JPH08205056A - マルチパネル式画像表示装置 - Google Patents
マルチパネル式画像表示装置Info
- Publication number
- JPH08205056A JPH08205056A JP7007642A JP764295A JPH08205056A JP H08205056 A JPH08205056 A JP H08205056A JP 7007642 A JP7007642 A JP 7007642A JP 764295 A JP764295 A JP 764295A JP H08205056 A JPH08205056 A JP H08205056A
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- Japan
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラズマディスプレイパネル(PDP)を用
いたマルチパネル式画像表示装置において、パネル間で
輝度の差を生じないようにする。 【構成】 記憶部3にパネル数、拡大率および各パネル
の分担領域等を記憶し、システム制御部2を介して表示
パネルユニット1a等を制御する。映像信号入力部11より
の映像信号を拡大部12に入力し、指定された領域を拡大
し、γ補正制御部13に入力し、メモリ部14より読出した
γ補正係数を用いてγ補正し、PDPパネル部15に入力
する。拡大部よりの映像信号をAPL検出部16に入力し
て平均輝度レベル(APL)を検出し、パネル温度検出
部17で検出したPDPの温度データと共に演算部18で演
算し、このデータをシステム制御部を介し判別部4に入
力し、各パネル部の状態を判別し、相応する制御データ
を記憶部より読出し、各γ補正制御部に送出し、メモリ
部より相応するデータを読出すようにする。
いたマルチパネル式画像表示装置において、パネル間で
輝度の差を生じないようにする。 【構成】 記憶部3にパネル数、拡大率および各パネル
の分担領域等を記憶し、システム制御部2を介して表示
パネルユニット1a等を制御する。映像信号入力部11より
の映像信号を拡大部12に入力し、指定された領域を拡大
し、γ補正制御部13に入力し、メモリ部14より読出した
γ補正係数を用いてγ補正し、PDPパネル部15に入力
する。拡大部よりの映像信号をAPL検出部16に入力し
て平均輝度レベル(APL)を検出し、パネル温度検出
部17で検出したPDPの温度データと共に演算部18で演
算し、このデータをシステム制御部を介し判別部4に入
力し、各パネル部の状態を判別し、相応する制御データ
を記憶部より読出し、各γ補正制御部に送出し、メモリ
部より相応するデータを読出すようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のプラズマディスプ
レイパネル(PDP)等を用いて一枚の画像を表示する
マルチパネル式画像表示装置に係り、パネル間の輝度む
らを補正するものに関する。
レイパネル(PDP)等を用いて一枚の画像を表示する
マルチパネル式画像表示装置に係り、パネル間の輝度む
らを補正するものに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の表示パネルを組合せて一枚の画像
を表示するマルチパネル式画像表示装置では、各表示パ
ネルユニットの映像信号のレベルに応じて輝度/コント
ラストを自動的に制御し、表示パネル間で輝度むらを生
じないようにするため、例えば、全表示パネルユニット
の輝度およびコントラストの平均値、あるいは最も輝度
/コントラストの高い表示パネルユニットのデータ等に
基づいて各表示パネルユニットを制御する等の手段を設
けている。ところで、表示パネルにPDPを使用する場
合、PDPは点灯のためのプラズマ放電により温度が上
昇し、高輝度で点灯される画素数が多い場合にこの温度
上昇でPDPが劣化するという問題があり、これを防止
するため、PDPに供給される電流を計測し、電流が所
要値以上にならないように輝度およびコントラストを制
御するAPC(automatic power control )回路を設け
ているものがある。ところが、このAPC回路はPDP
に付設されるPDPの駆動回路に設けられており、上記
輝度/コントラストの制御ループ外にあるため、APC
回路の制御によって生ずる輝度レベルの差に対しては輝
度/コントラストの制御ループでは対応できず、表示パ
ネル間に輝度むらを生じる原因となっている。輝度むら
は、画面が動きのある画像の場合は比較的目立ちにくい
が、例えば、コンピュータ画像等で、静止画で、かつ、
背景等、広い範囲が同一色のような場合に特に目立ちや
すい。
を表示するマルチパネル式画像表示装置では、各表示パ
ネルユニットの映像信号のレベルに応じて輝度/コント
ラストを自動的に制御し、表示パネル間で輝度むらを生
じないようにするため、例えば、全表示パネルユニット
の輝度およびコントラストの平均値、あるいは最も輝度
/コントラストの高い表示パネルユニットのデータ等に
基づいて各表示パネルユニットを制御する等の手段を設
けている。ところで、表示パネルにPDPを使用する場
合、PDPは点灯のためのプラズマ放電により温度が上
昇し、高輝度で点灯される画素数が多い場合にこの温度
上昇でPDPが劣化するという問題があり、これを防止
するため、PDPに供給される電流を計測し、電流が所
要値以上にならないように輝度およびコントラストを制
御するAPC(automatic power control )回路を設け
ているものがある。ところが、このAPC回路はPDP
に付設されるPDPの駆動回路に設けられており、上記
輝度/コントラストの制御ループ外にあるため、APC
回路の制御によって生ずる輝度レベルの差に対しては輝
度/コントラストの制御ループでは対応できず、表示パ
ネル間に輝度むらを生じる原因となっている。輝度むら
は、画面が動きのある画像の場合は比較的目立ちにくい
が、例えば、コンピュータ画像等で、静止画で、かつ、
背景等、広い範囲が同一色のような場合に特に目立ちや
すい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、PDP
を用いたマルチパネル式表示装置では、輝度/コントラ
ストの制御では表示パネル間の輝度むらを解消できない
場合がある。本発明はこのような点に鑑み、各表示パネ
ルユニット別に映像信号の平均輝度レベルを検出し、各
ユニットの平均輝度レベルに基づいてガンマ補正係数を
ユニット別に決め、このガンマ補正係数を用いて映像信
号のガンマ補正を行うことにより、輝度/コントラスト
のレベルが上昇しAPCの電流制限動作領域に入った場
合にパネル間の輝度むらのない画像を表示するようにす
ることにある。
を用いたマルチパネル式表示装置では、輝度/コントラ
ストの制御では表示パネル間の輝度むらを解消できない
場合がある。本発明はこのような点に鑑み、各表示パネ
ルユニット別に映像信号の平均輝度レベルを検出し、各
ユニットの平均輝度レベルに基づいてガンマ補正係数を
ユニット別に決め、このガンマ補正係数を用いて映像信
号のガンマ補正を行うことにより、輝度/コントラスト
のレベルが上昇しAPCの電流制限動作領域に入った場
合にパネル間の輝度むらのない画像を表示するようにす
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、複数の表示パネルを組合せて一枚の画像を
表示するマルチパネル式画像表示装置において、複数の
表示パネルユニットを制御するシステム制御部と、各表
示パネルユニット別に、映像信号の所要範囲を拡大する
拡大部と、拡大部よりの映像信号の平均輝度レベルを検
出する平均輝度レベル検出部と、平均輝度レベル検出部
よりのデータを演算し前記システム制御部に送出する演
算部と、複数のガンマ補正係数を記憶するメモリ部と、
前記システム制御部よりのデータに相応するガンマ補正
係数をメモリ部より読出し、映像信号のガンマ補正を行
うガンマ補正制御部と、ガンマ補正制御部よりのデータ
に基づいて表示する表示パネル部とを設けて構成したマ
ルチパネル式画像表示装置を提供するものである。
決するため、複数の表示パネルを組合せて一枚の画像を
表示するマルチパネル式画像表示装置において、複数の
表示パネルユニットを制御するシステム制御部と、各表
示パネルユニット別に、映像信号の所要範囲を拡大する
拡大部と、拡大部よりの映像信号の平均輝度レベルを検
出する平均輝度レベル検出部と、平均輝度レベル検出部
よりのデータを演算し前記システム制御部に送出する演
算部と、複数のガンマ補正係数を記憶するメモリ部と、
前記システム制御部よりのデータに相応するガンマ補正
係数をメモリ部より読出し、映像信号のガンマ補正を行
うガンマ補正制御部と、ガンマ補正制御部よりのデータ
に基づいて表示する表示パネル部とを設けて構成したマ
ルチパネル式画像表示装置を提供するものである。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明によるマル
チパネル式画像表示装置においては、各表示パネルユニ
ット別に映像信号の平均輝度レベルを検出し、各表示パ
ネルユニットよりのデータをシステム制御部にて判別
し、この判別に基づいて各表示パネルユニットに制御デ
ータを送出し、各表示パネルユニットにてメモリ部より
制御データに相応するガンマ補正係数を読出し、このガ
ンマ補正係数を用いて映像信号をガンマ補正し、PDP
等で構成した表示パネルに印加する。このガンマ補正に
より各表示パネルの輝度を制御し、視覚的にパネル間の
輝度むらを感じられないようにする。
チパネル式画像表示装置においては、各表示パネルユニ
ット別に映像信号の平均輝度レベルを検出し、各表示パ
ネルユニットよりのデータをシステム制御部にて判別
し、この判別に基づいて各表示パネルユニットに制御デ
ータを送出し、各表示パネルユニットにてメモリ部より
制御データに相応するガンマ補正係数を読出し、このガ
ンマ補正係数を用いて映像信号をガンマ補正し、PDP
等で構成した表示パネルに印加する。このガンマ補正に
より各表示パネルの輝度を制御し、視覚的にパネル間の
輝度むらを感じられないようにする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるマルチパ
ネル式画像表示装置の実施例を詳細に説明する。図1は
本発明によるマルチパネル式画像表示装置の一実施例の
要部ブロック図である。図において、1a〜1nはそれぞれ
表示パネルユニット、2は表示パネルユニット1a〜1nを
制御するシステム制御部である。3は記憶部で、パネル
数、各表示パネルユニットの分担領域、パネル数に対応
する画像の拡大率、および各表示パネルユニットの平均
輝度レベルに対応する制御データのテーブルを記憶す
る。4は表示パネルユニット1a〜1nよりのデータを判別
する判別部である。11は映像信号入力部、12は拡大部
で、システム制御部2よりの信号に基づいて映像信号入
力部11よりの映像信号の所要範囲を所要の倍率に拡大す
る。13はガンマ(γ)補正制御部で、拡大部12よりの映
像信号を、システム制御部2よりの制御データに基づい
てメモリ部14より読出したγ補正係数を用いてγ補正す
る。メモリ部14は複数のγ補正係数を記憶する。15はP
DPパネル部で、γ補正制御部13よりの信号に基づいて
PDPに表示する。16はAPL検出部で、拡大部12より
の映像信号の平均輝度レベル(APL)を検出する。17
はパネル温度検出部で、PDPパネル部15のPDPの温
度を検出する。演算部18は、APL検出部13よりのデー
タ、およびパネル温度検出部17よりのデータに基づいて
演算し、システム制御部2に送出する。
ネル式画像表示装置の実施例を詳細に説明する。図1は
本発明によるマルチパネル式画像表示装置の一実施例の
要部ブロック図である。図において、1a〜1nはそれぞれ
表示パネルユニット、2は表示パネルユニット1a〜1nを
制御するシステム制御部である。3は記憶部で、パネル
数、各表示パネルユニットの分担領域、パネル数に対応
する画像の拡大率、および各表示パネルユニットの平均
輝度レベルに対応する制御データのテーブルを記憶す
る。4は表示パネルユニット1a〜1nよりのデータを判別
する判別部である。11は映像信号入力部、12は拡大部
で、システム制御部2よりの信号に基づいて映像信号入
力部11よりの映像信号の所要範囲を所要の倍率に拡大す
る。13はガンマ(γ)補正制御部で、拡大部12よりの映
像信号を、システム制御部2よりの制御データに基づい
てメモリ部14より読出したγ補正係数を用いてγ補正す
る。メモリ部14は複数のγ補正係数を記憶する。15はP
DPパネル部で、γ補正制御部13よりの信号に基づいて
PDPに表示する。16はAPL検出部で、拡大部12より
の映像信号の平均輝度レベル(APL)を検出する。17
はパネル温度検出部で、PDPパネル部15のPDPの温
度を検出する。演算部18は、APL検出部13よりのデー
タ、およびパネル温度検出部17よりのデータに基づいて
演算し、システム制御部2に送出する。
【0007】次に、本発明によるマルチパネル式画像表
示装置の動作を図2に示す概念図を用いて説明する。図
2は一枚の画像(イ)を、(ロ)に示す、、およ
びの4枚のパネルに分割して表示する例を示したもの
で、記憶部3には、パネル数(4枚)、拡大率、および
各表示パネルユニットの分担領域等、および平均輝度レ
ベル等に対応する制御データのテーブルを記憶し、シス
テム制御部2を介して表示パネルユニット1a〜1dを制御
する。
示装置の動作を図2に示す概念図を用いて説明する。図
2は一枚の画像(イ)を、(ロ)に示す、、およ
びの4枚のパネルに分割して表示する例を示したもの
で、記憶部3には、パネル数(4枚)、拡大率、および
各表示パネルユニットの分担領域等、および平均輝度レ
ベル等に対応する制御データのテーブルを記憶し、シス
テム制御部2を介して表示パネルユニット1a〜1dを制御
する。
【0008】映像信号は、各表示パネルユニットの映像
信号入力部11を介して拡大部12に入力し、システム制御
部2よりの信号に基づいて、図2(ロ)の、、あ
るいはの領域を、それぞれ縦および横に2倍に拡大す
る。この信号はγ補正制御部13およびAPL検出部16に
入力する。γ補正制御部13は、後述するシステム制御部
2よりの制御データに基づいてメモリ部14より相応する
γ補正係数を読出し、拡大部12よりの映像信号をγ補正
し、PDPパネル部15に入力し画像を表示する。APL
検出部16は、入力された映像信号の平均輝度レベルを検
出し、パネル温度検出部17はPDPの温度を検出し、そ
れぞれ演算部18に入力する。演算部18は、APL検出部
16よりのデータ、または/およびパネル温度検出部17よ
りのデータに基づいて演算を行い、システム制御部2に
送出する。システム制御部2は各演算部18よりのデータ
を判別部4に入力し、各表示ユニットのAPLデータま
たは/およびパネル温度データを判別し、この判別に基
づいて、記憶部3より相応する制御データを読出して各
表示ユニットに送出する。この制御データは演算部18を
介してγ補正制御部13に入力し、γ補正制御部13は、こ
のデータに基づいてメモリ部14より所要のγ補正係数を
読出し、拡大部12よりの映像信号をγ補正する。
信号入力部11を介して拡大部12に入力し、システム制御
部2よりの信号に基づいて、図2(ロ)の、、あ
るいはの領域を、それぞれ縦および横に2倍に拡大す
る。この信号はγ補正制御部13およびAPL検出部16に
入力する。γ補正制御部13は、後述するシステム制御部
2よりの制御データに基づいてメモリ部14より相応する
γ補正係数を読出し、拡大部12よりの映像信号をγ補正
し、PDPパネル部15に入力し画像を表示する。APL
検出部16は、入力された映像信号の平均輝度レベルを検
出し、パネル温度検出部17はPDPの温度を検出し、そ
れぞれ演算部18に入力する。演算部18は、APL検出部
16よりのデータ、または/およびパネル温度検出部17よ
りのデータに基づいて演算を行い、システム制御部2に
送出する。システム制御部2は各演算部18よりのデータ
を判別部4に入力し、各表示ユニットのAPLデータま
たは/およびパネル温度データを判別し、この判別に基
づいて、記憶部3より相応する制御データを読出して各
表示ユニットに送出する。この制御データは演算部18を
介してγ補正制御部13に入力し、γ補正制御部13は、こ
のデータに基づいてメモリ部14より所要のγ補正係数を
読出し、拡大部12よりの映像信号をγ補正する。
【0009】すなわち、例えば、図2(ロ)ののよう
に、明るい青空が半分以上を占める画像で平均輝度レベ
ルが高い場合、γ補正制御部13はシステム制御部2より
のデータに基づいて、メモリ部14より輝度の高い領域の
階調を低めに抑えるための補正係数を読出し、映像信号
を補正してこの領域のコントラストを下げ、これにより
PDPパネル部15のAPCの電流制限動作が制限され、
結果としての画像内の暗い画像部分(の右下部分
等)が暗くならないようにし、一方、のように、山裾
の暗い部分の多い画像で、平均輝度レベルの低い画像で
は、メモリ部14より輝度の低い領域の階調を高くするた
めの補正係数を読出し、この領域のコントラストを上げ
て出力するようにする。これにより、の画像の暗い部
分との画像の暗い部分の輝度の視覚的な差が感じられ
ないようになる。なお、APL検出部16にて、検出され
た平均輝度レベルの所要画像枚数分を積分し、平均値を
出力するようにし、瞬間的な輝度レベルの変動で画像の
輝度が変動しないようにしてもよい。
に、明るい青空が半分以上を占める画像で平均輝度レベ
ルが高い場合、γ補正制御部13はシステム制御部2より
のデータに基づいて、メモリ部14より輝度の高い領域の
階調を低めに抑えるための補正係数を読出し、映像信号
を補正してこの領域のコントラストを下げ、これにより
PDPパネル部15のAPCの電流制限動作が制限され、
結果としての画像内の暗い画像部分(の右下部分
等)が暗くならないようにし、一方、のように、山裾
の暗い部分の多い画像で、平均輝度レベルの低い画像で
は、メモリ部14より輝度の低い領域の階調を高くするた
めの補正係数を読出し、この領域のコントラストを上げ
て出力するようにする。これにより、の画像の暗い部
分との画像の暗い部分の輝度の視覚的な差が感じられ
ないようになる。なお、APL検出部16にて、検出され
た平均輝度レベルの所要画像枚数分を積分し、平均値を
出力するようにし、瞬間的な輝度レベルの変動で画像の
輝度が変動しないようにしてもよい。
【0010】あるいは、記憶部3に各表示パネルの輝度
特性のデータを書き込むようにし、各表示パネルの輝度
特性を含んだ制御データを送出するようにしてもよい。
なお、各表示パネルユニット内にて、APL検出データ
およびパネル温度データに基づいて演算し、演算部18よ
りのデータに相応するγ補正係数をメモリ部14より読出
し、拡大部12よりの映像信号をγ補正するようにしても
よい。また、既存の輝度/コントラストの自動制御機能
とγ補正とを併用するようにしてもよい。
特性のデータを書き込むようにし、各表示パネルの輝度
特性を含んだ制御データを送出するようにしてもよい。
なお、各表示パネルユニット内にて、APL検出データ
およびパネル温度データに基づいて演算し、演算部18よ
りのデータに相応するγ補正係数をメモリ部14より読出
し、拡大部12よりの映像信号をγ補正するようにしても
よい。また、既存の輝度/コントラストの自動制御機能
とγ補正とを併用するようにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるマ
ルチパネル式画像表示装置によれば、表示パネルユニッ
ト別に映像信号の平均輝度レベルに対応するγ補正係数
を用いて映像信号を補正し、これにより輝度を制御する
ので、輝度/コントラストのレベルが上昇し、APCの
電流制限機能が作動する領域に入った場合でもパネル間
の輝度むらを感じさせないものとなる。
ルチパネル式画像表示装置によれば、表示パネルユニッ
ト別に映像信号の平均輝度レベルに対応するγ補正係数
を用いて映像信号を補正し、これにより輝度を制御する
ので、輝度/コントラストのレベルが上昇し、APCの
電流制限機能が作動する領域に入った場合でもパネル間
の輝度むらを感じさせないものとなる。
【図1】本発明によるマルチパネル式画像表示装置の一
実施例の要部ブロック図である。
実施例の要部ブロック図である。
【図2】本発明によるマルチパネル式画像表示装置の動
作を説明するための図で、(イ)は入力された画像、
(ロ)は4枚のパネルを用いて表示された画像である。
作を説明するための図で、(イ)は入力された画像、
(ロ)は4枚のパネルを用いて表示された画像である。
1a〜1n 表示パネルユニット 2 システム制御部 3 記憶部 4 判別部 11 映像信号入力部 12 拡大部 13 γ補正制御部 14 メモリ部 15 PDPパネル部 16 APL検出部 17 パネル温度検出部 18 演算部
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の表示パネルを組合せて一枚の画像
を表示するマルチパネル式画像表示装置において、複数
の表示パネルユニットを制御するシステム制御部と、各
表示パネルユニット別に、映像信号の所要範囲を拡大す
る拡大部と、拡大部よりの映像信号の平均輝度レベルを
検出する平均輝度レベル検出部と、平均輝度レベル検出
部よりのデータを演算し前記システム制御部に送出する
演算部と、複数のガンマ補正係数を記憶するメモリ部
と、前記システム制御部よりのデータに相応するガンマ
補正係数をメモリ部より読出し、映像信号のガンマ補正
を行うガンマ補正制御部と、ガンマ補正制御部よりのデ
ータに基づいて表示する表示パネル部とを設けて構成し
たマルチパネル式画像表示装置。 - 【請求項2】 前記表示パネルをプラズマディスプレイ
パネルを用いて構成し、各表示パネルユニット別にプラ
ズマディスプレイパネルの温度を検出するパネル温度検
出部を設け、前記演算部にて、前記平均輝度レベル検出
部よりのデータおよびパネル温度検出部よりのデータに
基づいて演算を行うようにした請求項1記載のマルチパ
ネル式画像表示装置。 - 【請求項3】 前記システム制御部に、平均輝度レベル
に対応する制御データのテーブルを記憶する記憶部と、
各表示パネルユニットの演算部よりのデータを判別する
判別部とを設け、判別部よりの信号に相応する制御デー
タを記憶部より読出し、各表示パネルユニットを制御す
るようにした請求項1または請求項2記載のマルチパネ
ル式画像表示装置。 - 【請求項4】 前記記憶部に各表示パネルの輝度特性の
データを記憶するようにし、前記システム制御部にて、
判別部よりの信号および記憶部よりの輝度特性データに
基づいて演算し、相応する制御データを記憶部より読出
し、各表示パネルユニットを制御するようにした請求項
3記載のマルチパネル式画像表示装置。 - 【請求項5】 各表示パネルユニット別に、前記システ
ム制御部よりのデータに基づいて前記拡大部よりの映像
信号の輝度および/またはコントラストを制御する輝度
/コントラスト制御部を設け、前記ガンマ補正制御部と
併用するようにした請求項1、請求項2、請求項3また
は請求項4記載のマルチパネル式画像表示装置。 - 【請求項6】 複数の表示パネルを組合せて一枚の画像
を表示するマルチパネル式画像表示装置において、前記
表示パネルをプラズマディスプレイパネルを用いて構成
し、各表示パネルユニット別に、映像信号の所要範囲を
拡大する拡大部と、拡大部よりの映像信号の平均輝度レ
ベルを検出する平均輝度レベル検出部と、前記プラズマ
ディスプレイパネルの温度を検出するパネル温度検出部
と、前記平均輝度レベル検出部よりのデータおよびパネ
ル温度検出部よりのデータを演算する演算部と、複数の
ガンマ補正係数を記憶するメモリ部と、前記演算部より
のデータに基づいてメモリ部より相応するガンマ補正係
数を読出し、前記拡大部よりの映像信号をガンマ補正す
るガンマ補正制御部と、ガンマ補正制御部よりのデータ
に基づいて表示する表示パネル部とを設けて構成したマ
ルチパネル式画像表示装置。 - 【請求項7】 前記平均輝度レベル検出部は、所要数の
平均輝度レベルの平均値を出力するものでなる請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請
求項6記載のマルチパネル式画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7007642A JPH08205056A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | マルチパネル式画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7007642A JPH08205056A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | マルチパネル式画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08205056A true JPH08205056A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11671489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7007642A Pending JPH08205056A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | マルチパネル式画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08205056A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100457526B1 (ko) * | 2002-06-22 | 2004-11-17 | 삼성전자주식회사 | 전압 보정 장치 및 방법 |
KR100516932B1 (ko) * | 1998-05-23 | 2005-12-26 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널을 이용한 다화면 표시장치 |
JP2007079530A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Samsung Sdi Co Ltd | 電界放出表示装置およびその駆動方法 |
CN100356420C (zh) * | 2001-04-26 | 2007-12-19 | 中华映管股份有限公司 | 改善等离子平面显示器上色温及色偏差的补偿方法 |
KR20170050621A (ko) * | 2015-10-30 | 2017-05-11 | 엘지디스플레이 주식회사 | 멀티비전 시스템 및 그 구동 방법 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP7007642A patent/JPH08205056A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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