JPH084589A - 気化器の始動燃料供給装置 - Google Patents
気化器の始動燃料供給装置Info
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- JPH084589A JPH084589A JP6160543A JP16054394A JPH084589A JP H084589 A JPH084589 A JP H084589A JP 6160543 A JP6160543 A JP 6160543A JP 16054394 A JP16054394 A JP 16054394A JP H084589 A JPH084589 A JP H084589A
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- shaft
- starting
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- carburetor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M1/00—Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures
- F02M1/04—Carburettors with means for facilitating engine's starting or its idling below operational temperatures the means to facilitate starting or idling being auxiliary carburetting apparatus able to be put into, and out of, operation, e.g. having automatically-operated disc valves
- F02M1/046—Auxiliary carburetting apparatus controlled by piston valves
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M17/00—Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
- F02M17/02—Floatless carburettors
- F02M17/04—Floatless carburettors having fuel inlet valve controlled by diaphragm
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M19/00—Details, component parts, or accessories of carburettors, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M1/00 - F02M17/00
- F02M19/12—External control gear, e.g. having dash-pots
- F02M19/126—Connecting rods between at least a throttle valve and an accelerating pump
-
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- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M7/00—Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
- F02M7/06—Means for enriching charge on sudden air throttle opening, i.e. at acceleration, e.g. storage means in passage way system
- F02M7/08—Means for enriching charge on sudden air throttle opening, i.e. at acceleration, e.g. storage means in passage way system using pumps
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S261/00—Gas and liquid contact apparatus
- Y10S261/08—Carburetor primers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 携帯作業機のような狭い空間にも配設でき
る、小型で操作が容易な、気化器の始動燃料供給装置を
得る。 【構成】 気化器本体15の空気清浄器接続側端部に絞
り弁軸14と平行な始動軸21を支持し、始動軸21に
設けた切欠と軸周面からなるカム21aにより、プラン
ジヤ6を往復動させるように構成する。気化器本体15
の内部の絞り弁軸14と始動軸21との間に、プランジ
ヤ6を始動軸21と直交するように配設する。始動燃料
通路8,7の途中にプランジヤ6を配設し、始動用混合
気を始動燃料通路8,7,35,37を経て、吸気通路
31の絞り弁32よりも下流側部分へ供給する。
る、小型で操作が容易な、気化器の始動燃料供給装置を
得る。 【構成】 気化器本体15の空気清浄器接続側端部に絞
り弁軸14と平行な始動軸21を支持し、始動軸21に
設けた切欠と軸周面からなるカム21aにより、プラン
ジヤ6を往復動させるように構成する。気化器本体15
の内部の絞り弁軸14と始動軸21との間に、プランジ
ヤ6を始動軸21と直交するように配設する。始動燃料
通路8,7の途中にプランジヤ6を配設し、始動用混合
気を始動燃料通路8,7,35,37を経て、吸気通路
31の絞り弁32よりも下流側部分へ供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動力鋸、刈払機などの携
帯作業機の内燃機関(以下単に機関という)に使用され
る膜型気化器、特に機関の始動操作が容易なバイスター
タ機構を備えた、気化器の始動燃料供給装置に関するも
のである。
帯作業機の内燃機関(以下単に機関という)に使用され
る膜型気化器、特に機関の始動操作が容易なバイスター
タ機構を備えた、気化器の始動燃料供給装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】実公昭47-26744号公報や特開昭60-20495
1 号公報に開示される、バイスタータを備えた膜式気化
器の始動燃料供給装置では、バイスタータの操作と機関
の始動操作を、独立かつ同時に行わなければならないの
で操作が厄介であり、また始動燃料供給装置が大型にな
り、携帯作業機のように機関の搭載空間が限られるもの
には採用が難しい。
1 号公報に開示される、バイスタータを備えた膜式気化
器の始動燃料供給装置では、バイスタータの操作と機関
の始動操作を、独立かつ同時に行わなければならないの
で操作が厄介であり、また始動燃料供給装置が大型にな
り、携帯作業機のように機関の搭載空間が限られるもの
には採用が難しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、携帯作業機のような狭い空間にも配設で
き、始動操作が簡単な、気化器の始動燃料供給装置を提
供することにある。
問題に鑑み、携帯作業機のような狭い空間にも配設で
き、始動操作が簡単な、気化器の始動燃料供給装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は始動燃料通路の途中に設けたプラン
ジヤにより始動用混合気を吸気通路の絞り弁よりも下流
側部分へ供給する気化器のバイスタータ式始動燃料供給
装置において、気化器本体の空気清浄器接続側端部に絞
り弁軸と平行な始動軸を支持し、気化器本体の内部の絞
り弁軸と始動軸との間にプランジヤを始動軸と直交する
ように配設し、始動軸に形成したカムによりプランジヤ
を往復動させるようにしたものである。
に、本発明の構成は始動燃料通路の途中に設けたプラン
ジヤにより始動用混合気を吸気通路の絞り弁よりも下流
側部分へ供給する気化器のバイスタータ式始動燃料供給
装置において、気化器本体の空気清浄器接続側端部に絞
り弁軸と平行な始動軸を支持し、気化器本体の内部の絞
り弁軸と始動軸との間にプランジヤを始動軸と直交する
ように配設し、始動軸に形成したカムによりプランジヤ
を往復動させるようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明によれぱ、始動ボタンの操作によりバイ
スタータが作動位置に保持される。すなわち、始動ボタ
ンにより始動軸が回動されると、始動軸のカムに係合す
るプランジヤがばねの力を受けて往動する。同時に、保
持腕が始動軸の始動板に係合し、始動板を始動ボタンの
作動位置にロツクする。始動燃料と空気との始動用混合
気が、プランジヤを嵌装するシリンダを経て、吸気通路
の絞り弁よりも下流側部分へ供給される。
スタータが作動位置に保持される。すなわち、始動ボタ
ンにより始動軸が回動されると、始動軸のカムに係合す
るプランジヤがばねの力を受けて往動する。同時に、保
持腕が始動軸の始動板に係合し、始動板を始動ボタンの
作動位置にロツクする。始動燃料と空気との始動用混合
気が、プランジヤを嵌装するシリンダを経て、吸気通路
の絞り弁よりも下流側部分へ供給される。
【0006】機関の始動後に絞り弁を開方向へ操作する
と、絞り弁軸のカムにより保持腕が回動され、保持腕に
よる始動板のロツクを解除する。始動軸はばねの力を受
けて逆回動し始動燃料通路を閉じ、始動軸のカムがプラ
ンジヤを復動させる。
と、絞り弁軸のカムにより保持腕が回動され、保持腕に
よる始動板のロツクを解除する。始動軸はばねの力を受
けて逆回動し始動燃料通路を閉じ、始動軸のカムがプラ
ンジヤを復動させる。
【0007】
【実施例】図1に示すように、本発明による始動燃料供
給装置を備えた気化器は、気化器本体15を図示してな
い空気清浄器と一緒に、左右1対のボルト孔15aを貫
通するボルトにより、機関の吸気ポートへ取り付けられ
る。本体15の上端壁に膜10を挟んでカバー9を結合
し、膜10の上側に2行程機関のクランク室の脈動圧を
導入する室を、膜10の下側にポンプ室をそれぞれ区画
し、これにより燃料ポンプDが構成される。燃料ポンプ
Dは燃料槽46の燃料を管58、入口58aを経て吸引
し、図示してない流入弁を経て定圧燃料供給機構Cの定
圧燃料室47へ供給するようになつている。
給装置を備えた気化器は、気化器本体15を図示してな
い空気清浄器と一緒に、左右1対のボルト孔15aを貫
通するボルトにより、機関の吸気ポートへ取り付けられ
る。本体15の上端壁に膜10を挟んでカバー9を結合
し、膜10の上側に2行程機関のクランク室の脈動圧を
導入する室を、膜10の下側にポンプ室をそれぞれ区画
し、これにより燃料ポンプDが構成される。燃料ポンプ
Dは燃料槽46の燃料を管58、入口58aを経て吸引
し、図示してない流入弁を経て定圧燃料供給機構Cの定
圧燃料室47へ供給するようになつている。
【0008】定圧燃料供給機構Cは本体15の下端壁に
膜49を挟んでカバー52を結合し、膜49の上側に定
圧燃料室47を、膜49の下側に大気室51をそれぞれ
区画してなる。定圧燃料室47の壁部に支軸57により
レバー50が支持され、レバー50の一端は膜49に、
レバー50の他端は図示してない流入弁にそれぞれ係合
される。したがつて、定圧燃料室47の燃料が不足し、
膜49が上昇すると、流入弁が開き、逆に定圧燃料室4
7に燃料が充満し、膜49が下降すると、流入弁が閉
じ、燃料の供給が中断される。こうして、定圧燃料室4
7には常に一定圧力の燃料が保留される。
膜49を挟んでカバー52を結合し、膜49の上側に定
圧燃料室47を、膜49の下側に大気室51をそれぞれ
区画してなる。定圧燃料室47の壁部に支軸57により
レバー50が支持され、レバー50の一端は膜49に、
レバー50の他端は図示してない流入弁にそれぞれ係合
される。したがつて、定圧燃料室47の燃料が不足し、
膜49が上昇すると、流入弁が開き、逆に定圧燃料室4
7に燃料が充満し、膜49が下降すると、流入弁が閉
じ、燃料の供給が中断される。こうして、定圧燃料室4
7には常に一定圧力の燃料が保留される。
【0009】定圧燃料室47の燃料は通路48、高速燃
料調整針弁53、逆止弁55を経て高速燃料噴孔17か
ら本体15を貫通する吸気通路31へ吸引される。図2
に示すように、同様にして複数の低速燃料噴孔17aか
ら吸気通路31へ吸引される。吸気通路31には絞り弁
軸14により公知の絞り弁32が配設される。低速燃料
噴孔17aは吸気通路31の絞り弁32の閉位置(正確
にはアイドル位置)付近に軸方向に並設される。高速燃
料噴孔17は吸気通路31の絞り弁32よりも上流側の
ベンチユリ部16に配設される。
料調整針弁53、逆止弁55を経て高速燃料噴孔17か
ら本体15を貫通する吸気通路31へ吸引される。図2
に示すように、同様にして複数の低速燃料噴孔17aか
ら吸気通路31へ吸引される。吸気通路31には絞り弁
軸14により公知の絞り弁32が配設される。低速燃料
噴孔17aは吸気通路31の絞り弁32の閉位置(正確
にはアイドル位置)付近に軸方向に並設される。高速燃
料噴孔17は吸気通路31の絞り弁32よりも上流側の
ベンチユリ部16に配設される。
【0010】機関を始動する前に、図1に示す定圧燃料
室47の空気や燃料蒸気を排除したうえ、燃料槽46の
燃料を定圧燃料室47へ補給するために、手動の吸引ポ
ンプ41が定圧燃料室47と燃料槽46との間に接続さ
れる。吸引ポンプ41は本体44にスポイド44aを結
合し、スポイド44aの内部に茸状の複合逆止弁43
(吸込弁と吐出弁とを一体に備えたもの)を配設してな
る。スポイド44aを繰り返し押すと、定圧燃料室47
の空気や燃料蒸気は管42、複合逆止弁43の傘部を押
し開いてスポイド44aの内部へ吸引され、さらに複合
逆止弁43の軸心部を押し開き、管45を経て燃料槽4
6へ排出される。定圧燃料室47が負圧になるので、燃
料槽46の燃料が管58、入口58a、燃料ポンプDの
吸込弁と吐出弁、前述の流入弁を経て定圧燃料室47へ
吸引される。
室47の空気や燃料蒸気を排除したうえ、燃料槽46の
燃料を定圧燃料室47へ補給するために、手動の吸引ポ
ンプ41が定圧燃料室47と燃料槽46との間に接続さ
れる。吸引ポンプ41は本体44にスポイド44aを結
合し、スポイド44aの内部に茸状の複合逆止弁43
(吸込弁と吐出弁とを一体に備えたもの)を配設してな
る。スポイド44aを繰り返し押すと、定圧燃料室47
の空気や燃料蒸気は管42、複合逆止弁43の傘部を押
