JPH084725Y2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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- JPH084725Y2 JPH084725Y2 JP2942092U JP2942092U JPH084725Y2 JP H084725 Y2 JPH084725 Y2 JP H084725Y2 JP 2942092 U JP2942092 U JP 2942092U JP 2942092 U JP2942092 U JP 2942092U JP H084725 Y2 JPH084725 Y2 JP H084725Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アンテナ装置に関し、
とりわけ車載用テレビジョン受信機と共に用いられる車
載用アンテナ装置であって、複数の信号帯域に関して送
信/受信が可能な伝送線路型のアンテナ装置に関する。
とりわけ車載用テレビジョン受信機と共に用いられる車
載用アンテナ装置であって、複数の信号帯域に関して送
信/受信が可能な伝送線路型のアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から車載用テレビジョン受信機と併
用されるアンテナ装置として、車両の屋根や後方のトラ
ンク部などの上面に設置されるF型または逆F型アンテ
ナと称される伝送線路型アンテナが用いられている。こ
のような伝送線路型アンテナの従来例として特開昭61
ー238107が挙げられる。図8はこの従来例のアン
テナ装置1の構成を示す系統図である。このアンテナ装
置1は複数の区分導体2,3,4を備え、区分導体2の
一端は接地導体5に接続され、各区分導体2〜4の間に
は、集中定数コイル(以下、コイルと略す)6,7がそ
れぞれ接続される。また、区分導体2には、給電部8が
接続される。
用されるアンテナ装置として、車両の屋根や後方のトラ
ンク部などの上面に設置されるF型または逆F型アンテ
ナと称される伝送線路型アンテナが用いられている。こ
のような伝送線路型アンテナの従来例として特開昭61
ー238107が挙げられる。図8はこの従来例のアン
テナ装置1の構成を示す系統図である。このアンテナ装
置1は複数の区分導体2,3,4を備え、区分導体2の
一端は接地導体5に接続され、各区分導体2〜4の間に
は、集中定数コイル(以下、コイルと略す)6,7がそ
れぞれ接続される。また、区分導体2には、給電部8が
接続される。
【0003】前記区分導体2の全長L1は共振周波数f
1に対応する波長の1/4波長に定められ、区分導体
2,3およびコイル6を含む全長L2は、他の予め定め
る共振周波数f2に対応する波長の1/4波長に選ば
れ、区分導体2〜4およびコイル6,7を含む全長L3
は他の予め定める共振周波数f3に対応する波長の1/
4波長に選ばれる。前記区分導体2〜4およびコイル
6,7を含んでアンテナ装置1が構成される。
1に対応する波長の1/4波長に定められ、区分導体
2,3およびコイル6を含む全長L2は、他の予め定め
る共振周波数f2に対応する波長の1/4波長に選ば
れ、区分導体2〜4およびコイル6,7を含む全長L3
は他の予め定める共振周波数f3に対応する波長の1/
4波長に選ばれる。前記区分導体2〜4およびコイル
6,7を含んでアンテナ装置1が構成される。
【0004】このようなアンテナ装置1は、前記共振周
波数f1〜f3を中心周波数とする3種類の帯域に関し
て送信/受信が可能となる。このような3種類の周波数
帯域を例として日本国内における各種テレビジョン放送
の周波数帯域 VHFテレビジョン周波数帯域 60〜108MHz 170〜222MHz UHFテレビジョン周波数帯域 470〜770MHz に設定することにより、前記VHFテレビジョン周波数
帯域およびUHFテレビジョン周波数帯域の受信を行う
ことができる。
波数f1〜f3を中心周波数とする3種類の帯域に関し
て送信/受信が可能となる。このような3種類の周波数
帯域を例として日本国内における各種テレビジョン放送
の周波数帯域 VHFテレビジョン周波数帯域 60〜108MHz 170〜222MHz UHFテレビジョン周波数帯域 470〜770MHz に設定することにより、前記VHFテレビジョン周波数
帯域およびUHFテレビジョン周波数帯域の受信を行う
ことができる。
【0005】一方、このようなアンテナ装置1を車載用
アンテナとして用いるために、アンテナ装置1の区分導
体2〜4などは、接地導体5から高さh1(例として3
0〜40mm)に定められている。このような高さh1
の設定は、このようなアンテナ装置1を装着した車両を
運転して、例として天井を有する車庫へ出し入れする場
合や、鉄道関係の高架施設の下をくぐる場合などに設定
される高さ制限などの点や、走行時の風切り音などの観
点から定められており、可及的に高さh1を低くするよ
うにしている。
アンテナとして用いるために、アンテナ装置1の区分導
体2〜4などは、接地導体5から高さh1(例として3
0〜40mm)に定められている。このような高さh1
の設定は、このようなアンテナ装置1を装着した車両を
運転して、例として天井を有する車庫へ出し入れする場
合や、鉄道関係の高架施設の下をくぐる場合などに設定
される高さ制限などの点や、走行時の風切り音などの観
点から定められており、可及的に高さh1を低くするよ
うにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前述した構成のアンテ
ナ装置1を用いて、前記VHFテレビジョン周波数帯域
を受信しようとすると、高帯域部分すなわち170〜2
20MHzの受信において、十分な受信強度が確保でき
ないことが確認されている。すなわち本件発明者の実験
によればアンテナ装置1の受信特性は、図9のライン9
に示されるように、170MHzから高周波数帯域側へ
かけて約40MHz程度の有効帯域しかないことが確認
されている。したがって、VHFテレビジョン周波数帯
域の上限周波数である222MHz付近では、受信不能
あるいは受信不良をもたらすことが確認されている。
ナ装置1を用いて、前記VHFテレビジョン周波数帯域
を受信しようとすると、高帯域部分すなわち170〜2
20MHzの受信において、十分な受信強度が確保でき
ないことが確認されている。すなわち本件発明者の実験
によればアンテナ装置1の受信特性は、図9のライン9
に示されるように、170MHzから高周波数帯域側へ
かけて約40MHz程度の有効帯域しかないことが確認
されている。したがって、VHFテレビジョン周波数帯
域の上限周波数である222MHz付近では、受信不能
あるいは受信不良をもたらすことが確認されている。
【0007】このような事態を改善するために、前記区
分導体2,3,4などの接地導体5からの高さh1を増
大する技術も考えられるが、高さh1を例として10m
m増大すると、約1MHz程度の帯域の増大がみられる
のみである。したがってアンテナ装置1において、10
MHzの帯域の増大を得ようとすると、高さh1を10
0mm程度増大する必要があり、全高が約13〜14c
mとなり、車両に搭載されかつ外部に露出するアンテナ
装置1としては、前述したような高さh1を規定する要
因に鑑み、極めて不具合である。
分導体2,3,4などの接地導体5からの高さh1を増
大する技術も考えられるが、高さh1を例として10m
m増大すると、約1MHz程度の帯域の増大がみられる
のみである。したがってアンテナ装置1において、10
MHzの帯域の増大を得ようとすると、高さh1を10
0mm程度増大する必要があり、全高が約13〜14c
mとなり、車両に搭載されかつ外部に露出するアンテナ
装置1としては、前述したような高さh1を規定する要
因に鑑み、極めて不具合である。
【0008】本考案の目的は、上述の技術的課題を解消
し、送信/受信が可能な帯域を拡大することができ、か
つ小型、低姿勢のアンテナ装置を提供することである。
し、送信/受信が可能な帯域を拡大することができ、か
つ小型、低姿勢のアンテナ装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、接地導体に対
してほぼ平行に配置され、一端部は該接地導体に接続
し、他端部は遊端部とし、該遊端部と前記接地端部の間
に給電線が接続されるとともに、1つまたは複数の集中
定数コイルを介在して複数の部分導体に区分し、前記接
地端部からそれぞれの集中定数コイルの接地導体側端部
までの部分導体の距離が予め定める複数の共振周波数に
対応する波長のほぼ1/4波長の長さとなるように選ば
れる第1の導体と、第1の導体よりも接地導体側で、接
地導体とほぼ平行に配置されて一端部から給電されると
ともに他端部は遊端部とし、全長が前記複数の共振周波
数のいずれか一つに対応する波長のほぼ1/4波長の長
さに選ばれる第2導体とを含むことを特徴とするアンテ
ナ装置である。
してほぼ平行に配置され、一端部は該接地導体に接続
し、他端部は遊端部とし、該遊端部と前記接地端部の間
に給電線が接続されるとともに、1つまたは複数の集中
定数コイルを介在して複数の部分導体に区分し、前記接
地端部からそれぞれの集中定数コイルの接地導体側端部
までの部分導体の距離が予め定める複数の共振周波数に
対応する波長のほぼ1/4波長の長さとなるように選ば
れる第1の導体と、第1の導体よりも接地導体側で、接
地導体とほぼ平行に配置されて一端部から給電されると
ともに他端部は遊端部とし、全長が前記複数の共振周波
数のいずれか一つに対応する波長のほぼ1/4波長の長
さに選ばれる第2導体とを含むことを特徴とするアンテ
ナ装置である。
【0010】
【作用】本考案に従うアンテナ装置は、第1導体と第2
導体とを備えており、第1導体の一端部は接地導体に接
続される。また、第1導体は複数の部分導体に区分さ
れ、各部分導体の間には集中定数コイルがそれぞれ介在
される。このような部分導体と、前記一端部との距離は
予め定める複数の共振周波数に対応する波長のほぼ1/
4波長の長さとなるように選ばれている。したがって第
1導体は前記複数の共振周波数を中心周波数帯域とする
複数の帯域において、送信/受信を行うことができる。
導体とを備えており、第1導体の一端部は接地導体に接
続される。また、第1導体は複数の部分導体に区分さ
れ、各部分導体の間には集中定数コイルがそれぞれ介在
される。このような部分導体と、前記一端部との距離は
予め定める複数の共振周波数に対応する波長のほぼ1/
4波長の長さとなるように選ばれている。したがって第
1導体は前記複数の共振周波数を中心周波数帯域とする
複数の帯域において、送信/受信を行うことができる。
【0011】一方、第2導体は第1導体よりも接地導体
側で接地導体とほぼ平行に配置され、その一端部から給
電され、またその全長は前記複数の共振周波数のいずれ
か1つに対応する波長のほぼ1/4波長の長さに選ばれ
る。すなわち、第1導体が送信/受信を行う前記複数の
周波数帯域において、実際に送信/受信すべき周波数帯
域が前記第1導体における周波数帯域とずれている場合
には、第1導体の共振周波数帯域を、前記ずれを生じて
いる周波数帯域と合致させるように選ぶ。
側で接地導体とほぼ平行に配置され、その一端部から給
電され、またその全長は前記複数の共振周波数のいずれ
か1つに対応する波長のほぼ1/4波長の長さに選ばれ
る。すなわち、第1導体が送信/受信を行う前記複数の
周波数帯域において、実際に送信/受信すべき周波数帯
域が前記第1導体における周波数帯域とずれている場合
には、第1導体の共振周波数帯域を、前記ずれを生じて
いる周波数帯域と合致させるように選ぶ。
【0012】これにより、第1導体の形状をたとえば全
高を増大するなどの変更をもたらすことなく、第1導体
および第2導体とにより所望する周波数帯域による送信
/受信を行うことができると共に、各周波数帯域の実際
に送信/受信が行われる帯域全体において良好な送信/
受信を行うことができる。これにより、送信/受信が行
われる帯域の拡大を図ることができると共に、アンテナ
装置の小型化および低姿勢化とを併せて図ることができ
る。
高を増大するなどの変更をもたらすことなく、第1導体
および第2導体とにより所望する周波数帯域による送信
/受信を行うことができると共に、各周波数帯域の実際
に送信/受信が行われる帯域全体において良好な送信/
受信を行うことができる。これにより、送信/受信が行
われる帯域の拡大を図ることができると共に、アンテナ
装置の小型化および低姿勢化とを併せて図ることができ
る。
【0013】
【実施例】図1は本考案の一実施例のアンテナ装置11
の基本的構成を示す系統図であり、図2はアンテナ装置
11の回路図である。アンテナ装置11は、第1導体1
2と第2導体13とを備え、第1導体12は一端が接地
導体14に接続されると共に、複数(例として3つ)の
部分導体15,16,17に区分される。各部分導体1
5,16,17の間には、集中定数コイル(以下、コイ
ルと略す)18,19がそれぞれ介在され、部分導体1
5の長さL11は、予め定める共振周波数f1に対応す
る波長の1/4波長に対応する長さに選ばれる。
の基本的構成を示す系統図であり、図2はアンテナ装置
11の回路図である。アンテナ装置11は、第1導体1
2と第2導体13とを備え、第1導体12は一端が接地
導体14に接続されると共に、複数(例として3つ)の
部分導体15,16,17に区分される。各部分導体1
5,16,17の間には、集中定数コイル(以下、コイ
ルと略す)18,19がそれぞれ介在され、部分導体1
5の長さL11は、予め定める共振周波数f1に対応す
る波長の1/4波長に対応する長さに選ばれる。
【0014】部分導体15、コイル18および部分導体
16の全長L12は、他の予め定める共振周波数f2に
対応する波長の1/4波長程度に選ばれ、部分導体1
5、コィル18、部分導体16、コイル19および部分
導体17の全長L13は、他の予め定める共振周波数f
3に対応する波長の1/4波長程度に選ばれる。前記部
分導体15には給電部20が接続される。このような第
1導体12の接地導体14からの高さh2は例として3
5mm程度に選ばれる。
16の全長L12は、他の予め定める共振周波数f2に
対応する波長の1/4波長程度に選ばれ、部分導体1
5、コィル18、部分導体16、コイル19および部分
導体17の全長L13は、他の予め定める共振周波数f
3に対応する波長の1/4波長程度に選ばれる。前記部
分導体15には給電部20が接続される。このような第
1導体12の接地導体14からの高さh2は例として3
5mm程度に選ばれる。
【0015】第2導体13は、その一端に給電部21を
備え、遊端部側には装荷コイル22が設けられる。この
装荷コイル22を含む第2導体22の全長L14は予め
定める共振周波数f4に対応する波長の約1/4波長程
度の長さに選ばれる。このようなアンテナ装置11に
は、第1導体12および第2導体13を被覆してレドー
ム23が設けられ、また前記給電部20,21は前記部
分導体15および導体部24に関して設けられる給電回
路に備えられる給電ケーブル25,26の接続部であ
る。
備え、遊端部側には装荷コイル22が設けられる。この
装荷コイル22を含む第2導体22の全長L14は予め
定める共振周波数f4に対応する波長の約1/4波長程
度の長さに選ばれる。このようなアンテナ装置11に
は、第1導体12および第2導体13を被覆してレドー
ム23が設けられ、また前記給電部20,21は前記部
分導体15および導体部24に関して設けられる給電回
路に備えられる給電ケーブル25,26の接続部であ
る。
【0016】図3は本実施例のアンテナ装置11の分解
状態を示す断面図であり、図4は前記第1導体12が形
成される第1配線基板27の平面図であり、図5は図4
の切断面線X5−X5から見た断面図であり、図6は前
記第2導体13が形成される第2配線基板28の平面図
である。アンテナ装置11は、合成樹脂材料からなり表
面に金属箔あるいはメッキなどにより、金属膜が接地導
体14として形成される基台29を備え、この基台29
上には後述するように第1配線基板27を支持する複数
の支持部材30と、第2配線基板28を支持するための
複数の支持部材31とが設けられる。
状態を示す断面図であり、図4は前記第1導体12が形
成される第1配線基板27の平面図であり、図5は図4
の切断面線X5−X5から見た断面図であり、図6は前
記第2導体13が形成される第2配線基板28の平面図
である。アンテナ装置11は、合成樹脂材料からなり表
面に金属箔あるいはメッキなどにより、金属膜が接地導
体14として形成される基台29を備え、この基台29
上には後述するように第1配線基板27を支持する複数
の支持部材30と、第2配線基板28を支持するための
複数の支持部材31とが設けられる。
【0017】各支持部材30,31は軸部32,33
と、軸部32,33の上端からさらに突出し軸部32,
33より小径の突起34,35とから構成され、軸部3
2は軸部33よりも高く形成される。一方、第2配線基
板28には、支持部材30の軸部32が挿通する複数の
挿通孔36と、支持部材31の突起35が嵌入し、突起
35より大径であって、軸部33より小径の複数の透孔
37が形成される。
と、軸部32,33の上端からさらに突出し軸部32,
33より小径の突起34,35とから構成され、軸部3
2は軸部33よりも高く形成される。一方、第2配線基
板28には、支持部材30の軸部32が挿通する複数の
挿通孔36と、支持部材31の突起35が嵌入し、突起
35より大径であって、軸部33より小径の複数の透孔
37が形成される。
【0018】すなわち、支持部材30の軸部32が挿通
孔36を挿通した状態で、支持部材31の突起35が透
孔37内に進入し、透孔37の図3下端部の周縁部が突
起35と軸部33との段差部に当接し、これにより第2
配線基板28が支持部材31で支持される。一方、第1
配線基板27には、前記挿通孔36と対応する位置に、
支持部材30の突起34より大径であって、軸部32よ
り小径の複数の透孔38が形成される。一方、前記突起
34は透孔38を挿通した後、第1配線基板27よりも
レドーム23側にさらに突出するように形成される。
孔36を挿通した状態で、支持部材31の突起35が透
孔37内に進入し、透孔37の図3下端部の周縁部が突
起35と軸部33との段差部に当接し、これにより第2
配線基板28が支持部材31で支持される。一方、第1
配線基板27には、前記挿通孔36と対応する位置に、
支持部材30の突起34より大径であって、軸部32よ
り小径の複数の透孔38が形成される。一方、前記突起
34は透孔38を挿通した後、第1配線基板27よりも
レドーム23側にさらに突出するように形成される。
【0019】前記レドーム23は、合成樹脂材料からな
る板状の部材であってその裏面に前記突起34が嵌合す
る嵌合孔39が複数それぞれ形成される。一方、レドー
ム23は、第1配線基板27を被覆する板状の被覆部4
0と、被覆部40の周縁部から第1配線基板27に向け
て垂下する側壁41とを備え、側壁41の遊端部には第
1配線基板27に形成された透孔42に嵌合する嵌合突
起43が複数形成される。
る板状の部材であってその裏面に前記突起34が嵌合す
る嵌合孔39が複数それぞれ形成される。一方、レドー
ム23は、第1配線基板27を被覆する板状の被覆部4
0と、被覆部40の周縁部から第1配線基板27に向け
て垂下する側壁41とを備え、側壁41の遊端部には第
1配線基板27に形成された透孔42に嵌合する嵌合突
起43が複数形成される。
【0020】すなわち、第2配線基板28が支持部材3
1に支持され、第1配線基板27が支持部材30によっ
て第2配線基板28と予め定める間隔を隔てて支持され
た状態で、レドーム23は支持部材30によって第1配
線基板27から予め定める間隔を隔てて支持され、しか
も嵌合突起43によって第1配線基板27に嵌合され
る。
1に支持され、第1配線基板27が支持部材30によっ
て第2配線基板28と予め定める間隔を隔てて支持され
た状態で、レドーム23は支持部材30によって第1配
線基板27から予め定める間隔を隔てて支持され、しか
も嵌合突起43によって第1配線基板27に嵌合され
る。
【0021】前記第1配線基板27は図5に示すよう
に、合成樹脂材料などからなる支持板44上に図4およ
び図5に示すように、部分導体16が形成される。部分
導体16の先端は、支持板44の同一表面に形成された
渦巻状のコイル19の最外部に接続され、コイル19の
最内部は支持板44に形成された透孔45を介して、支
持板44の反対側表面に形成された接続導体46に接続
され、接続導体46の他端部はやはり支持板44に形成
された透孔47を介して支持板44の前記同一側表面に
形成された部分導体17に接続される。すなわち第1配
線基板27はいわゆる両面基板である。このような支持
板44の両側表面は合成樹脂材料からなる保護膜48,
49でそれぞれ被覆される。
に、合成樹脂材料などからなる支持板44上に図4およ
び図5に示すように、部分導体16が形成される。部分
導体16の先端は、支持板44の同一表面に形成された
渦巻状のコイル19の最外部に接続され、コイル19の
最内部は支持板44に形成された透孔45を介して、支
持板44の反対側表面に形成された接続導体46に接続
され、接続導体46の他端部はやはり支持板44に形成
された透孔47を介して支持板44の前記同一側表面に
形成された部分導体17に接続される。すなわち第1配
線基板27はいわゆる両面基板である。このような支持
板44の両側表面は合成樹脂材料からなる保護膜48,
49でそれぞれ被覆される。
【0022】一方、図6に示すように第2配線基板28
は片面基板でもよく、前記支持板44と同様な支持板4
4上に導体部24およびクランク状の装荷コイル22が
形成され、前記保護膜48,49と同様に保護膜により
被覆される。
は片面基板でもよく、前記支持板44と同様な支持板4
4上に導体部24およびクランク状の装荷コイル22が
形成され、前記保護膜48,49と同様に保護膜により
被覆される。
【0023】図7は本実施例のアンテナ装置11の作用
を示すグラフである。本実施例のンテナ装置11は、車
載用テレビジョン受信機と併用されるテレビジョン信号
の受信用のアンテナ装置であり、従来技術の項で述べた
ように、VHFテレビジョン周波数の受信をその全帯域
に亘って行おうとするものである。本実施例では、第1
導体12に関する前記共振周波数f1〜f3を用いて、
VHF周波数帯域すなわち90〜108MHz(低帯
域)および170〜222MHz(高帯域)を受信可能
にしており、この点では図8を参照して説明した従来技
術のアンテナ装置1と同様な構成を有するものである。
を示すグラフである。本実施例のンテナ装置11は、車
載用テレビジョン受信機と併用されるテレビジョン信号
の受信用のアンテナ装置であり、従来技術の項で述べた
ように、VHFテレビジョン周波数の受信をその全帯域
に亘って行おうとするものである。本実施例では、第1
導体12に関する前記共振周波数f1〜f3を用いて、
VHF周波数帯域すなわち90〜108MHz(低帯
域)および170〜222MHz(高帯域)を受信可能
にしており、この点では図8を参照して説明した従来技
術のアンテナ装置1と同様な構成を有するものである。
【0024】したがって、図7のライン50に示すよう
に第1導体12のみでは、前記VHF周波数帯域(17
0〜222MHz)の周波数帯域において222MHz
付近の周波数帯域は受信感度が低い特性を有しており、
したがって前記222MHz付近では受信不能あるいは
受信不良となる。一方、第2導体13の信号の受信特性
は図7ライン51に示される。すなわち、第1導体12
の受信特性において受信不良などとなる周波数帯域を、
第2導体13の特性により補償しようとするものであ
る。したがって、これらの第1導体12および第2導体
13による合成された特性は図7ライン52のようにな
り、前記VHFテレビジョン周波数帯域の高帯域170
〜222MHzの全域で受信可能とすることができる。
に第1導体12のみでは、前記VHF周波数帯域(17
0〜222MHz)の周波数帯域において222MHz
付近の周波数帯域は受信感度が低い特性を有しており、
したがって前記222MHz付近では受信不能あるいは
受信不良となる。一方、第2導体13の信号の受信特性
は図7ライン51に示される。すなわち、第1導体12
の受信特性において受信不良などとなる周波数帯域を、
第2導体13の特性により補償しようとするものであ
る。したがって、これらの第1導体12および第2導体
13による合成された特性は図7ライン52のようにな
り、前記VHFテレビジョン周波数帯域の高帯域170
〜222MHzの全域で受信可能とすることができる。
【0025】以上のように本実施例では、第1導体12
および第2導体13を用いて、上述したように所望の周
波数帯域の全域に亘って、送信/受信を可能とすること
ができる。これにより、アンテナ装置11で実現可能な
送信/受信の周波数帯域を拡大することができると共
に、従来技術の項で述べたように第1導体12の接地導
体14からの高さh2を過大に増大することなく、小型
かつ低姿勢のアンテナ装置11を実現することができ
る。
および第2導体13を用いて、上述したように所望の周
波数帯域の全域に亘って、送信/受信を可能とすること
ができる。これにより、アンテナ装置11で実現可能な
送信/受信の周波数帯域を拡大することができると共
に、従来技術の項で述べたように第1導体12の接地導
体14からの高さh2を過大に増大することなく、小型
かつ低姿勢のアンテナ装置11を実現することができ
る。
【0026】本実施例のアンテナ装置11において、逆
F型の第1導体12と逆L型の第2導体13とを用いる
のは、以下の理由による。すなわち、従来技術の項で述
べたように、逆F型のアンテナ装置のみを用いる場合
に、受信する信号の周波数帯域に対して、アンテナ装置
が有効に受信できる周波数帯域が狭い場合、ほぼ同一形
状の逆F型アンテナ装置を追加する技術が考えられる
が、このような追加される逆F型アンテナ装置の形状
は、本来の逆F型のアンテナ装置の形状とほぼ同一とな
る。
F型の第1導体12と逆L型の第2導体13とを用いる
のは、以下の理由による。すなわち、従来技術の項で述
べたように、逆F型のアンテナ装置のみを用いる場合
に、受信する信号の周波数帯域に対して、アンテナ装置
が有効に受信できる周波数帯域が狭い場合、ほぼ同一形
状の逆F型アンテナ装置を追加する技術が考えられる
が、このような追加される逆F型アンテナ装置の形状
は、本来の逆F型のアンテナ装置の形状とほぼ同一とな
る。
【0027】一方、このような一対の逆F型のアンテナ
装置を併用する場合、アンテナ装置が相互に近接してい
ると、単一本のアンテナ装置としての動作しか行わない
ことが知られている。したがって、各逆F型アンテナ装
置を相互に間隔を隔てる必要がある。このような場合、
一対の逆F型アンテナ装置を相互に向かい合わせた配置
とした場合、すなわち図8の従来例において、アンテナ
装置1に対し左右対称形のアンテナ装置を追加したと
き、各アンテナ装置で電流の向きが逆方向となり、相互
に干渉して性能を低下させる。したがって、全体の構成
の小型化を図るために、本実施例では逆L型の第2導体
13を追加するようにしている。
装置を併用する場合、アンテナ装置が相互に近接してい
ると、単一本のアンテナ装置としての動作しか行わない
ことが知られている。したがって、各逆F型アンテナ装
置を相互に間隔を隔てる必要がある。このような場合、
一対の逆F型アンテナ装置を相互に向かい合わせた配置
とした場合、すなわち図8の従来例において、アンテナ
装置1に対し左右対称形のアンテナ装置を追加したと
き、各アンテナ装置で電流の向きが逆方向となり、相互
に干渉して性能を低下させる。したがって、全体の構成
の小型化を図るために、本実施例では逆L型の第2導体
13を追加するようにしている。
【0028】この第2導体13は、第1導体12のよう
に接地導体14への短絡箇所がないため、給電部21の
設置位置を適宜、選択することが可能であり、したがっ
て給電部20,21をほぼ同一位置に設定することが可
能となり、前記給電ケーブル25,26を単一本とする
ことができる。この点においても、構成の格段な簡略化
を図ることができる。
に接地導体14への短絡箇所がないため、給電部21の
設置位置を適宜、選択することが可能であり、したがっ
て給電部20,21をほぼ同一位置に設定することが可
能となり、前記給電ケーブル25,26を単一本とする
ことができる。この点においても、構成の格段な簡略化
を図ることができる。
【0029】また、本実施例では、前述したように第1
導体12の有効な送信/受信周波数帯域と、第2導体1
3で有効な送信/受信周波数帯域とは相互に異なってお
り、したがって両者を併せて広範囲な受信可能周波数帯
域を実現することができ、いわゆるダイバシチ効果を達
成することができる。
導体12の有効な送信/受信周波数帯域と、第2導体1
3で有効な送信/受信周波数帯域とは相互に異なってお
り、したがって両者を併せて広範囲な受信可能周波数帯
域を実現することができ、いわゆるダイバシチ効果を達
成することができる。
【0030】
【考案の効果】以上のように本考案に従うアンテナ装置
は、第1導体と第2導体とを備えており、第1導体の一
端部は接地導体に接続される。また、第1導体は複数の
部分導体に区分され、各部分導体の間には集中定数コイ
ルがそれぞれ介在される。このような部分導体と、前記
一端部との距離は予め定める複数の共振周波数に対応す
る波長のほぼ1/4波長の長さとなるように選ばれてい
る。したがって第1導体は前記複数の共振周波数を中心
周波数帯域とする複数の帯域において、送信/受信を行
うことができる。
は、第1導体と第2導体とを備えており、第1導体の一
端部は接地導体に接続される。また、第1導体は複数の
部分導体に区分され、各部分導体の間には集中定数コイ
ルがそれぞれ介在される。このような部分導体と、前記
一端部との距離は予め定める複数の共振周波数に対応す
る波長のほぼ1/4波長の長さとなるように選ばれてい
る。したがって第1導体は前記複数の共振周波数を中心
周波数帯域とする複数の帯域において、送信/受信を行
うことができる。
【0031】一方、第2導体は第1導体よりも接地導体
側で接地導体とほぼ平行に配置され、その一端部から給
電され、またその全長は前記複数の共振周波数のいずれ
か1つに対応する波長のほぼ1/4波長の長さに選ばれ
る。すなわち、第1導体が送信/受信を行う前記複数の
周波数帯域において、実際に送信/受信すべき周波数帯
域が前記第1導体における周波数帯域とずれている場合
には、第1導体の共振周波数帯域を、前記ずれを生じて
いる周波数帯域と合致させるように選ぶ。
側で接地導体とほぼ平行に配置され、その一端部から給
電され、またその全長は前記複数の共振周波数のいずれ
か1つに対応する波長のほぼ1/4波長の長さに選ばれ
る。すなわち、第1導体が送信/受信を行う前記複数の
周波数帯域において、実際に送信/受信すべき周波数帯
域が前記第1導体における周波数帯域とずれている場合
には、第1導体の共振周波数帯域を、前記ずれを生じて
いる周波数帯域と合致させるように選ぶ。
【0032】これにより、第1導体の形状をたとえば全
高を増大するなどの変更をもたらすことなく、第1導体
および第2導体とにより所望する周波数帯域による送信
/受信を行うことができると共に、各周波数帯域の実際
に送信/受信が行われる帯域全体において良好な送信/
受信を行うことができる。これにより、送信/受信が行
われる帯域の拡大を図ることができると共に、アンテナ
