JPH0788084B2 - ラツプアラウンドケ−ス - Google Patents
ラツプアラウンドケ−スInfo
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- JPH0788084B2 JPH0788084B2 JP62132592A JP13259287A JPH0788084B2 JP H0788084 B2 JPH0788084 B2 JP H0788084B2 JP 62132592 A JP62132592 A JP 62132592A JP 13259287 A JP13259287 A JP 13259287A JP H0788084 B2 JPH0788084 B2 JP H0788084B2
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Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明はコルゲート芯体に平板ライナー材を接着して構
成した複合コルゲート体を用いて製函してなるラップア
ラウンドケースに関するものである。
成した複合コルゲート体を用いて製函してなるラップア
ラウンドケースに関するものである。
《従来の技術》 従来の複合コルゲート体としては、シート材に垂直方向
の山部と谷部とを交互に施して形成したコルゲート条列
を平面直線状に多数配列してコルゲート芯体を形成し、
このコルゲート芯体の片面に平板ライナーを接着した片
面ダンボールまたはコルゲート芯体の両面に平板ライナ
ーを接着した両面ダンボールが公知となっている。
の山部と谷部とを交互に施して形成したコルゲート条列
を平面直線状に多数配列してコルゲート芯体を形成し、
このコルゲート芯体の片面に平板ライナーを接着した片
面ダンボールまたはコルゲート芯体の両面に平板ライナ
ーを接着した両面ダンボールが公知となっている。
片面ダンボールと両面ダンボールとを比較した場合、コ
スト的には片面ダンボールの方が断然有利であることか
ら、片面ダンボールを用いてラップアラウンドケースを
作成することが考えられる。そして、この片面ダンボー
ル1を用いて第11図(B)に示すようなラップアラウン
ドケース5を製函しようとするには、通常、第11図
(A)に示すようにコルゲート条列2−2を長手方向に
配向して所定の寸法に裁断するとともに罫線を付設し、
自動製函機に供給して製函する。
スト的には片面ダンボールの方が断然有利であることか
ら、片面ダンボールを用いてラップアラウンドケースを
作成することが考えられる。そして、この片面ダンボー
ル1を用いて第11図(B)に示すようなラップアラウン
ドケース5を製函しようとするには、通常、第11図
(A)に示すようにコルゲート条列2−2を長手方向に
配向して所定の寸法に裁断するとともに罫線を付設し、
自動製函機に供給して製函する。
《発明が解決しようとする問題点》 しかしながら、従来の片面ダンボールでは、第11図
(A)のコルゲート条列2に直交するx方向、即ちダン
ボールの横目方向における面内圧縮強度が極めて低いも
のとなってしまう。従って、例えば第11図(C)のよう
に、コルゲート条列2をケースの長手方向に沿って配列
してラップアラウンドケースを形成した場合には、その
上方からの荷重に対して極めて弱いケースとなるため、
通常は第11図(A)のように裁断して同図(B)のよう
に製函しなければならず、片面ダンボールの裁断方向が
限定されることになっていた。更に、これとは別に第11
図(B)のようにラップアラウンドケースを製函した場
合、これを縦にしてx方向に積み重ねると載荷荷重に対
して極めて弱いケースとなるため、載荷方向に制限を受
けると言った問題があった。
(A)のコルゲート条列2に直交するx方向、即ちダン
ボールの横目方向における面内圧縮強度が極めて低いも
のとなってしまう。従って、例えば第11図(C)のよう
に、コルゲート条列2をケースの長手方向に沿って配列
してラップアラウンドケースを形成した場合には、その
上方からの荷重に対して極めて弱いケースとなるため、
通常は第11図(A)のように裁断して同図(B)のよう
に製函しなければならず、片面ダンボールの裁断方向が
限定されることになっていた。更に、これとは別に第11
図(B)のようにラップアラウンドケースを製函した場
合、これを縦にしてx方向に積み重ねると載荷荷重に対
して極めて弱いケースとなるため、載荷方向に制限を受
けると言った問題があった。
また、従来の片面ダンボールでは、第10図のx方向に直
交する垂直面方向の面外曲げ強度も極めて低く曲がりや
すいため、第11図(B)におけるx方向の寸法を所定の
ものより延長したラップアラウンドケースを作成するこ
とは実用上出来なかった。
交する垂直面方向の面外曲げ強度も極めて低く曲がりや
すいため、第11図(B)におけるx方向の寸法を所定の
ものより延長したラップアラウンドケースを作成するこ
とは実用上出来なかった。
そして、上記のように面内圧縮強度及び面外曲げ強度が
低いため、従来のラップアラウンドケースでは、その開
口部におけるフラップ片(IV)(V)が湾曲したり、折
れ曲がったりして破損しやすくなる。
低いため、従来のラップアラウンドケースでは、その開
口部におけるフラップ片(IV)(V)が湾曲したり、折
れ曲がったりして破損しやすくなる。
更に、従来の片面ダンボールでは面外圧縮強度が低いた
め、ケース各面の充分な緩衝性が得られず、その結果と
して、比較的重い内容物を収納運搬するケースとして或
いは比較的大型なラップアラウンドケースとしては全く
不向きであった。
め、ケース各面の充分な緩衝性が得られず、その結果と
して、比較的重い内容物を収納運搬するケースとして或
いは比較的大型なラップアラウンドケースとしては全く
不向きであった。
また、従来の片面ダンボール1においては、コルゲース
条列2−2と平板ライナー4との接合部がコルゲート条
列2−2の山部に沿った平面線状となるため、この片面
ダンボールの罫線付け部が上記平行線状部と合致する場
合はその部分に沿って折れ曲げ易いが、その他の罫線付
け部が上記平行線状部に対してずれた場合には罫線に沿
った正確な折曲が困難であった。
条列2−2と平板ライナー4との接合部がコルゲート条
列2−2の山部に沿った平面線状となるため、この片面
ダンボールの罫線付け部が上記平行線状部と合致する場
