JPH075065B2 - 四輪駆動走行車輌の駐車ブレ−キ装置 - Google Patents
四輪駆動走行車輌の駐車ブレ−キ装置Info
- Publication number
- JPH075065B2 JPH075065B2 JP62167351A JP16735187A JPH075065B2 JP H075065 B2 JPH075065 B2 JP H075065B2 JP 62167351 A JP62167351 A JP 62167351A JP 16735187 A JP16735187 A JP 16735187A JP H075065 B2 JPH075065 B2 JP H075065B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- transmission
- shaft
- wheel drive
- parking brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、前輪を後輪より高周速で回転可能にした四輪
駆動走行車輌の駐車ブレーキ装置に関する。
駆動走行車輌の駐車ブレーキ装置に関する。
(従来の技術) 例えば農用トラクタは、圃場での作業性能を高めるた
め、四輪駆動になっているものがあり、しかも前輪を後
輪周速より高めて旋回半径を小さくしたものが開発され
ている。
め、四輪駆動になっているものがあり、しかも前輪を後
輪周速より高めて旋回半径を小さくしたものが開発され
ている。
この種のトラクタは、特開昭59−176121号公報等に開示
された技術があり、その技術は、エンジンの動力を前輪
デフ装置と後輪デフ装置とを介して、前後輪に夫々伝達
すると共に、前輪駆動系に高低速切換可能な変速機構を
設けておき、前輪の操向切れ角が例えば40度以上になる
と、それを感知して、変速機構を低速から高速に切換
え、前輪の周速を後輪周速の約2倍に増速し、小半径旋
回時の前輪の抵抗を少なくして、スムーズな旋回を得る
ようになっている。
された技術があり、その技術は、エンジンの動力を前輪
デフ装置と後輪デフ装置とを介して、前後輪に夫々伝達
すると共に、前輪駆動系に高低速切換可能な変速機構を
設けておき、前輪の操向切れ角が例えば40度以上になる
と、それを感知して、変速機構を低速から高速に切換
え、前輪の周速を後輪周速の約2倍に増速し、小半径旋
回時の前輪の抵抗を少なくして、スムーズな旋回を得る
ようになっている。
ところで、農用トラクタのブレーキ装置は、後車軸に走
行系用の油圧ブレーキ装置を設けると共に、その油圧ブ
レーキ装置を手動操作する駐車ブレーキ操作装置を設け
ている。
行系用の油圧ブレーキ装置を設けると共に、その油圧ブ
レーキ装置を手動操作する駐車ブレーキ操作装置を設け
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来技術においては、駐車ブレーキに油圧ブレーキ
装置を兼用しているが、油圧ブレーキ装置は長時間経つ
と圧が低下することがあるため、駐車ブレーキに使用す
るのは最適ではない。そのため、ミッション内の走行駆
動力伝達部材に機械式摩擦ブレーキ装置を設けて、駐車
ブレーキ装置とすることが考えられているが、この摩擦
ブレーキ装置を伝動軸上に新たに設けることは、伝動軸
を長くして取付けペースを確保しなければならなく、ま
た、伝動軸から動力を取出すためのギヤも必要とする。
装置を兼用しているが、油圧ブレーキ装置は長時間経つ
と圧が低下することがあるため、駐車ブレーキに使用す
るのは最適ではない。そのため、ミッション内の走行駆
動力伝達部材に機械式摩擦ブレーキ装置を設けて、駐車
ブレーキ装置とすることが考えられているが、この摩擦
ブレーキ装置を伝動軸上に新たに設けることは、伝動軸
を長くして取付けペースを確保しなければならなく、ま
た、伝動軸から動力を取出すためのギヤも必要とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前輪駆動系変速機構を構成するために後輪駆
動系伝動軸上に設けられたギヤを利用して、機械式駐車
