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JPH07336309A - 光海底中継器 - Google Patents

光海底中継器

Info

Publication number
JPH07336309A
JPH07336309A JP6126300A JP12630094A JPH07336309A JP H07336309 A JPH07336309 A JP H07336309A JP 6126300 A JP6126300 A JP 6126300A JP 12630094 A JP12630094 A JP 12630094A JP H07336309 A JPH07336309 A JP H07336309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
circuit
heat
housing
submarine repeater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6126300A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Sumitani
一 墨谷
Kuniyoshi Shimoyamada
国悦 下山田
Hiroshi Nakajima
中島  浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP6126300A priority Critical patent/JPH07336309A/ja
Publication of JPH07336309A publication Critical patent/JPH07336309A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Communication System (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光海底中継器に関し、効率的な実装構造とす
ること。 【構成】 中央部の光フアイバを含む光回路筐体51,
52と、その両側を覆い重ねられるような電気回路筐体
53,54と、を配置させたユニット42,43構成と
したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光海底中継器に関す
る。図11に光海底中継器の概略構成の側断面図を示
す。光海底中継器1は海底の強大な海水圧ならびに海水
による腐食に耐えるような金属製円筒形の外部筐体2
と、その両端を密閉状態とする同様な端面板3とからな
り、内部の中継回路ユニット4を電気的に絶縁状態とし
て、外部筐体2との間に中継回路ユニット4からの発熱
を外部筐体2を介して外部の海水中へ放熱させるための
熱伝導性と衝撃力を緩和させる緩衝性を有する金属製円
筒形の緩衝体5を介して内部に収容させている。
【0002】中継回路ユニット4と外部の光海底ケーブ
ル8との間を接続する光信号入出力用の光フアイバ9な
らびに給電線11とを、端面板3を耐圧力性を有する気
密封止部12を貫通させることにより接続させる。
【0003】符号の6は中継回路ユニット4に対する軸
方向の衝撃力緩和のための環状緩衝体であり、C形止め
輪7によって係止される。
【0004】
【従来の技術】図12以降に従来の光海底中継器内部構
成の概略を示す。図12は側面図、図13は図12のA
方向矢視図、図14は図12のB方向矢視図である。こ
の従来例は第1,第2,第3のシステムユニット15,
16,17として3システム縦列に収容させた一例であ
る。
【0005】第1のシステムユニット15と第2のシス
テムユニット16との間には、サージ保護回路を含む電
源回路を3つのシステムユニット全体の電源回路ユニッ
ト18として配置させ光海底中継器15の回路部が構成
される。
【0006】これらの各システムユニット15,16,
17と電源回路ユニット18とは、長さ方向を熱伝導性
の良好な金属でなる4本の連結部材21にねじ止め連結
されて一体化される。なお、符号の22は光信号入出力
用の光フアイバであり、23は給電線、24は周囲を電
気的高耐圧に絶縁する絶縁被覆である。
