JPH08308742A - 自動調理装置の制御回路 - Google Patents
自動調理装置の制御回路Info
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- JPH08308742A JPH08308742A JP7124677A JP12467795A JPH08308742A JP H08308742 A JPH08308742 A JP H08308742A JP 7124677 A JP7124677 A JP 7124677A JP 12467795 A JP12467795 A JP 12467795A JP H08308742 A JPH08308742 A JP H08308742A
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Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F17/00—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services
- G07F17/0064—Coin-freed apparatus for hiring articles; Coin-freed facilities or services for processing of food articles
- G07F17/0078—Food articles which need to be processed for dispensing in a hot or cooked condition, e.g. popcorn, nuts
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J27/00—Cooking-vessels
- A47J27/14—Cooking-vessels for use in hotels, restaurants, or canteens
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F9/00—Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
- G07F9/10—Casings or parts thereof, e.g. with means for heating or cooling
- G07F9/105—Heating or cooling means, for temperature and humidity control, for the conditioning of articles and their storage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】自動調理装置がノイズにより誤動作をせず、扉
を開けたときに動作を中断し、このときに人体に安全な
処置を行い、扉を閉めたときに動作を再開させる。 【構成】自動調理装置の制御回路300には、駆動制御
手段307の直流電源305と操作手段308の直流電
源306とを備え、自動調理装置本体の扉の開閉を電源
操作手段309で検知し、開閉制御手段311により駆
動制御手段307はこの時の動作状態を記憶し、扉を開
けたときにスイッチ310を遮断して直流電源306の
出力を消滅させる。扉を閉めたときに前記動作状態から
再開する。
を開けたときに動作を中断し、このときに人体に安全な
処置を行い、扉を閉めたときに動作を再開させる。 【構成】自動調理装置の制御回路300には、駆動制御
手段307の直流電源305と操作手段308の直流電
源306とを備え、自動調理装置本体の扉の開閉を電源
操作手段309で検知し、開閉制御手段311により駆
動制御手段307はこの時の動作状態を記憶し、扉を開
けたときにスイッチ310を遮断して直流電源306の
出力を消滅させる。扉を閉めたときに前記動作状態から
再開する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、前加工がなされた各
種の材料を自動的に調合して作る食品、例えばタコスを
自動的に調製する自動調理装置の制御回路に関する。
種の材料を自動的に調合して作る食品、例えばタコスを
自動的に調製する自動調理装置の制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動調理装置の制御回路
においては、前加工がなされた各種の材料を自動的に調
合するための複数の操作手段を作動させるのに必要な電
力と、該操作手段を駆動するための駆動制御手段を動作
させるのに必要な電力とは、交流電源を整流して得られ
る同一の直流電源から供給されていた。
においては、前加工がなされた各種の材料を自動的に調
合するための複数の操作手段を作動させるのに必要な電
力と、該操作手段を駆動するための駆動制御手段を動作
させるのに必要な電力とは、交流電源を整流して得られ
る同一の直流電源から供給されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の自動調理装置の
制御回路においては、前記操作手段としてのリレー、ソ
レノイド、ステップモータなどは動作時、特に動作終了
時に急峻なノイズ電圧を発生し、このノイズが共用して
いる前記直流電源の電圧に重畳され、その結果、前記駆
動制御手段が誤動作する恐れがあった。
制御回路においては、前記操作手段としてのリレー、ソ
レノイド、ステップモータなどは動作時、特に動作終了
時に急峻なノイズ電圧を発生し、このノイズが共用して
いる前記直流電源の電圧に重畳され、その結果、前記駆
動制御手段が誤動作する恐れがあった。
【0004】さらに、前記自動調理装置に設けられた扉
を開けたときには、前記操作手段の動作を中断させ、ま
た、該操作手段の充電部が手に触れなくするなどの人体
に対する安全対策を施すことが要求されているが、上述
の如く直流電源を共用しているために、前記駆動制御手
段が行う中断処理が複雑になり、該操作手段の充電部が
覆うために装置の構造も複雑になるという問題もあっ
た。
を開けたときには、前記操作手段の動作を中断させ、ま
た、該操作手段の充電部が手に触れなくするなどの人体
に対する安全対策を施すことが要求されているが、上述
の如く直流電源を共用しているために、前記駆動制御手
段が行う中断処理が複雑になり、該操作手段の充電部が
覆うために装置の構造も複雑になるという問題もあっ
た。
【0005】この発明の目的は、上記課題を解決する自
動調理装置の制御回路を提供することにある。
動調理装置の制御回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前加工がなされた各種の
材料を自動的に調合して食品を作る自動調理装置の制御
回路において、この第1の発明は、前記材料を自動的に
調合するための複数の操作手段を作動させる電力を供給
する第1の直流電源と、前記操作手段を駆動するための
駆動制御手段に電力を供給する第2の直流電源とを備
え、第2の発明は、前記材料を自動的に調合するための
複数の操作手段を作動させる電力を供給する第1の直流
電源と、前記操作手段を駆動するための駆動制御手段に
電力を供給する第2の直流電源と、自動調理装置に設け
られた複数の扉のいずれかを開けたときに第1の直流電
源をオフさせ、該扉を閉めたときに第1の直流電源をオ
ンさせる電源操作手段と、電源操作手段が動作したこと
に基づき駆動制御手段の動作を制御する開閉制御手段と
を備える。
材料を自動的に調合して食品を作る自動調理装置の制御
回路において、この第1の発明は、前記材料を自動的に
調合するための複数の操作手段を作動させる電力を供給
する第1の直流電源と、前記操作手段を駆動するための
駆動制御手段に電力を供給する第2の直流電源とを備
え、第2の発明は、前記材料を自動的に調合するための
複数の操作手段を作動させる電力を供給する第1の直流
電源と、前記操作手段を駆動するための駆動制御手段に
電力を供給する第2の直流電源と、自動調理装置に設け
られた複数の扉のいずれかを開けたときに第1の直流電
源をオフさせ、該扉を閉めたときに第1の直流電源をオ
ンさせる電源操作手段と、電源操作手段が動作したこと
に基づき駆動制御手段の動作を制御する開閉制御手段と
を備える。
【0007】
【作用】この第1の発明によれば、操作手段の電源と駆
動制御手段の電源とを別個に備えることにより、前記駆
動制御手段の電源には、操作手段から発生するノイズが
重畳されないため該ノイズによる誤動作が防止される。
この第2の発明は、前記第1の発明の効果に加え、扉を
開けたときに前記操作手段の電源をオフさせ、このとき
の動作状態を記憶し、扉を閉めたときに該動作状態から
前記電源をオンさせて動作を再開させるだけで良く、前
記駆動制御手段の中断処理が簡単になり、また該駆動制
御手段は電源オフ中は充電されないので人体に安全であ
る。
動制御手段の電源とを別個に備えることにより、前記駆
動制御手段の電源には、操作手段から発生するノイズが
重畳されないため該ノイズによる誤動作が防止される。
この第2の発明は、前記第1の発明の効果に加え、扉を
開けたときに前記操作手段の電源をオフさせ、このとき
の動作状態を記憶し、扉を閉めたときに該動作状態から
前記電源をオンさせて動作を再開させるだけで良く、前
記駆動制御手段の中断処理が簡単になり、また該駆動制
御手段は電源オフ中は充電されないので人体に安全であ
る。
【0008】
【実施例】図1,図2を用いて、この発明の対象となる
タコスの自動調理装置の一例を説明する。まず、図1は
自動調理装置の正面図、図2はそのII−II線に沿う断面
図である。自動調理装置は鋼板からなる箱形のキャビネ
ット1により一体構成され、このキャビネット1は大き
く分けて上部が食材収納空間2、中間部が調理空間3、
下部がユーティリティ空間4として用いられている。食
材収納空間2とユーティリティ空間4とはいくつかの小
室に区画され、各室の前面は扉により閉塞されている
が、調理空間3はキャビネット1の略全長にわたって連
通しており、その前面は開放されている。なお、キャビ
ネット1は輸送や設置の便のため3つに分割され、各部
にはキャスタ5が設けられているが、図示据付け状態で
はジャッキ6により僅かに持ち上げられて位置決めされ
ている。
タコスの自動調理装置の一例を説明する。まず、図1は
自動調理装置の正面図、図2はそのII−II線に沿う断面
図である。自動調理装置は鋼板からなる箱形のキャビネ
ット1により一体構成され、このキャビネット1は大き
く分けて上部が食材収納空間2、中間部が調理空間3、
下部がユーティリティ空間4として用いられている。食
材収納空間2とユーティリティ空間4とはいくつかの小
室に区画され、各室の前面は扉により閉塞されている
が、調理空間3はキャビネット1の略全長にわたって連
通しており、その前面は開放されている。なお、キャビ
ネット1は輸送や設置の便のため3つに分割され、各部
にはキャスタ5が設けられているが、図示据付け状態で
はジャッキ6により僅かに持ち上げられて位置決めされ
ている。
【0009】食材収納空間2には2a,2b及び2cの
3つの室が形成され、室2b,2cは断熱構造となって
いる。そして、常温の室2aにはトティーヤ貯蔵搬出機
構7が設置され、ヒータ8で約74℃に加熱された室2
bにはタコシェル貯蔵搬出機構9及び挽肉貯蔵搬出機構
19が設置されている。また、冷却器11で約4℃に冷
却された室2cには、サワークリーム貯蔵搬出機構1
2、レタス貯蔵搬出機構13、チーズ貯蔵搬出機構14
及びトマト貯蔵搬出機構15が設置されている。なお、
室2cに隣接するキャビネット右上部は制御室として用
いられ、この部分には前面にタッチパネルを備えた操作
ディスプレイ16及び主制御部17が設置されている。
3つの室が形成され、室2b,2cは断熱構造となって
いる。そして、常温の室2aにはトティーヤ貯蔵搬出機
構7が設置され、ヒータ8で約74℃に加熱された室2
bにはタコシェル貯蔵搬出機構9及び挽肉貯蔵搬出機構
19が設置されている。また、冷却器11で約4℃に冷
却された室2cには、サワークリーム貯蔵搬出機構1
2、レタス貯蔵搬出機構13、チーズ貯蔵搬出機構14
及びトマト貯蔵搬出機構15が設置されている。なお、
室2cに隣接するキャビネット右上部は制御室として用
いられ、この部分には前面にタッチパネルを備えた操作
ディスプレイ16及び主制御部17が設置されている。
【0010】各食材の上記貯蔵搬出機構7,9,10,
12〜15の詳細構造の図示は省略するが、その動作原
理の概略を説明すると以下の通りである。トティーヤ貯
蔵搬出機構7は3段の棚7aを備え、タコスの皮となる
トティーヤ18がこれらの棚7a上に積み重ねられて収
納されている。トティーヤ18は既に述べた通り、小麦
粉を溶いて円盤状に焼き上げたもので、その大きさは例
えば直径が180mm程度,厚さが2mm程度である。
このトティーヤ18は搬出の際には、送りねじにより上
下方向及び前後方向に送られる腕7bの先端の吸盤に空
気的に吸着されて1枚ずつ取り出され、加熱器7c内に
挿入される。加熱器7cは常時加熱された上下2枚の水
平な電熱板を備え、挿入されたトティーヤ18をこの電
熱板に挟んで瞬間加熱する。その後、加熱されたトティ
ーヤ18は電熱板の中心に左右方向に設けられたスリッ
トを通して上下動する図示しない板状のプッシャで中心
線上を押されて二つ折りされながら下方に突き出され、
そのままの姿勢でシュータを経て垂直落下する。
12〜15の詳細構造の図示は省略するが、その動作原
理の概略を説明すると以下の通りである。トティーヤ貯
蔵搬出機構7は3段の棚7aを備え、タコスの皮となる
トティーヤ18がこれらの棚7a上に積み重ねられて収
納されている。トティーヤ18は既に述べた通り、小麦
粉を溶いて円盤状に焼き上げたもので、その大きさは例
えば直径が180mm程度,厚さが2mm程度である。
このトティーヤ18は搬出の際には、送りねじにより上
下方向及び前後方向に送られる腕7bの先端の吸盤に空
気的に吸着されて1枚ずつ取り出され、加熱器7c内に
挿入される。加熱器7cは常時加熱された上下2枚の水
平な電熱板を備え、挿入されたトティーヤ18をこの電
熱板に挟んで瞬間加熱する。その後、加熱されたトティ
ーヤ18は電熱板の中心に左右方向に設けられたスリッ
トを通して上下動する図示しない板状のプッシャで中心
線上を押されて二つ折りされながら下方に突き出され、
そのままの姿勢でシュータを経て垂直落下する。
【0011】タコシェルはとうもろこし粉などを溶いて
円盤状に焼いた上、すでに述べたようにこれを二つ折り
形状にして油で固く揚げたもので、その大きさは例えば
直径が150mm程度、厚さが1mm程度である。タコ
シェル貯蔵搬出機構9はスパイラルワイヤに水平に支持
されて上から下に送られる多数の棚板を備え、二つ折り
のタコシェルは10枚程度ずつ互いに重ねられた状態で
折れ目が手前側になるようにして各棚板上に横倒し状態
で置かれている。
円盤状に焼いた上、すでに述べたようにこれを二つ折り
形状にして油で固く揚げたもので、その大きさは例えば
直径が150mm程度、厚さが1mm程度である。タコ
シェル貯蔵搬出機構9はスパイラルワイヤに水平に支持
されて上から下に送られる多数の棚板を備え、二つ折り
のタコシェルは10枚程度ずつ互いに重ねられた状態で
折れ目が手前側になるようにして各棚板上に横倒し状態
で置かれている。
【0012】調理空間3の手前寄りには、ステンレス鋼
板からなるV字上断面(図2参照)の樋状の包装紙ガイ
ド20が水平に設置され、図1の左端の包装紙入口端に
は後述するように包装紙をV字状に折り曲げる作用をす
る直径10mm程度の丸棒からなるロッド21が垂直に
設置され、球面状に形成されたその先端部は包装紙ガイ
ド20の底部と0.1mm程度のごくわずかな隙間を介
して対向している。また、包装紙ガイド20の図1の右
端の包装紙出口端に連続するように、包装紙ガイド20
の底面と同一レベルで平板状の受板22が設置され、そ
の上方には単に門形の押し枠23aのみを示した包装紙
シール機構23が設置されている。包装紙シール機構2
3の隣には、鎖線で囲んで示しただけであるが、包装紙
切断機構24が設置されている。これらの機構23,2
4の上方には、エアシリンダに駆動されて鎖線位置と実
線位置との間で左右に往復動する包装紙送り機構25が
設置されている。
板からなるV字上断面(図2参照)の樋状の包装紙ガイ
ド20が水平に設置され、図1の左端の包装紙入口端に
は後述するように包装紙をV字状に折り曲げる作用をす
る直径10mm程度の丸棒からなるロッド21が垂直に
設置され、球面状に形成されたその先端部は包装紙ガイ
ド20の底部と0.1mm程度のごくわずかな隙間を介
して対向している。また、包装紙ガイド20の図1の右
端の包装紙出口端に連続するように、包装紙ガイド20
の底面と同一レベルで平板状の受板22が設置され、そ
の上方には単に門形の押し枠23aのみを示した包装紙
シール機構23が設置されている。包装紙シール機構2
3の隣には、鎖線で囲んで示しただけであるが、包装紙
切断機構24が設置されている。これらの機構23,2
4の上方には、エアシリンダに駆動されて鎖線位置と実
線位置との間で左右に往復動する包装紙送り機構25が
設置されている。
【0013】ユーティリティ空間4の図1の左端部に
は、テープ状の包装紙26のロールが回転自在に支持さ
れている。包装紙26は、例えば幅が260mm、厚さ
が45μmの上白紙で、ロールの外側になる面は圧接さ
れると接着する感圧性の接着剤が前面塗布されている。
この包装紙26は2つのガイドローラ27及び28に巻
き掛けられ、次いでモータ駆動される送りローラ29を
経てガイドローラ30に巻き掛けられた後、包装紙ガイ
ド20のV字状空間内に導かれる。ここで、包装紙26
はガイドローラ30を出るまでは平坦であるが、ガイド
ローラ30を出ると中心線に沿って徐々にV字状に変形
され、包装紙ガイド20内に入るとその断面形状に沿っ
て折り曲げられた上、ロッド21と包装紙ガイド20の
底面との隙間を通過してそのまま包装紙ガイド20の右
端に至っている。なお、包装紙26のロールは予備のた
めに2つ並べて設けられており、一方を使い切ると直ぐ
に他方に切り替えられるようになっている。
は、テープ状の包装紙26のロールが回転自在に支持さ
れている。包装紙26は、例えば幅が260mm、厚さ
が45μmの上白紙で、ロールの外側になる面は圧接さ
れると接着する感圧性の接着剤が前面塗布されている。
この包装紙26は2つのガイドローラ27及び28に巻
き掛けられ、次いでモータ駆動される送りローラ29を
経てガイドローラ30に巻き掛けられた後、包装紙ガイ
ド20のV字状空間内に導かれる。ここで、包装紙26
はガイドローラ30を出るまでは平坦であるが、ガイド
ローラ30を出ると中心線に沿って徐々にV字状に変形
され、包装紙ガイド20内に入るとその断面形状に沿っ
て折り曲げられた上、ロッド21と包装紙ガイド20の
底面との隙間を通過してそのまま包装紙ガイド20の右
端に至っている。なお、包装紙26のロールは予備のた
めに2つ並べて設けられており、一方を使い切ると直ぐ
に他方に切り替えられるようになっている。
【0014】上述した包装紙26の折り曲げ変形及び包
装紙ガイド20内への導入は、装置の運転開始時にまず
手作業により行う。すなわち、カイドローラ30まで包
装紙26を巻き掛けたら、この包装紙26の先端を指で
摘んでV字状に変形させ、ロッド21を潜らせながら包
装紙ガイド20内に導入し、そのまま先端がシール機構
23に重なるまで右に向かって引張る。その間、包装紙
26は中心線に沿ってロッド21の先端部でしごかれ、
包装紙ガイド20の内壁面に沿うV字状に折り曲げられ
ながら包装紙ガイド20内を進行する。なお、V字状に
折り曲げられた包装紙26の左右上端面は包装紙ガイド
20より僅かに低い位置に収まるが、この包装紙26の
はみ出しを防止するために、包装紙ガイド20の左右上
端部には、図2に示すように逆U字状のキャップ31が
取り付けられている。
装紙ガイド20内への導入は、装置の運転開始時にまず
手作業により行う。すなわち、カイドローラ30まで包
装紙26を巻き掛けたら、この包装紙26の先端を指で
摘んでV字状に変形させ、ロッド21を潜らせながら包
装紙ガイド20内に導入し、そのまま先端がシール機構
23に重なるまで右に向かって引張る。その間、包装紙
26は中心線に沿ってロッド21の先端部でしごかれ、
包装紙ガイド20の内壁面に沿うV字状に折り曲げられ
ながら包装紙ガイド20内を進行する。なお、V字状に
折り曲げられた包装紙26の左右上端面は包装紙ガイド
20より僅かに低い位置に収まるが、この包装紙26の
はみ出しを防止するために、包装紙ガイド20の左右上
端部には、図2に示すように逆U字状のキャップ31が
取り付けられている。
【0015】ユーティリティ空間4の右端部には、左右
2本のスパイラルワイヤ32が前後に水平に設けられ、
各々はモータ33(図2)により回転駆動されるように
なっている。図2に示すように、スパイラルワイヤ32
の手前側は包装紙ガイド20の下方に位置し、奥側は手
前に向かって傾斜するシュータ34の上方に位置してい
る。シュータ34は前面に開口するフラッパ付の取出口
35に通じている。そして、包装紙ガイド20の真下に
は、スパイラルワイヤ32の下面に近接し、かつ左右の
スパイラルワイヤ32に跨がるように幅の狭いベルトコ
ンベア36が左右方向に水平に設置され、その奥にはス
パイラルワイヤ32の下面に近接して受板37が前後に
水平に設置されている。ユーティリティ空間4にはその
他、下部シール機構38、端末制御部39、冷却器11
に冷媒を供給する冷凍機ユニット40などが収容されて
いる。
2本のスパイラルワイヤ32が前後に水平に設けられ、
各々はモータ33(図2)により回転駆動されるように
なっている。図2に示すように、スパイラルワイヤ32
の手前側は包装紙ガイド20の下方に位置し、奥側は手
前に向かって傾斜するシュータ34の上方に位置してい
る。シュータ34は前面に開口するフラッパ付の取出口
35に通じている。そして、包装紙ガイド20の真下に
は、スパイラルワイヤ32の下面に近接し、かつ左右の
スパイラルワイヤ32に跨がるように幅の狭いベルトコ
ンベア36が左右方向に水平に設置され、その奥にはス
パイラルワイヤ32の下面に近接して受板37が前後に
水平に設置されている。ユーティリティ空間4にはその
他、下部シール機構38、端末制御部39、冷却器11
に冷媒を供給する冷凍機ユニット40などが収容されて
いる。
【0016】以上で構成の説明を一応終了し、以下に運
転動作について説明する。装置は操作ディスプレイ16
の表示画面にタッチしてメニューや製作個数を指定して
作動させるが、メニューはトティーヤ18を用いるか
(ソフトタコス)、タコシェル19を用いるか(ハード
タコス)、各種の具をどの組み合わせで挟み込むかによ
って定められる。さて、装置が始動すると、まず包装紙
ガイド20内のV字状の包装紙26の内側に、トティー
ヤ貯蔵搬出機構7又はタコシェル貯蔵搬出機構9から二
つ折りにされた皮(トティーヤ18又はタコシェル1
9)が1枚投入される。ここでは、トティーヤ18が投
入されるものとして説明する。また、それと同時に下部
シール機構38及び包装紙シール機構23により包装紙
26の所定のシールが行われる。
転動作について説明する。装置は操作ディスプレイ16
の表示画面にタッチしてメニューや製作個数を指定して
作動させるが、メニューはトティーヤ18を用いるか
(ソフトタコス)、タコシェル19を用いるか(ハード
タコス)、各種の具をどの組み合わせで挟み込むかによ
って定められる。さて、装置が始動すると、まず包装紙
ガイド20内のV字状の包装紙26の内側に、トティー
ヤ貯蔵搬出機構7又はタコシェル貯蔵搬出機構9から二
つ折りにされた皮(トティーヤ18又はタコシェル1
9)が1枚投入される。ここでは、トティーヤ18が投
入されるものとして説明する。また、それと同時に下部
シール機構38及び包装紙シール機構23により包装紙
26の所定のシールが行われる。
【0017】ここで、下部シール機構38は包装紙26
の皮の前後(隣合う皮と皮の間)の折り目部分を例えば
下から10mmの高さまで10mmの幅でシールするも
ので、包装紙ガイド20に設けられた図示しない切欠を
介して、クランプ38aで包装紙26の折り目部分を左
右から圧接し、その部分で包装紙26の対向面を互いに
接合させる。これにより、包装紙26の皮の前後に仕切
りができ、その後に投入された具の一部が皮からこぼれ
た際にも、この具が包装紙26内で隣の皮の領域までは
み出すことが防がれる。これに対して、包装紙シール機
構23は具の投入が終了した後に、でき上がったタコス
の周囲の包装紙26の合わせ目をシールするもので、包
装紙ガイド20の右端から突出し、受板22で支承され
た包装紙26の先端部分をエアシリンダで開閉される左
右一対の門形の押し枠23aで圧接し、包装紙26の合
わせ目の対向面を門形に接合する。
の皮の前後(隣合う皮と皮の間)の折り目部分を例えば
下から10mmの高さまで10mmの幅でシールするも
ので、包装紙ガイド20に設けられた図示しない切欠を
介して、クランプ38aで包装紙26の折り目部分を左
右から圧接し、その部分で包装紙26の対向面を互いに
接合させる。これにより、包装紙26の皮の前後に仕切
りができ、その後に投入された具の一部が皮からこぼれ
た際にも、この具が包装紙26内で隣の皮の領域までは
み出すことが防がれる。これに対して、包装紙シール機
構23は具の投入が終了した後に、でき上がったタコス
の周囲の包装紙26の合わせ目をシールするもので、包
装紙ガイド20の右端から突出し、受板22で支承され
た包装紙26の先端部分をエアシリンダで開閉される左
右一対の門形の押し枠23aで圧接し、包装紙26の合
わせ目の対向面を門形に接合する。
【0018】シール機構23,38による上記シールが
終了すると、送りローラ29が一定時間回転して所定量
の包装紙26をロールから繰り出す一方で、包装紙送り
機構25が図1の実線位置から破線位置まで移動してシ
ールされた包装紙26の上端部をクランプ25aで把持
し、次いで実線位置まで戻って離すという動作を行い、
包装紙ガイド20内の包装紙26の全体を一定ストロー
ク、例えば230mmだけステップ送りする。このステ
ップ送りが終了すると、今度は包装紙切断機構24が作
動し、包装紙26を上記ストロークの長さごとに前後に
切断する。なお、運転開始後、最初にでき上がったタコ
スが包装紙シール機構23に達するまでは、包装紙26
のシール及び切断は空のまま行われる。包装紙切断機構
24は包装紙26の両側に垂直な一対の可動刃を備え、
作動時にはこれらが接近して包装紙26を剪断する構造
となっている。
終了すると、送りローラ29が一定時間回転して所定量
の包装紙26をロールから繰り出す一方で、包装紙送り
機構25が図1の実線位置から破線位置まで移動してシ
ールされた包装紙26の上端部をクランプ25aで把持
し、次いで実線位置まで戻って離すという動作を行い、
包装紙ガイド20内の包装紙26の全体を一定ストロー
ク、例えば230mmだけステップ送りする。このステ
ップ送りが終了すると、今度は包装紙切断機構24が作
動し、包装紙26を上記ストロークの長さごとに前後に
切断する。なお、運転開始後、最初にでき上がったタコ
スが包装紙シール機構23に達するまでは、包装紙26
のシール及び切断は空のまま行われる。包装紙切断機構
24は包装紙26の両側に垂直な一対の可動刃を備え、
作動時にはこれらが接近して包装紙26を剪断する構造
となっている。
【0019】包装紙26の切断の間、挽肉貯蔵搬出機構
10からは定量の挽肉が包装紙26内にあるトティーヤ
18の内側に投入される。なお、ハードタコスの場合は
タコシェル19が搬出された後、次のステップで直ぐに
挽肉の投入が行われるが、ソフトタコスの場合はトティ
ーヤ18が搬出された後、次の次のステップで挽肉の投
入が行われる。このような空ステップで具を選択的に投
入する場合にも設けられ、その制御はすべて予め入力さ
れたメニューデータに基づいて行われる。そして、この
投入が終わると包装紙送り機構25は包装紙26を1ス
テップ進行させ、この進行が終わると同時にシール機構
23,38が包装紙26のシールを行い、次いで包装紙
切断機構24が包装紙26の先頭を切断する。
10からは定量の挽肉が包装紙26内にあるトティーヤ
18の内側に投入される。なお、ハードタコスの場合は
タコシェル19が搬出された後、次のステップで直ぐに
挽肉の投入が行われるが、ソフトタコスの場合はトティ
ーヤ18が搬出された後、次の次のステップで挽肉の投
入が行われる。このような空ステップで具を選択的に投
入する場合にも設けられ、その制御はすべて予め入力さ
れたメニューデータに基づいて行われる。そして、この
投入が終わると包装紙送り機構25は包装紙26を1ス
テップ進行させ、この進行が終わると同時にシール機構
23,38が包装紙26のシールを行い、次いで包装紙
切断機構24が包装紙26の先頭を切断する。
【0020】その間、包装紙26内のトティーヤ18に
はサワークリーム貯蔵搬出機構12から定量のサワーク
リームが投入される一方、トティーヤ貯蔵搬出機構7か
らは新たなトティーヤ18が包装紙26内に投入され
る。このような繰り返しにより、トティーヤ貯蔵搬出機
構7から次々とトティーヤ18の投入が行われるととも
に、このトティーヤ18にはメニューに応じて必要な具
が各貯蔵搬出機構9,10,12〜14から順次投入さ
れる。そして、具の投入が終わってタコスとしてでき上
がったものが包装紙シール機構23に達してシールさ
れ、次いで包装紙切断機構24で次のタコスとのつなぎ
目が切断されると商品41、つまり230mmの長さに
カットされたV字状の包装紙26にタコスが挟み込ま
れ、その周囲の包装紙26が門形にシールされたものの
生産が完了する。
はサワークリーム貯蔵搬出機構12から定量のサワーク
リームが投入される一方、トティーヤ貯蔵搬出機構7か
らは新たなトティーヤ18が包装紙26内に投入され
る。このような繰り返しにより、トティーヤ貯蔵搬出機
構7から次々とトティーヤ18の投入が行われるととも
に、このトティーヤ18にはメニューに応じて必要な具
が各貯蔵搬出機構9,10,12〜14から順次投入さ
れる。そして、具の投入が終わってタコスとしてでき上
がったものが包装紙シール機構23に達してシールさ
れ、次いで包装紙切断機構24で次のタコスとのつなぎ
目が切断されると商品41、つまり230mmの長さに
カットされたV字状の包装紙26にタコスが挟み込ま
れ、その周囲の包装紙26が門形にシールされたものの
生産が完了する。
【0021】商品41は包装紙26が切断されると真下
に落下し、ベルトコンベア36に受け止められる。この
ベルトコンベア36は図示しないセンサにより商品41
を検知すると、予め入力されたメニューデータによりソ
フトタコスかハードタコスかを区別し、左回転あるいは
右回転して左右いずれかのスパイラルワイヤ32に商品
41を送り込む。いまの場合、ソフトタコスとして商品
41が右側のスパイラルワイヤ32に送り込まれると、
常時回転しているスパイラルワイヤ32はこの商品41
を図2に矢印で示したように奥側に搬送してその終端部
からシュータ34上に落下させる。図2に示すように、
この商品41はシュータ34上を滑って商品取出口35
に達し、取り出されて客に渡される。ハードタコスの場
合の運転動作も、最初にタコシェル19が投入される点
を除いては同じである。
に落下し、ベルトコンベア36に受け止められる。この
ベルトコンベア36は図示しないセンサにより商品41
を検知すると、予め入力されたメニューデータによりソ
フトタコスかハードタコスかを区別し、左回転あるいは
右回転して左右いずれかのスパイラルワイヤ32に商品
41を送り込む。いまの場合、ソフトタコスとして商品
41が右側のスパイラルワイヤ32に送り込まれると、
常時回転しているスパイラルワイヤ32はこの商品41
を図2に矢印で示したように奥側に搬送してその終端部
からシュータ34上に落下させる。図2に示すように、
この商品41はシュータ34上を滑って商品取出口35
に達し、取り出されて客に渡される。ハードタコスの場
合の運転動作も、最初にタコシェル19が投入される点
を除いては同じである。
【0022】図1において、包装紙送り機構25はシー
ル後の包装紙26の上端縁を把持するように設けたが、
図1に鎖線で示したように、包装紙ガイド20の下部に
包装紙送り機構25を設け、包装紙26の折り目部分を
把持してステップ送りさせるようにすれば、包装紙26
の進行がより円滑になる。なお、その場合にはクランプ
25aの往復動を逃げる窓穴を包装紙ガイド20に設け
ておくものとする。
ル後の包装紙26の上端縁を把持するように設けたが、
図1に鎖線で示したように、包装紙ガイド20の下部に
包装紙送り機構25を設け、包装紙26の折り目部分を
把持してステップ送りさせるようにすれば、包装紙26
の進行がより円滑になる。なお、その場合にはクランプ
25aの往復動を逃げる窓穴を包装紙ガイド20に設け
ておくものとする。
【0023】以上示したタコスの自動調理装置において
は、包装紙のステップ進行ごとに皮と各種の具の投入が
一斉に行われ、最終工程から商品が連続的に送り出され
るので生産効率がよく、4秒に1個程度の高速でタコス
を生産できる。それに、各具の投入量も正確であり、ま
た具は包装紙内で皮に投入されるので、皮からこぼれた
具も包装紙内に留まって散乱せず、かつ食材に直接手が
触れないので衛生的である。
は、包装紙のステップ進行ごとに皮と各種の具の投入が
一斉に行われ、最終工程から商品が連続的に送り出され
るので生産効率がよく、4秒に1個程度の高速でタコス
を生産できる。それに、各具の投入量も正確であり、ま
た具は包装紙内で皮に投入されるので、皮からこぼれた
具も包装紙内に留まって散乱せず、かつ食材に直接手が
触れないので衛生的である。
【0024】図3は、この発明の実施例を示す自動調理
装置の制御回路の構成図である。図3において、100
は商用電源、200は自動調理装置本体、300は制御
回路、201はメインブレーカである。制御回路300
には、制御側ブレーカ301、操作側ブレーカ302、
電源スイッチ303、自動調理装置本体200の異常動
作時の緊急停止スイッチ304、制御側の直流電源とし
ての電源305、操作側の直流電源としての電源30
6、CPU,メモリ,図1に示した操作ディスプレイ1
6などから構成される駆動制御手段307、リレー,ソ
レノイド,ステップモータ,アームロボットなどから構
成され図1に示した各種貯蔵搬出機構7,9,10,1
2〜15などを操作する操作手段308、図示しない自
動調理装置本体200に設置された扉の開閉を検知して
電源306の入力側を操作する電源操作手段309、電
源操作手段309の出力に基づいて電源306をオン・
オフするスイッチ310、電源操作手段309の出力に
基づいて駆動制御手段307の動作を指示する開閉制御
手段311、自動調理装置本体200の状態を検知する
サーミスタ,リミットスイッチ,サーモスタットなどの
センサ312が備えられている。
装置の制御回路の構成図である。図3において、100
は商用電源、200は自動調理装置本体、300は制御
回路、201はメインブレーカである。制御回路300
には、制御側ブレーカ301、操作側ブレーカ302、
電源スイッチ303、自動調理装置本体200の異常動
作時の緊急停止スイッチ304、制御側の直流電源とし
ての電源305、操作側の直流電源としての電源30
6、CPU,メモリ,図1に示した操作ディスプレイ1
6などから構成される駆動制御手段307、リレー,ソ
レノイド,ステップモータ,アームロボットなどから構
成され図1に示した各種貯蔵搬出機構7,9,10,1
2〜15などを操作する操作手段308、図示しない自
動調理装置本体200に設置された扉の開閉を検知して
電源306の入力側を操作する電源操作手段309、電
源操作手段309の出力に基づいて電源306をオン・
オフするスイッチ310、電源操作手段309の出力に
基づいて駆動制御手段307の動作を指示する開閉制御
手段311、自動調理装置本体200の状態を検知する
サーミスタ,リミットスイッチ,サーモスタットなどの
センサ312が備えられている。
【0025】通常は、メインブレーカ201,制御側ブ
レーカ301,操作側ブレーカ302それぞれがオンさ
れた状態で、電源スイッチ303を投入すると接点30
3a,303bが閉じて、電源305,306に商用電
源100の交流が印加され、電源305,306は商用
電源1の交流を整流,平滑した直流を、さらに定電圧化
した直流電圧として出力するようにしている。
レーカ301,操作側ブレーカ302それぞれがオンさ
れた状態で、電源スイッチ303を投入すると接点30
3a,303bが閉じて、電源305,306に商用電
源100の交流が印加され、電源305,306は商用
電源1の交流を整流,平滑した直流を、さらに定電圧化
した直流電圧として出力するようにしている。
【0026】このため、電源305,306はそれぞれ
の負荷から発生するノイズ電圧に対して相手の電源への
擾乱は無視できる程僅かであり、さらに電源306,操
作手段308側の配線ケーブルと、電源305,駆動制
御手段307,開閉制御手段311,センサ312側の
配線ケーブルとを分離した配置にすることにより駆動制
御手段307が誤動作する恐れを皆無にすることができ
る。
の負荷から発生するノイズ電圧に対して相手の電源への
擾乱は無視できる程僅かであり、さらに電源306,操
作手段308側の配線ケーブルと、電源305,駆動制
御手段307,開閉制御手段311,センサ312側の
配線ケーブルとを分離した配置にすることにより駆動制
御手段307が誤動作する恐れを皆無にすることができ
る。
【0027】また、前述の自動調理装置本体200に設
置された図示しない複数の扉のいずれかが開けられたこ
とを電源操作手段309で検知して、電源操作手段30
9によりスイッチ310を遮断して電源306の出力電
圧を消滅させ、このときの状態を開閉制御手段311に
より駆動制御手段307が記憶して待機し、前記扉を閉
めたときに、電源操作手段309によりスイッチ310
を再投入して電源306の出力電圧を正常に戻し、開閉
制御手段311により駆動制御手段307が記憶した元
の状態から動作を再開させるようにする。
置された図示しない複数の扉のいずれかが開けられたこ
とを電源操作手段309で検知して、電源操作手段30
9によりスイッチ310を遮断して電源306の出力電
圧を消滅させ、このときの状態を開閉制御手段311に
より駆動制御手段307が記憶して待機し、前記扉を閉
めたときに、電源操作手段309によりスイッチ310
を再投入して電源306の出力電圧を正常に戻し、開閉
制御手段311により駆動制御手段307が記憶した元
の状態から動作を再開させるようにする。
【0028】
【発明の効果】この第1の発明によれば、操作手段の電
源と駆動制御手段の電源とを別個に備え、それぞれの負
荷側の配線ケーブルを分離した配置とすることにより、
駆動制御手段はノイズによる誤動作が防止される。ま
た、第2の発明によれば、前記第1の発明の効果に加
え、扉を開けたときに前記操作手段の電源をオフさせ、
このときの動作状態から扉を閉めたときに動作を再開さ
せる簡単な中断処理で良く、また該駆動制御手段は電源
オフ中は充電されないので人体に安全である。
源と駆動制御手段の電源とを別個に備え、それぞれの負
荷側の配線ケーブルを分離した配置とすることにより、
駆動制御手段はノイズによる誤動作が防止される。ま
た、第2の発明によれば、前記第1の発明の効果に加
え、扉を開けたときに前記操作手段の電源をオフさせ、
このときの動作状態から扉を閉めたときに動作を再開さ
せる簡単な中断処理で良く、また該駆動制御手段は電源
オフ中は充電されないので人体に安全である。
【図1】この発明の対象となる自動調理装置の正面図
【図2】図1のII−II線に沿う断面図
【図3】この発明の実施例を示す自動調理装置の制御回
路の構成図
路の構成図
7…トティーヤ貯蔵搬出機構、8…ヒータ、9…タコシ
ェル貯蔵搬出機構、10…挽肉貯蔵搬出機構、11…冷
却器、12…サワークリーム貯蔵搬出機構、13…レタ
ス貯蔵搬出機構、14…チーズ貯蔵搬出機構、15…ト
マト貯蔵搬出機構、16…操作ディスプレイ、17…主
制御部、18…トティーヤ、19…タコシェル、20…
包装紙ガイド、23…包装紙シール機構、24…包装紙
切断機構、25…包装紙送り機構、26…包装紙、32
…スパイラルワイヤ、35…商品取出口、38…下部シ
ール機構、100…商用電源、200…自動調理装置本
体、300…制御回路、201…メインブレーカ、30
1…制御側ブレーカ、302…操作側ブレーカ、303
…電源スイッチ、304…緊急停止スイッチ、305,
306…電源、307…駆動制御手段、308…操作手
段、309…電源操作手段、310…スイッチ、311
…開閉制御手段、312…センサ。
ェル貯蔵搬出機構、10…挽肉貯蔵搬出機構、11…冷
却器、12…サワークリーム貯蔵搬出機構、13…レタ
ス貯蔵搬出機構、14…チーズ貯蔵搬出機構、15…ト
マト貯蔵搬出機構、16…操作ディスプレイ、17…主
制御部、18…トティーヤ、19…タコシェル、20…
包装紙ガイド、23…包装紙シール機構、24…包装紙
切断機構、25…包装紙送り機構、26…包装紙、32
…スパイラルワイヤ、35…商品取出口、38…下部シ
ール機構、100…商用電源、200…自動調理装置本
体、300…制御回路、201…メインブレーカ、30
1…制御側ブレーカ、302…操作側ブレーカ、303
…電源スイッチ、304…緊急停止スイッチ、305,
306…電源、307…駆動制御手段、308…操作手
段、309…電源操作手段、310…スイッチ、311
…開閉制御手段、312…センサ。
Claims (2)
- 【請求項1】前加工がなされた各種の材料を自動的に調
合して食品を作る自動調理装置の制御回路において、 前記材料を自動的に調合するための複数の操作手段を作
動させる電力を供給する第1の直流電源と、 前記操作手段を駆動するための駆動制御手段に電力を供
給する第2の直流電源とを備えたことを特徴とする自動
調理装置の制御回路。 - 【請求項2】前加工がなされた各種の材料を自動的に調
合して食品を作る自動調理装置の制御回路において、 前記材料を自動的に調合するための複数の操作手段を作
動させる電力を供給する第1の直流電源と、 前記操作手段を駆動するための駆動制御手段に電力を供
給する第2の直流電源と、 自動調理装置に設けられた複数の扉のいずれかを開けた
ときに第1の直流電源をオフさせ、該扉を閉めたときに
第1の直流電源をオンさせる電源操作手段と、 電源操作手段が動作したことに基づき駆動制御手段の動
作を制御する開閉制御手段とを備えたことを特徴とする
自動調理装置の制御回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124677A JPH08308742A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 自動調理装置の制御回路 |
US08/650,307 US5598766A (en) | 1995-05-24 | 1996-05-20 | Control circuit for an automatic cooking apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124677A JPH08308742A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 自動調理装置の制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08308742A true JPH08308742A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14891343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7124677A Pending JPH08308742A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 自動調理装置の制御回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5598766A (ja) |
JP (1) | JPH08308742A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130184857A1 (en) * | 2011-12-19 | 2013-07-18 | Machinery Verification & Documentation Service Inc. | Home baking kit with computer interface |
EP2752623B1 (en) * | 2013-01-08 | 2020-09-09 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Cooking hob with illumination |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3599864A (en) * | 1969-09-29 | 1971-08-17 | Permaglass | Control system with variable pulse rate |
US3901137A (en) * | 1972-11-08 | 1975-08-26 | James A Jimenez | Automatic enchilada machine |
JPS58132437U (ja) * | 1982-02-27 | 1983-09-07 | シャープ株式会社 | スイツチ装置 |
US4516487A (en) * | 1982-05-05 | 1985-05-14 | Madison David P | Apparatus for folding a dough sheet to enclose a foodstuff filler |
JPS6177409A (ja) * | 1984-09-21 | 1986-04-21 | Sharp Corp | ノイズフイルタ |
JPH06103103B2 (ja) * | 1985-04-11 | 1994-12-14 | 松下電器産業株式会社 | 圧電素子センサ付き電子レンジ |
US4751876A (en) * | 1986-07-14 | 1988-06-21 | Bakery Equipment And Service Co., Inc. | Method and apparatus for baking thin dough discs |
CA1260318A (en) * | 1988-06-30 | 1989-09-26 | Amos Fehr | Food production apparatus and method for the production of food |
US5235148A (en) * | 1989-04-19 | 1993-08-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Heating apparatus |
US5073758A (en) * | 1990-03-30 | 1991-12-17 | Cooper Industries, Inc. | Resistance measurement in an active and high temperature environment |
CA2116580C (en) * | 1992-07-01 | 2000-11-07 | Andre Lussi | Appliance for preparation of hot drinks |
US5404214A (en) * | 1992-07-31 | 1995-04-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus comprising a grounded film |
US5531156A (en) * | 1993-11-23 | 1996-07-02 | Taco Bell Corp. | Automatic taco machine |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP7124677A patent/JPH08308742A/ja active Pending
-
1996
- 1996-05-20 US US08/650,307 patent/US5598766A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5598766A (en) | 1997-02-04 |
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