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JPH0770238A - エチレンとα−オレフインとの共重合体のフイルム - Google Patents

エチレンとα−オレフインとの共重合体のフイルム

Info

Publication number
JPH0770238A
JPH0770238A JP13083194A JP13083194A JPH0770238A JP H0770238 A JPH0770238 A JP H0770238A JP 13083194 A JP13083194 A JP 13083194A JP 13083194 A JP13083194 A JP 13083194A JP H0770238 A JPH0770238 A JP H0770238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molecular weight
copolymer
component
ethylene
ethylene content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13083194A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kamiyama
政樹 神山
Masanori Motooka
正則 本岡
Takashi Ueda
孝 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to JP13083194A priority Critical patent/JPH0770238A/ja
Publication of JPH0770238A publication Critical patent/JPH0770238A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 剛性、引張強度、耐衝撃性に優れ、透明性、
耐引裂性、耐クリープ性が良好で、耐熱性と低温ヒート
シール性の調和のとれた共重合体のフイルム。 【構成】 エチレンと炭素数4ないし20のα−オレフ
インとの共重合体であつて、メルトフローレート、密
度、組成分布、分子量分布、融点および結晶融解熱量を
特定の範囲とした共重合体のフイルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、引張強度、耐衝撃性、剛性に優
れ、透明性、耐引裂性、クリープ特性が良好で耐熱性と
低温ヒートシール性のバランスがよいエチレンとα−オ
レフインとの共重合体のフイルムに関する。
【0002】高圧法低密度ポリエチレン(以下、HP−
LDPEと呼ぶことがある)は、柔軟で且つ比較的透明
性が良好なため、フイルム、中空容器、射出成形品、パ
イプ、鋼管被覆材、電線被覆材、発泡成形品等のあらゆ
る分野に使用されている。しかしながらHP−LDPE
は一方では、耐衝撃性、耐引裂性、耐環境応力亀裂性
(ESCR)等に劣り、一部で使用が制限されている。
【0003】一方、遷移金属触媒を用い、中・低圧下で
エチレンと炭素数3以上のα−オレフインとを共重合し
て得られる低密度ポリエチレン(以下L−LDPEと呼
ぶことがある)は、HP−LDPEに比べ、機械的強
度、ESCRに優れ、且つ透明性も良好なので、一部で
はHP−LDPEに代わるものとして期待されている。
しかし近年、製袋機、充填包装機等の包装機械の高速化
に対応した更に高強度の樹脂の要求がある。又高密度ポ
リエチレンから得られるモノフイラメントは高強力では
あるが柔軟性に欠けており、一方HP−LDPEから得
られるモノフイラメントは柔軟ではあるが引張強度に劣
り、柔軟性と引張強度のバランスのとれたモノフイラメ
ントへの要求もある。かかる観点から本出願人は先に新
規なエチレン共重合体(特開昭53−92887号公
報)を提案したが、ここに具体的に開示したエチレン共
重合体は、幾分組成分布が広く、低分子量で低結晶性の
ものを含むため、剛性および引張強度が不充分であるこ
とが分かつた。また単一の融点を有するエチレン共重合
体として例えば特公昭46−21212号公報あるいは
特開昭57−105411号公報に示される方法が提案
されているが、該方法にあるような融点が単一のエチレ
ン共重合体は低温ヒートシール性を付与すると耐熱性が
劣り、耐熱性を付与するために融点を上げると低温での
ヒートシール性が劣るといつた欠点を有している。また
特定の長鎖分岐指数を有し且つ特定の短鎖分岐分布を有
するエチレン・α−オレフイン共重合体(特開昭57−
126809号公報)が提案されているが、そこに具体
的に開示されたものは組成分布が広く、透明性、耐衝撃
性に劣る。
【0004】そこで本発明者らは、剛性、引張強度、耐
衝撃性に優れ、透明性、耐引裂性、耐クリープ性が良好
で、耐熱性と低温ヒートシール性の調和のとれた共重合
体のフイルムの開発について検討した結果、組成分布と
分子量分布を特定の範囲にすることにより上記目的を達
成できることが分かり、本発明に到達した。
【0005】すなわち本発明は、(A) メルトフロー
レートが0.01ないし200g/10min、(B)
密度が0.900ないし0.945g/cm3、(C)
下記式(1)で表わされる組成分布パラメータ(U)
が100以下、 U=100×(Cw/Cn−1) …(1) 但し、式中Cwは重量平均分岐度及びCnは数平均分岐
度を表わす。
【0006】(D) 高エチレン含量成分の重量平均分
子量M ̄whと低エチレン含量成分の重量平均分子量M
 ̄wlの比M ̄wh/M ̄wlが1.05以上、且つ高
エチレン含量成分の分子量分布(M ̄wh/M ̄nh)
と低エチレン含量成分の分子量分布(M ̄wl/M ̄n
l)との比(M ̄wh/M ̄nh)/M ̄wl/M ̄n
l)が1以下、(E) 示差走査型熱量計(DSC)に
より測定される融点が複数個あり、複数個ある融点の
内、最高融点(T1)が下記式(5)で表わされる温度
以上で且つ130℃以下、 T1≧175d−43 …(5) 但し式中dは共重合体の密度(g/cm3)で表わされ
る数値である。
【0007】(F) 示差走査型熱量計(DSC)によ
り測定される最高融点の結晶融解熱量:H1と全結晶融
解熱量:HTとの比H1/HTが0.6以下、及び(G)
エチレンと共重合されるα−オレフインが炭素数4ない
し20の範囲、であることを特徴とするエチレンとα−
オレフインとの共重合体(以下単に共重合体と呼ぶこと
がある)のフイルムを提供するものである。
【0008】本発明における共重合体は以下の(A)〜
(G)によつて規定される。
【0009】(A) メルトフローレート(以下MFR
と略す)が0.01ないし200g/10min、好ま
しくは0.05ないし150g/10minの範囲であ
る。MFRが200g/10minを越えるものは、成
形性、機械的強度が劣るので好ましくなく、0.01g
/10min未満のものは、溶融粘度が高くて成形性に
劣る。本発明におけるMFRはASTM D 1238E
により測定した値である。
【0010】(B) 密度が0.900ないし0.945
g/cm3、好ましくは0.910ないし0.940g/
cm3の範囲である。密度が0.900g/cm3未満の
ものは耐ブロツキング性が劣るので好ましくなく、0.
945g/cm3を越えるものは透明性、耐引裂性、耐
衝撃性、低温ヒートシール性が劣る。本発明における密
度はASTM D 1505により測定した値である。
【0011】(C) 組成分布が下記式(1)で表わさ
れる組成分布パラメーター(U)で100以下、好まし
くは90以下である。
【0012】 U=100×(Cw/Cn−1) …(1) 但し式中Cwは重量平均分岐度及びCnは数平均分岐度
を表わす。
【0013】Uが100を越えるものは組成分布が広
く、透明性、耐引裂性、耐衝撃性、低温ヒートシール性
に劣つたものとなる。本発明におけるCw及びCnは以
下の方法により測定した値である。すなわち共重合体の
組成分別を行うために該共重合体をp−キシレンとブチ
ルセロソルブとの混合溶媒(容量比:80/20)に溶
解後、硅藻土(商品名:セライト#560ジヨン・マン
ビル社(米)製)にコーテイングしたものを円筒状カラ
ムに充填し、前記混合溶媒と同一組成の溶媒をカラム内
に移送・流出させながら、カラム内温度を30℃から5
℃刻みで120℃迄段階的に上昇させて、コーテイング
した共重合体を分別後メタノールに再沈後、濾別・乾燥
して分別物を得た。次いで各分別物の炭素数1000当
たりの分岐数Cを次の(D)項と同じ13C−NMR法に
より求め、分岐数Cと各分別区分の累積重量分率I
(w)とが次の対数正規分布(式(2))に従つている
として、最小自乗法によりCw及びCnを求めた。
【0014】
【化1】
【0015】但し式中β2は β2=21n(Cw/Cn) …(3) で表わされ、Co2は Co2=Cw・Cn …(4) で表わされる。
【0016】尚、13C−NMR法による分岐数Cは、G.
J. Ray、P. E. Johnson and J. R.Knox、Macromolecul
es、10、773(1977)に開示された方法に準じ、
13C−NMRスペクトルに観測されるメチレン炭素のシ
グナルを用い、その面積強度より求めた。
【0017】(D) 高エチレン含量成分の重量平均分
子量:M ̄whと低エチレン含量成分の重量平均分子
量:M ̄wlとの比M ̄wh/M ̄wlが1.05以
上、好ましくは1.05ないし10の範囲であり、且つ
高エチレン含量成分の分子量分布(M ̄wh/M ̄n
h)と低エチレン含量成分の分子量分布(M ̄wl/M
 ̄nl)との比(M ̄wh/M ̄nh)/(M ̄wl/
M ̄nl)が1以下、好ましくは0.1ないし1.0の範
囲である。高エチレン含量成分の重量平均分子量M ̄w
h及び低エチレン含量成分の重量平均分子量M ̄wl
は、前記組成分別法より得た各フラクシヨンを未分別の
エチレン・α−オレフイン共重合体の平均分岐度を境に
低分岐側と高分岐側に2分した場合(各フラクシヨンの
分岐度の中で平均分岐度に一致するものがない場合は、
最も平均分岐度に近いフラクシヨンは2等分し、それぞ
れ低分岐側と高分岐側に加算した)のそれぞれ低分岐
側、すなわちエチレン含量が多い成分の重量平均分子量
M ̄wh及び高分岐側、すなわちエチレン含量が低い成
分の重量平均分子量M ̄wlである。又、組成分別によ
つて得られた各フラクシヨン及び未分別の共重合体の重
量平均分子量M ̄wはゲルパーミエーシヨンクロマトグ
ラフイー(GPC)により測定し、高エチレン含量成分
および低エチレン含量成分のGPC曲線は、各フラクシ
ヨンのGPC曲線にその重量分率をかけ合成することに
より求めた。M ̄wh/M ̄wlが1.05以上、且つ
(M ̄wh/M ̄nh)/(M ̄wl/M ̄nl)が1
以下であるということは、高エチレン含量の高分子量成
分、低エチレン含量の低分子量成分および低エチレン含
量の高分子量成分を含み、高エチレン含量の低分子量成
分を含まないことで特徴づけられ、該成分を含むことに
より、引張強度、剛性、耐衝撃性がとくに改良される。
また更には、本発明におけるエチレン・α−オレフイン
共重合体は前記組成分別により得られた組成分布が狭い
各フラクシヨンをGPCによりM ̄wを測定することに
より、M ̄wと分岐度(エチレン含量)とで表わされる
分子量−組成分布図上で以下の如く規定すると、透明性
等の他の物性を低下させることなく更に引張強度、剛
性、耐衝撃性に優れ、且つ流動性、押出加工性が良好な
共重合体となるので好ましい。
【0018】すなわち、組成(分岐度)をX軸、分子量
(M)をY軸及び重量分率をZ軸にとり、3次元的に表
わされる組成−分子量分布図において、分岐度と未分別
のエチレン・α−オレフイン共重合体の平均分岐度との
比が、第1表に示す値に相当する分岐度に対応する重量
分率(Z軸)の最大値の1/10及び2/10における
分子量(M)と未分別のエチレン・α−オレフイン共重
合体の重量平均分子量(M ̄wa)との比M/Mwaを
常用対数log10(M/M ̄wa)で表わした数値が各
々低分子量側及び高分子量側で第1表の範囲にあること
である。
【0019】
【表1】
【0020】尚GPCによるM、M ̄w及びM ̄nの測
定は次の条件で測定した。
【0021】装置:ウオーターズ社製 150C型 カラム:東洋曹達工業(株)製 TSK GMH−6(6
mmφ×600mm) 溶媒:o−ジクロルベンゼン(ODCB) 温度:135℃ 流量:1.0ml/min 注入濃度:30mg/20ml ODCB(注入量40
0μl) 又、カラム溶出体積は、東洋曹達工業(株)およびプレ
ツシヤー・ケミカル社製の標準ポリスチレンを用いてユ
ニバーサル法により較正した。
【0022】(E) 本発明の共重合体はDSCにより
測定される融点は複数個存在し、且つ複数個ある融点の
内、最高融点(T1)が下記式(5)で表わされる温度
以上、好ましくは式(6)で表わされる温度以上であ
り、且つ130℃以下、好ましくは125℃以下であ
る。T1が式(5)で表わされる温度未満のものは耐熱
性に劣り、T1が130℃を越えるものは透明性に劣
る。
【0023】T1≧175d−43 …(5) T1≧175d−42.5 …(6) 但し、式中dは共重合体の密度(g/cm3)で表わさ
れる数値である。
【0024】尚、本発明における融点及び(F)項にお
ける結晶融解熱量は以下の方法により測定した。すなわ
ち示差走査型熱量計を用い、試料(約3mg)を200
℃で5分間融解後、10℃/minで20℃迄降温し1
分間同温度に保持後、10℃/minで150℃迄昇温
することにより吸熱曲線を測定した。次いで第1図及び
第2図に示す如く吸熱曲線の60℃と130℃との点を
結び、該直線(ベースライン)と吸熱曲線とで囲まれる
部分を全結晶融解熱量(HT)とし、吸熱曲線上にピー
クあるいはシヨルダーとして現われる部分に対応する温
度を高温側からそれぞれT1、T2…Tnとし、融点とし
た。又T1の結晶融解熱量H1はT1がピークとして現わ
れる場合は第1図の如くT1のすぐ低温側の極小点より
温度座標軸に垂線を下ろし、該垂線とベースライン及び
吸熱曲線で囲まれる高温側の部分(斜線部)であり、シ
ヨルダーとして現われる場合は第2図の如く、シヨルダ
ーのすぐ低温側と変曲線とT2の高温側の変曲点で接線
を引き、2つの接線の交点から垂線を下ろし、該垂線と
ベースライン及び吸熱曲線で囲まれる高温側の部分(斜
線部)である。
【0025】(F) 前記DSCにより測定されるH1
とHTとの比(H1/HT)が0.6以下、好ましくは0.
01ないし0.55である。H1/HTが0.6を越えたも
のは、低温ヒートシール性、透明性に劣る。
【0026】(G) エチレンと共重合されるα−オレ
フインが炭素数4ないし20、好ましくは6ないし18
の範囲である。炭素数4ないし20のα−オレフインと
は具体的には、例えば1−ブテン、1−ヘキセン、4−
メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン、1−オクテン、
1−デセン、1−テトラデセン、1−オクタデセン及び
これらの混合物である。α−オレフインとしてプロピレ
ンを用いた場合は耐引裂性、耐衝撃性及び耐環境応力亀
裂性に劣る。
【0027】本発明における共重合体を製造する方法と
しては、それぞれの組成分布及び分子量分布がともに狭
い3つの成分、すなわち高エチレン・高分子量成分、低
エチレン・低分子量成分及び低エチレン・高分子量成分
を予め別個に重合した後、機械的に混合する方法、一つ
の重合反応系中で各成分を重合させた後、あるいはさせ
ながら均一一様に混合する方法あるいはこれらの方法を
複合することによる方法を例示することができる。
【0028】各成分を機械的に混合して本発明における
共重合体を得るには、各成分が分散不良を起こさないよ
うに充分注意を払う必要がある。混合に用いる溶融混練
機としては、例えばバンバリーミキサー、ニーダー、二
軸押出機、一軸押出機等が挙げられる。又機械的混合を
行う場合の順序はとくに限定されない。
【0029】一つの重合反応系中で重合させるとは、単
数または複数の反応器中で各成分を逐次または同時に生
成させることにより重合体混合物を製造することを意味
し、複数の反応器中で同時に各成分を重合させる場合に
は、押出機入口迄にこれら成分を混合することが好まし
い。また逐次的に重合させる場合には各成分を生成させ
る順序は如何なる順序でもとり得るが、特には、分子量
においては低分子量成分を、密度においては高密度成分
(高エチレン含量成分)を先に生成させるのが重合操作
上好ましく、工業的生産に適している。
【0030】尚生成させる各成分は前記の3成分に限ら
ず、例えば組成分布が狭く且つ分子量分布が広い低エチ
レン成分と組成分布及び分子量分布が狭く且つ高エチレ
ンの高分子量成分あるいは組成分布が広く且つ分子量分
布が狭い高分子量成分と組成分布及び分子量分布が狭く
且つ低エチレンの低分子量成分等の2成分でもよく、要
は得られる共重合体が先の(A)〜(G)項を充たして
おれば予め重合される各成分の組成及び分子量はとくに
問わないが、得られる共重合体の組成及び分子量を充分
に制御するには前記3成分を用いる製造方法が好まし
い。
【0031】前記組成分布及び分子量分布がともに狭い
成分は、例えば次のような方法によつて製造することが
できる。例えばチタン、マグネシウム及びハロゲンを必
須成分とする比表面積が50m2/g以上の高活性固体
成分(a)をアルコール(b)で処理することによつて
得られるチタン触媒成分(A)、有機アルミニウム化合
物触媒成分(B)及びハロゲン化合物触媒成分(C)か
ら形成される触媒を用いて所定密度となるようにエチレ
ンとα−オレフインを共重合させる。この際、有機アル
ミニウム化合物触媒成分(B)の一部又は全部がハロゲ
ン化合物である場合には、ハロゲン化合物触媒成分
(C)の使用を省略することができる。
【0032】上記高活性固体成分(a)は、それ自体高
活性なチタン触媒成分となり得るものであつて、すでに
広く知られている。基本的には、マグネシウム化合物と
チタン化合物を補助的な反応試剤を用い又は用いずに比
表面積の大きい固体成分が得られるように反応させる。
該固体成分(a)は、比表面積が好ましくは約50ない
し約1000m2/g、さらに好ましくは約80ないし
約900m2/gであり、その組成は一般にチタン含有
量が約0.2ないし約18重量%、好ましくは約0.3な
いし約15重量%、ハロゲン/チタン(原子比)が約4
ないし約300、好ましくは約5ないし約200、マグ
ネシウム/チタン(原子比)が約1.8ないし約20
0、好ましくは約2ないし約120である。これら各成
分の他に他の元素、金属、官能基、電子供与体などが任
意に含まれていてもよい。例えば他の元素、金属として
アルミニウムやケイ素、官能基としてアルコキシ基やア
リーロキシ基などが含まれていてもよい。該固体成分の
好ましい製造方法の一つとしてハロゲン化マグネシウム
とアルコールとの錯体を有機金属化合物で処理し、該処
理物をチタン化合物と反応させる方法を例示することが
できる。この方法の詳細は、例えば特公昭50−322
70号公報に記載されている。
【0033】高活性固体成分(a)の処理に用いられる
アルコールとしては、脂肪族、脂環族あるいは芳香族の
アルコールを挙げることができ、これらはアルコキシ基
のような置換基を有するものであつてもよい。より具体
的には、メタノール、エタノール、n−プロパノール、
iso−プロパノール、tert−ブタノール、n−ヘ
キサノール、n−オクタノール、2−エチルヘキサノー
ル、n−デカノール、オレイルアルコール、シクロペン
タノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール、
イソプロピルベンジルアルコール、クミルアルコール、
メトキシエタノールなどを例示できる。これらの中で
は、とくに炭素数1ないし18の脂肪族アルコールを用
いるのが好ましい。
【0034】アルコール処理は、ヘキサン、ヘプタン等
の不活性炭化水素中で行うのが好ましく、通常前記固体
成分(a)を0.005ないし0.2モル/l、とくに
0.01ないし0.1モル/lとなるように懸濁させ、ア
ルコールを固体成分(a)中のチタン1原子当り1ない
し80モル、とくに2ないし50モルとなる割合で接触
させるのが好ましい。反応条件はアルコールの種類によ
つても異なるが、通常−20ないし約+150℃、好ま
しくは約−10℃ないし+100℃の温度で、数分ない
し10時間程度、好ましくは10分ないし5時間程度の
反応を行うのがよい。アルコール処理によつて、アルコ
ールは固体成分中にアルコール及び/又はアルコキシ基
の形で取り込まれるが、その量がチタン1原子当り、3
ないし100モル、とくに5ないし80モルとなるよう
に該処理を行うのが好ましい。この反応によりチタンの
一部が固体成分から脱離することがあり、このような溶
媒可溶の成分があるときには反応終了後は、得られたチ
タン触媒成分を不活性溶媒でよく洗浄してから重合に供
するのがよい。
【0035】かくして得られるチタン触媒成分(A)と
共に用いられる有機アルミニウム化合物触媒成分(B)
は、代表的には一般式RnAlX3-n(Rは炭化水素基、
Xはハロゲン、0<n≦3)で表わされる化合物であつ
て、具体的には、トリエチルアルミニウム、トリイソブ
チルアルミニウムなどのトリアルキルアルミニウム、ジ
エチルアルミニウムクロリド、ジイソブチルアルミニウ
ムクロリドのようなジアルキルアルミニウムハライド、
エチルアルミニウムセスキクロリド、エチルアルミニウ
ムセスキブロミドのようなアルキルアルミニウムセスキ
ハライド、エチルアルミニウムジクロリドのようなアル
キルアルミニウムジクロリド、あるいはこれらの混合物
などを例示することができる。後記するハロゲン化合物
触媒成分(C)を使用しない場合には、上記一般式にお
いて平均組成として1.5≦n≦2.0、好ましくは1.
5≦n≦1.8となるように上記(B)成分を用いるの
がよい。
【0036】ハロゲン化合物触媒成分(C)は、エチル
クロリド、イソプロピルクロリドの如きハロゲン化炭化
水素あるいは四塩化ケイ素の如き(B)成分のハロゲン
化剤として作用しうるものなどである。ハロゲン化炭化
水素を用いる場合は、(B)成分1モルに対し、2ない
し5モル程度の割合で用いることができる。また四塩化
ケイ素の如きハロゲン化剤を用いる場合には、(B)成
分と(C)成分のハロゲンの合計が(B)成分中のアル
ミニウム1原子に対し、0.5ないし2原子、とくに1
ないし1.5原子となるような割合で使用するのが好ま
しい。
【0037】エチレンの共重合は、不活性希釈剤の存在
下又は不存在下、例えば0〜約300℃の温度におい
て、液相中であるいは気相中で行うことができる。とく
に不活性炭化水素の共存下、エチレン共重合体が溶解す
る条件下、120ないし300℃程度、好ましくは13
0ないし250℃程度の温度で共重合を行つた場合に所
望のエチレン共重合体を容易に得ることができる。チタ
ン触媒成分(A)の使用量は、チタン原子換算で約0.
0005〜約1ミリモル/l、好ましくは約0.001
〜約0.1モル/lとし、また有機アルミニウム化合物
触媒成分(B)は重合活性を維持する量であつて、Al
/Ti(原子比)が約1ないし約2000、好ましくは
約10ないし約500となるように使用するのがよい。
重合圧は一般に大気圧〜約100kg/cm2、とくに
約2〜約50kg/cm2とするのが好ましい。
【0038】本発明の共重合体はHP−LDPEは勿論
のこと、従来のL−LDPEに比べても、引張特性、耐
衝撃性、剛性に優れ、透明性、耐引裂性、クリープ特性
が良好で耐熱性と低温ヒートシール性の調和がとれたも
のであるため、とくにフイラメント、テープ、包装用フ
イルムに好適であるが、該用途に限らずT−ダイ成形、
インフレーシヨン・フイルム成形、中空成形、射出成
形、押出成形、粉末成形等によつて、フイルム、シー
ト、テープ、モノフイラメント、容器、日用品、パイ
プ、チユーブ等の各種成形品に加工することができる。
また他のフイルムに押出被覆あるいは共押出成形するこ
とにより各種複合フイルムとすることもできるし、鋼管
被覆材、電線被覆材あるいは発泡成形品等の用途にも用
いられる。
【0039】本発明における共重合体は、他の熱可塑性
樹脂、例えばHP−LDPE、中密度ポリエチレン、高
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ1−ブテン、
ポリ4−メチル−1−ペンテン、低結晶性あるいは非晶
性のエチレンとプロピレンもしくは1−ブテンとの共重
合体、プロピレン−1−ブテン共重合体等のポリオレフ
インとブレンドして使用することもできる。あるいは石
油樹脂、ワツクス、耐熱安定剤、耐候安定剤、帯電防止
剤、アンチ・ブロツキング剤、滑剤、核剤、顔料、染
料、無機あるいは有機の充填剤、合成ゴム又は天然ゴム
などを配合して用いることもできる。
【0040】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を越えない限りこれらの
実施例に何ら制約されるものではない。
【0041】
【実施例】実施例1 <触媒調製>窒素雰囲気下、市販の無水塩化マグネシウ
ム1モルを脱水精製したヘキサン2lに懸濁させ、撹拌
しながらエタノール6モルを1時間かけて滴下後、室温
にて1時間反応した。これに2.6モルのジエチルアル
ミニウムクロリドを室温で滴下し、2時間撹拌を続け
た。つぎに、四塩化チタン6モルを加えた後、系を80
℃に昇温して3時間撹拌しながら反応を行なつた。反応
後の固体部を分離し、精製ヘキサンによりくり返し洗浄
した。該固体(A−1)の組成は以下のようであつた。
【0042】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Ti Cl Mg Al OEt*) (wt%) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3.7 67.0 20.0 0.4 4.8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *) 生成固体をH2O−アセトンで分解抽出後ガスク
ロにてエタノールとして定量した。
【0043】つぎに、精製ヘキサンに懸濁したA−1の
Tiに換算して50ミリモルに対し、500ミリモルの
エタノールを室温で加え、50℃に昇温して1.5時間
反応させた。反応後、固体部を精製ヘキサンにてくり返
し洗浄した。このようにして得られた触媒(B−1)の
組成は以下のようであつた。
【0044】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Ti Cl Mg Al OEt*) (wt%) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.2 53.0 16.0 0.1 22.6 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *) 生成固体をH2O−アセトンで分解抽出後ガスク
ロにてエタノールとして定量した。
【0045】<重合>内容積200lの連続重合反応器
を3器用い、それぞれ溶媒として脱水精製したヘキサ
ン、Ti触媒成分として上記で得られた(B−1)有機
Al化合物成分として、ジエチルアルミニウムモノクロ
リドとエチルアルミニウムセスキクロリドとの1:3の
混合物を用い、重合温度165℃、全圧30kg/cm
2、平均滞留時間1時間、溶媒ヘキサンに対する生成重
合体濃度を130g/lとなる共通条件でエチレンと4
−メチル−1−ペンテン(4MP−1)の連続共重合を
行なつた。それぞれの重合反応器におけるTi触媒成
分、有機Al化合物成分、エチレン、4−メチル−1−
ペンテン、水素のそれぞれの供給速度を第2表に示すよ
うに変えて行なつた。生成共重合体は、それぞれの反応
器より排出された後、混合槽に導き、160℃にて平均
滞留時間で15分間混合した。このとき混合比は1:
1:1となる。それぞれの反応器で重合した共重合体の
デカリン溶媒中135℃での極限粘度[η](dl/
g)、MFR、i−Bu分岐度、密度(D)を第3表
に、混合後の共重合体の基礎物性を第4表に、及び分岐
度と分子量との関係を第5表に示す。
【0046】次に、該共重合体を市販の高圧ポリエチレ
ン用チユーブラーフイルム成形機(モダンマシナリー
製)で幅350mm、厚さ30μのフイルムとした。成
形条件は樹脂温度180℃、スクリユー回転数100r
pm、ダイ径100mmφ、ダイスリツト幅0.7mm
である。次に該フイルムを以下の方法により評価した。 ヘイズ(%):ASTM D 1003 衝撃強度(kg・cm/cm):東洋精機製フイルムイ
ンパクトテスターを用いて行つた。衝撃頭球面は1″φ
とした。
【0047】エルメンドルフ引裂強度(kg/cm):
JIS Z 1702 ヒートシール開始温度(℃):東洋テスター製ヒートシ
ーラーを用い、指定温度で圧力2kg/cm2、シール
時間1秒間でヒートシールした。試験片幅は15mmと
し、剥離試験速度300mm/minとした。ヒートシ
ール開始温度は、剥離試験の際、試験片の破断の仕方が
シール面の剥離によらず、原反部分の破断によるように
なり始める温度とした。
【0048】また、前記共重合体をプレス成形により、
200mm×200mm×2mmの試験片を作製し、以
下の物性を測定した。
【0049】 ビカツト軟化点(℃):ASTM D 1525 降伏点応力(kg/cm2):ASTM D 638 破断点抗張力(kg/cm2):ASTM D 638 破断点伸び(%):ASTM D 638 結果を第6表に示す。
【0050】実施例2 実施例1において、各触媒成分、4−メチル−1−ペン
テンおよび水素の供給速度を第2表に示すように変えた
他は、実施例1と同様にして、連続共重合および混合操
作を行なつた。各反応器で得られた共重合体の結果を第
3表に、混合後の共重合体の結果を第4表〜第6表に示
す。
【0051】実施例3 実施例1と同様の重合反応器2器を用い、反応器R−1
においては、実施例1の各反応器での重合と同様の触媒
成分を用い、ポリマー濃度を65g/lとして連続重合
を行ない、反応器R−2においては、Ti触媒成分とし
て、実施例1で得た(A−1)、有機Al化合物成分と
して、ジエチルアルミニウムモノクロリドを用い、ポリ
マー濃度を実施例1と同様の130g/lとし、それぞ
れ第2表に示す各成分の供給速度にて連続重合を行なつ
た。実施例1と同様に、混合槽にて混合操作を行なつ
た。このときのそれぞれの混合比は1:2となる。結果
を第3表〜第6表に示す。
【0052】比較例1 重合反応器を1器だけ用い、Ti触媒成分として実施例
1で得た(A−1)、有機Al化合物成分としてトリエ
チルアルミニウムを用い、第2表に示す条件にて連続重
合を行なつた。結果を第3表〜第6表に示す。
【0053】ここで得た重合物は組成分布がかなり広
く、高結晶性のもの、低結晶性のものを多く含むため、
透明性、低温ヒートシール性に劣つていた。
【0054】比較例2 実施例3において、反応器R−2における触媒成分、R
−1、R−2における4−メチル−1−ペンテン、水素
の供給速度を第2表のように変え、反応器R−1におけ
るポリマー濃度を130g/lとした他は実施例3と同
様に重合、混合を行なつた。このとき、生成共重合体の
混合比は1:1となる。結果を第3表〜第6表に示す。
【0055】ここで得た重合物は、高エチレン含量で高
分子量成分の存在量が少ないので、降伏点応力、破断点
抗張力に劣つていた。
【0056】比較例3 実施例1と同様の重合反応器2器を用い、それぞれTi
触媒成分として(A−1)、有機Al化合物成分として
トリエチルアルミニウムを用い、ポリマー濃度130g
/lにて、第2表に示す条件にて連続重合、混合を行な
つた。このとき、生成共重合体の混合比は1:1とな
る。結果を第3表〜第6表に示す。
【0057】ここで得た重合物は、組成分布がかなり広
く、高結晶性のもの、低結晶性のものを含むため、透明
性、耐ブロツキング性、低温ヒートシール性がいまだ十
分ではない。さらに、高エチレン含量で高分子量成分の
存在量が少ないので、降伏点応力、破断点抗張力に劣つ
ていた。
【0058】
【表2】
【0059】
【表3】
【0060】
【表4】
【0061】
【表5】
【0062】
【表6】
【0063】
【表7】
【0064】
【表8】
【0065】
【表9】
【0066】
【表10】
【0067】
【表11】
【0068】
【表12】
【0069】
【表13】
【図面の簡単な説明】
【図1】エチレン共重合体のDSCによる吸熱曲線を示
す。
【図2】エチレン共重合体のDSCによる吸熱曲線を示
す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) メルトフローレートが0.01
    ないし200g/10min、(B) 密度が0.90
    0ないし0.945g/cm3、(C) 下記式(1)で
    表わされる組成分布パラメータ(U)が100以下、 U=100×(Cw/Cn−1) …(1) 但し、式中Cwは重量平均分岐度及びCnは数平均分岐
    度を表わす。(D) 高エチレン含量成分の重量平均分
    子量M ̄whと低エチレン含量成分の重量平均分子量M
     ̄wlの比M ̄wh/M ̄wlが1.05以上、且つ高
    エチレン含量成分の分子量分布(M ̄wh/M ̄nh)
    と低エチレン含量成分の分子量分布(M ̄wl/M ̄n
    l)との比(M ̄wh/M ̄nh)/M ̄wl/M ̄n
    l)が1以下、(E) 示差走査型熱量計(DSC)に
    より測定される融点が複数個あり、複数個ある融点の
    内、最高融点(T1)が下記式(5)で表わされる温度
    以上で且つ130℃以下、 T1≧175d−43 …(5) 但し式中dは共重合体の密度(g/cm3)で表わされ
    る数値である。(F) 示差走査型熱量計(DSC)に
    より測定される最高融点の結晶融解熱量:H1と全結晶
    融解熱量:HTとの比H1/HTが0.6以下及び(G)
    エチレンと共重合されるα−オレフインが炭素数4ない
    し20の範囲であることを特徴とするエチレンとα−オ
    レフインとの共重合体のフイルム。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012522660A (ja) * 2009-03-31 2012-09-27 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 不均一なエチレン/α−オレフィンインターポリマーから作製されるフィルム

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JPS56147808A (en) * 1980-04-17 1981-11-17 Mitsubishi Chem Ind Ltd Preparation of ethylenic copolymer
JPS5975908A (ja) * 1982-10-25 1984-04-28 Mitsui Petrochem Ind Ltd エチレンとα−オレフインとの共重合体

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