JPH0796481B2 - 殺虫、殺ダニ剤 - Google Patents
殺虫、殺ダニ剤Info
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- JPH0796481B2 JPH0796481B2 JP17533389A JP17533389A JPH0796481B2 JP H0796481 B2 JPH0796481 B2 JP H0796481B2 JP 17533389 A JP17533389 A JP 17533389A JP 17533389 A JP17533389 A JP 17533389A JP H0796481 B2 JPH0796481 B2 JP H0796481B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規物質である2,3−ジ置換−4−ヒドロキシ
キノリン誘導体を有効成分とする極めて優れた殺虫、殺
ダニ効果を有する殺虫、殺ダニ剤に関する。
キノリン誘導体を有効成分とする極めて優れた殺虫、殺
ダニ効果を有する殺虫、殺ダニ剤に関する。
従来、各種の天然成分及び合成物質の殺虫、殺ダニ活性
を有する物質が研究、開発され実用に供せられている。
またキノリン系物質としては、3−p−ブロモフェニル
−1−o−ヒドロキシスチリルベンゾ[f]キノリンに
殺ダニ活性、殺カビ活性のあることが知られている〔Ve
stsi Akad.Navuk BSSR,Ser.Khim.Navuk.(3),76−8
(1987)〕。
を有する物質が研究、開発され実用に供せられている。
またキノリン系物質としては、3−p−ブロモフェニル
−1−o−ヒドロキシスチリルベンゾ[f]キノリンに
殺ダニ活性、殺カビ活性のあることが知られている〔Ve
stsi Akad.Navuk BSSR,Ser.Khim.Navuk.(3),76−8
(1987)〕。
また、8−アルコキシキノリン類の銅錯体を活性成分と
する殺菌・殺虫剤も知られている(特公昭54−34738号
公報)。しかしながら、これらの化合物の殺虫活性はそ
の強さ、選択性等の点で十分なものではない。
する殺菌・殺虫剤も知られている(特公昭54−34738号
公報)。しかしながら、これらの化合物の殺虫活性はそ
の強さ、選択性等の点で十分なものではない。
従来公知の殺虫、殺ダニ活性を有する各種物質も、近年
殺虫剤抵抗性の問題によりその活性効力も十分とは言え
ず、優れた活性を有する新規殺虫、殺ダニ剤の開発が要
望されている。
殺虫剤抵抗性の問題によりその活性効力も十分とは言え
ず、優れた活性を有する新規殺虫、殺ダニ剤の開発が要
望されている。
本発明はこの要望にこたえた優れた殺虫、殺ダニ剤を提
供することを目的とするものである。
供することを目的とするものである。
本発明者らは先に、微生物代謝産物及びその類縁体を純
化学的に合成し、強いロイコトリエンD4拮抗作用を有
し、ヒトを含む哺乳類の生体維持特に重要な免疫系と心
臓血流に有効に作用し、免疫疾患並びに脳疾患の治療に
有効な物質である新規2,3−ジ置換−4−ヒドロキシキ
ノリン誘導体及びその製造法を発明し、特願昭63−3192
31号として出願した。
化学的に合成し、強いロイコトリエンD4拮抗作用を有
し、ヒトを含む哺乳類の生体維持特に重要な免疫系と心
臓血流に有効に作用し、免疫疾患並びに脳疾患の治療に
有効な物質である新規2,3−ジ置換−4−ヒドロキシキ
ノリン誘導体及びその製造法を発明し、特願昭63−3192
31号として出願した。
本発明者らは更に、この物質の作用を研究したところ、
殺虫、殺ダニ活性が優れていることを見出し、本発明を
完成した。
殺虫、殺ダニ活性が優れていることを見出し、本発明を
完成した。
本発明は一般式(I) 〔式中R1は水素原子又はR3CO−(R3は低級アルキル基を