し開いてスポイド44aの内部へ吸引され、さらに複合
逆止弁43の軸心部を押し開き、管45を経て燃料槽4
6へ排出される。定圧燃料室47が負圧になるので、燃
料槽46の燃料が管58、入口58a、燃料ポンプDの
吸込弁と吐出弁、前述の流入弁を経て定圧燃料室47へ
吸引される。
【0011】機関の加速時、燃料量を増加するために、
ピストン型の加速ポンプBが本体15の内部に配設され
る。すなわち、加速ポンプBは絞り弁軸14の軸孔を横
切るシリンダ3にピストン2を嵌装してなり、シリンダ
3の外端部は環状溝34aを有する栓34により閉鎖さ
れる。シリンダ3の内端とピストン2との間に介装した
ばね4により、ピストン2は切欠カム14aに当接され
る。機関の低速運転時、定圧燃料室47の燃料が通路4
8、高速燃料調整針弁53、逆止弁55の嵌装部の環状
溝56、通路5を経てシリンダ3へ吸引されており、機
関の加速時、絞り弁軸14の切欠カム14aによりピス
トン2が押されると、シリンダ3の燃料が通路5、逆止
弁55、高速燃料噴孔17を経て吸気通路31へ供給さ
れる。
ピストン型の加速ポンプBが本体15の内部に配設され
る。すなわち、加速ポンプBは絞り弁軸14の軸孔を横
切るシリンダ3にピストン2を嵌装してなり、シリンダ
3の外端部は環状溝34aを有する栓34により閉鎖さ
れる。シリンダ3の内端とピストン2との間に介装した
ばね4により、ピストン2は切欠カム14aに当接され
る。機関の低速運転時、定圧燃料室47の燃料が通路4
8、高速燃料調整針弁53、逆止弁55の嵌装部の環状
溝56、通路5を経てシリンダ3へ吸引されており、機
関の加速時、絞り弁軸14の切欠カム14aによりピス
トン2が押されると、シリンダ3の燃料が通路5、逆止
弁55、高速燃料噴孔17を経て吸気通路31へ供給さ
れる。
【0012】バイスタータAは本体15の内部に配設し
た逆止弁28と、始動燃料調整針弁29と、シリンダ2
2に嵌装したプランジヤ6と、プランジヤ6を駆動する
ための切欠カム21aを有する始動軸21とを備えてい
る。すなわち、機関の始動時、図1に示す定圧燃料室4
7の燃料が逆止弁28、通路19を経て始動燃料調整針
弁29の入口へ入り、同時に吸気通路31の空気が通路
18、始動軸21の内部通路20を経て始動燃料調整針
弁29の弁室65へ入り、両者は混合しつつ弁室65か
ら通路8を経てシリンダ22へ入り、さらに図2に示す
本体15の内部の通路7、絞り弁軸14の環状溝14
b、通路35、栓34の環状溝34a、通路33を経
て、吸気通路31の絞り弁32よりも下流側部分へ供給
されるように構成される。
た逆止弁28と、始動燃料調整針弁29と、シリンダ2
2に嵌装したプランジヤ6と、プランジヤ6を駆動する
ための切欠カム21aを有する始動軸21とを備えてい
る。すなわち、機関の始動時、図1に示す定圧燃料室4
7の燃料が逆止弁28、通路19を経て始動燃料調整針
弁29の入口へ入り、同時に吸気通路31の空気が通路
18、始動軸21の内部通路20を経て始動燃料調整針
弁29の弁室65へ入り、両者は混合しつつ弁室65か
ら通路8を経てシリンダ22へ入り、さらに図2に示す
本体15の内部の通路7、絞り弁軸14の環状溝14
b、通路35、栓34の環状溝34a、通路33を経
て、吸気通路31の絞り弁32よりも下流側部分へ供給
されるように構成される。
【0013】図2に示すように、絞り弁軸14は左端に
弁レバー12を結合され、かつ弁レバー12と本体15
との間に係止したばね13により、絞り弁32が閉位置
へ戻るように回転付勢される。絞り弁軸14の右端は止
め輪36を係止され、絞り弁軸14の軸方向移動をばね
13により阻止される。絞り弁軸14の右端はカム37
を結合される。絞り弁軸14は本体15の内部で切欠カ
ム14aと環状溝14bを形成される。
弁レバー12を結合され、かつ弁レバー12と本体15
との間に係止したばね13により、絞り弁32が閉位置
へ戻るように回転付勢される。絞り弁軸14の右端は止
め輪36を係止され、絞り弁軸14の軸方向移動をばね
13により阻止される。絞り弁軸14の右端はカム37
を結合される。絞り弁軸14は本体15の内部で切欠カ
ム14aと環状溝14bを形成される。
【0014】バイスタータAは始動燃料調整針弁29
と、本体15の内部に絞り弁軸14と平行に支持した始
動軸21と、絞り弁軸14と始動軸21の間に配設した
プランジヤ6とを備えている。始動軸21の環状溝に係
止した止め輪23を、ビスにより本体15の右端壁に固
定することにより、始動軸21は軸方向に移動しないよ
うに支持される。本体15の内部に始動軸21と直交す
るシリンダ22が形成され、シリンダ22に嵌装したプ
ランジヤ6がばね63(図3)の力により、始動軸21
の切欠カム21aへ係合される。
と、本体15の内部に絞り弁軸14と平行に支持した始
動軸21と、絞り弁軸14と始動軸21の間に配設した
プランジヤ6とを備えている。始動軸21の環状溝に係
止した止め輪23を、ビスにより本体15の右端壁に固
