JPH0767900B2 - 車輌盗難防止装置 - Google Patents
車輌盗難防止装置Info
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- JPH0767900B2 JPH0767900B2 JP21054987A JP21054987A JPH0767900B2 JP H0767900 B2 JPH0767900 B2 JP H0767900B2 JP 21054987 A JP21054987 A JP 21054987A JP 21054987 A JP21054987 A JP 21054987A JP H0767900 B2 JPH0767900 B2 JP H0767900B2
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- Japan
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- circuit
- engine
- control device
- engine control
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- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は車輌の盗難防止装置に関し、特に電子的コード
を照合して車輌の盗難を防止する装置に関する。
を照合して車輌の盗難を防止する装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、機械的なシリンダ錠を利用したキースイッチによ
り車輌のエンジンを始動可能とすることによって、車輌
の盗難防止が図られている。しかしながら、機械的なキ
ーは比較的容易に複製し得ることから、必ずしも充分な
盗難防止効果が得られていない。
り車輌のエンジンを始動可能とすることによって、車輌
の盗難防止が図られている。しかしながら、機械的なキ
ーは比較的容易に複製し得ることから、必ずしも充分な
盗難防止効果が得られていない。
そこで、例えば特開昭57−90237号公報には、メカニカ
ルキーをイグニッションキースイッチに挿入し、かつ携
帯型送信器からの電子的コードを受信して照合した結果
により、燃料供給装置、点火装置等をオンにして車輌の
エンジンを始動可能とする盗難防止装置が開示されてい
る。また、イグニッションスイッチとエンジンへの燃料
供給等を制御するエンジン制御装置とを接続するリレー
を設け、該リレーを電子的コードを照合する制御ユニッ
トによって駆動することにより、エンジンの始動を制御
する車輌の盗難防止装置が考えられる。しかし、いずれ
にせよ一旦コード照合してエンジンを始動した後も制御
ユニットが作動可能な状態にあると、何らかの理由によ
り第一スイッチをオフしないのにエンジンが停止した場
合等に再び電子的コードを送信して照合する必要が生じ
て操作上非常に煩雑になり不便である。
ルキーをイグニッションキースイッチに挿入し、かつ携
帯型送信器からの電子的コードを受信して照合した結果
により、燃料供給装置、点火装置等をオンにして車輌の
エンジンを始動可能とする盗難防止装置が開示されてい
る。また、イグニッションスイッチとエンジンへの燃料
供給等を制御するエンジン制御装置とを接続するリレー
を設け、該リレーを電子的コードを照合する制御ユニッ
トによって駆動することにより、エンジンの始動を制御
する車輌の盗難防止装置が考えられる。しかし、いずれ
にせよ一旦コード照合してエンジンを始動した後も制御
ユニットが作動可能な状態にあると、何らかの理由によ
り第一スイッチをオフしないのにエンジンが停止した場
合等に再び電子的コードを送信して照合する必要が生じ
て操作上非常に煩雑になり不便である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 そこで本発明の目的は、電子的コードを照合してエンジ
ンを始動可能とする制御ユニットについて、エンジンを
一旦始動した後に電子的コードの再照合を不要にした信
頼性の高い車輌盗難防止装置を提供することにある。
ンを始動可能とする制御ユニットについて、エンジンを
一旦始動した後に電子的コードの再照合を不要にした信
頼性の高い車輌盗難防止装置を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 上述の目的は、本発明によれば、イグニッションスイッ
チを介して電源に接続されたエンジン制御装置と、電子
的コードの入力手段と、該入力手段から入力された電子
的コードと予め記憶装置に設定されている電子的コード
とを照合して照合一致/不一致信号を出力する制御回路
と、前記照合一致/不一致信号により前記エンジン制御
装置の作動可能/不可能状態を選択制御する出力回路と
を有し、前記制御回路から一致信号が出力されると前記
エンジン制御装置の作動可能状態が選択され、これと共
に前記イグニッションスイッチが閉成されるとエンジン
が起動するようにしてなる車輌盗難防止装置であって、
前記出力回路は、前記制御回路からの照合一致信号を受
けて前記エンジン制御装置の作動可能状態を一旦選択し
た後には、前記エンジン制御装置の作動可能状態を前記
制御回路の制御から独立して保持する自己保持回路を備
えるものであることを特徴とする車輌盗難防止装置を提
供することにより達成される。
チを介して電源に接続されたエンジン制御装置と、電子
的コードの入力手段と、該入力手段から入力された電子
的コードと予め記憶装置に設定されている電子的コード
とを照合して照合一致/不一致信号を出力する制御回路
と、前記照合一致/不一致信号により前記エンジン制御
装置の作動可能/不可能状態を選択制御する出力回路と
を有し、前記制御回路から一致信号が出力されると前記
エンジン制御装置の作動可能状態が選択され、これと共
に前記イグニッションスイッチが閉成されるとエンジン
が起動するようにしてなる車輌盗難防止装置であって、
前記出力回路は、前記制御回路からの照合一致信号を受
けて前記エンジン制御装置の作動可能状態を一旦選択し
た後には、前記エンジン制御装置の作動可能状態を前記
制御回路の制御から独立して保持する自己保持回路を備
えるものであることを特徴とする車輌盗難防止装置を提
供することにより達成される。
〈作用〉 このようにすれば、電子的コードの照合一致によってエ
ンジンが一旦始動した後は、従来操作と同様に、イグニ
ッションスイッチによってエンジンの作動が制御される
ようになる。従って、エンジンがストールした際の再始
動には、例えば赤外線や電波などの無線キー、或いはキ
ーボードから入力する電子的コード信号などを必要とし
なくなるので、操作性が損なわれずに済む。また、電子
的コード信号を一旦受信、照合した後は、制御回路から
照合結果を出力し続けなくてもエンジン制御に何等影響
を与えることがないので、主電源から制御回路への電源
供給が必要でなくなり、電力消費も低減される。
ンジンが一旦始動した後は、従来操作と同様に、イグニ
ッションスイッチによってエンジンの作動が制御される
ようになる。従って、エンジンがストールした際の再始
動には、例えば赤外線や電波などの無線キー、或いはキ
ーボードから入力する電子的コード信号などを必要とし
なくなるので、操作性が損なわれずに済む。また、電子
的コード信号を一旦受信、照合した後は、制御回路から
照合結果を出力し続けなくてもエンジン制御に何等影響
を与えることがないので、主電源から制御回路への電源
供給が必要でなくなり、電力消費も低減される。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図は本発明に基づく車輌盗難防止装置を全体的に示
している。この装置は、車輌1側のステアリングコラム
等に設けられたステアリングロックとイグニッションス
イッチを兼用するキースイッチユニット2と、エンジン
の始動及び警報手段を制御する制御回路3と、キースイ
ッチユニット2に差込まれてエンジンを始動可能とする
キー4とからなる。
している。この装置は、車輌1側のステアリングコラム
等に設けられたステアリングロックとイグニッションス
イッチを兼用するキースイッチユニット2と、エンジン
の始動及び警報手段を制御する制御回路3と、キースイ
ッチユニット2に差込まれてエンジンを始動可能とする
キー4とからなる。
キー4はキー本体5と把持部6とからなり、把持部6は
送信器7を内蔵する。把持部6内のキー本体5の付根部
分両側に、例えばLEDからなる1対の発光素子8がその
光軸を概ねキー本体5の先端方向に向けて配設されてい
る。また、キー本体5の基端部両側には1対のコンタク
ト9が設けられている。
送信器7を内蔵する。把持部6内のキー本体5の付根部
分両側に、例えばLEDからなる1対の発光素子8がその
光軸を概ねキー本体5の先端方向に向けて配設されてい
る。また、キー本体5の基端部両側には1対のコンタク
ト9が設けられている。
キースイッチユニット2は、キー本体5を挿入して使用
する公知のシリンダー錠であり、キー4の回動位置に応
じて閉成する機械的な接点を有するキースイッチ2aと、
キー本体5の挿入によりコンタクト9と接触する対応コ
ンタクト10と、キー4の一方の発光素子8と対向するフ
ォトトランジスタからなる受光素子11とを備える。キー
スイッチ2aは車載バッテリ31に接続され、かつ対応コン
テクト10及び受光素子11が制御回路3に接続されてい
る。
する公知のシリンダー錠であり、キー4の回動位置に応
じて閉成する機械的な接点を有するキースイッチ2aと、
キー本体5の挿入によりコンタクト9と接触する対応コ
ンタクト10と、キー4の一方の発光素子8と対向するフ
ォトトランジスタからなる受光素子11とを備える。キー
スイッチ2aは車載バッテリ31に接続され、かつ対応コン
テクト10及び受光素子11が制御回路3に接続されてい
る。
第2図は、本発明に基づく車輌盗難防止装置の構成全体
をブロック図を図式的に示している。
をブロック図を図式的に示している。
発光素子8は、送信器7の一部である発光回路12を介し
て車輌別に設定された固有コードを記憶するCPU13に接
続され、かつCPU13にはトリガ回路14が接続されてい
る。トリガ回路14にはコンタクト9と充放電バッテリ15
とに接続されたコンタクト回路17が接続されている。ま
た、外部から手動で操作する押ボタンスイッチ16がトリ
ガ回路14に接続されている。
て車輌別に設定された固有コードを記憶するCPU13に接
続され、かつCPU13にはトリガ回路14が接続されてい
る。トリガ回路14にはコンタクト9と充放電バッテリ15
とに接続されたコンタクト回路17が接続されている。ま
た、外部から手動で操作する押ボタンスイッチ16がトリ
ガ回路14に接続されている。
車輌1側の制御回路3は前記固有コードと同一コードを
記憶するCPU21を有し、受光回路20を介してキースイッ
チユニット2側の受光素子11に接続されている。CPU21
はキーボード27、リレー制御出力回路22及び警報発生回
路23にそれぞれ接続している。
記憶するCPU21を有し、受光回路20を介してキースイッ
チユニット2側の受光素子11に接続されている。CPU21
はキーボード27、リレー制御出力回路22及び警報発生回
路23にそれぞれ接続している。
リレー制御出力回路22は、エンジンの点火装置、燃料噴
射装置等を含むエンジン制御装置30に車載バッテリ31か
ら電源を供給するためのメインリレー32とエンジンのス
タータモータ33を駆動可能とするスタータリレー34とに
接続している。警報発生回路23は、警報信号出力回路24
を介してホーン35及びヘッドライト36に接続している。
また、警報発生回路23には、キースイッチ2aがON位置に
あることを検知するセンサ37、エンジン制御装置30に電
源が供給されていることを検知するセンサ38及びスター
タモータ33に電源が供給されていることを検知するセン
サ39が入力回路25を介して接続されている。
射装置等を含むエンジン制御装置30に車載バッテリ31か
ら電源を供給するためのメインリレー32とエンジンのス
タータモータ33を駆動可能とするスタータリレー34とに
接続している。警報発生回路23は、警報信号出力回路24
を介してホーン35及びヘッドライト36に接続している。
また、警報発生回路23には、キースイッチ2aがON位置に
あることを検知するセンサ37、エンジン制御装置30に電
源が供給されていることを検知するセンサ38及びスター
タモータ33に電源が供給されていることを検知するセン
サ39が入力回路25を介して接続されている。
尚、バッテリ31に接続する充電制御回路26がキースイッ
チユニット2の対応コンタクト10に接続されており、対
応コンタクト10がコンタクト9と接触する際にコンタク
ト回路17を介してバッテリ15を充電することができる。
チユニット2の対応コンタクト10に接続されており、対
応コンタクト10がコンタクト9と接触する際にコンタク
ト回路17を介してバッテリ15を充電することができる。
エンジン制御装置30は、キースイッチ2aをON位置に接続
し、かつメインリレー32がオンになると、車載バッテリ
ー31から電源が供給されてエンジンを始動可能とする。
また、スタータモータ33は、キースイッチ2aをST位置に
接続し、かつスタータリレー34がオンになると、マグネ
ットスイッチ40を介してバッテリ31から電源が供給され
て駆動される。
し、かつメインリレー32がオンになると、車載バッテリ
ー31から電源が供給されてエンジンを始動可能とする。
また、スタータモータ33は、キースイッチ2aをST位置に
接続し、かつスタータリレー34がオンになると、マグネ
ットスイッチ40を介してバッテリ31から電源が供給され
て駆動される。
第3図に示されるようにリレー制御出力回路22は、トラ
ンジスタT、リレー41、ダイオードDを備える。トラン
ジスタTは、ベースがCPU21に接続され、かつエミッタ
がアースされている。トランジスタTのコレクタは、リ
レー41のコイル41aを介してイグニッションスイッチと
してのキースイッチ2aのON位置の接点42と、ダイオード
Dのアノードとに接続されている。ダイオードDのカソ
ードは、接点42に接続されたメインリレー32のコイル32
aと、リレー41の一方の接点41bとの間に接続されてい
る。
ンジスタT、リレー41、ダイオードDを備える。トラン
ジスタTは、ベースがCPU21に接続され、かつエミッタ
がアースされている。トランジスタTのコレクタは、リ
レー41のコイル41aを介してイグニッションスイッチと
してのキースイッチ2aのON位置の接点42と、ダイオード
Dのアノードとに接続されている。ダイオードDのカソ
ードは、接点42に接続されたメインリレー32のコイル32
aと、リレー41の一方の接点41bとの間に接続されてい
る。
次に、上記した車輌盗難防止装置の動作を説明する。
キー本体5をキースイッチユニット2に挿入してコンタ
クト9と対応コンタクト10とが接触すると、この接触を
確認する信号がこんたくと回路17からトリガ回路14に送
られる。そして、トリガ回路14の指令に基づいてCPU13
がコード信号を発生し、発光回路12を介して発光素子8
が点灯して赤外線コード信号を送信する。この場合に、
押ボタンスイッチ16を押すことによってトリガ回路14、
CPU13、発光回路12を作動させて、発光素子8からコー
ド信号を送信することもできる。
クト9と対応コンタクト10とが接触すると、この接触を
確認する信号がこんたくと回路17からトリガ回路14に送
られる。そして、トリガ回路14の指令に基づいてCPU13
がコード信号を発生し、発光回路12を介して発光素子8
が点灯して赤外線コード信号を送信する。この場合に、
押ボタンスイッチ16を押すことによってトリガ回路14、
CPU13、発光回路12を作動させて、発光素子8からコー
ド信号を送信することもできる。
制御回路3のCPU21が、受光素子11及び受光回路20を介
して伝送されたコード信号を自己が記憶する固有コード
と照合して一致することを確認すると、リレー制御出力
回路22を作動させてメインリレー32及びスタータリレー
34をオンにする。これにより、バッテリ31からエンジン
制御装置30及びスタータモータ33へ電源の供給が可能と
なり、エンジンを始動可能となる。また、CPU21はコー
ド信号と固有コードとの一致を確認すると、警報発生回
路23に対して警報発生の禁止指令を出す。従って、キー
4をキースイッチユニット2から引抜くまでエンジンを
通常通り運転することができる。
して伝送されたコード信号を自己が記憶する固有コード
と照合して一致することを確認すると、リレー制御出力
回路22を作動させてメインリレー32及びスタータリレー
34をオンにする。これにより、バッテリ31からエンジン
制御装置30及びスタータモータ33へ電源の供給が可能と
なり、エンジンを始動可能となる。また、CPU21はコー
ド信号と固有コードとの一致を確認すると、警報発生回
路23に対して警報発生の禁止指令を出す。従って、キー
4をキースイッチユニット2から引抜くまでエンジンを
通常通り運転することができる。
警報発生回路23は、CPU21から警報発生の禁止指令が出
されない限り常にオン状態にあるので、センサ37〜39か
ら信号を入力すると直ちに警報を発生する。また、例え
ばキー4の送信器7の故障等によりコード信号が入力さ
れなかったり送信器を備えない複製キーを用いた場合
に、補助的な入力装置としてキーボード27から直接固有
コードを入力することができる。
されない限り常にオン状態にあるので、センサ37〜39か
ら信号を入力すると直ちに警報を発生する。また、例え
ばキー4の送信器7の故障等によりコード信号が入力さ
れなかったり送信器を備えない複製キーを用いた場合
に、補助的な入力装置としてキーボード27から直接固有
コードを入力することができる。
キースイッチ2aがON位置に接続されていてCPU21がコー
ド信号の一致を確認してリレー制御出力回路22に指令を
出すと、トランジスタTが作動してリレー41がオン状態
となり、これによりメインリレー32がオン状態となって
エンジン制御装置30がバッテリ31に接続される。その
後、CPU21の誤動作等によってトランジスタTがオン状
態からオフ状態になったとしても、上述したようにダイ
オードDが設けられているのでリレー41が解除されず、
メインリレー32をオン状態に保持することができる。こ
のようにキー4がキースイッチ2aのON位置にある限り、
エンジン制御装置30をオン状態に維持できる。従って、
エンジン制御装置への電源の供給が不意に遮断して一旦
始動したエンジンが停止することはない。
ド信号の一致を確認してリレー制御出力回路22に指令を
出すと、トランジスタTが作動してリレー41がオン状態
となり、これによりメインリレー32がオン状態となって
エンジン制御装置30がバッテリ31に接続される。その
後、CPU21の誤動作等によってトランジスタTがオン状
態からオフ状態になったとしても、上述したようにダイ
オードDが設けられているのでリレー41が解除されず、
メインリレー32をオン状態に保持することができる。こ
のようにキー4がキースイッチ2aのON位置にある限り、
エンジン制御装置30をオン状態に維持できる。従って、
エンジン制御装置への電源の供給が不意に遮断して一旦
始動したエンジンが停止することはない。
他方、CPU21が入力されたコード信号の一致を確認でき
なかった場合、またはキー4及びキーボード27のいずれ
からもコード信号が入力されなかった場合には、警報発
生回路23は解除されずオン状態に維持される。また、リ
レー制御出力回路22にはリレー32、34を作動させる指令
が出されず、エンジン制御装置30及びスタータモータ33
を駆動してエンジンを始動することができない。この状
態でキースイッチ2aをON側に接続すると、センサ37から
入力する信号によってホーン35及びヘッドライト36が作
動して警報を発生する。また、エンジン制御装置30及び
スタータモータ33にバッテリ31を直接接続した場合に
も、センサ38、39から入力する信号によって同様に警報
が発生する。
なかった場合、またはキー4及びキーボード27のいずれ
からもコード信号が入力されなかった場合には、警報発
生回路23は解除されずオン状態に維持される。また、リ
レー制御出力回路22にはリレー32、34を作動させる指令
が出されず、エンジン制御装置30及びスタータモータ33
を駆動してエンジンを始動することができない。この状
態でキースイッチ2aをON側に接続すると、センサ37から
入力する信号によってホーン35及びヘッドライト36が作
動して警報を発生する。また、エンジン制御装置30及び
スタータモータ33にバッテリ31を直接接続した場合に
も、センサ38、39から入力する信号によって同様に警報
が発生する。
また、上述の実施例はイグニッションスイッチとエンジ
ン制御装置との間にメインリレーを設けたが、エンジン
制御装置を構成する燃料供給装置、点火装置等と車載バ
ッテリとの間にそれぞれリレー回路等を設け、それらを
個々にオンオフ制御する車輌盗難防止装置の場合にも、
本発明を適用して各リレー回路の制御出力回路に自己保
持回路を設けることができる。
ン制御装置との間にメインリレーを設けたが、エンジン
制御装置を構成する燃料供給装置、点火装置等と車載バ
ッテリとの間にそれぞれリレー回路等を設け、それらを
個々にオンオフ制御する車輌盗難防止装置の場合にも、
本発明を適用して各リレー回路の制御出力回路に自己保
持回路を設けることができる。
〈発明の効果〉 このように本発明によれば、電子的コードの照合結果に
よりエンジンの始動を可能にすると車輌盗難防止装置に
於て、一旦エンジンを正当に始動させた後は、万一CPU
等の誤作動によってメインリレーをオフにしてエンジン
を停止させる指令が出されたり他の理由によりエンジン
が停止しても、メインリレーのオン状態が自己保持され
ているので、再始動するときにキー或いはキーボードか
らの電子的コード信号を入力する必要がなくなる。従っ
て、車輌盗難防止装置の信頼性を損なうことなく操作性
をより一層向上し得る。また、制御回路は、電子的コー
ド信号を一旦受信・照合すれば、照合結果を出力し続け
るという機能を停止してもエンジン制御に何等影響を与
えることがないので、主電源からの電源供給が必要でな
くなり、電力消費を低減し得る。
よりエンジンの始動を可能にすると車輌盗難防止装置に
於て、一旦エンジンを正当に始動させた後は、万一CPU
等の誤作動によってメインリレーをオフにしてエンジン
を停止させる指令が出されたり他の理由によりエンジン
が停止しても、メインリレーのオン状態が自己保持され
ているので、再始動するときにキー或いはキーボードか
らの電子的コード信号を入力する必要がなくなる。従っ
て、車輌盗難防止装置の信頼性を損なうことなく操作性
をより一層向上し得る。また、制御回路は、電子的コー
ド信号を一旦受信・照合すれば、照合結果を出力し続け
るという機能を停止してもエンジン制御に何等影響を与
えることがないので、主電源からの電源供給が必要でな
くなり、電力消費を低減し得る。
第1図は、本発明に基づく車輌盗難防止装置のキーをキ
ースイッチに挿入した状態を示す概略図である。 第2図は、本発明に基づく車輌盗難防止装置の構成を示
すブロック図である。 第3図は、リレー制御出力回路を示す回路図である。 1……車輌、2……キースイッチ 2a……キースイッチ、3……制御回路 4……キー、5……キー本体 6……把持部、7……送信器 8……発光素子、9……コンタクト 10……対応コンタクト、11……受光素子 12……発光回路、13……CPU 14……トリガ回路、15……バッテリ 16……押ボタンスイッチ 17……コンタクト回路、20……受光回路 21……CPU、22……リレー制御出力回路 23……警報発生回路、24……警報信号出力回路 25……入力回路、26……充電制御回路 27……キーボード、30……エンジン制御装置 31……車載バッテリ、32……メインリレー 32a……コイル、33……スタータモータ 34……スタータリレー、35……ホーン 36……ヘッドライト、37〜38……センサ 40……マグネットスイッチ 41……リレー、41a……コイル 41b……接点、42……接点
ースイッチに挿入した状態を示す概略図である。 第2図は、本発明に基づく車輌盗難防止装置の構成を示
すブロック図である。 第3図は、リレー制御出力回路を示す回路図である。 1……車輌、2……キースイッチ 2a……キースイッチ、3……制御回路 4……キー、5……キー本体 6……把持部、7……送信器 8……発光素子、9……コンタクト 10……対応コンタクト、11……受光素子 12……発光回路、13……CPU 14……トリガ回路、15……バッテリ 16……押ボタンスイッチ 17……コンタクト回路、20……受光回路 21……CPU、22……リレー制御出力回路 23……警報発生回路、24……警報信号出力回路 25……入力回路、26……充電制御回路 27……キーボード、30……エンジン制御装置 31……車載バッテリ、32……メインリレー 32a……コイル、33……スタータモータ 34……スタータリレー、35……ホーン 36……ヘッドライト、37〜38……センサ 40……マグネットスイッチ 41……リレー、41a……コイル 41b……接点、42……接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深町 雅彰 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂字和田山 3700番地 株式会社本田ロック内 (72)発明者 坂田 一宏 宮崎県宮崎郡佐土原町大字下那珂字和田山 3700番地 株式会社本田ロック内 (56)参考文献 実開 昭57−8366(JP,U)
Claims (3)
- 【請求項1】イグニッションスイッチを介して電源に接
続されたエンジン制御装置と、電子的コードの入力手段
と、該入力手段から入力された電子的コードと予め記憶
装置に設定されている電子的コードとを照合して照合一
致/不一致信号を出力する制御回路と、前記照合一致/
不一致信号により前記エンジン制御装置の作動可能/不
可能状態を選択制御する出力回路とを有し、前記制御回
路から一致信号が出力されると前記エンジン制御装置の
作動可能状態が選択され、これと共に前記イグニッショ
ンスイッチが閉成されるとエンジンが起動するようにし
てなる車輌盗難防止装置であって、 前記出力回路は、前記制御回路からの照合一致信号を受
けて前記エンジン制御装置の作動可能状態を一旦選択し
た後には、前記エンジン制御装置の作動可能状態を前記
制御回路の制御から独立して保持する自己保持回路を備
えるものであることを特徴とする車輌盗難防止装置。 - 【請求項2】前記イグニッションスイッチは、機械的な
照合手段と、機械的照合が一致すると閉成する接点とを
有するものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の車輌盗難防止装置。 - 【請求項3】前記出力回路は、前記イグニッションスイ
ッチと前記エンジン制御装置との間に接続されたリレー
を駆動して前記エンジン制御装置の作動可能/不可能状
態を選択制御するものであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項若しくは第2項に記載の車輌盗難防止装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21054987A JPH0767900B2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | 車輌盗難防止装置 |
US07/236,063 US4965460A (en) | 1987-08-25 | 1988-08-24 | Anti-theft system for a vehicle |
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