JPH08161328A - 文字情報処理装置 - Google Patents
文字情報処理装置Info
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- JPH08161328A JPH08161328A JP6303357A JP30335794A JPH08161328A JP H08161328 A JPH08161328 A JP H08161328A JP 6303357 A JP6303357 A JP 6303357A JP 30335794 A JP30335794 A JP 30335794A JP H08161328 A JPH08161328 A JP H08161328A
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- buffer
- character string
- character
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Links
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Landscapes
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作パネル面を複雑化することなく、文字列
の入力編集時の多くの誤操作を簡単な操作で補償できる
使い勝手が良好な文字情報処理装置を提供する。 【構成】 キー入力手段に、所定のバッファやテキスト
エリアから文字列を除去する所定種類の処理を指示する
処理指示キーと、当該処理指示キーからの指示により前
述の所定のバッファやテキストエリアから除去された文
字列の復活を指示する復活キーとを設けると共に、記憶
手段に、前述の所定のバッファやテキストエリアから除
去された文字列を格納する復活バッファを設ける。文字
入力編集制御手段は、処理指示キーの操作により所定種
類の処理指令がキー入力手段から与えられたときに、除
去された文字列を復活バッファに格納させ、復活バッフ
ァに文字列が格納されている状況で、復活キーの操作に
よる復活指令がキー入力手段から与えられたときに、復
活バッファに格納されている文字列を所定のバッファや
テキストエリアに復活させるように構成される。
の入力編集時の多くの誤操作を簡単な操作で補償できる
使い勝手が良好な文字情報処理装置を提供する。 【構成】 キー入力手段に、所定のバッファやテキスト
エリアから文字列を除去する所定種類の処理を指示する
処理指示キーと、当該処理指示キーからの指示により前
述の所定のバッファやテキストエリアから除去された文
字列の復活を指示する復活キーとを設けると共に、記憶
手段に、前述の所定のバッファやテキストエリアから除
去された文字列を格納する復活バッファを設ける。文字
入力編集制御手段は、処理指示キーの操作により所定種
類の処理指令がキー入力手段から与えられたときに、除
去された文字列を復活バッファに格納させ、復活バッフ
ァに文字列が格納されている状況で、復活キーの操作に
よる復活指令がキー入力手段から与えられたときに、復
活バッファに格納されている文字列を所定のバッファや
テキストエリアに復活させるように構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された1行以上の
文字列を印刷又は転写処理する文字情報処理装置に関
し、例えば、印刷媒体がテープであるテープ印刷装置や
転写媒体が印章の刻印面である印章作成装置等に適用し
得るものである。
文字列を印刷又は転写処理する文字情報処理装置に関
し、例えば、印刷媒体がテープであるテープ印刷装置や
転写媒体が印章の刻印面である印章作成装置等に適用し
得るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテープ印刷装置は、操作パネル上
に文字入力用のキー等が配置され、これら文字入力用の
キーを操作して所望の文字列を入力できるようになされ
ている。また、テープ印刷装置は、テープ送り機構を駆
動することにより、テープ排出口からテープを送り出す
ことができるように形成され、このテープの通路に、サ
ーマルヘッドでなる印刷機構、テープカット機構が順次
配置されるようになされている。テープ印刷装置の制御
手段は、印刷キーが操作されると、テープ送り機構を制
御してテープを所定速度で送り出させると共に、印刷機
構を制御してこの送り出されたテープに予め入力された
文字列を印刷させる。さらに、テープ印刷装置の制御手
段は、文字列の印刷を終了したときにも、テープ送り機
構を連続制御して、印刷されたテープ部分が装置外部に
でるまでテープを送り出させた後、テープの走行を停止
させる。そして、ユーザが、テープ走行の停止後、テー
プカット機構を操作することにより、所望の文字列を印
刷してなるユーザオリジナルのラベルが得られる。
に文字入力用のキー等が配置され、これら文字入力用の
キーを操作して所望の文字列を入力できるようになされ
ている。また、テープ印刷装置は、テープ送り機構を駆
動することにより、テープ排出口からテープを送り出す
ことができるように形成され、このテープの通路に、サ
ーマルヘッドでなる印刷機構、テープカット機構が順次
配置されるようになされている。テープ印刷装置の制御
手段は、印刷キーが操作されると、テープ送り機構を制
御してテープを所定速度で送り出させると共に、印刷機
構を制御してこの送り出されたテープに予め入力された
文字列を印刷させる。さらに、テープ印刷装置の制御手
段は、文字列の印刷を終了したときにも、テープ送り機
構を連続制御して、印刷されたテープ部分が装置外部に
でるまでテープを送り出させた後、テープの走行を停止
させる。そして、ユーザが、テープ走行の停止後、テー
プカット機構を操作することにより、所望の文字列を印
刷してなるユーザオリジナルのラベルが得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなテープ印刷
装置においても、いわゆるワープロ等の文字情報処理装
置と同様な入力操作方法によって所望の文字列を入力し
得るようになされている。しかし、テープ印刷装置は小
形装置であって操作パネル面が小さくなされているた
め、また、ワープロ等によって文字入力に慣れ親しんだ
者以外の者も使用者となることが多いため、文字列の編
集機能は少なくなされている。
装置においても、いわゆるワープロ等の文字情報処理装
置と同様な入力操作方法によって所望の文字列を入力し
得るようになされている。しかし、テープ印刷装置は小
形装置であって操作パネル面が小さくなされているた
め、また、ワープロ等によって文字入力に慣れ親しんだ
者以外の者も使用者となることが多いため、文字列の編
集機能は少なくなされている。
【0004】例えば、移動機能や訂正機能や再変換機能
は設けられていない。ここで、移動機能とは、移動キー
の押下後に移動する文字列を取込み、その後に指定され
た移動先の位置に文字列を移動させるような機能であ
る。また、訂正機能とは、訂正キーの押下後に指定され
た訂正範囲の文字列を自動的に削除し、その後、訂正キ
ーが押下されるまでに入力された文字列を自動挿入する
機能である。再変換機能とは、再変換キーの押下後に指
定された確定文字列を未確定の文字列に戻したりする機
能である。
は設けられていない。ここで、移動機能とは、移動キー
の押下後に移動する文字列を取込み、その後に指定され
た移動先の位置に文字列を移動させるような機能であ
る。また、訂正機能とは、訂正キーの押下後に指定され
た訂正範囲の文字列を自動的に削除し、その後、訂正キ
ーが押下されるまでに入力された文字列を自動挿入する
機能である。再変換機能とは、再変換キーの押下後に指
定された確定文字列を未確定の文字列に戻したりする機
能である。
【0005】このように文字列の編集機能が少ないた
め、入力位置を間違えたり、かな漢字変換で誤った文字
を選択したり、誤ってひらがなを選択したりする誤操作
に対する補償操作が煩雑になっていた。しかも、その補
償操作では、削除機能の利用頻度がかなり高くなってい
る。例えば、文字列を移動する場合には移動元の文字列
を削除する操作を行ない、また、確定漢字を他の漢字や
ひらがなに訂正する場合にも、訂正される文字列を削除
する操作を行なう。この削除機能自体も、誤操作をさけ
なければならない機能である。テープ印刷装置は、小形
化、低廉化が求められている装置であるため入力文字列
の表示面は小さくなされており、その結果、従来の多く
の装置では、削除文字列の先頭文字及び最終文字を指定
する削除機能は採用されておらず、削除キーの1回の操
作で1文字を削除する削除機能が設けられている。従っ
て、多数の文字を連続して削除する場合には削除キーの
操作を繰返すことを要し、ついつい削除キーの操作回数
が本来の回数より多くなって削除不要な文字までを削除
することもあり得る。
め、入力位置を間違えたり、かな漢字変換で誤った文字
を選択したり、誤ってひらがなを選択したりする誤操作
に対する補償操作が煩雑になっていた。しかも、その補
償操作では、削除機能の利用頻度がかなり高くなってい
る。例えば、文字列を移動する場合には移動元の文字列
を削除する操作を行ない、また、確定漢字を他の漢字や
ひらがなに訂正する場合にも、訂正される文字列を削除
する操作を行なう。この削除機能自体も、誤操作をさけ
なければならない機能である。テープ印刷装置は、小形
化、低廉化が求められている装置であるため入力文字列
の表示面は小さくなされており、その結果、従来の多く
