JP3013434B2 - コードレス電話機 - Google Patents
コードレス電話機Info
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例(第1図〜第6図) H 発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は、コードレス電話機、特に複数の子機を使
用できるようにしたコードレス電話機に関する。
用できるようにしたコードレス電話機に関する。
B 発明の概要 この発明は、複数の子機を使用できるようにしたコー
ドレス電話機において、着呼時、複数の子機に対して子
機を指定して順に着呼要求のコマンド信号を送信すると
ともに、指定された子機だけが着呼応答のコマンド信号
を返送することにより、短時間で子機と親機とが接続さ
れるようにしたものである。
ドレス電話機において、着呼時、複数の子機に対して子
機を指定して順に着呼要求のコマンド信号を送信すると
ともに、指定された子機だけが着呼応答のコマンド信号
を返送することにより、短時間で子機と親機とが接続さ
れるようにしたものである。
C 従来の技術 日本国内におけるコードレス電話機には、微弱タイプ
と小電力タイプとがあるが、どちらのタイプの親機も子
機もトランシーバの構成とされている。
と小電力タイプとがあるが、どちらのタイプの親機も子
機もトランシーバの構成とされている。
そして、小電力タイプのコードレス電話機を例にとる
と、その親機及び子機は、スタンバイ時には、制御チャ
ンネルで受信のみを行っている。
と、その親機及び子機は、スタンバイ時には、制御チャ
ンネルで受信のみを行っている。
そして、例えば、外線からの着呼があると、親機の送
信が許可され、親機から制御チャンネルを通じて子機に
着呼要求のコマンド信号(電文)が送信され、このコマ
ンド信号を子機が受信すると、子機の送信も許可され、
子機から親機に着呼応答のコマンド信号が返送される。
そして、以後、所定のプロトコルが実行されて親機と子
機との間に、通話チャンネルが開かれ、この通話チャン
ネルを通じて親機と子機とが接続される。
信が許可され、親機から制御チャンネルを通じて子機に
着呼要求のコマンド信号(電文)が送信され、このコマ
ンド信号を子機が受信すると、子機の送信も許可され、
子機から親機に着呼応答のコマンド信号が返送される。
そして、以後、所定のプロトコルが実行されて親機と子
機との間に、通話チャンネルが開かれ、この通話チャン
ネルを通じて親機と子機とが接続される。
ところが、このようなコードレス電話機において、2
台以上の子機を扱えるようにすると、次のような問題を
生じてしまう。
台以上の子機を扱えるようにすると、次のような問題を
生じてしまう。
すなわち、着呼時、親機が着呼要求のコマンド信号を
送信すると、複数の子機から一斉に着呼応答のコマンド
信号が返送されてくる。すると、これらのコマンド信号
は親機から見れば、混信になるので、親機はそれらのコ
マンド信号を正しく受信できなくなってしまい、どの子
機との間にも通話チャンネルを開くことができず、この
結果、着呼を受けることができなくなってしまう。
送信すると、複数の子機から一斉に着呼応答のコマンド
信号が返送されてくる。すると、これらのコマンド信号
は親機から見れば、混信になるので、親機はそれらのコ
マンド信号を正しく受信できなくなってしまい、どの子
機との間にも通話チャンネルを開くことができず、この
結果、着呼を受けることができなくなってしまう。
このような問題を回避するため、親機が複数の子機の
うちの任意の1台を代表に選定しておき、着呼時には、
その代表の子機に着呼要求のコマンド信号を送信するよ
うにしたシステムが考えられている。
うちの任意の1台を代表に選定しておき、着呼時には、
その代表の子機に着呼要求のコマンド信号を送信するよ
うにしたシステムが考えられている。
しかし、このシステムの場合には、その代表の子機が
サービスエリア外に移動しているとき、電池がダウンし
ているとき、故障しているときなどのように応答できな
いとき、親機が、これをなんらかの方法で判断し、別の
子機を改めて代表の子機に選定し、この新たな子機に改
めて着呼要求のコマンド信号を送信することになるの
で、通話チャンネルを開くまでに時間がかかってしま
う。
サービスエリア外に移動しているとき、電池がダウンし
ているとき、故障しているときなどのように応答できな
いとき、親機が、これをなんらかの方法で判断し、別の
子機を改めて代表の子機に選定し、この新たな子機に改
めて着呼要求のコマンド信号を送信することになるの
で、通話チャンネルを開くまでに時間がかかってしま
う。
D 発明が解決しようとする課題 上述のように、単に複数台の子機を用意すると、着呼
時、複数の子機が一斉に着呼に応答するので、混信を生
じ、親機はどの子機にも接続にされないことがある。
時、複数の子機が一斉に着呼に応答するので、混信を生
じ、親機はどの子機にも接続にされないことがある。
また、代表の子機を定め、その代表の子機にのみ着呼
要求のコマンド信号を送ると、その代表の子機が応答で
きないとき、代わりに他の子機が応答するまでに時間が
かかってしまう。
要求のコマンド信号を送ると、その代表の子機が応答で
きないとき、代わりに他の子機が応答するまでに時間が
かかってしまう。
この発明は、これらの問題点を一掃しようとするもの
である。
である。
E 課題を解決するための手段 このため、この発明においては、各部の参照符号を後
述の実施例に対応させると、 回線3に接続される親機2と、通話時にこの親機との
間が通話チャンネルを通じて接続される子機1とを有す
るコードレス電話機において、 着呼時、親機2は、複数の子機1A〜1Cに対して個々の
子機を順に指定して着呼要求のコマンド信号を連続して
送信するとともに、 この指定された子機は、親機2が次の子機を指定して
着呼要求のコマンド信号を送信している期間に、着呼応
答のコマンド信号を親機2に返送し、 親機2は、着呼要求のコマンド信号の送信とは時分割
式に、子機1A〜1Cからの着呼応答のコマンド信号を受信
モニタし、 この受信モニタにより着呼要求のコマンド信号を受信
できた子機に対して、接続の要求を行う ようにしたものである。
述の実施例に対応させると、 回線3に接続される親機2と、通話時にこの親機との
間が通話チャンネルを通じて接続される子機1とを有す
るコードレス電話機において、 着呼時、親機2は、複数の子機1A〜1Cに対して個々の
子機を順に指定して着呼要求のコマンド信号を連続して
送信するとともに、 この指定された子機は、親機2が次の子機を指定して
着呼要求のコマンド信号を送信している期間に、着呼応
答のコマンド信号を親機2に返送し、 親機2は、着呼要求のコマンド信号の送信とは時分割
式に、子機1A〜1Cからの着呼応答のコマンド信号を受信
モニタし、 この受信モニタにより着呼要求のコマンド信号を受信
できた子機に対して、接続の要求を行う ようにしたものである。
F 作用 子機が複数であっても、親機の指定した子機だけが着
呼応答のコマンド信号を返送するので、電波の衝突が防
止されるとともに、短時間で子機と親機との間に通話チ
ャンネルが開かれる。
呼応答のコマンド信号を返送するので、電波の衝突が防
止されるとともに、短時間で子機と親機との間に通話チ
ャンネルが開かれる。
G 実施例 第1図に示す例においては、3台のハンドセット(子
機)を使用できる場合で、1A〜1Cはその第1〜第3のハ
ンドセット、2はベースユニット(親機)、3は電話回
線(外線)を示す。この場合、これらハンドセット1A〜
1Cは同一の構成とされているので、これらを区別する必
要がないときには、ハンドセット1で代表する。
機)を使用できる場合で、1A〜1Cはその第1〜第3のハ