定することにより、始動軸21は軸方向に移動しないよ
うに支持される。本体15の内部に始動軸21と直交す
るシリンダ22が形成され、シリンダ22に嵌装したプ
ランジヤ6がばね63(図3)の力により、始動軸21
の切欠カム21aへ係合される。
【0015】図3に示すように、ばね63はプランジヤ
6とばね座62の間に介装され、ばね座62はシリンダ
22の端部にOリング61を保持する。プランジヤ6は
端部に弁体6aを一体に備えており、図3に示すプラン
ジヤ6の復動位置で弁体6aがOリング61に係合し、
通路8と通路7の間を遮断する。シリンダ22は通路8
を経て始動燃料調整針弁29の弁室65へ連通する。弁
室65は始動軸21の内部通路20、本体15の通路1
8を経て吸気通路31の絞り弁32よりも上流側部分へ
開口する。図4に示すように、通路20の一端は始動軸
21の周面に開口し、かつ始動軸21の回動により開閉
される。通路20の他端は始動軸21の端面に開口す
る。始動燃料調整針弁29の弁室65は通路8と通路2
0の間を横切り、かつ入口側端部は通路19、逆止弁2
8を経て定圧燃料室47へ連通する。シリンダ22は前
述のように通路7、環状溝14b、通路35、環状溝3
4a、通路33を経て吸気通路31へ開口する。
6とばね座62の間に介装され、ばね座62はシリンダ
22の端部にOリング61を保持する。プランジヤ6は
端部に弁体6aを一体に備えており、図3に示すプラン
ジヤ6の復動位置で弁体6aがOリング61に係合し、
通路8と通路7の間を遮断する。シリンダ22は通路8
を経て始動燃料調整針弁29の弁室65へ連通する。弁
室65は始動軸21の内部通路20、本体15の通路1
8を経て吸気通路31の絞り弁32よりも上流側部分へ
開口する。図4に示すように、通路20の一端は始動軸
21の周面に開口し、かつ始動軸21の回動により開閉
される。通路20の他端は始動軸21の端面に開口す
る。始動燃料調整針弁29の弁室65は通路8と通路2
0の間を横切り、かつ入口側端部は通路19、逆止弁2
8を経て定圧燃料室47へ連通する。シリンダ22は前
述のように通路7、環状溝14b、通路35、環状溝3
4a、通路33を経て吸気通路31へ開口する。
【0016】図2に示すように、バイスタータAの操作
機構は始動軸21に横切るように貫通支持したピン26
と、始動軸21に遊回転可能に支持した始動板27と、
本体15に支軸40により回動可能に支持したベルクラ
ンク39と、絞り弁軸14に結合したカム37とから構
成される。始動軸21に巻装したばね25は、一端を本
体15に係止され、他端をピン26に係止され、始動軸
21を図3に示すプランジヤ6の復動位置(図5におい
て時計方向)へ回転付勢する。支軸40に巻装したばね
38は、一端を本体15に係止され、他端をベルクラン
ク39に係止され、ベルクランク39を図5において時
計方向へ回転付勢する。
機構は始動軸21に横切るように貫通支持したピン26
と、始動軸21に遊回転可能に支持した始動板27と、
本体15に支軸40により回動可能に支持したベルクラ
ンク39と、絞り弁軸14に結合したカム37とから構
成される。始動軸21に巻装したばね25は、一端を本
体15に係止され、他端をピン26に係止され、始動軸
21を図3に示すプランジヤ6の復動位置(図5におい
て時計方向)へ回転付勢する。支軸40に巻装したばね
38は、一端を本体15に係止され、他端をベルクラン
ク39に係止され、ベルクランク39を図5において時
計方向へ回転付勢する。
【0017】図5に示すように、始動板27は軸59a
により始動ボタン59を連結され、ピン26の一端に当
接する折曲片27aと、ベルクランク39の保持腕39
aの端部に当接する停止片27bと、保持腕39aに当
接するカム27cとを備られる。ベルクランク39はピ
ン26に当接する突起39bを有する保持腕39aと、
カム37に当接する腕39cとを備える。突起39bは
ピン26に当接すると、始動板27の始動軸21を中心
とする時計方向の回転を阻止する。
により始動ボタン59を連結され、ピン26の一端に当
接する折曲片27aと、ベルクランク39の保持腕39
aの端部に当接する停止片27bと、保持腕39aに当
接するカム27cとを備られる。ベルクランク39はピ
ン26に当接する突起39bを有する保持腕39aと、
カム37に当接する腕39cとを備える。突起39bは
ピン26に当接すると、始動板27の始動軸21を中心
とする時計方向の回転を阻止する。
【0018】次に、本発明による始動燃料供給装置の作
動について説明する。機関の始動前に吸引ポンプ41を
操作し、定圧燃料室47の燃料蒸気や空気を排除し、燃
料槽46の燃料を定圧燃料室47へ補給する。次いで、
始動ボタン59を引いて始動板27を図5に鎖線で示す
位置から、始動軸21を中心として反時計方向へ回動す
ると、折曲片27aがピン26に当り、始動軸21がば
ね25の力に抗して反時計方向へ回動される。始動板2
