JPH0792080B2 - 送風機 - Google Patents
送風機Info
- Publication number
- JPH0792080B2 JPH0792080B2 JP63163401A JP16340188A JPH0792080B2 JP H0792080 B2 JPH0792080 B2 JP H0792080B2 JP 63163401 A JP63163401 A JP 63163401A JP 16340188 A JP16340188 A JP 16340188A JP H0792080 B2 JPH0792080 B2 JP H0792080B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- bottom plate
- blower
- blower casing
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 16
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 6
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
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- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、送風機、特にそのモータの冷却装置に関す
るものである。
るものである。
[従来の技術] モータが作動時に発熱を伴うことは周知のことである。
そのため大型のモータでは外殻に放熱フィンが設けられ
ている。しかし比較的小型のモータの多くは放熱フィン
を持たず、必要があれば例えば実公昭49−15130号公報
に開示されているような放熱機構を設けている。即ち、
モータの外殻に放熱フィンを持つ放熱リングを嵌合固定
するか、放熱リングの他に更に放熱用のファンをモータ
の回転軸に取付けるかしてモータの冷却を計っている。
こうしたモータの熱対策は、送風機についてはモータを
開放構成とするか、大型のモータを採用するかしている
のが現状である。
そのため大型のモータでは外殻に放熱フィンが設けられ
ている。しかし比較的小型のモータの多くは放熱フィン
を持たず、必要があれば例えば実公昭49−15130号公報
に開示されているような放熱機構を設けている。即ち、
モータの外殻に放熱フィンを持つ放熱リングを嵌合固定
するか、放熱リングの他に更に放熱用のファンをモータ
の回転軸に取付けるかしてモータの冷却を計っている。
こうしたモータの熱対策は、送風機についてはモータを
開放構成とするか、大型のモータを採用するかしている
のが現状である。
[発明が解決しようとする課題] 従来の送風機においてモータを開放したものは放熱は良
好になるものの塵埃がモータ内部に入り込み易く、軸受
機能の劣化や絶縁不良を招きがちであり、モータを大型
にしたものは送風機としてのコストが高くなるといった
解決すべき課題を含んでいる。
好になるものの塵埃がモータ内部に入り込み易く、軸受
機能の劣化や絶縁不良を招きがちであり、モータを大型
にしたものは送風機としてのコストが高くなるといった
解決すべき課題を含んでいる。
この発明はかかる従来の課題を解決するためになされた
もので、モータを開放構成にしたり大型にすることなく
簡素な構成でモータの冷却を計ることができる、低コス
トの送風機を得ることを目的とするものである。
もので、モータを開放構成にしたり大型にすることなく
簡素な構成でモータの冷却を計ることができる、低コス
トの送風機を得ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この発明に係る送風機は、底板にモータ取付孔を形成し
た送風機ケーシングと、モータ取付孔を貫通し、外周に
設けられたフランジにより送風機ケーシングの底板に固
定されるモータと、このモータの回転軸に嵌装され、送
風機ケーシング内において回転する遠心羽根とを備え、
モータのフランジと上記底板との固底部に、上記底板と
の間に空間を保持して円盤状の放熱部を設けたものであ
る。
た送風機ケーシングと、モータ取付孔を貫通し、外周に
設けられたフランジにより送風機ケーシングの底板に固
定されるモータと、このモータの回転軸に嵌装され、送
風機ケーシング内において回転する遠心羽根とを備え、
モータのフランジと上記底板との固底部に、上記底板と
の間に空間を保持して円盤状の放熱部を設けたものであ
る。
また、モータのフランジと送風機ケーシングの底板との
固定部に、底板との間に空間を保持して円筒状の放熱部
を設けたものである。
固定部に、底板との間に空間を保持して円筒状の放熱部
を設けたものである。
[作用] この発明においては、円盤状の放熱部によりモータから
発生した熱が平均的に伝熱、拡散分布し均等な放熱がさ
れ、放熱部と送風機ケーシングの底板との間に空間を設
けたことにより、放熱部の放熱面積が大きくなる。
発生した熱が平均的に伝熱、拡散分布し均等な放熱がさ
れ、放熱部と送風機ケーシングの底板との間に空間を設
けたことにより、放熱部の放熱面積が大きくなる。
また、放熱部を円筒状とし、底板との間に空間を設けた
ので、放熱部の放熱面積がより大きくなる。
ので、放熱部の放熱面積がより大きくなる。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例を示す遠心式の送風機を示
す斜視図である。図示の送風機は、底板1にモータ取付
孔2を形成した送風機ケーシング3と、この送風機ケー
シング3のモータ取付孔2に嵌合固定されたモータ4
と、このモータ4の回転軸5に嵌装され、送風機ケーシ
ング3内において回転する遠心羽根であるシロッコ羽根
6と、モータ4と送風機ケーシング3との間に挟持され
たアルミニウムよりなる円盤又は円筒状の放熱部である
放熱部材7とからなる。モータ4の外殻4aは二分割構成
で、外周には半径方向に突き出す接合フランジ4bがあ
り、モータ4はこの接合フランジ4bおいて送風機ケーシ
ング3にねじ固定されている。モータ4の送風機ケーシ
ング3への取付けは、接合フランジ4bが送風機ケーシン
グ3の内側になるようにして、上記放熱部材7を接合フ
ランジ4bと送風機ケーシング3の底板1との間に挟み込
みねじ締結することにより行われる。放熱部材7はシロ
ッコ羽根6の外径より大きい外径にすれば、送風動作時
の送風が直接に放熱部材7の表面にあたることになり、
放熱効果を上げることができる。第2図と第3図により
示すものは、円盤又は円筒状の放熱部材7をモータ4の
接合フランジ4bの接合面間に挟み付けた構成で、2つの
接合フランジのうち送風機ケーシングの底板1と放熱部
材7との間に介在する接合フランジ4b′がスペーサとし
ての役割をするので、放熱部材7と送風機ケーシング3
の底板1との間には4b′の厚みの分だけ空間ができる。
前者は送風機ケーシング3に伝熱し送風機ケーシング3
からも放熱させうる。また、後者は底板1との間に隙間
があり放熱部材7の概ね全表面で放熱させうる。
す斜視図である。図示の送風機は、底板1にモータ取付
孔2を形成した送風機ケーシング3と、この送風機ケー
シング3のモータ取付孔2に嵌合固定されたモータ4
と、このモータ4の回転軸5に嵌装され、送風機ケーシ
ング3内において回転する遠心羽根であるシロッコ羽根
6と、モータ4と送風機ケーシング3との間に挟持され
たアルミニウムよりなる円盤又は円筒状の放熱部である
放熱部材7とからなる。モータ4の外殻4aは二分割構成
で、外周には半径方向に突き出す接合フランジ4bがあ
り、モータ4はこの接合フランジ4bおいて送風機ケーシ
ング3にねじ固定されている。モータ4の送風機ケーシ
ング3への取付けは、接合フランジ4bが送風機ケーシン
グ3の内側になるようにして、上記放熱部材7を接合フ
ランジ4bと送風機ケーシング3の底板1との間に挟み込
みねじ締結することにより行われる。放熱部材7はシロ
ッコ羽根6の外径より大きい外径にすれば、送風動作時
の送風が直接に放熱部材7の表面にあたることになり、
放熱効果を上げることができる。第2図と第3図により
示すものは、円盤又は円筒状の放熱部材7をモータ4の
接合フランジ4bの接合面間に挟み付けた構成で、2つの
接合フランジのうち送風機ケーシングの底板1と放熱部
材7との間に介在する接合フランジ4b′がスペーサとし
ての役割をするので、放熱部材7と送風機ケーシング3
の底板1との間には4b′の厚みの分だけ空間ができる。
前者は送風機ケーシング3に伝熱し送風機ケーシング3
からも放熱させうる。また、後者は底板1との間に隙間
があり放熱部材7の概ね全表面で放熱させうる。
上記したいずれの送風機においても、アルミニウムの放
熱部材7を送風機ケーシング3へのモータ4の付け時又
は、モータ4の外殻4aの組立て時に取付けるだけで、送
風機の全体の寸法を左右することなく、モータ4の外殻
4aの表面積を実質的に著しく拡大し、モータ4の運転に
伴う熱を放熱させることができ、コストもかからない。
従って、モータ4を開放構成にしたり、或はモータ4を
大型にしたりしないで放熱の円滑な送風機が得られる。
熱部材7を送風機ケーシング3へのモータ4の付け時又
は、モータ4の外殻4aの組立て時に取付けるだけで、送
風機の全体の寸法を左右することなく、モータ4の外殻
4aの表面積を実質的に著しく拡大し、モータ4の運転に
伴う熱を放熱させることができ、コストもかからない。
従って、モータ4を開放構成にしたり、或はモータ4を
大型にしたりしないで放熱の円滑な送風機が得られる。
また、上記実施例では、接合フランジと放熱部材とを別
体に形成していたが、これらが一体であってもよく同様
の効果を奏する。
体に形成していたが、これらが一体であってもよく同様
の効果を奏する。
以上のようにこの発明の送風機によれば、底板にモータ
取付孔を形成した送風機ケーシングと、モータ取付孔を
貫通し、外周に設けられたフランジにより送風機ケーシ
ングの底板に固定されるモータと、このモータの回転軸
に嵌装され、送風機ケーシング内において回転する遠心
羽根とを備え、モータのフランジと上記底板との固定部
に、上記底板との間に空間を保持して円盤状の放熱部を
設けたものである。
取付孔を形成した送風機ケーシングと、モータ取付孔を
貫通し、外周に設けられたフランジにより送風機ケーシ
ングの底板に固定されるモータと、このモータの回転軸
に嵌装され、送風機ケーシング内において回転する遠心
羽根とを備え、モータのフランジと上記底板との固定部
に、上記底板との間に空間を保持して円盤状の放熱部を
設けたものである。
また、モータのフランジと送風機ケーシングの底板との
固定部に、底板との間に空間を保持して円筒状の放熱部
を設けたので、モータからの熱が平均的に伝熱・拡散分
布し均等な放熱がされ、また、放熱面積が大きくなり、
放熱効果が向上する。
固定部に、底板との間に空間を保持して円筒状の放熱部
を設けたので、モータからの熱が平均的に伝熱・拡散分
布し均等な放熱がされ、また、放熱面積が大きくなり、
放熱効果が向上する。
また、放熱部を円筒状とし、底板との間に空間を設けた
ので、放熱部の放熱面積がより大きくなり、放熱効果が
より向上する。
ので、放熱部の放熱面積がより大きくなり、放熱効果が
より向上する。
第1図はこの発明の一実施例を示す遠心式の送風機を一
部を破断して示す斜視図、第2図はこの発明の一実施例
を示す縦断面図、第3図は他の実施例を示す縦断面図で
ある。図において、1は底板、2はモータ取付孔、3は
送風機ケーシング、4はモータ、4aは外殻、4bは接合フ
ランジ、5は回転軸、6はシロッコ羽根、7は放熱部
材、7aは筒部、8は軸流ファンである。なお、図中同一
符号は、同一又は相当部分を示す。
部を破断して示す斜視図、第2図はこの発明の一実施例
を示す縦断面図、第3図は他の実施例を示す縦断面図で
ある。図において、1は底板、2はモータ取付孔、3は
送風機ケーシング、4はモータ、4aは外殻、4bは接合フ
ランジ、5は回転軸、6はシロッコ羽根、7は放熱部
材、7aは筒部、8は軸流ファンである。なお、図中同一
符号は、同一又は相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】底板にモータ取付孔を形成した送風機ケー
シングと、上記モータ取付孔を貫通し、外周に設けられ
たフランジにより上記送風機ケーシングの底板に固定さ
れるモータと、このモータの回転軸に嵌装され、上記送
風機ケーシング内において回転する遠心羽根とを備え、
上記モータのフランジと上記底板との固定部に、上記底
板との間に空間を保持して円盤状の放熱部を設けたこと
を特徴とする送風機。 - 【請求項2】底板にモータ取付孔を形成した送風機ケー
シングと、上記モータ取付孔を貫通し、外周に設けられ
たフランジにより上記送風機ケーシングの底板に固定さ
れるモータと、このモータの回転軸に嵌装され、上記送
風機ケーシング内において回転する遠心羽根とを備え、
上記モータのフランジと上記底板との固定部に、上記底
板との間に空間を保持して円筒状の放熱部を設けたこと
を特徴とする送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63163401A JPH0792080B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63163401A JPH0792080B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 送風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0216400A JPH0216400A (ja) | 1990-01-19 |
JPH0792080B2 true JPH0792080B2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=15773193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63163401A Expired - Lifetime JPH0792080B2 (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0792080B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5564992B2 (ja) * | 2010-03-01 | 2014-08-06 | パナソニック株式会社 | 天井埋込形換気扇 |
JP5892122B2 (ja) * | 2013-08-13 | 2016-03-23 | 富士通株式会社 | ファン装置及び電子機器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410722B2 (ja) * | 1973-03-02 | 1979-05-09 | ||
JPS5053908A (ja) * | 1973-09-12 | 1975-05-13 | ||
JPS61197295U (ja) * | 1985-05-30 | 1986-12-09 |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP63163401A patent/JPH0792080B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0216400A (ja) | 1990-01-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071009 Year of fee payment: 12 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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