ンドセット、2はベースユニット(親機)、3は電話回
線(外線)を示す。この場合、これらハンドセット1A〜
1Cは同一の構成とされているので、これらを区別する必
要がないときには、ハンドセット1で代表する。
そして、ハンドセット1において、110はその送信回
路、120は受信回路であり、送信回路110は音声信号St及
びコマンド信号CMND(詳細は後述する)を上りチャンネ
ルのFM信号Suに変換して送信するものであり、受信回路
120は、下りチャンネルのFM信号Sdを受信して音声信号S
r及びコマンド信号CMNDを復調するものである。また、
受信回路120においては、例えば中間周波アンプで生じ
るリミッタノイズを検出することにより、下りチャンネ
ルのFM信号Sdの有無を示す検出信号SQLCも取り出され
る。
路、120は受信回路であり、送信回路110は音声信号St及
びコマンド信号CMND(詳細は後述する)を上りチャンネ
ルのFM信号Suに変換して送信するものであり、受信回路
120は、下りチャンネルのFM信号Sdを受信して音声信号S
r及びコマンド信号CMNDを復調するものである。また、
受信回路120においては、例えば中間周波アンプで生じ
るリミッタノイズを検出することにより、下りチャンネ
ルのFM信号Sdの有無を示す検出信号SQLCも取り出され
る。
さらに、ハンドセット1において、131はダイヤルキ
ー、132はトークキーで、このトークキー132はノンロッ
クタイプのプッシュスイッチとされ、このキー132を押
すたびにハンドセット1は、スタンバイモードとトーク
モードとの間で交互に切り換わる。そして、ハンドセッ
ト1は、スタンバイモードのときには、発呼を待機して
いるとともに、下りの制御チャンネルを受信モニタして
ベースユニット2からの着呼要求を待機し、トークモー
ドのときには、ベースユニット2との間で連続した受信
及び送信を行う。
ー、132はトークキーで、このトークキー132はノンロッ
クタイプのプッシュスイッチとされ、このキー132を押
すたびにハンドセット1は、スタンバイモードとトーク
モードとの間で交互に切り換わる。そして、ハンドセッ
ト1は、スタンバイモードのときには、発呼を待機して
いるとともに、下りの制御チャンネルを受信モニタして
ベースユニット2からの着呼要求を待機し、トークモー
ドのときには、ベースユニット2との間で連続した受信
及び送信を行う。
また、133〜137はノンロックタイプのプッシュスイッ
チにより構成された保留キーなどの補助キー、139はリ
ンガ用のスピーカ、140はシステムコントロール用のマ
イクロコンピュータである。
チにより構成された保留キーなどの補助キー、139はリ
ンガ用のスピーカ、140はシステムコントロール用のマ
イクロコンピュータである。
そして、マイコン140において、送信回路110により送
信されるコマンド信号CMNDが形成されるとともに、受信
回路120から取り出されたコマンド信号CMND及び検出信
号SQLCが判断される。さらに、マイコン140において
は、送信回路110及び受信回路120の送受信の許可・禁止
やチャンネルの指定などを行う制御信号TCTL、RCTLも形
成される。また、マイコン140には、例えば第5図に示
すルーチン500も設けられている。
信されるコマンド信号CMNDが形成されるとともに、受信
回路120から取り出されたコマンド信号CMND及び検出信
号SQLCが判断される。さらに、マイコン140において
は、送信回路110及び受信回路120の送受信の許可・禁止
やチャンネルの指定などを行う制御信号TCTL、RCTLも形
成される。また、マイコン140には、例えば第5図に示
すルーチン500も設けられている。
さらに、141はROM、142は例えば2ビットのディップ
スイッチで、ROM141には、このコードレス電話機を他の
コードレス電話機と識別するための25ビットのシステム
識別コードSYIDが記憶されている。また、ディップスイ
ッチ142からは、ハンドセット1A〜1Cを識別する識別コ
ードHSIDが出力される。
スイッチで、ROM141には、このコードレス電話機を他の
コードレス電話機と識別するための25ビットのシステム
識別コードSYIDが記憶されている。また、ディップスイ
ッチ142からは、ハンドセット1A〜1Cを識別する識別コ
ードHSIDが出力される。
一方、ベースユニット2は、ハンドセット1における
送信回路110及び受信回路120と同様の送信回路210及び
受信回路220を有し、スタンバイモードのときには、電
話回線3からの着呼を待機しているとともに、受信回路
220は、上りの制御チャンネルを受信モニタしてハンド
セット1からの発呼要求を待機し、トークモードのとき
には、ハンドセット1との間で連続した受信及び送信を
行う。
送信回路110及び受信回路120と同様の送信回路210及び
受信回路220を有し、スタンバイモードのときには、電
話回線3からの着呼を待機しているとともに、受信回路
220は、上りの制御チャンネルを受信モニタしてハンド
セット1からの発呼要求を待機し、トークモードのとき
には、ハンドセット1との間で連続した受信及び送信を
行う。
さらに、ベースユニット2において、240はシステム
コントロール用のマイクロコンピュータで、このマイコ
ン240は、ハンドセット1におけるマイコン140と同様の
処理を行うとともに、このコードレス電話機の全体の動
作も管理するものである。そして、マイコン240には、
例えば第6図に示すルーチン600も設けられている。
コントロール用のマイクロコンピュータで、このマイコ
ン240は、ハンドセット1におけるマイコン140と同様の
処理を行うとともに、このコードレス電話機の全体の動
作も管理するものである。そして、マイコン240には、
例えば第6図に示すルーチン600も設けられている。
また、241はROMで、これはROM141に対応するもので、
システム識別コードSYIDが書き込まれている。
システム識別コードSYIDが書き込まれている。
さらに、261は4線/2線変換回路、262は一般の電話機
のフックスイッチに対応するスイッチ回路、263は発呼
時のダイヤルトーン信号(DTMF信号)の形成回路、264
は着呼時のリングトーン信号の検出回路である。
のフックスイッチに対応するスイッチ回路、263は発呼
時のダイヤルトーン信号(DTMF信号)の形成回路、264
は着呼時のリングトーン信号の検出回路である。
第2図は、コマンド信号CMNDの信号フォーマットの一
例を示し、この信号CMNDは、先頭に24ビットのビット同
期信号BSYNを有し、続いて16ビットのフレーム同期信号
FSYNを有する。
例を示し、この信号CMNDは、先頭に24ビットのビット同
期信号BSYNを有し、続いて16ビットのフレーム同期信号
FSYNを有する。
さらに、コマンド信号CMNDは、信号FSYNに続いて25ビ
ットのシステム識別コードSYIDと、このコードSYIDのた
めの12ビットの誤り訂正コードECCと、3ビットのダミ
ービットDBITとを順に有するとともに、ダミービットDB
ITに続いて5バイトの制御コードCTRLを有する。
ットのシステム識別コードSYIDと、このコードSYIDのた
めの12ビットの誤り訂正コードECCと、3ビットのダミ
ービットDBITとを順に有するとともに、ダミービットDB
ITに続いて5バイトの制御コードCTRLを有する。
この場合、制御コードCTRLは、その第1バイトCTL1
が、ハンドセット1及びベースユニット2の制御内容を
示すコードとされ、第2バイト〜第5バイトCTL2〜CTL5
が、第1バイトCTL1に関連するパラメータないしデータ
などとされている。
が、ハンドセット1及びベースユニット2の制御内容を
示すコードとされ、第2バイト〜第5バイトCTL2〜CTL5
が、第1バイトCTL1に関連するパラメータないしデータ
などとされている。
例えば、ベースユニット2がハンドセット1に通話チ
ャンネルのチャンネル番号を通知するときであれば、 CTL1:通話チャンネルの通知であることを示すコー
ド CTL2:相手となるハンドセット1の識別コードHSID CTL3:通話チャンネルのチャンネル番号 CTL4、CTL5:ダミー とされる。
ャンネルのチャンネル番号を通知するときであれば、 CTL1:通話チャンネルの通知であることを示すコー
ド CTL2:相手となるハンドセット1の識別コードHSID CTL3:通話チャンネルのチャンネル番号 CTL4、CTL5:ダミー とされる。
そして、ハンドセット1あるいはベースユニット2
が、このコマンド信号CMNDを受信したときには、マイコ
ン140あるいは240において、その信号CMNDに含まれる識
別コードSYID(及びHSID)が自分のメモリ141あるいは2
41に記憶されている識別コードSYID(及びHSID)と一致
するかどうかがチェックされ、一致したときのみ、その
コマンド信号CMNDが有効とされ、一致しないときには無
視とされる。
が、このコマンド信号CMNDを受信したときには、マイコ
ン140あるいは240において、その信号CMNDに含まれる識
別コードSYID(及びHSID)が自分のメモリ141あるいは2
41に記憶されている識別コードSYID(及びHSID)と一致
するかどうかがチェックされ、一致したときのみ、その
コマンド信号CMNDが有効とされ、一致しないときには無
視とされる。
また、このコマンド信号CMNDの時間長τは、例えば80
m秒である。
m秒である。
[スタンバイ時] スタンバイ時には、ハンドセット1においては、マイ
コン140からの制御信号RCTLにより受信回路120の受信チ
ャンネルが制御チャンネルとされるとともに、信号SQLC
をチェックすることによりその制御チャンネルがモニタ
されている。
コン140からの制御信号RCTLにより受信回路120の受信チ
ャンネルが制御チャンネルとされるとともに、信号SQLC
をチェックすることによりその制御チャンネルがモニタ
されている。
そして、下りの制御チャンネルの信号Sdが受信される
と、そのコマンド信号CMNDに含まれる識別コードSYID、
HSIDがマイコン140においてチェックされ、該当しない
ときには、スタンバイモードが続けられる。
と、そのコマンド信号CMNDに含まれる識別コードSYID、
HSIDがマイコン140においてチェックされ、該当しない
ときには、スタンバイモードが続けられる。
また、ベースユニット2においても同様の動作により
スタンバイモードにある。
スタンバイモードにある。
[着呼時] 外線から着呼があると、例えば、第3図及び第4図に
示す接続シーケンスが、第5図及び第6図に示すルーチ
ン500、600により実行されて着呼が行われる。なお、第
4図において、垂直方向の実線は、ハンドセット1及び
ベースユニット2が使用するチャンネルを示し、Cは制
御チャンネル、Vは通話チャンネルである。また、第4
図において、500番台及び600番台の数字は、ルーチン50
0及び600におけるステップの番号を示す。さらに、第4
図は、すべてのハンドセット1A〜1Cが正常に着呼を受け
ることができる場合である。
示す接続シーケンスが、第5図及び第6図に示すルーチ
ン500、600により実行されて着呼が行われる。なお、第
4図において、垂直方向の実線は、ハンドセット1及び
ベースユニット2が使用するチャンネルを示し、Cは制
御チャンネル、Vは通話チャンネルである。また、第4
図において、500番台及び600番台の数字は、ルーチン50
0及び600におけるステップの番号を示す。さらに、第4
図は、すべてのハンドセット1A〜1Cが正常に着呼を受け
ることができる場合である。
そして、ハンドセット1及びベースユニット2がスタ
ンバイモードにあるとき、外線からの着呼があると、そ
のリングトーン信号が検出回路264により検出され、こ
の検出出力に基づいてマイコン240の処理がルーチン600
のステップ601からスタートし、次のステップ602におい
て、信号SQLCを見ることにより制御チャンネルが使用さ
れているかどうかがチェックされ、使用されているとき
には、このステップ602が繰り返されるが、使用されて
いないときには、処理はステップ602からステップ611に
進む。
ンバイモードにあるとき、外線からの着呼があると、そ
のリングトーン信号が検出回路264により検出され、こ
の検出出力に基づいてマイコン240の処理がルーチン600
のステップ601からスタートし、次のステップ602におい
て、信号SQLCを見ることにより制御チャンネルが使用さ
れているかどうかがチェックされ、使用されているとき
には、このステップ602が繰り返されるが、使用されて
いないときには、処理はステップ602からステップ611に
進む。
そして、このステップ611において、制御信号TCTLに
より送信回路210の送信が許可され、例えば第3図Aに
示すように、送信回路210は時点t1から下りの制御チャ
ンネルにおいてFM信号Sdの送信を開始する。そして、次
にステップ612において、ソフトウエアによる着呼タイ
マがスタートされる。
より送信回路210の送信が許可され、例えば第3図Aに
示すように、送信回路210は時点t1から下りの制御チャ
ンネルにおいてFM信号Sdの送信を開始する。そして、次
にステップ612において、ソフトウエアによる着呼タイ
マがスタートされる。
続いてステップ613において、時点t1から時点t2にか
けての期間2τ(例えばτ=80m秒)に、着呼要求のコ
マンド信号CMNDが形成されると同時に、この信号CMNDが
送信回路210に供給されて下りの制御チャンネルのFM信
号Sdに変換され、この信号Sdがアンテナ200からハンド
セット1へと送信される。
けての期間2τ(例えばτ=80m秒)に、着呼要求のコ
マンド信号CMNDが形成されると同時に、この信号CMNDが
送信回路210に供給されて下りの制御チャンネルのFM信
号Sdに変換され、この信号Sdがアンテナ200からハンド
セット1へと送信される。
この場合、期間t1〜t2に、コマンド信号CMNDは2回繰
り返し形成されて送信されるとともに、このコマンド信
号CMNDは第1のハンドセット1Aを指定した着呼要求の信
号とされる。
り返し形成されて送信されるとともに、このコマンド信
号CMNDは第1のハンドセット1Aを指定した着呼要求の信
号とされる。
そして、この送信が終了すると、処理はステップ613
からステップ614に進み、このステップ614において、時
点t2から時点t3にかけての期間2τに、着呼要求のコマ
ンド信号CMNDが形成されると同時に、下りの制御チャン
ネルのFM信号Sdに変換されてハンドセット1へと送信さ
れる。
からステップ614に進み、このステップ614において、時
点t2から時点t3にかけての期間2τに、着呼要求のコマ
ンド信号CMNDが形成されると同時に、下りの制御チャン
ネルのFM信号Sdに変換されてハンドセット1へと送信さ
れる。
この場合、期間t2〜t3に、コマンド信号CMNDは2回繰
り返し形成されて送信されるとともに、このコマンド信
号CMNDは第2のハンドセット1Bを指定した着呼要求の信
号とされる。
り返し形成されて送信されるとともに、このコマンド信
号CMNDは第2のハンドセット1Bを指定した着呼要求の信
号とされる。
そして、この送信が終了すると、処理はステップ615
に進み、このステップ615において、時点t3から時点t4
にかけての期間2τに、着呼要求のコマンド信号CMNDが
