JPH08168358A - 魚肉加工品よりなる小さな形あるフリカケ具材 及びその製造法 - Google Patents
魚肉加工品よりなる小さな形あるフリカケ具材 及びその製造法Info
- Publication number
- JPH08168358A JPH08168358A JP6094031A JP9403194A JPH08168358A JP H08168358 A JPH08168358 A JP H08168358A JP 6094031 A JP6094031 A JP 6094031A JP 9403194 A JP9403194 A JP 9403194A JP H08168358 A JPH08168358 A JP H08168358A
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- JP
- Japan
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- shaped
- fish
- ingredient material
- flower
- heart
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- Pending
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- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
魚肉加工品よりなる小さな形あるフリカケ具材、及びそ
の製造法 【目的】小さな薄片状の食べやすい星型やハート型、花
型等の形あるフリカケ具材を製造すること、及び、これ
をフリカケの中にちりばめる事により、子供達に夢と楽
しさを与える商品にすることである。 【構成】成型性にすぐれた魚肉を主原料とし、星型やハ
ート型、花型等の小さな口金より押し出し、型くずれし
ないうちに湯槽中で加熱成型し、凍結後、半解凍して切
断、乾燥して、形のはっきりした食べやすい薄片状のフ
リカケ具材を製造すること、及び、これをフリカケの中
にちりばめることを特長とするものである。
の製造法 【目的】小さな薄片状の食べやすい星型やハート型、花
型等の形あるフリカケ具材を製造すること、及び、これ
をフリカケの中にちりばめる事により、子供達に夢と楽
しさを与える商品にすることである。 【構成】成型性にすぐれた魚肉を主原料とし、星型やハ
ート型、花型等の小さな口金より押し出し、型くずれし
ないうちに湯槽中で加熱成型し、凍結後、半解凍して切
断、乾燥して、形のはっきりした食べやすい薄片状のフ
リカケ具材を製造すること、及び、これをフリカケの中
にちりばめることを特長とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】フリカケは子供から大人まで巾広
く人気のある商品であるが、従来からあるフリカケは、
天然の素材、加工品にかかわらず、フレーク状か顆粒
状、又は不定型のものであり、その中にイメージを与え
るものはなく、これらの中に高蛋白な魚肉を主原料とし
た星型、ハート型、花型等がちりばめられる事により、
夢のある楽しいイメージ商品とする事が出来る。
く人気のある商品であるが、従来からあるフリカケは、
天然の素材、加工品にかかわらず、フレーク状か顆粒
状、又は不定型のものであり、その中にイメージを与え
るものはなく、これらの中に高蛋白な魚肉を主原料とし
た星型、ハート型、花型等がちりばめられる事により、
夢のある楽しいイメージ商品とする事が出来る。
【0002】
【従来の技術】お菓子の中には小麦粉等で作られた形あ
るものが多数あり、夢のある楽しい商品となっています
が、フリカケ具材として違和感のない形ある小さいもの
(12ミリメートル以下)にするには、成型性が悪く、
食べやすい薄片状になりにくい。
るものが多数あり、夢のある楽しい商品となっています
が、フリカケ具材として違和感のない形ある小さいもの
(12ミリメートル以下)にするには、成型性が悪く、
食べやすい薄片状になりにくい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フリカケ具材として、
消費者に夢と楽しいイメージを与える星型やハート型、
花型等の形あるもので、小さくても成型性がよく、食べ
やすい薄片状で型くずれしない商品の開発である。
消費者に夢と楽しいイメージを与える星型やハート型、
花型等の形あるもので、小さくても成型性がよく、食べ
やすい薄片状で型くずれしない商品の開発である。
【0004】
【課題を解決する為の手段】今までフリカケ材料として
余り利用されていない魚肉スリ身の成型性に着目し、星
型やハート型、花型等の小さい口金(12ミリメートル
以下)より魚肉スリ身を主原料とする調合物を押し出
し、湯槽中で型くずれせずに加熱成型する事が出来た。
しかる後、咀嚼性を良く、又、型くずれを防ぐ為凍結し
