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JPH0750995B2 - モ−タ駆動用インバ−タの予測失速防止装置 - Google Patents

モ−タ駆動用インバ−タの予測失速防止装置

Info

Publication number
JPH0750995B2
JPH0750995B2 JP61233674A JP23367486A JPH0750995B2 JP H0750995 B2 JPH0750995 B2 JP H0750995B2 JP 61233674 A JP61233674 A JP 61233674A JP 23367486 A JP23367486 A JP 23367486A JP H0750995 B2 JPH0750995 B2 JP H0750995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
motor
load current
stall prevention
prevention device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61233674A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6389094A (ja
Inventor
義知 滝沢
康之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP61233674A priority Critical patent/JPH0750995B2/ja
Publication of JPS6389094A publication Critical patent/JPS6389094A/ja
Publication of JPH0750995B2 publication Critical patent/JPH0750995B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はモータ駆動用インバータの予測失速防止装置、
特に負荷電流が急激に増加した際インバータがカットオ
フ制御されることを未然に防止することが可能な予測失
速防止装置の改良に関する。
[従来の技術] 第2図には従来のモータ駆動用インバータシステムの一
例が示されており、モータ駆動用インバータ(1)は交
流電源(2)から供給される三相交流電力をモータ駆動
用の三相交流電力に変換し、誘導モータ(3)の駆動制
御を行っている。なお、同図においては説明を簡単にす
るために、三相交流電力のうち一相のみを取出して回路
図を示している。
通常、このようなモータ駆動用インバータシステムに
は、過電流によるインバータ(1)故障を未然に防止
し、インバータシステムのシステムダウンを回避するた
めに失速防止装置が設けられている。
従来の失速防止装置は、同図に示すようにインバータ
(1)の出力電力Iを電流計(4)を用いて検出してい
る。
そして、この検出電流Iが第3図に示すように定格電流
Inの150%程度に設定された失速防止レベルI1を上回る
と同時に第1の比較器(5)から定速制御指令あるいは
減速制御指令が加減速制御回路(7)に向け出力され、
モータ(3)を定速あるいは減速するようインバータ
(1)の出力電流Iを制御する。
このようにすることにより、例えばモータ(3)が急加
速されあるいはモータ負荷が急激に増大し、インバータ
(1)に過電流が流れたようにな場合でも、インバータ
(1)がこの過電流により破壊されシステム全体がダウ
ンしてしまうことを未然に防止することができる。
特に、このような電流を防止することにより、インバー
タの出力側に設けられたトランジスタ又はサイリスタ等
が破壊されることを防止することができるため、モータ
駆動用のインバータシステムを安定して運転することが
可能となる。
ところが、モータ(3)の加速が極めて急激に行われる
場合や、モータ負荷が極めて急激に増大するような場合
には、負荷電流Iの立上りが急峻なものとなり、仮に検
出電流Iが定格負荷の150%程度に設定された失速防止
レベルI1に達した時点にインバータ1を低速あるいは減
速制御してもすべて遅く、負荷電流Iは失速防止レベル
I1を一時的にせよ大幅に上回り、過電流によりインバー
タ(1)が破壊されてしまう。
このような自体を防止するために、従来の失速防止装置
は、第3図に示すように、定格電流Inの200%程度の値
に遮断レベルI2を設定しておき、検出電流Iがこの遮断
レベルI2を上回ると同時に第2の比較器(6)からカッ
トオフ指令をインバータ(1)へ向け出力するよう形成
されている。
このようにして、インバータ(1)を強制的に停止制御
することにより、立上りが急な過電流によりインバータ
(1)が破壊されることを防止している。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、モータ(3)の用途によってはシステムダウ
ンを極端に嫌う場合が多く、例えば三相モータ(3)を
ケーブルカー運転用の動力源として用いたような場合に
は、該ケーブルカーを安定して運転することが要求され
る。
しかし、ケーブルカーの始動時に加わる過負荷あるいは
ケーブルカーを定速運転している際に発生するゆれ等に
起因して発生する過負荷により、インバータ(1)から
供給される負荷電流I1が遮断レベルI2を瞬間的にせよ上
回り、インバータ(1)が強制的に停止制御されケーブ
ルカー自体も停止してしまうという問題が発生する。
また、これ以外に、モータ(3)を天井クレーンの動力
源として用いたような場合にも、同様な問題が発生す
る。
更に、モータ(3)をクラッチを用いて何らかの負荷に
接続するような装置では、クラッチ接続時に急激な負荷
が掛るため、同様な問題が発生する。
このように、前記第2図に示す従来装置では、前述した
ような場合にいずれもインバータ(1)を強制的に停止
制御し、システム全体がダウンしてしまうため、モータ
(3)の安定運転ができず、その有効な対策が望まれて
いた。
本発明は、このような従来の課題に鑑みなされたもので
あり、急激な負荷電流の増大を一早く検出し、インバー
タを定速制御あるいは減速制御し負荷電流の増大を抑制
することにより、モータ駆動用インバータのシステムダ
ウンを未然に防止することが可能なモータ駆動用インバ
ータの予測失速防止装置を提供することを目的とするも
のである。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るモータ駆動用インバータの予測失速防止
装置は、インバータの負荷電流を微分し電流増加率を検
出する微分器と、検出された電流増加率と所定の基準増
加率を比較することにより負荷電流の顕著な増加傾向を
検出し、増加傾向が検出された場合にモータの定速ある
いは減速指令を出力する減速指令回路と、を含むもので
ある。
[作用] 従って、モータが極端に加速された場合や、モータ負荷
が急激に増加したような場合には、これを負荷電流の増
加率として一早く検出しモータを定速あるいは減速制御
するため、負荷電流が遮断レベルI2まで増加することは
ほとんどなく、モータ駆動用インバータのシステムダウ
ンを未然にかつ効果的に防止することが可能となる。
[実施例] 次に、本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。
なお、前記第2図に示す装置と対応する部材に同一符号
を付しその説明は省略する。
第1図には、本発明に係る予測失速防止装置の好適な実
施例が示されており、本発明の特徴的事項は、負荷電流
Iを微分しその電流増加率を検出する微分器(8)と、
前記電流増加率が所定の基準増加率Sを上回った際定速
又は減速指令を出力する第3の比較器(9)と、を設け
たことにある。
本実施例においては、この第3の比較器(9)の出力と
第1の比較器(5)の出力はオアゲート(10)を介して
加減速制御回路7へ入力されている。
従って、本発明によれば、モータ(3)の急加速、ある
いはモータ(3)に接続された負荷の急激な増加により
負荷電流Iが急激に増加しても、これを一早く電流増加
率の増加として検出しモータ(3)を定速あるいは減速
制御するため、負荷電流Iは短時間の間に急激に増加す
ることがなく、しかも該負荷電流Iが遮断レベルI2まで
立上ることもない。
従って、本発明によれば、例えばモータ(3)ケーブル
カーや天井クレーンのように負荷が急激に増加し、ある
いは瞬間的に増加するようなシステムの動力源として用
いたような場合でも、あるいはクラッチ等を介して負荷
を回転駆動するような動力源として用いたような場合で
も、負荷電流Iが遮断レベルI2まで立上ることを未然に
防止し、モータ駆動用インバータのシステムダウンを有
効に防止することが可能となる。
更に、本実施例によれば前記第3の比較器(9)以外
に、従来装置と同様に、第1の比較器(5)及び第2の
比較(6)を併用しているために、負荷電流の増大に起
因するインバータ(1)の損傷をより効果的に防止する
ことが可能となる。
[発明の効果] この発明は以上説明したとおり、負荷電流を微分し電流
増加率を検出し、該電流増加率が所定の基準増加率を上
回った場合に、モータの定速あるいは減速指令を出力す
るよう形成されているため、モータの急加速あるいは負
荷の急激な増大により負荷電流Iが増加する場合でも、
これを一早く検出し負荷電流の増加を抑制し、インバー
タシステムのシステムダウンを未然に防止することが可
能となる。
特に、本発明によれば、極端にシステムダウンを嫌うよ
うなものの動力源としてモータが用いられている場合に
効果的なものとなり、本発明の装置を例えばケーブルカ
ー、天井クレーンの動力源として用いた場合、モータが
クラッチを介して負荷に接続されるようなものに使用さ
れた場合に、負荷電流が遮断レベルまで一時的にせよ立
上ることを有効に防止し、システムダウンのない安定し
た運転を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るモータ駆動用インバータの予測失
速防止装置の好適な一例を示すブロック図、第2図は従
来の失速防止装置のブロック図、第3図は前記第1図及
び第2図に示す第1及び第2の比較器の動作説明図であ
る。 図中、(1)はモータ駆動用インバータ、(2)は交流
電源、(3)はモータ、(4)は電流計、(5)は第1
の比較器、(6)は第2の比較器、(7)は加減速制御
回路、(8)は微分器、(9)は第3の比較器、(10)
はオアゲートである。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ駆動用インバータの負荷電流を検出
    し、負荷電流が失速防止レベルを上回った時モータを定
    速あるいは減速するよう前記インバータを制御し、負荷
    電流が遮断レベルを上回った際前記インバータを強制的
    に停止制御するモータ駆動用インバータの失速防止装置
    において、 負荷電流を微分し電流増加率を検出する微分器と、 検出された電流増加率と所定の基準増加率を比較するこ
    とにより負荷電流の顕著な増加傾向を検出し、増加傾向
    が検出された場合にモータの定速あるいは減速指令を出
    力する減速指令回路と、 を含み、負荷電流の急激な立上りを一早く抑制し負荷電
    流が遮断レベルに達することを未然に防止することを特
    徴とするモータ駆動用インバータの予測失速防止装置。
JP61233674A 1986-10-01 1986-10-01 モ−タ駆動用インバ−タの予測失速防止装置 Expired - Lifetime JPH0750995B2 (ja)

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JP61233674A JPH0750995B2 (ja) 1986-10-01 1986-10-01 モ−タ駆動用インバ−タの予測失速防止装置

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JPS6389094A JPS6389094A (ja) 1988-04-20
JPH0750995B2 true JPH0750995B2 (ja) 1995-05-31

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