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JPH08233083A - トロイダル型無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

トロイダル型無段変速機の変速制御装置

Info

Publication number
JPH08233083A
JPH08233083A JP6161995A JP6161995A JPH08233083A JP H08233083 A JPH08233083 A JP H08233083A JP 6161995 A JP6161995 A JP 6161995A JP 6161995 A JP6161995 A JP 6161995A JP H08233083 A JPH08233083 A JP H08233083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear ratio
solenoid valve
control device
cylinder chamber
shift control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6161995A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Kurosawa
郁雄 黒沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP6161995A priority Critical patent/JPH08233083A/ja
Publication of JPH08233083A publication Critical patent/JPH08233083A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、目標変速比が維持できなくなっ
た場合、モードを切り換えて低速減速比になるように制
御できるトロイダル型無段変速機の変速制御装置を提供
する。 【構成】 目標変速比が維持できなくなる異常状態が検
出された時に、ソレノイド弁13a,13bが作動して
スプール弁10のスプール11が一方に大きく変位し、
油圧シリンダ8の減速側シリンダ室8bに油圧が供給さ
れるとともに、増速側シリンダ室8aから油圧がタンク
へ一気にドレンされる。同時に、バックアップ用ソレノ
イド弁21の作用で、別系統から油圧が直接に減速側シ
リンダ室8bへ供給される。トラニオン4が軸方向へ変
位すると、トラニオン4は傾転を開始して、最大減速比
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、対向して配置された
入力ディスクと出力ディスク、及び前記両ディスクに対
する傾転角度に応じて入力ディスクの回転を無段階に変
速して出力ディスクに伝達する一対のパワーローラから
成る変速ユニットを備えたトロイダル型無段変速機にお
ける変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されるトロイダル型無段変
速機としては、上記変速ユニットが同一軸上に2つ配置
されたダブルキャビティ式のトロイダル型無段変速機が
一般的である。このトロイダル型無段変速機は、エンジ
ン出力が入力される入力軸、該入力軸に対して回転可能
に支持された一対の入力ディスク、該入力ディスクのそ
れぞれに対向して配置され且つ入力軸に対して回転可能
に支持された一対の出力ディスク、対向する一組の入力
ディスクと出力ディスクの間に配置され且つ入力ディス
クから出力ディスクへトルクを伝達する傾転可能なパワ
ーローラ、対向する一対の出力ディスク同士を一体的に
連結する連結部材、入力軸に設けた一対のフランジ部と
入力ディスク間に配置され且つ入力ディスクのそれぞれ
に作用して入力トルクの大きさに応じてパワーローラの
圧接力を変化させる押圧手段を有し、パワーローラを傾
転させることにより、その傾転角度に応じて入力ディス
クの回転を出力ディスクに無段階に変速して伝達するよ
うに構成されている。上記のトロイダル型無段変速機で
は、パワーローラの傾転は変速制御装置によって行われ
る。変速制御装置は、従来から種々のもの(例えば、特
開昭61−119864号公報参照)が知られている
が、例えば、図7に示す変速制御装置がある。
【0003】図7に示すように、一対のパワーローラ2
は、対向して配置された入力ディスク1と出力ディスク
(図示省略)の間に挟まれるようにして対向して配置さ
れ、それぞれトラニオン4と称する支持部材に回転自在
に支持されている。即ち、パワーローラ2はトラニオン
4に偏心軸5によって支持されている。また、それぞれ
のトラニオン4は変速機ケーシング(図示省略)に回動
可能で且つ軸方向に移動可能に支持されている。即ち、
各トラニオン4は傾転軸6を有し、傾転軸6の軸方向に
移動し、且つこの傾転軸6を中心として回動することが
できる。トラニオン4の傾転軸6にはピストン7が固定
されており、ピストン7は変速機ケーシングに形成され
た油圧シリンダ8内を摺動可能に設けられている。油圧
シリンダ8内にはピストン7によって区画された2つの
シリンダ室、即ち増速側シリンダ室8aと減速側シリン
ダ室8bが形成されている。
【0004】油圧シリンダ8の各シリンダ室8a,8b
は油路9a,9bによってスプール弁10に連通してい
る。スプール弁10内に摺動自在に配設されたスプール
11は、軸方向両端に配置されたスプリング12によっ
て中立位置に保持されている。スプール弁10は一端に
Saポートが形成され、他端にSbポートが形成されて
おり、Saポートにはソレノイド弁13aを介してパイ
ロット圧が供給され、Sbポートにはソレノイド弁13
bを介してパイロット圧が供給される。スプール弁10
は、ライン圧(油圧源)へ連結されるPLポート、油路
9aを介して増速側シリンダ室8aへ連結されるAポー
ト、油路9bを介して減速側シリンダ室8bへ連結され
るBポート、タンクへ連結されるTポートを備えてい
る。ソレノイド弁13a,13bはコントローラ14か
ら出力された制御信号に応じて作動するように構成され
ている。
【0005】一方の傾転軸6の先端にはプリセスカム1
5が連結されており、中央部を枢着されたレバー16の
一端がプリセスカム15に当接し、レバー16の他端が
ポテンショメータ17に接続している。ポテンショメー
タ17は、トラニオン4の傾転軸6の軸方向変位及び傾
転角度を合成変位量として検出し、検出信号をコントロ
ーラ14に入力するものである。また、この変速制御装
置は、その他にも車速センサー18、エンジン回転セン
サー19、スロットル開度センサー(TPS)20等の
各種センサーを備えており、これらのセンサーで検出さ
れた車速、エンジン回転数、スロットル開度等の変速情
報信号がコントローラ14に入力されるように構成され
ている。
【0006】トロイダル型無段変速機では、トラニオン
4を中立位置(パワーローラ2の回転中心軸が入力ディ
スク1及び出力ディスクの回転中心軸と交叉する位置)
からいずれか一方へ傾転軸方向(即ち傾転軸6の軸方
向)に変位させると、その方向と変位量に応じた向きと
速さでトラニオン4が傾転軸6の回りに傾転し、この傾
転により変速が行われるという性質を利用して、変速制
御が行われる。
【0007】次に、この変速制御装置の作動について説
明すると、まず、コントローラ14はポテンショメータ
17で検出したトラニオン4の合成変位量から実際の変
速比を算出し、目標変速比と実際の変速比との偏差に応
じてトラニオン4の目標変位を設定し、ソレノイド13
a,13bへ制御信号を出力する。これに伴って、ソレ
ノイド弁13a,13bからスプール弁10の両端に油
圧Sa,Sbが供給される。その際、スプール弁10に
供給される油圧SaとSbの関係がSa>Sbである場
合には、スプール11は図7において左側へシフトし、
油路9aはPLポートを介して圧力源へ連通し、油路9
bはTポートを介してタンクへ連通して、油路9aの圧
力Paが油路9bの圧力Pbよりも大きくなる(Pa>
Pb)。その結果、シリンダ室8a,8bの圧力差によ
り、図7において右側のトラニオン4は下方へ変位し、
左側のトラニオン4は上方へ変位する。この変位に伴っ
て、トラニオン4はそれぞれ傾転軸6の回りに傾転し、
増速側へ変速動作が開始される。そして、実際の変速比
が目標変速比に近づくように、コントローラ14によっ
てフィードバック制御が行われる。実際の変速比が目標
変速比に近づくにつれ、トラニオン4の目標変位はゼロ
に近づき、実際の変速比が目標変速比に一致した時に
は、トラニオン4の目標変位はゼロとなって、変速動作