た後、半解凍してうすく0.5ミリメートル〜2ミリメ
ートルに切断して乾燥する事により、型くずれせずポー
ラスな食べやすい薄片状のフリカケ具材を作ることが出
来た。
余り利用されていない魚肉スリ身の成型性に着目し、星
型やハート型、花型等の小さい口金(12ミリメートル
以下)より魚肉スリ身を主原料とする調合物を押し出
し、湯槽中で型くずれせずに加熱成型する事が出来た。
しかる後、咀嚼性を良く、又、型くずれを防ぐ為凍結し
た後、半解凍してうすく0.5ミリメートル〜2ミリメ
ートルに切断して乾燥する事により、型くずれせずポー
ラスな食べやすい薄片状のフリカケ具材を作ることが出
来た。
【0005】
【作用】口金の形をかえる事によりいろいろな形のもの
が出来、調合物の中に農水畜産物や調味料、香辛料、着
色料、香料を入れる事により、その形のイメージをより
高めた夢のある楽しいフリカケ具材を作ることができ
る。
が出来、調合物の中に農水畜産物や調味料、香辛料、着
色料、香料を入れる事により、その形のイメージをより
高めた夢のある楽しいフリカケ具材を作ることができ
る。
【0006】
【実施例1】魚肉スリ身1,000グラムに食塩30グ
ラムを加えて擂潰し、筋原繊維たんぱく質を溶出した
後、卵黄200グラム、澱粉400グラム、調味料30
グラムを加えて擂潰した後、星型の口金(図1)より押
し出し、湯温摂氏80〜90度の湯槽に連続して投入
し、加熱成型した後、約8分後に取り出し、切断してト
レーに並べて冷凍する。次いで半解凍して1ミリメート
ルの薄片に切断して乾燥することにより水分6パーセン
トの小さくて黄色い卵味で星型の厚さ0.7ミリメート
ルのうすくて食べやすいフリカケ具材650グラムを得
た。これをノリとタマゴ顆粒をベースにしたフリカケの
中に5パーセント混入する事により、星がちりばめられ
た、夢のある、楽しくなるフリカケを得た。
ラムを加えて擂潰し、筋原繊維たんぱく質を溶出した
後、卵黄200グラム、澱粉400グラム、調味料30
グラムを加えて擂潰した後、星型の口金(図1)より押
し出し、湯温摂氏80〜90度の湯槽に連続して投入
し、加熱成型した後、約8分後に取り出し、切断してト
レーに並べて冷凍する。次いで半解凍して1ミリメート
ルの薄片に切断して乾燥することにより水分6パーセン
トの小さくて黄色い卵味で星型の厚さ0.7ミリメート
ルのうすくて食べやすいフリカケ具材650グラムを得
た。これをノリとタマゴ顆粒をベースにしたフリカケの
中に5パーセント混入する事により、星がちりばめられ
た、夢のある、楽しくなるフリカケを得た。
【実施例2】魚肉スリ身1,000グラムに食塩40グ
ラムを加えて擂潰した後、ニンジンの乾燥粉末200グ
ラム、澱粉300グラム、水150グラム、冷凍卵白1
00グラムを加えて擂潰し、ハート型(図2)の口金よ
り押し出し、湯温摂氏80〜90度の湯槽中に連続して
投入し、加熱成型して7分後に適当な長さに切断し、ト
レーにて凍結した後、半解凍して0.75ミリメートル
の薄片に切断して乾燥し、水分6パーセントの小さいハ
ート型の厚さ0.55ミリメートルのニンジンの味のす
るフリカケ具材850グラムを得た。これを即席焼飯の
フリカケ具材の中に混入する事により、焼飯の上にハー
ト型がちりばめられる、夢のある、楽しくなる即席焼飯
のフリカケを得た。
ラムを加えて擂潰した後、ニンジンの乾燥粉末200グ
ラム、澱粉300グラム、水150グラム、冷凍卵白1
00グラムを加えて擂潰し、ハート型(図2)の口金よ
り押し出し、湯温摂氏80〜90度の湯槽中に連続して
投入し、加熱成型して7分後に適当な長さに切断し、ト
レーにて凍結した後、半解凍して0.75ミリメートル
の薄片に切断して乾燥し、水分6パーセントの小さいハ
ート型の厚さ0.55ミリメートルのニンジンの味のす
るフリカケ具材850グラムを得た。これを即席焼飯の
フリカケ具材の中に混入する事により、焼飯の上にハー
ト型がちりばめられる、夢のある、楽しくなる即席焼飯
のフリカケを得た。
【実施例3】魚肉スリ身1,000グラムに食塩30グ
ラムを加えて擂潰した後、モモのピューレ200グラ
ム、砂糖100グラム、澱粉300グラム、乾燥卵白4
0グラム、起泡性乳化剤17グラム、紅麹色素7グラ
ム、香料少々を擂潰し、モモの花型(図3)の口金より
押し出し、湯温摂氏80〜90度の湯槽中に連続して投
入し、加熱成型した後、約8分後に取り出し、冷却して
適当な長さに切断してトレーに並べて凍結し、半解凍し
て1.5ミリメートルに切断して乾燥し、水分5パーセ
ントの小さいピンク色をした花型のモモの風味のする、
厚さ1.2ミリメートルのフリカケ具材580グラムを
得た。これをおにぎり用フリカケの中に7パーセント混
入する事により、おにぎりの中や表面に花型がちりばめ
られ、夢のある、楽しいおにぎりフリカケを得た。
ラムを加えて擂潰した後、モモのピューレ200グラ
ム、砂糖100グラム、澱粉300グラム、乾燥卵白4
0グラム、起泡性乳化剤17グラム、紅麹色素7グラ
