JPH0755612Y2 - 三輪式無人車 - Google Patents
三輪式無人車Info
- Publication number
- JPH0755612Y2 JPH0755612Y2 JP1576788U JP1576788U JPH0755612Y2 JP H0755612 Y2 JPH0755612 Y2 JP H0755612Y2 JP 1576788 U JP1576788 U JP 1576788U JP 1576788 U JP1576788 U JP 1576788U JP H0755612 Y2 JPH0755612 Y2 JP H0755612Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- wheel
- unmanned vehicle
- vehicle
- pedestal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、誘導線や誘導壁等を設けた誘導路上を自動走
行する無人車、特に、三輪式無人車に関する。
行する無人車、特に、三輪式無人車に関する。
この種の従来の三輪式無人車は、第4図に示すように、
車体1の前部中央に操舵駆動輪2を有し、車体1の後部
に1つの遊輪3を備え、モータ、トルク伝達機構、角度
検出器等を有する図示しない操舵機構を介して上記操舵
駆動輪2の操舵角(旋回角)を制御し、モータ、トルク
伝達機構、回転量検出器等を有する図示しない駆動機構
を介して上記操舵駆動輪2を駆動する。
車体1の前部中央に操舵駆動輪2を有し、車体1の後部
に1つの遊輪3を備え、モータ、トルク伝達機構、角度
検出器等を有する図示しない操舵機構を介して上記操舵
駆動輪2の操舵角(旋回角)を制御し、モータ、トルク
伝達機構、回転量検出器等を有する図示しない駆動機構
を介して上記操舵駆動輪2を駆動する。
この無人車Mは、運行プログラムを与えられ、図示しな
い検出器で誘導線等を検出しつつ、操舵・走行制御装置
で上記操舵機構、駆動機構を制御し、指定されたステー
シヨンで自動ハンドリング装置により搬送物を積載した
のち、次に停止するステーシヨンの指定を受けて該ステ
ーシヨンへの誘導路を走行する。
い検出器で誘導線等を検出しつつ、操舵・走行制御装置
で上記操舵機構、駆動機構を制御し、指定されたステー
シヨンで自動ハンドリング装置により搬送物を積載した
のち、次に停止するステーシヨンの指定を受けて該ステ
ーシヨンへの誘導路を走行する。
これらのステーシヨンは、通常、直線誘導路に設けられ
るが、例えば、第5図に示す如く誘導路4の「字状部5
の極く近傍にステーシヨンSを設けることが好ましい場
合がある。
るが、例えば、第5図に示す如く誘導路4の「字状部5
の極く近傍にステーシヨンSを設けることが好ましい場
合がある。
しかるに、上記無人車Mは車体の所定点を旋回中心とし
て旋回させることができず、カーブ走行を開始して車体
が完全に90°向きを変えるまでのカーブ走行距離が長く
なり、旋回スペースが大きくなるので、無人車Mとの間
で搬送物の自動移載を行うステーシヨンを上記「字状部
5の近傍に設けることは難しく、ステーシヨンの設置位
置に制約を受けるという問題があつた。
て旋回させることができず、カーブ走行を開始して車体
が完全に90°向きを変えるまでのカーブ走行距離が長く
なり、旋回スペースが大きくなるので、無人車Mとの間
で搬送物の自動移載を行うステーシヨンを上記「字状部
5の近傍に設けることは難しく、ステーシヨンの設置位
置に制約を受けるという問題があつた。
この考案は上記課題を解決するためになされたもので、
ステーシヨンの設置位置に対する制約を無くすことが可
能な三輪式無人車を提供することを目的とする。
ステーシヨンの設置位置に対する制約を無くすことが可
能な三輪式無人車を提供することを目的とする。
この考案は上記目的を達成するため、両遊輪の共通軸線
を含む鉛直面内であって車体巾方向中央の位置の車体下
面に固着されて垂下するシリンダ、該シリンダのシリン
ダ本体から下向きに突出するシリンダロツドのロツド端
に連結された車体支え用台座からなり、該台座が球面軸
受を介し上記ロツド端に対して水平回転自在に連結され
てなるスピンターン用シリンダユニツトを有する構成と
したものである。
を含む鉛直面内であって車体巾方向中央の位置の車体下
面に固着されて垂下するシリンダ、該シリンダのシリン
ダ本体から下向きに突出するシリンダロツドのロツド端
に連結された車体支え用台座からなり、該台座が球面軸
受を介し上記ロツド端に対して水平回転自在に連結され
てなるスピンターン用シリンダユニツトを有する構成と
したものである。
この考案では、スピンターン用シリンダユニツトのシリ
ンダを往動させると、シリンダロツドの伸長により台座
が路面に着座するので、操舵駆動輪の向きを車体巾方向
へ操舵して該操舵駆動輪を駆動すると、車体はシリンダ
の軸線を回転中心として向きを変え、スピンターンす
る。
ンダを往動させると、シリンダロツドの伸長により台座
が路面に着座するので、操舵駆動輪の向きを車体巾方向
へ操舵して該操舵駆動輪を駆動すると、車体はシリンダ
の軸線を回転中心として向きを変え、スピンターンす
る。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第1図及び第2図において、10はシリンダであつて、車
体1の下面の左右遊輪3間の中央位置で支持されてい
る。シリンダ10のシリンダ本体11は、ボルト等で、鉛直
向きに固定支持され、シリンダ本体11から突出するシリ
ンダロツド12のロツド端12Aには車体支え用台座13が連
結されている。この台座13は球面軸受14を介しロッド端
12Aに水平回転自在に連結され、その下面にはゴムパツ
ト15が貼着されている。16はコイルばねであつて、シリ
ンダロツド12のロツド端12Aから所定距離に設けられ段
部aと台座13との間に亘つて張設されている。10〜16は
スピンターン用シリンダ装置を構成しており、常時は、
台座13は遊輪3の路面接触点に対して所定距離L0上方の
位置にある。このシリンダ10のストロークは(L0+L1)
である。なお、操舵機構、駆動機構等は図示を省いてあ
る。
体1の下面の左右遊輪3間の中央位置で支持されてい
る。シリンダ10のシリンダ本体11は、ボルト等で、鉛直
向きに固定支持され、シリンダ本体11から突出するシリ
ンダロツド12のロツド端12Aには車体支え用台座13が連
結されている。この台座13は球面軸受14を介しロッド端
12Aに水平回転自在に連結され、その下面にはゴムパツ
ト15が貼着されている。16はコイルばねであつて、シリ
ンダロツド12のロツド端12Aから所定距離に設けられ段
部aと台座13との間に亘つて張設されている。10〜16は
スピンターン用シリンダ装置を構成しており、常時は、
台座13は遊輪3の路面接触点に対して所定距離L0上方の
位置にある。このシリンダ10のストロークは(L0+L1)
である。なお、操舵機構、駆動機構等は図示を省いてあ
る。
この構成において、シリンダ10に往動指令を与えると、
シリンダロツド12が伸張する。シリンダロツド12のスト
ロークはL0より大きいので、台座13が路面17に着座した
のちは、該台座13が操舵駆動輪2と無人車Mの重量を分
担し始め、L1だけコイルばね16が圧縮される。この状態
で、操舵駆動輪2の向きを車体1の巾方向へ操舵し、該
操舵駆動輪2を正回転させると、車体1はシリンダ10の
軸線Pを回転中心(旋回中心)として回転する。コイル
ばね16はシリンダロツド12に対して上向きのばね力を作
用し、台座13に対するロツド端12Aの回転動作を容易に
する。
シリンダロツド12が伸張する。シリンダロツド12のスト
ロークはL0より大きいので、台座13が路面17に着座した
のちは、該台座13が操舵駆動輪2と無人車Mの重量を分
担し始め、L1だけコイルばね16が圧縮される。この状態
で、操舵駆動輪2の向きを車体1の巾方向へ操舵し、該
操舵駆動輪2を正回転させると、車体1はシリンダ10の
軸線Pを回転中心(旋回中心)として回転する。コイル
ばね16はシリンダロツド12に対して上向きのばね力を作
用し、台座13に対するロツド端12Aの回転動作を容易に
する。
従つて、誘導路が第3図に示すような「字状部5を有す
る場合には、該「字状部5のポイントQを記憶させてお
き、図示の如く、無人車Mの旋回中心Pがほぼポイント
Q上にくるまで該無人車Mが走行した時に無人車Mを停
止させ、ここで、矢印で示すように、上記したスピンタ
ーン動作を行わせるようにすれば、カーブ走行を行うこ
となく無人車Mの向きを90°変えることができるので、
「字状部5近傍にステーシヨンSを設けることができ
る。Cはステーシヨンコンベヤを示している。
る場合には、該「字状部5のポイントQを記憶させてお
き、図示の如く、無人車Mの旋回中心Pがほぼポイント
Q上にくるまで該無人車Mが走行した時に無人車Mを停
止させ、ここで、矢印で示すように、上記したスピンタ
ーン動作を行わせるようにすれば、カーブ走行を行うこ
となく無人車Mの向きを90°変えることができるので、
「字状部5近傍にステーシヨンSを設けることができ
る。Cはステーシヨンコンベヤを示している。
また、この実施例では、遊輪に固定金具付の車輪を使用
しているため遊輪3を路面17から浮上させないでスピン
ターンさせるので、スピンターン動作が安定する。勿
論、このスピンターン時、遊輪3を路面17から浮上させ
るようにしてもよい。
しているため遊輪3を路面17から浮上させないでスピン
ターンさせるので、スピンターン動作が安定する。勿
論、このスピンターン時、遊輪3を路面17から浮上させ
るようにしてもよい。
本考案は以上説明した通り、車体下面から垂下して路面
を押付するに足るストロークを持つシリンダユニットを
設けたことにより、両遊輪の共通軸上にあって車体巾方
向中央点を回転中心とするスピンターンが可能であるの
で、無人車システムにおけるステーシヨンの設置自由度
を従来に比し高めることができる。
を押付するに足るストロークを持つシリンダユニットを
設けたことにより、両遊輪の共通軸上にあって車体巾方
向中央点を回転中心とするスピンターンが可能であるの
で、無人車システムにおけるステーシヨンの設置自由度
を従来に比し高めることができる。
第1図は本考案の実施例の車輪配置を示す平面図、第2
図は上記実施例の背面図、第3図は上記実施例のターン
動作を説明するための図、第4図は従来の三輪式無人車
における車輪の配置図を示す図、第5図は誘導路の一部
を示す図である。 1…車体、2…操舵駆動輪、3…遊輪、11…シリンダ本
体、12A…シリンダロツドのロッド端、13…台座、14…
球面軸受。
図は上記実施例の背面図、第3図は上記実施例のターン
動作を説明するための図、第4図は従来の三輪式無人車
における車輪の配置図を示す図、第5図は誘導路の一部
を示す図である。 1…車体、2…操舵駆動輪、3…遊輪、11…シリンダ本
体、12A…シリンダロツドのロッド端、13…台座、14…
球面軸受。
Claims (1)
- 【請求項1】車体の前部側に設けられた1個の操舵駆動
輪と、該車体の後部側に設けられた2個の遊輪を有し、
誘導路上を自動走行する三輪式無人車において、上記両
遊輪の共通軸線を含む鉛直面内であって車体巾方向中央
の位置の車体下面に固着されて垂下するシリンダ、該シ
リンダのシリンダ本体から下向きに突出するシリンダロ
ッドのロット端に連結された車体支え用台座からなり、
該台座が球面軸受を介し上記ロッド端に対して水平回転
自在に連結されてなるスピンターン用シリンダユニット
を有することを特徴とする三輪式無人車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1576788U JPH0755612Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 三輪式無人車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1576788U JPH0755612Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 三輪式無人車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01120215U JPH01120215U (ja) | 1989-08-15 |
JPH0755612Y2 true JPH0755612Y2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=31228106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1576788U Expired - Lifetime JPH0755612Y2 (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 三輪式無人車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755612Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017061623A1 (ja) * | 2015-10-07 | 2017-04-13 | 株式会社デンソー | 移動装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03212710A (ja) * | 1990-01-17 | 1991-09-18 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 操舵装置 |
JP3396977B2 (ja) * | 1994-11-30 | 2003-04-14 | 松下電器産業株式会社 | 移動作業ロボット |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP1576788U patent/JPH0755612Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017061623A1 (ja) * | 2015-10-07 | 2017-04-13 | 株式会社デンソー | 移動装置 |
JP2017071314A (ja) * | 2015-10-07 | 2017-04-13 | 株式会社デンソー | 移動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01120215U (ja) | 1989-08-15 |
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