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JPH0772234A - ナビゲーションシステム - Google Patents

ナビゲーションシステム

Info

Publication number
JPH0772234A
JPH0772234A JP5304699A JP30469993A JPH0772234A JP H0772234 A JPH0772234 A JP H0772234A JP 5304699 A JP5304699 A JP 5304699A JP 30469993 A JP30469993 A JP 30469993A JP H0772234 A JPH0772234 A JP H0772234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parking lot
base station
map
self
position information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5304699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3586746B2 (ja
Inventor
Keiichi Kobayashi
圭一 小林
Yoshiaki Mukai
好昭 向井
Yoshitsugu Menju
尚嗣 毛受
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP30469993A priority Critical patent/JP3586746B2/ja
Publication of JPH0772234A publication Critical patent/JPH0772234A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3586746B2 publication Critical patent/JP3586746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 案内基地局から駐車場位置情報を取得して地
図上に表示し、分かり易いナビゲーションを行うナビゲ
ーションシステムを提供することを目的とする。 【構成】 ナビゲーション装置70から案内基地局64
に電話してサービス要求し、現在位置を送信する(ステ
ップR1、R2)。案内基地局64はサービス要求があ
ると、リンクを確立して現在位置に最適な駐車場を検索
し(ステップX1、X2)、現在位置から検索した駐車
場までの道順を算出して、算出した道順の目標交差点位
置情報を抽出する(ステップX3)。これら駐車場位置
情報及び交差点位置情報をナビゲーション装置70に送
信する(ステップX4)。ナビゲーション装置70は受
信した駐車場位置及び交差点位置から生成した道順を地
図上に合成して、表示部8aに表示する(ステップR
3)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナビゲーションシステ
ムに関し、詳細には、移動通信体の現在位置等を報知す
るナビゲーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信体におけるナビゲーショ
ンシステムとしては、例えば、GPS(Global Positio
ning System)がある。
【0003】このGPSは、メモリに地図情報を記憶
し、人工衛星からの所定の信号を受信して、この信号か
ら自己の現在位置を算出する。そして、GPSは、算出
した現在位置をメモリの地図情報に合成して表示装置に
表示出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のナビゲーションシステムにあっては、人工衛
星からの信号を受信して地図情報上に現在位置を表示出
力するのみであったため、移動目標位置が、公共の建物
や公園等のようにメモリの地図情報に記載されている場
所であれば、移動目標位置に対して現在位置が充分ナビ
ゲーションされているといえるが、移動目標位置が個人
の家等のように、メモリに記憶している地図情報では、
特定することが困難な場合には、移動目標位置が分りに
くく、地図情報上に現在位置を表示出力するだけでは、
移動目標位置に対して充分ナビゲーションされていると
はいえず、分りにくいものであった。
【0005】また、従来のナビゲーションシステムは、
現在の自己の位置を知るためのものであるため、駐車場
がどこにあるのか、また、時事刻々と変化する駐車場の
利用状況を知ることはできず、目的とする駐車場に行っ
ても、満車のため駐車できないという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、移動目標位置に関する
情報を地図上に表示して、移動目標位置を分り易くナビ
ゲーションするとともに、現在位置や移動目標位置に最
適な駐車場を知らせることのできるナビゲーションシス
テムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信衛星から
の所定の信号に基づいて移動通信体の現在位置を生成し
て地図上に表示するナビゲーションシステムであって、
前記移動通信体は、少なくとも地図情報を表示出力する
表示手段と、通信衛星からの所定の信号を受信する受信
手段と、前記受信手段の受信した信号に基づいて地図情
報上の自己の現在位置を生成する自己位置情報生成手段
と、公衆電話回線と無線で通信する通信手段と、前記通
信手段により案内基地局と通信を行って、移動目標位置
情報を取得する目標位置情報取得手段と、前記目標位置
情報取得手段の取得した移動目標位置情報と前記自己位
置情報生成手段の生成した自己の現在位置を地図上に合
成して、前記表示手段に表示出力させる制御手段と、を
備えることにより、上記目的を達成している。
【0008】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記移動通信体は、地図情報を記憶する地図情報
記憶手段を、さらに備え、前記自己位置情報生成手段
が、該地図情報記憶手段の記憶する地図情報上の自己の
現在位置を生成し、前記目標位置情報取得手段が、前記
案内基地局に移動目標位置の住所データを送信し、該住
所データに基づいて該案内基地局が生成して前記移動目
標位置情報として送信してくる移動目標の相手先の経度
データと緯度データを取得し、前記制御手段が、該経度
データと緯度データに基づいて前記地図情報記憶手段の
記憶する地図情報上に移動目標位置を生成するととも
に、前記自己位置情報生成手段の生成した現在位置を該
地図情報上に合成して前記表示手段に表示出力させるも
のであってもよい。
【0009】さらに、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記目標位置情報取得手段は、前記移動目標位置情
報として、移動目標位置の記載された地図情報を取得
し、前記制御手段が、該目標位置情報取得手段が取得し
た地図情報上に前記自己位置情報生成手段の生成した現
在位置を合成して前記表示手段に表示出力させるもので
あってもよい。
【0010】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記通信手段は、前記移動通信体の現在位置データ
を前記案内基地局に送信し、前記目標位置情報取得手段
は、当該現在位置データに基づいて当該案内基地局が作
成して送信してくる当該現在位置から移動目標位置まで
の道順を記載した地図情報を取得し、前記制御手段は、
該目標位置情報取得手段が取得した地図情報を前記表示
手段に表示出力させるものであってもよい。
【0011】さらに、前記ナビゲーションシステムは、
例えば、請求項5に記載するように、前記目標位置情報
取得手段の取得した目標位置情報を当該移動目標位置の
相手先の電話番号データと対応させて記憶する位置情報
記憶手段を、さらに備えていてもよい。
【0012】また、本発明は、請求項6に記載するよう
に、少なくとも地図情報を表示する表示手段と、案内基
地局と無線で通信する通信手段と、前記通信手段により
前記案内基地局に自己の現在位置を送信し、前記案内基
地局から該自己の現在位置に最適な駐車場位置情報を取
得する駐車場位置情報取得手段と、前記駐車場位置情報
取得手段の取得した駐車場位置を地図上に生成して、前
記表示手段に表示させる制御手段と、を備えることによ
り、上記目的を達成している。
【0013】さらに、本発明は、請求項7に記載するよ
うに、少なくとも地図情報を表示する表示手段と、案内
基地局と無線で通信する通信手段と、前記通信手段によ
り前記案内基地局に移動目標位置を送信し、前記案内基
地局から該移動目標位置に最適な駐車場位置情報を取得
する駐車場位置情報取得手段と、前記駐車場位置情報取
得手段の取得した駐車場位置を地図上に生成して、前記
表示手段に表示させる制御手段と、を備えることによ
り、上記目的を達成している。
【0014】上記請求項6または請求項7記載の発明に
おいて、ナビゲーションシステムは、例えば、請求項8
に記載するように、地図情報上の自己の現在位置を生成
する自己位置情報生成手段を、さらに備え、前記制御手
段は、前記駐車場位置情報取得手段の取得した駐車場位
置と前記自己位置情報生成手段の生成した自己の現在位
置を地図上に合成して、前記表示手段に表示させるもの
であってもよい。
【0015】さらに、本発明は、請求項9に記載するよ
うに、通信衛星からの所定の信号に基づいて移動通信体
の現在位置を生成して地図上に表示するナビゲーション
システムであって、前記移動通信体は、少なくとも地図
情報を表示出力する表示手段と、通信衛星からの所定の
信号を受信する受信手段と、前記受信手段の受信した信
号に基づいて地図情報上の自己の現在位置を生成する自
己位置情報生成手段と、公衆電話回線と無線で通信する
通信手段と、前記通信手段により案内基地局に自己の現
在位置を送信し、該案内基地局から該自己の現在位置に
最適な駐車場位置情報を取得する駐車場位置情報取得手
段と、前記駐車場位置情報取得手段の取得した駐車場位
置と前記自己位置情報生成手段の生成した自己の現在位
置を地図上に合成して、前記表示手段に表示させる制御
手段と、を備えることにより、上記目的を達成してい
る。
【0016】この場合、例えば、請求項10に記載する
ように、前記移動通信体は、地図情報を記憶する地図情
報記憶手段を、さらに備え、前記自己位置情報生成手段
が、前記地図情報記憶手段の記憶する地図情報上の自己
の現在位置を生成し、前記駐車場位置情報取得手段が、
前記案内基地局に自己の現在位置データを送信し、該現
在位置データに基づいて該案内基地局が生成して前記駐
車場位置情報として送信してくる駐車場の経度データと
緯度データを取得し、前記制御手段が、該経度データと
緯度データに基づいて前記地図情報記憶手段の記憶する
地図情報上に駐車場位置を生成するとともに、前記自己
位置情報生成手段の生成した現在位置を該地図情報上に
合成して前記表示手段に表示させるものであってもよ
い。
【0017】また、本発明は、請求項11に記載するよ
うに、通信衛星からの所定の信号に基づいて移動通信体
の現在位置を生成して地図上に表示するナビゲーション
システムであって、前記移動通信体は、少なくとも地図
情報を表示出力する表示手段と、通信衛星からの所定の
信号を受信する受信手段と、前記受信手段の受信した信
号に基づいて地図情報上の自己の現在位置を生成する自
己位置情報生成手段と、公衆電話回線と無線で通信する
通信手段と、前記通信手段により案内基地局に移動目標
位置を送信し、該案内基地局から該移動目標位置に最適
な駐車場位置情報を取得する駐車場位置情報取得手段
と、前記駐車場位置情報取得手段の取得した駐車場位置
と前記自己位置情報生成手段の生成した自己の現在位置
を地図上に合成して、前記表示手段に表示させる制御手
段と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0018】この場合、例えば、請求項12に記載する
ように、前記移動通信体は、地図情報を記憶する地図情
報記憶手段を、さらに備え、前記自己位置情報生成手段
が、該地図情報記憶手段の記憶する地図情報上の自己の
現在位置を生成し、前記駐車場位置情報取得手段が、前
記案内基地局に移動目標位置の住所データを送信し、該
住所データに基づいて該案内基地局が生成して前記駐車
場位置情報として送信してくる駐車場の経度データと緯
度データを取得し、前記制御手段が、該経度データと緯
度データに基づいて前記地図情報記憶手段の記憶する地
図情報上に駐車場位置を生成するとともに、前記自己位
置情報生成手段の生成した現在位置を該地図情報上に合
成して前記表示手段に表示させるものであってもよい。
【0019】上記請求項10または請求項12の場合、
例えば、請求項13に記載するように、前記駐車場位置
情報取得手段は、前記駐車場位置情報として、駐車場位
置の記載された地図情報を取得し、前記制御手段が、該
駐車場位置情報取得手段が取得した地図情報上に前記自
己位置情報生成手段の生成した現在位置を合成して前記
表示手段に表示させるものであってもよく、また、請求
項14に記載するように、前記通信手段は、前記移動通
信体の現在位置データを前記案内基地局に送信し、前記
駐車場位置情報取得手段は、当該現在位置データに基づ
いて当該案内基地局が作成して送信してくる当該現在位
置から前記駐車場位置までの道順を記載した地図情報を
取得し、前記制御手段は、該駐車場位置情報取得手段が
取得した地図情報を前記表示手段に表示させるものであ
ってもよい。
【0020】
【作用】請求項1記載の発明によれば、移動通信体は、
通信衛星からの所定の信号を受信して、地図情報上の自
己の現在位置を生成し、また、通信手段により公衆電話
回線を介して案内基地局と通信を行って、移動目標位置
情報を取得する。この取得した移動目標位置情報と前記
生成した自己の現在位置を地図上に合成して、表示手段
に表示出力させる。
【0021】したがって、地図上に自己の現在位置だけ
でなく、移動目標位置をも表示出力することができ、分
り易いナビゲーションを行うことができる。
【0022】この場合、移動通信体が、地図情報を記憶
し、目標位置情報として移動目標の相手先の経度データ
と緯度データ等を取得して、該データに基づいて該記憶
する地図情報上に移動目標位置を生成するとともに、自
己の現在位置を該地図情報上に合成して表示出力させる
と、移動目標の相手先との間で簡単なデータのやり取り
を行うだけで、分り易いナビゲーションを行うことがで
きる。
【0023】また、案内基地局から、移動目標位置情報
として、移動目標位置の記載された地図情報を取得し、
該取得した地図情報上に自己の現在位置を合成して表示
出力させると、移動通信体が、地図情報を記憶するため
の記憶手段を備える必要がなく、簡単な装置で分り易い
ナビゲーションを行うことができる。
【0024】さらに、移動体の現在位置データを案内基
地局に送信し、当該現在位置データに基づいて当該案内
基地局が作成して送信してくる当該現在位置から移動目
標位置までの道順を記載した地図情報を取得し、該取得
した地図情報を表示出力させると、移動通信体が、地図
情報を記憶するための記憶手段を備える必要がなく、簡
単な装置でより一層分り易いナビゲーションを行うこと
ができる。
【0025】また、移動通信体が、取得した目標位置情
報を当該移動目標位置の相手先の電話番号データと対応
させて記憶する位置情報記憶手段を備えるようにする
と、一度位置情報記憶手段に記憶した相手先について
は、移動の度に通信を行って、案内基地局から移動目標
位置情報を取得する必要がなく、情報を有効に活用する
ことができる。
【0026】また、請求項6記載の発明によれば、案内
基地局に自己の現在位置を送信して、案内基地局から該
自己の現在位置に最適な駐車場位置情報を取得し、該取
得した駐車場位置を地図上に生成して、表示手段に表示
させる。
【0027】したがって、自己の現在位置に近く、かつ
空きのある最適な駐車場の位置を地図上に表示させるこ
とができ、現在位置に最適な駐車場位置を分り易くナビ
ゲーションすることができる。
【0028】さらに、請求項7記載の発明によれば、案
内基地局に移動目標位置を送信して、案内基地局から該
移動目標位置に最適な駐車場位置情報を取得し、該取得
した駐車場位置を地図上に生成して、表示手段に表示さ
せる。
【0029】したがって、移動目標位置に近く、かつ空
きのある最適な駐車場の位置を地図上に表示させること
ができ、移動目標位置に最適な駐車場の位置を分り易く
ナビゲーションすることができる。
【0030】請求項6または請求項7記載の発明の場
合、地図情報上の自己の現在位置を生成して、駐車場位
置とともに該生成した自己の現在位置を地図上に合成し
て、表示手段に表示させると、現在位置から最適な駐車
場への道順が分り、確実に駐車を行うことのできる分り
易いナビゲーションを行うことができる。
【0031】また、請求項9記載の発明によれば、移動
通信体は、通信衛星からの所定の信号を受信して、地図
情報上の自己の現在位置を生成し、通信手段により案内
基地局に自己の現在位置を送信して、自己の現在位置に
最適な駐車場位置情報を取得する。この取得した駐車場
位置と前記生成した自己の現在位置を地図上に合成し
て、表示手段に表示させる。
【0032】したがって、地図上に自己の現在位置だけ
でなく、近くで、かつ空きのある最適な駐車場位置をも
表示させることができ、最適な駐車場を分り易くナビゲ
ーションすることができる。
【0033】この場合、請求項10に記載するように、
前記移動通信体が、地図情報を記憶し、最適な駐車場位
置情報として、経度データと緯度データを取得して、該
データに基づいて該記憶する地図情報上に駐車場位置を
生成するとともに、自己の現在位置を該地図情報上に合
成して表示させると、自己の現在位置から最適な駐車場
位置までの道順を分り易く表示できる。
【0034】さらに、請求項11に記載する発明によれ
ば、移動通信体は、地図情報上の自己の現在位置を生成
し、通信手段により案内基地局に移動目標位置を送信し
て、該移動目標位置に最適な駐車場位置情報を取得す
る。この取得した駐車場位置と前記生成した自己の現在
位置を地図上に合成して、表示手段に表示させる。
【0035】したがって、地図上に自己の現在位置だけ
でなく、移動目標位置の近くで、かつ空きのある最適な
駐車場位置をも表示させることができ、移動先で最適な
駐車場を分り易くナビゲーションすることができる。
【0036】この場合、請求項10に記載するように、
前記移動通信体が、地図情報を記憶し、移動目標先の最
適な駐車場位置情報として、経度データと緯度データを
取得して、該データに基づいて該記憶する地図情報上に
駐車場位置を生成するとともに、自己の現在位置を該地
図情報上に合成して表示させると、自己の現在位置から
移動目標先の最適な駐車場位置までの道順を分り易く表
示できる。
【0037】上記請求項10または請求項12の場合、
請求項13に記載するように、案内基地局から駐車場位
置情報として、駐車場位置の記載された地図情報を取得
し、該取得した地図情報上に自己の現在位置を合成して
表示させると、移動通信体が、地図情報を記憶するため
の記憶手段を備える必要がなく、簡単な装置で駐車場位
置の分り易いナビゲーションを行うことができる。
【0038】また、請求項14に記載するように、移動
通信体の現在位置データを案内基地局に送信し、当該現
在位置データに基づいて案内基地局が作成して送信して
くる当該現在位置から駐車場位置までの道順を記載した
地図情報を取得して、該取得した地図情報を表示させる
と、移動通信体が、地図情報を記憶するための記憶手段
を備える必要がなく、簡単な装置でより一層駐車場位置
の分り易いナビゲーションを行うことができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。
【0040】図1〜図10は、本発明に係るナビゲーシ
ョンシステムの第1実施例を示す図であり、本実施例
は、移動通信体として無線電話機を備えた自動車に搭載
されたナビゲーション装置に適用したものである。
【0041】図1〜図3は、ナビゲーション装置1の概
略構成図であり、ナビゲーション装置1が自動車のダッ
シュボード2に装着された状態を示している。なお、図
1〜図3において、3は、カーステレオであり、4は、
エアコンディショナーの吐き出し口である。
【0042】ナビゲーション装置1は、図2及び図3に
示すように、そのケース5内にスライド部6が出し入れ
可能に収納されており、スライド部6は、スライド板7
の先端に操作表示部8を備えている。
【0043】操作表示部8は、その一方側の面に、図2
に示すように、各種キーの配列された操作部8aが設け
られており、他方側の面に、図3に示すように、表示部
8bが設けられている。操作表示部8は、図2及び図3
に矢印で示すように、水平方向から所定角度回転可能に
スライド板7に取り付けられており、後述するように、
図外のモータ等により回転駆動される。操作部8aに
は、各種キーとして、テンキーやアスタリスクキー等が
設けられており、電話番号等を入力したり、各種命令を
入力する。表示部8bは、例えば、液晶表示装置が用い
られており、電話機としてナビゲーション装置1を使用
するときに入力した電話番号やナビゲーション時に地図
情報等を表示する。
【0044】ナビゲーション装置1は、そのスライド部
6の状態に応じた3つの状態、すなわち、スライド部6
が図1に示すようにケース5内に収納された収納状態、
スライド部6が図2に示すように引出され操作部8aの
表面が上を向いてキー入力が可能な入力状態及び操作表
示部8が回転されて図3に示すように表示部8bが正面
側に向いて表示部を視認可能な表示状態を備えている。
【0045】スライド部6は、操作表示部8の先端部、
すなわちケース5への収納状態で、図1に示すように、
ケース5外に面する部分には、フェザータッチ・スイッ
チ9、10、11とマイク12が設けられており、フェ
ザータッチ・スイッチ9は、上記入力状態あるいは表示
状態から収納状態にするためのスイッチで、フェザータ
ッチ・スイッチ10は、収納状態あるいは表示状態から
入力状態にするためのスイッチで、フェザータッチ・ス
イッチ11は、収納状態あるいは入力状態から表示状態
にするためのスイッチである。
【0046】マイク12は、ナビゲーション装置1に各
種命令を音声により行う際や無線電話機として使用する
際に使用され、ナビゲーション装置1は、このマイク1
2から取り込んだ音声を解読して音声により命令された
各種処理を行う。
【0047】ナビゲーション装置1は、図4に示すよう
に、回路構成されており、無線電話機能とナビゲーショ
ン機能を兼ね備えている。
【0048】すなわち、ナビゲーション装置1は、CP
U(Central Processing Unit) 20、電話用アンテナ
21、無線送受信回路22、マイク12、音声認識部2
3、スピーカ24、音声出力部25、表示部8a、表示
データ作成部26、スライド部駆動部27、GPS用ア
ンテナ28、GPS受信部29、フェザータッチ・スイ
ッチ部30、操作部8b、RAM(Random Access Memo
ry)31、ROM(Read Only Memory)32及びCD−
ROM部33等を備えており、マイク12、表示部8a
及び操作部8bは、それぞれ上記説明したものである。
【0049】電話用アンテナ21は、公衆電話用無線電
波を受信して無線送受信回路22に出力し、また、無線
送受信回路22から入力される電波信号を送信する。こ
の公衆電話用無線電波は、PSTN(公衆電話回線網)
やISDN(Integrated Services Digital Network)
等で構成された回線網により発受信される。
【0050】無線送受信回路22は、例えば、PCMコ
ーデック、スピーチコーデック、TDMA(Time Divis
ion Multiple Access) 信号処理部、ディジタル変・復
調部及びRF(Radio Frequency) 処理部等を備え、音
声認識部23を介してマイク12から入力された音声信
号をPCMコーデックによるディジタル信号への変換処
理、スピーチコーデックによるディジタル信号の圧縮処
理、TDMA信号処理部によるある周波数を時分割して
共用する通信方式で通信する際の信号処理、ディジタル
変・復調部によるディジタル信号の変調処理及びRF処
理部による中間周波数信号の高周波信号への変換処理等
を行って、電話用アンテナ21を介して送信する。ま
た、無線送受信回路22は、アンテナ21で受信した高
周波信号のRF処理部による中間周波数信号への変換処
理、ディジタル変・復調部によるディジタル信号の復調
処理、TDMA信号処理部による時分割で入力される信
号の信号処理、スピーチコーデックによるディジタル信
号の伸張処理、PCMコーデックによるディジタル信号
の音声信号への変換処理を行って、音声認識部23に出
力したり、CPU20及び音声出力部25を介してスピ
ーカ24から出力させる。
【0051】音声認識部23は、マイク12や無線送受
信回路22から入力される音声を解読し、その内容を認
識して、認識内容をCPU20に出力する。すなわち、
音声認識部23は、マイク12から「電話」や「オフ・
フック」等の予め設定された言葉が入力されると、その
言葉を認識して、CPU20に出力する。
【0052】スピーカ24は、本実施例では、上記図1
から図3に示したカーステレオ3のスピーカが使用され
ているが、カーステレオ3のスピーカとは別に専用のス
ピーカを設けてもよい。
【0053】音声出力部25は、CPU20から入力さ
れる音声信号をアナログ変換し、スピーカ24を介して
拡声出力させる。
【0054】スライド部駆動部27は、モータやモータ
で駆動される機械的機構で構成されており、CPU20
の制御下で上記スライド部8を駆動して、スライド部8
の出し入れを行うとともに、前記操作表示部8の回転駆
動を行う。
【0055】GPS用アンテナ28は、通信衛星からの
所定の信号を受信し、GPS受信部29に出力する。
【0056】GPS受信部29は、GPS用アンテナ2
8からの信号を所定の信号形態に変換してCPU20に
出力する。
【0057】フェザータッチ・スイッチ部30は、上記
フェザータッチ・スイッチ9、10、11を総称したも
のであり、各フェザータッチ・スイッチ9、10、11
の操作信号を、CPU20に出力する。
【0058】ROM32には、ナビゲーション処理プロ
グラムや音声認識部23の認識した言葉と当該言葉に対
応させた命令の一致をみるための辞書及びナビゲーショ
ン処理や電話処理に必要な各種音声メッセージ等が格納
されている。
【0059】RAM31は、CPU20のワークRAM
として使用されるとともに、その一部に電話帳ファイル
を記憶し、この電話帳ファイルは、図5に示すように、
短縮番号、氏名、電話番号及び住所の通常の電話帳デー
タだけでなく、緯度データと経度データで構成されてい
る。この緯度データと経度データは、後述するように、
案内基地局に無線電話により電話して取得した移動目標
の相手先の緯度データと経度データであり、当該相手先
の電話番号に対応させてCPU20により書き込まれ
る。
【0060】CD−ROM部33は、CD−ROMドラ
イバを備え、例えば、種々の縮尺の日本全土の地図情報
を記憶するCD−ROMが装着される。この地図情報
は、緯度及び経度により検索可能となっている。
【0061】CPU20は、演算部34と制御部35を
備えており、ROM32内のプログラムに従ってナビゲ
ーション装置1の各部を制御して、公衆電話回線を利用
した無線電話機としての処理と、通信衛星からの信号に
基づくナビゲーション処理を行う。この際に、CPU2
0は、種々の演算処理を演算部34で行い、各部の制御
を制御部35で行う。
【0062】一方、図6に示すように、案内基地局40
は、送受信部41、CPU42及びROM43等を備え
ており、送受信部41を介して有線あるいは無線により
公衆電話回線に接続されている。
【0063】ROM43には、案内基地局40としての
処理プログラムや各種システムデータ、特に、住所・氏
名−緯度経度テーブルが格納されており、この住所・氏
名−緯度経度テーブルは、図7に示すように、住所デー
タや氏名データと緯度データ及び経度データを対応させ
たものであり、移動通信体としての自動車のナビゲーシ
ョン装置1から送信されてくる住所データや氏名データ
に基づいて移動目標位置情報としての緯度データ及び経
度データを生成する際に使用される。
【0064】CPU42は、ROM43内のプログラム
に従って案内基地局40の各部を制御して、案内基地局
40としての処理、特に、送信されてくる住所データや
氏名データに基づいて移動目標位置情報としての緯度デ
ータ及び経度データを生成して、当該住所データや氏名
データを送信してきたナビゲーション装置1に送信する
処理を行う。
【0065】送受信部41は、有線あるいは無線により
接続された公衆電話回線を介してナビゲーション装置1
との間で電話通信を行う。
【0066】次に、作用を説明する。
【0067】本実施例のナビゲーション装置1は、無線
電話機能を使用して案内基地局40に電話し、案内基地
局40から移動目標の位置情報として緯度経度データを
もらって、ナビゲーション処理するところにその特徴が
ある。
【0068】すなわち、ナビゲーション装置1を使用し
てナビゲーション処理を行わせるには、利用者は、ま
ず、ナビゲーション装置1を使用して、案内基地局40
に電話する発呼処理を行わせ、案内基地局40に電話が
つながると、当該案内基地局40から移動目標位置に必
要なデータを受信して、ナビゲーションするデータ受信
・ナビゲーション処理を行わせる。
【0069】以下、上記発呼処理とデータ受信・ナビゲ
ーション処理を順次図8及び図9のフローチャートに基
づいて説明する。
【0070】まず、発呼処理を図8に基づいて説明す
る。
【0071】ナビゲーション装置1の利用者は、案内基
地局40への発呼処理を行うには、ナビゲーション装置
1の電源を投入し、案内基地局40への発呼処理をナビ
ゲーション装置1に行わせるために予め設定されている
言葉、例えば、「案内」等をマイク12に向って発生す
る。
【0072】ナビゲーション装置1は、電源が投入され
ると、所定の初期化処理を行った後、図8に示すよう
に、音声入力があったかどうかチェックし(ステップS
1)、マイク12を通して音声入力があると、入力され
た音声が案内命令であるかどうかチェックする(ステッ
プS2)。
【0073】この案内命令であるかどうかは、マイク1
2から入力された音声(言葉)を音声認識部23で認識
して、CPU20に出力された認識結果をCPU20が
ROM32に格納されている各種命令用の言葉の登録さ
れている辞書を検索し、案内命令用の言葉として登録さ
れている言葉と一致するかどうかをみることにより判別
する。
【0074】ステップS2で、案内命令でないと判断す
ると、当該認識した言葉に対応する他の処理、例えば、
通常の電話をかける処理等を実行する(ステップS
3)。
【0075】ステップS2で、案内命令であると判断す
ると、CPU20は、相手先に関する情報の入力を求め
るメッセージ、例えば、「相手の氏名をどうぞ」を音声
出力部25を介してスピーカ24から発生させる。これ
らの音声メッセージは、上述のように、各処理毎にRO
M32内に予め格納されている。
【0076】ナビゲーション装置1の利用者は、上記メ
ッセージが発生されると、所定時間内に音声により、移
動相手先の氏名をマイク12に向かって発声する。
【0077】ナビゲーション装置1は、上記メッセージ
を発声した後、音声入力があるのを待って(ステップS
5)、当該音声により相手先が特定できたかどうかチェ
ックする(ステップS6)。
【0078】すなわち、ナビゲーション装置1は、音声
が入力されると、音声認識部23で音声を認識し、CP
U20が認識結果に基づいて相手先が特定されたかどう
か、すなわち、RAM31内の電話帳ファイルに当該氏
名が登録されており、その氏名に住所データが記載され
ているかどうかをチェックする。
【0079】ステップS6で、相手先が特定されないと
きには、ステップS4に戻って相手先情報の入力を求め
るメッセージの発声を再度行う。
【0080】なお、この場合のメッセージとしては、ス
テップP4において発声したメッセージ内容とは異なら
せて、例えば、「もう一度、お願いします。」等の再入
力の要請を明確にしたメッセージであってもよい。
【0081】ステップS6で、相手先が特定されると、
無線送受信回路22を起動して、オフ・フック状態と
し、案内基地局40の電話番号を無線送受信回路22に
出力して、当該案内基地局40へ発呼させる(ステップ
S7)。
【0082】次に、データ受信・ナビゲーション処理を
図9に基づいて説明する。
【0083】ナビゲーション装置1は、上記発呼処理に
より案内基地局40に発呼すると、案内基地局40が応
呼して案内基地局40につながるのを待って(ステップ
T1)、データ送信モードに入り、ROM32に格納さ
れている所定のデータ送信を要求する信号(データ送信
要求信号)を案内基地局40に送信するとともに、RA
M31の電話帳ファイルから前記検索した移動目標の相
手先の氏名と住所のデータを読み出して、案内基地局4
0に送信する(ステップT2)。
【0084】一方、案内基地局40は、ナビゲーション
装置1から発呼があり、データ送信要求信号と氏名及び
住所データが送信されてくると、送信されてきた氏名及
び住所データに基づいてROM43の氏名・住所−緯度
経度テーブルを検索し、当該氏名及び住所に該当する緯
度データ及び経度データを読み出して、送受信部41か
らナビゲーション装置1に送信する。
【0085】ナビゲーション装置1は、案内基地局40
からのデータを受信したかどうかチェックし(ステップ
T3)、データを受信すると、受信した緯度経度データ
に対応する地図情報をCD−ROM部33のCD−RO
Mから検索して、読み出す(ステップT4)。
【0086】ナビゲーション装置1は、読み出した地図
情報上に受信した緯度データ及び経度データに基づいて
移動目標の相手先位置を合成するとともに、自己位置を
合成する(ステップT5)。
【0087】この自己位置は、通信衛星からの信号をG
PS用アンテナ28を介してGPS受信部29で受信
し、受信信号に基づいてCPU20が解析する。この自
己位置を上記CD−ROMから読み出した地図情報上に
合成する。
【0088】但し、相手先位置と自己位置とが地図の縮
尺の関係で同じ地図情報上に合成できないときには、相
手先位置を合成した地図と自己位置を合成した地図とを
別々に用意してもよいし、相手先位置のみを合成した地
図を用意してもよい。また、地図の縮尺を相手先位置と
自己位置との両方が合成できるものを採用してもよい。
さらに、これら各地図を用意し、ナビゲーション装置1
の利用者の選択した地図を後述する表示処理で表示部8
bに表示してもよいし、画面分割やウインドウ表示して
相手先位置や自己位置の近辺の地図を分割画面やウイン
ドウ画面にそれぞれ表示出力するようにしてもよい。
【0089】このようにして相手先位置を地図情報上に
合成すると、CPU20は、スライド部6の状態をチェ
ックして、スライド部6が表示状態、すなわち図3に示
すように表示部8bが視認可能な状態でないときには、
スライド部駆動部27を駆動して、スライド部6を表示
状態とし、上記合成した地図情報を表示データ作成部2
6に展開して、表示部8aに表示出力する(ステップT
6)。
【0090】したがって、表示部8bには、例えば、図
10に示すように、地図上に、自己の位置(図10中黒
塗りの三角形で表示)とともに、相手先位置(図10中
に2重丸で表示)が表示出力され、容易に移動目標位置
である相手先位置を確認することができる。その結果、
分り易いナビゲーションを行うことができ、ナビゲーシ
ョン装置1の利用性を向上させることができる。
【0091】また、上記ステップT6において、相手先
位置を緯度経度により認識すると、認識した相手先の緯
度経度データを、図5に示したRAM31の電話帳ファ
イルに設けられている緯度データ及び経度データの欄
に、書き込む(ステップT6)。
【0092】したがって、次回以降に同じ相手先に移動
するときには、相手先に電話をして、相手先情報を送っ
てもらうことなく、RAM31の電話帳ファイルに相手
先情報として記憶されている緯度データ及び経度データ
により相手先位置を地図上に合成してナビゲーションす
ることができる。その結果、相手先情報を有効に活用す
ることができ、ナビゲーション装置1の利用性を向上さ
せることができる。
【0093】図11〜図14は、本発明の第2実施例を
示す図であり、本実施例は、案内基地局に自己位置のデ
ータを送信するとともに、地図情報の送信要求を行っ
て、送信されてきた地図情報をそのまま表示出力するも
のである。なお、本実施例は、上記第1実施例と同様の
ナビゲーション装置1に適用されてものであり、本実施
例の説明において、上記第1実施例で用いた符号をその
まま使用する。
【0094】本実施例は、上述のように、自己の現在位
置を案内基地局に送信し、自己の現在位置から相手先位
置までの道順を記載した地図情報の送信要求を行うもの
であるから、ナビゲーション装置1は、地図情報を記憶
するためのCD−ROM部33を備えている必要がな
い。
【0095】一方、案内基地局は、地図情報に移動目標
の相手先の位置とナビゲーション装置1の現在位置を合
成するとともに、現在位置から相手先位置までの道順を
合成して送信するので、地図情報を記憶するメモリや地
図情報に現在位置や相手先位置及び道順を合成する機能
を備えている必要がある。
【0096】すなわち、図11に示すように、案内基地
局50は、送受信部51、CPU52、地図用ROM5
3、ROM54及び順路地図作成部55等を備えてい
る。
【0097】送受信部51は、有線あるいは無線により
接続された公衆電話回線を介してナビゲーション装置1
との間で電話通信を行う。
【0098】地図用ROM53は、種々の縮尺の日本全
土の地図情報を記憶し、この地図情報は、緯度及び経度
により検索可能となっている。
【0099】ROM54には、案内基地局50としての
処理プログラムや各種システムデータ、特に、住所・氏
名−緯度経度テーブルが格納されており、この住所・氏
名−緯度経度テーブルは、図7に示したものと同様のも
ので、住所データや氏名データと緯度データ及び経度デ
ータを対応させたものであり、移動通信体としての自動
車のナビゲーション装置1から送信されてくる住所デー
タや氏名データに基づいて移動目標位置情報としての緯
度データ及び経度データを生成する際に使用される。
【0100】順路地図作成部55は、CPU52の制御
下で動作して、ナビゲーション装置1から送信されてく
るナビゲーション装置1の現在位置情報と移動目標の相
手先位置情報に基づいて、CPU52が地図用ROM5
3から読み出した地図情報上に当該現在位置及び相手先
位置を合成するとともに、当該現在位置から相手先位置
までの道順を作成して、地図上に合成する。
【0101】CPU52は、ROM54内のプログラム
に従って案内基地局50の各部を制御して、案内基地局
50としての処理、特に、送信されてくるナビゲーショ
ン装置1の現在位置情報と移動目標の相手先位置情報に
基づいて地図用ROM53から当該現在位置及び相手先
位置に対応する地図情報を読み出し、順路地図作成部5
5に出力して、順路地図作成部55に当該現在位置から
相手先位置までの順路を当該地図情報上に合成した地図
情報を作成させて、作成させた地図情報をナビゲーショ
ン装置1に送信する処理を行う。
【0102】本実施例のナビゲーション装置1は、図1
2に示すように、上記実施例と同様にして、案内基地局
50に発呼すると、応呼されるのを待って(ステップP
1)、データ送信モードに入り、ROM32に格納され
ている所定のデータ送信を要求する信号を案内基地局5
0に送信するとともに、RAM31の電話帳ファイルか
ら上記実施例と同様にして検索した移動目標の相手先の
氏名と住所のデータを読み出して、案内基地局50に送
信する(ステップP2)。また、ナビゲーション装置1
は、通信衛星からの信号により自己位置を検出して、検
出した自己位置情報を緯度データ及び経度データとして
案内基地局50に送信する(ステップP2)。
【0103】一方、案内基地局50は、ナビゲーション
装置1から発呼があり、データ送信要求信号、氏名と住
所データ及びナビゲーション装置1の現在位置情報が送
信されてくると、送信されてきた氏名と住所データに基
づいてROM43の住所・氏名−緯度経度テーブルを検
索し、当該住所及び氏名に該当する緯度データ及び経度
データを読み出す。この相手先の緯度データ及び経度デ
ータ及びナビゲーション装置1の現在位置情報に基づい
て地図用ROM53から当該相手先位置及び現在位置に
対応する地図情報を読み出して、順路地図作成部55に
出力する。
【0104】順路地図作成部55は、図13に示すよう
に、当該地図情報上にナビゲーション装置1の現在位置
と相手先位置を合成するとともに、現在位置から相手先
位置までの順路を合成する。案内基地局50は、この合
成された地図情報を送受信部51からナビゲーション装
置1に送信する。
【0105】なお、図13において、黒塗りの三角形で
表示されているのが、自己位置であり、2重丸で表示さ
れているのが、相手先位置である。また、自己位置から
相手先位置まで伸びている実線が、道順を示している。
なお、この道順は、分り易い道順、最短距離の道順等を
同時に作成してもよいし、種々の道順の中から、ナビゲ
ーション装置1が地図情報を要求する際に要求してもよ
い。
【0106】ナビゲーション装置1は、案内基地局50
からのデータを受信したかどうかチェックし(ステップ
P3)、データを受信すると、受信した地図情報を、図
13に示すように、RAM31の電話帳ファイルの当該
相手先の電話番号に対応させて記憶する(ステップP
4)。このとき、相手先位置が緯度データ及び経度デー
タで与えられているときには、その相手先位置の緯度デ
ータ及び経度データを電話帳ファイルの緯度データ項目
及び経度データ項目に書き込む。すなわち、本実施例の
ナビゲーション装置1は、RAM31に図14に示すよ
うな短縮番号、氏名、電話番号、住所、緯度及び経度の
データの他に、地図情報を記憶する電話帳ファイルを備
えており、この地図情報記憶項目に案内基地局50から
受信した地図情報を記憶する。
【0107】データのRAM31への地図情報の書き込
みが完了すると、スライド部6を表示状態にした後、受
信した地図情報を表示部8bに表示出力する(ステップ
P5)。
【0108】したがって、本実施例によれば、ナビゲー
ション装置1は、上記第1実施例のナビゲーション装置
1の備えていたCD−ROM部33を備えていなくて
も、相手先から受信した地図情報をRAM31に記憶
し、その地図情報を表示出力することにより、上記同様
のナビゲーションを行うことができる。その結果、上記
同様に相手先の位置を容易に確認することのできるナビ
ゲーション処理を行うことができるとともに、ナビゲー
ション装置1を小型化して、安価なものとすることがで
きる。
【0109】また、本実施例の地図情報には、自己の位
置から相手先位置までの道順が記載されているため、自
己位置から相手先位置までの道順を容易に知るとがで
き、より一層分り易いナビゲーションを行うことができ
る。
【0110】さらに、このRAM31に記憶した地図情
報は、次回以降に同じ相手先に移動する際に、電話番号
により検索して表示部8bに表示出力することができ、
地図情報を有効に利用することができる。
【0111】なお、第2実施例においては、ナビゲーシ
ョン装置1が案内基地局50に移動目標の相手先氏名と
住所データ及び自己の現在位置情報を送信し、案内基地
局50が地図情報にナビゲーション装置1の現在位置と
移動目標の相手先位置及び現在位置から相手先位置まで
の道順を合成して、ナビゲーション装置1に送信してい
るが、これに限るものではなく、例えば、ナビゲーショ
ン装置1が移動目標の相手先氏名と住所データのみを送
信し、案内基地局50が相手先位置を合成した地図情報
を送信するようにしてよい。この場合には、ナビゲーシ
ョン装置1は、受信した地図情報に自己の現在位置を合
成して、表示出力する。
【0112】図15〜図18は、本発明の第3実施例を
示す図であり、本実施例は、案内基地局に自己位置のデ
ータを送信し、案内基地局から自己位置に最適な駐車場
位置情報を受信して、地図上に表示出力するものであ
る。
【0113】図15は、本発明の第3実施例のナビゲー
ションシステムのシステム構成図であり、このナビゲー
ションシステム60は、上記第1実施例と同様のナビゲ
ーション装置を搭載した移動通信体としての自動車61
と、この自動車61との間で無線により送受信する中継
基地局62と、中継基地局62とPSTNやISDN等
で構成された回線網63で接続された案内基地局64等
を備えている。
【0114】この自動車61には、図16に示すよう
に、上記第1実施例のナビゲーション装置と同様のナビ
ゲーション装置70が搭載されており、本実施例のナビ
ゲーション装置70の説明において、同様の構成部分に
ついては、上記第1実施例で用いた符号をそのまま使用
する。
【0115】ナビゲーション装置70は、第1実施例と
同様の電話用アンテナ21、無線送受信回路22、マイ
ク12、音声認識部23、スピーカ24、音声出力部2
5、表示部8a、表示データ作成部26、スライド部駆
動部27、GPS用アンテナ28、GPS受信部29、
フェザータッチ・スイッチ部30、操作部8b及びCD
−ROM部33を備えるとともに、CPU71、RAM
72及びROM73等を備えている。
【0116】ROM73には、ナビゲーション処理プロ
グラムや音声認識部23の認識した言葉と当該言葉に対
応させた命令の一致をみるための辞書及びナビゲーショ
ン処理や電話処理に必要な各種音声メッセージ等が格納
されており、特に、駐車場位置を案内基地局64から取
得する駐車場位置情報取得処理プログラムが格納されて
いる。
【0117】RAM72は、CPU71のワークRAM
として使用されるとともに、ナビゲーション処理に必要
な各種データ、特に、駐車場の空き状況や各駐車場の位
置情報を記憶している。この駐車場の位置情報は、例え
ば、緯度データ及び経度データとして記憶されている。
【0118】CPU71は、演算部74と制御部75を
備えており、ROM73内のプログラムに従ってナビゲ
ーション装置70の各部を制御して、回線網63を利用
した無線電話機としての処理と、通信衛星からの信号に
基づくナビゲーション処理、特に、案内基地局64との
間で通信処理して、駐車場位置情報を取得する駐車場位
置情報取得処理を行う。この際に、CPU73は、種々
の演算処理を演算部74で行い、各部の制御を制御部7
5で行う。
【0119】上記中継基地局62は、無線通信用のアン
テナ65や通信装置を備えるとともに、回線網63に接
続されており、所定エリア内の各自動車61のナビゲー
ション装置70との間で無線による送受信を行うととも
に、回線網63を介して案内基地局64との間でデータ
の授受を行う。
【0120】案内基地局64は、図示しないが、送受信
部、CPU及びROM等を備えており、送受信部を介し
て回線網63に接続されている。
【0121】案内基地局64は、ROM内にナビゲーシ
ョンを行うための処理プログラムや各種システムデー
タ、特に、駐車場−緯度経度テーブル等が格納されてお
り、この駐車場−緯度経度テーブルは、図7に示したも
のと同様のものであり、移動通信体としての自動車61
のナビゲーション装置70から送信されてくる現在位置
情報に基づいて当該現在位置に最適な駐車場位置情報と
しての緯度データと経度データ及び現在位置から駐車場
までの道順の目標となる交差点の位置を示す交差点位置
情報としての緯度データと経度データを生成する際に使
用される。
【0122】また、案内基地局64は、RAMに各駐車
場の空き情報を格納しており、自動車61のナビゲーシ
ョン装置70から駐車場情報のサービス要求があった際
に、現在位置の近くで、かつ、空きのある駐車場位置情
報を生成する際に、また、自動車61の現在位置からこ
の駐車場までの適切な道順の目標となる交差点位置情報
を生成する際にRAMの駐車場の空き情報を使用する。
【0123】すなわち、案内基地局64は、自動車61
のナビゲーション装置70から中継基地局62を介して
駐車場位置情報のサービス要求があると、ROM内のプ
ログラムに従って案内基地局64の各部を制御して、送
信されてくる現在位置データに基づいて現在位置に最適
な駐車場を検索し、検索した駐車場の駐車場位置情報と
しての緯度データ及び経度データを生成する。また案内
基地局64は、生成した駐車場への現在位置からの道順
を算出し、当該道順の目標となる交差点位置を抽出し、
抽出した交差点位置の緯度データ及び経度データを生成
する。案内基地局64は、上記生成した駐車場位置情報
及び交差点位置情報としての緯度データ及び経度データ
を回線網63を介して中継基地局62に送信する。
【0124】中継基地局62は、案内基地局64から送
信されてきた駐車場位置情報をサービス要求してきた自
動車61のナビゲーション装置70に無線送信する。
【0125】次に、本実施例の作用を説明する。
【0126】本実施例のナビゲーション装置70は、中
継基地局62を介して案内基地局64に自己の現在位置
情報を送信して、サービス要求を行い、現在位置に最適
な駐車場位置情報を取得する。
【0127】すなわち、利用者は、現在位置に最適な駐
車場位置を知りたいときには、図17に示すように、上
記第1実施例と同様に、音声により、ナビゲーション装
置70を使用して中継基地局62を介して、案内基地局
64に電話する発呼処理を行わせ、駐車場位置情報のサ
ービス要求を行う(ステップR1)。
【0128】中継基地局62は、ナビゲーション装置7
0から発呼処理があると、回線網63を介して案内基地
局64を発呼し、ナビゲーション装置70と案内基地局
64との間の中継処理を行う。
【0129】案内基地局64は、発呼があると、応呼し
て、回線のリンクを確立する(ステップX1)。
【0130】ナビゲーション装置70は、回線のリンク
が確立されると、自己の現在位置情報を送信し、駐車場
位置情報が送信されてくるのを待つ(ステップR2)。
なお、ナビゲーション装置70は、この現在位置情報
を、例えば、現在位置の緯度データ及び経度データとし
て送信する。
【0131】案内基地局64は、現在位置情報が送信さ
れてくると、RAMの駐車場情報を検索して、現在位置
に近く、かつ、空きのある駐車場、すなわち、現在位置
に最適の駐車場を検索する(ステップX2)。
【0132】案内基地局64は、最適の駐車場を検索す
ると、現在位置から当該検索した駐車場位置までの最適
な道順を算出し、道順の算出が完了すると、当該道順に
おいて目標となる交差点の位置情報を抽出する(ステッ
プX3)。
【0133】次に、案内基地局64は、上記検索した最
適の駐車場位置情報と抽出した交差点情報を中継基地局
62を介してナビゲーション装置70に送信する(ステ
ップX4)。案内基地局64は、この駐車場位置情報及
び交差点情報を当該駐車場及び交差点の緯度データ及び
経度データとして送信する。
【0134】ナビゲーション装置70は、案内基地局6
4から駐車場位置情報と交差点情報が送信されてくる
と、交差点情報から現在位置から駐車場位置までの道順
を生成し、図18に示すように、地図上に駐車場位置及
び生成した道順を自己の現在位置とともに合成して、表
示部8aに表示する(ステップR3)。
【0135】したがって、案内基地局64に自己の現在
位置を送信すると、案内基地局64から該自己の現在位
置に最適な駐車場位置情報と現在位置から最適な駐車場
位置までの交差点情報を取得することができ、取得した
交差点情報に基づいて現在位置から駐車場位置までの道
順を生成し、取得した駐車場位置と現在位置及び現在位
置から駐車場位置までの道順を地図上に生成して、表示
部8aに表示させることができる。
【0136】その結果、自己の現在位置の近くで、かつ
空きのある最適な駐車場の位置を地図上に表示させるこ
とができ、駐車場位置を分り易くナビゲーションするこ
とができる。
【0137】図19及び図20は、本発明の第4実施例
を示す図であり、本実施例は、案内基地局に移動目標位
置のデータを送信し、案内基地局から移動目標位置に最
適な駐車場位置情報を受信して、地図上に表示出力する
ものである。
【0138】本実施例は、上記第3実施例と同様のナビ
ゲーションシステムに適用したものであり、その構成も
同様である。そこで、本実施例の説明においては、構成
図及びその説明を省略し、また、第3実施例で用いた符
号をそのまま使用して説明する。
【0139】本実施例のナビゲーション装置70は、図
19に示すように、サービスを受ける場合、中継基地局
62を介して案内基地局64に発呼して、駐車場位置情
報のサービス要求を行う(ステップQ1)。
【0140】案内基地局64は、発呼があると、応呼し
て、回線のリンクを確立する(ステップK1)。
【0141】ナビゲーション装置70は、回線のリンク
が確立されると、自己の現在位置情報及び移動目標位置
情報を送信し、駐車場位置情報が送信されてくるのを待
つ(ステップQ2)。
【0142】案内基地局64は、現在位置情報及び移動
目標位置情報が送信されてくると、RAMの駐車場情報
を検索して、移動目標位置に近く、かつ、空きのある駐
車場、すなわち、移動目標位置に最適の駐車場を検索す
る(ステップK2)。
【0143】案内基地局64は、最適の駐車場を検索す
ると、現在位置から当該検索した駐車場位置までの最適
な道順を算出し、道順の算出が完了すると、当該道順に
おいて目標となる交差点の位置情報を抽出する(ステッ
プK3)。
【0144】次に、案内基地局64は、上記検索した最
適の駐車場位置情報と抽出した交差点情報を中継基地局
62を介してナビゲーション装置70に送信する(ステ
ップK4)。この駐車場位置情報及び交差点情報は、上
記第3実施例と同様に、当該駐車場位置の緯度データと
経度データ及び交差点の緯度データと経度データとして
生成される。
【0145】ナビゲーション装置70は、案内基地局6
4から駐車場位置情報と交差点位置情報が送信されてく
ると、交差点情報から現在位置から駐車場位置までの道
順を生成し、図20に示すように、地図上に駐車場位置
及び生成した道順を自己の現在位置とともに合成して、
表示部8aに表示する(ステップQ3)。
【0146】したがって、案内基地局64に自己の現在
位置と移動目標位置を送信すると、案内基地局64から
該移動目標位置に最適な駐車場位置情報と現在位置から
当該駐車場位置までの交差点情報を取得することがで
き、取得した交差点情報から現在位置から駐車場位置ま
での道順を生成し、取得した駐車場位置と現在位置及び
現在位置から駐車場位置までの道順を地図上に合成し
て、表示部8aに表示させることができる。
【0147】その結果、移動目標位置の近くで、かつ空
きのある最適な駐車場の位置を地図上に表示させること
ができ、駐車を確実に行うことのできるナビゲーション
を行うことができる。
【0148】なお、上記第3実施例及び第4実施例にお
いては、現在位置と道順を駐車場位置とともに表示する
ようにしているが、これに限るものではなく、駐車場位
置のみを地図上に表示してもよく、また、現在位置と駐
車場位置を地図上に表示するようにしてもよい。
【0149】また、上記第3実施例及び第4実施例にお
いては、駐車場位置情報や道順としての交差点情報を緯
度データ及び経度データとして受信しているが、これに
限るものではなく、上記第2実施例のように、案内基地
局で、地図上に駐車場位置や道順を合成し、この合成し
た地図情報をナビゲーション装置に送信するようにして
もよい。
【0150】なお、上記各実施例においては、ナビゲー
ション装置1が利用者の音声を認識することにより各処
理を行う音声入力方式を採用しているが、これに限るも
のではなく、例えば、利用者が操作部8aをキー操作す
ることにより、各処理を行わせるキー入力方式であって
もよいし、周囲が騒がしいときなどは、キー入力方式を
採用し、周囲が静かで運転中などは、音声入力方式を採
用する等のように、音声入力方式とキー入力方式を適宜
使い分けてもよい。
【0151】また、上記各実施例においては、GPSを
利用して自己位置を得るナビゲーションシステムに適用
した場合について説明したが、これに限るものではな
く、例えば、ジャイロを使用して自己位置を得るもので
あってもよいし、無線通信局との間で無線通信を行って
自己位置を得るものであってもよい。
【0152】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、地図上に
自己の現在位置だけでなく、移動目標位置をも表示出力
することができ、分り易いナビゲーションを行うことが
できる。
【0153】また、移動通信体が、地図情報を記憶し、
目標位置情報として移動目標の相手先の経度データと緯
度データを案内基地局から取得して、該データに基づい
て該記憶する地図情報上に移動目標位置を生成するとと
もに、自己の現在位置を該地図情報上に合成して表示出
力させると、案内基地局との間で簡単なデータのやり取
りを行うだけで、分り易いナビゲーションを行うことが
できる。
【0154】さらに、案内基地局から、移動目標位置情
報として、移動目標位置の記載された地図情報を取得
し、該取得した地図情報上に自己の現在位置を合成して
表示出力させると、移動通信体が、地図情報を記憶する
ための記憶手段を備える必要がなく、簡単な装置で分り
易いナビゲーションを行うことができる。
【0155】また、移動体の現在位置データを案内基地
局に送信し、当該現在位置データに基づいて案内基地局
が作成して送信してくる当該現在位置から移動目標位置
までの道順を記載した地図情報を取得し、該取得した地
図情報を表示出力させると、移動通信体が、地図情報を
記憶するための記憶手段を備える必要がなく、簡単な装
置でより一層分り易いナビゲーションを行うことができ
る。
【0156】さらに、移動通信体が、取得した目標位置
情報を当該移動目標位置の相手先の電話番号データと対
応させて記憶すると、一度記憶した相手先については、
移動の度に通信を行って、相手先から移動目標位置情報
を取得する必要がなく、情報を有効に利用することがで
きる。
【0157】また、請求項6記載の発明によれば、自己
の現在位置に近く、かつ空きのある最適な駐車場の位置
を地図上に表示させることができ、自己の現在位置に最
適な駐車位置を分り易くナビゲーションすることができ
る。
【0158】さらに、請求項7記載の発明によれば、移
動目標位置に近く、かつ空きのある最適な駐車場の位置
を地図上に表示させることができ、移動目標位置で駐車
を確実に行うことのできるナビゲーションを行うことが
できる。
【0159】これら請求項6または請求項7記載の発明
の場合、地図情報上の自己の現在位置を生成して、駐車
場位置とともに該生成した自己の現在位置を地図上に合
成して、表示手段に表示させると、現在位置から最適な
駐車場への道順が分り、確実に駐車を行うことのできる
分り易いナビゲーションを行うことができる。
【0160】また、請求項9記載の発明によれば、地図
上に自己の現在位置だけでなく、近くで、かつ空きのあ
る最適な駐車場位置をも表示させることができ、最適な
駐車場を分り易くナビゲーションすることができる。
【0161】この場合、移動通信体が、地図情報を記憶
し、最適な駐車場位置情報として、経度データと緯度デ
ータを取得して、該データに基づいて該記憶する地図情
報上に駐車場位置を生成するとともに、自己の現在位置
を該地図情報上に合成して表示させると、自己の現在位
置から最適な駐車場位置までの道順を分り易く表示でき
る。
【0162】さらに、請求項11に記載する発明によれ
ば、地図上に自己の現在位置だけでなく、移動目標位置
の近くで、かつ空きのある最適な駐車場位置をも表示さ
せることができ、移動先で最適な駐車場を分り易くナビ
ゲーションすることができる。
【0163】この場合、前記移動通信体が、地図情報を
記憶し、移動目標先の最適な駐車場位置情報として、経
度データと緯度データを取得して、該データに基づいて
該記憶する地図情報上に駐車場位置を生成するととも
に、自己の現在位置を該地図情報上に合成して表示させ
ると、自己の現在位置から移動目標先の最適な駐車場位
置までの道順を分り易く表示できる。
【0164】上記請求項10または請求項12の場合、
案内基地局から駐車場位置情報として、駐車場位置の記
載された地図情報を取得し、該取得した地図情報上に自
己の現在位置を合成して表示させると、移動通信体が、
地図情報を記憶するための記憶手段を備える必要がな
く、簡単な装置で駐車場位置の分り易いナビゲーション
を行うことができる。
【0165】また、請求項14に記載するように、移動
通信体の現在位置データを案内基地局に送信し、当該現
在位置データに基づいて案内基地局が作成して送信して
くる当該現在位置から駐車場位置までの道順を記載した
地図情報を取得して、該取得した地図情報を表示させる
と、移動通信体が、地図情報を記憶するための記憶手段
を備える必要がなく、簡単な装置でより一層駐車場位置
の分り易いナビゲーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナビゲーションシステムの第1実施例
を適用したナビゲーション装置のスライド部の収納状態
を示す斜視図。
【図2】図1のナビゲーション装置のスライド部をスラ
イドさせた入力状態を示す斜視図。
【図3】図1のナビゲーション装置のスライド部をスラ
イドさせ表示部を起こした表示状態を示す斜視図。
【図4】図1のナビゲーション装置の回路ブロック図。
【図5】図4のナビゲーション装置のRAMの一部に形
成される住所録ファイルのフォーマット図。
【図6】本発明のナビゲーションシステムの第1実施例
の案内基地局の回路ブロック図。
【図7】図6の案内基地局のROMの一部に形成される
住所−経緯度変換テーブルのフォーマット図。
【図8】図1のナビゲーション装置による発呼処理を示
すフローチャート。
【図9】図1のナビゲーション装置によるデータ受信・
ナビゲーション処理を示すフローチャート。
【図10】図1のナビゲーション装置の表示部に表示さ
れる目標位置を表示した地図の一例を示す図。
【図11】本発明のナビゲーションシステムの第2実施
例に用いられる案内基地局の回路ブロック図。
【図12】本発明のナビゲーションシステムの第2実施
例によるデータ受信・ナビゲーション処理を示すフロー
チャート。
【図13】本発明のナビゲーションシステムの第2実施
例のナビゲーション装置の表示部に表示される目標位置
への道順を表示した地図の一例を示す図。
【図14】本発明のナビゲーションシステムの第2実施
例のナビゲーション装置のRAMの一部に形成される住
所録ファイルのフォーマット図。
【図15】本発明のナビゲーションシステムの第3実施
例のナビゲーションシステムの全体構成図。
【図16】図15のナビゲーション装置の回路ブロック
図。
【図17】図15のナビゲーション装置と案内基地局と
の間で行われるデータ送・受信処理及びナビゲーション
処理を示すフローチャート。
【図18】図15のナビゲーション装置の表示部に表示
される自己位置と自己位置に最適な駐車場位置を表示し
た地図の一例を示す図。
【図19】本発明のナビゲーションシステムの第4実施
例を適用したナビゲーション装置と案内基地局との間で
行われるデータ送・受信処理及びナビゲーション処理を
示すフローチャート。
【図20】本発明のナビゲーションシステムの第4実施
例を適用したナビゲーション装置の表示部に表示される
自己位置と移動目標位置及び移動目標位置に最適な駐車
場位置を表示した地図の一例を示す図。
【符号の説明】
1 ナビゲーション装置 2 ダッシュボード 3 カーステレオ 4 吐き出し口 5 ケース 6 スライド部 7 スライド板 8 操作表示部 8a 操作部 8b 表示部 9、10、11 フェザータッチ・スイッチ 12 マイクロホン 20 CPU 21 電話用アンテナ 22 無線送受信回路 23 音声認識部 24 スピーカ 25 音声出力部 26 表示データ作成部 27 スライド部駆動部 28 GPS用アンテナ 29 GPS受信部 30 フェザータッチ・スイッチ部 31 RAM 32 ROM 33 CD−ROM部 40、50 案内基地局 41、51 送受信部 42、52 CPU 43、54 ROM 53 地図用ROM 55 順路地図作成部 60 ナビゲーションシステム 61 自動車 62 中継基地局 63 回線網 64 案内基地局 70 ナビゲーション装置 71 CPU 72 RAM 73 ROM 74 演算部 75 制御部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信衛星からの所定の信号に基づいて移動
    通信体の現在位置を生成して地図上に表示するナビゲー
    ションシステムであって、 前記移動通信体は、 少なくとも地図情報を表示出力する表示手段と、 通信衛星からの所定の信号を受信する受信手段と、 前記受信手段の受信した信号に基づいて地図情報上の自
    己の現在位置を生成する自己位置情報生成手段と、 公衆電話回線と無線で通信する通信手段と、 前記通信手段により案内基地局と通信を行って、移動目
    標位置情報を取得する目標位置情報取得手段と、 前記目標位置情報取得手段の取得した移動目標位置と前
    記自己位置情報生成手段の生成した自己の現在位置を地
    図上に合成して、前記表示手段に表示出力させる制御手
    段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】前記移動通信体は、 地図情報を記憶する地図情報記憶手段を、さらに備え、 前記自己位置情報生成手段が、該地図情報記憶手段の記
    憶する地図情報上の自己の現在位置を生成し、 前記目標位置情報取得手段が、前記案内基地局に移動目
    標位置の住所データを送信し、該住所データに基づいて
    該案内基地局が生成して前記移動目標位置情報として送
    信してくる移動目標の相手先の経度データと緯度データ
    を取得し、 前記制御手段が、該経度データと緯度データに基づいて
    前記地図情報記憶手段の記憶する地図情報上に移動目標
    位置を生成するとともに、前記自己位置情報生成手段の
    生成した自己の現在位置を該地図情報上に合成して前記
    表示手段に表示出力させることを特徴とする請求項1記
    載のナビゲーションシステム。
  3. 【請求項3】前記目標位置情報取得手段は、前記移動目
    標位置情報として、移動目標位置の記載された地図情報
    を取得し、 前記制御手段が、該目標位置情報取得手段が取得した地
    図情報上に前記自己位置情報生成手段の生成した現在位
    置を合成して前記表示手段に表示出力させることを特徴
    とする請求項1記載のナビゲーションシステム。
  4. 【請求項4】前記通信手段は、前記移動通信体の現在位
    置データを前記案内基地局に送信し、 前記目標位置情報取得手段は、当該現在位置データに基
    づいて当該案内基地局が作成して送信してくる当該現在
    位置から移動目標位置までの道順を記載した地図情報を
    取得し、 前記制御手段は、該目標位置情報取得手段が取得した地
    図情報を前記表示手段に表示出力させることを特徴とす
    る請求項1記載のナビゲーションシステム。
  5. 【請求項5】前記ナビゲーションシステムは、 前記目標位置情報取得手段の取得した目標位置情報を当
    該移動目標位置の相手先の電話番号データと対応させて
    記憶する位置情報記憶手段を、さらに備えたことを特徴
    とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のナビゲ
    ーションシステム。
  6. 【請求項6】少なくとも地図情報を表示する表示手段
    と、 案内基地局と無線で通信する通信手段と、 前記通信手段により前記案内基地局に自己の現在位置を
    送信し、前記案内基地局から該自己の現在位置に最適な
    駐車場位置情報を取得する駐車場位置情報取得手段と、 前記駐車場位置情報取得手段の取得した駐車場位置を地
    図上に生成して、前記表示手段に表示させる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  7. 【請求項7】少なくとも地図情報を表示する表示手段
    と、 案内基地局と無線で通信する通信手段と、 前記通信手段により前記案内基地局に移動目標位置を送
    信し、前記案内基地局から該移動目標位置に最適な駐車
    場位置情報を取得する駐車場位置情報取得手段と、 前記駐車場位置情報取得手段の取得した駐車場位置を地
    図上に生成して、前記表示手段に表示させる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  8. 【請求項8】前記ナビゲーションシステムは、 地図情報上の自己の現在位置を生成する自己位置情報生
    成手段を、さらに備え、 前記制御手段は、前記駐車場位置情報取得手段の取得し
    た駐車場位置と前記自己位置情報生成手段の生成した自
    己の現在位置を地図上に合成して、前記表示手段に表示
    させることを特徴とする請求項6または請求項7記載の
    ナビゲーションシステム。
  9. 【請求項9】通信衛星からの所定の信号に基づいて移動
    通信体の現在位置を生成して地図上に表示するナビゲー
    ションシステムであって、 前記移動通信体は、 少なくとも地図情報を表示出力する表示手段と、 通信衛星からの所定の信号を受信する受信手段と、 前記受信手段の受信した信号に基づいて地図情報上の自
    己の現在位置を生成する自己位置情報生成手段と、 公衆電話回線と無線で通信する通信手段と、 前記通信手段により案内基地局に自己の現在位置を送信
    し、該案内基地局から該自己の現在位置に最適な駐車場
    位置情報を取得する駐車場位置情報取得手段と、 前記駐車場位置情報取得手段の取得した駐車場位置と前
    記自己位置情報生成手段の生成した自己の現在位置を地
    図上に合成して、前記表示手段に表示させる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  10. 【請求項10】前記移動通信体は、 地図情報を記憶する地図情報記憶手段を、さらに備え、 前記自己位置情報生成手段が、前記地図情報記憶手段の
    記憶する地図情報上の自己の現在位置を生成し、 前記駐車場位置情報取得手段が、前記案内基地局に自己
    の現在位置データを送信し、該現在位置データに基づい
    て該案内基地局が生成して前記駐車場位置情報として送
    信してくる駐車場の経度データと緯度データを取得し、 前記制御手段が、該経度データと緯度データに基づいて
    前記地図情報記憶手段の記憶する地図情報上に駐車場位
    置を生成するとともに、前記自己位置情報生成手段の生
    成した現在位置を該地図情報上に合成して前記表示手段
    に表示させることを特徴とする請求項9記載のナビゲー
    ションシステム。
  11. 【請求項11】通信衛星からの所定の信号に基づいて移
    動通信体の現在位置を生成して地図上に表示するナビゲ
    ーションシステムであって、 前記移動通信体は、 少なくとも地図情報を表示出力する表示手段と、 通信衛星からの所定の信号を受信する受信手段と、 前記受信手段の受信した信号に基づいて地図情報上の自
    己の現在位置を生成する自己位置情報生成手段と、 公衆電話回線と無線で通信する通信手段と、 前記通信手段により案内基地局に移動目標位置を送信
    し、該案内基地局から該移動目標位置に最適な駐車場位
    置情報を取得する駐車場位置情報取得手段と、 前記駐車場位置情報取得手段の取得した駐車場位置と前
    記自己位置情報生成手段の生成した自己の現在位置を地
    図上に合成して、前記表示手段に表示させる制御手段
    と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  12. 【請求項12】前記移動通信体は、 地図情報を記憶する地図情報記憶手段を、さらに備え、 前記自己位置情報生成手段が、該地図情報記憶手段の記
    憶する地図情報上の自己の現在位置を生成し、 前記駐車場位置情報取得手段が、前記案内基地局に移動
    目標位置の住所データを送信し、該住所データに基づい
    て該案内基地局が生成して前記駐車場位置情報として送
    信してくる駐車場の経度データと緯度データを取得し、 前記制御手段が、該経度データと緯度データに基づいて
    前記地図情報記憶手段の記憶する地図情報上に駐車場位
    置を生成するとともに、前記自己位置情報生成手段の生
    成した現在位置を該地図情報上に合成して前記表示手段
    に表示させることを特徴とする請求項11記載のナビゲ
    ーションシステム。
  13. 【請求項13】前記駐車場位置情報取得手段は、前記駐
    車場位置情報として、駐車場位置の記載された地図情報
    を取得し、 前記制御手段が、該駐車場位置情報取得手段が取得した
    地図情報上に前記自己位置情報生成手段の生成した現在
    位置を合成して前記表示手段に表示させることを特徴と
    する請求項10または請求項12記載のナビゲーション
    システム。
  14. 【請求項14】前記通信手段は、前記移動通信体の現在
    位置データを前記案内基地局に送信し、 前記駐車場位置情報取得手段は、当該現在位置データに
    基づいて当該案内基地局が作成して送信してくる当該現
    在位置から前記駐車場位置までの道順を記載した地図情
    報を取得し、 前記制御手段は、該駐車場位置情報取得手段が取得した
    地図情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする
    請求項10または請求項12記載のナビゲーションシス
    テム。
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