は終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のトロイダル型無
段変速機では、スプール弁が作動することによって油圧
源から油圧が油圧シリンダの各シリンダ室に供給され、
これによりトラニオンが軸方向に変位すると共に傾転を
開始し、変速が行われる。しかしながら、油圧源から供
給される油圧を保持できない場合、例えば、油圧源から
スプール弁へ油圧を供給するための油路の油路づまりや
失陥などによって十分な油圧が得られない場合には、目
標変速比が維持できない。即ち、エンジン側から入力デ
ィスクにトルクが伝達される時(加速時)には最大減速
比に変速し、タイヤ側から出力ディスクにトルクが伝わ
る時(エンジンブレーキ時)には最大増速比に変速し、
スムーズな走行ができなくなる。また、このような状態
で車両をエンジンブレーキ状態で停止した場合、最大増
速比の状態で停止するため、再発進するために必要なギ
ヤ比を確保することができなくなり、車両の移動が困難
になってしまう。
【0009】この発明の目的は、上記の問題を解決する
ことであり、目標変速比が維持できなくなった場合、モ
ードを切り換えて最大減速比になるように別系統からの
油圧を供給し、低速変速比に強制的に制御することによ
り、車両の移動を可能にしたトロイダル型無段変速機の
変速制御装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するため手段】この発明は、上記目的を達
成するため、次のように構成されている。即ち、この発
明は、対向して配置された入力ディスクと出力ディス
ク、前記両ディスクに対する傾転角度の変化に応じて前
記入力ディスクの回転を無段階に変速して前記出力ディ
スクに伝達する一対のパワーローラ、前記パワーローラ
をそれぞれ回転自在に支持し且つ傾転軸方向に変位可能
な一対のトラニオン、二つのシリンダ室を有し且つ前記
トラニオンを傾転軸方向に変位させる油圧シリンダ、ス
プールが中立位置にある状態で前記シリンダ室を遮断し
且つ前記スプールが前記中立位置から変位した状態で前
記各シリンダ室を油圧源とタンクとにそれぞれ選択的に
連通させるスプール弁、前記スプールの位置を制御する
ソレノイド弁、及び目標変速比と変速比との偏差に応じ
た制御信号を前記ソレノイド弁へ出力するコントローラ
を備えたトロイダル型無段変速機の変速制御装置におい
て、前記コントローラは前記目標変速比が維持できなく
なる異常状態の検出に応答して最大減速比となる方向に
前記トラニオンを変位させるセーフティ信号を前記ソレ
ノイド弁へ出力することを特徴とするトロイダル型無段
変速機の変速制御装置に関する。
【0011】また、このトロイダル型無段変速機の変速
制御装置は、前記油圧シリンダを最大減速比となる方向
に前記トラニオンを変位させる減速側シリンダ室と最大
増速比となる方向に前記トラニオンを変位させる増速側
シリンダ室に構成し、更に、前記油圧源から直接前記減
速側シリンダ室へライン圧を供給する油路と該油路の途
中にバックアップ用ソレノイド弁を設けている。また、
前記コントローラは、目標変速比と変速比との偏差に応
じた制御信号を前記ソレノイド弁へ出力すると共に、前
記目標変速比が維持できなくなる異常状態の検出に応答
して前記バックアップ用ソレノイド弁へセーフティ信号
を出力して前記油圧源から前記減速側シリンダ室へライ
ン圧を直接供給するように制御することもできる。
【0012】また、前記コントローラは、変速情報に関
する検出値を入力して目標変速比を算出する目標変速比
演算手段、トラニオンの軸方向変位と傾転角度との合成
変位量を入力して実際の変速比を算出する変速比演算手
段、前記目標変速比と前記変速比との偏差を算出する偏
差演算手段、前記目標変速比が維持できなくなる異常状
態が検出された時にノーマルモードからセーフティモー
ドに切り換える異常状態判定手段、ノーマルモード時に
前記偏差に応じた制御信号を設定し、該制御信号をソレ
ノイド弁へ出力するソレノイド弁作動制御手段、セーフ
ティモード時に前記セーフティ信号を出力するセーフテ
ィ制御手段を有するものである。
【0013】また、この変速制御装置は、前記変速比と
前記目標変速比との偏差の絶対値が大きくなった状態の
検出によって前記異常状態を検出するものである。
【0014】また、前記油圧源からライン圧が供給され
ている方の前記シリンダ室と前記スプール弁とを連通す
る油路内の油圧上昇カーブが負の勾配になったことを検
出することによって前記異常状態を検出するものであ
る。
【0015】また、この変速制御装置は、前記目標変速
比と前記変速比との偏差の絶対値が大きくなったことを
検出することによって前記異常状態を検出してもよい
し、又は、前記油圧源から油圧が供給されている方のシ
リンダ室と前記スプール弁とを連通する油路内の油圧上
昇カーブが負の勾配になったことを検出することに応答
して前記異常状態を検出するようにしてもよい。
【0016】また、前記コントローラは、車速が所定速
度以下の時にのみ前記セイフティ信号を出力するもので
あることが好ましい。
【0017】また、前記ソレノイド弁はduty弁、比
例弁等、電気的に油圧を制御できるものであればよく、
2方向弁、3方向弁等の方式は問わない。また、ソレノ
イド弁はスプール弁の両端に油圧を供給できるものであ
ればよい。従って、スプール弁の各端部にそれぞれ1個
ずつソレノイド弁を連結するとよい。或いは、ソレノイ
ド弁は1個でもよい。その場合には、1個のソレノイド
弁をスプール弁の一方の端部だけに連結し、スプール弁
の他方の端部に一定の油圧を加えるか、又は他方の端部
にスプリングを設けるようにしてもよい。その場合に
は、スプリング力は大きく設定する必要がある。
【0018】
【作用】この発明によるトロイダル型無段変速機の変速
制御装置は、上記のように構成されているので、次のよ
うに作用する。即ち、このトロイダル型無段変速機の変
速制御装置においては、目標変速比と変速比との偏差に
応じた制御信号を前記ソレノイド弁へ出力する。ソレノ
イド弁は、コントローラからの制御信号に応じた油圧を
スプール弁の両端へ作用させ、それぞれ油圧差及びスプ
リング力と釣り合う位置へスプールを変位させる。スプ
ールの変位に応じて油圧シリンダのシリンダ室へ油圧が
供給され、上記油圧シリンダの両ピストン間の油圧差に
よりトラニオンが傾転軸方向に変位する。トラニオンが
変位すると、トラニオンは傾転を開始し、変速比が変化
する。実際の変速比が目標変速比に一致したところでコ
ントローラから両ソレノイド弁へ同一の信号が送られ、
両ピストンへ作用する圧力が等しくなり、変速が終了す
る(ノーマルモード時)。
【0019】このトロイダル型無段変速機の変速制御装
置において、前記目標変速比が維持できなくなる異常状
態が検出された時に、前記コントローラからセーフティ
信号が前記ソレノイド弁へ入力されるので、前記ソレノ
イド弁が作動してスプール弁のスプールが一方に大きく
変位し、油圧シリンダの一方のシリンダ室、即ち減速側
シリンダ室に油圧が供給されるとともに、増速側シリン
ダ室から油圧がタンクへ一気にドレーンされ、トラニオ
ンは傾転軸方向に変位する。トラニオンが変位すると、
トラニオンは傾転を開始して、最大減速比となる(セー
フティモード時)。このように、目標変速比が維持でき
なくなった場合、モードが自動的にノーマルモードから
セーフティモードに切り換わり、最大減速比が得られ
る。
【0020】また、セーフティ信号をバックアップ用ソ
レノイド弁だけに出力した場合には、スプール弁は作動
せず中立状態のままであるが、セーフティ信号の入力に
よってバックアップ用ソレノイド弁が作動し、別系統か
ら油圧が直接に減速側シリンダ室へ供給され、トラニオ
ンは軸方向に変位する。トラニオンが変位すると、トラ
ニオンは傾転を開始し、最大減速比が得られる。
【0021】また、セーフティ信号をソレノイド弁とバ
ックアップ用ソレノイド弁の両方に送信する場合には、
ソレノイド弁にセーフティ信号が入力されると、スプー
ル弁が作動し、増速側シリンダ室から油圧がタンクへド
レンされるとともに、減速側シリンダ室に油圧が供給さ
れる。また、同時に、バックアップ用ソレノイド弁の作
用で、別系統から油圧が直接に減速側シリンダ室へ供給
される。従って、トラニオンは軸方向へ即座に大きく変
位して、最大減速比が得られる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明による
トロイダル型無段変速機の変速制御装置の実施例につい
て説明する。図1はこの発明による変速制御装置の一実
施例を示す概略図である。このトロイダル型無段変速機
の変速制御装置は、コントローラの構成及びバックアッ
プ用ソレノイド弁を付加した点を除いて、概ね、図7に
示した従来のものと同じ構成を備えているので、同一機
能をもつ同一部品には同一符号を付すことによって、詳
しい説明は省略することにする。なお、図1には、説明
を簡単化するために、1つの変速ユニットに関する変速
制御装置を示したが、ダブルキャビティ式のトロイダル
型無段変速機の場合には、油圧がもう1つの変速ユニッ
トの油圧シリンダにも供給できるように構成すればよい
だけであるから、説明は省略する。
【0023】このトロイダル型無段変速機の変速制御装
置において、バックアップ用ソレノイド弁21は油圧源
から油路22を通じて減速側シリンダ室8bへライン圧
を供給したり、又はライン圧を遮断したりする制御を行
うものである。油路22は油路9bに連結され、両油路
9b,22の連結部には逆止弁23が設けられているの
で、油路22を経由するライン圧PLは油圧源から減速
側シリンダ室8bへ向かってのみ供給することができ
る。また、油路22の途中にはバックアップ用ソレノイ
ド弁21が設けられており、コントローラ31からセイ
フティ信号が入力された時に、バックアップ用ソレノイ
ド弁21が作動して、ライン圧PLがスプール弁10を
経由する通常の油路とは別系統の油路22を経由して減
速側シリンダ室8bへ直接導入させることになる。
【0024】図2は図1の変速制御装置におけるコント
ローラの機能ブロック図である。このコントローラ31
は、図2に示すように、変速情報検出器24で検出した
変速情報に関する検出値を入力して目標変速比を算出す
る目標変速比演算手段25、ポテンショメータ17で検
出したトラニオン4,4の傾転軸6,6の合成変位量、
即ち傾転軸6,6の軸方向変位と傾転軸6,6の傾転角
度との合成変位量を入力して実際の変速比を算出する変
速比演算手段26、目標変速比と実際の変速比との偏差
を算出する偏差演算手段27、目標変速比が維持できな
くなる異常状態が検出された時にノーマルモードからセ
ーフティモードに切り換える異常状態判定手段28、ノ
ーマルモード時に偏差に応じた制御信号を設定し、該制
御信号をソレノイド弁13a,13bへ出力するソレノ
イド弁作動制御手段29、セーフティモード時にソレノ
イド弁13a,13b及び/又はバックアップ用ソレノ
イド弁21へセーフティ信号を出力するセーフティ制御
手段30を有している。
【0025】変速情報検出器24は、車速を検出する車
速センサー18、エンジンの回転数を検出するエンジン
回転センサー19、スロットル開度を検出するスロット
ル開度センサー20等のセンサーからなる。目標変速比
演算手段25は、各センサー18,19,20で検出し
た車速、エンジン回転数、スロットル開度等によって定
まる最適な変速比を算出し、目標変速比として設定する
ものである。変速比演算手段26は、ポテンショメータ
17で検出したトラニオン4,4の合成変位量を入力し
て実際の変速比を算出する。パワーローラ2,2が中立
位置にあり且つ変速比が1である場合のポテンショメー
タの合成変位量を基準としているので、パワーローラ
2,2が中立位置にある時の傾転角度から変速比は算出
することができる。セーフティ制御手段30は、車速セ
ンサー18で検出した車速が所定速度以下の場合にのみ
セーフティ信号を出力するようになっている。従って、
異常状態が発生したとしても、車両が高速走行を続けて
いる時にはセーフティ信号は出力されず、このため急激
なエンジンブレーキが生じることはない。
【0026】次に、この変速制御装置における変速制御
について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
図3は図1の変速制御装置における変速制御を示すフロ
ーチャートである。変速動作が開始される前には、トラ
ニオン4は、パワーローラ2の回転中心軸と入力ディス
ク1及び出力ディスクの回転中心軸が交叉する、いわゆ
る中立位置にある(START)。
【0027】まず最初に、n=0とおき初期設定を行う
(S1)。次に、変速情報検出器24はエンジン回転
数、スロットル開度、車速等の変速情報を検出し、目標
変速比演算手段25は検出したこれらの変速情報を基に
最適な変速比を算出し、これを目標変速比e0 として設
定する(S2)。次に、n=n+1と置き換える(S
3)。次に、ポテンショメータ17によってトラニオン
4の傾転軸6の合成変位量が検出され、この合成変位量
から変速比演算手段26は現時点での実際の変速比eを
