JPH08202408A - ロボットラインの制御装置 - Google Patents
ロボットラインの制御装置Info
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- JPH08202408A JPH08202408A JP7010944A JP1094495A JPH08202408A JP H08202408 A JPH08202408 A JP H08202408A JP 7010944 A JP7010944 A JP 7010944A JP 1094495 A JP1094495 A JP 1094495A JP H08202408 A JPH08202408 A JP H08202408A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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- Programmable Controllers (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Safety Devices In Control Systems (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Control By Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プレスハンドリングロボットラインにおいて、
ライン上に空き工程がある場合でも、ラインの切り換え
を簡単に実行できるようにして、ライン全体の生産性を
向上させるようにする。 【構成】セルの組み合わせによる動作パターンをパター
ン記憶部3に複数記憶しておき、作業者により動作パタ
ーンの一つが選択されたときは、ライン設定部4で前記
選択された動作パターンに従ってラインの構成要件の設
定を行うようにした。
ライン上に空き工程がある場合でも、ラインの切り換え
を簡単に実行できるようにして、ライン全体の生産性を
向上させるようにする。 【構成】セルの組み合わせによる動作パターンをパター
ン記憶部3に複数記憶しておき、作業者により動作パタ
ーンの一つが選択されたときは、ライン設定部4で前記
選択された動作パターンに従ってラインの構成要件の設
定を行うようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークを加工するプ
レスと、該プレスへのワークの搬入および搬出を行うハ
ンドリングロボットとを組み合わせたプレスハンドリン
グロボットラインの制御装置に関する。
レスと、該プレスへのワークの搬入および搬出を行うハ
ンドリングロボットとを組み合わせたプレスハンドリン
グロボットラインの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレスハンドリングロボットライン(以
下、ロボットラインという)は、各工程を担当する複数
台のプレスの間にハンドリングロボットを配置し、この
ハンドリングロボットにより各プレスへのワークの搬入
および搬出を行うことにより、ワークを連続的に加工す
るようにしたシステムである。
下、ロボットラインという)は、各工程を担当する複数
台のプレスの間にハンドリングロボットを配置し、この
ハンドリングロボットにより各プレスへのワークの搬入
および搬出を行うことにより、ワークを連続的に加工す
るようにしたシステムである。
【0003】複数のn工程(n>2)からなるロボット
ラインにおいては、ワークの加工に必要な工程数がm工
程(1<m<n)である場合、n−m工程分の空きが発
生する。そこで、従来は加工を必要としない工程のプレ
ス内にワークを一度搬入し、プレス加工をせずに搬出す
ることによって工程数の調整を行うか、あるいはn−m
工程分のプレスおよびハンドリングロボットをラインの
制御下から切り放し、停止もしくは人的作業によってプ
レス加工を行っていた。
ラインにおいては、ワークの加工に必要な工程数がm工
程(1<m<n)である場合、n−m工程分の空きが発
生する。そこで、従来は加工を必要としない工程のプレ
ス内にワークを一度搬入し、プレス加工をせずに搬出す
ることによって工程数の調整を行うか、あるいはn−m
工程分のプレスおよびハンドリングロボットをラインの
制御下から切り放し、停止もしくは人的作業によってプ
レス加工を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たn工程のロボットラインでm工程の作業を行った場合
には、ライン上で稼働しないn−m工程分のプレスおよ
びハンドリングロボット等の搬送機材資源を停止、もし
くは一部の機能を停止することになるため、n工程ライ
ン全体としての生産性が低下するという問題点があっ
た。なお、ラインを途中で分割して、それぞれ別のライ
ンとして使用することもできるが、従来のロボットライ
ンはワークの流れ方向(作業方向)が一定方向、もしく
はライン全体として順方向または逆方向に切り換える方
式であるため、初めに設置したn工程のラインを設置工
事し直すことなしには、2以上の全く別のラインとして
分割して使用することはできなかった。また、ラインの
切り換えには専門知識が必要であったため、専門知識を
持たない作業者ではラインの構築に時間がかかるという
問題点があった。
たn工程のロボットラインでm工程の作業を行った場合
には、ライン上で稼働しないn−m工程分のプレスおよ
びハンドリングロボット等の搬送機材資源を停止、もし
くは一部の機能を停止することになるため、n工程ライ
ン全体としての生産性が低下するという問題点があっ
た。なお、ラインを途中で分割して、それぞれ別のライ
ンとして使用することもできるが、従来のロボットライ
ンはワークの流れ方向(作業方向)が一定方向、もしく
はライン全体として順方向または逆方向に切り換える方
式であるため、初めに設置したn工程のラインを設置工
事し直すことなしには、2以上の全く別のラインとして
分割して使用することはできなかった。また、ラインの
切り換えには専門知識が必要であったため、専門知識を
持たない作業者ではラインの構築に時間がかかるという
問題点があった。
【0005】一方、従来のロボットラインでは、生産
(自動運転)中に搬送ミスなどの異常が発生した場合
は、ライン全体を非常停止させ、人手により障害原因を
取り除く作業を行っていた。この場合、ライン上には多
数の仕掛かりワークが発生するため、人手作業等により
残りの工程の作業を行うとともに、ライン内の全ロボッ
トを作業元位置に手動で復帰させてからラインの再起動
を行っていた。このように、従来のロボットラインでは
異常発生によりラインを非常停止させると、仕掛かりワ
ークの処理や復帰作業に手間と時間がかかるため、生産
性や作業性が悪くなるという問題点があった。
(自動運転)中に搬送ミスなどの異常が発生した場合
は、ライン全体を非常停止させ、人手により障害原因を
取り除く作業を行っていた。この場合、ライン上には多
数の仕掛かりワークが発生するため、人手作業等により
残りの工程の作業を行うとともに、ライン内の全ロボッ
トを作業元位置に手動で復帰させてからラインの再起動
を行っていた。このように、従来のロボットラインでは
異常発生によりラインを非常停止させると、仕掛かりワ
ークの処理や復帰作業に手間と時間がかかるため、生産
性や作業性が悪くなるという問題点があった。
【0006】この発明は、ワークの加工に空き工程が存
在するような場合でも、ラインの切り換えを簡単に実行
できるようにし、ライン全体の生産性を向上させるよう
にしたロボットラインの制御装置を提供することを目的
とする。
在するような場合でも、ラインの切り換えを簡単に実行
できるようにし、ライン全体の生産性を向上させるよう
にしたロボットラインの制御装置を提供することを目的
とする。
【0007】また、非常停止が発生した場合でも、仕掛
かりワークの処理や、復帰作業にかかる手間と時間を減
らし、ライン全体の生産性や作業性を向上させるように
したロボットラインの制御装置を提供することを目的と
する。
かりワークの処理や、復帰作業にかかる手間と時間を減
らし、ライン全体の生産性や作業性を向上させるように
したロボットラインの制御装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるロボ
ットラインの制御装置は、プレスと、当該プレスに対応
したハンドリングロボットと、ロボットプログラムに基
づいて前記プレスとハンドリングロボットの動作を制御
する制御装置とからなるセルを複数備えるとともに、こ
れらセルの動作を一括して制御する集中制御装置を備え
たロボットラインにおいて、セルの組み合わせによる動
作パターンを複数記憶するパターン記憶手段と、前記パ
ターン記憶手段に複数記憶されている動作パターンの一
つを選択するためのパターン選択手段と、任意のセルの
組み合わせを指定するためのセル指定手段と、前記パタ
ーン選択手段で選択された動作パターン、または前記セ
ル指定手段で指定されたセルの組み合わせによる動作パ
ターンに従って、ラインの構成要件を設定するライン設
定手段とを備えたことを特徴とする。
ットラインの制御装置は、プレスと、当該プレスに対応
したハンドリングロボットと、ロボットプログラムに基
づいて前記プレスとハンドリングロボットの動作を制御
する制御装置とからなるセルを複数備えるとともに、こ
れらセルの動作を一括して制御する集中制御装置を備え
たロボットラインにおいて、セルの組み合わせによる動
作パターンを複数記憶するパターン記憶手段と、前記パ
ターン記憶手段に複数記憶されている動作パターンの一
つを選択するためのパターン選択手段と、任意のセルの
組み合わせを指定するためのセル指定手段と、前記パタ
ーン選択手段で選択された動作パターン、または前記セ
ル指定手段で指定されたセルの組み合わせによる動作パ
ターンに従って、ラインの構成要件を設定するライン設
定手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】第2の発明に係わるロボットラインの制御
装置は、プレスと、当該プレスに対応したハンドリング