7のカム27cが保持腕39aの傾斜面に当接して保持
腕39aを排除し、ピン26が突起39bを乗り超える
と、停止片27bが保持腕39aの先端に当る。
動について説明する。機関の始動前に吸引ポンプ41を
操作し、定圧燃料室47の燃料蒸気や空気を排除し、燃
料槽46の燃料を定圧燃料室47へ補給する。次いで、
始動ボタン59を引いて始動板27を図5に鎖線で示す
位置から、始動軸21を中心として反時計方向へ回動す
ると、折曲片27aがピン26に当り、始動軸21がば
ね25の力に抗して反時計方向へ回動される。始動板2
7のカム27cが保持腕39aの傾斜面に当接して保持
腕39aを排除し、ピン26が突起39bを乗り超える
と、停止片27bが保持腕39aの先端に当る。
【0019】ここで、始動ボタン59を離すと、ばね2
5により時計方向へ回転付勢される始動軸21のピン2
6は、図5に示すように、突起39bによりロツクされ
て戻らない。ベルクランク39もばね38により時計方
向へ回転付勢され、腕39cがカム37の平坦部に当接
する。こうして、始動軸21が所定角だけ回動される
と、通路20が弁室65へ連通し、プランジヤ6がばね
63の力を受け、始動軸21の切欠カム21aへ落ち込
み、弁体6aがOリング61から離れ、通路8と通路7
との間を連通する。
5により時計方向へ回転付勢される始動軸21のピン2
6は、図5に示すように、突起39bによりロツクされ
て戻らない。ベルクランク39もばね38により時計方
向へ回転付勢され、腕39cがカム37の平坦部に当接
する。こうして、始動軸21が所定角だけ回動される
と、通路20が弁室65へ連通し、プランジヤ6がばね
63の力を受け、始動軸21の切欠カム21aへ落ち込
み、弁体6aがOリング61から離れ、通路8と通路7
との間を連通する。
【0020】機関をリコイル(始動)操作すると、吸気
通路31の負圧作用により、定圧燃料室47の燃料が逆
止弁28、通路19を経て弁室65の入口へ吸引され、
吸気通路31の空気が通路18、通路20を経て弁室6
5へ吸引される。弁室65で始動燃料と空気の始動用混
合気が通路8を経てシリンダ22へ吸引され、さらに通
路7、環状溝14b、通路35、環状溝34a、通路3
3を経て吸気通路31へ吸引される。こうして、絞り弁
32がアイドル位置にあつても、始動燃料と空気の濃い
始動用混合気が吸気通路31の絞り弁32よりも下流側
部分へ供給されるので、機関が円滑に始動される。
通路31の負圧作用により、定圧燃料室47の燃料が逆
止弁28、通路19を経て弁室65の入口へ吸引され、
吸気通路31の空気が通路18、通路20を経て弁室6
5へ吸引される。弁室65で始動燃料と空気の始動用混
合気が通路8を経てシリンダ22へ吸引され、さらに通
路7、環状溝14b、通路35、環状溝34a、通路3
3を経て吸気通路31へ吸引される。こうして、絞り弁
32がアイドル位置にあつても、始動燃料と空気の濃い
始動用混合気が吸気通路31の絞り弁32よりも下流側
部分へ供給されるので、機関が円滑に始動される。
【0021】機関の始動後も引き続き濃い始動用混合気
が供給されるが、暖機が得られたところで、弁レバー1
2により絞り弁軸14を加速方向(図5において時計方
向)へ回動すれば、絞り弁軸14のカム37によりベル
クランク39が支軸40を中心として反時計方向へ回動
され、保持腕39aの突起39bと始動軸21のピン2
6とのロツクが解除され、始動軸21はばね25の力に
より時計方向へ回動され、図5に鎖線で示すように、折
曲片27aがベルクランク39のボス部へ当つたところ
で停止する。この時、図3に示すように、通路20と弁
室65との間が遮断され、プランジヤ6が始動軸21の
周面により押し上げられ、弁体6aがOリング61へ係
合し、通路8と通路7との間を遮断する。
が供給されるが、暖機が得られたところで、弁レバー1
2により絞り弁軸14を加速方向(図5において時計方
向)へ回動すれば、絞り弁軸14のカム37によりベル
クランク39が支軸40を中心として反時計方向へ回動
され、保持腕39aの突起39bと始動軸21のピン2
6とのロツクが解除され、始動軸21はばね25の力に
より時計方向へ回動され、図5に鎖線で示すように、折
曲片27aがベルクランク39のボス部へ当つたところ
で停止する。この時、図3に示すように、通路20と弁
室65との間が遮断され、プランジヤ6が始動軸21の
周面により押し上げられ、弁体6aがOリング61へ係
合し、通路8と通路7との間を遮断する。
【0022】機関の始動後すぐに始動用混合気の供給を
中断する場合は、始動ボタン59を押すと、始動板27
だけが始動軸21を中心として時計方向へ回動し、始動
板27のカム27cにより保持腕39aが右方へ押さ
れ、保持腕39aの突起39bと始動軸21のピン26
とのロツクが解除され、始動軸21はばね25の力によ
り時計方向へ回動され、始動軸21のピン39aが折曲
片27aに当り、折曲片27aがベルクランク39のボ
ス部へ当る。
中断する場合は、始動ボタン59を押すと、始動板27
