JPH078282Y2 - フィラキャップ保持部を有するフュエルフィラリッド - Google Patents
フィラキャップ保持部を有するフュエルフィラリッドInfo
- Publication number
- JPH078282Y2 JPH078282Y2 JP10700089U JP10700089U JPH078282Y2 JP H078282 Y2 JPH078282 Y2 JP H078282Y2 JP 10700089 U JP10700089 U JP 10700089U JP 10700089 U JP10700089 U JP 10700089U JP H078282 Y2 JPH078282 Y2 JP H078282Y2
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- Japan
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- filler
- striker
- lid
- lid panel
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の燃料給油用開口を開閉するフュエル
フィラリッドに関するもので、特に、燃料タンクの注油
口を密封するフィラキャップの保持部を備えたフュエル
フィラリッドに関するものである。
フィラリッドに関するもので、特に、燃料タンクの注油
口を密封するフィラキャップの保持部を備えたフュエル
フィラリッドに関するものである。
(従来の技術) 自動車においては、通常、車体の側面に燃料給油用の開
口が設けられ、その開口が、ヒンジを介して車体に回動
自在に取り付けられるリッドパネルからなるフュエルフ
ィラリッドによって開閉されるようになっている。燃料
タンクの注油口は、その開口に面するように配置されて
いる。その注油口はフィラキャップによって密封される
ようになっている。
口が設けられ、その開口が、ヒンジを介して車体に回動
自在に取り付けられるリッドパネルからなるフュエルフ
ィラリッドによって開閉されるようになっている。燃料
タンクの注油口は、その開口に面するように配置されて
いる。その注油口はフィラキャップによって密封される
ようになっている。
燃料タンクに給油するときには、フュエルフィラリッド
を開き、更にフィラキャップを取り外す。その場合、フ
ィラキャップは注油口の近傍において保持されるように
することが望まれる。
を開き、更にフィラキャップを取り外す。その場合、フ
ィラキャップは注油口の近傍において保持されるように
することが望まれる。
そこで、例えば実公昭51−25208号公報に示されている
ように、リッドパネルの裏面にフィラキャップ保持部を
設けることが考えられている。その保持部は、リッドパ
ネルの裏面から突出する一対のL字形保持部材によって
構成されている。フィラキャップは、その保持部材上に
載置することによって下面側から支持されるようになっ
ている。
ように、リッドパネルの裏面にフィラキャップ保持部を
設けることが考えられている。その保持部は、リッドパ
ネルの裏面から突出する一対のL字形保持部材によって
構成されている。フィラキャップは、その保持部材上に
載置することによって下面側から支持されるようになっ
ている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、そのようなリッドパネルの裏面から突出
する保持部材を特別に設けるものでは、その保持部材が
車体や注油口を密封しているフィラキャップと干渉する
ことのないようにその設計位置を選定しなければならな
いので、その設計が難しくなる。特にフィラキャップが
ねじ込み式のものである場合には、その高さが高いの
で、それを保持する保持部材も高さの高いものとするこ
とが必要となる。そのために、保持部材の設置位置の選
定は更に難しくなる。
する保持部材を特別に設けるものでは、その保持部材が
車体や注油口を密封しているフィラキャップと干渉する
ことのないようにその設計位置を選定しなければならな
いので、その設計が難しくなる。特にフィラキャップが
ねじ込み式のものである場合には、その高さが高いの
で、それを保持する保持部材も高さの高いものとするこ
とが必要となる。そのために、保持部材の設置位置の選
定は更に難しくなる。
また、リッドパネルは樹脂からなる薄肉板状のものとさ
れることが多いが、そのような樹脂製リッドパネルの裏
面に、高さが高く、しかも比較的厚肉の保持部材を一体
成形すると、リッドパネルの表面の「ひけ」と称される
変形が生じやすくなる。
れることが多いが、そのような樹脂製リッドパネルの裏
面に、高さが高く、しかも比較的厚肉の保持部材を一体
成形すると、リッドパネルの表面の「ひけ」と称される
変形が生じやすくなる。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、樹脂製リッドパネルの裏面に特別の保
持部材を立設することなくフィラキャップを保持させる
ことのできるフュエルフィラリッドを得ることである。
て、その目的は、樹脂製リッドパネルの裏面に特別の保
持部材を立設することなくフィラキャップを保持させる
ことのできるフュエルフィラリッドを得ることである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するためには、本考案では、通常リッド
パネルの裏面に設けられるストライカの先端側に、その
ストライカからほぼ直角方向に延出する係止片を設ける
ようにしている。その係止片は、フィラキャップの高さ
とほぼ等しい高さ位置に設けられる。そして、通常樹脂
製リッドパネルの裏面に一体に成形され、そのリッドパ
ネルを補強するリブを、係止片によって上面が支持され
る保持位置にあるフィラキャップの周側面と係合する位
置に配置するようにしている。
パネルの裏面に設けられるストライカの先端側に、その
ストライカからほぼ直角方向に延出する係止片を設ける
ようにしている。その係止片は、フィラキャップの高さ
とほぼ等しい高さ位置に設けられる。そして、通常樹脂
製リッドパネルの裏面に一体に成形され、そのリッドパ
ネルを補強するリブを、係止片によって上面が支持され
る保持位置にあるフィラキャップの周側面と係合する位
置に配置するようにしている。
(作用) このように構成することにより、フィラキャップの先端
面をリッドパネルの裏面に当て、その裏面に沿ってフィ
ラキャップをストライカ側にスライドさせていくと、ス
トライカに設けられた係止片にフィラキャップの上面が
係合して、その係止片によってフィラキャップが上面側
から押さえられる。そして、そのとき、フィラキャップ
の周側面に補強用のリブが係合する。したがって、フィ
ラキャップはその位置で保持される。
面をリッドパネルの裏面に当て、その裏面に沿ってフィ
ラキャップをストライカ側にスライドさせていくと、ス
トライカに設けられた係止片にフィラキャップの上面が
係合して、その係止片によってフィラキャップが上面側
から押さえられる。そして、そのとき、フィラキャップ
の周側面に補強用のリブが係合する。したがって、フィ
ラキャップはその位置で保持される。
このようにして、フィラキャップは樹脂製のリッドパネ
ルに通常設けられるストライカと補強用リブとによって
保持されるようになるので、リッドパネルの裏面に別個
に保持部材を設ける必要がなくなる。
ルに通常設けられるストライカと補強用リブとによって
保持されるようになるので、リッドパネルの裏面に別個
に保持部材を設ける必要がなくなる。
(実施例) 以下、図面を用いて本考案の実施例の説明する 図は本考案によるフィラキャップ保持部を有するフュエ
ルフィラリッドの一実施例を示すもので、第1図はその
フィラリッドを備えた自動車の後部の概略斜視図であ
り、第2図はそのフィラリッドの背面図、第3図はその
フィラリッドの垂直断面図である。
ルフィラリッドの一実施例を示すもので、第1図はその
フィラリッドを備えた自動車の後部の概略斜視図であ
り、第2図はそのフィラリッドの背面図、第3図はその
フィラリッドの垂直断面図である。
第1図から明らかなように、自動車1には、車体後部の
側面に、燃料給油用の開口2が設けられている。その開
口2は、フュエルフィラリッド3によって開閉されるよ
うになっている。また、その開口2の内側には、燃料タ
ンクの注油口4が配置されている。その注油口4は、ね
じ込み式のフィラキャップ5によって密封されるように
なっている。
側面に、燃料給油用の開口2が設けられている。その開
口2は、フュエルフィラリッド3によって開閉されるよ
うになっている。また、その開口2の内側には、燃料タ
ンクの注油口4が配置されている。その注油口4は、ね
じ込み式のフィラキャップ5によって密封されるように
なっている。
第2図に示されているように、フュエルフィラリッド3
はリッドパネル6の一側にヒンジ7を取り付けたもの
で、そのヒンジ7によって車体に回動自在に支持される
ようになっている。そのリッドパネル6は樹脂からなる
薄板状のもので、その周縁部には裏面から立ち上がるフ
ランジ8が設けられている。また、その裏面の上下部に
は左右方向に延びる薄肉の補強用リブ9,10が、更に左右
両側部には上下方向に延びる同様の補強用リブ11,12
が、それぞれリッドパネル6と一体に成形されている。
こうして、薄板状のリッドパネル6はそれらフランジ8
及びリブ9〜12等によってその剛性が高められている。
はリッドパネル6の一側にヒンジ7を取り付けたもの
で、そのヒンジ7によって車体に回動自在に支持される
ようになっている。そのリッドパネル6は樹脂からなる
薄板状のもので、その周縁部には裏面から立ち上がるフ
ランジ8が設けられている。また、その裏面の上下部に
は左右方向に延びる薄肉の補強用リブ9,10が、更に左右
両側部には上下方向に延びる同様の補強用リブ11,12
が、それぞれリッドパネル6と一体に成形されている。
こうして、薄板状のリッドパネル6はそれらフランジ8
及びリブ9〜12等によってその剛性が高められている。
第2,3図から明らかなように、リッドパネル6の裏面に
は、更に、その裏面から大きく突出するストライカ13が
一体成形されている。そのストライカ13は、薄肉のリブ
を組み合わせた中空のものとされている。そして、フィ
ラリッド3は、そのストライカ13によって車体にロック
されるようになっている。
は、更に、その裏面から大きく突出するストライカ13が
一体成形されている。そのストライカ13は、薄肉のリブ
を組み合わせた中空のものとされている。そして、フィ
ラリッド3は、そのストライカ13によって車体にロック
されるようになっている。
ストライカ13の先端面には、そのストライカ13から下方
に向けてリッドパネル6の裏面にほぼ平行に延出、すな
わちストライカ13に対してほぼ直角方向下方に延出する
係止片14が一体に設けられている。
に向けてリッドパネル6の裏面にほぼ平行に延出、すな
わちストライカ13に対してほぼ直角方向下方に延出する
係止片14が一体に設けられている。
第3図に示されているように、フィラキャップ5はねじ
部15と頭部16とを備えている。その頭部16にはつまみ部
16aが一体に設けられている。このフィラキャップ5は
樹脂からなる中空のもので、その長さ、すなわちねじ部
15の先端面から頭部16の上面までの高さはストライカ13
の高さとほぼ等しいものとされている。したがって、そ
のねじ部15の先端面をリッドパネル6の裏面に接触させ
た状態では、ストライカ13の先端面に設けられた係止片
14がフィラキャップ5の頭部16上面に係合し、フィラキ
ャップ5がその係止片14によって押さえられるようにな
っている。
部15と頭部16とを備えている。その頭部16にはつまみ部
16aが一体に設けられている。このフィラキャップ5は
樹脂からなる中空のもので、その長さ、すなわちねじ部
15の先端面から頭部16の上面までの高さはストライカ13
の高さとほぼ等しいものとされている。したがって、そ
のねじ部15の先端面をリッドパネル6の裏面に接触させ
た状態では、ストライカ13の先端面に設けられた係止片
14がフィラキャップ5の頭部16上面に係合し、フィラキ
ャップ5がその係止片14によって押さえられるようにな
っている。
第2図に示されているように、リッドパネル6の裏面の
下部に左右方向に設けられる補強用リブ10は、ストライ
カ13の下方のリッドパネル6の隅部に向かって傾斜して
延びている。そのリブ10には、ストライカ13の下方やや
手前の位置に小さな段部10aが形成されている。また、
リッドパネル6の裏面の左側部に上下方向に設けられる
リブ11は、ストライカ13の下面からリッドパネル6の下
方の隅部に向かって延びている。こうして、ストライカ
13の下方には、これらのリブ10,11によって障壁が形成
されている。フィラキャップ5は、このストライカ13の
下方の隅部においてそのねじ部15の先端の周側面がこれ
らのリブ10,11に接するようにされている。そして、そ
のときには、フィラキャップ5の頭部16上面にストライ
カ13の係止片14が係合するようにされている。
下部に左右方向に設けられる補強用リブ10は、ストライ
カ13の下方のリッドパネル6の隅部に向かって傾斜して
延びている。そのリブ10には、ストライカ13の下方やや
手前の位置に小さな段部10aが形成されている。また、
リッドパネル6の裏面の左側部に上下方向に設けられる
リブ11は、ストライカ13の下面からリッドパネル6の下
方の隅部に向かって延びている。こうして、ストライカ
13の下方には、これらのリブ10,11によって障壁が形成
されている。フィラキャップ5は、このストライカ13の
下方の隅部においてそのねじ部15の先端の周側面がこれ
らのリブ10,11に接するようにされている。そして、そ
のときには、フィラキャップ5の頭部16上面にストライ
カ13の係止片14が係合するようにされている。
次に、このように構成されたフュエルフィラリッド3の
作用について説明する。
作用について説明する。
自動車1の燃料タンクに給油するときには、フュエルフ
ィラリッド3を開き、フィラキャップ5を注油口4から
取り外す。そして、そのフィラキャップ5のつまみ部16
aを把持したまま、そのねじ部15の先端面をリッドパネ
ル6の裏面に当て、更に下方のリブ10に周側面を接触さ
せて、そのリブ10に沿って案内させながらストライカ13
の下方に向かってスライドさせる。フィラキャップ5が
ストライカ13の下方の保持位置に達すると、フィラキャ
ップ5の先端部周側面が上下方向のリブ11に当接し、同
時にフィラキャップ5の頭部16上面にストライカ13の係
止片14が係合する。このとき、フィラキャップ5はリブ
10の段部10aを乗り越える。
ィラリッド3を開き、フィラキャップ5を注油口4から
取り外す。そして、そのフィラキャップ5のつまみ部16
aを把持したまま、そのねじ部15の先端面をリッドパネ
ル6の裏面に当て、更に下方のリブ10に周側面を接触さ
せて、そのリブ10に沿って案内させながらストライカ13
の下方に向かってスライドさせる。フィラキャップ5が
ストライカ13の下方の保持位置に達すると、フィラキャ
ップ5の先端部周側面が上下方向のリブ11に当接し、同
時にフィラキャップ5の頭部16上面にストライカ13の係
止片14が係合する。このとき、フィラキャップ5はリブ
10の段部10aを乗り越える。
この状態では、フィラキャップ5は係止14によってその
頭部16上面側から押さえられる。また、先端部下側の周
側面がリブ10によって支持される。したがって、手を離
してもフィラキャップ5が落下することはない。しか
も、フィラキャップ5の左右方向の移動は下方のリブ10
の段部10a及び側方のリブ11によって規制される。こう
して、フィラキャップ5はその保持位置で確実に保持さ
れる。
頭部16上面側から押さえられる。また、先端部下側の周
側面がリブ10によって支持される。したがって、手を離
してもフィラキャップ5が落下することはない。しか
も、フィラキャップ5の左右方向の移動は下方のリブ10
の段部10a及び側方のリブ11によって規制される。こう
して、フィラキャップ5はその保持位置で確実に保持さ
れる。
このように、このフュエルフィラリッド3によれば、樹
脂製リッドパネル6に通常設けられるストライカ13及び
リブ10,11によってフィラキャップ5が保持されるよう
になるので、リッドパネル6の裏面にフィラキャップ5
を保持するための特別の保持部材を設ける必要がない。
したがって、その保持部材を一体成形することによるリ
ッドパネル6の変形等を防止することができる。また、
一般にストライカ13が係合する車体側の部分には障害物
はないので、ストライカ13にそれからほぼ直角方向に延
出する係止片14を設けても、フィラリッド3の開閉時に
その係止片14が車体等と干渉する恐れもない。
脂製リッドパネル6に通常設けられるストライカ13及び
リブ10,11によってフィラキャップ5が保持されるよう
になるので、リッドパネル6の裏面にフィラキャップ5
を保持するための特別の保持部材を設ける必要がない。
したがって、その保持部材を一体成形することによるリ
ッドパネル6の変形等を防止することができる。また、
一般にストライカ13が係合する車体側の部分には障害物
はないので、ストライカ13にそれからほぼ直角方向に延
出する係止片14を設けても、フィラリッド3の開閉時に
その係止片14が車体等と干渉する恐れもない。
なお、上記実施例においては、係止片14がストライカ13
から下方に延出するものとしているが、リブ10,11等の
配置を適切に定めれば、係止片14を、ストライカ13から
上方あるいは左右方向に延出するものとすることもでき
る。
から下方に延出するものとしているが、リブ10,11等の
配置を適切に定めれば、係止片14を、ストライカ13から
上方あるいは左右方向に延出するものとすることもでき
る。
また、ねじ込み式フィラキャップ5の保持部を有するフ
ィラリッド3について説明したが、本考案はそれに限ら
ず、バヨネット式フィラキャップの保持部にも適用する
ことができる。その場合には、ストライカ13の高さ方向
中間部から係止片14に延出させるようにすればよい。
ィラリッド3について説明したが、本考案はそれに限ら
ず、バヨネット式フィラキャップの保持部にも適用する
ことができる。その場合には、ストライカ13の高さ方向
中間部から係止片14に延出させるようにすればよい。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、スト
ライカにそのストライカからほぼ直角方向に延出する係
止片を設け、その係止片によってフィラキャップをその
上面側から押さえるようにするとともに、樹脂製リッド
パネルの補強用リブを利用して、そのリブによってフィ
ラキャップの周側面を支持するようにしているので、通
常リッドパネルに設けられるもののみによってフィラキ
ャップが保持されるようにすることができる。したがっ
て、リッドパネルに別個の保持部材を一体成形する必要
がなくなり、外観の良好なフュエルフィラリッドを得る
ことができる。
ライカにそのストライカからほぼ直角方向に延出する係
止片を設け、その係止片によってフィラキャップをその
上面側から押さえるようにするとともに、樹脂製リッド
パネルの補強用リブを利用して、そのリブによってフィ
ラキャップの周側面を支持するようにしているので、通
常リッドパネルに設けられるもののみによってフィラキ
ャップが保持されるようにすることができる。したがっ
て、リッドパネルに別個の保持部材を一体成形する必要
がなくなり、外観の良好なフュエルフィラリッドを得る
ことができる。
また、係止片は近傍に障害物のないストライカに設ける
ようにしているので、その係止片によってフィラリッド
の開閉が妨げられることがない。したがって、設計の自
由度は損なわれることもない。しかも、リッドパネルの
裏面から大きく突出するストライカを利用するようにし
ているので、高さの高いねじ込み式フィラキャップの保
持部であっても容易に形成することができる。
ようにしているので、その係止片によってフィラリッド
の開閉が妨げられることがない。したがって、設計の自
由度は損なわれることもない。しかも、リッドパネルの
裏面から大きく突出するストライカを利用するようにし
ているので、高さの高いねじ込み式フィラキャップの保
持部であっても容易に形成することができる。
第1図は、本考案によるフュエルフィラリッドを備えた
自動車の後部を示す概略斜視図、 第2図は、そのフュエルフィラリッドの裏面側を示す背
面図、 第3図は、そのフュエルフィラリッドにおけるフィラキ
ャップの保持状態を示す第2図のIII−III線に沿う垂直
断面図である。 1…自動車、2…燃料給油用開口 3…フュエルフィラリッド 4…注油口、5…フィラキャップ 6…リッドパネル、7…ヒンジ 10,11…補強用リブ、10a…段部 13…ストライカ、14…係止片 15…ねじ部、16…頭部
自動車の後部を示す概略斜視図、 第2図は、そのフュエルフィラリッドの裏面側を示す背
面図、 第3図は、そのフュエルフィラリッドにおけるフィラキ
ャップの保持状態を示す第2図のIII−III線に沿う垂直
断面図である。 1…自動車、2…燃料給油用開口 3…フュエルフィラリッド 4…注油口、5…フィラキャップ 6…リッドパネル、7…ヒンジ 10,11…補強用リブ、10a…段部 13…ストライカ、14…係止片 15…ねじ部、16…頭部
Claims (1)
- 【請求項1】樹脂製リッドパネルの裏面から突出するス
トライカの先端側に、そのストライカからほぼ直角方向
に延出し、フィラキャップを前記リッドパネルの裏面に
沿って移動させたときそのフィラキャップの上面と係合
してそのフィラキャップを上面側から押さえる係止片を
設け、 前記リッドパネルの裏面に設けられる補強用のリブを、
前記フィラキャップが前記係止片によって押さえられる
保持位置にあるときそのフィラキャップの周側面と係合
する位置に配置してなる、 フィラキャップ保持部を有するフュエルフィラリッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10700089U JPH078282Y2 (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | フィラキャップ保持部を有するフュエルフィラリッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10700089U JPH078282Y2 (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | フィラキャップ保持部を有するフュエルフィラリッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0345324U JPH0345324U (ja) | 1991-04-26 |
JPH078282Y2 true JPH078282Y2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=31655718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10700089U Expired - Lifetime JPH078282Y2 (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | フィラキャップ保持部を有するフュエルフィラリッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078282Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6299948B2 (ja) * | 2013-10-16 | 2018-03-28 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両の充電口構造 |
-
1989
- 1989-09-12 JP JP10700089U patent/JPH078282Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0345324U (ja) | 1991-04-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |