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JPH0741985B2 - ターンテーブルに対する移載装置 - Google Patents

ターンテーブルに対する移載装置

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JPH0741985B2
JPH0741985B2 JP63052434A JP5243488A JPH0741985B2 JP H0741985 B2 JPH0741985 B2 JP H0741985B2 JP 63052434 A JP63052434 A JP 63052434A JP 5243488 A JP5243488 A JP 5243488A JP H0741985 B2 JPH0741985 B2 JP H0741985B2
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JP
Japan
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turntable
carry
carriage
pallet
unloading
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尚之 木内
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、搬入装置上の被搬送物をターンテーブル上に
渡したり、ターンテーブル上の被搬送物を搬出装置上に
渡したりするのに使用されるターンテーブルに対する移
載装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の装置としては、たとえば実開昭57−1622
22号公報に開示された可動作業台上へのワーク送り込み
装置が提供されている。この従来形式では、周方向で所
定角度おきに内燃機関のセット台を配設してなるターン
テーブルを設けるとともに、このターンテーブルの外周
に沿って円弧状のガイドレールを配設しておき、このガ
イドレールに車輪を介して支持案内される搬入台車と搬
出台車とを連結部材で一体化している。両台車は上部
に、それぞれパレットを移送するためのチエンコンベヤ
を設けている。そしてシリンダ装置の収縮により両台車
を復帰動させた位置において、内燃機関支持用のパレッ
トを搬入コンベヤから搬入台車のチエンコンベヤ上に移
すとともに、搬出台車のチエンコンベヤ上のパレットを
搬出コンベヤ上に移している。次いで、搬入台車側の係
止具をターンテーブル側に設けた被係合部に係合させ
て、両台車をターンテーブルと一体に移動させながら、
搬入台車のチエンコンベヤ上のパレットをセット台上に
移すとともに、セット台上のパレットを搬出台車のチエ
ンコンベヤ上に移している。
発明が解決しようとする課題 上記の従来形式によると、両台車は一体に移動すること
から、両台車における各作業が完全に終るまでは、これ
ら両台車は次の作業のための移動を行えず、その分、充
分な作業時間(サイクルタイム)を確保しなければなら
ないことから、全体の作業を能率的に行えない。
さらに上記のような従来形式によると、両台車によるパ
レットの移送をチエンコンベヤで行っていることから、
各セット台には、前記チエンコンベヤに連続してパレッ
トを移送するためのローラコンベヤや、受入れたパレッ
トを定位置で支持させるためのリフト装置などが必要と
なり、構造ならびに制御が複雑になる。
本発明の目的とするところは、ターンテーブルとの間で
被搬送物の移送を行う両台車の移動を柔軟に行え、さら
にターンテーブル側の構造ならびに制御を簡素化し得る
ターンテーブルに対する移載装置を提供する点にある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明のターンテーブルに対
する移載装置は、ターンテーブルの外側に、このターン
テーブルの外周に沿った円弧状の移動経路上で各別に往
復移動自在な搬入台車と搬出台車とを設けるとともに、
これら台車のそれぞれに移送装置を設け、前記ターンテ
ーブルと両台車との間にそれぞれ係脱装置を設け、両台
車の移動経路の外側に、被搬送物の搬入装置と搬出装置
とを設けている。そして移送装置を、昇降自在でかつ出
退自在なフォークにより構成している。
作用 かかる本発明の構成によると、搬入装置の終端にまで搬
送された被搬送物は、搬入台車の移送装置上に移され
る。そして搬入台車とターンテーブルとの間の係脱装置
を係合させて両者を一体的に移動させながら、搬入台車
の移送装置上の被搬送物をターンテーブル側に移す。そ
の後、係脱装置を離脱させた状態で、搬入台車は復帰動
されて搬入装置に対向され停止される。また搬出台車と
ターンテーブルとの間の係脱装置を係合させて両者を一
体的に移動させながら、ターンテーブル上の被搬送物を
搬出台車の移送装置上に移す。そして係脱装置を離脱さ
せ、搬出台車を搬出装置に対向させて停止させたのち、
搬出台車の移送装置上の被搬送物を搬出装置上へ移す。
このような作業において両台車は、同時にターンテーブ
ルと一体移動し、またほぼ同時に復帰移動を行うのであ
るが、その際に両台車は各別に移動自在であることか
ら、一方の台車の作業が完全に終らないうちに他方の台
車は、復帰移動など他の作業に移ることができる。
そして移送装置をフォークにより構成したときには、こ
のフォークの昇降動と出退動とにより、被搬送物をター
ンテーブル側の支持部に直接に渡せ得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を第1図〜第5図に基づいて説
明する。
第1図、第2図において1は内燃機関を載置してなるパ
レットの搬入経路で、搬入コンベヤ2と、この搬入コン
ベヤ2の終端外方に配設したターンテーブル付き供給装
置3と、前記搬入コンベヤ2に対して傾斜して位置し、
かつ前記ターンテーブル付き供給装置3の供給部が接続
自在な搬入装置4とにより形成される。5は搬出経路
で、前記搬入装置4とほぼ平行する搬出装置6と、この
搬出装置6の終端外方に配設したターンテーブル付排出
装置7と、前記搬出装置6に対して傾斜して位置し、か
つ前記搬入コンベヤ2に平行する搬出コンベヤ8とによ
り形成される。なお搬入装置4ならびに搬出装置6はチ
エンコンベヤ形式などからなる。10はターンテーブル
で、その上面には内燃機関の試験装置11が放射状に複数
設けられる。このターンテーブル10は、ベース枠12に取
付けた環状レール13に複数の輪体14を介して支持案内さ
れる。前記搬入装置4ならびに搬出装置6と前記ターン
テーブル10との間に、このターンテーブル10の外周に沿
った円弧状の移動経路15上で各別に往復移動自在な搬入
台車20と搬出台車60とが設けられ、これら台車20、60は
上部に移送装置21、61が配設される。前記移動経路15
は、ベース枠16上に左右一対の円弧状の床レール17を配
設することで形成される。
第2図〜第4図において前記搬入台車20は、床レール17
に複数の車輪22とガイドローラ23とを介して支持案内さ
れ、その走行は、搭載した走行駆動装置24を特定の車輪
22に連動することで可能となる。前記移送装置21は搬入
台車20の上部に支持枠25を介して配設されるもので、こ
の支持枠25の上部に左右方向に取付けた前後一対のフレ
ーム26と、これらフレーム26の左右両端にそれぞれ取付
けたスプロケット27と、両支持枠25に取付けた左右一対
のガイドスプロケット28、ならびに1個の駆動スプロケ
ット29と、各スプロケット27、28、29間に亘って張設し
たチエン30と、前後の駆動スプロケット29を取付けた共
通の駆動軸31と、一方の支持枠25と一対の架台32上に設
けた駆動装置33と、この駆動装置33と前記駆動軸31とを
連動連結する巻掛伝動装置34とから構成される。そして
両チエン30間には左右方向の押し出し装置35が設けられ
る。この押し出し装置35は、前記支持枠25の上部で相対
向する内側に左右方向に取付けた前後一対のガイドレー
ル36と、これらガイドレール36にローラ37を介して支持
案内される可動台38と、この可動台38を移動させる第1
シリンダ装置39と、前記可動台38上に前後方向ピン40を
介して揺動自在に取付けられ、かつターンテーブル10側
への移動時にチエン30の支持面30aよりも上方へ突出し
た姿勢を維持するアンチバック形式の押し片41などによ
り構成される。前記フレーム26のターンテーブル10側の
端部にはストッパ装置42が設けられる。すなわちフレー
ム26の外面から前後方向に伸びるブラケット43が連設さ
れ、これらブラケット43はそれぞれ複数個のガイドロー
ラ44を有する。これらガイドローラ44に支持案内されて
前後方向に移動自在なストッパ杆45が設けられ、このス
トッパ杆45は第2シリンダ装置46によって出退自在とな
る。そして両ストッパ杆45の先端にはストッパ杆47が設
けられる。48はアンチバックストッパを示す。
上記のように構成された搬入台車20と前記ターンテーブ
ル10との間に係脱装置50が設けられる。すなわち搬入台
車20のターンテーブル10側には支持部材51が取付けら
れ、この支持部材51は、側面案内ローラ52と上下面案内
ローラ53とをそれぞれ複数個支持している。これらロー
ラ52、53に支持案内されてターンテーブル10の上方に対
して出退自在な被係合部材54は、支持部材51との間に設
けた第3シリンダ装置55によって出退動を行う。そして
ターンテーブル10の上面でかつ試験装置11に対して所定
位置に係合部材56を立設している。
第5図に示される搬出台車60は前記搬入台車20とほぼ同
一であって、同一またはほぼ同一の構成物に対しては同
一符号を付して詳細を省略する。そして異るところは、
ストッパ装置42を搬出装置6側に設けたことと、押し出
し装置35に代えて引き出し装置62を設け、可動台38に、
ターンテーブル10から離れる側に移動するときに突出姿
勢を維持する引掛け片63を設けたことなどである。
被搬送物の一例である内燃機関18はパレット19を介して
取り扱われる。前記試験装置11はフリーローラ形式の受
入れコンベヤ65を昇降自在に有し、そして受入れコンベ
ヤ65が下降したときにコンベヤ面よりも上方に突出する
パレット受け具66を有する。
次に上記実施例において移載作業を説明する。
内燃機関18を支持してなるパレット19は、搬入コンベヤ
2からターンテーブル付き供給装置3に渡され、そして
向きを調整されたのち搬入装置4に渡されて終端にまで
搬送される。搬入台車20は駆動装置33によって搬出台車
60側に走行され、搬入装置4に対向して停止される。こ
のとき搬入台車20では、その押し出し装置35の第1シリ
ンダ装置39は収縮されて可動台38ならびに押し片41は最
も搬入装置4側に位置し、またストッパ装置42の第2シ
リンダ装置46は伸展されて、ストッパ板47は突出動して
いる。この状態で搬入装置4と搬入台車20の移送装置21
とを作動させ、パレット19を搬入装置4から送り出すと
ともに移送装置21のチエン30上に引き入れる。この引き
入れられるパレット19は押し片41を倒しながら前進し、
ストッパ板47に当接して停止する。このときパレット19
は、アンチバックストッパ48によって後退が阻止され
る。次いで駆動装置33をフリーにした状態で、係脱装置
50の第3シリンダ装置55を伸展動させ、被係合部材54を
ターンテーブル10の上方へ突入させる。するとターンテ
ーブル10の回転Aとともに移動してきた係合部材56が被
係合部材54に係合し、以降はターンテーブル10の回転力
が係合部材56から被係合部材54などを介して搬入台車20
に伝わることから、この搬入台車20は試験装置11に正し
く対向した状態でターンテーブル10と一体に移動経路15
上を移動することになる。このような一体移動が開始さ
れると、まずストッパ装置42の第2シリンダ装置46が収
縮されてストッパ板47が後退動し、パレット19の前方が
開放される。次いで移送装置21が駆動されることでパレ
ット19が試験装置11の受入れコンベヤ65上に送り出され
る。この送り出されるパレット19が押し片41上を完全に
通過したのちに、押し出し装置35の第1シリンダ装置39
が伸展動され、可動台38とともに前進する押し片41がパ
レット19に当接して、このパレット19をさらに押し込
み、受入れコンベヤ65に完全に移す。そして可動台38と
ともに押し片41を搬入台車20上に後退動させたのち、被
係合部材54も後退動させてターンテーブル10から搬入台
車20を離脱させる。これによりフリーとなった搬入台車
20は駆動装置33によって復帰動され、搬入装置4に対向
して停止される。この前後にストッパ板47は突出動され
る。受入れコンベヤ65上のパレット19は、この受入れコ
ンベヤ65の下降によってパレット受け具66に支持され、
これにより位置決めされた内燃機関18は、ターンテーブ
ル10とともにほぼ1周する間に所期の性能試験が行われ
る。空の搬出台車60は駆動装置33によって搬出装置6か
ら最も離間動しており、そして前述したように搬入台車
20とターンテーブル10とが一体化するときに、搬入台車
20側とは1ピッチ下手の試験装置11に対向し、その係脱
装置50の係合動により一体移動を行う。この一体移動中
に、まず可動台38とともに引掛け片63がターンテーブル
10上に突出動し、パレット19の起立面に引掛け片63を対
向させる。次いで引き出し装置62の第1シリンダ装置39
を収縮させ、可動台38とともに退入動する引掛け片63を
介して受入れコンベヤ65上のパレット19を移送装置61の
チエン30上に引き出す。このとき移送装置61は駆動され
ており、引き込まれたパレット19はストッパ板47に当接
するまで移送され、そしてアンチバックストッパ48によ
って後退が阻止される。この引き出しが完全に終了した
ときに被係合部材54を後退動させて、ターンテーブル10
から搬出台車60を離脱させる。この搬出台車60の離脱
は、前記搬入台車20側の離脱に関係なく各別に行われ
る。これによってフリーとなった搬出台車60は正または
逆に調整移動され、搬出装置6に対向して停止される。
次いでストッパ板47を退入動させた状態で、移送装置61
と搬出装置6とを作動させ、搬出台車60上のパレット19
を搬出装置6上へと移す。そして空となった搬出台車60
は、ストッパ板47を突出動させたのち、前述したように
搬出装置6から最も離れた位置へと移動される。試験ず
みの内燃機関18を支持し搬出装置6上に取出されたパレ
ット19は、ターンテーブル付き排出装置7を介して搬出
コンベヤ8に渡され、次工程へと搬送される。
第6図、第7図は、移送装置21、61として、昇降自在で
かつ出退自在なフォークを使用した別の実施例を示す。
すなわち両チエン30間に昇降台70が設けられ、この昇降
台70と台車20、60との間には、昇降台70を垂直方向に昇
降案内する左右一対のパンタグラフ機構71と、昇降駆動
装置72とが設けられる。昇降駆動装置72は、台車20、60
側に軸受73を介して支持された左右一対の前後方向軸74
と、これら前後方向軸74を同期回転させる前後一対のリ
ンク連動機構75と、両前後方向軸74にそれぞれ前後一対
取付けたリンク76と、これらリンク76の遊端に取付けた
ローラ77と、一方の前後方向軸74に取付けたレバー78に
連動するシリンダ装置79とからなり、前記ローラ77は昇
降台70側の下面に下方から当接している。前記昇降台70
上に、左右方向に出退動自在なフォーク80を設けてい
る。このフォーク80は、支持枠25側に前後一対設けたガ
イドレール81に複数個のローラ82を介して支持案内され
ている。そしてフォーク80の出退駆動装置83を、昇降台
70に搭載したモータ84と、その出力軸に取付けた駆動歯
車85と、この駆動歯車85に噛合しかつ昇降台70側に回転
自在に支持されたピニオン86と、このピニオン86に上方
から噛合すべくフォーク80の下面に取付けたラック87と
から構成している。前記フォーク80の上面でかつターン
テーブル10側には荷受板88が取付けられ、さらにフレー
ム26のターンテーブル10側の端部にはストッパ89が立設
される。なおストッパ89は、搬入台車20の場合にターン
テーブル10側に設けられるもので、搬出台車60の場合に
は搬出装置6側に設けられる。なお試験装置11にはパレ
ット19を直接に受止めるパレット受け具90が設けられ
る。
次に、この別の実施例における移載作業を説明する。
内燃機関18を支持してなるパレット19は、搬入装置4の
終端に位置し、そして搬入装置4に前述したように搬入
台車20が対向して停止される。このとき搬入台車20にお
いては、フォーク80は昇降台70内に納まるべく退入動す
るとともに、昇降台70は荷受板88がチエン30の搬送面下
に位置するように下降している。この状態で搬入装置4
からパレット19を送り出すとともに、駆動されるチエン
30に支持されて搬入され、そしてストッパ89に当接する
ことで荷受板88の上方で停止される。次いでシリンダ装
置79を作動させ、レバー78ならびにリンク連動機構75を
介して両前後方向軸74を同期回転させ、両リンク76を介
してローラ77を上方へ移動させる。これにより昇降台70
が上昇し、その際にパンタグラフ機構71によって垂直に
上昇する。前記昇降台70はフォーク80を一体的に上昇さ
せ、荷受板88がパレット19の下面に当接してパレット19
をチエン30から持上げる。次いでモータ84を作動させ、
駆動歯車85、ピニオン86、ラック87を介してフォーク80
を突出動させ、パレット19を試験装置11のパレット受け
具90の上方に位置させる。そして昇降台70とともにフォ
ーク80を下降させ、パレット19をパレット受け具90上に
載置させる。その後、可動台38を退入動させることで搬
入作業を終了する。なお搬出台車60において荷受板88は
逆作動を行うのであり、これによりパレット受け具90上
のパレット19を直接に受け取ってチエン30上に移せる。
発明の効果 上記構成の本発明によると、搬入台車が被搬送物を支持
したのち、この搬入台車とターンテーブルとの間の係脱
装置を係合させて両者を一体的に移動させながら、搬入
台車の移送装置上の被搬送物をターンテーブル側に移す
ことができる。そして、係脱装置を離脱させることで、
搬入台車は復帰動させ、搬入装置に対向して停止でき
る。他方、搬出台車とターンテーブルとの間の係脱装置
を係合させて両者を一体的に移動させながら、ターンテ
ーブル上の被搬送物を搬出台車側に移すことができる。
このような作業において両台車は、同時にターンテーブ
ルと一体移動して被搬送物の受け渡しを行う。そして受
け渡し作業はほぼ同時に終るのであるが、その際に両台
車は係脱装置の離脱によって各別に復帰移動を行うこと
ができることから、一方の台車の作業が完全に終らない
うちに他方の台車は他の作業(復帰移動など)に移るこ
とができ、その分、柔軟な運用ができるとともに、サイ
クルタイムを向上できて全体の作業を能率的に行うこと
ができる。
さらに本発明では、移送装置をフォークにより構成した
ことで、このフォークの昇降動と出退動との組合せ動作
によって、ターンテーブル側の支持部(受け具)との間
で被搬送物を直接に受け渡すことができ、これによりタ
ーンテーブル側は、昇降自在なローラコンベヤなどを設
けることなく、構造ならびに制御を簡素化できるととも
に、全体の作業をより能率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は平
面図、第2図は搬入台車部分の正面図、第3図は同平面
図、第4図は同側面図、第5図は搬出台車部分の正面
図、第6図は別の実施例における搬入台車部分の正面
図、第7図は同平面図である。 1……搬入経路、4……搬入装置、5……搬出経路、6
……搬出装置、10……ターンテーブル、11……試験装
置、15……移動経路、17……床レール、18……内燃機関
(被搬送物)、19……パレット、20……搬入台車、21…
…移送装置、24……走行駆動装置、30……チエン、30a
……支持面、35……押し出し装置、41……押し片、42…
…ストッパ装置、47……ストッパ板、50……係脱装置、
54……被係合部材、56……係合部材、60……搬出台車、
61……移送装置、62……引き出し装置、63……引掛け
片、65……受入れコンベヤ、66……パレット受け具、70
……昇降台、80……フォーク、83……出退駆動装置、88
……荷受板、90……パレット受け具。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ターンテーブルの外側に、このターンテー
    ブルの外周に沿った円弧状の移動経路上で各別に往復移
    動自在な搬入台車と搬出台車とを設けるとともに、これ
    ら台車のそれぞれに移送装置を設け、前記ターンテーブ
    ルと両台車との間にそれぞれ係脱装置を設け、両台車の
    移動経路の外側に、被搬送物の搬入装置と搬出装置とを
    設けたことを特徴とするターンテーブルに対する移載装
    置。
  2. 【請求項2】移送装置が、昇降自在でかつ出退自在なフ
    ォークである請求項1記載のターンテーブルに対する移
    載装置。
JP63052434A 1988-03-04 1988-03-04 ターンテーブルに対する移載装置 Expired - Fee Related JPH0741985B2 (ja)

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