JPH0734528Y2 - ディスクカセットの装着装置 - Google Patents
ディスクカセットの装着装置Info
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- JPH0734528Y2 JPH0734528Y2 JP835590U JP835590U JPH0734528Y2 JP H0734528 Y2 JPH0734528 Y2 JP H0734528Y2 JP 835590 U JP835590 U JP 835590U JP 835590 U JP835590 U JP 835590U JP H0734528 Y2 JPH0734528 Y2 JP H0734528Y2
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- Japan
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- cassette
- eject plate
- disc
- eject
- disc cassette
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Description
【考案の詳細な説明】 以下の順序で本考案を説明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.従来の技術 D.考案が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G1.実施例の構成 G2.実施例の作用・動作 H.考案の効果 A.産業上の利用分野 本考案は、ディスクカセットの装着装置に関し、更に詳
しくは、バネ材の削減を図ったディスクカセットの装着
装置に係わる。
しくは、バネ材の削減を図ったディスクカセットの装着
装置に係わる。
B.考案の概要 本考案は、ディスクカセットが挿入されるカセットホル
ダと、該カセットホルダとシャーシとの間に介在され前
記ディスクカセットの挿入・排出方向に摺動可能なイジ
ェクト板と、を有して成り、前記イジェクト板下面に突
設した係合部と、該イジェクト板がイジェクト状態位置
にあるときに係合して該イジェクト板をロックするロッ
クレバーを前記シャーシ側に軸支したディスクカセット
の装着装置において、 前記イジェクト板をカセット排出方向に付勢し、且つ該
ロックレバーを前記係合部と係合する方向に回動付勢す
るスプリングを、前記ロックレバーの一端部と前記イジ
ェクト板との間に張設したことにより、 部品点数の減少を可能にし、組立性の向上を図ったもの
である。
ダと、該カセットホルダとシャーシとの間に介在され前
記ディスクカセットの挿入・排出方向に摺動可能なイジ
ェクト板と、を有して成り、前記イジェクト板下面に突
設した係合部と、該イジェクト板がイジェクト状態位置
にあるときに係合して該イジェクト板をロックするロッ
クレバーを前記シャーシ側に軸支したディスクカセット
の装着装置において、 前記イジェクト板をカセット排出方向に付勢し、且つ該
ロックレバーを前記係合部と係合する方向に回動付勢す
るスプリングを、前記ロックレバーの一端部と前記イジ
ェクト板との間に張設したことにより、 部品点数の減少を可能にし、組立性の向上を図ったもの
である。
C.従来の技術 従来、この種のディスクカセットの装着装置としては、
実開昭61−52358号公報記載のものが知られている。
実開昭61−52358号公報記載のものが知られている。
まず、上記装着装置に装置されるディスクカセットを説
明すると、このディスクカセット1は、第7図及び第8
図に示すように、上下ハーフ2a,2bにて構成されたケー
ス2内にシート状の磁気ディスク3を回転自在に収納し
ている、この磁気ディスク3の中心には、金属板からな
る中心円板4が固着され、この中心円板4の中心とその
中心から偏心した位置とに中心孔5と駆動ピン挿入孔6
とが設けられている。なお中心孔5は正方形状に形成さ
れ、駆動ピン挿入孔6は長方形状に形成されている、ま
た中心円板4は下ハーフ2bの中央部に設けられたターン
テーブル挿入孔7内に遊嵌されており、磁気ディスク3
の半径方向に沿って、上下両ハーフ2a,2bに設けられた
ヘッド挿入孔8はシャッター9によって開閉されるよう
に構成されている。また、ディスクカセット2の下ハー
フ2bの平面には、位置決めピン係合孔10,10がシャッタ
ー9の両側に位置するように設けられている。
明すると、このディスクカセット1は、第7図及び第8
図に示すように、上下ハーフ2a,2bにて構成されたケー
ス2内にシート状の磁気ディスク3を回転自在に収納し
ている、この磁気ディスク3の中心には、金属板からな
る中心円板4が固着され、この中心円板4の中心とその
中心から偏心した位置とに中心孔5と駆動ピン挿入孔6
とが設けられている。なお中心孔5は正方形状に形成さ
れ、駆動ピン挿入孔6は長方形状に形成されている、ま
た中心円板4は下ハーフ2bの中央部に設けられたターン
テーブル挿入孔7内に遊嵌されており、磁気ディスク3
の半径方向に沿って、上下両ハーフ2a,2bに設けられた
ヘッド挿入孔8はシャッター9によって開閉されるよう
に構成されている。また、ディスクカセット2の下ハー
フ2bの平面には、位置決めピン係合孔10,10がシャッタ
ー9の両側に位置するように設けられている。
このように構成されたディスクカセット1をディスクプ
レーヤー内に装着操作するディスクカセットの装着装置
は、第9図に示すようにシャーシ11を介して取付けられ
たターンテーブル12上に位置して構成される。このター
ンテーブル12上には、その中心とその中心から偏心した
位置とに中心ピン13と駆動ピン14が設けられ、ディスク
カセット1が載置装着されると、上記中心ピン13と駆動
ピン14とが中心円板4の中心孔5及び駆動ピン挿入孔6
