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JPH08176742A - 硫化水素環境での耐食性に優れた2相ステンレス鋼 - Google Patents

硫化水素環境での耐食性に優れた2相ステンレス鋼

Info

Publication number
JPH08176742A
JPH08176742A JP6325317A JP32531794A JPH08176742A JP H08176742 A JPH08176742 A JP H08176742A JP 6325317 A JP6325317 A JP 6325317A JP 32531794 A JP32531794 A JP 32531794A JP H08176742 A JPH08176742 A JP H08176742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen sulfide
stainless steel
corrosion resistance
less
duplex stainless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6325317A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Ueda
昌克 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP6325317A priority Critical patent/JPH08176742A/ja
Publication of JPH08176742A publication Critical patent/JPH08176742A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】0.5atm程度の硫化水素を含む環境下での
耐硫化水素腐食性に優れた2相ステンレス鋼の提供。 【構成】重量%で、Si:0.01〜1.0%、Mn:
0.1〜1.5%、Cr:20.0〜30.0%、N
i:5.0〜10.0%、sol−Al:0.01〜
0.2%、N:0.1%超え、0.4%以下およびC
u:2.0〜5.0%、並びにMo:2.5〜5.0%
およびW:2.0〜3.0%の1種または2種を含有
し、さらにREM:0〜0.10%、Y:0〜0.20
%、Mg:0〜0.10%およびCa:0〜0.10%
のうちの1種または2種以上を含有し、残部はFeおよ
び不可避不純物からなり、不純物中のC、P、Sがそれ
ぞれ0.03%以下、0.03%以下、0.01%以下
である2相ステンレス鋼。 【効果】Cu添加によって鋼表面に外層が硫化銅を含む
Ni硫化物主体の耐食皮膜で、内層が緻密化したCr酸
化物からなる不働態皮膜の二層構造皮膜が生成形成し、
高濃度硫化水素環境下での耐硫化水素腐食性が飛躍的に
向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2相ステンレス鋼、よ
り詳しくは硫化水素環境での耐食性に優れた2相ステン
レス鋼に関する。
【0002】
【従来の技術】2相ステンレス鋼は、例えば、特開昭5
0−91516号公報等に示されるように、耐海水腐食
性を考慮して合金設計が行われており、耐海水腐食性に
優れることから、耐海水用材料として多く使用されてい
る。
【0003】しかし、一般に、2相ステンレス鋼の耐硫
化水素性は芳しくなく、0.3atm程度の硫化水素を
含む原油や天然ガスを生産する際に使用される油井管や
油井のフローライン用材料、あるいは同程度の硫化水素
を含む物質を取り扱う、例えば脱硫設備の配管用材料や
地熱発電設備の配管用材料として使用した場合、応力腐
食割れ感受性が高く、特にこの応力割れ感受性は使用温
度が80℃前後で最も高くなるという欠点を有してい
る。すなわち、2相ステンレス鋼の硫化水素環境下にお
ける腐食は、2相ステンレス鋼を構成するフェライト相
とオーステナイト相のうちのフェライト相に選択的な腐
食が顕著に生じ、これによってフェライト相に応力腐食
割れが発生し、このフェライト相の選択腐食が80℃前
後の温度域で最も生じや易いため、80℃近傍で応力腐
食割れ感受性が最も高くなるのである(Performance of
high corrosion resistant duplex stainless steel i
n ch-loride and sour environments,Corrosion /'93,
Paper No.125, NACE Interna-tional, Houston (1993)
参照)。
【0004】従って、硫化水素を多く含む環境下での耐
硫化水素腐食性に優れた2相ステンレス鋼が強く望まれ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
実状に鑑みてなされたもので、0.5atm程度の硫化
水素を含む環境下での耐硫化水素腐食性に優れた2相ス
テンレス鋼を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、次の硫
化水素環境での耐食性に優れた2相ステンレス鋼にあ
る。
【0007】重量%で、Si:0.01〜1.0%、M
n:0.1〜1.5%、Cr:20.0〜30.0%、
Ni:5.0〜10.0%、sol−Al:0.01〜
0.2%、N:0.1%超え、0.4%以下およびC
u:2.0〜5.0%、並びにMo:2.5〜5.0%
およびW:2.0〜3.0%の1種または2種を含有
し、さらにREM:0〜0.10%、Y:0〜0.20
%、Mg:0〜0.10%およびCa:0〜0.10%
のうちの1種または2種以上を含有し、残部はFeおよ
び不可避不純物からなり、不純物中のC、P、Sがそれ
ぞれ0.03%以下、0.03%以下、0.01%以下
であることを特徴とする硫化水素環境での耐食性に優れ
た2相ステンレス鋼。
【0008】上記の2相ステンレス鋼において、RE
M、Y、MgおよびCaはいずれも無添加でもよい。こ
れらを積極的に添加する場合にはREM、Y、Mgおよ
びCaのうちから1種または2種以上を選んで添加する
ことができるが、その含有量の範囲は、REMで0.0
01〜0.10%、Yで0.001〜0.20%、Mg
で0.001〜0.10%、Caで0.001〜0.1
0%とするのが望ましい。
【0009】本発明者は、種々実験研究の結果、次に述
べるおよびの知見を得て本発明をなした。
【0010】 0.5atm程度の硫化水素を含む低
硫化水素環境下での2相ステンレス鋼の耐応力腐食割れ
性を向上させるべく、種々の合金成分を対象にその影響
を検討した結果、適量のCuを添加含有させる一方、2
相ステンレス鋼を構成する主要合金成分のCr、Ni、
N等の添加含有量を適正範囲に設定すると、耐硫化水素
腐食性が飛躍的に向上するという新事実を知見したこ
と。なお、適量のCuによる耐硫化水素腐食性の向上機
構は、詳細には不明であるが、以下のように推定され
る。
【0011】すなわち、2相ステンレス鋼の耐食性は、
通常、Cr酸化物よりなる単一の不働態皮膜によって確
保されているが、適量のCuを添加含有すると、Cuが
硫化物を非常に生成させ易い元素であることから腐食生
成物としてCu硫化物を生成させ、鋼表面に生成形成す
る上記Cr酸化物からなる不働態皮膜の上層に硫化銅を
含むNi硫化物を主体とする耐食皮膜が生成形成され、
この耐食皮膜が硫化水素の侵入を阻止するバリア層とし
て作用する一方、酸環境下、特に硫化水素を含む酸環境
下において上記CuがMoまたは/およびWと同様にC
u酸化物をも生成させ易い元素であることから上記Cr
酸化物からなる下層の不働態皮膜の生成を促進させると
ともに、不働態皮膜を緻密化してその耐食性能を高める
結果、耐硫化水素腐食性が飛躍的に向上するものと考え
られる。
【0012】 合金成分として、REM、Y、Mgお
よびCaのうちの1種または2種以上を選んで適量を添
加含有させると、熱間加工性を一段と改善させることが
できること。
【0013】
【作用】以下、本発明の2相ステンレス鋼を構成する成
分の作用効果と、その適正含有量を前記のように定めた
理由について説明する。なお、以下において%は重量%
を意味する。
【0014】Si:0.01〜1.0% Siは、脱酸成分として必要な成分であるが、その効果
は0.01%以上の含有量で得られる。しかし、その含
有量が1.0%を超えると熱間加工性が劣化する。よっ
て、Si含有量は0.01〜1.0%と定めた。好まし
くは、0.2〜0.5%である。
【0015】Mn:0.1〜1.5% Mnは、Siと同様に、脱酸成分として必要な成分であ
るが、その効果は0.1%以上の含有量で得られる。し
かし、その含有量が1.5%を超えると熱間加工性が劣
化する。よって、Mn含有量は0.1〜1.5%と定め
た。好ましくは、0.5〜0.75%である。
【0016】Cr:20.0〜30.0% Crは、他の主要成分であるNi、NならびにMoまた
は/およびW成分との共存下で耐海水性および耐硫化水
素腐食性(主に耐応力腐食割れ性)を向上させる成分で
あるが、その含有量が20.0%未満ではその効果が得
られない。また、20.0%未満に低減しても熱間加工
性は何等改善されない。一方、その含有量が30.0%
を超えるとその効果は飽和し、またS含有量をいくら低
減させても熱間加工性が劣化するのを避けることができ
ない。よって、Cr含有量は20.0〜30.0%と定
めた。好ましくは、22.0〜27.0%である。
【0017】Ni:5.0〜10.0% Niは、耐硫化水素腐食性を向上させる作用があるが、
その含有量が5.0%未満では所望の効果が得られな
い。一方、10.0%を超えて含有させてもその効果は
飽和し、高価な成分でコスト上昇を招いて経済性を損な
う。よって、Ni含有量は、5.0〜10.0%と定め
た。好ましくは、6.0〜8.0%である。
【0018】sol−Al:0.01〜0.2% Alは、Si、Mnとどうように、脱酸成分として必要
な成分であるが、その効果はsol−Al含有量で0.
01%以上で得られる。しかし、そのsol−Al含有
量が0.2%を超えると粗大な酸化物が生じて熱間加工
性が劣化する。
【0019】よって、sol−Al含有量は0.01〜
0.2%と定めた。好ましくは、0.05〜0.1%で
ある。
【0020】N:0.1%超え、0.4%以下 Nは、耐海水性を著しく向上させると共に固溶強化作用
により鋼の強度を増加させる作用があるが、その含量が
0.1%以下では所望の効果が得られない。一方、0.
4%を超えて含有させると窒素が十分固溶せず窒化物を
形成して鋼の耐食性を劣化させる。よって、N含有量
は、0.1%超え、0.4%以下と定めた。好ましく
は、0.25〜0.35%である。
【0021】Cu:2.0〜5.0% Cuは、本発明の2相ステンレス鋼を構成する上におい
て最も重要な成分であって、低硫化水素環境下での鋼の
耐硫化水素腐食性を著しく向上させる作用があるが、そ
の効果を得るためには2.0%以上の含有量が必要であ
る。しかし、5.0%を超えて含有させてもその効果は
飽和し、逆に熱間加工性が劣化する。よって、Cu含有
量は2.0〜5.0%と定めた。好ましくは2.0〜
3.0%である。
【0022】MoおよびW:Moは2.5〜5.0%、
Wは2.0〜3.0% MoおよびWは、本来、耐海水腐食性を著しく向上させ
る成分であるが、耐硫化水素腐食性をも向上させる作用
を有している。これら成分のうち、特にWはMoと同様
に耐海水腐食性を向上させる作用を有すると共に、脆化
相の析出を抑制して耐硫化水素腐食性を一段と向上させ
る作用がある。しかし、その含有量がMoで2.5%未
満、Wで2.0%未満であるとその効果が得られない。
一方、Moで5.0%を、Wで3.0%を超えて含有さ
せてもその効果は飽和し、耐硫化水素腐食性の著しい向
上が認められない。よって、Mo含有量は2.5〜5.
0%、W含有量は2.0〜3.0%と定めた。好まし
い、Mo含有量は3.0〜4.0%、W含有量は2.0
〜3.0%である。
【0023】これらMoおよびWは、1種だけを選んで
含有させてもよいし、2種を複合して含有させてもよ
い。
【0024】C:上限0.03% Cは、その含有量が0.03%を超えると、粒界に応力
腐食割れが生じやすくなるため、その上限を0.03%
と定めた。
【0025】P:上限0.03% Pは、不可避不純物として含有されるが、その含有量が
0.03%を超えると硫化水素環境での応力腐食割れ感
受性を高める。よって、その上限を0.03%以下と定
めた。好ましくは、0.02%以下である。
【0026】S:上限0.01% Sは、Pと同様に不可避不純物として含有されるが、そ
の含有量が0.01%を超えると熱間加工性を著しく劣
化させる。よって、その上限値を0.01%と定めた。
このようにS成分には、含有量が多くなると熱間加工性
を著しく劣化させるが、その含有量を低めてゆき、0.
0007%以下に低減すると、逆に熱間加工性が一段と
改善せれるようになることから、厳しい条件での熱間加
工性を必要とする場合には、S含有量を0.0007%
以下とするのが望ましい。
【0027】本発明の2相ステンレス鋼は、上記の成分
の他に次のREM(希土類元素)、Y、MgおよびCa
のうちの1種または2種以上を含有させることができ
る。
【0028】REM、Y、MgおよびCa:上限は、R
EM、MgおよびCaは0.10%、Yは0.20% これらの成分は、熱間加工性を改善する作用を有してい
るので、過酷な条件での熱間加工が必要で熱間加工性を
向上させる必要がある場合には、必要に応じてREM、
Y、MgおよびCaのうちから1種または2種以上を選
んで含有させることができる。しかし、上記いずれの成
分もその含有量が0.001%未満では前記作用による
所望の効果が得られない。一方、REM、MgおよびC
aの場合には、いずれの成分もその含有量が0.10%
を超えると、またYの場合にはその含有量が0.20%
を超えると、粗大な酸化物が生じてかえって熱間加工性
の劣化を招く。よって、これらの成分を含有させる場合
の含有量は、REMで0.001〜0.10%、Yで
0.001〜0.20%、Mgで0.001〜0.10
%、Caで0.001〜0.10%と、それぞれ定め
た。
【0029】なお、本発明の2相ステンレス鋼におい
て、上記C、PおよびS以外の不可避不純物として、
B、Sn、As、Sb、Bi、PbおよびZnを、それ
ぞれ0.10%以下の範囲で含有しても、本発明鋼の特
性は何等損なわれるものではない。
【0030】
【実施例】表1に示す成分組成を有する16種類の鋼を
通常の電気炉および脱硫目的のAr−酸素脱炭炉(AO
D炉)を使用して溶製した後、直径500mmφのイン
ゴットを鋳造準備した。なお、表1中、No.1〜10
は本発明鋼、No.11〜16は比較鋼である。
【0031】
【表1】
【0032】得られたこれらのインゴットを1250℃
に加熱してから1200℃で熱間鍛造して直径150m
mφの丸ビッレトに成形し、得られたビレットを用いて
熱間押出製管法により直径60mmφ×肉厚5mmの管
に成形し、得られた管に1100℃×0.5時間保持→
水冷の溶体化処理を施して後、所定の試験片を採取して
次の各試験に供した。また、熱間加工性は、上記熱間押
出製管後の管内面の疵発生の有無を調べて評価した。
【0033】(引張試験) 試験温度:常温 試験片:4.0mmφで平行部長さ20mm (硫化水素腐食試験) 試験溶液:0.5atmH2 S−30atmCO2 −2
0%NaCl水溶液 試験温度:80℃ 浸漬時間:720時間 付加応力:0.2%実耐力の100% 試験片:10mm幅×2mm厚×75mm長の0.25
mmUノッチ これらの試験結果を、第1表にあわせて示した。なお、
硫化水素腐食試験において、割れおよび孔食が生じなか
ったものを「○」、生じたものを「×」で示してある。
【0034】表1から明らかなように、本発明鋼はいず
れも硫化水素腐食試験において割れおよび孔食が発生し
ておらず、耐硫化水素腐食性に優れている。また、熱間
押出製管後の管内面に疵が発生しておらず、熱間加工性
にも優れている。
【0035】これに対し、成分組成が本発明の範囲を外
れる比較鋼はいずれも硫化水素腐食試験において割れお
よび孔食が発生しており、耐硫化水素腐食性に劣ってい
る。
【0036】また、一部の鋼は熱間押出製管後の管内面
に疵が発生しており、熱間加工性が劣っている
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、硫化水素を含む油井の
腐食流体に接する油井管用等に使用して高耐食を有する
2相ステンレス鋼を提供でき、当該分野に寄与するとこ
ろ極めて大きい。
【0038】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%で、Si:0.01〜1.0%、M
    n:0.1〜1.5%、Cr:20.0〜30.0%、
    Ni:5.0〜10.0%、sol−Al:0.01〜
    0.2%、N:0.1%超え、0.4%以下およびC
    u:2.0〜5.0%、並びにMo:2.5〜5.0%
    およびW:2.0〜3.0%の1種または2種を含有
    し、さらにREM:0〜0.10%、Y:0〜0.20
    %、Mg:0〜0.10%およびCa:0〜0.10%
    のうちの1種または2種以上を含有し、残部はFeおよ
    び不可避不純物からなり、不純物中のC、P、Sがそれ
    ぞれ0.03%以下、0.03%以下、0.01%以下
    であることを特徴とする硫化水素環境での耐食性に優れ
    た2相ステンレス鋼。
JP6325317A 1994-12-27 1994-12-27 硫化水素環境での耐食性に優れた2相ステンレス鋼 Pending JPH08176742A (ja)

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