の装置では、削除文字列の先頭文字及び最終文字を指定
する削除機能は採用されておらず、削除キーの1回の操
作で1文字を削除する削除機能が設けられている。従っ
て、多数の文字を連続して削除する場合には削除キーの
操作を繰返すことを要し、ついつい削除キーの操作回数
が本来の回数より多くなって削除不要な文字までを削除
することもあり得る。
【0006】また、多くの文字を同時に削除する機能
(以下、消去と呼ぶ)として、テープに印刷しようとす
る文字列を全て削除する全文消去機能と、行数や各行の
文字サイズの組み合わせや縦書き/横書き等のスタイル
を変更する単位である行の集まり(以下、段落と呼ぶ)
における文字列を全て削除する段落消去機能とが設けら
れている。操作パネル面の制約から、多くのテープ印刷
装置では、これら両消去機能は、1文字を削除するキー
とシフトキーとの同時操作に割り当てられており、表示
面でのメニュー選択によって指示するようになされてい
る。そのため、誤って全文消去や段落消去が行なわれる
恐れがある。
(以下、消去と呼ぶ)として、テープに印刷しようとす
る文字列を全て削除する全文消去機能と、行数や各行の
文字サイズの組み合わせや縦書き/横書き等のスタイル
を変更する単位である行の集まり(以下、段落と呼ぶ)
における文字列を全て削除する段落消去機能とが設けら
れている。操作パネル面の制約から、多くのテープ印刷
装置では、これら両消去機能は、1文字を削除するキー
とシフトキーとの同時操作に割り当てられており、表示
面でのメニュー選択によって指示するようになされてい
る。そのため、誤って全文消去や段落消去が行なわれる
恐れがある。
【0007】このような課題は、テープ印刷装置だけで
なく、編集機能が少ない等、テープ印刷装置と同様な特
質を有する他の文字情報処理装置に同様に生じている。
例えば、紫外線の受光部が硬化し所定流体との作用によ
り硬化部分以外が除去される樹脂を印章刻印面として用
い、この刻印面に入力文字列に応じた光線を照射(転写
動作であり、この明細書における印刷の用語は場合によ
ってはこの転写概念を含むものとする)する印章作成装
置においても、文字列の入力、編集時の誤操作の課題が
生じている。
なく、編集機能が少ない等、テープ印刷装置と同様な特
質を有する他の文字情報処理装置に同様に生じている。
例えば、紫外線の受光部が硬化し所定流体との作用によ
り硬化部分以外が除去される樹脂を印章刻印面として用
い、この刻印面に入力文字列に応じた光線を照射(転写
動作であり、この明細書における印刷の用語は場合によ
ってはこの転写概念を含むものとする)する印章作成装
置においても、文字列の入力、編集時の誤操作の課題が
生じている。
【0008】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、操作パネル面を複雑化することなく、文字列
の入力、編集時の多くの誤操作を簡単な操作で補償する
ことができる使い勝手が良好な文字情報処理装置を提供
しようとするものである。
のであり、操作パネル面を複雑化することなく、文字列
の入力、編集時の多くの誤操作を簡単な操作で補償する
ことができる使い勝手が良好な文字情報処理装置を提供
しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、キー入力手段、表示手段、各種のバッフ
ァやテキストエリアを有する記憶手段、及び、文字入力
編集制御手段を少なくとも備えて、入力文字を取込み、
また、取り込んだ文字列を編集する文字情報処理装置に
おいて、以下のようにしたことを特徴とする。
め、本発明は、キー入力手段、表示手段、各種のバッフ
ァやテキストエリアを有する記憶手段、及び、文字入力
編集制御手段を少なくとも備えて、入力文字を取込み、
また、取り込んだ文字列を編集する文字情報処理装置に
おいて、以下のようにしたことを特徴とする。
【0010】すなわち、キー入力手段は、所定のバッフ
ァやテキストエリアから文字列を除去する所定種類の処
理を指示する処理指示キーと、当該処理指示キーからの
指示により所定のバッファやテキストエリアから除去さ
れた文字列の復活を指示する復活キーとを備え、記憶手
段は、所定のバッファやテキストエリアから除去された
文字列を格納する復活バッファを備えており、文字入力
編集制御手段は、処理指示キーの操作により所定種類の
処理指令がキー入力手段から与えられたときに、除去さ
れた文字列を復活バッファに格納させ、復活バッファに
文字列が格納されている状況で、復活キーの操作による
復活指令がキー入力手段から与えられたときに、復活バ
ッファに格納されている文字列を所定のバッファやテキ
ストエリアに復活させることを特徴とする。
ァやテキストエリアから文字列を除去する所定種類の処
理を指示する処理指示キーと、当該処理指示キーからの
指示により所定のバッファやテキストエリアから除去さ
れた文字列の復活を指示する復活キーとを備え、記憶手
段は、所定のバッファやテキストエリアから除去された
文字列を格納する復活バッファを備えており、文字入力
編集制御手段は、処理指示キーの操作により所定種類の
処理指令がキー入力手段から与えられたときに、除去さ
れた文字列を復活バッファに格納させ、復活バッファに
文字列が格納されている状況で、復活キーの操作による
復活指令がキー入力手段から与えられたときに、復活バ
ッファに格納されている文字列を所定のバッファやテキ
ストエリアに復活させることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の文字情報処理装置においては、処理指
示キーが、所定のバッファやテキストエリアから文字列
を除去する所定種類の処理を指示する。処理指示キーの
操作により、上述の所定種類の処理指令がキー入力手段
から与えられたときに、文字入力編集制御手段は、除去
された文字列を復活バッファに格納させる。復活キー
は、処理指示キーからの指示により上述の所定のバッフ
ァやテキストエリアから除去された文字列の復活を指示
する。復活バッファに文字列が格納されている状況で、
復活キーの操作による復活指令がキー入力手段から与え
られたときに、文字入力編集制御手段は、復活バッファ
に格納されている文字列を所定のバッファやテキストエ
リアに復活させる。
示キーが、所定のバッファやテキストエリアから文字列
を除去する所定種類の処理を指示する。処理指示キーの
操作により、上述の所定種類の処理指令がキー入力手段
から与えられたときに、文字入力編集制御手段は、除去
された文字列を復活バッファに格納させる。復活キー
は、処理指示キーからの指示により上述の所定のバッフ
ァやテキストエリアから除去された文字列の復活を指示
する。復活バッファに文字列が格納されている状況で、
復活キーの操作による復活指令がキー入力手段から与え
られたときに、文字入力編集制御手段は、復活バッファ
に格納されている文字列を所定のバッファやテキストエ
リアに復活させる。
【0012】
(A)実施例の電気的全体構成 まず、本発明を、テープ印刷装置に適用した一実施例の
電気的な全体構成を、図2の機能ブロック図を用いて説
明する。
電気的な全体構成を、図2の機能ブロック図を用いて説
明する。
【0013】図2において、このテープ印刷装置も、他
の文字情報処理装置と同様に、大きくは、入力部10、
制御部20及び出力部30から構成されており、制御部
20が、入力部10からの情報やその時点の処理段階等
に応じた処理を実行し、その処理結果等を出力部30に
よって表示出力又は印刷出力させるようになされてい
る。
の文字情報処理装置と同様に、大きくは、入力部10、
制御部20及び出力部30から構成されており、制御部
20が、入力部10からの情報やその時点の処理段階等
に応じた処理を実行し、その処理結果等を出力部30に
よって表示出力又は印刷出力させるようになされてい
る。
【0014】入力部10は、詳細の構成は省略するが押
下キーやダイヤルキー等を備えたキー入力部11と、テ
ープ幅検出センサ12から構成されている。キー入力部
11は、制御部20に与える文字コードデータや各種の
制御データを発生するものである。テープ幅検出センサ
12は、装填されているテープの幅を検出してテープ幅
情報を制御部20に与えるものである。実際上、テープ
はテープカートリッジに収納されており、テープカート
リッジにはテープ幅を規定する孔等の物理的な識別要素
が設けられており、テープ幅検出センサ12はこの物理
的な識別要素を読み取ってテープ幅情報を出力する。
下キーやダイヤルキー等を備えたキー入力部11と、テ
ープ幅検出センサ12から構成されている。キー入力部
11は、制御部20に与える文字コードデータや各種の
制御データを発生するものである。テープ幅検出センサ
12は、装填されているテープの幅を検出してテープ幅
情報を制御部20に与えるものである。実際上、テープ
はテープカートリッジに収納されており、テープカート
リッジにはテープ幅を規定する孔等の物理的な識別要素
が設けられており、テープ幅検出センサ12はこの物理
的な識別要素を読み取ってテープ幅情報を出力する。
【0015】この実施例の場合、キー入力部11には、
後述する復活機能を指示するための例えば専用のキーが
設けられている。
後述する復活機能を指示するための例えば専用のキーが
設けられている。
【0016】出力部30は、印刷構成と表示構成からな
る。例えばステッピングモータでなるテープ・リボン送
りモータ31は、装填されている図示しないテープやイ
ンクリボンを所定の印刷位置や装置外部まで送り出すも
のである。サーマルヘッド32は、走行するテープに対
して熱転写によって印刷を行なうものであり、例えば、
