JPH0811961A - 泡噴出容器 - Google Patents
泡噴出容器Info
- Publication number
- JPH0811961A JPH0811961A JP17198094A JP17198094A JPH0811961A JP H0811961 A JPH0811961 A JP H0811961A JP 17198094 A JP17198094 A JP 17198094A JP 17198094 A JP17198094 A JP 17198094A JP H0811961 A JPH0811961 A JP H0811961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- hole
- nozzle
- container body
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/04—Deformable containers producing the flow, e.g. squeeze bottles
- B05B11/042—Deformable containers producing the flow, e.g. squeeze bottles the spray being effected by a gas or vapour flow in the nozzle, spray head, outlet or dip tube
- B05B11/043—Deformable containers producing the flow, e.g. squeeze bottles the spray being effected by a gas or vapour flow in the nozzle, spray head, outlet or dip tube designed for spraying a liquid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B7/00—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
- B05B7/0018—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam
- B05B7/0025—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply
- B05B7/0031—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply with disturbing means promoting mixing, e.g. balls, crowns
- B05B7/0037—Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with devices for making foam with a compressed gas supply with disturbing means promoting mixing, e.g. balls, crowns including sieves, porous members or the like
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器体胴部の圧搾により内部に設けた起泡噴
出機構によりノズルより泡を噴出する如く構成した容器
であって、内部の起泡噴出機構を特殊構成の隔壁部材等
により部材数を減らし、また、その吐出弁,吸気弁を玉
弁体を使用しないものとして、容器を倒した場合等に液
の漏出を防止できる様にした優れた容器を提案する。 【構成】 容器体口頚部5に嵌合させるノズルキャップ
3内の起泡噴出機構として、合成樹脂の一体成形品であ
る特殊構成の隔壁部材6を用いて吐出弁30及び吸気弁32
を一体に形成し、この隔壁部材に容器体内へ垂下させる
パイプ7と、気・液混合液を発泡させる起泡層6を設け
て構成した。
出機構によりノズルより泡を噴出する如く構成した容器
であって、内部の起泡噴出機構を特殊構成の隔壁部材等
により部材数を減らし、また、その吐出弁,吸気弁を玉
弁体を使用しないものとして、容器を倒した場合等に液
の漏出を防止できる様にした優れた容器を提案する。 【構成】 容器体口頚部5に嵌合させるノズルキャップ
3内の起泡噴出機構として、合成樹脂の一体成形品であ
る特殊構成の隔壁部材6を用いて吐出弁30及び吸気弁32
