JPH08176111A - N,n′−ジ置換エチレンジアミン誘導体及びそれらを用いたn,n′−ジ置換イミダゾリジノン誘導体の製造方法 - Google Patents
N,n′−ジ置換エチレンジアミン誘導体及びそれらを用いたn,n′−ジ置換イミダゾリジノン誘導体の製造方法Info
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- JPH08176111A JPH08176111A JP6334956A JP33495694A JPH08176111A JP H08176111 A JPH08176111 A JP H08176111A JP 6334956 A JP6334956 A JP 6334956A JP 33495694 A JP33495694 A JP 33495694A JP H08176111 A JPH08176111 A JP H08176111A
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- Japan
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- formula
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/55—Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups
Landscapes
- Pyridine Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 N,N′−ジ置換エチレンジアミン誘導体、
それらの製造法並びにそれらを用いた医薬品等の原料と
して有用なN,N′−ジ置換イミダゾリジノン誘導体の
製造法の提供。 【構成】 一般式(1) (式中、Xは水素原子又はハロゲン原子を示し、Yはメ
チレン基又はカルボニル基を示す)で表されるN,N′
−ジ置換エチレンジアミン誘導体。
それらの製造法並びにそれらを用いた医薬品等の原料と
して有用なN,N′−ジ置換イミダゾリジノン誘導体の
製造法の提供。 【構成】 一般式(1) (式中、Xは水素原子又はハロゲン原子を示し、Yはメ
チレン基又はカルボニル基を示す)で表されるN,N′
−ジ置換エチレンジアミン誘導体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、N,N′−ジ置換エチ
レンジアミン誘導体、それらの製造法並びにそれらを用
いた医薬品等の原料として有用なN,N′−ジ置換イミ
ダゾリジノン誘導体の製造法に関する。
レンジアミン誘導体、それらの製造法並びにそれらを用
いた医薬品等の原料として有用なN,N′−ジ置換イミ
ダゾリジノン誘導体の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係わるN,N′−ジ置換エチレ
ンジアミン誘導体は、文献未記載の新規化合物である。
ンジアミン誘導体は、文献未記載の新規化合物である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
なN,N′−ジ置換エチレンジアミン誘導体並びにそれ
らの製造法を提供することにある。更に本発明化合物
は、従来複雑な工程を経由したり、工業的に危険な試薬
を用いなければ製造できなかった、医薬品等の原料とし
有用なN,N′−ジ置換イミダゾリジノン誘導体の製造
法を改良することを目的とする。
なN,N′−ジ置換エチレンジアミン誘導体並びにそれ
らの製造法を提供することにある。更に本発明化合物
は、従来複雑な工程を経由したり、工業的に危険な試薬
を用いなければ製造できなかった、医薬品等の原料とし
有用なN,N′−ジ置換イミダゾリジノン誘導体の製造
法を改良することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、医薬品等
の原料として有用なN,N′−ジ置換イミダゾリジノン
誘導体の製造法に関して鋭意研究を重ねた結果、新規な
N,N′−ジ置換エチレンジアミン誘導体を用いること
により、工業的に有利でしかも効率よくN,N′−ジ置
換イミダゾリジノン誘導体が得られることを見出し、本
発明を完成した。
の原料として有用なN,N′−ジ置換イミダゾリジノン
誘導体の製造法に関して鋭意研究を重ねた結果、新規な
N,N′−ジ置換エチレンジアミン誘導体を用いること
により、工業的に有利でしかも効率よくN,N′−ジ置
換イミダゾリジノン誘導体が得られることを見出し、本
発明を完成した。
【0005】すなわち本発明は、一般式(1) (式中、Xは水素原子又はハロゲン原子を示し、Yはメ
チレン基又はカルボニル基を示す)で表されるN,N′
−ジ置換エチレンジアミン誘導体に関する。
チレン基又はカルボニル基を示す)で表されるN,N′
−ジ置換エチレンジアミン誘導体に関する。
【0006】一般式(1)で表される化合物は以下の工
程により製造することができる。 (A) 一般式(1)において、Yがカルボニル基であ
る化合物、すなわち一般式(1a)で表される化合物
は、一般式(2) (式中、Xは前記の通り、Zはアミノ基の保護基を示
す)で表される化合物と、式(3) で表される3−アミノピリジンを縮合させ、一般式
(4) (式中、X、Zは前記の通り)で表される化合物を得、
次いでアミノ基の保護基を除去することにより製造する
ことができる。
程により製造することができる。 (A) 一般式(1)において、Yがカルボニル基であ
る化合物、すなわち一般式(1a)で表される化合物
は、一般式(2) (式中、Xは前記の通り、Zはアミノ基の保護基を示
す)で表される化合物と、式(3) で表される3−アミノピリジンを縮合させ、一般式
(4) (式中、X、Zは前記の通り)で表される化合物を得、
次いでアミノ基の保護基を除去することにより製造する
ことができる。
【0007】一般式(2)で表される化合物と一般式
(3)で表される化合物との反応は、例えばジシクロヘ
キシルカルボジイミド(DCC)等の縮合剤の存在下又
は非存在下に、例えばジクロロメタン等の反応に関与し
ない溶媒中、−50℃〜室温、好ましくは−10℃〜0℃で
反応させることにより製造することができる。Zで表さ
れるアミノ基の保護基は、例えばベンジルオキシカルボ
ニル基等のアルコキシカルボニル基を用いることが好ま
しい。
(3)で表される化合物との反応は、例えばジシクロヘ
キシルカルボジイミド(DCC)等の縮合剤の存在下又
は非存在下に、例えばジクロロメタン等の反応に関与し
ない溶媒中、−50℃〜室温、好ましくは−10℃〜0℃で
反応させることにより製造することができる。Zで表さ
れるアミノ基の保護基は、例えばベンジルオキシカルボ
ニル基等のアルコキシカルボニル基を用いることが好ま
しい。
【0008】一般式(4)で表される化合物は、例えば
臭化水素酸−酢酸を用いて、酢酸等の溶媒中、0〜30
℃、好ましくは10℃〜25℃で反応させることにより、一
般式(1a)で表される化合物に変換することができ
る。
臭化水素酸−酢酸を用いて、酢酸等の溶媒中、0〜30
℃、好ましくは10℃〜25℃で反応させることにより、一
般式(1a)で表される化合物に変換することができ
る。
【0009】(B) 一般式(1)において、Yがメチ
レン基である化合物、すなわち一般式(1b)で表され
る化合物は、一般式(1a)で表される化合物を還元す
ることにより製造することができる。
レン基である化合物、すなわち一般式(1b)で表され
る化合物は、一般式(1a)で表される化合物を還元す
ることにより製造することができる。
【0010】還元剤としては、例えばリチウムアルミニ
ウムヒドリド、ナトリウム水素化ビス(2−メトキシエ
トキシ)アルミニウム等を用いることができるが、ナト
リウム水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウ
ムのトルエン溶液の使用が好ましい。反応は、例えばテ
トラヒドロフラン、エーテル、トルエン等の不活性溶媒
中、0℃〜溶媒の沸点、好ましくは10℃〜40℃で反応さ
せることにより製造することができる。
ウムヒドリド、ナトリウム水素化ビス(2−メトキシエ
トキシ)アルミニウム等を用いることができるが、ナト
リウム水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウ
ムのトルエン溶液の使用が好ましい。反応は、例えばテ
トラヒドロフラン、エーテル、トルエン等の不活性溶媒
中、0℃〜溶媒の沸点、好ましくは10℃〜40℃で反応さ
せることにより製造することができる。
【0011】一般式(1b)で表される化合物は、カル
ボニル化剤で処理することにより、一般式(5) (式中、Xは前記の通り)で表されるN,N′−ジ置換
イミダゾリジノン誘導体に変換することができる。
ボニル化剤で処理することにより、一般式(5) (式中、Xは前記の通り)で表されるN,N′−ジ置換
イミダゾリジノン誘導体に変換することができる。
【0012】カルボニル化剤としては、例えば、N,
N′−カルボニルジイミダゾール、ホスゲンダイマー、
ハロゲノ炭酸アルキル等を用いることができるが、N,
N′−カルボニルジイミダゾールの使用が好ましい。反
応は、例えばトルエン等の不活性溶媒中、70℃〜溶媒の
沸点、好ましくは90℃〜 110℃の範囲で実施される。
N′−カルボニルジイミダゾール、ホスゲンダイマー、
ハロゲノ炭酸アルキル等を用いることができるが、N,
N′−カルボニルジイミダゾールの使用が好ましい。反
応は、例えばトルエン等の不活性溶媒中、70℃〜溶媒の
沸点、好ましくは90℃〜 110℃の範囲で実施される。
【0013】
【実施例】以下に実施例を示して、本発明を更に詳細に
説明するが、本発明はこれら実施例によって何らの制限
を受けるものではない。
説明するが、本発明はこれら実施例によって何らの制限
を受けるものではない。
【0014】(実施例1)N−ベンジルオキシカルボニ
ル−N−(4−クロロフェニル)グリシン(295g)をジ
クロロメタン(1.5L)に溶解し、3−アミノピリジン(8
6.84g)を加えた。この溶液に、氷冷下、DCC(190.
37g)をジクロロメタン(380ml)に溶かした溶液を74分
かけて滴下した。7℃で20分間攪拌後、氷浴をはずして
2.5時間攪拌した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶
液(1.5L)、RO水(1.5L)×2、飽和食塩水(1.5L)
で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留
去した。残留物をn−ヘキサン(1.9L)に懸濁して 2.5
時間攪拌後、析出晶を濾取、n−ヘキサン(1L)で洗
浄した。30℃で 2.5時間減圧乾燥し、N−ベンジルオキ
シカルボニル−N−(4−クロロフェニル)−N′−
(3−ピリジル)グリシンアミド(299.8g)を得た。
ル−N−(4−クロロフェニル)グリシン(295g)をジ
クロロメタン(1.5L)に溶解し、3−アミノピリジン(8
6.84g)を加えた。この溶液に、氷冷下、DCC(190.
37g)をジクロロメタン(380ml)に溶かした溶液を74分
かけて滴下した。7℃で20分間攪拌後、氷浴をはずして
2.5時間攪拌した。有機層を飽和塩化アンモニウム水溶
液(1.5L)、RO水(1.5L)×2、飽和食塩水(1.5L)
で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留
去した。残留物をn−ヘキサン(1.9L)に懸濁して 2.5
時間攪拌後、析出晶を濾取、n−ヘキサン(1L)で洗
浄した。30℃で 2.5時間減圧乾燥し、N−ベンジルオキ
シカルボニル−N−(4−クロロフェニル)−N′−
(3−ピリジル)グリシンアミド(299.8g)を得た。
【0015】融点: 106−109 ℃ NMR(CDCl3 :60MHz) δ: 4.3(s、2H)、
5.15(s、2H)、7.0 −7.4 (m、10H)、 7.9−8.
6 (m、3H)、9.25(brs、1H)。
5.15(s、2H)、7.0 −7.4 (m、10H)、 7.9−8.