合はその部分に沿って折れ曲げ易いが、その他の罫線付
け部が上記平行線状部に対してずれた場合には罫線に沿
った正確な折曲が困難であった。
即ち、従来の片面ダンボールにおいては、コルゲート状
列の縦目方向(y方向)の罫線付け部の正確な折曲を困
難とし、その製函加工時にケースの寸法精度が著しく損
われるため、罫線部の周辺に対応する部位のみを両面ラ
イナー貼りとするかまたは二重中芯として補強を行なう
等、高コストな構造となっていた。
列の縦目方向(y方向)の罫線付け部の正確な折曲を困
難とし、その製函加工時にケースの寸法精度が著しく損
われるため、罫線部の周辺に対応する部位のみを両面ラ
イナー貼りとするかまたは二重中芯として補強を行なう
等、高コストな構造となっていた。
また、従来の片面ダンボールは反り変形が発生し易く、
平板ライナー面に縞状溝ができて印刷適性が劣り、特に
POSバー等の精密印刷に不適当であった。
平板ライナー面に縞状溝ができて印刷適性が劣り、特に
POSバー等の精密印刷に不適当であった。
また、第11図(A)からも明らかなように、ラップアラ
ウンドケースを形成するための片面ダンボールの展開状
シートは、コルゲート状列方向が長手方向となるように
裁断しなければならいため、端切れが発生しやすく、裁
断効率が低下すると言った問題が指摘されていた。
ウンドケースを形成するための片面ダンボールの展開状
シートは、コルゲート状列方向が長手方向となるように
裁断しなければならいため、端切れが発生しやすく、裁
断効率が低下すると言った問題が指摘されていた。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、
その目的は面内圧縮強度,面外曲げ強度及び面外圧縮強
度の全てにおいて充分な強度を有し、これ故コルゲート
条列の配列方向に拘束されることなくコルゲート条列の
任意の方向で裁断して製函することができ、しかも如何
なる方向の載荷荷重に対しても大きな強度を有し、細長
い函状体とすることができ、罫線付け部の正確な寸法精
度が得られ、印刷適性に優れ、裁断効率を向上させるこ
とができるラップアラウンドケースを提供するにある。
その目的は面内圧縮強度,面外曲げ強度及び面外圧縮強
度の全てにおいて充分な強度を有し、これ故コルゲート
条列の配列方向に拘束されることなくコルゲート条列の
任意の方向で裁断して製函することができ、しかも如何
なる方向の載荷荷重に対しても大きな強度を有し、細長
い函状体とすることができ、罫線付け部の正確な寸法精
度が得られ、印刷適性に優れ、裁断効率を向上させるこ
とができるラップアラウンドケースを提供するにある。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するため、本発明に係るラップアラウ
ンドケースでは、シート材に垂直方向の山部と谷部とを
交互に施してコルゲート条列を形成するとともに該コル
ゲート条列を平面波形に蛇行させて該コルゲート条列の
各々の断面波の振幅率H/L(L:波長,H:振幅)を0.2以上
とし、平面形状における該コルゲート条列間の蛇行重合
率D/L(D:平面蛇行波の振幅)を0.5以上とし、更に平面
形状における該コルゲート条列の各々の蛇行率D/N(N:
平面蛇行波の波長)を0.15以上としてコルゲート芯体を
形成し、該コルゲート芯体の少なくとも片面に平板ライ
ナーを接着して強化複合コルゲート体を形成し、該複合
コルゲート体にラップアラウンドケース形成用の罫線を
付け、該複合コルゲート体を該罫線に沿って製函してな
るのである。
ンドケースでは、シート材に垂直方向の山部と谷部とを
交互に施してコルゲート条列を形成するとともに該コル
ゲート条列を平面波形に蛇行させて該コルゲート条列の
各々の断面波の振幅率H/L(L:波長,H:振幅)を0.2以上
とし、平面形状における該コルゲート条列間の蛇行重合
率D/L(D:平面蛇行波の振幅)を0.5以上とし、更に平面
形状における該コルゲート条列の各々の蛇行率D/N(N:
平面蛇行波の波長)を0.15以上としてコルゲート芯体を
形成し、該コルゲート芯体の少なくとも片面に平板ライ
ナーを接着して強化複合コルゲート体を形成し、該複合
コルゲート体にラップアラウンドケース形成用の罫線を
付け、該複合コルゲート体を該罫線に沿って製函してな
るのである。
《実施例》 以下に本発明の好適な実施例について添附図面を参照に
して説明する。
して説明する。
第1図は本発明に係るラップアラウンドケースを構成す
る片面強化複合コルゲート体10の−例を示し、これはコ
ルゲート芯体11と平板ライナー12とから構成されてい
る。このコルゲート芯体11は垂直方向に山部Mと谷部V
とを施したものをx方向に交互に施して形成したコルゲ
ート条列13を平面的にy方向に波形に蛇行させ、これら
コルゲート条列相互を平行としている。そして、平板ラ
イナー12はこのコルゲート条列13の山部Mにおいてコル
ゲート条列13と一体的に接着されている。
る片面強化複合コルゲート体10の−例を示し、これはコ
ルゲート芯体11と平板ライナー12とから構成されてい
る。このコルゲート芯体11は垂直方向に山部Mと谷部V
とを施したものをx方向に交互に施して形成したコルゲ
ート条列13を平面的にy方向に波形に蛇行させ、これら
コルゲート条列相互を平行としている。そして、平板ラ
イナー12はこのコルゲート条列13の山部Mにおいてコル
ゲート条列13と一体的に接着されている。
このコルゲート芯体11のコルゲート条列13の形状は、第
1図における振幅率H/L,蛇行重合率D/L及び蛇行率D/Nに
よって規定される。ここで振幅率H/Lとはコルゲート条
列13を第1図におけるx方向の垂直面で切断した断面波
の振幅Hと波長Lとの関係を示し、第2図(A)〜
(F)にはHを一定にしてLを種々変えた場合の振幅率
を示している。この図から明らかなように、振幅率が大
きくなるにつれて断面波は、その底面との間になす角θ
が徐々に大きくなって立ち上がり、その結果断面波の頂
点から垂直下方に加えられる面外圧縮力に対する強度は
角度θに比例して増大すると言うことができる。そし
て、H/Lが余りにも小さい時には面外圧縮強度が小さい
だけでなく、当然のことながら隣接するコルゲート条列
間の間隔が大きくなり、所定面積のコルゲート芯体に含
まれるコルゲート条列の数も少なくなる。従って、実用
範囲としてはH/L≧0.2とすることである。