ロボットと、ロボットプログラムに基づいて前記プレス
とハンドリングロボットの動作を制御する制御装置とか
らなるセルを複数備えるとともに、当該セルの動作を一
括して制御する集中制御装置を備え、前記セル間にワー
クの受け渡しを行う置台を配設したロボットラインにお
いて、異常が発生したセルを停止する停止手段と、異常
が発生したセルより上工程の各セルについて、各セル毎
に工程を完了し、ハンドリングロボットを原位置に移動
して停止する1サイクル停止手段と、異常が発生したセ
ルより下工程のセル内にある全てのワークを全て最終工
程まで順次処理し、下工程内のハンドリングロボットを
原位置に移動して停止する払い出し手段とを備えたこと
を特徴とする。
装置は、プレスと、当該プレスに対応したハンドリング
ロボットと、ロボットプログラムに基づいて前記プレス
とハンドリングロボットの動作を制御する制御装置とか
らなるセルを複数備えるとともに、当該セルの動作を一
括して制御する集中制御装置を備え、前記セル間にワー
クの受け渡しを行う置台を配設したロボットラインにお
いて、異常が発生したセルを停止する停止手段と、異常
が発生したセルより上工程の各セルについて、各セル毎
に工程を完了し、ハンドリングロボットを原位置に移動
して停止する1サイクル停止手段と、異常が発生したセ
ルより下工程のセル内にある全てのワークを全て最終工
程まで順次処理し、下工程内のハンドリングロボットを
原位置に移動して停止する払い出し手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0010】第3の発明に係わるロボットラインの制御
装置は、プレスと、当該プレスに対応したハンドリング
ロボットと、ロボットプログラムに基づいて前記プレス
とハンドリングロボットの動作を制御する制御装置とか
らなるセルを複数備えるとともに、当該セルの動作を一
括して制御する集中制御装置を備え、前記セル間にワー
クの受け渡しを行う置台を配設したロボットラインにお
いて、異常が発生した工程のセルを停止する停止手段
と、異常が発生した工程のセル以外の各セルについて、
各セル毎に工程を完了し、ハンドリングロボットを原位
置に移動して停止する1サイクル停止手段とを備えたこ
とを特徴とする。
装置は、プレスと、当該プレスに対応したハンドリング
ロボットと、ロボットプログラムに基づいて前記プレス
とハンドリングロボットの動作を制御する制御装置とか
らなるセルを複数備えるとともに、当該セルの動作を一
括して制御する集中制御装置を備え、前記セル間にワー
クの受け渡しを行う置台を配設したロボットラインにお
いて、異常が発生した工程のセルを停止する停止手段
と、異常が発生した工程のセル以外の各セルについて、
各セル毎に工程を完了し、ハンドリングロボットを原位
置に移動して停止する1サイクル停止手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明に係わるロボットラインの制御装置
では、パターン選択手段によりパターン記憶手段に記憶
されている動作パターンの中から適切なものを選択する
か、あるいはセル指定手段で任意のセルの組み合わせに
よる動作パターンを指定すると、選択または指定された
パターンに従ってライン設定手段によりラインの構成要
件が設定されるため、専門知識を持たない作業者であっ
ても、簡単な操作によりラインの切り換えを行うことが
できる。
では、パターン選択手段によりパターン記憶手段に記憶
されている動作パターンの中から適切なものを選択する
か、あるいはセル指定手段で任意のセルの組み合わせに
よる動作パターンを指定すると、選択または指定された
パターンに従ってライン設定手段によりラインの構成要
件が設定されるため、専門知識を持たない作業者であっ
ても、簡単な操作によりラインの切り換えを行うことが
できる。
【0012】第2の発明に係わるロボットラインの制御
装置では、生産中に異常が発生した場合でも、異常が発
生したセルより下工程では1サイクル停止手段によりワ
ークが最終工程まで処理されるため、ワークは全て完品
として搬出されることになる。したがって、運転中に異
常が発生した場合でも、ライン内での仕掛かりワークの
発生を著しく減少させることができる。また、ハンドリ
ングロボットを作業元位置へ手動復帰させる作業も原則
的に異常発生工程のロボット1台のみとなるため、作業
者による復帰作業の手間を軽減することができる。
装置では、生産中に異常が発生した場合でも、異常が発
生したセルより下工程では1サイクル停止手段によりワ
ークが最終工程まで処理されるため、ワークは全て完品
として搬出されることになる。したがって、運転中に異
常が発生した場合でも、ライン内での仕掛かりワークの
発生を著しく減少させることができる。また、ハンドリ
ングロボットを作業元位置へ手動復帰させる作業も原則
的に異常発生工程のロボット1台のみとなるため、作業
者による復帰作業の手間を軽減することができる。
【0013】第3の発明に係わるロボットラインの制御
装置では、異常が発生したセル以外の全てのセルが1サ
イクル停止手段により制御されるため、ワークは最終工
程まで処理されることになる。したがって、ハンドリン
グロボットを作業元位置へ手動復帰させる作業は原則的
に異常発生工程のロボット1台のみとなり、作業者によ
る復帰作業の手間を軽減することができる。
装置では、異常が発生したセル以外の全てのセルが1サ
イクル停止手段により制御されるため、ワークは最終工
程まで処理されることになる。したがって、ハンドリン
グロボットを作業元位置へ手動復帰させる作業は原則的
に異常発生工程のロボット1台のみとなり、作業者によ
る復帰作業の手間を軽減することができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明に係わるロボットラインの制
御装置の一実施例を図面を参照しながら説明する。
御装置の一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0015】実施例1 図2は、この発明に係わるロボットラインの制御装置を
適用したロボットラインの概略構成図である。
適用したロボットラインの概略構成図である。
【0016】このロボットライン100は、5つのセル
11〜15、4つの中間置き台16〜19、ワーク搬入
機21、ワーク搬出機22、集中制御装置23、集中制
御盤24により構成されている。
11〜15、4つの中間置き台16〜19、ワーク搬入
機21、ワーク搬出機22、集中制御装置23、集中制
御盤24により構成されている。
【0017】セル11〜15は、ワークの加工を行うた
めの作業単位であり、ハンドリングロボット、プレス、
ロボットコントローラ、操作盤から構成されている。
めの作業単位であり、ハンドリングロボット、プレス、
ロボットコントローラ、操作盤から構成されている。
【0018】ハンドリングロボット31〜35は、プレ
スへのワークの搬入および搬出動作がソフトウェアの設
定変更により任意に制御可能であり、かつ人手作業時に
は作業の障害にならないように退避可能なロボットであ
る。この実施例ではハンドリングロボット31〜35と
して双腕ロボット(例、搬入ロボット31a、搬出ロボ
ット31b)を用いている。なお、ハンドリングロボッ
トは双腕ロボットだけでなく、関節ロボットであれば、
どのようなものであってもよい。
スへのワークの搬入および搬出動作がソフトウェアの設
定変更により任意に制御可能であり、かつ人手作業時に
は作業の障害にならないように退避可能なロボットであ
る。この実施例ではハンドリングロボット31〜35と
して双腕ロボット(例、搬入ロボット31a、搬出ロボ
ット31b)を用いている。なお、ハンドリングロボッ
トは双腕ロボットだけでなく、関節ロボットであれば、
どのようなものであってもよい。
【0019】ロボットコントローラ41〜45は、シー
ケンサのロボットプログラムに基づいてハンドリングロ
ボット31〜35の動作を制御する。
ケンサのロボットプログラムに基づいてハンドリングロ
ボット31〜35の動作を制御する。
【0020】操作盤61〜65は、セル単位の動作内容
を入力するための入力手段であり、対応するロボットコ
ントローラ41〜45と接続されている。操作盤とロボ
ットコントローラは、ハンドリングロボットとプレス、
および他のセルや周辺装置とI/O信号をやり取りでき
るものであれば、プログラマブルコントローラでもパソ
コンでもよい。
を入力するための入力手段であり、対応するロボットコ
ントローラ41〜45と接続されている。操作盤とロボ
ットコントローラは、ハンドリングロボットとプレス、
および他のセルや周辺装置とI/O信号をやり取りでき
るものであれば、プログラマブルコントローラでもパソ
コンでもよい。
【0021】この実施例では、5工程のセルを直線的に
配置し、これらを順に1工程セル(ハンドリングロボッ
ト31a、31b、ロボットコントローラ41、プレス
51、操作盤61)、2工程セル(ハンドリングロボッ
ト32a、32b、ロボットコントローラ42、プレス
52、操作盤62)、…5工程セル(ハンドリングロボ
ット35a、35b、ロボットコントローラ45、プレ
ス55、操作盤65)としている。ここで、1工程セル
はセル1、2工程セルはセル2、3工程セルはセル3、
4工程セルはセル4、5工程セルはセル5にそれぞれ対
応している。
配置し、これらを順に1工程セル(ハンドリングロボッ
ト31a、31b、ロボットコントローラ41、プレス
51、操作盤61)、2工程セル(ハンドリングロボッ
ト32a、32b、ロボットコントローラ42、プレス
52、操作盤62)、…5工程セル(ハンドリングロボ
ット35a、35b、ロボットコントローラ45、プレ
ス55、操作盤65)としている。ここで、1工程セル
はセル1、2工程セルはセル2、3工程セルはセル3、
4工程セルはセル4、5工程セルはセル5にそれぞれ対
応している。
【0022】なお、セルの配置は図2で示すような直線
的配置である必要はなく、作業内容に応じて適宜レイア
ウトを変更できることはいうまでもない。
的配置である必要はなく、作業内容に応じて適宜レイア
ウトを変更できることはいうまでもない。
【0023】1工程セルの左側にはワーク搬入機21が
配設されており、このワーク搬入機21から1工程セル
に図示せぬワークが供給される。また、5工程セルの右
側には、例えばベルトコンベアなどのワーク搬出機22
が配設されており、5工程セルで加工されたワークは、
このワーク搬出機22により所定位置まで搬出される。
さらに、各セルの間には、ワークの受け渡しを行うため
の中間置き台16〜19が配設されている。
配設されており、このワーク搬入機21から1工程セル
に図示せぬワークが供給される。また、5工程セルの右
側には、例えばベルトコンベアなどのワーク搬出機22
が配設されており、5工程セルで加工されたワークは、
このワーク搬出機22により所定位置まで搬出される。
さらに、各セルの間には、ワークの受け渡しを行うため
の中間置き台16〜19が配設されている。
【0024】図2で示したロボットライン100では、
ワークが1工程セルから5工程セルに順に運ばれながら
加工されるラインを示している。これによると、搬入ロ
ボット31aによりワーク搬入機21から1工程セルの
プレス51に搬入されたワークは、プレス51でプレス
加工された後、搬出ロボット31bにより次工程上の所
定の位置である中間置き台16まで搬出される。そし
て、5工程セルまでの中間工程では、中間置き台から中
間置き台までの間にプレス加工がなされ、5工程セルま
で進んだワークは、プレス55でプレス加工された後、
搬出ロボット35bによりワーク搬出機22の位置まで
搬出される。
ワークが1工程セルから5工程セルに順に運ばれながら
加工されるラインを示している。これによると、搬入ロ
ボット31aによりワーク搬入機21から1工程セルの
プレス51に搬入されたワークは、プレス51でプレス
加工された後、搬出ロボット31bにより次工程上の所
定の位置である中間置き台16まで搬出される。そし
て、5工程セルまでの中間工程では、中間置き台から中
間置き台までの間にプレス加工がなされ、5工程セルま
で進んだワークは、プレス55でプレス加工された後、
搬出ロボット35bによりワーク搬出機22の位置まで
搬出される。
【0025】各セルのハンドリングロボットとプレスの
動作は、対応するロボットコントローラのロボットプロ
グラムによりセル単位に制御されている。さらに、上述
した5つのセルによる一連の動作は、集中制御装置23
のシステムプログラム(全体統括プログラム)により一
括して制御されている。
動作は、対応するロボットコントローラのロボットプロ
グラムによりセル単位に制御されている。さらに、上述
した5つのセルによる一連の動作は、集中制御装置23
のシステムプログラム(全体統括プログラム)により一
括して制御されている。
【0026】この実施例のロボットライン100では、
集中操作盤24からセルの組み合わせによる動作パター
ンを入力することによって、集中制御装置23での制御
範囲を適宜変更することができる。集中操作盤24から
入力するセルの動作パターンは、あらかじめ所定の組み
合わせによる動作パターンを複数種用意しておき、これ
らの中から選択するようにしてもよいし、任意のセルを
指定して、その組み合わせによる動作パターンを設定す
るようにしてもよい。なお、集中制御装置23での選択
と操作盤からの操作により、該当セルの集中制御装置2
3からの制御を、ライン(複数台)運転、セル単体運
転、人手作業に切り換えることができる。
集中操作盤24からセルの組み合わせによる動作パター
ンを入力することによって、集中制御装置23での制御
範囲を適宜変更することができる。集中操作盤24から
入力するセルの動作パターンは、あらかじめ所定の組み
合わせによる動作パターンを複数種用意しておき、これ
らの中から選択するようにしてもよいし、任意のセルを
指定して、その組み合わせによる動作パターンを設定す
るようにしてもよい。なお、集中制御装置23での選択
と操作盤からの操作により、該当セルの集中制御装置2
3からの制御を、ライン(複数台)運転、セル単体運
転、人手作業に切り換えることができる。
【0027】各ロボットコントローラのシーケンサには
非常停止回路が設けられている。この非常停止回路は各
セル単位で集中制御装置23と直接接続されており、他
のセルの状態に関係なく、必要なときに選択的に相互に
非常停止がかかるようになっている。例えば、図2に例
示したセルの組み合わせによる動作パターンでは、セル
1からセル5までのセルの非常停止機構が接続され、仮
に2工程セルで非常停止をかけると、全工程で非常停止
がかかる。この非常停止機構は、例えばプログラマブル
コントローラのラダー回路を適宜設定し、選択すること
で実現することができる。
非常停止回路が設けられている。この非常停止回路は各
セル単位で集中制御装置23と直接接続されており、他
のセルの状態に関係なく、必要なときに選択的に相互に
非常停止がかかるようになっている。例えば、図2に例
示したセルの組み合わせによる動作パターンでは、セル
1からセル5までのセルの非常停止機構が接続され、仮
に2工程セルで非常停止をかけると、全工程で非常停止
がかかる。この非常停止機構は、例えばプログラマブル
コントローラのラダー回路を適宜設定し、選択すること
で実現することができる。
【0028】集中操作盤24には、ワーク搬入機21、
ワーク搬出機22の設置箇所および設置数、ワークの流
れ方向、各ラインの工程数、ワークの流れる方向などの
条件が一覧形式で表示される。使用者は、あらかじめ設
定された動作パターンの中から1つを選択するか、もし
くは上述した各項目について必要な条件を入力する。集
中操作盤24でセルの動作パターンを選択すると、集中
制御装置23での非常停止機構の動作パターンも同時に
設定される。
ワーク搬出機22の設置箇所および設置数、ワークの流
れ方向、各ラインの工程数、ワークの流れる方向などの
条件が一覧形式で表示される。使用者は、あらかじめ設
定された動作パターンの中から1つを選択するか、もし
くは上述した各項目について必要な条件を入力する。集
中操作盤24でセルの動作パターンを選択すると、集中
制御装置23での非常停止機構の動作パターンも同時に
設定される。
【0029】セルの動作パターンが選択または条件が入
力されて、各構成要素の同一の非常停止回路を持つ制御
的グループ分け(組み合わせの選択)が行われると、組
み合わせ毎の「状態の確認」、「作業開始準備」、「作
業開始条件の設定」、「作業プログラムの選択」、「作
業開始、作業終了、一時停止操作」、「生産状態管
理」、「以上発生時の処理、復帰」などは、集中操作盤
24から一括して同時に操作されることになる。
力されて、各構成要素の同一の非常停止回路を持つ制御
的グループ分け(組み合わせの選択)が行われると、組
み合わせ毎の「状態の確認」、「作業開始準備」、「作
業開始条件の設定」、「作業プログラムの選択」、「作
業開始、作業終了、一時停止操作」、「生産状態管
理」、「以上発生時の処理、復帰」などは、集中操作盤
24から一括して同時に操作されることになる。
【0030】一方、セル以外の構成要素であるワーク搬
入機21、中間置き台16〜19、ワーク搬出機22の
状態に関する情報(信号)は、これらの構成要素に接続
している各セルのロボットコントローラ41〜45から
集中制御装置23に送られ、この集中制御装置23から
必要なセルに伝送されることになる。これによれば、各
セル単位で直接接続されていない構成要素についても、
あたかも直接接続されているかのように必要な信号の処
理を行うことができる。
入機21、中間置き台16〜19、ワーク搬出機22の
状態に関する情報(信号)は、これらの構成要素に接続
している各セルのロボットコントローラ41〜45から
集中制御装置23に送られ、この集中制御装置23から
必要なセルに伝送されることになる。これによれば、各
セル単位で直接接続されていない構成要素についても、
あたかも直接接続されているかのように必要な信号の処
理を行うことができる。
【0031】図1は、上述した集中制御装置23と集中
操作盤24の機能的な構成を示すブロック図である。集
中操作盤24は入力部1、表示部2により構成され、集
中制御装置23はパターン記憶部3、ライン設定部4、
入力条件記憶部5、プログラムメモリ6、制御部7によ
り構成されている。
操作盤24の機能的な構成を示すブロック図である。集
中操作盤24は入力部1、表示部2により構成され、集
中制御装置23はパターン記憶部3、ライン設定部4、
入力条件記憶部5、プログラムメモリ6、制御部7によ
り構成されている。
【0032】入力部1は、セルの動作制御を行うために
必要な情報を入力する部分である。この入力部1は、後
述のパターン記憶部3に複数記憶されているセルの動作
パターンの一つを選択する機能としてのパターン選択部
と、任意のセルの組み合わせによる動作パターンを指定
するセル指定手段としての機能を備えている。
必要な情報を入力する部分である。この入力部1は、後
述のパターン記憶部3に複数記憶されているセルの動作
パターンの一つを選択する機能としてのパターン選択部
と、任意のセルの組み合わせによる動作パターンを指定
するセル指定手段としての機能を備えている。
【0033】表示部2は、セルの動作制御を行うために
必要な情報を表示する部分である。この表示部2は、後
述のパターン記憶部3に記憶されているセルの動作パタ
ーンに対応する識別子を画面上に表示するとともに、当
該表示された識別子の一つが画面上で選択されたとき
は、当該識別子に対応するセルの動作パターンを特定し
て、制御部7に通知する。
必要な情報を表示する部分である。この表示部2は、後
述のパターン記憶部3に記憶されているセルの動作パタ
ーンに対応する識別子を画面上に表示するとともに、当
該表示された識別子の一つが画面上で選択されたとき
は、当該識別子に対応するセルの動作パターンを特定し
て、制御部7に通知する。
【0034】パターン記憶部3は、あらかじめ設定され
たセルの組み合わせによる動作パターンを複数記憶して
いる。
たセルの組み合わせによる動作パターンを複数記憶して
いる。
【0035】ライン設定部4は、前記入力部1で選択さ
れたセルの動作パターン、または入力部1から入力され
たセルの組み合わせによる動作パターンに従って、後述
するワーク搬入機やワーク搬出機の設置箇所、ワークの
流れ方向、各ラインの工程数などのラインの構成要件の
設定を行う。
れたセルの動作パターン、または入力部1から入力され
たセルの組み合わせによる動作パターンに従って、後述
するワーク搬入機やワーク搬出機の設置箇所、ワークの
流れ方向、各ラインの工程数などのラインの構成要件の
設定を行う。
【0036】入力条件記憶部5は、パターン記憶部3に
記憶されている動作パターンを使用しない場合に、入力
部1を通じて入力されたセルの組み合わせによる動作パ
ターンを記憶する。
記憶されている動作パターンを使用しない場合に、入力
部1を通じて入力されたセルの組み合わせによる動作パ
ターンを記憶する。
【0037】プログラムメモリ6は、選択された動作パ
ターンまたは入力された動作パターンに従って、ライン
全体の動作を制御するシステムプログラムを記憶してい
る。制御部7は、入力部1からの入力情報に従って上記
各部の制御を行うとともに、プログラムメモリ6に記憶
されているシステムプログラムの動作指令に基づいてラ
イン全体の動作を制御する。
ターンまたは入力された動作パターンに従って、ライン
全体の動作を制御するシステムプログラムを記憶してい
る。制御部7は、入力部1からの入力情報に従って上記
各部の制御を行うとともに、プログラムメモリ6に記憶
されているシステムプログラムの動作指令に基づいてラ
イン全体の動作を制御する。
【0038】上述した集中操作盤24は、キーボードや
タッチパネルなどの入力インターフェース装置と、CR
Tなどのディスプレイ装置により構成される。また、集
中制御装置23は、CPU(中央処理装置)、ROM、
RAM、バッファメモリ、I/Oポートなどを主要構成
要素とする回路により構成される。
タッチパネルなどの入力インターフェース装置と、CR
Tなどのディスプレイ装置により構成される。また、集
中制御装置23は、CPU(中央処理装置)、ROM、
RAM、バッファメモリ、I/Oポートなどを主要構成
要素とする回路により構成される。
【0039】次に、セルの動作パターンを変更する場合
の集中制御装置23と集中操作盤24における処理の流
れを図3〜図6のフローチャートを用いて説明する。な
お、説明に先立って、集中操作盤24の表示部2には機
能選択画面が表示されているものとする。
の集中制御装置23と集中操作盤24における処理の流
れを図3〜図6のフローチャートを用いて説明する。な
お、説明に先立って、集中操作盤24の表示部2には機
能選択画面が表示されているものとする。
【0040】機能選択画面で「動作パターン」の項目が
選択されると、制御部7は動作パターンの変更が可能な
状態とし(図3のステップ101〜ステップ103)、
対象ラインy0 の初期化(y0 =1)を行う(ステップ
104)。そして、あらかじめ設定されたセルの動作パ
ターン(ここではプリセットパターンという)の使用が
指示されているときは、パターン記憶部3からプリセッ
トパターンを取り出して、表示部2に表示する(ステッ
プ105、ステップ106)。使用者は画面上に表示さ
れたプリセットパターンの中から一つを選択する。
選択されると、制御部7は動作パターンの変更が可能な
状態とし(図3のステップ101〜ステップ103)、
対象ラインy0 の初期化(y0 =1)を行う(ステップ
104)。そして、あらかじめ設定されたセルの動作パ
ターン(ここではプリセットパターンという)の使用が
指示されているときは、パターン記憶部3からプリセッ
トパターンを取り出して、表示部2に表示する(ステッ
プ105、ステップ106)。使用者は画面上に表示さ
れたプリセットパターンの中から一つを選択する。
【0041】ライン設定部4は、使用者が選択したプリ
セットパターンが適正であるときは(ステップ107、
ステップ108)、選択されたプリセットパターンに設
定されている条件に基づいて、ワーク搬入機との接続セ
ル、ワーク搬出機との接続セル、ワークの流れ方向、各
中間台とセルの接続関係、非常停止範囲の決定を行う
(ステップ109〜図4のステップ110〜ステップ1
14)。
セットパターンが適正であるときは(ステップ107、
ステップ108)、選択されたプリセットパターンに設
定されている条件に基づいて、ワーク搬入機との接続セ
ル、ワーク搬出機との接続セル、ワークの流れ方向、各
中間台とセルの接続関係、非常停止範囲の決定を行う
(ステップ109〜図4のステップ110〜ステップ1
14)。
【0042】制御部7は、ライン設定部4での設定内容
を各セルに伝送し、各セルからの信号の受領を確認する
と、各セルと集中制御装置23との間での通信を開始す
る(ステップ115〜ステップ117)。
を各セルに伝送し、各セルからの信号の受領を確認する
と、各セルと集中制御装置23との間での通信を開始す
る(ステップ115〜ステップ117)。
【0043】一方、ステップ105でプリセットパター
ンの使用が指示されていないときは、使用者からの条件
の入力を受け付ける。
ンの使用が指示されていないときは、使用者からの条件
の入力を受け付ける。
【0044】対象ラインy0 のワーク搬入機設定の入力
と、ワーク搬出機設定の入力をそれぞれ入力条件記憶部
5に記憶する(図5のステップ118〜ステップ12
3)。続いて、残り資源の計算を行い(ステップ12
4)、次ラインの設定が可能で、かつ次ライン設定の実
施が指示されているときは(ステップ125、ステップ
126)、対象ラインy0 をy0 +1とし(ステップ1
27)、再度ステップ118からの処理を実施する。ま
た、ステップ125で次ラインの設定ができないとき、
またはステップ126で次ラインの設定を実施しないと
きは、x=1(x:セルNo.)、y=1(y:ライン
No.)とし(図6のステップ128、ステップ12
9)、x工程セルはラインyの制御下にあるかどうかを
判断する(ステップ130)。x工程セルがラインyの
制御下にあるときは、x工程セル、ラインyを設定し
(ステップ131)、x≧n(n:ラインを構成してい
るセル数)かどうかを判断する(ステップ132)。こ
こで、x≧nであれば図4のステップ110に進み、x
≧nでなければx=x+1として(ステップ133)、
ステップ129に進む。
と、ワーク搬出機設定の入力をそれぞれ入力条件記憶部
5に記憶する(図5のステップ118〜ステップ12
3)。続いて、残り資源の計算を行い(ステップ12
4)、次ラインの設定が可能で、かつ次ライン設定の実
施が指示されているときは(ステップ125、ステップ
126)、対象ラインy0 をy0 +1とし(ステップ1
27)、再度ステップ118からの処理を実施する。ま
た、ステップ125で次ラインの設定ができないとき、
またはステップ126で次ラインの設定を実施しないと
きは、x=1(x:セルNo.)、y=1(y:ライン
No.)とし(図6のステップ128、ステップ12
9)、x工程セルはラインyの制御下にあるかどうかを
判断する(ステップ130)。x工程セルがラインyの
制御下にあるときは、x工程セル、ラインyを設定し
(ステップ131)、x≧n(n:ラインを構成してい
るセル数)かどうかを判断する(ステップ132)。こ
こで、x≧nであれば図4のステップ110に進み、x
≧nでなければx=x+1として(ステップ133)、
ステップ129に進む。
【0045】また、ステップ130でx工程セルがライ
ンyの制御下にないときは、y≧y0 (y:全ライン
数)かどうかを判断する(ステップ134)。ここで、
y≧y0 であれば、ライン設定部4はx工程セル単体で
ラインを設定し(ステップ136)、ステップ132に
進む。また、y≧y0 でなければy=y+1として(ス
テップ135)、ステップ130に進む。
ンyの制御下にないときは、y≧y0 (y:全ライン
数)かどうかを判断する(ステップ134)。ここで、
y≧y0 であれば、ライン設定部4はx工程セル単体で
ラインを設定し(ステップ136)、ステップ132に
進む。また、y≧y0 でなければy=y+1として(ス
テップ135)、ステップ130に進む。
【0046】次に、設定されたライン毎の起動(運転)
を行う場合の集中制御装置23と集中操作盤24におけ
る処理の流れを図7のフローチャートにより説明する。
なお、説明に先立って、集中操作盤24の表示部2には
機能選択画面が表示されているものとする。
を行う場合の集中制御装置23と集中操作盤24におけ
る処理の流れを図7のフローチャートにより説明する。
なお、説明に先立って、集中操作盤24の表示部2には
機能選択画面が表示されているものとする。
【0047】機能選択画面で起動すべき使用ラインN
o.が選択されると、制御部7は集中操作盤24の表示
部2に使用ラインの状態を表示する(ステップ201、
ステップ202)。次に、該当ラインが起動可能かどう
かを判断し(ステップ203)、ラインが起動可能でな
ければラインの状態を変更する(ステップ204)。ま
た、ステップ203でラインが起動可能であれば、集中
操作盤24の入力部1からのプログラム(ロボットプロ
グラム)No.の入力を受け付け(ステップ205)、
入力されたプログラムNo.が設定された動作パターン
に適正であれば(ステップ206)、集中操作盤24の
入力部1からの起動準備の選択を受け付ける(ステップ
207)。そして、起動準備が完了したかどうかを判断
し(ステップ208)、起動準備が完了していなければ
ステップ204へ進む。また、起動準備が完了していれ
ば、集中操作盤24の入力部1で試運転開始の操作が実
施されたかどうかを判断する(ステップ209)。ここ
で、試運転開始の操作が実施されたときは、試運転の設
定を行って、ラインを始動する(ステップ210、ステ
ップ211)。また、ステップ209で試運転開始の操
作が実施されていないときは、作業運転開始の操作が実
施されているかどうかを判断する(ステップ212)。
ここで、作業運転開始の操作が実施されているときは、
作業運転の設定を行って、ラインを始動する(ステップ
213、ステップ211)。
o.が選択されると、制御部7は集中操作盤24の表示
部2に使用ラインの状態を表示する(ステップ201、
ステップ202)。次に、該当ラインが起動可能かどう
かを判断し(ステップ203)、ラインが起動可能でな
ければラインの状態を変更する(ステップ204)。ま
た、ステップ203でラインが起動可能であれば、集中
操作盤24の入力部1からのプログラム(ロボットプロ
グラム)No.の入力を受け付け(ステップ205)、
入力されたプログラムNo.が設定された動作パターン
に適正であれば(ステップ206)、集中操作盤24の
入力部1からの起動準備の選択を受け付ける(ステップ
207)。そして、起動準備が完了したかどうかを判断
し(ステップ208)、起動準備が完了していなければ
ステップ204へ進む。また、起動準備が完了していれ
ば、集中操作盤24の入力部1で試運転開始の操作が実
施されたかどうかを判断する(ステップ209)。ここ
で、試運転開始の操作が実施されたときは、試運転の設
定を行って、ラインを始動する(ステップ210、ステ
ップ211)。また、ステップ209で試運転開始の操
作が実施されていないときは、作業運転開始の操作が実
施されているかどうかを判断する(ステップ212)。
ここで、作業運転開始の操作が実施されているときは、
作業運転の設定を行って、ラインを始動する(ステップ
213、ステップ211)。
【0048】次に、設定されたライン毎の非常停止を行
う場合の集中制御装置23と集中操作盤24における処
理の流れを図8のフローチャートにより説明する。な
お、説明に先立って、集中操作盤24の表示部2には機
能選択画面が表示されているものとする。
う場合の集中制御装置23と集中操作盤24における処
理の流れを図8のフローチャートにより説明する。な
お、説明に先立って、集中操作盤24の表示部2には機
能選択画面が表示されているものとする。
【0049】機能選択画面で停止ラインNo.が選択さ
れると(ステップ301)、制御部7は集中操作盤24
の入力部1からの停止操作を受け付ける(ステップ30
2)。そして、各セルに停止条件を出力して(ステップ
303)、ライン内で停止条件が成立するまで待機し
(ステップ304)、停止条件が成立したときには、ラ
イン内の全セルを非常停止とする(ステップ305)。
れると(ステップ301)、制御部7は集中操作盤24
の入力部1からの停止操作を受け付ける(ステップ30
2)。そして、各セルに停止条件を出力して(ステップ
303)、ライン内で停止条件が成立するまで待機し
(ステップ304)、停止条件が成立したときには、ラ
イン内の全セルを非常停止とする(ステップ305)。
【0050】次に、集中操作盤24での画面の表示例
と、各種機能の選択手順について説明する。
と、各種機能の選択手順について説明する。
【0051】図9は、各種機能を選択するための機能選
択画面の表示例を示している。この例では、メニュー画
面71上に表示された矩形枠のスイッチ72〜78に作
業者が直接触れることにより、表示されている機能の画
面に切り替えることができる。「動作パターン」72を
選択すると、後述する動作パターン選択画面に切り替わ
り、「モニタ」73を選択すると、動作パターン選択画
面で選択したパターンのモニタ画面に切り替えられる。
「ライン1起動」74ではライン1(順方向ライン)の
ジョブや生産目標等を設定し、システム起動をかける画
面が表示され、「ライン1準備」75ではライン1(順
方向ライン)の準備状況をモニタし、リセットする画面
(運転準備画面)が表示される。「ライン2起動」76
ではライン2(逆方向ライン)のジョブや生産目標等を
設定し、システム起動をかける画面が表示され、「ライ
ン2準備」77ではライン2(逆方向ライン)の準備状
況をモニタし、リセットする画面(運転準備画面)が表
示される。「異常」78では異常モニタ画面が表示され
る。
択画面の表示例を示している。この例では、メニュー画
面71上に表示された矩形枠のスイッチ72〜78に作
業者が直接触れることにより、表示されている機能の画
面に切り替えることができる。「動作パターン」72を
選択すると、後述する動作パターン選択画面に切り替わ
り、「モニタ」73を選択すると、動作パターン選択画
面で選択したパターンのモニタ画面に切り替えられる。
「ライン1起動」74ではライン1(順方向ライン)の
ジョブや生産目標等を設定し、システム起動をかける画
面が表示され、「ライン1準備」75ではライン1(順
方向ライン)の準備状況をモニタし、リセットする画面
(運転準備画面)が表示される。「ライン2起動」76
ではライン2(逆方向ライン)のジョブや生産目標等を
設定し、システム起動をかける画面が表示され、「ライ
ン2準備」77ではライン2(逆方向ライン)の準備状
況をモニタし、リセットする画面(運転準備画面)が表
示される。「異常」78では異常モニタ画面が表示され
る。
【0052】図10は、図9の「動作パターン」72を
選択したときの表示例を示している。作業者は、画面上
に表示されたナンバースイッチ81の中から、希望する
パターンナンバー(No.1〜No.11)に直接触れ
ることにより、作業工程に応じたセルの動作パターンを
選択することができる。パターンを選択した後、機能選
択画面表示スイッチ82に触れることにより、図9で示
した機能選択画面に戻すことができる。また、モニタス
イッチ83に触れると、選択したパターンのモニタ画面
(図示せず)に切り替えられる。
選択したときの表示例を示している。作業者は、画面上
に表示されたナンバースイッチ81の中から、希望する
パターンナンバー(No.1〜No.11)に直接触れ
ることにより、作業工程に応じたセルの動作パターンを
選択することができる。パターンを選択した後、機能選
択画面表示スイッチ82に触れることにより、図9で示
した機能選択画面に戻すことができる。また、モニタス
イッチ83に触れると、選択したパターンのモニタ画面
(図示せず)に切り替えられる。
【0053】図10において、矢印はワークの流れる方
向と工程数を表し、単独はセル単体で運転されるものを
表している。例えば、パターンのNo.1を選択する
と、図2で示したような1から5までのセルの動作パタ
ーンが設定されるとともに、1から5までの非常停止機
構が接続されることになる。この例では、例えば2工程
セルで非常停止をかけると全工程で非常停止がかかる。
また、No.4を選択した場合は、1から3までのセル
の動作パターンと非常停止機構が接続され、これとは独
立して4と5のセルの動作パターンと非常停止機構が接
続される。この例では、例えば4で非常停止がかかる
と、5も非常停止するが、1から3は運転を続けること
になる。また、No.4を選択した場合には、3工程セ
ルと4工程セルの間に図示せぬワーク搬出機が設置さ
れ、5工程セルの右側にはワーク搬出機ではなくワーク
搬入機が設置される。
向と工程数を表し、単独はセル単体で運転されるものを
表している。例えば、パターンのNo.1を選択する
と、図2で示したような1から5までのセルの動作パタ
ーンが設定されるとともに、1から5までの非常停止機
構が接続されることになる。この例では、例えば2工程
セルで非常停止をかけると全工程で非常停止がかかる。
また、No.4を選択した場合は、1から3までのセル
の動作パターンと非常停止機構が接続され、これとは独
立して4と5のセルの動作パターンと非常停止機構が接
続される。この例では、例えば4で非常停止がかかる
と、5も非常停止するが、1から3は運転を続けること
になる。また、No.4を選択した場合には、3工程セ
ルと4工程セルの間に図示せぬワーク搬出機が設置さ
れ、5工程セルの右側にはワーク搬出機ではなくワーク
搬入機が設置される。
【0054】これらワーク搬入機およびワーク搬出機の
設置は、セルの動作パターンに従って人手により適宜設
定される。すなわち作業者は、作業内容に応じてワーク
搬入機やワーク搬出機などの設置を行い、あらかじめ記
憶されている動作パターンの中から適正な動作パターン
を選択するか、または必要な条件を入力することによ
り、簡単に動作パターンの変更を行うことができる。
設置は、セルの動作パターンに従って人手により適宜設
定される。すなわち作業者は、作業内容に応じてワーク
搬入機やワーク搬出機などの設置を行い、あらかじめ記
憶されている動作パターンの中から適正な動作パターン
を選択するか、または必要な条件を入力することによ
り、簡単に動作パターンの変更を行うことができる。
【0055】なお、図10では説明を簡単にするため、
ワークの流れ方向、各ラインの工程数を選択できる画面
を例として示したが、実際の動作パターンの選択画面で
は、ワーク搬入機、ワーク搬出機の設置箇所および設置
数、ワークの流れ方向、各ラインの工程数などの条件を
選択することができる。
ワークの流れ方向、各ラインの工程数を選択できる画面
を例として示したが、実際の動作パターンの選択画面で
は、ワーク搬入機、ワーク搬出機の設置箇所および設置
数、ワークの流れ方向、各ラインの工程数などの条件を
選択することができる。
【0056】図11は、図9の「ライン1起動」74を
選択したときの表示例を示している。作業者は、画面上
に表示されたスイッチに触れることにより、ジョブや生
産目標等の設定や、システム起動をかけることができ
る。ここでは、主要なスイッチの機能について説明す
る。
選択したときの表示例を示している。作業者は、画面上
に表示されたスイッチに触れることにより、ジョブや生
産目標等の設定や、システム起動をかけることができ
る。ここでは、主要なスイッチの機能について説明す
る。
【0057】数値キー84は、設定すべき数値を入力す
るためのスイッチであり、生産目標はこの数値キー84
から入力することができる。また、数値項目変更キー8
5で「JOB No.」の項目に図示せぬカーソルを合
わせることにより、数値キー84からジョブナンバーを
入力することができる。さらに、「起動可」の表示部8
6が点灯しているときに、運転準備スイッチ87に触れ
ると、ロボットの制動が解除される。前記表示部86が
消灯しているときは、ライン1準備画面スイッチ90に
より再度準備画面を表示して、準備状況を確認する。試
運転始動スイッチ88または作業始動スイッチ89に触
れることにより、運転を開始することができる。なお、
他のライン(例えばライン2)を同時に起動する場合
は、選択スイッチ91でライン2の起動画面を表示し、
同様な操作を行うことにより起動することができる。
るためのスイッチであり、生産目標はこの数値キー84
から入力することができる。また、数値項目変更キー8
5で「JOB No.」の項目に図示せぬカーソルを合
わせることにより、数値キー84からジョブナンバーを
入力することができる。さらに、「起動可」の表示部8
6が点灯しているときに、運転準備スイッチ87に触れ
ると、ロボットの制動が解除される。前記表示部86が
消灯しているときは、ライン1準備画面スイッチ90に
より再度準備画面を表示して、準備状況を確認する。試
運転始動スイッチ88または作業始動スイッチ89に触
れることにより、運転を開始することができる。なお、
他のライン(例えばライン2)を同時に起動する場合
は、選択スイッチ91でライン2の起動画面を表示し、
同様な操作を行うことにより起動することができる。
【0058】ここでは、集中操作盤24をディスプレイ
装置とタッチパネルで構成した場合の表示例について説
明したが、集中操作盤24は動作パターンの表示と選
択、および各種の条件が入力可能なものであれば、この
実施例の構成に限定されるものではない。例えば、ディ
スプレイ装置とキーボードで構成したものでもよいし、
ハード的なスイッチやボタンなどで構成されるものでも
よい。
装置とタッチパネルで構成した場合の表示例について説
明したが、集中操作盤24は動作パターンの表示と選
択、および各種の条件が入力可能なものであれば、この
実施例の構成に限定されるものではない。例えば、ディ
スプレイ装置とキーボードで構成したものでもよいし、
ハード的なスイッチやボタンなどで構成されるものでも
よい。
【0059】上述した実施例1のロボットラインでは、
セルの動作パターンを画面上で選択または条件を入力す
ることにより、ライン上に設置されるワーク搬入機およ
びワーク搬出機の設置箇所、ワーク搬入機からのワーク
の流れ方向などを設定することができる。これによる
と、ラインの最終工程の位置や、ワーク搬入機およびワ
ーク搬出機の設置箇所、ワークの流れ方向を簡単な操作
で設定できるため、n工程ライン全体では、最大j(2
<j<n−m)工程のロボットラインおよび、1工程の
プレス加工ロボットセル、人手によるプレス加工を同時
に混在した状態で稼働せることが可能となる。したがっ
て、n工程で構成されるライン全体の生産性を向上させ
ることができる。
セルの動作パターンを画面上で選択または条件を入力す
ることにより、ライン上に設置されるワーク搬入機およ
びワーク搬出機の設置箇所、ワーク搬入機からのワーク
の流れ方向などを設定することができる。これによる
と、ラインの最終工程の位置や、ワーク搬入機およびワ
ーク搬出機の設置箇所、ワークの流れ方向を簡単な操作
で設定できるため、n工程ライン全体では、最大j(2
<j<n−m)工程のロボットラインおよび、1工程の
プレス加工ロボットセル、人手によるプレス加工を同時
に混在した状態で稼働せることが可能となる。したがっ
て、n工程で構成されるライン全体の生産性を向上させ
ることができる。
【0060】このように、動作パターンの変更実行時
に、ワーク搬入機などの機械的構成要素の配置変更を行
い、それらの条件に従って集中操作盤から適切な動作パ
ターンを選択することにより、専門知識を持たない作業
者であっても短時間で全く異なった生産ラインを構築す
ることができる。しかも、動作パターンの選択方法によ
っては、他の制御グループの稼働中に他の制御グループ
の変更を行うことができるため、ライン稼働中の生産性
の向上(資源の停止回避)はもちろんのこと、ライン停
止中まで含めた全体としての資源の停止回避を達成する
ことができる。
に、ワーク搬入機などの機械的構成要素の配置変更を行
い、それらの条件に従って集中操作盤から適切な動作パ
ターンを選択することにより、専門知識を持たない作業
者であっても短時間で全く異なった生産ラインを構築す
ることができる。しかも、動作パターンの選択方法によ
っては、他の制御グループの稼働中に他の制御グループ
の変更を行うことができるため、ライン稼働中の生産性
の向上(資源の停止回避)はもちろんのこと、ライン停
止中まで含めた全体としての資源の停止回避を達成する
ことができる。
【0061】また、設備導入時に設計的最大セル数k
(n<k)を想定して設計することによって、実際にラ
インへ導入するセル数nによらない設計を行うことがで
きる。これによると、ライン導入後のセル数の追加、削
減も設計的最大セル数kを越えない範囲であれば簡単に
実行することができる。
(n<k)を想定して設計することによって、実際にラ
インへ導入するセル数nによらない設計を行うことがで
きる。これによると、ライン導入後のセル数の追加、削
減も設計的最大セル数kを越えない範囲であれば簡単に
実行することができる。
【0062】さらに、作業時には1ライン上に複数の作
業形態を容易に構築できるため、ラインを構成するプレ
スが複数種類の機能を有する場合でも、ワークの加工開
始箇所や加工手順等の割り振りを比較的自由に設定する
ことができる。
業形態を容易に構築できるため、ラインを構成するプレ
スが複数種類の機能を有する場合でも、ワークの加工開
始箇所や加工手順等の割り振りを比較的自由に設定する
ことができる。
【0063】これらの特徴により、この発明に係わるロ
ボットラインの制御装置では、総合的な設計コストの軽
減を図ることが可能となる。
ボットラインの制御装置では、総合的な設計コストの軽
減を図ることが可能となる。
【0064】実施例2 上述した実施例1のロボットライン100では、運転中
に異常が発生すると、ライン全体が非常停止することに
なるため、ライン上には多数の仕掛かりワークが発生す
る。この実施例2では、非常停止がかかった場合の仕掛
かりワークの発生を減少するようにしたロボットライン
の制御装置について説明する。なお、実施例2のロボッ
トラインの構成は、実施例1(図2)と同じであるため
説明を省略する。
に異常が発生すると、ライン全体が非常停止することに
なるため、ライン上には多数の仕掛かりワークが発生す
る。この実施例2では、非常停止がかかった場合の仕掛
かりワークの発生を減少するようにしたロボットライン
の制御装置について説明する。なお、実施例2のロボッ
トラインの構成は、実施例1(図2)と同じであるため
説明を省略する。
【0065】図12は、実施例2における集中操作盤2
4と集中制御装置23の機能的な構成を示すブロック図
である。この実施例の集中制御装置23には、非常停止
制御部10が設けられている。その他の構成は図1と同
じであり、同一部分を同一符号で表す。
4と集中制御装置23の機能的な構成を示すブロック図
である。この実施例の集中制御装置23には、非常停止
制御部10が設けられている。その他の構成は図1と同
じであり、同一部分を同一符号で表す。
【0066】非常停止制御部10は、ラインで異常が発
生した場合のセルの動作を制御する部分であり、ライン
上での異常発生を検知した時には、異常の発生したセル
を特定するとともに、その異常の程度、種類によって次
の2種類の制御を行う。
生した場合のセルの動作を制御する部分であり、ライン
上での異常発生を検知した時には、異常の発生したセル
を特定するとともに、その異常の程度、種類によって次
の2種類の制御を行う。
【0067】1.全ラインに関わる異常 全ラインを非常停止とする処理を実行する。この非常停
止の処理では、対象となるロボットのサーボ機構を瞬時
に遮断し、プレスを含む他の機械を即時停止し、手動で
制動解除しない限り起動しないようにする。
止の処理では、対象となるロボットのサーボ機構を瞬時
に遮断し、プレスを含む他の機械を即時停止し、手動で
制動解除しない限り起動しないようにする。
【0068】2.特定のセルのみに発生した異常 異常が発生したセルのみを即時停止する処理と、異常が
発生したセルより上工程の各セルについて、各セル毎に
工程を完了し、ハンドリングロボットを元位置に移動し
て停止する1サイクル停止処理と、異常が発生したセル
より下工程のセル内にある全てのワークを全て最終工程
まで順次処理し、下工程内のハンドリングロボットを元
位置に移動して停止する払い出し処理を実行する。
発生したセルより上工程の各セルについて、各セル毎に
工程を完了し、ハンドリングロボットを元位置に移動し
て停止する1サイクル停止処理と、異常が発生したセル
より下工程のセル内にある全てのワークを全て最終工程
まで順次処理し、下工程内のハンドリングロボットを元
位置に移動して停止する払い出し処理を実行する。
【0069】すなわち、即時停止の処理では、対象とな
るロボットの動作を制御しているロボットプログラムの
実行を即時停止する。また、1サイクル停止処理では、
工程セル内にあるワークを次工程が開始可能な位置まで
処理した後、作業元位置に移動して停止する。払い出し
停止処理では、ライン内に投入されたワークを最終工程
まで順次処理し、仕掛かりワークをライン内に残さない
ようにする。
るロボットの動作を制御しているロボットプログラムの
実行を即時停止する。また、1サイクル停止処理では、
工程セル内にあるワークを次工程が開始可能な位置まで
処理した後、作業元位置に移動して停止する。払い出し
停止処理では、ライン内に投入されたワークを最終工程
まで順次処理し、仕掛かりワークをライン内に残さない
ようにする。
【0070】次に、ラインに異常が発生した場合の集中
制御装置23と集中操作盤24における処理の流れを図
13〜図15のフローチャートを用いて説明する。な
お、ここではnセルからなるラインにおいて、m番目の
セルのプレスをPm、搬入ロボットをRIm、搬入ロボ
ットをROmと表すものとする。
制御装置23と集中操作盤24における処理の流れを図
13〜図15のフローチャートを用いて説明する。な
お、ここではnセルからなるラインにおいて、m番目の
セルのプレスをPm、搬入ロボットをRIm、搬入ロボ
ットをROmと表すものとする。
【0071】非常停止制御部10は、ラインでの異常の
発生を確認すると、その異常が全ラインに関わる重大な
異常かどうかを判断する(図13のステップ401、ス
テップ402)。重大な異常であれば全ライン(P1〜
Pn、RI1〜RIn、RO1〜ROn)を非常停止と
し(ステップ403)、そうでなければ、プレスが元因
の異常かどうかを判断する(ステップ404)。原因が
プレスの異常であればステップ403へ進んで全ライン
を非常停止とし、そうでなければ、異常発生セルNo.
をmとして(ステップ405)、Ramがワーク搬入側
かどうかを判断する(ステップ406)。Ramがワー
ク搬入側であれば、RIm←Ram、ROm←Rbmと
し(ステップ407)、そうでなければ、RIm←Rb
m、ROm←Ramとする(ステップ408)。次に、
i←1とし(ステップ409)、i≧mかどうかを判断
する(ステップ410)。i≧mでなければ、RIiと
ROiをそれぞれ1サイクル停止とし(ステップ41
1、ステップ412)、i=i+1として(ステップ4
13)、ステップ410へ進む。
発生を確認すると、その異常が全ラインに関わる重大な
異常かどうかを判断する(図13のステップ401、ス
テップ402)。重大な異常であれば全ライン(P1〜
Pn、RI1〜RIn、RO1〜ROn)を非常停止と
し(ステップ403)、そうでなければ、プレスが元因
の異常かどうかを判断する(ステップ404)。原因が
プレスの異常であればステップ403へ進んで全ライン
を非常停止とし、そうでなければ、異常発生セルNo.
をmとして(ステップ405)、Ramがワーク搬入側
かどうかを判断する(ステップ406)。Ramがワー
ク搬入側であれば、RIm←Ram、ROm←Rbmと
し(ステップ407)、そうでなければ、RIm←Rb
m、ROm←Ramとする(ステップ408)。次に、
i←1とし(ステップ409)、i≧mかどうかを判断
する(ステップ410)。i≧mでなければ、RIiと
ROiをそれぞれ1サイクル停止とし(ステップ41
1、ステップ412)、i=i+1として(ステップ4
13)、ステップ410へ進む。
【0072】また、ステップ410でi≧mであれば、
RImが異常の原因かどうかを判断する(図14のステ
ップ414)。ここで、RImが異常の原因であれば、
RImを即時停止とし(ステップ415)、ROmの払
い出し停止を開始する(ステップ416)。また、ステ
ップ414でRImが異常の原因でなければ、ROmが
異常の原因かどうかを判断する(ステップ417)。こ
こで、ROmが異常の原因であれば、RImを1サイク
ル停止とし(ステップ418)、ROmを即時停止とす
る(ステップ419)。ROmが異常の原因でなけれ
ば、図13のステップ404へ進む。
RImが異常の原因かどうかを判断する(図14のステ
ップ414)。ここで、RImが異常の原因であれば、
RImを即時停止とし(ステップ415)、ROmの払
い出し停止を開始する(ステップ416)。また、ステ
ップ414でRImが異常の原因でなければ、ROmが
異常の原因かどうかを判断する(ステップ417)。こ
こで、ROmが異常の原因であれば、RImを1サイク
ル停止とし(ステップ418)、ROmを即時停止とす
る(ステップ419)。ROmが異常の原因でなけれ
ば、図13のステップ404へ進む。
【0073】さて、ステップ416でROmの払い出し
停止を開始した後、その完了を確認したとき(ステップ
420)、またはステップ419でROmを即時停止と
したときは、i=m+1として(ステップ421)、i
>mかどうかを判断する(ステップ422)。ここで、
i>mであれば、Raiがワーク搬入側かどうかを判断
する(ステップ423)。Raiがワーク搬入側であれ
ば、RIi←Rai、ROi←Rbiとし(ステップ4
24)、そうでなければ、RIi←Rbi、ROi←R
aiとする(ステップ425)。次に、RIiの払い出
し停止を開始し、その完了を確認すると(図15のステ
ップ426、ステップ427)、続いてROiの払い出
し停止を開始し、その完了を確認する(ステップ42
8、ステップ429)。そして、i=i+1として(ス
テップ430)、図14のステップ422へ進む。
停止を開始した後、その完了を確認したとき(ステップ
420)、またはステップ419でROmを即時停止と
したときは、i=m+1として(ステップ421)、i
>mかどうかを判断する(ステップ422)。ここで、
i>mであれば、Raiがワーク搬入側かどうかを判断
する(ステップ423)。Raiがワーク搬入側であれ
ば、RIi←Rai、ROi←Rbiとし(ステップ4
24)、そうでなければ、RIi←Rbi、ROi←R
aiとする(ステップ425)。次に、RIiの払い出
し停止を開始し、その完了を確認すると(図15のステ
ップ426、ステップ427)、続いてROiの払い出
し停止を開始し、その完了を確認する(ステップ42
8、ステップ429)。そして、i=i+1として(ス
テップ430)、図14のステップ422へ進む。
【0074】一方、ステップ422でi>mでないとき
は、全ラインのロボット(RI1〜RIn、RO1〜R
On)の作業終了を確認した後、全ラインのロボットを
作業元位置へ移動する(ステップ431、ステップ43
2)。
は、全ラインのロボット(RI1〜RIn、RO1〜R
On)の作業終了を確認した後、全ラインのロボットを
作業元位置へ移動する(ステップ431、ステップ43
2)。
【0075】これによると、生産中に異常が発生した場
合でも、異常が発生したセルより下工程では、ワークが
払い出しにより全て完品となるため、ライン内での仕掛
かりワークの発生を著しく減少させることができる。ま
た、ハンドリングロボットを作業元位置へ手動復帰させ
る作業も原則的に異常発生工程のロボット1台のみとな
るため、安全を確保しつつ作業者による作業の手間を軽
減することができる。このように、実施例2のロボット
ラインによれば、異常が発生した場合でも、ライン全体
としての生産性や作業性を向上させることができる。
合でも、異常が発生したセルより下工程では、ワークが
払い出しにより全て完品となるため、ライン内での仕掛
かりワークの発生を著しく減少させることができる。ま
た、ハンドリングロボットを作業元位置へ手動復帰させ
る作業も原則的に異常発生工程のロボット1台のみとな
るため、安全を確保しつつ作業者による作業の手間を軽
減することができる。このように、実施例2のロボット
ラインによれば、異常が発生した場合でも、ライン全体
としての生産性や作業性を向上させることができる。
【0076】上述した実施例2の異常発生処理では、異
常が発生したセルのみを即時停止とするとともに、異常
が発生した工程のセルより上工程の各セルを1サイクル
停止処理とし、かつ異常が発生した工程のセルより下工
程の各セルを払い出し処理とするようにしているが、異
常が発生したセルより下工程での作業を規制したい場合
には、異常が発生した工程のセル以外の全てのセルを1
サイクル停止処理とすることもできる。
常が発生したセルのみを即時停止とするとともに、異常
が発生した工程のセルより上工程の各セルを1サイクル
停止処理とし、かつ異常が発生した工程のセルより下工
程の各セルを払い出し処理とするようにしているが、異
常が発生したセルより下工程での作業を規制したい場合
には、異常が発生した工程のセル以外の全てのセルを1
サイクル停止処理とすることもできる。
【0077】これらの異常発生時の処理は、集中制御装
置23のシステムプログラムにより実現できるが、ロボ
ットプログラムの中に異常処理時の対応について条件分
岐を設定することでも実現できるし、割り込み処理によ
って異常処理を行うようにしても実現することができ
る。また、実施例1で説明したロボットラインと組み合
わせて使用することもできる。
置23のシステムプログラムにより実現できるが、ロボ
ットプログラムの中に異常処理時の対応について条件分
岐を設定することでも実現できるし、割り込み処理によ
って異常処理を行うようにしても実現することができ
る。また、実施例1で説明したロボットラインと組み合
わせて使用することもできる。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
ロボットラインの制御装置では、あらかじめ設定された
セルの動作パターンを選択、または任意の動作パターン
を指定することにより、ライン上でのワーク搬入機およ
びワーク搬出機の位置や、ワークの流れ方向などを設定
できるようにしたため、専門知識を持たない作業者であ
っても短時間で全く異なった生産ラインを構築すること
ができる。したがって、ライン上に空き工程が存在する
ような場合でも、簡単にラインの切り換えを行うことが
できるため、ライン全体としての生産性を向上させるこ
とができる。
ロボットラインの制御装置では、あらかじめ設定された
セルの動作パターンを選択、または任意の動作パターン
を指定することにより、ライン上でのワーク搬入機およ
びワーク搬出機の位置や、ワークの流れ方向などを設定
できるようにしたため、専門知識を持たない作業者であ
っても短時間で全く異なった生産ラインを構築すること
ができる。したがって、ライン上に空き工程が存在する
ような場合でも、簡単にラインの切り換えを行うことが
できるため、ライン全体としての生産性を向上させるこ
とができる。
【0079】また、異常が発生したセルを即時停止と
し、そのセルより上工程の各セルを1サイクル停止処
理、下工程の各セルを払い出し処理とすることにより、
異常発生時のライン内での仕掛かりワークの発生を著し
く減少することができる。しかも、復帰作業にかかる手
間や時間も必要最小限となるため、ライン全体の生産性
や作業性を向上させることができる。
し、そのセルより上工程の各セルを1サイクル停止処
理、下工程の各セルを払い出し処理とすることにより、
異常発生時のライン内での仕掛かりワークの発生を著し
く減少することができる。しかも、復帰作業にかかる手
間や時間も必要最小限となるため、ライン全体の生産性
や作業性を向上させることができる。
【0080】さらに、異常が発生したセルを即時停止と
し、そのセル以外の全てのセルを1サイクル停止処理と
することによっても、復帰作業にかかる手間や時間を必
要最小限とすることができる。
し、そのセル以外の全てのセルを1サイクル停止処理と
することによっても、復帰作業にかかる手間や時間を必
要最小限とすることができる。
【図1】実施例1における集中制御装置と集中操作盤の
機能的な構成を示すブロック図。
機能的な構成を示すブロック図。
【図2】この発明に係わるロボットラインの制御装置を
適用したロボットラインの概略構成図。
適用したロボットラインの概略構成図。
【図3】セルの動作パターンを変更する場合の処理の流
れを示すフローチャート。
れを示すフローチャート。
【図4】セルの動作パターンを変更する場合の処理の流
れを示すフローチャート。
れを示すフローチャート。
【図5】セルの動作パターンを変更する場合の処理の流
れを示すフローチャート。
れを示すフローチャート。
【図6】セルの動作パターンを変更する場合の処理の流
れを示すフローチャート。
れを示すフローチャート。
【図7】設定されたライン毎の起動を行う場合の処理の
流れを示すフローチャート。
流れを示すフローチャート。
【図8】設定されたライン毎の非常停止を行う場合の処
理の流れを示すフローチャート。
理の流れを示すフローチャート。
【図9】機能選択画面の表示例を示す説明図。
【図10】動作パターンの表示例を示す説明図。
【図11】「ライン1起動」の表示例を示す説明図。
【図12】実施例2における集中操作盤と集中制御装置
の機能的な構成を示すブロック図
の機能的な構成を示すブロック図
【図13】異常発生した場合の処理の流れを示すフロー
チャート。
チャート。
【図14】異常発生した場合の処理の流れを示すフロー
チャート。
チャート。
【図15】異常発生した場合の処理の流れを示すフロー
チャート。
チャート。
1…入力部 2…表示部 3…パターン記憶部 4…ライン設定部 5…入力条件記憶部 6…プログラムメモリ 7…制御部 10…非常停止制御部 11〜15…セル 21…ワーク搬入機 22…ワーク搬出機 23…集中制御装置 24…集中操作盤 31〜35…ハンドリングロボット 41〜45…ロボットコントローラ 51〜55…プレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B30B 13/00 C 15/26 G05B 9/02 A 19/02 W D 19/05
Claims (3)
- 【請求項1】 プレスと、当該プレスに対応したハンド
リングロボットと、ロボットプログラムに基づいて前記
プレスとハンドリングロボットの動作を制御する制御装
置とからなるセルを複数備えるとともに、これらセルの
動作を一括して制御する集中制御装置を備えたロボット
ラインにおいて、 セルの組み合わせによる動作パターンを複数記憶するパ
ターン記憶手段と、 前記パターン記憶手段に複数記憶されている動作パター
ンの一つを選択するためのパターン選択手段と、 任意のセルの組み合わせを指定するためのセル指定手段
と、 前記パターン選択手段で選択された動作パターン、また
は前記セル指定手段で指定されたセルの組み合わせによ
る動作パターン従って、ラインの構成要件を設定するラ
イン設定手段と、 を備えたことを特徴とするロボットラインの制御装置。 - 【請求項2】 プレスと、当該プレスに対応したハンド
リングロボットと、ロボットプログラムに基づいて前記
プレスとハンドリングロボットの動作を制御する制御装
置とからなるセルを複数備えるとともに、当該セルの動
作を一括して制御する集中制御装置を備え、前記セル間
にワークの受け渡しを行う置台を配設したロボットライ
ンにおいて、 異常が発生したセルを停止する停止手段と、 異常が発生したセルより上工程の各セルについて、各セ
ル毎に工程を完了し、ハンドリングロボットを原位置に
移動して停止する1サイクル停止手段と、 異常が発生したセルより下工程のセル内にある全てのワ
ークを全て最終工程まで順次処理し、下工程内のハンド
リングロボットを原位置に移動して停止する払い出し手
段と、 を備えたことを特徴とするロボットラインの制御装置。 - 【請求項3】 プレスと、当該プレスに対応したハンド
リングロボットと、ロボットプログラムに基づいて前記
プレスとハンドリングロボットの動作を制御する制御装
置とからなるセルを複数備えるとともに、当該セルの動
作を一括して制御する集中制御装置を備え、前記セル間
にワークの受け渡しを行う置台を配設したロボットライ
ンにおいて、 異常が発生した工程のセルを停止する停止手段と、 異常が発生した工程のセル以外の各セルについて、各セ
ル毎に工程を完了し、ハンドリングロボットを原位置に
移動して停止する1サイクル停止手段と、 を備えたことを特徴とするロボットラインの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7010944A JPH08202408A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | ロボットラインの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7010944A JPH08202408A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | ロボットラインの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08202408A true JPH08202408A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11764325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7010944A Pending JPH08202408A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | ロボットラインの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08202408A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002178128A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-25 | Ahresty Corp | ダイカスト鋳造システム |
JP2007515305A (ja) * | 2003-12-22 | 2007-06-14 | エービービー・エーエス | ロボット設備のためのコントロール方法、デバイス及びシステム |
JP2009006385A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Aida Eng Ltd | 複数プレス機械の制御方法及び装置 |
JP2009172662A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Ihi Corp | サーボプレスラインとその制御方法 |
JP2014176939A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Yaskawa Electric Corp | ロボットシステム、ロボット制御方法及び被加工物の製造方法 |
JP2014188645A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Seiko Epson Corp | ロボット群システム |
JP2015027727A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-02-12 | キヤノン株式会社 | ロボットシステムの制御方法及びロボットシステム |
CN104889799A (zh) * | 2014-03-07 | 2015-09-09 | 发那科株式会社 | 控制进行工件的供给和排出的机器人的机器人控制装置 |
JP2017207822A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | ファナック株式会社 | 加工セル及び加工セル管理システム |
CN112643676A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-04-13 | 上海新时达机器人有限公司 | 基于tcp/ip通信的冲压机械手控制系统及其控制方法 |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP7010944A patent/JPH08202408A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2009096271A1 (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Ihi Corporation | サーボプレスラインとその制御方法 |
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US9778646B2 (en) | 2014-03-07 | 2017-10-03 | Fanuc Corporation | Robot controller for controlling robot which supplies and discharges workpiece |
JP2017207822A (ja) * | 2016-05-16 | 2017-11-24 | ファナック株式会社 | 加工セル及び加工セル管理システム |
US10607868B2 (en) | 2016-05-16 | 2020-03-31 | Fanuc Corporation | Manufacturing cell and manufacturing cell management system |
CN112643676A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-04-13 | 上海新时达机器人有限公司 | 基于tcp/ip通信的冲压机械手控制系统及其控制方法 |
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