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JPH0823921B2 - 記録異常検出回路 - Google Patents

記録異常検出回路

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Publication number
JPH0823921B2
JPH0823921B2 JP17465989A JP17465989A JPH0823921B2 JP H0823921 B2 JPH0823921 B2 JP H0823921B2 JP 17465989 A JP17465989 A JP 17465989A JP 17465989 A JP17465989 A JP 17465989A JP H0823921 B2 JPH0823921 B2 JP H0823921B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
current
magnetic head
pulse
comparator
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP17465989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0340201A (ja
Inventor
道孝 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP17465989A priority Critical patent/JPH0823921B2/ja
Publication of JPH0340201A publication Critical patent/JPH0340201A/ja
Publication of JPH0823921B2 publication Critical patent/JPH0823921B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は記録異常検出回路に関し、特にパルス記録方
式の磁気記録装置の記録異常を検出する記録異常検出回
路に関する。
〔従来の技術〕 パルス記録方式を用いた磁気記録装置では、磁ヘッド
に一定のパルス幅の正負の電流を流すことによって記録
が行われるが、パルス幅の異常を検出する回路は一般に
設けられていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
磁気記録装置では、磁気ヘッドや駆動回路が劣化する
と磁気記録媒体に適正なパルス記録電流が与えられない
ことがある。特に、駆動回路の異常によってパルス記録
電流のパルス幅が広がると、磁気記録媒体上に深くバイ
アスされるため記録エラーを誘発し、更にその部分をイ
レーズして再度記録しようとした場合に、正常なパルス
幅のパルス記録電流ではイレーズできなくなり、磁気記
録媒体を破棄するか又は深いバイアスを打ち消す特別な
イレーズ手段によってイレーズしなければならないとい
う欠点がある。
第6図(a)は磁気ヘッド1によって磁気記録媒体へ
記録する状態を示した記録過程図、第6図(b)はパル
ス記録におけるパルス記録電流幅と磁化の深さの関係を
示した記録状態図である。第6図(b)に示すようパル
ス記録中にパルス記録電流幅が広がると磁気記録媒体上
に深くバイアスされることがある。このように広いパル
ス記録電流幅で一度記録された磁気記録媒体は、正常な
パルス記録電流幅でイレーズしようとした時に、第6図
(b)の点線で示した位置より深いところまではイレー
ズすることができなくなる。従って、このような場所に
イレーズを実行した後に情報を記録しようとすると、深
くバイアスされた磁化によって記録したデータが乱され
てしまう。
本発明の目的は、このような事態の発生を回避するた
めに、磁気ヘッドに流れるパルス記録電流のパルス幅を
検出し、パルス幅が一定値を超えたとき警報を出力する
記録異常検出回路を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の記録異常検出回路は、パルス記録方式磁気記
録装置の磁気ヘッドにパルス記録電流を流す駆動回路の
出力に設けられ前記磁気ヘッドに流れる正負のパルス記
録電流の有無をそれぞれ検出する2台のカレントコンパ
レータと、これらカレントコンパレータの出力を積分す
る積分器と、この積分器の出力レベルがあらかじめ定め
られた規定値を超えたとき警報信号を送出するコンパレ
ータとを備えて構成されている。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
それは磁気ヘッド1に正負のパルス記録電流を供給する
駆動回路2と、磁気ヘッド1に流れる正負の電流の有無
をそれぞれ検知する二つのカレントコンパレータ3A,3B
と、カレントコンパレータ3A,3Bの出力を積分する積分
器4と、積分器4の出力とあらかじめ定めた規定値
(VT)とを比較するコンパレータ5によって構成され
る。
次に第1図の各部の波形を示した第2図を使用して動
作の詳細を説明する。
駆動回路2の入力にはパルス信号2aと2bが与えられ
る。駆動回路2はこのパルス信号2a,2bに対応して磁気
ヘッドに正負のパルス記録電流1a,1bを発生させる。駆
動回路2の詳細の回路は第3図に示すように、磁気ヘッ
ド1に正負の電流を与える駆動用トランジスタQ23,Q24
と、トランジスタQ23及びQ24がオン・オフするに適切な
ベース電流を与える(入力端子とトランジスタQ23及びQ
24の間)抵抗R21及びR22と、トランジスタQ23及びQ24の
コレクタに接続される抵抗R25及びR26によって構成され
ている。パルス信号2aがHレベルとなるとトランジスタ
Q23はベース電流が流れてオンとなり、出力端子2AはL
レベルになる。この時もう一方のトランジスタQ24はパ
ルス信号2bがLレベルであるのでオフである。従って磁
気ヘッド1には電源VCC1からR26を通し磁気ヘッド1を
経由してトランジスタQ23のコレクタに向かって電流が
流れる。なお、この時トランジスタQ23のコレクタには
電源VCC1より抵抗R25を通しての電流も流れる。同様に
パルス信号2bがHレベルとなった時は電源VCC1からR25
を通し磁気ヘッド1を経由してトランジスタQ24のコレ
クタに向かって電流が流れる。すなわち、磁気ヘッド1
