[go: up one dir, main page]

JP2009209691A - 2サイクルエンジンの気化器 - Google Patents

2サイクルエンジンの気化器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009209691A
JP2009209691A JP2008050598A JP2008050598A JP2009209691A JP 2009209691 A JP2009209691 A JP 2009209691A JP 2008050598 A JP2008050598 A JP 2008050598A JP 2008050598 A JP2008050598 A JP 2008050598A JP 2009209691 A JP2009209691 A JP 2009209691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
carburetor
fuel
air
cycle engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008050598A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Uenoyama
和之 上野山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2008050598A priority Critical patent/JP2009209691A/ja
Publication of JP2009209691A publication Critical patent/JP2009209691A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Means For Warming Up And Starting Carburetors (AREA)

Abstract

【課題】低コストで手動操作を少なくし、始動性、耐久性の優れた気化器を提供する。
【解決手段】空気通路の上流にチョークバルブを備え、吸気の脈動により作動する燃料用ダイアフラムバルブ23により燃料タンク16から燃料を吸い上げて空気通路の燃料ノズル22に供給し絞り弁により空気燃料の混合比を調整する2サイクルエンジンの気化器12において、空気室15aと該空気室15aへクランク室の脈動圧力を取り込む空気配管36と気化器12の燃料溜め室18側への気化器側通路35と燃料タンク16に通じる燃料タンク配管37を備え、気化器側通路35に気化器12への戻り側を止める逆止弁15b、燃料タンク配管37に燃料タンク16からの戻り側を止める逆止弁15cとを備えたサブ燃料ポンプ15と、該サブ燃料ポンプ15の動作はエンジンを始動するときだけ行われるようにした手段とで構成したことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、2サイクルエンジンの気化器に関し、特に、エンジン始動時に気化器内に燃料を満たすためにクランク室の脈動圧力により作動するサブ燃料ポンプを設けた構成に関する。
特許文献1に開示されている従来の2サイクルエンジンの気化器は、運転中にクランク室内の脈動圧力を利用して燃料を吸い上げるダイアフラム式ポンプ、始動時に気化器内の燃料を燃料タンク内の燃料と循環流動させるコンビネーションバルブを有する手動のプライマーポンプと、余剰燃料を燃料タンクへ戻すオバーフローパイプとを有し、始動時にプライマーポンプを手動で押し潰して燃料を吸い上げて気化器内に充填し、始動可能な状態にし、余剰燃料は燃料タンクに戻る構成の気化器である。
特許文献2に開示されている従来の2サイクルエンジンの気化器は、上記のプライマーポンプを、リコイルスタータの回転部に設けたカムと同カムが作動するアクチュエータに連動する燃料ポンプとに置換えている。始動のときは、リコイルスタータの引張り作動に連動するアクチュエータがポンプを作動し燃料を吸い上げて気化器内に充填し、始動可能な状態にし、余剰燃料は燃料タンクに戻る。
特開2002−48008号公報(図1) 特開2006−275047号公報(図1)
特許文献1の2サイクルエンジンの気化器は、手動による始動操作が多く、ユーザーが操作の一部や順序を間違える機会があると始動困難になる。また、特許文献2の気化器は構成部品に高精度を要求されるものが多く、コスト高であり、また、ポンプのアクチュエータがスタータのカムにより叩かれる頻度が多く、リコイルスタータの引張り力が増加し始動操作が損なわれる等の問題点がある。
本発明は、従来の小型2サイクルエンジンの始動のための気化器における問題点を解決し、低コストで手動操作を少なくし、始動性、耐久性の優れた気化器を提供することを狙いとする。
上記の問題点に対し、本発明は以下の各手段により課題の解決を図る。
(1)第1の手段の2サイクルエンジンの気化器は、空気通路の上流にチョークバルブを備え、吸気の脈動により作動する燃料用ダイアフラムバルブにより燃料タンクから燃料を吸い上げて空気通路の燃料ノズルに供給し絞り弁により空気燃料の混合比を調整する2サイクルエンジンの気化器において、空気室と該空気室へクランク室の脈動圧力を取り込む空気配管と気化器の燃料溜め室側への気化器側通路と燃料タンクに通じる燃料タンク配管を備え、気化器側通路に気化器への戻り側を止める逆止弁、燃料タンク配管に燃料タンクからの戻り側を止める逆止弁とを備えたサブ燃料ポンプと、該サブ燃料ポンプの動作はエンジンを始動するときだけ行われるようにした手段とで構成したことを特徴とする。
(2)第2の手段の2サイクルエンジンの気化器は、上記第1の手段の2サイクルエンジンの気化器において、サブ燃料ポンプの動作がエンジンを始動するときだけ行われるようにした手段は前記サブ燃料ポンプの空気室へクランク室の脈動圧力を取り込む空気配管に設けられたチョークバルブと連動して開閉する開閉弁であることを特徴とする。
(3)第3の手段の2サイクルエンジンの気化器は、上記第2の手段の2サイクルエンジンの気化器において、チョークバルブと連動する開閉弁は、チョークバルブの回転軸に設けられた切り欠き部を空気通路とし前記回転軸の軸受ボスに設けられた脈動圧力源からの通路ポートと前記サブ燃料ポンプへの通路ポートとの空気通路がチョークバルブの作動回転により切り欠き部が開閉するようにしたことを特徴とする。
(4)第4の手段の2サイクルエンジンの気化器は、上記第1の手段の2サイクルエンジンの気化器において、サブ燃料ポンプの動作がエンジンを始動するときだけ行われるようにする手段は、プルスタータの回転部に設けたカムと、脈動圧力源から前記サブ燃料ポンプへの空気配管に設置されたカムフォロワーにより作動する開閉弁とよりなり、プルスタータによりエンジンの始動を行うとき、プルスタータのカムが回動すると該カムに係合するカムフォロワーが開閉弁のピストン弁を押すことにより開閉弁が開くようにしたことを特徴とする。
(5)第5の手段の2サイクルエンジンの気化器は、上記第4の手段の2サイクルエンジンの気化器において、脈動圧力源とサブ燃料ポンプへの空気配管に設置された開閉弁は、ピストン弁をガイドする閉鎖シリンダの閉鎖頭に逆止弁と絞り調整弁とを備えることにより、ピストン弁が若干時間、開の位置を保持することを特徴とする。
請求項1〜請求項3に係わる発明は、2サイクルエンジンを始動するとき、気化器内の燃料を始動に適した状態にするため、エンジンの始動時に、チョークバルブと連動する開閉弁を開き、クランクケースの脈動圧力によりサブ燃料ポンプを作動させ、気化器の燃料ノズルから始動に適した混合比の燃料混合ガスがエンジンに供給されるようにしたものである。この構成は、チョークバルブの回転軸が前記サブ燃料ポンプ駆動用脈動圧力エア開閉弁を兼用しているので部品数が少なく、構造が簡単で製作コストが安価である。
請求項4に係わる発明は請求項1〜3のエンジンの始動時に、チョークバルブと連動して開閉する開閉弁の代わりに、プルスタータの回転部に設けたカムと、該カムにより作動するカムフォロワーにより開く開閉弁とよりなり、プルスタータによりエンジンの始動を行うとき、前記カムに係合するカムフォロワーが開閉弁を開き、脈動圧力源から前記サブ燃料ポンプへの通路(空気配管)が通じて、濃い目の燃料混合ガスがエンジンに供給可能となる。
請求項5に係わる発明は、請求項4のカムフォロワー作動の開閉弁にピストン弁のガイドシリンダの閉鎖ヘッド(閉鎖頭)に逆止弁と絞り調整弁とを備えることにより、ピストン弁の開の位置を保持するタイマーの構造となっているので、プルスタータの回転部のカムの一度の作動で開閉弁が開いた以後は幾度回転してもカムフォロワーがカムに接触して作動することが無くなり、リコイルスタータの引張り力が損なわれることが無く、耐久性が向上する効果がある。
(第1の実施の形態)
この実施の形態の構成を図に基づいて説明する。図1は本実施の形態に係わる2サイクルエンジンの側面断面図とエンジンを始動するときだけ気化器に燃料を追加供給するサブ燃料ポンプを作動する手段を示す模式図、図2は図1の気化器とサブ燃料ポンプの構成を示すA部拡大図、図3は図2のC−C断面図、図4は図1のチョーク回転軸兼用の開閉弁を示すB部拡大図、図5は図4の開閉弁の回転角度位置を表すD−D断面図である。
図において、2サイクルエンジン10は、シリンダ1、クランク室2、シリンダ1内を摺動するピストン3、クランク軸5、ピストンピン7とクランクピン6を連結してピストン3に加えられたシリンダ1内の燃焼ガス圧力をクランク軸5の回転力に変換するピストンロッド4、気化器12、エアクリーナ13、図示しないマフラー等から構成される。
燃焼ガス用の空気はエアクリーナ13の給気口から吸い込まれ、エアフィルタ14において塵埃を取り除いて気化器12に送られる。気化器12のスロートのマイナス圧により燃料が燃料ノズル22から噴出し気化して、絞り弁12aにより空気燃料の混合比を調整して混合ガスとなりインシュレータ11を通ってエンジン10の圧縮排気行程においてクランク室2内に吸い込まれ、排気行程の後半において、クランク室2のピストン背圧によりシリンダ1の燃焼室に押し込まれ、圧縮着火されて混合ガスが燃焼し、ピストン3が押し下げられてエンジンの駆動力が発生し、クランク軸5が回転する。燃焼が完了した排ガスはピストン3が下方へ移動したときに開いた排気口から図示しないマフラーを介して外気へ排気される。
クランク室2にはピストン3の摺動により脈動圧力を生じるが、気化器12にはクランク室2に繋がった空気通路2a、1a、21aを通じて、この脈動圧が伝えられ、気化器12に内蔵するダイアフラムバルブ23を作動し、インレットバルブ65とアウトレットバルブ66により気化器本体19内の燃料通路19aに燃料タンク16の燃料を配管17を介して吸い上げる。燃料は燃料通路19aからインレットニードルバルブ24が挿入された通路18dを通って燃料溜め室18のメタリングチャンバー18cへ入る。17aはフィルタを示す。
メタリングチャンバー18cにはメタリングダイアフラム28が片側を大気圧に開放して取付けてある。メタリングチャンバー18c内に設置されたメタリングレバー25は先端25aがインレットニードルバルブ24の小径部24cに係合し、レバー板25bにはメタリングダイアフラム28の当て部材29が当てられるようになっている。メタリングレバー25はメタリングレバースプリング26によりインレットニードルバルブ24のフランジ24bを押し、先端のニードル24aにおいて燃料通路19aを塞ぐ方向に付勢され、メタリングダイアフラム28の移動量とバランスして、メタリングチャンバー18c内の負圧が一定になるようにニードル24aで燃料通路19aとの隙間の調整をし燃料の流入制御をしている。
メタリングチャンバー18cの燃料出口通路にメインチェックバルブ33が設置され、燃料はメインチェックバルブ33からハイスピードニードル34において最高出力が出せる燃料の量を調整され、燃料ノズル22へ送られる。メインチェックバルブ33はメタリングチャンバー18cの圧が下がったとき燃料ノズル22から空気が吸い込まれることを防止する。32は気化器本体19と燃料溜め室18との間に介在するパッキンであり、31は燃料溜め室18とダイアフラムカバー27との間に介在するパッキンである。
気化器12と別置のサブ燃料ポンプ15は、空気室15aと、空気室15aへクランク室2内の脈動圧力を取り込む空気配管36と、気化器12のメタリングチャンバー18c側への通路35と、燃料タンク16に通じる配管37とを備え、また、前記通路35との繋ぎ口にメタリングチャンバー18cへの戻り側を止める逆止弁15b、前記配管37との繋ぎ口に燃料タンク16からの戻り側を止める逆止弁15cとを備え、サブ燃料ポンプ15の動作は2サイクルエンジン10を始動するときだけ行われるようになっている。
クランク室2の脈動圧力を取り込む空気配管21は、チョークバルブ41と連動する開閉弁40に結合され、開閉弁40に結合された空気配管36がサブ燃料ポンプ15の空気室15aへ結合される。
チョークバルブ41と連動して開閉する開閉弁40は、チョークバルブ41の回転軸兼回転弁42に設けられた切り欠き部42aを空気通路とし、回転軸兼回転弁42は吸気管44と一体構造の軸受ボス44cに回転自在に軸支されている。軸受ボス44cには、通路ポート45を介して空気配管36に連絡する通路44dと、通路ポート46を介して空気配管21に連絡する通路44eが形成されていて、回転軸兼回転弁42の回動により切り欠き部42aに通じるようになっている。即ち、チョークバルブ41の作動回転(回転角度α)により切り欠き部42aと44d,44e通路が開閉して、切り欠き部42aが図5の実線の位置では、脈動圧力は遮断されているが、図5の破線の位置では、脈動圧力は空気配管21、通路ポート46、通路44e、切り欠き部42a、通路44d、通路ポート45、空気配管36を介してサブ燃料ポンプ15の空気室15aに作用する。但し、図5に示す回転角度αはチョーク操作レバー43の回転角度を示したもので、空気配管21と空気配管36の取付角度を示したものではない。
サブ燃料ポンプ15と開閉弁40の作用を説明する。2サイクルエンジン10を始動する時、手動のチョーク操作レバー43でチョークバルブ41を作動させ、気化器12の空気取り入れ口44aの空気通路44bを絞る。気化器12の空気通路44bは大きな負圧となり燃料吸い込み力が強くなる。チョークバルブ41が回転することにより、回転軸兼回転弁42の切り欠き部42aが回って図5の破線の位置で空気配管21と空気配管36が通となり、脈動空気圧力がサブ燃料ポンプ15の空気室15aに伝わり、逆止弁15b、15cの作用で燃料ポンプの働きが生じて気化器12のメタリングチャンバー18c内の燃料を吸出し気化器12内の燃料の回流を促進させる。これにより、燃料が気化器12内に滞ることなく燃料ノズル22から充分な燃料が噴出される。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態を図に基づいて説明する。図6は本実施の形態に係わる2サイクルエンジンの側面断面図と、エンジンを始動するときだけ気化器に燃料を追加供給するためのサブ燃料ポンプ駆動用脈動エアをプルスタータの引き動作により送る手段を示す模式図である。
第1の実施の形態においては、サブ燃料ポンプ駆動用脈動エアの切換をチョークバルブの作動と連動するようにしていたが、本実施の形態では、サブ燃料ポンプ駆動用脈動エアの切換をプルスタータの引き動作と連動するようにしたものであるので、この機構以外は、サブ燃料ポンプを含め全ておなじ構成、機能であるので、異なる構成以外の説明は省略する。
図において、開閉弁50は、クランク室2に取付けられ片側が閉鎖し円筒部に対称に空気通路ポート53c、53dが設けられたシリンダ53と、シリンダ53内で回転方向を拘束されて摺動し径方向に貫通孔54aが明けられたピストン弁54と、ピストン弁54に固定しているピストンロッド55と、ピストンロッド55の先端に回転可能に取付けられたカムフォロワー56と、ピストンロッド55がカムフォロワー56を押し出す方向に付勢する圧縮ばね57と、シリンダ53の閉鎖頭に設けた逆止弁63と、絞り調整弁58、出口53a,53bとで構成されている。
開閉弁50を駆動する手段は、プルスタータ60と、プルスタータ60の回転部52に設けたカム52aとからなり、プルスタータ60の把手51を引張って2サイクルエンジン10の始動を行うとき、プルスタータ60のカム52aが回動するとカム52aに係合するカムフォロワー56がピストン弁54を押し下げることにより脈動圧力を送る空気配管61とピストン弁54の貫通孔54aとサブ燃料ポンプ15に通じる空気配管62が開通し、サブ燃料ポンプ15が働く。
カムフォロワー56がプルスタータ60のカム52aから外れたときも、シリンダ53の逆止弁63がシリンダ53内への空気の戻りを防ぎ、絞り調整弁58が空気の出口53bを絞るので、ピスト弁54が開の位置を若干時間、保持することができる。このように、サブ燃料ポンプ15の動作が2サイクルエンジン10を始動するときだけ行われる。
2サイクルエンジン10が回りだし、プルスタータ60の把手51が元の位置に戻ると、空気が絞り調整弁58からシリンダ53内に入り、カムフォロワー56も元の位置に戻る。
本発明の第1の実施の形態に係わる2サイクルエンジンの側面断面図とエンジンを始動するときだけ気化器に燃料を追加供給するサブ燃料ポンプを作動する手段を示す模式図である。 図1の気化器とサブ燃料ポンプの構成を示すA部拡大図である。 図2のC−C断面図である。 図1のチョーク回転軸兼用の開閉弁を示すB部拡大図である。 図4の開閉弁の回転角度位置を表すD−D断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる2サイクルエンジンの側面断面図と、エンジンを始動するときだけ気化器に燃料を追加供給するためのサブ燃料ポンプ駆動用脈動エアをプルスタータの引き動作により送る手段を示す模式図である。
符号の説明
2 クランク室
10 2サイクルエンジン
12 気化器
12a 絞り弁
15 サブ燃料ポンプ
15a 空気室
15b、15c、63 逆止弁
16 燃料タンク
17 配管
18 燃料溜め室
19 気化器本体
21,36 空気配管
22 燃料ノズル
23 ダイアフラムバルブ(燃料用ダイアフラムバルブ)
35 通路(気化器側通路)
37 配管(燃料タンク配管)
40,50 開閉弁
41 チョークバルブ
42 回転軸兼回転弁(回転軸)
42a 切り欠き部(空気通路)
43 チョーク操作レバー
44b 空気通路
44c 軸受ボス
44d,44e 通路(空気通路)
45,46 通路ポート
52 回転部
52a カム
53 シリンダ(閉鎖シリンダ)
54 ピストン(ピストン弁)
56 カムフォロワー
58 絞り調整弁
60 プルスタータ
61,62 空気配管

Claims (5)

  1. 空気通路の上流にチョークバルブを備え、吸気の脈動により作動する燃料用ダイアフラムバルブにより燃料タンクから燃料を吸い上げて空気通路の燃料ノズルに供給し絞り弁により空気燃料の混合比を調整する2サイクルエンジンの気化器において、
    空気室と該空気室へクランク室の脈動圧力を取り込む空気配管と気化器の燃料溜め室側への気化器側通路と燃料タンクに通じる燃料タンク配管を備え、気化器側通路に気化器への戻り側を止める逆止弁、燃料タンク配管に燃料タンクからの戻り側を止める逆止弁とを備えたサブ燃料ポンプと、該サブ燃料ポンプの動作はエンジンを始動するときだけ行われるようにした手段とで構成したことを特徴とする2サイクルエンジンの気化器。
  2. 請求項1に記載する2サイクルエンジンの気化器において、
    サブ燃料ポンプの動作がエンジンを始動するときだけ行われるようにした手段は前記サブ燃料ポンプの空気室へクランク室の脈動圧力を取り込む空気配管に設けられたチョークバルブと連動して開閉する開閉弁であることを特徴とする2サイクルエンジンの気化器。
  3. 請求項2に記載する2サイクルエンジンの気化器において、
    チョークバルブと連動する開閉弁は、チョークバルブの回転軸に設けられた切り欠き部を空気通路とし前記回転軸の軸受ボスに設けられた脈動圧力源からの通路ポートと前記サブ燃料ポンプへの通路ポートとの空気通路がチョークバルブの作動回転により切り欠き部が開閉するようにしたことを特徴とする2サイクルエンジンの気化器。
  4. 請求項1に記載する2サイクルエンジンの気化器において、
    サブ燃料ポンプの動作がエンジンを始動するときだけ行われるようにする手段は、プルスタータの回転部に設けたカムと、脈動圧力源から前記サブ燃料ポンプへの空気配管に設置されたカムフォロワーにより作動する開閉弁とよりなり、プルスタータによりエンジンの始動を行うとき、プルスタータのカムが回動すると該カムに係合するカムフォロワーが開閉弁のピストン弁を押すことにより開閉弁が開くようにしたことを特徴とする2サイクルエンジンの気化器。
  5. 請求項4に記載する2サイクルエンジンの気化器において、
    脈動圧力源とサブ燃料ポンプへの空気配管に設置された開閉弁は、ピストン弁をガイドする閉鎖シリンダの閉鎖頭に逆止弁と絞り調整弁とを備えることにより、ピストン弁が若干時間、開の位置を保持することを特徴とする2サイクルエンジンの気化器。
JP2008050598A 2008-02-29 2008-02-29 2サイクルエンジンの気化器 Withdrawn JP2009209691A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008050598A JP2009209691A (ja) 2008-02-29 2008-02-29 2サイクルエンジンの気化器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008050598A JP2009209691A (ja) 2008-02-29 2008-02-29 2サイクルエンジンの気化器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009209691A true JP2009209691A (ja) 2009-09-17

Family

ID=41183108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008050598A Withdrawn JP2009209691A (ja) 2008-02-29 2008-02-29 2サイクルエンジンの気化器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009209691A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103573474A (zh) * 2012-07-25 2014-02-12 株式会社牧田 发动机
EP2787194A2 (en) 2013-04-05 2014-10-08 Yamabiko Corporation Internal combustion engine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103573474A (zh) * 2012-07-25 2014-02-12 株式会社牧田 发动机
EP2787194A2 (en) 2013-04-05 2014-10-08 Yamabiko Corporation Internal combustion engine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7467785B2 (en) Auxiliary fuel and air supply in a carburetor
US8122861B2 (en) Two-stroke cycle combustion engine of air scavenging type
US5554322A (en) Apparatus for supplying starting-fuel for a carburetor
US6769670B2 (en) Starting assembly for a carburetor
US20090314240A1 (en) Carburetor start system
EP2757244A2 (en) Fuel delivery system for an internal combustion engine
JP2007046612A (ja) 内燃エンジンおよびその作動方法
JP4814657B2 (ja) 2サイクルエンジン
US6536747B2 (en) Carburetor vent control
JP5873636B2 (ja) エンジン
JP2009209691A (ja) 2サイクルエンジンの気化器
JP4271890B2 (ja) 2ストローク内燃機関
JP2004225694A (ja) 2サイクルエンジンおよびその作動方法
US7228843B2 (en) Internal combustion engine having a carburetor and a starting device
JP2003166444A (ja) 膜式気化器
JP2007315254A (ja) 混合気生成装置
JP2012177336A (ja) エンジンおよびそれを備えたエンジン作業機
CN111255563A (zh) 四冲程马达、带有四冲程马达的手动引导的工作仪器以及用于运行四冲程马达的方法
WO2011074406A1 (ja) 作業機用エンジン
JP2007211772A (ja) ダイヤフラム気化器
US6830030B2 (en) Four-cycle engine
JP2015094216A (ja) エンジンの燃料供給装置及び運転方法
JP3409949B2 (ja) 気化器の始動燃料供給装置
JP2518034Y2 (ja) ダイヤフラム式気化器
JP2001295651A (ja) 層状掃気2サイクルエンジン

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110510