にそれぞれ係合し、磁気ディスク3を回転操作する。
レーヤー内に装着操作するディスクカセットの装着装置
は、第9図に示すようにシャーシ11を介して取付けられ
たターンテーブル12上に位置して構成される。このター
ンテーブル12上には、その中心とその中心から偏心した
位置とに中心ピン13と駆動ピン14が設けられ、ディスク
カセット1が載置装着されると、上記中心ピン13と駆動
ピン14とが中心円板4の中心孔5及び駆動ピン挿入孔6
にそれぞれ係合し、磁気ディスク3を回転操作する。
そして、本考案によるディスクカセットの装着装置は、
磁気ヘッド及びこの磁気ヘッドの送り装置等が取付けら
れるシャーシ11の両側に相対向して平行に取付けられシ
ャーシ側の部材となる一対の側板15,15と、これら側板1
5,15であってシャーシ11上にスライド自在に取付けられ
たイジェクト板16と、このイジェクト板16上にディスク
カセット1の挿入間隙を有するカセットホルダ17とを有
している。
磁気ヘッド及びこの磁気ヘッドの送り装置等が取付けら
れるシャーシ11の両側に相対向して平行に取付けられシ
ャーシ側の部材となる一対の側板15,15と、これら側板1
5,15であってシャーシ11上にスライド自在に取付けられ
たイジェクト板16と、このイジェクト板16上にディスク
カセット1の挿入間隙を有するカセットホルダ17とを有
している。
上記各側板15,15は、適宜位置に折曲げ突設された取付
け舌片18を介してビス19によりシャーシ11に取付けられ
ている。これら側板5,15の内方側には、カセットホルダ
17の後方側両側に突設されたガイドピン20,21が係合す
るスライドガイド溝22を設けたガイド片23が植立されて
いる。
け舌片18を介してビス19によりシャーシ11に取付けられ
ている。これら側板5,15の内方側には、カセットホルダ
17の後方側両側に突設されたガイドピン20,21が係合す
るスライドガイド溝22を設けたガイド片23が植立されて
いる。
上記イジェクト板16は、両側に一対ずつ穿設した長孔24
をシャーシ11上に植立した4本の支持ピン25にそれぞれ
挿通させ、上記長孔24の範囲でスライド自在に上記シャ
ーシ11に取付けられている。このイジェクト板16の中央
部には、ターンテーブル12が臨み得るように後方側を開
放した切欠き凹部26が切欠き形成されている。また、上
記イジェクト板16の両側には、イジェクト時及びディス
クカセット1の挿入可能状態時にこのイジェクト板16上
に取付けられるカセットホルダ17を浮上位置に支持する
とともに上記ディスクカセット1を圧着保持する状態に
ある上記カセットホルダ17を浮上操作する傾斜カム面27
a,28a,30aが形成されたカム板27,28,28,30が一対ずつ立
上り形成されている。さらに、イジェクト板16は、この
イジェクト板16の一側と一方の側板15間に張設されたス
プリング31により第10図中矢印A方向である前方側へ付
勢されている。また、イジェクト板16はの前面側の一側
には、イジェクト操作釦32が取付けられる操作釦取付け
部33が折曲形成されている。このようにシャーシ11上に
スライド自在に取付けられスプリング31により付勢され
て取付けられたイジェクト板16の後方側下面には、ロー
ラ35を嵌装したロックピン36が垂下するように突設され
ている。このロックピン36は、イジェクト板16がイジェ
クト位置にあるときに、一方の側板15から折曲連設され
た取付け片37上に植立された支軸38に枢支部39を枢支し
て回動自在に枢支されたロックレバー40と係合し、上記
イジェクト板16をスプリング31に抗してこのイジェクト
板16をイジェクト位置にロックさせる。上記ロックレバ
ー40は、枢支部39に巻装され、一端を該ロックレバー40
に係止させ他端を取付け板37の一部に係止させた捩りコ
イルスプリング41により図中時計回り方向に回動付勢さ
れている。なお、ロックレバー40の中途部には、挿入さ
れるディスクカセット1の一端で押圧操作される回動操
作ピン42が植立されている。
をシャーシ11上に植立した4本の支持ピン25にそれぞれ
挿通させ、上記長孔24の範囲でスライド自在に上記シャ
ーシ11に取付けられている。このイジェクト板16の中央
部には、ターンテーブル12が臨み得るように後方側を開
放した切欠き凹部26が切欠き形成されている。また、上
記イジェクト板16の両側には、イジェクト時及びディス
クカセット1の挿入可能状態時にこのイジェクト板16上
に取付けられるカセットホルダ17を浮上位置に支持する
とともに上記ディスクカセット1を圧着保持する状態に
ある上記カセットホルダ17を浮上操作する傾斜カム面27
a,28a,30aが形成されたカム板27,28,28,30が一対ずつ立
上り形成されている。さらに、イジェクト板16は、この
イジェクト板16の一側と一方の側板15間に張設されたス
プリング31により第10図中矢印A方向である前方側へ付
勢されている。また、イジェクト板16はの前面側の一側
には、イジェクト操作釦32が取付けられる操作釦取付け
部33が折曲形成されている。このようにシャーシ11上に
スライド自在に取付けられスプリング31により付勢され
て取付けられたイジェクト板16の後方側下面には、ロー
ラ35を嵌装したロックピン36が垂下するように突設され
ている。このロックピン36は、イジェクト板16がイジェ
クト位置にあるときに、一方の側板15から折曲連設され
た取付け片37上に植立された支軸38に枢支部39を枢支し
て回動自在に枢支されたロックレバー40と係合し、上記
イジェクト板16をスプリング31に抗してこのイジェクト
板16をイジェクト位置にロックさせる。上記ロックレバ
ー40は、枢支部39に巻装され、一端を該ロックレバー40
に係止させ他端を取付け板37の一部に係止させた捩りコ