示す)を示し、R2は水素原子、メチル基又はエチル基を
示し、Aは で表される2,3−ジ置換−4−ヒドロキシキノリン誘導
体の1種又は2種以上を有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
である。
示す)を示し、R2は水素原子、メチル基又はエチル基を
示し、Aは で表される2,3−ジ置換−4−ヒドロキシキノリン誘導
体の1種又は2種以上を有効成分とする殺虫、殺ダニ剤
である。
本発明の有効成分である上記式(I)で表される化合物
は、同式中のR1が水素原子を示す場合は式(II)で表さ
れる2,3−ジ置換−4−キノロン誘導体とは互変異性の
関係にあるが、本化合物も本発明に含まれる。
は、同式中のR1が水素原子を示す場合は式(II)で表さ
れる2,3−ジ置換−4−キノロン誘導体とは互変異性の
関係にあるが、本化合物も本発明に含まれる。
〔式中、R2,Aは先と同一意義を有する〕 本発明の有効成分である2,3−ジ置換−4−ヒドロキシ
キノリン誘導体は全て文献未載の新規化合物である。そ
の代表的な化合物を以下に挙げる。
キノリン誘導体は全て文献未載の新規化合物である。そ
の代表的な化合物を以下に挙げる。
1.2−(トランス−1−ノネニル)−3−メチル−4−
アセトキシキノリン 2.2−(シス−1−ノネニル)−3−メチル−4−アセ
トキシキノリン 3.2−(トランス−1−ノネニル)−3−メチル−4−
キノロン 4.2−(シス−1−ノネニル)−3−メチル−4−キノ
ロン 5.2−(トランス−2−ノネニル)−3−メチル−4−
アセトキシキノリン 6.2−(トランス−2−ノネニル)−3−メチル−4−
キノロン 7.2−(1−ヒドロキシ−2−ノニニル)−3−メチル
−4−アセトキシキノリン 8.2−(1−ヒドロキシ−2−ノニニル)−3−メチル
−4−キノロン 9.2−(トランス−1−ヒドロキシ−2−ノネニル)−
3−メチル−4−アセトキシキノリン 10.2−(トランス−1−ヒドロキシ−2−ノネニル)−
3−メチル−4−キノロン 等である。
アセトキシキノリン 2.2−(シス−1−ノネニル)−3−メチル−4−アセ
トキシキノリン 3.2−(トランス−1−ノネニル)−3−メチル−4−
キノロン 4.2−(シス−1−ノネニル)−3−メチル−4−キノ
ロン 5.2−(トランス−2−ノネニル)−3−メチル−4−
アセトキシキノリン 6.2−(トランス−2−ノネニル)−3−メチル−4−
キノロン 7.2−(1−ヒドロキシ−2−ノニニル)−3−メチル
−4−アセトキシキノリン 8.2−(1−ヒドロキシ−2−ノニニル)−3−メチル
−4−キノロン 9.2−(トランス−1−ヒドロキシ−2−ノネニル)−
3−メチル−4−アセトキシキノリン 10.2−(トランス−1−ヒドロキシ−2−ノネニル)−
3−メチル−4−キノロン 等である。
なお、本化合物名に付した番号は、下記の実施例におい
て引用される。
て引用される。
本発明の上記の一般式(I)で表した2,3−ジ置換−4
−ヒドロキシキノリン誘導体を有効成分とした殺虫剤
は、アブラムシ類,ウンカ類,ヨコバイ類,カメムシ類
等の半翅目、ハスモンヨトウ,コナガ,ニカメイガ等の
鱗翅目、ゾウムシ類、ハムシ類等の鞘翅目、イエバエ,
アカイエカ等の双翅目、ゴキブリ類等の網翅目その他直
翅目、アザミウマ目等の昆虫及びハダニ類,マダニ類,
ネダニ類等の害虫、ダニ類に特に顕著な活性を有するも
のである。
−ヒドロキシキノリン誘導体を有効成分とした殺虫剤
は、アブラムシ類,ウンカ類,ヨコバイ類,カメムシ類
等の半翅目、ハスモンヨトウ,コナガ,ニカメイガ等の
鱗翅目、ゾウムシ類、ハムシ類等の鞘翅目、イエバエ,
アカイエカ等の双翅目、ゴキブリ類等の網翅目その他直
翅目、アザミウマ目等の昆虫及びハダニ類,マダニ類,
ネダニ類等の害虫、ダニ類に特に顕著な活性を有するも
のである。