ム、香料少々を擂潰し、モモの花型(図3)の口金より
押し出し、湯温摂氏80〜90度の湯槽中に連続して投
入し、加熱成型した後、約8分後に取り出し、冷却して
適当な長さに切断してトレーに並べて凍結し、半解凍し
て1.5ミリメートルに切断して乾燥し、水分5パーセ
ントの小さいピンク色をした花型のモモの風味のする、
厚さ1.2ミリメートルのフリカケ具材580グラムを
得た。これをおにぎり用フリカケの中に7パーセント混
入する事により、おにぎりの中や表面に花型がちりばめ
られ、夢のある、楽しいおにぎりフリカケを得た。
【0007】
【発明の効果】実施例でも示す通り、魚肉の成型性を活
用し、星型、ハート型、花型等の形ある小さい薄片状の
フリカケ具材は商品に夢を与え、更に、色、味、香りを
自由に賦与することにより、商品イメージを高めたフリ
カケを提供することができる。
用し、星型、ハート型、花型等の形ある小さい薄片状の
フリカケ具材は商品に夢を与え、更に、色、味、香りを
自由に賦与することにより、商品イメージを高めたフリ
カケを提供することができる。
【図1】 星型の口金
【図2】 ハート型の口金
【図3】 花型の口金
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 星型の口金
【図2】 ハート型の口金
【図3】 花型の口金
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】追加
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
Claims (2)
- 【請求項1】魚肉を主原料とする星型、ハート型、花型
等の小さい形(12ミリメートル以下)ある成型品をフ
リカケの中に入れる事を特長とする。 - 【請求項2】魚肉を主原料とする調合物を星型、ハート
型、花型等の口金より押し出し、湯浴中で加熱成型した
後、凍結後、半解凍してうすく切断して乾燥する事を特
長とする形あるフリカケ具材の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6094031A JPH08168358A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 魚肉加工品よりなる小さな形あるフリカケ具材 及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6094031A JPH08168358A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 魚肉加工品よりなる小さな形あるフリカケ具材 及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08168358A true JPH08168358A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=14099201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6094031A Pending JPH08168358A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 魚肉加工品よりなる小さな形あるフリカケ具材 及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08168358A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008104454A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-05-08 | Mishima Delica Kk | チップス状食品の製造方法 |
JP2012045008A (ja) * | 2006-09-28 | 2012-03-08 | Mishima Delica Kk | チップス状食品の製造方法 |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP6094031A patent/JPH08168358A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008104454A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-05-08 | Mishima Delica Kk | チップス状食品の製造方法 |
JP2012045008A (ja) * | 2006-09-28 | 2012-03-08 | Mishima Delica Kk | チップス状食品の製造方法 |
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