イルスプリング41により図中時計回り方向に回動付勢さ
れている。なお、ロックレバー40の中途部には、挿入さ
れるディスクカセット1の一端で押圧操作される回動操
作ピン42が植立されている。
また、上記カセットホルダ17は、ディスクカセット1の
平面と略々同一の大きさの方形状の平板状に形成され、
両側には挿入されるディスクカセット1の両側を支持し
てガイドする断面コ字状のスライドガイド部45,45が折
曲形成されている。このカセットホルダ17の両側外方側
には、前述した後方側のガイドピン20,21とともに前方
側のガイドピン46,47が突設されている。これらガイド
ピン20,21,46,47は、カセットホルダ17をイジェクト板1
6に取付けたときにこのイジェクト板16に設けたカム板2
7,28,29,30とそれぞれ対応するように取付けられてい
る。また、カセットホルダ17の一側にはディスクカセッ
ト1を押圧する突部48,49が下面側に向って膨出形成さ
れている。また、前縁側には、挿入されるディスクカセ
ット1をガイドする傾斜ガイド面50が形成されている。
そして、このカセットホルダ17は、内方側のガイドピン
20,21をガイド片23,23のガイド溝22,22にそれぞれ係合
させるとともに各ガイドピン20,21及び46,47をそれぞれ
イジェクト板16のカム板27,28,29,30上に載置するよう
にして上記イジェクト板16上に配設される。このように
イジェクト板16上に配設されたカセットホルダ17と各側
板15,15間にはそれぞれ圧着スプリング51,52が張設さ
れ、カセットホルダ17は、常時シャーシ11側へ付勢され
ている。なお、イジェクト板16の後方側の一方と前方側
の一方のカム板30,27と対向して、これらカム板30,27上
に載置されるカセットホルダ17のガイドピン46,21の抜
け止めを図る略L字状のガイドピン抜け止め防止片53,5
3が上記イジェクト板16から植立されている。そして、
カセットホルダ17とイジェクト板16間は、ディスクカセ
ット1の装着部となされ、前方側はディスクカセット1
の挿脱用開口部55となされる。
平面と略々同一の大きさの方形状の平板状に形成され、
両側には挿入されるディスクカセット1の両側を支持し
てガイドする断面コ字状のスライドガイド部45,45が折
曲形成されている。このカセットホルダ17の両側外方側
には、前述した後方側のガイドピン20,21とともに前方
側のガイドピン46,47が突設されている。これらガイド
ピン20,21,46,47は、カセットホルダ17をイジェクト板1
6に取付けたときにこのイジェクト板16に設けたカム板2
7,28,29,30とそれぞれ対応するように取付けられてい
る。また、カセットホルダ17の一側にはディスクカセッ
ト1を押圧する突部48,49が下面側に向って膨出形成さ
れている。また、前縁側には、挿入されるディスクカセ
ット1をガイドする傾斜ガイド面50が形成されている。
そして、このカセットホルダ17は、内方側のガイドピン
20,21をガイド片23,23のガイド溝22,22にそれぞれ係合
させるとともに各ガイドピン20,21及び46,47をそれぞれ
イジェクト板16のカム板27,28,29,30上に載置するよう
にして上記イジェクト板16上に配設される。このように
イジェクト板16上に配設されたカセットホルダ17と各側
板15,15間にはそれぞれ圧着スプリング51,52が張設さ
れ、カセットホルダ17は、常時シャーシ11側へ付勢され
ている。なお、イジェクト板16の後方側の一方と前方側
の一方のカム板30,27と対向して、これらカム板30,27上
に載置されるカセットホルダ17のガイドピン46,21の抜
け止めを図る略L字状のガイドピン抜け止め防止片53,5
3が上記イジェクト板16から植立されている。そして、
カセットホルダ17とイジェクト板16間は、ディスクカセ
ット1の装着部となされ、前方側はディスクカセット1
の挿脱用開口部55となされる。
上述のようにイジェクト板16上に取付けられたカセット
ホルダ17上には、ここに装着されるディスクカセット1
の平面と水平な方向、すなわちカセットホルダ17面上で
回動する回動部材である上記ディスクカセット1のシャ
ッタ9を開閉操作するL字状のシャッタ開閉レバー56が
枢支されている。このシャッタ開閉レバー56は、基端部
をカセットホルダ17に植立した枢支ピン57に枢支して取
付けられ、先端側の下面にはカセットホルダ17の下面に
突出しディスクカセット1の前縁側に形成された段部1a
に係合しシャッタ9の一側と当接する押圧ピン58が突設
されている。また、カセットホルダ17とシャッタ開閉レ
バー56間には、回動付勢用スプリング59が張設され、上
記シャッタ開閉レバー56は第10図中矢印C方向の時計回
り方向に回動付勢されている。なお、カセットホルダ17
には、上記シャッタ開閉レバー56の先端が回動する軌跡
に沿って該シャッタ開閉レバー56の回動する円弧状のガ
イド壁60が立上り形成されている。
ホルダ17上には、ここに装着されるディスクカセット1
の平面と水平な方向、すなわちカセットホルダ17面上で
回動する回動部材である上記ディスクカセット1のシャ
ッタ9を開閉操作するL字状のシャッタ開閉レバー56が
枢支されている。このシャッタ開閉レバー56は、基端部
をカセットホルダ17に植立した枢支ピン57に枢支して取
付けられ、先端側の下面にはカセットホルダ17の下面に
突出しディスクカセット1の前縁側に形成された段部1a
に係合しシャッタ9の一側と当接する押圧ピン58が突設
されている。また、カセットホルダ17とシャッタ開閉レ
バー56間には、回動付勢用スプリング59が張設され、上
記シャッタ開閉レバー56は第10図中矢印C方向の時計回
り方向に回動付勢されている。なお、カセットホルダ17
には、上記シャッタ開閉レバー56の先端が回動する軌跡
に沿って該シャッタ開閉レバー56の回動する円弧状のガ
イド壁60が立上り形成されている。
さらに、カセットホルダ17上のシャッタ開閉レバー56の
先端側と対向する一側には、弾性力を有する合成樹脂等
で形成されたカセット押圧アーム61が回動自在に枢支さ
れている。このカセット押圧アーム61は、第9図に示す
ように両端下面にそれぞれカセット押圧ピン62,62が突
設され、略々中央部にカセットホルダ17に植立した支持
ピン63に嵌合される枢支部64が設けられ、一端側一側に
はシャッタ開閉レバー56の先端側一側に立上り形成され
た押圧片65により押圧される被押圧部66が突設され、他
端側にはディスクカセット1の一側を押圧支持する押圧
部67が垂下するように突設されている。
先端側と対向する一側には、弾性力を有する合成樹脂等
で形成されたカセット押圧アーム61が回動自在に枢支さ
れている。このカセット押圧アーム61は、第9図に示す
ように両端下面にそれぞれカセット押圧ピン62,62が突
設され、略々中央部にカセットホルダ17に植立した支持
ピン63に嵌合される枢支部64が設けられ、一端側一側に
はシャッタ開閉レバー56の先端側一側に立上り形成され
た押圧片65により押圧される被押圧部66が突設され、他
端側にはディスクカセット1の一側を押圧支持する押圧
部67が垂下するように突設されている。
そして、カセット押圧アーム61は、カセット押圧ピン6
2,62をカセットホルダ17に穿設した透孔68,68に臨ま
せ、押圧部67をカセットホルダ17の側部に切欠き形成し
た切欠き窓部69に臨ませ、支持ピン63にわずかのクリヤ
ランスを有するように枢支部64が枢支される。
2,62をカセットホルダ17に穿設した透孔68,68に臨ま
せ、押圧部67をカセットホルダ17の側部に切欠き形成し
た切欠き窓部69に臨ませ、支持ピン63にわずかのクリヤ
ランスを有するように枢支部64が枢支される。
このように取付けられたカセット押圧アーム61は、カセ
ットホルダ17が浮上したイジェクト状態にあるとき、第
10図に示すようにシャッタ開閉レバー56の押圧片65によ
り被押圧部65が押圧され、押圧部67がカセットホルダ17
の内方へ侵入した状態に回動させられている。また、カ
セット押圧アーム61は、カセット押圧ピン62,62が臨む
透孔68,68の範囲でのみ回動するだけであるので、シャ
ッタ開閉レバー56の回動位置を規制する。このシャッタ
開閉レバー56は、カセット押圧アーム61により回動が規
制された状態にあるとき、押圧ピン58がディスクカセッ
ト1の閉蓋状態にあるシャッタ9の一側に当接する位置
に置かれる。
ットホルダ17が浮上したイジェクト状態にあるとき、第
10図に示すようにシャッタ開閉レバー56の押圧片65によ
り被押圧部65が押圧され、押圧部67がカセットホルダ17
の内方へ侵入した状態に回動させられている。また、カ
セット押圧アーム61は、カセット押圧ピン62,62が臨む
透孔68,68の範囲でのみ回動するだけであるので、シャ
ッタ開閉レバー56の回動位置を規制する。このシャッタ
開閉レバー56は、カセット押圧アーム61により回動が規
制された状態にあるとき、押圧ピン58がディスクカセッ
ト1の閉蓋状態にあるシャッタ9の一側に当接する位置
に置かれる。
なお、シャーシ11には、ターンテーブル12に装着される
ディスクカセット1の位置決めピン係合孔10,10に係合
する位置決めピン69,69とディスクカセット1のケース
2の平面に当接する支持ピン70,70が植立されている。
ディスクカセット1の位置決めピン係合孔10,10に係合
する位置決めピン69,69とディスクカセット1のケース
2の平面に当接する支持ピン70,70が植立されている。
上述のように構成されたディスクカセットの装着装置に
ディスクカセットを挿入しターンテーブル12上に装着す
るには、カセットホルダ17を浮上させたイジェクト状態
になす。そして、ディスクカセット1をシャッタ9から
挿脱用開口部55から挿入する。ディスクカセット1が途
中まで挿入されると、シャッタ開閉レバー56の先端の押
圧ピン58がシャッタ9の一側の段部1aに係合して上記シ
ャッタ9の一側に当接する。ここで、さらにディスクカ
セット1を挿入すると、第11図に示すようにシャッタ開
閉レバー56は回動付勢スプリング59の付勢力に抗して反
時計回り方向に回動されるとともに押圧ピン58によりシ
ャッタ9をスライドさせヘッド挿入孔8を開放する。ま
た、イジェクト板16をイジェクト位置にロックしてい
る。ロックレバー40の回動操作ピン42がディスクカセッ
ト1の一端で押圧され捩りコイルスプリング41の付勢力
に抗して上記ロックレバー40を反時計方向に回動させ
る。このロックレバー40が回動されると、ロックピン36
のロックが解除され上記ロックレバー40の先端縁に当接
した状態となり、イジェクト板16はスプリング31により
第10図中矢印A方向の前方にスライドさせられる。イジ
ェクト板16が前方にスライドさせられると、カム板27,2
8,29,30の水平面上に載置されていたカセットホルダ17
のガイドピン20,21,46,47は、傾斜カム面27a,28a,29a,3
0aに沿ってスライドし、カセットホルダ17は第12図に示
すように圧着スプリング51,52によりイジェクト板16側
へ下降される。そして、ターンテーブル12上まで挿入さ
れたディスクカセット1のケース2の上面側平面を突部
48,49とカセット押圧アーム61のカセット押圧ピン62,62
により押圧し、上記ディスクカセット2を位置決めピン
69,69及び支持ピン70,70上に圧着させる。そして、シャ
ッタ開閉レバー56がカセット押圧アーム61から離間した
状態となり且つカセット押圧アーム61は、支持ピン63に
クリヤランスを有するように支持されているので、ケー
ス2の撓みに応じ揺動変化し均等な力で圧着する。この
