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JPH0790234A - 非自己接着性の平坦な形状物を繰り返して位置づけ、取り付け、または取り外すことができるボード - Google Patents

非自己接着性の平坦な形状物を繰り返して位置づけ、取り付け、または取り外すことができるボード

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Publication number
JPH0790234A
JPH0790234A JP6150752A JP15075294A JPH0790234A JP H0790234 A JPH0790234 A JP H0790234A JP 6150752 A JP6150752 A JP 6150752A JP 15075294 A JP15075294 A JP 15075294A JP H0790234 A JPH0790234 A JP H0790234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
substrate
board
board according
flat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6150752A
Other languages
English (en)
Inventor
Manfred Knote
マンフレット・クノーテ
Gottfried Dr Philipp
ゴットフリート・フィリップ
Tluck Und Toschonowitz C Von
クリスティアン・フォン・トルック・ウント・トスコノヴィッツ
Michael Zschaeck
ミカエル・ツシェック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zweckform Buero Produkte GmbH
Original Assignee
Zweckform Buero Produkte GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zweckform Buero Produkte GmbH filed Critical Zweckform Buero Produkte GmbH
Publication of JPH0790234A publication Critical patent/JPH0790234A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F7/00Signs, name or number plates, letters, numerals, or symbols; Panels or boards
    • G09F7/02Signs, plates, panels or boards using readily-detachable elements bearing or forming symbols
    • G09F7/12Signs, plates, panels or boards using readily-detachable elements bearing or forming symbols the elements being secured or adapted to be secured by self-adhesion, moisture, suction, slow-drying adhesive or the like
    • GPHYSICS
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    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
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    • G09F7/02Signs, plates, panels or boards using readily-detachable elements bearing or forming symbols
    • G09F7/12Signs, plates, panels or boards using readily-detachable elements bearing or forming symbols the elements being secured or adapted to be secured by self-adhesion, moisture, suction, slow-drying adhesive or the like
    • G09F2007/127Signs, plates, panels or boards using readily-detachable elements bearing or forming symbols the elements being secured or adapted to be secured by self-adhesion, moisture, suction, slow-drying adhesive or the like by adhesive

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、非自己接着性のフラットな形状物
を繰り返して位置づけ、取り付け、取り外すことができ
るボードを提供する。 【構成】 上記ボードは非永久的な自己接着性の接触接
着コーティング膜が提供されて成る基板(2)を有して
いる。上記非永久的な自己接着性の接触接着コーティン
グ膜は、望ましくは上記基板上にラスター状に適用され
たドーム形の接着点(5)で構成されており、かかるド
ーム形の接着点の基底部が基板表面に接続されており、
その表面が非自己接着性のフラット形状物に向かい合う
ように提供されている。キャリア・システムなしに適用
されるホットメルト形の接着剤と、高い固形分含有量の
接着分散物とがコーティング材料としては、特に適切で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラット(平坦)な形
状物を繰り返して位置づけたり、取り付けたり、または
取り外したりすることができるボードに関する。
【0002】
【従来の技術】ボードと、それに位置づけたり、取り付
けたり、またはそれから取り外したりすることができる
フラットな形状物との組み合わせでこれまでに知られて
いるものとしては、磁石と金属との組み合わせがある。
これに関しては、通常2つの具体例がある。すなわち、
ボードそれ自身が磁化されており、フラットな形状物が
金属である場合と、ボードが金属であって、フラットな
形状物が磁化されている場合である。フラットな形状物
はボード上に自由に位置づけることができるが、反面、
基板上を滑動しやすいという欠点がある。つまり、ボー
ドに取り付けられたフラットな形状物は、ボードを動か
したり移動させたりする時に、それにつれて滑動してし
まう恐れがある。このような具体例の場合に、更に指摘
されなければならない欠点は、製造コストが相対的に高
いということである。
【0003】ボードとフラットな形状物で構成されるこ
のような組み合わせはまた、接着技術を使用することに
よっても可能であることも知られている。この場合、フ
ラットな形状物は、軟質ポリ塩化ビニール(PVC )など
の非常に薄く、極めてフレキシブルなフラットな材料で
形成されている。ボードもまた、非常にフラットな表面
を有していなければならない。接着力はフラットな形状
物がボード上に位置決めされる時点で発生する。フラッ
トな形状物の厚さが100 〜200 μm であるから、そのた
めに多くの場合、フラットな形状物を剥がしにくいとい
う欠点がある。更に、ボードのフラットな表面に、フラ
ットな形状物を接着するためには、多くの先要条件があ
る。フラットな形状物として用いることができるものは
極めてフレキシブルな材料である軟質PVC などの特殊材
料だけである。ボードの表面には、ごみがついていた
り、油がついていたりしてはならない。更に、接着力は
多くの場合、時間の経過と共に弱くなるものであるか
ら、フラット形状物は、少なくとも部分的にはボードか
ら剥がれるものである。かかる接着力はまた、非常に小
さいものであるから、フラット形状物は、輸送時などの
機械的影響によって、簡単に剥がれてしまう恐れがあ
る。結局の所、極めて薄い材料で作られているフラット
な形状物は非常に取扱いが難しく、従って、フラットな
テーブルのようなベース基台上でフラットな形状物を動
かすことは極めて難しいことである。
【0004】更に、自己接着性で取り外し可能で、再位
置づけ可能なフラット形状物を使用することが知られて
いる。かかる形状物は数回の張りつけが可能であり、い
わゆるスティッカーと言われるものである。しかし、ス
ティッカーは指を使って何回もつけたり、取ったりする
と、よごれがつくという問題が起こる。接着面そのもの
は非常によごれやすいものであり、例えば、人間の皮膚
からの発汗作用や、脂肪の附着によってよごれやすいも
のである。従って、接着力はある時間が経過した後では
失われてしまう。このために、取り付けたり、取り外し
たりすることができる自己接着形のスティッカーの使用
は、使用時間面で制限を受けることになる。更に、かか
るスティッカーをボードの外側に位置づけすることには
問題があり、従って、テーブルのようなベース基台上で
自由に動かしたり、配置したりすることは不可能であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ボー
ドと、ボードおよびフラットな形状物とで構成される組
み合わせセットを提供し、これを使用することによっ
て、上記したような問題の発生を防止することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記したような問題点を
解決するには、非永久的な自己接着性で取り付け、取り
外し可能に機能する接触接着コーティング膜を塗布した
ボードを提供し、これに対して非自己接着性のフラット
な形状物を使用することである。このことは、本発明が
非自己接着性のフラットな形状物を繰り返して位置づけ
したり、取り付けたり、取り外したりすることができる
ボードを提供することを意味していると同時に、ボード
は、接触接着剤をコーティングして成る非永久的な自己
接着性の基板を含んでいることを意味している。更に、
非永久的な自己接着形の接触接着剤のコーティングは基
板の全面にわたってもまた、部分的にも適用することが
できる。
【0007】望ましい実施例によれば、非永久的な自己
接着性の接触接着剤のコーティング膜は、ラスター状
(線状)に適用されたドーム形の接着点で構成されてお
り、望ましくは、基板上にドット状(点々と接触する
形)に形成され、そのベースが基板にしっかりと接続さ
れている。このような接触接着剤をコーティングするこ
とによって、一方では優れた接着力が生み出されるし、
他方では、非自己接着性のフラットな形状物が、何の残
留物も残すことなしに同時に、再度取りはずすことがで
きる。すなわち、フラットな形状物を取り外した時、こ
のフラットな形状物に接着剤を全く付着させることなし
に取り剥がすことができる。
【0008】この場合、ドーム形の接着点と基板との間
に接着力の中継層を附加することは、特に好ましいこと
である。例えば、接着力の中継層はゴムで構成すること
ができる。
【0009】ドーム形状の接着点のドーム部のほぼ球形
の表面は、位置決め取り付けされるフラットな形状物に
向かい合っており、従って、何の残留物も残すことなし
に取り付け、取り外し可能な接着特性に関する接着技術
条件において、上記したような利点を提供することが可
能となる。
【0010】基板上にドーム形状の接着点を塗布形成す
ることは、グラビア、フレキソグラフィックまたは、ス
クリーン印刷プロセスにおける本発明の好ましい実施例
によって得られたものである。特に回転スクリーン印刷
プロセスが提供されている。
【0011】
【実施例】接触接着剤のコーティングについて有益な実
施例は、ホットメルト形接着剤の使用であり、これは、
コーティング前のキャリア・システムにおけるものでは
ない。すなわち、ホットメルト形の接着剤はキャリア・
システムにおけるものではない。すなわち、ホットメル
ト形の接着剤はキャリア・システムなしで使用される。
このことは、ホットメルト形の接着剤は、分散や乳化は
しないから、分散や、乳化や、オルガノゾルや、プラス
チゾルの形でコーティングするためには使用されない。
しかし、ホットメルト形の接着剤は、接着性樹脂、軟化
剤、粘性減少剤、安定剤および、充填剤などの添加剤を
含むことができる。
【0012】一方では、残留物を全く残さないで取り剥
がすことができ、他方では、特に高い接着力を有するよ
うな特性を得るためには、上記タイプのホットメルト形
の接着剤を接触形接着剤として使用してドーム形状の接
着点をラスター状に基板上に提供し、そしてこの場合、
ドーム形状の接着点のベース面直径とその高さに対する
比を5:1と30:1の間に保持し、望ましくは10:1と
25:1の間に保持するようにすればよい。この場合のド
ーム形状の接着点のベース面の直径は、望ましくは80〜
500 μm であり、特に望ましくは100 〜400 μm であ
る。更に望ましくは、ドーム形の接着点が基板上にドッ
ト形で提供されることである。
【0013】ホットメルト形の接着剤それ自身は、望ま
しくは、天然ゴムなどの熱可塑性(バックボーン)ポリ
マー;SPS 、SIS SEBS(スチレン/エチレン/ブタジエ
ン/スチレン)、SEPS(スチレン/エチレン/プロピレ
ン/スチレン)(トリブロック コポリマー)および、
S-B 、S-I 、S-EP(ジブロック コポリマー)などの合
成ゴム;アタクチック ポリプロピレン、エチレン- プ
ロピレン- ブタジエンコポリマーなどのポリオレフィ
ン;ポリブテン アクリラート、ポリ(2-エチレン- ヘ
キシル アクリラート)、ポリメタクリラートと、それ
と、例えば、アクリル酸、メタアクリル酸、ビニール
アセタート、無水マレイン酸、ジアセトン アクリロア
ミドまたは、アクリロニトリルとのコポリマーなどのポ
リアクリラート;エチレン- ビニール アセタート コ
ポリマー、(1-ビニール-2- ピロリドン)- ビニール・
アセタート コポリマー、ビニール・アセタート- ビニ
ール ラウリアート コポリマーなどのポリビニール誘
導体;ジエチレン トリアミン ポリアミドなどのポリ
アミド;コポリアミド;ポリエステル;コポリエステ
ル;コポリエーテルエステル;ポリウレタンおよびシリ
コンで構成されている。これらのバックボーン・ポリマ
ーはコポリマーとして用いることもできるし、またはお
互いに混合して用いることもできる。この場合、ポリマ
ーは完全に架橋されるか、またはUVやESH を照射するこ
とによって後架橋することができる。
【0014】適切な接着樹脂としては、例えば、脂肪族
炭化水素、脂環式炭化水素および、芳香族炭化水素;ポ
リテレン;コロホニウム- グリセリン エステル、水素
添加コロホニウム ペンタエリトライト エステル、重
合コホロニウム ジエチレングリコール エステルなど
のコロホニウム;と、重合ロジンなどがある。
【0015】適切な軟化材としては、例えば、ジエチル
フタラート、ジオクチル フタラート、ジ- イソデシ
ル フタラートなどのフタラート;トリブチル ホスフ
ァート、トリフェニル ホスファートなどのホスファー
ト;ジ- オクチル ラジパート;ジ- オクチル セバカ
ート;とジ- ブチル マレアートなどがある。
【0016】適切な粘性減少添加剤としては、例えば、
脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素および、芳香族炭化水
素;液体ポリブテン;液体ポリスチレン;キシレン ホ
ルムアルデヒド樹脂;クマロン インデン樹脂などがあ
る。
【0017】適切な安定剤としては、例えば、テトラキ
ス〔メチレン-3-(3',5'-ジ- テルト- ブチル-4'- ヘド
ロキシフェニル)-プロピナート〕メタン;1,3,5-トリメ
チル-2,4,6- トリス(3,5-ジ- テルト- ブチル-4- ヒド
ロキシベンジル)ベンゾール;4,4'- チオビス- (6-テ
ルト- ブチル-m- クレゾール);亜鉛- ジブチル ジ-
チオカルバミド;オクチル フェニル サリチラート;
2-ヒドロキシ-4- (2-ヒドロキシ-3- メタクリルオキ
シ)プロピオ- ベンゾフェノン;オクタデシル-3-
(3',5'-ジ- テルト- ブチル-4'-ヒドロキシ- フェニ
ル)プロピオナートなどがある。
【0018】適切な充填剤としては、例えば、カオリン
や、タルクなどのミネラル物質がある。
【0019】望ましいホットメルト形接着剤としては、
その熱可塑性のバックボーンポリマーが、例えば、紫外
線(UV)や電子線の照射によって架橋することができる
ものがよい。適切な熱可塑性のバックボーンポリマーと
しては、例えば、アクリラート;ポリエステル アクリ
ラート;と、合成ゴムなどがある。照射によって架橋さ
れたホットメルト形の接着剤は、フラットな形状物の基
板上に適用した後で、照射によって硬化させるだけでよ
い。後架橋されるホットメルト形の接着剤とは対照的に
照射によって架橋することができるホットメルト形の接
着剤は、高温度における安定性が著しく高いことが特徴
である。照射架橋した後でのホットメルト形接着剤の溶
融点は120 〜150 ℃で、軟化点は50〜180 ℃であること
が望ましい。
【0020】ホットメルト形接着剤の粘度は100 〜160
℃の処理温度範囲において約1000〜80000mPas であるこ
とが望ましい。
【0021】接着剤の適用量は通常3〜15g/m2であっ
て、望ましくは、6〜10g/m2である。この場合、ホット
メルト形接着剤は基板上に100 〜22500dots/625mm2のド
ット・ラスターが得られるようにコーティングすること
が望ましく、特に望ましいことは、1600〜10000dots/62
5mm2ドット・ラスターが得られるようにすることであ
る。
【0022】ホットメルト形接着剤使用の場合の表面被
覆率(surface coverage)は10〜85%であり、望ましく
は30〜60%である。
【0023】基板は、ホットメルト形接着剤を、スクリ
ーン法や、グラビア法や、フレキソグラフィック法によ
る印刷プロセスを用いてコーティングすることが望まし
い。スクリーン法の場合、フラットなスクリーンか、丸
形のスクリーンを使用することができる。フレキソグラ
フィック法の場合は、トリプル・ローラー法が用いられ
ており、この場合、ローラーは加熱される。しかし、ス
クィージング・ローラーの代わりに、ドクター・ブレー
ドを使用することも可能である。グラビア法では、単一
のスクリーン目のドクター・ブレードや、カップ・ロー
ラー・システムが用いられる。この場合、用いられるシ
ステムは、クローズのものでも、オープンのものでもよ
い。これらすべてのプロセスに共通することはホットメ
ルト形接着剤をコーティングする基板が、逆圧(counte
rpressure )ローラーと、接着剤が適用される印刷体と
の間に供給されることである。ホットメルト形接着剤の
ドットの頻度とそのサイズは、可変分離印刷体による
か、あるいはまた、スクリーン法においてはスクリーン
によって、グラビア法においてはカップ・ローラーによ
って、フレキソグラフィック法においてはラスター・ロ
ーラーによって直接コントロールすることができる。
【0024】ホットメルト形の接着剤は、純粋な形で使
用され、これには上記した添加物が含まれており、紫外
線(UV)や電子ビームの照射によって後架橋することが
できる。
【0025】ホットメルト形接着剤のドットのベース面
の直径と高さの比は、一方では、適用されるホットメル
ト形接着剤の構造粘性、チキソトロピーと流動性に依存
しており、他方では、例えば、スクリーンを用いる時に
は、使用されるスクリーンのアパーチュアの直径と壁面
厚との比によって影響されることがある。
【0026】ホットメルト形接着剤の適用は、望ましく
は、回転スクリーン・プリンティング・ユニットを使用
して行う。ドットのベース面直径と高さとの比は、回転
スクリーン・プリンティング・ユニットで使用されるス
クリーンが85〜170 μm 壁面厚を持っており、更に、ホ
ットメルト形接着剤の透過率が約10〜45%である時に、
特に好ましい状態に調節することができることがこの方
法の長所である。望ましくは、1600〜10000 アパーチュ
ア/625mm2 のスクリーンが用いられる。更に、ユニット
内の逆圧ローラーに温度制御装置が装備されているよう
なスクリーンが使用される時も好ましい結果が得られ
る。
【0027】逆圧ローラーに必要とされる温度は、ホッ
トメルト形接着剤の温度と粘性とに依存しており、とり
わけ、ホットメルト形接着剤の軟化点と溶融点、ホット
メルト形接着材料のスクリーン上での生成速度と接着強
度とに依存している。軟化点と溶融点の望ましい値は、
それぞれ、30〜80℃と80〜250 ℃である。
【0028】上記したパラメータを用いることによっ
て、ホットメルト形接着剤を特に好ましい状態で基板上
に適用することができる。この場合、ドットのベース面
直径と高さの比は、特に、調節可能である。
【0029】ホットメルト形接着剤とその適用方法につ
いての具体例は、ドイツ特許出願No. P 42 37 252.6 に
開示されている。
【0030】本発明の他の好ましい実施例によれば、基
板上の接触接着剤のコーティング膜は、高い固形分濃度
の接着分散によって作り出される。この場合、分散は、
オルガノゾルまたは、プラスチゾルの水性分散である。
特に望ましいのは、チキソトロピー・ゲル(thixotrop
e)つまり、固形分含有量が55〜65%の水性分散であ
る。
【0031】接着分散はまた、望ましくは、重合(メ
タ)アクリラートで生成される。この場合、エステル基
は、望ましくは、4〜12個の炭素原子を有するアルキル
残基である。もし必要とするならば、(メタ)クリル酸
などのモノマーを(メタ)アクリラートで重合すること
ができる。
【0032】高い固形分含有量の上記した接着剤の分散
は一般には、1〜20g/m2の表面重量になるように適用さ
れる。
【0033】本発明の基板をコーティングするのに用い
られる好ましい接着分散については、更に、DE-33 46 1
00 Al に説明されている。グラビア法や、フレキソグラ
フィック法やスクリーン法によるプリンティング・プロ
セスによって、かかる接着剤を分散適用する方法につい
てもまた、これに説明されており、特に、回転スクリー
ン・プリンティングが望ましいとされておりそして更
に、接着剤の分散におけるドーム形状の形成と、ドーム
の寸法形状の決定とラスターについても説明されてい
る。
【0034】本発明に係わる基板に関しては、材料とし
て適切なものとしては、紙や板紙などの繊維材料;合成
繊維製品;合成繊維と天然繊維の混合物;および、ポリ
エチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、これの配向さ
れたもの(OPP )、ポリエステル(PET )、ポリスチレ
ン(PS)、ポリアミド(PA)や、ポリ塩化ビニール(PV
C )や、このほかの複合材料などの各種プラスチック・
フォイルがある。更に、金属や金属化合物、金属合金や
これらの複合材料も、基板材料として用いることができ
る。この場合、材料の厚さは50μm 〜4mmであることが
望ましい。
【0035】ここで、紙や板紙などを基板用材料として
用いるときは、これをコーティングしてもしなくても差
し支えなく更にまた、光沢あるものにしてもよいし、つ
や消ししてもよいし、更にまた、透明なフォイルを積層
しても差し支えない。
【0036】基板は、その片側または、両側に希望する
数のカラーで印刷することができる。この場合、印刷方
法としては、スクリーン法や、オフセット法や、凸版法
や、フレキソグラフィック法や、グラビア法が、巻取紙
印刷および、カットシート印刷のやり方で用いられてい
る。
【0037】更に、特定実施例においては、基板は、一
個の透明でクリアな(印刷されていない)材料だけで構
成されている。この目的のために特に適切なものとして
は、極めて透明な印画紙や、PET 、PE、PP、PA、PS、PV
C などの各種のプラスチック・フォイルがある。この場
合の材料の望ましい厚さは50μm 〜3mmであり、この実
施例においては、基板の下に画像モチーフ(picture mo
tive)を取り外しうるような状態で配置することができ
る。
【0038】本発明の基板の更に好ましい実施例におい
ては、自己接着性の基板をちりや、ほこりや発汗作用
や、油気のある微粒子による汚染を防止するために、非
自己接着性の被覆用フォイルや非自己接着性の紙をこの
自己接着性の基板上全面にわたって提供される。この場
合の被覆用フォイルとして適切なものとしては、シリコ
ン処理した紙、合成繊維製品や、合成繊維と天然繊維と
の混合物そして更に、PET 、PE、PP、PA、PS、PVC など
の各種プラスチック・フォイルなどがある。被覆用フォ
イル上の接着剤と基板との接着力が弱ってしまうと、被
覆用フォイルが基板上の接着膜から剥がれやすくなって
しまうが、これは、接触形接着剤のコーティング膜の接
着力を調節することによってコントロールされる。基板
のモチーフとその下のフラットな形状物を最適に観察す
ることができるようにするためには、被覆用フォイルは
透明でクリアな材料でなければならず、従って、基板の
モチーフやフラットな形状物のモチーフを観察するため
に被覆用フォイルを除去する必要はない。被覆用フォイ
ルの膜厚は、望ましくは、50〜500 μm であり、この場
合、上の方の厚さ領域のものが望まれている。これは、
ある値の剛性と強さの材料の場合、自己接着性の基板表
面から容易に剥離しやすくなるからである。
【0039】被覆用フォイルは、基板の上部エッジまた
は、左側または、右側エッジに取り付けることが望まし
い。被覆用フォイルを基板に固着させるためには、永久
的に接着する接着ストリップを使用することが望まれ
る。この場合、接着用ストリップは、被覆用フォイルを
引き裂くことがないように適用すべきである。特に、急
に引っ張るような場合に引き裂きが起こりやすい。従っ
て、接着用ストリップは、基板の上部エッジや、左側ま
たは、右側エッジにおいて被覆用フォイルと基板とを縁
どりするように取り付けることによって、被覆用フォイ
ルの上部サイドが基板の背面サイドと直結するようにす
ることが望ましい。この方法では、被覆用フォイルは、
急激に引っ張った場合でも引き裂かれることはない。こ
れは、縁どり領域が一種のちょうつがいとして機能する
からである。接着用ストリップ・キャリヤーとしては、
PE、PP、PET やPVC をベースとした材料や、紙または、
それらの複合材を用いることができる。接着剤としての
接着用ストリップそれ自身は、例えば、熱で活性化する
ことができ、望ましくは4mm〜40mmの幅を有して成る接
触形接着剤または、接着剤で構成されている。この場
合、クリアで透明な接着用ストリップを使用することが
ベストである。
【0040】基板上に位置づけ、固定されるフラットな
形状物は通常は50μm 〜4mmの厚さを有しておりその
上、被覆用フォイルは、このフラットな形状物と基板の
表面全体にわたって提供されているから、この被覆用フ
ォイルは、フラットな形状物と基板とは高さが違うから
被覆用フォイルは波うった状態となる。特に、フラット
な形状物が小さい表面のものである時には、被覆用フォ
イルが特に波うった状態になる。好ましい実施例によれ
ば、このような現象は、フレームを取り付けることによ
って防止することができる。このフレームは基板のエッ
ジ部に取り付けてそのエッジ部が基板の外側輪郭部にお
いて、これと同一平面になるように取り付けられる。こ
のフレームは、紙や板紙などの繊維材料、合成繊維製品
や合成繊維と天然繊維の混合物、および、ポリエチレン
(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(PET
)、ポリスチレン(PS)、ポリアミド(PA)または、
ポリ塩化ビニール(PVC )やそれらの複合材料などによ
る各種のプラスチック・フォイルで構成されている。更
に、金属や金属化合物や金属合金または、それらの複合
材料もまた、フレーム材料として用いることができる。
フレーム材料は、印刷されたり、されなかったり、ある
いはまた、着色されたりする。印刷方法としては、一般
のオフセット法、フレキソグラフィック法、凸版法、グ
ラビア法、スクリーン法などが用いられる。フレーム材
料は、通常50μm 〜4mmの厚さを有しており、望ましく
は、その厚さは、フラットな形状物の厚さと同じである
かまたは、それよりも大きいことである。フレームの幅
は、望ましくは、1〜20mmである。
【0041】フレーム上の被覆用フォイルを安定でしか
も取り外し可能でフラットな接着特性を確実にするため
には、フレームを非永久的な接触接着剤でコーティング
することが望まれる。このコーティング膜は、基板それ
自身の場合のように、スクリーン法やグラビア法やフレ
キソグラフィック法によるプリント・プロセスによって
形成することができる。
【0042】フレームを基板上に固定するには、フレー
ムの領域内にある基板の上部サイドだけに、あるいはま
た、フレームの背面サイドだけに、あるいはまた、これ
ら双方のサイドに永久接着剤を適用することによって達
成させることが望まれる。
【0043】強度や剛性および、安定性を向上させたボ
ードを提供するためには、基板の背面側に補強材すなわ
ち、剛性化材を提供すればよい。このためには、基板の
背面側が自己接着性であって、望ましくは、永久的に自
己接着性であって、これに補強材を接着積層させるかま
たは、非自己接着形の接着剤で補強材の上に基板を永久
的に接着固定させればよい。この場合の補強材として適
切なものとしては、紙や板紙などの繊維材料、合成繊維
製品や合成繊維と天然繊維の混合物とそして、PE、PP、
PA、PSやPVC または、これらの複合材料で構成される各
種プラスチック・フォイルなどがある。更に、安定性を
向上させ得るものとしては、金属、金属化合物や金属合
金または、これらの複合材料を使用すればよい。この場
合、上記材料の厚さは通常、50μm 〜5mmである。補強
材の形状は、基板の形状よりも大きいことが望ましい。
補強材の前面側に残されている自由表面は、製品やマー
ケット名などに関する情報を印刷表示するのに利用する
ことができる。使用説明は補強材の背面側に提示するこ
とができる。補強材は、ボードの説明にも同様に利用す
ることができる。補強材の自由表面にスタンプ形成され
たヨーロッパ標準の孔(Euro-perforation)は、ボード
をディスプレー・スタンドに吊り下げるのに用いられ
る。
【0044】本発明に係わるボードに関する更に特殊な
実施例は、基板と、剛性が必要とされる場合は、その基
板上に提供された非永久的な自己接着性のコーティング
膜とで構成されているパーキング・ストリップ(parkin
g strip )とで成り立っている。このパーキング・スト
リップは、フレーム内またはフレーム外のボードの上部
エッジや下部エッジまたは、左側または右側エッジに位
置づけされ、非自己接着性のフラットな形状物を保持す
る役目をする。もしも、パーキング・ストリップがボー
ドのフレーム外にあるならば、これは、ボードのフレー
ムと同一材料で、同一幅、同一厚さのそれ自身のフレー
ムを有することが望ましい。これは、その位置に依存す
ることではあるが、パーキング・ストリップは、ボード
または、ボードの補強材と同じ長さや同じ幅であること
が望ましくそして、他のディメンションは広くまたは、
長いものであることが望ましい。パーキング・ストリッ
プの基板と接触接着コーティング膜は、ボードそれ自身
に関してすでに説明したと同じ方法で構成し、製造され
る。
【0045】本発明は、図面を参照しながら具体的な実
施例に基づいてより詳しく以下に説明する。
【0046】図1において、1は補強部材、2は本発明
に基づく基板、3はフレーム、4は被覆用フォイル、5
は接着ストリップである。補強部材1は基板2よりも大
きな寸法である。接着ストリップ5は、被覆用フォイル
4の頂部前面側に固着されており、フレーム3と基板2
の上部エッジのまわりに曲げ込まれており、基板2の背
面側の頂部に固着されている。
【0047】図2は特殊な実施例を示すものであって補
強部材1’と、本発明に従ってコーティングされた基板
として成る非常に透明なフォイル2’と、フレーム3’
と、被覆用フォイル4’と接着ストリップ(部材)5’
とで構成されている。本実施例においては、交換可能な
画像シート6’を透明フォイルの下に配置することがで
きる。
【0048】結果としては、本発明は、上記した本発明
のタイプのボードと非自己接着性のフラット形状物とで
構成される組み合わせセットを含んでいる。
【0049】フラットな形状物の外形状と寸法は、ボー
ドの使用目的や提案目的に依存して決められる。フラッ
トな形状物の形状は、スタンプ加工や、切断加工によっ
て形成されることが望ましいが、さもなくば、あらかじ
めスタンプ加工したものを手で砕いて形成してもよい。
【0050】これらフラットな形状物に適切な材料とし
ては、厚紙や板紙、合成繊維製品や合成繊維と天然繊維
の混合物および、PE、PP、PET 、PS、PA、PVC などの各
種プラスチック・フォイルまたは、これらの複合材料が
ある。PEなどのプラスチック材料で作られるあらゆるタ
イプの多孔性材料や、天然ゴム、コルク、皮革や合成皮
革または、それらの複合材料もまた、フラット形状物と
して可能性を有する材料である。更に、フラット形状物
の材料として、金属、金属化合物や金属合金または、こ
れらの複合材料を用いることができる。これらの材料は
通常、50μm 〜4mmの厚さを有しており、その一方の側
または、両側に印刷することも、しないこともできる。
この場合に適切なプリント方法としては、オフセット
法、スクリーン法、フレキソグラフィック法やグラビア
法などを用いることができる。
【0051】本発明によれば、ボード上のフラット形状
物を全く残留物を残すことなしに、望み通りに繰り返し
貼りつけたり、取りはがしたり、新たに位置づけするこ
とが可能となる。更に、フラットな形状物は本発明のボ
ード上に固定させるとボード上を滑るようなことはな
い。フラットな形状物の背面は自己接着性ではなく、そ
のため、接着性の残留物を残すことなしにボードから取
り除くことができるから、フラットな形状物は必要な時
はいつでも取り扱うことができ、テーブルなどの上に置
かれたフラットな形状物を簡単に動かしたり回転させた
りすることができる。
【0052】本発明に関するボード自身または、ボード
とフラットな形状物で構成される組み合わせセットは、
多様な用途を提供するものであり、特に、印刷、設計お
よび、コミュニケーションの分野で有用である。特殊な
用途分野としては、例えば、建築家や家具ストアーやド
クター(インテリア装飾および、照明プラン)のための
設計ボードとして、あるいは、造園技師(庭園設計者)
や交換台建設(アセンプリ・プレート)のための設計ボ
ードとして利用することができる。
【0053】本発明の主題は、おもちゃの製作にも用い
ることができる。この場合、ボードがプレーイング・サ
ーフェスを表しており、フラットな形状物が特定の目的
物や画像を表している。従って、フラット形状物を繰り
返し位置づけたり、取り付けたり、取り外したりするこ
とによって、望み通りの多くのプレーのシーンをディス
プレーすることができる。
【0054】本発明のより詳細は、具体例を示して以下
に説明する。
【0055】具体例: インテリア装飾のための設計ボード その両サイドにコーティングされ、寸法が152mm ×205m
m の白色画像印刷用紙(ブランド名:Luxo Magic、170g
/m2 Schneiderseohne Papier社製)の基板の一方の側に
カットシートのオフセット印刷法によって印刷した。こ
こで印刷されたモチーフが多数の部屋を有するアパート
メントの輪郭(外壁、内壁、ドアー、窓)を表す。
【0056】上記のように作成された基板の印刷がなさ
れている側面に、その全面にわたって、回転スクリーン
印刷法によってコーティング接着膜を形成する。この場
合、基板には壁面厚が130 μm 、透過率が10%で、1600
アパーチュア/625mm2のスクリーンを用いてホットメル
ト形の接着剤をコーティングした。使用したホットメル
ト形接着剤は、Novamelt Research GmbH社のPS 5002 で
ある(スチレン/イソプレン/スチレン(SIS) −ブロッ
クコポリマーで、接着剤と1:1の比率で混合されてい
る)。このホットメルト形の接着剤の溶融点は120 ℃で
あり、粘度は150 ℃において49500mPas であった。
【0057】ホットメルト形接着剤を基板にラスター状
にコーティング塗布した。この場合のコーティング条件
は、製造速度が80m/min 、逆圧ローラーの温度が110 〜
115℃、望ましくは112 〜113 ℃とした。接着剤の適用
量は、6g/m2とした。ホットメルト形接着剤のドットの
ベース面直径とその高さの比は20:1である。このよう
なやり方で、接触形接着剤をコーティング塗布した基板
の接着強度をFTM1(FTM;Finat Test Method )に従って
測定したところ、ウィンドウ・ガラス上で、4.3N/25mm
であった。
【0058】ホットメルト形接着剤をコーティングした
基板の印刷がなされた側面のエッジ部に、フレームをそ
の縁部が基板の外側輪郭部と同一平面になるように取り
付けた。このフレームは、コーティングされていない着
色板紙(ブランド名;Foldcard LB 、280g/m2 、Iggesu
nd社製、Hamburg 市)で幅4mm、厚さ363 μm のもので
構成されている。
【0059】クリアなポリエステル材料の非自己接着性
の被覆用フォイル(ブランド名;Melinex OD125 、125
μm 、Deutshe ICI 社製)を12mm幅の永久接着形のポリ
エステル・ストリップ(ブランド名;Q55 、Quaas 社
製)を用いて、フレームの上部エッジ部に取り付けた。
フレームの上部サイドには更に、上記のものと同じ接着
剤が同じ条件でコーティング塗布されているから、被覆
用フォイルは、フレームの上部サイドから簡単に引き剥
すことができる。
【0060】フラットの形状物は、衣装だんす、テーブ
ル、椅子、バスルーム用具などのインテリア装飾用品を
表しており、従ってそれらの寸法面から印刷されている
基板上に表示されるアパートメントの輪郭にマッチされ
る。フラットな形状物は、この例の場合には、ポリプロ
ピレンPP(ブランド名;USI-Plast 社製)で構成されて
おり、その厚さは800 μm であり、その両側面に印刷さ
れる。
【0061】
【発明の効果】ここに示した具体例は本発明のボードま
たは、ボードとフラットな形状物との組み合わせセット
についての1つの実施例を示すものである。上記のフラ
ット形状物によって示されたインテリア装飾目的物は、
多くの場合アパートメントの輪郭を示している基板に望
み通りに位置づけしたり、取り付けたり、取り外したり
することができるから、アパートメントの装飾に関して
いろいろな可能性を試みることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関するボードの第Iの実施例。
【図2】本発明に関するボードの第IIの実施例。
【符号の説明】
1、1´ 補強部材 2、2´ 基板 3、3´ フレーム 4、4´ 被覆用フォイル 5、5´ 接着ストリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JLJ 5/00 JHB (72)発明者 マンフレット・クノーテ ドイツ連邦共和国、デー−83646 バー ト・テルツ、ゲオルク・シュヴァイクホー フェル・シュトラーセ 23 (72)発明者 ゴットフリート・フィリップ ドイツ連邦共和国、デー−83607 ホルツ キルヘン、ザンクト・ヨーゼフ−シュトラ ーセ 7 (72)発明者 クリスティアン・フォン・トルック・ウン ト・トスコノヴィッツ ドイツ連邦共和国、デー−83666 ヴァー キルヘン、シュタウダッハ 16 (72)発明者 ミカエル・ツシェック ドイツ連邦共和国、デー−81371 ミュン ヘン、オーベルレンデル・シュトラーセ 24

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接着性のフラットな形状物を繰り返し
    て位置づけ、取り付け、取り外すことができるボードで
    あって、非永久的な自己接着性の接触接着コーティング
    膜を備えた基板(2、2’)を含むことを特徴とするボ
    ード。
  2. 【請求項2】 上記非永久的な自己接着性の接触接着コ
    ーティング膜は、上記基板(2、2’)上に線状に適用
    されたドーム形の接着点で構成されており、上記接着点
    の基底が上記基板に接続されていることを特徴とする請
    求項1記載のボード。
  3. 【請求項3】 上記ドーム形の接着点は、上記基板
    (2、2’)上にドット状に適用されることを特徴とす
    る請求項2記載のボード。
  4. 【請求項4】 上記接触接着コーティング膜は、キャリ
    ア・システムなしで適用されるホットメルト形の接着剤
    で構成されていることを特徴とする請求項1〜3記載の
    ボード。
  5. 【請求項5】 上記ホットメルト形接着剤は基板上にド
    ーム形の接着点で線状に適用されて成り、ドーム形の接
    着点の基底部の直径とその高さとの比が5:1から30:
    1の範囲にあることを特徴とする請求項4記載のボー
    ド。
  6. 【請求項6】 上記ドーム形の接着点の基底部の直径が
    80〜500 μm であることを特徴とする請求項5記載のボ
    ード。
  7. 【請求項7】 上記ホットメルト形の接着剤が、天然ゴ
    ム、合成ゴム、ポリオレフィン、ポリ(メタ)アクリラ
    ート、ポリビニール誘導体または、そのコポリマー、ポ
    リアミド、コポリアミド、ポリエステル、コポリエステ
    ル、コポリエーテルエステル、ポリウレタンまたは、シ
    リコンまたは、これらの混合物であることを特徴とする
    請求項4〜6いずれか記載のボード。
  8. 【請求項8】 上記ホットメルト形の接着剤は更に、添
    加物として接着樹脂、軟化剤、粘性減少剤、安定剤そし
    て/あるいは、充填剤を含むことを特徴とする請求項4
    〜7いずれか記載のボード。
  9. 【請求項9】 上記ホットメルト形の接着剤は80〜150
    ℃の溶融点と、30〜180 ℃の軟化点を有していることを
    特徴とする請求項4〜8いずれか記載のボード。
  10. 【請求項10】 上記ホットメルト形の接着剤はUV(紫
    外線)または、電子線を照射することによって架橋する
    ことができることを特徴とする請求項4〜9いずれか記
    載のボード。
  11. 【請求項11】 上記ホットメルト形の接着剤はドット
    ・ラスター状に基板上に適用され、そのドット密度が10
    0 〜2500dots/625mm2 であることを特徴とする請求項4
    〜10いずれか記載のボード。
  12. 【請求項12】 上記接触接着コーティング膜は、高い
    固形分含有量の接着分散によって生成されることを特徴
    とする請求項1〜3いずれか記載のボード。
  13. 【請求項13】 上記接着分散は、(メタ)アクリラー
    ト単位で、そして必要に応じて他のモノマー単位とから
    成ることを特徴とする請求項12記載のボード。
  14. 【請求項14】 上記基板(2、2’)は、紙、板紙、
    合成繊維製品や合成繊維と天然繊維の混合物、プラスチ
    ック・フォイル、金属、金属化合物や金属合金または、
    それらの複合材料で構成されることを特徴とする請求項
    1〜13いずれか記載のボード。
  15. 【請求項15】 上記基板(2’)は透明またはクリア
    なものであることを特徴とする請求項1〜14いずれか記
    載のボード。
  16. 【請求項16】 非自己接着形の被覆用フォイル(4、
    4’)は、コーティングがされた基板(2、2’)の全
    面にわたって配置されており、そして取り外し可能であ
    ることを特徴とする請求項1〜15いずれか記載のボー
    ド。
  17. 【請求項17】 フレーム(3、3’)がコーティング
    された基板(2、2’)のエッジ部において、上記基板
    (2、2’)と被覆用フォイル(4、4’)の間に、そ
    れぞれ配置されており、上記基板(2、2’)の外側輪
    郭部と同一平面になるように配置されていることを特徴
    とする請求項16記載のボード。
  18. 【請求項18】 上記ボードが、上記基板の背面側に補
    強部材(1、1’)を備えていることを特徴とする請求
    項1〜17いずれか記載のボード。
  19. 【請求項19】 上記ボードが更に、その上にフラット
    の形状物が保持されるような非永久的な自己接着性の接
    触接着コーティング膜を備えた基板で構成されたパーキ
    ング・ストリップを含むことを特徴とする請求項1〜19
    いずれか記載のボード。
  20. 【請求項20】 請求項1〜19いずれか記載のボードと
    非自己接着性のフラットな形状物とで構成される組み合
    わせセット。
  21. 【請求項21】 上記フラットの形状物が、紙、板紙、
    合成繊維製品や合成繊維と天然繊維との混合物、プラス
    チック・フォイル、多孔性材料、コルク、皮革、合成皮
    革、金属、金属化合物または金属合金、またはこれらの
    複合材料で構成されることを特徴とする請求項20記載の
    組み合わせセット。
  22. 【請求項22】 上記フラットの形状物が50μm 〜4mm
    の厚さを有することを特徴とする請求項21記載の組み合
    わせセット。
  23. 【請求項23】 上記フラットの形状物が印刷されなか
    ったり、あるいはまた、白黒や多色印刷がなされたり、
    そして更に印刷される場合は、その片側、または両側に
    印刷されることを特徴とする請求項21記載の組み合わせ
    セット。
JP6150752A 1993-07-02 1994-07-01 非自己接着性の平坦な形状物を繰り返して位置づけ、取り付け、または取り外すことができるボード Pending JPH0790234A (ja)

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