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JPH08185076A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH08185076A
JPH08185076A JP6337082A JP33708294A JPH08185076A JP H08185076 A JPH08185076 A JP H08185076A JP 6337082 A JP6337082 A JP 6337082A JP 33708294 A JP33708294 A JP 33708294A JP H08185076 A JPH08185076 A JP H08185076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
rear cover
roller
top cover
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6337082A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsura Kojima
桂 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP6337082A priority Critical patent/JPH08185076A/ja
Publication of JPH08185076A publication Critical patent/JPH08185076A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャムの発生箇所に応じてトップカバーまた
はリアカバーの少なくとも一方の開放動作により、加熱
ローラと加圧ローラが離反することで容易にジャム紙を
取り除くことができる画像形成装置を提供する。 【構成】 一端側にトップカバー22の開放動作と連動
するラック部材26(第一作動部)の係合部26b〜2
6dに押圧される突起30を、他端側にリアカバー36
の開放動作と連動する第二作動部32の係合凹部40に
押圧される突起31を有するとともに加圧ローラ20の
軸35に係合する枝杆29dを有する離反部材29を回
動自在に設け、前記トップカバー22またはリアカバー
36のいずれか一方の開放動作に連動して加圧ローラ2
0を加熱ローラ19から離反させることで、ジャム紙の
除去を容易にした画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真技術を利用し
たプリンタ、複写機等で可視像が転写された記録部材
を、加圧ローラと加熱ローラによって定着させる定着部
を用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置、例えばレーザプリ
ンタは、感光ドラムの表面を帯電部で帯電させ、その帯
電部分にレーザによる情報光を照射することにより静電
潜像を形成し、この静電潜像を現像部でトナーにより可
視像とし、この可視像は、送りローラとそれに圧接され
たピンチローラとからなる搬送ローラにより搬送されて
くる記録部材である用紙上に転写部で転写され、その後
用紙は、さらに搬送され前記可視像は加熱ローラと加圧
ローラとからなる定着部によって用紙上に定着され、排
紙ガイドを通り排出ローラにより排出口からトレイ上に
排出される構成となっている。
【0003】このようなプリンタの定着部は、加熱ロー
ラとこの加熱ローラに圧接された加圧ローラによって用
紙上の可視像を搬送しながら定着させる。この定着部
は、所定温度に加熱された加熱ローラに対して加圧ロー
ラが圧接するように、一体的に構成されていることか
ら、その圧接部位において用紙ジャムが発生した場合に
用紙は加熱ローラと加圧ローラとの強い力で挟持されて
いるため、用紙の除去が非常に困難であるという問題が
ある。
【0004】このような問題点を解決するために従来の
画像形成装置では、定着部における用紙ジャムの解消は
図5に示すような構成となっていた。前記画像形成装置
の本体1の上面には開閉自在なトップカバー100が形
成されている。なお、図に於いてはトップカバー100
が開放された状態を示している。このトップカバー10
0には左右一対のアーム101が設けられ、このアーム
101と一体的に回動する軸102によって軸支するこ
とにより回動自在となっている。この軸102には扇状
に形成されその先端周縁に歯103が形成された開閉部
材104が廻り止めされて設けられている。そしてこの
開閉部材104の歯103は、ラック部材105の歯1
06に歯合しており、このラック部材105は長孔10
7に挿入された2つのピン108,108により保持さ
れて左右に移動可能となっている。そしてこのラック部
材105の歯106と反対側、つまり図において下側に
は第一係合部105a、第二係合部105bが斜面10
5cを介して略階段状部に形成され端部にはL字型のス
トッパ部109が形成されている。
【0005】またラック部材105の左側には略くの字
型の離反部材110が支軸110aを中心に回動可能に
設けられ、一端にはラック部105の階段状部と係合す
る係合凸部111が形成され、他端には孔112が形成
されており、この孔112には加圧ローラ113の軸1
14が可動自在に挿通されている。前記加圧ローラ11
3はスプリング115により上方へ押圧され、加熱ロー
ラ116と圧接するように構成されている。また、本体
1後部の搬送路117の終端部には、開放可能なリアカ
バー118が形成されている。
【0006】したがってトップカバー100を図に示す
ように開放すると、トップカバー100の開放による回
動運動により軸102が回動し、この軸102の回動に
伴って開閉部材104が回動する。この開閉部材104
の回動によって、ラック部材105が図において右方向
に移動する。その結果、離反部材110の係合凸部11
1は第一係合部105aから斜面105cを介して第二
係合部105bに移動しストッパ部109によって係止
される。すると離反部材110が、支軸110aを中心
として時計方向に回動し、孔112が設けられた端部
は、下方への押圧動作に変換されてスプリング115の
付勢力により抗して加圧ローラ113の軸114を下方
に押し下げることで、加熱ローラ116に圧接していた
加圧ローラ113を離反して挟持されていたジャム用紙
を取り除くようにしていた。
【0007】また、他の従来の画像形成装置の定着部に
おいては図6に示すように、定着部より下流側で用紙ジ
ャムが発生した場合に、搬送路117端部の本体1後部
から開放可能に設けたリアカバー118を開放し、搬送
経路の一側に支軸119により支持されたレバー120
を設け、このレバー120の一端側を操作部121とし
他端側に孔112を形成し、この孔112に加圧ローラ
113の軸114を挿通し、ジャムが生じたときは前記
操作部121を矢印A方向に押し上げることでスプリン
グ115を押し下げ、圧接していた加熱ローラ116と
加圧ローラ113が離反することでジャム用紙の除去を
可能としている。なお、この従来のものは、加圧ローラ
113を加熱ローラ116から離反させた状態で、レバ
ー120を保持しておく機構は設けられていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の定着部において用紙ジャムが発生した場合は、用紙の
先端部が加熱ローラと加圧ローラとに挟持された状態で
ジャムをした場合はトップカバーの開放に伴って両ロー
ラを離反させるという利点はあるが、用紙の少なくとも
後端が両ローラを挟持させた状態でジャムが生じた場合
においては、トップカバーおよびリアカバーの両方を開
放しなければジャムを解消できないという問題があり、
またリアカバーを開放してジャムを解消するものでは上
記のように加熱ローラから加圧ローラを離反させるレバ
ーを常時操作つまり押し上げていなければならず、用紙
ジャム処理が煩雑であるという問題があった。
【0009】そこで本発明は、上述のような問題点に鑑
みなされたもので、本体上面のトップカバー及び本体側
面のリアカバーのいずれを開閉した場合でも、加熱ロー
ラと加圧ローラを離反可能とすることができ、用紙がど
の位置でジャムを生じた場合でも簡単にジャム処理を可
能とした画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、像担持体に
形成された潜像を現像し記録部材上に画像を形成する画
像形成装置において、前記画像形成部から記録部材の搬
送方向下流側に互いに平行に軸支されるとともに接離可
能に配置された加熱ローラおよび加圧ローラとこれら両
ローラのいずれか一方を他方に対して付勢する付勢手段
とからなり記録部材上の可視像を定着する定着部と、前
記付勢されている一方のローラを前記付勢手段の付勢力
に抗して他方のローラから離反させる離反部材と、前記
装置本体上部に形成された前記両ローラの記録部材搬送
方向上流側を含む開口を開閉する回動可能に設けられた
トップカバーと、このトップカバーの開放動作に連動し
前記離反部材を付勢方向と反対方向に動作させる第一作
動部材と、前記両ローラの記録部材搬送方向下流側の本
体側部に形成された開口を開閉する回動可能に設けられ
たリアカバーと、このリアカバーの開放動作に連動し前
記離反部材を付勢方向に動作させる第二作動部材とから
なり、前記リアカバーまたはトップカバーの少なくとも
一方の開放動作に連動し前記定着部の両ローラの圧接状
態を解除することを特徴とする。
【0011】
【作用】本体内でジャムが発生し、ジャムを起こした記
録部材を取り除く場合にジャムが発生した場所によっ
て、トップカバーまたはリアカバーのいずれを開放して
も、離反部材が圧接状態にある加熱ローラと加圧ローラ
とを離反させることができる。したがって、ユーザーが
まずリアカバーを開放してジャム処理可能であれば、ト
ップカバーを開放しなくてもよく、トップカバーを開放
してジャムした用紙のジャム処理が可能であればリアカ
バーを開放しなくてもよい。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3を基に説
明する。図1は、画像形成装置としてのレーザプリンタ
本体1の内部構成を示す図であり、筐体2内のほぼ中央
には円筒状の像担持体としての感光ドラム3を備えた像
担持体ユニット4が配置されている。この像担持体ユニ
ット4には感光ドラム3の表面を帯電する帯電部5およ
び図示しないクリーニング部材、廃トナー収納室および
ドラム表面を除電する除電部5aが備えられている。
【0013】さらに前記感光ドラム3の周囲には、露光
ユニット6からのレーザ光により静電潜像を形成する露
光部6a、露光ユニット6からのレーザー光により感光
ドラム3に形成された静電潜像をトナーを用いてトナー
像つまり可視像として現像する現像ユニット7、感光ド
ラム3上の可視像を記録部材である用紙Pに転写する転
写器8および可視像が転写された用紙P裏面の電荷を除
去する除電器9がこの順序で配置されている。前記現像
ユニット7は、トナーを感光ドラム3に付着させる現像
スリーブ7aを備えている。前記像担持体ユニット4、
露光部6a、現像ユニット7、転写器8、除電器9とで
画像形成部10を構成している。
【0014】また、筐体2の下部には、用紙Pが収納さ
れた給紙カセット11が装着され、前記給紙カセット1
1内に積層された用紙Pの最上位の用紙Pは給紙ローラ
12により引き出され、記録部材搬送路としての搬送路
13上に設けられた複数の搬送ローラ14により画像形
成部10へ搬送される。前記画像形成部10の下流側に
は定着部15が配置されていて、この定着部15で定着
された用紙Pは搬送ローラ14により排紙ガイド16を
通って本体1上部へ送られ記録面を下にして排紙ローラ
17によりトレイ18へ排出される。
【0015】前記搬送路13は上流側から下流側に向か
って、搬送ローラ14、定着部15、搬送ローラ14、
排紙ガイド16、排紙ローラ17をこの順に有してい
る。搬送ローラ14を駆動する駆動モータ(図示せず)
により給紙カセット12から給紙された用紙Pは、搬送
路13に沿って転写器8に導かれて可視像が転写され、
定着部15によりその可視像が加熱、加圧によって、定
着された後、排出トレイ18上に排出される。
【0016】前記定着部15は、トナーによる可視像を
用紙P上に定着させるための互いに対向する加熱ローラ
19及び加圧ローラ20から構成されている。これら加
熱ローラ19と加圧ローラ20によって、可視像が転写
された用紙Pを挟持して、搬送することができる。な
お、前記加熱ローラ19は内部に設けられたヒータ等の
加熱手段(図示せず)により所定温度に加熱され、また
前記加圧ローラ20は付勢手段であるスプリング21で
加熱ローラ19側に付勢され、加圧ローラ20と常時圧
接するようになっている。なお、スプリング21はスプ
リング収納部21aに設けた突部21bに取り付けられ
ている。
【0017】前記本体1上面には感光ドラム3の交換や
ジャムを起こした用紙Pの除去、あるいは内部清掃等の
ための開閉自在なトップカバー22が形成され、このト
ップカバー22には左右一対のアーム23が設けられ、
このアーム23と一体的に回動する軸24によって軸支
することにより、回動自在となっている。この軸24に
は扇状に形成されその外周には歯25aが形成された第
一作動部材としての開閉部材25が廻り止めされて設け
られている。そして、この開閉部材25の歯25aは第
一作動部材としてのラック部材26の歯26aと噛合し
ており、このラック部材26には長孔27が形成され、
この長孔27に筺体2に図において左右方向に直線的に
配設された一対のピン28,28を挿通することによ
り、左右方向接動自在に筺体2に取り付けられている。
【0018】また、このラック部材26の歯26aが設
けられた辺とは反対側つまり図において下側の辺には第
一係合部26bと第二係合部26cと、この係合部26
b,26cを結ぶ傾斜面からなる第三の係合部26dが
形成されている。また、第二係合部26cの終端にはス
トッパー26eが設けられている。
【0019】前記筺体2には離反部材29が筺体2に設
けた軸29aに軸孔29bに嵌合して回動自在に軸支さ
れて設けられている。この離反部材29は略直線状の主
杆29cと、この主杆29c中間部から一方に突設した
枝杆29dとからなる略T字状に形成されている。そし
て主杆29cの一端側29eには突起30が設けられ、
他端側29fには同様に突起31が設けられている。前
記突起31は前記ラック部材26に設けた第一ないし第
三係合部26b,26c,26dに摺接するようになっ
ており、ラック部材26が図において左側から右側に移
動した際にこれら係合部26bないし26cに係合さ
れ、図において下方に押し下げ、つまり移動するように
なっている。
【0020】また、前記突起31は後述する第二作動部
材32に設けた係止部33と係合するようになってい
る。また、前記枝杆29dの先端部には孔34が設けら
れ、この孔34には前記加圧ローラ20の軸35が挿通
つまり係合している。そして、前記軸孔29bは、図に
おいて主杆29cの一端側29eが下方に移動し、また
他端側29fが上方に移動した際、枝杆29dが下方に
移動する位置に設けられている。このことによって、枝
杆29dが下方に移動つまり押し下げられたときは、前
記加圧ローラ20はスプリング21の付勢力に抗して押
し下げられて、加熱ローラ19から離反することにな
る。
【0021】本体1後部の搬送路13端部の搬送方向と
の対向面にはリアカバー36が設けられており、このリ
アカバー36には開放するための把手37が形成されて
いる。前記リアカバー36には両側に略V字状に形成し
たリアカバーアーム38がV字の一端側を固着して取り
付けられており、他端側は筺体2に設けたリアカバー軸
39に回動可能に取り付けられている。そして前記V字
状のリアカバーアーム38の頂部には係止凹部40が形
成され、この係止凹部40はリアカバー36が開放され
たとき、前記離反部材29の主杆29cの他端側29f
に設けた突起31を係合するとともに、この状態を保持
するようになっている。なお、前記リアカバーアーム3
8はリアカバー36に設けた第二作動部材32を構成し
ている。
【0022】前記係止凹部40はリアカバー36を開い
たとき、離反部材29の突起31と係合し、開いた状態
を保持する機能も合わせて持っている。また、一対の搬
送ローラ14、14の近傍には定着された用紙Pの搬送
を検知する検知センサ41が設けられている。
【0023】このような構成において、給紙カセット1
1から本体1の給紙ローラ12により引き出された用紙
Pは、搬送ローラ14で画像形成部10へと搬送され
る。他方、感光ドラム3は回転される過程で帯電部5に
より帯電され、この帯電部分に露光ユニット6からの情
報光6aが走査されて静電潜像が形成される。この静電
潜像は現像ユニット7により現像され、この可視像は給
紙カセット11から搬送されてくる用紙Pに転写器8に
より転写される。画像が転写された用紙Pは定着部15
により定着され、排紙ガイド16、排紙ローラ17を通
ってトレイ18に排紙される。
【0024】次に上記のような構成にレーザープリンタ
のジャム処理について説明する。まず、定着部15に用
紙Pの先端部が挟持された状態でジャムが発生した場合
(図2を参照)、本体1内部にある検知センサ41が用
紙Pなしを検知することで、本体1上面に形成された操
作パネル上の表示部(図示せず)によりユーザーに知ら
せ、ユーザーは図示しないジャム紙Pを取り除くために
トップカバー22を開放し、現像ユニット7及び像担持
体4を取り外す。
【0025】このとき前記トップカバー22を開放した
ことで、トップカバー22と一体形成されたアーム23
が軸24を中心とした開閉部材25を回動させる。この
回動動作により開閉部材25の歯25aとラック部材2
6の歯26aとが噛合しているため、ラック部材26が
ピン28,28に案内されて図中右方向へ移動する。こ
の移動に伴い離反部材29の一端側29eに形成された
突起30がラック部材26の第一係合部26bから第三
係合部26dに案内されて第二係合部26cのストッパ
ー26eで移動を停止する。この動きにより離反部材2
9は軸29aを中心に時計方向へ回動し、離反部材29
の中間部の枝杆29dに形成された孔34と嵌挿された
軸35が摺動し、下方に下がることで付勢されていたス
プリング21を押し下げ、圧接されていた加圧ローラ2
0が加熱ローラ19から離反される。この状態でジャム
している用紙Pを容易に排除することができる。
【0026】次に図3に示すように、排紙ガイド16付
近つまり用紙Pの後端側が加圧ローラ20と加熱ローラ
19に挟持された状態で用紙ジャムが発生した場合の処
理は、排紙ガイド16の近傍にあるリアカバー36を開
放して行う方が処理が容易である。この場合には、把手
37を引きリアカバー36を開放することでリアカバー
36に一体形成された第二作動部材32の係止凹部40
が離反部材29の他端側29fの突起31を立上げ、離
反部材29の枝杆29dが軸35を下方に押すことでス
プリング21で付勢されていた加圧ローラ20を下げ、
圧接していた加熱ローラ19から離反することで、残留
しているジャム用紙Pを容易に除去することができる。
【0027】なお、図1ないし図3に示したものは第一
作動部材である開閉部材25とラック部26とをそれぞ
れトップカバー22と別体として構成したが、これは図
4に示すように作動部42を一体に設けて第一作動部と
することができる。また、図1ないし図3に示したもの
は第二作動部材32をリアカバー36と一体に設けてい
るが、これは例えば図示しないが扇状の開閉部材とラッ
ク部材とで構成し、リアカバーと別体に設けるようにし
てもよい。
【0028】なお、実施例では離反部材29の一端側2
9eを下方に押し、他端側29fを上方に押すことで、
軸29aを中心に回動することで加熱ローラ19から加
圧ローラ20を離反させ、離反部材29の形状は略T字
状に形成したがこれに限定することなく、例えば離反部
材の形状を回動支点を中心に回動させたとき、加圧ロー
ラ20の軸35と係合して前記軸35を介して加圧ロー
ラを加熱ローラから離反させる形状であればどのように
形成してもよい。また離反部材29の回動方向も図1な
いし図3とは逆方向でもよく、要は離反部材が回動した
とき定着部15の圧接を解除可能ならばいずれの方向で
もよいことは言うまでもない。また、用紙Pの搬送を検
知する前記検知センサ41は、本案では単にジャム発生
を検出しているがセンサ41にはジャムが定着部15の
上流側で発生したか、下流側で発生したかの判別機能を
もたせ、トップカバー22又はリアカバー35のどちら
を開放した方が、速やかにジャムした用紙Pの除去が行
えるかをユーザーに知らせるようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、定着部に
記録部材の先端部が挟持された状態でジャムが発生した
場合は、トップカバーを開放することにより、これと連
動して、定着部の加圧ローラと加熱ローラの圧接状態が
解除され、ジャム処理が容易にでき、また定着部に記録
部材の後端側が挟持された状態でジャムが生じたとき
は、リアカバーを開放する開放動作に連動して加圧ロー
ラと加熱ローラとの圧接状態が解除され、ジャム処理が
容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成の概略を示す図で
ある。
【図2】同発明のトップカバーを開放した状態の要部断
面図である。
【図3】同発明のリアカバーを開放した状態の要部断面
図である。
【図4】本発明の変形例の要部断面図である。
【図5】従来例の画像形成装置のトップカバーを開放し
た状態の要部断面図である。
【図6】従来例の画像形成装置のリアカバーを開放した
状態の要部断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 筐体 4 像担持体 10 画像形成部 15 定着部 19 加熱ローラ 20 加圧ローラ 21 スプリング(付勢手段) 22 トップカバー 25 開閉部材(第一作動部材) 26 ラック部材(第一作動部材) 29 離反部材 32 第二作動部材 36 リアカバー P 用紙(記録部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に形成された潜像を現像し記録
    部材上に画像を形成する画像形成装置において、 前記画像形成部から記録部材の搬送方向下流側に互いに
    平行に軸支されるとともに接離可能に配置された加熱ロ
    ーラおよび加圧ローラとこれら両ローラのいずれか一方
    を他方に対して付勢する付勢手段とからなり記録部材上
    の可視像を定着する定着部と、 前記付勢されている一方のローラを前記付勢手段の付勢
    力に抗して他方のローラから離反させる離反部材と、 前記装置本体上部に形成された前記両ローラの記録部材
    搬送方向上流側を含む開口を開閉する回動可能に設けら
    れたトップカバーと、 このトップカバーの開放動作に連動し前記離反部材を付
    勢方向と反対方向に動作させる第一作動部材と、 前記両ローラの記録部材搬送方向下流側の本体側部に形
    成された開口を開閉する回動可能に設けられたリアカバ
    ーと、 このリアカバーの開放動作に連動し前記離反部材を付勢
    方向に動作させる第二作動部材とからなり、 前記リアカバーまたはトップカバーの少なくとも一方の
    開放動作に連動し前記定着部の両ローラの圧接状態を解
    除することを特徴とする画像形成装置。
JP6337082A 1994-12-27 1994-12-27 画像形成装置 Withdrawn JPH08185076A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6337082A JPH08185076A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6337082A JPH08185076A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 画像形成装置

Publications (1)

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JPH08185076A true JPH08185076A (ja) 1996-07-16

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ID=18305272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6337082A Withdrawn JPH08185076A (ja) 1994-12-27 1994-12-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08185076A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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