本発明の殺虫、殺ダニ剤は、有効成分として前記一般式
(I)で表される化合物の1種又は2種以上を、そのま
ま用いてもよいが、通常は一般に農薬の製剤に使用され
る固体担体、液体担体、ガス状担体、界面活性剤、分散
剤その他製剤用補助剤、餌等と通常の方法により混合
し、乳剤、液剤、水和剤、粉剤、粒剤、油剤、エアゾー
ル剤、フロワブル剤、毒餌等の適宜の剤形にして使用す
る。
(I)で表される化合物の1種又は2種以上を、そのま
ま用いてもよいが、通常は一般に農薬の製剤に使用され
る固体担体、液体担体、ガス状担体、界面活性剤、分散
剤その他製剤用補助剤、餌等と通常の方法により混合
し、乳剤、液剤、水和剤、粉剤、粒剤、油剤、エアゾー
ル剤、フロワブル剤、毒餌等の適宜の剤形にして使用す
る。
なお、固体担体としては、例えばタルク,ベントナト,
クレー,カオリン,ケイソウ土,バーミキュライト,ホ
ワイトカーボン,炭酸カルシウム等が挙げられ、液体担
体としては、例えばメタノール,n−ヘキサノール,エチ
レングリコール,セロソルブ等のアルコール類、アセト
ン,メチルエチルケトン,シクロヘキサノン等のケトン
類、ケロシン,灯油等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン,
トルエン,キシレン,メチルナフタレン等の芳香族炭化
水素類、ジクロロエタン,トリクロロエチレン,四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル,ジ
オキサン,テトラヒドロフラン等のエーテル類、酢酸エ
チル等のエステル類、アセトニトリル,イソブチロニト
リル等のニトリル類、ジメチルホルムアミド,ジメチル
アセトアミド等の酸アミド類、大豆油,綿実油等の植物
油類、ジメチルスルホキシド、水等が挙げられる。ガス
担体としては、例えばLPG,フロンガス,空気,窒素,炭
素ガス,ジメチルエーテル等が挙げられる。
クレー,カオリン,ケイソウ土,バーミキュライト,ホ
ワイトカーボン,炭酸カルシウム等が挙げられ、液体担
体としては、例えばメタノール,n−ヘキサノール,エチ
レングリコール,セロソルブ等のアルコール類、アセト
ン,メチルエチルケトン,シクロヘキサノン等のケトン
類、ケロシン,灯油等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン,
トルエン,キシレン,メチルナフタレン等の芳香族炭化
水素類、ジクロロエタン,トリクロロエチレン,四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル,ジ
オキサン,テトラヒドロフラン等のエーテル類、酢酸エ
チル等のエステル類、アセトニトリル,イソブチロニト
リル等のニトリル類、ジメチルホルムアミド,ジメチル
アセトアミド等の酸アミド類、大豆油,綿実油等の植物
油類、ジメチルスルホキシド、水等が挙げられる。ガス
担体としては、例えばLPG,フロンガス,空気,窒素,炭
素ガス,ジメチルエーテル等が挙げられる。
乳化、分散、展着等のための界面活性剤、分散剤として
は、例えばアルキル硫酸エステル類、アルキル(アリー
ル)スルホン酸塩類、ポリオキシアルキレンアルキル
(アリール)エーテル類、多価アルコールエステル類、
リグニンスルホン酸塩等が用いられる。
は、例えばアルキル硫酸エステル類、アルキル(アリー
ル)スルホン酸塩類、ポリオキシアルキレンアルキル
(アリール)エーテル類、多価アルコールエステル類、
リグニンスルホン酸塩等が用いられる。
更に、製剤の性状を改善するための補助剤としては、例
えばカルボキシメチルセルロース,アラビアガム,ポリ
エチレングリコール,ステアリン酸カルシウム等が用い
られる。
えばカルボキシメチルセルロース,アラビアガム,ポリ
エチレングリコール,ステアリン酸カルシウム等が用い