を一体に形成し、この隔壁部材に容器体内へ垂下させる
パイプ7と、気・液混合液を発泡させる起泡層6を設け
て構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は泡噴出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】泡噴出容器として、例えば、圧搾可能な
胴部より口頚部を起立した容器体と、口頚部外周に嵌合
筒部を嵌合させて装着したノズルキャップとを有し、該
キャップ内に、容器体内に垂下したパイプから吐出弁を
介してノズルに至る通液路を設け、また、通液路には気
・液混合液が通過すると発泡するネット等よりなる起泡
層を設け、該起泡層上流の通液路に一端を開口して他端
を容器体内上部の空気の存在する部分に開口する通気路
を設け、更に、容器体内の負圧化を解消するための吸気
弁を設けたものがある。
胴部より口頚部を起立した容器体と、口頚部外周に嵌合
筒部を嵌合させて装着したノズルキャップとを有し、該
キャップ内に、容器体内に垂下したパイプから吐出弁を
介してノズルに至る通液路を設け、また、通液路には気
・液混合液が通過すると発泡するネット等よりなる起泡
層を設け、該起泡層上流の通液路に一端を開口して他端
を容器体内上部の空気の存在する部分に開口する通気路
を設け、更に、容器体内の負圧化を解消するための吸気
弁を設けたものがある。
【0003】そして、胴部を圧搾することにより、加圧
された液がパイプより吐出弁を介して起泡層上流の通気
路合流部分に排出され、一方、容器体内上部に存在する
加圧された空気が通気路を介して同様部分に排出されて
液と合流し、この気・液混合液が起泡層を通過すること
で発泡し、ノズルより噴出する如く構成している。
された液がパイプより吐出弁を介して起泡層上流の通気
路合流部分に排出され、一方、容器体内上部に存在する
加圧された空気が通気路を介して同様部分に排出されて
液と合流し、この気・液混合液が起泡層を通過すること
で発泡し、ノズルより噴出する如く構成している。
【0004】また、胴部の圧搾を解除すると弾性で胴部
が復元し、吐出弁が閉じて負圧化した容器体内に吸気弁
を介して外気が導入される如く構成している。
が復元し、吐出弁が閉じて負圧化した容器体内に吸気弁
を介して外気が導入される如く構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種容器では、吐出弁及び吸気弁を、玉弁体を用いた
構造の弁で構成しているため、部材の数も多くなり、組
み付け工程も多く、製造上の煩雑さがあった。
この種容器では、吐出弁及び吸気弁を、玉弁体を用いた
構造の弁で構成しているため、部材の数も多くなり、組
み付け工程も多く、製造上の煩雑さがあった。
【0006】そこで、本発明の目的の一つは、できるだ
け部材を少なく、しかも組付け工程も少なくして製造を
容易にし、安価に製造できる泡噴出容器を提案するもの
である。
け部材を少なく、しかも組付け工程も少なくして製造を
容易にし、安価に製造できる泡噴出容器を提案するもの
である。
【0007】また、従来の容器は、上記玉弁体を使用し
た弁を有するため、容器を誤って倒した場合等は玉弁体
が移動して吐出弁が開き収納液が漏出するという不都合
があった。
た弁を有するため、容器を誤って倒した場合等は玉弁体
が移動して吐出弁が開き収納液が漏出するという不都合
があった。
【0008】そこで、本発明の目的の一つは、上記目的
に加えて、流通時等の非使用時に容器を誤って倒しても
収納液が漏出することのない優れた泡噴出容器を提案す
るものである。
に加えて、流通時等の非使用時に容器を誤って倒しても
収納液が漏出することのない優れた泡噴出容器を提案す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本請求項1発明の容器は
上記課題を解決するため、圧搾可能な胴部4より口頚部
5を起立させた容器体2と、上記口頚部5に嵌合させる
とともに、内部に起泡噴出機構を備えたノズルキャップ
3とを有し、容器体胴部4の圧搾により容器体内の液と
容器体内上部の空気を混合して起泡層を介して発泡さ
せ、ノズルより噴出する如く構成してなる泡噴出容器に
於いて、上記起泡噴出機構を、上記ノズルキャップ3内
に設けた合成樹脂の一体成形品である隔壁部材6と、該
部材に装着したパイプ7及び起泡層8とで構成し、上記
隔壁部材6は、ノズルキャップ周壁内周に周囲を密嵌さ
せて横設した下部基板22と、該基板上面に下面を密接し
て周囲をノズルキャップ周壁内周に密嵌させるととも
に、一側部において折り曲げ可能な連結部36を介して下
部基板22と連結してなる上部基板23と、上記下部基板22
に穿設した液注出用の透孔26及び該透孔上部の上部基板
23に所定形状の抜き孔27を穿設することにより形成した
弾性板28付き弁板29とで構成した吐出弁30と、上記上部
基板23に穿設した吸気用の透孔31及び該透孔下部の下部
基板に所定形状の抜き孔27を穿設することにより形成し
た弾性板28付き弁板29とで構成した吸気弁32と、上記吐
出弁周囲の下部基板裏面より垂設するとともに、内部に
容器体内と上記液注出用の透孔とを連通する連通溝34穿
設してなるパイプ取り付け用の筒部33と、上記吐出弁周
囲の上部基板上面より上方へ立設した起泡層取り付け用
の筒部35とから構成し、上記筒部33内に上端部を嵌着固
定して下端部を容器体胴部内に垂下させたパイプ7を設
けるとともに、上記筒部35上端に起泡層8を横設してな
ることを特徴とする泡噴出容器として構成した。
上記課題を解決するため、圧搾可能な胴部4より口頚部
5を起立させた容器体2と、上記口頚部5に嵌合させる
とともに、内部に起泡噴出機構を備えたノズルキャップ
3とを有し、容器体胴部4の圧搾により容器体内の液と
容器体内上部の空気を混合して起泡層を介して発泡さ
せ、ノズルより噴出する如く構成してなる泡噴出容器に
於いて、上記起泡噴出機構を、上記ノズルキャップ3内
に設けた合成樹脂の一体成形品である隔壁部材6と、該
部材に装着したパイプ7及び起泡層8とで構成し、上記
隔壁部材6は、ノズルキャップ周壁内周に周囲を密嵌さ
せて横設した下部基板22と、該基板上面に下面を密接し
て周囲をノズルキャップ周壁内周に密嵌させるととも
に、一側部において折り曲げ可能な連結部36を介して下
部基板22と連結してなる上部基板23と、上記下部基板22
に穿設した液注出用の透孔26及び該透孔上部の上部基板
23に所定形状の抜き孔27を穿設することにより形成した
弾性板28付き弁板29とで構成した吐出弁30と、上記上部
基板23に穿設した吸気用の透孔31及び該透孔下部の下部
基板に所定形状の抜き孔27を穿設することにより形成し
た弾性板28付き弁板29とで構成した吸気弁32と、上記吐
出弁周囲の下部基板裏面より垂設するとともに、内部に
容器体内と上記液注出用の透孔とを連通する連通溝34穿
設してなるパイプ取り付け用の筒部33と、上記吐出弁周
囲の上部基板上面より上方へ立設した起泡層取り付け用
の筒部35とから構成し、上記筒部33内に上端部を嵌着固
定して下端部を容器体胴部内に垂下させたパイプ7を設
けるとともに、上記筒部35上端に起泡層8を横設してな
ることを特徴とする泡噴出容器として構成した。
【0010】また、請求項2発明の容器は、容器体口頚
部5外周に下部の嵌合筒部9を嵌合させた下端面開口の
筒状をなすとともに、頂壁13中央に下端を開口させた円
筒部12を立設し、且つ、該円筒部12上部前部に透孔14を
穿設してなる取り付け筒部材3Aと、該部材の周壁11外周
に回動可能且つ抜け出し不能に周壁16を嵌合させるとと
もに、頂壁17裏面中央より上記円筒部外周に液密且つ回
動可能に嵌合させたシール筒18を垂設し、且つ、該筒の
上記透孔14に連通可能な位置にノズル19基端を開口させ
且つノズル先端を周壁16前方に突出させたノズルヘッド
3Bとで上記ノズルキャップ3を構成し、上記取り付け筒
部材周壁11内周に上記隔壁部材6を密嵌させてなる請求
項1記載の泡噴出容器として構成した。
部5外周に下部の嵌合筒部9を嵌合させた下端面開口の
筒状をなすとともに、頂壁13中央に下端を開口させた円
筒部12を立設し、且つ、該円筒部12上部前部に透孔14を
穿設してなる取り付け筒部材3Aと、該部材の周壁11外周
に回動可能且つ抜け出し不能に周壁16を嵌合させるとと
もに、頂壁17裏面中央より上記円筒部外周に液密且つ回
動可能に嵌合させたシール筒18を垂設し、且つ、該筒の
上記透孔14に連通可能な位置にノズル19基端を開口させ
且つノズル先端を周壁16前方に突出させたノズルヘッド
3Bとで上記ノズルキャップ3を構成し、上記取り付け筒
部材周壁11内周に上記隔壁部材6を密嵌させてなる請求
項1記載の泡噴出容器として構成した。
【0011】
【作用】容器体の胴部4を圧搾すると、収納液はパイプ
7から上昇して液圧で吐出弁30を開き、起泡層取り付け
用の筒部35内へ排出される。一方、収納液上方に存在す
る空気も加圧されてパイプ7周囲の連通溝34を通りパイ
プ7上端部で液と合流し、吐出弁30を介して上記筒部35
内へ排出される。次いで、気・液混合液は起泡層8を通
り発泡し、ノズル19より噴出される。
7から上昇して液圧で吐出弁30を開き、起泡層取り付け
用の筒部35内へ排出される。一方、収納液上方に存在す
る空気も加圧されてパイプ7周囲の連通溝34を通りパイ
プ7上端部で液と合流し、吐出弁30を介して上記筒部35
内へ排出される。次いで、気・液混合液は起泡層8を通
り発泡し、ノズル19より噴出される。
【0012】容器体胴部4の圧搾を解除すると、弾性で
胴部4が復元し、それに伴って容器体胴部4内が負圧化
するため、外気が吸気弁32を押し開いて容器体胴部4内
に導入され、胴部内の負圧を解消する。
胴部4が復元し、それに伴って容器体胴部4内が負圧化
するため、外気が吸気弁32を押し開いて容器体胴部4内
に導入され、胴部内の負圧を解消する。
【0013】非使用時にはノズルヘッド3Bを取り付け筒
部材3Aに対して回動させ、そのノズル19の基端開口を取
り付け筒部材の円筒部12の透孔14の位置からずらすこと
により、外部と内部を遮断しておくことができる。
部材3Aに対して回動させ、そのノズル19の基端開口を取
り付け筒部材の円筒部12の透孔14の位置からずらすこと
により、外部と内部を遮断しておくことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0015】図1乃至図3は本発明の一実施例を示すも
ので、図中1は泡噴出容器を示す。該容器1は、容器体
2と、内部に起泡噴出機構を備えたノズルキャップ3と
を主要部材として構成している。
ので、図中1は泡噴出容器を示す。該容器1は、容器体
2と、内部に起泡噴出機構を備えたノズルキャップ3と
を主要部材として構成している。
【0016】容器体2は、圧搾可能で弾力性に富む筒状
胴部4上端縁より肩部を介して口頚部5を起立して構成
している。
胴部4上端縁より肩部を介して口頚部5を起立して構成
している。
【0017】ノズルキャップ3は、更に、取り付け筒部
材3Aと、ノズルヘッド3Bとから構成しており、また、起
泡噴出機構として、隔壁部材6と、パイプ7と、起泡層
8とを備えている。
材3Aと、ノズルヘッド3Bとから構成しており、また、起
泡噴出機構として、隔壁部材6と、パイプ7と、起泡層
8とを備えている。
【0018】取り付け筒部材3Aは、容器体口頚部5外周
に内面を螺合させた嵌合筒部9上端縁より容器体口頚部
5上面に当接する内向きフランジ10を延設し、該フラン
ジ10内周縁より上方へ周壁11を立設し、更に周壁11上端
縁より、中央部に下端を開口した円筒部12を立設してな
る頂壁13を延設している。また、円筒部12上部前部には
泡を噴出するための透孔14を穿設しており、更に、フラ
ンジ10下面内周縁部よりシール筒15を垂設し、該シール
筒を口頚部5内周に密嵌させてこの部分に液密性を付与
している。
に内面を螺合させた嵌合筒部9上端縁より容器体口頚部
5上面に当接する内向きフランジ10を延設し、該フラン
ジ10内周縁より上方へ周壁11を立設し、更に周壁11上端
縁より、中央部に下端を開口した円筒部12を立設してな
る頂壁13を延設している。また、円筒部12上部前部には
泡を噴出するための透孔14を穿設しており、更に、フラ
ンジ10下面内周縁部よりシール筒15を垂設し、該シール
筒を口頚部5内周に密嵌させてこの部分に液密性を付与
している。
【0019】ノズルヘッド3Bは、上記取り付け筒部材周
壁11外周に回動可能且つ抜け出し不能に嵌合させた周壁
16上端縁より頂壁17を延設するとともに、該頂壁中央部
より上記円筒部12外周に回動可能且つ液密に嵌合するシ
ール筒18を垂設し、更に、上記シール筒18の上記透孔14
と連通可能な位置に、ノズル19基端を開口させ、且つ先
端を周壁16前方へ突出させている。従って、ノズルヘッ
ド3Bが前方へ向いた時のみに、ノズル19の基端開口部と
透孔14とが連通する如く構成している。
壁11外周に回動可能且つ抜け出し不能に嵌合させた周壁
16上端縁より頂壁17を延設するとともに、該頂壁中央部
より上記円筒部12外周に回動可能且つ液密に嵌合するシ
ール筒18を垂設し、更に、上記シール筒18の上記透孔14
と連通可能な位置に、ノズル19基端を開口させ、且つ先
端を周壁16前方へ突出させている。従って、ノズルヘッ
ド3Bが前方へ向いた時のみに、ノズル19の基端開口部と
透孔14とが連通する如く構成している。
【0020】本実施例では取り付け筒部材周壁11外周上
部に周設した突条20下面に、ノズルヘッド周壁16内周に
周設した突条21を乗り越え係合させて、ノズルヘッド3B
を取り付け筒部材3Aに回動可能且つ抜け出し不能に装着
させている。
部に周設した突条20下面に、ノズルヘッド周壁16内周に
周設した突条21を乗り越え係合させて、ノズルヘッド3B
を取り付け筒部材3Aに回動可能且つ抜け出し不能に装着
させている。
【0021】隔壁部材6は、上記取り付け筒部材周壁11
内周下部に外周縁を液密に嵌合させた下部基板22と、該
基板上面に下面を密接して外周縁を取り付け筒部材周壁
内周に液密に嵌合させた上部基板23とで上下を画成して
いる。本実施例では、取り付け筒部材周壁内周下部に周
設した下向き段部24下面と、該段部24下方の取り付け筒
部材周壁内周に周設した突条25との間に上部,下部両基
板を下方より押し込んで密嵌させている。
内周下部に外周縁を液密に嵌合させた下部基板22と、該
基板上面に下面を密接して外周縁を取り付け筒部材周壁
内周に液密に嵌合させた上部基板23とで上下を画成して
いる。本実施例では、取り付け筒部材周壁内周下部に周
設した下向き段部24下面と、該段部24下方の取り付け筒
部材周壁内周に周設した突条25との間に上部,下部両基
板を下方より押し込んで密嵌させている。
【0022】また、下部基板22の後部偏心位置には液注
出用の透孔26を穿設し、該透孔上部の上部基板23には所
定形状の抜き孔27を穿設することにより形成するととも
に、上記透孔26を液密に閉塞する弾性板28付き弁板29を
設けている。そして、この透孔26及び弁板29により吐出
弁30を構成している。
出用の透孔26を穿設し、該透孔上部の上部基板23には所
定形状の抜き孔27を穿設することにより形成するととも
に、上記透孔26を液密に閉塞する弾性板28付き弁板29を
設けている。そして、この透孔26及び弁板29により吐出
弁30を構成している。
【0023】また、上部基板23の前部偏心位置に吸気用
の透孔31を穿設し、この透孔下部の下部基板22には所定
形状の抜き孔27を穿設することにより形成するととも
に、上記透孔31を気密に閉塞する弾性板28付き弁板29を
設けており、この透孔31及び弁板29により吸気弁32を構
成している。
の透孔31を穿設し、この透孔下部の下部基板22には所定
形状の抜き孔27を穿設することにより形成するととも
に、上記透孔31を気密に閉塞する弾性板28付き弁板29を
設けており、この透孔31及び弁板29により吸気弁32を構
成している。
【0024】上記吐出弁30及び吸気弁32の弾性板28は、
各弁板外周より周方向複数突設したもので、液圧或いは
空気圧により押圧されて各透孔を開口した弁板29をもと
の閉塞状態に戻す役割を果たす。その形状は例えば図2
に示す如く、弁板29外面より中心線に沿って外方へ突出
した後弁板に沿って円弧状に伸び更に中心線に沿って外
方へ延びる板状をなしている。。
各弁板外周より周方向複数突設したもので、液圧或いは
空気圧により押圧されて各透孔を開口した弁板29をもと
の閉塞状態に戻す役割を果たす。その形状は例えば図2
に示す如く、弁板29外面より中心線に沿って外方へ突出
した後弁板に沿って円弧状に伸び更に中心線に沿って外
方へ延びる板状をなしている。。
【0025】また、上記吐出弁周囲の下部基板22裏面よ
り下方へパイプ取り付け用の筒部33を一体に垂設してい
る。この筒部の内面下端から上端に至り、更に下部基板
22裏面の上記液注出用の透孔26に至る連通溝34を周方向
多数縦設している。そして、この筒部33内にパイプ7上
端を嵌着して、その下端を容器体胴部下端に垂下させて
いる。従って、パイプ上端の嵌着部分は、上記各連通溝
34を介して容器体内上部とパイプ7上端部が連通する如
く構成している。
り下方へパイプ取り付け用の筒部33を一体に垂設してい
る。この筒部の内面下端から上端に至り、更に下部基板
22裏面の上記液注出用の透孔26に至る連通溝34を周方向
多数縦設している。そして、この筒部33内にパイプ7上
端を嵌着して、その下端を容器体胴部下端に垂下させて
いる。従って、パイプ上端の嵌着部分は、上記各連通溝
34を介して容器体内上部とパイプ7上端部が連通する如
く構成している。
【0026】また、上部基板23の上記吐出弁30周縁部よ
り上方へ起泡層取り付け用の筒部35を立設し、この筒部
上端に、例えばポリエステル繊維等で編んだネットより
なる、起泡層8を張設している。
り上方へ起泡層取り付け用の筒部35を立設し、この筒部
上端に、例えばポリエステル繊維等で編んだネットより
なる、起泡層8を張設している。
【0027】上記した隔壁部材6は、図2に示す如く、
合成樹脂の一体成形品として構成している。該部材は、
弾性板28付き弁板29、液注出用の透孔26、パイプ取り付
け用の筒部33を所定位置に設けた下部基板22と、弾性板
28付き弁板29、吸気用の透孔31、起泡層取り付け用の筒
部35を所定位置に設けた上部基板23とを折り曲げ可能な
