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JPH08311348A - シリコーン離型潤滑油組成物 - Google Patents

シリコーン離型潤滑油組成物

Info

Publication number
JPH08311348A
JPH08311348A JP14411995A JP14411995A JPH08311348A JP H08311348 A JPH08311348 A JP H08311348A JP 14411995 A JP14411995 A JP 14411995A JP 14411995 A JP14411995 A JP 14411995A JP H08311348 A JPH08311348 A JP H08311348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amino
silicone oil
antioxidant
group
modified silicone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14411995A
Other languages
English (en)
Inventor
Motohiko Hirai
元彦 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP14411995A priority Critical patent/JPH08311348A/ja
Publication of JPH08311348A publication Critical patent/JPH08311348A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Lubricants (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記平均組成式(1) R1 a 2 b SiO(4-a-b)/2 (1) (式中、R1 は−R3 NH2 又は−R3 NHR4 NH2
で示される基であり、R3 ,R4 はそれぞれ炭素数1〜
8のアルキレン基である。R2 は炭素数1〜6の1価炭
化水素基を示す。a,bは0.0001≦a≦0.0
1,1.95≦a+b≦2.20を満足する正数であ
る。)で示され、アミン当量が1万〜20万g/モルで
あり、重合度15以下の低分子量シリコーンの含有量が
各々10ppm以下であり、25℃における粘度が10
〜10万センチストークスであるアミノ変性シリコーン
オイルに、酸化防止剤を0.01〜1重量%配合してな
ることを特徴とするシリコーン離型潤滑油組成物。 【効果】 本発明のシリコーン離型潤滑油は、大幅に高
温でのアミノ基の耐熱安定性が向上し、さらに低分子シ
リコーン生成が抑制されるために、高温下での使用でも
アミノ変性シリコーンオイルの特性を損なうことがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱安定性に優れたシ
リコーン離型潤滑油組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、ジメチルシリコーンオイルを代表とするシリコーン
オイルは、離型用途、潤滑用途、作動油用途、繊維処理
用途等に広く使用されている。これらの用途において
は、ジメチルシリコーンオイルが耐熱性及び耐寒性にす
ぐれ、粘度温度係数が小さく、表面張力が低いこと等の
諸特性が生かされている。この中で、油圧系統作動油、
流体継手用の作動流体での使用においてもジメチルシリ
コーンオイルが用いられていたが、自動車の高性能化に
ともない、より苛酷な使用条件での安定的トルク伝達能
が求められ、ジメチルシリコーンオイルの耐熱性向上が
要求された。この耐熱性を向上させる方法としては、芳
香族アミン含有化合物を添加させる等各種酸化防止剤を
配合することが提案されている(USP3328350
号、特公昭55−18457号、特公昭63−2896
0号、特公昭63−19538号、特公平5−5995
5号公報等)。
【0003】一方、最近においては、アミノ基、メルカ
プト基等の官能基を含有するシリコーンオイルが複写機
用離型剤(特開平4−230784号、USP5157
