JPH08109173A - 4−置換された光学活性(s)−2−オキサゾリジノンの製法、新規の(s)−2−オキサゾリジノンおよび新規の光学活性(s)−アミノアルコール - Google Patents
4−置換された光学活性(s)−2−オキサゾリジノンの製法、新規の(s)−2−オキサゾリジノンおよび新規の光学活性(s)−アミノアルコールInfo
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- JPH08109173A JPH08109173A JP7179094A JP17909495A JPH08109173A JP H08109173 A JPH08109173 A JP H08109173A JP 7179094 A JP7179094 A JP 7179094A JP 17909495 A JP17909495 A JP 17909495A JP H08109173 A JPH08109173 A JP H08109173A
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- C07D263/02—Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings
- C07D263/08—Heterocyclic compounds containing 1,3-oxazole or hydrogenated 1,3-oxazole rings not condensed with other rings having one double bond between ring members or between a ring member and a non-ring member
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- C07D263/18—Oxygen atoms
- C07D263/20—Oxygen atoms attached in position 2
- C07D263/22—Oxygen atoms attached in position 2 with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, directly attached to other ring carbon atoms
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 4−置換された光学活性(S)−2−オキサ
ゾリジノンを提供する。 【解決手段】 一般式(IV): 【化1】 の上記化合物を、一般式(III): 【化2】 の光学活性(S)−アミノアルコールをクロルギ酸エス
テルを用いて窒素原子の所でアシル化し、かつ中間生成
物を塩基触媒作用させて閉環することにより製造する。
ゾリジノンを提供する。 【解決手段】 一般式(IV): 【化1】 の上記化合物を、一般式(III): 【化2】 の光学活性(S)−アミノアルコールをクロルギ酸エス
テルを用いて窒素原子の所でアシル化し、かつ中間生成
物を塩基触媒作用させて閉環することにより製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般式(IV):
【0002】
【化6】
【0003】[式中、Rは、5〜10個のC−原子を有
し、少なくとも1個の3級C−原子を有する空間占有性
の分枝鎖アルキル基である]の4−置換された光学活性
(S)−2−オキサゾリジノンの製法、一般式(IV)
の新規の光学活性(S)−2−オキサゾリジノンおよび
一般式(III):
し、少なくとも1個の3級C−原子を有する空間占有性
の分枝鎖アルキル基である]の4−置換された光学活性
(S)−2−オキサゾリジノンの製法、一般式(IV)
の新規の光学活性(S)−2−オキサゾリジノンおよび
一般式(III):
【0004】
【化7】
【0005】[式中、Rは、5〜10個のC−原子を有
し、少なくとも1個の3級C−原子を有する空間占有性
の分枝鎖アルキル基である]の新規の光学活性(S)−
アミノアルコールを記載し、この場合に式(III)の
化合物は式(IV)の化合物を製造するための中間生成
物として注目されている。更に本発明はこれらの新規化
合物の使用に関する。
し、少なくとも1個の3級C−原子を有する空間占有性
の分枝鎖アルキル基である]の新規の光学活性(S)−
アミノアルコールを記載し、この場合に式(III)の
化合物は式(IV)の化合物を製造するための中間生成
物として注目されている。更に本発明はこれらの新規化
合物の使用に関する。
【0006】
【従来の技術】光学活性(S)−2−オキサゾリジノン
およびその合成の際に中間生成物として生じる相当する
光学活性アミノアルコールは有機化学における非常に重
要な物質種類である。これらは不整合成で、薬理作用物
質、たとえばペプチドの製造、殺虫剤の合成、ラセミ混
合物の分割の際におよびその他の分野において広く使用
される(このテーマに関する特に詳細な文献、J.Org.Ch
em.1993,58,3568)。
およびその合成の際に中間生成物として生じる相当する
光学活性アミノアルコールは有機化学における非常に重
要な物質種類である。これらは不整合成で、薬理作用物
質、たとえばペプチドの製造、殺虫剤の合成、ラセミ混
合物の分割の際におよびその他の分野において広く使用
される(このテーマに関する特に詳細な文献、J.Org.Ch
em.1993,58,3568)。
【0007】不整合成での一般式(III)の光学活性
アミノアルコールの使用は、かなり頻繁に立体的に嵩高
な側鎖基を有するアミノアルコールが適当な誘導体に取
り込まれ、このことにより後続生成物(Folgeprodukt)
の合成の際に不整触媒作用または不整誘導が可能である
ことに基づく。このようなアミノアルコールの例はたと
えばフェニルグリシノール(R=Ph)、フェニルアラ
ニノール(R=CH2Ph)、バリノール(R=CHM
e2)およびt−ロイシノール(R=CMe3)である。
これらはたとえば光学活性オキサゾリンおよび類似の化