られる。
上記の担体、界面活性剤、分散剤及び補助剤は、必要に
応じて各々単独或いは組み合わせて用いられる。
応じて各々単独或いは組み合わせて用いられる。
本発明における殺虫、殺ダニ剤の有効成分の含有量は、
乳剤では通常、1〜50重量%、粉剤では通常、0.3〜25
重量%、水和剤では通常1〜90重量%、粒剤では通常、
0.5〜10重量%が適当である。
乳剤では通常、1〜50重量%、粉剤では通常、0.3〜25
重量%、水和剤では通常1〜90重量%、粒剤では通常、
0.5〜10重量%が適当である。
これらの製剤は、そのまま或いは希釈して用いる。ま
た、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、植物成長
調節剤、肥料、土壌改良剤、共力剤等と混合して使用す
ることもできる。
た、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、植物成長
調節剤、肥料、土壌改良剤、共力剤等と混合して使用す
ることもできる。
次に本発明の実施例並びにその効果を挙げ、本発明を更
に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限
定されるものではない。
に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限
定されるものではない。
製造例1 化合物1並びに2の製造例 オクチルトリフェニルホスホニウムブロマイド218mg
(0.48mmol)のテトラヒドロフラン3ml溶液にn−ブチ
ルリチウム0.48mmolのヘキサン溶液0.29mlを加え、室温
で5分間撹拌する。
(0.48mmol)のテトラヒドロフラン3ml溶液にn−ブチ
ルリチウム0.48mmolのヘキサン溶液0.29mlを加え、室温
で5分間撹拌する。
この溶液を−78℃に冷却した後、ヘキサメチルホスホラ
ストリアミド1.43g(8mmol)を加え5分間撹拌し、更に
2−ホルミル−3−メチル−4−アセトキシキノリン9
1.6mg(0.40mmol)のテトラヒドロフラン2ml溶液を加え
て、−78℃で15分間、−42℃で30分間撹拌する。反応液
を水20mlに加え、酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリ
ウム水溶液で洗浄した後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥
した。溶媒を減圧留去した後、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー〔ワコーゲルC−200(和光純薬製)(溶
媒n−ヘキサン:酢酸エチル=15:1)〕により精製する
と、2−(トランス−1−ノネニル)−3−メチル−4
−アセトキシキノリン13mg(収率10%)及び2−(シス
−1−ノネニル)−3−メチル−4−アセトキシキノリ
ン15mg(収率12%)が得られる。
ストリアミド1.43g(8mmol)を加え5分間撹拌し、更に
2−ホルミル−3−メチル−4−アセトキシキノリン9
1.6mg(0.40mmol)のテトラヒドロフラン2ml溶液を加え
て、−78℃で15分間、−42℃で30分間撹拌する。反応液
を水20mlに加え、酢酸エチルで抽出し、飽和塩化ナトリ
ウム水溶液で洗浄した後、無水硫酸ナトリウム上で乾燥
した。溶媒を減圧留去した後、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー〔ワコーゲルC−200(和光純薬製)(溶
媒n−ヘキサン:酢酸エチル=15:1)〕により精製する
と、2−(トランス−1−ノネニル)−3−メチル−4
−アセトキシキノリン13mg(収率10%)及び2−(シス
−1−ノネニル)−3−メチル−4−アセトキシキノリ
ン15mg(収率12%)が得られる。
2−(トランス−1−ノネニル)−3−メチル−4−ア
セトキシキノリン〔化合物1〕 融点 74〜75℃ NMR(CDCl3) δ=0.90(t,J=7Hz,3H) 1.2〜1.5(m,10H),2.31(s,3H), 2.33〜2.40(m,2H),2.51(s,3H), 6.80(d,J=15.4Hz,1H), 7.08(dt,J=15.4Hz,J=7.1Hz,1H), 7.4〜7.8(m,3H),8.04(d,J=8.8Hz,1H) 2−(シス−1−ノネニル)−3−メチル−4−アセト
キシキノリン〔化合物2〕 NMR(CDCl3) δ=0.84(t,J=6Hz 3H 1.1〜1.6(m,10H), 2.2〜2.7(m,2H),2.26(s,3H), 2.49(s,3H),6.02(dt,J=12Hz,J=7Hz,1H), 6.61(d,J=12Hz,1H), 7.3〜8.1(m,4H) 実施例1 乳剤 化合物1 20重量%、N,N−ジメチルホルムアミド20重
量%、キシレン50重量%にポリオキシエチレンアルキル
アリルエーテル10重量%を加え均一に混合し、溶解して
乳剤を得た。
セトキシキノリン〔化合物1〕 融点 74〜75℃ NMR(CDCl3) δ=0.90(t,J=7Hz,3H) 1.2〜1.5(m,10H),2.31(s,3H), 2.33〜2.40(m,2H),2.51(s,3H), 6.80(d,J=15.4Hz,1H), 7.08(dt,J=15.4Hz,J=7.1Hz,1H), 7.4〜7.8(m,3H),8.04(d,J=8.8Hz,1H) 2−(シス−1−ノネニル)−3−メチル−4−アセト
キシキノリン〔化合物2〕 NMR(CDCl3) δ=0.84(t,J=6Hz 3H 1.1〜1.6(m,10H), 2.2〜2.7(m,2H),2.26(s,3H), 2.49(s,3H),6.02(dt,J=12Hz,J=7Hz,1H), 6.61(d,J=12Hz,1H), 7.3〜8.1(m,4H) 実施例1 乳剤 化合物1 20重量%、N,N−ジメチルホルムアミド20重
量%、キシレン50重量%にポリオキシエチレンアルキル
アリルエーテル10重量%を加え均一に混合し、溶解して
乳剤を得た。
実施例2 水和剤 化合物2 25重量%、クレー30重量%、ケイソウ土35重
量%、リグニンスルホン酸カルシウム3重量%、ポリオ
キシエチレンアルキルアリルエーテル7重量%を均一に
混合し、粉砕して水和剤を得た。
量%、リグニンスルホン酸カルシウム3重量%、ポリオ
キシエチレンアルキルアリルエーテル7重量%を均一に
混合し、粉砕して水和剤を得た。
実施例3 粉剤 化合物1 2重量%、クレー60重量%、タルク37重量
%、ステアリン酸カルシウム1重量%を均一に混合して
粉剤を得た。
%、ステアリン酸カルシウム1重量%を均一に混合して
粉剤を得た。
実施例4 粒剤 化合物2 5重量%、ベントナイト40重量%、タルク53
重量%、リグニンスルホン酸カルシウム2重量%を均一
に粉砕混合し、水を加えてよく練合した後、造粒乾燥し
て粒剤を得た。
重量%、リグニンスルホン酸カルシウム2重量%を均一
に粉砕混合し、水を加えてよく練合した後、造粒乾燥し
て粒剤を得た。
次に本発明の殺虫、殺ダニ剤の効果を示す試験並びに結
果を示す。
果を示す。
試験例1 モモアカブラシム(無翅胎生雌成虫)に対す
る効力試験 実施例1に準じて製剤した供試試料を、界面活性剤(0.
01%)を含む水で1000ppmに希釈した供試液に、モモア
カアブラムシ無翅胎生雌成虫10頭を接種したキャベツ葉
片(5cm×5cm)を10秒間浸漬した。風乾後、直径9cmの
プラスチックカップに入れ、25℃の恒温室に放置し、1
日後の生死虫数を調査し、死虫率を求めた。
る効力試験 実施例1に準じて製剤した供試試料を、界面活性剤(0.
01%)を含む水で1000ppmに希釈した供試液に、モモア
カアブラムシ無翅胎生雌成虫10頭を接種したキャベツ葉
片(5cm×5cm)を10秒間浸漬した。風乾後、直径9cmの
プラスチックカップに入れ、25℃の恒温室に放置し、1
日後の生死虫数を調査し、死虫率を求めた。
その結果は第1表の通りであった。
試験例2 ニセナミハダニ雌成虫(有機リン剤抵抗性)
に対する効力試験 直径6cmのプラスチックポットに栽培したツルナシイン
ゲン初生葉に、ニセナミハダニ雌成虫10頭を接種した。
これに接種1日後に実施例1に準じて製剤した供試々料
を界面活性剤(0.01%)を含む水で1000ppmに希釈した
供試液を、噴霧塔で10ml散布した。処理後25℃の恒温室
に放置し、2日後の生死虫数を調査し、死虫率を求め
た。
に対する効力試験 直径6cmのプラスチックポットに栽培したツルナシイン
ゲン初生葉に、ニセナミハダニ雌成虫10頭を接種した。
これに接種1日後に実施例1に準じて製剤した供試々料
を界面活性剤(0.01%)を含む水で1000ppmに希釈した
供試液を、噴霧塔で10ml散布した。処理後25℃の恒温室
に放置し、2日後の生死虫数を調査し、死虫率を求め
た。
その結果は第2表の通りであった。
試験例3 カイコ3令幼虫に対する殺虫試験 実施例1に準じて製剤した供死試料を水で希釈して400p
pmの濃度の薬液100mlを調製した。この薬液の中に蚕用
乾燥人工飼料(協同飼料株式会社製家蚕用ビタシルク)
を浸漬し、充分に含浸させた。この人工飼料を直径9cm
のプラスチックカップに入れ、カイコ3令幼虫10頭を放
飼し、6日後の生死虫数を調査し、死虫率を求めた。
pmの濃度の薬液100mlを調製した。この薬液の中に蚕用
乾燥人工飼料(協同飼料株式会社製家蚕用ビタシルク)
を浸漬し、充分に含浸させた。この人工飼料を直径9cm
のプラスチックカップに入れ、カイコ3令幼虫10頭を放
飼し、6日後の生死虫数を調査し、死虫率を求めた。
その結果は第3表の通りであった。
〔発明の効果〕 本発明は顕著な殺虫、殺ダニ効果を有する極めて有用な
殺虫、殺ダニ剤である。
殺虫、殺ダニ剤である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 箕輪 宣人 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治製 菓株式会社薬品総合研究所内 (72)発明者 町並 智也 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治製 菓株式会社薬品総合研究所内 (72)発明者 柴原 聖至 神奈川県横浜市港北区師岡町760 明治製 菓株式会社薬品総合研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】式 〔式中、R1は水素原子又はR3CO−(R3は低級アルキル基
を示す)を示し、R2は水素原子、メチル基又はエチル基
を示し、Aは で表される2,3−ジ置換−4−ヒドロキシキノリン誘導
体の1種又は2種以上を有効成分とする殺虫、殺ダニ
剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17533389A JPH0796481B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 殺虫、殺ダニ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17533389A JPH0796481B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 殺虫、殺ダニ剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0341004A JPH0341004A (ja) | 1991-02-21 |
JPH0796481B2 true JPH0796481B2 (ja) | 1995-10-18 |
Family
ID=15994238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17533389A Expired - Fee Related JPH0796481B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | 殺虫、殺ダニ剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0796481B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR0208759A (pt) * | 2001-04-12 | 2004-09-14 | Meiji Seika Kaisha | Composto, agente de controle da ectoparasita para mamìferos e aves, uso do composto, e, método para controlar uma ectoparasita |
BR0314987A (pt) * | 2002-10-11 | 2005-08-09 | Meiji Seika Kaisha | Composição em mistura para o controle de ectoparasitas de manìferos e aves, método para o contrloe de um ectoparasita de mamìferos e aves, combinação, e, uso da mesma |
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