JPH082939Y2 - コネクタの二重ロック装置 - Google Patents
コネクタの二重ロック装置Info
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- JPH082939Y2 JPH082939Y2 JP1988125093U JP12509388U JPH082939Y2 JP H082939 Y2 JPH082939 Y2 JP H082939Y2 JP 1988125093 U JP1988125093 U JP 1988125093U JP 12509388 U JP12509388 U JP 12509388U JP H082939 Y2 JPH082939 Y2 JP H082939Y2
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/639—Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車のエアバッグ装置などの電気配線の
接続に用いられる、不完全ロック検出機能を備えた、コ
ネクタの二重ロック装置に関する。
接続に用いられる、不完全ロック検出機能を備えた、コ
ネクタの二重ロック装置に関する。
従来の技術 エアバッグ装置などの作動不良は直接人命にかかわる
ものであるから、その接続コネクタのロックが不完全で
雌,雄型のハウジングが離脱したり、雌,雄端子に接触
不良が生じることは許されない。
ものであるから、その接続コネクタのロックが不完全で
雌,雄型のハウジングが離脱したり、雌,雄端子に接触
不良が生じることは許されない。
そこで、雌,雄型ハウジングの不完全ロックが生じな
いようなコネクタとして、第8,9図に示す如く、雄型ハ
ウジング(ソケットコネクタ)Mと雌型ハウジング(ピ
ンコネクタ)Fの正規の嵌合状態において、その対向す
る板面に貫通孔aを形成し、該孔aに回動自在に設けた
ロック片bの突起cを挿入させるようにしたものが提案
されている(実開昭60-220581号公報)。
いようなコネクタとして、第8,9図に示す如く、雄型ハ
ウジング(ソケットコネクタ)Mと雌型ハウジング(ピ
ンコネクタ)Fの正規の嵌合状態において、その対向す
る板面に貫通孔aを形成し、該孔aに回動自在に設けた
ロック片bの突起cを挿入させるようにしたものが提案
されている(実開昭60-220581号公報)。
考案が解決しようとする課題 従来のロック機構では、図から明らかなように雌型ハ
ウジングFにたとえ雄型ハウジングMが組合わされてい
ない状態でもロック片bを矢線方向に倒して閉じること
により、係止突起dが係止溝eに係合し、ロックされる
から、視角によっては雄型ハウジングの存否を確認でき
ず、電気接続が行われないまま看過されるおそれがあ
る。
ウジングFにたとえ雄型ハウジングMが組合わされてい
ない状態でもロック片bを矢線方向に倒して閉じること
により、係止突起dが係止溝eに係合し、ロックされる
から、視角によっては雄型ハウジングの存否を確認でき
ず、電気接続が行われないまま看過されるおそれがあ
る。
本考案の課題は、かかる欠点を解消し、一対のコネク
タハウジングの未嵌合および不完全嵌合状態が一目で確
認可能とすることにより、未嵌合および不完全嵌合を確
実に防止することができるコネクタの二重ロック装置を
提供することにある。
タハウジングの未嵌合および不完全嵌合状態が一目で確
認可能とすることにより、未嵌合および不完全嵌合を確
実に防止することができるコネクタの二重ロック装置を
提供することにある。
課題を解決するための手段 前記の課題を解決するため、本考案にあっては、相対
する一対の雌型および雄型ハウジングとから成り、その
嵌合時において雌,雄型ハウジングの一方に収容された
端子が他方に収容された相手端子と電気的に接続される
と共に、雌,雄型ハウジングの一方に設けられたロック
アームが他方の係止部材と係合してロックされるコネク
タにおいて、 前記雌,雄型ハウジングの一方の外周壁に前記嵌合ロ
ック時において他方のハウジングの電線引出側の背面に
位置する覆板とその支持板部とから成るロック部材を回
動可能に設け、前記支持板部を軸支するピン軸に前記ロ
ック部材を常時は起立状態に保持するコイルバネを巻装
すると共に、前記ロック部材の覆板とハウジングとの間
に前記嵌合ロック時において該ロック部材を転倒状態に
保持する係止部材を設けたことを特徴とし、 また、ロック部材の覆板と他方のハウジングとの間に
係止部材を設けたことを特徴とし、 更には、前記雌,雄ハウジングの一方の外周壁に前記
嵌合ロック時において他方のハウジング背面に位置する
覆板とその支持板部とから成るロック部材を回動可能に
設け、前記支持板部を軸支するピン軸に前記ロック部材
を常時は起立状態に保持するコイルバネを巻装すると共
に、前記ロック部材とハウジングとの間に前記ロック時
において該ロック部材を転倒状態に保持する係止部材を
設け、前記一対の雌型および雄型ハウジングの一方を電
気作動装置に接続し、一対の雌型および雄型ハウジング
が完全嵌合されて前記ロック部材が転倒状態に保持され
た状態において、前記電気作動装置が所定の取付空間に
取付け可能となることを特徴とする。
する一対の雌型および雄型ハウジングとから成り、その
嵌合時において雌,雄型ハウジングの一方に収容された
端子が他方に収容された相手端子と電気的に接続される
と共に、雌,雄型ハウジングの一方に設けられたロック
アームが他方の係止部材と係合してロックされるコネク
タにおいて、 前記雌,雄型ハウジングの一方の外周壁に前記嵌合ロ
ック時において他方のハウジングの電線引出側の背面に
位置する覆板とその支持板部とから成るロック部材を回
動可能に設け、前記支持板部を軸支するピン軸に前記ロ
ック部材を常時は起立状態に保持するコイルバネを巻装
すると共に、前記ロック部材の覆板とハウジングとの間
に前記嵌合ロック時において該ロック部材を転倒状態に
保持する係止部材を設けたことを特徴とし、 また、ロック部材の覆板と他方のハウジングとの間に
係止部材を設けたことを特徴とし、 更には、前記雌,雄ハウジングの一方の外周壁に前記
嵌合ロック時において他方のハウジング背面に位置する
覆板とその支持板部とから成るロック部材を回動可能に
設け、前記支持板部を軸支するピン軸に前記ロック部材
を常時は起立状態に保持するコイルバネを巻装すると共
に、前記ロック部材とハウジングとの間に前記ロック時
において該ロック部材を転倒状態に保持する係止部材を
設け、前記一対の雌型および雄型ハウジングの一方を電
気作動装置に接続し、一対の雌型および雄型ハウジング
が完全嵌合されて前記ロック部材が転倒状態に保持され
た状態において、前記電気作動装置が所定の取付空間に
取付け可能となることを特徴とする。
以下、上記構成を実施例を示す図面を参照して具体的
に説明する。
に説明する。
実施例 第1図に本考案装置の分離状態の斜視図、第2図に同
上の雌型ハウジングの分解斜視図、第3図a,bに作用状
態の説明図を示した。
上の雌型ハウジングの分解斜視図、第3図a,bに作用状
態の説明図を示した。
これらの図において、雄型ハウジングMの外周壁には
突起1aをもつロックアーム1が形成され、2個の端子収
容室2が二股状に形成され、該室2,2間の凹陥部2aにお
ける壁面には後述するロック部材8の係止枠11に対する
係止爪3が突設されている。なお、2bはロックアーム1
が外力によって不意に撓んだり、電線との引っ掛りによ
って損傷しないようにするためのアームガードである。
突起1aをもつロックアーム1が形成され、2個の端子収
容室2が二股状に形成され、該室2,2間の凹陥部2aにお
ける壁面には後述するロック部材8の係止枠11に対する
係止爪3が突設されている。なお、2bはロックアーム1
が外力によって不意に撓んだり、電線との引っ掛りによ
って損傷しないようにするためのアームガードである。
一方、雌型ハウジングFは、端子収容室5を設けた本
体部4の前部に雄型ハウジングMを受け入れる套体部6
を備え、該套体部6の上壁内面に前記突起1aと係合する
係止部材7が形成されている。この係止部材7は溝状で
あるが、スリット状であってもよい。
体部4の前部に雄型ハウジングMを受け入れる套体部6
を備え、該套体部6の上壁内面に前記突起1aと係合する
係止部材7が形成されている。この係止部材7は溝状で
あるが、スリット状であってもよい。
8は雄型ハウジングMの未嵌合および不完全嵌合状態
の検出機能を兼用するロック部材であって、套体部6の
上側周壁に回動可能に設けられている。
の検出機能を兼用するロック部材であって、套体部6の
上側周壁に回動可能に設けられている。
すなわち、ロック部材8は、両ハウジングF,Mの嵌合
ロック時において、雄型ハウジングMの電線引出側の背
面(R)に位置する覆板9と、その支持板部10とから成
る断面L形の形状を有し、覆板9の内面に前記係止爪3
に対する係止枠11が突設され、支持板部10の基端部に設
けた軸孔10aに貫通したピン軸14の両端を套体部6の両
側に立設した耳片12の軸受12aに支承させることにより
回動自在に設けられる。そして、ピン軸14に巻装したコ
イルバネ13の一端13aを支持板部10のバネ受溝10bに係合
させ、他端13bを套体部6の上側周壁に係合させその弾
撥力により覆板9が常態では套体部6に対して直立する
如く構成する。
ロック時において、雄型ハウジングMの電線引出側の背
面(R)に位置する覆板9と、その支持板部10とから成
る断面L形の形状を有し、覆板9の内面に前記係止爪3
に対する係止枠11が突設され、支持板部10の基端部に設
けた軸孔10aに貫通したピン軸14の両端を套体部6の両
側に立設した耳片12の軸受12aに支承させることにより
回動自在に設けられる。そして、ピン軸14に巻装したコ
イルバネ13の一端13aを支持板部10のバネ受溝10bに係合
させ、他端13bを套体部6の上側周壁に係合させその弾
撥力により覆板9が常態では套体部6に対して直立する
如く構成する。
また、套体部6の両側壁の下縁部には、取付板15を突
設し、下向きのクリップ16を設けてある。
設し、下向きのクリップ16を設けてある。
なお、雄型および雌型ハウジングM,Fのそれぞれの端
子収容室2,5には、通常雌端子、雄端子が収容されて可
撓性の係止アームなどにより係止されるが、これらは既
知のものが使用されるので図示を省略する。
子収容室2,5には、通常雌端子、雄端子が収容されて可
撓性の係止アームなどにより係止されるが、これらは既
知のものが使用されるので図示を省略する。
以上はロック部材8を雌型ハウジングF側に設けた例
であるが、雄型ハウジングM側に設けることも可能であ
る。また、ロック部材8と雌型ハウジングF間の係止部
材は前記係止爪3と係止枠11に限定されず、両者を確実
にロックできるものであれば足りる。
であるが、雄型ハウジングM側に設けることも可能であ
る。また、ロック部材8と雌型ハウジングF間の係止部
材は前記係止爪3と係止枠11に限定されず、両者を確実
にロックできるものであれば足りる。
作用 第3図aに示すように、ロック部材8の覆板9はコイ
ルバネ13の弾撥力により直立常態にある。覆板9は矢線
Aのように回動自在であるが、雄型ハウジングMが雌型
ハウジングFに対して未嵌合或いは不完全嵌合の状態で
はロック固定できないから、雄型ハウジングMの未嵌合
および不完全嵌合が一見して判断できる。
ルバネ13の弾撥力により直立常態にある。覆板9は矢線
Aのように回動自在であるが、雄型ハウジングMが雌型
ハウジングFに対して未嵌合或いは不完全嵌合の状態で
はロック固定できないから、雄型ハウジングMの未嵌合
および不完全嵌合が一見して判断できる。
第3図bのように、両ハウジングF,Mが完全に嵌合
し、ロックアーム1の突起1aが係止部材7と係合してロ
ックされると、覆板9の回動により係止枠11が係止爪3
と係合し、ロック部材8が雄型ハウジングMにロックさ
れる。これにより、両ハウジングF,Mは二重にロックさ
れる。
し、ロックアーム1の突起1aが係止部材7と係合してロ
ックされると、覆板9の回動により係止枠11が係止爪3
と係合し、ロック部材8が雄型ハウジングMにロックさ
れる。これにより、両ハウジングF,Mは二重にロックさ
れる。
第4図および第5図は、本考案に係るコネクタの適用
例を示し、Pは自動車のハンドルシャフト側の凹陥部17
を有する固定壁、Qはエアバック等の電気作動装置であ
って、凹陥部17により形成される電気作動装置の取付空
間には雌型ハウジングFが前記クリップ16により固定さ
れている。
例を示し、Pは自動車のハンドルシャフト側の凹陥部17
を有する固定壁、Qはエアバック等の電気作動装置であ
って、凹陥部17により形成される電気作動装置の取付空
間には雌型ハウジングFが前記クリップ16により固定さ
れている。
エアバッグ装置Q側の雄型ハウジングMが図のように
未嵌合状態にあれば、ロック部材8は前述したように直
立状態にあり、エアバッグ装置Qのボルト18およびナッ
ト19による締付、固定が阻止される。これにより、両ハ
ウジングF,Mの未嵌合ないし不完全嵌合が未然に防止さ
れる。
未嵌合状態にあれば、ロック部材8は前述したように直
立状態にあり、エアバッグ装置Qのボルト18およびナッ
ト19による締付、固定が阻止される。これにより、両ハ
ウジングF,Mの未嵌合ないし不完全嵌合が未然に防止さ
れる。
ロック部材8が第5図のようにロックされておれば、
エアバッグ装置Qは何の支障もなく取付可能であり、こ
れは両ハウジングF,Mの完全な嵌合、ロック状態を保障
する。
エアバッグ装置Qは何の支障もなく取付可能であり、こ
れは両ハウジングF,Mの完全な嵌合、ロック状態を保障
する。
他の実施例 第6図に示すコネクタの二重ロック装置は、雌型ハウ
ジングF′のロック部材8′を当該ハウジングF′にロ
ックできるようにしたものである。
ジングF′のロック部材8′を当該ハウジングF′にロ
ックできるようにしたものである。
すなわち、ロック部材8′は、その覆板9に切欠口9a
を設けて一部を開放すると共に、覆板9の両側の側板20
に係止爪21を突設して構成する。一方、套体部6の両側
壁6aの外側に係止爪21と係合する係止孔22aをもつ可撓
性係止片22を設けてある。なお、ロック部材8′の覆板
9は、第7図a〜cに示すように、そのピン軸14に巻装
したコイルバネ13により、通常は起立状態にあることは
第1図の実施例の場合と同様である。また、雄型ハウジ
ングM′側には、雌型ハウジングF′の係止部材7と係
合する突起1aをもつロックアーム1とそのアームガード
2bを設けておけば足りる。
を設けて一部を開放すると共に、覆板9の両側の側板20
に係止爪21を突設して構成する。一方、套体部6の両側
壁6aの外側に係止爪21と係合する係止孔22aをもつ可撓
性係止片22を設けてある。なお、ロック部材8′の覆板
9は、第7図a〜cに示すように、そのピン軸14に巻装
したコイルバネ13により、通常は起立状態にあることは
第1図の実施例の場合と同様である。また、雄型ハウジ
ングM′側には、雌型ハウジングF′の係止部材7と係
合する突起1aをもつロックアーム1とそのアームガード
2bを設けておけば足りる。
本実施例に示す雌型ハウジングF′は、未使用時には
ロック部材8′を矢線B方向に引き倒してその係止爪21
と可撓性係止片22の係止孔22aとの係合によりロックし
ておくことにより、コンパクトな形態に保持されるか
ら、収納スペースが小さくて済み、保管、運搬などに便
利であるばかりでなく、その端子収容室5(第7図参
照)に図示していない電線付端子を装着する作業などの
際に電線がコイルバネ13により起立した状態のロック部
材8′に引っ掛るなどの不具合がなくなる。
ロック部材8′を矢線B方向に引き倒してその係止爪21
と可撓性係止片22の係止孔22aとの係合によりロックし
ておくことにより、コンパクトな形態に保持されるか
ら、収納スペースが小さくて済み、保管、運搬などに便
利であるばかりでなく、その端子収容室5(第7図参
照)に図示していない電線付端子を装着する作業などの
際に電線がコイルバネ13により起立した状態のロック部
材8′に引っ掛るなどの不具合がなくなる。
一方、使用に際しては、可撓性係止片22をドライバー
の先端などで拡げるとロックが解除し、第6図のように
ロック部材8′は前記コイルバネ13により起立状態に復
帰する。
の先端などで拡げるとロックが解除し、第6図のように
ロック部材8′は前記コイルバネ13により起立状態に復
帰する。
そこで、第7図aのように雌型ハウジングF′の套体
部6に雄型ハウジングM′を嵌合し、ロック部材8′を
矢線A方向に閉じると、第7図cのように覆板9が雄型
ハウジングM′の電線引出側の背面に当るアームガード
2bの背面に位置すると共に、係止突起21と係止孔22aと
の係合によりロックされ、ロックアーム1の突起1aと係
止部材7とのロックと合わせて、両ハウジングF′,M′
は二重にロックされる。
部6に雄型ハウジングM′を嵌合し、ロック部材8′を
矢線A方向に閉じると、第7図cのように覆板9が雄型
ハウジングM′の電線引出側の背面に当るアームガード
2bの背面に位置すると共に、係止突起21と係止孔22aと
の係合によりロックされ、ロックアーム1の突起1aと係
止部材7とのロックと合わせて、両ハウジングF′,M′
は二重にロックされる。
雄型ハウジングM′の嵌合が不完全であれば、第7図
bのように覆板9がアームガード2bに当接するから、ロ
ック部材8′を転倒位置まで引き倒してロックすること
ができず、これにより不完全嵌合を未然に防止すること
ができる。
bのように覆板9がアームガード2bに当接するから、ロ
ック部材8′を転倒位置まで引き倒してロックすること
ができず、これにより不完全嵌合を未然に防止すること
ができる。
考案の効果 第1項の考案においては、一対のコネクタハウジング
の未嵌合および不完全嵌合時において、コイルバネによ
りロック部材が起立状態となるので一目瞭然にこれを確
認することができて未嵌合および不完全嵌合を確実に防
止することができ、ロック部材はハウジングの電線引出
側の背面側に位置する覆板と該ハウジング間における係
止部材により転倒状態に保持されているので、コネクタ
ハウジングに対する外力が電線の存在によって電線引出
側に当り難いことにより該係止部材の係止作用が阻害さ
れることがない。
の未嵌合および不完全嵌合時において、コイルバネによ
りロック部材が起立状態となるので一目瞭然にこれを確
認することができて未嵌合および不完全嵌合を確実に防
止することができ、ロック部材はハウジングの電線引出
側の背面側に位置する覆板と該ハウジング間における係
止部材により転倒状態に保持されているので、コネクタ
ハウジングに対する外力が電線の存在によって電線引出
側に当り難いことにより該係止部材の係止作用が阻害さ
れることがない。
また、第2項の考案においては、二重ロック作用が更
に強化される。
に強化される。
更に、第3項の考案においては、雌,雄ハウジングが
完全嵌合されて二重ロックが施された状態において、電
気作動装置が所定位置に取付可能となることにより、二
重ロックの掛け忘れが無くなり電気作動装置の安全性が
確実に達成される。
完全嵌合されて二重ロックが施された状態において、電
気作動装置が所定位置に取付可能となることにより、二
重ロックの掛け忘れが無くなり電気作動装置の安全性が
確実に達成される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案装置の一実施例を示す分離状態の斜視
図、 第2図は同上の雌型ハウジングの分解斜視図、 第3図a,bはそれぞれ同上装置の作用状態の説明図、 第4図および第5図は同上装置の適用例を示す説明図、 第6図は本考案装置の他の実施例を示す分離状態の斜視
図、 第7図a〜cはそれぞれ同上装置の作用状態の説明図、 第8図および第9図はそれぞれ従来例を示す斜視図と断
面図である。 F,F′……雌型ハウジング、M,M′……雄型ハウジング、
1……ロックアーム、2,5……端子収容室、2b……アー
ムガード、3……係止爪、7……係止部材、8……ロッ
ク部材、9……覆板、10……支持板部、11……係止枠、
13……コイルバネ、14……ピン軸、20……側板、21……
係止爪、22……可撓性係止片、22a……係止孔。
図、 第2図は同上の雌型ハウジングの分解斜視図、 第3図a,bはそれぞれ同上装置の作用状態の説明図、 第4図および第5図は同上装置の適用例を示す説明図、 第6図は本考案装置の他の実施例を示す分離状態の斜視
図、 第7図a〜cはそれぞれ同上装置の作用状態の説明図、 第8図および第9図はそれぞれ従来例を示す斜視図と断
面図である。 F,F′……雌型ハウジング、M,M′……雄型ハウジング、
1……ロックアーム、2,5……端子収容室、2b……アー
ムガード、3……係止爪、7……係止部材、8……ロッ
ク部材、9……覆板、10……支持板部、11……係止枠、
13……コイルバネ、14……ピン軸、20……側板、21……
係止爪、22……可撓性係止片、22a……係止孔。
フロントページの続き (72)考案者 白木 和幸 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)考案者 前田 章 静岡県榛原郡榛原町布引原206―1 矢崎 部品株式会社内 (72)考案者 橋澤 茂美 静岡県榛原郡榛原町布引原206―1 矢崎 部品株式会社内 (72)考案者 大高 一人 静岡県榛原郡榛原町布引原206―1 矢崎 部品株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−207270(JP,A) 特開 平1−137572(JP,A) 実開 平1−92781(JP,U) 実開 昭64−55681(JP,U) 実開 昭64−4884(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】相対する一対の雌型および雄型ハウジング
とから成り、その嵌合時において雌,雄型ハウジングの
一方に収容された端子が他方に収容された相手端子と電
気的に接続されると共に、雌,雄型ハウジングの一方に
設けられたロックアームが他方の係止部材と係合してロ
ックされるコネクタにおいて、 前記雌,雄型ハウジングの一方の外周壁に前記嵌合ロッ
ク時において他方のハウジングの電線引出側の背面に位
置する覆板とその支持板部とから成るロック部材を回動
可能に設け、前記支持板部を軸支するピン軸に前記ロッ
ク部材を常時は起立状態に保持するコイルバネを巻装す
ると共に、前記ロック部材の覆板とハウジングとの間に
前記嵌合ロック時において該ロック部材を転倒状態に保
持する係止部材を設けたことを特徴とするコネクタの二
重ロック装置。 - 【請求項2】ロック部材の覆板と他方のハウジングとの
間に係止部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載
のコネクタの二重ロック装置。 - 【請求項3】相対する一対の雌型および雄型ハウジング
とから成り、その嵌合時において雌,雄型ハウジングの
一方に収容された端子が他方に収容された相手端子と電
気的に接続されると共に、雌,雄型ハウジングの一方に
設けられたロックアームが他方の係止部材と係合してロ
ックされるコネクタにおいて、 前記雌,雄ハウジングの一方の外周壁に前記嵌合ロック
時において他方のハウジング背面に位置する覆板とその
支持板部とから成るロック部材を回動可能に設け、前記
支持板部を軸支するピン軸に前記ロック部材を常時は起
立状態に保持するコイルバネを巻装すると共に、前記ロ
ック部材とハウジングとの間に前記ロック時において該
ロック部材を転倒状態に保持する係止部材を設け、前記
一対の雌型および雄型ハウジングの一方を電気作動装置
に接続し、一対の雌型および雄型ハウジングが完全嵌合
されて前記ロック部材が転倒状態に保持された状態にお
いて、前記電気作動装置が所定の取付空間に取付け可能
となることを特徴とするコネクタの二重ロック装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988125093U JPH082939Y2 (ja) | 1988-05-30 | 1988-09-27 | コネクタの二重ロック装置 |
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-
1989
- 1989-09-22 US US07/411,151 patent/US4941839A/en not_active Expired - Lifetime
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