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JPH08280545A - 串焼き装置 - Google Patents

串焼き装置

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Publication number
JPH08280545A
JPH08280545A JP7111247A JP11124795A JPH08280545A JP H08280545 A JPH08280545 A JP H08280545A JP 7111247 A JP7111247 A JP 7111247A JP 11124795 A JP11124795 A JP 11124795A JP H08280545 A JPH08280545 A JP H08280545A
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JP
Japan
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skewer
stage
transmission system
holding
main body
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JP7111247A
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JP3158152B2 (ja
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Yoshio Natsumi
見 好 夫 夏
Hideko Natsumi
見 ひ で 子 夏
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Publication date
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Priority to US08/626,089 priority patent/US5669290A/en
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/06Roasters; Grills; Sandwich grills
    • A47J37/07Roasting devices for outdoor use; Barbecues
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/04Roasting apparatus with movably-mounted food supports or with movable heating implements; Spits
    • A47J37/041Roasting apparatus with movably-mounted food supports or with movable heating implements; Spits with food supports rotating about a horizontal axis

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 素人でも、焼きむら、串こげがなく、火傷な
どの被害を受けるおそれもなく、商品価値の高い串焼き
を作れる串焼き装置を提供する。 【構成】 串焼き用の焼成コンロの縁に沿って串保持用
の台部を配置した装置本体1に、串の基端部側を上記焼
成コンロの熱から保護する遮熱部材3を設けると共に、
上記台部に、焼成コンロの縁に沿った方向で、複数のス
テージ4A,4B,4C,4Dを構成し、各ステージに
は、各別に焼き串用保持体5を載置してなり、上記保持
体には、焼き串の基端部を着脱自在に保持するチャック
付き回転部材6を、左右に並べて正面に配列しており、
上記回転部材を調整された低速で回転する駆動手段を装
備していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、店頭におい
て、焼き鳥、焼き肉、ソーセージ焼きなどの串焼きを実
施するための串焼き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、店頭において、焼き鳥などの串焼
きを実施する場合、焼成する素材(被焼成物)を竹串な
どの焼き串に刺す作業は予め行われており、この焼き串
に付けられた素材を、たれに浸けて、炭火などのコンロ
の上に載せ、直火で焼成するのは、手作業で行われる。
この場合、焼けむらを避けるために、焼き串を、順次、
丹念に反転させる必要があり、非常に手間が掛かり、ま
た、焼き串を反転させる際に、火傷をおうなどの危険が
避けられない。
【0003】そこで、特公昭58ー41848号公報に
所載のように、串焼き用の焼成コンロの縁に沿って串保
持用の台部を配置し、この台部に、焼き串の基端部を着
脱自在に保持するチャック付き回転部材を左右に配列し
て、これら回転部材に素材を刺した焼き串を装着してコ
ンロ上方に架支し、回転部材を一括してチェン伝動系な
どの連動機構を介して、手作業で回転させる串焼き装置
が提唱されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のような串焼き装
置では、コンロ上方に配列された多数の焼き串を回転さ
せることができるので、串刺しされた肉などの被焼成物
を均等に焼成でき、焼きむらを避けることができるが、
しかし、仮に、装置本体側に、串の基端部側を上記コン
ロの熱から保護する遮熱部材を設けていたとしても、コ
ンロ上方で、手を差し伸べて、各回転部材のチャックに
焼き串の基端側を装着する作業が必要で、火傷などの被
害を十分に回避できるものではない。また、作業者は、
多くの場合、店頭での接客も、その作業内容に含まれる
ので、上記回転部材の回転操作に専従することができな
い。このため、接客時に、焼きむらを生じたり、焼け焦
げを生じて、商品価値を低下する虞がある。
【0005】本発明は、上記事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、火傷などの被害を受け
るおそれがなしに、焼き串の着脱、たれ付け等の作業が
容易で、しかも、焼きむらを完全に回避でき、商品価値
を確実に保った串焼き装置を提供するにある。また、本
発明の他の目的とするところは、個々の焼き串に対する
被焼成物の装着具合のばらつきに拘わらず、焼き串の根
本部分が焼け焦げないように工夫した串焼き装置を提供
するにある。なお、本発明の更に他の目的とするところ
は、以下に示す実施例の中で詳述することにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の串焼
き装置では、串焼き用の焼成コンロの縁に沿って串保持
用の台部を配置した装置本体に、上記台部に焼成コンロ
の縁に沿った方向で、少くとも一のステージを構成し、
上記ステージには焼き串用保持体を着脱自在に載置して
なり、上記保持体には、焼き串の基端部を着脱自在に保
持するチャック付き回転部材を、左右に並んで正面に配
列しており、上記回転部材を、調整された低速で回転す
る駆動手段を装備していることを特徴とする。
【0007】また本発明は、回転部材の下側に、焼き串
の長手方向に進退する各別の遮熱片が配置されており、
各遮熱片は、進出状態では、焼き串に装着された被焼成
物に当接されるように、弾持手段で弾持されていること
を特徴とする。また本発明は、遮熱片を進退させる手段
が装備されていることを特徴とする。
【0008】また本発明は、上記保持体には、各回転部
材を同速度で回転する伝動系が装備されており、装置本
体側には、各保持体の伝動系に対して動力を伝達するた
めに、駆動モータ、回転速度調整手段、および、ステー
ジへの動力伝動系が装備されており、ステージには、こ
こに上記保持体を載置した際に、装置本体側の伝動系か
ら上記保持体側の伝動系に動力伝達する手段が装備され
ていることを特徴とする。
【0009】また本発明は、装置本体側の伝動系から上
記保持体側の伝動系に動力伝達する手段は、ステージ面
において、装置本体側および保持体側に設けた、上下に
位置して噛み合うギヤで構成されていることを特徴とす
る。また本発明は、少なくとも、装置本体側の伝動系に
おいて、ステージへの動力伝達には、チェーン伝動系が
用いられていることを特徴とする。また本発明は、装置
本体には、ステージにタイマーおよび報知手段が装備し
てあり、上記保持体のステージ載置時間を設定し、ま
た、上記載置時間終了時に報知するように構成されてい
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】ステージと焼き串用保持体とはワンタッチで着
脱でき、回転部材への焼き串の取付け、取外し、たれ付
け等の作業は火から離れたところで行える。焼き串用保
持体をステージにセットすれば、直ちに複数の焼き串が
一斉に回転を初め、むらなく均一に焼き上げていく。ス
テージを複数用いた場合は、個別に焼き串用保持体を着
脱できる。各焼き串に、回転部材とともに回転しながら
コンロによって焼成される。
【0011】焼き串の根本をカバーする遮熱片は、串の
根元の露出部分が焦げるのを防ぐ。また、遮熱片を進退
させる手段は、焼成中は遮熱片を焼き串の根元に一番近
い肉等に接し、焼き串用保持体をステージから取外すと
きは、遮熱片を肉等から離す。ステージのタイマーは、
焼き串用保持体をステージにセットしたときスタート
し、焼き上がり時になってタイムアップすると報知手段
を作動させる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら具体的に説明する。図1は、本発明の実施例を示す斜
視図、図2は、図1の焼き串用保持体の詳細を示し、図
2(a)は正面図、図2(b)はカバーを外した平面
図、図2(c)は図2(b)の要部を示したC−C断面
図、図3は、装置本体の詳細を示し、図3(a)は平面
図、図3(b)は図3(a)と同じ向きから見た、図4
のB−B断面図、図4は、遮熱片の進退手段を示す側面
図、図5は、動力伝達手段のギヤの係合状態を示す正面
図、図6は、タイマーと報知手段を示すブロック図であ
る。
【0013】図面において、本発明に係わ串焼き装置
は、その装置本体1の前側に、串焼き用の焼成コンロ2
の縁に沿って串保持用の台部1Aを配置しており、ま
た、装置本体1に、台部1Aの前側に位置して、焼成コ
ンロ2の熱から串Kの基端部側を保護する庇状の遮熱部
材3を設けている。また、台部1Aには、焼成コンロ2
の縁に沿った方向で、複数のステージ(実施例では、4
個のステージ)4Aないし4Dが構成されており、各ス
テージには、各別に、筺形の焼き串用保持体5が載置さ
れている。保持体5には、その上部にハンドル5Aが設
けてあり、また、その正面には、焼き串Kの基端部を着
脱自在に保持する複数のチャック付き回転部材6が、ス
テージの左右に並んで、配列されている。
【0014】なお、この実施例では、回転部材6は、保
持体5に軸支された回転軸であり、その先端は、保持体
5内から前方に突出しており、保持体5がステージに置
かれた状態で、遮熱部材3の上側に位置している。回転
部材6の先端には、前方から焼き串Kの基端部を挿入で
きるU字断面の取付溝6Aが形成してあり、この取付溝
6Aの開放部には、取付溝6Aに挿入した焼き串Kの基
端部を弾持するため、板バネ7が配置されていて、チャ
ックの働きをなしている。
【0015】また、串焼き装置は、回転部材6を調整さ
れた低速で回転する駆動手段を装備している。この駆動
手段は、この実施例では、以下に述べるような装置本体
1と保持体5とに亘って装備されている。即ち、図2に
示すように、保持体5の内部には、各回転部材6を同速
度で回転する伝動系81が装備されており、装置本体1
側には、各保持体5の伝動系81に対して動力を伝達す
るために、図3(b)に示すように、駆動モータ82、
回転速度調整手段83、および、各ステージへの動力伝
動系84が装備されている。
【0016】なお、この実施例においては、伝動系81
として、2個のプーリ溝を有するプーリ81Aが、保持
体5の内部に位置して、各回転部材6の軸部に装着され
ており、各プーリ81Aには、シリコンゴムなどの無端
ベルト81Bが、各回転部材6を連動するように、巻回
してある。また、各ステージでの回転部材6の回転速度
を均一に保持するために、各ステージに対応して、装置
本体内には、動力伝動系84として、伝動軸84Aが軸
受け84Bによって軸支されており、各伝動軸84Aに
は、スプロケットホイール84Cが装着してあり、これ
らに無端チェン84Dを巻回して、各伝動軸84Aに同
じ回転を伝達するようにしてある。
【0017】なお、駆動モータ82から動力伝動系84
には、伝動系85、この実施例では、出力軸82Aに設
けたスプロッケトホイール85A、伝動軸84Aの一つ
に設けたスプロッケトホイール85Bおよびこれらスプ
ロッケトホイール85A、85Bに巻回した無端チェー
ン85Cよりなるチェーン伝動系により、動力の伝達が
なされる。
【0018】また、この実施例では、駆動モータ82の
回転数を制御するために、駆動モータ82には交流モー
タが、また、上述の回転速度調整手段83として、手操
作で調整できる周波数変調器が用いられる。また、各ス
テージには、ここに保持体5を載置した際に、装置本体
1側の伝動系84から保持体5側の伝動系81に動力伝
達する手段86が装備されているが、この実施例では、
ステージ面において、装置本体1側および保持体5側に
設けた上下に位置して噛み合うギヤ86A、86Bで構
成されている。
【0019】また、本発明の串焼き装置では、各ステー
ジに対応して各回転部材6の下側で、焼き串の長手方向
に進退する各別の遮熱片9が、例えば、遮熱部材3に沿
って配置されており、各遮熱片9は、進出状態では、焼
き串Kに装着された被焼成物Mに当接されるように、弾
持手段10で弾持されている。また、各ステージには、
焼き串用保持体5毎の複数の焼き串Kに対応する複数の
遮熱片9を同時に進退させる進退手段11が装備されて
いる。
【0020】なお、この実施例では、弾持手段10とし
て、圧縮コイルばねが採用されており、また、進退手段
11は、上端に摘み11Aを有するL字形の操作ロッド
11Bと、遮熱部材3の上側においてステージの間口方
向に延びる連結板11Cとより構成されており、その操
作ロッド11Bの先端側を、ステージ下を通して装置本
体1の上方に突出させ、連結板11Cに対して、垂直軸
周りで回動できるように連結しており、また、この連結
板11Cに、遮熱片9の後端に取り付けたロッド9Aを
連結している。
【0021】なお、弾持手段10は、各ロッド9Aには
め込まれ、遮熱部材3の上に設けたばね座板12と各遮
熱片9の基端との間に圧縮状態で介装されてている。ま
た、進退手段11は、その摘み11A直下の首部を、装
置本体1の天井板1Bに形成したL字形のガイド溝1C
(図3(a)参照)内に位置しており、ステージに保持
体5を載置していない時には、弾持手段10の弾性力に
抗して、操作ロッド11Bを後退位置に保持するよう
に、ガイド溝1Cのフック部に係止させて置き、また、
保持体5を載置している時には、上記フック部の係合を
解除して、操作ロッド11Bを前進させ、弾持手段10
の弾性力で、遮熱片9を各別にコンロ2の上方に向け前
進させるようになっている。
【0022】また、この実施例では、遮熱部材3の前縁
には、立上り壁3Aが形成されており、ここには、各回
転部材6に装着した焼き串Kの基部を支えるように、U
字形の支持溝13が形成されていて、焼き串Kに掛かる
被焼成物の負荷を、片持ちで保持している。
【0023】更に、被焼成物の適当な焼き具合を確保す
るために、装置本体1には、各ステージ毎にタイマー1
4、および、表示ランプやブザーなどの報知手段15が
装備してあり、タイマー14は、保持体5のステージ載
置時間、すなわち、良好に焼き上がるまでの時間を設定
し、ステージに保持体5を載置した際に図示省略のスイ
ッチ等によりスタートされ、もしタイムアップ前に保持
体5をステージから取り外したときは一時停止されるよ
うに構成され、また、報知手段15は、上記載置時間終
了時、すなわち、タイマーのタイムアップ時に、被焼成
物の焼き上がりを報知するために機能する。
【0024】報知手段の表示ランプは、各ステージに対
応して4個配置する。これにより、どのステージが焼き
上がったか、作業者が容易に知ることができる。本発明
の串焼き装置は、上述のように構成されているので、店
頭においては、既に被焼成物を串刺しした状態で保存し
て置いて、必要に応じて、各保持体5毎に、全ての回転
部材6の先に焼き串Kの基端部を装着してから、ハンド
ル5Aを持って、空きのステージ上に当該保持体5を載
置すると、この実施例では、ギヤ86A、86Bが噛み
合い、駆動モータ82の回転駆動力が保持体5側の伝動
系81に伝達され、各回転部材6が回転される。このた
め、回転部材に焼き串を装着する際に、火傷などの怪我
を負う虞がない。
【0025】また、この際、タイマー14がスタートさ
れ、また、摘み11Aの操作でガイド溝1Cに対する係
合を解除し、操作ロッド11Bを前進させ、当該ステー
ジの弾持手段10を働かせて、遮熱片9を前方に突出す
る。これにより、焼き串Kに対する被焼成物Mの差し込
み位置が不揃いであっても、遮熱片9の先端が被焼成物
Mに当接し、串の基端部側が、コンロの直火で焼け焦げ
るのを遮熱片9で防止できる。また、回転部材6の回転
で、焼き串が、所望の回転速度、例えば、毎秒:1/4
回転で回転されるので、被焼成物表面のたれの廻りが良
く、均一で、むらのない、良好な焼成が達成できる。
【0026】そして、所定の時間、即ち、的確な焼き上
がり時間には、タイマー14が働き、報知手段15で、
各保持体5毎に、焼き上がりを報知できるから、従来の
ように、接客などに紛れて、焼き過ぎなどの失敗がな
く、安定した、良好な品質を保持できる。また、各保持
体の回転部材6に対応した数で、セット毎に焼き立ての
ものを顧客に提供できるメリットもある。なお、上記実
施例では、装置本体1側に駆動モータなどの駆動源を設
け、伝動系を介して、各ステージで、保持体5側の伝動
系に動力を伝達し、各回転部材6を回転するようにした
が、各保持体5に低速駆動モータを備えて、ステージに
載せた際、装置本体側の電源と電気的に接続されるよう
に、駆動手段8を構成しても良い。
【0027】また、上述の実施例では、ステージ4個の
ものを説明したが、例えば、家庭用にはステージは1個
のものでよく、大型の店では、ステージ数を更に増やし
てもよい。各ステージの回転部材の回転速度は、同一種
の串し焼きに対しては同一にするが、本体側の伝動系あ
るいは動力伝達手段の伝動比を変えることによって2種
以上の串し焼きを、例えば、左3個のステージと、右3
個のステージとの回転速度を変えて、焼くこともでき
る。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、串焼き
用の焼成コンロの縁に沿って串保持用の台部を配置し、
この台部に焼き串用保持体を着脱自在に載置し、上記保
持体には、焼き串の基端部を着脱自在に保持するチャッ
ク付き回転部材を調整された低速で回転するようにした
から、焼き串用保持体を取り外して、火のないところで
生の焼き串を回転部材にセットし、セットした複数本の
焼き串を焼き串用保持体ごとたれの器へ持って行ってた
れ付けをしてから、ステージに取り付けて焼成し、焼き
上がったときは、再びステージから焼き串用保持体を取
り外して、焼き串を取り外すことができる。焼成途中で
中間のたれ付けをする場合にも、一旦、焼き串用保持体
ごと取り外してたれ付けすることができる。従って、コ
ンロ上方でこれらの作業をしなくて済むから、火傷など
のおそれがない。
【0029】また、焼成中、焼き串を材料に合わせた回
転進度に制御して回転するから焼きむらがない。また、
焼成中たれや肉汁等が落下して食味を悪くすることもな
い。焼成中、各焼き串ごとに焼き串の根本が肉等のある
ところまで完全に遮熱片でカバーされているから、串の
根本がこげることがない。焼き串用保持体を着脱する
際、遮熱片を後退させて遮熱片を肉等から離すようにな
っているから、焼き串用保持体の着脱がスムーズで、肉
等を傷つけることもない。
【0030】装置本体側から焼き串用保持体側に焼き串
回転用動力を伝える、ギヤ等の動力伝達手段を用いたか
ら、焼き串用保持体の着脱がワンタッチで行え、しか
も、取り付けと同時に自動的に焼き串が回転を初め、取
り外しと同時に回転が止まって、操作が非常に簡単であ
る。本体装置の伝動系にチェーンを用いれば、一の動力
源で複数のステージの焼き串をまとめて回転でき、故障
も少なく、安価である。
【0031】更に、各ステーブごとにタイマーを設け
て、焼き串用保持体をステージに載せたときタイマーが
スタートし、タイマアップしたときブザーを鳴らしたり
ステージ毎のランプを点灯するようにすれば、最適の焼
き時間で焼き上げて、品質むらのない串焼きを続々と焼
くことができる。従って、本発明によれば、商品価値の
高い串焼きを、職人によらなくても、容易に、能率良く
製造できる。また、商業用に限らず、ステージの少ない
ものは、家庭でキチンや屋外で串焼きを楽しむのにも好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる装置の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】焼き串用保持体の詳細を示す、(a)は正面
図、(b)はカバーを外した平面図、(c)は(b)の
要部を示したC−C断面図である。
【図3】装置本体の詳細を示す、(a)は平面図、
(b)は横断面図である。
【図4】遮熱片の進退手段を示す側面図である。
【図5】動力伝達手段の係合状態を示す正面図である。
【図6】タイマーと報知手段の関係を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 装置本体 1A 台部 2 コンロ 3 遮熱部材 4A〜4D ステージ 5 保持体 6 チャック付き回転部材 7 板バネ 8 駆動手段 9 遮熱片 10 弾持手段 11 進退手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 串焼き用の焼成コンロの縁に沿って串保
    持用の台部を配置した装置本体に、上記台部に焼成コン
    ロの縁に沿った方向で、少くとも一のステージを構成
    し、上記ステージには焼き串用保持体を着脱自在に載置
    してなり、上記保持体には、焼き串の基端部を着脱自在
    に保持するチャック付き回転部材を、左右に並んで正面
    に配列しており、上記回転部材を、調整された低速で回
    転する駆動手段を装備していることを特徴とする串焼き
    装置。
  2. 【請求項2】 回転部材の下側に、焼き串の長手方向に
    進退する各別の遮熱片が配置されており、各遮熱片は、
    進出状態では、焼き串に装着された被焼成物に当接され
    るように、弾持手段で弾持されていることを特徴とする
    請求項1に記載の串焼き装置。
  3. 【請求項3】 遮熱片を進退させる手段が装備されてい
    ることを特徴とする請求項2に記載の串焼き装置。
  4. 【請求項4】 上記保持体には、各回転部材を同速度で
    回転する伝動系が装備されており、装置本体側には、各
    保持体の伝動系に対して動力を伝達するために、駆動モ
    ータ、回転速度調整手段、および、ステージへの動力伝
    動系が装備されており、ステージには、ここに上記保持
    体を載置した際に、装置本体側の伝動系から上記保持体
    側の伝動系に動力伝達する手段が装備されていることを
    特徴とする請求項1,2または3に記載の串焼き装置。
  5. 【請求項5】 装置本体側の伝動系から上記保持体側の
    伝動系に動力伝達する手段は、ステージ面において、装
    置本体側および保持体側に設けた、上下に位置して噛み
    合うギヤで構成されていることを特徴とする請求項4に
    記載の串焼き装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも、装置本体側の伝動系におい
    て、ステージへの動力伝達には、チェーン伝動系が用い
    られていることを特徴とする請求項4に記載の串焼き装
    置。
  7. 【請求項7】 装置本体には、ステージにタイマーおよ
    び報知手段が装備してあり、上記保持体のステージ載置
    時間を設定し、また、上記載置時間終了時に報知するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1,2また
    は3に記載の串焼き装置。
JP11124795A 1995-04-11 1995-04-11 串焼き装置 Expired - Fee Related JP3158152B2 (ja)

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