とき、ケース2内の磁気ディスク3は、ターンテーブル
12上に装着された状態にあって、ケース2内で回転可能
となる。上述のように装着されたディスクカセット1を
イジェクトするには、イジェクト操作釦32を押圧してイ
ジェクト板16をスプリング31の付勢力に抗して内方へス
ライドさせると、第14図に示すようにカセットホルダ17
のガイドピン20,21,46,47が傾斜カム面27a,28a,29a,30a
上をスライドしてカム板27,28,29,30の水平面上に浮上
され、上記カセットホルダ17は圧着スプリング51,52の
付勢力に抗してイジェクト板16から上方へ移動されディ
スクカセット1の圧着を解除する。イジェクト板16を上
述のように内方へスライドさせると、ロックピン36がロ
ックレバー40と係合し、スプリング31の付勢力に抗して
内方側位置にロックされる。そして、カセットホルダ17
が上昇させられディスクカセット1の圧着保持が解除さ
れると、シャッタ開閉レバー56は回動付勢スプリング59
により時計回り方向に回動させられ、ディスクカセット
1を挿脱用開口部55方向へ押し出すとともに押圧片65が
カセット押圧アーム61の被押圧部を押圧しこのカセット
押圧アーム61を第13図中矢印D方向の時計回り方向に回
動させる。カセット押圧アーム61が上記時計回り方向に
回動させられると、押圧部67がカセットホルダ17の切欠
き窓部69から上記カセットホルダ17内に侵入し、シャッ
タ開閉レバー56により押し出し操作されて外方へ移動す
るディスクカセット1のケース2の中途部一側を押圧
し、その移動を停止させ、ディスクカセット1の一部が
挿脱用開口部55から突出し、上記ディスクカセット1を
把持できる状態で支持し、抜け落ちを防止する。
ディスクカセットを挿入しターンテーブル12上に装着す
るには、カセットホルダ17を浮上させたイジェクト状態
になす。そして、ディスクカセット1をシャッタ9から
挿脱用開口部55から挿入する。ディスクカセット1が途
中まで挿入されると、シャッタ開閉レバー56の先端の押
圧ピン58がシャッタ9の一側の段部1aに係合して上記シ
ャッタ9の一側に当接する。ここで、さらにディスクカ
セット1を挿入すると、第11図に示すようにシャッタ開
閉レバー56は回動付勢スプリング59の付勢力に抗して反
時計回り方向に回動されるとともに押圧ピン58によりシ
ャッタ9をスライドさせヘッド挿入孔8を開放する。ま
た、イジェクト板16をイジェクト位置にロックしてい
る。ロックレバー40の回動操作ピン42がディスクカセッ
ト1の一端で押圧され捩りコイルスプリング41の付勢力
に抗して上記ロックレバー40を反時計方向に回動させ
る。このロックレバー40が回動されると、ロックピン36
のロックが解除され上記ロックレバー40の先端縁に当接
した状態となり、イジェクト板16はスプリング31により
第10図中矢印A方向の前方にスライドさせられる。イジ
ェクト板16が前方にスライドさせられると、カム板27,2
8,29,30の水平面上に載置されていたカセットホルダ17
のガイドピン20,21,46,47は、傾斜カム面27a,28a,29a,3
0aに沿ってスライドし、カセットホルダ17は第12図に示
すように圧着スプリング51,52によりイジェクト板16側
へ下降される。そして、ターンテーブル12上まで挿入さ
れたディスクカセット1のケース2の上面側平面を突部
48,49とカセット押圧アーム61のカセット押圧ピン62,62
により押圧し、上記ディスクカセット2を位置決めピン
69,69及び支持ピン70,70上に圧着させる。そして、シャ
ッタ開閉レバー56がカセット押圧アーム61から離間した
状態となり且つカセット押圧アーム61は、支持ピン63に
クリヤランスを有するように支持されているので、ケー
ス2の撓みに応じ揺動変化し均等な力で圧着する。この
とき、ケース2内の磁気ディスク3は、ターンテーブル
12上に装着された状態にあって、ケース2内で回転可能
となる。上述のように装着されたディスクカセット1を
イジェクトするには、イジェクト操作釦32を押圧してイ
ジェクト板16をスプリング31の付勢力に抗して内方へス
ライドさせると、第14図に示すようにカセットホルダ17
のガイドピン20,21,46,47が傾斜カム面27a,28a,29a,30a
上をスライドしてカム板27,28,29,30の水平面上に浮上
され、上記カセットホルダ17は圧着スプリング51,52の
付勢力に抗してイジェクト板16から上方へ移動されディ
スクカセット1の圧着を解除する。イジェクト板16を上
述のように内方へスライドさせると、ロックピン36がロ
ックレバー40と係合し、スプリング31の付勢力に抗して
内方側位置にロックされる。そして、カセットホルダ17
が上昇させられディスクカセット1の圧着保持が解除さ
れると、シャッタ開閉レバー56は回動付勢スプリング59
により時計回り方向に回動させられ、ディスクカセット
1を挿脱用開口部55方向へ押し出すとともに押圧片65が
カセット押圧アーム61の被押圧部を押圧しこのカセット
押圧アーム61を第13図中矢印D方向の時計回り方向に回
動させる。カセット押圧アーム61が上記時計回り方向に
回動させられると、押圧部67がカセットホルダ17の切欠
き窓部69から上記カセットホルダ17内に侵入し、シャッ
タ開閉レバー56により押し出し操作されて外方へ移動す
るディスクカセット1のケース2の中途部一側を押圧
し、その移動を停止させ、ディスクカセット1の一部が
挿脱用開口部55から突出し、上記ディスクカセット1を
把持できる状態で支持し、抜け落ちを防止する。
D.考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来のディスクカセットの装
着装置にあっては、イジェクト板16をディスクカセット
排出方向に付勢するスプリング31と、ロックレバー40を
