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JPH0787608B2 - コードレステレホン - Google Patents

コードレステレホン

Info

Publication number
JPH0787608B2
JPH0787608B2 JP59081438A JP8143884A JPH0787608B2 JP H0787608 B2 JPH0787608 B2 JP H0787608B2 JP 59081438 A JP59081438 A JP 59081438A JP 8143884 A JP8143884 A JP 8143884A JP H0787608 B2 JPH0787608 B2 JP H0787608B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base unit
handset
call
signal
telephone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59081438A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60224338A (ja
Inventor
敬三 塚田
眞人 山縣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP59081438A priority Critical patent/JPH0787608B2/ja
Priority to US06/725,341 priority patent/US4640987A/en
Priority to CA000479690A priority patent/CA1232385A/en
Priority to GB08510220A priority patent/GB2159373B/en
Priority to FR858506155A priority patent/FR2566214B1/fr
Priority to IT47990/85A priority patent/IT1181968B/it
Priority to DE3514651A priority patent/DE3514651C2/de
Publication of JPS60224338A publication Critical patent/JPS60224338A/ja
Publication of JPH0787608B2 publication Critical patent/JPH0787608B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コードレステレホンに関する。
背景技術とその問題点 一般の電話機においては、その電話コードは、柱や壁な
どに取り付けられたローゼットに接続されている。従っ
て、電話機を移動できる範囲は、その電話コードの長さ
で決まり、数m程度となってしまう。しかし、移動でき
る範囲を広くするため電話コードを長くすると、コード
がもつれたり、じゃまになったりしてしまう。
そこで、アメリカなどにおいては、コードレステレホン
と呼ばれる電話機システムが考えられている。
これは、第1図に示すように、ハンドセットと呼ばれる
送受信機(1)と、ベースユニットと呼ばれる送受信機
(2)とにより構成され、電話回線(3)がベースユニ
ット(2)に接続されると共に、ベースユニット(2)
とハンドセット(1)との間が電波により結合され、加
入者の電話の応待は、ハンドセット(1)に対して一般
の電話機と同様に行うものである。
従って、加入者は、電話時、ハンドセット(1)を自由
に移動させることができ、しかも、電話コードがもつれ
たり、じゃまになったりすることがない。
なお、ハンドセット(1)をベースユニット(2)から
離すことのできる距離(サービスエリア)は、300m程度
である。また、ハンドセット(1)とベースユニット
(2)との間で使用される電波の周波数は上りチャンネ
ルが49MHz帯、下りチャンネルが46MHz帯であり、10デュ
プレックスチャンネルがFCCにより認められている(数
値は暫定値)。
ところで、一部のコードレステレホンでは、ベースユニ
ット(2)にマイクロホン及びスピーカが設けられ、こ
れらマイクロホン及びスピーカによりベースユニット
(2)と外線の電話との間で通話ができるようにしたも
のがあり、さらに、この通話中、この通話をベースユニ
ット(2)からハンドセット(1)へと転送し、ハンド
セット(1)と外線の電話との間で通話ができるように
したものがある。
従って、このような転送機能を有するコードレステレホ
ンによれば、例えば外線から電話がかかってきたとき、
まず、ベースユニット(2)側の人がその電話を受け、
これを必要に応じてハンドセット(1)側の人に転送す
ることができ、コードレステレホンをより便利に使用で
きる。
ところが、この通話の転送をするには、ベースユニット
(2)側で第2図にも示すようにかなり複雑なスイッチ
操作を行う必要があり、このスイッチ操作の順番を間違
えると、通話をハンドセット(1)に転送できなかった
り、最悪の場合には電話が切れたりしてしまう。
また、通話を一度ハンドセット(1)に転送すると、ハ
ンドセット(1)からベースユニット(2)への通話の
転送はできないので、たとえ外線の電話とベースユニッ
ト(2)との間の通話がもう一度必要になっても、これ
ができない。
発明の目的 この発明は、そのような問題点を解決しようとするもの
である。
発明の概要 このため、この発明においては、1つのキースイッチの
操作で通話の転送処理が行われるようにすると共に、通
話をハンドセット(1)からベースユニット(2)へも
転送できるようにしたものである。
実施例 まず、ハンドセット(1)及びベースユニット(2)の
信号系の基本的な構成及び動作について説明しよう。な
お、この例においては、ハンドセット(1)とベースユ
ニット(2)との間の交信チャンネルは、Aチャンネル
またはBチャンネルの2チャンネルとする。
第3図はハンドセット(1)の一例を示し、(110)は
送信回路、(120)は受信回路である。また、第4図は
ベースユニット(2)の一例を示し、(210)は送信回
路、(220)は受信回路である。
そして、送話時には、ハンドセット(1)において、送
話器(111)からの音声信号Stが、低周波アンプ(112)
を通じてFM変調回路(113)に供給されて上りのAチャ
ンネルまたはBチャンネルのFM信号Suに変換され、この
FM信号Suが、高周波パワーアンプ(114)及び両方の上
りチャンネルを通過帯域とするバンドパスフィルタ(11
5)を通じてアンテナ(100)に供給され、ベースユニッ
ト(2)へと送信される。
そして、ベースユニット(2)においては、ハンドセッ
ト(1)からの信号(電波)Suがアンテナ(200)によ
り受信され、その受信信号Suが、両方の上りチャンネル
を通過帯域とするバンドパスフィルタ(221)及び高周
波アンプ(222)を通じてミキサ回路(223)に供給され
ると共に、局部発振回路(224)から所定の周波数の局
部発振信号がミキサ回路(223)に供給されて信号Suは
中間周波信号に変換され、この中間周波信号が中間周波
アンプ(225)を通じてFM復調回路(226)に供給されて
音声信号Stが復調され、この信号Stが、低周波アンプ
(227)→ハイブリッド回路(231)→リレー回路(23
2)の信号ラインを通じて電話回線(3)に送り出され
る。
この場合、リレー回路(232)は、ベースユニット
(2)と電話回線(3)との接続のオンオフを行うリレ
ー、及びベースユニット(2)と回線(3)とが接続さ
れた後に通話を一時中断するとき、その回線(3)を保
留しておくためのホールドリレーなどを有する。
また、受話時には、電話回線(3)からの音声信号Sr
が、送話時と同様の処理によりハンドセット(1)の受
話器(128)に供給される。すなわち、回線(3)から
の音声信号Srが、リレー回線(232)→ハイブリッド回
路(231)→低周波アンプ(212)の信号ラインを通じて
FM変調回路(213)に供給されてFM信号Suと同じチャン
ネルの下りチャンネルのFM信号Sdに変換され、この信号
Sdが、高周波パワーアンプ(214)及び両方の下りチャ
ンネルを通過帯域とするバンドパスフィルタ(215)を
通じてアンテナ(200)に供給され、ハンドセット
(1)へと送信される。
そして、ハンドセット(1)においては、ベースユニッ
ト(2)からの信号Sdがアンテナ(100)により受信さ
れ、その受信信号Sdが、両方の下りチャンネルを通過帯
域とするバンドパスフィルタ(121)及び高周波アンプ
(122)を通じてミキサ回路(123)に供給されると共
に、局部発振回路(124)から所定の周波数の局部発振
信号がミキサ回路(123)に供給されて信号Sdは中間周
波信号とされ、この中間周波信号が中間周波アンプ(12
5)を通じてFM復調回路(126)に供給されて音声信号Sr
が復調され、この信号Srが低周波アンプ(127)を通じ
て受話器(128)に供給される。
さらに、ハンドセット(1)において、(140)は交信
チャンネルなどを制御する制御回路を示す。この制御回
路(140)は、1チップタイプのマイクロコンピュータ
により構成されているもので、(141)は例えば4ビッ
ト並列処理のCPU、(142)はプログラムが書き込まれて
いるROM、(143)はワークエリア用のRAM、(144)は入
出力用のポートである。
そして、マイコン(140)には、ダイヤルキー(151),
トークスイッチ(152),インタカムキー(153),チャ
ンネルキー(154)及びディップスイッチ(155)が接続
される。この場合、ダイヤルキー(151)は、相手の電
話番号を入力するためのノンロックタイプのプッシュス
イッチ、トークスイッチ(152)は、このハンドセット
(1)の動作モードを選択するための3ポジションの切
り換えスイッチであり、スイッチ(152)が接点Oのと
き、マイコン(140)を除く他の回路の電源がオフ(オ
フモード)となり、接点Sのとき、ベースユニット
(2)からの信号Sdの受信待機状態(スタンバイモー
ト)となり、接点Tのとき、ハンドセット(1)とベー
スユニット(2)との交信状態(トークモード)となる
ものであり、通常はスタンバイ接点Sに接続されてい
る。
また、インタカムキー(153)は、ハンドセット(1)
とベースユニット(2)とをインターホンのように使用
するときなどにベースユニット(2)を呼び出すための
ノンロックタイプのプッシュスイッチ,チャンネルキー
(154)は、ハンドセット(1)とベースユニット
(2)との間の交信チャンネルをAチャンネルまたはB
チャンネルに変更するためのノンロックタイプのプッシ
ュスイッチである。さらに、スイッチ(155)は、識別
コードIDを与えるためのものであり、これらキー及びス
イッチ(151)〜(155)の出力はマイコン(140)に供
給される。
さらに、(161)はMSK変調回路を示し、これは、マイコ
ン(140)から識別コードID及びダイヤル信号DSなどが
供給されると、これら信号を2値信号からオーディオ帯
域のMSK信号Smに変換するものであり、その信号Smはア
ンプ(112)に供給される。
また、(162)は受信検出回路を示し、これは復調回路
(126)に接続され、ベースユニット(2)からの信号S
dの有無に応じて復調回路(126)の出力の周波数成分が
異なることを利用して信号Sdの有無を検出するものであ
り、その検出信号NSQはマイコン(140)に供給される。
さらに、(163)はMSK復調回路を示し、これは復調回路
(126)に接続され、ベースユニット(2)から送られ
てきたMSK信号Smから識別コードIDなどを復調するもの
であり、その復調信号はマイコン(140)に供給され
る。
また、(164)はコールトーン形成回路を示し、これは
マイコン(140)により制御されて電話がかかってきた
ときベル音信号(リングトーン信号)を形成するもので
あり、そのベル音信号はアンプ(127)に供給される。
さらに、マイコン(140)からは、チャンネルを指定す
る信号CHが変調回路(113)及び局発回路(124)に供給
されると共に、FM信号Suの送り出しの可否を制御する信
号TXが変調回路(113)に供給される。また、マイコン
(140)からはミューティング信号MUTEがアンプ(127)
に供給される。
さらに、ベースユニット(2)において、(240)は制
御回路を示す。この制御回路(240)は、ハンドセット
(1)の制御回路(140)と同様に構成されて同様の機
能を有するものであり、制御回路(140)の回路(141)
〜(144)と対応する回路には、100番代の符号に代えて
200番代の符号をつけて説明は省略する。
また、スイッチ(253),(255)及び回路(261)〜(2
64)もハンドセット(1)のスイッチ(153),(155)
及び回路(161)〜(164)と同様のものであり、各信号
についても同様なので、これらの説明も省略する。ただ
し、形成回路(264)は、相手に電話をかけるときの電
話番号に対応したトーンエンコード信号TEを形成する。
さらに、(265)はベル音信号検出回路を示し、これは
電話回線(3)に接続されて電話がかかってきたときの
ベル音信号を検出するものであり、その検出信号BLはマ
イコン(240)に供給される。また、回線(3)はリレ
ー回路(232)を通じて一般の電話器(4)に接続され
ると共に、リレー回路(232)とマイコン(240)との間
に制御信号ラインが設けられる。なお、(266)は呼び
出し用のブザー、(255)はそのロックタイプのスイッ
チである。
そして、ハンドセット(1)から相手に電話をかけると
きには、ROM(142),(242)のプログラムにしたがっ
てマイコン(140),(240)により次のような動作が行
われる。
すなわち、トークスイッチ(152)をトーク接点Tにす
ると、その出力に基づいて信号TXにより変調回路(11
3)からのFM信号Suの送り出しが許可され、無変調の信
号Suが送信され、続いてスイッチ(155)から識別コー
ドIDが取り出され、このコードIDが変調回路(161)に
よりMSK信号Smとされてアンプ(112)に供給される。従
って、識別コードIDがFM信号Suによりベースユニット
(2)へと送信される。
そして、ベースユニット(2)においては、信号Suが受
信されると、検出回路(262)から信号Suの検出信号NSQ
が得られるので、マイコン(240)は続く識別コードID
のチェック状態に入る。そして、復調回路(226)から
信号Smが取り出されて検出回路(263)から識別コードI
Dが取り出されると、このコードIDがスイッチ(255)に
セットされている識別コードIDと一致するかどうかがチ
ェックされ、正しくないときには(他の加入者のハンド
セット(1)からのとき)、以後の処理は行われず、ス
タンバイ状態を続けるが、正しいときには、信号TXによ
り変調回路(213)からのFM信号Sdの送り出しが許可さ
れて交信チャンネルが確立されると共に、信号MUTEによ
りアンプ(227)のミューティングが解除される。
また、このとき、信号Sdが送信されることによりハンド
セット(1)において検出回路(162)から信号NSQが取
り出され、これがマイコン(140)により検出されて信
号MUTEによりアンプ(127)のミューティングが解除さ
れる。
続いてハンドセット(1)においてダイヤルキー(15
1)を相手の電話番号に対応して操作すると、マイコン
(140)により対応するダイヤル信号DSが形成されると
共に、変調回路(161)によりMSK信号Smに変換され、同
様にベースユニット(2)へと送信される。
そして、ベースユニット(2)においては、復調回路
(263)からダイヤル信号DSが取り出され、この信号DS
に基づいてマイコン(240)により形成回路(264)が制
御されて相手の電話番号に対応したトーンエンコード信
号TEが形成され、この信号TEがアンプ(227)を通じ、
さらにハイブリッド回路(231)及びリレー回路(232)
を通じて電話回線(3)に送り出される。従って、この
信号TEにより相手が呼び出され、相手が電話に出れば、
以後、上述したように通話が可能となる。
一方、相手から電話がかかってきたときには、次のよう
な動作が行われる。
すなわち、通常はトークスイッチ(152)はスタンバイ
接点Sに接続されているが、相手から電話がかかってく
ると、検出回路(265)からベル音信号BLが取り出され
てマイコン(240)に供給され、これに基づいて信号TX
により変調回路(213)のFM信号Sdの送り出しが許可さ
れ、続いて識別コードIDが変調回路(261)により信号S
mに変換され、この信号Smがアンプ(212)に供給され、
従って、識別コードIDがFM信号Sdによりハンドセット
(1)へと送信される。
そして、ハンドセット(1)においては、信号Sdが受信
されると、検出回路(162)から信号NSQが取り出されて
マイコン(140)に供給され、マイコン(140)は識別コ
ードIDのチェック状態に入り、復調回路(163)から識
別コードIDが取り出されると、このコードIDとスイッチ
(155)にセットされている識別コードIDとの一致がチ
ェックされ、正しくないときには、以後の処理は行われ
ず、スタンバイ状態を続けるが、正しいときには、信号
TXにより変調回路(113)からのFM信号Suの送り出しが
許可されて交信チャンネルが確立されると共に、形成回
路(164)においてベル音信号が形成され、この信号が
アンプ(127)を通じてスピーカ(128)に供給されてベ
ル音が鳴り、電話がかかってきたことが告げられる。従
って、スイッチ(152)をトーク接点Tに切り換えれ
ば、以後、スピーカ(128)からのベル音が鳴りやむと
共に、アンプ(127),(227)のミューティングが信号
MUTEにより解除され、上述のように通話が可能となる。
また、相手から電話がかかってきたとき、スイッチ(25
6)がオンであれば、ハンドセット(1)において上述
のようにスピーカ(128)からベル音が鳴ると共に、ベ
ースユニット(2)においてブザー(266)が鳴る。
そこで、電話器(4)からその送受話器を取り上げる
と、ブザー(266)が鳴り止むと共に、信号TXによりFM
信号Sdの送信が中止され、ハンドセット(1)ではスピ
ーカ(128)からのベル音が鳴り止む。そして、以後、
ベースユニット(2)では、電話器(4)の送受話器を
使用して外線の電話との通話が可能となる。
そして、ベースユニット(2)において外線の電話との
通話中、その通話をベースユニット(2)からハンドセ
ット(1)へ転送するため、第5図に示すジェネラルフ
ローチャートのルーチン(30)が、ROM(242)に追加さ
れ、これがマイコン(240)により実行される。
すなわち、今、ベースユニット(2)において外線の電
話と通話中であるとする。そして、この通話中に、イン
タカムキー(253)を押すと、これによりルーチン(3
0)がステップ(31)からスタートし、次のステップ(3
2)においてリレー回路(232)が制御されて外線は保留
とされ、続いてステップ(33)によりベースユニット
(2)からハンドセット(1)へとMSK信号Smによる制
御信号が送信され、ハンドセット(1)ではスピーカ
(128)からベル音が鳴らされる。
さらに、ベースユニット(2)においてCPU(241)の処
理はステップ(41)に移り、このステップ(41)におい
てハンドセット(1)からの応答の有無がチェックさ
れ、すなわち、ハンドセット(1)のスイッチ(152)
がトーク接点Tに切り換えられると、ハンドセット
(1)から識別コードIDが送信されるので、これがチェ
ックされ、応答があれば処理はステップ(42)に進む
が、応答がなければ処理はステップ(51)に進み、この
ステップ(51)においてインタカムキー(253)がステ
ップ(32)以後に再度押されたかどうかチェックされ、
押されていなければ、処理はステップ(33)に戻る。従
って、ハンドセット(1)からの応答があるまで(か
つ、インタムキー(253)が再度押されるまで)、ステ
ップ(33),(41),(51)が繰り返えされるので、ハ
ンドセット(1)においてはベル音が鳴り続ける。
そして、ハンドセット(1)からの応答があると、処理
はステップ(42)に移り、このステップ(42)において
電話器(4)がリレー回路(232)を通じてハイブリッ
ト回路(231)に接続され、以後、ベースユニット
(2)は電話器(4)の送受話器を使用してハンドセッ
ト(1)との間でインタカム通話が可能となる。
さらに、CPU(241)の処理はステップ(42)に続いてス
テップ(61)に移り、インタカム通話が行われている間
は、ステップ(61),(71),(81)の処理が繰り返え
される。すなわち、ステップ(61)において電話器
(4)の送受話器がオンフックされたかどうかをチェッ
クされ、インタカム通信中にはオンフックされていない
ので、処理はステップ(71)に進み、このステップ(7
1)においてハンドセット(1)から信号Suが送信され
ているかどうかがチェックされ、インタカム通話中には
信号Suが送信されているので、処理はステップ(81)に
移り、このステップ(81)においてインタカムキー(25
3)がステップ(42)以後に再度押されたかどうかがチ
ェックされ、単なるインタカム通話中であれば押されな
いので、処理はステップ(61)に戻る。従って、インタ
カム通話中は、ステップ(61),(71),(81)の処理
が繰り返えされる。
そして、インタカム通話が終わったので、電話器(4)
の送受話器をオンフックすると、これがステップ(61)
により検出され、処理はステップ(62)に移り、このス
テップ(62)においてリレー回路(232)が制御されて
外線の保留が解除されると共に、ハイブリッド回路(23
1)がリレー回路(232)を通じて回線(3)に接続され
る。従って、ステップ(62)の時点からハンドセット
(1)と外線の電話との通話が可能となり、すなわち、
外線の電話との通話が、ベースユニット(2)からハン
ドセット(1)へと転送されたわけである。
そして、このとき、CPU(241)の処理はステップ(62)
に続いてステップ(63)に移り、このルーチン(30)を
終了する。
また、インタカム通話中には、ステップ(61),(7
1),(81)の処理が繰り返えされているが、このと
き、ハンドセット(1)においてスイッチ(152)をス
タンバイ接点Sあるいはオフ接点Oに切り換えると(こ
れは、ハンドセット(1)への転送をしない場合)、ベ
ースユニット(2)においては信号Suが受信されなくな
るので、これがステップ(71)により検出され、処理は
ステップ(72)に進み、このステップ(72)においてリ
レー回路(232)が制御されて外線の保留が解除される
と共に、電話器(4)がリレー回路(232)を通じて回
線(3)に接続される。従って、ステップ(72)の時点
からベースユニット(2)と外線の電話との通話が再び
可能となる。
そして、このとき、CPU(241)の処理はステップ(72)
に続いてステップ(73)に移り、このルーチン(30)を
終了する。
さらに、インタカム通話中に、インタカムキー(253)
を押すと、これがステップ(81)により検出されて処理
はステップ(82)に移り、このステップ(82)において
リレー回路(232)が制御されて外線の保留が解除され
ると共に、ハイブリッド回路(231)及び電話器(4)
がリレー回路(232)を通じて回線(3)に接続され
る。従って、ステップ(82)の時点からハンドセット
(1)とベースユニット(2)と外線との電話との3者
の間で通話が可能となる。
そして、このとき、CPU(241)の処理はステップ(82)
に続いてステップ(83)に移り、このルーチン(30)を
終了する。
また、ステップ(33),(41),(51)が繰り返えされ
ているときには、ハンドセット(1)においてベル音が
鳴り続けているが、ハンドセット(1)からの応答がな
いので、ハンドセット(1)の呼び出しを中止するとき
には、再びインタカムキー(253)を押す。すると、こ
れがステップ(51)により検出され、処理はステップ
(52)に進み、このステップ(52)においてリレー回路
(232)が制御されて外線の保留が解除されると共に、
電話器(4)がリレー回路(232)を通じて回線(3)
に接続される。従って、ステップ(52)の時点からベー
スユニット(2)と外線の電話との通話が再び可能とな
る。そして、ステップ(53)でこのルーチン(30)を終
了する。
一方、ハンドセット(1)において外線の電話と通話中
に、その通話をハンドセット(1)からベースユニット
(2)へと転送するため、やはり第5図に示すルーチン
(30)がROM(142)に追加され、これがマイコン(14
0)により実行される。ただし、この場合、ステップ(3
3)においてはブザー(266)が鳴らされ、ステップ(4
1)の応答のチェックは電話器(4)の送受話器のオフ
フックで行われる。また、ステップ(71)はスイッチ
(152)をトーク接点Tから他の接点S,Oに切り換えたか
どうかのチェック、ステップ(51),(81)はインタカ
ムキー(153)のチェックとされる。
従って、ハンドセット(1)においてもベースユニット
(2)における場合と全く同様に外線の電話との通話の
転送、再開及び3者間通話を行うことができる。
こうして、この発明によれば、ベースユニット(2)あ
るいはハンドセット(1)において外線の電話との通話
中、その通話をハンドセット(1)あるいはベースユニ
ット(2)へと転送することができ、あるいは再開した
り、3者間で通話したりできる。
しかもその場合、外線の電話をベースユニット(2)か
らハンドセット(1)へ転送する場合には第6図にも示
すように、単にインタカムキー(253)を押し、ハンド
セット(1)の応答があったら電話器(4)をオンフッ
クするだけでよく、また、ハンドセット(1)からベー
スユニット(2)へ転送する場合も同様であり、その転
送の操作がきわめて簡単である。従って、操作を間違え
て電話が切れたりすることもなく、簡単に、かつ、確実
に転送できる。
さらに、ハンドセット(1)とベースユニット(2)と
の間でどちらへでも自由に転送できるので、例えば外線
から電話がかかってきたとき、これをベースユニット
(2)で受け、次にその通話をハンドセット(1)に転
送したところベースユニット(2)との通話が必要にな
ったような場合でも、これを実現でき、あるいは、3者
間で通話することもできる。
なお、上述において、回路(161)〜(163),(261)
〜(263)の動作はソフトウエアによって実現すること
もできる。さらに、相手の電話をダイヤルパルスにより
送り出すこともできる。
発明の効果 コードレステレホンにおいて外線の電話との通話中、そ
の通話をハンドセット(1)及びベースユニット(2)
のどちらかでも他方へ転送できる。しかも、その転送は
1つのインタカムキーを操作するだけでよく、簡単であ
ると共に、確実に転送できる。また、3者間の通話及び
再開も簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図、第5図、第6図はこの発明を説明する
ための図、第3図,第4図はこの発明の一例の系統図で
ある。 (1)はハンドセット、(2)はベースユニット、(11
0),(210)は送信回路、(120),(220)は受信回
路、(140),(240)はマイコンである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドセットと、電話回線に接続されたベ
    ースユニットとを有し、上記ハンドセットと上記ベース
    ユニットとの間の交信は電波により行われるコードレス
    テレホンにおいて、 上記ハンドセットと上記ベースユニットのそれぞれに、
    通話回線の制御回路と、オンフック検出回路と、相手か
    らの通話信号検出回路と、切換キーとを設け、 上記ハンドセット及び上記ベースユニットのうちの一が
    外線の電話との通話中、上記一の切換キーを操作したと
    き、上記ベースユニットの制御回路による制御で上記外
    線が保留とされると共に、上記ハンドセット及び上記ベ
    ースユニットのうちの他へ上記一からインタカム呼び出
    し信号が送信されて上記他が呼び出され、 この呼び出し後、上記一の制御回路において上記他から
    のインタカム応答信号を検出したとき、上記一と上記他
    との間でインタカムとしての通話ができるインタカム通
    話回線を設定させ、 上記外線保留状態でのインタカム通話回線の設定中に、
    上記いずれかのオンフック検出回路で上記ハンドセット
    及び上記ベースユニットのいずれか一方がオンフックさ
    れたことを検出したとき、このオンフックされたハンド
    セット又はベースユニットの制御回路による制御で、イ
    ンタカム通話回線での他方への通話用信号の伝送を停止
    させ、上記他方は上記一方からの通話用信号がなくなっ
    たことを上記他方の通話信号検出回路で検出したとき、
    この検出出力を上記ベースユニットの制御回路に伝送
    し、上記ベースユニットの制御回路にこの検出出力が伝
    送されるとき、上記保留された外線を、通話用信号がな
    くなったことを検出した上記他方と接続させて外線通話
    ができるようにすると共に、 上記外線保留状態でのインタカム通話回線の設定中に、
    上記一の切換キーを操作することにより、上記ベースユ
    ニットの制御回路により上記外線の保留が解除されて、
    上記ハンドセットと上記ベースユニット及び上記外線の
    3者通話が出来るように制御するコードレステレホン。
JP59081438A 1984-04-23 1984-04-23 コードレステレホン Expired - Lifetime JPH0787608B2 (ja)

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US06/725,341 US4640987A (en) 1984-04-23 1985-04-19 Cordless telephone
CA000479690A CA1232385A (en) 1984-04-23 1985-04-22 Cordless telephone
GB08510220A GB2159373B (en) 1984-04-23 1985-04-22 A cordless telephone
FR858506155A FR2566214B1 (fr) 1984-04-23 1985-04-23 Appareil telephonique sans fil
IT47990/85A IT1181968B (it) 1984-04-23 1985-04-23 Telefono senza fili
DE3514651A DE3514651C2 (de) 1984-04-23 1985-04-23 Schnurloses Telefon

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JP2507436B2 (ja) * 1987-06-03 1996-06-12 日本電信電話株式会社 親子コ−ドレス電話装置
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