連結部36で連結した状態で一体に形成している。
合成樹脂の一体成形品として構成している。該部材は、
弾性板28付き弁板29、液注出用の透孔26、パイプ取り付
け用の筒部33を所定位置に設けた下部基板22と、弾性板
28付き弁板29、吸気用の透孔31、起泡層取り付け用の筒
部35を所定位置に設けた上部基板23とを折り曲げ可能な
連結部36で連結した状態で一体に形成している。
【0028】尚、上記各部材は、特に断りのない限り合
成樹脂で形成すると良い。
成樹脂で形成すると良い。
【0029】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、特殊
構成の隔壁部材を設けて従来のこの種容器の様に吐出
弁,吸気弁に玉弁体を使用しないため、部材数を極力少
なくでき、また、取り付け工程も少なくなるため、製造
が容易で安価に製造できる利点がある。
構成の隔壁部材を設けて従来のこの種容器の様に吐出
弁,吸気弁に玉弁体を使用しないため、部材数を極力少
なくでき、また、取り付け工程も少なくなるため、製造
が容易で安価に製造できる利点がある。
【0030】また、吐出弁及び吸気弁は容器体を誤って
倒しても玉弁体を使用したものの様に開いてしまう虞は
なく、従って、容器体内の液が漏出することを極力防止
できるものである。
倒しても玉弁体を使用したものの様に開いてしまう虞は
なく、従って、容器体内の液が漏出することを極力防止
できるものである。
【0031】また、請求項2に記載された容器では、上
記効果に加えて、流通時等の非使用時にノズルヘッドを
回動させておけば、ノズル基端部開口が取り付け筒部材
の円筒部外面により閉塞されるため、例え上部基板上方
のノズルキャップ内に液や泡が残存していても、それら
が漏出することを防止でき、その結果、容器を倒した場
合の液の漏出を更に確実に防止できるものである。
記効果に加えて、流通時等の非使用時にノズルヘッドを
回動させておけば、ノズル基端部開口が取り付け筒部材
の円筒部外面により閉塞されるため、例え上部基板上方
のノズルキャップ内に液や泡が残存していても、それら
が漏出することを防止でき、その結果、容器を倒した場
合の液の漏出を更に確実に防止できるものである。
【図1】 本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】 同実施例の隔壁部材の斜視図である。
【図3】 同実施例のノズル閉塞状態の縦断面図であ
る。
る。
2…容器体,3…ノズルキャップ,4…容器体胴部,5
…口頚部,6…隔壁部材,7…パイプ,8…起泡層,9
…嵌合筒部,11…取り付け筒部材周壁,12…円筒部,13
…取り付け筒部材頂壁,14…透孔,16…ノズルヘッド周
壁,17…ノズルヘッド頂壁,18…シール筒,22…下部基
板,23…上部基板,26…液注出用の透孔,27…抜き孔,
28…弾性板,29…弁板,30…吐出弁,31…吸気用の透
孔,32…吸気弁,33…パイプ取り付け用の筒部,34…連
通孔,35…起泡層取り付け用の筒部,36…連結部
…口頚部,6…隔壁部材,7…パイプ,8…起泡層,9
…嵌合筒部,11…取り付け筒部材周壁,12…円筒部,13
…取り付け筒部材頂壁,14…透孔,16…ノズルヘッド周
壁,17…ノズルヘッド頂壁,18…シール筒,22…下部基
板,23…上部基板,26…液注出用の透孔,27…抜き孔,
28…弾性板,29…弁板,30…吐出弁,31…吸気用の透
孔,32…吸気弁,33…パイプ取り付け用の筒部,34…連
通孔,35…起泡層取り付け用の筒部,36…連結部
Claims (2)
- 【請求項1】 圧搾可能な胴部4より口頚部5を起立さ
せた容器体2と、上記口頚部5に嵌合させるとともに、
内部に起泡噴出機構を備えたノズルキャップ3とを有
し、容器体胴部4の圧搾により容器体内の液と容器体内
上部の空気を混合して起泡層を介して発泡させ、ノズル
より噴出する如く構成してなる泡噴出容器に於いて、上
記起泡噴出機構を、上記ノズルキャップ3内に設けた合
成樹脂の一体成形品である隔壁部材6と、該部材に装着
したパイプ7及び起泡層8とで構成し、上記隔壁部材6
は、ノズルキャップ周壁内周に周囲を密嵌させて横設し
た下部基板22と、該基板上面に下面を密接して周囲をノ
ズルキャップ周壁内周に密嵌させるとともに、一側部に
おいて折り曲げ可能な連結部36を介して下部基板22と連
結してなる上部基板23と、上記下部基板22に穿設した液
注出用の透孔26及び該透孔上部の上部基板23に所定形状
の抜き孔27を穿設することにより形成した弾性板28付き
弁板29とで構成した吐出弁30と、上記上部基板23に穿設
した吸気用の透孔31及び該透孔下部の下部基板に所定形
状の抜き孔27を穿設することにより形成した弾性板28付
き弁板29とで構成した吸気弁32と、上記吐出弁周囲の下
部基板裏面より垂設するとともに、内部に容器体内と上
記液注出用の透孔とを連通する連通溝34穿設してなるパ
イプ取り付け用の筒部33と、上記吐出弁周囲の上部基板
上面より上方へ立設した起泡層取り付け用の筒部35とか
ら構成し、上記筒部33内に上端部を嵌着固定して下端部
を容器体胴部内に垂下させたパイプ7を設けるととも
に、上記筒部35上端に起泡層8を横設してなることを特
徴とする泡噴出容器。 - 【請求項2】 容器体口頚部5外周に下部の嵌合筒部9
を嵌合させた下端面開口の筒状をなすとともに、頂壁13
中央に下端を開口させた円筒部12を立設し、且つ、該円
筒部12上部前部に透孔14を穿設してなる取り付け筒部材
3Aと、該部材の周壁11外周に回動可能且つ抜け出し不能
に周壁16を嵌合させるとともに、頂壁17裏面中央より上
記円筒部外周に液密且つ回動可能に嵌合させたシール筒
18を垂設し、且つ、該筒の上記透孔14に連通可能な位置
にノズル19基端を開口させ且つノズル先端を周壁16前方
に突出させたノズルヘッド3Bとで上記ノズルキャップ3
を構成し、上記取り付け筒部材周壁11内周に上記隔壁部
材6を密嵌させてなる請求項1記載の泡噴出容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17198094A JPH0811961A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 泡噴出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17198094A JPH0811961A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 泡噴出容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811961A true JPH0811961A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15933311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17198094A Pending JPH0811961A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 泡噴出容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811961A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09225360A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-09-02 | Ing Erich Pfeiffer Gmbh & Co Kg | 媒体吐出装置と吐出装置等の製造方法 |
JP2002540090A (ja) | 1999-03-22 | 2002-11-26 | ピユラク・バイオケム・ベー・ブイ | 乳酸を産業規模で精製する方法 |
US7168598B2 (en) | 2001-09-04 | 2007-01-30 | L'oreal | Device for dispensing a product |
JP2013112411A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 泡噴出容器 |
US20140209639A1 (en) * | 2011-08-31 | 2014-07-31 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Dispensing container |
JP2015532625A (ja) * | 2012-08-21 | 2015-11-12 | アーミナック・アンド・アソシエイツ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 直立のスクイーズフォーマ |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP17198094A patent/JPH0811961A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09225360A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-09-02 | Ing Erich Pfeiffer Gmbh & Co Kg | 媒体吐出装置と吐出装置等の製造方法 |
JP2002540090A (ja) | 1999-03-22 | 2002-11-26 | ピユラク・バイオケム・ベー・ブイ | 乳酸を産業規模で精製する方法 |
US7168598B2 (en) | 2001-09-04 | 2007-01-30 | L'oreal | Device for dispensing a product |
US20140209639A1 (en) * | 2011-08-31 | 2014-07-31 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Dispensing container |
EP2792417A1 (en) * | 2011-08-31 | 2014-10-22 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Dispensing container |
EP2752374A4 (en) * | 2011-08-31 | 2015-09-16 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | CONTAINER-POURING |
US9579670B2 (en) | 2011-08-31 | 2017-02-28 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Dispensing container |
JP2013112411A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 泡噴出容器 |
JP2015532625A (ja) * | 2012-08-21 | 2015-11-12 | アーミナック・アンド・アソシエイツ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 直立のスクイーズフォーマ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3395065B2 (ja) | 泡分与装置及びこの種の分与装置用の押しボタン | |
CA2180859C (en) | Container with pump for discharging bubbles | |
JP2006517862A (ja) | スプレーノズル | |
WO2009056596A1 (en) | Device for dispensing fluid | |
JPH08230961A (ja) | 泡放出用ポンプ容器 | |
JP2000219254A (ja) | 泡噴出容器 | |
JP2016124551A (ja) | スリット弁付きスクイズ容器 | |
US4148419A (en) | Aerosol valve assembly having gas diffuser for charging | |
JPH0811961A (ja) | 泡噴出容器 | |
JPH0811921A (ja) | 泡噴出容器 | |
JP2530791Y2 (ja) | 泡状液体絞り出し容器 | |
JP3323330B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
JPH11262704A (ja) | 正倒立両用の液体噴出器 | |
JP3307864B2 (ja) | 泡噴出ポンプ容器 | |
JP3213249B2 (ja) | 泡噴出ポンプ容器 | |
JP3752205B2 (ja) | 泡噴出ポンプ容器 | |
JP2502508Y2 (ja) | 泡沫スプレ―装置 | |
JP2001240089A (ja) | チューブ容器 | |
JP3193559B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
JP3638027B2 (ja) | 泡噴出容器 | |
JP2566799Y2 (ja) | 泡状液体絞り出し容器 | |
JPH08230919A (ja) | 泡噴出容器 | |
JP3710617B2 (ja) | 泡噴出ポンプ | |
US20240181480A1 (en) | Bottom-fillable spray bottle | |
CN211970399U (zh) | 一种组装式喷罐装置 |