445号公報)あるいはカーワックスの撥水耐久付与剤
(特開昭64−12313号公報)として使用され始め
ている。しかし、上記のような官能基を有するシリコー
ンオイルは、一般的にはジメチルシリコーンオイルに比
較して苛酷な条件下における耐熱安定性に乏しく、熱酸
化されて急速に劣化するため粘度増加が起こり、時には
ゲル化したり、あるいは官能基が熱的に破壊され、その
吸着性、離型性が低下してしまうという欠点を有してい
る。このような官能性シリコーンオイルの耐熱性を向上
させる方法としては、メルカプト変性シリコーンオイル
にはアミノ基含有化合物、アミノ変性シリコーンオイル
(アミン当量4万g/mol)には芳香族アミン含有化
合物を酸化防止剤として配合することが提案されている
(特公平6−41566号、特開平4−230784
号、USP5157445号公報)。
【0004】しかしながら、上記アミノ変性シリコーン
オイルの耐熱性、特にアミノ基の高温安定性及び高温で
の低分子シリコーンの生成を抑制することはなお十分で
なく、この点の解決が要望される。本発明は上記事情に
鑑みなされたもので、熱安定性、特にアミノ基の高温安
定性及び低分子シリコーン生成を抑制したアミノ変性シ
リコーン離型潤滑油組成物を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、下記平均
組成式(1) R1 a 2 b SiO(4-a-b)/2 (1) (式中、R1 は−R3 NH2 又は−R3 NHR4 NH2
で示される基であり、R3 ,R4 はそれぞれ炭素数1〜
8のアルキレン基である。R2 は炭素数1〜6の1価炭
化水素基を示す。a,bは0.0001≦a≦0.0
1,1.95≦a+b≦2.20を満足する正数であ
る。)で示され、アミン当量が1万〜20万g/モルで
あり、重合度15以下の低分子量シリコーンの含有量が
各々10ppm以下であり、25℃における粘度が10
〜10万センチストークスであるアミノ変性シリコーン
オイルに、酸化防止剤、特に下記一般式(2)で示され
る化合物、セリウムを主成分とする希土類金属混合物、
チタン、ジルコニウム及びハフニウムから選択される金
属元素を含有するメタロシロキサン化合物、或いはフェ
ノール系酸化防止剤を0.01〜1重量%配合すること
により、高温耐熱安定性、特に上記アミノ変性シリコー
ンオイルのアミノ基の安定性が優れ、しかも長期使用の
間における低分子シリコーン生成が大幅に抑制されるこ
とを知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0006】
【化2】 (p=2〜50の正数)
【0007】以下、本発明につき更に詳述すると、本発
明のシリコーン離型潤滑油組成物は、下記のアミノ変性
シリコーンオイルに酸化防止剤を配合してなるものであ
る。
【0008】本発明で用いるアミノ変性シリコーンオイ
ルは、アミノ基を限定した範囲で含有したものであり、
下記平均組成式(1) R1 a 2 b SiO(4-a-b)/2 (1) で示されるものである。
【0009】ここで、R1 は−R3 NH2 基又は−R3
NHR4 NH2 基で示されるものであり、R3 ,R4
それぞれ炭素数1〜8、好ましくは2又は3のアルキレ
ン基であり、R3 とR4 は互いに同一でも異なっていて
もよい。また、R2 は炭素数1〜6の1価炭化水素基で
あり、ケイ素原子に結合した形で分子中に含まれる。こ
のような1価炭化水素基として具体的には、メチル基、
エチル基、ブチル基、ヘキシル基等のアルキル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロアルキル
基、フェニル基等のアリル基、ビニル基、アリル基等の
アルケニル基、トリフロロプロピル基、ノナフロロヘキ
シル基等のハロゲン化アルキル基を例示することができ
るが、本発明においては特にメチル基が好ましい。さら
に、a,bは0.0001≦a≦0.01,1.95≦
a+b≦2.20を満たす正の数である。aが0.00
01未満では吸着性に劣り、0.01を超えると耐熱性
が低下する。
【0010】上記平均組成式(1)で示されるアミノ変
性シリコーンオイルは、直鎖状、分岐状及び環状のいず
れの構造であってもよいが、一般には直鎖状のものが好
適であり、特に好適なものとして下記平均組成式(3)
で示すものが例示される。
【0011】
【化3】 (m=8〜1500,n=0.002〜30の正数)
【0012】上記アミノ変性シリコーンオイルのアミノ
基含有量はアミン当量で1万〜20万g/モルの範囲で
あることが重要であり、1万g/モル未満あるいは20
万g/モルを超えると吸着性が低下する。
【0013】さらに、アミノ変性シリコーンオイルは、
重合度15以下の低分子シリコーン含有量が各々10p
pm以下であることが必要である。低分子シリコーン含
有量が各々10ppmを超えると、複写機用離型剤とし
て使用する場合、これらが原因となってコピー画像の不
均一や濃度低下を起こす可能性がある。このアミノ変性
シリコーンオイルは、25℃における粘度が10〜10
万センチストークスであり、より好ましくは100〜6
万センチストークスの範囲である。粘度が10センチス
トークス未満であると、特に低分子シリコーンが多く含
まれることになり、高温使用に際しては、これらが揮発
するため各種電気機器の電気接点障害を引き起こしてし
まう。また、粘度が10万センチストークスを超える
と、シリコーンオイルの伸展性が乏しくなるため、離型
剤として使用したとき離型性が低下する。
【0014】なお、本発明で用いるアミノ変性シリコー
ンオイルは、上記したように式(1)のもの、より好ま
しくは式(3)のものを挙げることができ、このような
アミノ変性シリコーンオイルとして具体的には、式
(4)で示されるものを例示することができる。
【0015】
【化4】
【0016】上記アミノ変性シリコーンオイルは、公知
の方法で製造することができ、例えばトリメチルシロキ
シ末端ポリジメチルシロキサン、オクタメチルシクロテ
トラシロキサン、メチルアミノプロピルポリシロキサン
を原料として、塩基性触媒を用いて高温にて重合し、窒
素置換高温減圧ストリッピングにより重合度15個程度
までの低分子シリコーンオイルを各々10ppm以下レ
ベルまで除去することにより製造することが出来る。こ
のようにして製造された平均組成式(4)のアミノ変性
シリコーンオイルのアミン当量は約10万であり、1分
子中に0.1個のメチルアミノプロピルシロキサン単位
を含有するものであるが、上記平均組成式(4)は原料
の仕込み比から計算された平均組成式であるため、実際
には下記平均組成式(5)で表わされるジメチルシリコ
ーンオイルと下記平均組成式(6)で表わされるアミノ
変性シリコーンオイルが90%/10%の比率でブレン
ドされたアミノ変性シリコーンオイルを意味している場
合も含まれる。
【0017】
【化5】
【0018】
【化6】
【0019】しかし、平均組成式(4)のブレンド操作
を行なわないアミノ変性シリコーンオイルと平均組成式
(5)と(6)のブレンドからのアミノ変性シリコーン
オイルの諸特性を比較すると、大部分の特性に大きな差
は確認出来ないが、例えば複写機用離型剤のような極め
て高離型が要求される用途においては、前者のノンブレ
ンドアミノ変性シリコーンオイルがより優れた特性を示
す。
【0020】次に、上記アミノ変性シリコーンオイルに
配合される酸化防止剤としては、下記一般式(2)で示
される芳香族アミン基含有シリコーンオイル、セリウム
を主成分とする希土類金属混合物、チタン、ジルコニウ
ム及びハフニウムから選択される金属元素を含有するメ
タロシロキサン化合物、或いはフェノール系酸化防止剤
の1種又は2種以上が好適に用いられる。
【0021】
【化7】
【0022】上記一般式(2)中、p=2〜50であ
り、pが50を超えると、アミノ変性シリコーンオイル
との溶解性は良いが、酸化防止効果を示すジフェニルア
ミンの部分の割合が少ないため、目的とする酸化防止効
果を得るためには大量に添加しなければならず、一方、
pが2未満であると、アミノ変性シリコーンオイルとの
溶解性が悪くなる上、低沸点になるので揮発性が高くな
り、一般に潤滑油が用いられる200℃以上の高温条件
下では目的の効果を発揮し得ない。これらの中では、p
=7の芳香族アミノ基含有シリコーンオイルが好適であ
るが、p=2〜50の範囲にあれば、いずれのものもア
ミノ変性シリコーンオイルへは容易に溶解し、また十分
な耐熱性を有する。
【0023】なお、芳香族アミン基含有酸化防止剤とし
て、例えばフェニルαナフチルアミン、ジフェニルアミ
ン、フェノチアジンなどのアミン系酸化防止剤が例示さ
れるが、アミノ変性シリコーンオイルに対する相溶性及
びその耐熱安定性向上効果は上記一般式(2)のように
シリコーンオイル中に導入した方が効果大であり、この
式(2)中のpの範囲内の重合度によってより大きな効
果を上げることができる。
【0024】また、メタロシロキサン化合物は、下記平
均組成式 R2 c SiO(4-c)/2 (式中、R2 は上記と同様の意味を示し、cは1.8〜
2.3の正数である。)で示されるオルガノポリシロキ
サン中にセリウムまたはセリウムを主成分とする希土類
金属混合物、チタン、ジルコニウム、ハフニウムから選
択される1種または2種以上の金属を含有させたもので
ある。このメタロシロキサンは例えば粘度100csの
ジメチルシリコーンオイル100重量部に、セリウムを
主成分とする希土類金属混合物の2−エチルヘキサン酸
塩のターペン溶液(希土類金属含有量6重量%)10重
量部とテトラ−n−ブチルチタネート2.1重量部との
混合物を充分攪拌しながら添加し、窒素ガスを少量流通
させながら加熱してターペンを留出後、300℃で1時
間加熱すれば、濃赤褐色の透明な液体として得ることが
出来る。
【0025】また、フェノール系酸化防止剤としては、
2,6−ジ−t−ブチルフェノール、2,5−ジ−t−
ブチルハイドロキノン、4,4−メチレン−ビス−2,
6−ジ−t−ブチルフェノールなどが例示される。さら
に、これらの酸化防止剤を分子構造中に1個以上含有す
るオルガノポリシロキサン化合物があり、例えば平均組
成式(7)、(8)で示されるものを挙げることができ
る。
【0026】
【化8】
【0027】
【化9】
【0028】
【化10】
【0029】このものは、例えばSiH基を含有するオ
ルガノポリシロキサンと式R5 CH2 CH=CH2 で示
されるアリールフェノール類を溶剤中で塩化白金酸存在
下で付加反応させることにより合成することが出来る。
【0030】上記した3種の酸化防止剤はいずれもアミ
ノ変性シリコーンオイルに優れた耐熱性を与えるもので
ある。これらの配合量は第1成分であるアミノ変性シリ
コーンオイル100重量部に対して0.001重量%未
満では少量すぎて耐熱向上効果、特に低分子シリコーン
生成抑制効果に乏しく、1重量%を超えるとそれ以上の
耐熱向上効果の大幅な向上は認められず、逆に酸化防止
剤中の低分子シリコーンが悪影響を及ぼす上、経済的に
不利となるので、0.001〜1重量%の範囲がよい
が、より好ましくは0.01〜0.1重量%である。
【0031】本発明のシリコーン離型潤滑油組成物は上
記した第1、第2成分を所定量混合した後、室温あるい
は40〜100℃の可温下に攪拌すると均一な透明な液
体となり、さらに精製濾過することにより得ることが出
来る。このようにして得られたシリコーン離型潤滑油組
成物は第1成分であるアミノ変性シリコーンオイルに比
較してアミノ基の安定性及び低分子シリコーン生成を抑
制するという耐熱安定性が大幅に向上したものとなって
いるので、高温下での使用でもアミノ変性シリコーンオ
イルの特性を損なうことがない。
【0032】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。 〔実施例1〜4、比較例1〕上記した平均組成式(4)
であるアミノ変性シリコーンオイルを定法により合成し
た。得られたオイルの物性は、粘度(25℃):300
cs、アミン当量:10万g/mol、低分子シリコー
ン含有量:重合度15個まで各々10ppm以下であっ
た。このアミノ変性シリコーンオイルに上記平均組成式
(9)である芳香族アミン基含有シリコーンオイルを
0.001、0.01、0.1、1重量%配合したもの
をそれぞれ100ccのビーカーに25g入れ、200
℃の熱風循環式高温槽に所定時間放置して、各時間にお
けるアミン当量を測定した。また、同様な組成物を50
ccガラス製アンプルに25g入れ、密閉後所定時間加
熱した後の低分子シリコーン含有量を測定した。
【0033】
【化11】
【0034】
【表1】 注 ΣSiは重合度15までの低分子シリコーン含有量
の合計
【0035】〔実施例5〜8〕実施例1〜4と同じアミ
ノ変性シリコーンオイルにセリウム0.3重量%、チタ
ン0.3重量%を含有するメタロシロキサンA及びジル
コニウムを3.0重量%含有するメタロシロキサンBを
各々0.01、0.1重量%配合したものの耐熱性を実
施例1〜4と同じ方法で測定した。
【0036】
【表2】
【0037】〔実施例9〜12〕実施例1〜4と同じア
ミノ変性シリコーンオイルに4,4−メチレン−ビス−
2,6−ジ−t−ブチルフェノール(IONOX22
0:シェル化学製)及び下記平均組成式(10)で示さ
れるヒンダードフェノール基含有シリコーンオイルを各
々0.01、0.1重量%配合したものの耐熱性を実施
例1〜4と同じ方法で測定した。
【0038】
【化12】
【0039】
【表3】
【0040】
【発明の効果】本発明のシリコーン離型潤滑油は、大幅
に高温でのアミノ基の耐熱安定性が向上し、さらに低分
子シリコーン生成が抑制されるために、高温下での使用
でもアミノ変性シリコーンオイルの特性を損なうことが
ない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08L 83/08 83:14) (C10M 169/04 107:50 155:02 139:02 129:10) C10N 10:08 10:16 20:02 20:04 30:08 40:36

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記平均組成式(1) R1 a 2 b SiO(4-a-b)/2 (1) (式中、R1 は−R3 NH2 又は−R3 NHR4 NH2
    で示される基であり、R3 ,R4 はそれぞれ炭素数1〜
    8のアルキレン基である。R2 は炭素数1〜6の1価炭
    化水素基を示す。a,bは0.0001≦a≦0.0
    1,1.95≦a+b≦2.20を満足する正数であ
    る。)で示され、アミン当量が1万〜20万g/モルで
    あり、重合度15以下の低分子量シリコーンの含有量が
    各々10ppm以下であり、25℃における粘度が10
    〜10万センチストークスであるアミノ変性シリコーン
    オイルに、酸化防止剤を0.01〜1重量%配合してな
    ることを特徴とするシリコーン離型潤滑油組成物。
  2. 【請求項2】 酸化防止剤が、下記一般式(2) 【化1】 (p=2〜50の正数)で示されるものである請求項1
    記載のシリコーン離型潤滑油組成物。
  3. 【請求項3】 酸化防止剤が、セリウムを主成分とする
    希土類金属混合物、チタン、ジルコニウム及びハフニウ
    ムから選択される金属元素を含有するメタロシロキサン
    化合物である請求項1記載のシリコーン離型潤滑油組成
    物。
  4. 【請求項4】 酸化防止剤が、フェノール系酸化防止剤
    である請求項1記載のシリコーン離型潤滑油組成物。
JP14411995A 1995-03-16 1995-05-18 シリコーン離型潤滑油組成物 Pending JPH08311348A (ja)

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JP7-84768 1995-03-16
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2775479A1 (fr) * 1998-03-02 1999-09-03 Oreal Utilisation d'un organosiloxane et/ou d'un organosilane antioxydant pour la photoprotection de la couleur des fibres keratiniques colorees naturellement ou artificiellement
JP2009073956A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Shin Etsu Chem Co Ltd 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
US20190316001A1 (en) * 2018-04-13 2019-10-17 Xerox Corporation Release fluid additives

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