6 (m、3H)、9.25(brs、1H)。
【0016】(実施例2)30%臭化水素酢酸溶液(1300
ml)に、氷冷下、N−ベンジルオキシカルボニル−N−
(4−クロロフェニル)−N′−(3−ピリジル)グリ
シンアミド(260g)を酢酸(520ml)に溶かした溶液を67
分かけて滴下した。滴下後、室温で1時間攪拌し、氷水
(9L)に注いだ。イソプロピルエーテル(3L)で洗
浄し、水槽に25%アンモニア水(1.5L)を加えてpH
4.0として酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を留去し、残留物をイソプロピ
ルエーテル(350ml)で洗浄し、酢酸エチルで再結晶し
た。濾液を濃縮後、残留物をエーテルで懸濁洗浄し、N
−(4−クロロフェニル)−N′−(3−ピリジル)グ
リシンアミド(43.5g)を得た。
ml)に、氷冷下、N−ベンジルオキシカルボニル−N−
(4−クロロフェニル)−N′−(3−ピリジル)グリ
シンアミド(260g)を酢酸(520ml)に溶かした溶液を67
分かけて滴下した。滴下後、室温で1時間攪拌し、氷水
(9L)に注いだ。イソプロピルエーテル(3L)で洗
浄し、水槽に25%アンモニア水(1.5L)を加えてpH
4.0として酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を留去し、残留物をイソプロピ
ルエーテル(350ml)で洗浄し、酢酸エチルで再結晶し
た。濾液を濃縮後、残留物をエーテルで懸濁洗浄し、N
−(4−クロロフェニル)−N′−(3−ピリジル)グ
リシンアミド(43.5g)を得た。
【0017】融点: 180−182 ℃ NMR(CDCl3 :60MHz) δ:3.92(d、2H、J
=6Hz)、6.15(t、1H、J=6Hz)、 6.5−6.7
(m、2H)、 7.0−7.4 (m、3H)、 8.0−8.3
(m、2H)、 8.7−8.9 (m、1H)、 10.15(br
s、1H)。
=6Hz)、6.15(t、1H、J=6Hz)、 6.5−6.7
(m、2H)、 7.0−7.4 (m、3H)、 8.0−8.3
(m、2H)、 8.7−8.9 (m、1H)、 10.15(br
s、1H)。
【0018】(実施例3)ナトリウム水素化ビス(2−
メトキシエトキシ)アルミニウム(70%)トルエン溶液
(8.64g)をトルエン(35ml)で希釈した。このトルエ
ン溶液にN−(4−クロロフェニル)−N′−(3−ピ
リジル)グリシンアミド(2.62g)を攪拌下、24〜29℃
で投入し、同温度で3時間攪拌した。反応液を氷水(100
ml)に注加した後、5N水酸化ナトリウムを加えてセラ
イト濾過した。トルエン層を分液し、水槽はトルエンで
再度抽出して先のトルエン層と合一し、飽和食塩水で洗
浄した。溶媒を減圧留去して黄色粉末状のN−(4−ク
ロロフェニル)−N′−(3−ピリジニル)エチレンジ
アミン(2.12g)を得た。
メトキシエトキシ)アルミニウム(70%)トルエン溶液
(8.64g)をトルエン(35ml)で希釈した。このトルエ
ン溶液にN−(4−クロロフェニル)−N′−(3−ピ
リジル)グリシンアミド(2.62g)を攪拌下、24〜29℃
で投入し、同温度で3時間攪拌した。反応液を氷水(100
ml)に注加した後、5N水酸化ナトリウムを加えてセラ
イト濾過した。トルエン層を分液し、水槽はトルエンで
再度抽出して先のトルエン層と合一し、飽和食塩水で洗
浄した。溶媒を減圧留去して黄色粉末状のN−(4−ク
ロロフェニル)−N′−(3−ピリジニル)エチレンジ
アミン(2.12g)を得た。
【0019】融点:95−100 ℃ NMR(CDCl3 :60MHz) δ: 3.3(br、4
H)、 4.0(br、2H)、 6.3−6.7 (m、2H)、
6.9−7.4 (m、4H)、 7.8−8.2 (m、2H)。
H)、 4.0(br、2H)、 6.3−6.7 (m、2H)、
6.9−7.4 (m、4H)、 7.8−8.2 (m、2H)。
【0020】(実施例4)N−(4−クロロフェニル)
−N′−(3−ピリジニル)エチレンジアミン(1.0
g)、N,N′−カルボニルジイミダゾール(0.84g)
をトルエン(2.0ml)に投入し、 100〜107 ℃で5時間攪
拌した。反応液を冷却した後、エタノール(15ml)を加
えて加熱攪拌した。冷却し、析出晶を濾取して3−(4
−クロロフェニル)−1−(3−ピリジニル)−2−イ
ミダゾリジノン(0.90g)を得た。
−N′−(3−ピリジニル)エチレンジアミン(1.0
g)、N,N′−カルボニルジイミダゾール(0.84g)
をトルエン(2.0ml)に投入し、 100〜107 ℃で5時間攪
拌した。反応液を冷却した後、エタノール(15ml)を加
えて加熱攪拌した。冷却し、析出晶を濾取して3−(4
−クロロフェニル)−1−(3−ピリジニル)−2−イ
ミダゾリジノン(0.90g)を得た。
【0021】融点: 162.5−163.5 ℃ NMR(CDCl3 −CD3 OD:60MHz) δ: 4.0
(s、4H)、7.23−7.67(m、5H)、8.02−8.37
(m、2H)、8.83(d、1H)。
(s、4H)、7.23−7.67(m、5H)、8.02−8.37
(m、2H)、8.83(d、1H)。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、N,N′−ジ置換エチ
