JPH0753338B2 - プリント基板外形加工方法及び装置 - Google Patents
プリント基板外形加工方法及び装置Info
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- JPH0753338B2 JPH0753338B2 JP63312018A JP31201888A JPH0753338B2 JP H0753338 B2 JPH0753338 B2 JP H0753338B2 JP 63312018 A JP63312018 A JP 63312018A JP 31201888 A JP31201888 A JP 31201888A JP H0753338 B2 JPH0753338 B2 JP H0753338B2
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- machining
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- circuit board
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q35/00—Control systems or devices for copying directly from a pattern or a master model; Devices for use in copying manually
- B23Q35/04—Control systems or devices for copying directly from a pattern or a master model; Devices for use in copying manually using a feeler or the like travelling along the outline of the pattern, model or drawing; Feelers, patterns, or models therefor
- B23Q35/08—Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work
- B23Q35/12—Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work involving electrical means
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/37—Measurements
- G05B2219/37285—Load, current taken by motor
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/45—Nc applications
- G05B2219/45035—Printed circuit boards, also holes to be drilled in a plate
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T409/30—Milling
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- Numerical Control (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回転する加工工具をプリント基板の外周に、
プリント基板との間で相対送りすることによりプリント
基板の外形を加工するプリント基板外形加工方法及び装
置に係り、特に加工工具の長寿命化、加工不良の防止を
図つたプリント基板外形加工方法及び装置に関するもの
である。
プリント基板との間で相対送りすることによりプリント
基板の外形を加工するプリント基板外形加工方法及び装
置に係り、特に加工工具の長寿命化、加工不良の防止を
図つたプリント基板外形加工方法及び装置に関するもの
である。
従来のプリント基板外形加工における加工工具(以下、
単に工具という)の寿命検知は、使用している工具の総
加工距離が経験的に求められた所定値に達したらその工
具を寿命とみなして交換するという方法を採つていた。
単に工具という)の寿命検知は、使用している工具の総
加工距離が経験的に求められた所定値に達したらその工
具を寿命とみなして交換するという方法を採つていた。
しかし工具寿命は、加工速度(加工送り速度)や工具回
転数などの加工条件によつて差異が生ずるもので、単に
総加工距離で求めるのは困難である。このため、工具寿
命とみなす総加工距離の設定値(前記所定値)が高すぎ
たり、低すぎたりすることが多々あつた。設定値が高す
ぎると、加工途中で工具が折損し、製品を不良にしてし
まい、設定値が低すぎると、加工途中の工具折損は生じ
ないが、工具を浪費することになつた。
転数などの加工条件によつて差異が生ずるもので、単に
総加工距離で求めるのは困難である。このため、工具寿
命とみなす総加工距離の設定値(前記所定値)が高すぎ
たり、低すぎたりすることが多々あつた。設定値が高す
ぎると、加工途中で工具が折損し、製品を不良にしてし
まい、設定値が低すぎると、加工途中の工具折損は生じ
ないが、工具を浪費することになつた。
そこで、工具が取着されるスピンドルの駆動モータの電
流を検出し、その値に応じて加工条件を変化させ、工具
を長寿命化する方法がいくつか考えられている。しかし
従来のこの種の方法では、プリント基板加工特有の工具
径補正量については考慮されてなく、したがつて加工精
度が抵下するという問題点があつた。
流を検出し、その値に応じて加工条件を変化させ、工具
を長寿命化する方法がいくつか考えられている。しかし
従来のこの種の方法では、プリント基板加工特有の工具
径補正量については考慮されてなく、したがつて加工精
度が抵下するという問題点があつた。
本発明の目的は、工具状態に応じて最適加工条件を設定
して工具の長寿命化を図り、しかも精度を低下させるこ
となく加工ができるプリント基板外形加工方法及び装置
を提供することにある。
して工具の長寿命化を図り、しかも精度を低下させるこ
となく加工ができるプリント基板外形加工方法及び装置
を提供することにある。
上記目的は、加工工具が取着されるスピンドルの駆動モ
ータの電流値を検出し、検出されたスピンドル駆動モー
タ電流値が予め求められた工具折損直前の値になつたと
き、前記スピンドル駆動モータ電流値を低下させる加工
条件に変えると共に、工具径補正量をも変化後の加工条
件に応じた値に変えることを、所望回数行うことにより
達成される。
ータの電流値を検出し、検出されたスピンドル駆動モー
タ電流値が予め求められた工具折損直前の値になつたと
き、前記スピンドル駆動モータ電流値を低下させる加工
条件に変えると共に、工具径補正量をも変化後の加工条
件に応じた値に変えることを、所望回数行うことにより
達成される。
工具に加わる加工力は、工具の回転速度を一定とすれ
ば、工具とプリント基板の相対移動速度の大きさに比例
し、この相対移動速度を一定とすると、工具の回転速度
の大きさに反比例する。すなわち、加工時における工具
の1刃当たりの加工量に比例する。そして、工具を一定
の速度で回転させる場合、工具に加わる加工力の変化
は、スピンドルモータの電流値の変化として捉えること
ができる。加工力による工具の曲がり量は、工具に加わ
る加工力が一定であれば、工具の直径に反比例する。ま
た、工具に曲がり発生すると、工具を使用したときに形
成されるべき加工線より製品にたいして内側(もしくは
外側)に加工線が形成され、見かけ上、工具より径の大
きな工具(もしくは径の小さな工具)を使用したように
なる。
ば、工具とプリント基板の相対移動速度の大きさに比例
し、この相対移動速度を一定とすると、工具の回転速度
の大きさに反比例する。すなわち、加工時における工具
の1刃当たりの加工量に比例する。そして、工具を一定
の速度で回転させる場合、工具に加わる加工力の変化
は、スピンドルモータの電流値の変化として捉えること
ができる。加工力による工具の曲がり量は、工具に加わ
る加工力が一定であれば、工具の直径に反比例する。ま
た、工具に曲がり発生すると、工具を使用したときに形
成されるべき加工線より製品にたいして内側(もしくは
外側)に加工線が形成され、見かけ上、工具より径の大
きな工具(もしくは径の小さな工具)を使用したように
なる。
したがって、加工を継続して、工具の摩耗により加工力
が増加した場合、加工力の増加は、スピンドルモータの
電流値として検出することができ、この検出結果に基づ
いて、工具の回転速度を低下させると共に、工具とプリ
ント基板の相対移動速度を低下させることにより、工具
Tにかかる加工力を軽減させる。すると、工具の曲がり
量が小さくなるので、工具径補正量も加工条件に応じた
値に変更する。
が増加した場合、加工力の増加は、スピンドルモータの
電流値として検出することができ、この検出結果に基づ
いて、工具の回転速度を低下させると共に、工具とプリ
ント基板の相対移動速度を低下させることにより、工具
Tにかかる加工力を軽減させる。すると、工具の曲がり
量が小さくなるので、工具径補正量も加工条件に応じた
値に変更する。
このように、加工条件と工具径補正量を制御して加工す
ることにより、工具の長寿命化を図り、かつ精度良く加
工することができる。
ることにより、工具の長寿命化を図り、かつ精度良く加
工することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明するが、そ
れに先立つて、まずプリント基板外形加工における加工
条件、工具径補正量及び本発明の原理を第3図〜第7図
を参照して説明する。
れに先立つて、まずプリント基板外形加工における加工
条件、工具径補正量及び本発明の原理を第3図〜第7図
を参照して説明する。
第3図は加工状態を上面より見た図で、31(破線及び2
点鎖線相互間部分)はプリント基板のブランク部分、32
(破線部分)は必要製品外形サイズ、T,T′は工具を示
す。必要製品外形サイズ32で製作するために、工具T′
を図中破線に沿うように移動させれば必要製品外形サイ
ズ32の製品ができるはずであるが、実際には第3図のよ
うに工具Tを時計方向(矢印イ参照)に回転し、工具移
動方法を反時計方向(矢印ロ参照)にすると、切削力に
より、設定した工具軌跡(2点鎖線)よりα分製品側に
寄つて加工され、製品は斜線部分33のように寸足らずに
なつてしまう。このためα分を見込んだ工具軌跡で加工
を行つている。なお、このαは工具径補正量と呼ばれ、
第4図に示すように加工速度の増減に応じて増減する関
係にある。
点鎖線相互間部分)はプリント基板のブランク部分、32
(破線部分)は必要製品外形サイズ、T,T′は工具を示
す。必要製品外形サイズ32で製作するために、工具T′
を図中破線に沿うように移動させれば必要製品外形サイ
ズ32の製品ができるはずであるが、実際には第3図のよ
うに工具Tを時計方向(矢印イ参照)に回転し、工具移
動方法を反時計方向(矢印ロ参照)にすると、切削力に
より、設定した工具軌跡(2点鎖線)よりα分製品側に
寄つて加工され、製品は斜線部分33のように寸足らずに
なつてしまう。このためα分を見込んだ工具軌跡で加工
を行つている。なお、このαは工具径補正量と呼ばれ、
第4図に示すように加工速度の増減に応じて増減する関
係にある。
第5図は、ある工具径φDにおいて工具回転数Nを一定
にした場合の加工速度Fに対するスピンドル駆動モータ
の電流値(切削負荷)Aを示すグラフで、加工速度が高
くなるほどスピンドル駆動モータ電流値Aが大きくなる
ことが分かる。
にした場合の加工速度Fに対するスピンドル駆動モータ
の電流値(切削負荷)Aを示すグラフで、加工速度が高
くなるほどスピンドル駆動モータ電流値Aが大きくなる
ことが分かる。
第6図、ある工具径φDにおいて加工速度Fを一定にし
た場合の工具回転数に対するスピンドル駆動モータ電流
値Aを示すグラフで、電流値Aに一定の適正条件範囲が
存在することが分かる。
た場合の工具回転数に対するスピンドル駆動モータ電流
値Aを示すグラフで、電流値Aに一定の適正条件範囲が
存在することが分かる。
第7図は、検出されたスピンドル駆動モータ電流値Aが
予め求められた工具折損直前の値(折損直前電流値)A1
になつたとき、加工条件(ここでは加工速度F)を、前
記電流値Aを低下させる方向に変えることにより、工具
の加工距離(工具寿命)Lが延長されることを示すグラ
フで、実験により得られたものである。この図では、2
本の工具T1,T2のうち、一方の工具T1は折損直前電流値A
1に達しても加工速度F(=F′)を変えない場合を示
し、他方の工具T2は折損直前電流値A1に達する度に加工
速度FをF1からF2,F3(F1>F2>F3)へと低下させた場
合を示す。図から分るように、工具T1は加工距離L1で折
損したが、工具T2は、最初に折損直前電流値A1に達した
ときに加工速度FをF1からF2に低下させることにより加
工距離Lを延ばし、次に折損直前電流値A1に達したとき
に加工速度FをF3に更に低下させることによりL2まで加
工距離が延びる。
予め求められた工具折損直前の値(折損直前電流値)A1
になつたとき、加工条件(ここでは加工速度F)を、前
記電流値Aを低下させる方向に変えることにより、工具
の加工距離(工具寿命)Lが延長されることを示すグラ
フで、実験により得られたものである。この図では、2
本の工具T1,T2のうち、一方の工具T1は折損直前電流値A
1に達しても加工速度F(=F′)を変えない場合を示
し、他方の工具T2は折損直前電流値A1に達する度に加工
速度FをF1からF2,F3(F1>F2>F3)へと低下させた場
合を示す。図から分るように、工具T1は加工距離L1で折
損したが、工具T2は、最初に折損直前電流値A1に達した
ときに加工速度FをF1からF2に低下させることにより加
工距離Lを延ばし、次に折損直前電流値A1に達したとき
に加工速度FをF3に更に低下させることによりL2まで加
工距離が延びる。
第1図は、本発明によるプリント基板外形加工装置の一
実施例を示すブロツク図で、図中Tは工具である。この
工具Tはスピンドルに取着され、このスピンドルの駆動
モータの回転により回転される。ここでは、スピンドル
はその駆動モータと一体に構成されており、これをスピ
ンドルモータといい、符号11で示す。12はスピンドルモ
ータ11をX軸方向に移動させるスピンドル送りモータ、
13はテーブル14をY軸方向に移動させるテーブル送りモ
ータ、15は両送りモータ12,13などを加工指令に基づい
て制御する加工制御装置である。
実施例を示すブロツク図で、図中Tは工具である。この
工具Tはスピンドルに取着され、このスピンドルの駆動
モータの回転により回転される。ここでは、スピンドル
はその駆動モータと一体に構成されており、これをスピ
ンドルモータといい、符号11で示す。12はスピンドルモ
ータ11をX軸方向に移動させるスピンドル送りモータ、
13はテーブル14をY軸方向に移動させるテーブル送りモ
ータ、15は両送りモータ12,13などを加工指令に基づい
て制御する加工制御装置である。
16は前記スピンドルモータ11の電流値(スピンドルモー
タ電流値)Aを検出する電流検出器である。17は工具寿
命延長用加工条件,工具径補正量制御装置で、電流検出
器16で検出された電流値Aが、実験などによつて予め求
められた工具折損直前の値(折損直前電流値)A1に達し
たときに、前記スピンドルモータ電流値Aを低下させる
加工条件に変える(ここでは加工速度を低くする)と共
に、工具径補正量αをも変化後の加工条件(加工速度)
に応じた値に変える(小さくする)ものである。18はメ
モリで、電流検出器16で検出された電流値Aが折損直前
電流値A1に達する度に、各々加工速度F,工具径補正量α
を内容とするデータを1からnまで順に制御装置17に読
み込まれるものである。なお、図において工具回転数N
は一定、加工速度FはF2>F3>Fn,工具径補正量αはα
2>α3>αnの関係にある。
タ電流値)Aを検出する電流検出器である。17は工具寿
命延長用加工条件,工具径補正量制御装置で、電流検出
器16で検出された電流値Aが、実験などによつて予め求
められた工具折損直前の値(折損直前電流値)A1に達し
たときに、前記スピンドルモータ電流値Aを低下させる
加工条件に変える(ここでは加工速度を低くする)と共
に、工具径補正量αをも変化後の加工条件(加工速度)
に応じた値に変える(小さくする)ものである。18はメ
モリで、電流検出器16で検出された電流値Aが折損直前
電流値A1に達する度に、各々加工速度F,工具径補正量α
を内容とするデータを1からnまで順に制御装置17に読
み込まれるものである。なお、図において工具回転数N
は一定、加工速度FはF2>F3>Fn,工具径補正量αはα
2>α3>αnの関係にある。
次に、動作について説明する。
まず、加工指令が制御装置15に与えられると、制御装置
15は前記加工指令に従つて送りモータ12,13を駆動する
と共にスピンドルモータ11を駆動し、加工を開始する。
電流検出器16で検出されるスピンドルモータ電流値Aが
折損直前電流値A1に達すると、制御装置17は、メモリ18
からデータ1を読み込んで、加工速度F,工具径補正量α
をそれまでのF1,α1からF2,α2(F1>F2,α1>α
2)へと変更すべく制御装置15を制御する。これにより
制御装置15は、送りモータ12,13を制御し、加工速度F,
工具径補正量αをF2,a2へと変更し、加工を続行する。
15は前記加工指令に従つて送りモータ12,13を駆動する
と共にスピンドルモータ11を駆動し、加工を開始する。
電流検出器16で検出されるスピンドルモータ電流値Aが
折損直前電流値A1に達すると、制御装置17は、メモリ18
からデータ1を読み込んで、加工速度F,工具径補正量α
をそれまでのF1,α1からF2,α2(F1>F2,α1>α
2)へと変更すべく制御装置15を制御する。これにより
制御装置15は、送りモータ12,13を制御し、加工速度F,
工具径補正量αをF2,a2へと変更し、加工を続行する。
加工を続行すると、再びスピンドルモータ電流値Aが上
昇する。そして、スピンドルモータ電流値Aが再度、折
損直前電流値A1に達すると、制御装置17は、メモリ18か
らデータ2を読み込んで、加工速度F,工具径補正量αを
F3,α3へと変更すべく制御装置15を制御する。これに
より制御装置15は、送りモータ12,13を制御し、加工速
度F,工具径補正量αをF3,α3へと変更し、加工を続行
する。以下、このような動作がn回繰り返された後、工
具Tを交換(ここでは自動変換)し、新たな条件で加工
を再開する。
昇する。そして、スピンドルモータ電流値Aが再度、折
損直前電流値A1に達すると、制御装置17は、メモリ18か
らデータ2を読み込んで、加工速度F,工具径補正量αを
F3,α3へと変更すべく制御装置15を制御する。これに
より制御装置15は、送りモータ12,13を制御し、加工速
度F,工具径補正量αをF3,α3へと変更し、加工を続行
する。以下、このような動作がn回繰り返された後、工
具Tを交換(ここでは自動変換)し、新たな条件で加工
を再開する。
これによれば、工具Tに応じた折損直前電流値A1(一
定)、加工速度F1〜Fn(Fnは、経済的に見合う最低の加
工速度が選定される)及び工具径補正量α1〜αnを設
定することにより、工具Tの寿命を延長し、かつ同一精
度内で外形加工を行える効果がある。
定)、加工速度F1〜Fn(Fnは、経済的に見合う最低の加
工速度が選定される)及び工具径補正量α1〜αnを設
定することにより、工具Tの寿命を延長し、かつ同一精
度内で外形加工を行える効果がある。
なお、n回目の加工速度F,工具径補正量α変更後の工具
Tの交換及びそれによる加工の再開は、例えば以下よう
に行われる。第2図において、a点より加工開始して×
点でn回目の折損直前電流値A1に達した場合、次の1〜
3のように工具交換して加工を再開する方法と、4,5の
ように、現加工中のプリント基板については工具交換し
ないで加工を再開し、次加工までに工具交換する方法と
がある。(なお、第2図において31,32,ロは各々第3図
と同様である。) 1.c点まで加工し、工具Tを自動変換した後、c点より
d点を経てa点まで加工する。
Tの交換及びそれによる加工の再開は、例えば以下よう
に行われる。第2図において、a点より加工開始して×
点でn回目の折損直前電流値A1に達した場合、次の1〜
3のように工具交換して加工を再開する方法と、4,5の
ように、現加工中のプリント基板については工具交換し
ないで加工を再開し、次加工までに工具交換する方法と
がある。(なお、第2図において31,32,ロは各々第3図
と同様である。) 1.c点まで加工し、工具Tを自動変換した後、c点より
d点を経てa点まで加工する。
2.×点で加工を中止し、工具Tを自動変換した後、a点
より再加工する。
より再加工する。
3.c点,d点を経てa点まで加工を続行し、工具Tを自動
変換する。
変換する。
4.c点まで加工し、加工速度をFnよりさらに低い値Fn+
1に変更し、c点よりd点を経てa点まで加工し、その
後工具交換する。(→ラフ加工用)。
1に変更し、c点よりd点を経てa点まで加工し、その
後工具交換する。(→ラフ加工用)。
5.c点まで加工し、加工速度をFnよりさらに低い値Fn+
1に変更すると共に、工具径補正量αをその変更後の加
工速度Fn+1に応じた値an+1に変更してa点より再加
工し、その後工具交換する(→高精度加工用)。
1に変更すると共に、工具径補正量αをその変更後の加
工速度Fn+1に応じた値an+1に変更してa点より再加
工し、その後工具交換する(→高精度加工用)。
加工速度Fn(寿命予知条件)については、ある程度の余
裕をもつて設定するのにはいうまでもない。
裕をもつて設定するのにはいうまでもない。
〔発明の効果〕 本発明によれば、工具状態に応じて最適加工条件を設定
して工具の長寿命化を図り、しかも精度を低下させるこ
となく加工ができるという効果がある。
して工具の長寿命化を図り、しかも精度を低下させるこ
となく加工ができるという効果がある。
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロツク図、第2
図は本発明においてn回目の加工速度、工具径補正量変
更後の工具の変換及びそれによる加工の再開について説
明するための図、第3図〜第7図はプリント基板外形加
工における加工条件、工具径補正量及び本発明の原理を
説明するための図である。 T…工具、11…スピンドルモータ、12…スピンドル送り
モータ、13…テーブル送りモータ、14…テーブル、15…
加工制御装置、16…電流検出器、17…工具寿命延長用加
工条件、工具径補正量制御装置、18…メモリ。
図は本発明においてn回目の加工速度、工具径補正量変
更後の工具の変換及びそれによる加工の再開について説
明するための図、第3図〜第7図はプリント基板外形加
工における加工条件、工具径補正量及び本発明の原理を
説明するための図である。 T…工具、11…スピンドルモータ、12…スピンドル送り
モータ、13…テーブル送りモータ、14…テーブル、15…
加工制御装置、16…電流検出器、17…工具寿命延長用加
工条件、工具径補正量制御装置、18…メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−150137(JP,A) 特公 昭51−17749(JP,B1)
Claims (4)
- 【請求項1】回転する加工工具をプリント基板の外周
に、プリント基板との間で相対送りすることにより、プ
リント基板の外形を加工するプリント基板外形加工方法
において、前記工具が取着されるスピンドルの駆動モー
タの電流値を検出し、検出されたスピンドル駆動モータ
電流値が予め求められた工具折損直前の値になつたと
き、前記スピンドル駆動モータ電流値を低下させる加工
条件に変えると共に、工具径補正量をも変化後の、加工
条件に応じた値に変えることを特徴とするプリント基板
外形加工方法。 - 【請求項2】回転する加工工具をプリント基板の外周
に、プリント基板との間で相対送りすることにより、プ
リント基板の外形を加工するプリント基板外形加工方法
において、前記工具が取着されるスピンドルの駆動モー
タの電流値を検出し、検出されたスピンドル駆動モータ
電流値が予め求められた工具折損直前の値になる度に、
前記スピンドル駆動モータ電流値を低下させる加工条件
に変えると共に、工具径補正量をも変化後の加工条件に
応じた値に変えることを、予め決められた回数だけ繰り
返し行うことを特徴とするプリント基板外形加工方法。 - 【請求項3】回転する加工工具をプリント基板の外周
に、プリント基板との間で相対送りすることにより、プ
リント基板の外形を加工するプリント基板外形加工装置
において、前記工具が取着されるスピンドルの駆動モー
タの電流値を検出する電流検出器と、この電流検出器で
検出されたスピンドル駆動モータ電流値が予め求められ
た工具折損直前の値になつたとき、前記スピンドル駆動
モータ電流値を低下させる加工条件に変えると共に、工
具径補正量をも変化後の加工条件に応じた値に変える工
具寿命延長加工条件、工具径補正量制御装置とを具備す
ることを特徴とするプリント基板外形加工装置。 - 【請求項4】回転する加工工具をプリント基板の外周
に、プリント基板との間で相対送りすることにより、プ
リント基板の外形を加工するプリント基板外形加工装置
において、前記工具が取着されるスピンドルの駆動モー
タの電流値を検出する電流検出器と、この電流検出器で
検出されたスピンドル駆動モータ電流値が予め求められ
た工具折損直前の値になる度に、前記スピンドル駆動モ
ータ電流値を低下させる加工条件に変えると共に、工具
径補正量をも変化後の加工条件に応じた値に変えること
を、予め決められた回数だけ繰り返し行う工具寿命延長
用加工条件、工具径補正量制御装置とを具備することを
特徴とするプリント基板外形加工装置。
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---|---|---|---|
JP63312018A JPH0753338B2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | プリント基板外形加工方法及び装置 |
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JP63312018A JPH0753338B2 (ja) | 1988-12-12 | 1988-12-12 | プリント基板外形加工方法及び装置 |
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