[go: up one dir, main page]

JPH0784946A - データ転送方式 - Google Patents

データ転送方式

Info

Publication number
JPH0784946A
JPH0784946A JP5232827A JP23282793A JPH0784946A JP H0784946 A JPH0784946 A JP H0784946A JP 5232827 A JP5232827 A JP 5232827A JP 23282793 A JP23282793 A JP 23282793A JP H0784946 A JPH0784946 A JP H0784946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
latch
reference clock
data transfer
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5232827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3489147B2 (ja
Inventor
Toshio Doi
俊雄 土井
Takehisa Hayashi
林  剛久
Tetsuo Nakano
哲夫 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP23282793A priority Critical patent/JP3489147B2/ja
Priority to US08/308,346 priority patent/US5737589A/en
Publication of JPH0784946A publication Critical patent/JPH0784946A/ja
Priority to US08/963,857 priority patent/US5870594A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3489147B2 publication Critical patent/JP3489147B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 LSI間でデータ転送をする際にラッチのクロ
ックタイミングの最適位置からのずれを検出し、タイミ
ングを修正することにより常に最適位置でラッチするこ
とを可能とする。 【構成】 装置の動作開始時及び通常動作時の両方でク
ロッタイミングの最適位置からのずれをタイミング誤差
検出部106で検出可能とし、これを用いてクロック生
成部107にフィードバックをかけることにより、クロ
ックタイミングの最適化を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高速LSIシステムに係
り、特にメモリ制御、入出力制御等の機能を持つ周辺LS
Iやメモリチップ等を外付けしたコンピュータ用プロセ
ッサLSIシステムの高速のデータ転送方式に係る。
【0002】
【従来の技術】高性能コンピュータを実現するにはプロ
セッサLSIの高速化とともにコンピュータを構成するLSI
間のデータ転送高速化が重要である。この転送高速化の
技術の一つとして、転送遅延時間より短いサイクルでデ
ータを送るという方法が知られている。例えば特開昭62
-204359「同期式データ転送方式」では上記転送方式を
実現するためのクロック信号生成方法が開示されてい
る。また特開平2-226316「半導体装置」では別のクロッ
ク信号生成方法が開示されている。なお同様の目的の他
の公知例としては特開昭62-263561、特開昭63-68959、
特開平2-201567、特開平3-257650、特開平4-84354等が
挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に伝播遅延時間ば
らつきの要因は、(1)LSIや基板、コネクタ等の部品の性
能ばらつきに起因する装置毎のばらつき、(2)装置の動
作中にLSI内の温度、周囲温度や電源電圧等の動作環境
が変動することに起因する遅延時間の時間的変動、の2
種類に分類でき、伝播遅延時間ばらつきの量は両者の合
計となる。
【0004】特開昭62-204359の例ではクロック信号の
タイミングが固定されているためLSI、基板等の製造ば
らつきや温度、電圧変動に伴う遅延時間の変化により動
作マージンが減少し、場合によっては誤動作のおそれが
ある。誤動作を避けるためにはこれらの変動分を見込ん
だ設計を行う必要があり、動作マージン確保のために動
作周波数を下げる等の対策が必要であるが、これは性能
の低下を招く場合がある。一方、特開平2-226316の例で
はクロック信号のタイミングの適否を判定する手段を持
ち、これにより装置毎のばらつきを吸収しているが、タ
イミングの判定のためには特殊なデータパターンを転送
する必要があるため通常動作時には適用できず、動作中
の温度、電圧変動に伴うばらつきを吸収することは困難
である。
【0005】本発明の目的は、伝播遅延時間がばらつく
要因である、(1)装置毎のばらつき、(2)装置の動作中の
変動の要因、に対応してクロックタイミングの最適化を
行なうことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明では装置の動作開始時及び通常動作時の両方でク
ロックタイミングの最適位置からのずれを検出可能と
し、これを用いてクロック生成部にフィードバックをか
けることにより、クロックタイミングの最適化を行う。
【0007】
【作用】LSI、基板等の製造ばらつきに起因する遅延時
間ばらつきに対しては、装置の動作開始時にクロックの
タイミングを最適位置とすることにより吸収する。また
通常動作中の温度、電圧変動に伴う遅延時間変動に対し
ては、通常動作時にクロックタイミングの最適位置から
のずれを検出し、タイミングを修正することにより吸収
する。前者で製造ばらつきに起因するタイミングのずれ
を吸収することにより製品の歩留り向上および製造時の
無調整化を図ることができるので、製造コストを低減で
きる。また後者で動作中の変動に伴うタイミングのずれ
を吸収できるので従来の技術に比較して動作マージンを
減らした設計が可能となり、マージン確保のため動作周
波数を下げる必要がなく高速化を図ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明をLSIチップ間のデータ転送に適用した例であり、
101はデータ送信チップ、102はデータ受信チッ
プ、103はデータ転送線路、104はデータ出力ラッ
チ、105はデータ受信ラッチ、106はタイミング誤
差検出部、107はクロック生成部、108は基準クロ
ック発生部、109は制御部、110はデータ送信部、
111はセレクタ、112は調整信号発生部、113は
データ受信部、114は出力バッファ回路、115は入
力バッファ回路、116はデータ出力ラッチ104の出
力端子、117はデータ受信ラッチ105の入力端子、
118はデータ受信ラッチ105のクロック入力端子、
119は基準クロック発生部108のデータ送信チップ
101への出力端子、120は基準クロック発生部10
8のデータ受信チップ102への出力端子、121はセ
レクタ111のデータ出力ラッチ104への出力端子、
122はデータ受信ラッチ105の出力端子、123は
タイミング誤差検出部106の誤差検出信号である。
【0009】図1の実施例において通常動作ではデータ
送信チップ101内部のデータ送信部110からデータ
受信チップ102内部のデータ受信部113へのデータ
転送を行うが、その経路は次の通りである。まずセレク
タ111でデータ送信部110を選択し、データは出力
端子121を通ってデータ出力ラッチ104に入力され
る。データ出力ラッチ104では出力端子119から入
力されるクロック信号に従って信号をラッチし出力端子
116に出力する。出力端子116の信号は出力バッフ
ァ回路114を介してデータ転送線路103に出力さ
れ、入力バッファ回路115に到達する。信号は入力バ
ッファ回路115でバッファリングされ入力端子117
を通ってデータ受信ラッチ105に入力される。入力端
子117の信号はデータ受信ラッチ105でクロック入
力端子118のクロック信号に従いサンプリングされ出
力端子122を介してデータ受信部113に届く。
【0010】また図2は図1と対比されるべき従来例を
示したものであり、101、102、103、104、
105、108、110、113、114、115、1
16、117、118、119、120は図1中の同一
番号の物に対応し、801は遅延回路である。図2の例
では図1と同様にデータ送信チップ101内部のデータ
送信部110からデータ受信チップ102内部のデータ
受信部113へのデータ転送を行う。
【0011】図3は図2の動作波形の一例を示したもの
であり、119、116、117、118は図3中の同
一番号箇所での波形を示している。またT201はクロ
ック周期、T202は遅延回路801の伝播遅延時間、
T203はラッチ105のセットアップ時間、T204
はデータ受信ラッチ105のホールド時間である。T2
05はデータ送信ラッチ104-データ受信ラッチ10
5間の伝播遅延時間の最小値、T206はデータ送信ラ
ッチ104-105データ受信ラッチ間の伝播遅延時間
の最大値である。データ受信ラッチ105のクロック入
力端子118のクロック信号は遅延回路801で出力端
子120のクロック信号をT202だけ遅延させること
により生成する。上記伝播遅延時間がT205の場合、
入力端子117の信号波形は図3の117(a)となる。
また上記伝播遅延時間がT206の場合、入力端子11
7の信号波形は117(b)となる。従って上記伝播遅延
時間の如何に関わらずデータをデータ受信ラッチ105
に取り込めるのは信号117(c)に示された期間のみと
なる。ここでT201からT206について次式が成立
する。
【0012】
【数1】
【0013】一方、データ受信ラッチ105が正常動作
するためにはラッチの回路性能から決まるセットアップ
時間TS及びホールド時間THを確保する必要があるた
め次式が成立する。
【0014】
【数2】
【0015】
【数3】
【0016】(数1)、(数2)、(数3)に加え遅延
回路801の動作マージンTM(このマージンは遅延回
路801の実際の遅延時間の設計値からのずれ、クロッ
クスキュー等を含む)を考慮すると次式が成立する。
【0017】
【数4】
【0018】ここでTS、TH、TMは回路特性等によ
り決まる値であり、また(T206−T205)はデー
タ送信ラッチ104-105データ受信ラッチ間の伝播
遅延時間ばらつきの値であるため削減には限界があり、
(数4)が満足されていない場合はT201を増加させ
る必要があるが、これは装置の性能を招くこととなる。
【0019】これに対し図1に示した本発明の実施例で
はデータ転送線路103の伝播遅延時間のばらつき及び
変動が生じても常にデータ受信ラッチ105のクロック
タイミングが最適位置となる様に制御する。図4は図1
の動作波形の一例を示したものであり、T1001はデ
ータ受信ラッチ105のセットアップ時間、T1002
はデータ受信ラッチ105のホールド時間、118(a)
は117(a)の信号をラッチする際のクロック信号、1
18(b)は117(a)の信号をラッチする際のクロック信
号、T1003は出力端子119のクロック信号とクロ
ック信号118(a)の位相差、T1004は出力端子1
19のクロック信号とクロック信号118(b)の位相差
である。本発明はデータ転送線路103の遅延時間がT
205からT206まで変化するのに対応して、出力端
子119のクロック信号とクロック入力端子118のク
ロック信号の位相差をT1003からT1004まで変
えて追従することによりデータ受信ラッチ105が常に
最適なタイミングで入力信号のサンプリングを行うこと
を可能にするものである。まず、この様にサンプリング
のタイミングを最適化することの効果について述べる。
【0020】図3でT201、T1001、T1002
について次の式が成立する。
【0021】
【数5】
【0022】また、データ受信ラッチ105が正常動作
するためにはTS及びTHを確保する必要があるため次
式が成立する。
【0023】
【数6】
【0024】
【数7】
【0025】以上に加え、動作マージンTMを考慮する
と次式が成立する。
【0026】
【数8】
【0027】(数4)と(数8)を比較するとTS、T
H、TMが等しい場合には後者は前者に対し(T206
−T205)だけT201を削減出来、データ転送のス
ループット向上が可能となる。また両者でT201を等
しくした場合には後者は前者に対し動作マージンTMを
大きく設定出来るので、動作の安定性の向上、歩留り向
上等を図ることが出来る。次に、図1に示した本発明の
実施例に於てサンプリングのタイミングを伝播遅延時間
のばらつきに追従させる際の動作について説明する。
【0028】先に述べたように伝播遅延時間のばらつき
の要因は(1)部品の性能ばらつきに起因する装置毎のば
らつき、(2)個々の装置が動作中にLSI内の温度、周囲温
度や電源電圧等が変動することに起因する遅延時間の変
化 の2種に分類することが出来る。
【0029】まず前者の要因に対する動作の説明を図1
及び同図の動作波形の例を示す図5を用いて行う。制御
部109の指示によりセレクタ111は調整信号発生部
112を選択する。調整信号発生部112の信号は出力
端子121を通りデータ出力ラッチ104に入力され出
力端子116、出力バッファ回路114、データ転送線
路103、入力バッファ回路115、入力端子117を
通ってデータ受信ラッチ105でサンプリングされる。
サンプリングされた信号は従来例と同様にデータ受信部
113に届き更にタイミング誤差検出部106にも入力
される。タイミング誤差検出部106でサンプリングの
タイミングの最適点からの誤差を検出し、その結果は誤
差検出信号123としてクロック生成部107に入力さ
れる。クロック生成部107では基準クロック発生部1
08からの信号を元にデータ受信ラッチ105のクロッ
ク信号を発生しているが、このタイミングを誤差検出信
号123に依り修正することによりデータ受信ラッチ1
05のサンプリングのタイミングを最適点に設定する。
ここで重要なことはタイミング誤差検出部106の入力
として、実際のデータをサンプリングするデータ受信ラ
ッチ105の出力を用いていることであり、これにより
タイミングを正確に設定することが可能となる。図5で
は上記動作中の波形の例が示されており、T301はセ
ットアップ時間、T302はホールド時間、T303、
T304、T305は出力端子119のクロック信号と
クロック入力端子118のクロック信号の位相差であ
る。なお同図中で(a)、(b)は図4中の(a)、(b)に対応す
る。
【0030】この実施例では調整信号発生部112の出
力信号をクロック周期T201と同じ周期で反転させ、
これにより出力信号116にT201毎に反転する信号
を出力させる。この状態でデータ受信ラッチ105でラ
ッチしながらクロック生成部107の遅延時間を変化さ
せ、クロック毎に反転するデータがサンプリングされれ
ばタイミングが最適点に設定されたことになる。ただし
ここでT304がT201より長いため出力端子119
のクロック信号と入力端子117の信号の位相差として
T304ではなく誤ってT305が設定されてしまう可
能性があるが、これを防止する必要がある場合は例えば
図6に示す様な方法を採ればよい。
【0031】図6に於てT401は112の出力信号周
期、402、403は出力端子120で抑制された信号
波形である。図6の実施例では基準クロック発生部10
8に於て402、403を抑制した信号を出力端子12
0に送出する一方出力端子119にはこの様な抑制を行
わないことにより両者に異なるクロック信号を送出し、
更に周期T401はT304より長く設定する。この状
態でラッチ105でハイレベルをサンプリングするよう
にT304を設定することによりクロック生成部107
の設定が完了する。
【0032】次に装置動作中の遅延時間変化に対して追
従動作を行うための本発明の実施例について説明する。
図7は図1中のタイミング誤差検出部106及びクロッ
ク生成部107の構成の一例を示したものであり、50
1、502は誤差検出用ラッチ、503、504、50
5は同期化回路、506、507はEOR(排他的論理
和)回路、508は誤差判定回路、509は102内の
クロック源、510は可変遅延回路、511、512は
遅延回路、513、514はそれぞれEOR回路506
及び507の出力端子、515、516はそれぞれ誤差
検出用ラッチ501及び502のクロック入力端子であ
る。
【0033】図7の実施例に於て遅延回路511、51
2の伝播遅延時間は固定されているが、可変遅延回路5
10の遅延時間は誤差検出信号123に従って可変であ
る。クロック生成部107の構成からデータ受信ラッチ
105、誤差検出用ラッチ501、502の各ラッチの
クロックは常にクロック入力端子515、118、51
6の順に立ち上がる。
【0034】図8はこれらのクロック信号と入力端子1
17の信号と入力端子の時間的な関係とEOR回路50
6、507の出力との関係を示したものである。まず可
変遅延回路510の遅延時間の設定が適正である場合は
誤差検出用ラッチ501、データ受信ラッチ105、誤
差検出用ラッチ502のいずれの出力もハイレベル
(H)となるのでEOR回路506と507の出力はい
ずれもローレベル(L)となる。次に可変遅延回路51
0の遅延時間が不足である場合は誤差検出用ラッチ50
1の出力がL、データ受信ラッチ105と誤差検出用ラ
ッチ502の出力がHとなりEOR回路506の出力は
H、EOR回路507の出力はLとなるので、この結果
から可変遅延回路510の遅延時間を増加させることに
より遅延時間を適正な値に修正することが可能である。
逆に可変遅延回路510の遅延時間が過大である場合は
EOR回路506の出力はL、EOR回路507の出力
はHとなるので、この結果から可変遅延回路510の遅
延時間を減少させることにより遅延時間を適正な値に修
正することが可能である。なお、図8の例でクロック入
力端子515と516の位相差は入力端子117のパル
ス幅(T301とT302の合計)より小さく設定され
ており、またクロック入力端子515と118の位相差
データ受信はラッチ105のセットアップ時間TSより
大きく設定されており、更にクロック入力端子118と
516の位相差はデータ受信ラッチ105のホールド時
間THより大きく設定されているものとする。なお、こ
の実施例で重要なことは実際にデータをサンプリングす
るデータ受信ラッチ105の出力が誤差検出に使われて
いることであり、これにより追従動作を正確に行うこと
が可能となる。また図7中の同期化回路503、50
4、505はデータ受信ラッチ105、誤差検出用ラッ
チ501、502の出力をクロック源509のクロック
に従って同期化を行うことによりラッチのメタステーブ
ル動作に起因する誤動作を防止し、誤差判定回路508
の動作を安定させるために挿入されているものであり、
本発明を実施するに当たって必須のものではなく、例え
ば誤差判定回路508の時定数を適当に設定する等の方
法を採ることによりこれらの同期化回路を省くことが可
能である。
【0035】先に述べたように遅延時間のばらつきの要
因には、(1)装置毎のばらつき、(2)動作中の動作環境変
動による遅延時間変化、の2種がある。本発明では前者
に対しては装置の動作開始時に特定のデータを転送し、
それを用いてクロックのタイミングを修正する。また後
者に対しては通常動作時にクロックタイミングの最適位
置からのずれを検出し、修正する。この様に本発明では
2種の動作モードがあり、それぞれ次の様な特質があ
る。
【0036】(1)前者ではばらつきの範囲が大きく、ま
た装置の動作開始時に行うのでタイミング修正を短時間
で完了する必要がある。このため誤差検出結果に基づく
フィードバックループの時定数を短く設定することが望
ましい。
【0037】(2)後者では通常動作時に行うため誤動作
を避ける必要があるが、一方ばらつきの要因が温度、電
圧等の変化であるので変動は時間的にゆるやかである。
このため上記時定数を長く設定することが望ましい。
【0038】この2種の条件を満足するため誤差判定回
路508の時定数を可変とした実施例を図9に示す。図
9で901はアップダウンカウンタ、902は比較器、
903は制御部、904はセレクタであり、アップダウ
ンカウンタ901にはEOR回路506、507の出力
端子513、514が接続されタイミング誤差検出結果
に応じてアップカウント又はダウンカウントされる。ア
ップダウンカウンタ901の出力とセレクタ904の出
力を比較器902で比較し、前者の絶対値が後者を越え
た場合は、その旨を誤差検出信号123に出力し、これ
を用いてタイミングの修正を行う構成となっており、セ
レクタ904の出力の値を変化させることにより誤差判
定回路の時定数を変更出来る。図9を誤差判定回路に用
いた本発明の実施例では、まず動作開始時に制御部90
3の制御によりアップダウンカウンタ901をリセット
し、セレクタ904で「起動時の閾値」を選択する。比
較器902ではアツプダウンカウンタ901の出力を
「起動時の閾値」と比較し、その結果を誤差検出信号1
23に出力する。一方通常動作時にはセレクタ904で
「通常動作時の閾値」を選択し、比較器902に入力す
る。これにより起動時、通常時それぞれに対し最適な時
定数を独立に設定可能となる。
【0039】以上の実施例ではLSI間のデータ転送に本
発明を適用したが、図10はメモリLSIを外付けしたプ
ロセッサLSIに本発明を適用した例であり、601はプ
ロセッサLSI、603はメモリLSI、604はアドレス出
力ラッチ、605はデータ入力ラッチ、606はタイミ
ング誤差検出部、607はクロック生成部、608は基
準クロック発生部、609は制御部、610はアドレス
生成部、613はデータ受信部、614はアドレス出力
バッファ回路、615はデータ入力バッファ回路であ
る。なお、この実施例ではメモリの書込動作に関する部
分は省略されている。同実施例でメモリを読み出すに
は、まずアドレス生成部610で読み出すアドレスを生
成し、それをアドレス出力ラッチ604でラッチしアド
レス出力バッファ回路614を介してメモリLSI603
に送る。メモリLSI603ではアドレスに応じてデータ
を読みだしデータ入力バッファ回路615を介してデー
タ入力ラッチ605で取り込まれ、データ受信部613
に送られる。アドレス出力ラッチ604からデータ入力
ラッチ605までの経路が図1のデータ転送線路103
に相当し、メモリLSI603のアクセス時間がデータ転
送線路103の伝播遅延時間に相当する。また606、
607、608、609がそれぞれ図1の106、10
7、108、109に相当する。
【0040】図10の実施例に於ても本発明の動作は装
置の動作開始時と通常動作時との2種のモードがある。
この内後者は図1、図7の実施例と同様であるが後者に
関しては図1のように調整信号発生部112を用いてデ
ータを発生するのは不可能であるため、構成が異なって
いる。図10の実施例で装置の動作開始時にタイミング
修正を行う方法の例を示したのが図11である。
【0041】図11の実施例ではまずアドレス生成部6
10で0番地のアドレスを生成し0番地にデータ’0’
を書き込む。次にアドレス生成部610で1番地のアド
レスを生成しデータ’1’を書き込む。その後、0番地
と1番地を交互にアドレス生成部610で生成してメモ
リLSI603を読み出すことにより1サイクルごとに反
転するデータがデータ入力ラッチ605に入力されるの
で、図5の実施例に相当する動作を実現出来、これを用
いてタイミングの修正を行うことが出来る。なお一般に
計算機に於ては動作開始時にメモリチェックを行うた
め、図11に示した方法を用いても新たに必要となるソ
フトウェア、ハードウェアは少なく、実施に当たって障
害とはならない。
【0042】以上、述べた様に本発明の実施例では、
(1)装置毎のばらつき、(2)装置の動作中の変動、の両方
の要因による遅延時間のばらつきに対応出来る。また、
クロックタイミングの最適位置からのずれをデータのサ
ンプリングに用いるラッチそのものの出力から検出出来
るので、高精度な対応が可能となっている。
【0043】なお、上記実施例の説明でラッチはエッジ
トリガ型のものを用いたが、レベルセンス型のラッチで
データをサンプリングする構成のLSIに対してもその効
果を失わずに本発明を適用することが出来るのは明らか
である。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、(1)装置毎のばらつ
き、(2)装置の動作中の変動、の両方の要因による遅延
時間のばらつきに対応してラッチのクロックを修正し、
タイミングを最適位置に設定出来るという効果がある。
また、クロックタイミングの最適位置からのずれをデー
タのサンプリングに用いるラッチそのものの出力から検
出出来るので、高精度な修正が可能という効果がある。
更にこれらの効果から製品の歩留り向上、製造時の無調
整化、マージン削減による高速化という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図。
【図2】従来例を示す図。
【図3】従来例の波形を示す図。
【図4】本発明の実施例の波形を示す図。
【図5】本発明の実施例の波形示す図。
【図6】本発明の実施例を示す図。
【図7】図1中の一部分の構成例を示す図。
【図8】クロック信号と入力端子の信号との時間的な関
係とEOR回路、出力との関係を示す図。
【図9】図1中の一部分の構成例を示す図。
【図10】本発明の別の実施例を示す図。
【図11】本発明を実施するためのフローチャートの例
を示す図。
【符号の説明】
101…データ送信チップ、102…データ受信チッ
プ、103…データ転送線路、104…データ出力ラッ
チ、105…データ受信ラッチ、106…タイミング誤
差検出部、107…クロック生成部、108…基準クロ
ック発生部、109…制御部、110…データ送信部、
111…セレクタ、112…調整信号発生部、113…
データ受信部、114…出力バッファ回路、115…入
力バッファ回路、116…出力端子、117…入力端
子、118…クロック入力端子、119…出力端子、1
20…出力端子、121…出力端子、122…出力端
子、123…誤差検出信号、T201…クロック周期、
T202…伝播遅延時間、T203…セットアップ時
間、T204…ホールド時間、T301…セットアップ
時間、T302…ホールド時間、T303、T304、
T305…位相差、T401…出力信号周期、402、
403…抑制された信号波形、501、502…誤差検
出用ラッチ、503、504、505…同期化回路、5
06、507…排他的論理和回路、508…誤差判定回
路、509…クロック源、510…可変遅延回路、51
1、512…遅延回路、513、514…出力端子、5
15、516…クロック入力端子、601…プロセッサ
LSI、603…メモリLSI、604…アドレス出力ラッ
チ、605…データ入力ラッチ、606…タイミング誤
差検出部、607…クロック精製部、608…基準クロ
ック発生部、609…制御部、610…アドレス生成
部、613…データ受信部、614…アドレス出力バッ
ファ回路、615…データ入力バッファ回路、801…
遅延回路、901…アップダウンカウンタ、902…比
較器、903…制御部、904…セレクタ、T1001
…セットアップ時間、T1002…ホールド時間、T1
003、T1004…位相差。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロック信号を供給する基準クロック
    発生手段と、上記基準クロック信号に基づき、送信する
    データをラッチする第1のラッチを含む第1の装置と、
    上記基準クロック信号に基づき、上記第1の装置から送
    信されたデータを装置内部で発生したサンプリングクロ
    ックにてラッチする第2のラッチを含む第2の装置とを
    備え、上記第1の装置と上記第2の装置との間のデータ
    転送を、上記第1及び第2のラッチ間の伝播遅延時間よ
    り短く設定されたサイクルタイムで行うシステムであっ
    て、 初期設定動作時に、上記第1の装置から特定のデータを
    送信し、送信された特定のデータを用いて上記第2の装
    置の上記第2のラッチのサンプリングクロック発生に関
    わる設定を行う手段を上記第2の装置に設けたことを特
    徴とするデータ転送方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載において、初期設定動作時
    に、上記第1の装置から送信する特定のデータの周期を
    上記サイクルタイムより長く設定したことを特徴とする
    データ転送方式。
  3. 【請求項3】請求項1記載において、初期設定動作時
    に、上記基準クロック発生手段から上記第1の装置に供
    給する基準クロック信号と、上記基準クロック発生手段
    から上記第2の装置に供給する基準クロック信号とが異
    なることを特徴とするデータ転送方式。
  4. 【請求項4】基準クロック信号を供給する基準クロック
    発生手段と、上記基準クロック信号に基づき、送信する
    データをラッチする第1のラッチを含む第1の装置と、
    上記基準クロック信号に基づき、上記第1の装置から送
    信されたデータを装置内部で発生したサンプリングクロ
    ックにてラッチする第2のラッチを含む第2の装置とを
    備え、上記第1の装置と上記第2の装置との間のデータ
    転送を、上記第1及び第2のラッチ間の伝播遅延時間よ
    り短く設定されたサイクルタイムで行うシステムであっ
    て、 通常動作時に、上記第1の装置から送信され上記第2の
    装置の第2のラッチが受信したデータに基づいて、上記
    第2のラッチのサンプリングクロックの最適点からの誤
    差を検出し、検出した誤差を用いて上記第2のラッチの
    サンプリングクロック発生に関わる設定を変更する手段
    を上記第2の装置に設けたことを特徴とするデータ転送
    方式。
  5. 【請求項5】基準クロック信号を供給する基準クロック
    発生手段と、上記基準クロック信号に基づき、送信する
    データをラッチする第1のラッチを含む第1の装置と、
    送信されたデータを転送するデータ転送路と、上記基準
    クロック信号に基づき、受信したデータを装置内部で発
    生したサンプリングクロックにてラッチする第2のラッ
    チを含む第2の装置とを備え、上記第1の装置と上記第
    2の装置との間のデータ転送を、上記第1及び第2のラ
    ッチ間の伝播遅延時間より短く設定されたサイクルタイ
    ムで行うシステムであって、 上記第1の装置及び上記第2の装置に制御信号を供給す
    る制御手段を備え、 上記第1の装置は、上記制御信号による初期設定動作時
    に、特定のデータを供給するための調整信号発生手段を
    備え、 上記第2の装置は、初期設定動作時には上記第2のラッ
    チが受信した上記特定データに基づいて、通常動作時に
    は上記第2のラッチが受信した通常動作のデータに基づ
    いて上記第2のラッチのサンプリングクロックの最適点
    からの誤差を検出するタイミング誤差調整手段と、上記
    制御信号による初期設定動作時または通常設定時に、検
    出した誤差を用いて上記第2のラッチのサンプリングク
    ロックを調整するクロック生成手段を備えたことを特徴
    とするデータ転送方式。
  6. 【請求項6】請求項5記載において、初期設定動作時
    に、上記第1の装置から送信する特定のデータの周期を
    上記サイクルタイムより長く設定したことを特徴とする
    データ転送方式。
  7. 【請求項7】請求項5記載において、初期設定動作時
    に、上記基準クロック発生手段から上記第1の装置に供
    給する基準クロック信号と、上記基準クロック発生手段
    から上記第2の装置に供給する基準クロック信号とが異
    なることを特徴とするデータ転送方式。
  8. 【請求項8】請求項5記載において、上記第2の装置に
    おけるサンプリングクロックの調整のためのフィードバ
    ックループの時定数が、初期設定動作時と通常動作時と
    で異なることを特徴とするデータ転送方式。
  9. 【請求項9】メモリチップと、上記メモリチップにアド
    レスを出力するためのアドレス出力ラッチと上記メモリ
    チップから読みだしたデータを取り込むためのデータ入
    力ラッチを含むプロセッサチップとを備え、上記プロセ
    ッサチップのアドレス出力のサイクルタイムは上記アド
    レス出力ラッチがアドレスを出力してから上記データ入
    力ラッチがデータを取り込むまでの時間より短く設定さ
    れたシステムであって、 初期設定動作時に上記メモリ
    チップに特定のデータを書き込み、引き続いてこれを読
    み出すことにより上記データ入力ラッチのサンプリング
    クロック発生に関わる上記プロセッサチップ内の設定を
    行う手段を備えたことを特徴とするデータ転送方式。
  10. 【請求項10】メモリチップと、上記メモリチップにア
    ドレスを出力するためのアドレス出力ラッチと上記メモ
    リチップから読みだしたデータを取り込むためのデータ
    入力ラッチを含みプロセッサチップとを備え、上記プロ
    セッサチップのアドレス出力のサイクルタイムは上記ア
    ドレス出力ラッチがアドレスを出力してから上記データ
    入力ラッチがデータを取り込むまでの時間より短く設定
    されたシステムであって、 通常動作時に上記データ入
    力ラッチが取り込んだデータに基づいて上記データ入力
    ラッチのサンプリングクロックの最適点からの誤差を検
    出し、これを用いて上記データ入力ラッチのサンプリン
    グクロック発生に関わる上記プロセッサチップ内の設定
    を変更する手段を備えたことを特徴とするデータ転送方
    式。
JP23282793A 1993-09-20 1993-09-20 データ転送方式 Expired - Lifetime JP3489147B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23282793A JP3489147B2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 データ転送方式
US08/308,346 US5737589A (en) 1993-09-20 1994-09-19 Data transfer system and method including tuning of a sampling clock used for latching data
US08/963,857 US5870594A (en) 1993-09-20 1997-11-04 Data transfer system and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23282793A JP3489147B2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 データ転送方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0784946A true JPH0784946A (ja) 1995-03-31
JP3489147B2 JP3489147B2 (ja) 2004-01-19

Family

ID=16945411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23282793A Expired - Lifetime JP3489147B2 (ja) 1993-09-20 1993-09-20 データ転送方式

Country Status (2)

Country Link
US (2) US5737589A (ja)
JP (1) JP3489147B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1097495A (ja) * 1996-09-20 1998-04-14 Canon Inc データ通信方法及びその装置
WO1999017183A1 (en) * 1997-09-30 1999-04-08 S3 Incorporated System and method for a self-adjusting data strobe
US6768346B2 (en) 1996-06-07 2004-07-27 Hitachi, Ltd. Signal transmission system
JP2006222587A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Nec Corp Dll回路サンプリングタイミング調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置
JP2007087603A (ja) * 2007-01-04 2007-04-05 Fujitsu Ltd 半導体装置システム及び半導体装置
JP2008090556A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Toshiba Corp メモリカード及びホスト機器
US7676013B2 (en) 2003-07-17 2010-03-09 Nec Corporation Data transfer system and readjustment control method for use with the system
JP2012147383A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Seiko Epson Corp 画像読取装置、及び画像読取制御方法
WO2013132667A1 (ja) * 2012-03-09 2013-09-12 富士通株式会社 同期データ処理回路、及び、携帯端末機
JP2014168195A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Renesas Sp Drivers Inc 受信装置及び送受信システム

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6570944B2 (en) 2001-06-25 2003-05-27 Rambus Inc. Apparatus for data recovery in a synchronous chip-to-chip system
JP3378440B2 (ja) * 1996-07-22 2003-02-17 株式会社東芝 演算装置及びその遅延時間制御方法
US6501811B1 (en) * 1998-04-24 2002-12-31 Ricoh Company, Ltd. Sampling system
US6172571B1 (en) 1998-07-28 2001-01-09 Cypress Semiconductor Corp. Method for reducing static phase offset in a PLL
JP4119581B2 (ja) * 1999-09-02 2008-07-16 富士通株式会社 データ伝送装置、データ出力装置、データ伝送方法
US7158592B2 (en) * 2000-10-31 2007-01-02 Agere Systems, Inc. Method and apparatus for synchronizing data transfer
US6621882B2 (en) 2001-03-02 2003-09-16 General Dynamics Information Systems, Inc. Method and apparatus for adjusting the clock delay in systems with multiple integrated circuits
US6604206B2 (en) * 2001-05-30 2003-08-05 Cicada Semiconductor Corporation Reduced GMII with internal timing compensation
US7394877B2 (en) * 2001-12-20 2008-07-01 Texas Instruments Incorporated Low-power packet detection using decimated correlation
JP3807406B2 (ja) * 2003-09-05 2006-08-09 セイコーエプソン株式会社 データ転送制御装置及び電子機器
US7817674B2 (en) 2004-01-09 2010-10-19 Vitesse Semiconductor Corporation Output clock adjustment for a digital I/O between physical layer device and media access controller
US7095789B2 (en) 2004-01-28 2006-08-22 Rambus, Inc. Communication channel calibration for drift conditions
US8422568B2 (en) 2004-01-28 2013-04-16 Rambus Inc. Communication channel calibration for drift conditions
JP4419067B2 (ja) * 2004-07-26 2010-02-24 株式会社日立製作所 ディジタルインターフェースを有する半導体装置、メモリ素子及びメモリモジュール
US7296129B2 (en) 2004-07-30 2007-11-13 International Business Machines Corporation System, method and storage medium for providing a serialized memory interface with a bus repeater
US7331010B2 (en) 2004-10-29 2008-02-12 International Business Machines Corporation System, method and storage medium for providing fault detection and correction in a memory subsystem
US7512762B2 (en) 2004-10-29 2009-03-31 International Business Machines Corporation System, method and storage medium for a memory subsystem with positional read data latency
US20060095620A1 (en) * 2004-10-29 2006-05-04 International Business Machines Corporation System, method and storage medium for merging bus data in a memory subsystem
US7441060B2 (en) 2004-10-29 2008-10-21 International Business Machines Corporation System, method and storage medium for providing a service interface to a memory system
US7305574B2 (en) * 2004-10-29 2007-12-04 International Business Machines Corporation System, method and storage medium for bus calibration in a memory subsystem
US7512201B2 (en) * 2005-06-14 2009-03-31 International Business Machines Corporation Multi-channel synchronization architecture
US7478259B2 (en) 2005-10-31 2009-01-13 International Business Machines Corporation System, method and storage medium for deriving clocks in a memory system
US7685392B2 (en) 2005-11-28 2010-03-23 International Business Machines Corporation Providing indeterminate read data latency in a memory system
US7777541B1 (en) 2006-02-01 2010-08-17 Cypress Semiconductor Corporation Charge pump circuit and method for phase locked loop
US7640386B2 (en) 2006-05-24 2009-12-29 International Business Machines Corporation Systems and methods for providing memory modules with multiple hub devices
FR2901930B1 (fr) * 2006-05-31 2008-09-05 Valeo Equip Electr Moteur Procede et dispositif de generation de signaux binaires dephases et leur utilisation
US7669086B2 (en) 2006-08-02 2010-02-23 International Business Machines Corporation Systems and methods for providing collision detection in a memory system
US7539842B2 (en) * 2006-08-15 2009-05-26 International Business Machines Corporation Computer memory system for selecting memory buses according to physical memory organization information stored in virtual address translation tables
US7870459B2 (en) 2006-10-23 2011-01-11 International Business Machines Corporation High density high reliability memory module with power gating and a fault tolerant address and command bus
US7721140B2 (en) 2007-01-02 2010-05-18 International Business Machines Corporation Systems and methods for improving serviceability of a memory system
US7606988B2 (en) * 2007-01-29 2009-10-20 International Business Machines Corporation Systems and methods for providing a dynamic memory bank page policy
US7603526B2 (en) 2007-01-29 2009-10-13 International Business Machines Corporation Systems and methods for providing dynamic memory pre-fetch
US8159887B2 (en) 2007-04-19 2012-04-17 Rambus Inc. Clock synchronization in a memory system
US7827454B2 (en) * 2007-07-17 2010-11-02 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device
US20090068314A1 (en) * 2007-09-12 2009-03-12 Robert Chatel Granulation Method And Additives With Narrow Particle Size Distribution Produced From Granulation Method
US8793525B2 (en) * 2007-10-22 2014-07-29 Rambus Inc. Low-power source-synchronous signaling
US8407511B2 (en) * 2008-08-28 2013-03-26 Agere Systems Llc Method and apparatus for generating early or late sampling clocks for CDR data recovery
KR20120044668A (ko) * 2010-10-28 2012-05-08 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 메모리 장치 및 그를 포함하는 반도체 시스템
JP6978852B2 (ja) * 2017-05-10 2021-12-08 キヤノン株式会社 同期信号出力装置、制御方法、及び、プログラム
US20200244505A1 (en) * 2019-01-29 2020-07-30 Intel Corporation Clock synchronization and ofdm symbol timing synchronization algorithm and architecture for data over cable service interface specification (docsis) full duplex (fdx) cable modem (cm) to enable fast recovery of downstream channels following an extended downstream freeze
CN110311671B (zh) * 2019-06-28 2024-04-02 西安紫光国芯半导体有限公司 一种反馈检测电路

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55108022A (en) * 1979-02-13 1980-08-19 Hitachi Ltd Data processor
JPS60211558A (ja) * 1984-04-06 1985-10-23 Oki Electric Ind Co Ltd デ−タ転送方式
JPS63147253A (ja) * 1986-12-10 1988-06-20 Fujitsu Ltd 装置間データ転送方式
JPS6455668A (en) * 1987-08-20 1989-03-02 Ibm Interface mechanism
JPH01149154A (ja) * 1987-12-04 1989-06-12 Nec Corp データ転送方式
JPH03157030A (ja) * 1989-08-28 1991-07-05 Hitachi Ltd データ処理装置
JPH0484354A (ja) * 1990-07-27 1992-03-17 Nec Corp 同期回路におけるデータ転送方式
JPH05204850A (ja) * 1992-01-27 1993-08-13 Nec Corp バス用通信情報同期化装置及び方法及びバス型接続方式
JPH05336091A (ja) * 1992-06-03 1993-12-17 Nec Corp バス通信システム

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8329510D0 (en) * 1983-11-04 1983-12-07 Inmos Ltd Computer apparatus
JPS62204359A (ja) * 1986-03-04 1987-09-09 Nec Corp 同期式デ−タ転送方式
JPS62263561A (ja) * 1986-05-09 1987-11-16 Fujitsu Ltd デ−タ転送方式
JPS6368959A (ja) * 1986-09-11 1988-03-28 Mitsubishi Electric Corp 情報転送方式
US5359727A (en) * 1987-04-27 1994-10-25 Hitachi, Ltd. Clock generator using PLL and information processing system using the clock generator
US5086500A (en) * 1987-08-07 1992-02-04 Tektronix, Inc. Synchronized system by adjusting independently clock signals arriving at a plurality of integrated circuits
US5101347A (en) * 1988-11-16 1992-03-31 National Semiconductor Corporation System for reducing skew in the parallel transmission of multi-bit data slices
US4989175A (en) * 1988-11-25 1991-01-29 Unisys Corp. High speed on-chip clock phase generating system
US5087829A (en) * 1988-12-07 1992-02-11 Hitachi, Ltd. High speed clock distribution system
JPH02226316A (ja) * 1989-02-27 1990-09-07 Nec Corp 半導体装置
JP2712725B2 (ja) * 1990-03-08 1998-02-16 松下電器産業株式会社 並列ディジタル信号のラッチ装置
US5309561A (en) * 1990-09-28 1994-05-03 Tandem Computers Incorporated Synchronous processor unit with interconnected, separately clocked processor sections which are automatically synchronized for data transfer operations
US5257294A (en) * 1990-11-13 1993-10-26 National Semiconductor Corporation Phase-locked loop circuit and method
JPH05268016A (ja) * 1992-02-19 1993-10-15 Nec Corp 半導体集積回路
US5233314A (en) * 1992-03-27 1993-08-03 Cyrix Corporation Integrated charge-pump phase-locked loop circuit
US5448715A (en) * 1992-07-29 1995-09-05 Hewlett-Packard Company Dual clock domain interface between CPU and memory bus

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55108022A (en) * 1979-02-13 1980-08-19 Hitachi Ltd Data processor
JPS60211558A (ja) * 1984-04-06 1985-10-23 Oki Electric Ind Co Ltd デ−タ転送方式
JPS63147253A (ja) * 1986-12-10 1988-06-20 Fujitsu Ltd 装置間データ転送方式
JPS6455668A (en) * 1987-08-20 1989-03-02 Ibm Interface mechanism
JPH01149154A (ja) * 1987-12-04 1989-06-12 Nec Corp データ転送方式
JPH03157030A (ja) * 1989-08-28 1991-07-05 Hitachi Ltd データ処理装置
JPH0484354A (ja) * 1990-07-27 1992-03-17 Nec Corp 同期回路におけるデータ転送方式
JPH05204850A (ja) * 1992-01-27 1993-08-13 Nec Corp バス用通信情報同期化装置及び方法及びバス型接続方式
JPH05336091A (ja) * 1992-06-03 1993-12-17 Nec Corp バス通信システム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6768346B2 (en) 1996-06-07 2004-07-27 Hitachi, Ltd. Signal transmission system
JPH1097495A (ja) * 1996-09-20 1998-04-14 Canon Inc データ通信方法及びその装置
WO1999017183A1 (en) * 1997-09-30 1999-04-08 S3 Incorporated System and method for a self-adjusting data strobe
US7676013B2 (en) 2003-07-17 2010-03-09 Nec Corporation Data transfer system and readjustment control method for use with the system
JP2006222587A (ja) * 2005-02-09 2006-08-24 Nec Corp Dll回路サンプリングタイミング調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置
JP4529714B2 (ja) * 2005-02-09 2010-08-25 日本電気株式会社 Dll回路サンプリングタイミング調整システム及びその方法並びにそれに用いる送受信装置
US7885367B2 (en) 2005-02-09 2011-02-08 Nec Corporation System for adjusting sampling timing of DLL circuit, method therefor and transmitter-receiver used therefor
JP2008090556A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Toshiba Corp メモリカード及びホスト機器
JP2007087603A (ja) * 2007-01-04 2007-04-05 Fujitsu Ltd 半導体装置システム及び半導体装置
JP4536736B2 (ja) * 2007-01-04 2010-09-01 富士通セミコンダクター株式会社 半導体装置システム及び半導体装置
JP2012147383A (ja) * 2011-01-14 2012-08-02 Seiko Epson Corp 画像読取装置、及び画像読取制御方法
WO2013132667A1 (ja) * 2012-03-09 2013-09-12 富士通株式会社 同期データ処理回路、及び、携帯端末機
JP2014168195A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Renesas Sp Drivers Inc 受信装置及び送受信システム

Also Published As

Publication number Publication date
US5737589A (en) 1998-04-07
JP3489147B2 (ja) 2004-01-19
US5870594A (en) 1999-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3489147B2 (ja) データ転送方式
US8040753B2 (en) System and method for capturing data signals using a data strobe signal
US8111565B2 (en) Memory interface and operation method of it
KR102035986B1 (ko) 타이밍 컨트롤러와 상기 타이밍 컨트롤러를 포함하는 디스플레이 시스템
US6978403B2 (en) Deskew circuit and disk array control device using the deskew circuit, and deskew method
US8938578B2 (en) Memory device with multi-mode deserializer
CN110622245B (zh) 用于在存储器装置中提供恒定dqs-dq延迟的设备及方法
JPH098796A (ja) データ転送装置
US6760263B2 (en) Method and device for controlling data latch time
US7949080B2 (en) Phase adjusting function evaluating method, transmission margin measuring method, information processing apparatus and computer readable information recording medium
JP2013065086A (ja) メモリインタフェース回路及びタイミング調整方法
KR100736675B1 (ko) 반도체 소자 테스트 장치
CN116075812A (zh) 使用替代结果的存储器子系统校准
JP2013109637A (ja) メモリインターフェース回路、および、そのメモリインターフェース回路の動作方法
US20080278246A1 (en) Memory controller
JP5221609B2 (ja) Dllを共用してサンプリング位相設定を行うホストコントローラ
US8330471B2 (en) Signal generation and detection apparatus and tester
US10504569B2 (en) System and method for controlling phase alignment of clock signals
US6877103B2 (en) Bus interface timing adjustment device, method and application chip
KR20010080912A (ko) 위상 차 확대기
US6859068B1 (en) Self-correcting I/O interface driver scheme for memory interface
JP2003122625A (ja) インターフェース回路
US20040184303A1 (en) Memory circuit and method for operating the same
KR20040017733A (ko) 최적 래치 타이밍 설정 기능을 가진 에스디램 컨트롤러

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091107

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101107

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 10