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JPH08206082A - 眼底カメラ - Google Patents

眼底カメラ

Info

Publication number
JPH08206082A
JPH08206082A JP7037550A JP3755095A JPH08206082A JP H08206082 A JPH08206082 A JP H08206082A JP 7037550 A JP7037550 A JP 7037550A JP 3755095 A JP3755095 A JP 3755095A JP H08206082 A JPH08206082 A JP H08206082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focusing
light
light flux
fundus
photographing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7037550A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshi Kobayakawa
嘉 小早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7037550A priority Critical patent/JPH08206082A/ja
Publication of JPH08206082A publication Critical patent/JPH08206082A/ja
Priority to US08/899,391 priority patent/US6304723B1/en
Pending legal-status Critical Current

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  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な構成により、精度の高い合焦を行う。 【構成】 観察用光源11からの光束は眼底Erで反射さ
れ、テレビカメラ20に入射してテレビモニタ22上に
眼底像Prが映出される。また、合焦用光源1からの光束
はダイクロイックミラー4を通って、観察用光源11か
らの光束と同じ光路を通り、テレビモニタ22上に合焦
光束像Pfが映出される。撮影時には、駆動手段13によ
り合焦レンズ14を移動して、合焦光束像Pfが信号処理
器21内の記号回路により発生した2つの基準マークM
の中間になるように合焦を行う。焦点が合った後に撮影
釦を押し、跳ね上げミラー16の跳ね上げに同期して撮
影用光源5が発光し、眼底像がフィルム17に記録され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科医院等で使用する
眼底カメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の眼底カメラにおいては、可動部を
有する合焦光束投影系を使用したり、瞳孔からの合焦光
束を分離するために特殊な光学部材を使用したりして撮
影を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、可動部や特殊な光学部材を使用してい
るために構成が複雑となる。また、合焦レンズを有効に
使用していないため、測定精度が低下する等の問題点が
ある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
装置の構成が簡単で、精度の高い合焦を行うことができ
る眼底カメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る眼底カメラは、被検眼の瞳孔面の撮影
光束の外側の所定の位置から被検眼の眼底に合焦光束を
投影する投影光学系と、前記合焦光束の眼底反射光束を
撮影絞りと合焦レンズを介して光電センサアレイに受光
する受光光学系とを有する眼底カメラにおいて、前記所
定の位置と前記撮影光束とを結ぶ方向での前記受光光学
系の受光光束の位置により合焦を行うことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】上述の構成を有する眼底カメラは、投影光学系
により被検眼の瞳孔面の撮影光束の外側の所定の位置か
ら被検眼の眼底に合焦光束を投影し、受光光学系により
合焦光束の眼底反射光束を撮影絞りと合焦レンズを介し
て光電センサアレイに受光し、所定の位置と撮影光束と
を結ぶ方向での受光光学系の受光光束の位置により合焦
を行う。
【0007】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の構成図であり、無散瞳型眼
底カメラの例である。合焦用光源1から被検眼Eに至る
光路O1上には、被検眼Eの眼底Erに共役な絞り2、レン
ズ3、800nm程度以上の波長の光束を反射するダイ
クロイックミラー4、ストロボ光源等の撮影用光源5、
瞳孔Epに共役なリング絞り6、レンズ7、孔あきミラー
8、対物レンズ9が順次に配列されている。また、ダイ
クロイックミラー4の反射方向の光路O2上には、レンズ
10、赤外光束を発光する観察用光源11が配列されて
いる。
【0008】図2は絞り2の正面図であり、中心付近に
矩形又はスリット状の開口2aが設けられている。この
絞り2は必ずしも必要ではないが、目視でテレビモニタ
の像を見て合焦を行うときには、配列してあることが好
ましい。また、合焦用光源1は被検眼Eの瞳孔Epに共役
で、波長が800nm以下の近赤外光束にピークを持つ
光束を発光する近赤外LED等から成り、光路O1上から
若干ずれて配列されている。
【0009】また、孔あきミラー8の背後の光路O3上に
は、撮影絞り12、駆動手段13により光路O3上に沿っ
て移動可能な合焦レンズ14、結像レンズ15、跳ね上
げミラー16、フィルム17が順次に配列されている。
【0010】更に、跳ね上げミラー16の反射方向の光
路O4上には、ミラー18、レンズ19、CCDカメラ等
のテレビカメラ20が順次に配列され、このテレビカメ
ラ20には、内部に記号発生回路と映像信号を演算し合
焦するコンピュータとを備えた信号処理器21、テレビ
モニタ22が接続されている。
【0011】観察用光源11からの光束はレンズ10を
通り、ダイクロイックミラー4で反射されて撮影用光源
5、リング絞り6、レンズ7を通り、孔あきミラー8で
反射され、対物レンズ9を経て瞳孔Epから入射し眼底Er
を照明する。また、合焦用光源1からの光束は絞り2、
レンズ3、ダイクロイックミラー4を通り、観察用光源
11からの光束と同じ光路を通って眼底Erを照明する。
【0012】図3は瞳孔Ep面における光束の位置関係の
説明図であり、撮影絞り12による中心の撮影光束Lpの
周辺に、リング絞り6によるリング光束Lrが投影されて
いる。また、合焦用光源1は光路O1の光軸から少しずれ
ているため、合焦用光源1による合焦光束Lfが撮影光束
Lpの下方から投影される。
【0013】眼底Erからの反射光束は同じ光路を戻り、
孔あきミラー8、撮影絞り12、合焦レンズ14、結像
レンズ15を通り、跳ね上げミラー16、ミラー18で
反射されてレンズ19を通りテレビカメラ20に入射
し、テレビモニタ22には眼底像Pr、信号処理器21内
の記号発生回路により発生した2つの基準マークM、合
焦光束Lfによる合焦光束像Pfが映出される。
【0014】撮影時には、合焦光束像Pfが2つの基準マ
ークMの中間になるように、駆動手段13を駆動して合
焦レンズ14を移動し合焦を行う。基準マークMの位置
は、眼底Erとフィルム17又はテレビカメラ20の撮像
面が共役になったときの合焦光束像Pfの位置と一致する
ように、信号処理器21内のコンピュータにプログラム
されており、合焦レンズ14の移動に伴って基準マーク
Mの位置は上下に移動する。
【0015】検者が目視により合焦を行う場合には、テ
レビモニタ22上の合焦光束像Pfと基準マークMを観察
しながら、手動で合焦レンズ14を移動して合焦を行
う。焦点が合った場合には、テレビモニタ22上でも合
焦光束像Pfが基準マークMの中間位置にあるが、焦点が
合っていない場合には、基準マークMは合焦光束像Pfの
中間位置よりも上下方向にずれる。また、合焦光束Lfが
瞳孔Epに撮影光束Lpの横方向から入射すれば、合焦光束
像Pfは合焦によって横方向にずれる。このようにして、
瞳孔Ep上で撮影光束Lpの中心と合焦光束Lfの中心とを結
んだ直線方向に合焦光束像Pfがずれるので、その方向で
の位置を判断して合焦を行う。
【0016】一方、オートフォーカスにより合焦を行う
場合には、テレビカメラ20からの画面中心部の映像信
号を用いて、信号処理器21で画像処理して合焦光束像
Pfの上下方向の位置を算出する。その位置と眼底Erがフ
ィルム17又はテレビカメラ20と共役になったときの
合焦光束像Pfの位置との差から、信号処理器21は合焦
レンズ14の移動する方向と移動量とを決定し、駆動手
段13により合焦レンズ14を移動して合焦を行う。
【0017】このようにして合焦操作を行い、焦点が合
った後に検者は撮影釦を押し、跳ね上げミラー16が跳
ね上がるのと同期して撮影用光源5が発光し、眼底像Pr
がフィルム17に記録される。
【0018】図4は第2の実施例の合焦光束投影系の構
成図であり、第1の実施例の光路O1上に反射面31aを
備えた平板プリズム31が配列され、平板プリズム31
の入射方向にレンズ32、眼底Erに共役な絞り33、合
焦用光源34が順次に配列されている。
【0019】合焦用光源34からの光束は絞り33、レ
ンズ32を通り、平板プリズム31内で1回全反射して
図1の眼底照明光路の光路O1に導かれる。この場合に、
平板プリズム31内において全反射を行わせているた
め、反射面31aへの入射角度が小さくなり、波長分割
をより効率的に行うことができる。
【0020】図5は第3の実施例の合焦光束投影系の構
成図であり、第1の実施例の孔あきミラー8と撮影絞り
12の近傍に設けられた小ミラー41の入射方向の光路
O5上には、レンズ42、眼底Erに共役な絞り43、合焦
用光源44が配列されている。
【0021】合焦用光源44からの光束は絞り43、レ
ンズ42を通り、小ミラー41で反射されて光路O3に導
かれる。この場合には、図3において撮影光束Lpとリン
グ光束Lrとの間に合焦光束Lfが投影され、合焦光束Lfが
撮影光束Lpと近くなるため分解能は悪くなるが、瞳孔Ep
内の収差の影響は少なくなる。
【0022】図6は第4の実施例の観察光学系の構成図
であり、可視光束により眼底Erを観察し、近赤外光束で
合焦を行う散瞳型眼底カメラの例である。第1の実施例
のテレビモニタ22で観察する代りに、図1の跳ね上げ
ミラー16の反射方向の光路O6上に、可視光束を反射し
赤外光束を透過するダイクロイックミラー51、レンズ
52、紙面垂直方向で凸パワーを持ち集光効率を上げる
円柱レンズ53、円柱レンズ53の母線と平行に配置さ
れ図1のフィルム17面に共役な一次元CCD54が順
次に配列されている。また、ダイクロイックミラー51
の反射方向の光路上にはファインダ55が配列され、検
眼eにより観察し得るようになっている。
【0023】眼底Erからの反射光束は跳ね上げミラー1
6で反射され、図1の合焦用光源1による合焦光束はダ
イクロイックミラー51、レンズ52、円柱レンズ53
を通り一次元CCD54に入射する。また、図1の観察
用光源11による光束は、ダイクロイックミラー51で
反射されてファインダ55に入射し、検眼eにより眼底
像として観察される。
【0024】合焦時には、一次元CCD54に入射した
合焦信号を信号処理器21で演算し、それに基づいて駆
動手段13により合焦レンズ14を駆動して合焦を行
う。一次元CCD54に入射した合焦光束の位置は合焦
レンズ14の位置により異なるので、合焦の位置を予め
求めておき、合焦位置に位置したことをファインダ55
の視野内に光束を点灯して表示する。
【0025】なお、オートフォーカスにより合焦を行う
代りに、合焦レンズ14の駆動を手動で行い、合焦完了
表示をファインダ55内に表示することも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼底カ
メラは、投影系に可動部を使用せず、合焦光束を分離す
るための特殊な光学部材を使用していないため構成が簡
単となる。また、受光光学系に関しては焦点の合った状
態で合焦光束の位置を判断することができ、合焦レンズ
を有効に使用して精度の高い合焦を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】絞りの正面図である。
【図3】瞳孔面における光束の位置関係の説明図であ
る。
【図4】第2の実施例の合焦光束投影系の構成図であ
る。
【図5】第3の実施例の合焦光束投影系の構成図であ
る。
【図6】第4の実施例の観察光学系の構成図である。
【符号の説明】 1、34、44 合焦用光源 4、51 ダイクロイックミラー 5 撮影用光源 11 観察用光源 12 撮影絞り 13 駆動手段 14 合焦レンズ 16 跳ね上げミラー 17 フィルム 20 テレビカメラ 21 信号処理器 22 テレビモニタ 31 平板プリズム 53 円柱レンズ 54 一次元CCD

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼の瞳孔面の撮影光束の外側の所定
    の位置から被検眼の眼底に合焦光束を投影する投影光学
    系と、前記合焦光束の眼底反射光束を撮影絞りと合焦レ
    ンズを介して光電センサアレイに受光する受光光学系と
    を有する眼底カメラにおいて、前記所定の位置と前記撮
    影光束とを結ぶ方向での前記受光光学系の受光光束の位
    置により合焦を行うことを特徴とする眼底カメラ。
  2. 【請求項2】 前記光電センサアレイは眼底像を撮像す
    る撮像素子とした請求項1に記載の眼底カメラ。
  3. 【請求項3】 前記光電センサアレイ上において、前記
    合焦レンズの位置により異なる前記合焦光束の位置で合
    焦を判断するようにした請求項1に記載の眼底カメラ。
JP7037550A 1994-10-11 1995-02-01 眼底カメラ Pending JPH08206082A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7037550A JPH08206082A (ja) 1995-02-01 1995-02-01 眼底カメラ
US08/899,391 US6304723B1 (en) 1994-10-11 1997-07-23 Retinal camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7037550A JPH08206082A (ja) 1995-02-01 1995-02-01 眼底カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08206082A true JPH08206082A (ja) 1996-08-13

Family

ID=12500639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7037550A Pending JPH08206082A (ja) 1994-10-11 1995-02-01 眼底カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08206082A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009247772A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Canon Inc 眼底カメラ
JP2011015898A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Canon Inc 眼底カメラ
JP2013215625A (ja) * 2013-07-31 2013-10-24 Canon Inc 眼底カメラ
JP2014147850A (ja) * 2014-05-28 2014-08-21 Nidek Co Ltd 眼底撮影装置

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JP2013215625A (ja) * 2013-07-31 2013-10-24 Canon Inc 眼底カメラ
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