には正負の方向をもったパルス記録電流が与えられ、磁
気ヘッドは正負の磁束を発生して磁気記録媒体上に情報
を記録することができる。
第4図はカレントコンパレータの回路図を示したもの
である。磁気ヘッド1の両端はトランジスタQ31及びQ32
のベースに接続されている。今磁気ヘッド1に電流が与
えられていない時は、磁気ヘッド1の両端電圧は電源電
圧VCC1にほとんど近い。しかし、トランジスタQ31のベ
ースは別の電源VCC2から抵抗R34とR33でバイアスされる
ために、トランジスタQ31のベース側がQ32のベース電圧
よりも若干高くなる。トランジスタQ31とQ32のエミッタ
は共通であり、抵抗R35を通してバイアスされているの
でコンパレータとして動作する。従って、トランジスタ
Q32はオフ状態になり、その出力はHレベルとなる。こ
こで磁気ヘッド1にパルス記録電流が与えられると、磁
気ヘッド1自身で有している内部抵抗によって磁気ヘッ
ド1の両端に電圧差が生じる。仮にパルス記録電流の方
向を磁気ヘッド1の端子1Bから1Aの方向とすると、トラ
ンジスタQ32のベース側がQ31のベース側よりも高くなり
カレントコンパレータ3Aの出力端子はLレベルになる。
同様に磁気ヘッド1に流れる電流の向きが磁気ヘッドの
端子1Aから1Bの時には同様に構成されているカレントコ
ンパレータ3Bの出力がLレベルとなる。パルス記録電流
が与えられていない時はカレントコンパレータ3A,3Bの
出力は電源VCC2に接続されている抵抗R36によってHレ
ベルとなる。
このようにカレントコンパレータ3A,3Bによって検知
されたパルス記録電流は、積分器4によって積分されそ
のパルス幅に比例した電圧に変換される。積分器4の詳
細回路図を第5図に示しその動作の詳細を説明する。積
分器4のトランジスタQ45のベースはカレントコンパレ
ータ抵抗R36を介して電源VCC2に接続され、また抵抗R43
を通じて接地されている。トランジスタQ45のエミッタ
は接地され、コレクタは抵抗R44を介して電源VCC2に接
続されている。また、トランジスタQ45のコレクタはコ
ンデンサC46とコンパレータ5の「+」の入力端子に接
続されている。コンパレータ5のもう一方の「−」の入
力端子には、規定値VTの基準電圧が与えられている。カ
レントコンパレータ出力3aがHレベルの時、トランジス
タQ45のベースに電源VCC2より抵抗R41とR42を介して電
圧が与えられる。従ってトランジスタQ45はオンとな
り、トランジスタQ45のコレクタはLレベルになりコン
デンサC46に電荷は蓄積されない。カレントコンパレー
タ出力3aがLレベルの時、トランジスタQ45のベースに
は電流が流れなくなるためオフとなる。この時コンデン
サC46には電源VCC2より抵抗R44を通して電流が流れ時間
と共に上昇する積分出力電圧4aが発生する。この積分出
力電圧4aはコンパレータ5によって規定値VTと比較さ
れ、VTよりも高くなった時コンパレータ5より記録異常
信号5aが出力される。第2図の波形図に示すように正常
なパルス記録電流幅においては積分出力電圧4aは規定値
VTよりも低いレベルにあるがパルス記録電流幅が広くな
ると(点線で示した部分)積分出力電圧4aは規定値VT
越えるためパルス記録の異常を検知することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、磁気ヘッドに流れるパ
ルス記録電流を磁気ヘッドの両端に生ずる電位差として
検知し、その結果を積分してその出があらかじめ定めた
規定値以上となった時に記録異常信号を出力することに
よりパルス幅の異常を検出できるため、磁気記録媒体に
深くバイアスされることにより生ずるエラーを防止する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発の一実施例を示すブロック図、第2図は第
1図の各部の波形を示す波形図、第3図は第1図に示し
た駆動回路の詳細を示す回路図、第4図は第1図に示し
たカレントコンパレータの詳細を示す回路図、第5図は
第1図に示した積分器の詳細を示す回路図、第6図
(a)は磁気記録の状態を示す記録過程図、第6図
(b)は磁気記録の状態を示す記録状態図である。 1……磁気ヘッド、2……駆動回路、3……カレントコ
ンパレータ、4……積分器、5……コンパレータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルス記録方式磁気記録装置の磁気ヘッド
    にパルス記録電流を流す駆動回路の出力に設けられ前記
    磁気ヘッドに流れる正負のパルス記録電流の有無をそれ
    ぞれ検出する2台のカレントコンパレータと、これらカ
    レントコンパレータの出力を積分する積分器と、この積
    分器の出力レベルがあらかじめ定められた規定値を超え
    たとき警報信号を送出するコンパレータとを備えたこと
    を特徴とする記録異常検出回路。
JP17465989A 1989-07-05 1989-07-05 記録異常検出回路 Expired - Fee Related JPH0823921B2 (ja)

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JP17465989A JPH0823921B2 (ja) 1989-07-05 1989-07-05 記録異常検出回路

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JP17465989A JPH0823921B2 (ja) 1989-07-05 1989-07-05 記録異常検出回路

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JPH0340201A JPH0340201A (ja) 1991-02-21
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JP4820552B2 (ja) * 2005-01-19 2011-11-24 カヤバ工業株式会社 油圧制御装置、及びその油圧制御装置を備える油圧駆動ユニット

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JPH0340201A (ja) 1991-02-21

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