【0007】各システムユニットには図13に示される
ように、上り回路ユニット25と下り回路ユニット26
とを有し、上り回路ユニット25および下り回路ユニッ
ト26には、それぞれ受信回路部27と送信回路部28
とから構成されている。
【0008】受信回路部27にはAPD(アバランシエ
・フオト・ダイオード)モジュール29をそれぞれにそ
なえられ、図14に示されるように、送信回路部28に
は信頼性確保上2重化のためのLD(レーザ・ダイオー
ド)モジュール31がそれぞれに2個ずつそなえられて
いる。
【0009】各システムユニット15,16,17の端
面部分には光フアイバ22の余長部を巻回収容させる光
フアイバ収容部32がそれぞれに設けられている。図1
5は1システムユニット15分の拡大側面図であり、図
16には送信回路部28の部分での断面図がそれぞれ示
される。図16からよくわかるように、それぞれの回路
部27,28は方形の金属筐体で構成されており、内部
にはプリント配線板が収容され蓋板で覆われている。
【0010】図17に従来の電源回路図が示される。電
源ユニット18の入力側である(+)端子と出力側であ
る(−)端子との間にサージ保護用のアレスタ33が接
続されている。
【0011】また、入力側にチョークコイルL1 および
抵抗器R1 と出力側にチョークコイルL2 とがそれぞれ
接続されており、その間にダイオードD1 ,D2 、抵抗
器R 2 、コンデンサC1 が並列接続されるとともに、こ
れらの両端が第1のシステムユニット15に接続され電
源供給されている。
【0012】続く線路上にダイオードD3 ,D4 、抵抗
器R3 、コンデンサC2 が並列されるとともに、これら
の両端が第2のシステムユニット16に接続され電源供
給されている。
【0013】電流はそれぞれ矢印方向の直列に流れる。
この図では二つのシステムユニット15,16のみ示さ
れているが、第3のシステムユニット17についても同
様に供給接続される。符号の34で示される部分は、電
源回路ユニット18の筐体に接続される接続線である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来技術の光海
底中継器の構成によると、光海底ケーブルに伝送され減
衰された光信号を受信回路部27のAPDモジュール2
9で一旦電気信号に変換し、この電気信号を増幅した後
LDモジュール31により光信号に変換して光海底ケー
ブルに送出伝送させるようにする、いわゆる、再生形光
中継器といわれるものであった。
【0015】このように一旦電気信号に変換し、その電
気信号を増幅してさらに光信号に変換することなく、新
技術である希土類元素のエルビウム(Er)・イオンを
ドーピングした光フアイバに、半導体レーザでErイオ
ンを励起させることにより、光信号を引き金として誘導
放出を起こさせ、光信号を増幅させることにより、直接
光信号そのものを増幅する技術が光海底中継器にも適用
されるようになってきている。
【0016】このために、本発明では光・電気さらに電
気・光信号変換手段を有する従来技術の構成によるもの
でない、まったく新しい新規にしてかつ効果的な光海底
中継器の配置構成の提供を発明の課題とするものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明手段の構成要旨とするところは、第1の発明に
よると、中央部の光フアイバを含む光回路筐体と、その
両側を覆い重ねられるような電気回路筐体と、を配置さ
せたユニット構成とした光海底中継器である。
【0018】第2の発明によると、上記光回路筐体の光
フアイバの入出力経路を上記電気回路筐体面上を通る端
面とした構成の第1の発明になる光海底中継器である。
第3の発明によると、上記上下の電気回路筐体間の電気
配線の接続経路を光回路筐体ならびに電気回路筐体側面
に配線通路用凹所を形成した構成の第1の発明になる光
海底中継器である。
【0019】第4の発明によると、上記ユニット構成を
複数縦列に配列させるとともにたがいに隣接されるユニ
ットのいずれかを電気絶縁状態とした構成の第1の発明
になる光海底中継器である。
【0020】第5の発明によると、上記光回路筐体の側
面に外部筐体への熱伝導を行なわせる伝熱部材と、上記
電気回路筐体の上下に外部筐体への熱伝導を行なわせる
伝熱部材と、を取り付けた構成の第1の発明になる光海
底中継器である。
【0021】第6の発明によると、上記電気回路筐体に
実装される発熱部品を伝熱部材へ伝熱させる金属基台に
取り付けた構成の第1の発明になる光海底中継器であ
る。
【0022】
【作用】上記本発明の構成手段の第1の発明によれば、
光回路筐体と電気回路筐体とをそれぞれ独立させた分離
形としたことにより、製造工程などにおいて機能単位に
種々の工程作業が行なえることから効率的である。とく
に、調整を要する電気回路が両外側面となることからも
好都合である。
【0023】第2の発明によれば、光回路筐体への接続
用の光フアイバの経路を組み合わせられる電気回路筐体
面上としたことにより、組み立てられるユニットへの光
フアイバの取り付けを容易に行なえる。
【0024】第3の発明によれば、両面の電気回路の接
続用配線の通路を内部を貫通させることなく外側側面の
凹所としたことにより、光フアイバの経路と混在せず製
造工程上きわめて能率的であり、調整上も好都合なもの
である。
【0025】第4の発明によれば、ユニット単位に電源
回路をそなえる構成としたことにより、複数ユニットの
隣接ユニット相互間を電気的絶縁状態とすることで、絶
縁構成が簡易となる。
【0026】第5の発明によれば、光回路筐体と電気回
路筐体の発熱の伝送経路をそれぞれ独立の経路としたこ
とにより、熱経路が分離されることで効率的な放熱が行
なわれる。
【0027】第6の発明によれば、電気回路筐体の発熱
部品を金属基台に取り付け、この金属基台を伝熱部材へ
接続させることで放熱経路が最短となり、効果的な放熱
が行なわれる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の光海底中継器について、構成
要旨にもとづいた実施例で図を参照しながら詳細に説明
する。本発明の光海底中継器においても、基本的な全体
構成は図11に示されるものと同等である。
【0029】図1は本発明の光海底中継器の一実施例で
あり、外部筐体内に収容される中継回路部分の側断面図
である。本実施例は2システムユニット構成について示
される。また、図2には図1の紙面と直交方向の要部断
面図が示される。
【0030】図1によると、光海底中継器41は同一の
構成でなる第1のシステムユニット42と第2のシステ
ムユニット43とからなり、図2をも参照すると、図示
上下の伝熱部材44と左右の伝熱部材45とがねじ46
によって取り付けられている。
【0031】これらの伝熱部材44,45の取り付けら
れた外面は断面円形に構成されており、その周囲と端面
とはポリエチレン樹脂などによる電気的に高耐圧な絶縁
被覆47で完全な封着状態に形成される。符号の48は
入出力用の光フアイバであり、49は給電線である。こ
れらの光フアイバ48と給電線49は両端に接続導入さ
れるようになっている。
【0032】このように、外形を円柱形状とすることに
より図11における緩衝体5を介して外部筐体2の内部
に密に収容させ、発熱を外部筐体2に伝熱させて外部の
海水中に放熱させることができる。
【0033】システムユニットの構成については第1の
システムユニット42について説明するが、第2のシス
テムユニット43も同様な構成である。中央部に光回路
を実装する第1の光回路筐体51と第2の光回路筐体5
2を配置し、その上下に制御回路を実装する第1の電気
回路筐体53と、サージ保護回路を含む電源回路を実装
する第2の電気回路筐体54とを配置させている。
【0034】図2に示される符号55はシートであり、
システムユニット42または43を伝熱部材44,45
と電気的に絶縁状態とする場合には、電気絶縁体でなる
絶縁シートであり、絶縁する必要のない場合には金属シ
ートで構成される。
【0035】もちろん、絶縁シートの場合にはねじ46
と伝熱部材44,45とは絶縁構造に構成されるが、こ
のように絶縁状態にされるのは隣接するシステムユニッ
ト間に電気的な共通電位でないことが要求される場合で
ある。
【0036】図1の矢印C方向からみた図3によると、
中央部に配置された回路基板56と両側の金属基台5
7,57との周囲を囲むようにして入出力用の光フアイ
バ48が第1の電気回路筐体53の周囲に余長部を巻回
収容され、中央部の光回路筐体51,52の光回路と光
接続されるようになっている。
【0037】図1の矢印D方向からみた図4によると、
中央部の回路基板58および発熱をともなう高電力抵抗
器59と、両側の金属基台61,62と、が配置されて
いる。
【0038】図5には、第1のシステムユニット42の
部分のみの側面図が示される。この図には伝熱部材4
4,45は図示されていない。第1の光回路筐体51内
には光回路モジュール63と、光信号増幅用エルビウム
・イオン励起用のLDモジュール64,65、が収容さ
れている。
【0039】第2の光回路筐体52内には光回路モジュ
ール66と、光アイソレータ67、などが収容されてい
る。なお、光信号増幅用エルビウム(Er)・イオンド
ープ光フアイバは光回路モジュール66内に収容されて
いる。この光回路筐体51,52は双方向に対する所要
回路が含まれる。
【0040】これらの第1,第2の光回路筐体51,5
2と、上下の第1の電気回路筐体53および第2の電気
回路筐体54とは、図示省略の上下に貫通するねじによ
って一体化結合される。
【0041】この状態で側面に示される上下方向に連通
する凹所は、上下の電気回路筐体53,54間の電気配
線接続用通路68である。図5の矢印E方向からみた図
6によると、回路基板56上にはLSI71などの回路
素子が搭載実装されており、発熱をともなう大電力用の
トランジスタ72などは筐体上にねじで取り付けられた
金属基台57の側面に取り付けられ、回路基板56上の
図示省略された配線パターンに接続される。
【0042】金属基台57上に形成されたねじ孔73は
伝熱部材44にねじ止め締結させるためのものであり、
トランジスタ72からの発熱は金属基台57に伝熱され
て伝熱部材44に伝達されるから、筐体53への伝熱は
比較的に少ないものとなる。
【0043】筐体53の四隅に形成された孔74はシス
テムユニット42を一体化結合させるためのねじ挿通孔
である。また両側面の凹所68,68は上述した電気配
線接続用通路である。
【0044】図5の矢印F方向からみた図7によると、
回路基板58上にはLSI76などの回路素子が搭載実
装されており、発熱をともなう大電力用のダイオード
(たとえば、ツエナダイオード)77は金属基台61の
側面に取り付けられ、回路基板58上の図示省略された
配線パターンに接続される。
【0045】発熱をともなう大電力用の抵抗器59は回
路基板58上とは別の端子板上に取り付けられ、おなじ
く回路基板58上の図示省略された配線パターンなどに
接続される。
【0046】金属基台61,62上に形成されたねじ孔
78は伝熱部材44にねじ止め締結させるためのもので
あり、ダイオード77からの発熱は金属基台61に伝熱
されて伝熱部材44に伝達されるから、筐体54への伝
熱は比較的に少ないものとなる。 筐体54の四隅に形
成された孔79はシステムユニット42を一体化結合さ
せるためのねじ孔である。また両側面の凹所68,68
は上述した電気配線接続用通路である。
【0047】図5の第2の電気回路筐体54を外した状
態を図8に示す。図(a)は側面図であり、図(b)は
図(a)の下面側からみた第2の光回路筐体52の面を
示す図である。
【0048】図6に示されるように、第2の光回路筐体
52の内面には、周囲に光フアイバ80の余長部が巻回
収容されるとともに、光回路の光フアイバとの融着接続
された光接続部81を収容する収容部に収められ移動し
ないように押え板82で固定される。筐体52の中央部
に光アイソレータ67がねじ止め固定される。符号の8
3は光フアイバ80の押え板である。
【0049】図8の図(a)の左右の端面側からみた図
を図9に示す。図(a)は図5の図示向かって左側から
みた図であり、図(b)は図5の図示向かって右側から
みた図をそれぞれ示す。図(a)および図(b)ともに
同様の構成であることがよく示されている。
【0050】このように、入出力用光フアイバ48と、
第1の光回路筐体51、第2の光回路筐体52などとの
光フアイバ80などの通路領域として、これらのシステ
ムユニットの端面空間が適用される。符号の85は、こ
れら光フアイバの通路領域を覆う覆い板であり破断した
状態に示される。
【0051】図10に本発明の電源回路が示される。こ
の電源回路は第2の電気回路筐体54に実装されるもの
である。図示向かって左側の部分が第1のシステムユニ
ット42の部分であり、図示向かって右側の部分が第2
のシステムユニット43の部分である。
【0052】図示左側の一点鎖線で囲まれた部分が、第
1のシステムユニット42の第2の電気回路筐体54の
電源回路54−1に搭載実装される部分であり、図示右
側の一点鎖線で囲まれた部分が、第2のシステムユニッ
ト43の第2の電気回路筐体54の電源回路54−2に
搭載実装される部分である。
【0053】第1の電源回路54−1の入力側である
(+)端子と、第2の電源回路54−2の出力側である
(−)端子との間にサージ保護用のアレスタ33が接続
されている。
【0054】第1の電源回路54−1の入力側に直列に
チョークコイルL1 および抵抗器R 1 と、第2の電源回
路54−2の出力側にチョークコイルL2 と、がそれぞ
れ接続されている。
【0055】第1の電源回路54−1には、ダイオード
1 ,D2 、抵抗器R2 、コンデンサC1 が並列接続さ
れるとともに、それらの両端が制御回路である第1の電
気回路53−1に接続されて電源供給されている。
【0056】第2の電源回路54−2には、ダイオード
3 ,D4 、抵抗器R3 、コンデンサC2 が並列接続さ
れるとともに、それらの両端が制御回路である第2の電
気回路53−2に接続されて電源供給されている。
【0057】電流はそれぞれ矢印方向へ直列に流れる。
この実施例では2システムユニットであるが、それ以上
のシステムユニット数の場合でも電源回路についてはそ
れぞれのシステムユニットごとに付加されるものであ
る。
【0058】第1の電源回路54−1側の接続線87は
システムユニット42の回路筐体に接続されるものであ
り、この場合、図2で示されるシート55は絶縁シート
が適用され、伝熱部材44,45とは電気的に絶縁され
ることとなって隣接のシステムユニット43とは電気的
に絶縁される。
【0059】これに対して第2の電源回路54−2側に
は接続線87は適用されることなく、したがって回路筐
体は図2におけるシート55を金属板として伝熱部材4
4,45と同電位に接続された状態となる。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の光海
底中継器の基本的な構成によると、光フアイバと光回路
とを含む光回路筐体を中央部にしてその両側に電気回路
を実装させた電気回路筐体を配置させた構成としたこと
により、製造工程が別々の専用工程とすることができる
とともに、発熱部品からの放熱経路についてもそれぞれ
について伝熱部材を介することにより効率よくバランス
されたものとなる。
【0061】電気回路の発熱部品についても、これらを
回路基板上に実装させるのではなく熱伝導性良好な部材
を介して伝熱させることにより、やはり放熱が効率的と
なり最短経路で放熱させることから、全体として熱の影
響による問題が解消される。
【0062】光回路筐体への入出力光フアイバの経路を
電気回路筐体面上を通り端面としたことにより、光フア
イバを独立した経路に集中させることで信頼性が向上
し、取り扱い上も好適なものである。
【0063】両面の電気回路筐体間の接続用電気配線を
光フアイバ経路とは別な外側の独立した経路としたこと
により、光フアイバと混在することなく製造性が良好で
ある。
【0064】電源回路にサージ保護回路を各システムユ
ニット単位に組み入れたことにより、システム間の絶縁
が必要なシステムユニットのみを電気絶縁し、絶縁不要
なシステムユニットに対しては中継回路ユニットと同電
位のアース回路を接続させることにより、絶縁構造を簡
易化し得る。
【0065】一方、電源回路をシステムユニットの筐体
に接続させないことにより絶縁構成が簡易となり、シス
テムユニット間の結合部材でもある伝熱部材に対する絶
縁構造が不要となる。
【0066】光回路筐体と電気回路筐体のそれぞれに伝
熱部材を個別に設けることにより、外部への伝熱経路が
独立に確保されるから、互いの熱源に対して影響を与え
ることはない。
【0067】伝熱部材に対する発熱部品の熱結合を金属
基台に発熱部品を取り付けることで直接的に熱伝達させ
ることができるから、これらの間での熱抵抗はきわめて
少ないものとなる。
【0068】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、たとえばシステムユニット数については任意数
とすることは当然に可能なことであり、その他について
も種々の態様を適用し得るものである。
【0069】以上のように、本発明の構成になる光海底
中継器によれば、新規にして種々実用上の効果はきわめ
て著しいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光海底中継器内部構成側面図
【図2】本発明の光海底中継器内部構成断面図
【図3】図1のC方向矢視図
【図4】図1のD方向矢視図
【図5】第1システムユニットの側面図
【図6】図5のE方向矢視図
【図7】図5のF方向矢視図
【図8】図5の第2の電気回路筐体を外した状態
【図9】図8の図(a)の左右端面側を示す図
【図10】本発明の電源回路図
【図11】光海底中継器の概略構成側断面図
【図12】従来の光海底中継器内部構成側面図
【図13】図12のA方向矢視図
【図14】図12のB方向矢視図
【図15】1システムユニット分の拡大側面図
【図16】図15の断面図
【図17】従来の電源回路図
【符号の説明】
1 光海底中継器 2 外部筐体 3 端面板 4 中継回路ユニット 5 緩衝体 8 光海底ケーブル 9 光フアイバ 11 給電線 33 アレスタ 41 光海底中継器 42 第1のシステムユニット 43 第2のシステムユニット 44,45 伝熱部材 47 絶縁被覆 48 光フアイバ 49 給電線 51 第1の光回路筐体 52 第2の光回路筐体 53 第1の電気回路筐体 54 第2の電気回路筐体 55 シート 56,58 回路基板 57 金属基台 59 高電力抵抗器 61,62 金属基台 63,66 光回路モジュール 64,65 LDモジュール 67 光アイソレータ 68 電気配線接続用通路,配線通路用凹所 71,76 LSI 72 トランジスタ 77 ダイオード 80 光フアイバ 81 光接続部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部の光フアイバを含む光回路筐体
    (51)(52)と、その両側を覆い重ねられるような
    電気回路筐体(53)(54)と、を配置させたユニッ
    ト(42)(43)構成としたことを特徴とする光海底
    中継器。
  2. 【請求項2】 上記光回路筐体(51)(52)の光フ
    アイバ(48)の入出力経路を上記電気回路筐体(5
    3)面上を通る端面としたことを特徴とする請求項1に
    記載の光海底中継器。
  3. 【請求項3】 上記上下の電気回路筐体(53)(5
    4)間の電気配線の接続経路を光回路筐体(51)(5
    2)ならびに電気回路筐体(53)(54)側面に配線
    通路用凹所(68)を形成したことを特徴とする請求項
    1に記載の光海底中継器。
  4. 【請求項4】 上記ユニット(42)(43)構成を複
    数縦列に配列させるとともにたがいに隣接されるユニッ
    トのいずれかを電気絶縁状態としたことを特徴とする請
    求項1に記載の光海底中継器。
  5. 【請求項5】 上記光回路筐体(51)(52)の両側
    面に外部筐体への熱伝導を行なわせる伝熱部材(45)
    と、上記電気回路筐体(53)(54)の上下に外部筐
    体への熱伝導を行なわせる伝熱部材(44)と、を取り
    付けたことを特徴とする請求項1に記載の光海底中継
    器。
  6. 【請求項6】 上記電気回路筐体(53)(54)に実
    装される発熱部品(72)(77)を伝熱部材(44)
    へ伝熱させる金属基台(57)(61)に取り付けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光海底中継器。
JP6126300A 1994-06-08 1994-06-08 光海底中継器 Pending JPH07336309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6126300A JPH07336309A (ja) 1994-06-08 1994-06-08 光海底中継器

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