前記計測値表
    示針を回転させる計測値表示車と、 前記最大又は最小値表示針を回転させる最大又は最小値
    表示車と、 前記計測値表示車の回転に伴って、計測最大又は最小位
    置で前記最大又は最小値表示車を位置決めする規正カム
    と、 前記規正カムと着脱し前記規正カムの位置決めを行う押
    え板とを含み、 前記計測値表示車は、前記規正カムを駆動し、位置決め
    する規正カム駆動、位置決め手段を備え、 前記最大又は最小値表示車は、前記規正カムと回転方向
    で係合して規正カムを径方向にスライド可能にするカム
    係合部と、前記規正カムを前記所定方向に付勢するカム
    付勢手段とを備え、 前記規正カムは、前記押え板と着脱して最大又は最小値
    表示車を位置決めする噛合部を備え、 前記押え板は、前記規正カムの噛合部に対応して形成さ
    れ、前記規制カムの噛合部と噛合する噛合部を備えるこ
    とを特徴とする請求項2記載のアナログ計測器の置き針
    表示装置。
  4. 【請求項4】 前記計測値表示車は、前記規正カム駆
    動、位置決め手段として両端が非接続状態にされた環状
    の回転用スリットと、前記回転用スリットの少なくとも
    一端に形成された規正カムを位置決め・解除するための
    溝部とを備え、 前記規正カムは、前記計測値表示車の回転用スリット内
    に係入し、前記計測値表示車と一定方向で係合する回転
    係合ピンと、前記最大又は最小値表示車のカム係合部と
    一体に回転可能にされ、かつ、径方向にスライド可能に
    係合する係合部と、前記最大又は最小値表示車のカム付
    勢手段と当接して付勢力を受ける当接部とを備え、 前記規制カムの噛合部は、前記当接部の外周部に形成さ
    れることを特徴とする請求項3記載のアナログ計測器の
    置き針表示装置。
  5. 【請求項5】 前記回転用スリットに形成した前記規正
    カムを位置決め・解除するための前記溝部は、前記規正
    カムの回転係合ピンを外側に徐々に押し付ける傾斜押圧
    部を有することを特徴とする請求項4記載のアナログ計
    測器の置き針表示装置。
  6. 【請求項6】 前記最大又は最小値表示車及び前記規正
    カムの対向面の一方には、密着防止用の複数の突部が形
    成されていることを特徴とする請求項3記載のアナログ
    計測器の置き針表示装置。
  7. 【請求項7】 前記押え板の噛合部は、等間隔毎に歯を
    備え、 前記規正カムの噛合部は、前記押え板の噛合部の任意の
    2つの歯に対して外側から噛合する間隔、又は、前記押
    え板の任意の2つの歯の内側に噛合する間隔の歯を備え
    ることを特徴とする請求項3記載のアナログ計測器の置
    き針表示装置。
  8. 【請求項8】 計測値表示車の回転用スリットに形成し
    た規正カム位置決め・解除用の溝部は、前記規正カムと
    前記押え板との着脱時の突っ張りを防止する突っ張り防
    止手段を有することを特徴とする請求項4記載のアナロ
    グ計測器の置き針表示装置。
  9. 【請求項9】 通常の表示モードと他の表示モードを選
    択可能な入力手段と、 前記計測手段により計測した計測値の中で最大又は最小
    値を記憶する最大又は最小値記憶手段と、 前記計測手段により計測した計測値に対して特定の演算
    を行う演算手段と、 前記演算結果を記憶する計算結果記憶手段とを備え、 前記制御手段は、前記入力手段により通常の表示モード
    が選択された場合に前記計測手段による計測結果と前記
    計測値表示針の表示位置を一致させて前記駆動源を制御
    し、前記入力手段により他の表示モードが選択された場
    合に、前記計測値表示針の位置を、一旦、前記最大又は
    最小値記憶手段に記憶された最大又は最小値と一致させ
    た後、前記計算結果記憶手段と一致させて前記駆動源を
    制御し、前記最大又は最小値記憶手段に記憶された値
    と、前記計算結果記憶手段に記憶された値を同時に表示
    することを特徴とする請求項1記載のアナログ計測器。
  10. 【請求項10】 前記最大又は最小値記憶手段と前記計
    算結果記憶手段に特定の値を記憶させる初期化手段を備
    えることを特徴とする請求項9記載のアナログ計測器。
  11. 【請求項11】 前記演算手段が平均値の計算を行う演
    算手段であることを特徴とする請求項9記載のアナログ
    計測器。
  12. 【請求項12】 経過時間を測定する計時手段と、 前記計時手段により計時された時間情報を表示する時間
    情報表示針と、 前記時間情報表示針を駆動する第2の輪列と、 前記輪列を駆動する第2の駆動源とを備え、 前記制御手段は、前記計時手段による計測結果と前記時
    間情報表示針の表示位置を一致させて前記第2の駆動源
    を制御し、 前記計測手段による計測値と前記計時手段による時間情
    報を同時に指針表示することを特徴とする請求項1記載
    のアナログ計測器。
  13. 【請求項13】 経過時間を測定する計時手段と、 前記計時手段により計時された時間情報を表示する時間
    情報表示針と、 前記時間情報表示針を駆動する第2の輪列と、 前記第2の輪列を駆動する第2の駆動源と、 前記計時手段により計測した時間情報を記憶する時間情
    報記憶手段とを備え、 前記制御手段は前記入力手段により他の表示モードが選
    択された場合に、前記時間情報表示針の位置を前記時間
    情報記憶手段に記憶された値と一致させて前記第2の駆
    動源を制御し、前記最大又は最小値記憶手段に記憶され
    た最大又は最小値と、前記計算結果記憶手段に記憶され
    た値と、前記時間情報記憶手段に記憶された値を同時に
    表示することを特徴とする請求項9記載のアナログ計測
    器。
  14. 【請求項14】 前記時間情報記憶手段に特定の値を記
    憶させる初期化手段を備えることを特徴とする請求項1
    3記載のアナログ計測器。
  15. 【請求項15】 時刻を計時する時刻計時手段と、 前記時刻計時手段により計測された時刻を表示する時刻
    表示針と、 前記時刻表示針を駆動する第3の輪列と、 前記輪列を駆動する第3の駆動源とを備え、 前記制御手段は前記時刻表示針に前記計測手段が動作し
    ていない時には時刻計時手段による計測値を表示させ、
    前記計測手段動作中には前記計測手段が動作を開始した
    時刻を表示させて前記第3の駆動源を制御することを特
    徴とする請求項1記載のアナログ計測器。
  16. 【請求項16】 時刻を計時する時刻計時手段と、 前記時刻計時手段により計測された時刻を表示する時刻
    表示針と、 前記時刻表示針を駆動する第3の輪列と、 前記第3の輪列を駆動する第3の駆動源と、 前記計測手段が動作を開始した時刻を記憶する計測開始
    時刻記憶手段とを備え、 前記制御手段は、前記入力手段により他の表示モードが
    選択された場合に、前記時刻表示針の位置を前記計測開
    始時刻記憶手段に記憶された値と一致させて前記第3の
    駆動源を制御し、 前記最大又は最小値記憶手段に記憶された最大又は最小
    値と、前記計算結果記憶手段に記憶された値と、前記計
    測開始時刻記憶手段に記憶された値を同時に表示するこ
    とを特徴とする請求項9記載のアナログ計測器。
  17. 【請求項17】 前記計測開始時刻記憶手段に特定の値
    を記憶させる初期化手段を備えることを特徴とする請求
    項16記載のアナログ計測器。
  18. 【請求項18】 前記計測値表示針及び最大又は最小値
    表示針の基準位置を設定する基準位置設定手段を備え、 前記制御手段は、前記基準位置設定手段の動作により前
    記駆動源を前記計測値表示針と前記最大又は最小値表示
    針の表示位置を一致させて基準位置に運針制御すること
    を特徴とする請求項1記載のアナログ計測器。
  19. 【請求項19】 前記入力手段は、前記他の表示モード
    において前記最大又は最小値記憶手段又は前記計算結果
    記憶手段に記憶された各データを選択して指針表示する
    ための複数種類の表示モードの選択が可能とされ、 前記制御手段は、前記入力手段により前記最大又は最小
    値記憶手段あるいは計算結果記憶手段に記憶されたデー
    タの表示モードが選択された場合に、入力された表示モ
    ードに応じて前記各記憶手段を選択し、選択された前記
    各記憶手段に記憶された計測値と前記計測値表示針の表
    示位置を一致させて前記駆動源を制御可能とされると共
    に、 前記入力手段により前記各記憶手段の表示モードが選択
    された場合に確認音を鳴鐘させる確認音鳴鐘手段と、 前記入力手段により選択された前記各記憶手段の表示モ
    ードに対応した種類の鳴鐘音を前記確認音鳴鐘手段より
    生じさせる確認音制御手段を備えることを特徴とする請
    求項9記載のアナログ計測器。
  20. 【請求項20】 前記入力手段は、設定された入力の回
    数に応じて前記各記憶手段の表示モードを選択可能とさ
    れ、 前記制御手段は、前記入力手段からの入力の回数に応じ
    て、選択された前記各記憶手段に記憶された計測値と前
    記計測値表示針の表示位置を一致させて前記駆動源を制
    御し、前記入力手段の設定入力回数を越えて入力された
    場合に、前記計測値表示針を計測値位置における表示を
    させて制御を行うことを特徴とする請求項19記載のア
    ナログ計測器。
  21. 【請求項21】 前記計測値表示針の表示位置が計測結
    果と一致するまでは計測手段の動作を禁止する動作中判
    別制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載のア
    ナログ計測器。
  22. 【請求項22】 リューズに連動した入力手段と、 前記入力手段からの入力があった場合は前記計測手段の
    動作を禁止する入力制御手段を備えたことを特徴とする
    請求項1記載のアナログ計測器。
  23. 【請求項23】 前記リューズがねじロック式のリュー
    ズであることを特徴とする請求項22記載のアナログ計
    測器。
  24. 【請求項24】 前記計測手段は、水深、気圧、温度又
    は高度を計測することを特徴とする請求項1記載のアナ
    ログ計測器。
  25. 【請求項25】 計測手段により計測値を測定し、 前記計測手段により測定した計測値を、駆動源により輪
    列を介し計測値表示針を駆動させて表示し、 前記計測手段により測定した最大又は最小値を最大又は
    最小値表示針にて表示するアナログ計測器の表示方法に
    おいて、 前記計測手段による計測結果と前記計測値表示針の表示
    位置とを、制御手段により前記駆動源を制御して一致さ
    せ、 前記最大又は最小値表示針を前記計測値表示針と連動さ
    せて前記計測値の増加方向又は減少方向のみに運針させ
    ることを特徴とするアナログ計測器の表示方法。
  26. 【請求項26】 前記計測手段により計測した計測値の
    中で最大又は最小値を最大又は最小値記憶手段に記憶さ
    せ、 前記計測手段により計測した計測値に対して演算手段に
    より特定の演算を行い、 前記演算結果を計算結果記憶手段に記憶させ、 通常の表示モードと他の表示モードを有する入力手段に
    より通常の表示モードが選択された場合に、前記制御手
    段により前記計測手段による計測結果と前記計測値表示
    針の表示位置を一致させて前記駆動源を制御し、 前記入力手段により他の表示モードが選択された場合
    に、前記制御手段により前記測定値表示針の位置が、一
    旦、前記最大値あるいは最小値記憶手段に記憶された最
    大又は最小値と一致させた後、前記計算結果記憶手段に
    記憶された値と一致させて前記駆動源を制御し、前記最
    大又は最小値記憶手段に記憶された値と、前記計算結果
    記憶手段に記憶された値を同時に表示することを特徴と
    する請求項25記載のアナログ計測器の表示方法。
  27. 【請求項27】 計時手段により経過時間を測定し、 前記計時手段により測定した経過時間を第2の駆動源に
    より輪列を介し時間情報表示針を駆動させて表示する際
    に、前記計時手段による計測結果と前記時間情報表示針
    の表示位置とを、制御手段により第2の駆動源を制御し
    て一致させ、 前記計測手段による計測値と前記計時手段による時間情
    報を同時に指針表示することを特徴とする請求項25記
    載のアナログ計測器の表示方法。
  28. 【請求項28】 第3の輪列を介し時刻表示針を駆動さ
    せる第3の駆動源を制御手段により制御して、前記時刻
    表示針により前記計測手段が動作していない時には時刻
    計時手段による計測値を表示させ、前記計測手段動作中
    には前記計測手段が動作を開始した時刻を表示させるこ
    とを特徴とする請求項25記載のアナログ計測器の表示
    方法。
  29. 【請求項29】 基準位置設定手段を動作させて前記計
    測値表示針の基準位置を測定すると同時に、前記基準位
    置設定手段の動作により、前記制御手段が前記計測値表
    示針及び前記最大又は最小値表示針を基準位置に運針制
    御することを特徴とする請求項25記載のアナログ計測
    器の表示方法。
  30. 【請求項30】 駆動源が動作中であるか否かを判別す
    る動作中判別制御手段により、計測開始入力後に駆動源
    の動作状態を確認し、 動作中であれば前記計測器表示針の表示位置が計測結果
    と一致するまでは前記計測手段の動作を禁止することを
    特徴とする請求項25記載のアナログ計測器の表示方
    法。
  31. 【請求項31】 リューズに連動した入力手段からの入
    力があった場合は、入力制御手段により前記計測手段の
    動作を禁止することを特徴とする請求項25記載のアナ
    ログ計測器の表示方法。
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