だけが始動軸21を中心として時計方向へ回動し、始動
板27のカム27cにより保持腕39aが右方へ押さ
れ、保持腕39aの突起39bと始動軸21のピン26
とのロツクが解除され、始動軸21はばね25の力によ
り時計方向へ回動され、始動軸21のピン39aが折曲
片27aに当り、折曲片27aがベルクランク39のボ
ス部へ当る。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のように、始動燃料通路の
途中に設けたプランジヤにより始動用混合気を吸気通路
の絞り弁よりも下流側部分へ供給する気化器のバイスタ
ータ式始動燃料供給装置において、気化器本体の空気清
浄器接続側端部に絞り弁軸と平行な始動軸を支持し、気
化器本体の内部の絞り弁軸と始動軸との間にプランジヤ
を始動軸と直交するように配設し、始動軸に形成したカ
ムによりプランジヤを往復動させるようにしたものであ
るので、次のような効果を奏する。
途中に設けたプランジヤにより始動用混合気を吸気通路
の絞り弁よりも下流側部分へ供給する気化器のバイスタ
ータ式始動燃料供給装置において、気化器本体の空気清
浄器接続側端部に絞り弁軸と平行な始動軸を支持し、気
化器本体の内部の絞り弁軸と始動軸との間にプランジヤ
を始動軸と直交するように配設し、始動軸に形成したカ
ムによりプランジヤを往復動させるようにしたものであ
るので、次のような効果を奏する。
【0024】機関の始動時、機関回転数はクラツチの回
転数よりも高くならないので、携帯作業機の刃物が回転
せず、安全である。
転数よりも高くならないので、携帯作業機の刃物が回転
せず、安全である。
【0025】チヨーク方式よりも濃い始動用混合気が機
関へ供給されるので、始動性に優れ、暖機運転が容易で
ある。
関へ供給されるので、始動性に優れ、暖機運転が容易で
ある。
【0026】チヨーク弁がないので、燃料噴孔付近の吸
気負圧ないし低速運転での燃料量が安定であり、また吸
気効率が高く機関の出力増大が期待できる。
気負圧ないし低速運転での燃料量が安定であり、また吸
気効率が高く機関の出力増大が期待できる。
【0027】始動燃料供給装置が気化器本体に内蔵され
るので、気化器が小型になり、異物や水分が始動燃料供
給装置の内部へ浸入する恐れがない。
るので、気化器が小型になり、異物や水分が始動燃料供
給装置の内部へ浸入する恐れがない。
【0028】加速ポンプとバイスタータが気化器本体に
内蔵されるので、排ガス規制にも十分対応できる。
内蔵されるので、排ガス規制にも十分対応できる。
【0029】バイスタータを作動するには、始動ボタン
を引いて離すだけでよく、また暖機終了後にバイスター
タの作動を停止するには、始動ボタンを押すか絞り弁を
操作するだけでよく、操作が非常に簡単である。
を引いて離すだけでよく、また暖機終了後にバイスター
タの作動を停止するには、始動ボタンを押すか絞り弁を
操作するだけでよく、操作が非常に簡単である。
【0030】バイスタータの作動が停止すると、始動軸
とプランジヤにより始動燃料通路が閉じられるので、機
関の全負荷運転でもバイスタータから燃料や空気が吸気
通路へ洩れ出ることはない。
とプランジヤにより始動燃料通路が閉じられるので、機
関の全負荷運転でもバイスタータから燃料や空気が吸気
通路へ洩れ出ることはない。
【0031】始動軸は従来のチヨーク弁軸とほぼ同じ部
位に同じ動作角で作動するように配設できるので、チヨ
ーク方式と同じ仕様の気化器に構造の変更を加えないで
装着できる。
位に同じ動作角で作動するように配設できるので、チヨ
ーク方式と同じ仕様の気化器に構造の変更を加えないで
装着できる。
【図1】本発明に係る始動燃料供給装置を備えた気化器
の正面断面図である。
の正面断面図である。
【図2】同気化器の平面断面図である。
【図3】同気化器の要部を拡大して示す平面断面図であ
る。
る。
【図4】同気化器の要部を拡大して示す正面断面図であ
る。
る。
【図5】同気化器の始動操作機構を示す側面図である。
A:バイスタータ B:加速ポンプ C:定圧燃料供給
機構 D:燃料ポンプ 6:プランジヤ 8,7,35,37:始動燃料通路
14:絞り弁軸 14b:環状溝 15:気化器本体
17:高速燃料噴孔 18:空気取入通路 21:始動
軸 21a:切欠カム 22:シリンダ 25:ばね
27:始動板 27a:折曲片 27b:停止片 2
9:始動燃料調整針弁 27c:カム 31:吸気通路
32:絞り弁 37:カム 39a:保持腕 39
b:突起 40:支軸 47:定圧燃料室 59:始動
ボタン 65:弁室
機構 D:燃料ポンプ 6:プランジヤ 8,7,35,37:始動燃料通路
14:絞り弁軸 14b:環状溝 15:気化器本体
17:高速燃料噴孔 18:空気取入通路 21:始動
軸 21a:切欠カム 22:シリンダ 25:ばね
27:始動板 27a:折曲片 27b:停止片 2
9:始動燃料調整針弁 27c:カム 31:吸気通路
32:絞り弁 37:カム 39a:保持腕 39
b:突起 40:支軸 47:定圧燃料室 59:始動
ボタン 65:弁室
Claims (9)
- 【請求項1】始動燃料通路の途中に設けたプランジヤに
より始動用混合気を吸気通路の絞り弁よりも下流側部分
へ供給する気化器のバイスタータ式始動燃料供給装置に
おいて、気化器本体の空気清浄器接続側端部に絞り弁軸
と平行な始動軸を支持し、気化器本体の内部の絞り弁軸
と始動軸との間にプランジヤを始動軸と直交するように
配設し、始動軸に形成したカムによりプランジヤを往復
動させるようにしたことを特徴とする、気化器の始動燃
料供給装置。 - 【請求項2】前記プランジヤは一端が始動軸の切欠カム
に常時接し、始動軸の回転に対応して始動燃料通路を開
閉する、請求項1に記載の気化器の始動燃料供給装置。 - 【請求項3】前記絞り弁軸と連動するピストン式加速ポ
ンプを気化器本体の内部に配設した、請求項1に記載の
気化器の始動燃料供給装置。 - 【請求項4】前記プランジヤを嵌装するシリンダは始動
燃料と空気の始動用混合気の生成部を区画し、始動用混
合気の生成部に隣接して燃料調整機構を設けた、請求項
1に記載の気化器の始動燃料供給装置。 - 【請求項5】前記絞り弁軸の外周に環状溝を形成し、始
動用混合気の通路は前記環状溝を経て吸気通路の絞り弁
よりも下流側部分へ開口する、請求項1に記載の気化器
の始動燃料供給装置。 - 【請求項6】前記始動軸はプランジヤの復動位置で始動
軸の周面に開口する空気取入通路と始動燃料通路の間を
遮断する、請求項1に記載の気化器の始動燃料供給装
置。 - 【請求項7】前記始動軸はプランジヤを復動位置へ戻す
ようにばねにより回転付勢され、始動軸に支持した始動
板に係合してプランジヤを往動位置に保持する保持腕
を、気化器本体に回動可能に軸支持した、請求項1に記
載の気化器の始動燃料供給装置。 - 【請求項8】前記始動軸に始動ボタンを連結する始動板
を支持し、始動板が始動軸をプランジヤの往動位置へ回
動した時、始動板が保持腕の突起によりロツクされ、絞
り弁を閉位置から開方向へ回動した時、絞り弁軸のカム
により始動板のロツクが解除される、請求項1に記載の
気化器の始動燃料供給装置。 - 【請求項9】前記始動板はプランジヤの復動位置で保持
腕のボス部に当接し、プランジヤの往動位置付近で保持
腕の端部に当接する、請求項1に記載の気化器の始動燃
料供給装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16054394A JP3487909B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 気化器の始動燃料供給装置 |
US08/490,071 US5554322A (en) | 1994-06-20 | 1995-06-13 | Apparatus for supplying starting-fuel for a carburetor |
EP95109219A EP0688948B1 (en) | 1994-06-20 | 1995-06-14 | Apparatus for supplying starting fuel for a carburetor |
DE69520390T DE69520390T2 (de) | 1994-06-20 | 1995-06-14 | Vorrichtung zum Zuführen von Startbrennstoff zu einem Vergaser |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16054394A JP3487909B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 気化器の始動燃料供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084589A true JPH084589A (ja) | 1996-01-09 |
JP3487909B2 JP3487909B2 (ja) | 2004-01-19 |
Family
ID=15717263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16054394A Expired - Fee Related JP3487909B2 (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 気化器の始動燃料供給装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5554322A (ja) |
EP (1) | EP0688948B1 (ja) |
JP (1) | JP3487909B2 (ja) |
DE (1) | DE69520390T2 (ja) |
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