JPH107848A - ブロー成形用樹脂組成物及びこれよりなる医療用容器 - Google Patents
ブロー成形用樹脂組成物及びこれよりなる医療用容器Info
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- JPH107848A JPH107848A JP8164401A JP16440196A JPH107848A JP H107848 A JPH107848 A JP H107848A JP 8164401 A JP8164401 A JP 8164401A JP 16440196 A JP16440196 A JP 16440196A JP H107848 A JPH107848 A JP H107848A
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Abstract
滅菌耐熱性に優れたブロー成形用樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】 特定の要件を満たす、MFRの異なる2
種のエチレン/α−オレフィン共重合体[C]と高圧ラ
ジカル重合法で得られる低密度ポリエチレン[B]を、
[C]:[B]重量比で95/5〜40/60で混合す
る。
Description
組成物に関するものである。さらに詳しくは、加工性と
透明性が要求される化粧品などの液体容器、クリーン性
が要求される半導体製造工程で使用される高純度薬品用
容器、さらに減菌耐熱性が要求される医療用容器等に好
適なブロー成形用樹脂組成物に関するものである。
リエチレン(以下、HP−LDPEという)は、分子鎖
中に長鎖分岐を持つため、溶融張力が高くかつ高剪断下
での流動性に優れ、肉厚が均一で表面状態の良いブロー
成形体が得られることから、ブロー成形用レジンとして
広く用いられている。
いために、輸液バックなどの加熱滅菌処理が必要な医療
容器として使用する場合には耐熱性が不足するという問
題が生じる。また、HP−LDPEは機械強度が小さい
ために、ブロー成形体ではピンチオフ部の強度が弱く、
加熱処理などの過酷な条件に耐えうる信頼性の面でも問
題がある。従って、HP−LDPEは加工性の面で優れ
た特性を有しているにもかかわらず、その使用範囲が限
られており、医療用容器としては使用できない。
械強度を有するものとしては、従来公知のチーグラー型
触媒で得られるエチレン/α−オレフィン共重合体が知
られている。しかし、これらは分子鎖中に長鎖分岐を持
たないため、同じメルトフローレートのHP−LDPE
に比べて溶融張力が低く、ブロー成形時のドローダウン
が大きいために成形が困難になるという問題がある。
は、それぞれの特徴を生かす目的でエチレン/α−オレ
フィン共重合体とHP−LDPEのブレンド物が使用さ
れている。
クなどの医療容器に対して、充填物中に混在する異物の
識別を容易にするために、透明性に関する規定が導入さ
れた。ここで問題となることは、チーグラー型触媒で得
られるエチレン/α−オレフィン共重合体とHP−LD
PEのブレンドでは上記規定を満足する透明性が得られ
ない点にある。一般に、エチレン/α−オレフィン共重
合体はα−オレフィンの含有量を増加させることによっ
て密度が低下し、透明性は向上するが、チーグラー型触
媒で得られるエチレン/α−オレフィン共重合体は組成
分布が広いために、低密度においても結晶性の高い成分
が存在する。このことは、滅菌耐熱性に対しては好まし
い特性であるが、透明性に対して悪影響を及ぼし、HP
−LDPEとのブレンドにより透明性の高い容器を得よ
うとしても、おのずと限界があった。
分布の狭いエチレン/α−オレフィン共重合体を用いた
場合は、密度を低下させることによりHP−LDPEと
ブレンドした組成物においても高い透明性を発現させる
ことは可能であるが、滅菌耐熱性が不十分となり、逆に
密度が高くなると透明性が低下する。
チレン/α−オレフィン共重合体とHP−LDPEから
なる組成物では、水冷あるいは空冷インフレーション成
形のように成形時の冷却速度が比較的速く、かつ成形体
の肉厚が薄い容器に限り、透明性と滅菌耐熱性が両立し
た医療用容器としての使用が可能となる。しかし、ブロ
ー成形のように成形時の冷却速度が遅く、かつ成形体の
肉厚の厚い(通常200μm以上)容器を成形する場合
は、上記要求特性の両立が難しく、医療用容器として使
用する場合に問題があった。
チレン/α−オレフィン共重合体は分子量分布が狭いた
めに流動性が悪く、ブロー成形時にシャークスキンやメ
ルトフラクチャーなどの表面荒れが発生するという問題
が依然存在する。
/α−オレフィン共重合体とHP−LDPEとの組成物
において、成形性、透明性および滅菌耐熱性に優れ、化
粧品などの液体容器、輸液バックなどの医療用途に好適
な、これまでにないブロー成形用樹脂組成物を提供する
ことを目的とする。
を解決するために鋭意検討を行った結果、分子量分布お
よび組成分布が狭く、かつ特定のメルトフローレートを
有するエチレン/α−オレフィン共重合体の混合物に、
特定のメルトフローレートを有するHP−LDPEをブ
レンドした組成物がブロー成形に好ましい流動特性と透
明性を有すること、そして、上記エチレン/α−オレフ
ィン共重合体の結晶化度が特定の範囲に存在する場合
に、ブロー成形性と透明性に加えて滅菌耐熱性に優れる
ことを見い出した。
(b)の要件を満たすエチレン/α−オレフィン共重合
体のうち、190℃,2.16kgの荷重下で測定した
メルトフローレート(以下、MFRという)が0.1〜
8g/10分である共重合体[AI]とMFRが8〜1
00g/10分である共重合体[AII]と、下記の
(c)、(d)の要件を満たす高圧ラジカル重合法で得
られる低密度ポリエチレン(以下、[B]という)から
なり、[AII]/[AI]重量比が80/20〜20
/80であり、かつ成分[AII]と成分[AI]のM
FR比(MFRII/MFRI)が5〜100の範囲で
あり、([AI]+[AII])/[B]の重量比が9
5/5〜40/60であることを特徴とするブロー成形
用樹脂組成物に関するものである。
子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3以下 (b)示差走査型熱量計において、200℃で5分間溶
融し、その後10℃/分で30℃まで降温し、再度10
℃/分で昇温させた時に得られる吸熱曲線の最大ピーク
位置の温度(Tm(℃))と赤外線吸収スペクトルの測
定から求められる炭素数1000個当りの短鎖分岐数
(SCB)とが(1)式で示される関係を満たす。
Rが0.1〜3g/10分 上記エチレン/α−オレフィン共重合体([AI]およ
び[AII])は、重量平均分子量(Mw)と数平均分
子量(Mn)の比(Mw/Mn)が3以下である。Mw/M
nが3を越えると、ワックス成分が増加し、医療容器と
して使用する場合のクリーン性が低下すると共に、滅菌
処理によりブロッキングが生じて、透明性の低下やべた
つきの原因となるため好ましくない。
合体は、Tm(℃)と赤外線吸収スペクトルの測定から
求められる炭素数1000個当りの短鎖分岐数(SC
B)とが(1)式の関係を満たすものである。この式を
満たさないエチレン/α−オレフィン共重合体は組成分
布が広く、透明性に悪影響を及ぼす高結晶成分が存在す
るため好ましくない。
0℃,2.16kgの荷重下で測定したMFRが0.1
〜8g/10分の範囲にある。MFRが0.1g/10
分未満では、[AII]との均一な混練が難しくなり、
MFRが8g/10分を越える場合はドローダウンが大
きくブロー成形が困難となる。
重合体は、MFRが8〜100g/10分の範囲にあ
る。MFRが8g/10分未満では、[AI]とのブレ
ンドによる流動性の改良効果が見られず、MFRが10
0g/10分を越える場合は、医療容器として使用する
場合のクリーン性が低下すると共に、ブロッキングによ
る透明性の低下やべたつきが生じるため好ましくない。
[AI],[AII]は、[AII]/[AI]重量比
が80/20〜20/80の範囲にある。この範囲から
外れる組成物では流動性改良効果が見られない。
FR比(MFRII/MFRI)は5〜100の範囲に
ある。MFRII/MFRIが5未満の場合は、流動性
改良効果がみられず、MFRII/MFRIが100を
越える場合は、[AI]と[AII]の均一な混練が難
しくなる。
I]、[AII]からなるエチレン/α−オレフィン共
重合体組成物[C]を用いることができる。この場合の
エチレン/α−オレフィン共重合体組成物[C]は、M
FRが0.3〜10g/10分の範囲にあることが好ま
しい。MFRが3g/10分未満の場合は、溶融粘度が
高くなって加工が困難となる。一方、10g/10分を
越える場合は、ドローダウンが大きくブロー成形が困難
となる。
重合体組成物[C]は、110℃での残存結晶化度が5
重量%以上、かつ、40重量%未満の範囲にあることが
好ましい。残存結晶化度が5重量%未満の場合は耐熱性
が不足し、滅菌処理により成形体に変形や透明性の低下
が生じるため好ましくない。一方、40重量%以上の場
合は、透明性に悪影響を及ぼす結晶性の高い成分が存在
するため、目的とする効果が得られない。
([AI]および[AII])は、例えば、メタロセン
系触媒を用いて得ることができる。以下に、その触媒系
及び重合方法を例示するが、本発明におけるエチレン/
α−オレフィン共重合体の製造方法は、これに限定され
るものではない。
タロセン化合物、b)イオン性化合物、c)有機アルミ
ニウム化合物を構成成分とする触媒系を例示することが
できる。
または(3)
ロペンタジエニル基、インデニル基、フルオレニル基ま
たはこれらの置換体であり、R1は低級アルキレン基、
置換アルキレン基、ジアルキルシランジイル基、ジアル
キルゲルマンジイル基、アルキルホスフィンジイル基ま
たはアルキルイミノ基であり、R1はCp1及びCp2を
架橋するように作用しており、R2,R3は各々独立して
水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜12の炭化水素
基、アルコキシ基またはアリーロキシ基であり、M1は
チタン原子、ジルコニウム原子またはハフニウム原子で
ある]で示される化合物であり、その具体的な化合物と
しては、ビス(シクロペンタジエニル)チタニウムジク
ロライド、ビス(メチルシクロペンタジエニル)チタニ
ウムジクロライド、ビス(ブチルシクロペンタジエニ
ル)チタニウムジクロライド、エチレンビス(インデニ
ル)チタニウムジクロライド、ジメチルシランジイルビ
ス(2,4,5−トリメチルシクロペンタジエニル)チ
タニウムジクロライド、ジメチルシランジイルビス
(2,4−ジメチルシクロペンタジエニル)チタニウム
ジクロライド、ジメチルシランジイルビス(3−メチル
シクロペンタジエニル)チタニウムジクロライド、ジメ
チルシランジイルビス(4−t−ブチル,2−メチルシ
クロペンタジエニル)チタニウムジクロライド、ジエチ
ルシランジイルビス(2,4,5−トリメチルシクロペ
ンタジエニル)チタニウムジクロライド、ジエチルシラ
ンジイルビス(2,4−ジメチルシクロペンタジエニ
ル)チタニウムジクロライド、ジエチルシランジイルブ
ス(3−メチルシクロペンタジエニル)チタニウムジク
ロライド、ジエチルシランジイルビス(4−t−ブチル
−2−メチルシクロペンタジエニル)チタニウムジクロ
ライド、イソプロピリデン (シクロペンタジエニル)
(フルオレニル)チタニウムジクロライド、ジフェニル
メチレン(シクロペンタジエニル)(フルオレニル)チ
タニウムジクロライド、メチルフェニルメチレン(シク
ロペンタジエニル)(フルオレニル)チタニウムジクロ
ライド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル)
(2,7−ジ−t−ブチルフルオレニル)チタニウムジ
クロライド、ジフェニルメチレン(シクロッペンタジエ
ニル)(2,7−ジ−t−ブチルフルオレニル)チタニ
ウムジクロライド、メチルフェニルメチレン(シクロペ
ンタジエニル)(2,7−ジ−t−ブチルフルオレニ
ル)チタニウムジクロライド、イソプロピリデン(シク
ロペンタジエニル)チタニウムジクロライド、ジフェニ
ルメチレンビス(シクロペンタジエニル)チタニウムジ
クロライド、メチルフェニルメチレンビス(シクロペン
タジエニル)チタニウムジクロライド、イソプロピリデ
ン(シクロペンタジエニル)(テトラメチルシクロペン
タジエニル)チタニウムジクロライド、ジフェニルメチ
レン(シクロペンタジエニル)(テトラメチルシクロペ
ンタジエニル)チタニウムジクロライド、イソプロピリ
デン(インデニル)チタニウムジクロライド、ジフェニ
ルメチレンビス(インデニル)チタニウムジクロライド
等のチタニウム化合物や、そのチタニウムをジルコニウ
ムやハフニウムに置換した化合物が挙げられるが、これ
らに限定されるものではない。
ス塩基であり、1は0<1≦2であり、M2はホウ素原
子、アルミニウム原子またはガリウム原子であり、Zは
各々独立して炭素数1〜20のアルキル基もしくはアル
コキシ基、炭素数6〜20のアリールオキシ基、アリー
ル基、アルキルアリール基もしくはアリールアルキル
基、炭素数1〜20のハロゲン置換アリールオキシ基ま
たはハロゲン原子]で表されるプロトン酸、 [K][M2Z4] (5) [式中、Kはカルボニルカチオンまたはトロピリウムカ
チオンであり、M2はホウ素原子、アルミニウム原子ま
たはガリウム原子であり、Zは各々独立して炭素数1〜
20のアルキル基もしくはアルコキシ基、炭素数6〜2
0のアリールオキシ基、アリール基、アルキルアリール
基もしくはアリールアルキル基、炭素数1〜20のハロ
ゲン置換炭化水素基もしくはハロゲン置換アルコキシ
基、炭素数6〜20のハロゲン置換アリールオキシ基ま
たはハロゲン原子]で表されるルイス酸、または [M3L2p][M2Z4] (6) [式中、M3は周期表のVIII族、IA族、IB族、
IIA族およびIIB族から選ばれる金属の陽イオンで
あり、M2はホウ素原子、アルミニウム原子またはガリ
ウム原子であり、Zは各々独立して炭素数1〜20のア
ルキル基もしくはアルコキシ基、炭素数6〜20のアリ
ールオキシ基、アリール基、アルキルアリール基もしく
はアリールアルキル基、炭素数1〜20のハロゲン置換
炭化水素基もしくはハロゲン置換アルコキシ基、炭素数
6〜20のハロゲン置換アリールオキシ基またはハロゲ
ン原子であり、L2はルイス酸基またはシクロペンタジ
エニル基であり、pは0≦p≦2である]で表される金
属塩からなる化合物であり、これらの具体的な化合物と
しては、トリ(n−ブチル)アンモニウムテトラキス
(p−トリル)ボレート、トリ(n−ブチル)アンモニ
ウムテトラキス(m−トリル)ボレート、トリ(n−ブ
チル)アンモニウムテトラキス(2,4−ジメチルフェ
ニル)ボレート、トリ(n−ブチル)アンモニウムテト
ラキス(3,5−ジメチルフェニル)ボレート、トリ
(n−ブチル)アンモニウムテトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレート、N,N−ジメチルアニリニウム
テトラキス(p−トリル)ボレート、N,N−ジメチル
アニリニウムテトラキス(m−トリル)ボレート、N,
N−ジメチルアニリニウムテトラキス(2,4−ジメチ
ルフェニル)ボレート、N,N−ジメチルアニリニウム
テトラキス(3,5−ジメチルフェニル)ボレート、
N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス(ペンタフル
オロフェニル)ボレート、トリフェニルカルベニウムテ
トラキス(p−トリル)ボレート、トリフェニルカルベ
ニウムテトラキス(m−トリル)ボレート、トリフェニ
ルカルベニウムテトラキス(2,4−ジメチルフェニ
ル)ボレート、トリフェニルカルベニウムテトラキス
(3,5−ジメチュルフェニル)ボレート、トリフェニ
ルカルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート、トロピリウムテトラキス(p−トリル)ボレ
ート、トロピリウムテトラキス(m−トリル)ボレー
ト、トロピニウムテトラキス(2,4−ジメチルフェニ
ル)ボレート、トロピリウムテトラキス(3,5−ジメ
チルフェニル)ボレート、トロピリウムテトラキス(ペ
ンタフルオロフェニル)ボレート、リチウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、リチウムテトラ
キス(フェニル)ボレート、リチウムテトラキス(p−
トリル)ボレート、リチウムテトラキス(m−トリル)
ボレート、リチウムテトラキス(2,4−ジメチルフェ
ニル)ボレート、リチウムテトラキス(3,5−ジメチ
ルフェニル)ボレート、リチウムテトラフルオロボレー
ト、ナトリウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)
ボレート、ナトリウムテトラキス(フェニル)ボレー
ト、ナトリウムテトラキス(p−トリル)ボレート、ナ
トリウムテトラキス(m−トリル)ボレート、リチウム
テトラキス(2,4−ジメチルフェニル)ボレート、リ
チウムテトラキス(3,5−ジメチルフェニル)ボレー
ト、ナトリウムテトラフルオロボレート、カリウムテト
ラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート、カリウム
テトラキス(フェニル)ボレート、カリウムテトラキス
(p−トリル)ボレート、カリウムテトラキス(m−ト
リル)ボレート、カリウムテトラキス (2,4−ジメ
チルフェニル)ボレート、カリウムテトラキス(3,5
−ジメチルフェニル)ボレート、カリウムテトラフルオ
ロボレート、トリ(n−ブチル)アンモニウムテトラキ
ス(p−トリル)アルミネート、トリ(n−ブチル)ア
ンモニウムテトラキス(m−トリル)アルミネート、ト
リ(n−ブチル)アンモニウムテトラキス(2,4−ジ
メチルフェニル)アルミネート、トリ(n−ブチル)ア
ンモニウムテトラキス(3,5−ジメチルフェニル)ア
ルミネート、トリ(n−ブチル)アンモニウムテトラキ
ス(ペンタフルオロフェニル)アルミネート、N,N−
ジメチルアニリニウムテトラキス(m−トリル)アルミ
ネート、N,N−ジメチルアニリニウムテトラキス
(2,4−ジメチルフェニル)アルミネート、N,N−
ジメチルアニリニウムテトラキス(3,5−ジメチルフ
ェニル)アルミネート、N,N−ジメチルアニリニウム
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)アルミネート、
トリフェニルカルベニウムテトラキス(p−トリル)ア
ルミネート、トリフェニルカルベニウムテトラキス(m
−トリル)アルミネート、トリフェニルカルベニウムテ
トラキス(2,4−ジメチルフェニル)アルミネート、
トリフェニルカルベニウムテトラキス(3,5−ジメチ
ルフェニル)アルミネート、トリフェニルカルベニウム
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)アルミネート、
トロピリウムテトラキス(p−トリル)アルミネート、
トロピリウムテトラキス(m−トリル)アルミネート、
トロピリウムテトラキス(2,4−ジメチルフェニル)
アルミネート、トロピリウムテトラキス(3,5−ジメ
チルフェニル)アルミネート、トロピリウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)アルミネート、リチウムテ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)アルミネート、リ
チウムテトラキス(フェニル)アルミネート、リチウム
テトラキス(p−トリル)アルミネート、リチウムテト
ラキス(m−トリル)アルミネート、リチウムテトラキ
ス(2,4−ジメチルフェニル)アルミネート、リチウ
ムテトラキス(3,5−ジメチルフェニル)アルミネー
ト、リチウムテトラフルオロアルミネート、ナトリウム
テトラキス(ペンタフルオロフェニル)アルミネート、
ナトリウムテトラキス(フェニル)アルミネート、ナト
リウムテトラキス(p−トリル)アルミネート、ナトリ
ウムテトラキス(m−トリル)アルミネート、ナトウム
テトラキス(2,4−ジメチルフェニル)アルミネー
ト、ナトウムテトラキス(3,5−ジメチルフェニル)
アルミネート、ナトウムテトラフルオロアルミネートカ
リウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)アルミネ
ート、カリウムテトラキス(p−トリル)アルミネー
ト、カリウムテトラキス(m−トリル)アルミネート、
カリウムテトラキス(2,4−ジメチルフェニル)アル
ミネート、カリウムテトラキス(3,5−ジメチルフェ
ニル)アルミネート、カリウムテトラフルオロアルミネ
ート、等が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
ン、アミノ基、アルキル基、アルコキシ基またはアリー
ル基であり、かつ少なくとも一つはアルキル基である]
で表される化合物であり、これらの具体的な化合物とし
ては、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウ
ム、トリイソプロピルアルミニウム、ジイソプロピルア
ルミニウムクロライド、イソプロピルアルミニウムジク
ロライド、トリブチルアルミニウム、トリイソブチルア
ルミニウム、ジイソブチルアルミニウムクロライド、イ
ソブチルアルミニウムジクロライド、トリ−t−ブチル
アルミニウム、ジ−t−ブチルアルミニウムクロライ
ド、t−ブチルアルミニウムジクロライド、トリアミル
アルミニウム、ジアミルアルミニウムクロライド、アミ
ルアルミニウムジクロライド等が挙げられるが、これら
に限定されるものではない。
種類以上を併用することができる。2種類以上のメタロ
セン化合物を併用した場合は、本発明のエチレン/α−
オレフィン共重合体[AI]および[AII]を単一の
反応器により同時に製造することができるため好まし
い。
が、例えば、メタロセン化合物、有機アルミニウム化合
物およびイオン性化合物の各々に対して、不活性な溶媒
下で混合する方法が挙げられる。
して一般に0.01〜1000倍モルの範囲で用いら
れ、好ましくは0.2〜200倍モルの範囲である。
制限はないが、通常、メタロセン化合物に対して、1〜
1000倍モル程度用いられる。さらに、上記触媒系を
用いた重合は、液相でも気相でも行うことができる。仮
に、重合を液相で行う場合は、溶媒として一般に用いら
れる有機溶剤であればいずれでもよく、具体的には、ベ
ンゼン、トルエン、ヘキサン、塩化メチレン等が挙げら
れる。また、エチレン、α−オレフィン自身を溶媒とす
ることもできる。
は炭素数3以上のα−オレフィン、具体的にはプロピレ
ン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテ
ン−1、4−メチル−ペンテン−1等が挙げられ、これ
らのうち1種類または2種類以上が用いられる。
通常、−100〜300℃の範囲で行うことが好まし
い。また、重合圧力についても特に制限はないが、通常
は大気圧〜30kgf/cm2で行われるが、大気圧〜
3500kgf/cm2の範囲で行うことも可能であ
る。
媒として用い、エチレンと炭素数3以上のα−オレフィ
ンを共重合させることにより、本発明におけるエチレン
/α−オレフィン共重合体を得ることもできる。このよ
うな固体触媒はメタロセン化合物、メタロセン化合物と
イオン性化合物との混合物、メタロセン化合物と有機ア
ルミニウム化合物との反応生成物、イオン性化合物自体
または有機アルミニウム化合物自体を、例えば、シリ
カ、アルミナ、塩化マグネシウム、スチレン−ジビニル
ベンゼンコポリマーまたはポリエチレンのような担体上
に付着させることによって得ることができる。
ル重合法で得られる低密度ポリエチレン(HP−LDP
E)は、密度が0.910〜0.935g/cm3の範
囲である。密度が0.910g/cm3未満の場合は、
成形体にブロッキングが生じると共に、医療容器として
使用する場合のクリーン性が低下するため好ましくな
い。また、密度が0.935g/cm3より大きい場合
は、エチレン/α−オレフィン共重合体[AI]、[A
II]とのブレンドにより、目的とする透明性が得られ
ない。
℃,2.16kgの荷重下で測定したMFRが0.1〜
3g/10分の範囲である。MFRが0.1g/10分
より小さい場合はエチレン/α−オレフィン共重合体
[AI]、[AII]との均一な混練が難しくなり、M
FRが3g/10分より大きい場合は[AI]、[AI
I]とのブレンドにより、目的とする透明性の改良効果
が得られないと共に、ワックス成分が増加し、医療容器
として使用する場合のクリーン性が低下するため好まし
くない。
圧ラジカル重合法により得ることができる。
ィン共重合体[AI]、[AII]にHP−LDPE
[B]を([AI]+[AII])/[B]重量比で9
5/5〜40/60の範囲で混合することによって製造
することができる。HP−LDPE[B]のブレンド量
が5重量%未満の場合は、ドローダウンが大きくブロー
成形が困難になる。また、HP−LDPE[B]のブレ
ンド量が60重量%を越えると透明性および機械強度の
低下が生じるため目的とする物性が得られない。この場
合、エチレン/α−オレフィン共重合体[AI]、[A
II]にブレンドするHP−LDPE[B]は1種類ま
たは2種類以上の混合物であってもかまわない。
は、2種類以上のメタロセン触媒を用いて単一の反応器
によりエチレン/α−オレフィン共重合体[AI]およ
び[AII]を同時に重合後、造粒したエチレン/α−
オレフィン共重合体組成物[C]とHP−LDPE
[B]をドライブレンドして使用してもよいし、エチレ
ン/α−オレフィン共重合体[AI]と[AII]を別
々の反応器で重合、造粒した後、[AI]、[AII]
とHP−LDPE[B]をドライブレンドして使用して
もかまわない。また、[AI]、[AII]およびHP
−LDPE[B]を押出機、ニーダー、バンバリー等で
溶融混練した後使用してもかまわない。
成物は、酸化防止剤、耐候安定剤、帯電防止剤、滑剤、
ブロッキング剤、ポリオレフィンに一般に用いられてい
る添加剤を、医療容器として用いる場合のクリーン性に
問題が生じない範囲内であれば添加してもかまわない。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
−オレフィン共重合体[AI]および[AII]として
は、エチレン/ヘキセン−1共重合体を用いた。これら
を得るために用いた触媒系は、メタロセン化合物として
ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(フルオ
レニル)ジルコニウムジクロライド(以下、[E]とい
う)およびエチレン(ビスインデニル)ジルコニウムジ
クロライド(以下、[I]という)、イオン化イオン性
化合物としてN,N−ジメチルアニリニウムテトラキス
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、そして有機アル
ミニウム化合物としてトリイソブチルアルミニウムであ
り、メタロセン化合物、イオン化イオン性化合物および
有機アルミニウムの量は、モル比(メタロセン化合物:
イオン化イオン性化合物:有機アルミニウム)で1:
2:250である。触媒の調製には溶媒としてトルエン
を用いた。
I]および[AII]を単一の反応器で同時に重合する
場合は、メタロセン化合物[E]と[I]を別々にイオ
ン化イオン性化合物および有機アルミニウム化合物と混
合した溶液を調製して反応系内に注入した。各触媒の注
入量はメタロセン化合物のジルコニウムのモル比として
[E]:[I]=1:1で調製した。
重合体は、上記の触媒系を用い、重合温度100〜30
0℃、重合圧力500〜2000kgf/cm2の範囲
で重合することによって得られたものである。
不活性ガス雰囲気で行った。また、反応に用いた溶媒等
は、すべて予め公知の方法で精製、乾燥および脱酸素を
行ったものを用い、反応に用いた化合物は公知の方法に
より合成、同定したものを用いた。
ポリエチレン[B]としては、高圧ラジカル重合法で得
られたものを用いた。
合成分を適当な組成で混ぜ合わせた後、単軸押出機で溶
融造粒した。溶融造粒には、東洋精機(株)製のラボプ
ラストミルを用いた。
よび各混合成分の諸物性は下記の方法により測定した。
ズ社製150C ALC/GPC 〔カラム:東ソー
(株)製GMHHR−H(S)、7.8mmID×30
cm×3本、溶媒1,2,4−トリクロロベンゼン、温
度140℃、流量1.0ml/分、注入濃度30mg/
30ml(注入量300μl)〕を用いるゲルパーミエ
ーションクロマトグラフィー(GPC)法により、Mw
及びMnを測定し、Mw/Mnを算出した。なお、東ソー
(株)製標準ポリスチレンを用いて、ユニバーサルキャ
リブレーション法によりカラム溶出体積は校正した。
6年)に準拠して、190℃,2.16kgの荷重下で
測定した。
下で測定したMFR(MFRH)と190℃,2.16
kgの荷重下で測定したMFR(MFRL)との比(M
FRH/MFRL)として算出した。
(株)製キャピログラフ PMD−C〔ダイス:L(2
0mm)×D(1mm)、測定温度190℃〕を用い
て、押出速度を5mm/minから200mm/min
に変化させ、押出ストランド表面にシャークスキンが発
生する剪断速度(γc )を測定した。
年)に準拠して、100℃の熱水に1時間浸し、その後
室温まで放冷した試料について、23℃に保った密度勾
配管を用いて測定した。
[パーキンエルマー(株)製、DSC−7]で試料を2
00℃で5分間溶融し、その後10℃/分で30℃まで
降温し、再度10℃/分の速度で昇温させた時に得られ
る吸熱曲線のピーク温度を融点とした。
ら全融解熱量(Qa11)と110℃以上の融解熱量(Q
110)を求め、(2)式により算出した。
晶の密度(1.000g/cm3)、ρaは完全非晶密度
(0.855g/cm3)である。] (8) 短鎖分岐数(SCB):フーリエ変換型赤外線吸収
スペクトル装置[パーキンエルマー(株)製、FT−I
Rスペクトロメーター1760X]を用いて、1378
cm-1に位置するメチル基の変角振動に対する吸収バン
ドの強度から求めた。
(株)製)を用いて、厚さ200μmのプレスシートを
作製し、ヘーズメーター(日本電色工業(株)製)を用
いて、JIS Z8722(1982年)に準拠して測
定した。
のと同様のプレスシート(幅80mm×長さ160mm
×厚さ200μm)2枚を用いてヒートシールにより純
水を充填した密封容器を作製し、110℃で40分間蒸
気滅菌処理を行った後、容器表面の変形状態を目視によ
り評価した。
容器からフィルムを切り出し、ヘーズを測定した。
コー(株)製、3B−65型]により、コンバージタイ
プダイス[ダイコア(20φ/18φ)]を用いて、成
形温度170℃、スクリュー回転数10rpmの条件下
で樹脂がダイス出口から500mmに達するまでの時間
(秒)として評価した。
ャークスキン発生状態を目視により評価した。
μmのフィルターで瀘過した純水(超純水)で充分洗浄
した後、容器内に純水を充填して密閉した。これを11
0℃で40分間蒸気滅菌処理を行った後、容器内の超純
水中に存在する2μm以上の微粒子の数[クリーン度
(個/ml)]を液体微粒子カウンター(HIAC/R
OYCO,シリーズ4100)で測定した。なお、全て
の操作はクラス1000のクリーンルーム内で行った。
7に用いたエチレン/ヘキセン−1共重合体[AI]
([AI−1]〜[AI−4])および[AII]
([AII−1]〜[AII−6])の特徴を示す。
従来公知のチーグラー型触媒を用い、高圧イオン重合法
で得られたエチレン/ヘキセン−1共重合体[ZI]
([ZI−1])および[ZII]([ZII−1])
の特徴を示す。
例1〜10に用いたHP−LDPE[B]([B1]〜
[B3])の特徴を示す。
キセン−1共重合体組成物([C1]〜[C5])の特
徴を示す。表中のMFRおよび残存結晶量は、表1に示
したエチレン/ヘキセン−1共重合体[AI]と[AI
I]をラボプラストミル単軸押出機で溶融造粒したのち
測定した。
レン/ヘキセン−1共重合体組成物([C6])の特徴
を示す。[C6]はエチレン/ヘキセン−1共重合体
[AI]および[AII]を単一の反応器で同時に重合
したものである。また、表5には、[C6]と同一の触
媒系を用いて、エチレン/ヘキセン−1共重合体[A
I]と[AII]を別々の反応器で重合後、溶融造粒し
たエチレン/ヘキセン−1共重合体組成物[C1]の特
徴を示した。[C6]は[AI]と[AII]の重合を
同時に行っているため、この組成物を構成する個々のエ
チレン/α−オレフィン共重合体([AI]および[A
II])の特徴を評価することはできないが、 [C
1]とほぼ同様なMFR、Mw/Mn、N値、残存結晶量
を示した。
および[B]([B1],[B2])からなる組成物の
ドローダウン、γc、成形体外観、ヘーズ、滅菌処理後
ヘーズ,滅菌処理後外観およびクリーン度を示す。
キセン−1共重合体組成物([D1]〜[D7])の特
徴を示す。表中のMFRおよび残存結晶量は、表1、2
に示したエチレン/ヘキセン−1共重合体[AI]また
は[ZI]と[AII]または[ZII]をラボプラス
トミル単軸押出機で溶融造粒したのち測定した。
ヘキセン−1共重合体組成物[D]([D1]〜[D
5])と実施例に用いたHP−LDPE[B1]との組
成物である。
チレン/ヘキセン−1共重合体組成物[D]([D
6])とHP−LDPE[B]([B1])とからなる
が、[D]:[B]重量比が請求範囲外にある組成物で
ある。
チレン/ヘキセン−1共重合体組成物[D]([D
6])と請求範囲外のHP−LDPE[B]([B
3])との組成物である。
を用い、高圧イオン重合法で得られたエチレン/ヘキセ
ン−1共重合体([ZI]および[ZII])からなる
エチレン/ヘキセン−1共重合体組成物[D]([D
7])と実施例に用いたHP−LDPE[B1]との組
成物である。
および[B]([B1],[B3])からなる組成物の
ドローダウン、γc、成形体外観、ヘーズ、滅菌処理後
ヘーズ、滅菌処理後外観およびクリーン度を示す。
ー成形用樹脂組成物は、ブロー成形性が良好で、透明で
あり、さらに滅菌耐熱性に優れたものである。
が要求されるブロー成形物、例えば、化粧品容器や輸液
バックなどの医療用容器に対して、好適な素材となる。
Claims (5)
- 【請求項1】下記の(a)、(b)の要件を満たすエチ
レン/α−オレフィン共重合体のうち、190℃,2.
16kgの荷重下で測定したメルトフローレート(以
下、MFRという)が0.1〜8g/10分である共重
合体[AI]とMFRが8〜100g/10分である共
重合体[AII]と、下記の(c)、(d)の要件を満
たす高圧ラジカル重合法で得られる低密度ポリエチレン
(以下、[B]という)からなり、[AII]/[A
I]重量比が80/20〜20/80であり、かつ成分
[AII]と成分[AI]のMFR比(MFRII/M
FRI)が5〜100の範囲であり、([AI]+[A
II])/[B]の重量比が95/5〜40/60であ
ることを特徴とするブロー成形用樹脂組成物。 (a)重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の
比(Mw/Mn)が3以下 (b)示差走査型熱量計において、200℃で5分間溶
融し、その後10℃/分で30℃まで降温し、再度10
℃/分で昇温させた時に得られる吸熱曲線の最大ピーク
位置の温度(Tm(℃))と赤外線吸収スペクトルの測
定から求められる炭素数1000個当りの短鎖分岐数
(SCB)とが(1)式で示される関係を満たす。 Tm<−1.5×SCB+138 (1) (c)密度が0.910〜0.935g/cm3 (d)190℃,2.16kgの荷重下で測定したMF
Rが0.1〜3g/10分 - 【請求項2】[AI]、[AII]として、[AI]、
[AII]からなるエチレン/α−オレフィン共重合体
組成物[C]を用いることを特徴とする請求項1に記載
のブロー成形用樹脂組成物。 - 【請求項3】190℃,2.16kgの荷重下で測定し
たMFRが0.3〜10g/10分の範囲にあるエチレ
ン/α−オレフィン共重合体組成物[C]を用いること
を特徴とする請求項2に記載のブロー成形用樹脂組成
物。 - 【請求項4】示差走査型熱量計において、200℃で5
分間溶融し、その後10℃/分で30℃まで降温し、再
度10℃/分で昇温させた時に得られる吸熱曲線から求
めた、110℃での残存結晶化度が5重量%以上、か
つ、40重量%未満の範囲にあるエチレン/α−オレフ
ィン共重合体組成物[C]を用いることを特徴とする請
求項2または3に記載のブロー成形用樹脂組成物。 - 【請求項5】請求項1〜4に記載のブロー成形用樹脂組
成物からなる医療用容器。
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JP16440196A JP3610377B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | ブロー成形用樹脂組成物からなる医療用容器 |
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---|---|---|---|---|
JP2008253478A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Tosoh Corp | 医薬用容器 |
JP2013500331A (ja) * | 2009-07-31 | 2013-01-07 | エルジー・ケム・リミテッド | メタロセン化合物、これを含む触媒組成物、およびこれを利用して製造されたオレフィン系重合体 |
JP2013081494A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-09 | Tosoh Corp | 医薬用容器 |
WO2014030642A1 (ja) | 2012-08-23 | 2014-02-27 | 株式会社細川洋行 | ブロー成形容器及びブロー成形容器用樹脂組成物 |
JP2018203848A (ja) * | 2017-06-01 | 2018-12-27 | 株式会社プライムポリマー | 外観と強度に優れる中空成形体 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP16440196A patent/JP3610377B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9221922B2 (en) | 2009-07-31 | 2015-12-29 | Lg Chem, Ltd. | Metallocene compound, catalyst composition comprising the same, and an olefinic polymer produced using the same |
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