形成されると同時に、下りの制御チャンネルのFM信号Sd
に変換されてハンドセット1へと送信される。
に進み、このステップ615において、時点t3から時点t4
にかけての期間2τに、着呼要求のコマンド信号CMNDが
形成されると同時に、下りの制御チャンネルのFM信号Sd
に変換されてハンドセット1へと送信される。
この場合、期間t3〜時点t4に、コマンド信号CMNDは2
回繰り返し形成されて送信されるとともに、このコマン
ド信号CMNDは第3のハンドセット1Cを指定した着呼要求
の信号とされる。
回繰り返し形成されて送信されるとともに、このコマン
ド信号CMNDは第3のハンドセット1Cを指定した着呼要求
の信号とされる。
そして、ステップ615の送信が終了すると、処理はス
テップ616に進み、このステップ616において、ハンドセ
ット1A〜1Cからの着呼応答のコマンド信号CMNDを受信し
かどうかがチェックされ(この着呼応答のコマンド信号
CMNDについては、後述する)、受信していないときに
は、処理はステップ616からステップ617に進み、このス
テップ617において、すべてのハンドセット1A〜1Cから
着呼応答のコマンド信号CMNDを受信したかどうかがチェ
ックされ、受信されていないときには、処理はステップ
617からステップ618に進む。そして、このステップ618
において、着呼タイマが制限時間、例えば3.5秒を経過
したかどうかがチェックされ、経過していないときに
は、処理はステップ618からステップ613に戻り、経過し
ているときには、処理はステップ618からステップ621に
進む。
テップ616に進み、このステップ616において、ハンドセ
ット1A〜1Cからの着呼応答のコマンド信号CMNDを受信し
かどうかがチェックされ(この着呼応答のコマンド信号
CMNDについては、後述する)、受信していないときに
は、処理はステップ616からステップ617に進み、このス
テップ617において、すべてのハンドセット1A〜1Cから
着呼応答のコマンド信号CMNDを受信したかどうかがチェ
ックされ、受信されていないときには、処理はステップ
617からステップ618に進む。そして、このステップ618
において、着呼タイマが制限時間、例えば3.5秒を経過
したかどうかがチェックされ、経過していないときに
は、処理はステップ618からステップ613に戻り、経過し
ているときには、処理はステップ618からステップ621に
進む。
したがって、着呼があると、すべてのハンドセット1A
〜1Cから着呼応答のコマンド信号CMNDを受信するまで、
あるいは着呼から3.5秒が経過するまで、ステップ613〜
618が繰り返されてハンドセット1A〜1Cに着呼要求のコ
マンド信号CMNDが繰り返し送信される。
〜1Cから着呼応答のコマンド信号CMNDを受信するまで、
あるいは着呼から3.5秒が経過するまで、ステップ613〜
618が繰り返されてハンドセット1A〜1Cに着呼要求のコ
マンド信号CMNDが繰り返し送信される。
そして、ベースユニット2が以上のような着呼処理を
始めると、ハンドセット1においては、時点t1から下り
の制御チャンネルにおいて、FM信号Sdを受信できるよう
になる。
始めると、ハンドセット1においては、時点t1から下り
の制御チャンネルにおいて、FM信号Sdを受信できるよう
になる。
すなわち、ハンドセット1においては、アンテナ100
によりベースユニット2からのFM信号Sdが受信される
と、これが信号SQLCによりマイコン140に通知される。
によりベースユニット2からのFM信号Sdが受信される
と、これが信号SQLCによりマイコン140に通知される。
すると、マイコン140の処理が、ルーチン500のステッ
プ501からスタートし、次のステップ502において、受信
回路120から出力されるコマンド信号CMNDの識別コードS
YIDが自分のものと一致するかどうかがチェックされ、
一致するときには、処理はステップ502からステップ503
に進み、このステップ503において、コマンド信号CMND
が着呼要求の電文であるかどうかがチェックされる。そ
して、そのコマンド信号CMNDが着呼要求の電文のときに
は、処理はステップ503からステップ504に進み、このス
テップ504において、コマンド信号CMNDの制御コードCTR
Lの示すハンドセット識別コードHSIDが自分のものと一
致するかどうかがチェックされ、一致するときには、処
理はステップ504からステップ511に進む。
プ501からスタートし、次のステップ502において、受信
回路120から出力されるコマンド信号CMNDの識別コードS
YIDが自分のものと一致するかどうかがチェックされ、
一致するときには、処理はステップ502からステップ503
に進み、このステップ503において、コマンド信号CMND
が着呼要求の電文であるかどうかがチェックされる。そ
して、そのコマンド信号CMNDが着呼要求の電文のときに
は、処理はステップ503からステップ504に進み、このス
テップ504において、コマンド信号CMNDの制御コードCTR
Lの示すハンドセット識別コードHSIDが自分のものと一
致するかどうかがチェックされ、一致するときには、処
理はステップ504からステップ511に進む。
したがって、ハンドセット1においては、下りの制御
チャンネルにおいて、自分に対する着呼要求のコマンド
信号CMNDが受信されると、処理がステップ511に進む。
チャンネルにおいて、自分に対する着呼要求のコマンド
信号CMNDが受信されると、処理がステップ511に進む。
なお、ステップ502あるいは504において識別コードSY
IDあるいはHSIDが一致しないときには、処理はステップ
502あるいは504からステップ509に進んでこのルーチン5
00を終了する。また、ステップ503において、受信した
コマンド信号CMNDが着呼要求以外の処理を示していると
きには、処理はステップ503からステップ508に進み、こ
のステップ508において対応した処理が実行される。
IDあるいはHSIDが一致しないときには、処理はステップ
502あるいは504からステップ509に進んでこのルーチン5
00を終了する。また、ステップ503において、受信した
コマンド信号CMNDが着呼要求以外の処理を示していると
きには、処理はステップ503からステップ508に進み、こ
のステップ508において対応した処理が実行される。
そして、マイコン140の処理がステップ511に進むと、
送信回路110は制御信号TCTLにより上りの制御チャンネ
ルにおいてFM信号Suの送信が許可される。
送信回路110は制御信号TCTLにより上りの制御チャンネ
ルにおいてFM信号Suの送信が許可される。
すなわち、ハンドセット1Aにおいては、第3図Bに示
すように、時点t2からFM信号Suの送信が許可され、ハン
ドセット1Bにおいては、第3図Cに示すように、時点t3
からFM信号Suの送信が許可され、ハンドセット1Cにおい
ては、時点t4からFM信号Suの送信が許可される。すなわ
ち、ハンドセット1A〜1Cには、着呼要求のコマンド信号
CMNDが、2τの期間に2回送信されてくるが、その後半
のコマンド信号CMNDでトリガされてその終了時点にFM信
号Suの送信がそれぞれ許可される。
すように、時点t2からFM信号Suの送信が許可され、ハン
ドセット1Bにおいては、第3図Cに示すように、時点t3
からFM信号Suの送信が許可され、ハンドセット1Cにおい
ては、時点t4からFM信号Suの送信が許可される。すなわ
ち、ハンドセット1A〜1Cには、着呼要求のコマンド信号
CMNDが、2τの期間に2回送信されてくるが、その後半
のコマンド信号CMNDでトリガされてその終了時点にFM信
号Suの送信がそれぞれ許可される。
そして、送信が許可されると、処理はステップ512に
進み、このステップ512において、例えば40〜60m秒の時
間待ちが行われ、次にステップ513において、着呼応答
のコマンド信号CMNDが形成されるとともに、この信号CM
NDが送信回路120に供給されて上りの制御チャンネルのF
M信号Suに変換され、アンテナ100からベースユニット2
へと送信される。
進み、このステップ512において、例えば40〜60m秒の時
間待ちが行われ、次にステップ513において、着呼応答
のコマンド信号CMNDが形成されるとともに、この信号CM
NDが送信回路120に供給されて上りの制御チャンネルのF
M信号Suに変換され、アンテナ100からベースユニット2
へと送信される。
続いてステップ514において、例えば40m秒の時間待ち
が行われたのち、ステップ515において、FM信号Suの送
信が禁止される。
が行われたのち、ステップ515において、FM信号Suの送
信が禁止される。
したがって、ハンドセット1A〜1Cからは、第3図B〜
Dに示すようなタイミングで着呼応答のコマンド信号CM
NDのFM信号Suが送信されることになる。そして、このと
き、FM信号Suのほぼ中央はコマンド信号CMNDで変調され
ているが、その前後はステップ512、514による送信期間
であり、無変調である。
Dに示すようなタイミングで着呼応答のコマンド信号CM
NDのFM信号Suが送信されることになる。そして、このと
き、FM信号Suのほぼ中央はコマンド信号CMNDで変調され
ているが、その前後はステップ512、514による送信期間
であり、無変調である。
そして、次にステップ516において、後述する接続実
行のコマンド信号CMNDが受信されたかどうかがチェック
され、受信されないときには、処理はステップ502に戻
る。
行のコマンド信号CMNDが受信されたかどうかがチェック
され、受信されないときには、処理はステップ502に戻
る。
したがって、外線からの着呼があると、ベースユニッ
ト2は、ステップ613〜618により、第3図Aに示すよう
に、各ハンドセット1A〜1Cに対して着呼要求のコマンド
信号CMNDを繰り返し送信し、ハンドセット1A〜1Cは、ス
テップ501〜517により、第3図B〜Dに示すように、自
分に対する着呼要求のコマンド信号CMNDごとに着呼応答
のコマンド信号CMNDを返送することになる。
ト2は、ステップ613〜618により、第3図Aに示すよう
に、各ハンドセット1A〜1Cに対して着呼要求のコマンド
信号CMNDを繰り返し送信し、ハンドセット1A〜1Cは、ス
テップ501〜517により、第3図B〜Dに示すように、自
分に対する着呼要求のコマンド信号CMNDごとに着呼応答
のコマンド信号CMNDを返送することになる。
そして、このような状態にあるとき、ベースユニット
2は、ステップ613〜615において、時分割式に着呼応答
のコマンド信号CMNDを受信モニタしている。
2は、ステップ613〜615において、時分割式に着呼応答
のコマンド信号CMNDを受信モニタしている。
すなわち、第3図にも示すように、ハンドセット1Bへ
着呼要求のコマンド信号CMNDを送信している期間(例え
ば期間t2〜t3)には、ハンドセット1Aが着呼応答のコマ
ンド信号CMNDを返送するので、このコマンド信号CMNDが
ステップ614において受信モニタされ、ハンドセット1C
へ着呼要求のコマンド信号CMNDを送信している期間(例
えば期間t3〜t4)には、ハンドセット1Bが着呼応答のコ
マンド信号CMNDを返送するので、このコマンド信号CMND
がステップ615において受信モニタされ、ハンドセット1
Aへ着呼要求のコマンド信号CMNDを送信している期間
(例えば期間t4〜t5)には、ハンドセット1Cが着呼応答
のコマンド信号CMNDを返送するので、このコマンド信号
CMNDがステップ613において受信モニタされる。
着呼要求のコマンド信号CMNDを送信している期間(例え
ば期間t2〜t3)には、ハンドセット1Aが着呼応答のコマ
ンド信号CMNDを返送するので、このコマンド信号CMNDが
ステップ614において受信モニタされ、ハンドセット1C
へ着呼要求のコマンド信号CMNDを送信している期間(例
えば期間t3〜t4)には、ハンドセット1Bが着呼応答のコ
マンド信号CMNDを返送するので、このコマンド信号CMND
がステップ615において受信モニタされ、ハンドセット1
Aへ着呼要求のコマンド信号CMNDを送信している期間
(例えば期間t4〜t5)には、ハンドセット1Cが着呼応答
のコマンド信号CMNDを返送するので、このコマンド信号
CMNDがステップ613において受信モニタされる。
そして、これらステップ613〜615における着呼応答の
コマンド信号CMNDの受信モニタの結果が、上述のように
ステップ616においてチェックされ、ハンドセット1A〜1
Cからの着呼応答のコマンド信号CMNDを受信していない
ときには、処理はステップ616からステップ617に進み、
受信したときには、処理はステップ616からステップ619
に進み、このステップ619において、その受信した順に
ハンドセット1A〜1Cの識別コードHSIDがマイコン240のR
AM(図示せず)に登録され、その後、処理はステップ61
7に進む。
コマンド信号CMNDの受信モニタの結果が、上述のように
ステップ616においてチェックされ、ハンドセット1A〜1
Cからの着呼応答のコマンド信号CMNDを受信していない
ときには、処理はステップ616からステップ617に進み、
受信したときには、処理はステップ616からステップ619
に進み、このステップ619において、その受信した順に
ハンドセット1A〜1Cの識別コードHSIDがマイコン240のR
AM(図示せず)に登録され、その後、処理はステップ61
7に進む。
また、ステップ617においては、上述のように、ステ
ップ613〜615において、すべてのハンドセット1A〜1Cか
ら着呼応答のコマンド信号CMNDを受信したかどうかがチ
ェックされ、受信されていないときには、処理はステッ
プ617からステップ618に進み、受信されているときに
は、処理はステップ617からステップ621に進む。
ップ613〜615において、すべてのハンドセット1A〜1Cか
ら着呼応答のコマンド信号CMNDを受信したかどうかがチ
ェックされ、受信されていないときには、処理はステッ
プ617からステップ618に進み、受信されているときに
は、処理はステップ617からステップ621に進む。
したがって、外線からの着呼があると、ベースユニッ
ト2は、ステップ613〜618により、第3図Aに示すよう
に、各ハンドセット1A〜1Cに対して着呼要求のコマンド
信号CMNDを繰り返し送信し、ハンドセット1A〜1Cは、ス
テップ501〜517により、第3図B〜Dに示すように、自
分に対する着呼要求のコマンド信号CMNDごとに着呼応答
のコマンド信号CMNDを返送する。また、このとき、ベー
スユニット2は、ハンドセット1A〜1Cからの着呼応答の
コマンド信号CMNDをチェックしている。
ト2は、ステップ613〜618により、第3図Aに示すよう
に、各ハンドセット1A〜1Cに対して着呼要求のコマンド
信号CMNDを繰り返し送信し、ハンドセット1A〜1Cは、ス
テップ501〜517により、第3図B〜Dに示すように、自
分に対する着呼要求のコマンド信号CMNDごとに着呼応答
のコマンド信号CMNDを返送する。また、このとき、ベー
スユニット2は、ハンドセット1A〜1Cからの着呼応答の
コマンド信号CMNDをチェックしている。
そして、すべてのハンドセット1A〜1Cから着呼応答の
コマンド信号CMNDが返送されてくるか(ステップ61
7)、着呼後3.5秒が経過すると(ステップ618)、処理
はステップ621に移る。
コマンド信号CMNDが返送されてくるか(ステップ61
7)、着呼後3.5秒が経過すると(ステップ618)、処理
はステップ621に移る。
そして、ステップ621において、ソフトウエアによる
接続タイマがスタートされ、次にステップ622におい
て、接続実行のコマンド信号CMNDが下りの制御チャンネ
ルを通じて送信される。この場合、このコマンド信号CM
NDは、ステップ619でマイコン240のRAMに登録されたハ
ンドセット1A〜1Cの識別コードHSIDのうち、最初の識別
コードHSIDを、制御コードCTRLとして有するとともに、
通話チャンネルを指定するデータも有する。
接続タイマがスタートされ、次にステップ622におい
て、接続実行のコマンド信号CMNDが下りの制御チャンネ
ルを通じて送信される。この場合、このコマンド信号CM
NDは、ステップ619でマイコン240のRAMに登録されたハ
ンドセット1A〜1Cの識別コードHSIDのうち、最初の識別
コードHSIDを、制御コードCTRLとして有するとともに、
通話チャンネルを指定するデータも有する。
したがって、このコマンド信号CMNDは、ステップ619
でマイコン240のRAMに登録されたハンドセット1A〜1Cの
識別コードHSIDのうち、最初の識別コードHSIDのハンド
セットに対して発行されたことになる。第4図において
は、ハンドセット1Aに対して発行された場合である。
でマイコン240のRAMに登録されたハンドセット1A〜1Cの
識別コードHSIDのうち、最初の識別コードHSIDのハンド
セットに対して発行されたことになる。第4図において
は、ハンドセット1Aに対して発行された場合である。
そして、ステップ623において、接続タイマが例えば
0.5秒を経過したかどうかがチェックされ、経過してい
ないときには、処理はステップ623からステップ622に戻
る。したがって、ステップ621〜623により0.5秒間にわ
たって最初の識別コードHSIDのハンドセットに対して接
続要求のコマンド信号CMNDが繰り返し発行されることに
なる。
0.5秒を経過したかどうかがチェックされ、経過してい
ないときには、処理はステップ623からステップ622に戻
る。したがって、ステップ621〜623により0.5秒間にわ
たって最初の識別コードHSIDのハンドセットに対して接
続要求のコマンド信号CMNDが繰り返し発行されることに
なる。
一方、ハンドセット1においては、ステップ622によ
り接続実行のコマンド信号CMNDが送信されてくると、こ
れがステップ516において検出され、処理はステップ516
からステップ521に進む。
り接続実行のコマンド信号CMNDが送信されてくると、こ
れがステップ516において検出され、処理はステップ516
からステップ521に進む。
そして、このステップ521において、ステップ622のコ
マンド信号CMNDの有するハンドセットの識別コードHSID
が自分のものと一致するかどうかがチェックされ、一致
するときには(第4図の場合は、ハンドセット1Aにおい
て一致する)、処理はステップ521からステップ522に進
み、このステップ522において、送信回路110及び受信回
路120が信号TCTL、RCTLによりステップ622で指示してき
た通話チャンネルに切り換えられ、次にステップ523に
おいて、チャンネル切り換え完了を示すコマンド信号CM
NDが形成され、このコマンド信号信号CMNDが、ステップ
522で切り換えた上りの通話チャンネルを通じてベース
ユニット2へと送信され、その後、処理はステップ531
に進む。
マンド信号CMNDの有するハンドセットの識別コードHSID
が自分のものと一致するかどうかがチェックされ、一致
するときには(第4図の場合は、ハンドセット1Aにおい
て一致する)、処理はステップ521からステップ522に進
み、このステップ522において、送信回路110及び受信回
路120が信号TCTL、RCTLによりステップ622で指示してき
た通話チャンネルに切り換えられ、次にステップ523に
おいて、チャンネル切り換え完了を示すコマンド信号CM
NDが形成され、このコマンド信号信号CMNDが、ステップ
522で切り換えた上りの通話チャンネルを通じてベース
ユニット2へと送信され、その後、処理はステップ531
に進む。
また、ステップ521において、ステップ622のコマンド
信号CMNDの有するハンドセットの識別コードHSIDが自分
のものと一致するしないときには(第4図の場合は、ハ
ンドセット1B、1Cにおいて一致しない)、処理はステッ
プ521からステップ524に進み、このステップ524におい
て、送信回路110及び受信回路120は、ステップ522と同
様にしてステップ622で指示してきた通話チャンネルに
切り換えられ、その後、処理はステップ531に進む。
信号CMNDの有するハンドセットの識別コードHSIDが自分
のものと一致するしないときには(第4図の場合は、ハ
ンドセット1B、1Cにおいて一致しない)、処理はステッ
プ521からステップ524に進み、このステップ524におい
て、送信回路110及び受信回路120は、ステップ522と同
様にしてステップ622で指示してきた通話チャンネルに
切り換えられ、その後、処理はステップ531に進む。
また、ベースユニット2においては、ステップ621〜6
23により0.5秒間にわたって最初の識別コードHSIDのハ
ンドセットに対して接続要求のコマンド信号CMNDが繰り
返し発行すると、その後、処理はステップ623からステ
ップ631に進み、このステップ623において、送信回路21
0及び受信回路220は、信号TCTL、RCTLによりステップ62
2でハンドセット1に指示した通話チャンネルに切り換
えられる。なお、この切り換えのタイミングは、第4図
にも示すように、ハンドセット1における通話チャンネ
ルへの切り換えと一致する。
23により0.5秒間にわたって最初の識別コードHSIDのハ
ンドセットに対して接続要求のコマンド信号CMNDが繰り
返し発行すると、その後、処理はステップ623からステ
ップ631に進み、このステップ623において、送信回路21
0及び受信回路220は、信号TCTL、RCTLによりステップ62
2でハンドセット1に指示した通話チャンネルに切り換
えられる。なお、この切り換えのタイミングは、第4図
にも示すように、ハンドセット1における通話チャンネ
ルへの切り換えと一致する。
そして、処理はステップ631に続いてステップ632に進
み、このステップ632において、ハンドセット(第4図
の場合はハンドセット1A)がステップ523において送信
したチャンネル接続完了のコマンド信号CMNDが受信さ
れ、この受信が行われると、次にステップ633におい
て、リンガのコマンド信号CMNDが、ステップ631で切り
換えられた下りの通話チャンネルを通じてハンドセット
1へと送信される。
み、このステップ632において、ハンドセット(第4図
の場合はハンドセット1A)がステップ523において送信
したチャンネル接続完了のコマンド信号CMNDが受信さ
れ、この受信が行われると、次にステップ633におい
て、リンガのコマンド信号CMNDが、ステップ631で切り
換えられた下りの通話チャンネルを通じてハンドセット
1へと送信される。
すると、ハンドセット1においては、このコマンド信
号CMNDがステップ531において受信され、このコマンド
信号CMNDに基づいてマイコン140により発振回路138が制
御されてリンガ信号が形成され、この信号がスピーカ13
9に供給される。したがって、すべての有効なハンドセ
ット1において、スピーカ139から着呼を告げるベル音
が鳴らされる。
号CMNDがステップ531において受信され、このコマンド
信号CMNDに基づいてマイコン140により発振回路138が制
御されてリンガ信号が形成され、この信号がスピーカ13
9に供給される。したがって、すべての有効なハンドセ
ット1において、スピーカ139から着呼を告げるベル音
が鳴らされる。
そして、以後、有効なハンドセット1のいずれかにお
いて、トークキー132が押されると、これがベースユニ
ット2へコマンド信号CMNDにより通知され、そのハンド
セットとベースユニット2との間の通話チャンネルが確
定されるとともに、発振回路138が制御されてリンガが
オフとされる。また、残るハンドセットはスタンバイモ
ードに復帰される。
いて、トークキー132が押されると、これがベースユニ
ット2へコマンド信号CMNDにより通知され、そのハンド
セットとベースユニット2との間の通話チャンネルが確
定されるとともに、発振回路138が制御されてリンガが
オフとされる。また、残るハンドセットはスタンバイモ
ードに復帰される。
したがって、回線3が、ベースユニット2及び通話チ
ャンネルを通じてハンドセット1のうちの応答したもの
に接続されたことになる。
ャンネルを通じてハンドセット1のうちの応答したもの
に接続されたことになる。
[通話] 回線3が、ベースユニット2及び通話チャンネルを通
じてハンドセット1に接続されているとき、相手からの
音声信号Srが、回線3→スイッチ回路262→変換回路261
の信号ラインを通じて送信回路210に供給される。した
がって、信号Srは、下りの通話チャンネルのFM信号Sdに
変換され、この信号Sdがアンテナ200から送信される。
じてハンドセット1に接続されているとき、相手からの
音声信号Srが、回線3→スイッチ回路262→変換回路261
の信号ラインを通じて送信回路210に供給される。した
がって、信号Srは、下りの通話チャンネルのFM信号Sdに
変換され、この信号Sdがアンテナ200から送信される。
そして、この信号Sdは、接続されているハンドセット
1により受信されて受信回路120から音声信号Srが取り
出され、この信号Srが受話器121に供給される。
1により受信されて受信回路120から音声信号Srが取り
出され、この信号Srが受話器121に供給される。
また、送話器111からの音声信号Stが送信回路110に供
給されて上りの通話チャンネルのFM信号Suに変換され、
この信号Suがアンテナ100からベースユニット2へと送
信される。
給されて上りの通話チャンネルのFM信号Suに変換され、
この信号Suがアンテナ100からベースユニット2へと送
信される。
そして、その信号Suがベースユニット2により受信さ
れて受信回路220から信号Stが取り出され、この信号St
が、変換回路261及びスイッチ回路262を通じて回線3に
供給され、相手の電話へと送り出される。
れて受信回路220から信号Stが取り出され、この信号St
が、変換回路261及びスイッチ回路262を通じて回線3に
供給され、相手の電話へと送り出される。
したがって、ハンドセット1を使用して相手と通話を
できる。
できる。
[終話時] 通話が終了したとき、ハンドセット1のトークキーを
押すと、制御コードCTRLが終話を示すコマンド信号CMND
が形成され、この信号CMNDがベースユニット2へと送信
されるとともに、送信回路120の送信が禁止されるなど
の終話処理が行われ、ハンドセット1はスタンバイモー
ドに入る。
押すと、制御コードCTRLが終話を示すコマンド信号CMND
が形成され、この信号CMNDがベースユニット2へと送信
されるとともに、送信回路120の送信が禁止されるなど
の終話処理が行われ、ハンドセット1はスタンバイモー
ドに入る。
また、ベースユニット2においても、ハンドセット1
から終話のコマンド信号CMNDが送られてくると、送信回
路210の送信が禁止されるとともに、スイッチ回路262が
オンフック状態とされるなどの終話処理が行われ、その
後、スタンバイモードに入る。
から終話のコマンド信号CMNDが送られてくると、送信回
路210の送信が禁止されるとともに、スイッチ回路262が
オンフック状態とされるなどの終話処理が行われ、その
後、スタンバイモードに入る。
[発呼時] スタンバイモードにあるとき、ハンドセット1のトー
クキー132を押すと、これにより送信回路110の送信が許
可されるとともに、制御コードCTRLが発呼要求及び識別
コードHSIDを示すコマンド信号CMNDが形成され、この信
号CMNDが送信回路110に供給されて上りの制御チャンネ
ルのFM信号Suに変換され、この信号Suがベースユニット
2へと送信される。
クキー132を押すと、これにより送信回路110の送信が許
可されるとともに、制御コードCTRLが発呼要求及び識別
コードHSIDを示すコマンド信号CMNDが形成され、この信
号CMNDが送信回路110に供給されて上りの制御チャンネ
ルのFM信号Suに変換され、この信号Suがベースユニット
2へと送信される。
そして、ベースユニット2においては、このコマンド
信号CMNDが受信されると、このコマンド信号CMNDに含ま
れる識別コードSYIDが、ROM241の識別コードSYIDに一致
するかどうかがチェックされる。
信号CMNDが受信されると、このコマンド信号CMNDに含ま
れる識別コードSYIDが、ROM241の識別コードSYIDに一致
するかどうかがチェックされる。
そして、今の場合、一致するとともに、信号CMNDに含
まれる制御コードCTRLが発呼要求を示しているので、以
後、発呼を要求したハンドセットとベースユニット2と
の間で所定のプロトコルが実行され、これによりそのハ
ンドセットとベースユニット2との間に通話チャンネル
が開かれるとともに、スイッチ回路262がオフフック状
態とされる。
まれる制御コードCTRLが発呼要求を示しているので、以
後、発呼を要求したハンドセットとベースユニット2と
の間で所定のプロトコルが実行され、これによりそのハ
ンドセットとベースユニット2との間に通話チャンネル
が開かれるとともに、スイッチ回路262がオフフック状
態とされる。
そこで、ダイヤルキー131から相手の電話番号を入力
すると、これがコマンド信号CMNDによりベースユニット
2へと送られ、ベースユニット2においては、この送ら
れきたコマンド信号CMNDに基づいて形成回路263が制御
されて相手の電話番号のダイヤルトーン信号が形成さ
れ、このダイヤルトーン信号が変換回路261及びスイッ
チ回路262を通じて回線3に供給される。
すると、これがコマンド信号CMNDによりベースユニット
2へと送られ、ベースユニット2においては、この送ら
れきたコマンド信号CMNDに基づいて形成回路263が制御
されて相手の電話番号のダイヤルトーン信号が形成さ
れ、このダイヤルトーン信号が変換回路261及びスイッ
チ回路262を通じて回線3に供給される。
したがって、以後、相手が電話に出れば、上述のよう
に通話を行うことができる。
に通話を行うことができる。
こうして、このコードレス電話機によれば、発呼、着
呼、通話などを行うことができる。
呼、通話などを行うことができる。
そして、この場合、特にこの発明によれば、着呼時、
複数のハンドセット1A〜1Cに対してハンドセットを指定
して順に着呼要求のコマンド信号CMNDを送信するととも
に、指定されたハンドセットだけが着呼応答のコマンド
信号CMNDを返送しているので、複数のハンドセット1A〜
1Cが同時に着呼応答のコマンド信号CMNDを返送すること
による電波の衝突を避けることができるとともに、短時
間で、すなわち、ステップ612〜618、621〜623により例
えば4秒以内に、ハンドセットとベースユニット2との
間に通話チャンネルを開くことができる。
複数のハンドセット1A〜1Cに対してハンドセットを指定
して順に着呼要求のコマンド信号CMNDを送信するととも
に、指定されたハンドセットだけが着呼応答のコマンド
信号CMNDを返送しているので、複数のハンドセット1A〜
1Cが同時に着呼応答のコマンド信号CMNDを返送すること
による電波の衝突を避けることができるとともに、短時
間で、すなわち、ステップ612〜618、621〜623により例
えば4秒以内に、ハンドセットとベースユニット2との
間に通話チャンネルを開くことができる。
また、第3図にも示すように、着呼応答のコマンド信
号CMNDのFM信号Suの前後には、無変調の信号区間が設け
られ、着呼時、複数のハンドセット1A〜1Cが順に、か
つ、隙間なく制御チャンネルのFM信号Suを送信するの
で、その制御チャンネルに他のコードレス電話機の電波
が割り込むことを防止でき、確実に着呼処理を行うこと
ができる。
号CMNDのFM信号Suの前後には、無変調の信号区間が設け
られ、着呼時、複数のハンドセット1A〜1Cが順に、か
つ、隙間なく制御チャンネルのFM信号Suを送信するの
で、その制御チャンネルに他のコードレス電話機の電波
が割り込むことを防止でき、確実に着呼処理を行うこと
ができる。
なお、上述においては、コードレス電話機が小電力タ
イプの場合であるが、微弱タイプあるいはアメリカなど
におけるコードレス電話機のように、制御チャンネルを
使用しない場合にも、任意のチャンネルを制御チャンネ
ルとみなして同様に着呼処理を行うことができる。
イプの場合であるが、微弱タイプあるいはアメリカなど
におけるコードレス電話機のように、制御チャンネルを
使用しない場合にも、任意のチャンネルを制御チャンネ
ルとみなして同様に着呼処理を行うことができる。
H 発明の効果 この発明によれば、着呼時、複数のハンドセット1A〜
1Cに対してハンドセットを指定して順に着呼要求のコマ
ンド信号CMNDを送信するとともに、指定されたハンドセ
ットだけが着呼応答のコマンド信号CMNDを返送している
ので、複数のハンドセット1A〜1Cが同時に着呼応答のコ
マンド信号CMNDを返送することによる電波の衝突を避け
ることができるとともに、短時間でハンドセットとベー
スユニット2との間に通話チャンネルを開くことができ
る。
1Cに対してハンドセットを指定して順に着呼要求のコマ
ンド信号CMNDを送信するとともに、指定されたハンドセ
ットだけが着呼応答のコマンド信号CMNDを返送している
ので、複数のハンドセット1A〜1Cが同時に着呼応答のコ
マンド信号CMNDを返送することによる電波の衝突を避け
ることができるとともに、短時間でハンドセットとベー
スユニット2との間に通話チャンネルを開くことができ
る。
また、第3図にも示すように、着呼応答のコマンド信
号CMNDのFM信号Suの前後には、無変調の信号区間が設け
られ、着呼時、複数のハンドセット1A〜1Cが順に、か
つ、隙間なく制御チャンネルのFM信号Suを送信するの
で、その制御チャンネルに他のコードレス電話機の電波
が割り込むことを防止でき、確実に着呼処理を行うこと
ができる。
号CMNDのFM信号Suの前後には、無変調の信号区間が設け
られ、着呼時、複数のハンドセット1A〜1Cが順に、か
つ、隙間なく制御チャンネルのFM信号Suを送信するの
で、その制御チャンネルに他のコードレス電話機の電波
が割り込むことを防止でき、確実に着呼処理を行うこと
ができる。
第1図この発明の一例の系統図、第2図はその信号フォ
ーマットの一例を示す図、第3図は着呼時の送信のタイ
ミングの一例を示す図、第4図は着呼シーケンスの一例
を示す図、第5図及び第6図は着呼ルーチンの一例を示
す流れ図である。 1、1A〜1C;ハンドセット 2;ベースユニット 3:電話回線 110;送信回路 111;送話器 120;受信回路 121;受話器 140;マイクロコンピュータ 210;送信回路 220;受信回路 240;マイクロコンピュータ 261;4線/2線変換回路 500、600;着呼ルーチン CMND;コマンド信号 SYID、HSID;識別コード
ーマットの一例を示す図、第3図は着呼時の送信のタイ
ミングの一例を示す図、第4図は着呼シーケンスの一例
を示す図、第5図及び第6図は着呼ルーチンの一例を示
す流れ図である。 1、1A〜1C;ハンドセット 2;ベースユニット 3:電話回線 110;送信回路 111;送話器 120;受信回路 121;受話器 140;マイクロコンピュータ 210;送信回路 220;受信回路 240;マイクロコンピュータ 261;4線/2線変換回路 500、600;着呼ルーチン CMND;コマンド信号 SYID、HSID;識別コード
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−48137(JP,A) 特開 平1−135164(JP,A) 特開 平1−232843(JP,A) 特開 昭60−136436(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/72
Claims (1)
- 【請求項1】回線に接続される親機と、通話時にこの親
機との間が通話チャンネルを通じて接続される子機とを
有するコードレス電話機において、 着呼時、上記親機は、複数の子機に対して個々の子機を
順に指定して着呼要求のコマンド信号を連続して送信す
るとともに、 この指定された子機は、上記親機が次の子機を指定して
上記着呼要求のコマンド信号を送信している期間に、着
呼応答のコマンド信号を上記親機に返送し、 上記親機は、上記着呼要求のコマンド信号の送信とは時
分割式に、上記子機からの上記着呼応答のコマンド信号
を受信モニタし、 この受信モニタにより上記着呼要求のコマンド信号を受
信できた子機に対して、上記接続の要求を行う ようにしたコードレス電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30685790A JP3013434B2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | コードレス電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30685790A JP3013434B2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | コードレス電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04178052A JPH04178052A (ja) | 1992-06-25 |
JP3013434B2 true JP3013434B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=17962086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30685790A Expired - Fee Related JP3013434B2 (ja) | 1990-11-13 | 1990-11-13 | コードレス電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013434B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-13 JP JP30685790A patent/JP3013434B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04178052A (ja) | 1992-06-25 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |