JPH0747225A - 流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法 - Google Patents
流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法Info
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- JPH0747225A JPH0747225A JP3053467A JP5346791A JPH0747225A JP H0747225 A JPH0747225 A JP H0747225A JP 3053467 A JP3053467 A JP 3053467A JP 5346791 A JP5346791 A JP 5346791A JP H0747225 A JPH0747225 A JP H0747225A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10L—FUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
- C10L1/00—Liquid carbonaceous fuels
- C10L1/32—Liquid carbonaceous fuels consisting of coal-oil suspensions or aqueous emulsions or oil emulsions
- C10L1/328—Oil emulsions containing water or any other hydrophilic phase
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス状燃焼流から流出物を除去するのに適す
る吸着剤を製造する方法を提供することにある。 【構成】 流出物が結果として生じるガス状炭化水素流
から除去される炭化水素含有燃料の燃焼の間中流出物吸
着酸化物を現場で製造する方法は吸着剤水溶液を水と混
合し、流出物吸着酸化物エアゾールを発生するように制
御された条件により霧化しかつ燃焼することからなる。
る吸着剤を製造する方法を提供することにある。 【構成】 流出物が結果として生じるガス状炭化水素流
から除去される炭化水素含有燃料の燃焼の間中流出物吸
着酸化物を現場で製造する方法は吸着剤水溶液を水と混
合し、流出物吸着酸化物エアゾールを発生するように制
御された条件により霧化しかつ燃焼することからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス状燃焼流から流出
物を除去するのに使用される吸着酸化物エアゾールの現
場製造方法に関し、かつとくに、炭化水素燃料燃焼流か
らの硫黄及び他の流出物を吸着するための金属酸化物吸
着剤の製造方法に関する。
物を除去するのに使用される吸着酸化物エアゾールの現
場製造方法に関し、かつとくに、炭化水素燃料燃焼流か
らの硫黄及び他の流出物を吸着するための金属酸化物吸
着剤の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス状燃焼流は大気汚染を結果として生
じる環境に放出される多くの望ましくない流出物の源で
ある。望ましくない流出物は、例えば、硫黄、窒素、フ
ッ素及び多数の他の望ましくない流出物を含んでいる。
環境に対してとくに有害であるのは炭化水素含有の化石
燃料の燃焼から生じる望ましくない流出物である。
じる環境に放出される多くの望ましくない流出物の源で
ある。望ましくない流出物は、例えば、硫黄、窒素、フ
ッ素及び多数の他の望ましくない流出物を含んでいる。
環境に対してとくに有害であるのは炭化水素含有の化石
燃料の燃焼から生じる望ましくない流出物である。
【0003】
【発明が解決すべき課題】これまで、多くの機構が燃焼
流から流出物を除去するのに提案された。硫黄、窒素及
び他の同様な流出物の場合において、ガス状流を洗浄す
るのが一般的な慣行である。加えて、炉内石灰岩注入が
一般に使用された。しかしながら、これらの方法はいず
れも商業的レベルでコスト的に有効なものではなかっ
た。
流から流出物を除去するのに提案された。硫黄、窒素及
び他の同様な流出物の場合において、ガス状流を洗浄す
るのが一般的な慣行である。加えて、炉内石灰岩注入が
一般に使用された。しかしながら、これらの方法はいず
れも商業的レベルでコスト的に有効なものではなかっ
た。
【0004】もちろん、経済的な方法において工業燃焼
流から流出物を除去するための機構を設けることが非常
に望ましい。
流から流出物を除去するための機構を設けることが非常
に望ましい。
【0005】したがって、本発明の主たる目的は、ガス
状流から環境に有害な流出物を除去するための方法を提
供することである。
状流から環境に有害な流出物を除去するための方法を提
供することである。
【0006】本発明の特別な目的は、ガス状燃焼流から
流出物を除去するのに適する吸着材料の製造方法を提供
することである。
流出物を除去するのに適する吸着材料の製造方法を提供
することである。
【0007】本発明の他の目的は、有効でかつ経済的で
あるガス状燃焼流から流出物を除去するための吸着酸化
物エアゾールの現場製造方法を提供することである。
あるガス状燃焼流から流出物を除去するための吸着酸化
物エアゾールの現場製造方法を提供することである。
【0008】本発明のさらに他の目的は、ガス状炭化水
素燃料燃焼流から硫黄及び他の流出物を除去するのに有
用な吸着酸化物流の製造方法を提供することである。
素燃料燃焼流から硫黄及び他の流出物を除去するのに有
用な吸着酸化物流の製造方法を提供することである。
【0009】本発明のさらに他の目的及び利点は以下で
明らかとなろう。
明らかとなろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的及び利点は容易に得られる。本発明は、流出物がそれ
により結果として生じるガス状炭化水素燃焼流から除去
される炭化水素含有燃料の燃焼の間中流出物吸着酸化物
エアゾールを現場で製造するための流出物吸着酸化物エ
アゾールの現場製造方法において、水に溶解された流出
吸着化合物からなる水溶液を形成し、流出吸着化合物の
水溶液を燃焼燃料混合物を形成するように炭化水素含有
燃料と混合し、前記燃焼燃料混合物を霧化しかつ前記霧
化された燃料を燃焼区域に送給し、前記霧化された燃料
混合物を前記燃焼区域において制御された温度条件T1
(T1はオキシダントの存在において1400°Kより
大きいかまたはそれに等しい)下で燃焼して前記ガス状
燃焼流中にミクロン以下の大きさの平均直径を有する超
微細吸着酸化物粒子からなる吸着酸化物エアゾールを
得、そして前記吸着酸化物粒子が前記ガス状燃焼流から
の前記流出物を吸着するように前記ガス状燃焼流を温度
T2(T2はT1以下である)に冷却することを特徴とす
る流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法を提供す
る。
的及び利点は容易に得られる。本発明は、流出物がそれ
により結果として生じるガス状炭化水素燃焼流から除去
される炭化水素含有燃料の燃焼の間中流出物吸着酸化物
エアゾールを現場で製造するための流出物吸着酸化物エ
アゾールの現場製造方法において、水に溶解された流出
吸着化合物からなる水溶液を形成し、流出吸着化合物の
水溶液を燃焼燃料混合物を形成するように炭化水素含有
燃料と混合し、前記燃焼燃料混合物を霧化しかつ前記霧
化された燃料を燃焼区域に送給し、前記霧化された燃料
混合物を前記燃焼区域において制御された温度条件T1
(T1はオキシダントの存在において1400°Kより
大きいかまたはそれに等しい)下で燃焼して前記ガス状
燃焼流中にミクロン以下の大きさの平均直径を有する超
微細吸着酸化物粒子からなる吸着酸化物エアゾールを
得、そして前記吸着酸化物粒子が前記ガス状燃焼流から
の前記流出物を吸着するように前記ガス状燃焼流を温度
T2(T2はT1以下である)に冷却することを特徴とす
る流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法を提供す
る。
【0011】
【作用】本発明はガス状燃焼流から流出物を除去するの
に使用される吸着酸化物エアゾールの製造方法に引き付
けられる。本発明の特別な特徴はガス状炭化水素燃料燃
焼流から硫黄を除去するための硫黄吸着金属酸化物エア
ゾールを製造することである。
に使用される吸着酸化物エアゾールの製造方法に引き付
けられる。本発明の特別な特徴はガス状炭化水素燃料燃
焼流から硫黄を除去するための硫黄吸着金属酸化物エア
ゾールを製造することである。
【0012】本発明の方法は炭化水素含有化石燃料の燃
焼中に現場で好ましくはミクロン以下の大きさの平均直
径を有する超微細吸着酸化物粒子の形の流出物吸着のエ
アゾールを形成し、そして吸着酸化物粒子がガス状燃焼
流からの流出物を吸着するように流出物を含有している
前記ガス状燃焼流をエアゾールと接触させることからな
る。本発明の好適な実施例において、炭化水素含有燃料
は燃焼燃料混合物を形成するように本質的に溶解された
流出物吸着化合物からなる水溶液と混合される。燃焼燃
料混合物は制御された条件下で霧化されそしてオキシダ
ントの存在において燃焼区域に送給される。選択的に、
炭化水素燃料及び流出物吸着化合物からなる水溶液は別
々に燃焼区域に送給されかつそこで混合されるが、送給
前の混合が好ましい。燃焼燃料混合物とオキシダントは
ガス状燃焼流に好ましくはミクロン以下の大きさの平均
直径を有する超微細吸着酸化物粒子の形において吸着剤
のエアゾールを得るように制御された温度T1により燃
焼区域中で燃焼される。その後ガス状燃焼流は吸着酸化
物粒子に燃焼流から流出物を吸着させるように、温度T
2(T2はT1以下である)に冷却される。本発明の種々
の実施例によれば、オキシダントは炎レベルで導入され
ることができるかまたは改良された流出物吸着を結果と
して生じる段階的な方法において燃焼区域の下流のガス
状燃焼流に導入されることができる。本発明の方法によ
れば、燃焼炎温度、オキシダント導入及び霧化条件はミ
クロン以下の大きさの吸着酸化物粒子の製造を保証する
ように制御される。
焼中に現場で好ましくはミクロン以下の大きさの平均直
径を有する超微細吸着酸化物粒子の形の流出物吸着のエ
アゾールを形成し、そして吸着酸化物粒子がガス状燃焼
流からの流出物を吸着するように流出物を含有している
前記ガス状燃焼流をエアゾールと接触させることからな
る。本発明の好適な実施例において、炭化水素含有燃料
は燃焼燃料混合物を形成するように本質的に溶解された
流出物吸着化合物からなる水溶液と混合される。燃焼燃
料混合物は制御された条件下で霧化されそしてオキシダ
ントの存在において燃焼区域に送給される。選択的に、
炭化水素燃料及び流出物吸着化合物からなる水溶液は別
々に燃焼区域に送給されかつそこで混合されるが、送給
前の混合が好ましい。燃焼燃料混合物とオキシダントは
ガス状燃焼流に好ましくはミクロン以下の大きさの平均
直径を有する超微細吸着酸化物粒子の形において吸着剤
のエアゾールを得るように制御された温度T1により燃
焼区域中で燃焼される。その後ガス状燃焼流は吸着酸化
物粒子に燃焼流から流出物を吸着させるように、温度T
2(T2はT1以下である)に冷却される。本発明の種々
の実施例によれば、オキシダントは炎レベルで導入され
ることができるかまたは改良された流出物吸着を結果と
して生じる段階的な方法において燃焼区域の下流のガス
状燃焼流に導入されることができる。本発明の方法によ
れば、燃焼炎温度、オキシダント導入及び霧化条件はミ
クロン以下の大きさの吸着酸化物粒子の製造を保証する
ように制御される。
【0013】
【実施例】本発明は、ガス状燃焼流から流出物を除去す
る方法に関し、かつより詳細には、流出物がそれにより
結果として生じるガス状炭化水素燃焼流から除去される
炭化水素の燃焼の間に吸着酸化物エアゾールの現場製造
方法に関する。
る方法に関し、かつより詳細には、流出物がそれにより
結果として生じるガス状炭化水素燃焼流から除去される
炭化水素の燃焼の間に吸着酸化物エアゾールの現場製造
方法に関する。
【0014】図1を参照して、本発明方法の機構(メカ
ニズム)が詳細に議論される。溶解された流出物吸着化
合物の水溶液は燃焼燃料混合物を形成するように炭化水
素含有化石燃料と混合される。水溶液中の吸着剤の量及
び化石燃料と混合される水溶液の容量は燃料中に存在す
る流出物支持材料の性質及び量に依存する。硫黄の場合
には、例えば、燃料混合物中の吸着剤対硫黄のモル比は
2.5までにすることがでかつ好ましくは使用される特
定の吸着剤に依存しておよそ0.6乃至1.2の間であ
る。窒素の場合には、比は上述した硫黄に関してと実質
上同一である。本発明によれば、流出物吸着化合物はア
ルカリ、アルカリ土金属または金属がアルカリ土金属と
同一またはそれより高い原子価を有する他の金属塩から
なるグループから選ばれる金属塩の形である。好適な金
属はCa及びMgであり、Caが理想である。とくに適
するカルシウム金属塩化合物はCaCl2,Ca(N
O3)2,Ca(CH3COO)2,Ca(C2H5COO)
2,Ca(CHOO)2,Ca(OH)2,CaO及びそ
の混合物である。同様なマグネシウム化合物が使用され
ることができる。サクロース、グリセロール、アルコー
ル等のごとき金属塩の溶解性を上昇する水に対する溶解
性増強化合物の添加は本方法の性能を改善する。Ca
(OH)2及びCaOのごとき水に溶解し得る金属塩化
合物の場合において溶解性増強化合物は水溶液を形成す
るために塩を溶解するのに要求される。溶解性増強化合
物は水溶液中にすべての金属塩を取るのに十分な量にお
いて使用される。
ニズム)が詳細に議論される。溶解された流出物吸着化
合物の水溶液は燃焼燃料混合物を形成するように炭化水
素含有化石燃料と混合される。水溶液中の吸着剤の量及
び化石燃料と混合される水溶液の容量は燃料中に存在す
る流出物支持材料の性質及び量に依存する。硫黄の場合
には、例えば、燃料混合物中の吸着剤対硫黄のモル比は
2.5までにすることがでかつ好ましくは使用される特
定の吸着剤に依存しておよそ0.6乃至1.2の間であ
る。窒素の場合には、比は上述した硫黄に関してと実質
上同一である。本発明によれば、流出物吸着化合物はア
ルカリ、アルカリ土金属または金属がアルカリ土金属と
同一またはそれより高い原子価を有する他の金属塩から
なるグループから選ばれる金属塩の形である。好適な金
属はCa及びMgであり、Caが理想である。とくに適
するカルシウム金属塩化合物はCaCl2,Ca(N
O3)2,Ca(CH3COO)2,Ca(C2H5COO)
2,Ca(CHOO)2,Ca(OH)2,CaO及びそ
の混合物である。同様なマグネシウム化合物が使用され
ることができる。サクロース、グリセロール、アルコー
ル等のごとき金属塩の溶解性を上昇する水に対する溶解
性増強化合物の添加は本方法の性能を改善する。Ca
(OH)2及びCaOのごとき水に溶解し得る金属塩化
合物の場合において溶解性増強化合物は水溶液を形成す
るために塩を溶解するのに要求される。溶解性増強化合
物は水溶液中にすべての金属塩を取るのに十分な量にお
いて使用される。
【0015】上述されたような燃料混合物は燃料が霧化
ガスがあるかまたはないかの、好ましくは霧化ガスがあ
る制御された条件下で霧化されるノズルに送給される。
適宜な霧化ガスは空気、蒸気、N2,O2,Ar,Heを
含み、空気、蒸気、N2が好ましい。霧化は、以下の実
施例において示されるように、製造される結果として生
じる吸着酸化物の粒子の大きさかつ最後に流出物の吸着
度に強力な作用を有する傾向がある。燃料霧化の間中、
燃料混合物は小滴に変換される。霧化条件を制御するこ
とにより、小滴の大きさは制御され、それは本発明方法
において最後に製造される吸着酸化物の粒子の大きさを
制御することが認められた。上記で注目されたように、
燃料混合物を霧化ガスにより霧化するのが好適である。
ガス対燃料の質量比は、以下で記載されかつ実施例及び
実験作業によって示されるような所望の吸着酸化物粒子
大きさを得るために0.05より大きいかまたはそれに
等しく、好ましくは0.10より大きいかまたはそれに
等しくそして理想的にはおよそ0.15乃至3.00の
間にすべきである。
ガスがあるかまたはないかの、好ましくは霧化ガスがあ
る制御された条件下で霧化されるノズルに送給される。
適宜な霧化ガスは空気、蒸気、N2,O2,Ar,Heを
含み、空気、蒸気、N2が好ましい。霧化は、以下の実
施例において示されるように、製造される結果として生
じる吸着酸化物の粒子の大きさかつ最後に流出物の吸着
度に強力な作用を有する傾向がある。燃料霧化の間中、
燃料混合物は小滴に変換される。霧化条件を制御するこ
とにより、小滴の大きさは制御され、それは本発明方法
において最後に製造される吸着酸化物の粒子の大きさを
制御することが認められた。上記で注目されたように、
燃料混合物を霧化ガスにより霧化するのが好適である。
ガス対燃料の質量比は、以下で記載されかつ実施例及び
実験作業によって示されるような所望の吸着酸化物粒子
大きさを得るために0.05より大きいかまたはそれに
等しく、好ましくは0.10より大きいかまたはそれに
等しくそして理想的にはおよそ0.15乃至3.00の
間にすべきである。
【0016】霧化された燃料混合物はその後制御された
条件下でオキシダントの存在において燃焼区域で燃焼さ
れる。燃焼の間中、吸着剤の小さな固体結晶が水の蒸発
後形成されると思われる。これらの結晶は次いで燃焼炎
温度T1で分解しかつ吸着酸化物の超微細粒子がガス状
燃焼流に発生される。燃焼温度T1、すなわち、断熱的
な炎温度は燃料の所望の燃焼及び吸着剤の形成を達成す
るために制御されることができる。上昇した炎温度にお
いて、吸着酸化物粒子大きさに逆の作用を有する合体作
用の傾向がある。同時に、温度は十分な燃料利用及び吸
着剤発生を得るために十分に高くしなければならない。
本発明の方法を有効に実施するために、燃焼温度T1は
約1400°K乃至2450°Kの間、好ましくは19
00°K乃至2200°Kである。
条件下でオキシダントの存在において燃焼区域で燃焼さ
れる。燃焼の間中、吸着剤の小さな固体結晶が水の蒸発
後形成されると思われる。これらの結晶は次いで燃焼炎
温度T1で分解しかつ吸着酸化物の超微細粒子がガス状
燃焼流に発生される。燃焼温度T1、すなわち、断熱的
な炎温度は燃料の所望の燃焼及び吸着剤の形成を達成す
るために制御されることができる。上昇した炎温度にお
いて、吸着酸化物粒子大きさに逆の作用を有する合体作
用の傾向がある。同時に、温度は十分な燃料利用及び吸
着剤発生を得るために十分に高くしなければならない。
本発明の方法を有効に実施するために、燃焼温度T1は
約1400°K乃至2450°Kの間、好ましくは19
00°K乃至2200°Kである。
【0017】有効な燃焼を得るために、オキシダントは
燃焼油に関連して化学量論量に少なくとも等しい量にお
いてかつ好ましくは化学量論量より大きくかつ化学量論
量の1.1倍までの量において存在すべきである。本発
明の方法はオキシダントを段階的な方法、すなわち、燃
焼区域、すなわち、炎に対して1部分をかつ所望の温度
で燃焼区域の加硫に1部分を送給することにより改善さ
れることができることが認められた。オキシダントは、
およそ60%乃至95%及び5%乃至40%、好ましく
は80%乃至90%及び10%乃至20%の間の、使用
される合計オキシダントに関連して、燃焼区域及びその
下流に供給される。燃焼区域の下流に導入されるオキシ
ダントは、所望の吸着酸化物粒子を得るように燃料の完
全燃焼及び吸着剤の形成に関連して最良の結果を得るた
めにおよそ1400°K乃至2200°K、好ましくは
1400°K乃至1600°Kの温度で導入されるべき
である。
燃焼油に関連して化学量論量に少なくとも等しい量にお
いてかつ好ましくは化学量論量より大きくかつ化学量論
量の1.1倍までの量において存在すべきである。本発
明の方法はオキシダントを段階的な方法、すなわち、燃
焼区域、すなわち、炎に対して1部分をかつ所望の温度
で燃焼区域の加硫に1部分を送給することにより改善さ
れることができることが認められた。オキシダントは、
およそ60%乃至95%及び5%乃至40%、好ましく
は80%乃至90%及び10%乃至20%の間の、使用
される合計オキシダントに関連して、燃焼区域及びその
下流に供給される。燃焼区域の下流に導入されるオキシ
ダントは、所望の吸着酸化物粒子を得るように燃料の完
全燃焼及び吸着剤の形成に関連して最良の結果を得るた
めにおよそ1400°K乃至2200°K、好ましくは
1400°K乃至1600°Kの温度で導入されるべき
である。
【0018】霧化燃料混合物の燃焼から生じるエアゾー
ル、すなわちガス状炭化水素燃焼流に運ばれる吸着酸化
物粒子は好ましくはミクロン以下の大きさの平均直径か
つ理想的には0.5μm以下またはそれに等しい直径を
有する超微細吸着酸化物粒子によって特徴付けられる。
燃焼流は吸着酸化物粒子を燃焼流と反応させかつそれか
ら流出物を吸着させるために所望の温度範囲T2 を通し
て制御された方法において冷却される。温度範囲T2 は
およそ1350°K乃至700°Kの間、好ましくは1
350°K乃至1000°Kである。ガス状燃焼流は有
効な吸着剤利用及び流出物捕捉を保証するために0.1
0秒より大きくかつ好ましくは0.50秒より大きい期
間の温度範囲T2内にある。吸着剤利用は35%9l大
きいかまたはそれに等しく、理想的には50%にするこ
とが好ましい吸着剤利用は以下のように定義される。
ル、すなわちガス状炭化水素燃焼流に運ばれる吸着酸化
物粒子は好ましくはミクロン以下の大きさの平均直径か
つ理想的には0.5μm以下またはそれに等しい直径を
有する超微細吸着酸化物粒子によって特徴付けられる。
燃焼流は吸着酸化物粒子を燃焼流と反応させかつそれか
ら流出物を吸着させるために所望の温度範囲T2 を通し
て制御された方法において冷却される。温度範囲T2 は
およそ1350°K乃至700°Kの間、好ましくは1
350°K乃至1000°Kである。ガス状燃焼流は有
効な吸着剤利用及び流出物捕捉を保証するために0.1
0秒より大きくかつ好ましくは0.50秒より大きい期
間の温度範囲T2内にある。吸着剤利用は35%9l大
きいかまたはそれに等しく、理想的には50%にするこ
とが好ましい吸着剤利用は以下のように定義される。
【0019】利用された吸着剤%=100×([流出
物]基線−[流出物]吸着剤/[流出物]基線)/1/
α・(モル吸着剤/モル流出物)
物]基線−[流出物]吸着剤/[流出物]基線)/1/
α・(モル吸着剤/モル流出物)
【0020】ここでαは吸着剤及び流出物化学反応にお
ける化学量論係数及び[流出物]基線は吸着剤の不存在
における乾燥放出ガス中の流出物の濃度である。
ける化学量論係数及び[流出物]基線は吸着剤の不存在
における乾燥放出ガス中の流出物の濃度である。
【0021】以下の実施例は本発明の方法の特別な特徴
を示すが決して限定するものではない。
を示すが決して限定するものではない。
【0022】実施例 1 炭化水素燃料燃焼流中の不必要な流出物、すなわち硫黄
の存在を指示しかつ定量するために、2重量%の硫黄含
量及び17,000BTU/lbの加熱値を有する第6
燃料油が炉内で燃焼された。燃料油は市場で手に入るノ
ズルを通して炉に送給されかつ1.0のN2対第6燃料
油の質量比によりN2(窒素)により霧化された。燃料
は56,000BTU/hrの燃焼率で空気により燃焼
された。乾燥放出ガス中のSO2の濃度が次いで測定さ
れた。乾燥放出ガスにより燃焼過程の間中に発生された
すべてのガスが意味され、H2Oを除いて、ゼロパーセ
ント酸素に補正された。濃度は2000ppmであるこ
とが見い出された。
の存在を指示しかつ定量するために、2重量%の硫黄含
量及び17,000BTU/lbの加熱値を有する第6
燃料油が炉内で燃焼された。燃料油は市場で手に入るノ
ズルを通して炉に送給されかつ1.0のN2対第6燃料
油の質量比によりN2(窒素)により霧化された。燃料
は56,000BTU/hrの燃焼率で空気により燃焼
された。乾燥放出ガス中のSO2の濃度が次いで測定さ
れた。乾燥放出ガスにより燃焼過程の間中に発生された
すべてのガスが意味され、H2Oを除いて、ゼロパーセ
ント酸素に補正された。濃度は2000ppmであるこ
とが見い出された。
【0023】炭化水素の水性混合物がSO2放出につい
てどのような作用を有するかを示すために、上述された
運転が水と混合された第6燃料油により繰り返された。
燃料油は86重量%のバランス水の量において存在し
た。燃料油及び水はインライン混合器によって混合さ
れ、炉に送給され、前述されたと同一の方法によりN2
によって霧化されそして56,000BTU/hrの燃
焼率で空気により燃焼された。乾燥放出ガス中のSO2
の濃度は再び2000ppmでありそれにより燃焼前の
燃料油への水自体の添加が燃焼ガス中のSO2の濃度に
何らの作用も持たないことを示した。
てどのような作用を有するかを示すために、上述された
運転が水と混合された第6燃料油により繰り返された。
燃料油は86重量%のバランス水の量において存在し
た。燃料油及び水はインライン混合器によって混合さ
れ、炉に送給され、前述されたと同一の方法によりN2
によって霧化されそして56,000BTU/hrの燃
焼率で空気により燃焼された。乾燥放出ガス中のSO2
の濃度は再び2000ppmでありそれにより燃焼前の
燃料油への水自体の添加が燃焼ガス中のSO2の濃度に
何らの作用も持たないことを示した。
【0024】実施例 2 さらに他の実験はガス状炭化水素燃料燃焼流から流出物
を除去することについての本発明の有効性を指示するた
めに導かれた。実験は、第6燃料油が77重量%の第6
燃料油を含む混合物を発生するようにCaCl2の34
重量%水溶液により混合された以外上記実施例1におけ
るそれらの運転と同様であった。Ca対Sのモル比は
1.0に等しかった。この燃料混合物は霧化されかつ実
施例1に関連して上述されたと同一の方法において燃料
された。
を除去することについての本発明の有効性を指示するた
めに導かれた。実験は、第6燃料油が77重量%の第6
燃料油を含む混合物を発生するようにCaCl2の34
重量%水溶液により混合された以外上記実施例1におけ
るそれらの運転と同様であった。Ca対Sのモル比は
1.0に等しかった。この燃料混合物は霧化されかつ実
施例1に関連して上述されたと同一の方法において燃料
された。
【0025】乾燥放出ガス中のSO2の濃度が測定され
かつ上記実施例1に比べられるときSO2放出の52%
の減少を示す960ppmであることが認められた。基
本的な分析に基づいて、この実験の間中発生された固体
は0.52の硫黄対カルシウムモル比を含んだ。この実
験は燃焼前のCaCl2水溶液の添加が乾燥放出ガス中
のSO2の濃度の35%以上の減少、すなわち、注入さ
れたCaの35%のSとの反応に関連付けられることが
できる52%SO2 の減少、すなわち35%以上のカル
シウム利用を発生したことを示す。これは実施例4にお
いて後述される等式から引き出される。
かつ上記実施例1に比べられるときSO2放出の52%
の減少を示す960ppmであることが認められた。基
本的な分析に基づいて、この実験の間中発生された固体
は0.52の硫黄対カルシウムモル比を含んだ。この実
験は燃焼前のCaCl2水溶液の添加が乾燥放出ガス中
のSO2の濃度の35%以上の減少、すなわち、注入さ
れたCaの35%のSとの反応に関連付けられることが
できる52%SO2 の減少、すなわち35%以上のカル
シウム利用を発生したことを示す。これは実施例4にお
いて後述される等式から引き出される。
【0026】実施例 3 燃料混合物の霧化が流出物放出にどのような作用を有す
るかを示すために、実施例2の実験が2.5のN2対燃
料混合物の質量比、すなわち実験2の質量比より大きく
2.5倍においてN2により霧化されている燃料混合物
により繰り返された。混合物は実施例2の場合における
ように56,000BTU/hrの燃焼率で空気中で燃
焼された。
るかを示すために、実施例2の実験が2.5のN2対燃
料混合物の質量比、すなわち実験2の質量比より大きく
2.5倍においてN2により霧化されている燃料混合物
により繰り返された。混合物は実施例2の場合における
ように56,000BTU/hrの燃焼率で空気中で燃
焼された。
【0027】乾燥放出ガス中のSO2濃度が測定されか
つ300ppmであることが認められた。この値はCa
塩が水に溶解されない実施例1の運転2と比較されると
きSO2の85%の減少を示す。この値はまた同一量の
カルシウムが使用されるが燃料混合物がより低いN2対
燃料油質量比で霧化された実施例2と比較されるときS
O2のさらに他の減少を示す。
つ300ppmであることが認められた。この値はCa
塩が水に溶解されない実施例1の運転2と比較されると
きSO2の85%の減少を示す。この値はまた同一量の
カルシウムが使用されるが燃料混合物がより低いN2対
燃料油質量比で霧化された実施例2と比較されるときS
O2のさらに他の減少を示す。
【0028】実施例2及び3から収集された固体の走査
電子顕微鏡写真は、実施例3の場合において、霧化流体
対燃料比がより高くかつSO2放出がより低いとき、発
生されたミクロン以下の大きさの吸着剤粒子が実施例2
の場合におけるよりも非常に高かったことを示す。実施
例3の場合において吸着剤粒子の重要な部分(30及び
50%)は5μmより大きい平均直径を有する一方、実
施例2の場合には、それらのほとんど(80%以上)が
ミクロン以下の大きさにされた。これは良好な霧化が上
述されたような流出物放出除去を行うと思われる小さな
粒子の密度を増大することを示す。小さな粒子の密度の
増加は吸着剤の表面積、かつ対応して流出物を吸着する
能力を増大する。
電子顕微鏡写真は、実施例3の場合において、霧化流体
対燃料比がより高くかつSO2放出がより低いとき、発
生されたミクロン以下の大きさの吸着剤粒子が実施例2
の場合におけるよりも非常に高かったことを示す。実施
例3の場合において吸着剤粒子の重要な部分(30及び
50%)は5μmより大きい平均直径を有する一方、実
施例2の場合には、それらのほとんど(80%以上)が
ミクロン以下の大きさにされた。これは良好な霧化が上
述されたような流出物放出除去を行うと思われる小さな
粒子の密度を増大することを示す。小さな粒子の密度の
増加は吸着剤の表面積、かつ対応して流出物を吸着する
能力を増大する。
【0029】実施例 4 燃料油が燃料混合物の83重量%を示すように前の実施
例の第6燃料油に添加される27.2重量%カルシウム
アセテート水溶液を使用してさらに他の実験が導かれ、
そしてカルシウム対硫黄のモル比は0.56に等しかっ
た。混合物は実施例1と同一の設備内で空気により燃焼
された。混合物は2.3のN2対燃料質量比でN2により
霧化された。乾燥放出ガス中のSO2濃度が測定されか
つ1502ppmであることが認められた。これは、以
下の等式によって付与されるように、44.5%に等し
いカルシウム利用の百分率に対応する。
例の第6燃料油に添加される27.2重量%カルシウム
アセテート水溶液を使用してさらに他の実験が導かれ、
そしてカルシウム対硫黄のモル比は0.56に等しかっ
た。混合物は実施例1と同一の設備内で空気により燃焼
された。混合物は2.3のN2対燃料質量比でN2により
霧化された。乾燥放出ガス中のSO2濃度が測定されか
つ1502ppmであることが認められた。これは、以
下の等式によって付与されるように、44.5%に等し
いカルシウム利用の百分率に対応する。
【0030】%Ca利用=100×([SO2]基線−
[SO2]吸着剤/[SO2]基線)/1/α・(モルC
a/モルS)
[SO2]吸着剤/[SO2]基線)/1/α・(モルC
a/モルS)
【0031】ここでα=1,モルCa/モルSはこの場
合に0.56であるカルシウム対硫黄モル比、[S
O2]基線は実施例1の実験2に示したような、200
0ppmに等しい水に溶解されたCa塩の不存在におけ
る乾燥放出ガス中のSO2の濃度、そして[SO2]吸着
剤は水に溶解されたCa塩が燃料に注入されたときの乾
燥放出ガス中のSO2の濃度であり、それはこの実施例
の特別な場合において1502ppmに等しい。
合に0.56であるカルシウム対硫黄モル比、[S
O2]基線は実施例1の実験2に示したような、200
0ppmに等しい水に溶解されたCa塩の不存在におけ
る乾燥放出ガス中のSO2の濃度、そして[SO2]吸着
剤は水に溶解されたCa塩が燃料に注入されたときの乾
燥放出ガス中のSO2の濃度であり、それはこの実施例
の特別な場合において1502ppmに等しい。
【0032】発生された固体の走査電子顕微鏡写真は発
生された吸着剤粒子のほとんどがミクロン以下の大きさ
の立方結晶であったことを示す。固体の粒子の大きさの
分布は粒子の容積平均直径が0.3乃至0.4μmの間
であることを示す。
生された吸着剤粒子のほとんどがミクロン以下の大きさ
の立方結晶であったことを示す。固体の粒子の大きさの
分布は粒子の容積平均直径が0.3乃至0.4μmの間
であることを示す。
【0033】この実施例は再び本発明の方法の有効性を
示す。
示す。
【0034】実施例 5 さらに他の実験が炭化水素燃料として石炭−水スラリを
使用して導かれた。石炭−水スラリは炉内で実施例1の
実験1について説明された条件と同様な条件により燃焼
され、そして乾燥ガス中のSO2濃度は2000ppm
であるように認められた。
使用して導かれた。石炭−水スラリは炉内で実施例1の
実験1について説明された条件と同様な条件により燃焼
され、そして乾燥ガス中のSO2濃度は2000ppm
であるように認められた。
【0035】同様な実験において、27.2重量%のカ
ルシウムアセテートを含有している水溶液が前の実施例
で記載されたようにインライン混合器によって石炭−水
スラリと混合された。添加されたカルシウムアセテート
の量は溶液中のカルシウム対石炭−水スラリ中の硫黄の
モル比が1.0に等しいようになされた。混合物は実施
例1において上述したのと同一の条件により燃焼されか
つ乾燥ガス中のSO2濃度は前の実施例に記載された等
式にしたがって、60%カルシウム利用を示す800p
pmであることが認められた。
ルシウムアセテートを含有している水溶液が前の実施例
で記載されたようにインライン混合器によって石炭−水
スラリと混合された。添加されたカルシウムアセテート
の量は溶液中のカルシウム対石炭−水スラリ中の硫黄の
モル比が1.0に等しいようになされた。混合物は実施
例1において上述したのと同一の条件により燃焼されか
つ乾燥ガス中のSO2濃度は前の実施例に記載された等
式にしたがって、60%カルシウム利用を示す800p
pmであることが認められた。
【0036】前の実施例におけるように、発生された固
体の走査電子顕微鏡写真は発生された吸着剤粒子のほと
んどがミクロン以下の大きさの結晶であることを示し
た。
体の走査電子顕微鏡写真は発生された吸着剤粒子のほと
んどがミクロン以下の大きさの結晶であることを示し
た。
【0037】この実施例は本発明の方法が固体または液
体炭化水素のいずれの燃焼の間に発生された燃焼ガスか
らの硫黄流出物の除去に同様に有効であることを示す。
体炭化水素のいずれの燃焼の間に発生された燃焼ガスか
らの硫黄流出物の除去に同様に有効であることを示す。
【0038】実施例 6 さらに他の1対の実験が流出物除去についてのオキシダ
ント導入の作用を示すために導かれた。両実験におい
て、第6燃料油及び27.2重量%のカルシウムアセテ
ートの燃料混合物がCa対Sのモル比が1.0であるよ
うに調製された。燃焼条件は上述した条件と以下を除い
て同一である。すなわち、実験1においてすべてオキシ
ダント、この場合に空気は炉の頂部で燃料/Ca溶液混
合物とともに導入され、一方実験2において空気の2.
75%が上述した混合物とともに注入され、そして他の
25%が、1530°Kの温度で、炉の下流に注入され
た。
ント導入の作用を示すために導かれた。両実験におい
て、第6燃料油及び27.2重量%のカルシウムアセテ
ートの燃料混合物がCa対Sのモル比が1.0であるよ
うに調製された。燃焼条件は上述した条件と以下を除い
て同一である。すなわち、実験1においてすべてオキシ
ダント、この場合に空気は炉の頂部で燃料/Ca溶液混
合物とともに導入され、一方実験2において空気の2.
75%が上述した混合物とともに注入され、そして他の
25%が、1530°Kの温度で、炉の下流に注入され
た。
【0039】実験1において、30%Ca利用が得ら
れ、これは前述した実施例において記載された等式にし
たがって、SO2放出の30%減少に対応する。実験2
において、SO2放出の60%減少に対応する60%C
a利用が得られた。
れ、これは前述した実施例において記載された等式にし
たがって、SO2放出の30%減少に対応する。実験2
において、SO2放出の60%減少に対応する60%C
a利用が得られた。
【0040】この実施例は明らかに、炉へのオキシダン
トの適切な注入により、燃焼過程中のSO2放出を減少
するようなCa塩の能力が2段階方法において強力に増
強されることができることを示した。
トの適切な注入により、燃焼過程中のSO2放出を減少
するようなCa塩の能力が2段階方法において強力に増
強されることができることを示した。
【0041】実施例 7 さらに他の実験において、実施例1に使用された同一種
類の燃料油第6がCa(OH)2スラリと混合され、そ
の結果燃料油は混合物、バランス水とCa(OH)26
重量%の81重量%を示す。混合物においてCa(O
H)2対燃料油中の硫黄のモル比は1.0に等しく、そ
して燃料油対水の重量比は実施例1の実験1に使用され
た混合物の重量比と同一であった。この混合物は実施例
1におけると同一の条件により調製されかつ燃焼され、
そして乾燥放出ガス中のSO2濃度は1680ppmに
等しかった。Ca(OH)2の添加なしのかかる混合物
の燃焼が2000ppmのSO2濃度を発生するので、
この実験におけるカルシウム利用の百分率は上記実施例
4に記載された式にしたがって、16%に等しい。
類の燃料油第6がCa(OH)2スラリと混合され、そ
の結果燃料油は混合物、バランス水とCa(OH)26
重量%の81重量%を示す。混合物においてCa(O
H)2対燃料油中の硫黄のモル比は1.0に等しく、そ
して燃料油対水の重量比は実施例1の実験1に使用され
た混合物の重量比と同一であった。この混合物は実施例
1におけると同一の条件により調製されかつ燃焼され、
そして乾燥放出ガス中のSO2濃度は1680ppmに
等しかった。Ca(OH)2の添加なしのかかる混合物
の燃焼が2000ppmのSO2濃度を発生するので、
この実験におけるカルシウム利用の百分率は上記実施例
4に記載された式にしたがって、16%に等しい。
【0042】同様な実験において、サクロースが燃料油
と混合する前にCa(OH)2スラリに添加された。サ
クロースはCa(OH)2が水に溶解されるのを可能に
し、そしてこの場合に、サクロースは溶解されるすべて
のCa(OH)2を保証するような量において使用され
そして水中のCa(OH)2及びサクロースの均質な溶
液が発生された。この溶液はカルシウム対硫黄のモル比
が1.0に等しいような比率において燃料油第6と混合
されそして燃料油対水の重量比は前の実験におけると同
一であった。この混合物は前の実験におけると同一の条
件により燃焼され、そして乾燥放出ガス中のSO2濃度
は1300ppmであると認められ、これは35%カル
シウム利用を示す。
と混合する前にCa(OH)2スラリに添加された。サ
クロースはCa(OH)2が水に溶解されるのを可能に
し、そしてこの場合に、サクロースは溶解されるすべて
のCa(OH)2を保証するような量において使用され
そして水中のCa(OH)2及びサクロースの均質な溶
液が発生された。この溶液はカルシウム対硫黄のモル比
が1.0に等しいような比率において燃料油第6と混合
されそして燃料油対水の重量比は前の実験におけると同
一であった。この混合物は前の実験におけると同一の条
件により燃焼され、そして乾燥放出ガス中のSO2濃度
は1300ppmであると認められ、これは35%カル
シウム利用を示す。
【0043】第3実験において、前の実験におけると同
一の濃度の水中のサクロース溶液が燃料油と混合され、
その結果燃料油対水の重量比は上記と同一であった。こ
の混合物の燃料油は乾燥放出ガス中の2000ppmS
O2濃度を結果として生じ、混合物へのサクロース単独
の添加が流出物ガスのSO2濃度のどのような減少も生
じないことを示している。
一の濃度の水中のサクロース溶液が燃料油と混合され、
その結果燃料油対水の重量比は上記と同一であった。こ
の混合物の燃料油は乾燥放出ガス中の2000ppmS
O2濃度を結果として生じ、混合物へのサクロース単独
の添加が流出物ガスのSO2濃度のどのような減少も生
じないことを示している。
【0044】この実施例はカルシウム塩の溶解性を増強
する水への化合物の添加がガス状燃焼流からの流出物の
除去のために発生される吸着剤の有効性を改善すること
を示す。
する水への化合物の添加がガス状燃焼流からの流出物の
除去のために発生される吸着剤の有効性を改善すること
を示す。
【0045】前記実施例及び追加の実験的作業の結果に
基づいて、(1)吸着剤−酸化物粒子の大きさ、(2)
霧化、(3)炎温度、及び(4)オキシダントの2段階
送給の予測される作用が決定された。結果は図2乃至図
5にグラフで示される。
基づいて、(1)吸着剤−酸化物粒子の大きさ、(2)
霧化、(3)炎温度、及び(4)オキシダントの2段階
送給の予測される作用が決定された。結果は図2乃至図
5にグラフで示される。
【0046】図2は使用される吸着剤がカルシウムであ
る場合の硫黄捕捉についての吸着剤−酸化物粒子の大き
さの作用を示す。図2から、吸着剤−酸化物の粒子の大
きさが減少すると、硫黄捕捉度が増加することが明らか
である。これは小さな粒子の大きさを介して達成される
吸着剤表面積の増大に帰するものと思われる。
る場合の硫黄捕捉についての吸着剤−酸化物粒子の大き
さの作用を示す。図2から、吸着剤−酸化物の粒子の大
きさが減少すると、硫黄捕捉度が増加することが明らか
である。これは小さな粒子の大きさを介して達成される
吸着剤表面積の増大に帰するものと思われる。
【0047】図3は吸着剤−酸化物粒子の大きさと吸着
剤利用についての霧化の作用を示す。グラフ及び顕微鏡
写真から明瞭に見られるように、霧化ガス対燃料混合物
の質量比が増加すると、けっかとして生じる吸着剤−酸
化物粒子の大きさが減少しそして吸着剤利用が増加しか
つそれゆえ流出物吸着が増大する。
剤利用についての霧化の作用を示す。グラフ及び顕微鏡
写真から明瞭に見られるように、霧化ガス対燃料混合物
の質量比が増加すると、けっかとして生じる吸着剤−酸
化物粒子の大きさが減少しそして吸着剤利用が増加しか
つそれゆえ流出物吸着が増大する。
【0048】図4はさらに種々の吸着材料に関する吸着
剤利用についての霧化の作用を示す。再び、上記場合と
同様に、吸着剤利用は霧化質量比の増加につれて増大す
るが、作用の程度は吸着剤に依存するように示される。
剤利用についての霧化の作用を示す。再び、上記場合と
同様に、吸着剤利用は霧化質量比の増加につれて増大す
るが、作用の程度は吸着剤に依存するように示される。
【0049】オキシダントの段階的な送給の作用は図5
に例示される。燃焼区域に供給されるオキシダントの量
が減少しかつ対応して下流の送給が増大するので、吸着
剤利用が増大する。
に例示される。燃焼区域に供給されるオキシダントの量
が減少しかつ対応して下流の送給が増大するので、吸着
剤利用が増大する。
【0050】本発明は他の型式において具体化されるか
またはその精神またはその必須な特徴から逸脱すること
なしに他の方法において実施されることができる。それ
ゆえ本実施例は例示のためで限定のためとはみなされ
ず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示されておりそし
て同等の意味及び範囲に入るすべての変更がその中に包
含されるように意図される。
またはその精神またはその必須な特徴から逸脱すること
なしに他の方法において実施されることができる。それ
ゆえ本実施例は例示のためで限定のためとはみなされ
ず、本発明の範囲は特許請求の範囲に示されておりそし
て同等の意味及び範囲に入るすべての変更がその中に包
含されるように意図される。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、流出物
がそれにより結果として生じるガス状炭化水素燃焼流か
ら除去される炭化水素含有燃料の燃焼の間中流出物吸着
酸化物エアゾールを現場で製造するための流出物吸着酸
化物エアゾールの現場製造方法において、水に溶解され
た流出吸着化合物からなる水溶液を形成し、流出吸着化
合物の水溶液を燃焼燃料混合物を形成するように炭化水
素含有燃料と混合し、前記燃焼燃料混合物を霧化しかつ
前記霧化された燃料を燃焼区域に送給し、前記霧化され
た燃料混合物を前記燃焼区域において制御された温度条
件T1(T1はオキシダントの存在において1400°K
より大きいかまたはそれに等しい)下で燃焼して前記ガ
ス状燃焼流中にミクロン以下の大きさの平均直径を有す
る超微細吸着酸化物粒子からなる吸着酸化物エアゾール
を得、そして前記吸着酸化物粒子が前記ガス状燃焼流か
らの前記流出物を吸着するように前記ガス状燃焼流を温
度T2(T2はT1以下である)に冷却する構成としたの
で、ガス状燃焼流から有害な流出物を有効でかつ経済的
に除去することができる吸着酸化物エアゾールを現場で
製造することができる流出物吸着酸化物エアゾールの現
場製造方法を提供することができる。
がそれにより結果として生じるガス状炭化水素燃焼流か
ら除去される炭化水素含有燃料の燃焼の間中流出物吸着
酸化物エアゾールを現場で製造するための流出物吸着酸
化物エアゾールの現場製造方法において、水に溶解され
た流出吸着化合物からなる水溶液を形成し、流出吸着化
合物の水溶液を燃焼燃料混合物を形成するように炭化水
素含有燃料と混合し、前記燃焼燃料混合物を霧化しかつ
前記霧化された燃料を燃焼区域に送給し、前記霧化され
た燃料混合物を前記燃焼区域において制御された温度条
件T1(T1はオキシダントの存在において1400°K
より大きいかまたはそれに等しい)下で燃焼して前記ガ
ス状燃焼流中にミクロン以下の大きさの平均直径を有す
る超微細吸着酸化物粒子からなる吸着酸化物エアゾール
を得、そして前記吸着酸化物粒子が前記ガス状燃焼流か
らの前記流出物を吸着するように前記ガス状燃焼流を温
度T2(T2はT1以下である)に冷却する構成としたの
で、ガス状燃焼流から有害な流出物を有効でかつ経済的
に除去することができる吸着酸化物エアゾールを現場で
製造することができる流出物吸着酸化物エアゾールの現
場製造方法を提供することができる。
【図1】流出物吸着酸化物エアゾールの現場での製造用
の水溶性流出物吸着化合物としてCa塩を使用する本発
明の方法を略示する説明図。
の水溶性流出物吸着化合物としてCa塩を使用する本発
明の方法を略示する説明図。
【図2】硫黄捕捉についての吸着剤−酸化物粒子の大き
さの作用をグラフで示す説明図。
さの作用をグラフで示す説明図。
【図3】吸着剤−酸化物粒子の大きさ及び吸着剤利用に
ついての霧化作用をグラフで示す説明図。
ついての霧化作用をグラフで示す説明図。
【図4】吸着剤利用かつ対応して流出物吸着についての
霧化作用をさらにグラフで示す説明図。
霧化作用をさらにグラフで示す説明図。
【図5】吸着剤利用についての段階的オキシダント導入
の作用をグラフで示す説明図。
の作用をグラフで示す説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 53/34 ZAB B01J 20/04 A 7202−4G 20/28 A 7202−4G C01B 13/24 C01F 11/04 9040−4G B01D 53/34 ZAB
Claims (32)
- 【請求項1】 流出物がそれにより結果として生じるガ
ス状炭化水素燃焼流から除去される炭化水素含有燃料の
燃焼の間中流出物吸着酸化物エアゾールを現場で製造す
るための流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法に
おいて、水に溶解された流出吸着化合物からなる水溶液
を形成し、流出吸着化合物の水溶液を燃焼燃料混合物を
形成するように炭化水素含有燃料と混合し、前記燃焼燃
料混合物を霧化しかつ前記霧化された燃料を燃焼区域に
送給し、前記霧化された燃料混合物を前記燃焼区域にお
いて制御された温度条件T1(T1はオキシダントの存在
において1400°Kより大きいかまたはそれに等し
い)下で燃焼して前記ガス状燃焼流中にミクロン以下の
大きさの平均直径を有する超微細吸着酸化物粒子からな
る吸着酸化物エアゾールを得、そして前記吸着酸化物粒
子が前記ガス状燃焼流からの前記流出物を吸着するよう
に前記ガス状燃焼流を温度T2(T2はT1以下である)
に冷却することを特徴とする流出物吸着酸化物エアゾー
ルの現場製造方法。 - 【請求項2】 前記流出物吸着化合物はCaの塩、Mg
の塩及びその混合物からなるグループから選ばれること
を特徴とする請求項1に記載の流出物吸着酸化物エアゾ
ールの現場製造方法。 - 【請求項3】 前記流出物吸着化合物はCaの塩である
ことを特徴とする請求項2に記載の流出物吸着酸化物エ
アゾールの現場製造方法。 - 【請求項4】 前記流出物吸着化合物はCaCl2,C
a(NO3)2,Ca(CH3 COO)2,Ca(CHO
O)2,Ca(OH)2,CaO及びその混合物からなる
グループから選ばれることを特徴とする請求項1に記載
の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項5】 前記温度T1は約1400°K乃至約2
450°Kの間であることを特徴とする請求項1に記載
の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項6】 前記温度T1は約1900°K乃至約2
200°Kの間であることを特徴とする請求項1に記載
の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項7】 前記温度T2は約700°K乃至約13
50°Kの間であることを特徴とする請求項1に記載の
流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項8】 前記温度T2は約1000°K乃至約1
350°Kの間であることを特徴とする請求項1に記載
の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項9】 前記温度T2は約700°K乃至約13
50°Kの間であることを特徴とする請求項5に記載の
流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項10】 前記温度T2は約1000°K乃至約
1350°Kの間であることを特徴とする請求項5に記
載の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項11】 前記温度T2は約700°K乃至約1
350°Kの間であることを特徴とする請求項6に記載
の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項12】 前記温度T2は約1000°K乃至約
1350°Kの間であることを特徴とする請求項6に記
載の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項13】 前記吸着剤酸化物粒子はほぼ1.0μ
mより小さいかほぼ等しい平均直径を有することを特徴
とする請求項1に記載の流出物吸着酸化物エアゾールの
現場製造方法。 - 【請求項14】 前記吸着剤酸化物粒子はほぼ0.5μ
mより小さいかほぼ等しい平均直径を有することを特徴
とする請求項1に記載の流出物吸着酸化物エアゾールの
現場製造方法。 - 【請求項15】 前記吸着剤酸化物粒子はほぼ1.0μ
mより小さいかほぼ等しい平均直径を有することを特徴
とする請求項11に記載の流出物吸着酸化物エアゾール
の現場製造方法。 - 【請求項16】 前記吸着剤酸化物粒子はほぼ0.5μ
mより小さいかほぼ等しい平均直径を有することを特徴
とする請求項12に記載の流出物吸着酸化物エアゾール
の現場製造方法。 - 【請求項17】 前記燃料混合物は霧化流体により霧化
されることを特徴とする請求項1に記載の流出物吸着酸
化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項18】 前記炭化水素燃料は燃焼時SOxの形
の硫黄副産物流出物を形成する硫黄を含有することを特
徴とする請求項3に記載の流出物吸着酸化物エアゾール
の現場製造方法。 - 【請求項19】 前記燃料混合物は2.5までのCa対
S比を有することを特徴とする請求項18に記載の流出
物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項20】 前記燃料混合物は約0.6乃至1.2
の間のCa対S比を有することを特徴とする請求項18
に記載の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項21】 追加のオキシダントを前記燃焼区域の
下流の前記ガス状流に送給することを特徴とする請求項
1に記載の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方
法。 - 【請求項22】 前記オキシダントは前記燃焼区域に前
記炭化水素燃料に対して少なくとも化学量論比において
送給されることを特徴とする請求項1に記載の流出物吸
着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項23】 前記オキシダントは前記燃焼区域にか
つ前記ガス状流に前記炭化水素燃料との化学量論比より
大きい合計量において送給されることを特徴とする請求
項21に記載の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造
方法。 - 【請求項24】 前記燃焼区域は合計オキシダントの約
60乃至95%の間で送給されかつ前記燃焼区域の下流
の前記ガス状流は合計オキシダントの約5乃至40%の
間で送給されることを特徴とする請求項21に記載の流
出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項25】 前記燃焼区域は合計オキシダントの約
60乃至95%の間で送給されかつ前記燃焼区域の下流
の前記ガス状流は合計オキシダントの約5乃至40%の
間で送給されることを特徴とする請求項23に記載の流
出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項26】 前記燃焼区域は合計オキシダントの約
80乃至90%の間で送給されかつ前記燃焼区域の下流
の前記ガス状流は約10乃至20%の間で送給されるこ
とを特徴とする請求項21に記載の流出物吸着酸化物エ
アゾールの現場製造方法。 - 【請求項27】 前記吸着剤の少なくとも35重量%が
吸着剤なしの燃焼過程に比して少なくとも21%の量に
おいて硫黄減少を得るように硫黄吸着に利用されること
を特徴とする請求項19に記載の流出物吸着酸化物エア
ゾールの現場製造方法。 - 【請求項28】 前記吸着剤利用が50%より大きいこ
とを特徴とする請求項27に記載の流出物吸着酸化物エ
アゾールの現場製造方法。 - 【請求項29】 前記水溶液形成工程において吸着剤溶
解性増強化合物を混合することを含むことを特徴とする
請求項1に記載の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製
造方法。 - 【請求項30】 前記流出物吸着剤化合物はCa(O
H)2,CaO及びその混合物からなるグループから選
ばれることを特徴とする請求項29に記載の流出物吸着
酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項31】 前記吸着剤溶解性増強化合物はサクロ
ース、グリセロール、アルコール及びその混合物からな
るグループから選ばれることを特徴とする請求項29に
記載の流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。 - 【請求項32】 流出物がそれにより結果として生じる
ガス状炭化水素燃焼流から除去される炭化水素含有燃料
の燃焼の間中流出物吸着酸化物エアゾールを現場で製造
するための流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法
において、水に溶解された流出吸着化合物からなる水溶
液を形成し、前記炭化水素燃料及び水溶液を前記燃料と
溶液が混合される燃焼区域に別々に送給し、前記霧化さ
れた燃料混合物を前記燃焼区域において制御された温度
条件T1(T1はオキシダントの存在において1400°
Kより大きいかまたはそれに等しい)下で燃焼して前記
ガス状燃焼流中にミクロン以下の大きさの平均直径を有
する超微細吸着酸化物粒子からなる吸着酸化物エアゾー
ルを得、そして前記吸着酸化物粒子が前記ガス状燃焼流
からの前記流出物を吸着するように前記ガス状燃焼流を
温度T2(T2はT1以下である)に冷却することを特徴
とする流出物吸着酸化物エアゾールの現場製造方法。
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