JPH0773846B2 - セメント製品の模様付方法 - Google Patents
セメント製品の模様付方法Info
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- JPH0773846B2 JPH0773846B2 JP1018290A JP1018290A JPH0773846B2 JP H0773846 B2 JPH0773846 B2 JP H0773846B2 JP 1018290 A JP1018290 A JP 1018290A JP 1018290 A JP1018290 A JP 1018290A JP H0773846 B2 JPH0773846 B2 JP H0773846B2
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- Japan
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- pallet
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- cement
- cement product
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Links
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Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はセメント製品の模様付方法に関し、詳しく
は、いわゆるパレット押出成形方法におけるセメント製
品の模様付方法に関する。
は、いわゆるパレット押出成形方法におけるセメント製
品の模様付方法に関する。
従来、屋根材、建築用板材等を繊維補強セメント原料に
より成形した無機質建材が非常に広く使用されている。
より成形した無機質建材が非常に広く使用されている。
これら建材は外装材として使用する場合には表面に意匠
上の要請より凹凸模様を付することがある。
上の要請より凹凸模様を付することがある。
ところで、これら無機質建材の製造手段として板状セメ
ント製品の裏面成形用の下型を兼ねたパレットを一連に
接続し、該パレット列上にセメント混練物を供給し、前
記板状セメント製品の表面形状をロール及び、スリッパ
の押圧により賦形していくパレット押出成形方法が知ら
れており、この製造方法による場合、成形品表面の凹凸
模様の賦形は専ら裏面を凹凸に形成したスリッパの押圧
により行わる。
ント製品の裏面成形用の下型を兼ねたパレットを一連に
接続し、該パレット列上にセメント混練物を供給し、前
記板状セメント製品の表面形状をロール及び、スリッパ
の押圧により賦形していくパレット押出成形方法が知ら
れており、この製造方法による場合、成形品表面の凹凸
模様の賦形は専ら裏面を凹凸に形成したスリッパの押圧
により行わる。
しかしながら、この製造方法による場合、成形品表面の
凹凸はパレットの流れ方向に沿った直線状の凹凸模様の
みで、流れ方向に対し、断続しあるいはアトランダム状
に凹凸する模様を付することができず、単調な凹凸模様
とならざるを得ない問題があった。
凹凸はパレットの流れ方向に沿った直線状の凹凸模様の
みで、流れ方向に対し、断続しあるいはアトランダム状
に凹凸する模様を付することができず、単調な凹凸模様
とならざるを得ない問題があった。
この発明は上記問題点に鑑み、パレット押出成形法にお
いて、製造工程の流れ方向に対し断続しあるいはアトラ
ンダム状に凹凸する凹凸模様を容易に付すことの出来る
セメント製品の模様付方法を得ることを目的としてなさ
れたものである。
いて、製造工程の流れ方向に対し断続しあるいはアトラ
ンダム状に凹凸する凹凸模様を容易に付すことの出来る
セメント製品の模様付方法を得ることを目的としてなさ
れたものである。
即ち、この発明のセメント製品の模様付方法は、板状セ
メント製品の裏面成形用の下型を兼ねたパレットを一連
に接続し、該パレット列上にセメント混練物を供給し、
前記板状セメント製品の表面形状をロール及び、スリッ
パの押圧により賦形していくパレット押出成形方法にお
いて、前記スリッパにパレットの流れ方向に沿う幅広の
スリットを幅方向に平行に複数本形成し、該スリット内
にブロック体を上下方向摺動可能に摺嵌すると共に、各
ブロック体を、スリッパの断面積が常に一定となる状態
でアトランダム状に上下摺動させ、ブロック体の下面で
成形品表面に凹凸模様を付していくことを特徴とするも
のである。
メント製品の裏面成形用の下型を兼ねたパレットを一連
に接続し、該パレット列上にセメント混練物を供給し、
前記板状セメント製品の表面形状をロール及び、スリッ
パの押圧により賦形していくパレット押出成形方法にお
いて、前記スリッパにパレットの流れ方向に沿う幅広の
スリットを幅方向に平行に複数本形成し、該スリット内
にブロック体を上下方向摺動可能に摺嵌すると共に、各
ブロック体を、スリッパの断面積が常に一定となる状態
でアトランダム状に上下摺動させ、ブロック体の下面で
成形品表面に凹凸模様を付していくことを特徴とするも
のである。
以下、この発明の実施例を説明する。
第1図はこの発明の方法を実施するそ装置の側面図、第
2図は実施例の要部斜視図、第3図は実施例の要部断面
図である。
2図は実施例の要部斜視図、第3図は実施例の要部断面
図である。
この発明のセメント製品の模様付方法は、板状セメント
製品の裏面成形用の下型を兼ねたパレット1…1を一連
に接続し、このパレット1…1列上にホッパ2よりセメ
ント混練物Sを供給し、板状セメント製品の表面形状を
ロール3及び、スリッパ4の押圧により賦形していくパ
レット押出成形方法において、第2図、第3図に示すよ
うにスリッパ4にパレット1…1の流れ方向(矢印X)
に沿う幅広のスリット5…5を幅方向に平行に複数本形
成し、スリット5…5内にブロック体6…6を上下方向
摺動可能にする摺嵌すると共に、各ブロック体6…6
を、スリッパの断面積が常に一定となる状態でアトラン
ダム状に上下摺動させ、ブロック体6…6の下面で成形
品G表面に凹凸模様G′を付していくように構成されて
いる。
製品の裏面成形用の下型を兼ねたパレット1…1を一連
に接続し、このパレット1…1列上にホッパ2よりセメ
ント混練物Sを供給し、板状セメント製品の表面形状を
ロール3及び、スリッパ4の押圧により賦形していくパ
レット押出成形方法において、第2図、第3図に示すよ
うにスリッパ4にパレット1…1の流れ方向(矢印X)
に沿う幅広のスリット5…5を幅方向に平行に複数本形
成し、スリット5…5内にブロック体6…6を上下方向
摺動可能にする摺嵌すると共に、各ブロック体6…6
を、スリッパの断面積が常に一定となる状態でアトラン
ダム状に上下摺動させ、ブロック体6…6の下面で成形
品G表面に凹凸模様G′を付していくように構成されて
いる。
上記において、各ブロック体6…6はソレノイド或いは
ピストンシリンダ等の駆動装置6A…6Aにより摺動駆動可
能とされ、さらにこの駆動装置6A…6Aは制御装置6Bによ
り、前記の条件を満足するようにアトランダム状に上下
駆動制御される。
ピストンシリンダ等の駆動装置6A…6Aにより摺動駆動可
能とされ、さらにこの駆動装置6A…6Aは制御装置6Bによ
り、前記の条件を満足するようにアトランダム状に上下
駆動制御される。
なお、この制御においてスリッパ4の断面積が常に一定
となる状態とは、例えば一つのブロック体6がスリッパ
4下面から突出し、この突出によりスリッパ4の断面積
がΔd増加した場合、このΔd分だけ他のブロック体6
をスリット5内に引き込み、差引零となるように相互の
ブロック体6…6を出没制御することを言う。
となる状態とは、例えば一つのブロック体6がスリッパ
4下面から突出し、この突出によりスリッパ4の断面積
がΔd増加した場合、このΔd分だけ他のブロック体6
をスリット5内に引き込み、差引零となるように相互の
ブロック体6…6を出没制御することを言う。
この発明の方法によれば、アトランダム状に上下制御さ
れるブロック体6…6により成形品表面に凹凸が付され
る。
れるブロック体6…6により成形品表面に凹凸が付され
る。
この場合、ブロック体6が突出した部分では製品G表面
に凹模様が、またブロック体6が引き込まれた部分では
スリット5内に材料が盛り上がるように残るため凸模様
が形成される。
に凹模様が、またブロック体6が引き込まれた部分では
スリット5内に材料が盛り上がるように残るため凸模様
が形成される。
従って、流れ方向に断続し、しかも凹凸の一定しないア
トランダムな凹凸模様が成形される。
トランダムな凹凸模様が成形される。
また、ブロック体6…6の上下制御は常に断面積が一定
となるように制御しているから、圧縮されるセメント材
料側の断面積も一定となり、スリッパによる圧縮によっ
て材料が滞留したり、不足したりすることが無い。
となるように制御しているから、圧縮されるセメント材
料側の断面積も一定となり、スリッパによる圧縮によっ
て材料が滞留したり、不足したりすることが無い。
この発明は以上説明したように、一連の流れ作業により
成形品を賦形していくにも係わらず、その表面には全く
連続性の無い複雑な凹凸模様が成形され、表面意匠製に
富む製品が唯一のスリッパにより成形できるのである。
成形品を賦形していくにも係わらず、その表面には全く
連続性の無い複雑な凹凸模様が成形され、表面意匠製に
富む製品が唯一のスリッパにより成形できるのである。
また、この発明に使用されるスリッパは従来装置のスリ
ッパと取り替えるだけで良いので実施も容易となるなど
の効果を有する。
ッパと取り替えるだけで良いので実施も容易となるなど
の効果を有する。
第1図はこの発明の方法を実施するそ装置の側面図、第
2図は実施例の要部斜視図、第3図は実施例の要部断面
図である。
2図は実施例の要部斜視図、第3図は実施例の要部断面
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】板状セメント製品の裏面成形用の下型を兼
ねたパレットを一連に接続し、該パレット列上にセメン
ト混練物を供給し、前記板状セメント製品の表面形状を
ロール及び、スリッパの押圧により賦形していくパレッ
ト押出成形方法において、前記スリッパにパレットの流
れ方向に沿う幅広のスリットを幅方向に平行に複数本形
成し、該スリット内にブロック体を上下方向摺動可能に
摺嵌すると共に、各ブロック体を、スリッパの断面積が
常に一定となる状態でアトランダム状に上下摺動させ、
ブロック体の下面で成形品表面に凹凸模様を付していく
ことを特徴とするセメント製品の模様付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018290A JPH0773846B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | セメント製品の模様付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018290A JPH0773846B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | セメント製品の模様付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03213306A JPH03213306A (ja) | 1991-09-18 |
JPH0773846B2 true JPH0773846B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=11743149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1018290A Expired - Lifetime JPH0773846B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | セメント製品の模様付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773846B2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-18 JP JP1018290A patent/JPH0773846B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03213306A (ja) | 1991-09-18 |
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