合物に誘導することができ、これらを更に、たとえばオ
レフィンの不整シクロプロパン化および還元、ケトンの
ヒドロシリル化および還元に、ディールス・アルダー反
応および求核性置換の場合に、高活性触媒の配位子とし
て使用することができる(詳細な文献はたとえば:Ange
w.Chem.1991,103,556)。不整合成において多様に使用
可能な光学活性アミノアルコールの後続生成物の例とし
ては、4−置換された−2−オキサゾリジノン(Org.Sy
nth.1989,68,77およびそこに引用されている文献)、二
環式ラクタム(Tetrahedron 1991,47,9503およびそこに
引用されている文献)およびホルムアミジン(Tetrahed
ron 1992,48,2589およびそこに引用されている文献)を
挙げることができる。
アミノアルコールの使用は、かなり頻繁に立体的に嵩高
な側鎖基を有するアミノアルコールが適当な誘導体に取
り込まれ、このことにより後続生成物(Folgeprodukt)
の合成の際に不整触媒作用または不整誘導が可能である
ことに基づく。このようなアミノアルコールの例はたと
えばフェニルグリシノール(R=Ph)、フェニルアラ
ニノール(R=CH2Ph)、バリノール(R=CHM
e2)およびt−ロイシノール(R=CMe3)である。
これらはたとえば光学活性オキサゾリンおよび類似の化
合物に誘導することができ、これらを更に、たとえばオ
レフィンの不整シクロプロパン化および還元、ケトンの
ヒドロシリル化および還元に、ディールス・アルダー反
応および求核性置換の場合に、高活性触媒の配位子とし
て使用することができる(詳細な文献はたとえば:Ange
w.Chem.1991,103,556)。不整合成において多様に使用
可能な光学活性アミノアルコールの後続生成物の例とし
ては、4−置換された−2−オキサゾリジノン(Org.Sy
nth.1989,68,77およびそこに引用されている文献)、二
環式ラクタム(Tetrahedron 1991,47,9503およびそこに
引用されている文献)およびホルムアミジン(Tetrahed
ron 1992,48,2589およびそこに引用されている文献)を
挙げることができる。
【0008】前記の場合およびその他の多くの場合に、
通常取り込まれた一般式(III)の光学活性アミノア
ルコールの側鎖基は立体的または立体電子的な理由か
ら、この分子の所でまたはこの分子を用いて進行する反
応に対する支配的影響を及ぼし、これによりこのような
後続反応の部分的に非常に高いエナンチオ−またはジア
ステレオ選択率が生じる。この支配的な影響は多くの場
合に前記の側鎖基Rの空間占有が高いほど大きくなる
(Angew.Chem.1991,103,556)。従って側鎖基がイソプ
ロピル基(R=CHMe2)の代りにt−ブチル基(R
=CMe3)である場合は、達成されるエナンチオマー
過剰率(e.e.)またはジアステレオマー過剰率
(d.e.)はしばしばより高い(たとえば特に、Tetr
ahedron Lett.1990,31,6005,Tetrahedron 1992,48,258
9,Angew.Chem.1987,99,1197,J.Am.Chem.Soc.1988,110,1
238参照)。
通常取り込まれた一般式(III)の光学活性アミノア
ルコールの側鎖基は立体的または立体電子的な理由か
ら、この分子の所でまたはこの分子を用いて進行する反
応に対する支配的影響を及ぼし、これによりこのような
後続反応の部分的に非常に高いエナンチオ−またはジア
ステレオ選択率が生じる。この支配的な影響は多くの場
合に前記の側鎖基Rの空間占有が高いほど大きくなる
(Angew.Chem.1991,103,556)。従って側鎖基がイソプ
ロピル基(R=CHMe2)の代りにt−ブチル基(R
=CMe3)である場合は、達成されるエナンチオマー
過剰率(e.e.)またはジアステレオマー過剰率
(d.e.)はしばしばより高い(たとえば特に、Tetr
ahedron Lett.1990,31,6005,Tetrahedron 1992,48,258
9,Angew.Chem.1987,99,1197,J.Am.Chem.Soc.1988,110,1
238参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これらの事実に対し
て、本発明の課題は、不整合成の際により多大な支配的
影響を及ぼし、かつそれに伴いこれらの反応の際のエナ
ンチオ−およびジアステレオ選択率を更に改善するため
に、t−ブチル基の立体的嵩高を可能な限り越える空間
占有性の側鎖を有する誘導体を可能にするオキサゾリジ
ノンの製法を提示することである。本発明の課題は、新
規のオキサゾリジノン化合物および新規の光学活性
(S)−アミノアルコールの提示およびこれらの化合物
の使用でもある。
て、本発明の課題は、不整合成の際により多大な支配的
影響を及ぼし、かつそれに伴いこれらの反応の際のエナ
ンチオ−およびジアステレオ選択率を更に改善するため
に、t−ブチル基の立体的嵩高を可能な限り越える空間
占有性の側鎖を有する誘導体を可能にするオキサゾリジ
ノンの製法を提示することである。本発明の課題は、新
規のオキサゾリジノン化合物および新規の光学活性
(S)−アミノアルコールの提示およびこれらの化合物
の使用でもある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題は請求項1の特
徴部分に記載の方法により解決される。請求項2から1
5は本発明の有利な構成を記載する。請求項16および
17は本発明による新規化合物を記載する。
徴部分に記載の方法により解決される。請求項2から1
5は本発明の有利な構成を記載する。請求項16および
17は本発明による新規化合物を記載する。
【0011】一般式(III):
【0012】
【化8】
【0013】[式中、Rは、5〜10個のC−原子を有
し、少なくとも1個の3級C−原子を有する空間占有性
の分枝鎖アルキル基である]の光学活性(S)−アミノ
アルコールを、本発明により、一般式(IV):
し、少なくとも1個の3級C−原子を有する空間占有性
の分枝鎖アルキル基である]の光学活性(S)−アミノ
アルコールを、本発明により、一般式(IV):
【0014】
【化9】
【0015】[Rは一般式(III)に記載のものを表
す]の相当する4−置換された光学活性(S)−2−オ
キサゾリジノンに移行することにおいて、上記アミノア
ルコールをpH−調整下でクロルギ酸エステルと反応さ
せることにより窒素原子の所でアシル化し、次いで中間
的に形成されたN−保護されたアミノアルコールを、塩
基触媒作用により閉環して、一般式(IV)の(S)−
2−オキサゾリジノンにすることにより、温和な反応中
で所望の式(IV)の立体的に特に嵩高の化合物を良好
な収率で提供することが達成される。
す]の相当する4−置換された光学活性(S)−2−オ
キサゾリジノンに移行することにおいて、上記アミノア
ルコールをpH−調整下でクロルギ酸エステルと反応さ
せることにより窒素原子の所でアシル化し、次いで中間
的に形成されたN−保護されたアミノアルコールを、塩
基触媒作用により閉環して、一般式(IV)の(S)−
2−オキサゾリジノンにすることにより、温和な反応中
で所望の式(IV)の立体的に特に嵩高の化合物を良好
な収率で提供することが達成される。
【0016】アシル化は中性から弱塩基性の範囲内で、
水と有機溶剤とからなる2相系中で実施し、pH6〜1
0、特に7〜8.5の範囲内が有利である。クロルギ酸
エステルとしてクロルギ酸メチル−およびエチルエステ
ルが特に有利である。有機溶剤は反応成分を充分に良好
に溶かし、かつ反応条件下で不活性であるべきである
が、原則的にはかなり自由に選択することができる。エ
ーテル構造を有する溶剤または炭化水素が有利である。
同時に水相からの一般式(III)のアミノアルコール
の抽出、クロルギ酸エステルでのアシル化、それに続く
式(IV)のオキサゾリジノンにするための塩基性の閉
環、およびその結晶化に使用可能な溶剤を使用するのが
費用のかかる、高価な溶剤交換が不要となるので特に有
利である。本発明ではこの目的のために特にトルエンお
よびキシレンが有利である。
水と有機溶剤とからなる2相系中で実施し、pH6〜1
0、特に7〜8.5の範囲内が有利である。クロルギ酸
エステルとしてクロルギ酸メチル−およびエチルエステ
ルが特に有利である。有機溶剤は反応成分を充分に良好
に溶かし、かつ反応条件下で不活性であるべきである
が、原則的にはかなり自由に選択することができる。エ
ーテル構造を有する溶剤または炭化水素が有利である。
同時に水相からの一般式(III)のアミノアルコール
の抽出、クロルギ酸エステルでのアシル化、それに続く
式(IV)のオキサゾリジノンにするための塩基性の閉
環、およびその結晶化に使用可能な溶剤を使用するのが
費用のかかる、高価な溶剤交換が不要となるので特に有
利である。本発明ではこの目的のために特にトルエンお
よびキシレンが有利である。
【0017】閉環を多数の塩基を用いて実施することが
できるが、本発明では、最も単純かつ安価な塩基、すな
わちアルカリ金属水酸化物が最も好適であると判明して
いる。水酸化ナトリウムが特に有利であり、更にこれを
微細に顆粒化したまたは粉末化した形で使用するのが有
利である。更に完全な閉環を達成するために有利には少
なくとも50℃から使用溶剤の沸点までの高められた温
度が有利である。反応温度を十分に高く選択すると、閉
環の際に発生するアルコールが反応混合物から留去され
る。
できるが、本発明では、最も単純かつ安価な塩基、すな
わちアルカリ金属水酸化物が最も好適であると判明して
いる。水酸化ナトリウムが特に有利であり、更にこれを
微細に顆粒化したまたは粉末化した形で使用するのが有
利である。更に完全な閉環を達成するために有利には少
なくとも50℃から使用溶剤の沸点までの高められた温
度が有利である。反応温度を十分に高く選択すると、閉
環の際に発生するアルコールが反応混合物から留去され
る。
【0018】反応が終了した時点で、有利には塩基を当
量の酸を添加することにより中和し、塩を水で洗浄し、
一般式(IV)のオキサゾリジノンを冷却、濃縮および
場合により再結晶化により単離し、かつ精製する。
量の酸を添加することにより中和し、塩を水で洗浄し、
一般式(IV)のオキサゾリジノンを冷却、濃縮および
場合により再結晶化により単離し、かつ精製する。
【0019】式(III)の光学活性(S)−アミノア
ルコールは、原則的に一般式(II):
ルコールは、原則的に一般式(II):
【0020】
【化10】
【0021】の光学活性L−アミノ酸から得られる。式
(II)の化合物を水素化試薬を用いて還元して一般式
(III)の(S)−アミノアルコールにするのが有利
である。その際還元剤としては試薬、たとえば水素化ア
ルミニウムリチウムまたは殊に活性化剤で活性化された
アルカリ金属ホウ水素化物がこれに該当する。後者の場
合にはホウ水素化リチウムおよびホウ水素化ナトリウム
が有利であり、更にこのうちホウ水素化ナトリウムが有
利な価格の理由により特に有利である。アミノ酸1当量
に対し、還元のために、水素化還元剤1.5〜4当量、
有利に、2〜2.5当量を使用する。
(II)の化合物を水素化試薬を用いて還元して一般式
(III)の(S)−アミノアルコールにするのが有利
である。その際還元剤としては試薬、たとえば水素化ア
ルミニウムリチウムまたは殊に活性化剤で活性化された
アルカリ金属ホウ水素化物がこれに該当する。後者の場
合にはホウ水素化リチウムおよびホウ水素化ナトリウム
が有利であり、更にこのうちホウ水素化ナトリウムが有
利な価格の理由により特に有利である。アミノ酸1当量
に対し、還元のために、水素化還元剤1.5〜4当量、
有利に、2〜2.5当量を使用する。
【0022】活性化剤としては種々の試薬、たとえば、
三フッ化ホウ素エーテレート、トリメチルクロルシラ
ン、ヨウ素、塩素、塩化水素または硫酸(アミノ酸のこ
のような還元系に関する一般的な詳細な文献、J.Or
g.Chem.1993,58,3568)が該当し、
このうちヨウ素および硫酸が特に有利である。その際ア
ルカリ金属ホウ水素化物1当量に対し、ヨウ素または硫
酸1/2当量を活性化するために使用する。
三フッ化ホウ素エーテレート、トリメチルクロルシラ
ン、ヨウ素、塩素、塩化水素または硫酸(アミノ酸のこ
のような還元系に関する一般的な詳細な文献、J.Or
g.Chem.1993,58,3568)が該当し、
このうちヨウ素および硫酸が特に有利である。その際ア
ルカリ金属ホウ水素化物1当量に対し、ヨウ素または硫
酸1/2当量を活性化するために使用する。
【0023】溶剤としてはエーテル構造を有するような
もの、殊に1,2−ジメトキシエタン(DME)および
テトラヒドロフラン(THF)が特に有利であるが、原
則的に他の溶剤、たとえばアルコールまたはアセタール
も還元用に使用される。還元は広い温度範囲内(約−2
0℃から使用溶剤の沸点)内で実施することができる
が、有利には次のように処理する:適当な溶剤中のホウ
水素化ナトリウムおよび一般式(II)のアミノ酸の懸
濁液に、0〜30℃で同じまたは他の適当な溶剤中の活
性化剤の溶液を滴加し、その後反応の完結のために最高
で使用溶剤の沸点まで数時間加熱する。冷却の後にアル
コール、次いで水、次いで酸、有利には塩酸の添加によ
り酸性に調整し、その後有利には水酸化ナトリウム溶液
を用いてアルカリ性にし、好適な有機溶剤を用いて、必
要な場合は加熱下で一般式(III)の光学活性アミノ
アルコールを抽出する。次いで所望の場合にはこれを更
に精製するために蒸留し、結晶化させ、クロマトグラフ
ィー処理するかまたは結晶塩、たとえば塩酸塩に変じる
ことができる。
もの、殊に1,2−ジメトキシエタン(DME)および
テトラヒドロフラン(THF)が特に有利であるが、原
則的に他の溶剤、たとえばアルコールまたはアセタール
も還元用に使用される。還元は広い温度範囲内(約−2
0℃から使用溶剤の沸点)内で実施することができる
が、有利には次のように処理する:適当な溶剤中のホウ
水素化ナトリウムおよび一般式(II)のアミノ酸の懸
濁液に、0〜30℃で同じまたは他の適当な溶剤中の活
性化剤の溶液を滴加し、その後反応の完結のために最高
で使用溶剤の沸点まで数時間加熱する。冷却の後にアル
コール、次いで水、次いで酸、有利には塩酸の添加によ
り酸性に調整し、その後有利には水酸化ナトリウム溶液
を用いてアルカリ性にし、好適な有機溶剤を用いて、必
要な場合は加熱下で一般式(III)の光学活性アミノ
アルコールを抽出する。次いで所望の場合にはこれを更
に精製するために蒸留し、結晶化させ、クロマトグラフ
ィー処理するかまたは結晶塩、たとえば塩酸塩に変じる
ことができる。
【0024】一般式(II)の光学活性L−アミノ酸
は、本発明により、一般式(I):
は、本発明により、一般式(I):
【0025】
【化11】
【0026】[式中、Rは、5〜10個のC−原子を有
し、少なくとも1個の3級C−原子を有する空間占有性
の分枝鎖アルキル基である]のα−ケトカルボン酸から
得られる。有利にはこれを脱水素酵素の使用下での補助
因子(co-factor)依存性酵素還元的アミノ化により実
施する。
し、少なくとも1個の3級C−原子を有する空間占有性
の分枝鎖アルキル基である]のα−ケトカルボン酸から
得られる。有利にはこれを脱水素酵素の使用下での補助
因子(co-factor)依存性酵素還元的アミノ化により実
施する。
【0027】その際、使用酵素が殊にこれらの空間占有
性の基Rを有する一般式(I)のα−ケト酸を一般式
(II)のL−アミノ酸に変換するための基質として受
容し、かつ生成物が高い化学的およびエナンチオマー純
度で、並びに良好から非常に良好の収率で得られること
は殊に意外であり、予測不可能であり、かつ本発明では
特に有利であった。
性の基Rを有する一般式(I)のα−ケト酸を一般式
(II)のL−アミノ酸に変換するための基質として受
容し、かつ生成物が高い化学的およびエナンチオマー純
度で、並びに良好から非常に良好の収率で得られること
は殊に意外であり、予測不可能であり、かつ本発明では
特に有利であった。
【0028】一般式(III)および(IV)の化合物
は新規である。
は新規である。
【0029】Rがネオペンチル基(R=CH2CMe3)
でない場合を除いて一般式(II)の化合物は新規であ
る。
でない場合を除いて一般式(II)の化合物は新規であ
る。
【0030】本発明に記載の化合物の製造は更に次の反
応式にまとめる:
応式にまとめる:
【0031】
【化12】
【0032】本発明により、一般式(II)の新規の光
学活性L−アミノ酸、一般式(III)の(S)−アミ
ノアルコールおよび一般式(IV)の4−置換された
(S)−2−オキサゾリジノンおよびその製法が提供さ
れ、これにより前記化合物を簡単で、安全に、良好から
非常に良好の収率でおよび非常に高い化学的なおよび殊
にエナンチオマー純度で製造することができる。こうし
て製造された化合物は特に薬理作用物質の合成、および
不整合成に使用される。
学活性L−アミノ酸、一般式(III)の(S)−アミ
ノアルコールおよび一般式(IV)の4−置換された
(S)−2−オキサゾリジノンおよびその製法が提供さ
れ、これにより前記化合物を簡単で、安全に、良好から
非常に良好の収率でおよび非常に高い化学的なおよび殊
にエナンチオマー純度で製造することができる。こうし
て製造された化合物は特に薬理作用物質の合成、および
不整合成に使用される。
【0033】
【実施例】本発明の化合物並びにその製法を次の実施例
で詳述する。
で詳述する。
【0034】例1:(S)−ネオペンチルグリシノール DME250ml中のホウ水素化ナトリウム30.4g
(0.805モル)の懸濁液に、L−ネオペンチルグリ
シン50.8g(0.35モル)を添加した。引き続き
最高10℃で2.5時間かけてDME75ml中の硫酸
21.5ml(0.4025モル)の溶液を滴加し、続
いて70℃まで3時間加熱した。冷却後MeOH60m
lを添加した。引き続き回転濃縮し(einrotieren)、
残留物を水250mlおよび濃塩酸45ml中に入れ、
かつ数時間撹拌した。トルエン300mlの添加の後に
50%水酸化ナトリウム溶液65mlで塩基性に調整
し、70℃まで加熱し、有機相を分離除去し、濾過し、
90gまで濃縮させ、かつ約5℃まで冷却した。濾過、
トルエンでの洗浄および真空乾燥棚中での乾燥の後に、
(S)−ネオペンチルグリシノール40.0g(87.
1%)が無色の結晶の形で得られた。
(0.805モル)の懸濁液に、L−ネオペンチルグリ
シン50.8g(0.35モル)を添加した。引き続き
最高10℃で2.5時間かけてDME75ml中の硫酸
21.5ml(0.4025モル)の溶液を滴加し、続
いて70℃まで3時間加熱した。冷却後MeOH60m
lを添加した。引き続き回転濃縮し(einrotieren)、
残留物を水250mlおよび濃塩酸45ml中に入れ、
かつ数時間撹拌した。トルエン300mlの添加の後に
50%水酸化ナトリウム溶液65mlで塩基性に調整
し、70℃まで加熱し、有機相を分離除去し、濾過し、
90gまで濃縮させ、かつ約5℃まで冷却した。濾過、
トルエンでの洗浄および真空乾燥棚中での乾燥の後に、
(S)−ネオペンチルグリシノール40.0g(87.
1%)が無色の結晶の形で得られた。
【0035】構造をNMR−スペクトルにより確認し
た。
た。
【0036】[α]D20:+5.9°(c=1,Et
OH) 含分(滴定):>99% C7H17NO 計算値 C64.07 H13.06
N10.67 131.22 実測値 C64.01 H13.13
N10.90 例2:(S)−4−ネオペンチル−2−オキサゾリジノ
ン (S)−ネオペンチルグリシノール130g(0.99
モル)をトルエン700mlおよび水100ml中に懸
濁させた。20〜25℃で1時間かけてクロルギ酸エチ
ルエステル99ml(1.03モル)を滴加し、その際
pH値を30%水酸化ナトリウム溶液で約8に保持し
た。30分の後撹拌の後に70℃まで加熱し、水相を分
離除去した。有機相を濾過し、共沸蒸留により残留水を
分離した。顆粒化した水酸化ナトリウム2gの添加の後
に徐々に加熱した。95℃でEtOHの留去が開始さ
れ、これは111℃の蒸留缶温度で終了した。85℃ま
での冷却および水40ml中の氷酢酸3gの添加の後に
短時間撹拌し、水相を分離し、かつ有機相を再び水30
mlで洗浄した。300gまでの濃縮および5℃までの
1晩の冷却の後の、吸引濾過、洗浄および乾燥の後に、
(S)−4−ネオペンチル−2−オキサゾリジノン10
2.8g(66.1%)が無色の結晶の形で得られた。
OH) 含分(滴定):>99% C7H17NO 計算値 C64.07 H13.06
N10.67 131.22 実測値 C64.01 H13.13
N10.90 例2:(S)−4−ネオペンチル−2−オキサゾリジノ
ン (S)−ネオペンチルグリシノール130g(0.99
モル)をトルエン700mlおよび水100ml中に懸
濁させた。20〜25℃で1時間かけてクロルギ酸エチ
ルエステル99ml(1.03モル)を滴加し、その際
pH値を30%水酸化ナトリウム溶液で約8に保持し
た。30分の後撹拌の後に70℃まで加熱し、水相を分
離除去した。有機相を濾過し、共沸蒸留により残留水を
分離した。顆粒化した水酸化ナトリウム2gの添加の後
に徐々に加熱した。95℃でEtOHの留去が開始さ
れ、これは111℃の蒸留缶温度で終了した。85℃ま
での冷却および水40ml中の氷酢酸3gの添加の後に
短時間撹拌し、水相を分離し、かつ有機相を再び水30
mlで洗浄した。300gまでの濃縮および5℃までの
1晩の冷却の後の、吸引濾過、洗浄および乾燥の後に、
(S)−4−ネオペンチル−2−オキサゾリジノン10
2.8g(66.1%)が無色の結晶の形で得られた。
【0037】この構造をNMR−スペクトルにより確認
した。
した。
【0038】[α]D20:+9.3°(c=1,Et
OH) 沸点:94〜95℃ C8H15NO2 計算値 C61.12 H 9.6
2 N8.91 131.22 実測値 C61.25 H10.0
2 N8.99 母液を蒸発濃縮させ、かつ残留物をヘキサン200ml
から再結晶させると、更に生成物28.3g(18.2
%)が得られた(総収率84.3%)。
OH) 沸点:94〜95℃ C8H15NO2 計算値 C61.12 H 9.6
2 N8.91 131.22 実測値 C61.25 H10.0
2 N8.99 母液を蒸発濃縮させ、かつ残留物をヘキサン200ml
から再結晶させると、更に生成物28.3g(18.2
%)が得られた(総収率84.3%)。
【0039】例3:(S)−ネオペンチルグリシンの製
造 ギ酸アンモニウム31.53g(0.5モル)および2
−ケト−4,4−ジメチルペンタン酸Na塩20.89
g(125ミリモル)を水400ml中に懸濁させ、p
H値を、アンモニアを用いて8.2に調整すると、溶液
が存在し、かつ500mlに満たす。引き続き、NAD
+・H2O補助因子71.7mg(0.1ミリモル)並び
にロイシン脱水素酵素(LeuDH)2000Uおよび
ホルメート脱水素酵素(FDH)2500Uを添加す
る。反応物をおだやかに撹拌し、かつpH値を、pH定
常調整により8.2に一定に保持している間、温度を2
8℃に調節する。48時間後に、HPLCによる変換率
の測定により、反応が終了していることが確認される。
酵素を、10kDaの小孔径の限外濾過器を介して分離
除去し、かつ反応溶液をアンモニアを用いてpH9.5
に調節する。引き続き、2%活性炭を用いて澄明にし、
ほぼ無色の溶液を回転蒸発機で濃縮させ、アミノ酸を晶
出させ、吸引濾過器を介して分離除去し、少量のエタノ
ールを用いて3回洗浄し、かつ真空下に50℃で一晩乾
燥させる。
造 ギ酸アンモニウム31.53g(0.5モル)および2
−ケト−4,4−ジメチルペンタン酸Na塩20.89
g(125ミリモル)を水400ml中に懸濁させ、p
H値を、アンモニアを用いて8.2に調整すると、溶液
が存在し、かつ500mlに満たす。引き続き、NAD
+・H2O補助因子71.7mg(0.1ミリモル)並び
にロイシン脱水素酵素(LeuDH)2000Uおよび
ホルメート脱水素酵素(FDH)2500Uを添加す
る。反応物をおだやかに撹拌し、かつpH値を、pH定
常調整により8.2に一定に保持している間、温度を2
8℃に調節する。48時間後に、HPLCによる変換率
の測定により、反応が終了していることが確認される。
酵素を、10kDaの小孔径の限外濾過器を介して分離
除去し、かつ反応溶液をアンモニアを用いてpH9.5
に調節する。引き続き、2%活性炭を用いて澄明にし、
ほぼ無色の溶液を回転蒸発機で濃縮させ、アミノ酸を晶
出させ、吸引濾過器を介して分離除去し、少量のエタノ
ールを用いて3回洗浄し、かつ真空下に50℃で一晩乾
燥させる。
【0040】収量:15.4g(理論量の84.9%) 同定試験:NMR−スペクトル エナンチオマー純度:エナンチオマー過剰率 >99.
8%(Chirasil−Valでのキラルガスクロマ
トグラフィーにより測定) 例4:(S)−3−メチル−イソロイシン((S)−
3,3−ジメチル−ノルバリン)の製造 ギ酸アンモニウム6.3g(0.1モル)および2−ケ
ト−3,3−ジメチルペンタン酸Na塩1.67g(1
0ミリモル)を水80ml中に懸濁させ、pH値をアン
モニアを用いて8.2に調整すると、溶液が存在し、か
つ100mlに満たす。引き続き、NAD+・3H2O補
助因子14.34mg(0.02ミリモル)並びにロイ
シン脱水素酵素(LeuDH)800Uおよびホルメー
ト脱水素酵素(FDH)500Uを添加する。反応物を
おだやかに撹拌し、かつpH値をpH定常調整により
8.2に一定に保持している間、温度を32℃に調節す
る。遅くとも72時間後にHPLCによる変換率の測定
により、反応の終了を確認することができる。この反応
溶液をアンモニアを用いてpH9.5に調整し、引き続
き2%活性炭を用いて澄明にする。ほぼ無色の溶液を回
転蒸発機で濃縮させ、アミノ酸を晶出させ、吸引濾過器
を介して分離除去し、少量のエタノールを用いて3回洗
浄し、かつ真空下に50℃で一晩乾燥させる。
8%(Chirasil−Valでのキラルガスクロマ
トグラフィーにより測定) 例4:(S)−3−メチル−イソロイシン((S)−
3,3−ジメチル−ノルバリン)の製造 ギ酸アンモニウム6.3g(0.1モル)および2−ケ
ト−3,3−ジメチルペンタン酸Na塩1.67g(1
0ミリモル)を水80ml中に懸濁させ、pH値をアン
モニアを用いて8.2に調整すると、溶液が存在し、か
つ100mlに満たす。引き続き、NAD+・3H2O補
助因子14.34mg(0.02ミリモル)並びにロイ
シン脱水素酵素(LeuDH)800Uおよびホルメー
ト脱水素酵素(FDH)500Uを添加する。反応物を
おだやかに撹拌し、かつpH値をpH定常調整により
8.2に一定に保持している間、温度を32℃に調節す
る。遅くとも72時間後にHPLCによる変換率の測定
により、反応の終了を確認することができる。この反応
溶液をアンモニアを用いてpH9.5に調整し、引き続
き2%活性炭を用いて澄明にする。ほぼ無色の溶液を回
転蒸発機で濃縮させ、アミノ酸を晶出させ、吸引濾過器
を介して分離除去し、少量のエタノールを用いて3回洗
浄し、かつ真空下に50℃で一晩乾燥させる。
【0041】収量:1.17g(理論量の80.6%) 同定試験:NMR−スペクトル エナンチオマー純度:エナンチオマー過剰率 >99.
9%(Chirasil−Valでのキラルガスクロマ
トグラフィーにより測定) 例5 (S)−ホモネオペンチルグリシン((S)−5,5−
ジメチル−ノルロイシン)の製造 反応および後処理を例4と同様に実施したが、ただし全
反応時間にわたり懸濁液が存在し、かつ反応は96時間
後にようやく終了した。
9%(Chirasil−Valでのキラルガスクロマ
トグラフィーにより測定) 例5 (S)−ホモネオペンチルグリシン((S)−5,5−
ジメチル−ノルロイシン)の製造 反応および後処理を例4と同様に実施したが、ただし全
反応時間にわたり懸濁液が存在し、かつ反応は96時間
後にようやく終了した。
【0042】使用物質:2−ケト−5,5−ジメチル−
ヘキサン酸Na塩1.81g(10ミリモル) 収量:1.08g(理論量の67.9%) 同定試験:NMR−スペクトル エナンチオマー純度:エナンチオマー過剰率 >99.
9%(Crownpak−CR+カラムでのキラルHP
LCによる測定)
ヘキサン酸Na塩1.81g(10ミリモル) 収量:1.08g(理論量の67.9%) 同定試験:NMR−スペクトル エナンチオマー純度:エナンチオマー過剰率 >99.
9%(Crownpak−CR+カラムでのキラルHP
LCによる測定)
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 一般式(II):
【化1】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の光学活性L−アミノ酸の製法におい
て、一般式(I)
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の光学活性L−アミノ酸の製法におい
て、一般式(I)
【化2】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]のα−ケトカルボン酸を、脱水素酵素の
使用下での補助因子依存性酵素反応により、還元的にア
ミノ化することを特徴とする、一般式(II)の光学活
性L−アミノ酸の製法。
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]のα−ケトカルボン酸を、脱水素酵素の
使用下での補助因子依存性酵素反応により、還元的にア
ミノ化することを特徴とする、一般式(II)の光学活
性L−アミノ酸の製法。
【請求項2】 一般式(II):
【化3】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C原子を有する空間占有性の分枝鎖アルキ
ル基であるが、ネオペンチルとは同一ではない]の新規
の光学活性L−アミノ酸。
も1個の3級C原子を有する空間占有性の分枝鎖アルキ
ル基であるが、ネオペンチルとは同一ではない]の新規
の光学活性L−アミノ酸。
【請求項3】 一般式(IV):
【化4】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の4−置換された光学活性(S)−2−
オキサゾリジノンの製法において、一般式(III):
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の4−置換された光学活性(S)−2−
オキサゾリジノンの製法において、一般式(III):
【化5】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の光学活性(S)−アミノアルコール
を、クロルギ酸エステルを用いて窒素原子の所でアシル
化し、かつ中間生成物を触媒作用する量の塩基を用いて
閉環し、一般式(IV)の相当する(S)−2−オキサ
ゾリジノンを製造することを特徴とする、4−置換され
た光学活性(S)−2−オキサゾリジノンの製法。
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の光学活性(S)−アミノアルコール
を、クロルギ酸エステルを用いて窒素原子の所でアシル
化し、かつ中間生成物を触媒作用する量の塩基を用いて
閉環し、一般式(IV)の相当する(S)−2−オキサ
ゾリジノンを製造することを特徴とする、4−置換され
た光学活性(S)−2−オキサゾリジノンの製法。
【請求項4】 クロルギ酸エステルとしてクロルギ酸エ
チル−またはメチルエステルを使用する請求項3記載の
方法。
チル−またはメチルエステルを使用する請求項3記載の
方法。
【請求項5】 アシル化をpH−調整下で水と有機溶剤
とからなる2相系中で実施する請求項3または4記載の
方法。
とからなる2相系中で実施する請求項3または4記載の
方法。
【請求項6】 塩基として水酸化ナトリウムを使用する
請求項3記載の方法。
請求項3記載の方法。
【請求項7】 閉環を50℃から使用有機溶剤の沸点ま
での温度で実施する請求項3から6までのいずれか1項
記載の方法。
での温度で実施する請求項3から6までのいずれか1項
記載の方法。
【請求項8】 閉環終了後、塩基を当量の酸の添加によ
り中和し、塩を水で有機溶剤から洗浄し、かつ一般式
(IV)の(S)−2−オキサゾリジノンを冷却または
濃縮により単離し、必要により再結晶化またはクロマト
グラフィーにより更に精製する請求項3から7までのい
ずれか1項記載の方法。
り中和し、塩を水で有機溶剤から洗浄し、かつ一般式
(IV)の(S)−2−オキサゾリジノンを冷却または
濃縮により単離し、必要により再結晶化またはクロマト
グラフィーにより更に精製する請求項3から7までのい
ずれか1項記載の方法。
【請求項9】 有機溶剤がトルエンである請求項5、7
および8のいずれか1項記載の方法。
および8のいずれか1項記載の方法。
【請求項10】 一般式(II):
【化6】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の光学活性L−アミノ酸を水素化還元剤
を用いて還元することにより、一般式(III)の光学
活性(S)−アミノアルコールを取得する請求項3から
9までのいずれか1項記載の方法。
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の光学活性L−アミノ酸を水素化還元剤
を用いて還元することにより、一般式(III)の光学
活性(S)−アミノアルコールを取得する請求項3から
9までのいずれか1項記載の方法。
【請求項11】 水素化還元剤として水素化アルミニウ
ムリチウムを使用する請求項10記載の方法。
ムリチウムを使用する請求項10記載の方法。
【請求項12】 水素化還元剤として活性化したアルカ
リ金属ホウ水素化物を使用する請求項10記載の方法。
リ金属ホウ水素化物を使用する請求項10記載の方法。
【請求項13】 アルカリ金属ホウ水素化物としてホウ
水素化ナトリウムまたはホウ水素化リチウムを使用する
請求項12記載の方法。
水素化ナトリウムまたはホウ水素化リチウムを使用する
請求項12記載の方法。
【請求項14】 活性化剤としてヨウ素、塩素、塩化水
素または硫酸を使用する請求項12または13記載の方
法。
素または硫酸を使用する請求項12または13記載の方
法。
【請求項15】 反応を溶剤中で実施する請求項10か
ら14までのいずれか1項記載の方法。
ら14までのいずれか1項記載の方法。
【請求項16】 反応を−20℃から溶剤の沸点までの
温度で実施する請求項10から15までのいずれか1項
記載の方法。
温度で実施する請求項10から15までのいずれか1項
記載の方法。
【請求項17】 還元終了後反応混合物をアルコール、
次いで水、次いで酸を添加することにより加水分解し、
引き続きアルカリ性にし、一般式(III)の光学活性
(S)−アミノアルコールを有機溶剤を用いて抽出し、
引き続き蒸発濃縮することにより単離し、必要によりク
ロマトグラフィーまたは蒸留によりまたは再結晶化また
は沈殿により塩酸塩として更に精製する請求項10から
16までのいずれか1項記載の方法。
次いで水、次いで酸を添加することにより加水分解し、
引き続きアルカリ性にし、一般式(III)の光学活性
(S)−アミノアルコールを有機溶剤を用いて抽出し、
引き続き蒸発濃縮することにより単離し、必要によりク
ロマトグラフィーまたは蒸留によりまたは再結晶化また
は沈殿により塩酸塩として更に精製する請求項10から
16までのいずれか1項記載の方法。
【請求項18】 一般式(IV):
【化7】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の4−置換された光学活性(S)−2−
オキサゾリジノン。
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の4−置換された光学活性(S)−2−
オキサゾリジノン。
【請求項19】 一般式(III):
【化8】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の新規の光学活性(S)−アミノアルコ
ール。
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の新規の光学活性(S)−アミノアルコ
ール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 213/00 C07M 7:00 (72)発明者 ゲオルク クリックス ドイツ連邦共和国 ケルン ドイツ−カル カー−シュトラーセ 28 ベー (72)発明者 マリア−レギナ クーラ ドイツ連邦共和国 ハムバッハ ゼルゲン ブッシュ 12 (72)発明者 ミヒャエル シュヴァルム ドイツ連邦共和国 アルツェナウ イン デン ミュールゲルテン 21
Claims (17)
- 【請求項1】 一般式(IV): 【化1】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の4−置換された光学活性(S)−2−
オキサゾリジノンの製法において、一般式(III): 【化2】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の光学活性(S)−アミノアルコール
を、クロルギ酸エステルを用いて窒素原子の所でアシル
化し、かつ中間生成物を触媒作用する量の塩基を用いて
閉環し、一般式(IV)の相当する(S)−2−オキサ
ゾリジノンを製造することを特徴とする、4−置換され
た光学活性(S)−2−オキサゾリジノンの製法。 - 【請求項2】 クロルギ酸エステルとしてクロルギ酸エ
チル−またはメチルエステルを使用する請求項1記載の
方法。 - 【請求項3】 アシル化をpH−調整下で水と有機溶剤
とからなる2相系中で実施する請求項1または2記載の
方法。 - 【請求項4】 塩基として水酸化ナトリウムを使用する
請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 閉環を50℃から使用有機溶剤の沸点ま
での温度で実施する請求項1から4までのいずれか1項
記載の方法。 - 【請求項6】 閉環終了後、塩基を当量の酸の添加によ
り中和し、塩を水で有機溶剤から洗浄し、かつ一般式
(IV)の(S)−2−オキサゾリジノンを冷却または
濃縮により単離し、必要により再結晶化またはクロマト
グラフィーにより更に精製する請求項1から5までのい
ずれか1項記載の方法。 - 【請求項7】 有機溶剤がトルエンである請求項3、5
および6のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項8】 一般式(II): 【化3】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の光学活性L−アミノ酸を水素化還元剤
を用いて還元することにより、一般式(III)の光学
活性(S)−アミノアルコールを取得する請求項1から
7までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項9】 水素化還元剤として水素化アルミニウム
リチウムを使用する請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 水素化還元剤として活性化したアルカ
リ金属ホウ水素化物を使用する請求項8記載の方法。 - 【請求項11】 アルカリ金属ホウ水素化物としてホウ
水素化ナトリウムまたはホウ水素化リチウムを使用する
請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 活性化剤としてヨウ素、塩素、塩化水
素または硫酸を使用する請求項10または11記載の方
法。 - 【請求項13】 反応を溶剤中で実施する請求項8から
12までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項14】 反応を−20℃から溶剤の沸点までの
温度で実施する請求項8から13までのいずれか1項記
載の方法。 - 【請求項15】 還元終了後反応混合物をアルコール、
次いで水、次いで酸を添加することにより加水分解し、
引き続きアルカリ性にし、一般式(III)の光学活性
(S)−アミノアルコールを有機溶剤を用いて抽出し、
引き続き蒸発濃縮することにより単離し、必要によりク
ロマトグラフィーまたは蒸留によりまたは再結晶化また
は沈殿により塩酸塩として更に精製する請求項8から1
4までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項16】 一般式(IV): 【化4】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の新規の4−置換された光学活性(S)
−2−オキサゾリジノン。 - 【請求項17】 一般式(III): 【化5】 [式中、Rは、5〜10個のC−原子を有し、少なくと
も1個の3級C−原子を有する空間占有性の分枝鎖アル
キル基である]の新規の光学活性(S)−アミノアルコ
ール。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4425067A DE4425067A1 (de) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | Verfahren zur Herstellung optisch aktiver, 4-substituierter (S)-2-Oxazolidinone, neue (S)-2-Oxazolidinone, neue optisch aktive (S)-Aminoalkohole sowie Verwendung dieser Verbindungen |
DE4425067.3 | 1994-07-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08109173A true JPH08109173A (ja) | 1996-04-30 |
Family
ID=6523272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7179094A Pending JPH08109173A (ja) | 1994-07-15 | 1995-07-14 | 4−置換された光学活性(s)−2−オキサゾリジノンの製法、新規の(s)−2−オキサゾリジノンおよび新規の光学活性(s)−アミノアルコール |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5670652A (ja) |
EP (1) | EP0692478A1 (ja) |
JP (1) | JPH08109173A (ja) |
DE (1) | DE4425067A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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