1図における振幅率H/L,蛇行重合率D/L及び蛇行率D/Nに
よって規定される。ここで振幅率H/Lとはコルゲート条
列13を第1図におけるx方向の垂直面で切断した断面波
の振幅Hと波長Lとの関係を示し、第2図(A)〜
(F)にはHを一定にしてLを種々変えた場合の振幅率
を示している。この図から明らかなように、振幅率が大
きくなるにつれて断面波は、その底面との間になす角θ
が徐々に大きくなって立ち上がり、その結果断面波の頂
点から垂直下方に加えられる面外圧縮力に対する強度は
角度θに比例して増大すると言うことができる。そし
て、H/Lが余りにも小さい時には面外圧縮強度が小さい
だけでなく、当然のことながら隣接するコルゲート条列
間の間隔が大きくなり、所定面積のコルゲート芯体に含
まれるコルゲート条列の数も少なくなる。従って、実用
範囲としてはH/L≧0.2とすることである。
蛇行重合率D/Lは第1図及び第3図に示されているよう
に、コルゲート条列を平面的に見た場合における各コル
ゲート条の振幅Dと上記断面波の波長Lとの関係を示し
ている。
に、コルゲート条列を平面的に見た場合における各コル
ゲート条の振幅Dと上記断面波の波長Lとの関係を示し
ている。
ここで、コルゲート条の平面波の振幅D及び波長Nを一
定にして断面波の波長Lを順次変えた場合の隣接するコ
ルゲート条列13a,13bと平板ライナー12の接合状態につ
いて、第3図(A)〜(E)を参照にして説明する。こ
れらの図(A)〜(E)はコルゲート条列を平面的に示
し、x方向に隣接するコルゲート条列13a,13bの頂部
M1,M2が実線で蛇行状に示され、この間に両条列の谷底
部Vが点線で示され、S2は谷底部Vの上側接線、S3は谷
底部Vの中央横断線、Bは片面強化複合コルゲート体10
の底面を示している。
定にして断面波の波長Lを順次変えた場合の隣接するコ
ルゲート条列13a,13bと平板ライナー12の接合状態につ
いて、第3図(A)〜(E)を参照にして説明する。こ
れらの図(A)〜(E)はコルゲート条列を平面的に示
し、x方向に隣接するコルゲート条列13a,13bの頂部
M1,M2が実線で蛇行状に示され、この間に両条列の谷底
部Vが点線で示され、S2は谷底部Vの上側接線、S3は谷
底部Vの中央横断線、Bは片面強化複合コルゲート体10
の底面を示している。
第3図(A)におけるD/L=0.4のとき、S1線に沿った断
面位置では、第3図(A1)に示すようにコルゲート条13
aは頂部のみがコルゲート条の波長Nと等間隔で平板ラ
イナー12に接合しており、その全体は複合コルゲート体
の底面Bから浮き上がった状態となっている。一方、S2
に沿った断面位置では第3図(A2)に示すように、コル
ゲート条13aは谷底部Vが波長Nと等間隔で複合コルゲ
ート体の底面Bと同レベルにあるが、その全体は平板ラ
イナー12から分離している。また、S3に沿った断面位置
では、第3図(A3)に示すように両コルゲート条13a,13
bの中央部は波長Nの1/2の間隔で複合コルゲート体の底
面Bと同レベルにあるが、その全体は上記S2線に沿った
断面位置の場合と同様に平板ライナー12から大きく分離
している。
面位置では、第3図(A1)に示すようにコルゲート条13
aは頂部のみがコルゲート条の波長Nと等間隔で平板ラ
イナー12に接合しており、その全体は複合コルゲート体
の底面Bから浮き上がった状態となっている。一方、S2
に沿った断面位置では第3図(A2)に示すように、コル
ゲート条13aは谷底部Vが波長Nと等間隔で複合コルゲ
ート体の底面Bと同レベルにあるが、その全体は平板ラ
イナー12から分離している。また、S3に沿った断面位置
では、第3図(A3)に示すように両コルゲート条13a,13
bの中央部は波長Nの1/2の間隔で複合コルゲート体の底
面Bと同レベルにあるが、その全体は上記S2線に沿った
断面位置の場合と同様に平板ライナー12から大きく分離
している。
このようにD/L=0.4のときにはx方向と直交する任意の
位置においてy方向に切断すると、その切断位置におけ
るコルゲート条は複合コルゲート体の底面Bから浮上し
ているか或いは平板ライナー12から分離している。この
ような状態はD/L<0.5の場合に常時発生する。
位置においてy方向に切断すると、その切断位置におけ
るコルゲート条は複合コルゲート体の底面Bから浮上し
ているか或いは平板ライナー12から分離している。この
ような状態はD/L<0.5の場合に常時発生する。
即ち、D/L<0.5の片面強化複合コルゲート体の断面
(A1),(A2),(A3)をトラス構造として見た場合、
トラスのウエッブに相当する部分が複合コルゲート体の
肉厚全体(T)に延長する個所がないため、x方向に直
交する垂直方向の曲げ強度が低い第1のトラス構造とな
っている。
(A1),(A2),(A3)をトラス構造として見た場合、
トラスのウエッブに相当する部分が複合コルゲート体の
肉厚全体(T)に延長する個所がないため、x方向に直
交する垂直方向の曲げ強度が低い第1のトラス構造とな
っている。
次に、D/L=0.5のときは、第3図(B)に示すよう、S1
線とS2線とは重複し、この線S1,S2に沿った断面位置で
は、第3図(B1)に示すように、コルゲート条13aは波
長Nと等間隔で平板ライナー12に接合するとともに複合
コルゲート体10の底面と同レベルになっている。このよ
うに、D/L=0.5の場合には、D/L=0.4の場合、その他D/
L<0.5の場合と比較し、S1・S2線に沿った断面部をトラ
ス構造として見た場合、トラスのウエッブが複合コルゲ
ート体の肉厚全体に延長しているため、D/L<0.5の場合
と構造自体が質的に異なった第2のトラス構造に移行し
たことになり、全体としてy方向の面外曲げ強度が顕著
に増大すると言うことができる。すなわち、第2のトラ
ス構造では、トラスのウエッブの傾斜角が急になりかつ
ウエッブ材(傾斜するコルゲート体の線分)とフランジ
材(水平な平板ライナー)で構成する三角トラス単位の
数が急に多くなっている。
線とS2線とは重複し、この線S1,S2に沿った断面位置で
は、第3図(B1)に示すように、コルゲート条13aは波
長Nと等間隔で平板ライナー12に接合するとともに複合
コルゲート体10の底面と同レベルになっている。このよ
うに、D/L=0.5の場合には、D/L=0.4の場合、その他D/
L<0.5の場合と比較し、S1・S2線に沿った断面部をトラ
ス構造として見た場合、トラスのウエッブが複合コルゲ
ート体の肉厚全体に延長しているため、D/L<0.5の場合
と構造自体が質的に異なった第2のトラス構造に移行し
たことになり、全体としてy方向の面外曲げ強度が顕著
に増大すると言うことができる。すなわち、第2のトラ
ス構造では、トラスのウエッブの傾斜角が急になりかつ
ウエッブ材(傾斜するコルゲート体の線分)とフランジ
材(水平な平板ライナー)で構成する三角トラス単位の
数が急に多くなっている。
そして、上記第2のトラス構造の質を変えず更に強化し
たものとして、D/Lが0.5を越えて例えばD/L=0.8となる
ように形成したものであり、第3図(C1)及び(C2)か
ら明らかなように、S1線とS2線との間では断面y方向の
単位長さについて見ると、コルゲート条13aが平板ライ
ナー12に接合する個所及び複合コルゲート体の底面と同
レベルになる個所が増え、トラスの構成密度が更に高ま
り、このS1線とS2線の間、同じくS′1とS′2線の間に
おける面外曲げ強度が増大する。しかし、S1線〜S′1
線の間の区間(これらの線上を含まない)では、S3に沿
った断面状態を示す第3図(C3)から明らかなように、
これらの断面位置におけるコルゲート条13a,13bは全て
平板ライナー12から分離している。
たものとして、D/Lが0.5を越えて例えばD/L=0.8となる
ように形成したものであり、第3図(C1)及び(C2)か
ら明らかなように、S1線とS2線との間では断面y方向の
単位長さについて見ると、コルゲート条13aが平板ライ
ナー12に接合する個所及び複合コルゲート体の底面と同
レベルになる個所が増え、トラスの構成密度が更に高ま
り、このS1線とS2線の間、同じくS′1とS′2線の間に
おける面外曲げ強度が増大する。しかし、S1線〜S′1
線の間の区間(これらの線上を含まない)では、S3に沿
った断面状態を示す第3図(C3)から明らかなように、
これらの断面位置におけるコルゲート条13a,13bは全て
平板ライナー12から分離している。
そして更に、D/L=1.0となると、第3図(D)に示すよ
うに、S1線とS3線とは重複し、この線に沿った断面位置
ではコルゲート条13a,13bは波長Nの1/2の間隔で平板ラ
イナー12に接合するとともに複合コルゲート体の底面レ
ベルBまで波形となって延長している。従って、D/L=
1.0の状態では、第3図(C)においてS1線〜S′1線で
示したような区間は消失し、x方向に直交する任意の断
面位置において、コルゲート条13a,13bは波長Nより充
分に小さい間隔で平板ライナー12に接合するとともに複
合コルゲート体の底面レベルにまで延長していることに
なり、これをトラス構造として見た場合、x方向と直交
する任意の位置において、トラスが複合コルゲート体の
肉厚全体に延長するため、0.5≦D/L<1.0の場合と比較
して構造が更に質的変化を遂げた第3のトラス構造に移
行し、面外最大曲げ強度は0.5≦D/L<1.0の場合と比較
して、一段と増大することになる。即ち、単位三角トラ
スのウエッブ傾斜角が第2のトラス構造と比較して更に
急となり、しかも平板ライナー12との接合個所または複
合コルゲート体の底面レベルBに到達する個所が増え、
またウエッブ材とフランジ材とからなる三角トラス単位
の数が一段と多くなる。
うに、S1線とS3線とは重複し、この線に沿った断面位置
ではコルゲート条13a,13bは波長Nの1/2の間隔で平板ラ
イナー12に接合するとともに複合コルゲート体の底面レ
ベルBまで波形となって延長している。従って、D/L=
1.0の状態では、第3図(C)においてS1線〜S′1線で
示したような区間は消失し、x方向に直交する任意の断
面位置において、コルゲート条13a,13bは波長Nより充
分に小さい間隔で平板ライナー12に接合するとともに複
合コルゲート体の底面レベルにまで延長していることに
なり、これをトラス構造として見た場合、x方向と直交
する任意の位置において、トラスが複合コルゲート体の
肉厚全体に延長するため、0.5≦D/L<1.0の場合と比較
して構造が更に質的変化を遂げた第3のトラス構造に移
行し、面外最大曲げ強度は0.5≦D/L<1.0の場合と比較
して、一段と増大することになる。即ち、単位三角トラ
スのウエッブ傾斜角が第2のトラス構造と比較して更に
急となり、しかも平板ライナー12との接合個所または複
合コルゲート体の底面レベルBに到達する個所が増え、
またウエッブ材とフランジ材とからなる三角トラス単位
の数が一段と多くなる。
また更に、上記第3のトラス構造の質の変えず更に強化
したものとして、D/Lが1.0を越えて例えば1.2になるよ
うに形成したものがあり、この場合には第3図(E1),
(E2)に示すように、x方向に直交する任意の断面位置
において、平板ライナー12と複合コルゲート体との間に
延長する波形の波頭がD/L=1.0の場合と比較して鋭角化
し、すなわち単位三角トラスのウエッブ傾斜角が更に急
となり、しかも平板ライナー12との接合個所または複合
コルゲート体の底面レベルBに到達する個所が増え、面
外最大曲げ強度が更に増大する。この傾向はD/Lが大き
くなればそれに比例的に増大すると考えられる。
したものとして、D/Lが1.0を越えて例えば1.2になるよ
うに形成したものがあり、この場合には第3図(E1),
(E2)に示すように、x方向に直交する任意の断面位置
において、平板ライナー12と複合コルゲート体との間に
延長する波形の波頭がD/L=1.0の場合と比較して鋭角化
し、すなわち単位三角トラスのウエッブ傾斜角が更に急
となり、しかも平板ライナー12との接合個所または複合
コルゲート体の底面レベルBに到達する個所が増え、面
外最大曲げ強度が更に増大する。この傾向はD/Lが大き
くなればそれに比例的に増大すると考えられる。
以上の蛇行重合率D/Lと面外最大曲げ応力指数Mとの関
係を振幅率(H/L=0.1,0.2,0.3,0.4,0.5,0.6)をパラメ
ータ定数にしてグラフに示すと第4図の如くなる。即
ち、D/L<0.5の場合には、各コルゲート条は第1図の任
意の位置におけるy方向断面において平板ライナー12か
ら分離しているか或いは複合コルゲート体の底面(B)
から浮上しているため面外曲げ強度は比較的小さい第1
のトラス構造が、D/Lが0.5に近づくにつれて徐々に大き
くなっていく。D/L=0.5になると、コルゲート条のy方
向断面のうちに平板ライナーに接合するとともに複合コ
ルゲート体の底面と同レベルになる部分が生じ、D/L<
0.5の場合と比べて質的に異とする第2のトラス構造に
突然移行し、これによって面外曲げ強度の上昇率はそれ
以前と比べて一段と大きくなる。D/Lが0.5を越えて大き
くなるにつれて上記のように平板ライナーに接合すると
ともに、複合コルゲート体の底面と同レベルになるy方
向断面のx方向区分(第3図(C)におけるS1〜S2間及
びS′1〜2間)の構造的に有利な三角トラス単位の数が
徐々に増大するため、D/Lが0.5を越えるとD/L<0.5の場
合に比べてより大きな上昇率とした急な勾配となり最大
曲げ応力指数が増大する。そして、D/Lが1.0になると、
y方向断面の任意の位置において、コルゲート条は平板
ライナーに接合するとともに複合コルゲート体の底面レ
ベルまで延長するようになるため、ここにおいて0.5≦D
/L<1.0の場合と比べて第3のトラス構造に再び突然移
行し、面外曲げ強度は一段と大きくなる。そして、D/L
が1.0を越えて大きくなるにつれて、上記コルゲート条
が平板ライナーに接合する個所及び複合コルゲート体の
底面まで延長する個所が増えるため、D/L<0.5の場合に
比べてより大きな上昇率とした更に急な勾配となり最大
曲げ応力指数が増大することになる。
係を振幅率(H/L=0.1,0.2,0.3,0.4,0.5,0.6)をパラメ
ータ定数にしてグラフに示すと第4図の如くなる。即
ち、D/L<0.5の場合には、各コルゲート条は第1図の任
意の位置におけるy方向断面において平板ライナー12か
ら分離しているか或いは複合コルゲート体の底面(B)
から浮上しているため面外曲げ強度は比較的小さい第1
のトラス構造が、D/Lが0.5に近づくにつれて徐々に大き
くなっていく。D/L=0.5になると、コルゲート条のy方
向断面のうちに平板ライナーに接合するとともに複合コ
ルゲート体の底面と同レベルになる部分が生じ、D/L<
0.5の場合と比べて質的に異とする第2のトラス構造に
突然移行し、これによって面外曲げ強度の上昇率はそれ
以前と比べて一段と大きくなる。D/Lが0.5を越えて大き
くなるにつれて上記のように平板ライナーに接合すると
ともに、複合コルゲート体の底面と同レベルになるy方
向断面のx方向区分(第3図(C)におけるS1〜S2間及
びS′1〜2間)の構造的に有利な三角トラス単位の数が
徐々に増大するため、D/Lが0.5を越えるとD/L<0.5の場
合に比べてより大きな上昇率とした急な勾配となり最大
曲げ応力指数が増大する。そして、D/Lが1.0になると、
y方向断面の任意の位置において、コルゲート条は平板
ライナーに接合するとともに複合コルゲート体の底面レ
ベルまで延長するようになるため、ここにおいて0.5≦D
/L<1.0の場合と比べて第3のトラス構造に再び突然移
行し、面外曲げ強度は一段と大きくなる。そして、D/L
が1.0を越えて大きくなるにつれて、上記コルゲート条
が平板ライナーに接合する個所及び複合コルゲート体の
底面まで延長する個所が増えるため、D/L<0.5の場合に
比べてより大きな上昇率とした更に急な勾配となり最大
曲げ応力指数が増大することになる。
上記第4図のグラフら明らかなように、大きな面外曲げ
強力を得るために好ましい範囲はD/L≧0.5で、最も好適
な範囲としてはD/L≧1.0とすることである。そして、前
述したように、振幅率H/Lは0.2以上が好適な範囲である
ため、両者を満足する本発明の好適な範囲はD/L≧0.5,H
/L>0.2の斜線で示した範囲内と言うことができる。
強力を得るために好ましい範囲はD/L≧0.5で、最も好適
な範囲としてはD/L≧1.0とすることである。そして、前
述したように、振幅率H/Lは0.2以上が好適な範囲である
ため、両者を満足する本発明の好適な範囲はD/L≧0.5,H
/L>0.2の斜線で示した範囲内と言うことができる。
次に、本発明に係るコルゲート芯体11を構成するコルゲ
ート条列13の形状を規定する第3の要素である蛇行率D/
Nについて見ると、この蛇行率は各コルゲート条を平面
的に見た場合の振幅Dと波長Nとの関係を示すもので、
第5図から明らかなように、Nが一定の場合D/Nが大き
くなるにつれてコルゲート条は深く(大きく)蛇行する
ようになる。
ート条列13の形状を規定する第3の要素である蛇行率D/
Nについて見ると、この蛇行率は各コルゲート条を平面
的に見た場合の振幅Dと波長Nとの関係を示すもので、
第5図から明らかなように、Nが一定の場合D/Nが大き
くなるにつれてコルゲート条は深く(大きく)蛇行する
ようになる。
ここで、コルゲート条(A)〜(D)の各々について蛇
行波の最大傾斜位置におけるy方向の水平線となす角α
について見ると、D/Nが大きくなるにつれてαが大きく
なり、この蛇行部分においてはx方向の成分が徐々に大
きくなっている。このことはx方向に直交する方向の曲
げ応力に対応し、D/Nが大きい程大きな強度を有するこ
とを意味し、実用上はD/N>0.15であればD/L≧0.5の範
囲において大きな最大曲げ強度を得ることができる。こ
の関係を第6図のグラフを示すと、斜線で示された曲線
部分が本発明のコルゲート芯体11の好適な蛇行率D/Nと
蛇行重合率D/Lの範囲内と言うことができる。
行波の最大傾斜位置におけるy方向の水平線となす角α
について見ると、D/Nが大きくなるにつれてαが大きく
なり、この蛇行部分においてはx方向の成分が徐々に大
きくなっている。このことはx方向に直交する方向の曲
げ応力に対応し、D/Nが大きい程大きな強度を有するこ
とを意味し、実用上はD/N>0.15であればD/L≧0.5の範
囲において大きな最大曲げ強度を得ることができる。こ
の関係を第6図のグラフを示すと、斜線で示された曲線
部分が本発明のコルゲート芯体11の好適な蛇行率D/Nと
蛇行重合率D/Lの範囲内と言うことができる。
以上の理由から、本発明において使用するコルゲート芯
体は、好ましくは振幅率H/L>0.2,蛇行重合率D/L≧0.5,
蛇行率D/N>0.15とすることで、より好ましくはH/L>0.
2,D/L≧1.0,D/N>0.15とすることである。
体は、好ましくは振幅率H/L>0.2,蛇行重合率D/L≧0.5,
蛇行率D/N>0.15とすることで、より好ましくはH/L>0.
2,D/L≧1.0,D/N>0.15とすることである。
次に、上記のようにして得られた本発明に係る片面強化
複合コルゲート体(H/L=0.5,D/L=1.0,D/N=0.3)を従
来の第10図に示したような片面ダンボール(H/L=0.5)
と強度の比較をした。
複合コルゲート体(H/L=0.5,D/L=1.0,D/N=0.3)を従
来の第10図に示したような片面ダンボール(H/L=0.5)
と強度の比較をした。
第1表には面内圧縮強度の試験結果が示されている。
この第1表から明らかなように、本発明に使用する複合
コルゲート体と従来の片面ダンボールとを比較すると、
y方向の面内圧縮強度は両者ほぼ同じであるが、x方向
については複合コルゲート体の方が従来のものよりも約
3倍の強度を有することが明らかである。
コルゲート体と従来の片面ダンボールとを比較すると、
y方向の面内圧縮強度は両者ほぼ同じであるが、x方向
については複合コルゲート体の方が従来のものよりも約
3倍の強度を有することが明らかである。
第2表には面外圧縮強度の試験結果が示されており、こ
の表から本発明に使用する片面強化複合コルゲート体の
方が従来の片面ダンボールよりも約1.7倍の面外圧縮強
度を有することが明らかである。
の表から本発明に使用する片面強化複合コルゲート体の
方が従来の片面ダンボールよりも約1.7倍の面外圧縮強
度を有することが明らかである。
第3表には第1図及び第10図のx方向に垂直な面方向の
面外曲げ強度の試験結果が示されており、この表から本
発明に係る片面強化複合コルゲート体は従来の片面ダン
ボールよりも約20倍もの極めて大きな曲げ強度を有する
ことが明らかである。
面外曲げ強度の試験結果が示されており、この表から本
発明に係る片面強化複合コルゲート体は従来の片面ダン
ボールよりも約20倍もの極めて大きな曲げ強度を有する
ことが明らかである。
以上のように、各種構造的強度性能において、本発明の
片面強化複合コルゲート体が従来の片面ダンボールより
も大幅に優れていると言える。
片面強化複合コルゲート体が従来の片面ダンボールより
も大幅に優れていると言える。
上記のように多くの優れた特性を有する片面強化複合コ
ルゲート体を所定の形状に裁断しかつ折曲げて本発明に
係るラップアラウンドケースを得るのである。
ルゲート体を所定の形状に裁断しかつ折曲げて本発明に
係るラップアラウンドケースを得るのである。
第7図(A)には本発明の第1実施例に係るラップアラ
ウンドケースを得るための展開シート15が示され、この
展開シート15ではその長手方向に沿ってコルゲート条列
13が蛇行状に配設され、また製函されたケースの内面に
コルゲート芯体11が位置するようにコルゲート芯体11の
片面には平板ライナー材12が接着されている。尚、この
展開シートの形状及び罫線位置等は従来のラップアラウ
ンドケースを作成する場合の展開シートの場合と同様で
ある。この展開シートは自動製函機に送入されると点線
部分に沿って折曲げられ、同一信号を付したフラップ部
が相互に接着されるとともに前端のフラップ片VIIIが後
端シート部IIIの内面または外面に接着されることによ
って、第7図(B)に示したようなラップアラウンドケ
ース16が得られる。
ウンドケースを得るための展開シート15が示され、この
展開シート15ではその長手方向に沿ってコルゲート条列
13が蛇行状に配設され、また製函されたケースの内面に
コルゲート芯体11が位置するようにコルゲート芯体11の
片面には平板ライナー材12が接着されている。尚、この
展開シートの形状及び罫線位置等は従来のラップアラウ
ンドケースを作成する場合の展開シートの場合と同様で
ある。この展開シートは自動製函機に送入されると点線
部分に沿って折曲げられ、同一信号を付したフラップ部
が相互に接着されるとともに前端のフラップ片VIIIが後
端シート部IIIの内面または外面に接着されることによ
って、第7図(B)に示したようなラップアラウンドケ
ース16が得られる。
第8図(A)には本発明の第2実施例に係るラップアラ
ウンドケースを得るための展開シート15aが示されてい
る。この展開シートでは、コルゲート条列13の長手方向
が展開シート15aの横手方向に延長し、その他の構成は
第1実施例の場合と同様である。
ウンドケースを得るための展開シート15aが示されてい
る。この展開シートでは、コルゲート条列13の長手方向
が展開シート15aの横手方向に延長し、その他の構成は
第1実施例の場合と同様である。
上記第1及び第2実施例では、平板ライナー材12が製函
されたケースの外表面に位置するように接着されている
が、これは表面に印刷を施す場合の便利さを考慮しての
ことであり、所要の場合には平板ライナー材が内面に位
置するようにしても良い。
されたケースの外表面に位置するように接着されている
が、これは表面に印刷を施す場合の便利さを考慮しての
ことであり、所要の場合には平板ライナー材が内面に位
置するようにしても良い。
また、上記実施例ではコルゲート条列が展開シートの長
手方向または横手方向に沿って延長している場合のみに
ついて説明したが、コルゲート条列を展開シートの長手
方向に対して任意の角度で傾斜させた状態で形成または
裁断しても良い。
手方向または横手方向に沿って延長している場合のみに
ついて説明したが、コルゲート条列を展開シートの長手
方向に対して任意の角度で傾斜させた状態で形成または
裁断しても良い。
次に、本発明の第1実施例に係るラップアラウンドケー
ス(第7図(B))と第11図(B)に示された従来型ラ
ップアラウンドケース(K180−SCP125)とを第9図に示
す3方向からの静的加力試験に供し、その結果得られた
3方向の面外圧縮強度を第4表に示す。
ス(第7図(B))と第11図(B)に示された従来型ラ
ップアラウンドケース(K180−SCP125)とを第9図に示
す3方向からの静的加力試験に供し、その結果得られた
3方向の面外圧縮強度を第4表に示す。
この試験結果から明らかなように、本発明品と従来品と
を比較した場合、I−III方向では大差はないものの、I
I−IV方向では1.5倍、V−VI方向では約2倍と言った大
幅な面外圧縮強度の向上が見られた。これは、V,VIの各
壁面におけるII−IV方向の面内圧縮強度と、II,IVの各
壁面におけるV−VI方向の面内圧縮強度が著しく向上し
たことによる。
を比較した場合、I−III方向では大差はないものの、I
I−IV方向では1.5倍、V−VI方向では約2倍と言った大
幅な面外圧縮強度の向上が見られた。これは、V,VIの各
壁面におけるII−IV方向の面内圧縮強度と、II,IVの各
壁面におけるV−VI方向の面内圧縮強度が著しく向上し
たことによる。
尚、ラップアラウンドケースに強く求められる各面自体
の面外圧縮強度、即ち緩衝性能、は本発明品は従来品に
比べて前記第2表に示すように約1.7倍向上することは
明らかである。
の面外圧縮強度、即ち緩衝性能、は本発明品は従来品に
比べて前記第2表に示すように約1.7倍向上することは
明らかである。
また、上記実施例ではコルゲート芯体の片面に平板ライ
ナーを接着した片面強化複合コルゲート体を用いたラッ
プアラウンドケースの場合について説明したが、このコ
ルゲート芯体の両面に平板ライナーを接着した両面強化
複合コルゲート体を用いてラップアラウンドケースを形
成した場合にも、従来の両面ダンボールを用いてラップ
アラウンドケースを形成した場合と比較して、前記実施
令における片面ダンボールと片面強化複合コルゲート体
の関係と同様な相対関係で優れた効果を奏するものであ
る。
ナーを接着した片面強化複合コルゲート体を用いたラッ
プアラウンドケースの場合について説明したが、このコ
ルゲート芯体の両面に平板ライナーを接着した両面強化
複合コルゲート体を用いてラップアラウンドケースを形
成した場合にも、従来の両面ダンボールを用いてラップ
アラウンドケースを形成した場合と比較して、前記実施
令における片面ダンボールと片面強化複合コルゲート体
の関係と同様な相対関係で優れた効果を奏するものであ
る。
尚、本発明に係る強化複合コルゲート体の素材は紙また
は紙を基材としたものであるが、それは各種紙類の単
体、ないしは各種紙類と各種非紙系物質によるフイルム
とのラミネート複合体、ないしは各種セルロースまたは
非セルロース系物質を塗布,含浸ないしは付着せしめら
れた各加工紙類など、このほかにも様々なものがあり上
記各種素材を適宜組合せたものも本発明に有効である。
は紙を基材としたものであるが、それは各種紙類の単
体、ないしは各種紙類と各種非紙系物質によるフイルム
とのラミネート複合体、ないしは各種セルロースまたは
非セルロース系物質を塗布,含浸ないしは付着せしめら
れた各加工紙類など、このほかにも様々なものがあり上
記各種素材を適宜組合せたものも本発明に有効である。
《効果》 以上のように本発明に係るラップアラウンドケースは垂
直方向に山部と谷部とを交互に施してコルゲート条列を
形成するとともにこのコルゲート条列を平面的に蛇行さ
せてなるコルゲート芯体を用いているため、このコルゲ
ート芯体自体の有する優れた面内圧縮強度、鉛直方向面
外圧縮強度及び面外曲げ強度により、製造されたラップ
アラウンドケースは前後及び左右に大きな圧縮強度を有
し、内容物を外部衝撃に対して保護する緩衝性能に優
れ、開口部のフラップ片は大きな曲げ強度を有するため
に折曲,湾曲,破損等に対して充分に保護される。
直方向に山部と谷部とを交互に施してコルゲート条列を
形成するとともにこのコルゲート条列を平面的に蛇行さ
せてなるコルゲート芯体を用いているため、このコルゲ
ート芯体自体の有する優れた面内圧縮強度、鉛直方向面
外圧縮強度及び面外曲げ強度により、製造されたラップ
アラウンドケースは前後及び左右に大きな圧縮強度を有
し、内容物を外部衝撃に対して保護する緩衝性能に優
れ、開口部のフラップ片は大きな曲げ強度を有するため
に折曲,湾曲,破損等に対して充分に保護される。
特に、本発明において用いられる片面強化複合コルゲー
ト体はx方向面内圧縮強度が従来の片面ダンボールに比
べて極めて大きく、y方向面内圧縮強度と同等またはそ
れ以上の強度を有するものであるから、コルゲート条列
を任意の方向として裁断して展開シートを得、そして全
ての面方向に充分な強度を有するラップアラウンドケー
スを製函することができる。
ト体はx方向面内圧縮強度が従来の片面ダンボールに比
べて極めて大きく、y方向面内圧縮強度と同等またはそ
れ以上の強度を有するものであるから、コルゲート条列
を任意の方向として裁断して展開シートを得、そして全
ての面方向に充分な強度を有するラップアラウンドケー
スを製函することができる。
上記のコルゲート条列を任意の方向として裁断し得ると
言うことは、最も経済的な最大幅で連続的に片面強化複
合コルゲート体を製造するとともにその最大幅の中で展
開シート体を縦横に組合せて最小の端切れとなるように
裁断することができるということになり、幅効率が向上
し、その結果として高い生産性を得ることができる。
言うことは、最も経済的な最大幅で連続的に片面強化複
合コルゲート体を製造するとともにその最大幅の中で展
開シート体を縦横に組合せて最小の端切れとなるように
裁断することができるということになり、幅効率が向上
し、その結果として高い生産性を得ることができる。
また、従来のラップアラウンドケースを構成する芯材は
一方向(y方向)にのみ直線的コルゲート条を平行に形
成してただけであるから、展開型シートの状態において
反り変形を発生しやすく、自動製函機内でとかく故障を
起こしがちであるが、本発明のラップアラウンドケース
の場合にはコルゲート芯体のx方向,y方向に波形が形成
せられており、展開型シートの状態においても全く反り
変形が発生せず、製函後のケース本体にも形状歪みが全
く生じない。
一方向(y方向)にのみ直線的コルゲート条を平行に形
成してただけであるから、展開型シートの状態において
反り変形を発生しやすく、自動製函機内でとかく故障を
起こしがちであるが、本発明のラップアラウンドケース
の場合にはコルゲート芯体のx方向,y方向に波形が形成
せられており、展開型シートの状態においても全く反り
変形が発生せず、製函後のケース本体にも形状歪みが全
く生じない。
また、従来のラップアラウンドケースを構成する芯材と
平板ライナー材とは平行な直線状に貼合されているため
貼合密度が低く、貼合部と非貼合部とによって縞状凹凸
面を形成しやすく印刷適性が劣っていた。これに対し、
本発明のラップアラウンドケースの場合にはコルゲート
芯体と平板シート材との貼合が蛇行した平行な曲線上に
あるため、貼合密度が高まり反り変形が防止され、上記
のような縞状凹凸面の発生を阻止し、ケース各面の平坦
性が保持され、POSバー等の精密印刷適性が大幅に向上
する。
平板ライナー材とは平行な直線状に貼合されているため
貼合密度が低く、貼合部と非貼合部とによって縞状凹凸
面を形成しやすく印刷適性が劣っていた。これに対し、
本発明のラップアラウンドケースの場合にはコルゲート
芯体と平板シート材との貼合が蛇行した平行な曲線上に
あるため、貼合密度が高まり反り変形が防止され、上記
のような縞状凹凸面の発生を阻止し、ケース各面の平坦
性が保持され、POSバー等の精密印刷適性が大幅に向上
する。
また、本発明ではコルゲート芯体と平板ーシート材との
噛合蛇行した平行な閉弁ライナー材との貼合部が蛇行し
た曲線上にあるため、コルゲート条列の長手方向に沿っ
た罫線を施す場合、この罫線が、多くの場合、上記貼合
部を断続的に通過するため、罫線折曲を確実かつ精密に
行なうことができる。特に、蛇行重合率D/L≧1の時に
は、上記罫線を任意の位置に施しても必ずコルゲート条
列と複数個所で交叉するため、その罫線折曲はより精密
なものとなる。
噛合蛇行した平行な閉弁ライナー材との貼合部が蛇行し
た曲線上にあるため、コルゲート条列の長手方向に沿っ
た罫線を施す場合、この罫線が、多くの場合、上記貼合
部を断続的に通過するため、罫線折曲を確実かつ精密に
行なうことができる。特に、蛇行重合率D/L≧1の時に
は、上記罫線を任意の位置に施しても必ずコルゲート条
列と複数個所で交叉するため、その罫線折曲はより精密
なものとなる。
また、本発明のラップアラウンドケースではコルゲート
芯体をその内側面に設けられるものとその外側面に設け
られるものとがあり、とりわけ前者のケースの場合はケ
ース外方からの衝撃などによる強化コルゲートシートの
破損が防止され、ケース外側面に対する印刷適性が優れ
ており、一方、後者のケースの場合はこのケースを複数
積載し輸送ないしはフォークリフト等により積み替えす
る時に、上下または横方向に隣接する各ケースの外側面
における蛇行状コルゲート条列が相互に噛み合い、x,y
両方向の滑りを充分に抑制する働きを持つため荷崩れを
防止することがでると同時に重力を利用して上方から下
方へ平滑なシュート上を移動させるラップアラウンドケ
ースとする場合には、滑走性に優れた底面を提供するこ
とができる。
芯体をその内側面に設けられるものとその外側面に設け
られるものとがあり、とりわけ前者のケースの場合はケ
ース外方からの衝撃などによる強化コルゲートシートの
破損が防止され、ケース外側面に対する印刷適性が優れ
ており、一方、後者のケースの場合はこのケースを複数
積載し輸送ないしはフォークリフト等により積み替えす
る時に、上下または横方向に隣接する各ケースの外側面
における蛇行状コルゲート条列が相互に噛み合い、x,y
両方向の滑りを充分に抑制する働きを持つため荷崩れを
防止することがでると同時に重力を利用して上方から下
方へ平滑なシュート上を移動させるラップアラウンドケ
ースとする場合には、滑走性に優れた底面を提供するこ
とができる。
第1図は本発明に用いる複合コルゲート体の平板ライナ
ー材を一部破断して示す部分斜視図、第2図(A)〜
(F)は複合コルゲート体を構成するコルゲート条の断
面形状で、その波長とその波高との関係を示す図、第3
図(A)〜(E)は複合コルゲート体を構成するコルゲ
ート条列の異なった蛇行重合率におけるコルゲート条列
間の位置関係とコルゲート条と平板ライナー材との位置
関係を示す図、第4図は蛇行重合率と振幅率と面外最大
曲げ強度指数との関係を示すグラフ、第5図(A)〜
(F)は複合コルゲート体を構成するコルゲート条の異
なった蛇行率を示す図、第6図は蛇行重合率と振幅率と
面外最大曲げ強度指数との関係を示すグラフ、第7図
(A)及び(B)は、それぞれ本発明の第1実施例に係
るラップアラウンドケースの展開シート図と製函図であ
り、第8図(A)及び(B)はそれぞれ本発明の第2実
施例に係るラップアラウンドケースの展開シート図と製
函図であり、第9図は本発明のラップアラウンドケース
を静的加力試験に供した時の加力方向を示す説明図、第
10図は従来の片面ダンボールの平板ダンボール紙を一部
破断して示す部分斜視図、第11図(A)〜(C)はそれ
ぞれ従来のラップアラウンドケースの展開シート図と製
函図である。 10……複合コルゲート体 11……コルゲート芯体 12……平板ライナー材 13……コルゲート条 15……展開シート 16……ラップアラウンドケース M……頂部、V……谷底部
ー材を一部破断して示す部分斜視図、第2図(A)〜
(F)は複合コルゲート体を構成するコルゲート条の断
面形状で、その波長とその波高との関係を示す図、第3
図(A)〜(E)は複合コルゲート体を構成するコルゲ
ート条列の異なった蛇行重合率におけるコルゲート条列
間の位置関係とコルゲート条と平板ライナー材との位置
関係を示す図、第4図は蛇行重合率と振幅率と面外最大
曲げ強度指数との関係を示すグラフ、第5図(A)〜
(F)は複合コルゲート体を構成するコルゲート条の異
なった蛇行率を示す図、第6図は蛇行重合率と振幅率と
面外最大曲げ強度指数との関係を示すグラフ、第7図
(A)及び(B)は、それぞれ本発明の第1実施例に係
るラップアラウンドケースの展開シート図と製函図であ
り、第8図(A)及び(B)はそれぞれ本発明の第2実
施例に係るラップアラウンドケースの展開シート図と製
函図であり、第9図は本発明のラップアラウンドケース
を静的加力試験に供した時の加力方向を示す説明図、第
10図は従来の片面ダンボールの平板ダンボール紙を一部
破断して示す部分斜視図、第11図(A)〜(C)はそれ
ぞれ従来のラップアラウンドケースの展開シート図と製
函図である。 10……複合コルゲート体 11……コルゲート芯体 12……平板ライナー材 13……コルゲート条 15……展開シート 16……ラップアラウンドケース M……頂部、V……谷底部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−8031(JP,A) 特公 昭54−23035(JP,B2)
Claims (2)
- 【請求項1】シート材に垂直方向の山部と谷部とを交互
に施してコルゲート条列を形成するとともに該コルゲー
ト条列を平面波形に蛇行させて該コルゲート条列の各々
の断面波の振幅率H/L(L:波長,H:振幅)を0.2以上と
し、平面形状における該コルゲート条列間の蛇行重合率
D/L(D:平面蛇行波の振幅)を0.5以上とし、更に平面形
状における該コルゲート条列の各々の蛇行率D/N(N:平
面蛇行波の波長)を0.15以上としてコルゲート芯体を形
成し、該コルゲート芯体の少なくとも片面に平板ライナ
ーを接着して強化複合コルゲート体を形成し、該複合コ
ルゲート体にラップアラウンドケース形成用の罫線を付
け、該複合コルゲート体を該罫線に沿って製函してなる
ことを特徴とするラップアラウンドケース。 - 【請求項2】前記コルゲート芯体を内側にして製函して
なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のラッ
プアラウンドケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62132592A JPH0788084B2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | ラツプアラウンドケ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62132592A JPH0788084B2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | ラツプアラウンドケ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63295247A JPS63295247A (ja) | 1988-12-01 |
JPH0788084B2 true JPH0788084B2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=15084945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62132592A Expired - Lifetime JPH0788084B2 (ja) | 1987-05-28 | 1987-05-28 | ラツプアラウンドケ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0788084B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02242729A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-27 | Hiroo Ichikawa | ラップアラウンドケース |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0710579A (ja) * | 1993-06-28 | 1995-01-13 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | フレーク状ガラス製造装置 |
-
1987
- 1987-05-28 JP JP62132592A patent/JPH0788084B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63295247A (ja) | 1988-12-01 |
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