算出する(S4)。次に、偏差演算手段27はステップ
2で算出した目標変速比e0 とステップ4で算出した実
際の変速比eとの偏差(e0 ―e)を算出する(S
5)。
【0028】次に、ソレノイド弁作動制御手段29は、
ステップ5で算出した偏差に応じてソレノイド弁13
a,13bに出力する制御信号△τ、即ち、 △τ=G(e0 ―e) 但し、Gは比例定数 を設定するとともに、スプール弁10の中立位置に応じ
てソレノイド弁13a,13bに出力する制御信号τ
a 0 ,τb 0 を設定する。そして、ソレノイド弁13
a,13bに出力する制御信号τa ,τb は、これらの
制御信号の和として次式で設定される(S6)。 τa =τa 0 −△τ, τb =τb 0 +△τ 設定された制御信号τa ,τb は、それぞれソレノイド
弁13a,13bに出力される(S7)。
【0029】次に、異常状態判定手段は、目標変速比e
0 と変速比eとの偏差(e0 ―e)の絶対値を算出する
(S8)。また、n=1がどうか判断し(S9)、n=
1の場合にはステップ3へ戻るが、nが2以上の場合に
は、 an −an - 1 >K 但し、Kは正数 の条件を満足するかどうかを判断する。即ち、偏差の絶
対値の変化をみてその値が大きくなったかどうかを判断
する(S10)。もし、偏差の絶対値が小さくなった場
合には、現実の変速比eが目標変速比e0 に近づきつつ
あるわけであるから、正常状態にあることを意味する。
この場合には、偏差演算手段27は偏差がゼロかどうか
判断し(S11)、偏差がゼロになるまで、ステップ3
からステップ11の処理が繰り返えされる(変速作動に
ついては後述)。偏差がゼロになった場合には、既に目
標変速比e0 が達成されていることを意味するから、変
速制御は終了する(END)。もし、その途中でステッ
プ10(S10)において、偏差の絶対値が大きくなっ
た場合には、目標変速比が維持できない異常状態が発生
したことを意味するから、異常状態判定手段28によっ
てすぐにノーマルモードからセーフティモードに切り換
えられる(S12)。
【0030】この変速制御装置においては、3種類のセ
ーフティモードが用意されている。図4、図5及び図6
はそれぞれのセーフティモードにおけるフローチャート
である。図4はセーフティモードNo.1のフローチャ
ートである。このモードにおいては、τa =0,τb
maxとしているので、スプール弁10の一端へ最大圧
のパイロット圧Sbがかかり、スプール弁10の他端に
は圧力はかからない。これにより、スプール弁10のス
プール11は図1において右方向へ大きく変位し、減速
側シリンダ室8bは最大のライン圧(もっとも油路づま
りなどによる圧力低下によって小さい圧力かもしれない
が)が作用し、増速側シリンダ室8aの油圧はタンクへ
一気にドレンされる。従って、たとえライン圧が低下す
る異常状態であっても、両シリンダ室間の差圧はかなり
大きくなり、トラニオンは軸方向に変位して傾転し、最
大減速比を得ることができる。
【0031】図5はセイフティモードNo.2のフロー
チャートである。このモードにおいては、τc =ONと
する。即ち、バックアップ用ソレノイド弁21に通電す
る。バックアップ用ソレノイド弁21に通電すると、ラ
イン圧がスプール弁10を経由しないで別系統から直接
減速側シリンダ室8bへ供給されるので、トラニオンは
軸方向に変位して傾転し、最大減速比を得ることができ
る。
【0032】図6はセイフティモードNo.3のフロー
チャートである。このモードにおいては、τa =0,τ
b =max及びτc =ONとする。即ち、このモードで
は、セーフティモードNo.1とNo.2の両方合わせ
た制御を行うものである。このモードでは、二つの系統
から減速側シリンダ室8bへ油圧が供給されるので、よ
り確実に最大減速比を得ることができる。
【0033】いづれのセーフティモードを選択するか
は、油路の圧力低下の程度に応じて異常状態判定手段2
8が自動的に選択するように構成されている。即ち、ス
テップ10では偏差の絶対値の変化を見ているが、その
値の大小に応じて適宜セーフティモードを選択するよう
にするとよい。セーフティモードの選択は、モード切換
スイッチを手動で切換可能に構成してもよい。また、セ
ーフティモードは、どれか1つのセーフティモードのみ
を有するものであってもよく、セーフティモードNo.
1のみの制御の場合はバックアップ用ソレノイド弁21
は必要ない。
【0034】次に、変速動作について説明する。図3の
ステップ6で設定された制御信号τa ,τb がコントロ
ーラ14からソレノイド弁13a,13bへ出力され
る。例えば、実際の変速比eが目標変速比e0 よりも小
さい場合((e0 ―e)>0)、即ち減速制御する場合
について説明することにする。この場合、制御信号τa
とτb との関係は、τa <τb であるから、スプール弁
10の両端にかかる圧力はSa<Sbの関係になるの
で、これに伴ってスプール弁10を介して油圧シリンダ
8の減速側シリンダ室8bはPポートに連通されて油圧
が供給され、増速側シリンダ室8aはタンクに連通して
油圧が排出される。これにより、トラニオン4は中立位
置から離れる方向に傾転軸方向に変位する。即ち、図1
において右側のトラニオンは上方向へ、左側のトラニオ
ンは下方向へ変位する。トラニオン4が傾転軸方向に変
位すると、パワーローラ2は入力ディスク3及び出力デ
ィスクからの速度ベクトル方向へ力を受けて傾転し始め
る。
【0035】トラニオン4が傾転し始めると、偏差(e
0 ―e)は徐々に小さくなる。その間、図3のステップ
3からステップ11の制御が繰り返されるので、τa
びτb の値も変化する。そして、τa >τb になった時
を境に、スプール弁10の両端にかかる圧力SaとSb
との関係は、逆転してSa>Sbになるので、今度は逆
に減速側シリンダ室8bから油圧が排出され、増速側シ
リンダ室8aへ油圧が供給され、トラニオン4は中立位
置に向かって戻ってくる。そして、やがて変速比eは目
標変速比e0 に一致し、スプール弁10は閉じる。その
時、トラニオン4は接線力Fと釣り合った状態で中立位
置にある。また、ソレノイド弁へ出力される制御信号τ
a ,τb は、それぞれτa =τa 0 ,τb =τb 0 とな
っている。なお、変速比eが目標変速比e0 よりも大き
い場合〔(e0 ―e)<0〕即ち増速制御する場合は、
上記の減速制御の場合と逆になるから説明を省略する。
【0036】
【発明の効果】この発明によるトロイダル型無段変速機
の変速制御装置は、上記のように構成されているので、
次のような効果を有する。即ち、このトロイダル型無段
変速機の変速制御装置は、油圧配管系の失陥等により油
圧が十分に得られず、変速制御不能となった場合でも、
強制的に最大減速比に変速することができる。従って、
この変速制御装置を用いれば、最大増速比の状態で車両
が停止したとしても、強制的に最大減速比即ち低速変速
比に変速され、車両は再発進可能な状態となるので、車
両を安全な場所へ走行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるトロイダル型無段変速機の変速
制御装置の概略図である。
【図2】図1の変速制御装置におけるコントローラの機
能ブロック図である。
【図3】図1の変速制御装置における変速制御の手順を
示すフローチャートである。
【図4】セイフティモードNo.1を示すフローチャー
トである。
【図5】セイフティモードNo.2を示すフローチャー
トである。
【図6】セイフティモードNo.3を示すフローチャー
トである。
【図7】従来のトロイダル型無段変速機の変速制御装置
を示す概略図である。
【符号の説明】
1 入力ディスク 2 パワーローラ 4 トラニオン 6 傾転軸 8 油圧シリンダ 8a 増速側シリンダ室 8b 減速側シリンダ室 10 スプール弁 11 スプール 13a,13b ソレノイド弁 21 バックアップ用ソレノイド弁 22 油路 25 目標変速比演算手段 26 変速比演算手段 27 偏差演算手段 28 異常状態判定手段 29 ソレノイド弁作動制御手段 30 セーフティ制御手段 31 コントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して配置された入力ディスクと出力
    ディスク、前記両ディスクに対する傾転角度の変化に応
    じて前記入力ディスクの回転を無段階に変速して前記出
    力ディスクに伝達する一対のパワーローラ、前記パワー
    ローラをそれぞれ回転自在に支持し且つ傾転軸方向に変
    位可能な一対のトラニオン、二つのシリンダ室を有し且
    つ前記トラニオンを傾転軸方向に変位させる油圧シリン
    ダ、スプールが中立位置にある状態で前記シリンダ室を
    遮断し且つ前記スプールが前記中立位置から変位した状
    態で前記各シリンダ室を油圧源とタンクとにそれぞれ選
    択的に連通させるスプール弁、前記スプールの位置を制
    御するソレノイド弁、及び目標変速比と変速比との偏差
    に応じた制御信号を前記ソレノイド弁へ出力するコント
    ローラを備えたトロイダル型無段変速機の変速制御装置
    において、前記コントローラは前記目標変速比が維持で
    きなくなる異常状態の検出に応答して最大減速比となる
    方向に前記トラニオンを変位させるセーフティ信号を前
    記ソレノイド弁へ出力することを特徴とするトロイダル
    型無段変速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記油圧シリンダは最大減速比となる方
    向に前記トラニオンを変位させる減速側シリンダ室と最
    大増速比となる方向に前記トラニオンを変位させる増速
    側シリンダ室を有し、更に、前記油圧源から直接前記減
    速側シリンダ室へライン圧を供給する油路と該油路の途
    中にバックアップ用ソレノイド弁を設け、前記コントロ
    ーラは目標変速比と変速比との偏差に応じた制御信号を
    前記ソレノイド弁へ出力すると共に、前記目標変速比が
    維持できなくなる異常状態の検出に応答して前記バック
    アップ用ソレノイド弁へセーフティ信号を出力して前記
    油圧源から前記減速側シリンダ室へライン圧を直接供給
    するように制御したことを特徴とする請求項1に記載の
    トロイダル型無段変速機の変速制御装置。
  3. 【請求項3】 前記コントローラは、変速情報に関する
    検出値を入力して目標変速比を算出する目標変速比演算
    手段、前記トラニオンの軸方向変位と傾転角度との合成
    変位量を入力して実際の変速比を算出する変速比演算手
    段、前記目標変速比と前記変速比との偏差を算出する偏
    差演算手段、前記目標変速比が維持できない異常状態を
    検出した時にノーマルモードからセーフティモードに切
    り換える異常状態判定手段、ノーマルモード時に前記偏
    差に応じて設定した制御信号ををソレノイド弁へ出力す
    るソレノイド弁作動制御手段、セーフティモード時に前
    記セーフティ信号を出力するセーフティ制御手段を有す
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のトロイダル
    型無段変速機の変速制御装置。
  4. 【請求項4】 前記変速比と前記目標変速比との偏差の
    絶対値が大きくなった状態の検出によって前記異常状態
    を検出することを特徴とする請求項3に記載のトロイダ
    ル型無段変速機の変速制御装置。
  5. 【請求項5】 前記油圧源からライン圧が供給されてい
    る方の前記シリンダ室と前記スプール弁とを連通する油
    路内の油圧上昇カーブが負の勾配になったことを検出す
    ることによって前記異常状態を検出することを特徴とす
    る請求項3に記載のトロイダル型無段変速機の変速制御
    装置。
  6. 【請求項6】 前記コントローラは、車速が所定速度以
    下の時にのみ前記セーフティ信号を出力することを特徴
    とする請求項3に記載のトロイダル型無段変速機の変速
    制御装置。
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