ブレーキ装置を設けることによって、前記従来技術の問
題点を解決できるようにしたものである。
動系伝動軸上に設けられたギヤを利用して、機械式駐車
ブレーキ装置を設けることによって、前記従来技術の問
題点を解決できるようにしたものである。
即ち、本発明における問題解決手段の具体的構成は、ミ
ッションケース内のトランスミッションに後輪駆動系と
前輪駆動系とを有し、前輪駆動系に前輪周速を後輪周速
と略同速の低速と増速の高速とに高低切換える変速機構
を設け、後輪駆動系伝動軸に変速機構を構成する1対の
伝動ギヤを固定し、前記伝動軸と平行にブレーキ軸を設
け、このブレーキ軸に前記伝動ギヤの1枚と噛合するブ
レーキギヤを遊嵌すると共にこのブレーキギヤを制動す
る機械式駐車ブレーキ手段を設け、前記ブレーキギヤを
外方からミッションケース内に挿入すべくミッショケー
スの開口を開閉自在に閉鎖している蓋体に前記ブレーキ
軸を支持し、この蓋体に前記駐車ブレーキ手段を操作す
る操作手段を支持した点にある。
ッションケース内のトランスミッションに後輪駆動系と
前輪駆動系とを有し、前輪駆動系に前輪周速を後輪周速
と略同速の低速と増速の高速とに高低切換える変速機構
を設け、後輪駆動系伝動軸に変速機構を構成する1対の
伝動ギヤを固定し、前記伝動軸と平行にブレーキ軸を設
け、このブレーキ軸に前記伝動ギヤの1枚と噛合するブ
レーキギヤを遊嵌すると共にこのブレーキギヤを制動す
る機械式駐車ブレーキ手段を設け、前記ブレーキギヤを
外方からミッションケース内に挿入すべくミッショケー
スの開口を開閉自在に閉鎖している蓋体に前記ブレーキ
軸を支持し、この蓋体に前記駐車ブレーキ手段を操作す
る操作手段を支持した点にある。
(作 用) 駐車ブレーキレバーを引いて機械式駐車ブレーキ手段36
を作動させると、ブレーキギヤ35に摩擦抵抗を与え、そ
れが噛合している前輪高低速切換用の変速機構7の伝動
ギヤ15を介してベベルピニオン軸5を制動し、後輪11を
回転不能にする。駐車ブレーキ手段36は摩擦式であるが
油圧式でなく、長時間経っても油圧低下は生じなく、制
動力を維持する。ミッションケース27の開口28を開閉す
る蓋体29にブレーキ軸31及び操作手段49が支持され、蓋
体29をミッションケース27に装着することにより、ブレ
ーキギヤ35は外方からミッションケース27内に入って伝
動ギヤ15と噛合する。駐車ブレーキ手段36は、ブレーキ
ギヤ35を制御するためにブレーキ軸31に設けられ、伝動
ギヤ15を設けた伝動軸5上には配置する必要がなく、そ
れを操作する操作手段49も蓋体29に支持されており、駐
車ブレーキ装置は蓋体29に組付けられ、蓋体29の装着に
よりトランスミッションに組込まれる。
を作動させると、ブレーキギヤ35に摩擦抵抗を与え、そ
れが噛合している前輪高低速切換用の変速機構7の伝動
ギヤ15を介してベベルピニオン軸5を制動し、後輪11を
回転不能にする。駐車ブレーキ手段36は摩擦式であるが
油圧式でなく、長時間経っても油圧低下は生じなく、制
動力を維持する。ミッションケース27の開口28を開閉す
る蓋体29にブレーキ軸31及び操作手段49が支持され、蓋
体29をミッションケース27に装着することにより、ブレ
ーキギヤ35は外方からミッションケース27内に入って伝
動ギヤ15と噛合する。駐車ブレーキ手段36は、ブレーキ
ギヤ35を制御するためにブレーキ軸31に設けられ、伝動
ギヤ15を設けた伝動軸5上には配置する必要がなく、そ
れを操作する操作手段49も蓋体29に支持されており、駐
車ブレーキ装置は蓋体29に組付けられ、蓋体29の装着に
よりトランスミッションに組込まれる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1〜3図において、1は四輪駆動型農用トラクタのト
ランスミッションを示しており、エンジン2の動力はメ
インクラッチ3を介して多段又は無段の変速装置4へ伝
達され、この変速装置4の後方でベベルピニオン軸(伝
動軸)5から後輪デフ装置6へ後輪駆動系動力が伝達さ
れ、また、ベベルピニオン軸5から変速機構7を介して
前輪デフ装置8へ前輪駆動系動力が伝達される。
ランスミッションを示しており、エンジン2の動力はメ
インクラッチ3を介して多段又は無段の変速装置4へ伝
達され、この変速装置4の後方でベベルピニオン軸(伝
動軸)5から後輪デフ装置6へ後輪駆動系動力が伝達さ
れ、また、ベベルピニオン軸5から変速機構7を介して
前輪デフ装置8へ前輪駆動系動力が伝達される。
後輪駆動系は後輪デフ装置6から左右終減速機構10を介
して後輪11を支持している後車軸12を駆動しており、こ
の各後車軸12には走行用の油圧ブレーキ装置13が設けら
れており、トラクタ上のフートブレーキペダルで操作可
能となっている。
して後輪11を支持している後車軸12を駆動しており、こ
の各後車軸12には走行用の油圧ブレーキ装置13が設けら
れており、トラクタ上のフートブレーキペダルで操作可
能となっている。
前輪駆動系の前輪高低速切換用変速機構7は、後輪駆動
系の伝動軸であるベベルピニオン軸5に1対の伝動ギヤ
15A,15Bがスプライン嵌合されており、ベベルピニオン
軸5と平行な伝動軸16上に各伝動ギヤ15A,15Bと常時噛
合した変速ギヤ17A,17Bが遊嵌され、両変速ギヤ17A,17B
は両者間に設けた油圧クラッチ18によって択一的に伝動
軸16に固定される。前記ギヤ15B,17Bは速比1の等速伝
動であり、前記ギヤ15A,17Aは例えば速比2の増速伝動
であり、この増速比は種々設定できる。
系の伝動軸であるベベルピニオン軸5に1対の伝動ギヤ
15A,15Bがスプライン嵌合されており、ベベルピニオン
軸5と平行な伝動軸16上に各伝動ギヤ15A,15Bと常時噛
合した変速ギヤ17A,17Bが遊嵌され、両変速ギヤ17A,17B
は両者間に設けた油圧クラッチ18によって択一的に伝動
軸16に固定される。前記ギヤ15B,17Bは速比1の等速伝
動であり、前記ギヤ15A,17Aは例えば速比2の増速伝動
であり、この増速比は種々設定できる。
前記伝動軸16は前端にギヤ19を有し、このギヤ19はアイ
ドラギヤ20及びギヤ21を介してトラクタ車体外部に設け
たベベルピニオン軸22に動力を伝達しており、このべべ
ルピニオン軸22は前輪デフ装置8及び左右前輪終減速機
構23を介して前輪24へ動力を伝達する。
ドラギヤ20及びギヤ21を介してトラクタ車体外部に設け
たベベルピニオン軸22に動力を伝達しており、このべべ
ルピニオン軸22は前輪デフ装置8及び左右前輪終減速機
構23を介して前輪24へ動力を伝達する。
前輪24はハンドル操作によって操舵され、ハンドルから
前輪24までのステアリング機構には、前輪24が例えば40
度以上に切られた際に、それを感知する手段が設けら
れ、また、その感知手段と前記変速機構7との間には、
感知信号によって油圧クラッチ18を作動させる油圧制御
手段が設けられている。
前輪24までのステアリング機構には、前輪24が例えば40
度以上に切られた際に、それを感知する手段が設けら
れ、また、その感知手段と前記変速機構7との間には、
感知信号によって油圧クラッチ18を作動させる油圧制御
手段が設けられている。
26は駐車ブレーキ装置で、ミッションケース27の側壁の
開口28を閉鎖する蓋体29が支持台になっており、この蓋
体29に1対の支持脚30が一体成形され、この支持脚30に
ベベルピニオン軸5と平行なブレーキ軸31が固定されて
いる。
開口28を閉鎖する蓋体29が支持台になっており、この蓋
体29に1対の支持脚30が一体成形され、この支持脚30に
ベベルピニオン軸5と平行なブレーキ軸31が固定されて
いる。
ブレーキ軸31は一方の支持脚30にネジ32を介して廻止め
された中軸33と、この中軸33にスプライン嵌合した筒軸
34とを有し、中軸33にはブレーキギヤ35が回転自在に嵌
合され、中軸33と筒軸34との上には機械式の摩擦駐車ブ
レーキ手段36が設けられている。
された中軸33と、この中軸33にスプライン嵌合した筒軸
34とを有し、中軸33にはブレーキギヤ35が回転自在に嵌
合され、中軸33と筒軸34との上には機械式の摩擦駐車ブ
レーキ手段36が設けられている。
前記ブレーキギヤ35は変速機構7の中で最も大径の伝動
ギヤ15Aと常時噛合しており、このブレーキギヤ35の一
側にプレート38を支持する外筒部39が一体成形されてい
る。プレート38間にはブレーキディスク40が配置され、
全ブレーキディスク40は筒軸34に固定したガイドリング
41に軸方向摺動自在に支持されている。
ギヤ15Aと常時噛合しており、このブレーキギヤ35の一
側にプレート38を支持する外筒部39が一体成形されてい
る。プレート38間にはブレーキディスク40が配置され、
全ブレーキディスク40は筒軸34に固定したガイドリング
41に軸方向摺動自在に支持されている。
42は筒軸34に軸方向摺動自在に設けられたブレーキ押動
体で、プレート38をブレーキディスク40に押圧可能であ
り、これを押圧することによって、摩擦ブレーキ手段36
を作動させ、ガヤ35,15Aを介してベベルピニオン軸5を
制動させる。
体で、プレート38をブレーキディスク40に押圧可能であ
り、これを押圧することによって、摩擦ブレーキ手段36
を作動させ、ガヤ35,15Aを介してベベルピニオン軸5を
制動させる。
ブレーキ押動体42には周溝42aにアーム43の先端のピン4
4が係合しており、アーム43は蓋体29に貫通支持された
軸45に固定され、軸45の外端にはレバー46が固定されて
いる。レバー46は、トラクタ座席近くに設けられた駐車
ブレーキレバー50とリンク47又はワイヤを介して連結さ
れており、駐車ブレーキレバー50を引上げることによっ
て回動し、軸45、アーム43及びピン44を介してブレーキ
押動体42を押動動作させる。前記ピン44から駐車ブレー
キレバー50までは駐車ブレーキ手段36の操作手段49を構
成している。
4が係合しており、アーム43は蓋体29に貫通支持された
軸45に固定され、軸45の外端にはレバー46が固定されて
いる。レバー46は、トラクタ座席近くに設けられた駐車
ブレーキレバー50とリンク47又はワイヤを介して連結さ
れており、駐車ブレーキレバー50を引上げることによっ
て回動し、軸45、アーム43及びピン44を介してブレーキ
押動体42を押動動作させる。前記ピン44から駐車ブレー
キレバー50までは駐車ブレーキ手段36の操作手段49を構
成している。
前記駐車ブレーキ装置26はカセット式になっていて、オ
プションで取付けることができ、ギヤ配列及び軸5,16を
支持する中間壁48,55の間隔等を変更することなく、伝
動ギヤ15を利用して配置することができる。
プションで取付けることができ、ギヤ配列及び軸5,16を
支持する中間壁48,55の間隔等を変更することなく、伝
動ギヤ15を利用して配置することができる。
駐車ブレーキ手段36は、ブレーキギヤ35を低摩擦力で制
動できるように大径の伝動ギヤ15に噛合させているが、
伝動ギヤ15に噛合させても良く、また、その配置はベベ
ルピニオン軸5の側方であるが上方であっても良い。ま
た、摩擦板式のブレーキの代りにバンドブレーキ等を使
用することもでき、ブレーキ及びブレーキ操作手段49の
構造、ブレーキ軸の形状等は種々変形できる。
動できるように大径の伝動ギヤ15に噛合させているが、
伝動ギヤ15に噛合させても良く、また、その配置はベベ
ルピニオン軸5の側方であるが上方であっても良い。ま
た、摩擦板式のブレーキの代りにバンドブレーキ等を使
用することもでき、ブレーキ及びブレーキ操作手段49の
構造、ブレーキ軸の形状等は種々変形できる。
(発明の効果) 以上詳述した本発明によれば、長時間駐車していても油
圧式ブレーキのような油圧低下による制動力低下は生じ
なく、ブレーキギヤが噛合する伝動ギヤを新たに設ける
必要がなく、前輪高低速切換用の後輪駆動系伝動軸上の
伝動ギヤを兼用することができ、それによって伝動軸を
長くしたり配置スペースを新設する必要がなく、また、
駐車ブレーキ手段と後輪との間の部材が少なく、ブレー
キ効率を高く維持でき、ミッションケースの開口を閉鎖
する蓋体をミッションケースに装着するだけで装置を組
込むことができ、走行車輪の他の構成に影響を与えるこ
となく、簡単且つ容易に着脱でき、コンパクトに且つ安
価に製作できる。
圧式ブレーキのような油圧低下による制動力低下は生じ
なく、ブレーキギヤが噛合する伝動ギヤを新たに設ける
必要がなく、前輪高低速切換用の後輪駆動系伝動軸上の
伝動ギヤを兼用することができ、それによって伝動軸を
長くしたり配置スペースを新設する必要がなく、また、
駐車ブレーキ手段と後輪との間の部材が少なく、ブレー
キ効率を高く維持でき、ミッションケースの開口を閉鎖
する蓋体をミッションケースに装着するだけで装置を組
込むことができ、走行車輪の他の構成に影響を与えるこ
となく、簡単且つ容易に着脱でき、コンパクトに且つ安
価に製作できる。
図面は本発明の実施例を示しており、第1図は断面説明
図、第2図は要部の断面正面図、第3図はトラクタのト
ランスミッション全体を示す線図である。 1……トランスミッション、5……ベベルピニオン軸
(伝動軸)、7……変速機構、13……油圧ブレーキ装
置、15……伝動ギヤ、16……伝動軸、17……変速ギヤ、
18……油圧クラッチ、26……駐車ブレーキ装置、31……
ブレーキ軸、35……ブレーキギヤ、36……摩擦ブレーキ
手段。
図、第2図は要部の断面正面図、第3図はトラクタのト
ランスミッション全体を示す線図である。 1……トランスミッション、5……ベベルピニオン軸
(伝動軸)、7……変速機構、13……油圧ブレーキ装
置、15……伝動ギヤ、16……伝動軸、17……変速ギヤ、
18……油圧クラッチ、26……駐車ブレーキ装置、31……
ブレーキ軸、35……ブレーキギヤ、36……摩擦ブレーキ
手段。
Claims (1)
- 【請求項1】ミッションケース内のトランスミッション
に後輪駆動系と前輪駆動系とを有し、前輪駆動系に前輪
周速を後輪周速と略同速の低速と増速の高速とに高低切
換える変速機構を設け、後輪駆動系伝動軸に変速機構を
構成する1対の伝動ギヤを固定し、前記伝動軸と平行に
ブレーキ軸を設け、このブレーキ軸に前記伝動ギヤの1
枚と噛合するブレーキギヤを遊嵌すると共にこのブレー
キギヤを制動する機械式駐車ブレーキ手段を設け、前記
ブレーキギヤを外方からミッションケース内に挿入すべ
くミッションケースの開口を開閉自在に閉鎖している蓋
体に前記ブレーキ軸を支持し、この蓋体に前記駐車ブレ
ーキ手段を操作する操作手段を支持したことを特徴とす
る四輪駆動走行車輌の駐車ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62167351A JPH075065B2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | 四輪駆動走行車輌の駐車ブレ−キ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62167351A JPH075065B2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | 四輪駆動走行車輌の駐車ブレ−キ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6412956A JPS6412956A (en) | 1989-01-17 |
JPH075065B2 true JPH075065B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=15848117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62167351A Expired - Lifetime JPH075065B2 (ja) | 1987-07-03 | 1987-07-03 | 四輪駆動走行車輌の駐車ブレ−キ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075065B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012121511A3 (ko) * | 2011-03-04 | 2012-12-20 | 현대티앤에이(주) | 지게차 및 건설장비 차량용 주차제동장치 |
WO2012115396A3 (ko) * | 2011-02-21 | 2012-12-27 | 현대티앤에이(주) | 지게차 및 건설장비 차량용 주차제동장치 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4805880B2 (ja) * | 2007-07-03 | 2011-11-02 | 株式会社クボタ | 駐車ブレーキ装置 |
JP4866329B2 (ja) * | 2007-10-19 | 2012-02-01 | 株式会社クボタ | 走行車両の動力伝達装置 |
US9765826B2 (en) | 2014-08-05 | 2017-09-19 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Transmission |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55161745U (ja) * | 1979-05-10 | 1980-11-20 | ||
JPS59176121A (ja) * | 1983-03-24 | 1984-10-05 | Kubota Ltd | 四輪駆動車輛の前輪駆動制御装置 |
-
1987
- 1987-07-03 JP JP62167351A patent/JPH075065B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012115396A3 (ko) * | 2011-02-21 | 2012-12-27 | 현대티앤에이(주) | 지게차 및 건설장비 차량용 주차제동장치 |
WO2012121511A3 (ko) * | 2011-03-04 | 2012-12-20 | 현대티앤에이(주) | 지게차 및 건설장비 차량용 주차제동장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6412956A (en) | 1989-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH075029B2 (ja) | 自走式作業車のトランスミツシヨン | |
JPH0651596U (ja) | 作業車両のミッション装置 | |
JPH075065B2 (ja) | 四輪駆動走行車輌の駐車ブレ−キ装置 | |
JPH079743Y2 (ja) | 作業車のサイドブレ−キ操作構造 | |
JP3772343B2 (ja) | 車両の走行連動装置 | |
CA1143965A (en) | Tractor having a parking brake | |
JPH0612156U (ja) | 作業用走行車におけるリヤアクスルケース構造 | |
JP3047016B2 (ja) | 前後輪駆動力分配装置 | |
JP3580840B2 (ja) | 車両のパワーユニット構造 | |
JPH0117883B2 (ja) | ||
JP2646161B2 (ja) | 自走作業機の転舵ブレーキ装置 | |
JPH0656196B2 (ja) | 車輛の駆動装置 | |
JP2728274B2 (ja) | 自動無段変速機用4輪駆動装置 | |
JPH0237661Y2 (ja) | ||
JP2609904B2 (ja) | 農用トラクタにおける伝動装置 | |
JPS5929176Y2 (ja) | トラクタの歯車伝動装置 | |
JP2006088874A (ja) | 四輪駆動車両の駆動力分配装置 | |
JP2509614Y2 (ja) | 走行車輌の変速伝動装置 | |
JPH0248232A (ja) | 4輪駆動車用動力伝達装置 | |
JPH0624266Y2 (ja) | 前後輪間のセンタ−デフ装置 | |
JPH0649497Y2 (ja) | 作業車の走行装置 | |
JPH078363Y2 (ja) | 作業車輌における走行伝動装置 | |
JP2776281B2 (ja) | 移動農機の走行伝動装置 | |
JPH0747852A (ja) | 前輪舵取り車両における旋回機構 | |
JPH0739723Y2 (ja) | 移動農機における走行動力伝達装置 |