最大128ドットを同時に印刷できるものである。これ
らテープ・リボン送りモータ31及びサーマルヘッド3
2はそれぞれ、制御部20の制御下で、モータ駆動回路
33やヘッド駆動回路34によって駆動される。印刷さ
れたテープの切断は、例えば、ユーザからの外力又は図
示しないモータによって駆動される図示しないカッタに
よって行なわれる。
る。例えばステッピングモータでなるテープ・リボン送
りモータ31は、装填されている図示しないテープやイ
ンクリボンを所定の印刷位置や装置外部まで送り出すも
のである。サーマルヘッド32は、走行するテープに対
して熱転写によって印刷を行なうものであり、例えば、
最大128ドットを同時に印刷できるものである。これ
らテープ・リボン送りモータ31及びサーマルヘッド3
2はそれぞれ、制御部20の制御下で、モータ駆動回路
33やヘッド駆動回路34によって駆動される。印刷さ
れたテープの切断は、例えば、ユーザからの外力又は図
示しないモータによって駆動される図示しないカッタに
よって行なわれる。
【0017】この実施例に係るテープ印刷装置の場合、
表示部として液晶ディスプレイ35が設けられており、
この液晶ディスプレイ35は、制御部20の制御下でデ
ィスプレイ駆動回路36によって駆動され、入力文字列
や各種の属性情報等を直接表示したり、装置本体の液晶
ディスプレイ35周囲に記載されている属性を示す文字
列に対応する属性のオンオフを示すインジケータを点灯
したりする。
表示部として液晶ディスプレイ35が設けられており、
この液晶ディスプレイ35は、制御部20の制御下でデ
ィスプレイ駆動回路36によって駆動され、入力文字列
や各種の属性情報等を直接表示したり、装置本体の液晶
ディスプレイ35周囲に記載されている属性を示す文字
列に対応する属性のオンオフを示すインジケータを点灯
したりする。
【0018】制御部20は、例えばマイクロコンピュー
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース25及び出力インタフ
ェース26がシステムバス27を介して接続されて構成
されている。
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース25及び出力インタフ
ェース26がシステムバス27を介して接続されて構成
されている。
【0019】ROM22には、各種の処理プログラム
や、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格納さ
れている。RAM23はワーキングメモリとして用いら
れるものであり、また、ユーザ入力に係る固定データを
格納するものである。RAM23は、電源オフ時にもバ
ックアップされている。
や、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格納さ
れている。RAM23はワーキングメモリとして用いら
れるものであり、また、ユーザ入力に係る固定データを
格納するものである。RAM23は、電源オフ時にもバ
ックアップされている。
【0020】ROM22に格納されている処理プログラ
ムや固定データ、RAM23に格納されているデータ等
については、後述の説明で詳述する。なお、ROM22
には、文字入力、編集用の処理プログラム22aが格納
されており、また、このプログラム22aの実行時には
RAM23にそのための作業エリア(印刷バッファや表
示バッファ等)が適宜形成され、また、予め形成されて
いて利用される。
ムや固定データ、RAM23に格納されているデータ等
については、後述の説明で詳述する。なお、ROM22
には、文字入力、編集用の処理プログラム22aが格納
されており、また、このプログラム22aの実行時には
RAM23にそのための作業エリア(印刷バッファや表
示バッファ等)が適宜形成され、また、予め形成されて
いて利用される。
【0021】CG−ROM24は、当該テープ印刷装置
に用意されている文字や記号のフォント情報を格納して
いるものであり、文字や記号(以下、単に文字と呼ぶ)
を特定するコードデータ(なお、以下では、コードを省
略して文字と呼ぶことがある)が与えられたときに対応
するフォント情報を出力するものである。ここで、CG
−ROM24に格納されているフォント情報は、アウト
ラインフォントであってもビットマップフォントであっ
ても良い。
に用意されている文字や記号のフォント情報を格納して
いるものであり、文字や記号(以下、単に文字と呼ぶ)
を特定するコードデータ(なお、以下では、コードを省
略して文字と呼ぶことがある)が与えられたときに対応
するフォント情報を出力するものである。ここで、CG
−ROM24に格納されているフォント情報は、アウト
ラインフォントであってもビットマップフォントであっ
ても良い。
【0022】入力インタフェース25は、入力部10及
び制御部20間のインタフェースを行なうものであり、
出力インタフェース26は、出力部30及び制御部20
間のインタフェースを行なうものである。
び制御部20間のインタフェースを行なうものであり、
出力インタフェース26は、出力部30及び制御部20
間のインタフェースを行なうものである。
【0023】CPU21は、入力部10からの入力信号
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を液晶ディスプレ
イ35に表示させたり図示しないテープに印刷させたり
するものである。
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を液晶ディスプレ
イ35に表示させたり図示しないテープに印刷させたり
するものである。
【0024】(B)文字入力、編集時に機能するバッフ
ァ 次に、文字列入力、編集時に機能するバッファの構成例
について、図3を参照しながら詳述する。なお、バッフ
ァを利用した文字列入力、編集時の処理(特に復活機能
と関係する処理)については後述する。
ァ 次に、文字列入力、編集時に機能するバッファの構成例
について、図3を参照しながら詳述する。なお、バッフ
ァを利用した文字列入力、編集時の処理(特に復活機能
と関係する処理)については後述する。
【0025】文字列入力、編集時には、図3に示すよう
な入力文字バッファ23a、変換文字バッファ23b、
復活バッファ23c、テキストエリア23d及び表示バ
ッファ23eが機能する。さらに、入力インタフェース
25又はCPU21内に設けられている入力コードのレ
ジスタも文字列入力、編集時に機能する。レジスタに格
納されたコードは、文字コードか制御コードかが判別さ
れ、文字コードの場合には、適宜処理されて入力文字バ
ッファ23aに転送される。
な入力文字バッファ23a、変換文字バッファ23b、
復活バッファ23c、テキストエリア23d及び表示バ
ッファ23eが機能する。さらに、入力インタフェース
25又はCPU21内に設けられている入力コードのレ
ジスタも文字列入力、編集時に機能する。レジスタに格
納されたコードは、文字コードか制御コードかが判別さ
れ、文字コードの場合には、適宜処理されて入力文字バ
ッファ23aに転送される。
【0026】入力文字バッファ23aは、文字コードが
入力された場合において、ひらがな確定やカタカナ確定
やカナ漢字変換確定がなされていない文字列の見出し語
(ここではひらがなとする)を格納するものであり、例
えば、ローマ字入力モードにおける子音アルファベット
もここに格納される。
入力された場合において、ひらがな確定やカタカナ確定
やカナ漢字変換確定がなされていない文字列の見出し語
(ここではひらがなとする)を格納するものであり、例
えば、ローマ字入力モードにおける子音アルファベット
もここに格納される。
【0027】変換文字バッファ23bは、入力文字バッ
ファ23aに格納されている文字列について、ひらがな
又はカタカナとして仮確定された文字列や、かな漢字変
換におけるその時点での漢字候補が格納されるものであ
る。なお、この実施例の装置では、ひらがな及びカタカ
ナについては確定操作がされても、次の文字の入力やカ
ーソル移動等の操作がなされる前においては、ひらがな
及びカタカナ間で相互に変換が可能なようになされてお
り(図1(E)参照)、このような状態でのひらがな又
はカタカナ確定を上述のように仮確定と呼ぶ。
ファ23aに格納されている文字列について、ひらがな
又はカタカナとして仮確定された文字列や、かな漢字変
換におけるその時点での漢字候補が格納されるものであ
る。なお、この実施例の装置では、ひらがな及びカタカ
ナについては確定操作がされても、次の文字の入力やカ
ーソル移動等の操作がなされる前においては、ひらがな
及びカタカナ間で相互に変換が可能なようになされてお
り(図1(E)参照)、このような状態でのひらがな又
はカタカナ確定を上述のように仮確定と呼ぶ。
【0028】テキストエリア23dは、入力された全て
の確定文字列(以下の説明では仮確定文字列はテキスト
エリア23dには格納されていないものとする)が格納
される部分であり、何行目かを明らかにするコード等も
格納される。
の確定文字列(以下の説明では仮確定文字列はテキスト
エリア23dには格納されていないものとする)が格納
される部分であり、何行目かを明らかにするコード等も
格納される。
【0029】表示バッファ23eは、カーソルが位置す
る周りの、テキストエリア23dに格納されている確定
文字列や変換文字バッファ23bに格納されている仮確
定文字列をポジ表示させるように、また、入力文字バッ
ファ23aに格納されている変換指示が与えられていな
