JPH08265358A - 無線lanシステム及びその基地局装置、無線端末装置及び情報フレームの中継方法 - Google Patents
無線lanシステム及びその基地局装置、無線端末装置及び情報フレームの中継方法Info
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- JPH08265358A JPH08265358A JP7060172A JP6017295A JPH08265358A JP H08265358 A JPH08265358 A JP H08265358A JP 7060172 A JP7060172 A JP 7060172A JP 6017295 A JP6017295 A JP 6017295A JP H08265358 A JPH08265358 A JP H08265358A
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W28/00—Network traffic management; Network resource management
- H04W28/02—Traffic management, e.g. flow control or congestion control
- H04W28/06—Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/22—Processing or transfer of terminal data, e.g. status or physical capabilities
- H04W8/24—Transfer of terminal data
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/26—Network addressing or numbering for mobility support
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/02—Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
- H04W84/10—Small scale networks; Flat hierarchical networks
- H04W84/12—WLAN [Wireless Local Area Networks]
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/08—Access point devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基地局が形成するセル内に存在しない無線端
末装置宛のユーザフレームを無線伝送路へ中継せず、無
線伝送路の伝送効率を低下させることなく情報フレーム
を中継すること。 【構成】 各無線端末装置において自装置が基地局の形
成する無線LAN領域内に侵入しているか否かを検出さ
せ、侵入しているならば所定時間間隔で自装置の識別情
報を含んだ加入端末識別情報更新制御フレームを前記基
地局に対して送信させ、基地局においては、各無線端末
装置からの前記加入端末識別情報更新制御フレームを受
信し、自基地局が形成する無線LAN領域に加入してい
る無線端末装置の識別情報を記憶する記憶手段に記憶し
た後、自基地局に接続された有線伝送路から無線LAN
領域内の無線端末装置宛の情報フレームの受信時、前記
記憶手段の記憶情報を参照し、識別情報が記憶されてい
る無線端末装置宛の情報フレームのみを中継送信する。
末装置宛のユーザフレームを無線伝送路へ中継せず、無
線伝送路の伝送効率を低下させることなく情報フレーム
を中継すること。 【構成】 各無線端末装置において自装置が基地局の形
成する無線LAN領域内に侵入しているか否かを検出さ
せ、侵入しているならば所定時間間隔で自装置の識別情
報を含んだ加入端末識別情報更新制御フレームを前記基
地局に対して送信させ、基地局においては、各無線端末
装置からの前記加入端末識別情報更新制御フレームを受
信し、自基地局が形成する無線LAN領域に加入してい
る無線端末装置の識別情報を記憶する記憶手段に記憶し
た後、自基地局に接続された有線伝送路から無線LAN
領域内の無線端末装置宛の情報フレームの受信時、前記
記憶手段の記憶情報を参照し、識別情報が記憶されてい
る無線端末装置宛の情報フレームのみを中継送信する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線LANシステムに
係り、更に詳しくは、セル(無線LAN領域)内の基地
局および無線端末装置がスプレッドスペクトラム方式を
用いて相互通信を行う無線LANシステム及びその基地
局装置、無線端末装置及び情報フレームの中継方法に関
するものである。
係り、更に詳しくは、セル(無線LAN領域)内の基地
局および無線端末装置がスプレッドスペクトラム方式を
用いて相互通信を行う無線LANシステム及びその基地
局装置、無線端末装置及び情報フレームの中継方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、基地局および無線端末装置がスプ
レッドスペクトラム方式を用いて相互通信を行う無線L
ANシステムがある。
レッドスペクトラム方式を用いて相互通信を行う無線L
ANシステムがある。
【0003】さらに、このような無線LANシステムの
基地局に有線LANを接続し、無線端末装置と有線LA
N側の端末装置との間で相互通信を可能にした無線LA
Nシステムがある。
基地局に有線LANを接続し、無線端末装置と有線LA
N側の端末装置との間で相互通信を可能にした無線LA
Nシステムがある。
【0004】有線LANと無線LANとの相互接続を可
能にした無線LANシステムにあっては、ユーザフレー
ム(情報フレーム)を送信した端末が無線LAN側に存
在するのか、有線LAN側に存在するかを基地局で確認
し、指定された送信先の端末装置に中継する必要があ
る。
能にした無線LANシステムにあっては、ユーザフレー
ム(情報フレーム)を送信した端末が無線LAN側に存
在するのか、有線LAN側に存在するかを基地局で確認
し、指定された送信先の端末装置に中継する必要があ
る。
【0005】そこで、この情報フレームの中継をブリッ
ジ機能で実現するようにした無線LANシステムがあ
る。すなわち、基地局内にブリッジ機能を実現するため
のフィルタリングデータベース(以下、FDB)を設
け、無線LAN側または有線LAN側からユーザフレー
ムを受信した時、そのユーザフレーム内のソースアドレ
ス(送信元アドレス)を前記FDBに記憶させることに
より、ユーザフレームを送信した端末が無線LAN側に
あるのか、有線LAN側にあるのかを学習するようにし
ておき、新たなユーザフレームを受信したならば、その
宛先アドレスとFDB内のMACアドレスとを照合する
ことにより、ユーザフレームの中継または廃棄を行うも
のである。
ジ機能で実現するようにした無線LANシステムがあ
る。すなわち、基地局内にブリッジ機能を実現するため
のフィルタリングデータベース(以下、FDB)を設
け、無線LAN側または有線LAN側からユーザフレー
ムを受信した時、そのユーザフレーム内のソースアドレ
ス(送信元アドレス)を前記FDBに記憶させることに
より、ユーザフレームを送信した端末が無線LAN側に
あるのか、有線LAN側にあるのかを学習するようにし
ておき、新たなユーザフレームを受信したならば、その
宛先アドレスとFDB内のMACアドレスとを照合する
ことにより、ユーザフレームの中継または廃棄を行うも
のである。
【0006】すなわち、有線LAN側から新たなユーザ
フレームを受信した時、その宛先が有線LAN側に存在
するものとして登録されている時には、受信フレームを
廃棄し、登録されていない時のみ受信フレームを無線L
AN側に中継する。同様に、無線LAN側から新たなユ
ーザフレームを受信した時、その宛先が無線LAN側に
存在するものとして登録されている時には、受信フレー
ムを廃棄し、登録されていない時のみ受信フレームを有
線LAN側に中継するものである。
フレームを受信した時、その宛先が有線LAN側に存在
するものとして登録されている時には、受信フレームを
廃棄し、登録されていない時のみ受信フレームを無線L
AN側に中継する。同様に、無線LAN側から新たなユ
ーザフレームを受信した時、その宛先が無線LAN側に
存在するものとして登録されている時には、受信フレー
ムを廃棄し、登録されていない時のみ受信フレームを有
線LAN側に中継するものである。
【0007】この場合、基地局内のFDBに登録された
ソースアドレス(具体的には、MACアドレス;Med
ia Access Contorolアドレス)の総
数が基地局内のFDBへ登録可能なMACアドレスの総
数の上限設定値に達している状態で、端末からMACア
ドレスをFDBに登録する要求があった時、あるいは基
地局内のFDBへ登録を許可されていない端末からMA
CアドレスをFDBへ登録する要求があった時には、基
地局はFDBに当該端末のソースアドレスの登録を行わ
ない。
ソースアドレス(具体的には、MACアドレス;Med
ia Access Contorolアドレス)の総
数が基地局内のFDBへ登録可能なMACアドレスの総
数の上限設定値に達している状態で、端末からMACア
ドレスをFDBに登録する要求があった時、あるいは基
地局内のFDBへ登録を許可されていない端末からMA
CアドレスをFDBへ登録する要求があった時には、基
地局はFDBに当該端末のソースアドレスの登録を行わ
ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線LANシステムでは、有線LAN側から新たに
受信したユーザフレームの宛先アドレスと同じMACア
ドレスが有線LAN側のFDBに登録されていれば当該
ユーザフレームを廃棄し、登録されていなければ当該ユ
ーザフレームを中継するという論理構成をとっているた
め、有線LAN側から新たに受信したユーザフレームの
宛先アドレスと同じMACアドレスが有線LAN側のF
DBに登録されていなければ、その宛先の端末が有線L
AN側または無線LAN側に存在するか、存在しないか
に関係なく、受信フレームを中継することになる。この
ため、宛先の端末が無線LAN側に存在しない場合は、
無線伝送路が無駄に占有されることになり、無線伝送路
の伝送効率が低下してしまうという問題がある。
来の無線LANシステムでは、有線LAN側から新たに
受信したユーザフレームの宛先アドレスと同じMACア
ドレスが有線LAN側のFDBに登録されていれば当該
ユーザフレームを廃棄し、登録されていなければ当該ユ
ーザフレームを中継するという論理構成をとっているた
め、有線LAN側から新たに受信したユーザフレームの
宛先アドレスと同じMACアドレスが有線LAN側のF
DBに登録されていなければ、その宛先の端末が有線L
AN側または無線LAN側に存在するか、存在しないか
に関係なく、受信フレームを中継することになる。この
ため、宛先の端末が無線LAN側に存在しない場合は、
無線伝送路が無駄に占有されることになり、無線伝送路
の伝送効率が低下してしまうという問題がある。
【0009】また、基地局内のFDBに登録されたMA
Cアドレスの総数が基地局内のFDBへ登録可能なMA
Cアドレスの総数の上限設定値に達している状態で、端
末からMACアドレスをFDBに登録する要求があった
時、あるいは基地局内のFDBへ登録を許可されていな
い端末からMACアドレスをFDBへ登録する要求があ
った時には、基地局はFDBに当該端末のMACアドレ
スの登録を行わないため、無線端末装置が有線LAN側
に接続された端末宛にユーザフレームを送信しても基地
局でこのユーザフレームは廃棄される。
Cアドレスの総数が基地局内のFDBへ登録可能なMA
Cアドレスの総数の上限設定値に達している状態で、端
末からMACアドレスをFDBに登録する要求があった
時、あるいは基地局内のFDBへ登録を許可されていな
い端末からMACアドレスをFDBへ登録する要求があ
った時には、基地局はFDBに当該端末のMACアドレ
スの登録を行わないため、無線端末装置が有線LAN側
に接続された端末宛にユーザフレームを送信しても基地
局でこのユーザフレームは廃棄される。
【0010】しかし、無線端末装置は有線LAN側との
通信を切断されただけで、同じセル内の無線端末装置と
の相互通信が可能な状態に維持されるので、同じセル内
の無線端末装置との相互通信時間帯ではMACアドレス
が既に登録されていたとしても無線伝送路を使用するこ
とができず、無線伝送路の効率的な運用が不可能になる
という問題がある。
通信を切断されただけで、同じセル内の無線端末装置と
の相互通信が可能な状態に維持されるので、同じセル内
の無線端末装置との相互通信時間帯ではMACアドレス
が既に登録されていたとしても無線伝送路を使用するこ
とができず、無線伝送路の効率的な運用が不可能になる
という問題がある。
【0011】本発明の目的は、無線伝送路の伝送効率を
低下させることなく、有線LAN側および無線LAN側
に存在する端末同士の情報フレームを中継することがで
きる無線LANシステム及びその基地局装置、無線端末
装置及び情報フレームの中継方法を提供することであ
る。
低下させることなく、有線LAN側および無線LAN側
に存在する端末同士の情報フレームを中継することがで
きる無線LANシステム及びその基地局装置、無線端末
装置及び情報フレームの中継方法を提供することであ
る。
【0012】また、無線伝送路の効率的な運用を可能と
する無線LANシステム及びその基地局装置、無線端末
装置及び情報フレームの中継方法を提供することであ
る。
する無線LANシステム及びその基地局装置、無線端末
装置及び情報フレームの中継方法を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、基本的には、各無線端末装置において自装
置が基地局の形成する無線LAN領域内に侵入している
か否かを検出させ、侵入しているならば所定時間間隔で
自装置の識別情報を含んだ加入端末識別情報更新制御フ
レームを前記基地局に対して送信させ、基地局において
は、各無線端末装置からの前記加入端末識別情報更新制
御フレームを受信し、自基地局が形成する無線LAN領
域に加入している無線端末装置の識別情報を記憶する記
憶手段に記憶した後、自基地局に接続された有線伝送路
から無線LAN領域内の無線端末装置宛の情報フレーム
の受信時、前記記憶手段の記憶情報を参照し、識別情報
が記憶されている無線端末装置宛の情報フレームのみを
中継送信するようにしたことを特徴とするものである。
するために、基本的には、各無線端末装置において自装
置が基地局の形成する無線LAN領域内に侵入している
か否かを検出させ、侵入しているならば所定時間間隔で
自装置の識別情報を含んだ加入端末識別情報更新制御フ
レームを前記基地局に対して送信させ、基地局において
は、各無線端末装置からの前記加入端末識別情報更新制
御フレームを受信し、自基地局が形成する無線LAN領
域に加入している無線端末装置の識別情報を記憶する記
憶手段に記憶した後、自基地局に接続された有線伝送路
から無線LAN領域内の無線端末装置宛の情報フレーム
の受信時、前記記憶手段の記憶情報を参照し、識別情報
が記憶されている無線端末装置宛の情報フレームのみを
中継送信するようにしたことを特徴とするものである。
【0014】また、基地局における加入端末識別情報更
新制御フレームの受信時、前記記憶手段に記憶された識
別情報数が予め設定された上限値に達した状態であるか
否かを調べ、上限値に達した状態であれば受信フレーム
内の識別情報の登録不許可フレームを該当無線端末装置
に送信するようにしたことを特徴とするものである。
新制御フレームの受信時、前記記憶手段に記憶された識
別情報数が予め設定された上限値に達した状態であるか
否かを調べ、上限値に達した状態であれば受信フレーム
内の識別情報の登録不許可フレームを該当無線端末装置
に送信するようにしたことを特徴とするものである。
【0015】さらに、基地局における加入端末識別情報
更新制御フレームの受信時、その受信フレーム内の識別
情報が予め設定された登録不許可端末装置の識別情報に
該当するか否かを調べ、該当する場合は登録不許可フレ
ームを該当無線端末装置に送信するようにしたことを特
徴とするものである。
更新制御フレームの受信時、その受信フレーム内の識別
情報が予め設定された登録不許可端末装置の識別情報に
該当するか否かを調べ、該当する場合は登録不許可フレ
ームを該当無線端末装置に送信するようにしたことを特
徴とするものである。
【0016】
【作用】本発明の無線LANシステムによれば、基地局
は有線伝送路から受信した無線端末装置宛のユーザフレ
ームを記憶手段に記憶された識別情報を参照し、識別情
報で指定されている無線端末装置宛の情報フレームのみ
を中継送信する。
は有線伝送路から受信した無線端末装置宛のユーザフレ
ームを記憶手段に記憶された識別情報を参照し、識別情
報で指定されている無線端末装置宛の情報フレームのみ
を中継送信する。
【0017】従って、基地局が形成するセル内に存在す
る無線端末装置宛以外のユーザフレームを無線伝送路へ
中継することがない。
る無線端末装置宛以外のユーザフレームを無線伝送路へ
中継することがない。
【0018】さらに、基地局内の記憶手段に識別情報を
登録できなかった無線端末装置については、登録不許可
フレームが基地局から与えられる。これによって、基地
局が形成するセル内での通信が禁止される。
登録できなかった無線端末装置については、登録不許可
フレームが基地局から与えられる。これによって、基地
局が形成するセル内での通信が禁止される。
【0019】この結果、宛先の端末が無線LAN側に存
在しないにも拘らず、有線伝送路からの情報フレームが
無線LAN側に中継送信されることがなくなり、無線伝
送路の伝送効率の低下を防止することができる。
在しないにも拘らず、有線伝送路からの情報フレームが
無線LAN側に中継送信されることがなくなり、無線伝
送路の伝送効率の低下を防止することができる。
【0020】また、基地局内の記憶手段に識別情報を登
録できなかった無線端末装置同士での通信が禁止される
ので、識別情報を既に登録済みの無線端末装置は無線伝
送路を効率良く使用し、情報フレームを送信することが
できる。
録できなかった無線端末装置同士での通信が禁止される
ので、識別情報を既に登録済みの無線端末装置は無線伝
送路を効率良く使用し、情報フレームを送信することが
できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0022】図1は、本発明による無線LANシステム
の一実施例を示す全体構成図である。
の一実施例を示す全体構成図である。
【0023】この図1の無線LANシステムは、基地局
100a,100bと無線端末装置200a,200
b,200c及び当該基地局100a,100b間の通
信を実現する有線伝送路4で構成される。
100a,100bと無線端末装置200a,200
b,200c及び当該基地局100a,100b間の通
信を実現する有線伝送路4で構成される。
【0024】基地局100a,100bはコネクタ5
a,5bでそれぞれ有線伝送路4に有線接続される。6
a,6bはそれぞれ基地局100a,100bの管理領
域であるセル(無線LAN領域)を示す。
a,5bでそれぞれ有線伝送路4に有線接続される。6
a,6bはそれぞれ基地局100a,100bの管理領
域であるセル(無線LAN領域)を示す。
【0025】セル6a内の基地局100a及び無線端末
装置200a,200b,200cは、スプレッドスペ
クトラム方式を用いてユーザフレーム等の相互通信を行
うように構成され、セル6a内の基地局100aと無線
端末装置200a間の通信は経路aまたは経路bを使用
して行い、有線伝送路4で接続された基地局100aと
100b間の通信は経路cまたは経路dを使用して行う
ように構成されている。
装置200a,200b,200cは、スプレッドスペ
クトラム方式を用いてユーザフレーム等の相互通信を行
うように構成され、セル6a内の基地局100aと無線
端末装置200a間の通信は経路aまたは経路bを使用
して行い、有線伝送路4で接続された基地局100aと
100b間の通信は経路cまたは経路dを使用して行う
ように構成されている。
【0026】また、セル6b内の基地局100bと無線
端末装置200b間の通信は経路eまたは経路fを用い
て行われ、また、同一セル6a内の無線端末装置200
aと無線端末装置200c間の通信は経路mまたは経路
nを用いて行うように構成されている。
端末装置200b間の通信は経路eまたは経路fを用い
て行われ、また、同一セル6a内の無線端末装置200
aと無線端末装置200c間の通信は経路mまたは経路
nを用いて行うように構成されている。
【0027】図2は、この無線LANシステムで使用す
る搬送波周波数の割当てを示す図であり、ここではスプ
レッドスペクトラム用として、2471〜2497MH
zの帯域幅26MHzのISMバンド8が割当てられて
いる。このISMバンド8を例えば各々が2MHz幅の
13個のサブチャネル7a〜7mに分割すると、各搬送
波周波数の中心周波数はfi=2472+2i(i=
0,・・・,12)MHzとなるが、基地局100a,
100bおよび無線端末装置200a,200b,20
0cは、その使用搬送波周波数を周期的に変化、すなわ
ちホッピングさせている。
る搬送波周波数の割当てを示す図であり、ここではスプ
レッドスペクトラム用として、2471〜2497MH
zの帯域幅26MHzのISMバンド8が割当てられて
いる。このISMバンド8を例えば各々が2MHz幅の
13個のサブチャネル7a〜7mに分割すると、各搬送
波周波数の中心周波数はfi=2472+2i(i=
0,・・・,12)MHzとなるが、基地局100a,
100bおよび無線端末装置200a,200b,20
0cは、その使用搬送波周波数を周期的に変化、すなわ
ちホッピングさせている。
【0028】図3は、その周波数ホッピングパターンの
一例を示したものであり、本実施例ではそのホッピング
周期を100ms,ホッピング数を13個とし、搬送波
周波数90a〜90mが繰り返される周波数ホッピング
パターンに従って、各サブチャンネル7a〜7mをホッ
プさせるようになっている。
一例を示したものであり、本実施例ではそのホッピング
周期を100ms,ホッピング数を13個とし、搬送波
周波数90a〜90mが繰り返される周波数ホッピング
パターンに従って、各サブチャンネル7a〜7mをホッ
プさせるようになっている。
【0029】図4は、基地局100a,100bのうち
100aの構成を代表して示したブロック構成図であ
る。
100aの構成を代表して示したブロック構成図であ
る。
【0030】基地局100aは、アンテナ101、主記
憶装置102、FDB103、送受信制御部104、有
線制御部105、受信バッファ106、無線受信バッフ
ァ107、送信バッファ108、無線送信バッファ10
9、ホッピング制御部110、無線変復調部111、C
PUバス112、エージングタイマ113から構成さ
れ、コネクタ5で有線伝送路4に有線接続されており、
無線端末装置200a,200cから受信した加入端末
更新制御フレーム(以下、FDB更新制御フレーム)中
の無線端末識別情報(以下、MACアドレス)を記憶す
る記憶手段としてのフィルタリングデータベース(以
下、FDB)103は、主記憶装置102内に設けられ
ている。
憶装置102、FDB103、送受信制御部104、有
線制御部105、受信バッファ106、無線受信バッフ
ァ107、送信バッファ108、無線送信バッファ10
9、ホッピング制御部110、無線変復調部111、C
PUバス112、エージングタイマ113から構成さ
れ、コネクタ5で有線伝送路4に有線接続されており、
無線端末装置200a,200cから受信した加入端末
更新制御フレーム(以下、FDB更新制御フレーム)中
の無線端末識別情報(以下、MACアドレス)を記憶す
る記憶手段としてのフィルタリングデータベース(以
下、FDB)103は、主記憶装置102内に設けられ
ている。
【0031】ここで、有線制御部105は有線伝送路4
への送受信制御を行い、ホッピング制御部110は無線
伝送路への送受信制御を行い、送受信制御部104はフ
レームの識別などの送受信制御を行うものであり、この
送受信制御部104、ホッピング制御部110及び有線
制御部105間の通信、例えば送受信フレームのやりと
りはCPUバス112を経由して行われる。
への送受信制御を行い、ホッピング制御部110は無線
伝送路への送受信制御を行い、送受信制御部104はフ
レームの識別などの送受信制御を行うものであり、この
送受信制御部104、ホッピング制御部110及び有線
制御部105間の通信、例えば送受信フレームのやりと
りはCPUバス112を経由して行われる。
【0032】また、無線変復調部111はホッピング制
御部110から送出されたフレームに対して、変調処理
及び2.4GHz帯への周波数変換処理を行い、アンテ
ナ101から送信し、さらにアンテナ101から受信し
たフレームに対して、ベースバンドへの周波数変換処理
及び復調処理を行い、ホッピング制御部110へ送出す
るものである。
御部110から送出されたフレームに対して、変調処理
及び2.4GHz帯への周波数変換処理を行い、アンテ
ナ101から送信し、さらにアンテナ101から受信し
たフレームに対して、ベースバンドへの周波数変換処理
及び復調処理を行い、ホッピング制御部110へ送出す
るものである。
【0033】また、エージングタイマ113は、FDB
103に記憶されたMACアドレスをその書き込み時か
ら所定時間経過後に、例えば5分経過後に消去するため
のタイマである。
103に記憶されたMACアドレスをその書き込み時か
ら所定時間経過後に、例えば5分経過後に消去するため
のタイマである。
【0034】図5は、無線端末装置200a,200
b,200cのうち200aを代表して示したブロック
構成図であり、無線端末装置200aはアンテナ20
1、主記憶装置202、送受信制御部203、CPUバ
ス204、無線受信バッファ205、無線送信バッファ
206、ホッピング制御部207および無線変復調部2
08、FDB更新制御フレームの送信時間間隔(例え
ば、30秒)を決めるタイマ209から構成されてい
る。
b,200cのうち200aを代表して示したブロック
構成図であり、無線端末装置200aはアンテナ20
1、主記憶装置202、送受信制御部203、CPUバ
ス204、無線受信バッファ205、無線送信バッファ
206、ホッピング制御部207および無線変復調部2
08、FDB更新制御フレームの送信時間間隔(例え
ば、30秒)を決めるタイマ209から構成されてい
る。
【0035】ホッピング制御部207は、無線伝送路の
送受信制御を行い、送受信制御部203はフレームの識
別などの送受信制御を行うものである。この送受信制御
部203及びホッピング制御部207間の通信、例えば
送受信フレームのやりとりはCPUバス204を経由し
て行うようになっている。また、無線変復調部208は
ホッピング制御部207から送出されたフレームに対
し、変調処理及び2.4GHz帯への周波数変換処理を
行い、アンテナ201から送信し、またアンテナ201
から受信したフレームに対し、ベースバンドへの周波数
変換処理及び復調処理を行い、ホッピング制御部207
へ送出するものである。
送受信制御を行い、送受信制御部203はフレームの識
別などの送受信制御を行うものである。この送受信制御
部203及びホッピング制御部207間の通信、例えば
送受信フレームのやりとりはCPUバス204を経由し
て行うようになっている。また、無線変復調部208は
ホッピング制御部207から送出されたフレームに対
し、変調処理及び2.4GHz帯への周波数変換処理を
行い、アンテナ201から送信し、またアンテナ201
から受信したフレームに対し、ベースバンドへの周波数
変換処理及び復調処理を行い、ホッピング制御部207
へ送出するものである。
【0036】図6は、無線伝送路で使用するフレームフ
ォーマットを示す図であり、領域P61は物理層におけ
る同期確立、及び同期維持のために物理層に対して時間
を与えるためのダミー領域である。領域F62は、領域
P61に続いて配置され、本フレームにおける有効情報
の実質的な先頭を示す。領域FC63は、フレームコン
トロール領域でユーザフレームと無線制御フレームの識
別情報を保持するものであり、基地局100aが配下の
無線端末装置200aに対してホッピング情報を通知す
る時には、この領域FC63にホッピング制御情報を設
定して通信を行う。
ォーマットを示す図であり、領域P61は物理層におけ
る同期確立、及び同期維持のために物理層に対して時間
を与えるためのダミー領域である。領域F62は、領域
P61に続いて配置され、本フレームにおける有効情報
の実質的な先頭を示す。領域FC63は、フレームコン
トロール領域でユーザフレームと無線制御フレームの識
別情報を保持するものであり、基地局100aが配下の
無線端末装置200aに対してホッピング情報を通知す
る時には、この領域FC63にホッピング制御情報を設
定して通信を行う。
【0037】領域DA64は、宛先アドレス、領域SA
65は送信元アドレスを示す。領域I66は情報部であ
る。領域FCS67はフレームチェックシーケンスであ
り、誤り検出符号であるCRC符号を用いて領域P61
を除くフレーム全体の誤りを検出するために使用され
る。
65は送信元アドレスを示す。領域I66は情報部であ
る。領域FCS67はフレームチェックシーケンスであ
り、誤り検出符号であるCRC符号を用いて領域P61
を除くフレーム全体の誤りを検出するために使用され
る。
【0038】一方、有線伝送路4上ではフレームフォー
マットに例えばIEEE802.3準拠あるいはEth
ernetV2.0準拠のフレームフォーマットを使用
する。ここでは、IEEE802.3準拠のフレームを
例に説明する。
マットに例えばIEEE802.3準拠あるいはEth
ernetV2.0準拠のフレームフォーマットを使用
する。ここでは、IEEE802.3準拠のフレームを
例に説明する。
【0039】図7は、IEEE802.3準拠のフレー
ムフォーマットを示したもので、領域PAM40は物理
層における同期確立、及び維持のために物理層に対して
時間を与えるための領域である。領域SFD41は本フ
レームにおける有効情報の実質的な先頭を示す。領域D
A42は宛先アドレス、領域SA43は送信元アドレス
を示す。領域LNG44は情報部であるI45の長さを
表す。領域FCS46はフレームチェックシーケンスで
あり、PAM40、SFD41を除くフレーム全体の誤
りを検出するために使用される。情報部I45は、さら
にPTN47、TYP48、DADR49で構成されて
いる。PTN47は通常のフレームとDFDBフレーム
(後述する有線制御フレーム)とを区別する時に用いる
もので、例えばSAP(サービスアクセスポイント)を
定義した802.2LLCヘッダが格納される。TYP
48はFDB削除指示の情報を格納する時に用い、DA
DR49は基地局100内のFDB103から削除した
い無線端末装置のMACアドレスを格納する場合に用い
るものである。
ムフォーマットを示したもので、領域PAM40は物理
層における同期確立、及び維持のために物理層に対して
時間を与えるための領域である。領域SFD41は本フ
レームにおける有効情報の実質的な先頭を示す。領域D
A42は宛先アドレス、領域SA43は送信元アドレス
を示す。領域LNG44は情報部であるI45の長さを
表す。領域FCS46はフレームチェックシーケンスで
あり、PAM40、SFD41を除くフレーム全体の誤
りを検出するために使用される。情報部I45は、さら
にPTN47、TYP48、DADR49で構成されて
いる。PTN47は通常のフレームとDFDBフレーム
(後述する有線制御フレーム)とを区別する時に用いる
もので、例えばSAP(サービスアクセスポイント)を
定義した802.2LLCヘッダが格納される。TYP
48はFDB削除指示の情報を格納する時に用い、DA
DR49は基地局100内のFDB103から削除した
い無線端末装置のMACアドレスを格納する場合に用い
るものである。
【0040】図8は、FDB103に記憶されたMAC
アドレス、詳しくはFDB更新制御フレームを送信した
無線端末装置のMACアドレスの一例を示す図であり、
FDB更新制御フレーム中の送信元アドレスSAが抽出
され、これがSA1=a,SA2=bといった具合にM
ACアドレスが登録されている。
アドレス、詳しくはFDB更新制御フレームを送信した
無線端末装置のMACアドレスの一例を示す図であり、
FDB更新制御フレーム中の送信元アドレスSAが抽出
され、これがSA1=a,SA2=bといった具合にM
ACアドレスが登録されている。
【0041】以上の構成において、基地局100aの場
合、図1に示したように経路aで無線伝送路からフレー
ムの受信を行い、経路bで無線伝送路への送信を行う。
また、経路dで有線伝送路4からのフレームの受信を行
い、経路cで有線伝送路4への送信を行う。以下、各々
について動作を説明する。
合、図1に示したように経路aで無線伝送路からフレー
ムの受信を行い、経路bで無線伝送路への送信を行う。
また、経路dで有線伝送路4からのフレームの受信を行
い、経路cで有線伝送路4への送信を行う。以下、各々
について動作を説明する。
【0042】1.基地局100aの無線伝送路からの受
信処理 基地局100aにおける無線伝送路からの受信処理は以
下のように行われる。
信処理 基地局100aにおける無線伝送路からの受信処理は以
下のように行われる。
【0043】無線区間での通信は、図6に示したフレー
ムフォーマットで行われ、まずアンテナ101で受信さ
れたフレームは無線変復調部111、ホッピング制御部
110を経由して無線受信バッファ107に一時的に格
納される。ここでホッピング制御部110は主記憶装置
102内のFDB103を参照し、有線伝送路4に中継
すべきユーザフレームと無線制御フレームとの識別を行
う。
ムフォーマットで行われ、まずアンテナ101で受信さ
れたフレームは無線変復調部111、ホッピング制御部
110を経由して無線受信バッファ107に一時的に格
納される。ここでホッピング制御部110は主記憶装置
102内のFDB103を参照し、有線伝送路4に中継
すべきユーザフレームと無線制御フレームとの識別を行
う。
【0044】有線伝送路4に中継すべきユーザフレーム
の場合には、無線受信バッファ107からホッピング制
御部110、CPUバス112、有線制御部105を経
由して、有線伝送路4上で使用するフレームフォーマッ
トに変換した後、送信バッファ108に格納する。その
後、有線伝送路4が空き状態になり次第、送信バッファ
108から有線制御部105、コネクタ5を経由して有
線伝送路4上に送出する。
の場合には、無線受信バッファ107からホッピング制
御部110、CPUバス112、有線制御部105を経
由して、有線伝送路4上で使用するフレームフォーマッ
トに変換した後、送信バッファ108に格納する。その
後、有線伝送路4が空き状態になり次第、送信バッファ
108から有線制御部105、コネクタ5を経由して有
線伝送路4上に送出する。
【0045】無線制御フレームの場合には、ホッピング
制御部110が当該無線制御フレームから必要な情報を
取り出した後、廃棄する。なお、どちらにも該当しない
場合にはホッピング制御部110が当該フレームを廃棄
する。
制御部110が当該無線制御フレームから必要な情報を
取り出した後、廃棄する。なお、どちらにも該当しない
場合にはホッピング制御部110が当該フレームを廃棄
する。
【0046】2.基地局100aにおける有線伝送路4
からの受信処理 基地局100aにおいて、有線伝送路4からの受信処理
は以下のように行われる。有線伝送路4上の通信は上述
した図7のフレームフォーマットで行われる。
からの受信処理 基地局100aにおいて、有線伝送路4からの受信処理
は以下のように行われる。有線伝送路4上の通信は上述
した図7のフレームフォーマットで行われる。
【0047】まず、有線伝送路4から送られてきたフレ
ームをコネクタ5、有線制御部105経由で一時的に受
信バッファ106に格納する。その後、受信バッファ1
06から有線制御部105、CPUバス112、ホッピ
ング制御部110を経由して無線送信バッファ109に
格納する。この時、フレームは図6に示す無線伝送路上
のフレームフォーマットに変換して格納する。
ームをコネクタ5、有線制御部105経由で一時的に受
信バッファ106に格納する。その後、受信バッファ1
06から有線制御部105、CPUバス112、ホッピ
ング制御部110を経由して無線送信バッファ109に
格納する。この時、フレームは図6に示す無線伝送路上
のフレームフォーマットに変換して格納する。
【0048】送受信制御部104は、FDB103を参
照して無線伝送路に中継するユーザフレームと有線制御
フレーム(例えば後述のDFDBフレーム)との識別を
行う。
照して無線伝送路に中継するユーザフレームと有線制御
フレーム(例えば後述のDFDBフレーム)との識別を
行う。
【0049】識別の結果、無線伝送路に中継するユーザ
フレームの場合には送受信制御部104はホッピング制
御部110に対してCPUバス112経由で送信指示信
号を送り、無線送信バッファ109からホッピング制御
部110、無線変復調部111、アンテナ101を経由
して無線伝送路に送出する。
フレームの場合には送受信制御部104はホッピング制
御部110に対してCPUバス112経由で送信指示信
号を送り、無線送信バッファ109からホッピング制御
部110、無線変復調部111、アンテナ101を経由
して無線伝送路に送出する。
【0050】有線制御フレームの場合には、送受信制御
部104は無線送信バッファ109からCPUバス11
2を経由して主記憶装置102に格納し、必要な情報を
取り出した後廃棄する。なお、どちらにも該当しない場
合には送受信制御部104が当該フレームを廃棄する。
部104は無線送信バッファ109からCPUバス11
2を経由して主記憶装置102に格納し、必要な情報を
取り出した後廃棄する。なお、どちらにも該当しない場
合には送受信制御部104が当該フレームを廃棄する。
【0051】3.基地局100aにおける有線制御フレ
ームの送信処理 基地局100aが有線制御フレームを送信する場合、送
受信制御部104は主記憶装置102内に有線制御フレ
ームを生成し、CPUバス112、有線制御部105を
経由して図7のフレームフォーマットに変換した後、送
信バッファ108に格納する。
ームの送信処理 基地局100aが有線制御フレームを送信する場合、送
受信制御部104は主記憶装置102内に有線制御フレ
ームを生成し、CPUバス112、有線制御部105を
経由して図7のフレームフォーマットに変換した後、送
信バッファ108に格納する。
【0052】その後、有線伝送路4が空き状態になり次
第、送信バッファ108から有線制御部105、コネク
タ5を経由して有線伝送路4上に送信する。
第、送信バッファ108から有線制御部105、コネク
タ5を経由して有線伝送路4上に送信する。
【0053】4.基地局100aの無線伝送路への無線
制御フレーム送信処理 基地局100の無線伝送路への無線制御フレーム送信処
理は以下のようにして行う。
制御フレーム送信処理 基地局100の無線伝送路への無線制御フレーム送信処
理は以下のようにして行う。
【0054】ホッピング制御部110は、図6で示す無
線伝送路上のフレームフォーマットで無線制御フレーム
を無線送信バッファ109内に生成し、ホッピング制御
部110の送信指示により無線送信バッファ109から
ホッピング制御部110、無線変復調部111、アンテ
ナ101を経由して無線伝送路に送出する。
線伝送路上のフレームフォーマットで無線制御フレーム
を無線送信バッファ109内に生成し、ホッピング制御
部110の送信指示により無線送信バッファ109から
ホッピング制御部110、無線変復調部111、アンテ
ナ101を経由して無線伝送路に送出する。
【0055】次に、無線端末装置200aの送受信処理
について説明する。
について説明する。
【0056】図1に示すように無線端末装置200aの
場合には経路bあるいは経路nで無線伝送路からフレー
ムの受信を行い、経路aあるいは経路mで無線伝送路へ
の送信を行う。以下各々について説明する。
場合には経路bあるいは経路nで無線伝送路からフレー
ムの受信を行い、経路aあるいは経路mで無線伝送路へ
の送信を行う。以下各々について説明する。
【0057】5.無線端末装置200aの受信処理 無線端末装置200aの受信処理は以下のように行う。
【0058】まず、無線伝送路上の通信は図6に示すフ
レームフォーマットで行い、アンテナ201で受信され
たフレームは無線変復調部208、ホッピング制御部2
07を経由して無線受信バッファ205に一時的に格納
される。ここでホッピング制御部207はユーザフレー
ムと無線制御フレームとの識別を行う。ユーザフレーム
の場合には、無線受信バッファ205からホッピング制
御部207、CPUバス204を経由して主記憶装置2
02に格納され、無線端末装置200aの上位ソフトウ
ェアに渡される。
レームフォーマットで行い、アンテナ201で受信され
たフレームは無線変復調部208、ホッピング制御部2
07を経由して無線受信バッファ205に一時的に格納
される。ここでホッピング制御部207はユーザフレー
ムと無線制御フレームとの識別を行う。ユーザフレーム
の場合には、無線受信バッファ205からホッピング制
御部207、CPUバス204を経由して主記憶装置2
02に格納され、無線端末装置200aの上位ソフトウ
ェアに渡される。
【0059】無線制御フレームの場合には、ホッピング
制御部207が当該無線制御フレームから必要な情報を
取り出した後廃棄する。なお、どちらにも該当しない場
合にはホッピング制御部207が当該フレームを廃棄す
る。
制御部207が当該無線制御フレームから必要な情報を
取り出した後廃棄する。なお、どちらにも該当しない場
合にはホッピング制御部207が当該フレームを廃棄す
る。
【0060】6.無線端末装置200aの無線伝送路へ
の無線制御フレームの送信処理 無線端末装置200aの無線伝送路への無線制御フレー
ムの送信処理は以下のようにして行う。ホッピング制御
部207は、図6で示す無線伝送路上のフレームフォー
マットで無線制御フレームを無線送信バッファ206内
に生成し、ホッピング制御部207の送信指示により無
線送信バッファ206からホッピング制御部207、無
線変復調部208、アンテナ201を経由して無線伝送
路に送出する。
の無線制御フレームの送信処理 無線端末装置200aの無線伝送路への無線制御フレー
ムの送信処理は以下のようにして行う。ホッピング制御
部207は、図6で示す無線伝送路上のフレームフォー
マットで無線制御フレームを無線送信バッファ206内
に生成し、ホッピング制御部207の送信指示により無
線送信バッファ206からホッピング制御部207、無
線変復調部208、アンテナ201を経由して無線伝送
路に送出する。
【0061】図9は、無線伝送路で使用する搬送波周波
数90aのホッピング周期内で送信される内容を示した
ものである。搬送波周波数90aのホッピング周期は1
00msであり、ユーザフレーム領域RU91、無送信
領域RN92、無線制御フレーム領域RC93及びダミ
ー領域RD94から構成される。
数90aのホッピング周期内で送信される内容を示した
ものである。搬送波周波数90aのホッピング周期は1
00msであり、ユーザフレーム領域RU91、無送信
領域RN92、無線制御フレーム領域RC93及びダミ
ー領域RD94から構成される。
【0062】ユーザフレーム領域RU91では、ユーザ
フレームを用いてユーザデータの送受信を行う。無送信
領域RN92は、ユーザフレーム領域RU91で送信さ
れるユーザフレームと、次の無線制御フレーム領域RC
93で送信される無線制御フレームが衝突することを避
けるために設けた領域で、無送信領域RN92の間では
ユーザフレームは送信されない。無線制御フレーム領域
RC93は、ホッピング制御に必要な情報を載せた無線
制御フレームを送出する領域である。基地局100aは
この無線制御フレーム領域RC93をセル6a内の無線
端末装置200aに送信し、ホッピングの制御を行う。
フレームを用いてユーザデータの送受信を行う。無送信
領域RN92は、ユーザフレーム領域RU91で送信さ
れるユーザフレームと、次の無線制御フレーム領域RC
93で送信される無線制御フレームが衝突することを避
けるために設けた領域で、無送信領域RN92の間では
ユーザフレームは送信されない。無線制御フレーム領域
RC93は、ホッピング制御に必要な情報を載せた無線
制御フレームを送出する領域である。基地局100aは
この無線制御フレーム領域RC93をセル6a内の無線
端末装置200aに送信し、ホッピングの制御を行う。
【0063】ダミー領域RD94は、シンセサイザ切替
のために必要な時間を確保するための領域であり、この
領域の間に搬送波周波数の切替処理を行う。
のために必要な時間を確保するための領域であり、この
領域の間に搬送波周波数の切替処理を行う。
【0064】次に、基地局100aにおけるFDB10
3aの構築法について図10を用いて説明する。
3aの構築法について図10を用いて説明する。
【0065】基地局100aが既に通常動作状態である
場合には、基地局100aは図9の無線制御フレーム領
域RC93にホッピングに必要な情報を載せたホッピン
グ制御フレーム(以後、FH−MACフレームと呼ぶ)
を100ms間隔で送信する。
場合には、基地局100aは図9の無線制御フレーム領
域RC93にホッピングに必要な情報を載せたホッピン
グ制御フレーム(以後、FH−MACフレームと呼ぶ)
を100ms間隔で送信する。
【0066】この時、無線端末装置200aの電源が投
入されると、無線端末装置200aは上記FH−MAC
フレームを受信し、図3に示すような搬送波周波数90
a〜90mが繰り返される周波数ホッピングパターンを
取得する。無線端末装置200aは上記FH−MACフ
レームを受信したことで、セル6aに加入したことを認
識する。そこで、無線端末装置200aは図6のフレー
ムの領域FC63にFDB更新制御情報、領域DA64
に基地局100aのMACアドレス、領域SA65に無
線端末装置200aのMACアドレスを設定したFDB
更新制御フレーム(以後、NP−MACフレームと呼
ぶ)を生成し、経路aで基地局100aに送信する。
入されると、無線端末装置200aは上記FH−MAC
フレームを受信し、図3に示すような搬送波周波数90
a〜90mが繰り返される周波数ホッピングパターンを
取得する。無線端末装置200aは上記FH−MACフ
レームを受信したことで、セル6aに加入したことを認
識する。そこで、無線端末装置200aは図6のフレー
ムの領域FC63にFDB更新制御情報、領域DA64
に基地局100aのMACアドレス、領域SA65に無
線端末装置200aのMACアドレスを設定したFDB
更新制御フレーム(以後、NP−MACフレームと呼
ぶ)を生成し、経路aで基地局100aに送信する。
【0067】すなわち、図11に示すように、FC63
=更新、DA64=基地局100aのMACアドレス、
SA65=無線端末装置200aのMACアドレスを設
定したFDB更新制御フレーム(以後、NP−MACフ
レームと呼ぶ)を生成し、基地局100aに送信する。
=更新、DA64=基地局100aのMACアドレス、
SA65=無線端末装置200aのMACアドレスを設
定したFDB更新制御フレーム(以後、NP−MACフ
レームと呼ぶ)を生成し、基地局100aに送信する。
【0068】この図11のNP−MACフレームは、基
地局100aの有するエージングタイマ113が満了す
るより短い間隔のタイマ満了を契機に(例えば30秒)
無線端末装置200aから基地局100aに経路aで送
信される。
地局100aの有するエージングタイマ113が満了す
るより短い間隔のタイマ満了を契機に(例えば30秒)
無線端末装置200aから基地局100aに経路aで送
信される。
【0069】エージングタイマ113とは、前述したよ
うに、一定時間(例えば5分)経過したら無線端末装置
200aのMACアドレスをFDB103から削除する
ためのタイマである。なお、FDB103には、複数の
MACアドレスが登録されるが、それぞれのMACアド
レス毎に書き込み時点からの経過時間がエージングタイ
マ113によって監視され、一定時間(例えば5分)経
過してもNP−MACフレームによって更新が要求され
ないMACアドレスは、該当する無線端末装置が基地局
100aのセル内から離脱したか、あるいは電源が切断
されたものとしてFDB103内から消去される。
うに、一定時間(例えば5分)経過したら無線端末装置
200aのMACアドレスをFDB103から削除する
ためのタイマである。なお、FDB103には、複数の
MACアドレスが登録されるが、それぞれのMACアド
レス毎に書き込み時点からの経過時間がエージングタイ
マ113によって監視され、一定時間(例えば5分)経
過してもNP−MACフレームによって更新が要求され
ないMACアドレスは、該当する無線端末装置が基地局
100aのセル内から離脱したか、あるいは電源が切断
されたものとしてFDB103内から消去される。
【0070】基地局100aのFDB103aの構築
は、無線端末装置200aの送信するNP−MACフレ
ームのソースアドレスで行う。すなわち、図11のNP
−MACフレームを受信した基地局100aは、NP−
MACフレームの領域SA65から無線端末装置200
aのMACアドレスを認識する。そして、無線端末装置
200aのMACアドレスをFDB103aで検索し、
登録されていない場合には無線端末装置200aのMA
CアドレスをFDB103aに登録するとともに、エー
ジングタイマ103の無線端末装置200a用のエージ
ングタイマ部を起動する。登録されている時は無線端末
装置200a用のエージングタイマ部を再起動する。
は、無線端末装置200aの送信するNP−MACフレ
ームのソースアドレスで行う。すなわち、図11のNP
−MACフレームを受信した基地局100aは、NP−
MACフレームの領域SA65から無線端末装置200
aのMACアドレスを認識する。そして、無線端末装置
200aのMACアドレスをFDB103aで検索し、
登録されていない場合には無線端末装置200aのMA
CアドレスをFDB103aに登録するとともに、エー
ジングタイマ103の無線端末装置200a用のエージ
ングタイマ部を起動する。登録されている時は無線端末
装置200a用のエージングタイマ部を再起動する。
【0071】以上のようにして、基地局100aのセル
6a内に存在する無線端末装置200aからエージング
タイマ103のタイマ時間より短い時間間隔(例えば3
0秒間隔)でNP−MACフレームを送信することによ
り、無線端末装置200aが基地局100aのセル6a
内に実在するものとしてそのMACアドレスがFDB1
03に登録される。
6a内に存在する無線端末装置200aからエージング
タイマ103のタイマ時間より短い時間間隔(例えば3
0秒間隔)でNP−MACフレームを送信することによ
り、無線端末装置200aが基地局100aのセル6a
内に実在するものとしてそのMACアドレスがFDB1
03に登録される。
【0072】逆に、無線端末装置200aが基地局10
0aのセル6a外に実在しなくなるか、電源が切断され
た場合には、NP−MACフレームを最後に送信した時
刻よりエージングタイマ103のタイマ時間経過後に無
線端末装置200aのMACアドレスがFDB103内
から消去される。
0aのセル6a外に実在しなくなるか、電源が切断され
た場合には、NP−MACフレームを最後に送信した時
刻よりエージングタイマ103のタイマ時間経過後に無
線端末装置200aのMACアドレスがFDB103内
から消去される。
【0073】そこで、例えば、図6の領域DA64に無
線端末装置200bのMACアドレス、領域SA65に
無線端末装置200aのMACアドレスを設定したユー
ザフレーム(以後、このフレームをユーザフレーム
(1)と呼ぶ)を無線端末装置200aが送信すると、
図10の経路aにより基地局100aが受信する。
線端末装置200bのMACアドレス、領域SA65に
無線端末装置200aのMACアドレスを設定したユー
ザフレーム(以後、このフレームをユーザフレーム
(1)と呼ぶ)を無線端末装置200aが送信すると、
図10の経路aにより基地局100aが受信する。
【0074】基地局100aは、ユーザフレーム(1)
の領域DA64から無線端末装置200bのMACアド
レスを認識し、このMACアドレスが基地局100aの
主記憶装置102a内のFDB103に登録されていれ
ばユーザフレーム(1)を廃棄し、登録されていない場
合には次の処理に移る。すなわち、登録されていなけれ
ば、基地局100aは送信先の端末は有線伝送路4側、
または有線伝送路4を経由した他の無線伝送路内に位置
するものと認識し、ユーザフレーム(1)を有線伝送路
4に送信する。この時のフレームフォーマットは、図7
のフォーマットが使用される。
の領域DA64から無線端末装置200bのMACアド
レスを認識し、このMACアドレスが基地局100aの
主記憶装置102a内のFDB103に登録されていれ
ばユーザフレーム(1)を廃棄し、登録されていない場
合には次の処理に移る。すなわち、登録されていなけれ
ば、基地局100aは送信先の端末は有線伝送路4側、
または有線伝送路4を経由した他の無線伝送路内に位置
するものと認識し、ユーザフレーム(1)を有線伝送路
4に送信する。この時のフレームフォーマットは、図7
のフォーマットが使用される。
【0075】ユーザフレーム(1)を経路cによって受
信した基地局100bは、ユーザフレーム(1)の領域
DA42から無線端末装置200bのMACアドレスを
抽出し、これを主記憶装置102b内のFDB103b
で検索して、登録されていなければ、無線端末装置20
0bは基地局100bのセル6b内に実在しないか、電
源が切断されているものと認識し、受信したユーザフレ
ーム(1)を廃棄する。
信した基地局100bは、ユーザフレーム(1)の領域
DA42から無線端末装置200bのMACアドレスを
抽出し、これを主記憶装置102b内のFDB103b
で検索して、登録されていなければ、無線端末装置20
0bは基地局100bのセル6b内に実在しないか、電
源が切断されているものと認識し、受信したユーザフレ
ーム(1)を廃棄する。
【0076】しかし、登録されていれば、基地局100
bは経路cで受信したユーザフレーム(1)を図6のフ
レームフォーマットを用いて経路fで無線端末装置20
0bへと送信する。
bは経路cで受信したユーザフレーム(1)を図6のフ
レームフォーマットを用いて経路fで無線端末装置20
0bへと送信する。
【0077】以上のようにして、基地局100bのセル
6b内に無線端末装置200bが実在する時のみ、有線
伝送路4からのユーザフレーム(1)が無線端末装置2
00bに向けて中継送信され、無線端末装置200bが
基地局100bのセル6b内に実在しないか、電源が切
断されていてFDB103bに無線端末装置200bの
MACアドレスが登録されていない場合はユーザフレー
ム(1)は廃棄され、中継されない。この結果、実在し
ない、あるいは運転状態でない無線端末装置宛のユーザ
フレームが送信されることがなくなり、無線伝送路の伝
送効率の低下を防ぐことが可能になる。
6b内に無線端末装置200bが実在する時のみ、有線
伝送路4からのユーザフレーム(1)が無線端末装置2
00bに向けて中継送信され、無線端末装置200bが
基地局100bのセル6b内に実在しないか、電源が切
断されていてFDB103bに無線端末装置200bの
MACアドレスが登録されていない場合はユーザフレー
ム(1)は廃棄され、中継されない。この結果、実在し
ない、あるいは運転状態でない無線端末装置宛のユーザ
フレームが送信されることがなくなり、無線伝送路の伝
送効率の低下を防ぐことが可能になる。
【0078】次に、FDB103への無線端末装置20
0のMACアドレスの登録を制限する機能について説明
する。
0のMACアドレスの登録を制限する機能について説明
する。
【0079】この機能は、基地局100a内のFDB1
03aに登録された無線端末装置のMACアドレスの総
数が基地局100a内のFDB103aへ登録可能なM
ACアドレスの総数の上限設定値に達している状態で、
セル6a内の無線端末装置から自分自身のMACアドレ
スをFDB103aに登録する要求があった時、あるい
は基地局100a内のFDB103aへ登録を許可され
ていない無線端末装置から自分自身のMACアドレスを
基地局100a内のFDB103aへ登録する要求があ
った時に、基地局100aはMACアドレス登録要求の
フレームを送信した無線端末装置に対してFDB登録不
許可フレームを返信し、基地局100aの形成するセル
6aに加入することを排除するものである。
03aに登録された無線端末装置のMACアドレスの総
数が基地局100a内のFDB103aへ登録可能なM
ACアドレスの総数の上限設定値に達している状態で、
セル6a内の無線端末装置から自分自身のMACアドレ
スをFDB103aに登録する要求があった時、あるい
は基地局100a内のFDB103aへ登録を許可され
ていない無線端末装置から自分自身のMACアドレスを
基地局100a内のFDB103aへ登録する要求があ
った時に、基地局100aはMACアドレス登録要求の
フレームを送信した無線端末装置に対してFDB登録不
許可フレームを返信し、基地局100aの形成するセル
6aに加入することを排除するものである。
【0080】ここで、FDB103aへ登録可能なMA
Cアドレスの総数の上限設定値は、無線LANシステム
の管理者によって予め設定されるものである。また、F
DB103aへの登録を許可する無線端末装置のMAC
アドレスも管理者によって予め設定されるものである。
FDB103aへの登録を許可する無線端末装置を指定
するのは、当該無線LANシステムに第3者が不正に侵
入し、セキュリティが維持できなくなるのを防止するた
めである。
Cアドレスの総数の上限設定値は、無線LANシステム
の管理者によって予め設定されるものである。また、F
DB103aへの登録を許可する無線端末装置のMAC
アドレスも管理者によって予め設定されるものである。
FDB103aへの登録を許可する無線端末装置を指定
するのは、当該無線LANシステムに第3者が不正に侵
入し、セキュリティが維持できなくなるのを防止するた
めである。
【0081】図10において、無線端末装置200aは
基地局100aの送信したFH−MACフレームを経路
bにより受信し、基地局100aの形成するセル6aに
加入する。セル6aへの加入手続きを完了した無線端末
装置200aは、基地局100a内のFDB103aに
無線端末装置200aMACアドレスを登録するために
前述したNP−MACフレームを経路aで基地局100
aに送信する。
基地局100aの送信したFH−MACフレームを経路
bにより受信し、基地局100aの形成するセル6aに
加入する。セル6aへの加入手続きを完了した無線端末
装置200aは、基地局100a内のFDB103aに
無線端末装置200aMACアドレスを登録するために
前述したNP−MACフレームを経路aで基地局100
aに送信する。
【0082】基地局100a内のFDB103aに登録
されたMACアドレスの総数が基地局100a内のFD
B103aへ登録可能なMACアドレスの総数の上限設
定値に達している状態で、無線端末装置200aから無
線端末装置200aのMACアドレスを基地局内のFD
B103aに登録する要求があった時、あるいは基地局
100a内のFDB103aへ登録を許可されていない
無線端末装置200aから無線端末装置200aのMA
Cアドレスを基地局100a内のFDB103aへ登録
する要求があった時には、基地局100aは図6のフレ
ーム内のFC63にFDB登録不許可情報、DA64に
無線端末装置200aのMACアドレス、SA65に基
地局100aのMACアドレスを設定したFDB登録不
許可フレーム(以後、REMOVE−MACフレームと
呼ぶ)を経路bにより無線端末装置200aに送信す
る。
されたMACアドレスの総数が基地局100a内のFD
B103aへ登録可能なMACアドレスの総数の上限設
定値に達している状態で、無線端末装置200aから無
線端末装置200aのMACアドレスを基地局内のFD
B103aに登録する要求があった時、あるいは基地局
100a内のFDB103aへ登録を許可されていない
無線端末装置200aから無線端末装置200aのMA
Cアドレスを基地局100a内のFDB103aへ登録
する要求があった時には、基地局100aは図6のフレ
ーム内のFC63にFDB登録不許可情報、DA64に
無線端末装置200aのMACアドレス、SA65に基
地局100aのMACアドレスを設定したFDB登録不
許可フレーム(以後、REMOVE−MACフレームと
呼ぶ)を経路bにより無線端末装置200aに送信す
る。
【0083】すなわち、図12に示すように、FC63
=不許可、DA64=不許可端末のMACアドレス、S
A65=基地局100aのMACアドレスを設定したF
DB登録不許可フレーム(REMOVE−MACフレー
ム)を経路bにより無線端末装置200aに送信する。
=不許可、DA64=不許可端末のMACアドレス、S
A65=基地局100aのMACアドレスを設定したF
DB登録不許可フレーム(REMOVE−MACフレー
ム)を経路bにより無線端末装置200aに送信する。
【0084】このREMOVE−MACフレームを受信
した無線端末装置200aでは、例えば無線変復調部2
08の動作がハードウェアまたはソフトウェアによって
ロックされ、セル6a内での無線通信が不可能な状態に
切り替えられる。
した無線端末装置200aでは、例えば無線変復調部2
08の動作がハードウェアまたはソフトウェアによって
ロックされ、セル6a内での無線通信が不可能な状態に
切り替えられる。
【0085】これによって、無線端末装置200aはセ
ル6a内に加入できなくなり、セル6a内での通信が禁
止される。
ル6a内に加入できなくなり、セル6a内での通信が禁
止される。
【0086】この禁止状態は、例えばFDB103aに
空き状態が生じる時期を見計らって無線端末装置200
aの電源を再投入することによって解除される。また
は、システムの管理者に連絡し、FDB103aへ登録
可能なMACアドレスの総数の上限設定値を大きくして
もらうか、あるいはFDB103aへの登録を許可する
無線端末装置として指定してもらい、この後に無線端末
装置200aの電源を再投入することによって解除され
る。
空き状態が生じる時期を見計らって無線端末装置200
aの電源を再投入することによって解除される。また
は、システムの管理者に連絡し、FDB103aへ登録
可能なMACアドレスの総数の上限設定値を大きくして
もらうか、あるいはFDB103aへの登録を許可する
無線端末装置として指定してもらい、この後に無線端末
装置200aの電源を再投入することによって解除され
る。
【0087】次に、無線端末装置200bが基地局10
0bの形成するセル6bから基地局100aの形成する
セル6aに移動した場合について図13を用いて説明す
る。
0bの形成するセル6bから基地局100aの形成する
セル6aに移動した場合について図13を用いて説明す
る。
【0088】基地局100a,100bおよび無線端末
装置200bが通常動作状態である時、基地局100b
内のFDB103b内には無線端末装置200bのMA
Cアドレスが登録されている。
装置200bが通常動作状態である時、基地局100b
内のFDB103b内には無線端末装置200bのMA
Cアドレスが登録されている。
【0089】ここで、無線端末装置200bがセル6b
内からセル6a内に移動すると、無線端末装置200b
はセル6a内で基地局100aが送信したFH−MAC
フレームを経路hで受信し、セル6a内に加入したこと
を認識する。
内からセル6a内に移動すると、無線端末装置200b
はセル6a内で基地局100aが送信したFH−MAC
フレームを経路hで受信し、セル6a内に加入したこと
を認識する。
【0090】無線端末装置200bは、図6のフレーム
の領域FC63にFDB更新制御情報、領域DA64に
基地局100aのMACアドレス、領域SA65に無線
端末装置200bのMACアドレスを設定したFDB更
新制御フレーム(以後、NP−MACフレーム(1)と
呼ぶ)を基地局100a宛に送信する。
の領域FC63にFDB更新制御情報、領域DA64に
基地局100aのMACアドレス、領域SA65に無線
端末装置200bのMACアドレスを設定したFDB更
新制御フレーム(以後、NP−MACフレーム(1)と
呼ぶ)を基地局100a宛に送信する。
【0091】このNP−MACフレーム(1)を受信し
た基地局100aは、SA65から無線端末装置200
bのMACアドレスを抽出し、これをFDB103aで
検索する。
た基地局100aは、SA65から無線端末装置200
bのMACアドレスを抽出し、これをFDB103aで
検索する。
【0092】基地局100aのFDB103aには無線
端末装置200bのMACアドレスは登録されていない
ため、基地局100aのFDB103aに無線端末装置
200bのMACアドレスを登録する。
端末装置200bのMACアドレスは登録されていない
ため、基地局100aのFDB103aに無線端末装置
200bのMACアドレスを登録する。
【0093】さらに、基地局100aは基地局100b
に有線制御フレームであるFDB削除フレーム(以後、
DFDBフレームと呼ぶ)を送信する。このDFDBフ
レームは図7のフレームフォーマットを使用し、有線伝
送路4を介して経路cによって送信する。この時、情報
部I45にはPTN47、TYP48、DADR49を
設定する。PTN47は通常のフレームとDFDBフレ
ームを区別するためのもので、例えばSAPを定義した
802.2LLCヘッダを用いる。TYP48はFDB
削除指示の情報を格納し、DADR49は基地局100
内のFDB103から削除したい無線端末装置のMAC
アドレスを格納する。
に有線制御フレームであるFDB削除フレーム(以後、
DFDBフレームと呼ぶ)を送信する。このDFDBフ
レームは図7のフレームフォーマットを使用し、有線伝
送路4を介して経路cによって送信する。この時、情報
部I45にはPTN47、TYP48、DADR49を
設定する。PTN47は通常のフレームとDFDBフレ
ームを区別するためのもので、例えばSAPを定義した
802.2LLCヘッダを用いる。TYP48はFDB
削除指示の情報を格納し、DADR49は基地局100
内のFDB103から削除したい無線端末装置のMAC
アドレスを格納する。
【0094】本実施例では、DA42に基地局100b
のMACアドレス、SA43に基地局100aのMAC
アドレス、PTN47にDFDBフレーム識別情報、T
YP48にFDB削除指示、DADR49に無線端末装
置200bのMACアドレスを設定したDFDBフレー
ム(以後、DFDBフレーム(1)と呼ぶ)を用いる。
のMACアドレス、SA43に基地局100aのMAC
アドレス、PTN47にDFDBフレーム識別情報、T
YP48にFDB削除指示、DADR49に無線端末装
置200bのMACアドレスを設定したDFDBフレー
ム(以後、DFDBフレーム(1)と呼ぶ)を用いる。
【0095】このDFDBフレーム(1)を受信した基
地局100bは、DADR49の情報(無線端末装置2
00bのMACアドレス)を抽出し、基地局100b内
のFDB103bから無線端末装置200bのMACア
ドレスを削除する。
地局100bは、DADR49の情報(無線端末装置2
00bのMACアドレス)を抽出し、基地局100b内
のFDB103bから無線端末装置200bのMACア
ドレスを削除する。
【0096】基地局100b内のFDB103b内に無
線端末装置200bのMACアドレスが登録されていな
ければ、基地局100bは何もしない。なお、基地局1
00aから送信されたDFDBフレーム1が基地局10
0bに到達しない場合には、基地局100bにおけるF
DB103b内の無線端末装置200bのMACアドレ
ス用のエージングタイマ部が満了した時に、無線端末装
置200bのMACアドレスはFDB103bから自動
的に削除される。
線端末装置200bのMACアドレスが登録されていな
ければ、基地局100bは何もしない。なお、基地局1
00aから送信されたDFDBフレーム1が基地局10
0bに到達しない場合には、基地局100bにおけるF
DB103b内の無線端末装置200bのMACアドレ
ス用のエージングタイマ部が満了した時に、無線端末装
置200bのMACアドレスはFDB103bから自動
的に削除される。
【0097】このように、無線端末装置200bが異な
るセル内に移動した時、移動先の基地局から移動元の基
地局に連絡し、移動元のFDB内のMACアドレスを削
除させることにより、移動元のセル内にユーザフレーム
が転送されてしまう不都合を未然に防止でき、無線伝送
路の効率的な運用を促進することが可能になる。
るセル内に移動した時、移動先の基地局から移動元の基
地局に連絡し、移動元のFDB内のMACアドレスを削
除させることにより、移動元のセル内にユーザフレーム
が転送されてしまう不都合を未然に防止でき、無線伝送
路の効率的な運用を促進することが可能になる。
【0098】以上のように、本実施例の基地局100,
100bは有線伝送路4から受信した無線端末装置20
0a,200b,200c宛のユーザフレームをFDB
103a,103bに記憶されたMACアドレスを参照
し、MACアドレスが記憶されている無線端末装置宛の
ユーザフレームのみを中継送信する。
100bは有線伝送路4から受信した無線端末装置20
0a,200b,200c宛のユーザフレームをFDB
103a,103bに記憶されたMACアドレスを参照
し、MACアドレスが記憶されている無線端末装置宛の
ユーザフレームのみを中継送信する。
【0099】従って、基地局100a,100bが形成
するセル6a,6b内に存在しない無線端末装置宛のユ
ーザフレームを無線伝送路へ中継することがない。
するセル6a,6b内に存在しない無線端末装置宛のユ
ーザフレームを無線伝送路へ中継することがない。
【0100】この結果、宛先の無線端末装置が無線伝送
路側に存在しないにも拘らず、有線伝送路4からのユー
ザフレームが無線伝送路側に中継送信されることがなく
なり、無線伝送路の伝送効率の低下を防止することがで
きる。
路側に存在しないにも拘らず、有線伝送路4からのユー
ザフレームが無線伝送路側に中継送信されることがなく
なり、無線伝送路の伝送効率の低下を防止することがで
きる。
【0101】この場合、無線端末装置からFDB更新制
御フレームを所定時間間隔で送信するため、無線伝送路
を使用する時間が増加するように見えるが、無線伝送路
側に存在する無線端末装置宛以外のユーザフレームの送
信量の方がはるかに多くなる可能性が非常に高いので、
FDB更新制御フレームを所定時間間隔で送信すること
による無線伝送路の伝送効率の低下は無視できるほど小
さい。
御フレームを所定時間間隔で送信するため、無線伝送路
を使用する時間が増加するように見えるが、無線伝送路
側に存在する無線端末装置宛以外のユーザフレームの送
信量の方がはるかに多くなる可能性が非常に高いので、
FDB更新制御フレームを所定時間間隔で送信すること
による無線伝送路の伝送効率の低下は無視できるほど小
さい。
【0102】さらに、基地局内の100a,100bの
FDB103a,103bにMACアドレスを登録でき
なかった無線端末装置については、登録不許可フレーム
が基地局100a,100bから与えられる。これによ
って、基地局100a,100bが形成するセル内での
通信が禁止される。
FDB103a,103bにMACアドレスを登録でき
なかった無線端末装置については、登録不許可フレーム
が基地局100a,100bから与えられる。これによ
って、基地局100a,100bが形成するセル内での
通信が禁止される。
【0103】また、基地局100a,100b内のFD
B103a,103bにMACアドレスを登録できなか
った無線端末装置同士での通信が禁止されるので、MA
Cアドレスを既に登録済みの無線端末装置は無線伝送路
を効率良く使用し、ユーザフレームを送信することが可
能になる。
B103a,103bにMACアドレスを登録できなか
った無線端末装置同士での通信が禁止されるので、MA
Cアドレスを既に登録済みの無線端末装置は無線伝送路
を効率良く使用し、ユーザフレームを送信することが可
能になる。
【0104】さらに、FDB103a,103bに対す
るMACアドレスの登録を許可されていない無線端末装
置については、セル6a,6b内への加入が阻止される
ので、不正な侵入者によるセキュリティの低下を防ぐこ
とができる。
るMACアドレスの登録を許可されていない無線端末装
置については、セル6a,6b内への加入が阻止される
ので、不正な侵入者によるセキュリティの低下を防ぐこ
とができる。
【0105】また、無線端末装置200a,200b,
200cが異なるセル内に移動した時、移動先の基地局
から移動元の基地局に連絡し、移動元のFDB内のMA
Cアドレスを削除させることにより、移動元のセル内に
ユーザフレームが転送されてしまう不都合を未然に防止
でき、無線伝送路の効率的な運用を促進することが可能
になる。
200cが異なるセル内に移動した時、移動先の基地局
から移動元の基地局に連絡し、移動元のFDB内のMA
Cアドレスを削除させることにより、移動元のセル内に
ユーザフレームが転送されてしまう不都合を未然に防止
でき、無線伝送路の効率的な運用を促進することが可能
になる。
【0106】なお、上記実施例では、搬送波周波数をホ
ッピングさせる方式の無線LANシステムを例に挙げて
説明したが、本発明は、ユーザフレームを如何にして中
継するかを要旨とするものであるので、直接拡散方式等
の全てのスプレッドスペクトラム方式の無線LANシス
テムに適用することができるものである。
ッピングさせる方式の無線LANシステムを例に挙げて
説明したが、本発明は、ユーザフレームを如何にして中
継するかを要旨とするものであるので、直接拡散方式等
の全てのスプレッドスペクトラム方式の無線LANシス
テムに適用することができるものである。
【0107】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、各無
線端末装置において自装置が基地局の形成する無線LA
N領域内に侵入しているか否かを検出させ、侵入してい
るならば所定時間間隔で自装置の識別情報を含んだ加入
端末識別情報更新制御フレームを前記基地局に対して送
信させ、基地局においては、各無線端末装置からの前記
加入端末識別情報更新制御フレームを受信し、自基地局
が形成する無線LAN領域に加入している無線端末装置
の識別情報を記憶する記憶手段に記憶した後、自基地局
に接続された有線伝送路から無線LAN領域内の無線端
末装置宛の情報フレームの受信時、前記記憶手段の記憶
情報を参照し、識別情報が記憶されている無線端末装置
宛の情報フレームのみを中継送信するようにしたため、
基地局が形成するセル内に存在する無線端末装置宛以外
のユーザフレームを無線伝送路へ中継することがなくな
り、無線伝送路の伝送効率を低下させることなく情報フ
レームを中継することができる。
線端末装置において自装置が基地局の形成する無線LA
N領域内に侵入しているか否かを検出させ、侵入してい
るならば所定時間間隔で自装置の識別情報を含んだ加入
端末識別情報更新制御フレームを前記基地局に対して送
信させ、基地局においては、各無線端末装置からの前記
加入端末識別情報更新制御フレームを受信し、自基地局
が形成する無線LAN領域に加入している無線端末装置
の識別情報を記憶する記憶手段に記憶した後、自基地局
に接続された有線伝送路から無線LAN領域内の無線端
末装置宛の情報フレームの受信時、前記記憶手段の記憶
情報を参照し、識別情報が記憶されている無線端末装置
宛の情報フレームのみを中継送信するようにしたため、
基地局が形成するセル内に存在する無線端末装置宛以外
のユーザフレームを無線伝送路へ中継することがなくな
り、無線伝送路の伝送効率を低下させることなく情報フ
レームを中継することができる。
【0108】また、基地局における加入端末識別情報更
新制御フレームの受信時、前記記憶手段に記憶された識
別情報数が予め設定された上限値に達した状態であるか
否か、または受信フレーム内の識別情報が予め設定され
た登録不許可端末装置の識別情報に該当するか否かを調
べ、上限値に達した状態または登録不許可端末装置の識
別情報に該当する場合は、受信フレーム内の識別情報の
登録不許可フレームを該当無線端末装置に送信するよう
にしたため、基地局内の記憶手段に識別情報を登録でき
なかった無線端末装置については、基地局が形成するセ
ル内での通信が禁止され、識別情報を既に登録済みの無
線端末装置は無線伝送路を効率良く使用し、情報フレー
ムを送信することができる。
新制御フレームの受信時、前記記憶手段に記憶された識
別情報数が予め設定された上限値に達した状態であるか
否か、または受信フレーム内の識別情報が予め設定され
た登録不許可端末装置の識別情報に該当するか否かを調
べ、上限値に達した状態または登録不許可端末装置の識
別情報に該当する場合は、受信フレーム内の識別情報の
登録不許可フレームを該当無線端末装置に送信するよう
にしたため、基地局内の記憶手段に識別情報を登録でき
なかった無線端末装置については、基地局が形成するセ
ル内での通信が禁止され、識別情報を既に登録済みの無
線端末装置は無線伝送路を効率良く使用し、情報フレー
ムを送信することができる。
【図1】本発明による無線LANシステムの一実施例を
示す全体構成図である。
示す全体構成図である。
【図2】搬送波周波数の割当てを説明する図である。
【図3】周波数ホッピングパターンの一例を示す図であ
る。
る。
【図4】基地局の構成例を示すブロック図である。
【図5】無線端末の構成例を示すブロック図である。
【図6】無線伝送路上のフレームフォーマット構成を示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】有線伝送路上のフレームフォーマット構成を示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】FDB内の記憶情報の一例を示す説明図であ
る。
る。
【図9】搬送波周波数の内容の一例を示す説明図であ
る。
る。
【図10】フレーム送受信動作の一例を説明するための
図である。
図である。
【図11】FDB更新制御フレームの構成図である。
【図12】FDB登録不許可フレームの構成図である。
【図13】無線端末がセルを移動した場合の動作を説明
するための図である。
するための図である。
4…有線伝送路、6a,6b…セル、100a,100
bb…基地局、103…FDB、200a,200b,
200c…無線端末装置。
bb…基地局、103…FDB、200a,200b,
200c…無線端末装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重左 秀彦 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 青山 孝治 神奈川県秦野市堀山下1番地 日立コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 織田 健一郎 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (12)
- 【請求項1】 基地局装置及び複数の無線端末装置を備
え、スプレッドスペクトラム方式を用いて基地局と無線
端末装置および無線端末装置相互間でデータを送受する
無線LANシステムにおける基地局装置であって、 前記無線端末装置からの加入端末識別情報更新制御フレ
ームを受信し、自基地局が形成する無線LAN領域に加
入している無線端末装置の識別情報を記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶された前記識別情報をその書き
込み時から所定時間経過後に消去する消去手段と、自基
地局装置に接続された有線伝送路から無線LAN領域内
の無線端末装置宛の情報フレームの受信時、前記記憶手
段の記憶情報を参照し、識別情報が記憶されている無線
端末装置宛の情報フレームのみを中継送信する送信制御
手段とを備えることを特徴とする無線LANシステムに
おける基地局装置。 - 【請求項2】 前記加入端末識別情報更新制御フレーム
の受信時、前記記憶手段に記憶された識別情報数が予め
設定された上限値に達した状態であるか否かを調べ、上
限値に達した状態であれば受信フレーム内の識別情報の
登録不許可フレームを該当無線端末装置に送信する送信
手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1記載の
無線LANシステムにおける基地局装置。 - 【請求項3】 前記加入端末識別情報更新制御フレーム
の受信時、その受信フレーム内の識別情報が予め設定さ
れた登録不許可端末装置の識別情報に該当するか否かを
調べ、該当する場合は登録不許可フレームを該当無線端
末装置に送信する送信手段とをさらに備えることを特徴
とする請求項1または2記載の無線LANシステムにお
ける基地局装置。 - 【請求項4】 基地局及び複数の無線端末装置を備え、
スプレッドスペクトラム方式を用いて基地局と無線端末
装置および無線端末装置相互間でデータを送受する無線
LANシステムにおける無線端末装置であって、 自装置が前記基地局の形成する無線LAN領域に加入し
たことを検出する検出手段と、この検出手段の検出結果
に従い、所定時間間隔で自装置の識別情報を含んだ前記
加入端末識別情報更新制御フレームを前記基地局に対し
て送信する送信手段とを備えることを特徴とする無線L
ANシステムにおける無線端末装置。 - 【請求項5】 基地局及び複数の無線端末装置を備え、
スプレッドスペクトラム方式を用いて基地局と無線端末
装置および無線端末装置相互間でデータを送受する無線
LANシステムにおいて、 前記基地局は、無線端末装置からの加入端末識別情報更
新制御フレームを受信し、自基地局が形成する無線LA
N領域に加入している無線端末装置の識別情報を記憶す
る記憶手段と、この記憶手段に記憶された前記識別情報
をその書き込み時から所定時間経過後に消去する消去手
段と、自基地局に接続された有線伝送路から無線LAN
領域内の無線端末装置宛の情報フレームの受信時、前記
記憶手段の記憶情報を参照し、識別情報が記憶されてい
る無線端末装置宛の情報フレームのみを中継送信する送
信制御手段とを備え、 無線端末装置は、自装置が前記基地局の形成する無線L
AN領域に加入したことを検出する検出手段と、この検
出手段の検出結果に従い、前記所定時間よりも短い時間
間隔で自装置の識別情報を含んだ前記加入端末識別情報
更新制御フレームを前記基地局に対して送信する送信手
段とを備えることを特徴とする無線LANシステム。 - 【請求項6】前記無線端末装置の検出手段は、前記基地
局から送信される無線制御フレームを受信し、自装置が
前記基地局の形成する無線LAN領域に加入したことを
検出するものである請求項5記載の無線LANシステ
ム。 - 【請求項7】前記識別情報は、各無線端末装置で固有の
MACアドレスであることを特徴とする請求項5または
6記載の無線LANシステム。 - 【請求項8】 前記加入端末識別情報更新制御フレーム
の受信時、前記記憶手段に記憶された識別情報数が予め
設定された上限値に達した状態であるか否かを調べ、上
限値に達した状態であれば受信フレーム内の識別情報の
登録不許可フレームを該当無線端末装置に送信する送信
手段とをさらに備えることを特徴とする請求項5〜7記
載のいずれかの無線LANシステム。 - 【請求項9】 前記加入端末識別情報更新制御フレーム
の受信時、その受信フレーム内の識別情報が予め設定さ
れた登録不許可端末装置の識別情報に該当するか否かを
調べ、該当する場合は登録不許可フレームを該当無線端
末装置に送信する送信手段とをさらに備えることを特徴
とする請求項5〜8記載のいずれかの無線LANシステ
ム。 - 【請求項10】 基地局及び複数の無線端末装置を備
え、スプレッドスペクトラム方式を用いて基地局と無線
端末装置および無線端末装置相互間でデータを送受する
無線LANシステムにおける情報フレームの中継方法で
あって、 各無線端末装置において自装置が前記基地局の形成する
無線LAN領域内に侵入しているか否かを検出させ、侵
入しているならば所定時間間隔で自装置の識別情報を含
んだ加入端末識別情報更新制御フレームを前記基地局に
対して送信させ、 前記基地局においては、各無線端末
装置からの前記加入端末識別情報更新制御フレームを受
信し、自基地局が形成する無線LAN領域に加入してい
る無線端末装置の識別情報を記憶する記憶手段に記憶し
た後、自基地局に接続された有線伝送路から無線LAN
領域内の無線端末装置宛の情報フレームの受信時、前記
記憶手段の記憶情報を参照し、識別情報が記憶されてい
る無線端末装置宛の情報フレームのみを中継送信するこ
とを特徴とする無線LANシステムにおける情報フレー
ムの中継方法。 - 【請求項11】 基地局における前記加入端末識別情報
更新制御フレームの受信時、前記記憶手段に記憶された
識別情報数が予め設定された上限値に達した状態である
か否かを調べ、上限値に達した状態であれば受信フレー
ム内の識別情報の登録不許可フレームを該当無線端末装
置に送信するステップをさらに備えることを特徴とする
請求項10記載の無線LANシステムにおける情報フレ
ームの中継方法。 - 【請求項12】 基地局における前記加入端末識別情報
更新制御フレームの受信時、その受信フレーム内の識別
情報が予め設定された登録不許可端末装置の識別情報に
該当するか否かを調べ、該当する場合は登録不許可フレ
ームを該当無線端末装置に送信するステップをさらに備
えることを特徴とする請求項10または11記載の無線
LANシステムにおける情報フレームの中継方法。
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