付勢する捩りコイルスプリング41とを必要としており、
部品点数が嵩み、組立が煩雑であると共にコスト高とな
る問題を有していた。
着装置にあっては、イジェクト板16をディスクカセット
排出方向に付勢するスプリング31と、ロックレバー40を
付勢する捩りコイルスプリング41とを必要としており、
部品点数が嵩み、組立が煩雑であると共にコスト高とな
る問題を有していた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して創案され
たものであって、部品点数を減少させ、組立性の向上及
び低コスト化を可能にするディスクカセットの装着装置
を得んとするものである。
たものであって、部品点数を減少させ、組立性の向上及
び低コスト化を可能にするディスクカセットの装着装置
を得んとするものである。
E.課題を解決するための手段 そこで、本考案は、ディスクカセットが挿入されるカセ
ットホルダと、該カセットホルダとシャーシとの間に介
在され前記ディスクカセットの挿入・排出方向に摺動可
能なイジェクト板と、を有して成り、前記イジェクト板
下面に突設した係合部と、該イジェクト板がイジェクト
状態位置にあるときに係合して該イジェクト板をロック
するロックレバーを前記シャーシ側に軸支したディスク
カセットの装着装置において、 前記イジェクト板をカセット排出方向に付勢し、且つ該
ロックレバーを前記係合部と係合する方向に回動付勢す
るスプリングを、前記ロックレバーの一端部と前記イジ
ェクト板との間に張設したことを、その解決手段として
いる。
ットホルダと、該カセットホルダとシャーシとの間に介
在され前記ディスクカセットの挿入・排出方向に摺動可
能なイジェクト板と、を有して成り、前記イジェクト板
下面に突設した係合部と、該イジェクト板がイジェクト
状態位置にあるときに係合して該イジェクト板をロック
するロックレバーを前記シャーシ側に軸支したディスク
カセットの装着装置において、 前記イジェクト板をカセット排出方向に付勢し、且つ該
ロックレバーを前記係合部と係合する方向に回動付勢す
るスプリングを、前記ロックレバーの一端部と前記イジ
ェクト板との間に張設したことを、その解決手段として
いる。
F.作用 イジェクト板とロックレバーの一端部とに張設したスプ
リングは、ロックレバーを、イジェクト板下面に突設し
た係合部に係合する方向に付勢すると共に、イジェクト
板をディスクカセットの排出方向に付勢する。このた
め、イジェクト板とロックレバーに夫々、上記作用を有
するバネを設けることを不要にする。
リングは、ロックレバーを、イジェクト板下面に突設し
た係合部に係合する方向に付勢すると共に、イジェクト
板をディスクカセットの排出方向に付勢する。このた
め、イジェクト板とロックレバーに夫々、上記作用を有
するバネを設けることを不要にする。
G.実施例 以下、本考案に係るディスクカセットの装着装置を図面
に示す実施例に基づいて説明する。なお、従来例と同一
部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
に示す実施例に基づいて説明する。なお、従来例と同一
部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
G1.実施例の構成 第1図〜第6図は、本考案の実施例を示している。
本実施例においては、第1図及び第2図に示すように、
カセットホルダ17上面に、略L字状のシャッタ開閉レバ
ー56がその一端を枢支されて設けられている。このシャ
ッタ開閉レバー56の他端下面には、下方に突出する押圧
ピン58が植設されている。カセットホルダ17には、前記
押圧ピン58がシャッタ開閉レバー56の枢動に伴なって移
動が可能になるように円弧状のガイド穴17aが切り欠か
れている。また、シャッタ開閉レバー56の中間部には、
後記するねじりコイルバネの一端が係当する係当片56a
が起立されている。
カセットホルダ17上面に、略L字状のシャッタ開閉レバ
ー56がその一端を枢支されて設けられている。このシャ
ッタ開閉レバー56の他端下面には、下方に突出する押圧
ピン58が植設されている。カセットホルダ17には、前記
押圧ピン58がシャッタ開閉レバー56の枢動に伴なって移
動が可能になるように円弧状のガイド穴17aが切り欠か
れている。また、シャッタ開閉レバー56の中間部には、
後記するねじりコイルバネの一端が係当する係当片56a
が起立されている。
一方、カセットホルダ17の向って右側前部には切欠き窓
部69が形成されている。この切欠き窓部69には、後記す
るねじりコイルバネの他端が係合する。
部69が形成されている。この切欠き窓部69には、後記す
るねじりコイルバネの他端が係合する。
図中71はねじりコイルバネ(トーションスプリング)で
あって、一端71aがシャッタ開閉レバー56の係当片56aに
係当し、他端71bが下方に折り曲げられ、前記切欠き窓
部69に係合し、中間部のコイル部71cはカセットホルダ1
7の上面に保持部分17bによって保持されている。このね
じりコイルバネ71は、一端71aでシャッタ開閉レバー56
を時計回り方向に付勢すると共に、他端71bが切欠き窓
部69よりカセットホルダ17内に臨むように付勢されてい
る。なお、図中17cは、ねじりコイルバネ71の他端側を
係止する突起を示している。
あって、一端71aがシャッタ開閉レバー56の係当片56aに
係当し、他端71bが下方に折り曲げられ、前記切欠き窓
部69に係合し、中間部のコイル部71cはカセットホルダ1
7の上面に保持部分17bによって保持されている。このね
じりコイルバネ71は、一端71aでシャッタ開閉レバー56
を時計回り方向に付勢すると共に、他端71bが切欠き窓
部69よりカセットホルダ17内に臨むように付勢されてい
る。なお、図中17cは、ねじりコイルバネ71の他端側を
係止する突起を示している。
また、図中72は、ロックレバー40とイジェクト板16との
間に張設されるスプリングである。ロックレバー40は、
略U字状に湾曲した形状であって、中間部が支軸38で枢
支され、一端部38aに上記スプリングの一端が係止され
ている。また、ロックレバー40の他端部側は、枢動する
ことにより、イジェクト板16に設けた前記ロックピン36
と係合可能となっている。
間に張設されるスプリングである。ロックレバー40は、
略U字状に湾曲した形状であって、中間部が支軸38で枢
支され、一端部38aに上記スプリングの一端が係止され
ている。また、ロックレバー40の他端部側は、枢動する
ことにより、イジェクト板16に設けた前記ロックピン36
と係合可能となっている。
イジェクト板16の右側後方部は、延設されて略L字状の
係止板16aが形成されており、この係止板16aの先端部に
は、前記スプリング72の他端が係止されている。なお、
スプリング72は、イジェクト板16側の係止板16aとロッ
クレバー40の一端部40aを常時引張るように付勢するよ
うに設定されている。
係止板16aが形成されており、この係止板16aの先端部に
は、前記スプリング72の他端が係止されている。なお、
スプリング72は、イジェクト板16側の係止板16aとロッ
クレバー40の一端部40aを常時引張るように付勢するよ
うに設定されている。
G2.実施例の作用・動作 次に、斯るディスクカセットの装着装置の作用及び動作
を説明する。
を説明する。
上記のように構成されたディスクカセットの装着装置の
カセットホルダ17にディスクカセット1を挿入して装着
する場合と、装着されたディスクカセット1をイジェク
トする場合について第3図〜第6図を用いて説明する。
カセットホルダ17にディスクカセット1を挿入して装着
する場合と、装着されたディスクカセット1をイジェク
トする場合について第3図〜第6図を用いて説明する。
先ず、ディスクカセット1の図面上下側にテーパ面2Aが
位置する状態でカセットホルダ17に挿入すると、テーパ
面2Aがねじりコイルバネ71の他端71bに衝合し、ねじり
コイルバネ71の付勢力に抗して他端71bを反時計方向へ
回動させ、該他端71bはカセットホルダ17の外側へ出る
ように移動するため、ディスクカセット1をカセットホ
ルダ17内へ挿入させることができる。そして、シャッタ
開閉レバー56の押圧ピン58が段部1aに係合してシャッタ
9の側端部に当接する。この状態でディスクカセット1
をさらに押圧すると、シャッタ開閉レバー56はねじりコ
イルバネ71の付勢力に抗して反時計方向へ回動し、シャ
ッタ9を開放させるため、磁気ディスク3を第3図に示
すように露出させる。そして、ディスクカセット1の前
端が回動操作ピン42を押圧してロックレバー40をスプリ
ング72の付勢力に抗して反時計方向へ回動させるととも
に、ロックレバー40とイジェクト板16に設けたロックピ
ン36との係合が解除され、イジェクト板16はスプリング
72の付勢力でディスクカセットの排出方向へ移動する。
したがって、ガイドピン20,21,46,および47がイジェク
ト板16のカム板27,28,29,30で案内され、ガイド溝22,22
を下降し、第4図の状態にディスクカセット1が装着さ
れ、位置決めされる。
位置する状態でカセットホルダ17に挿入すると、テーパ
面2Aがねじりコイルバネ71の他端71bに衝合し、ねじり
コイルバネ71の付勢力に抗して他端71bを反時計方向へ
回動させ、該他端71bはカセットホルダ17の外側へ出る
ように移動するため、ディスクカセット1をカセットホ
ルダ17内へ挿入させることができる。そして、シャッタ
開閉レバー56の押圧ピン58が段部1aに係合してシャッタ
9の側端部に当接する。この状態でディスクカセット1
をさらに押圧すると、シャッタ開閉レバー56はねじりコ
イルバネ71の付勢力に抗して反時計方向へ回動し、シャ
ッタ9を開放させるため、磁気ディスク3を第3図に示
すように露出させる。そして、ディスクカセット1の前
端が回動操作ピン42を押圧してロックレバー40をスプリ
ング72の付勢力に抗して反時計方向へ回動させるととも
に、ロックレバー40とイジェクト板16に設けたロックピ
ン36との係合が解除され、イジェクト板16はスプリング
72の付勢力でディスクカセットの排出方向へ移動する。
したがって、ガイドピン20,21,46,および47がイジェク
ト板16のカム板27,28,29,30で案内され、ガイド溝22,22
を下降し、第4図の状態にディスクカセット1が装着さ
れ、位置決めされる。
なお、ディスクカセット1が誤挿入すると、ディスクカ
セット1のコーナ部がねじりコイルバネ71の他端部71b
に衝合するため、ディスクカセット1の誤挿入が防止で
き、磁気ヘッド(図示省略)の損傷等が防止できる。
セット1のコーナ部がねじりコイルバネ71の他端部71b
に衝合するため、ディスクカセット1の誤挿入が防止で
き、磁気ヘッド(図示省略)の損傷等が防止できる。
記録または再生が終了してディスクカセット1をイジェ
クトするときは、イジェクト釦32を押圧することによ
り、イジェクト板16はスプリング72の付勢力に抗して摺
動し、ロックレバー40によってロックされる。そして、
ガイドピン20,21,46,および47がカム板27,28,29,30で案
内され、圧縮スプリング51,52の付勢力に抗して上昇す
ることにより、ねじりコイルバネ71で付勢されたシャッ
タ開閉レバー56が時計方向へ回動してディスクカセット
1をカセットホルダ17から排出するとともに、ねじりコ
イルバネ71の他端71bがディスクカセット1の側面を押
圧している。したがって、ディスクカセット1は第4図
及び第6図に示す状態でカセットホルダ17に支持され、
ディスクカセット1がカセットホルダ17から抜け落ちる
のを防止できる。
クトするときは、イジェクト釦32を押圧することによ
り、イジェクト板16はスプリング72の付勢力に抗して摺
動し、ロックレバー40によってロックされる。そして、
ガイドピン20,21,46,および47がカム板27,28,29,30で案
内され、圧縮スプリング51,52の付勢力に抗して上昇す
ることにより、ねじりコイルバネ71で付勢されたシャッ
タ開閉レバー56が時計方向へ回動してディスクカセット
1をカセットホルダ17から排出するとともに、ねじりコ
イルバネ71の他端71bがディスクカセット1の側面を押
圧している。したがって、ディスクカセット1は第4図
及び第6図に示す状態でカセットホルダ17に支持され、
ディスクカセット1がカセットホルダ17から抜け落ちる
のを防止できる。
以上、実施例について説明したが、本考案は実質的にシ
ャーシ側にロックレバーが設けられる他のタイプの装着
装置にも勿論適用が可能であり、各種の設計変更が可能
であることも言うまでもない。
ャーシ側にロックレバーが設けられる他のタイプの装着
装置にも勿論適用が可能であり、各種の設計変更が可能
であることも言うまでもない。
H.考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案に係るディスク
カセットの装着装置にあっては、ロックレバーとイジェ
クト板の付勢を一つのスプリングで行なえるため、部品
点数を減少させる効果がある。
カセットの装着装置にあっては、ロックレバーとイジェ
クト板の付勢を一つのスプリングで行なえるため、部品
点数を減少させる効果がある。
このため、装置の組立性を向上すると共に、低コスト化
を可能にする効果がある。
を可能にする効果がある。
第1図は本考案に係るディスクカセットの装着装置の実
施例を示す分解斜視図、第2図は同組立状態の斜視図、
第3図は同ディスクカセット装着状態を示す平面図、第
4図は同側面図、第5図は同ディスクカセットのイジェ
クト状態を示す平面図、第6図はディスクカセットの側
面図、第7図はディスクカセットの斜視図、第8図は同
平面図、第9図は従来例の分解斜視図、第10図は従来例
の斜視図、第11図はディスクカセット装着状態を示す平
面図、第12図は同側面図、第13図は従来例のイジェクト
状態を示す平面図、第14図は同側面図である。 11…シャーシ、15…側板、16…イジェクト板、17…カセ
ットホルダ、40…ロックレバー、40a…一端部、72…ス
プリング。
施例を示す分解斜視図、第2図は同組立状態の斜視図、
第3図は同ディスクカセット装着状態を示す平面図、第
4図は同側面図、第5図は同ディスクカセットのイジェ
クト状態を示す平面図、第6図はディスクカセットの側
面図、第7図はディスクカセットの斜視図、第8図は同
平面図、第9図は従来例の分解斜視図、第10図は従来例
の斜視図、第11図はディスクカセット装着状態を示す平
面図、第12図は同側面図、第13図は従来例のイジェクト
状態を示す平面図、第14図は同側面図である。 11…シャーシ、15…側板、16…イジェクト板、17…カセ
ットホルダ、40…ロックレバー、40a…一端部、72…ス
プリング。
Claims (1)
- 【請求項1】ディスクカセットが挿入されるカセットホ
ルダと、該カセットホルダとシャーシとの間に介在され
前記ディスクカセットの挿入・排出方向に摺動可能なイ
ジェクト板と、を有して成り、前記イジェクト板下面に
突設した係合部と、該イジェクト板がイジェクト状態位
置にあるときに係合して該イジェクト板をロックするロ
ックレバーを前記シャーシ側に軸支したディスクカセッ
トの装着装置において、 前記イジェクト板をカセット排出方向に付勢し、且つ該
ロックレバーを前記係合部と係合する方向に回動付勢す
るスプリングを、前記ロックレバーの一端部と前記イジ
ェクト板との間に張設したことを特徴とするディスクカ
セットの装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP835590U JPH0734528Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | ディスクカセットの装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP835590U JPH0734528Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | ディスクカセットの装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03102148U JPH03102148U (ja) | 1991-10-24 |
JPH0734528Y2 true JPH0734528Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=31511989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP835590U Expired - Lifetime JPH0734528Y2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | ディスクカセットの装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734528Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP835590U patent/JPH0734528Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03102148U (ja) | 1991-10-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |