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JPH08323630A - ブラスト設備の投射材吹落し装置 - Google Patents

ブラスト設備の投射材吹落し装置

Info

Publication number
JPH08323630A
JPH08323630A JP15216995A JP15216995A JPH08323630A JP H08323630 A JPH08323630 A JP H08323630A JP 15216995 A JP15216995 A JP 15216995A JP 15216995 A JP15216995 A JP 15216995A JP H08323630 A JPH08323630 A JP H08323630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blow
product
blowing
nozzles
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15216995A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Ura
宣明 浦
Hideki Morimoto
秀樹 森本
Tetsuya Miyashita
哲也 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sintokogio Ltd filed Critical Sintokogio Ltd
Priority to JP15216995A priority Critical patent/JPH08323630A/ja
Publication of JPH08323630A publication Critical patent/JPH08323630A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラケット処理製品の同芯円状溝に溜った投
射材を簡単な機構により効率よく吹き落すことができる
ブラスト設備の投射材吹落し装置を提供することを目的
とする。 【構成】 ブラスト用キャビネット4の吹落し位置にエ
ヤ−回転継手14を設け、この回転継手14の回転部1
6に長さの異なる吹落しノズル19,20を放射状に連
通連結し、各吹落しノズル19,20の先端を、下方に
移送されてくる製品Wの上面に形成されている同芯円状
溝9,10に向けて屈曲させたブラスト設備の投射材吹
落し装置

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラスト処理された製
品の溝部に溜った投射材が製品と共にブラスト設備外に
持ち出されないように吹き落す装置に関する。
【0002】
【従来技術と問題点】従来ブラスト処理された製品上に
堆積した投射材をエヤ−の吹き付けにより吹き落すよう
にした装置は特開昭49−16092号公報及び特開平
4−256578号公報等により公知になっている。し
かしブラスト処理される製品が自動車のミッション部に
使用されるような鍛造部品でその上面に同芯円状溝をも
ったものである場合には、同芯円状溝内に溜った投射材
を吹き落しするには狭い場所に多数の吹落しノズルを配
備する必要があり、設置スペ−スをとってしまう問題あ
るいは組付が大がかりになる等の問題があった。本発明
は上記の問題に鑑みて成されたものでブラスト処理製品
の同芯円状溝に溜った投射材を簡単な機構により効率よ
く吹き落すことができる装置を提供することを目的とす
る。
【0003】
【問題解決のための手段】上記の目的を達成するために
本発明におけるブラスト設備の投射材吹落し装置は、ブ
ラスト用キャビネットの製品搬出部の手前上方位置にエ
ヤ−回転継手を配設し、該エヤ−回転継手の固定部を圧
縮空気供給管に連結すると共に該エヤ−回転継手の回転
部にブラケットを介して長さの異なる複数の吹落しノズ
ルを放射状に連通連結し、ノズルの先端部を下方に移送
されてくる製品の上面に形成されている同芯円状溝に向
けて屈曲させたことを特徴とするものである。
【0004】
【作用】本発明は、上記のような解決手段を採用するこ
とにより、上面に同芯円状溝を有するブラスト処理済み
の処理製品が移送されてくると、圧縮空気供給管を介し
て圧縮エヤ−がエヤ−回転継手に供給され、回転継手の
回転部から吹落しノズルに送られ処理製品の同芯円状溝
に向けて圧縮エヤ−が噴射されると共にこのエヤ−噴射
力の反作用により回転継手の回転部が回転されて各吹落
しノズルの先端は処理製品の同芯円状溝に沿って回転さ
れて同芯円状溝内の投射材を吹き落してゆくことにな
る。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1及び図2はブラスト設備の全体概要を示
すもので、前側部に製品搬入部1と製品搬出部2を構成
すると共に後側部に投射材を投射する遠心投射機3.3
を備えたブラスト用キャビネット4の中心部には、回転
軸5が回転自在にに立設されており、該回転軸5はキャ
ビネット4の天井部に設けた回転駆動装置6に係合連結
されて間歇回転されるように構成されている。該回転軸
5の中間位置には円板テ−ブル7が固着されていて、該
円板テ−ブル7の周縁部にはキャビネット4における遠
心投射機3.3に対応する位置で図示されない回転駆動
機構に係合されて回転される多数の小テ−ブル8が配置
されている。尚、多数の小テ−ブル8のうちキャビネッ
ト4の最前側部に位置するものは前記製品搬入部1と製
品搬出部2に位置される配置にされている。各小テ−ブ
ル8の上部には上面に同芯円状溝9,10を有する製品
W(図3参照)が所定位置に載置されるように中央部に
突起8Aが設けられている。さらに前記キャビネット4
における製品搬出部2の1ステップ手前位置(以下吹出
し位置という)天井部には投射材吹落し装置Rが配設さ
れている。
【0006】次に図3及び図4により前記投射材吹落し
装置Rについて説明する。前記キャビネット4の天井フ
レ−ム4A上部には円筒体12がキャビネット4内に連
通して立設されており、該円筒体12の上端は取付板1
3により密封されている。該取付板13にはエヤ−回転
継手14の固定部15が上下に貫通して取付られてお
り、該エヤ−回転継手14の回転部16は前記円筒体1
2内を貫通してキャビネット4内に突出されている。該
回転継手14の回転部16における円筒体12内位置に
は該円筒体12の内面に対して摺動回転をする仕切円板
17が取付られており、該仕切円板17の下部には箱状
のブラケット18が回転部16下部を包囲した状態にし
て吊設されている。
【0007】前記回転継手14の回転部16の下端側部
には前記箱状のブラケット18を貫通して支持された異
なる長さ(2本1対)の吹落しノズル19,20が放射
状に連通連結されており、該吹落しノズル19,20の
先端部は前記吹落し位置に移送された製品Wの同芯円状
溝9,10に向けて下向きに屈曲されている。尚吹落し
ノズル19,20の屈曲角度は同芯円状溝9,10に対
して垂直状態から若干ずれた吹付角度にしてある。さら
に前記回転継手14の固定部15は圧縮空気供給管22
に連通連結されていて、圧縮エヤ−が供給されると回転
継手14から吹落しノズル19,20に達し製品Wの同
芯円状溝9,10に向けて噴射され、この圧縮エヤ−噴
射力の反作用により回転継手14の回転部16が回転さ
れ各吹落しノズル19,20は同芯円状溝9,10に沿
って回転される構造になっている。また前記取付板13
には圧縮空気供給管22から分岐されたエヤ−配管23
が連通連結されていて円筒体12における仕切円板17
の上部に圧縮エヤ−が供給されるようになっていて、供
給された圧縮エヤ−は仕切円板17と円筒体12の内面
との隙間からキャビネット方向に向けて噴出され投射材
が飛び込んでくるのを防止するように構成されている。
尚前記回転継手14の回転部16の回転数は吹落しノズ
ル19,20,21の先端の屈曲角度と供給される圧縮
エヤ−の圧力調整により決まる。
【0008】このように構成されたものは、遠心投射機
3.3を駆動させると共に円板テ−ブル7を回転駆動装
置6の駆動により図2矢印方向に間歇回転移動させなが
ら製品搬入部1において未処理の製品Wを小テ−ブル8
上に載置してゆき遠心投射機3.3の位置で製品Wを小
テ−ブル8と共に回転させながら側面部のブラスト処理
をし吹落し位置において同芯円状溝9,10,11内に
溜った投射材の吹き落しをされて製品搬出部2に移送さ
れて製品Wが取り出されるという一連の作業が成され
る。この工程における吹落し位置での投射材の吹落し状
況を詳しく説明する。圧縮空気供給管22を介して圧縮
エヤ−が回転継手14に供給され吹落しノズル19,2
0から噴射されることによりその反作用を受けて回転継
手14と共に吹落しノズル19,20がそれぞれ回転さ
れ2種類以上の円軌跡を描きながら圧縮エヤ−を噴射さ
せる状態にされている。この状態で上面に形成された同
芯円状溝9,10に投射材を溜めた製品Wが吹落し位置
に円板テ−ブル7の回転により移送されてくると吹落し
ノズル19,20から噴射される圧縮エヤ−が同芯円状
溝9,10に沿って移動しながら吹き付けられるように
なり溜っている投射材を効率よく吹き落すようになる。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記の説明から明らかなように
ブラスト用キャビネットの吹落し位置にエヤ−回転継手
を設け、この回転継手の回転部に長さの異なる吹落しノ
ズルを放射状に連通連結し、各吹落しノズルの先端を、
下方に移送されてくる製品の上面に形成されている同芯
円状溝に向けて屈曲させた構成としたから吹落しノズル
を製品の同芯円状溝に沿って回転移動させながら圧縮エ
ヤ−を噴射させることができるようになり同芯円状溝に
溜った投射材を効率よく吹き落すことができ従来のもの
に比べて吹落しノズルの設置個数を少なくできると共に
圧縮エヤ−の使用量も少なくできる等種々の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラスト設備の概要を示す正面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
【図3】図1におけるC部拡大断面図である。
【図4】図3におけるB−B矢視図である。
【符号の説明】
4 ブラスト用キャビネット W 製品 9 10 同芯円状溝 14 エヤ−回転継手 15 固定部 16 回転部 18 ブラケット 19 20 吹落しノズル 22 圧縮空気供給管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラスト用キャビネット4の製品搬出部
    の手前上方位置にエヤ−回転継手14を配設し、該エヤ
    −回転継手14の固定部15を圧縮空気給気管22に連
    通連結すると共に該エヤ−回転継手14の回転部16に
    ブラケット18を介して長さの異なる複数の吹落しノズ
    ル19,20を放射状に連通連結し、該吹落しノズル1
    9,20の先端部を、下方に移送されてくる製品Wの上
    面に形成されている同芯円状溝9,10に向けて屈曲さ
    せたことを特徴とするブラスト設備の投射材吹落し装置
  2. 【請求項2】 前記吹落しノズル19,20の先端部
    は、製品Wの同芯円状溝9,10に対し垂直から若干ず
    れた吹付け角度に屈曲されていることを特徴とする請求
    項1記載のブラスト設備の投射材吹落し装置
JP15216995A 1995-05-26 1995-05-26 ブラスト設備の投射材吹落し装置 Pending JPH08323630A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15216995A JPH08323630A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 ブラスト設備の投射材吹落し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15216995A JPH08323630A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 ブラスト設備の投射材吹落し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08323630A true JPH08323630A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15534551

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15216995A Pending JPH08323630A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 ブラスト設備の投射材吹落し装置

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JP (1) JPH08323630A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012060125A1 (ja) * 2010-11-01 2012-05-10 新東工業株式会社 ショット処理装置

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