装置の小型化および低姿勢化とを併せて図ることができ
る。
高を増大するなどの変更をもたらすことなく、第1導体
および第2導体とにより所望する周波数帯域による送信
/受信を行うことができると共に、各周波数帯域の実際
に送信/受信が行われる帯域全体において良好な送信/
受信を行うことができる。これにより、送信/受信が行
われる帯域の拡大を図ることができると共に、アンテナ
装置の小型化および低姿勢化とを併せて図ることができ
る。
【図1】本考案の一実施例のアンテナ装置11の基本的
構成を示す系統図である。
構成を示す系統図である。
【図2】アンテナ装置11の回路図である。
【図3】本実施例のアンテナ装置11の分解状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】第1配線基板27の平面図である。
【図5】図4の切断面線X5−X5から見た断面図であ
る。
る。
【図6】第2配線基板28の平面図である。
【図7】本実施例のアンテナ装置11の作用を示すグラ
フである。
フである。
【図8】従来例のアンテナ装置1の構成を示す系統図で
ある。
ある。
【図9】従来例の課題を説明するグラフである。
11 アンテナ装置 12 第1導体 13 第2導体 14 接地導体 15〜17 部分導体 18,19 コイル 20,21 給電部 22 装荷コイル
Claims (1)
- 【請求項1】 接地導体に対してほぼ平行に配置され、
一端部は該接地導体に接続し、他端部は遊端部とし、該
遊端部と前記接地端部の間に給電線が接続されるととも
に、1つまたは複数の集中定数コイルを介在して複数の
部分導体に区分し、前記接地端部からそれぞれの集中定
数コイルの接地導体側端部までの部分導体の距離が予め
定める複数の共振周波数に対応する波長のほぼ1/4波
長の長さとなるように選ばれる第1の導体と、第1の導
体よりも接地導体側で、接地導体とほぼ平行に配置され
て一端部から給電されるとともに他端部は遊端部とし、
全長が前記複数の共振周波数のいずれか一つに対応する
波長のほぼ1/4波長の長さに選ばれる第2導体とを含
むことを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2942092U JPH084725Y2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2942092U JPH084725Y2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0623311U JPH0623311U (ja) | 1994-03-25 |
JPH084725Y2 true JPH084725Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=12275642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2942092U Expired - Fee Related JPH084725Y2 (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084725Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999050932A1 (fr) * | 1998-03-31 | 1999-10-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Antenne et televiseur numerique |
US6686886B2 (en) * | 2001-05-29 | 2004-02-03 | International Business Machines Corporation | Integrated antenna for laptop applications |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP2942092U patent/JPH084725Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0623311U (ja) | 1994-03-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960806 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |