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JP2564836Y2 - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

Info

Publication number
JP2564836Y2
JP2564836Y2 JP6401293U JP6401293U JP2564836Y2 JP 2564836 Y2 JP2564836 Y2 JP 2564836Y2 JP 6401293 U JP6401293 U JP 6401293U JP 6401293 U JP6401293 U JP 6401293U JP 2564836 Y2 JP2564836 Y2 JP 2564836Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fork
guided vehicle
automatic guided
horizontal member
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6401293U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0731795U (ja
Inventor
正明 西
誠 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP6401293U priority Critical patent/JP2564836Y2/ja
Publication of JPH0731795U publication Critical patent/JPH0731795U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2564836Y2 publication Critical patent/JP2564836Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Handcart (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は無人搬送車に関し、後進
用の走行センサの取付構造を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のローリフト型無人搬送車の
一部を透視して内部を示した斜視図、図3はそのフォー
クのリフト機構を表わす側面図である。
【0003】ローリフト型無人搬送車は、本体フレーム
11の後部に積載用のフォーク25を昇降自在に連結し
たものである。本体フレーム11に回動自在にステアリ
ング軸14が支持されると共に、ステアリング軸14の
下部にステアリング軸14に対して軸回りに回動不能且
つ軸方向に移動自在に支持台15が取付けられ、この支
持台15の下部に操舵駆動輪である前輪13が支持され
ている。また、ステアリング軸14に突設されたばね受
16と支持台15との間に圧縮コイルばね17が介装さ
れることで支持台15は下方へ付勢されており、これに
より前輪13が床面に押付けられている。
【0004】支持台15上には走行用のドライブモータ
18及び減速機19が搭載され、前輪13はドライブモ
ータ18によって正逆方向に回転駆動される、一方、ス
テアリング軸14にはギヤ20が固定されると共に、本
体フレーム11に支持されたステアリングモータ21の
ピニオン22がこのギヤ20と噛み合っている。前輪1
3を挟んで左右両側にはそれぞれキャスター機能を有す
る補助輪23が本体フレーム11に取付けられている。
さらに、本体フレーム11には後述する油圧シリンダ3
1を作動させる電動油圧パワーユニット24及びこの電
動油圧パワーユニット24によって前記フォーク25の
昇降を制御する図示しない制御装置が搭載されている。
【0005】図2に示すように、荷物を載せるための2
本のフォーク25は、フォーク25の前方に位置して鉛
直方向へ伸びる取付部26に結合されている。そして、
図3に示すように取付部26は左右一対の支持リンク2
7を介して本体フレーム11の上部に枢着され、本体フ
レーム11の下面に突設された左右一対の支持突片28
がピン45,30により連結される駆動リンク29を介
してフォーク25の下部に結合される。これにより構成
される四節リンク機構によって図3に示すフォーク25
の左端は本体フレーム11に対して昇降自在となってい
る。
【0006】支持リンク27と駆動リンク29との間に
は左右一対のフォーク昇降用の駆動手段としての油圧シ
リンダ31が位置しており、そのシリンダとロッドが各
々本体フレーム11に突設された支持突片32と取付部
26に突設された支持突片33とに連結されている。
【0007】一方、フォーク25の先端部(後端部)の
下面には各々後輪34が配設されている。これらの後輪
34は従動輪であり、各フォーク25ごとにそれぞれ一
対ずつ設けられている。一対の後輪34はブラケット3
5の両端に軸支され、このブラケット35に枢着された
従動リンク36がフォーク25の下面にピン37によっ
て枢着される。従動リンク36にはピン38を介してロ
ッド39の一端が枢着され、ロッド39の他端はピン4
0によって前記駆動リンク29に枢着されている。
【0008】フォーク25には前述のドライブモータ1
8,ステアリングモータ21,油圧パワーユニット24
等を駆動するバッテリー41が搭載されている。
【0009】図2に示すように、前輪13を支持する支
持台15には取付板42が取付けられており、取付板4
2に前輪13に関して左右対称の位置に前進走行用セン
サ43がそれぞれ固定されている。一方、2本のフォー
ク25の先端部(後端部)の下面にそれぞれ後進用の走
行センサ44が配設されている。これらの走行センサ4
3,44は床面に予め敷設された誘導路を検知するもの
であり、これらの走行センサ43,44の出力信号に応
じてステアリングモータ21を制御する図示しない制御
装置が本体フレーム11に搭載されている。
【0010】このような構成において、床面の誘導路を
走行センサ43,44で検知して無人走行を行う場合、
前進時には前進用の走行センサ43が用いられる。走行
センサ43は前輪13の操舵動作に伴ってそれと一緒に
動くので、走行センサ43は常に走行方向における前方
の誘導路を検知することとなり、それによって迅速且つ
確実な誘導走行を行うことができる。一方、後進時は後
進用の走行センサ44が用いられる。
【0011】ここで、ローリフト型搬送車では、フォー
ク25に搬送物が載置されていないときは、図4(a)
に示すように、フォーク25を下降位置に下げて走行す
る一方、搬送物を載せて搬送するときは、図4(b)に
示すように、フォーク25を上昇位置に上げて走行す
る。
【0012】フォーク25の上昇,下降は以下のように
して行なわれる。
【0013】油圧シリンダ31を伸長駆動するとフォー
ク25の左端は本体フレーム11に対して上昇する一
方、短縮させると図3の状態のようにフォーク25の左
端は本体フレーム11に対して下降する。
【0014】図4(a)に示すようにフォーク25が下
降位置にあるときは、従動リンク36は倒れた状態にあ
る。一方、油圧シリンダ31によってフォーク25の左
端が上昇位置まで持ち上げられると、図3中の駆動リン
ク29がピン45を中心として反時計方向に回動してロ
ッド39を左方へ引っ張り、これによって従動リンク3
6がピン37を中心として時計方向に回動して図4
(b)に示すように斜めに起立した状態となる。する
と、後輪34とフォーク25の上面との距離が拡がり、
フォーク25の右端が上昇する。以上のようにしてフォ
ーク25の全体が昇降する。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】ところが、走行センサ
が電磁誘導式のものである場合は問題ないが、磁気誘導
式のものでは走行センサを床面から30mmの高さに保
持しなければならないために図4(a),(b)に示す
ようにフォークを上昇させたときと下降させたときの床
面から走行センサ44までの高さHが大きく異なると誘
導路が検出できないこととなって支障が生じる。
【0016】一方、図5に示すようにブラケット35を
後方へ延長してその先端に走行センサ44を取り付ける
ことも考えられるが、床面47の凸部46に車輪34の
一方が乗り上げると床面47に対するブラケット35の
角度θが変化するためにセンサー入力が変動して安定し
た精度の高い走行ができず、また走行センサ44がフォ
ーク25と干渉する。
【0017】そこで本考案は、斯る課題を解決した無人
搬送車を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本考案の構成は、本体フレームと、本体フレームに取
り付けられるとともに回転駆動及び操舵を行なう前輪
と、本体フレームの後部に昇降自在に取り付けられたフ
ォークと、フォークの後部に昇降可能に設けられて従動
回転する後輪とからなる無人搬送車において、相互に平
行でかつ長さの等しい一対のリンクを介してフォークの
下方に水平方向へ伸びる水平部材を設け、両端に後輪を
有する揺動部材の略中央を回動自在に水平部材に結合
し、床面に敷設された誘導路を検知するための後進用の
走行センサを水平部材に取り付け、一対のリンクのうち
の一方を駆動手段に連動連結したことを特徴とする。
【0019】
【作用】駆動手段により一対のリンクを回動させると、
フォークと水平部材との距離が大きくなってフォークが
上昇し、あるいは小さくなってフォークが降下する。走
行センサは水平部材に取り付けられているので、床面と
の距離はフォークの上昇,降下に拘らず変化しない。車
輪が床面の凸部へ乗り上げても、水平部材は床面と略平
行な状態を維持し、走行センサの高さは僅かに大きくな
るだけで支障は生じない。
【0020】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来の無人搬送車の
一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符
号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0021】本考案による無人搬送車の構成を、図1に
示す。相互に平行で同一長さの一対のリンク50の上端
がピン51を介して回動自在にフォーク25に取り付け
られ、下端どうしがピン52を介して回動自在に結合し
た水平部材53により連結されている。つまり、平行リ
ンク機構により、水平部材53は常にフォーク25と平
行な状態を維持する。そして、両端に後輪34を有する
揺動部材としてのブラケット35の中間部が一方のピン
52を介して回動自在に水平部材53に取り付けられて
いる。リンク50のうちの一方の上端であってピン51
とは離れた位置にロッド39の一端が結合されている。
そして、後進走行用の走行センサ44は水平部材53の
後端部に固着されている。
【0022】次に、斯る無人搬送車の作用を説明する。
図1(a)に示すようにロッド39が左方へ引かれずフ
ォーク25が上昇しない状態では走行センサ44の高さ
Hは車輪34の半径寸法によって決まる。次にロッド3
9が左方へ引かれると、図1(b)に示すように一対の
リンク50が夫々ピン51を中心として時計方向へ回動
し、水平部材53とフォーク25との距離が大きくなる
ことから、フォーク25が上昇する。このとき、走行セ
ンサ44は水平部材53に取り付けられていることか
ら、走行センサ44の床面47からの高さHは図1
(a)の状態のときと同じである。
【0023】次に、図1(c)に示すように一方の車輪
34が床面47の凸部46上に乗り上げた場合は、ピン
52の高さが一対の車輪34の高さの中間の高さになっ
て床面47から走行センサ44までの高さHは大きくな
るものの、その大きさは僅かである。従って、走行セン
サ44が誘導路を検出するのに支障が生じるようなこと
はない。
【0024】
【考案の効果】以上の説明からわかるように、本考案に
よる無人搬送車によれば平行リンク機構を介して水平部
材をフォークに取り付けるとともに両端に車輪を有する
揺動部材の中間部を回動自在に水平部材に取り付け、水
平部材に後進用の走行センサを取り付けたので、フォー
クを上昇させたりあるいは車輪が床面の凸部へ乗り上げ
ても走行センサが床面から大きく離れたり床面に対して
傾いたりすることなく、床面と走行センサとの距離を略
一定に保つことができる。従って、電磁誘導方式の走行
センサだけでなく、磁気誘導方式の走行センサであって
も支障なく走行センサとして用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による無人搬送車の要部を示す構成図と
作用説明図。
【図2】従来の無人搬送車の斜視図。
【図3】従来の無人搬送車の側面図。
【図4】従来の無人搬送車の作用説明図。
【図5】無人搬送車の改良案を示す説明図。
【符号の説明】
11…本体フレーム 13…前輪 18…ドライブモータ 21…ステアリングモータ 25…フォーク 31…油圧シリンダ 34…後輪 35…ブラケット 44…走行センサ 50…リンク 53…水平部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62B 3/00 B62B 3/00 B

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレームと、本体フレームに取り付
    けられるとともに回転駆動及び操舵を行なう前輪と、本
    体フレームの後部に昇降自在に取り付けられたフォーク
    と、フォークの後部に昇降可能に設けられて従動回転す
    る後輪とからなる無人搬送車において、相互に平行でか
    つ長さの等しい一対のリンクを介してフォークの下方に
    水平方向へ伸びる水平部材を設け、両端に後輪を有する
    揺動部材の略中央を回動自在に水平部材に結合し、床面
    に敷設された誘導路を検知するための後進用の走行セン
    サを水平部材に取り付け、一対のリンクのうちの一方を
    駆動手段に連動連結したことを特徴とする無人搬送車。
JP6401293U 1993-11-30 1993-11-30 無人搬送車 Expired - Lifetime JP2564836Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6401293U JP2564836Y2 (ja) 1993-11-30 1993-11-30 無人搬送車

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JP6401293U JP2564836Y2 (ja) 1993-11-30 1993-11-30 無人搬送車

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Publication Number Publication Date
JPH0731795U JPH0731795U (ja) 1995-06-16
JP2564836Y2 true JP2564836Y2 (ja) 1998-03-11

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3626820B2 (ja) * 1996-10-08 2005-03-09 三菱重工業株式会社 無人運搬車用誘導センサの支持構造
JP4121613B2 (ja) * 1998-05-19 2008-07-23 日本車輌製造株式会社 無人搬送車のガイドセンサ取付構造
JP2001159917A (ja) * 1999-12-03 2001-06-12 Tcm Corp 無人搬送車

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JPH0731795U (ja) 1995-06-16

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