レンジアミン誘導体を用いることにより、医薬品等の原
料として有用なN,N′−ジ置換イミダゾリジノン誘導
体を工業的に有利でしかも効率よく得ることができる。
レンジアミン誘導体を用いることにより、医薬品等の原
料として有用なN,N′−ジ置換イミダゾリジノン誘導
体を工業的に有利でしかも効率よく得ることができる。
フロントページの続き (72)発明者 相沢 靖浩 長野県岡谷市川岸中2丁目7番6号 (72)発明者 吉田 典敬 長野県岡谷市川岸中2丁目7番6号
Claims (4)
- 【請求項1】 一般式(1) (式中、Xは水素原子又はハロゲン原子を示し、Yはメ
チレン基又はカルボニル基を示す)で表されるN,N′
−ジ置換エチレンジアミン誘導体。 - 【請求項2】 一般式(2) (式中、Xは水素原子又はハロゲン原子を示し、Zはア
ミノ基の保護基を示す)で表される化合物と、式(3) で表される3−アミノピリジンを縮合させ、一般式
(4) (式中、X、Zは前記の通り)で表される化合物を得、
次いでアミノ基の保護基を除去することを特徴とする、
一般式(1a) (式中、Xは前記の通り)で表されるN,N′−ジ置換
エチレンジアミン誘導体の製造法。 - 【請求項3】 一般式(1a) (式中、Xは水素原子又はハロゲン原子を示す)で表さ
れる化合物を還元することを特徴とする、一般式(1
b) (式中、Xは前記の通り)で表されるN,N′−ジ置換
エチレンジアミン誘導体の製造法。 - 【請求項4】 一般式(1b) (式中、Xは水素原子又はハロゲン原子を示す)で表さ
れる化合物をカルボニル化剤で処理することを特徴とす
る、一般式(5) (式中、Xは前記の通り)で表されるN,N′−ジ置換
イミダゾリジノン誘導体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6334956A JPH08176111A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | N,n′−ジ置換エチレンジアミン誘導体及びそれらを用いたn,n′−ジ置換イミダゾリジノン誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6334956A JPH08176111A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | N,n′−ジ置換エチレンジアミン誘導体及びそれらを用いたn,n′−ジ置換イミダゾリジノン誘導体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08176111A true JPH08176111A (ja) | 1996-07-09 |
Family
ID=18283118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6334956A Pending JPH08176111A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | N,n′−ジ置換エチレンジアミン誘導体及びそれらを用いたn,n′−ジ置換イミダゾリジノン誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08176111A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8263635B2 (en) | 2009-06-26 | 2012-09-11 | Novartis Ag | Inhibitors of CYP 17 |
US9029399B2 (en) | 2011-04-28 | 2015-05-12 | Novartis Ag | 17α-hydroxylase/C17,20-lyase inhibitors |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP6334956A patent/JPH08176111A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8263635B2 (en) | 2009-06-26 | 2012-09-11 | Novartis Ag | Inhibitors of CYP 17 |
JP2012530763A (ja) * | 2009-06-26 | 2012-12-06 | ノバルティス アーゲー | Cyp17阻害剤としての1,3−二置換イミダゾリジン−2−オン誘導体 |
USRE45173E1 (en) | 2009-06-26 | 2014-09-30 | Novartis Ag | Inhibitors of CYP 17 |
US9029399B2 (en) | 2011-04-28 | 2015-05-12 | Novartis Ag | 17α-hydroxylase/C17,20-lyase inhibitors |
US9339501B2 (en) | 2011-04-28 | 2016-05-17 | Novartis Ag | 17a-hydroxylase/C17,20-lyase inhibitors |
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