い未確定文字列をネガ表示させるように、さらに、入力
文字バッファ23aに格納されているローマ字入力モー
ドにおける子音アルファベットや変換文字バッファ23
bに格納されている漢字候補等を点滅表示させるように
格納するものである。
る周りの、テキストエリア23dに格納されている確定
文字列や変換文字バッファ23bに格納されている仮確
定文字列をポジ表示させるように、また、入力文字バッ
ファ23aに格納されている変換指示が与えられていな
い未確定文字列をネガ表示させるように、さらに、入力
文字バッファ23aに格納されているローマ字入力モー
ドにおける子音アルファベットや変換文字バッファ23
bに格納されている漢字候補等を点滅表示させるように
格納するものである。
【0030】この実施例の場合、以上のような従来装置
でも存在するバッファ群に加えて、復活バッファ23c
を有する。
でも存在するバッファ群に加えて、復活バッファ23c
を有する。
【0031】この復活バッファ23cは、後述するよう
な所定処理によって、テキストエリア23dや入力文字
バッファ23a等から消去された文字列が格納されるも
のであり、復活バッファ23cに文字列を格納する原因
となった所定処理を表す復活事由パラメータ23cPも
格納されるものである。キー入力部11に、上述したよ
うにこの実施例で新たに設けられた復活を指示するキー
が操作されたときには、復活事由パラメータ23cPに
応じた態様で、復活バッファ23cに格納されている文
字又は文字列がテキストエリア23dや入力文字バッフ
ァ23a等に復活する。
な所定処理によって、テキストエリア23dや入力文字
バッファ23a等から消去された文字列が格納されるも
のであり、復活バッファ23cに文字列を格納する原因
となった所定処理を表す復活事由パラメータ23cPも
格納されるものである。キー入力部11に、上述したよ
うにこの実施例で新たに設けられた復活を指示するキー
が操作されたときには、復活事由パラメータ23cPに
応じた態様で、復活バッファ23cに格納されている文
字又は文字列がテキストエリア23dや入力文字バッフ
ァ23a等に復活する。
【0032】(C)文字入力、編集時の復活機能関連処
理 次に、文字入力、編集時の文字列の復活機能に関連する
処理を、図1に示す概略処理フローチャートを参照しな
がら説明する。
理 次に、文字入力、編集時の文字列の復活機能に関連する
処理を、図1に示す概略処理フローチャートを参照しな
がら説明する。
【0033】文字列の復活機能に関連する処理として
は、大きく見ると、復活バッファ23cに文字列を退避
する処理(図1(A)〜図1(F))と、復活バッファ
23cから文字列を取り出す処理(図1(G))の2種
類があるが、まず、前者の処理について説明する。
は、大きく見ると、復活バッファ23cに文字列を退避
する処理(図1(A)〜図1(F))と、復活バッファ
23cから文字列を取り出す処理(図1(G))の2種
類があるが、まず、前者の処理について説明する。
【0034】確定文字にカーソルが位置しているときに
文字削除の指令を認識すると、CPU21は、図1
(A)に示すサブルーチンに進んでステップ100にお
いて、その文字を復活バッファ23cの最新文字位置に
格納すると共に復活事由パラメータ23cPを「削除」
とし、ステップ101において、テキストエリア23d
からその文字を削除すると共に、表示バッファ23eも
それに応じて更新させて液晶ディスプレイ35上での表
示内容も更新させてメインルーチンに戻る。この実施例
の文字削除は、いわゆるワープロ等で「後退」と呼ばれ
ているものに類似している。
文字削除の指令を認識すると、CPU21は、図1
(A)に示すサブルーチンに進んでステップ100にお
いて、その文字を復活バッファ23cの最新文字位置に
格納すると共に復活事由パラメータ23cPを「削除」
とし、ステップ101において、テキストエリア23d
からその文字を削除すると共に、表示バッファ23eも
それに応じて更新させて液晶ディスプレイ35上での表
示内容も更新させてメインルーチンに戻る。この実施例
の文字削除は、いわゆるワープロ等で「後退」と呼ばれ
ているものに類似している。
【0035】なお、変換文字バッファ23bに未確定文
字列(ひらがな又はカタカナ)が格納されていて未確定
文字列にカーソルが位置しているときに文字削除の指令
が与えられると、CPU21は、変換文字バッファ23
bに格納されている未確定文字列を確定文字列としてテ
キストエリア23dに追加し、変換文字バッファ23b
をクリアした後に、上述したステップ101以降の処理
を行なう。これに対して、未確定文字の削除時には、図
示は省略するが、復活バッファ23cへの退避は実行さ
れない。
字列(ひらがな又はカタカナ)が格納されていて未確定
文字列にカーソルが位置しているときに文字削除の指令
が与えられると、CPU21は、変換文字バッファ23
bに格納されている未確定文字列を確定文字列としてテ
キストエリア23dに追加し、変換文字バッファ23b
をクリアした後に、上述したステップ101以降の処理
を行なう。これに対して、未確定文字の削除時には、図
示は省略するが、復活バッファ23cへの退避は実行さ
れない。
【0036】図1(A)から明らかなように、この実施
例では、文字削除が連続して行なわれた場合には、それ
ら複数の文字が連続して復活バッファ23cに格納され
るようになされている。この場合において、復活事由パ
ラメータ23cPは各文字に付与しても良く、全体とし
て1個の復活事由パラメータ23cPを付与しても良
い。
例では、文字削除が連続して行なわれた場合には、それ
ら複数の文字が連続して復活バッファ23cに格納され
るようになされている。この場合において、復活事由パ
ラメータ23cPは各文字に付与しても良く、全体とし
て1個の復活事由パラメータ23cPを付与しても良
い。
【0037】また、復活バッファ23cに退避するもの
は、文字(や記号)に限らず、行番号を表す行頭マーク
等であっても良い。この場合には、ステップ101の処
理において、2行の連結や2段落の連結等が適宜行なわ
れる。また、復活時には、改行処理や改段落処理がなさ
れることになる。
は、文字(や記号)に限らず、行番号を表す行頭マーク
等であっても良い。この場合には、ステップ101の処
理において、2行の連結や2段落の連結等が適宜行なわ
れる。また、復活時には、改行処理や改段落処理がなさ
れることになる。
【0038】カーソル移動の指令を認識すると、CPU
21は、図1(B)に示すサブルーチンに進んでステッ
プ110において、表示バッファ23eをその指令に応
じて操作して、液晶ディスプレイ35上でのカーソルの
位置(必要ならば表示される文字列部分)を更新表示さ
せてメインルーチンに戻る。カーソル移動キーは各種メ
ニューの候補切替用にも用いられているが、図1(B)
はカーソル移動の指令の場合だけを示している。変換文
字バッファ23bに未確定文字列(ひらがな又はカタカ
ナ)が格納されていて未確定文字列にカーソルが位置し
ているときにカーソル移動の指令が与えられると、CP
U21は、変換文字バッファ23bに格納されている未
確定文字列を確定文字列としてテキストエリア23dに
追加し、変換文字バッファ23bをクリアした後に、上
述したステップ110以降の処理を行なう。
21は、図1(B)に示すサブルーチンに進んでステッ
プ110において、表示バッファ23eをその指令に応
じて操作して、液晶ディスプレイ35上でのカーソルの
位置(必要ならば表示される文字列部分)を更新表示さ
せてメインルーチンに戻る。カーソル移動キーは各種メ
ニューの候補切替用にも用いられているが、図1(B)
はカーソル移動の指令の場合だけを示している。変換文
字バッファ23bに未確定文字列(ひらがな又はカタカ
ナ)が格納されていて未確定文字列にカーソルが位置し
ているときにカーソル移動の指令が与えられると、CP
U21は、変換文字バッファ23bに格納されている未
確定文字列を確定文字列としてテキストエリア23dに
追加し、変換文字バッファ23bをクリアした後に、上
述したステップ110以降の処理を行なう。
【0039】ここで、図1(B)に示すカーソル移動処
理を説明したのは、削除指令や、後述する全文消去や段
落消去指令の直後のカーソル移動によっては、復活バッ
ファ23cがクリアされないことを説明したいがためで
ある。すなわち、復活バッファ23cに文字列が退避さ
れる削除指令や後述する全文消去や段落消去指令の操作
の直後に、カーソル移動操作がなされても復活バッファ
23cはクリアされない。なお、後述する無変換やカタ
カナ変換や漢字確定操作に応じて復活バッファ23cに
文字列が退避された場合には、その直後にカーソル移動
操作がなされると復活バッファ23cはクリアされる
(図1(H)参照)。
理を説明したのは、削除指令や、後述する全文消去や段
落消去指令の直後のカーソル移動によっては、復活バッ
ファ23cがクリアされないことを説明したいがためで
ある。すなわち、復活バッファ23cに文字列が退避さ
れる削除指令や後述する全文消去や段落消去指令の操作
の直後に、カーソル移動操作がなされても復活バッファ
23cはクリアされない。なお、後述する無変換やカタ
カナ変換や漢字確定操作に応じて復活バッファ23cに
文字列が退避された場合には、その直後にカーソル移動
操作がなされると復活バッファ23cはクリアされる
(図1(H)参照)。
【0040】全文消去の指令を認識すると、CPU21
は、図1(C)に示すサブルーチンに進んでステップ1
20において、テキストエリア23d内の全ての文字列
(行や段落を指示するコードを含む)を復活バッファ2
3cに格納すると共に復活事由パラメータ23cPを
「全文消去」とし、ステップ121において、テキスト
エリア23dからその文字列を削除すると共に、表示バ
ッファ23eもそれに応じて初期の文字入力画面用の内
容に更新させ、液晶ディスプレイ35上での表示内容も
更新させてメインルーチンに戻る。
は、図1(C)に示すサブルーチンに進んでステップ1
20において、テキストエリア23d内の全ての文字列
(行や段落を指示するコードを含む)を復活バッファ2
3cに格納すると共に復活事由パラメータ23cPを
「全文消去」とし、ステップ121において、テキスト
エリア23dからその文字列を削除すると共に、表示バ
ッファ23eもそれに応じて初期の文字入力画面用の内
容に更新させ、液晶ディスプレイ35上での表示内容も
更新させてメインルーチンに戻る。
【0041】段落消去の指令を認識すると、CPU21
は、図1(D)に示すサブルーチンに進んでステップ1
30において、テキストエリア23d内のカーソルが位
置する段落の全ての文字列(行を指示するコードを含
む)を復活バッファ23cに格納すると共に復活事由パ
ラメータ23cPを「段落消去(段落番号を含む)」と
し、ステップ131において、テキストエリア23dか
らそれら文字列を削除すると共に、表示バッファ23e
もそれに応じて更新させて、液晶ディスプレイ35上で
の表示内容を変更させてメインルーチンに戻る。
は、図1(D)に示すサブルーチンに進んでステップ1
30において、テキストエリア23d内のカーソルが位
置する段落の全ての文字列(行を指示するコードを含
む)を復活バッファ23cに格納すると共に復活事由パ
ラメータ23cPを「段落消去(段落番号を含む)」と
し、ステップ131において、テキストエリア23dか
らそれら文字列を削除すると共に、表示バッファ23e
もそれに応じて更新させて、液晶ディスプレイ35上で
の表示内容を変更させてメインルーチンに戻る。
【0042】この実施例の場合、消去キーが操作された
ときに「全文消去」及び「段落消去」という候補文字を
メニュー表示させ、「全文消去」が候補として表示され
ているときに選択キーが操作されたときに、CPU21
は全文消去の指令と認識し、「段落消去」が候補として
表示されているときに選択キーが操作されたときに、C
PU21は段落消去の指令と認識する。
ときに「全文消去」及び「段落消去」という候補文字を
メニュー表示させ、「全文消去」が候補として表示され
ているときに選択キーが操作されたときに、CPU21
は全文消去の指令と認識し、「段落消去」が候補として
表示されているときに選択キーが操作されたときに、C
PU21は段落消去の指令と認識する。
【0043】また、全文消去又は段落消去の指令時にお
いては、後述する図1(H)に示す処理によって、復活
バッファ23cがクリアされているようになされてい
る。
いては、後述する図1(H)に示す処理によって、復活
バッファ23cがクリアされているようになされてい
る。
【0044】以上、テキストエリア23dにある文字列
を復活バッファ23cに退避する場合の処理を説明した
が、以下では、入力文字バッファ23aにある文字列
(入力見出し用のひらがな)を復活バッファ23cに退
避する処理を説明する。
を復活バッファ23cに退避する場合の処理を説明した
が、以下では、入力文字バッファ23aにある文字列
(入力見出し用のひらがな)を復活バッファ23cに退
避する処理を説明する。
【0045】有効な無変換指令を認識すると、CPU2
1は、図1(E)に示すサブルーチンに進んでステップ
140において、例えば入力文字バッファ23aに文字
列があるか否かに基づいて、ひらがな又はカタカナとし
て仮確定されているか未確定であるかを判別する。未確
定であると、CPU21は、ステップ141において、
入力文字バッファ23aにある文字列を復活バッファ2
3aに格納すると共に復活事由パラメータ23cPを
「無変換」とする。次に、ステップ142において、変
換文字バッファ23bに仮確定文字として入力文字バッ
ファ23aのひらがな表記を格納すると共に、表示バッ
ファ23eを操作して仮確定文字も液晶ディスプレイ3
5に表示させ、ステップ143において、入力文字バッ
ファ23aをクリアしてメインルーチンに戻る。一方、
無変換指令の認識後に行なった判別で仮確定されている
という結果を得ると、CPU21は、ステップ144に
おいて、変換文字バッファ23bに格納されている仮確
定文字をひらがな/カタカナ変換し、すなわち、ひらが
なが格納されていればカタカナに変換し、カタカナが格
納されていればひらがなに変換し、これに合わせて表示
バッファ23eを操作して液晶ディスプレイ35で表示
される仮確定文字もひらがな/カタカナ間で変換する。
1は、図1(E)に示すサブルーチンに進んでステップ
140において、例えば入力文字バッファ23aに文字
列があるか否かに基づいて、ひらがな又はカタカナとし
て仮確定されているか未確定であるかを判別する。未確
定であると、CPU21は、ステップ141において、
入力文字バッファ23aにある文字列を復活バッファ2
3aに格納すると共に復活事由パラメータ23cPを
「無変換」とする。次に、ステップ142において、変
換文字バッファ23bに仮確定文字として入力文字バッ
ファ23aのひらがな表記を格納すると共に、表示バッ
ファ23eを操作して仮確定文字も液晶ディスプレイ3
5に表示させ、ステップ143において、入力文字バッ
ファ23aをクリアしてメインルーチンに戻る。一方、
無変換指令の認識後に行なった判別で仮確定されている
という結果を得ると、CPU21は、ステップ144に
おいて、変換文字バッファ23bに格納されている仮確
定文字をひらがな/カタカナ変換し、すなわち、ひらが
なが格納されていればカタカナに変換し、カタカナが格
納されていればひらがなに変換し、これに合わせて表示
バッファ23eを操作して液晶ディスプレイ35で表示
される仮確定文字もひらがな/カタカナ間で変換する。
【0046】有効なカタカナ変換指令を認識したときに
も、図示は省略するが、CPU21は、同様な処理を行
なう。無変換指令時と異なる点は、未確定の文字列を仮
確定した文字列として変換文字バッファ23bに最初に
格納する際に(ステップ142)、カタカナで格納する
点である。
も、図示は省略するが、CPU21は、同様な処理を行
なう。無変換指令時と異なる点は、未確定の文字列を仮
確定した文字列として変換文字バッファ23bに最初に
格納する際に(ステップ142)、カタカナで格納する
点である。
【0047】従って、無変換指令及び又はカタカナ指令
が連続するときには、仮確定文字が、ひらがな、カタカ
ナ、ひらがな、カタカナ…と連続的に変化する。そし
て、これ以外の指令が生じたとき、仮確定文字が確定文
字としてテキストエリア23dに格納されると共に変換
文字バッファ23bがクリアされる(図1(H)、ステ
ップ171参照)。
が連続するときには、仮確定文字が、ひらがな、カタカ
ナ、ひらがな、カタカナ…と連続的に変化する。そし
て、これ以外の指令が生じたとき、仮確定文字が確定文
字としてテキストエリア23dに格納されると共に変換
文字バッファ23bがクリアされる(図1(H)、ステ
ップ171参照)。
【0048】漢字変換の確定指令を認識すると、CPU
21は、図1(F)に示すサブルーチンに進んでステッ
プ150において、変換文字バッファ23bに格納され
ている確定に係る漢字列(漢字変換操作で選択されたひ
らがなを含む)を復活バッファ23cに格納すると共に
復活事由パラメータ23cPを「漢字変換」とする。次
に、ステップ151において、変換文字バッファ23b
に格納されている確定に係る漢字列をテキストエリア2
3dに格納すると共に、表示バッファ23eを操作して
確定漢字も液晶ディスプレイ35に表示させ、ステップ
152において、入力文字バッファ23a及び変換文字
バッファ23bをクリアしてメインルーチンに戻る。
21は、図1(F)に示すサブルーチンに進んでステッ
プ150において、変換文字バッファ23bに格納され
ている確定に係る漢字列(漢字変換操作で選択されたひ
らがなを含む)を復活バッファ23cに格納すると共に
復活事由パラメータ23cPを「漢字変換」とする。次
に、ステップ151において、変換文字バッファ23b
に格納されている確定に係る漢字列をテキストエリア2
3dに格納すると共に、表示バッファ23eを操作して
確定漢字も液晶ディスプレイ35に表示させ、ステップ
152において、入力文字バッファ23a及び変換文字
バッファ23bをクリアしてメインルーチンに戻る。
【0049】次に、復活指令が与えられたときの処理を
簡単に説明する。詳細は、図4を用いて後述する。
簡単に説明する。詳細は、図4を用いて後述する。
【0050】復活機能を指示するキーが操作されて与え
られた復活指令を認識すると、CPU21は、図1
(G)に示すサブルーチンに進んでステップ160にお
いて、復活事由パラメータ23cPの内容を判別し、ス
テップ161において、判別した復活事由に応じた復活
処理を行なってメインルーチンに戻る。
られた復活指令を認識すると、CPU21は、図1
(G)に示すサブルーチンに進んでステップ160にお
いて、復活事由パラメータ23cPの内容を判別し、ス
テップ161において、判別した復活事由に応じた復活
処理を行なってメインルーチンに戻る。
【0051】以上説明した以外の文字入力、編集機能に
係る指令を認識したときには、CPU21は、図1
(H)に示すように、ステップ170において、復活バ
ッファ23dに文字列があればクリアし、ステップ17
1において、その指令に応じた処理を実行してメインル
ーチンに戻る。
係る指令を認識したときには、CPU21は、図1
(H)に示すように、ステップ170において、復活バ
ッファ23dに文字列があればクリアし、ステップ17
1において、その指令に応じた処理を実行してメインル
ーチンに戻る。
【0052】次に、図1(G)に概略を示した復活時の
処理を、図4の詳細フローチャートを用いて詳述する。
処理を、図4の詳細フローチャートを用いて詳述する。
【0053】復活事由パラメータの判別の結果、復活バ
ッファ23cに文字列が格納されていないという結果を
得ると、CPU21は、ステップ200において、その
復活対象がないことを表す警告を表示バッファ23eを
操作して行ない、その後、その復活指令発生時の文字入
力画面に戻してメインルーチンに戻る。
ッファ23cに文字列が格納されていないという結果を
得ると、CPU21は、ステップ200において、その
復活対象がないことを表す警告を表示バッファ23eを
操作して行ない、その後、その復活指令発生時の文字入
力画面に戻してメインルーチンに戻る。
【0054】復活事由パラメータが削除を指示している
と、CPU21は、ステップ210において、復活バッ
ファ23cに最新に格納された1文字を、テキストエリ
ア23d内の文字列のカーソルが規定する所定位置に追
加し(コピーし)、これに応じて、表示バッファ23e
も操作して液晶ディスプレイ35上の表示を変更し、そ
の後、ステップ211において、復活バッファ23cに
最新に格納された1文字を削除する。そして、かかる削
除によって、復活バッファ23c内の文字がなくなった
か否かを判別し、存在するならば直ちに、また、なくな
ったならば復活事由パラメータ23cPを文字列なしに
変更した後メインルーチンに戻る。
と、CPU21は、ステップ210において、復活バッ
ファ23cに最新に格納された1文字を、テキストエリ
ア23d内の文字列のカーソルが規定する所定位置に追
加し(コピーし)、これに応じて、表示バッファ23e
も操作して液晶ディスプレイ35上の表示を変更し、そ
の後、ステップ211において、復活バッファ23cに
最新に格納された1文字を削除する。そして、かかる削
除によって、復活バッファ23c内の文字がなくなった
か否かを判別し、存在するならば直ちに、また、なくな
ったならば復活事由パラメータ23cPを文字列なしに
変更した後メインルーチンに戻る。
【0055】以上の処理から明らかなように、復活位置
は削除位置と異なっていても良く、従って、ユーザは、
削除及び復活機能を組み合わせることにより文字列を移
動させることができる。
は削除位置と異なっていても良く、従って、ユーザは、
削除及び復活機能を組み合わせることにより文字列を移
動させることができる。
【0056】復活事由パラメータが全文消去を指示して
いると、CPU21は、ステップ220において、復活
バッファ23cに格納されている全ての文字列をカーソ
ルの位置に関係なく、テキストエリア23d内に追加し
(コピーし)、これに応じて、表示バッファ23eも操
作して液晶ディスプレイ35上の表示を変更し、その
後、ステップ221において、復活バッファ23cをク
リアすると共に、復活事由パラメータ23cPを文字列
なしに変更してメインルーチンに戻る。
いると、CPU21は、ステップ220において、復活
バッファ23cに格納されている全ての文字列をカーソ
ルの位置に関係なく、テキストエリア23d内に追加し
(コピーし)、これに応じて、表示バッファ23eも操
作して液晶ディスプレイ35上の表示を変更し、その
後、ステップ221において、復活バッファ23cをク
リアすると共に、復活事由パラメータ23cPを文字列
なしに変更してメインルーチンに戻る。
【0057】復活事由パラメータが段落消去を指示して
いると、CPU21は、ステップ230において、復活
バッファ23cに格納されている全ての文字列をカーソ
ルの位置に関係なく、復活事由パラメータ内に含められ
ている段落番号位置のテキストエリア23d内に追加し
(コピーし)、これに応じて、表示バッファ23eも操
作して液晶ディスプレイ35上の表示を変更し、その
後、ステップ221において、復活バッファ23cをク
リアすると共に、復活事由パラメータ23cPを文字列
なしに変更してメインルーチンに戻る。
いると、CPU21は、ステップ230において、復活
バッファ23cに格納されている全ての文字列をカーソ
ルの位置に関係なく、復活事由パラメータ内に含められ
ている段落番号位置のテキストエリア23d内に追加し
(コピーし)、これに応じて、表示バッファ23eも操
作して液晶ディスプレイ35上の表示を変更し、その
後、ステップ221において、復活バッファ23cをク
リアすると共に、復活事由パラメータ23cPを文字列
なしに変更してメインルーチンに戻る。
【0058】復活事由パラメータが無変換、漢字変換等
の変換関係を指示していると、CPU21は、ステップ
240において、復活バッファ23cに格納されている
全ての文字列を入力文字バッファ23aにコピーし、ま
た、漢字変換の場合にのみテキストエリアから対応漢字
を削除し、これに応じて、表示バッファ23eも操作し
て液晶ディスプレイ35上の表示を無変換、カタカナ変
換、変換(漢字変換)を受け付ける当初の表示状態に変
更し、その後、ステップ221において、復活バッファ
23cをクリアすると共に、復活事由パラメータ23c
Pを文字列なしに変更してメインルーチンに戻る。
の変換関係を指示していると、CPU21は、ステップ
240において、復活バッファ23cに格納されている
全ての文字列を入力文字バッファ23aにコピーし、ま
た、漢字変換の場合にのみテキストエリアから対応漢字
を削除し、これに応じて、表示バッファ23eも操作し
て液晶ディスプレイ35上の表示を無変換、カタカナ変
換、変換(漢字変換)を受け付ける当初の表示状態に変
更し、その後、ステップ221において、復活バッファ
23cをクリアすると共に、復活事由パラメータ23c
Pを文字列なしに変更してメインルーチンに戻る。
【0059】図5は、ユーザの操作とそれに関連する表
示面変化を示す説明図である。なお、図5において、四
角形が表示面を表しており、上辺が実線のものは表示面
全体を表しており、上辺が破線のものは文字入力、編集
用の表示面領域だけを表している。
示面変化を示す説明図である。なお、図5において、四
角形が表示面を表しており、上辺が実線のものは表示面
全体を表しており、上辺が破線のものは文字入力、編集
用の表示面領域だけを表している。
【0060】「あい」と確定入力された状況で(図5
(A))、消去指令が与えられると、全文消去及び段落
消去の両方を含むメニュー画面が、一方が現時点での選
択候補として表示される(図5(B))。全文消去が現
時点での選択候補として表示されるときに選択キーが操
作されると、全消灯して全文消去が実行されたことをユ
ーザに知得させ、その後、初期の文字入力画面に表示を
戻す(図5(C)及び(D))。なお、このときには、
復活バッファ23cに「あい」が格納され、復活事由パ
ラメータ23cPとして「全文消去」が格納されてい
る。その後、他の操作がなされることなく復活キーが操
作されると、全文消去された文字列「あい」が復活表示
される(図5(E))。
(A))、消去指令が与えられると、全文消去及び段落
消去の両方を含むメニュー画面が、一方が現時点での選
択候補として表示される(図5(B))。全文消去が現
時点での選択候補として表示されるときに選択キーが操
作されると、全消灯して全文消去が実行されたことをユ
ーザに知得させ、その後、初期の文字入力画面に表示を
戻す(図5(C)及び(D))。なお、このときには、
復活バッファ23cに「あい」が格納され、復活事由パ
ラメータ23cPとして「全文消去」が格納されてい
る。その後、他の操作がなされることなく復活キーが操
作されると、全文消去された文字列「あい」が復活表示
される(図5(E))。
【0061】「い」にカーソルが位置するときに削除キ
ーが操作されると、「い」が消去され、「あ」だけが表
示される状態になり(図5(F))、このときには、復
活バッファ23cに「い」が格納されると共に、復活事
由パラメータは「削除」となる。その後、他の操作がな
されることなく復活キーが操作されると、削除された文
字「い」がカーソルが規定する位置に復活表示される
(図5(G))。このときには、復活バッファ23cは
クリアされる。
ーが操作されると、「い」が消去され、「あ」だけが表
示される状態になり(図5(F))、このときには、復
活バッファ23cに「い」が格納されると共に、復活事
由パラメータは「削除」となる。その後、他の操作がな
されることなく復活キーが操作されると、削除された文
字「い」がカーソルが規定する位置に復活表示される
(図5(G))。このときには、復活バッファ23cは
クリアされる。
【0062】かかる状況で復活キーが操作されると、復
活対象が復活バッファ23cにないので、警告(例えば
入力表示面の点滅)がなされ、元の文字入力画面に戻る
(図5(H)及び(I))。
活対象が復活バッファ23cにないので、警告(例えば
入力表示面の点滅)がなされ、元の文字入力画面に戻る
(図5(H)及び(I))。
【0063】(D)実施例の効果 上記実施例によれば、復活バッファ及び復活キーを設
け、所定の処理によって、テキストエリアや文字入力バ
ッファから文字列を削除、消去したときには、その文字
列を復活バッファに格納し、かかる操作がなされた後、
基本的には直ちに復活キーが操作されたときに、復活バ
ッファの文字列を復活させるようにしたので、操作パネ
ル面を複雑化することなく、文字列の入力、編集時の多
くの誤操作を簡単な操作で補償することができる使い勝
手が良好な文字情報処理装置を実現できる。
け、所定の処理によって、テキストエリアや文字入力バ
ッファから文字列を削除、消去したときには、その文字
列を復活バッファに格納し、かかる操作がなされた後、
基本的には直ちに復活キーが操作されたときに、復活バ
ッファの文字列を復活させるようにしたので、操作パネ
ル面を複雑化することなく、文字列の入力、編集時の多
くの誤操作を簡単な操作で補償することができる使い勝
手が良好な文字情報処理装置を実現できる。
【0064】また、上記実施例によれば、文字削除に対
する復活位置は削除位置とは異なっても良いようにした
ので、移動機能として利用することもできる。
する復活位置は削除位置とは異なっても良いようにした
ので、移動機能として利用することもできる。
【0065】なお、漢字変換の場合において、入力見出
し語としてのひらがなを漢字に変換する指令を行なって
漢字候補が表示されているときには、従来においても、
取消キーによって、見出し語としてのひらがなに戻すこ
とができるが、漢字を確定した場合には入力文字バッフ
ァから見出し語がなくなり、取消キーでは対応できず、
この点で復活機能は有効である。
し語としてのひらがなを漢字に変換する指令を行なって
漢字候補が表示されているときには、従来においても、
取消キーによって、見出し語としてのひらがなに戻すこ
とができるが、漢字を確定した場合には入力文字バッフ
ァから見出し語がなくなり、取消キーでは対応できず、
この点で復活機能は有効である。
【0066】また、確定した漢字を未確定状態のひらか
なに再変換する機能を備えたワープロ等もあるが、この
場合、確定漢字をキーワードとしてかな漢字変換テーブ
ルを逆にアクセスしたりする処理を要して、処理時間や
処理負担が大きく、そのため、上記実施例は有用であ
る。
なに再変換する機能を備えたワープロ等もあるが、この
場合、確定漢字をキーワードとしてかな漢字変換テーブ
ルを逆にアクセスしたりする処理を要して、処理時間や
処理負担が大きく、そのため、上記実施例は有用であ
る。
【0067】(E)他の実施例 上記においても、本発明の他の実施例を説明したが、さ
らに以下のような他の実施例を挙げることができる。
らに以下のような他の実施例を挙げることができる。
【0068】上記実施例においては、本発明をテープ印
刷装置に適用したものを示したが、文字入力画面の表示
を要する他の文字情報処理装置に適用することができ
る。例えば、簡易形のワープロや印章作成装置にも適用
できる。
刷装置に適用したものを示したが、文字入力画面の表示
を要する他の文字情報処理装置に適用することができ
る。例えば、簡易形のワープロや印章作成装置にも適用
できる。
【0069】上記実施例においては、文字削除に伴う復
活を1字ずつ指定するものを示したが、1回の復活指示
で復活バッファ内に格納されている全ての削除文字列を
復活させるようにしても良い。さらに、この場合におい
て、復活させても復活バッファをクリアさせない処理と
し、また、カーソル移動キーによっては復活バッファを
クリアさせない処理とし、他の箇所において再度同一文
字列を復活させるようにしても良い(多重コピー機
能)。
活を1字ずつ指定するものを示したが、1回の復活指示
で復活バッファ内に格納されている全ての削除文字列を
復活させるようにしても良い。さらに、この場合におい
て、復活させても復活バッファをクリアさせない処理と
し、また、カーソル移動キーによっては復活バッファを
クリアさせない処理とし、他の箇所において再度同一文
字列を復活させるようにしても良い(多重コピー機
能)。
【0070】なお、削除文字列の先頭及び最終文字を指
定させて削除する文字情報処理装置にも本発明を適用で
きる。
定させて削除する文字情報処理装置にも本発明を適用で
きる。
【0071】また、上記実施例においては、削除及び消
去からの復活機能として、削除キー及びカーソル移動キ
ー以外のキー操作では復活バッファ内をクリアするもの
を示したが、復活バッファをクリアしないキー入力種類
をさらに多くするようにしても良い。
去からの復活機能として、削除キー及びカーソル移動キ
ー以外のキー操作では復活バッファ内をクリアするもの
を示したが、復活バッファをクリアしないキー入力種類
をさらに多くするようにしても良い。
【0072】復活対象は、上記実施例のものに限定され
ないことは勿論である。例えば、上記実施例において
は、削除及び消去からの復活機能に関し、未確定文字を
復活できないものであったが、これらの復活を可能とし
ても良い。さらにまた、記号選択が確定した直後の復活
を認めるようにしても良い。
ないことは勿論である。例えば、上記実施例において
は、削除及び消去からの復活機能に関し、未確定文字を
復活できないものであったが、これらの復活を可能とし
ても良い。さらにまた、記号選択が確定した直後の復活
を認めるようにしても良い。
【0073】上記実施例においては、日本語文字列を対
象とした装置を示したが、他の言語の文字を取り扱う装
置にも適用できることは勿論である。例えば、欧米文字
用装置の場合には文字種の変換機能はないが、削除や消
去機能があるので同様に適用できる。
象とした装置を示したが、他の言語の文字を取り扱う装
置にも適用できることは勿論である。例えば、欧米文字
用装置の場合には文字種の変換機能はないが、削除や消
去機能があるので同様に適用できる。
【0074】また、復活キーも必ずしも1個に限定され
るものではなく、2種類以上あっても良い。
るものではなく、2種類以上あっても良い。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、キー入
力手段に、所定のバッファやテキストエリアから文字列
を除去する所定種類の処理を指示する処理指示キーと、
当該処理指示キーからの指示により前述の所定のバッフ
ァやテキストエリアから除去された文字列の復活を指示
する復活キーとを設け、記憶手段に、前述の所定のバッ
ファやテキストエリアから除去された文字列を格納する
復活バッファを設け、さらに、文字入力編集制御手段
が、処理指示キーの操作により所定種類の処理指令がキ
ー入力手段から与えられたときに、除去された文字列を
復活バッファに格納させ、復活バッファに文字列が格納
されている状況で、復活キーの操作による復活指令がキ
ー入力手段から与えられたときに、復活バッファに格納
されている文字列を所定のバッファやテキストエリアに
復活させるようにしたので、操作パネル面を複雑化する
ことなく、文字列の入力、編集時の多くの誤操作を簡単
な操作で補償することができる使い勝手が良好な文字情
報処理装置を実現できる。
力手段に、所定のバッファやテキストエリアから文字列
を除去する所定種類の処理を指示する処理指示キーと、
当該処理指示キーからの指示により前述の所定のバッフ
ァやテキストエリアから除去された文字列の復活を指示
する復活キーとを設け、記憶手段に、前述の所定のバッ
ファやテキストエリアから除去された文字列を格納する
復活バッファを設け、さらに、文字入力編集制御手段
が、処理指示キーの操作により所定種類の処理指令がキ
ー入力手段から与えられたときに、除去された文字列を
復活バッファに格納させ、復活バッファに文字列が格納
されている状況で、復活キーの操作による復活指令がキ
ー入力手段から与えられたときに、復活バッファに格納
されている文字列を所定のバッファやテキストエリアに
復活させるようにしたので、操作パネル面を複雑化する
ことなく、文字列の入力、編集時の多くの誤操作を簡単
な操作で補償することができる使い勝手が良好な文字情
報処理装置を実現できる。
【図1】実施例の文字入力編集処理を示すフローチャー
トである。
トである。
【図2】実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図3】実施例のバッファの説明図である。
【図4】実施例の復活処理を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】操作例とそのときの表示変化を示す説明図であ
る。
る。
10…入力部、11…キー入力部、12…テープ幅検出
センサ、20…制御部、21…CPU、22…ROM、
23…RAM、30…出力部、31…テープ・リボン送
りモータ、32…サーマルヘッド、35…液晶ディスプ
レイ。
センサ、20…制御部、21…CPU、22…ROM、
23…RAM、30…出力部、31…テープ・リボン送
りモータ、32…サーマルヘッド、35…液晶ディスプ
レイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 会田 智恵子 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 新村 朋之 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 豊沢 吉弥 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 倉科 弘康 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 細川 豪 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 キー入力手段、表示手段、各種のバッフ
ァやテキストエリアを有する記憶手段、及び、文字入力
編集制御手段を少なくとも備えて、入力文字を取込み、
また、取り込んだ文字列を編集する文字情報処理装置に
おいて、 上記キー入力手段は、所定のバッファやテキストエリア
から文字列を除去する所定種類の処理を指示する処理指
示キーと、当該処理指示キーからの指示により上記所定
のバッファやテキストエリアから除去された文字列の復
活を指示する復活キーとを備え、 上記記憶手段は、上記所定のバッファやテキストエリア
から除去された文字列を格納する復活バッファを備えて
おり、 上記文字入力編集制御手段は、上記処理指示キーの操作
により上記所定種類の処理指令が上記キー入力手段から
与えられたときに、除去された文字列を復活バッファに
格納させ、上記復活バッファに文字列が格納されている
状況で、上記復活キーの操作による復活指令が上記キー
入力手段から与えられたときに、上記復活バッファに格
納されている文字列を所定のバッファやテキストエリア
に復活させることを特徴とする文字情報処理装置。 - 【請求項2】 上記復活バッファに文字列を格納させる
処理を起動させる処理指令が、上記テキストエリアから
の文字列の削除又は消去指令であることを特徴とする請
求項1に記載の文字情報処理装置。 - 【請求項3】 上記復活バッファに文字列を格納させる
処理を起動させる処理指令が、上記漢字候補の確定指
令、ひらがな又はカタカナの確定指令であることを特徴
とする請求項1又は2に記載の文字情報処理装置。
Priority Applications (22)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6303357A JPH08161328A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 文字情報処理装置 |
EP95119220A EP0716381B1 (en) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Character processor for printing characters |
DE69530134T DE69530134T2 (de) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Zeicheninformationsprozessor zum Drucken von Zeichen |
EP00115477A EP1045310B1 (en) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Character information processor for printing characters |
CA002164537A CA2164537C (en) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Character information processor for printing characters |
DE69530135T DE69530135T2 (de) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Zeicheninformationsprozessor zum Drucken von Zeichen |
DE69526411T DE69526411T2 (de) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Zeichenprozessor zum Drucken von Zeichen |
EP00115491A EP1045311B1 (en) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Character information processor for printing characters |
CN95121841A CN1101576C (zh) | 1994-12-07 | 1995-12-07 | 打印字符的字符信息处理装置 |
US08/568,448 US5680520A (en) | 1994-12-07 | 1995-12-07 | Character information processor for printing characters |
CNB011195088A CN1177276C (zh) | 1994-12-07 | 1995-12-07 | 打印字符的字符信息处理装置 |
KR1019950048174A KR100421129B1 (ko) | 1994-12-07 | 1995-12-07 | 인쇄를이행하기위한문자정보처리장치 |
CNB011195096A CN1183465C (zh) | 1994-12-07 | 1995-12-07 | 打印字符的字符信息处理装置及处理方法 |
US08/831,217 US5778161A (en) | 1994-12-07 | 1997-04-02 | Character information processor for printing characters |
US08/942,125 US5854884A (en) | 1994-12-07 | 1997-10-01 | Character information processor for printing characters |
US08/942,126 US5926618A (en) | 1994-12-07 | 1997-10-01 | Character information processor for printing characters |
US09/179,449 US6064802A (en) | 1994-07-12 | 1998-10-27 | Character information processor for printing characters |
HK98115518A HK1014218A1 (en) | 1994-12-07 | 1998-12-24 | Character processor for printing characters |
HK01101967A HK1031264A1 (en) | 1994-12-07 | 1998-12-24 | Character information processor for printing characters |
HK01101972A HK1031265A1 (en) | 1994-12-07 | 1998-12-24 | Character information processor for printing characters |
KR1020030058065A KR100453355B1 (ko) | 1994-12-07 | 2003-08-21 | 인쇄를 이행하기 위한 문자정보처리장치 |
KR1020030058066A KR100420971B1 (ko) | 1994-12-07 | 2003-08-21 | 인쇄를 이행하기 위한 문자정보처리장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6303357A JPH08161328A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 文字情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08161328A true JPH08161328A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17920014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6303357A Pending JPH08161328A (ja) | 1994-07-12 | 1994-12-07 | 文字情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08161328A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013518481A (ja) * | 2010-01-29 | 2013-05-20 | ノキア コーポレイション | テキスト編集を容易にするための方法およびデバイス、ならびに関連のコンピュータ・プログラムおよびコンピュータ可読媒体 |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP6303357A patent/JPH08161328A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013518481A (ja) * | 2010-01-29 | 2013-05-20 | ノキア コーポレイション | テキスト編集を容易にするための方法およびデバイス、ならびに関連のコンピュータ・プログラムおよびコンピュータ可読媒体 |
US10534445B2 (en) | 2010-01-29 | 2020-01-14 | Nokia Technologies Oy | Method and device for facilitating text editing and related computer program product and computer readable medium |
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