JPH08144970A - スクロール型コンプレッサー用チップシール及びその製造方法 - Google Patents
スクロール型コンプレッサー用チップシール及びその製造方法Info
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- JPH08144970A JPH08144970A JP6308263A JP30826394A JPH08144970A JP H08144970 A JPH08144970 A JP H08144970A JP 6308263 A JP6308263 A JP 6308263A JP 30826394 A JP30826394 A JP 30826394A JP H08144970 A JPH08144970 A JP H08144970A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 13
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C27/00—Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C27/005—Axial sealings for working fluid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/2701—Details not specific to hot or cold runner channels
- B29C45/2708—Gates
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- Rotary Pumps (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール性に優れたチップシールを容易に製造
する。 【構成】 チップシールの端部面を成形する金型の成形
キャビティの部位にサブマリンゲートを設け、このサブ
マリンゲートからプラスチック材料を注入する。プラス
チック材料が固化した後に型開きすると、ゲート23の
先端23aから剪断によって成型品はランナと切断分離
する。このため、成型品であるチップシールの端部面
に、この切断部位にゲート痕の凸部を生じない。このよ
うに端部面に凸部の無いチップシールは、スクロール型
コンプレッサーの取付溝内に挿入され高いシール性を発
揮する。
する。 【構成】 チップシールの端部面を成形する金型の成形
キャビティの部位にサブマリンゲートを設け、このサブ
マリンゲートからプラスチック材料を注入する。プラス
チック材料が固化した後に型開きすると、ゲート23の
先端23aから剪断によって成型品はランナと切断分離
する。このため、成型品であるチップシールの端部面
に、この切断部位にゲート痕の凸部を生じない。このよ
うに端部面に凸部の無いチップシールは、スクロール型
コンプレッサーの取付溝内に挿入され高いシール性を発
揮する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はスクロール型コンプレ
ッサーのスクロール部材に使用するチップシール及びそ
の製造方法に関する。
ッサーのスクロール部材に使用するチップシール及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、スクロール型コンプ
レッサーは、スクロール部材のAの基板上にインボリュ
ート曲線から成る立壁Bを設け、この立壁Bの間を圧縮
溝(圧縮室)Dとした一対のスクロール部材Aを、一方
を固定側とし、他方を可動側として両スクロール部材A
0,A1を噛み合わせて配置し、可動側のスクロール部材
A1を偏心公転することによってこの両渦巻き壁によっ
て囲まれる圧縮室D内で流体を圧縮するものである。こ
のスクロール型コンプレッサーにおいては、特開昭50
ー32512号公報、特開昭55ー81296号公報な
どに示されるように、立壁Bの上面に沿って取付溝Cが
形成されていて、この取付溝C内に渦巻き形状の長いチ
ップシール60が収容されている。このチップシール6
0が、相手側の圧縮溝Dの底面と取付溝Cの側面に接触
して圧縮室の気密性を保持するものである。
レッサーは、スクロール部材のAの基板上にインボリュ
ート曲線から成る立壁Bを設け、この立壁Bの間を圧縮
溝(圧縮室)Dとした一対のスクロール部材Aを、一方
を固定側とし、他方を可動側として両スクロール部材A
0,A1を噛み合わせて配置し、可動側のスクロール部材
A1を偏心公転することによってこの両渦巻き壁によっ
て囲まれる圧縮室D内で流体を圧縮するものである。こ
のスクロール型コンプレッサーにおいては、特開昭50
ー32512号公報、特開昭55ー81296号公報な
どに示されるように、立壁Bの上面に沿って取付溝Cが
形成されていて、この取付溝C内に渦巻き形状の長いチ
ップシール60が収容されている。このチップシール6
0が、相手側の圧縮溝Dの底面と取付溝Cの側面に接触
して圧縮室の気密性を保持するものである。
【0003】このチップシールは取付溝C内に収容され
てシールするものであるために、渦巻き形状の細幅で長
い形状をなし、これを射出成形により製造することが行
われている。この製造方法として従来、特開平4ー26
2087号公報に開示されているものがある。この従来
技術では、チップシールの全長のほぼ中間となる部位の
側面にプラスチック材料を注入するサイドゲートを設け
ることによって、渦巻き形状をなすチップシールの両端
部までプラスチック材料を行き渡らせようとしたもので
ある。
てシールするものであるために、渦巻き形状の細幅で長
い形状をなし、これを射出成形により製造することが行
われている。この製造方法として従来、特開平4ー26
2087号公報に開示されているものがある。この従来
技術では、チップシールの全長のほぼ中間となる部位の
側面にプラスチック材料を注入するサイドゲートを設け
ることによって、渦巻き形状をなすチップシールの両端
部までプラスチック材料を行き渡らせようとしたもので
ある。
【0004】ここで、チップシールの全長のほぼ中間と
なる部位にゲートを設けた製造方法を採用すると、図6
に示すように、成形品であるチップシール60の側面に
ゲート痕の凸部mを生じ、これにより取付溝Cの側面と
の密着性を阻害し、シール性を確保できなくなる。この
ため、特開平6ー137285号公報に開示された技術
では、渦巻き形状のチップシールの外側端部面となる部
位にサイドゲートを設けて成形し、チップシールの側面
にはゲート痕を生じないようにして、チップシールのシ
ール性を高めている。
なる部位にゲートを設けた製造方法を採用すると、図6
に示すように、成形品であるチップシール60の側面に
ゲート痕の凸部mを生じ、これにより取付溝Cの側面と
の密着性を阻害し、シール性を確保できなくなる。この
ため、特開平6ー137285号公報に開示された技術
では、渦巻き形状のチップシールの外側端部面となる部
位にサイドゲートを設けて成形し、チップシールの側面
にはゲート痕を生じないようにして、チップシールのシ
ール性を高めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この特開平6
ー137285号公報に開示された技術では、チップシ
ールを射出成形によって製造する際に、金型をサイドゲ
ートとしているために、成形されたチップシールはゲー
トを介してランナと一体的に成形され、これを切り離す
工程が必要となるばかりか、この切り離しによって、こ
の従来技術の公報の図1(本願の図7)に示すように、
チップシールの外側端部面にゲート痕の凸部nが1〜2
mm程度生じることになる。この凸部nが形成されたチ
ップシール60をそのまま取付溝C内に収容するには、
この凸部n分だけチップシール60を短くすることが必
要となり、この部位におけるシール性が低下してコンプ
レッサーの圧縮性能を高めることができなくなる。ま
た、チップシール60の中心側(高圧側)の端部面にゲ
ートを設けると、圧縮性能が著しく低下するために、ゲ
ートを外側端部面にしか設けることができない。また、
この凸部を取り除く処理を施すためには、チップシール
60は細長く全体として弾性を有しており、かつインボ
リュート曲線からなるため、チップシール60を所定位
置に固定することが難しく、コストアップとなる。
ー137285号公報に開示された技術では、チップシ
ールを射出成形によって製造する際に、金型をサイドゲ
ートとしているために、成形されたチップシールはゲー
トを介してランナと一体的に成形され、これを切り離す
工程が必要となるばかりか、この切り離しによって、こ
の従来技術の公報の図1(本願の図7)に示すように、
チップシールの外側端部面にゲート痕の凸部nが1〜2
mm程度生じることになる。この凸部nが形成されたチ
ップシール60をそのまま取付溝C内に収容するには、
この凸部n分だけチップシール60を短くすることが必
要となり、この部位におけるシール性が低下してコンプ
レッサーの圧縮性能を高めることができなくなる。ま
た、チップシール60の中心側(高圧側)の端部面にゲ
ートを設けると、圧縮性能が著しく低下するために、ゲ
ートを外側端部面にしか設けることができない。また、
この凸部を取り除く処理を施すためには、チップシール
60は細長く全体として弾性を有しており、かつインボ
リュート曲線からなるため、チップシール60を所定位
置に固定することが難しく、コストアップとなる。
【0006】そこで、この発明では、チップシール本体
の端部面を成形する金型の成形キャビティの部位にサブ
マリンゲートを設け、このサブマリンゲートからプラス
チック材料を注入して、シール性に優れたチップシール
を容易に製造することを目的としている。
の端部面を成形する金型の成形キャビティの部位にサブ
マリンゲートを設け、このサブマリンゲートからプラス
チック材料を注入して、シール性に優れたチップシール
を容易に製造することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1では、その端部
面に設けられたサブマリンゲートからプラスチック材料
が注入されたチップシールである。請求項2では、チッ
プシールの端部面を成形する金型の成形キャビティの部
位にサブマリンゲートを設け、このサブマリンゲートか
らプラスチック材料を注入している。
面に設けられたサブマリンゲートからプラスチック材料
が注入されたチップシールである。請求項2では、チッ
プシールの端部面を成形する金型の成形キャビティの部
位にサブマリンゲートを設け、このサブマリンゲートか
らプラスチック材料を注入している。
【0008】
【作用】チップシールの端部面にゲートを設けているた
めに、チップシールの側面にはゲート痕による凸部を生
じない。また、ゲートはサブマリンゲートとされている
ために、ゲート処理の後加工を必要とすることなく、ゲ
ート痕の凸部の無いチップシールとなる。
めに、チップシールの側面にはゲート痕による凸部を生
じない。また、ゲートはサブマリンゲートとされている
ために、ゲート処理の後加工を必要とすることなく、ゲ
ート痕の凸部の無いチップシールとなる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、この請求項1また
は請求項2の発明では、サブマリンゲートにより端部面
からプラスチック材料が注入されるために、シール性に
優れ、スクロール型コンプレッサーの圧縮効率を高める
ことのできるチップシールを容易に製造することができ
る。
は請求項2の発明では、サブマリンゲートにより端部面
からプラスチック材料が注入されるために、シール性に
優れ、スクロール型コンプレッサーの圧縮効率を高める
ことのできるチップシールを容易に製造することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1から図4に
基づいて説明する。チップシール1は、図1にクロスハ
ッチングにより示すように、スクロール型コンプレッサ
ーのスクロール部材Aの立壁Bの上面に沿って設けられ
た断面矩形のインボリュート曲線からなる細長い渦巻き
形状の取付溝C内に収容可能に、この取付溝Cに倣う渦
巻き形に形成されている。このチップシール1は、例え
ばポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)に他の合
成樹脂などを混合して、流動性に優れるとともに成形品
が耐摩耗性や摺動特性に優れたプラスチック材料を射出
成形することによって製造される。
基づいて説明する。チップシール1は、図1にクロスハ
ッチングにより示すように、スクロール型コンプレッサ
ーのスクロール部材Aの立壁Bの上面に沿って設けられ
た断面矩形のインボリュート曲線からなる細長い渦巻き
形状の取付溝C内に収容可能に、この取付溝Cに倣う渦
巻き形に形成されている。このチップシール1は、例え
ばポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)に他の合
成樹脂などを混合して、流動性に優れるとともに成形品
が耐摩耗性や摺動特性に優れたプラスチック材料を射出
成形することによって製造される。
【0011】図2はこのチップシール1を成形する射出
成型機の成形金型の一部を示し、図示しないプラスチッ
ク材料を溶融射出する射出装置に接続される固定側金型
2と、この固定側金型2と対をなす可動側金型3とから
構成され、固定側金型2には、スプール21が形成さ
れ、このスプール21から連続するランナ22が分岐し
て形成され、このランナ22の先端には、先細の円錐形
状をなすサブマリンゲート23が設けられている。
成型機の成形金型の一部を示し、図示しないプラスチッ
ク材料を溶融射出する射出装置に接続される固定側金型
2と、この固定側金型2と対をなす可動側金型3とから
構成され、固定側金型2には、スプール21が形成さ
れ、このスプール21から連続するランナ22が分岐し
て形成され、このランナ22の先端には、先細の円錐形
状をなすサブマリンゲート23が設けられている。
【0012】可動側金型3には、チップシール1を成形
する渦巻き形状の溝からなる成形キャビティ33が設け
られている。この成形キャビティ33の先端部面(チッ
プシールの外側端部面X)に、前述したサブマリンゲー
ト23の先端23aが開口している。このサブマリンゲ
ート23のランナ22側では、1.2mmの径とされ、
その先端は0.4mmの小さな径に形成されている。そ
して、図2に示す型締めされた状態で、射出装置からプ
ラスチック材料が成形キャビティ33内に注入充填さ
れ、固化した後に型開きされる。この際、可動側金型3
が固定側金型2から分離すると、成形品であるチップシ
ール1は、可動側金型3に固着することにより図3に示
すように、ゲート23の先端23aから剪断により切断
分離され、チップシール1側にゲート痕である凸部が形
成されることなく、僅かに型開きされた際の剪断に伴う
粗面の切断痕が残留するに留まる。
する渦巻き形状の溝からなる成形キャビティ33が設け
られている。この成形キャビティ33の先端部面(チッ
プシールの外側端部面X)に、前述したサブマリンゲー
ト23の先端23aが開口している。このサブマリンゲ
ート23のランナ22側では、1.2mmの径とされ、
その先端は0.4mmの小さな径に形成されている。そ
して、図2に示す型締めされた状態で、射出装置からプ
ラスチック材料が成形キャビティ33内に注入充填さ
れ、固化した後に型開きされる。この際、可動側金型3
が固定側金型2から分離すると、成形品であるチップシ
ール1は、可動側金型3に固着することにより図3に示
すように、ゲート23の先端23aから剪断により切断
分離され、チップシール1側にゲート痕である凸部が形
成されることなく、僅かに型開きされた際の剪断に伴う
粗面の切断痕が残留するに留まる。
【0013】このように成形されたチップシール1は、
図4に示すように、スクロール部材Aの取付溝Cの長さ
に対して僅かに短く形成されているために、容易に取付
溝C内に挿入でき、従来外側端部面に形成されていたゲ
ート痕の凸部を収容するために短く設定されていたチッ
プシールを長くすることができ、この部分におけるシー
ル性が確保される。
図4に示すように、スクロール部材Aの取付溝Cの長さ
に対して僅かに短く形成されているために、容易に取付
溝C内に挿入でき、従来外側端部面に形成されていたゲ
ート痕の凸部を収容するために短く設定されていたチッ
プシールを長くすることができ、この部分におけるシー
ル性が確保される。
【0014】この実施例においては、外側端部面にサブ
マリンゲートを設けた例を示したが、必ずしも外側端部
面に設ける必要はなく、成形金型の設計上、図1に示す
ように高圧側となる内側端部面Yに設けることも可能と
なる。また、内外両側の端部面X,Yの両方に設けるこ
ともできて、大型のチップシールの成形を容易にするこ
とができる。
マリンゲートを設けた例を示したが、必ずしも外側端部
面に設ける必要はなく、成形金型の設計上、図1に示す
ように高圧側となる内側端部面Yに設けることも可能と
なる。また、内外両側の端部面X,Yの両方に設けるこ
ともできて、大型のチップシールの成形を容易にするこ
とができる。
【図1】チップシールが挿入された状態のスクロール部
材の平面図
材の平面図
【図2】型締め状態の金型の一部の拡大断面図
【図3】型開き工程を示す金型の一部の拡大断面図
【図4】取付溝の外側先端部を示す平面図
【図5】スクロール型コンプレッサーの概略断面図
【図6】スクロール部材の一部の断面図
【図7】従来の問題点を示す一部の平面図
2…固定側金型 3…可動側金型 22…ランナ 23…サブマリンゲート 23a…先端 33…成形キャビティ
Claims (2)
- 【請求項1】 スクロール型コンプレッサーのスクロー
ル本体に設けられた取付溝内に装着して、圧縮室をシー
ルするインボリュート曲線をなす渦巻き形のスクロール
型コンプレッサー用チップシールにおいて、サブマリン
ゲートによりその端部面からプラスチック材料を注入し
て成形されていることを特徴とするスクロール型コンプ
レッサー用チップシール。 - 【請求項2】 インボリュート曲線をなす渦巻き形のチ
ップシールを射出成形するスクロール型コンプレッサー
用チップシールの製造方法であって、チップシールの端
部面を成形する金型の成形キャビティの部位にサブマリ
ンゲートを設け、このサブマリンゲートからプラスチッ
ク材料を注入することを特徴とするスクロール型コンプ
レッサー用チップシールの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6308263A JPH08144970A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | スクロール型コンプレッサー用チップシール及びその製造方法 |
US08/547,729 US5636976A (en) | 1994-11-16 | 1995-10-26 | Tip seal for scroll type compressor and manufacturing method therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6308263A JPH08144970A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | スクロール型コンプレッサー用チップシール及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08144970A true JPH08144970A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17978912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6308263A Pending JPH08144970A (ja) | 1994-11-16 | 1994-11-16 | スクロール型コンプレッサー用チップシール及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5636976A (ja) |
JP (1) | JPH08144970A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016102486A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 株式会社豊田自動織機 | スクロール型圧縮機 |
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JP2002180980A (ja) * | 2000-12-08 | 2002-06-26 | Sanden Corp | スクロール型圧縮機 |
US8057202B2 (en) * | 2007-10-23 | 2011-11-15 | Tecumseh Products Company | Tip seal for a scroll compressor |
JP2019051529A (ja) * | 2017-09-13 | 2019-04-04 | 東芝メモリ株式会社 | 半導体製造装置 |
DE102022121065A1 (de) * | 2022-08-19 | 2024-02-22 | Elringklinger Ag | Verfahren und Gusswerkzeug zur Herstellung eines Dichtelements, Dichtelement |
DE102022121064A1 (de) * | 2022-08-19 | 2024-02-22 | Elringklinger Ag | Verfahren und Gusswerkzeug zur Herstellung eines Dichtelements |
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JPH05321855A (ja) * | 1992-05-21 | 1993-12-07 | Toyota Autom Loom Works Ltd | スクロール型圧縮機におけるシール構造 |
-
1994
- 1994-11-16 JP JP6308263A patent/JPH08144970A/ja active Pending
-
1995
- 1995-10-26 US US08/547,729 patent/US5636976A/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016102486A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 株式会社豊田自動織機 | スクロール型圧縮機 |
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US5636976A (en) | 1997-06-10 |
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